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はてなキーワード: テーブルとは

2018-01-22

ハマった地下アイドル解散した

一年ちょっと前、地下アイドル好きな友人に連れられて初めて地下アイドルライブに行った。それは前々から勧められていたアイドルワンマンで、本当に楽しかった。でもその後すぐメンバーの一人が脱退して体制が変わってしまったため、そこから推すことはなくなってしまった。

そしてそれからまたすぐ、その友人から今度は別のアイドル対バンに誘われて行った。その中に出てくるあるアイドルを事前に勧められ、そのグループ目的で行った。他のアイドル時間は、後ろでひっそり見ていようと思っていた。

結果からいうと、全然違うアイドルにどハマりした。グループ名こそ聞いたことはあったものの、曲名どころか、メンバー名前すら、友人が推す一人のメンバーあだ名しか知らなかった。だが彼女たちが登場した途端、ある一人のアイドルに、冗談ではなく本当に一目惚れした。(ガチ恋という意味ではなく、推すアイドルとして)

ライブ後に開催された物販には速攻並び、列に並びながら友人にメンバー名前を聞き、彼女たちのツイッターフォローした。その時は確か、チェキシステムはそのアイドルグループにはなく、ケータイでの撮影だった。写真を撮ってもらった後、少しの間、ついさっき一目惚れしたアイドルと会話した。メンバーのAちゃんとする。

今でも忘れない。Aちゃんに、今日初めて現場に来て好きになったことを告げると

もしかして、さっきツイッターフォローしてくれた?」と。物販列に並んでいる間にフォローしたのに、なんともう認知されていた。それが最初現場だった。(ちなみにこのときちょうどバレンタインイベントをやっていて、普通チョコ激辛チョコをあーんしてくれるイベントがあったのだが、もちろん参加した)

そして約一ヶ月後、そのグループワンマンを開くことになった。それに合わせ、メンバーが一人ずつ接客するカフェ?で手売りチケット販売することになった。友人は所用でワンマンには行かれないことがわかっていたので、一人でカフェイベントに行った。本当に狭いスペースがカウンターテーブルで分断されており、あちら側にAちゃん、こちら側にはファン6,7人が詰めて座るという形だった。自分は完全に新規だったため(またコミュ障であり、目の前の推しに緊張していたのもあり)、もともとのファンの内輪のノリについていけず、あまり会話に参加できなかった。そんな中、イベントの一環で、アカペラで何か歌を歌うことになった。そのアイドルの持ち歌はもちろん歌ったが、他に何かないか、という話になった。あまり会話に参加しなかった私に、Aちゃんは、「そうだ、(自分名前)ちゃん、〇〇って歌手好きだよね!その歌にしよう」と、話を振ってくれた。本当にAちゃんはすごいのだが、私は〇〇という歌手が好きという話をAちゃんにしたことがない。どうして知ってるのと聞くと、Aちゃんはなんと自分ツイッターホームを見たというのだ。本当にびっくりした。そして本当にその歌手の曲を歌ってくれた。また、ファン一人一人の似顔絵を描くコーナーがあり、それぞれ顔を見ながら描いてくれた。今も大切にとってある。

ワンマンのことも忘れない。前述の通り友人は来られなかったので初めて一人で現場に行った。その日は二曲新曲のお披露目があった。終了後物販で、またチェキを購入した。確かこの辺りで、Aちゃんは名前を覚えてくれていて、向こうから呼びかけてくれた。まだまだ緊張してなにを話していいかからなかった自分に、「新曲、どっちの方が好き?」などと色々聞いてくれた。答えると、Aちゃんは「私もそっちの方が好き!」と返してくれた。

余談ではあるが、このライブで初めて現場で知り合った人と友人になった。

東京アイドル劇場にも何度か通った。一回の時間は短いが、他の会場よりもずっと近くで見られた。このときになってもまだ緊張してこちから会話できなかったが、Aちゃんは「髪の毛短い方と長い方どっちがいいかな?」などと話を広げてくれた。

しばらくしてからまた夏に、レコ発ワンマンが開かれることになった。東京アイドル劇場で手売りチケット販売されることになり、参加した。初めて全員チェキを撮った。死ぬほど緊張したけど、そのあとAちゃんと撮ったチェキは楽しかった。ワンマン行くねというと、喜んでいた。

レコ発ワンマンということで、CD発売に合わせ、リリイベも各地で開催された。これもまたすごく近くで見られた。割と地元の方まで推しが来てくれることが嬉しかった。

夏のレコ発ワンマンは本当に楽しかった。今までと比べられないくらい大きな会場と大音量でのライブだった。バックライトに照らされて踊るメンバーが神々しくて、ちょっとだけ泣いた。これから推していこうと思った。

夏のワンマンからちょっとして、活動休止することが発表された。そして間も無く、そのまま解散することが発表された。活動休止直前ライブには、行かれなかった。

そして冬、解散ライブが行われることが決定した。同時に、手売りチケット販売する機会があることも発表された。このアイドル出会わせてくれた友人と、絶対に行こうと誓った。

年末忘年会と称されたイベントが開催された。ライブではなかったが、ファンイベントのような形だった。トークイベントカラオケをしながら食事ができるスタイルイベントで、その現場販売されている食べ物飲み物のみ、メンバー差し入れることができるシステムだった。私はAちゃんにチョコケーキ差し入れた。Aちゃんは隣に座るメンバーと分け合いながら楽しそうに食べていた。それだけで楽しかった。とてもこれから解散するグループイベントとは思えないほど、楽しかった。

イベントの前には物販もあり、久しぶりにAちゃんにあった。今考えると夏のワンマンぶりだったのかもしれない。Aちゃんは変わらず可愛かった。このころには割とAちゃんと話せるようになっていた。絶対解散ライブ行くね、と言うとAちゃんはダンスとか歌とか忘れちゃったよ…とおちゃらけてくれた。

そして先日、解散ライブが開催された。奇しくも、その日はAちゃんの誕生日であった。もう絶対に後悔したくなかったので、とにかくいろんなことを話した。あけましておめでとう、と新年の挨拶をして、誕生日を祝い、いつもと違う髪型が可愛かったので話題に出した。チェキ時間が終わりの方になると、Aちゃんは、「チェキはこれで終わり?」と聞いて来た。(メンバー一人につき一人一枚の枚数制限があったが、ファン同士で協力し何周かする人もいた)

私は一枚しか手に入れられなかったため、そうだよと返事をすると、Aちゃんは、男性ばかりのこのアイドル現場に、女の子一人なのに来てくれてありがとうと言ってくれた。これが最後かどうか聞いてくれたと言うことは、最後挨拶をしてくれようとしたのだと思う。ライブも始まってないのに、本当に泣いてしまうかと思った。私もAちゃんと話せるのはこれが最後だと思い、「Aちゃんが一番大好きです。これから応援してます。」と言って別れた。自分のできる最大限の返事をして別れたあと、その場にしゃがみ込みたくなるほどの感情に襲われた。それが無力感だったのかやりきった感だったのかはいまもよくわからない。

まりに語彙力がないが、ライブは今までで一番最高だった。現場に行き始めたころは周りの怖そうなオタクに怯えていたが、今ではケチャをしたり、振りコピしたりするまでになった。本当に楽しかった。ライブ中は、とにかく後悔後半はとにかくずっと泣いていた。泣きたくない、笑顔見送りたいと思っていたのに、泣いているメンバーを見たら駄目だった。

地下アイドル好きな人は大抵、1つのグループだけでなく、いくつかのグループ推しがいることが多いそうだ。私はAちゃんのグループを追いかける過程で、ほかの地下アイドルにも何グループ出会ってきたが、推しはAちゃんだけだった。

楽曲衣装メンバーそれぞれ、ファン層など、どこを取っても、Aちゃんのいたグループ自分に合っていたのだと思う。

からもう二度と、私はこれ以上アイドルにハマることはないと思う。

Aちゃん。そしてAちゃんのグループ。本当にありがとう出会えてよかった。

2018-01-21

anond:20180121042152

テーブル置いて「はいシマイ」って訳にはいかんのかな?

