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2022-01-28

anond:20220127235444

少子化日本こそ世界に誇れる正しい在り方。

そして高齢童貞俺様こそ世間に誇れる正しい在り方。

2022-01-20

非モテオタクを更生させようとしてるけど

コイツら、身だしなみとか能力とか性格とか、問題抱えすぎだろ…厳しすぎる

家庭で行われるべき躾の全てがなってない

自分はできてると思ってるぽいけど、自分に対して非常に甘い甘すぎる幻想入りすぎじゃないの

一般人から見て非常にお粗末なレベルでも自分は真っ当だと思ってやがる。そりゃ誰も直接言わないもんね

普通の人なら最低限クリアしてるであろう最低限の育ちの良さというか、身だしなみ・清潔感性格・対人能力・頭の回転・気遣い などなどの細かいスキルが無さすぎて、飯食うだけで文句40個とかつけなきゃいけない


食べ方汚い・マナーがない・服汚い・服洗え・歯を磨け・ハキハキ喋れ・口閉じれ・手洗いしろ・口にもの入れて話すな・性格悪い・センスがない・冗談不快面白くない・口の利き方がなってない・敬語できない・頭悪い・口答えするな・他人気持ち想像しろ大人なら受身他人からしてもらうことばかり考えるな・相手能動的に気遣いしろ・作った人間のこと考えろ・etc

女の子モテたいって前に人間モテなきゃ無理よ?一緒にいて楽しいとか一緒にいたいと思われる人から慕われて好かれる人間に最低限ならなきゃ無理よ?


親は躾しなかったの?いや、ちがうな

生意気で親の言うことを聞かないやんちゃ俺様に育ってて、親や教師や他の人の言ってることを全部無視して俺のやり方にこだわってプライド高く生きてきてんだわ

その要らないプライドが全ての元凶だわ

社会だと汚くてキモくて性格悪くても生きてこれちゃうんかな。女社会だとここまで汚いやつ人権ないけどな

女の子プライド高くないから言われたこ結構ちゃんとやるのでここまで酷くならないんだろうな。女も酷いのいるけど、男の酷いのの多さえげつない

2022-01-19

anond:20220119152307

今度から距離感考え直すことにしたわ。ほんと決めつけマンとか俺様理解者って人種は最悪だよね

2022-01-16

ポリコレアフロ自体全然アリだと思うんだけどさ

旧来のジェンダー観に染まりきっていない若年男性、いると思うけどなぁ。『おかえりアリス』の慧くんの『女性になりたいわけではなく男性を降りた』というセリフを思い出す。

2022/01/14

こういうこと言い出すひといるから怖いんだよなあ。

 

「旧来のジェンダー観に染まりきっていない若年男性」とかいう言い方がもう何重にも偏見バリバリなのを自覚してほしいわけ。

 

旧来のジェンダー観ってなに?そして男性はみんなそれに染まってるの?若年男性は辛うじて「染まりきってない」やつもどこかにはいる、とかなの?なんなのその男性観。人の偏見には意識高いのに自分偏見感知するアンテナは不調やな。

 

この人の偏見とは無関係に、いまの若い男性中年世代とは感覚が違うのはその通りだよ。

けどさ、ポリコレアフロの整くんの言動はそういう「現代若い男性フラットリアル」なんかとはかけはなれてるでしょ。

 

常に女の立場で、依存心強いタイプの人が欲しがってそうな言葉を言いまくってるわけじゃん。すんごいケアラーが常に発動するわけじゃん。

 

こんなんリアルじゃないし堅気でもないでしょ。嫌な言い方をすればこれポリコレポルノじゃん。

いやコンテンツとしてそういうのがあるのは全然いいしいやしむつもりもないんだけど、こんなのが現実にいるって言い出すのはキモオタ萌え漫画のやたら都合のいい女の子見て「こういう子リアルにいると思うけどな!」って熱弁し出すのと同レベルのご乱心じゃん。 

 

もし現実で整くんみたいな言動する若い男がいたら逃げた方がいいよ。そんなんホストか、詐欺師か、媚びまくることでコミュニティに居場所を作ろうというスタンス精神的に歪んだやつで、どれであっても不用意に付き合える存在じゃない。

萌え漫画女の子みたいな言動の女が実在したら、お水か、いただき女子か、オタサーの姫狙いの痛いメンヘラかだと思うでしょ?それとおんなじよ。ちょっと反転して考えるって出来ないのか?

  

整くんの言動フラットとか偏見がないとかそんなんじゃない、サービス満点の迎合的なへつらいに満ちてることを理解してほしい。

 

そういうへつらいなのにへつらいとしては言わせておらず、ボケ人格遠い目によってへつらい性を誤魔化してるんだよね。そこが人によって激しく嫌悪感を感じるとこなんだよ。 

  

だいたい描いてるのが若くも男性でもない人で、その人の欲望で描かれてる(それはよいこと)んだからさ。そんなもん読んで「こういう若い男性いると思うけどなあ」とか寝言こく読者だけが悪い。萌え漫画で女を語る童貞オタク並みなんだよ。

 

整くんがもっとからさまにイケメン王子キャラ俺様キャラでわかりやすく女の味方しまくるやつにしたら、いまのポリコレアフロアンチのかなりの部分は消滅すると思う。それなら潔いからね。

 

ただそうするとフィクションによる接待があからさまになるので、「こういう若い子ほんとにいると思う!」とか寝言こく系は釣れないし、自分接待フィクションを読んで楽しんでることに開き直れない半端者も気持ちよくなれないので、パイは狭まってしまう。この潔くない誤魔化しも読者のためのサービスなんだよね。

 

ポリコレアフロはつまんなくはないけど、そういう熟練ベテランおばさん作家のずるさがはっきりと目に見えてはいて、頭悪いファンや潔くないファンがそれに乗っかり転がされてる構図はある。

 

 

