はてなキーワード: 開店とは
https://anond.hatelabo.jp/20240906234755から続く
この出来事は、1983年から1984年にかけての現代編に関連している。。おしん83歳の頃、たのくらスーパーの拡大事業は、大手スーパーの進出によって経営難に陥り、倒産寸前まで追い込まれていた。過去におしんが初恋した相手、並木浩太の息子が経営する並木商店が、大手スーパーの土地買収における重要な場所にあり、その売却次第でたのくらは助かる状況であった。私は以前、おしんが浩太を説得し、並木がその情に応じて救済が成功したと思い込んでいたが、実際にはそうではなかった。
なぜそのように思い込んでいたのか。もしかすると、失踪から戻ったおしんに、並木を説得してくれと仁が土下座して頼み込んだシーンがあったからかもしれない。
「おしん」は全297話もあるドラマだが、その第1話は、たのくらスーパーの新店舗開店祝いにおしんが出席せず、家出する場面から始まる。おしんの失踪理由が明らかになるのは、終盤の第290話。ドラマの伏線回収が時代を経て行われることが多く、おしんの家出の理由も最終週で回収される最大級の伏線のひとつであった。この巧みな構成は、橋田壽賀子や演出家のすごさを感じさせるもので、まさに名作と呼ぶにふさわしいものである。
特に佐賀編では、あまりの過酷さに倍速で視聴したこともあったが、終盤に近づくにつれ、ポーズしてでもじっくりと次の展開を予想しながら見入っていた。
第1話から第3話にかけては、おしんが並木商店の大旦那に恩義を感じていたため、新規スーパーの出店に反対していたことが示唆されていた。そのため、多くの視聴者はおしんが息子の恩知らずな商売拡大に恥じて家出したと理解していたはずである。ぢかし終盤になってその真の理由が明かされるという展開が待っていたのは正直、超絶長い伏線回収である。
実際には、おしんは失踪直前に浩太を訪れ、仁の事業拡大による不義理を詫びていた。その際、聞かされたのが大手スーパーの進出についての話である。並木商店の大手への売却は、並木商店の生き残り策であり、たのくらへの防衛策でもあった。おしんはすべてを理解したうえで、浩太に対して大手スーパーへの土地売却を進めるように頼んでいたのである。
その後、おしんが戻ってきた際も、並木はまだ売却を逡巡していた。仁はおしんに土下座して、まだ間に合う、並木を説得してくれと頼んだが、おしんは改めて浩太に売却を進めるよう頼むのである。おしん厳しすぎるだろ。
おしんは大手の進出によってたのくらの事業が立ち行かなくなることはわかっていたが、ひととしての恩義を忘れ、家族を顧みず金儲けに走ってきた田倉家の再生のために、そして恩人の浩太の一家のためにも並木の土地の大手売却への契約を進めてくれと願い出る。相変わらずおしんさんは厳しいお人だと微笑む浩太は、ついに売却を決意する。
仁は、母のおしんが交渉に失敗したと思い込み、失望して母を責める。妻の道子も、夫に失望し、ついには離婚を宣言する始末。家族の崩壊が進む中で、おしんはその様子を静かに見守ってゆく。
おしんは仁に、離婚を再考するよう促し、仁はようやく家族の大切さを思い出す。この姿は、かつて佐賀で竜三を立ち直らせるために試みたおしんの姿と重なる。仁と竜三は、いずれも実家の甘えを捨てきれずにいた共通点があった。おしんは仁の田倉商店を倒産させてでもその甘さを排除しようとしていたのである。
事業整理のため自宅売却を進め、引っ越しの準備のさなか、家族は徐々に絆を取り戻してゆく姿は橋田壽賀子の夢の世界なのかもしれない(正直、ここはちょっとうーんと思うところはあるが)。しかしこれが橋田ドラマ流の大団円なのだろう。
前述したように、田倉商店は浩太によって救済される。というより人の縁によって救われる。それはまさにおしんが商売において大切にしてきた価値観なのである。しかしそれは、全297話、一年近く放送してきたおしんのドラマの終盤最終話、終了わずか10分前の出来事である。すごい。
橋田壽賀子がこの物語を書き始めた理由は、バブル経済前夜にあった80年代の人々が、お金儲けに走り、大切なものを見失っているのではないか、という思いからであった。物語のラストにはそのメッセージが強く反映されている。
竜三と息子の仁は、おしんから見て「甘い」性格であり、竜三は何かと佐賀の実家に頼るところがあった。しかし、竜三が「俺についてこい、命を懸けて大きな仕事をするんだ」と前に進もうとする時の屈託のない笑顔を、おしんはたまらなく愛していたのだろう。
竜三が敗戦時に自決した際、おしんはその死を「立派だ」と称した。今回全篇通してみる前は、残された家族を顧みない自殺は自分勝手で情けないものだと思っていたものの、物語全体を通じて竜三の死に対するおしんの思いが腑に落ちる瞬間があった。
私は後悔しているんじゃないよ。私は私なりに信じて戦争にも協力してきた。軍のおかげで初めて仕事らしい仕事もさせてもらった。男として存分のことしてきたんだ。むしろ精一杯生きられたことをありがたいと感謝しているよ。ただ、ひとは私の生き方を間違っていたというだろう。私は軍と手を結んで仕事をしてきた。隣組の組長として戦争への協力も押し付けてきた。私の勧めで志願兵として少年航空隊に入った少年もいる。その中にはもう帰ってこない少年もいた。国債だって随分買わせてしまった。それも今となっては反故だ。私が無視する事だってできたんだ。だが私はそれをしなかった。もちろん私には私の信念があってやった事だ。それを悔いる気持ちは全くない。しかし戦争に協力して罪もない人たちを不幸に陥れてしまった責任は消えやしないんだ!