テーブル名、レコードIDカラム名で値を参照したり更新したりできるし、結構良いと思うんだけど

2018-01-20

自分お金でお寿司を食べた.

先日給料が入ったので家族とお寿司を食べに行った.

高級な寿司をおごれるほどもらってはいないので,今回もイオンモールに入っている回転寿司屋を選ぶ.

11時オープンと同時に店頭に並んでいた客が全て入店していた.

いつもは行く度に行列ができているため驚いたが,今日のこれはむしろ喜ぶべきことだと気づいた.

我々も時を置かずして入店し,テーブル席についた.

一皿目は北陸5点盛りを注文した.お寿司を受け取った際,会計用として別に3枚の皿が渡された.

二皿目はエンガワ,三皿目はいくら,四皿目はうづら納豆軍艦巻き),五皿目は生ゲソ,六皿目はホウボウ

最後の締めは好物なので再びの注文のうづら納豆だ.

そういえば,アサリ味噌汁も別途注文していたっけ.

本来であればお寿司屋ではアラ汁を頼むのだが,ここのお店のアラ汁はアラと呼べるものではない上等な魚の

部位が入っているため,どうも気後れしてしまう.

色々と食べて六千円強の支払いだった.

店員さんが無愛想なことを除けばこのイオンモール回転寿司屋は最高である

スチームクリーナーを買った

えへへ、アイリスオーヤマスチームクリーナーを買ったんだよ

キャニスタータイプのやつなんだけど、ネットで7000円ぐらいのやつが、近くの激安スーパーで5000円で売られてたんだよ

今まではクイックルワイパーしか掛けたことないから床が汚くてね

去年まで4年ほど汚部屋住人だったんだけど一念発起して家中大掃除したんだよ

いらないものいるかもしれないもの全て捨てて、細々した物、日常雑貨収納場所を1つ1つきっちり決めてみたら家を綺麗に保てるようになってね

毎日掃除が楽しくなって、ホウキしか持ってなかったんだけど、マキタ掃除機を買ってきて、しょっちゅうかけてるんだ

床に転がったホコリやチリがなくなったら床のベタベタが気になってね

天気もいいし今から使ってみるんだ

毎日掃除する人の気が知れなかったけど、綺麗な部屋って気持ちがいいんだね

今までの自分は食って寝るだけの獣だったよ、人間らしくなった気がするよ

めんどくさいの塊で、使ったもの適当にその辺に置く、ゴミゴミ箱に入れずテーブルの上に放置

カーテン窓をあけて空気を入れ替える習慣さえなかった

掃除楽しい

2018-01-19

本当は妻を抱きたい

今朝も子供と妻が言い争う声で目が覚めた。

しかし、布団からは出ることが出来ない。

自分が行ってもできることは何もない。

子供を叱りつけようが、子供を陽気におだてようが、目の前の出来事を見てみないふりをしようが、妻はただ自分に向けてストレス押し付けてくるだけだ。

今日で何日目だろうか。

寝坊にならないギリギリ時間に布団から這い出て、妻からの冷たい視線背中に感じながら朝の準備を整える。

用意された朝食を褒め、食べ散らかしながらテレビに釘付けになっている子供を諭す。

妻は無言で鏡を前にまつげと奮闘している。

登校の時間が近づいても一向に食べ終わる気配のない子供に、妻が突然叱りつける。

子供はふてくされた態度を見せて妻はさらに声を荒げる。

耐えかねてこちから子供を叱りつけると、子供は大声で泣きながら言い訳を始めた。

今日で何日目だろうか。

少しでも家事負担を軽減しようと、定時で帰って手伝っていた時期もあった。

しかし、それがむしろ相手にとってのストレスになっていると気づいてからは、一週間に一回程度は夕食を外で済ませ、帰りの時間もできるだけ家族の夕食が終わった頃を見計らうようにした。

夕食も当然子供は落ち着きなく怒られながら食べている。そこにこちらまで加われば、朝のような状況を繰り返すだけだ。

こちらの前では妻も叱らざるをえないし、いなければいないで適当に手を抜いているのだろう。

テーブルに並べられたお皿のラップを一枚一枚剥がしては、一つ一つ褒める。妻は居間ソファーテレビに映る芸人を見て笑い声を漏らしている。

しばらくして、妻はつかれた様子で子どもたちを連れて寝室に向かう。

「寝かしつけをわたし押し付けあなたのんきそうね」

そんな嫌味を込めたような目でこちらを一瞥して、嫌味どころかおやすみなさいも言わずに扉を閉める。

皆が寝静まった頃合いを見て、スマートフォンを持ってトイレへ向かう。

感情アダルトサイトを開き、無感情のままにいちもつをこする。

性欲をためた状態日常生活を送るなんて危険な事はできない。

自分でもよくわからないがこれが生物としてのメカニズムらしい。

こんなに虚しくて悲しくても、白い涙を吐き出せば、気持ちも体も一瞬で落ち着きを取り戻す。

早く帰ってこちらが子どもたちを寝かしつけることもある。その時は決まって妻は遅くまで起きている。

貴重な自分時間を費やしているのだろう。邪魔をしないようにしずかに寝室で目を閉じ続ける。

妻を抱きたいから二人の溝を埋めたいわけではない。妻を愛し妻に愛されていることを実感したいだけなのだ

休日の朝、だらだらと布団でテレビを見る妻の横に潜り込んでみたことがある。

笑顔芸人を眺めていた妻は、何も言わずに体を捻ってこちらに背を向けた。

そこにできた溝があまりにも深く思えて、それ以来妻の体に触れることすらできなくなってしまった。

こんなにも虚しくて悲しいのに、とっくに枯れ果てたのか無色の涙は流れない。

思った。人は理性を使いすぎている。

人の集中力は有限。消費されていくものである

これと同じく理性も有限なのだ

我慢しているものが多いとどこかで爆発してしまう。たまには発散させないといけない。

俺は中華店にある回るテーブルを思いっ切り回したい。

君たちも本当は理性で我慢してることがあるだろう?

2018-01-18

みなさんは現実土下座謝罪されたことがありますか?

わたしはありますドラマみたいだなと思いました。


みなさんはコップの水を目の前の人間にぶちまけたことがありますか?

わたしは一度だけあります土下座している人に向かって、そのとき持っていたコップの水を全部勢いよくぶちまけました。うわっ、ますますドラマみたいだなと思いました。

すなわち、わたしには「土下座して謝っている人に向かってコップの水をぶちまけた経験」があります稀有経験だと思いますが、リアルで話すと絶対に引かれるので、致し方なく匿名ダイアリーに書いています


どうしてそんなことをしたのか?