異性に都合のいいキャラってどうしても同性から見たら違和感あって鼻に付くんだろうね。男性だとこういうこと言っても不細工ジジイ嫉妬だと叩かれないのは羨ましいね

2022/01/17

相当何度も言ってるけど俺は整くんもポリコレアフロという作品もアリだと思ってるし嫌いじゃない。まだ途中だけど一冊ずつ楽しく読んでる。

 

都合のいいキャラが鼻につくんじゃなくて都合のいいキャラ現実混同したがる一部の消費者にそれはやめんさいと言っている。

 

あくまフィクションとして楽しんで整くんの言動ちょっとしかったとか元気出たみたいな人にはその楽しみに水さすようなことはいいたくないしすぐポルノとか言い出すのだってほんとは強すぎる言葉で嫌だなと思う。

 

ポリコレアフロ現実問題に絡めて異性(男性)を否定したり説教したりしていく展開が結構あるのでただのイケメン王子コンテンツよりは消費のしかたが難しいけれども現代日本のコンテンツ消費者はこれくらいうまく消化しなけりゃいけないと思うよ。 

 

そこで分断が起きるのは社会思想全般とある種の障害で、どちらもフィクション現実区別をうまくつけていくことを困難にする。

 

たとえば現実とは切り離してただ「尊い」と拝む消費のしかたはとても練られたもので、そこまでいけてない人がフィクションを読んで楽しいなではなく現実への不満や憎悪を育ててしまう。 

 

 

あんたがいまの俺と似たシチュエーション不細工とかババアとか言われたことがあるらしきことについて、

誰かがフィクションフィクションとして楽しんでるところにあなたが「こんなのいるわけないでしょ」とお節介やきに入ったんなら

それはまあ罵倒で返されても仕方ないと思う。

 

そうではなく現実との混同について異議申し立てして罵倒で返される話であれば、

いま俺も罵倒されてるし、女の場合バカからブスとかババア言われるだろうし

男の場合ミソジニーとかネトウヨとか童貞とか「こいつは読んでない!」とか言われる。

 

俺がそういう遠吠えをどれほど聞いてきたか。でもなんとも思わねえ。

具体性のない反論キャンキャンキャン!みたいなの心底どうでもいい。バカな声百対俺一でも俺が正しいのだから

俺はネット議論においてそういうのは対等扱いしてないのであんたもそうするといい。

 

いいよいくらでも罵倒してくれて。

中身のない罵倒面白くないけど気にもしない。

2022-01-15

anond:20220115174115

低学歴「これが権力ってやつか。おい、デュエルしろよ。単位は拾った」

東大卒攻撃力Fのゴミカリキュラムをいくつ揃えたって俺様に勝てるわけねえだろうがよwww」

2022-01-13

女に下方婚させるのって可能なの?

男が下方婚するのって「バカな女はかわいい」とか「自分より立場が下の女が好き」もっと柔らかく言うと「自分より立場が上の女だと偉そうで苦手」とか「自分の話を取り入れてくれる女が好き」って性癖価値観を持ってる人が多いからだと思うんだけど、これを女に今から付けるのって可能なの?

ポルノで男には高校生や無理矢理やる系のやつが人気で女には逆に俺様とか金持ちリードされてってのが人気なのがそれを現してるし、これを今すぐ逆転させるのって相当難しいと思うんだが。

もちろん女も男と同じくらい働いてくのが当たり前になって夫婦両方普通に働くこともあります専業主夫も珍しくないですまで行ったらそのとき好みの流行が変化してるとは思うけど、その頃には今結婚したい人たちは老人になってるか下手したら死んでそう。

一昔前の女は自分結婚相手選べませんにしても女の権利制限して男の下に置くわけだからこの制度がある時点で女は上のポストには付いてない、つまり上方婚が多いままだよね。

どうやったら今すぐ女に下方婚させられると思ってるのか気になる

少年マンガや男向けラノベでのラブコメ展開

これやると頭がおかしい人たちが集まってきて、ネットであーでもないこーでもない、作者に罵詈雑言

しまいに俺が展開考えてやったのに、俺様展開を使わない作者は死ね、打ち切れ

こんなのばっかり、ラブコメは話考えるのが簡単な分、体は大人、頭は小学生があつまるみたい

2022-01-07

anond:20220106191411

メンバーシップとかどうだったん?

不安定スパチャよりも、こちらで定額課金メンバー集めて、固定収益にするんじゃないの?

つべじゃなくても、いろいろな定額課金サービスがあるわけだし。

ファンdiscordの参加権を月額課金で売っていたり、金額でいろいろ差つけたり、なんかいろいろあるでしょう。

毎月1000円払ってくれる人が300人いれば30万円じゃん。

仮に登録者1%メンバーシップ入ったとして、300人集めるには3万人登録必要

逆に言えば、3万人登録辺りが損益分岐点なのかなと思ってる。

銀盾10万人でこの3倍、90万円/月

金盾100万人でこの30倍、900万円/月

もちろん、手数料計算しないといけないし、もっと高額なプランの加入者もあるし、スパチャや広告費もあるだろうから、なんとも言えないが。

個人なら、収益分岐点が3万人程度にありそうと思ってる。

企業として人を雇うならもっと必要だろうけど。


まあ、俺様は1円もカネを払わないことをもっとーにしてるけどw

2022-01-03

THE WORLD WAS MINE.

