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はてなキーワード: 本家とは

2021-10-18

anond:20211018084049

本家 Palmデバイスの意だった。CPUだの要素技術って話が念頭にあったので、直接スマートフォン化を勧めていた handspling に限った話ではないかなと。

もちろん書いてる途中で、うまくやった apple と、鳶に油揚げさらわれた handspling の図は頭にあったよ。

けどまあなんで無視されるかっていうのは、一般的な話だと単純に知らないのでは。(かなしい)

(大体 Palm からして…、CLIE が単純な機種名以上の扱いをされがちなのも Palm 自体知名度が低いからな気もする)

anond:20211001193856

SONYClieといった端末で試行錯誤していた。

いやそこは Palm だろどう考えても。

解像度化とかは意味あったとは思うけど、ベースを作ってるのはどう考えても本家 PalmSONY は乗っかって味付けした端末だしただけじゃん。

2021-10-16

anond:20211016191345

原作では「素顔は一度も見せたことがない」ていう設定やったんやで😷(それは本家ルブランのほうでもそうやった)

2021-10-15

韓国イカゲーム世界中で大ヒットしてるのが悔しい

カイジ二番煎じの分際で・・・

LGに乗っ取られたSONY有機ELもそうだけどさ、商品本家本元である日本覇権を握れなかったのは何故なの?

なぜ後追いに追い抜かれるような失態を晒ししまったの?

マーケティングセンスの有無だけでは説明できない”何か”が日本韓国にはある気がするんだよなあ・・・

2021-10-11

Lightroom CCはどうしようもないクズサービスなので使うべきではない

AdobeLightroom CC(Classicでないほう)は使うべきではない。人生時間を大切にしたいのであれば写真管理は別のアプリケーションサービスを使うべきだ。以下はそれを実感した私の体験談である

発端

ことの始まりLightroom CC画像ファイルローカルバックアップ場所を変更しようと思ったこである写真データは古いDroboに置いていたが、さすがにUSB 2.0では遅く感じるようになったことと、ライブラリ複数PC管理たかったので、写真データNASに移動させることにした。「ピクチャフォルダに置いていた”Lightroom CC”のフォルダNASコピーし、Lightroom環境設定でNASフォルダを「元画像の保存場所」に指定してLightroom再起動。それほどたくさんの写真があるわけではない。枚数で言えば2万枚超、データサイズは90GByteほどである。私の目論見では、このまま放置しておけば数時間クラウドとの同期が完了し、データ引っ越しは終わるはずであった。ところがこんな単純なことがうまくいかないのである

同期の問題

同期にとにかく時間がかかる。「写真をチェック中」とのダイアログがでてカウンタが進んでいくが一秒に2〜3枚くらいづつしか進んでいかない。ときたま考え込んでカウンタが停止したまま数分経過することもある。あまりに長時間動かない時はさしもの私もしびれを切らしてLightroom再起動させた。再起動させるとまたカウンタが進み始めるのである。そんなこんなを繰り返して7時間ほどかけてようやくチェックが完了。さあこれでクラウドローカルの照合が終わり引っ越し完了かと思いきやそうではなかった。次に「写真を移動中」とのダイアログが出てDroboからNASへの写真データコピーが始まったのである

は?

写真データははすでにNASコピーしてあるだろ!「写真をチェック中」って一体何と何をチェックしていたんだよ?!クラウドNASデータをチェックしていたんじゃないのかよ!?なぜ古い場所から改めて写真コピーしてくる必要があるんだ!?

最悪なのはこのコピープロセスも途中で止まるということである。途中でうんともすんとも言わなくなる。しかたないので「次の起動まで停止」のボタンで抜けてLightroom再起動する。普通に考えれば次に起動した時はコピーの続きから再開すると思うだろう。さにあらず、Lightroom CCはまた一番最初ファイルの照合プロセスからやり直し始めるのである。なぜこんな仕様にしているのか理解できない。そしてコピーの途中でまた停止。再起動するとまた一番最初からやり直し。こんなの終わるわけがない。

私もとうとうこのやり方には見切りをつけて、Lightroom CCアンインストールし、全ての設定データを消してクリーンインストールし直すことにした。

インストールからクラウド同期でまた止まる

クラウドにはオリジナル写真が全てアップロードされている。クリーンインストールしたLightroom CCを起動するとまずカタログデータダウンロードする。そしてローカルバックアプとの照合を行い、ローカルデータがなければクラウドからデータダウンロードする。

クリーンインストールしたLightroom CCは古いライブラリからファイルコピーしようとするような謎動作は行わないようだった。しかし今度もカタログデータダウンロードで止まる。再起動するとまたダウンロードを始める。そして止まる。また再起動の繰り返し。

ようやく数時間かけてカタログデータダウンロードし終わると今度はオリジナルデータダウンロードであるローカルバックアップがすでに存在するのにまたクラウドからダウンロードするような無駄を私は望んでいない。しかしこれまでの格闘で私は疲れ切っており、もう勝手しろという気分であった。そしてまたここでも頻繁に停止するのである。停止している時に右上のクラウドアイコンを押すと、「ネットワーク接続できません」と表示されていることがある。ネットにはもちろん接続されている。何らかの事情クラウドサーバとの接続が切れてしまい、接続回復できなくなるのが停止の原因のようにも思われる。それがサーバ側の問題なのか、クライアント問題なのかはわからない。わかるのはLightroom CCのフォトプランというサービスが、サーバクライアントソフトウェアもひっくるめて極めて低品質ものであるということだけだ。