相手土下座という、およそ非現実的謝罪方法選択したときわたしは強い危機感を覚えました。彼の必死さが怖ろしく、一方で、ここで舐められたら終わりだと思いました。わたし相手絶対に赦さないことをはっきり示し、復縁を諦めさせる必要があると感じました。

伝統的には土下座をしている相手を踏みつける方法もありますが(ドラマとかで)、現実にそれをやると犯罪なので、とっさに手に持っていたコップの水をぶちまけました。水は弧を描いて、土下座をしている相手の後頭部と背中を濡らしました。

厳密に言えば、これも暴行罪に該当する可能性がありますが、場所が自宅のリビング相手パジャマ姿だったので、万が一、被害届を出されても警察は動かないだろうと考えました。

相手は、土下座して謝っている最中に水をかけられるという完全に異常な状況であるにもかかわらず、特に驚く様子もなく、か細い声で「ごめんなさい。本当に反省してる。許してほしい。」と言いました。

わたしはここが正念場だと思ったので、普段は出さない大きな声で「うるさい。早く出て行け。視界に入るだけで不愉快だ。」というようなことを言いました。その夜はさすがに眠れませんでした。


その日に至るまでの3カ月間、彼はほぼ一日おきに「とても反省している。愛しているのは君だけだ。君を失ったら生きていけない。なんでもするからやり直すチャンスをくれ。」といった内容のポエムメールを送ってきていたのですが、その夜を境にピタリと止み、2週間ほどで荷物をまとめて出て行きました。

彼が去ったあと、がらんとした部屋のテーブルの上に記入押印済の離婚届と一緒に四つ折りにされた便箋が置いてあり、確か「君と暮らし10年間、とてもしあわせだった。本当にありがとう。傷つけてごめんなさい。」というようなことが書いてありました。

わたしはそれを読んだあと、すぐに鋏で細く切って他のゴミと一緒にマンションゴミ捨て場に持って行きました。

部屋に戻って靴を脱いだ瞬間、ああ本当に一人になってしまったんだなという実感が湧いてきて、涙が溢れて止まらなくなり、床にうずくまって、文字通りわんわんと泣きました。

離婚たことについて後悔はなかったのに、それでも10年の歳月はあまりにも長く、喪失感は大きく、どうしようもなくてわんわん泣きました。


それから一年は、これまでの人生で最もつらい期間でした。一番つらかったのは、人を信用できなくなったことです。わたしはおろかだったので、10年も一緒にいた相手が病的な嘘つきであることを見抜けなかったのです。客観的証拠により相手が膨大な嘘をついていたことが分かった後は、誰も彼もが嘘つきに見えました。

周囲の人からは、なんであんなにいい人と離婚したのか、もったいないと責められたり、浮気は男の甲斐性だ、許せない女のほうが悪いと説教されたりしました。

離婚後も相手からは「元気にしてる?君のことをとても心配している。落ち着いたらまた会えないかな。」といった内容のメールときどき来ていたのですが、返信せずに削除していました。

最近連絡がないなと思った矢先に、「ご報告」という妙にかしこまった表題メールが届いて、開けてみると「結婚再婚)することになりました。相手妊娠しています。」といったことが神妙なトーンで書いてありました。彼が出て行ってから半年も経っていませんでした。


彼の再婚相手は、複数人いた浮気相手の誰でもなくて、わたしもよく知っている、ほんの数日前に一緒に食事をした女性でした。わたし彼女を友人だと思っていました。お酒がとても好きなはずなのに、その日はガス入りの水しか飲まなかったので、体調が悪いのかなと少し心配していたのです。ああ、なるほど、妊娠していたかアルコールを飲まなかったのかと妙にスッキリ腑に落ちました。

わたしは、「土下座して謝っている人に向かってコップの水をぶちまけた」瞬間が一連の出来事クライマックスだと思い込んでいたので、まだ続きがあるなんて想定外でした。事実小説より奇なりとはこのことかと思いました。

そして、ようやく治り始めた傷口に乱暴に塩をすり込むようなことをした彼らを強く憎みました。彼らを憎んでも自分を損なうだけだと頭では分かっているのに、感情コントロールできなくて、四六時中、彼らがしたことについて考え、彼らが不幸になるように願いました。そのときには、もうわんわん泣く余裕もありませんでした。


その後どうなったかというと、特に何もありません。

彼が出て行ってから一年くらい経ったある日、気が付くとすべては過去になっていました。時折、激しい憎しみの名残が発作のようにやってくるのですが、それも長くは続かなくなりました。ただ、不倫浮気を美化する内容のドラマ小説に強い嫌悪を感じるようになりました。

彼らが不幸になったかも知りません。子どもは無事に生まれたらしいと風のうわさに聞きました。それでよかったと思いますわたしの見ている前で、彼らが不幸にならなくて本当によかった。

さっき「離婚して、わんわん泣ける女になりたかった。」というタイトル記事を読んだら、一連の記憶フラッシュバックしてつらくなったので、気持ちを静めるためにこれを書きました。

自分経験に照らすと、記事中できれいごとを言っている元夫は嘘つきで、本当は慰謝料を払わず離婚して他の女性再婚したいだけなのではないかと感じましたが、そんな風にうがった考えを持つことは人を幸せしません。



なので、ここに書くことで忘れてしまうつもりです。

2018-01-17

イクメンとかぬかしてないでとか書いた

元増田です。

こんな書きなぐったようなものに思いがけず、たくさんコメントもらいました。ありがとう豚野郎どもw

とりあえず、少しコメントに対してと、チェックリスト!とか言われているので

もう少し詳しくチェックリスト化する。(毎日用に)

後、結構脳内全部エロの人たちもたくさんいて面白かった。嫌いじゃないぞ。

ルンバブラーバ食洗機洗濯乾燥機でほぼ解決するな

かに家電文明家事タコ殴りするのは大切。共働きにとってもはや、

自動洗濯機、食洗器、お掃除ロボットは新三種の神器だ。

だが、それでもやはり、洗濯物はたたまなくてはいけないし、

食器は予洗いしないといけないし、ルンバ動かすために部屋を片付ける必要がある。

イクどこ行ったよ?

すまない、だが育児とは「家事」とセットなのだ

大したことないじゃん、普通だよ。呼吸のようにやってるわ

そうなのだ自分もそうだ、もはや当たり前のようにやっているし、別に負荷もかかっていない。

だが、世の中にはこれらの手順が「見えてない」人間が山のようにいるという事実があるのだ。

テレビとか見てて、ちょっと憤ったのだよ。

これが足りてない、抜けている

すまんかった。書きなぐってるからもう少し整理しておくよ。

風呂掃除お湯はNG

最後お湯で洗い流すと、カビが生えるんだよ。

菌の繁殖を防ぐには「つけない、増やさない、殺す」だ。

掃除でカビを殺した後は、カビ菌を付けないようにするのは不可能から

できるだけカビの餌(汚れ)を落として、増やさないように温度を下げる。

から、水が良い。50度のお湯ならいい。というのは初耳だった。真偽は調べてない。

イケメン・・・イケメンに限る

別に嫁に愛されてれば、何も関係がない。

今他の人にモテてどうするの?

雪かきが足りないぞ!