"THE WORLD IS MINE." 誇張なしにそう思っている。

自分が何か優れた人物ではないということは自覚している。

高校大学会社 どこにいっても自分より優れた人間には常に触れてきた。

能力の優劣だけではない、共感性、倫理観義務を全うする精神など社会的に求められる要素が一部自分に欠けているということも理解している。

しか能力が劣っていようとも、社会的必要な要素が欠けていても、それらは何ら問題ではない。自分認識する世界を最終的に律するのは自分認識だ。

自分認識する世界において自分特別となるのはなんの能力裏付け必要でない、と少しひねくれたデカルトのように考えていたわけだ。

このような自分性格自覚的になったのはここ数年のことだ。

社会人になり金銭的・社会的にも余裕が出来た状態でふと思索をめぐらす機会に恵まれ一般的人間より思考する際に自分認識に重い比重をかける傾向に気づいた。

例えば自分基本的社会的・暗黙的ルールを守ることが多い。

しかしこれは "ルールがあるから守る" と考えているわけではなく "俺様ルールを守ると決めたから守る" と心の中では思っているわけだ。

そのルールの成り立ちや必要性を理解共感しているわけではなく、"自分が守ろうと思ったかルールを守る" と考えているわけだ。

価値判断が極めて自己中心的なのであるしか結論として下される判断標準的判断と大きく外れていなければ端から見たらわからないだろう。

そしてこのような傾向は大なり小なり人間にはあるものなので程度の問題だとこれまでは流してきたわけだ。


さてここで終わればいつも通りの年がまた始まったのだが、年も開けたことだしと "2021年 匿名ダイアリーTOP200" を読んでいた所 "自己愛パーソナリティ障害" という言葉を目にした。

端的に言えば自己を極端に賛美、特別視するような人格を指す言葉のようだ。

これはまさしく自分の症状そのものであると思う。大なり小なり人間に備わった傾向だと思っていたが、それも極まると病気と判定されるようだ。

最初に "自分が何か優れた人物ではないということは自覚している。" と表現した。

これは一見自己愛パーソナリティ障害とは矛盾するようであるがそうではない。

自分が何か優れた人間でないというのは、蓄積された経験から導きだされた経験的推論だ。(そして残念なことに事実でもある。)

この事実理解は出来ている。しか共感あるいは自分で受け入れることは出来ていないのだ。

論理的にはその事実を導き出したものの、その事実を認めることは出来ていないのだ。

からこうしている間にも心の奥底では "自分には何かとてつもない才能が眠っているはずだ。" と思い込んでいる。

これが回り巡って、何を考える際にも "自分はどう認識しているか?" というステップを挟み込むことになり、自己愛パーソナリティ障害となるわけだ。


病気であることはわかった。病気であること自体別によいのだが(← ここでも既に自己中心的価値判断が発動している)、この性格により自分が損害を被ることはないかと改めて考えてみた。

ひとつに、自己中心的価値判断が標準を大きく外れた際に、標準的判断修正する速度が極めて遅くなるというのが考えられる。

損害を回避するには下記のどちらかが必要になる。

病気を治す

自己中心的価値判断標準的判断と同一にする

気取った言い方だろうか?端的に言えばこうだ。

・ 腐った性根を治す

・ 間違えない

整理したうえで思い返してみれば、これに該当するような指摘・注意は人生で 2 度受けたことがある。大学生、社会人でそれぞれ 1 度だ。

指摘をまとめると、 "最初自分で出した結論固執する傾向があり、アウトプットの質に問題がでていることがあるのではないか" ということだった。

その時は確かこう答えた "自分最初の出した結論固執するのは性格なので治りません。なので最初に出る結論が間違えないようにします。" と。

結局時間を惜しまずひたすら知識経験を詰め込むことで当時の問題は解消して、指摘を賜った人にも "大きく成長した" という風な言葉を頂いた。

しかし腐った性根はそのままだ。


圧倒的なインプット経験により、標準的な(適切な)価値判断自分エミュレートし続けられれば理論上は問題は発生しない。

しかしそれが死ぬまで続けられるほど才には恵まれていないこともわかっている。

そろそろ腐った性根を治す時期が来たのかもしれない。

2021-12-11

今日観たBLと読んだ非BL

はー、ひっさしぶりに時間を忘れてガッツリ本を読んだ。

ドラマ『美しい彼』第4話

あらすじ

 卒業式の日、平良は清居から不意にキスされた直後に突き飛ばされ、携帯側溝に落とし水没させてしまう。携帯から失われた、清居の連絡先。平良は清居と自分はもう関係ないもの自分に言い聞かせる。そして大学に進学した平良写真サークルに入り、そこで小山出会った。小山との時間平良の心を温かくしてくれる。平良小山との心地よい関係にずるずると浸かり、友達以上恋人未満のような付き合いを続ける。

 ところが、小山誕生日小山に誘われて観に行った劇に、なんと清居が出演していた。平良は1日を小山の為に過ごすはずが、清居から打ち上げに誘われた瞬間、「行く!」と反射的に答えてしまい……。



増田感想

 毎度言ってるけど、今回もまた萩原利久平良再現度が120%。完璧過ぎてヤバい。これぞまさに平良原作既読勢は、ストーリー原作に忠実でないとか平良にしては背が低すぎるのではないかとか(だが実のところ萩原利久結構高身長さんだったりする。どちらかと言えば清居役の八木勇征の背が高すぎるとも言えるが、あの身長からこそのプロポーションの良さなわけで……)で不満の人もいるみたいだけれども、少なくとも平良だけはマジで平良なので原作既読勢もニッコリ、になるといいんだけどなぁ……。

 ビーバー小山が思った以上に好青年風なので、小山に対する平良無自覚塩対応はただ「何この冷たい奴」くらいの寒い印象を与えただけでスルーされるほどのものになって霞んでしまうのではないかなと危惧したけど、清居に打ち上げに誘われた時の平良の「行く!」の即答はピュアさがありつつも無慈悲無自覚俺様キングオブキモうざ感に満ちており、とてもよかった。直後に場の空気が瞬間冷凍され小山がピキピキしてる様もとてもいい。あー、このドラマ役者さん達ほんと芸達者すぎていいわぁ〜。

 そして遂に孤高のクールビューティー清居の化けの皮が剥がれる時がきた……! 実はさびしん坊で甘えん坊の清居がツンツンツンデレ平良の脛に蹴りの一撃。このエンドから来週は遂に清居のターン。次回予告に興奮を禁じ得ない。平良による城田フルボッコ事件が清居の視点から見れるだなんて最高過ぎる。



