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2020-08-02

anond:20200731005540

エロマンガブックカバーチャレンジ 2日目

2、ハーフリータ(雑誌

ブックといいつつ、2回目は雑誌を紹介する。

1986年1991年発刊。

いまでこそあまたあるエロマンガ雑誌が、いわゆる「(美少女ロリコン雑誌」と呼ばれていた頃の(レモンピープルホットミルクなどに対する)後発誌のひとつ

高校に進学し、電車通学で行動範囲が広がり、より大きな書店に出入りできるようになって、少ない小遣いから何を買おうか悩んでいる頃に、創刊号出会い、表紙(いがらしゆう)の可愛らしさに一目惚れして、即定期購入することに。

(これは一読者としての贔屓目にすぎないが)必ずしもエロにこだわらないマンガ積極的掲載したり、裏表紙広告面に「意見広告」的なものをちょくちょく入れ込んでくるなど、後に快楽天や、comic LOが打ち出す独自路線を先取りしたような紙面であったように思う(もちろんそれは、後発雑誌ゆえ差別化をはかる必要があったからでもあるのだが)。

詳しくはwikipediaの該当項目を見てくれ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BF

とにかく自分にとってのさまざまな「性癖」の入り口になった記念碑雑誌ひとつ(あとの二つは快楽天とGirls forM・・・と書いた時点でいろいろとお察し)。

漫画の内容もさることながら、夢中になったのは読者投稿欄。

イラストよりも文章スペースの方がメインの構成で、絵の描けない自分は毎月せっせと漫画感想高校生活の愚痴を書き連ねて投稿し続けた(掲載のお礼に当時松文館で出していた単行本ランダムプレゼントされるというのも大きなモチベーションであったが)。

編集長は「マンガー・シラン船長」と名乗り、読者は「海豚」と名付けられた。そうした読者のコミュニティからは、後に読者の集いが開かれるまでになった(残念ながらこの集いは、同時期に起きた「事件」によって、こうした雑誌趣味嗜好に対する攻撃偏見社会的に大きくなる中で、中断を余儀なくされてしまったのであるが)。

私も、ついには読者投稿欄で知り合った人と文通をするまでになり、浪人時代には手紙で、また大学進学後は互いに大学を訪れたり、電話をするなどして交流は続いた(それぞれの大学生活が軌道に乗り、進路が分かれていく中で交流は途切れてしまったが)。その彼と、大学在学中、松文館編集部ウイスキー土産訪問し、「船長」と職場で酔い潰れるまで飲み明かしたのは、いい思い出(・・・か?)。

2020-03-04

中学ブラスバンド部

女子50人くらいの男子3人。夏休み部活の時。

楽器しまっておく倉庫みたいな準備室のオルガンの向こうが男子領域になってた。

そこで休憩したり、漫画を持ち寄って交換したり。

んで、男子には当たり前のエロ本じゃなくて、アニオタから成人漫画ももってくる。

ペギミンクラブから始まって、レモンピープルからハーフリータ。

女子にバレると先生にチクられるし、中学生は「エッチ犯罪扱い」だったので、

見えないようにはしてたけど、女子はそこにはこないから隠してもなかった。

中学生男子。午後から部活の時、午前中に先乗りして、音楽室でオナニーしよう!

と夏の冒険ときめき作戦考えて、職員室に鍵を取りに行ったら、無かった。

誰か先にいるのかー。と音楽室に行くと、誰かいる時は開けっぱのドアが閉めてあって、

上履きを脱いで入るカーペット敷きの音楽室、手前の下駄箱に一足の上履きがあって、

名前のそれは、顔は地味で勉強できて物静かなKさんだった。

話しを略そう。Kさん夏休みの宿題を学校でやろうと来ていて、

誰も居ないし男士図書館に興味があって、エロ漫画見つけて、

エロ本はなんとなく知ってるけど、エロ漫画は絵だけど表現が直接的で、

まあ読んでたの。あ、おなにーなんかしてないよ。

そのあと話すんだけど、こっちが弱みを握ると思いきや、

「そんなの読んでるの?」とか、なんか軽蔑みたいな質問

あなたも読んでたやんけ!