すまん、関東だ。

こんなにめんどくさいのか・・・できねぇ・・・

うるせーやれ。共働きならなおさらだ。お前がやってないということは、

働いてさらに、そのめんどくさいことを奥さんがやってるのだ。

育児しながらな!!

もうプロに任せろよ

その通り!でもそれができる財力はうちにはない。

財力がある家庭は積極的にそうすべきだ。もはや必要コストだ。

チェックリスト
ごみ捨て
CheckNoアクション
その日収集ゴミゴミ箱から集める
ごみをまとめる
燃える日には風呂場の排水にたまっている髪の毛を取る
ゴミ箱にセットされていたゴミ袋を替える
替えたごみ袋が少なくなってないか確認
少なくなってたら会社の帰りにドラッグストアなどで買ってくる
所定の場所ゴミ捨てに行く

ごみ捨ては、ごみを捨てる曜日を把握するところからだ。

空き缶、ペットボトル古紙は俺が全部やるわ!でもよい。

掃除
CheckNoアクション
部屋を片付ける
埃がたまっている箇所はクイックル系で取る
部屋の掃除機をかける
隅や巾木にたまった埃も吸い取る
部屋によってはルンバなどを活用
クイックルワイパー掃除機で取れない埃を取る(からぶき)
フローリングは水の激落ちくんなどと雑巾で再度掃除(水拭き)
玄関も忘れずに掃除機かけるだけでも良いからやれ

デイリーでできないなら週に1回もしくは月に2回程度か?

時間かかるから週末のどこかで2人でやればいい。

風呂掃除
CheckNoアクション
鏡、蛇口毎日普通風呂掃除の洗剤で掃除
浴槽は側面、上部も全部掃除
浴槽内部を掃除
壁なども毎日どこか1面掃除
水で洗い流す(お湯はNG
換気扇をつけて終了

ラストニューヨーカー制度最後に入った人がやればいい)

もしくはファーストニューヨーカー制度最初に入る人がやる)

必然的にどちらかに偏るので、やらない人は別の家事を。

後片付け(料理できない夫用)
CheckNoアクション
食器を流しへもっていく
食器を洗う(予洗いして食洗器へ)
食洗器かける
ダイニングテーブルを拭く
キッチン台を拭く
コンロ台もさっとでも拭いとけ

料理できないならこれくらやっておけ。

トイレ掃除
CheckNoアクション
便座を掃除する
ウォシュレットのノズルを掃除
トイレットペーパーの部分を掃除
タオル掛けてる人はタオルを取り換える
便器内部の掃除
トイレ内の床を掃除

これも週末とかでいいと思う。

洗濯(全自動場合
CheckNoアクション
おしゃれ着以外を入れる
正しい洗剤の量を投入
自動でピ
乾燥まで完了後、たたむ
各所へしま
おしゃれ着入れる
エマールなど入れてドライコースでピ
干す
取りこむ、たたむ
10各所へしま

おしゃれ着は週1回だ。

育児(イクは?といわれたので)
CheckNoアクション
起こす(ぐずる)
朝ごはん食べさせる(ぐずる)
着替えさせる(超ぐずる)
保育園送る
保育園迎えに行く
夕飯食べさせる(ぐずる)
風呂入れる(超ぐずる)
着替えさせる(ぐずる)
寝かしつける(寝ない、こっちが寝てしまう)

この育児をしながら上記をこなすのだ。

もっともっと文明が進んで家事が楽になってほしい。

アニオタの隣にアニオタが住んでいた件について

こんにちはアニオタです。

どちらかというと気持ち悪いほうのアニオタです。

「このアニメ、2期になって脚本が××さんになったから、いまいちオチの切れがなくなったなあ」とかいうほうのアニオタです。

で、俺は都内に住んでいる。仕事は在宅なので、家にほとんどいる状態だ。

間取りは、どこにでもあるありきたりな2LDK

マンションは、築年数が古いわりに見た目は悪くない。

ごみ捨て場所もきれいだし、少し圧迫感はあるがいい大家さんもいる。

しかし、大きな欠点ひとつ

壁が薄いのだ。

ぶっちゃけた話、場所によっては隣の家の人のくしゃみが聞こえるくらいに壁が薄い。

「あ、今箸がテーブルから落ちたな」ってレベル最近咳多いですね、というくらいには右隣に住んでるおじいさんの健康を把握できる。

これは、アニオタである俺にとっては大問題だ。

重低音バリバリスピーカー大砲の音をズドンドン響かせたり。

夜中に「らめえ…」みたいな一般人からすると幼女しか聞こえない声なんて響かせたり。

しかも、話をすると言えばAmazon配達員のお兄さんとだけの、しがない在宅ワーカー

通報されても文句は言えない。

なのでテレビは家の間取りのど真ん中、左右どちらのお宅にも接さな場所に配置してある。

そのおかげか、幸い苦情を受けることなくなんとか住み続けている。

一年ほど前、左隣の品のいい老夫婦(仲良くしていただいた。今もお元気だろうか)が新居にお引越しされて、ますますアニメ視聴は安泰になった。

これで一安心、と思っていたものの、数か月前に事件が起きた。

左隣に、人が引っ越してきたのだ。

実は、その前にも一度カップル引っ越してきたのだが、ケンカが絶えず一か月で出て行った。(すみませんが全部聞こえてました)

カップルがいなくなりほっとしていたのだが、ある日ふと隣の家の電気メーターを見るとぐるぐると回っているではないか

しかも、今回は挨拶もされていないので、誰が住んでいるともわからない。

俺は家にいるので、普通であれば一度や二度は顔を見てもいいのだが、どうもお隣さんは特殊生活リズムなのか、一度も顔を合わせるタイミングはなかった。

一度、夜中にトイレに起きた明け方四時くらいに掃除機の音がしたので、夜中に帰ってきて…という夜の世界の人なのかもしれない。

一人で住んでいるのか、話し声もまったく聞こえてこない。男女どちらかすらもわからない。

まさに、正体不明

けど、こっちにとっては久しぶりの隣人だ。

アニメの音をうるさいと思っていないだろうか。

そう不安を抱えながらも、顔を見ることもなく数か月が過ぎた。



昨日の深夜、俺は在宅ワーク作業が思うように進まず、徹夜覚悟してパソコンに向かっていた。

ぶっちゃけビールが飲みたい。すげー飲みたい。

と思いながらカタカタやっていると、隣の部屋から聞こえてくる、割とよく響く話し声。

これはもしや、初めて聞くお隣さんの声ではないか

「盗み聞きなんていかいかん」。

そう思いながらも、俺はふらふらとした足どりで壁際に向かった。

なんだよー、こんな早朝近い時間に大声でさー。勘弁してくれよー。

「必殺の…剣!」

ちょっと待て、何かがおかしい。

普通の人は、こんなこと言わないだろ。というより、このよく聞き取りやすくて、合間に重低音入りまくって何かがドシーンってなるテレビの音。

完全にアニメじゃねえか。

お隣さんも、こんな夜中にアニメ見るアニオタなのかよチクショウ…!!

よかった!!