ネット情報は嘘ばかり

Lightroom CCクラウド同期に問題が発生しているのは自分環境だけではないようだった。

ネットはいくつかの対処法も見つけることができる。たとえばあるサイトでは同期停止の対処法としてLightroom library.lrlibraryの中にある”Managed Catalog”で始まるファイルを別の場所に移動してアプリケーション再起動することを提案している。

https://lifehacking.jp/2018/04/lightroom-cc-spinning-wheel/

私もこれをやってみたが何の解決にもならなかった。今までの同期情報が消えてまた最初から同期プロセスが始まり、また停止しただけだった。

Adobe本家サイトでは同期が止まった場合写真フラグを設定することで同期を再開するという対処法を提示している。

https://helpx.adobe.com/jp/lightroom-cc/kb/stuck-syncing.html

私はこれもやってみた。しかし何も起こらなかった。何度フラグを付け直そうが停止した同期プロセスが再開することはなかった。停止した同期プロセスを再開する方法Lightroom CCを一旦終了してまた再起動することだけだった。結局、ドモホルンリンクルを見つめる人のようにずっと同期の進行を監視して、止まったらLightroom CCを手動で再起動するという方法しか対処法はなかった。

はっきり言ってネット情報は嘘ばかりである一般ブロガーサイト情報があてにならないのはしょうがないが、Adobe公式ヘルプに堂々と嘘が書いてあるのは許しがたい。

結局、Apple写真appがベストなのか

これまで写真管理iPhotoApertureを使ってきた。Appleが両ソフトウェアサポートしなくなり移行先として選んだのがLightroom CCであるAppleへの依存率を下げたいという意図もあった。しかしとんだ見込み違いでLightroom CC/フォトプランはどうしようもなく低品質プロダクト/サービスであった。たかローカルバックアップ場所を変更するだけのことに大変な労力と時間無駄につかわされた。

私はもうLightroom CCは捨てることにする。もともとRAW現像などするような写真趣味があるわけではなく、写真管理クラウドバックアップカジュアルレタッチができればよいユーザであった。これから写真管理クラウドバックアップ写真appとiCloud+、レタッチはLuminar AIを使うことにする。

これを読まれた読者諸賢も貴重な人生時間と労力を無駄にしたくないのであれば、Lightroom CC(そしてこんな品質の低いアプリケーションサービスしか作れないAdobe)には金輪際関わらないことをお勧めする。

2021-10-09

どの可変式ダンベルを買うか

旧式の4kg刻みは各所に遊びがあって壊れやすかったが、2kg刻み版は改良されているらしい。

本家より安いっぽい樹脂だけど数年使うには問題なさそう。傷がつきやすいらしい。

パワーブロックタイプはできない種目があるのでわざわざ本家を買う必要ない気がする。

どこにでも売ってる。安い。戻すのが面倒。壊れやすいらしい。

ボウフレックスタイプはオンザニー(膝に乗せる)がやりにくいのと、長いので本家買う必要なさそう。

切り替えに時間がかかる。一番丈夫なのは間違いない。一生使えそう。


家族も使うから一生もののクイックロックダンベルかな~。あとはサイドレイズ用に低重量の固定ダンベルを数種類揃えておこう。

2021-10-08

anond:20211008092338

単純に馬鹿努力する方法を知らないか奴隷しか生きる道がないんだよ。

全ては努力不足。そう言う努力不足で落ちぶれた連中を税金で救おうと言うのが岸田の馬鹿がやろうとしてること。

これは機会平等じゃなくて結果平等社会主義のもの

だったらそっちの本家本元である共産党に任せた方がいいだろ。

2021-10-07

すぎやまこういち楽曲っぽい要素集

すぎやまこういち楽曲っぽい要素集【ドラクエ楽曲あるあるKoichi Sugiyama-esque melody & chord patterns - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=dOYqb1lBGSg

この動画もこの動画の曲もめちゃめちゃ好きで時々思い出しては何度も何度も聞いていた。ぶっちゃけ本家より好きなぐらい。というわけで今日も久しぶりに聞いた。

ものまねの人がルパン声優したりドラえもんアシスタントが描いて作品が続いたように、今後ドラクエの曲はこの人が作ればいいとわりとマジで思う。

Twitterで書くと不謹慎と叩かれそうな気がしたので増田で呟いておく。

2021-10-02

書いたな!俺の前で!仮面ライダーの話を!

anond:20210930214718

っていうタイトル増田を、書くためのフリですよね?

仮面ライダー孤独に戦う等身大ヒーローだって?いつの話をしているんだい?たしかに今YouTubeで絶賛配信中の仮面ライダーBLACKなんかは確かに孤独に戦う等身大ヒーローだ。なんがしか組織に属していたり多人数だったりする平成令和に比べると南光太郎はびっくりするほど一人で戦っている。彼が仮面ライダーだって知る人はほとんどいないし、南光太郎あくま仮面ライダー友達で通してて、バックアップしてくれる組織もない。だが平成令和とくだっていくにつれて、孤独でもなければ「職業仮面ライダー」みたいな仮面ライダーゴロゴロ出てくる。当然私はこれら全部を書き明かすほど知識文章力もあるわけじゃないが、コレコレ!コレだよ!っていう仮面ライダーをつらつらあげていこうと思う。

大戦について

巨大化する仮面ライダーといえばJがあまりにも有名だが、個人的に好きなのはやはり「お前たちの平成って醜くないか?」でお馴染みの「仮面ライダージオOver Quartzer」だろう。

回を重ねるごとに昆虫ベース改造人間からかけ離れていく仮面ライダー。毎年出てくる仮面ライダーは最早改造人間ですらなく改造人間設定はオマージュ対象となり、改造人間よりも怪人の方が強いライダー作品まで出てくる始末。年々ふざけていく見た目、毎年ガラリと変わる作風。あまりにもおふざけが過ぎる仮面ライダーのなかでもジオウはとくにふざけてた。なんだ!顔に!!「ライダー」って!!!2号は平仮名で「らいだー」って書いてあるぞ!ふざけているのか!と思って1年間見てたらもう顔に「ライダー」って書いてないと物足りなくなってしまった!