私立探偵麻生龍太郎』(柴田よしき

 私みたいな二次創作からBLに手を染めた系の人間には、商業BL恋愛に重きを起きすぎていて少女漫画のようにゲロ甘くネチネチしていてあんまり受け付けられないっぽい。というあなたにはこれがおすすめ!! と言われて手に取ったんだけれども、本当は同作者の『RIKO――女神永遠――』から読んだ方がよかったのかな。本作の主人公は『RIKO』シリーズに登場する人気キャラクター麻生龍太郎物語サスペンスとかミステリーとかの類だけれども、麻生龍太郎とその同性のパートナー山内練のBL要素がある。しかBLレーベルから出版された作品ではないので「非BL」扱いだ。

あらすじ

 麻生龍太郎は色々あって警察を辞め、私立探偵として独立開業する。人を雇う余裕はないが、自分一人で食べていくには何とかなる程度に、細々とやっている所に依頼人がやって来たり、恋人の練がふらりと現れたりする。短編4話。ちなみに、BLとしてのあらすじはというと、ずっと別れ話してる、の一言で表せる。

『OUR HOUSE

 麻生事務所に裕福そうな身なりの女性 唐沢が依頼の為に訪れた。彼女の依頼は意外なことに、子供の頃に住んでいた借家の縁の下に埋めた「タイムカプセル」を探してほしいというもの借家は取り壊されてしまったものの、管理していた不動産屋のつてにより、借家過去の住人達消息トントン拍子に知れて、調査は順調に進むと思われた。ところが、唐沢には思いもよらない思惑があったようで……。

『TEACH YOUR CHILDREN』

 もっといい部屋に引っ越そうと誘う練。だが麻生は乗り気ではない。練に金を出させていい所に済む気は麻生にはないのだった。挨拶もせずに練が帰ってしまった後、依頼人が訪れる。今回の依頼人は、憔悴した様子の中年男の石田。彼は私立女子学園中等部校長をしていたが、既に退職した若い女教師河野から、身に覚えのないセクハラで訴えられかけていた。しか河野最初から石田を陥れる為に巧妙な罠を張っていたという。仕事を引き受けたものの、石田の話に釈然としない麻生。そんな時、一本の電話がかかって来た。電話の主は麻生の古い知り合いの沖田。彼女は元警察官で、現在麻生同業者だ。沖田の誘いで飲みに出た麻生だったが……。

『DEJYA VU』

 風邪を引いてしまった麻生病院受診し、調剤薬局へと薬をもらいに行ったところ、そこの薬剤師の顔に見覚えがあるような気がした麻生だった。そして相手麻生に見覚えがあるという。薬剤師の名は川越琢磨川越はいつどこで出会ったのか、どうしても気になって仕方のない麻生は、おそらく川越とは警察時代麻生担当した事件関係者の誰かだろうと麻生は見当をつけ、昔の仕事仲間・山背に川越琢磨という人物を知らないかと問い合わせた。すると、後に山背は川越琢磨について、思いもよらない情報電話でよこしてきて……。

『CARRY ON

 女をたぶらかし風俗に落とす、いわゆる「スケコマシ」の田村田村と偶然に再会した麻生は彼と会食をしているのだが、練との煮えきらない関係について説教をされてしまう。

 田村と別れた後、麻生はある女性から声をかけられる。彼女後藤絹子。東京地検の元検事で、現在弁護士をしており、離婚して旧姓の「早坂」に戻っていた。

 早坂絹子は麻生に奇妙な依頼をしてきた。それは、彼女が叔母の啓子から貰った指輪盗難に遭ったので探してほしいというもの。早坂は指輪を叔母から不正手段により取得したため、指輪所有権を持たず、そのため警察に頼ることが出来ないという。麻生指輪の手がかりを求めて、まずは啓子の元婚約者犀川修造の元を訪ねたが……。

増田感想

 ネタバレなっちゃうから詳細には言えないけど、どの話も面白かった。得に4話目の『CARRY ON』は本の半分弱のページ数を占める中編なだけあって、複雑に伏線が張り巡らされている。

 トリックもいいけど、登場人物の得に女性心理描写が巧みで素晴らしい。『TEACH YOUR CHILDREN』で河野石田校長を陥れようとした理由には、相手をハメるほどの気力と頭脳はなくとも、自分が同じ目に遭わされたら出来るものなら相手地獄の底に突き落としてやりたいと思うだろう。実際、私にも似たような経験はあるしね。『CARRY ON』で登場する馬淵尚美の、カッとなってハチャメチャな行動に出てしまった、その時の心理の移り変わりもリアルだった。

 BLとしては、麻生山内練は相思相愛だけど、前述の通り最初から最後までほぼ別れ話をしているようだし、練はたまにしか登場しないのもあって、そんなに満足度は高くはないかな。面白ミステリー小説を読みたいならいいけど、ガッツリBLを読みたい時に読むものではないかも。

 あ、一話目の途中になんか古のケータイ小説みたいに行間の開いてる箇所が一箇所あるけど、その部分は古式ゆかしい感じのBLラブシーンだったのね……。そ、そういう表現するんだぁ。驚き。

ちょっとしたBL解説

 本作はシリーズ物なので、これを読んだだけだと麻生と練の関係性とか練の人となりが良くわからないんだけど、麻生は元警察官で、練はヤクザ世界に片足をツッコんでお金を稼いでいる人。二人は相思相愛なんだけれども、麻生は練にヤクザ稼業から足を洗って欲しく、一方練はそういう気はなく、しかも恩人のヤクザの組長の跡目を継ぐかどうかっていう所。そんな訳で本作では別れ話が出ているのだ。