ということで、一度も顔を見たことはないが今度廊下ですれ違ったら、がんばって声をかけてみようと思う。

これで超きれいな夜のお姉さんだったりしたら、おもしろいんだがな。

どのレベルの"分からない"から質問すべきなのか

情報系の大学卒業たからなのか、入社してすぐに実戦投入された。大学ではJavaとかC++書いてたけど、会社ではphpjavascriptがメインで全く触ったことない言語だったか不安だったが、「分からないことがあったら、なんでも聞いてね」って言ってくれたので安心していた。

自分の今いる会社仕様書というものがない。上司に言われた処理を追加したり修正したりするだけ。基本はスピード勝負なのだ。あるとき、処理の修正をお願いされて、どういう流れで現状の処理が書かれているのか質問しに行ったんだが、「コード読めば分かるよね」と言われた。そりゃそうだけどさ。結局慣れないphpコードをほぼ半日かけて処理の流れ追って、修正は数行で終わる感じだった。データベースを弄るときもどこのテーブルにどういう情報があるのか資料がなくて分からなかったから聞きに行ったら上と同じ解答をされた。一応コード読んで書き直したら「ここはそういうことでさわらないで欲しい」とか言われて一日の作業がすべて台無しになったこともある。そりゃ経験あってデキる人は空気読んでコード書けるんだろうけどさぁ。

ネットに大体のことが書いてある社会なので、あらゆることは調べれば分かるかもしれない。ただ、それだとお前に聞くことなどなにもないんだよって話になる。一体どのレベルの"分からない"から上司質問すべきなのか。

久しぶりに文章書いたら下手くそ過ぎて笑った。

2018-01-16

舞台挨拶はしごは客が悪いという人が理解できない

映画とかドラマ舞台挨拶で終わったら本編を見ないで次の同じ作品舞台挨拶に行くことが悪いのか全くわからない。

とりあえずお客は金を払ってきて、しかも本編を捨ててまでまた新たに金を払いに行っているのである

これがそれをしない人間には不快に感じるのであろう。

しかし彼らだって本当なら優雅に座っていたいだろう。

なぜ金を払って他のはしごしない(要は金をその人より払わない)人間非難されるのか。

運営が悪い

スケジュール組んだ映画会社テレビ局が悪い。

時々ちゃんとはしごしても問題なく間に合うようにしてくれてるところはもっと賞賛されるべき。

全部行く必要がない?と思われてるそこの貴方

人間だもの同じ回など一つもない。

貴方にはなくても彼らにはかけがえのないコンテンツでかけがえのない日なのかもしれません。

そもそもチケットが取れる状況が悪い

1人一公演とかに制限ついてるわけじゃなく、先着ならとれたもの勝ちである

それで取れなくて転売に手を出すとかは別な話なので置いておく。

逆にはしごが少ないとうまらないところだってあろう。(もし貴方コンテンツが人気でそんなことないならそれは幸せなことです、よかったね、今回の話とは別の話だ。)

③メインの映画は正直いつでも見れる

ドラマしろ映画しろから見れるのである

舞台挨拶映像にならないことも多い。

作品が好きならめったにないチャンスなのだ

溶けそうなアイスがすぐそこのテーブルにあるのにそれを眺めながら手持ちのようかんを食べるだろうか?

まあ態度でかくはしごするやつらに怒りをおぼえるのはわかるけど、一生懸命腰低くして次の会場に向かう人達はがんばってんなーって見つめててあげようぜ。

そういう人達お金落としたおかげで続いたりしているコンテンツもあるのだから

>ビックリマンチョコ買ってシールだけとって中身捨てる奴ってどう思った?

よくあるたとえですよね!

ビックリマンチョコの例えは正直間違っていてどっちもナマモノというところが今回のミソです。

賞味期限が切れそうなパン複数買って耳だけ残したみたいな例えの方がまだしっくりくるかと思います

残すのは悪くないけど本編の映画は書いてある通りいつでも見られるしその時だけ用事があるって話では。

必死にならなきゃ座席が埋まらない、必死にならなきゃ続かないコンテンツもあるんです。そういう発想に至らないのはうらやましいです。

2018-01-15

anond:20180115114454

めっちゃ同意

本当に最初空間の使い方が豊かな店が多かったけど(ソファとか)10年くらい前から詰め込み始めて、周りの会話でうるさいはテーブルは小さいは椅子は座りにくいわで一切行く気がしない

本当に長時間仕事するならルノワール行くわ、お茶でてくるし、周囲のマルチの会話も面白い

こたつデスクこたつテーブル

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写真で見るとかっこよく見えるけど、実際は古いボロ屋で断熱性がなくてぜんぜん暖房がきかないような、そんな家で使われるんだろうな。

俺がそんな家に住んでいるからそう思う。

2018-01-13

派遣客先常駐なんだけど、派遣先業務システムがとにかくクソ遅かった

回線がクソなのかシステム設計がクソなのか知らんが、とにかくレスポンスが遅い

とある業務システム過去案件検索ボタン押してから表示されるまで10分くらいかかる

しか検索結果が1件だろうが1,000件だろうがかかる時間はほぼ同じ

そして仕事上、1日に平均10回くらい検索する必要がある

(新規登録なら比較的短時間で2、3分登録済みデータの変更だと5分以上かかるが、こっちは1週間に1、2回程度の頻度なので我慢は出来る)

クソ時間がかかるので、一度に何件も同時に検索必要場合は、「すみません、○○検索するんでPC空いてる人いますか?」と周囲に声を掛けなきゃならない

周囲の人達もこのシステムのクソさを嫌というほど知ってるので俺に対して協力的なのが唯一の救いだ

このシステムクライアントAccessなんだが、あるときデータベース認証情報ハードコーディングされている事に気付いた

そこで俺は一計を案じた

検索対象テーブルを丸ごと俺のPCCSV形式で吐き出させるスクリプト毎日深夜に自動実行するよう設定しておいた

検索する際はこのCSVファイルを使うようにすることで、検索の所要時間は1/10以下になった

それから数ヶ月後、データベースが吹っ飛んだ

原因は俺ではなく、情シス新人操作ミステーブル飛ばししまったようだった

社内は大混乱に陥った

バックアップは俺が派遣される前にファイルサーバー故障してそれっきり放置されていたため、存在しないも同然だった

仕方がないので情シス中の人に「俺こんなファイル持ってるんだけど」と申し出て、それを丸ごと流し込む事でその日のうちにテーブルは99.9%復旧し、社員はいつもより少し長く残業する程度で済んだ

もちろん上司監査から呼びだしをくらった

「お前何勝手毎日のように本番DBから社外秘データ全部抜いとんねん!万が一お前のPCまれたら新聞沙汰どころちゃうぞ!社長のクビ飛んどるぞ!」と、まあそりゃそうだ

俺はヘラヘラ笑いながら「いや~すんませんっした~」と言うしかなかったが、株価ストップ安レベルの重大事故を水際で新人始末書一枚に抑え込んだ事も考慮され口頭注意で手打ちとなった

それから数日後、情シスからスクリプトの提出を求められ、それが夜間のバックアップジョブ2世に生まれ変わった

情シス部長から検索するならこの共有フォルダCSVファイル使え」とこっそり耳打ちされた

2018-01-12

まりにも好みの男の話

恋を消費する若い女なので、ときどき所謂ワンナイトラブやらかししまう。叩くなら叩いてくれ。ぜんぜん平気、私の身体も心も、誰に何をされようと私だけのものから

12月某日、私は私より美しい女友達と2人で渋谷に繰り出していた。友人は黒髪のロングヘアに柳眉で明らかな美女なのだが、性格がほどほどに悪い。奥渋の居酒屋焼酎水割りを飲みながら、友人は「別のお店に移動しよう、お兄さんにおごってもらえるような所がいい」と言い放った。美女なのでサマになっており、彼女と一緒なら私もおごってもらえることは確実だったので、「いいよ」と返事をした。