んで夏の中学生女子音楽室でパンツ見せがちなんだ。

ブルマ履いてるつもりかスカート体操座りとかして。

んで、Kさんパンツに明らかにシミがあったのね。

模様でも生理でもなくて。いまなら「ショーツ濡れてるよ」みたいな口調だけど、

ジャングルの王者ターちゃんからパンツにシミが見えたよ」とか言ったわけ。ワイすごかったなあ。

Kさんさいしょ意味がわからなくて、「シミ?…今日生理じゃないし」と。

トイレ確認しに行って「透明なおりものかな」って、言い訳みたいに報告してくれた。

ワイはまだ精通する前、エロ漫画を読んでおちんちんがずっとびんびんで、

読み終わっておちんちんが小さくなった時、おちんちんの先とかブリーフがぬるぬるなのを、

精液だと思ってたよ。

人類進歩調和。君はどこのパビリオンに並ぶ?

2019-10-22

ルピープル

レモンピープル

30年越しぐらいにようや理解した

ふたつとも普通に知ってたのに

全く繋げられなかった

天才じゃん

2018-10-27

anond:20181027070706

それまでのエロ絵と言ったら劇画調のものが主だった。一方で可愛い絵と言ったら少女漫画吾妻ひでおあたりで、これらにエロティシズムを感じるのは当時のオタク定義ロリコンと呼ばれたオタクの中でもさらに一握りの人々だけだった。つまり、このころはまだ可愛いエロいは両立していなかったのだ。

自分も直接知っているわけではないが漫画ブリッコとかレモンピープルとか雑誌名は聞いたことある

レモンピープルガンダムキャラクター名に採用されたくらい影響力あったのでは

2018-09-18

anond:20180918230002

貴重な証言ありがとう

>あれ以前の80年代オタクエロ漫画誌の修正はむしろ甘かった。レモンピープル読んでたならそのぐらい知ってるよね?

これ、雑誌連載時どうだったかは今や記憶あいまいだが、成年コミックマーク導入以前の段階でも単行本化された物は真っ黒塗りとかがけっこう普通にあった記憶があるんだが、今すぐ数的な立証はできん

そういや1980年代エロアニメは、性器描写モザイクがかかってない(色相反転しただけで性器がはっきり見える)なんてのもあった、で、後にDVD化されたらモザイクかかった例もあった

ただ、松文館裁判レイプレイ事件エロ漫画全面発禁言論弾圧時代突入となったかといえばそんなことはないわけで、個別ピンポイントでの見せしめ程度にしかなってない

漸進的に表現規制が緩くなったのは事実だと思うよ

anond:20180918194029

>30年以上オタクをやってるじじいの昔話をすると、1990年代当時はここまで多くなかったはずだ。1980年代もっと少なく、ことオタ向けとなると『レモンピープル』とか、同時に10誌もなかった(よく休刊して入れかわった)

1990年代と2010年代とを比較すると、大きく変わっている点が一つあるよね。

それはネットの普及と、「本が売れない」ことつまり出版不況である

本が売れなくなると、出版業界は今まで光が当たっていなかったエロ業界に活路を見出しただけではないか

1990年代は10誌以下だったのであれば、今の出版業界は「エロ頼み」になっている構図。

個人的には、それが健全な姿だとは思えないよ。

1970~80年台の映画不況では、ロマンポルノ路線に走った日活倒産した前例もあるから

本当に表現規制って厳しくなってるの?

現在刊行中のエロ漫画誌を調べてみたら、これだけあるらしい。

『COMIC LO』『COMIC快楽天』『COMIC快楽天ビースト』『コミックメガストアα』『ANGEL CLUB』『BugBug (バグバグ)』『COMIC失楽天』『COMIC HOT MILK (ホットミルク)』『COMIC 夢幻転生』『COMIC阿吽』『COMIC華漫』『COMIC真激』『MEN’S GOLD (メンズゴールド)』『TECH GIANテックジャイアン)』『アクションピザッツ』『アクションピザッツDX』『ゲッチュ』『コミックアンリアル』『ペンギンクラブ』『ペンギンクラブ山賊版』『まんがシャワー』『メガストア』『ヤングコミックチェリー』『人妻本当にあった Hな話』『二次元ドリームマガジン』『魔翔』『漫画ボン』『漫画ローレンス』『comicキャンドール』『Comicバズーカ』『G-type(ジータイプ)』『Men’s Young(メンズヤング)』『PUSH!!』『アクションピザッツスペシャル』『コミック戦国無頼』『ドキッ!』『ドキュメント実録 ! 人妻姦熟コミック』『愛の体験スペシャルデラックス』『増刊 コミックメイト