2021-12-08

観たBLと読んだBL雑記

ドラマ『美しい彼』第3話

あらすじ

 コンテストに出場した清居だったが、一位にはなれず。コンテスト終了後に一人きりで悔しがる清居を追いかけ、声を掛ける平良だったが、拒絶されてしまう。夏休みが終わると、教室ヒエラルキーが一変。清居はコンテスト入賞を逃した。たったそれだけの事で城田達、元清居のグループが清居外しを始め、それはやがて露骨イジメへと進展してしまう。城田達による清居への悪辣嫌がらせに遂にキレた平良は……。

増田感想

 これまで、原作に比べると純朴で可愛い印象だった平良が、ここへ来て原作通りの根暗アグレッシブ俺様ぶりを発動! マシンガンを構える平良の闇の深すぎる目線にシビれた。てか、「マシンガンがあればいいのに」って独白バッチリマシンガンをぶっ放すシーンで表現してしまうの面白いw なのに平良が城田に殴りかかってボコボコにするシーンは写さないし、平良の顔や身体に跳ね返ってるのは血糊ではなくトマトジュース(城田が清居にぶっかけたやつ)にしてしまうという、謎の表現規制w

 平良役に萩原利久を当てたことに当初は批判の声もなくはなかったんだけれども、萩原利久で本当に良かったとしみじみ思った第3話だった。あの平良の目つきを再現出来る役者は他にいないのではないかと思った。あと、跪いて清居の手の甲にキスするシーン、腐女子の夢がめっちゃ詰まってた!

 城田が平良八つ当たりした理由がわかりにくいような。といって私も原作の部分を正確には覚えていないけど……二学期初日に城田と二人で自撮りしてた元清居ファンロリ巨乳ちゃんが清純そうな顔して二股かけたせいで別れた、というやり場のない怒りを通りすがり平良にぶつけたとか、そんな感じだったような気がした。そんなドロついた背景のある城田とロリ巨乳ちゃんが、卒業式には何事もなかったかのように和解しているのには笑った。平良と清居の同級生達は小学生かよってくらい幼い。城田があまりにもアホな言動をする子にされているせいで、やること最悪なのにいい子っぽく見える。そもそも高校三年生なのにクラスで亀を飼っていたりとか、夏休み宿題を写し合いしてるとか、謎にリアリティの無い高校生描写なのは一体何故なんだ。

 清居がハブられたせいで思いがけずに訪れた平良と清居の二人だけの時間が、萌え萌えしくてよかった。お家で一緒に宿題したりとか、自転車二人乗りで帰ったりとか。

 さて、残りあと2話。次回にはあのビーバー小山が登場する訳だが、陰のあるイケメン平良&清居とは真逆陽キャ爽やか系イケメン高野洸小山役を担当しており、半端ないラスボス感が! しかも爽やか良い人そうな役作りでありつつ、なんだか「お前自分イケメンだってこと良く分かってるだろ」って感じさせる、うっすらとした嫌味のある演技。ビーバー小山ハンパない。予告では平良小山の前に立ちはだかる清居……これまたキングオーラを放っており、来週も見逃せないな。

 平良役の萩原利久、清居役の八木勇征小山役の高野洸は将来ビッグ役者になりそう。今もう既にすごいし。


『ENNEAD』(Mojito)

あらすじ

 正直読んでもあらすじが今ひとつからなかったのだが、エジプト神話の話。

 1話全部と2話の殆ど神話パートで、2話の終わり辺りでアヌビスが父のセトに歯向かい、そこにホルスがやって来て、ボコられた。3話でイシスがセトに殺されかけて、ホルスがセトを刺す。

増田感想

 シーモアで3話無料だったので読んだのだが、3話までではさっぱりストーリーがわからない。分からなさ過ぎるよ!

 ENNAD(エネアド。ヘリオポリス九柱神)の一人セトが暴虐の限りを尽くし、ホルスがそれを止めようとセトと王座を巡って闘うわけなのだが、Pixiv百科によれば、どうやらセト←ホルスBLであるっぽい。なるほどわからん面白そうではある。買って読むかというと……保留かな。

 なんか……たまに韓国BLを試し読みしてみると、ストーリーがかなり殺伐としているので驚く。海を超えてまで人気が出るような作品からこそ過激作風なのかもしれないけど、愛憎の憎の部分がめちゃ強いのはなんなの……。



ただの日記

 とあるBL書きのコミュニティで、BLと非BLの違いってなんなの? と聞かれた。

 アマチュア字書きの書くBL場合は単に男同士が愛し合ってるかセックスしてるかというだけで他に確たる決まりはなさそうだよ、でも商業BLはそれだけでなく他に守らなきゃいけない掟があるようだよ、と私は答えた。

 そしたら質問者が「じゃあ私の作品BLではないってことですか。私はBLだと思うんですけど、BLというジャンル設定で小説投稿サイト投稿したらダメなんですか」と食ってかかって来たので相手をしたんだけど、どうも要領を得ないというか……。そもそも最初アマチュアの字書きの書くBLは男同士が愛し合ってるかセックスしてるかというだけで他に確たる決まりはないって言ったじゃん! アマチュアなんだから好きに投稿すりゃええがな。誰も文句なんか言わぁしねえよ! と思ったけどそんなこと言ったら怒りそうだから丁寧にリプライした……。

 質問者自分作品なんかクソクソのクソだからプロになるなんて夢もまた夢だと言いつつ、BLってなんですか? 女性向けってなんですか? ライトノベルってなんですか? 等、アマチュアWeb上で投稿する限りにおいては別にそこまで厳密に考えんでもいいことを、あくま商業作品定義としてどうなのか? っていう意味で聞いて来るので困った。一体、この人は何なの? 死ぬほど自信が無いと言いながら実はプロ目指していたりするの?