声をかけられたのは、お店を出てから3分後。美女の脅威を思い知る。声をかけてきた男性は、私たちよりざっと20以上は年上かと思われる2人組だった。彼らの顔は友人を見るなりパッと華やぎ、私に視線を移してちょっと暗くなった。

「2人、何してるの」「この人、テレビマンなんだよ」「タクシー代出すから、どっかで飲もうよ」

想定していたよりだいぶお兄さんだなと思ったものの、私と友人は彼らについて行くことに決めた。すると、後ろから背の高い男が寄ってきて、男性グループに合流した。3人組だったらしい。後から来た男はおそらく2人よりずっと後輩で、1軒目の飲み屋で切ったと思われる領収書を最年長の男に手渡していた。

この、後から来た男というのが、とにかく、すごく、あまりにも、私の好みにぴったりだった。「生理的に無理」という言い回しがあるが、この人はその逆だ。この時点で、私は彼の見た目しか知らない。それでも直観的に、「この人に抱かれたい」と強く思う何かが彼にはあった。俗にいうイケメンとか、芸能人の誰かに似ているとか、そういう感じではない。とにかく見た目がべらぼうに好みだったのだ。

私たちは近くにあったバーに入り、5人でテーブルを囲んだ。ゴミのような慣習に則り、最年長の先輩を私と友人が囲む。あまりにも好みの男は私の対角線に座った。初対面の男女5人の飲み会は、初対面の男女5人の飲み会らしく滞りなく進んだ。最年長の男性は、自分が手がけた大きな仕事や、友達だという芸能人名前を教えてくれた。私はテレビを持っていないので、その芸能人を詳しく知らなかった。次に年配の男性は、AV男優をやっていますと言った。へー、と答えた。あまりにも好みの男は、「コイツ医者だよ」と他己紹介されていた。安心できる嘘だったが、あまりにも好みの男を前にすると、何の仕事をやっているかとか、どんなに有名な友達いるかとか、ギャグセンスあるかないかとか、そういうあれこれはすごく些末なことに感じられた。

1時間ほど飲んだあと、年長の男が「場所を変えよう」と言い出した。目的地はすぐそばだったが、タクシーで行くことになった。普通タクシー大人5人は同時に乗れない。友人は年配組2人にがっちり囲まれており、私とあまりにも好みの男は渋谷の街に取り残された。とくに美人ではない私の処理係になってしまったであろう彼に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。あまりにも好みの男は、僕たちは歩きましょうか、と提案してきた。私とあまりにも好みの男は、2人で黙って街を歩いた。彼は身長が180センチを優に超え、どちらかといえば痩せ形だった。顔つきは若かったが肌はところどころざらついていて、年齢は30代も半ばを過ぎた頃に思われた。細い目に長いまつげがびっしりと伸び、少し離れてみると瞳の中がほとんど真っ黒に見える。まっすぐな眉は目とほとんど同じ太さで、高い鼻梁のわりに口は目立たなかった。あまりにも好みの男は、大きな犬のようだと思った。セント・バーナードとかボルゾイとかシェパードとか、ああいった類の大きくて豊かな毛並みの犬。中森明菜の歌に「ストライド長い脚先」の男と「そのあとを駆けるシェパード」というのが出て来るが、その2つを融合させたような感じだ。このまま彼を誘って道玄坂ホテルにでも消えたい気分だったが、タクシー拉致された友人が心配だったので3人が待っている店へと急いで向かった。あまりにも好みの男とはほんの少しだけ会話をした。大学では何を専攻してたんですか。僕は社会学科でした。ああそうですか。医学部じゃないんですね。

無事に3人と合流し、初対面の男女5人の飲み会は、初対面の男女5人の飲み会らしく滞りなく終わった。泥酔した最年長者は友人に万札を握らせ、私のことはいないものとして扱った。残りの男性2人は便宜的に私たち2人のどちらとも連絡先を交換した。私は友人と2人でタクシーに乗った。タクシーの中で友人に、「2軒目に歩いてくるとき、あの背が高い人と何話したの」と聞かれた。「ほとんど話さなかったよ」と答えた。あまりにも好みの男があまりにも好みであることは友人には最後まで黙っていた。

次の日、あまりにも好みの男から便宜的に連絡があった。あたりさわりのない文章で、昨日はありがとうとか、先輩が酔っててごめんねとか、また飲もうねとか書いてあった。2秒で便宜的な返事をした。こちらこそありがとう、楽しかったです。よければ、今度2人で飲み直さない。はい、いいですよ。来週末は予定どうかな。金曜の夜ならOKです。

あっけないほどすぐに、私はあまりにも好みの男とデートすることに成功した。自分が消費されてかけていることにはうすうす気づいていた。あまりにも好みの男は、中目黒にある人気のイタリアンを予約してくれていた。このイタリアンは、あまりにも好みの男が自分以外の誰かと来た店であることにはうすうす気づいていた。私たちチーズ生ハムを食べ、白ワインをまる1本あけた。私がお手洗いに立つタイミングであまりにも好みの男がお会計を済ませてくれたことにはうすうす気づいていた。私たちは少し離れて歩いて、あまりにも好みの男が常連だという会員制のバーへ向かった。これがあまりにも好みの男の常とう手段であることにはうすうす気づいていた。バーの深いソファで、私はあまりにも好みの男に手を握られ、身をすくめた。とうとう捉えられたのだ。私は逃げられなかったし、逃げなかったし、逃げる気は毛頭なかった。恵比寿ラブホテルに向かいながら、自分が消費されてしまうことにちっとも気づかないふりをした。あまりにも好みの男と寝ころんだシーツは、不思議と真昼の草原にいるような気分にさせた。自分がまだほんの子どもで、セント・バーナードとかボルゾイとかシェパードとか、ああいった類の大きくて豊かな毛並みの犬とじゃれているように感じた。私は、真昼の草原のうえで、大きくて豊かな毛並みの犬にささやいた。おねがい避妊してください。

翌朝は冷たい空気の日だった。起き抜けに、私はもう一度抱かれた。2度目のセックスとき、私は真夜中の草原にいるような気分になった。草原で一夜を過ごすつもりがなかった私は、ポケットの中の口紅しか化粧品を持っておらず、眉毛も描かずに外に出た。駅前にはゴミ袋がたくさん落ちていた。私は地下鉄に乗らなければいけない。気をつけて帰ってね。うん。また連絡するからね。うそでしょ。うそじゃないよ。

地下鉄の駅へ向かう階段を降りながら振り返ると、私をさっき抱いた男がこっちを見て手を振っていた。私はもう一度驚いた。この、私をさっき抱いた男というのが、とにかく、すごく、あまりにも、私の好みにぴったりだったのだ。私はこれから60年ぐらい生きて、その間に何人かの男とセックスをするだろう。でも、ホテルシーツ草原に感じさせる男はもう現れないような気がする。