昔ながらの劇画誌っぽい物を除いたオタ向けだけで30誌以上ある。雑誌コードではなくアンソロ形式なども含めれば、さらに膨大な数になるだろう。

30年以上オタクをやってるじじいの昔話をすると、1990年代当時はここまで多くなかったはずだ。1980年代もっと少なく、ことオタ向けとなると『レモンピープル』とか、同時に10誌もなかった(よく休刊して入れかわった)

そんな80年代当時のオタは『レモンピープル』がコンビニで売られる事態なんて考えてもなかったろうし、そうなって欲しいと希望してたとも思えない。

***

1990年ごろになるとオタ向けエロ漫画誌も数が増えてコンビニでも売られるようになり、目立つようになって、遊人だの山本直樹作品やり玉に挙がるようになった。

このころから「ここでエロ漫画規制容認すれば、日本表現の自由がない言論弾圧国家になるぞ!!」と力説する者は多かった、今はなき米沢嘉博(初代コミックマーケット主催)とか。当時からその手の連中は、自分らを強権力に対するレジスタンス見立て自己陶酔してるような反体制きどり臭が鼻についたものだった。

しかそれから約30年、本当に日本表現の自由がない言論弾圧国家になったの? いつまで経っても、朝日新聞産経新聞どっちも廃刊させられてないじゃん(ネット上で一個人が別の一個人発言に噛みつくことは「弾圧」ではないですよ)

当時と今の変化と言えば成年コミックマークが導入されて、「建前上」漫画にも18禁が導入されたぐらいじゃね。18禁コードは昔から映画にもビデオにもあった、漫画にも導入された一点で「言論弾圧時代の始まり」と言うのは論理の飛躍しか思えない。

成年コミックマークの導入直後は、エロ漫画業界縮小を本気で恐れる者は多かったけど、結局そんなことは起きなかったのは冒頭のリストの通り。エロ漫画誌が都の条例かに引っかかって休刊したが、同じ編集部が新雑誌を創刊(ようは誌名変更)して、問題視された作品が平然と連載を続けたケースもめずらしくない。

そういや1980年代当時は、メロンブックスとらあなみたいに「市井個人が作ったエロ同人誌を町中で買える書店」もなかった。イベント行くか雑誌通販欄に頼るしかなかった。この点でも今のほうがよほどいい時代になったもんだと思う。

***

表現の中身はどうか? 1990年代以降、実写ヌードじゃ陰毛がはっきり見える写真集OKになった、この点なんかむしろ表現規制が解除されてるじゃん。

80年代当時のオタ向けエロ漫画は今よりずっと修正がきびしく、男女とも股間は広範囲にわたってべったり黒塗りでまったく何が描かれているのかわからん場合が少なくなかった。そもそも性器を精密に描くような絵柄も少なくなかった。

ところが、現在流通しているエロ漫画誌を見れば、ちんちんおまんまんもリアルに描いたうえで、うっすらスクリーントーンを貼っただけという場合が平然とごろごろある。ジャンルの幅も、ロリ専門誌、ショタ専門誌、ファンタジー系専門とかずいぶん広がった。

***

袋だたきを承知で書くが、表現規制反対派は、この30年ずっと「狼が来た」少年しか見えない。じじいの実感としては、1980年代当時よりむしろ今のほうがずっとエロ漫画誌の刊行点数も増え、エロ表現オープンになった気がしてならんのだ。

***

つい先日も「ラノベの表紙」のエロ表現問題になったが、叩いてる奴はほとんど、政治家でも権力者でもない市井ブロガー風情じゃないの。よほど政府与党大臣が言い出せば実際に規制される可能性は高いだろうが、表現規制を言い立てるのは一部の左翼フェミニストだけで、国民の大多数が支持する長期政権保守自民党オタクの味方なんだろ?

要するに「エロ漫画表現規制言論弾圧危機だ!!」って騒いでる奴は、「今すぐ日本中国みたいな左翼独裁国家になる!!」と言ってるのと同じようにしか思えない。そんなもん、まったくもって現実味が感じられないのだが。

戦後1980年代まで続いた冷戦時代右派は何十年も「今すぐソ連アカが攻めてくる攻めてくる!!」と言い続け、ついにその日は来なかった。左派は「今すぐ軍国主義復活だ!!」と言い続け、ついにその日は来なかった。冷戦体制崩壊後、右派は「中国経済崩壊」と言い続けてそろそろ30年になる……この手の予言が当たったことって何回あったっけ?

 
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