そんなジオウの劇場版ISSAが演じる敵ボスは、そんな毎年毎年作風が変わりまくってデコボコ平成ライダーに一石を投じるべく仮面ライダージオウに戦いを挑む男である。それゆえの「お前たちの平成って醜くないか?」というパワーワードだ。彼も仮面ライダーに変身するが、仮面ライダーBLACKがベース仮面ライダーバールクスに変身してジオウと戦う。平成の力を無効化する能力。忠臣だと思っていた男が実は敵方人間だった衝撃の事実。囚われの身となったジオウを励ましにサプライズ出演する仮面ノリダー。憲武が!仮面ライダー映画に!出てくるのだ!パロディライダー本家劇場版に出てくる!劇場で見た時、これはもう青天の霹靂であった。最後は巨大化して戦うISSAことバールクス。小渕の平成パロディまでやってくれる!エピソードファイナルパラダイスロストも名作だが、ジオウたちが巨大化したバールクスとどう戦うのか、是非とも見てほしい!

組織描写について

特定組織に属した仮面ライダーが増えていくのは先ほど書いたとおりだが、もはや書くことがいっぱいありすぎる!まず組織とは!というところから始めないといけないが、巨大組織との軋轢、という面でいうと、ショッカーからまりゴルゴムスマートブレイン、BOARD、ZECTユグドラシル、野座間製薬、果ては警察まで出てくる。

クウガに出てくる仮面ライダー平成にしては珍しくたった一人である。どこの組織にも属さない。一応警察と協力して戦っているが、あくまで協力であり言ってしまえば業務委託のようなものだ。OPでも「英雄はただ一人でいい」と歌われているが、敵の暴力暴力で対抗できる人間自分一人だけでいいのだ。ある時、芝居の先生を敵に殺されたヒロイン(奈々がヒロインかどうかは民意に委ねる)に暴力の虚しさを説くクウガ。日夜暴力を振るっていることなどつゆ知らず「あんたの言ってることは綺麗事ばっかりやんか!」と言われ悲しい顔をするも「そうだよ、本当は綺麗事が良いんだもん。暴力しか解決できないなんて悲しすぎるから!」と悲痛な返答をするクウガ警察世間からは「未確認生命体第4号」と呼ばれ他の怪人と同じく当初は射殺対象となるも、日々の戦いのなかで警察と協力して戦うようになっていく。少しずつ警察世間の信頼を勝ち得ていく流れを、敵の暴力暴力しか解決出来ない最終バトルまでの悲哀を、是非とも見てほしい。

そのほかにも、所属している組織1話でいきなり壊滅して、「オンドゥルルラギッタンディスカ」と叫ばざるを得ないなか、訳の分からないストーリー勝手気ままに敵対して回る先輩ライダーなど、滑舌しかネタにすることのなかったのに、いざというときしか役に立たない男、肝心な時にしか役に立たない男、平成の善逸、強敵しか勝てない男、などさまざまな異名を持つ男や、最終回自己犠牲が後続のライダー最終回に大きな影響を与えた男など、信じられる組織が初回で消滅してしまった男たちの生き様を、ぜひ見てほしい。

アギトのG3は未確認生命体第4号を模した警察パワードスーツで、G3ユニットを巡って警察内部でずっと争いと諍いがあったのは見ての通りだ。なんなら最終回までずっと揉めてたからな、あいつら。イヤミエリート刑事北條さんにずっと付け狙われるG3ユニットあかつき事件ネタにG3に変身するも敵前逃亡キャストオフでクビになり、めげずにギャバンみたいなシステムで対抗するもG3Xとの模擬戦でボコボコにされ、最終的にアギト人類の敵認定されて怪人活動保護組織に成り下がりかける警察。これもぜひ見てほしい。

他にも555、剣、カブト、鎧武など、ベルトが組織の持ち物、ライダー組織、という構図が年々強めになっていく。シンゴジラほどじゃないにしても組織描写は多いわけだ。賛否両論激しいゼロワンお仕事番勝負会社会社の争いで、あれも組織組織の争いと言える。幹部同士の諍い、組織の中の揉め事、そういうの俊樹の十八番だな。組織描写庵野十八番なら、より面白いストーリーにしてくれることは期待できるだろう。

そんなわけで仮面ライダーコンテンツはとても膨大なので私の知識文章力では書ききれない。みなさん是非とも仮面ライダー面白さをブコメなりトラバなりで語っていってほしいと思う。

2021-10-01

https://anond.hatelabo.jp/20210930195307

機業界で技術屋をしているんだけど、長期的に見て車の電動化が進むのは間違いないと思っている。

そのうえで気になるのは、技術の普及タイミングってそんなに正確に見切れるかなという事。


例えばうちの業界でいうと、有機ELの登場やフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行という技術の切り替わりを経験している。

ディスプレイ技術としての有機EL20年以上前から有望視されていたが、小型ディスプレイとして普及したのは2017年にiPhoneXで大々的に採用されてからである

製品自体2000年くらいから世に出ていた(初期型FOMA有機ELディスプレイが積まれてたのを覚えているだろうか?)から、かれこれ15年以上たっている。

普及までに長い時間を要しているわけだが、その間研究開発で先行していた企業はどうなったか

NECサムスン電子技術を売り払って撤退東北パイオニア資金が続かず、アクティブマトリクス型の開発から撤退ニッチパッシブマトリクス型の製造にとどまり世界で初めて有機ELテレビ製造したSONYですら投資余力がなく製造部門を分社化末裔たるJOLEDは売り上げ100億程度と小規模で事業としての利益は上がっていない。