私は、彼の名前漢字でどう書くか知らない。

2018-01-11

anond:20180111112535

反対側のテーブルに座ってる立場からすると

「そっちの話はそっち側で片付けてよ」

っていう話でしかないんだが。

2018-01-10

anond:20180110154845

質問発言自体を禁ずる意図で注意書きを神社のお札のように入り口や壁やテーブルに貼りまくるのも店の自由なのだ

2018-01-09

anond:20180109111231

嘘松とか言われてて気の毒だったので、自分の似たような体験も書いておく。

先月の忘年会でのこと。

同じ課のメンバー数人で行った店で、6人くらいのテーブルガスコンロと鍋が用意された。

40代おっさんが鍋の前だったので、「xxさんそろそろ鍋始めましょう」と言ったら「おれよく分かんないんだよね」と言い出した。

とりあえず火を付けてもらったけど、その後も火の調整とかなんもやってくれないから、しびれを切らして「火弱めたほうがいいんじゃないですか」「もう火止めましょう」「麺入れるから火付けてください」とかいちいち指示する羽目になった。正直安い店だから、味は期待してないし多少煮えすぎてもいいし適当でいいんだが、最低限やるべき火の調整ってあるじゃないですか。

びっくりするのが、これでも中学生くらいの子ももいる父親なんだよ。

いい年の大人なんだし、鍋の火の調整くらい分かってくれよと思う。

40代男たち無能すぎ問題

新年会バーベキューをするというので参加してみた。

別に自分料理人というわけでもないが、食べ歩きは好きだし自分でもある程度料理はする。

はいっても某レシピサイト検索してその通り作る程度のものだ。から自分ではとりたてて料理ができると思ったことはない。

新年会メンバー同級生とその知人たちで、40過ぎのおっさんたちが10名程度集まった。

皆一様に腹が出て、日頃うまいものを食べているであろうことを伺わせる。

集合して早々に買い出しに行くという。

聞くと肉は用意してあるがその他の付け合せやつまみなどは特に用意がないらしい。

それならばとおっさん一同で近所のスーパーに繰り出す。

ところがここが違和感の始まりだった。

誰ひとりとして食材に対して提案がないのだ。

バーベキューといえば肉を包んだり一緒に焼いて食べる野菜が不可欠だ。

そのあたりを提案してみても、どうも皆の反応が煮え切らない。

今はレタスが異様に高騰いしているのでキャベツを代わりに提案するも反対とも賛成とも取れないような反応だ。

諦めて食材勝手に買い物かごに突っ込むことにする。

焼き野菜ピーマンネギスティック野菜用にきゅうり人参、包む用にキムチやらを適当に放り込む。

10人のおっさんたちはそれをただ無言で眺めては後からついてくるだけだった。

しかし、ひどいのは会場についてからだ。

目の前に食材を並べても、誰ひとりとして下ごしらえに動こうとしないのだ。

自分企画者でも主催者でもないのではじめは遠慮をしていたがこれでは埒が明かない。

まな板包丁を手にして、まずは片っ端から野菜カットすることにした。

一通り野菜カットし終わると次は肉だ。

コショウらする雰囲気もないので、肉の質に合わせてタレにマリネするものはさっさとタレと一緒にボールに突っ込んで混ぜるように指示をする。

見るとラムチョップなどという難易度の高い肉まで用意されている。火が通るのが遅いくせに前半に食べておかないと手が伸びないやつだ。

さっさと火をおこすと、鉄板の1/3程度を使ってまずは表面から焼き目をつけるように焼き始める。

次にタンと良質そうな肉を並べて塩コショウして、ようやく肉の準備が整う。

その間も10人のおっさんたちは指示を出されたもの以外はその作業をただ眺めているだけだった。

なぜだ。食べ物の準備が終われば次は乾杯だろう。

なのにどうしてだれもコップもビールも用意をしようとしないのだ。

肉が焼けるまでのつまみを開封しながら、「そろそろの飲み物でも用意しましょうか」と声をかけてみる。

するとまた煮え切らない返事が各所から響くだけで、やっぱり誰ひとりとして動こうとしない。

仕方なく主催者食器位置確認して、目の前にいる手の開いているだろう人間に配布をお願いする。

次に飲み物テーブルに並べて、各自飲みたいもの勝手に注ぐように促す。

10人のおっさんたちはそれにあわせてようやくのそのそと動きはじめた。

疲れた。どうしてこんなにも誰ひとりとして動こうとしないのだ。

ここまでで十分疲れたので焼き場に近づくつもりはなかったのだが、どうも様子がおかしい。

野菜を焼こうとしないし、誰も手を伸ばそうとしないのだ。

予め用意しておいた野菜スティックも、キャベツも、キムチも、一向に減る様子がない。

ただひたすら肉、肉、肉、酒、肉。

それにはさすがに唖然とした。

さっきまで動こうともしなかった人間たちだったのに、まるで地獄亡者を眺めているかのようだった。

スーパーで反応が悪かったのも、下ごしらえに誰ひとりとして動こうとしなかったのも、全てが納得できた。

彼らは出来ないし、する必要もないと考えていたのだ。

そのくせ偉そうに目の前の食材についてはうんちくやら感想やらを垂れ流している。

自分では何も出来ない人間が、生産者が作ったものには偉そうにしているのだ。

就職氷河期世代として世の中で苦労してきたつもりではいたが、さすがにこれはひどい

これを無能と言わずしてなんと呼べばいいのか。

あとで聞くと、主催者が会費を集めたとき野菜を食べなかった人間たちから不満が上がっていたそうだ。

あの時スーパーで断らなかったのはどこのどいつ人か。

時代に太るだけ太らされるた人間の末路はあまりにも哀れだった。

これから彼らが国の医療費までも食い散らかすことを考えると、節制した人間けが損をする現実頭痛が止まらなくなった。

2018-01-07

anond:20180107233833

サンフランシスコ平和条約裁判結果を受け入れて反論しませんと約束したのは日本人

GHQに上から押し付けられた憲法と違って国際条約自由意志契約してる

こんな不平等条約など調印しないとテーブルを蹴飛ばしとその場から堂々と撤退しもう一回真珠湾に行くのは自由だったのにしなかった

バーチャルYoutuberと、ねこます・みゅみゅとの違い

妙な違和感があったんだけど

キズナアイの方はVRゴーグルしてないよね?

から豊かな表情が取れる

 

他方でねこますの方はVRしてるから表情が取れなくて無表情になってるんだと思うんだけど

あってるかな

 

キズナアイの方はVRじゃないから、空間内のオブジェクトを掴めないんじゃないか

かといってVR被ると表情が取れないかバーチャルYoutuberとしては痛い

この課題はやっぱりでかそう

表情orVR 

 

そう言えばミライアカリが、バーチャルYoutuberなのにVRゴーグルしてゲーム実況してることあったけど、そういうことなのか

違和感なかったから気づかなかった

 

バーチャルYoutuberならバーチャル空間で色々できそうだなぁとか思ってたけど、意外とまだ自由度が低そうだな

例えば「椅子テーブルを用意して、複数バーチャルYoutuberお茶会」みたいなことが未だできない

表情を無視すればできるけど

 

コラボも実は技術課題があるんじゃないか

ねこますとみゅみゅのコラボはあるが、表情筋犠牲にしている

 

まあ全部間違ってるかもしれんが

そもそも表情どうやってんだろ? 声とかでも判断してる?