 段々相手するのが馬鹿らしくなってきたけど、真面目に対応しないとキレ散らかしてコミュニティーを荒らし荒らしから垢消して去る系かなと思ったので、「ggrks」と言いたいのを抑えて分かる範囲で答えた。

 最終的に、

ジャンル分けを気にするのはプロになろうと思ってコンテストに応募する時だけで、ただ投稿サイトに投稿するだけなら、自分BLと思ったらBL投稿すればいいってことですね」

 と分かって貰えた……。と思ったら、

「で、私の作品BLなのでしょうか?」

 と、話が振り出しに戻った。

2021-12-07

医局の先輩がうっとおしくなってきた

先輩のことは尊敬している面とうっとおしい面両方があり、最近うっとおしい面がどんどん出てくるようになった。

医局比較最近教授が交代し、それに伴いここ最近医局人事も激変した。

常ならば動かされることがなかった人間が思いもよらない勤務地へ異動となり、一方で激しいパワハラを行う人間であっても教授が気に入っている・利用できると踏んだ人間はいつまでも大学病院に置いておかれるようになった。

それ以前はなんとなくゆるいムードであったのが、論文を書いたり教授の好きな集中治療を行っていなければ存在が許されなくなってきたのである

先輩と自分は関連病院所属しているのだが、先輩は俺様タイプなので関連病院トップはいたいけど上司がいる大学病院には戻りたくない。その代わりに専門分野が同じ自分大学病院差し出そうと画策してきた。

そんな中、教授が「君は論文が足りていないから後回しね(ニュアンス)」と自分の後輩を先に上げると宣言した。ちなみにこの後輩は集中治療チームに所属している。

自分は実際は英語原著論文を書いていたのだが教授が見落としたらしい)

それ自体はそうですか、教授の決定ですからね、で自分は納得したのだが、先輩はそれでは収まらなかった。

俺はお前をずっと推薦してきたのに上げてもらえなかったのはお前のせいだ、お前が後輩に嫌われているからだ、後輩が医局長に色々言ってるから行儀よくしろ…これが顔を合わせるたびに繰り返される。実に2年弱、これを毎日聞かされてきた。

パワハラして問題になっているのもあなたの後輩ですけどそっちは注意しないんですか、その後輩はやりたくない仕事は見ないふりする上に病棟で平然と更に後輩をいじめますけどそれはスルーですか、とか言いたいことは山ほどあるが反論すると逆ギレするなと逆ギレされるので黙って耐えてきた。

そしたら今度は先輩自身大学病院に異動させられることになり、自分に対する態度が更に悪化した。

本当はお前を大学に戻すつもりでいたのに~、その予定だったのに~がことごとく追加され、数人が集まっての会議の場でも口にするようになってきた。

教授の匙加減だと言うが医局とはそういうものだ(そうじゃないとは言っていない)、某後輩は論文を書いている(自分も書きましたが)、お前は異動先の上司の厳しい目にさらされて評価されるだろうからちゃん自分役割しろ(言われなくてもやるつもりだし今までずっとあなた無茶振りに応えてきたんですが)…あなたは壊れたテープレコーダーですか?

から同じことばかり言う人だったが最近本当に聞くだけで疲れるし何ならシャットアウトしたい気持ちでいっぱいである。

コロナウイルス禍で飲み会がなくなった影響もあると思うが自分ストレス解消目的サンドバッグ代わりにするのはやめてほしい。

昔はこんなんじゃなかったのに、すっかり煤けてしまった感でいっぱいである。

もうこの辺りが潮時なんじゃないですかね、そんなに不満が多いならおやめになったも良いんじゃないんですかね。

ついでに自分もたいがい無礼なくせにすぐ医局長にギャーギャー言って自律神経失調症なんですぅとか言っていた後輩はさっさと退職してほしい。ちょうど2人目もできたところだし。

2021-12-03

ホロライブ6期生デビュー直後の感想

久しく無かった新メンバー誕生

一説によると倍率2000倍と言われる超難関でデビューを勝ち取った5人を初配信から見た感想っぽい速報(速くない)。


とまあ全体的に有能な超人揃いなのだが、これを受けて特に色を失ったのが、5期生

今夏、にじさんじのエデン組デビューで色を失ったセレ女と、ほぼ同じ事になりつつあったり。

歴史は繰り返す…。

一生牛丼マンだった

一生牛丼マンというのが増田でも話題になっていたけど、まさに自分がそうだった。

と言っても理由があって

・滅茶苦茶給料が低く生活するだけでいっぱいいっぱい

コンビニが当時いた会社から微妙距離がありしかも混んでいる、また通勤路にコンビニは無し

・昼休みは1時間あるんだが何故か自分だけ30分以上取ってると嫌味言われる

から仕方無く近所にあった牛丼屋でバーッと飯食べてすぐに会社戻って仕事をしていた。

別に牛丼なんて好きじゃ無いけどオフィスにいたら頭痛がするぐらいストレスだったから、唯一の解放される瞬間だった

そんなある日いつもの様に忙しく昼飯食べて帰ると

牛丼臭い牛丼太郎~♪」とか「そんなに牛丼好きなら牛丼屋で働いたら?w」とか

上司に相変わらず嫌味言われたから、遂にブチ切れてしまって会社脱出し、地下にもぐった。

しかし、地下でくすぶっているような俺達じゃあない。

筋さえ通れば金次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし巨大な悪を粉砕する、俺達、特攻野郎Aチーム!

 

俺は、リーダージョン・スミス大佐通称ハンニバル

奇襲戦法と変装名人

俺のような天才策略家でなければ百戦錬磨のつわものものリーダーは務まらん。

 



俺はテンプルトンペック。通称フェイスマン

自慢のルックスに、女はみんなイチコロさ。

ハッタリかまして、ブラジャーからミサイルまで、何でもそろえてみせるぜ。

 

私は、エミー・アマンダアレン通称エンジェル

チームの紅一点。

情報収集は、美貌と頭の良さで、お手のもの

 

よお、お待ちどう。俺様こそマードック通称クレイジーモンキー

パイロットとしての腕は天下一品

奇人変人?だから何。

 

B・A・バラカス通称コング。

メカ天才だ。大統領でもブン殴ってみせらぁ。

でも飛行機だけはかんべんな。

 

俺達は、道理の通らぬ世の中にあえて挑戦する。

頼りになる神出鬼没の、特攻野郎 Aチーム!