技術投資するタイミングってめちゃくちゃシビアなのだ

スマートフォンにしたってそう。みんなタッチパネル操作できる情報端末研究開発をしていた。

本家Apple90年代からNewtonを作っていたし、SharpザウルスSONYClieといった端末で試行錯誤していた。

みんな将来の方向性は読めていた。だけど、一般人が容易に使えるようになるための要素技術がかけていたかブレイクしなかった。

例えば、狙ったところを操作できるような、タッチパネル進化。昔のタッチパネルって強く押さないと反応せず、操作しにくくなかっただろうか?あれは抵抗方式といわれる方式が使われていたからだが、それが静電気で反応する静電容量式が普及することで一気に操作性が上がった。

後はCPUの処理性能。過去Linux搭載の携帯端末なんかは処理速度が遅く、ストレスがすごくなかっただろうか?

だけどiPhone最初からぬるぬる動いていた。そのレベルストレスなく動かせるにはCPUの性能が上がる2010年代を待たなければいけなかった。

というように、いくつかの要素技術がそろって初めて、スマートフォン一般に普及した。

まり、新しい技術が普及するにはその前提となる要素技術がそろわないといけない。

だけどそのタイミングを読むのは容易じゃない。というか不可能だと思っておいた方がいい。

技術に切り替えるのは早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ

から必ずしも将来的にEV100%になるとわかっていても、今全力でそっちに突っ込むのが正解とは限らない。

個人的には後発から巻き返すだけのエンジニアリソース資金力のあるトヨタが、ガソリンエンジン延命水素の開発も含めて全方位戦略を敷いているのはすごく理にかなってると思う。

そういうわけで、変化の大きい電機業界の立場から過去を振り返ってみると、EVを強く押す人は前のめりすぎるかなという印象をうけるのだが、どうだろうか?

2021-09-30

「ツイステエアプ二次だけ摂取オタク」全員滅べ

ツイステというゲーム、覚えているだろうか

アニプレ黒執事の作者をメイン絵師に据え、ヴィランに焦点を当てた女性向けアプリゲーム

最初こそ何十億円もの売上を叩きだし、テレビでも取り上げられ、連日学級会が開催されそれはもう盛り上がった。

私のTLでもめちゃくちゃ話題だったし、連日絵も小説バンバン投稿され、pixivランキングがツイステで占拠されていた

その後、数々の不審からお空RPGを越える署名が集まったのも実は一年上前のことだ

マジで一年経ってるのになんの進展もない

で、今や億に届かない売上(Game-iとかいガバガバサイトを参考にして言うことではないが、推定値であってもFGOを超えていたのに…)

まらないキャラ格差(炎上不可避だろうけど、プロセカのユニット格差なんてこれに比べりゃマジで可愛いもんだと思うよ)

停滞しまくるメインシナリオに、初期勢には虚無でしかない長期間の復刻イベント&シナリオほぼゼロの虚無イベント(というか育成イベントとメインシナリオ配信新規シナリオつきイベント配信を同時進行できん理由って何?)

サービス開始から一年半経ったのに、いまだにイベントSSRゼロキャラクターや、恒常SSRすら未実装キャラクターがいる

そんな女性向けゲーム、他にある??あるならぜひコメントに残してほしい(いや本当にマジで)

一年半の現在、TLでこの話をする人はほとんどいない

時々「グッズ整理」と称して引退した人がキャラグッズを売りさばく様子だけが流れてくる

そして、最近見かけるのが「2次創作しかツイステを知らん」ユーザーである

正直彼女らは害悪

(こんな運営なんて滅んでサ終しちまえとは思っているが)課金どころかダウンロード数、アクティブ数にも貢献せず、曲解されたイメージだけのキャラを語る

正直滅んでほしい

ディズニーランドハロウィーンでツイステの仮装OKになったことを喜んだり、騒いだりしてる奴らツイートの締めくくりに「でもゲームはやったことない」が高確率でくっついている

ふざけんな

ついには「ジャミルアイドルオタ」「トレイは腹黒ヤクザ」「セベクはド天然キャラ」とかいう間違えまくったキャラ設定の二次創作も登場していて本気で頭を抱えてしまった

ゲーム問題がある。それは本当にそう。

1ユーザーから見てもありえないクソ運営だと思うし、補填謝罪もしないどころか認めすらしないし、バグやら重大な欠陥も未だに多いし、ゲームのものも虚無過ぎてどの部分をメインに楽しめばいいのかわからない(根本的にUIすらゴミカスなのはよくないと思う)

でも、ミリ知らでキャラを語って楽しいか?

お前が愛してるキャラクターは誰だ?そんなキャラクターは存在しねえんだよ!!!

正直公式許可してるんだし、せめてYouTubeとかで上がってるシナリオやらキャラクターストーリーのまとめ動画見ろ

コミカライズ単行本も発売されたんだから買え

公式に金落とすやつがカッコいいとか、公式吸ってるやつの方がキャラ愛あるとか、そういうことじゃないんだよ

ツイステに関してだけは

ゲームダウンロードすらしなくても

クソみたいな調整で攻略めっちゃ難しいボスキャラ戦やらなくても

実質青天井ガチャをぶん回さなくても

虚無を回し続けてカード育成しなくても

ぶっちゃけ一円も出さずに

公式を吸えるんだよ!!

いや誇張でも比喩でもなく、本当に!!!