スープ存在意義がわからない。

スープ存在意義がわからない。

いや、すまない。少々話を広げすぎた。

駅近くのスープ専門店スープ、街のレストランで数百円の値段をつけられているスープ、そういった料理として十分に成立しているスープの話をしたいんじゃないんだ。

あれは美味しい。普段頼むことはあまりないが、ちょっとした贅沢として十分に食事の楽しみと満足感を増やしてくれる。

そう、スープ本来独立した一品として一回の食事に華を添え、ときに大きな満足感を与えてくれるものではないだろうか。

例えば街の中華料理屋。チャーハンを頼むとまるで当然のように黄色スープがついてくる。

中華しか何かで味がつけられ、申し訳程度に胡麻が浮かんでいるアレだ。

我々は、あのスープに何の役割を見い出せばいいのだろう。

例えば古びた定食屋定食といえばミソスープが付き物だ。

しかし、そこで出てきたのは味噌を溶かしたお湯のような液体。固形物は見当たらない。これは、ピュアミソスープ…?

私は軽い戸惑いを覚えながらピュアミソスープに箸を分け入っていく。

茶色く濁ったスープの奥地から僅かな抵抗を感じる。

期待を込めて箸を手繰ると、そこには悠久の刻を超えてきたかのようなワカメがくったりとその体を横たえていた。

そうか、地球創生から長い刻を超えてやがて海が生まれ、潮が満ち、生命生まれる。

即ち味噌の溶かされた湯は海であり、ワカメは海が創り出した生命奇跡である

海は生命を生み、海で生まれた命はやがてその姿を変え、あるものは肺呼吸と四肢を獲得し、またあるもの光合成能力を獲得して地上での繁殖を開始する。それは幾つもの進化過程を経て豚もしくはキャベツと呼ばれるようになり、今薄汚れたテーブルの上で再び母なる海との邂逅を果たしたのだ。

私は母なる海と父たる大地、雄大世界に思いを馳せながらミソスープを口に運び、その広がりのない味に僅かに顔を顰める。

スープ存在意義がわからない。

2018-01-05

男女の距離間と漫画

昨日、パスタ屋に行ったら、隣のテーブルに男女の二人組が座った。

二人は大学の先輩男と後輩女っぽい感じだった。

正月休みかつランチタイムパスタ屋は中々に混んでいて、注文が中々来ない。

そんな時、女の方が話しかけた。

女「○○さんって、漫画とか読むんですか?」

男「ジャンプ購読してるし、結構読むよ。」

女「何読むんですか?」

男「うーん、ドラゴンボールとかワンピースとか?」

女「私は銀魂とか読むんですけどー」

男「銀魂面白いよねー」

みたいな会話を聞いて、俺は男に腹が立った。

女の子が気を使って話題を振っているのに、好きな漫画ドラゴンボールワンピースを挙げるなよ、馬鹿

ドラゴンボールワンピースが好き、という話は職場世間話としてするような距離感話題であって、正月休みパスタ食べに来る距離感の男女が話す内容ではない。

その関係なら銀魂とかナルト位の漫画から入っても良いはずだし、ジャンプ購読してるなら、「いま連載してるDr.STONE鬼滅の刃って漫画面白くてさ」位の話題をしても良いはずだ。

そりゃ、男塾聖闘士星矢の話をするような距離感でない事は傍目にも分かる。

それにしたって、ドラゴンボールワンピースは無いだろう。

女の子立場になって欲しい。漫画話題を振って「ドラゴンボールワンピースが好き」と返ってきたら、「私にはプライベートな事を話したくないのかな?」と悲しくなるはずだ。

たか漫画の話だが、この男はそれだけの事をしているのだ。

「俺だったら斉木楠雄の話くらいは振るのになぁ」と、隣で苦々しく思っていた。

皆さんはどう思いますか。

2018冬アニメレビューその1 ゆるキャン△

ほのぼの力:10 キャンプ:8 女の子かわいい:8 意外とストーリーがある?:7 総合力:7ぐらい

どんなアニメ?→「友達がいるのにあえてぼっちキャンプをするような女の子スープを飲みすぎてキャンプ場のトイレに駆け込んだりするアニメ

まず最初に言っておくべきことは1つ。

女の子可愛いことをアニメに求めているかどうかが視聴継続の分かれ目になるであろうということ。

女の子可愛いからこのアニメはいアニメですと言えるかどうかでこの作品価値の大部分が決まってしまうだろう。

何故ならそこがこのアニメのコアだからだ。

しかし、このアニメ女の子の可愛さに頼っただけのグダグダアニメかと言えばそうではない。

このアニメは「キャンプの良さ」を言葉にして語らずして画面で語ることが出来ている。

孤独のグルメが、ただ食事を食べるだけのことの素晴らしさを、無理に言葉にせずキャラクターの態度によって示すあのノリだ。

わざわざ寒空の下でキャンプをすることの何が面白いのかを主人公は語らない。

すす臭さや手間暇のかかる焚き火なんてやらなければ寒さで凍えて本を読むことすら困難になるようなキャンプ場になんでやってくるのかを口にはしない。

キャンプ面白いのは当然だと言わんばかりにそこにいるのだ。

そして、少女はもう1人の主人公出会う。

11月に寒空の下で布団もかけず昼寝をする少女

彼女を見た時、アニメを見慣れている人間ほど騙される。

まさか、こんな強キャラじみたキャラがただのポンコツだとは……。

主人公よりもキャンプ慣れした怪物だと思いきや、まさかただフラフラして迷子になっただけのポンコツだとは……。

強烈な脱力と共に現れた彼女は、主人公たちの街に来たばかりだと自己紹介をする。

物語の始まりである

キャンプをまたしよう。

その言葉から未来が広がる。

次に何が起きるのかがうっすらと見えてくる。

この感覚だ。

次の物語が既に始まっている事から来る期待感だ。


そして、場面は切り替わり登校の風景に。

通学路を少女たちが登っていく。

ふと意味ありげに現れる2人のキャラクター、口から飛び出したのは「ビバーク」という単語

このアニメ未来がまた広がる。

登場キャラクターそれぞれが持つ「キャンプ観」が一話という短い時間テーブルの上に並べられた。

ダウナー少女ぼっちキャンプキャンプ初心者とのキャンプブートキャンプベテランキャンパーによる苦行系ガチキャンプ、皆でワイワイやるゆるキャンプ、このアニメが描こうとしているキャンプの種類が多種多様であることが1話の段階で明かされるのだ。

次はどんなキャンプが待っているのか。

このワクワクはとても大切だ。

次に何が起こるのか分からいか物語面白い

こちらはこの多様な手札をどの順番で切ってやろうかと言わんばかりのこのアニメの態度は実に視聴意欲をくすぐるものがある。

そして何より私がこの作品評価しているのは、時間の流れのゆるさだ。

このアニメ時間の流れが遅い。

遅いが決してその時間は薄くはない。

このバランス感覚重要だ。

爽やかな秋の空の下で綴られる日常系深夜アニメにはとても大切だ。

ましてそれが、キャンプという非日常系日常を扱うのならば不可欠といえる。

それをこのアニメはきちんと携えて我々のもとにやってきた。

良いアニメだ。

女の子可愛いアニメがみたいのならばオススメだ。

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