2018-01-07

スープ存在意義がわからない。

スープ存在意義がわからない。

いや、すまない。少々話を広げすぎた。

駅近くのスープ専門店スープ、街のレストランで数百円の値段をつけられているスープ、そういった料理として十分に成立しているスープの話をしたいんじゃないんだ。

あれは美味しい。普段頼むことはあまりないが、ちょっとした贅沢として十分に食事の楽しみと満足感を増やしてくれる。

そう、スープ本来独立した一品として一回の食事に華を添え、ときに大きな満足感を与えてくれるものではないだろうか。

例えば街の中華料理屋。チャーハンを頼むとまるで当然のように黄色スープがついてくる。

中華しか何かで味がつけられ、申し訳程度に胡麻が浮かんでいるアレだ。

我々は、あのスープに何の役割を見い出せばいいのだろう。

例えば古びた定食屋定食といえばミソスープが付き物だ。

しかし、そこで出てきたのは味噌を溶かしたお湯のような液体。固形物は見当たらない。これは、ピュアミソスープ…?

私は軽い戸惑いを覚えながらピュアミソスープに箸を分け入っていく。

茶色く濁ったスープの奥地から僅かな抵抗を感じる。

期待を込めて箸を手繰ると、そこには悠久の刻を超えてきたかのようなワカメがくったりとその体を横たえていた。

そうか、地球創生から長い刻を超えてやがて海が生まれ、潮が満ち、生命生まれる。

即ち味噌の溶かされた湯は海であり、ワカメは海が創り出した生命奇跡である

海は生命を生み、海で生まれた命はやがてその姿を変え、あるものは肺呼吸と四肢を獲得し、またあるもの光合成能力を獲得して地上での繁殖を開始する。それは幾つもの進化過程を経て豚もしくはキャベツと呼ばれるようになり、今薄汚れたテーブルの上で再び母なる海との邂逅を果たしたのだ。

私は母なる海と父たる大地、雄大世界に思いを馳せながらミソスープを口に運び、その広がりのない味に僅かに顔を顰める。

スープ存在意義がわからない。

  • フレーバー付き塩水

  • チャーハン頼むと出てくる謎スープ大好きなんだ 戦争だな

    • 加戦するぜ 俺もあのスープの為にわざわざ食いたくないチャーハンを頼むんだ

    • 馳せ参じた。 しかしメインであのスープだけ売ってても頼まないな。ついでだから良い。

  • スープは食べ物を胃の中にスムーズに流し込むための液体だね。タイムイズマネーな社畜には必用!なのでフレンチとかイタリアンにはあんまり出てこないよね

  • 同意 中華料理の味付けって基本的に濃いから、塩気だけを与えられても持て余すよね

  • 自炊するようになってかれこれ10年以上になるけど、俺も不思議だった。 あるとき1か月少々の間食事つきの寮生活みたいな環境になって、もともと大食いの気のある身としては食事足り...

  • 中華料理屋や古びた定食屋で出てくるスープの存在意義とは   料理そのものの粗末な味を   不味いスープで味覚を乱し覆い隠そうとすること

  • あれは、そもそもはチャーハンを浸して食べるものだったそうなんだが

  • お茶とかジュースの亜種だろう

  • 普通に元増田がガイジだと思う あと閉塞した思考が気持ち悪い

  • 文章へったくそだな 冒頭の、すまない話を広げすぎたって別に話広がってないし

  • スープ好き 飲むとホッとする というか飲み物全般好き

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