お前らがやってんのはキャラクター陵辱だし、キャラクターに対する侮辱行為だぞ…

なんでそんなことができるん?全く理解できないし私の視界に入らなくても存在迷惑なので今すぐ滅ぶか公式を吸え

ブコメありがとう

エロ同人から入って沼る例は理解できる

でもそういうやつはそっから本家情報かき集めるじゃん…

でも「原作問題があるから本家にはお金落とさないし作品内容も推しキャラのことも知る気ないけど愛してるよ!」って姿勢害悪なんだよ…

あとこれは学級会じゃねえわ

ここは増田

これは個人的呪詛だよ

2021-09-29

anond:20210929213214

amazonランキングとか見るとswitchソフトばっかズラーっと並んでるし買うやつは買ってるんじゃね?

俺はメトロイドドレッドは買おうかと思ってる

久々のメトロイドヴァニアの本家新作だし

2021-09-27

トンカツクリッカーはやべえな…見るだけで胃もたれしそうだもんな。

からあげでもコロッケでもやべえな。揚げ物クリッカーやべえ。

でも本家クッキークリッカーもあれはコストコで買えるようなでっかくてくどいクッキーなんだよなあ。個包装のせんべいよりでっかいやつ。日本スーパーで買えるような(相対的に)ちっちゃくてヘルシーなクッキーとかデパートで缶に入って買える小さくてバター香りがうれしいクッキーじゃなくて。

想像しただけでなんか今おやついらなくなった

2021-09-23

やんごとなき筋の婚姻問題

あれって将来の主上の姉君であることが問題なんだろうなあ。

もしも本家から後継者が出るんだったら

もう少し無視してもいい問題だったのだろうけれど。

結局、民間に降りてしまえばなんだかんだいって民間人だからねえ。

でもあれだけ血が近いとそうもいえないんだろうな。

2021-09-22

毒手

一時期キヤノンがそう呼ばれたように

Oracleが買収した企業は全て不幸になっている。これは、買収の目的が、単にライバル当該法人息の手を止めるためであるから

なお本家本業DB性能は他を圧倒するほど高いことはまぎれもない。ただあまりうまくスケールしない(?)。まあ報告によれば数の暴力でなんとかなっちゃう、らしい

2021-09-21

Javaを救うOracleレジスタンス

悪の帝国 OracleJava有償化し重税を課そうとしたその時、正義勇者 Amazon が立ち上がり新しい Java 実装 Corretto を無償で広めて救ったのだ!

……という情弱が好きそうなデマがあるんだが、こんな陳腐シナリオに喜んでいるようではインチキテックYouTuber に食い物にされてしまうぞ☆

Oracle レジスタンスはいた。彼らは Oracle の中に潜んでいたんだ。

赤字に苦しむ Sun

時は2005年に遡る。

Java を開発した 米 Sun Microsystems は赤字にあえいでいた。

2004年Java 5 (目玉機能ジェネリクス) がリリースされてしばらくの頃だ。

この頃、ひとつオープンソースプロジェクトが立ち上がる。名を Apache Harmony という。

開発は2005年5月に開始され、2006年10月には Apache 財団トップレベルプロジェクトとなった。

Java は当初より、 Sun の独占物ではなかった。

Sun は多数の企業をまきこみ、いろんな企業Javaライセンスしていた。

Java実装Sun が持っていたが、各社が独自実装したり、Sun契約してコード提供を受けたりしていた。

Java を名乗るためには Technology Compatibility Kit (TCK) という互換チェックをパスしなければならない。

初期の Javaオープンソースではなかった。誰もが自由コードを参照し用いることができるものではなかったんだ。

Javaオープンソース化を目論んだ Apache Harmony

これをオープンソース化しようという野心で始まったのが Apache Harmony プロジェクトだ。

Java実装をいちから書き起こしオープンソース代表的Apache License Version 2 ライセンス提供したのだ。

しかし、SunApache2 ライセンスを良しとせず、Harmony に Technology Compatibility Kit (TCK) を受けさせなかった。

Java を名乗らせなかったということだ。

なるほど。彼らが Javaオープンソース化したレジスタンスだったわけか?

違う。話はそんなにシンプルではない。

OpenJDK の登場

2006年 SunJavaオープンソースにする意志があると発表した。

SunJavaリンク例外付きの GNU General Public License でオープンソース化することにした。

これが OpenJDK である

Harmonyライセンス自由な改変を認めるものだった。

OpenJDKライセンス派生物を作ったなら、そのソースコードの公開義務がある、という点が大きな違いだった。

OpenJDK は出た当初はまだ SunJDK との非互換が多かった。しかしこれが現代まで続く OpenJDK の始まりだったのである

2007年11月 GoogleAndroidを発表した。 AndroidJava 言語で開発することができる。

そのベースとなったのは Sun との火種くすぶる Apache Harmony だった。よりにもよって!

これは揉めに揉め、巨額な賠償金をめぐる裁判となる。

(後にGoogleが負けて賠償し、現在Android は OpenJDK ベース)

Sun の身売り

その渦中、赤字に喘いでいた Sun はついに身売りを決断する。2009年のことである

当初 IBM との交渉が報じられていたが金額で折り合わなかったようだ。

そこに颯爽とあらわれたのが Oracle であるOracleSun Microsystems を買収することになった。

しかOracle にはよくない噂がある。敵対買収してプロダクトを潰してしまうという黒い噂だ。

SunJavaOracle に食い物にされてしまうんじゃないか、いわゆる 「悪のOracle」 のイメージはこの頃からのものだ。

しかし、 Sun はすでに Javaオープンソース化していた。 派生物もオープンソースにしなくてはならない OpenJDK で!

