先輩のことは尊敬している面とうっとおしい面両方があり、最近うっとおしい面がどんどん出てくるようになった。
弊医局は比較的最近教授が交代し、それに伴いここ最近の医局人事も激変した。
常ならば動かされることがなかった人間が思いもよらない勤務地へ異動となり、一方で激しいパワハラを行う人間であっても教授が気に入っている・利用できると踏んだ人間はいつまでも大学病院に置いておかれるようになった。
それ以前はなんとなくゆるいムードであったのが、論文を書いたり教授の好きな集中治療を行っていなければ存在が許されなくなってきたのである。
先輩と自分は関連病院に所属しているのだが、先輩は俺様タイプなので関連病院のトップにはいたいけど上司がいる大学病院には戻りたくない。その代わりに専門分野が同じ自分を大学病院に差し出そうと画策してきた。
そんな中、教授が「君は論文が足りていないから後回しね(ニュアンス)」と自分の後輩を先に上げると宣言した。ちなみにこの後輩は集中治療チームに所属している。
(自分は実際は英語で原著論文を書いていたのだが教授が見落としたらしい)
それ自体はそうですか、教授の決定ですからね、で自分は納得したのだが、先輩はそれでは収まらなかった。
俺はお前をずっと推薦してきたのに上げてもらえなかったのはお前のせいだ、お前が後輩に嫌われているからだ、後輩が医局長に色々言ってるから行儀よくしろ…これが顔を合わせるたびに繰り返される。実に2年弱、これを毎日聞かされてきた。
パワハラして問題になっているのもあなたの後輩ですけどそっちは注意しないんですか、その後輩はやりたくない仕事は見ないふりする上に病棟で平然と更に後輩をいじめてますけどそれはスルーですか、とか言いたいことは山ほどあるが反論すると逆ギレするなと逆ギレされるので黙って耐えてきた。
そしたら今度は先輩自身が大学病院に異動させられることになり、自分に対する態度が更に悪化した。
本当はお前を大学に戻すつもりでいたのに~、その予定だったのに~がことごとく追加され、数人が集まっての会議の場でも口にするようになってきた。
教授の匙加減だと言うが医局とはそういうものだ(そうじゃないとは言っていない)、某後輩は論文を書いている(自分も書きましたが)、お前は異動先の上司の厳しい目にさらされて評価されるだろうからちゃんと自分の役割をしろ(言われなくてもやるつもりだし今までずっとあなたの無茶振りに応えてきたんですが)…あなたは壊れたテープレコーダーですか?
昔から同じことばかり言う人だったが最近本当に聞くだけで疲れるし何ならシャットアウトしたい気持ちでいっぱいである。
コロナウイルス禍で飲み会がなくなった影響もあると思うが自分をストレス解消目的のサンドバッグ代わりにするのはやめてほしい。
昔はこんなんじゃなかったのに、すっかり煤けてしまった感でいっぱいである。
もうこの辺りが潮時なんじゃないですかね、そんなに不満が多いならおやめになったも良いんじゃないんですかね。
ついでに自分もたいがい無礼なくせにすぐ医局長にギャーギャー言って自律神経失調症なんですぅとか言っていた後輩はさっさと退職してほしい。ちょうど2人目もできたところだし。