助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ。

2021-12-01

最近読んだBLと観たBLと、BL小説大賞参戦記。

 まずは読んだBLから

スリピングデッド』(朝田ねむい)の単行本特典ボツ漫画

 朝田ねむい先生ツイートで読める。

あらすじ

 1ページ漫画。本編で間宮のことを好みのタイプじゃないとバッサリ言い切った佐田に、間宮が「じゃあどういうのが好みなんだ?」と聞く。佐田の答えは……。

増田感想

 好みのタイプについて考えているうちに、じわじわ恋心を自覚しちゃって「ドキドキしてきた」という佐田がとてもかわいい!! こんな30歳は反則……かわいい嗚呼かわいい……。間宮には気の毒だけど。

 この場面に限らず、佐田の、非の打ち所のないイケメンなのに応答がもっさりとしていてノロい所が好き。



次は観たBL

ドラマ『美しい彼』第2話

あらすじ

 高校最後夏休み到来。夏休み平良にとって、教室の息苦しさから解放される貴重な一時だった。だが、清居を好きになってしまった今となっては、清居と同じ空間に居られない夏休みなんかクソと思う平良だった。ところが、清居のグループの面々が夏休みをどこで何をして遊ぶか決めようとした時、清居が「平良の家に行く」と口を挟む。いつものメンバー女子まで加わり、平良家で宿題をやったり花火をしたりすることになったが……。

増田感想

 原作では花火大会にお出かけする話だったのが、ドラマではスケールが小さくなって、おうち花火に。作中世界は疫病のご時世ではなさそうなのに、ステイホーム花火とは。低予算努力カバーしたにおいぷんぷんだが、これはこれで面白かった。スクカー最上グループの皆にこき遣われている平良の表情がよく見えていい。動きはあくまでも従順。だが皆の視線が他に逸れている時に顔全面に「ふざけんなよ……」的な内心駄々漏れの表情を浮かべる平良無自覚俺様ぶりが滲み出ている。表面的にはおどおどしているけれど、芯の一本通った性格がよく表現されている。

 家に独りでいる時は素直に感情さらけ出し、集団内では沈黙を通し、しかし清居を見詰める視線には情熱の炎が宿る。萩原利久平良再現度半端ない萩原利久おそろしい子……!

 清居が平良に対して興味津々で、平良への絡み方が時々ちょっとワンコっぽいのも良い。見た目孤高のキングだけど、実は淋しがりやな性格が出ている。清居役の八木勇征もなかなかの演技派だなぁ。


最後BL小説大賞参戦記。

アルファポリスの第9回BL小説大賞にエントリーしたよ!

アルファポリスBL小説大賞とは。

 小説投稿サイトのアルファポリスで毎年11月に行われている。10月1日31日がエントリー期間で、11月1日~30日が開催期間。今年で9回目。

 出品資格オリジナル創作BL小説であること。そして受賞のあかつきにはアルファポリス出版権を握らすことに同意することである。参加前に出版契約書のテンプレをよく読んでおくべし。

 受賞作品は、読者ランキング上位からアルファポリス編集部が選ぶ模様。

 読者(大会エントリーした人も含む)には持ち票が3票与えられる。読者は投票することで好きな作品応援することができる。

参加作品総数

 今年は1900作品超えだった。すごい。

今年はルール変更があった。

 去年までは、オリジナルBL小説なら何でもよかったんだけど、今年は18歳未満の子であることが明らかな人物の性描写がある作品は選外というルールが追加されていた。

 けど、参加作品作品紹介文をざっと見て回ったところ、募集要項ちゃんと読まなかったらしき人がけっこういた。

気付いた事とか色々。

 箇条書きで。

反省点(エントリーの仕方・開催期間のプロモ活動について)

反省点(自分作品のものについて)
ところで私の読者ランキング最終順位は?

 400位台前半。思ったよりはよかった。

2021-11-30

anond:20211130190258

でも繋がってると思う。

コンプラ意識の無さ、ルール無用俺様なやり方が社会でも通用すると思った結果ってのは、今回の金の問題タックル問題も根っこはいっしょだな、って。

多分だけどタックル問題を覚えてた人は、今回の逮捕劇とか全然驚かなかったと思うし。

2021-11-27

高齢化社会害悪っていうのはさ

社会的な決定が「権力を持つ裕福な年寄り」に都合の良いものばかりになってきている事から生じていると思うのだけれども、そういう裕福で権力を持つ年寄りが考える「高齢化社会害悪」って全然違ってて

 

社会的敗残者である貧乏権力のない年寄り年金制度生活保護制度悪用して、国家財産を食いつぶしていること」

なんだよな。

 

もっともこういう考え方は「知性と決断力に恵まれ俺様」なら若いうちからそういう事を言い出すし、そういう手合が結局成功して金と権力を掴んで裕福で権力を持つ年寄りになるのであるから高齢者特有害悪ではないのかも知れないが。

2021-11-22

最近観たBL

ドラマ『美しい彼』

 凪良ゆう先生小説『美しい彼』シリーズ原作


あらすじ

 主人公平良一成(ひら かずなり)は吃音があるせいで思うように喋れず、人間関係で躓きがち。そのため、子供の頃からボッチで、スクールカーストの最底辺を、自らの存在感を消して目立たぬように生きてきた。

 ところが高三の春、新学期初日ホームルームにて、自己紹介最中吃音が出てしまい、悪目立ちしてしまう。だがその時、クラスメートの清居奏(きよい そう)が遅れて教室に入って来たことにより、クラスの面々の注目が清居に移り、平良は難を逃れた。同時に、平良は清居の美しさに目が釘付けになる。

 新学期初日に悪目立ちしたせいで、スクカー上位からパシリにされるようになった平良。だが、厄介事に見舞われる度に清居の気紛れに救われる。清居の気高さと圧倒的強さに平良ますます心酔し、のめり込んでいく。