OracleJavaSun 社ごと買ったが、 Java はすでに独り占めできるようなものではなかった。

Java オープン化の仕上げ

時は流れ、2018年 Java 11リリースされる。

Sun 本家JDK を引き継いだ Oracle JDK と、OpenJDKがついに統合される。

Oracleソースコードを OpenJDK に寄贈し、 Oracle JDK も OpenJDK ベースとなった。

ここに OpenJDK への移管は完全となり、Javaオープン化は成就した。

それまでの OpenJDKOracle JDK との非互換不安視されていたわけだが、Java11 からはその不安もなくなった。

こうして完全にオープン化された Java は、各サードパーティーからディストリビューションが出るようになった。

Java11 での Javaオープン化を経て、Javaディストリビューション乱立時代へと突入する。

Amazon Corretto もそうした OpenJDK派生ディストリビューションひとつである

OpenJDK の開発は今なお Oracle が主力となって牽引している。

レジスタンス

Java解放しようとしたレジスタンスは、赤字に喘いでいたSunの中にいた。

たとえ Sun が身売りをすることになろうとも、Java邪悪独裁者の手に渡さないように。

Sun が倒れてしまう前に Javaオープン化された。Java仕様策定Java Community Process (JCP) にて行われる。

Java仕様策定Oracle独断で進めることはできない。 OpenJDK の開発も Oracle独断ですることができない。

GNU General Public License でオープンソース化された Java は、派生物のライセンスGPL強制されソースコードを公開しなければならない。

未来永劫、Javaオープンソースでありつづける。

そんな OpenJDKリリースした、当時の Sun中の人達こそがレジスタンスだったんだ。

Oracle はそんな Java を、そういう存在だと分かって Sun ごと買った。

Sun中の人達の多くは Oracle へと移籍した。そして、今でもオープン化された Java を作り続けている。

2021-09-20

ものすごくいい加減なディズニー映画史

ディズニー映画に埋もれた名作などというもの存在せず、有名なやつは出来がよく、無名なやつは出来が悪い。

以下、備忘録をかねてウォルト・ディズニーアニメーションスタジオ制作長編アニメ映画史を概観したい。

メイクマインミュージック』以外はディズニープラスで全部見れる。

1. ディズニー黎明期白雪姫』(1937年からバンビ』(1942年)まで

おすすめ作品:『白雪姫』『ファンタジア』(ミッキーのやつだけ)『ダンボ

ディズニー長編アニメ歴史アニメ史に残る傑作『白雪姫』とともに幕を開ける。この作品はとにかく作画が凄まじく、戦後日本人が衝撃を受けたという逸話も納得の出来である著作権が切れているのでYoutube等でも見れるが、できるだけきれいな画質で見たほうがいい。7人の小人たちの非モテ自助コミュニティ描写ピカイチで、増田を見ているような人々は目を通しておいて損はないと思う。

ディズニー映画はこの頃から一貫して「教育的で」「社会的にただしいとされる」物語を描こうというはっきりとした意思を見て取ることができる。そのため、作品の背景には常に制作された時代価値観垣間見える。

例えば『白雪姫』の3年後に公開された『ピノキオ』では、主人公ピノキオを導く良心象徴としてジミニークリケットという名前コオロギが登場する。この「ジミニークリケット」という名前ジーザスクライストの言い換え語らしく、つまりここでは創造主の似姿として作られた人形が様々な誘惑と戦いながらも最終的にはイエス・キリストに導かれ、ただしい人間性を獲得するという物語が展開されるわけだ。

ピノキオ自体は退屈な作品ではあるものの、歴史時代背景を含めて見ていくと別の発見があり、それはそれで豊かな体験である。ちなみに当時のディズニー自身はむしろできるだけ宗教色を薄めたいと思っていたらしく、この辺は社会要請されてやむなくという側面が強いのかもしれない。

ほか『ファンタジア』中の「魔法使いの弟子」と『ダンボ』は見ていて単純にたのしい良作。『ダンボ』のお母さんの健気さは泣ける。

2. 最初の低迷期 『ラテンアメリカの旅』(1942年からイカボードトード氏』(1947年)まで

おすすめ作品:なし

バンビ』のあと『シンデレラ』まで長編物語映画はなく、とくにおもしろ作品はない。とはいえ日本人としては、バリバリ総力戦をやりながらアニメを量産していたアメリカの国力にむしろ驚くべきかもしれない。

この頃の作品群には「丁寧な植民地主義」とでも呼ぶべき傾向があり、具体的にはアメリカ開拓時代の美化とラテンアメリカへの観光的関心、キリスト教的な価値観三位一体となった教育映画制作されている。この辺はおそらく当時のアメリカ外交安全保障戦略と密接に結びついており、いわばアメリカ流の国策映画だったのではないだろうか。

丁寧な植民地主義的な傾向はこの後も非常に根強く、形を変え品を変え、ディズニーらしさの1つの要素として受け継がれていくことになる。

3. ディズニー復活期 『シンデレラ』(1951年から眠れる森の美女』(1959年)まで

おすすめ作品:『ふしぎの国のアリス』『眠れる森の美女

シンデレラ』は物語の大半を出来の悪いトムとジェリードタバタ展開が占め、あまりおもしろくはないもの興行的には大成功を収め、低迷期の脱出成功する。

眠れる森の美女』は『白雪姫』以来の超絶作画であり、これ以降の作品と見比べてもダントツクオリティが高い。一方で興行的には制作費の回収すらできず、総じて失敗作と見なされたようだ。ディズニー作品作画技法は『眠れる森の美女』でひとつの頂点に達し、以降はべつの方法論を模索していくことになる。

ほか『ふしぎの国のアリス』のチェシャ猫や芋虫悪夢的な描写は見たものに強いインパクトを与える。一方で登場人物にだれ1人としてまともに会話の通じるキャラがおらず、集中力の維持が非常にむずかしい作品でもある。

ピーター・パン』では全能感と成熟の拒絶というYoutuberの原型のようなヒーロー像が描かれる。ピーター・パン症候群とはよく言ったもので、本家ピーター・パン未成年淫行炎上する未来を強く予感させるキャラクターだった。

わんわん物語』では都市自由謳歌していた野良犬ペットとして不自由幸福を手に入れて物語が終わる。ここで描かれるペットたちのむき出しの奴隷根性は、前述の植民地主義無関係ではない。『ピーター・パン』『わんわん物語』ともにおもしろくはないが、それぞれ見どころのある作品となっている。

4. えんぴつ作画期 『101匹わんちゃん』(1961年からくまのプーさん 完全保存版』(1977年)まで

おすすめ作品:『101匹わんちゃん』『くまのプーさん 完全保存版』

眠れる森の美女』のアーティスティックで洗練された描線から一転、『101匹わんちゃん』以降はえんぴつで描かれたかのようなラフ描線作品構成されていく。『眠れる森の美女』以上のものを作り出すことが現実的不可能であり、見劣りを避けるという意図があるのか、あるいは端的に制作資金が枯渇しただけかもしれない。

技法的にはやはり『くまのプーさん 完全保存版』でひとつの完結を迎え、以降ディズニー映画は再び模索と低迷の季節を迎えることになる。

『おしゃれキャット』は金持ちペット使用人をブチのめす話で、一方『ロビン・フッド』は貧乏人が金持ちをブチ殺す話だ。この時期のディズニー節操のなさがすごい。

5. 模索時代ビアンカの大冒険』(1977年からオリバー ニューヨーク子猫ものがたり』(1988年)まで

おすすめ作品:『オリビアちゃんの大冒険

この時期の作品群の特徴を一言で言い表すならば、「リアリティへの接近」ということばになるだろう。それは一方では作画技法への3DCGの導入というかたちで現れ、他方で物語上では善と悪の単純な二項対立の脱却が図られることになる。

前者は『コルドロン』の奥行きのある大胆なカメラワーク作画法、『オリビアちゃんの大冒険』『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』での部分的3DCGの導入に見られる。後者は『きつねと猟犬』での人種対立メタファーとして描かれた動物間の争いや、多人種共生する複雑な現実を猫の姿を借りて描いた『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』に象徴である

『きつねと猟犬』はこれまでのディズニー作品に見られた家畜たちの奴隷根性を初めて批判的に描いた作品であり、『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』と合わせて「社会的にただしいとされる」物語像の変容を見て取ることができるだろう。ただしこの時期の作品群は総じて地味で魅力がない。どうやら創業者ウォルト・ディズニーの死や主要スタッフの大量離脱の影響があったようだ。『コルドロン』は興行的にも大コケし、ディズニーの低迷を象徴する作品となった。

シャーロック・ホームズ翻案であるオリビアちゃんの大冒険』がかろうじて見ていられるという程度で、単品の映画作品としておもしろものは少ない。『オリビアちゃんの大冒険』では、冒頭からネズミ女児パンチラという一体どこに需要があるのかわからない謎サービスカットがあり、視聴者集中力が乱される。

6. ディズニールネサンスリトル・マーメイド』(1989年からターザン』(1999年)まで

おすすめ作品:『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン

この時期ディズニー批評評価興行収入の両面で復活を遂げ、一般に「ディズニールネサンス」と呼ばれているらしい。本稿でもその表現に従う。

しか作品クオリティ過去10年とは比べものにならないほど高く、ルネサンスと呼ばれるのも納得の時期である。一方で技術革新価値観の変容は停滞気味で、歴史の流れとしてはさほどおもしろくないというのが正直なところ。ルネサンス言葉通り、ある種の保守回帰時代に当たる。

おそらくこの時期、真に革新的だったのは、作品の表層に現れる技術テーマ設定ではなく、安定して高品質作品を量産する社内の体制組織づくりの技術にあったのではないか

個別作品として語れる部分は非常に多く、『リトル・マーメイド』は作画がよく、『アラジン』は見ていてたのしい。

美女と野獣』でははっきりと他者理解テーマに打ち出し、また女性主人公男性から求婚を拒絶する主体性を獲得するなどプリンセスものとして出色の出来栄え他者尊重することを覚えた野獣が救われ、他者存在最後まで容認できなかった村のヤンキー破滅する。主人公読書好きでヤンキーと話が合わないインテリとして描かれる点も珍しい。ただしこの他者理解プリンセス側に一方的負担を強いるかたちとなっている側面が強くあり、なかなかむずかしい部分もある。

ポカホンタス』は白人によるアメリカ侵略植民地化を矮小化し美化するかなり最悪のお話で、案の定ネイティブアメリカン民族団体にかなり怒られたようだ。引き続き怒られてほしい。

ターザン』もインディアンゴリラに変えただけで『ポカホンタス』とほぼ同類型のお話ではあるが、最後白人研究者たちがゴリラ部落に居残ることでギリギリバランスを取っている。ここにはターザンポカホンタスの男女差が絡んでおり、単純にターザンのほうがいいとも言いがたい。

ノートルダムの鐘』は強引にハッピーエンド化されているという不満はあるものの、子供向けの大作映画障害者活躍を描いた点は積極的評価されてよいだろう。そもそもディズニー作品には『ノートルダムの鐘』以外にも障害者がやたらとよく出てくる。アメリカ社会には障害者積極的に受け入れる土壌があるからできるのだとは思うのだが、日本コンテンツおよび社会全体でも頑張ってほしいポイントである東京ディズニーランドでもべつに障害者見かけないし。