増田感想

 小説原作映像作品は、大体原作には敵わないと私は思うんだけれども、やっぱりこれもそんな感じ。かといって特別まらない訳じゃないし、駄作とも思わないけど。

 平良役の萩原利久、清居役の八木勇征、どちらも演技が上手いと思った。リアル平良と清居だなぁー。

 ダンススタジオまでストーキングしてバレるシーン後の、神社で話す場面が好き。レッスンで汗をかいた清居のために、好物のジンジャーエールの他にポカリまで買って来て、若干ドヤり気味の平良平良なのにキョドってない!? 原作平良はねっとりとした陰気キャラだったけど、ドラマ版の平良は純朴系な感じだ。軽くだれおま感あるけど、まぁこれはこれで……萩原利久かわいいからいかなぁー。

 平良に「きもっ」と言い放つ清居のタイミングがパーフェクト。

 清居の暴君ぶりが実にリアルスクカーキングの不良ムーブが板につきすぎていて怖いくらいだ。臨場感溢れる胸倉掴みには、震え上がってしまう。

 なんだかんだ、ドラマ平良は余りきもくない路線で行くのかなーと思いきや、エンディングテーマが流れ始めたところで、急に予想外のきもさを発揮しだすとか! え、きもいって、そういう意味での!? ままま、清居の写真でオナり始めるとかやめて! 深夜枠だけど一応テレビだぞwwwwwww

 ところで、オープニングテーマエンディングテーマキャラソンとしてとても良く出来ていて嬉しい。エンディング歌詞がだいぶどぎつい事書いてあるんだけれども、清居って本当にそういうキャラ。だが、超絶俺様気質に見えて平良に振り回されまくりなのが、清居の可愛いところ。

 


原作を知らない人向けの補足。

アヒル隊長とは。

 平良の心の師匠アヒル隊長笑顔でドブ川の流れを悠々と流れて行く様を見た平良は、以来、いつも心を平らかにし、アヒル隊長のようであれ、と念じて生きている。

 

平良フラスコに小銭を貯める理由

 決してただの吝嗇ではない。清居から貰ったもの大事にしているだけの行動。清居から貰ったお金を入れるに相応しい素敵な容器として、フラスコ型のオサレな容れ物を、平良は物置きからわざわざ探しだしてきた。

 原作では、清居がくれた500円玉平良は遣わず後生大事に取っておいている(つまり、清居の飲食代は平良が自腹で払っている)。500円玉貯金ドラマ版では小銭貯金に変更されたのはおそらく、500円玉フラスコに入らなかったとかい理由なんじゃないかなと思う。

2021-11-19

anond:20211119114201

なるほど古式ゆかしい俺様キャラににっこり!的な!

ありがと〜

2021-11-18

もっともらしく語っているが論理破綻しているので相手する価値がない

原文ママ

もっともらしく語るブコメばかりだが、実際に毎シーズンの新作アニメ萌え系にカテゴライズされる絵柄ばかりだし、決まって10代以下のヒロインが必ず付いてくるじゃないか。これを多様性なんて言えるわけがないよ

ペンパ

もっともらしく語るブコメばかりだが*1、実際に毎シーズンの新作アニメは*2萌え系に*3カテゴライズされる*4絵柄ばかりだし*5、決まって*610代以下のヒロインが*7必ず*8付いてくる*9じゃないか。これを多様性*10なんて言えるわけがないよ*11

*1 もっともらしく語っているはがその根拠が「俺がもっともらしく語っていると思いました」でしかなく、結局は「俺は感情論マン!これから感情論を言うぜ!」でしかない。しかし本人にその自覚は見えない

*2 アニメ市場の話をしているのに毎シーズンの新作アニメ恣意的主語を縮小している。犬の話をしている時に「チワワは」と言っていきなりチワワ限定の話にしておいて「つまり、犬は」と繋げるようなものである

*3 萌え系という定義が個々人によって違いまくる表現を使っている時点で「俺の主観オンリーで話すが」にしかない。もちろん自覚はない。

*4 カテゴライズされる。誰がしたのか。そもそも萌系の定義曖昧なのに。「俺が定義した萌系に、俺がカテゴライズした」となるのでは意味がわからない。「俺は俺様帝国人間だと俺が定義した。なので俺が日本住民税を払うのはおかしい」と言い張るレベルである

*5 自分定義して自分カテゴライズしているのだから俺俺定義カテゴライズの通りになるのは当たり前だ「俺様俺様帝国住民だと俺が決めた。つまり俺は俺様帝国住民なのである」がトートロジーであることに気づけ無いほど知能が低いと宣伝しているようなものだ。

*6 言葉が強い。これでは例外を一つ出されただけで破綻してしまう。もちろん例外は探せばあるのだが、そこで「それは例外である」といきなり言い出すなら決まってなんて使うべきではない。頭が悪い

*7 ヒロインと呼べるものが出てこないような作品存在する。それどころか人間モブか悪役ぐらいでしか出てこない作品もある。そういった作品においてものらりくらりと「いいえ。これは俺がヒロイン定義する定義に当てはまるでテイギ」と言うでテイギ?それでは結局何も言ってないのと同じでテイギ。

*8 決まってを使っているのに必ずを使っている。強調のつもりか?10文字前に書いたものを忘れてしまっているだけなのか?まあ読みにくいよね。

*9 ついてくるという言い方がよくわからない。突然の俺俺言語である。出てくるという表現を使わないのはチャチなセンスアピールなのか?チャチさは伝わったぞ。よかったでテイギ!

*10 多様性定義はどうせ俺俺でテイギ!もう相手したくないでテイギ!

*11 全部自分で決めてるんだから当たり前テイギ!「ファルシのルシがパルシしたらコクーンすると定義する。さて、ファルシのルシがパルシするとどうなるだろう?コクーンなのだ!」であるマジで無意味過ぎる。

https://anond.hatelabo.jp/20211116114129

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