そのほか『ムーラン』『ターザン』ではそれぞれ3D技術進歩を見て取ることができる。

7. 3Dへの過渡期 『ファンタジア2000』(2000年)からホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年)まで

おすすめ作品:『リロ・アンド・スティッチ

みたび低迷期である。『ダイナソー』に代表されるように3D映画への本格的な移行が始まり2D映画最後の全盛期に当たる。

作品としては『リロ・アンド・スティッチ』がずば抜けてすばらしい仕上がりで、商業的にも大成功を収めた。『リロ・アンド・スティッチ』は王子様に救われるというプリンセスもの物語類型とは異なる、弱者同士が助け合う疑似家族モデルを明確に示した重要作品である

自分欲求をうまくコントロールできない少女リロと、破壊衝動を植え付けられ誕生した人工生命スティッチが、貧困家庭ネグレクト問題SFアクションを背景に成長していく姿が描かれる。キャラクターデザインはかわいらしく、作画からかい小ネタに至るまで非常に丁寧に作られており、娯楽作品としてもすばらしい。リロの姉・ナニの恋人もいいヤツで好感が持てる。

残念ながらディズニー映画ではこのあと疑似家族的な想像力は発展せず、プリンセスものという旧来の枠組みのなかで無理やり「価値観アップデート」を図ることになっていく。

アトランティス 失われた帝国』はディズニー映画には珍しく人がバンバン死ぬ作品で、ふしぎの海のナディア宮崎作品みたいなものアメリカ人が真似して作るとこうなるのかといった印象。ガバガバ設定とご都合主義が目につき、リアル路線なのかファンタジー路線なのかどっちつかずの失敗作だった。ただし主人公オタク青年採用されている点は注目が必要で、これ以降ディズニー主人公イケメンマッチョではなく非モテオタク主体となっていく。

白雪姫』で人間扱いされていなかった非モテ小人たちが「社会的にただしいとされる」物語主人公となる時代を迎え、しかもそれが日本アニメの強い影響化で発生しているわけで、価値観の大きな変化を感じ取ることができる。ただし、『白雪姫』の王子様はあれはあれで人間味のかけらもない平板キャラクターではあるので、モテ非モテという面ではそこまで単純明快な話ではない。

ブラザーベア』は殺した相手の子を育てるというなかなか攻めたお話ではあるのだが、最終的にファンタジーに着地するせいでどうも軸がブレる。

続く

https://anond.hatelabo.jp/20210920162554

2021-09-18

anond:20210918172532

昭和以前の価値観だな

今では、田舎農業林業やっている「本家」なんて上京した「分家」より貧乏だよ

それに、老親の介護だったり親の死後に残される田舎不動産なんて負債しかならないから、争いは争いでも負債押し付け合いの争いだぞ

anond:20210918172532

本家支配するためってことだろう。

殺人事件が起きて金田一耕助捜査するようなところ。

「不必要」だと語られるような親戚の集まり行事必要理由

田舎には基本的に「本家」と「分家」と呼ばれるものがあって、田舎の一個共同体として存在していたわけなのだよな

大体本家と呼ばれるものが集まり行事主催して、金銭的な諸々や援助をしていたわけだけど

近年の個人主義によってそういった行事や集まり意味がないという風潮が起き始めたわけだ。

そこで何が起きるかというと、昔行事等で「顔見知り」だった面々の次の世代で争いが発生する。

何故かと言えば「田舎」という曖昧土地柄の場所で、「同じ苗字」という一点でつながっていた一つのグループバラバラになり

当然「曖昧」にしていた事柄、口頭での土地の貸し借りやその他もろもろで戦いが生まれる。

その結果「金や権力」を持ってる奴が独り勝ちするが、負けた人間はその土地を去ることになり、一帯は他の全く関係の無い人間によって占拠されるようになる……という

【ほぼ再掲】新提案 : 天皇家 β

最近盛り上がっているので、再掲しよう。

これは、過去2000年歴史の中で顕在化した天皇家の跡継ぎ問題を解消し、来たる西暦4000年代に再び同じ問題を起こさない為の、新提案である

よって、市中の女系男系論争とは別物であることは、最初に断っておく。

万世一系証明するためには、客観的遺伝情報必須である。この時、父母の両方から由来する可能性があるものを追跡指標とする場合、何世代か経つと殆ど辿れなくなる。

そのため、生物学的に必ず片親からのみ受け継がれるものが良い。最良の追跡指標母系ミトコンドリアであろう。 (※ 父系遺伝研究存在するが、完璧ものはまだ無いように思える)

天皇家 β は、現代科学を用いて皇統を国内外客観的証明しながら公正に代を積み重ねることに重点を置く。この観点から母親経由で必ず継承されるミトコンドリア指標とし、女系に切り替えることが最適であると思われる。

ミトコンドリア指標にした女系継承には公証以外にも多くのメリットがある。それは昨今大きな話題となっている、皇族結婚相手問題である

本家血筋が途絶えても、ミトコンドリアを追跡することで、より正統な後継者分家から機械的に選出することが出来るのである

これは、過去天皇家を振り返っても画期的である揉め事が起きても、ミトコンドリア遺伝情報を解析するだけで、瞬時に誰がより正当な後継者か、私情を挟まずに判断がつくのである

父親が誰になろうと母系継承されるミトコンドリアには影響しない安心感はさることながら、天皇家にどれだけ近い血筋か遠い血筋か、国民全体を量的に分布可視化することが出来るのである。つまり親族か否かという変動する離散的な属性から普遍連続的な国民順位けが可能になる。

これはただの提案であり、100年、200年後の時点では戯言に過ぎない、しか2000年以上先の将来を見据えた唯一の解であることを認識する人が増えると、日本未来と皇統は凡そ安泰であろう。

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