これが自殺直前の竜三のつぶやきである。竜三の言葉のなかに隣組という言葉が出てくる。
明治から終戦にかけての日本は、天皇を頂点とした「家制度」を仮構し、その枠組みの中で国民国家が成り立っていた。この「家」の概念は、戦時中には配給制や隣組といった組織を通じて等しく苦労するフィクションを生み出し、社会の不平等を覆い隠していた。田倉家もその影響を受け、軍部からの委託で工場を経営していたが、周囲からは「軍と結びついて甘い汁を吸っている」と陰口を叩かれていた。仁がある日突然、少年航空隊に志願した背景には、そうした噂への嫌悪感があったのかもしれない。
その後、仁は終戦の日も戻っては来なかった。田倉家では仁は戦死したものと想像していたのである。
日本が「ひとつの家」として観念された時代において、家族を守ることと国を守ることは同義であった。竜三にとって、隣組の子供たちの死や戦争の責任を負うことは、家制度の枠組みの中で重要な役割であっただろう。彼が自決した理由も、家制度に基づく責任感から来ていたのである。おしんが竜三の死を「立派だ」と称したのは、竜三が自らの信念に従い、天皇を頂点とした「家」への責任を全うしたと理解したからかもしれない。
語弊を承知でいえば、竜三の自決は、個人としての責任を取る行為であり、家制度における「切腹」にも通じる感覚だったと言える。
おしんが育った山形の貧困農家では、口減らしが普通だったし、姉のはるが死んでも母が死んでもまともに葬式もできない窮状だった。女性を犠牲にして平気な顔してきた作造も長男の庄司があまりにもひどかったことを思い出すと、隣組の責任を感じて自殺するなんて、むしろ立派なことに思えてくる。
しかし、どうだろうか。
竜三のこれまでの数々の挫折経験のように、ふるさとの太い実家に戻るというような、逃げ道はなかったのだろうか。しかし思えば伊勢にきて魚屋になった頃からの20年間、竜三は佐賀の実家へ依存する思いがほとんど消え去っていたように思う。竜三の佐賀依存が消えていったことはおしんにとってはうれしいことでもあった。
禎の疎開のときですら、佐賀疎開という選択肢は排除された。疎開先で虐待され逃げ帰ってきた禎をみたときには、さすがに佐賀という選択肢はあってもよかったと思うが。竜三はそれもしかなった。
太い実家をあてにしない、それはおしんが望んでいた竜三の自立の証でもあったはず。竜三は魚屋からの次のステップとして伊勢で軍の納入業者になることに挑戦した。そしてようやく家族を養う自信が付き始めた頃のこと、おしんは竜三が佐賀の実家を頼らず、雄、仁、禎、希望、初子の5人の子供のために大きな仕事に夢を託していると思うとたまらなくいとおしくなった、とナレーションが述懐している。
しかし、竜三が太い実家という表象の代替として知らず知らずのうちに依存していたのは、天皇を頂点とする日本国という「巨大な家」だったのである。
おしん自身は、国家という家のフィクションを完全には信じてはいなかったが、なんとなく空気には流されていた。しかし竜三は深く信じていた。信じていた以上、潔くその家の責任を取ったということだ、おしんはそう理解したのだろう。そうであれば、軽々しく天皇制などというフィクションを捨て戦前の考え方などなかったかのように、これからは自由な社会だ、などとふるまうことはズルいことだと思ったかもしれない。しかし、国が家族であるという考え方を捨てさえできれば、なんだったら太い実家に戻ってもいいのだ。しかし竜三はそれを逃げ場にはしなかった。だから立派だといったのではないだろうか。
敗戦直後の225話では、父と兄を失った仁の感慨として、潔く死を選ぶか女々しく図太くたくましく生き残るかの二者択一として人生観が総括されてゆく。その後の長い戦後の物語では、昭和58年、物語の終盤に至るまで、たびたび竜三と雄の仏壇に手を合わせるシーンが出てくる。これも地味だけど見逃せない。おしんが田倉竜三への思いを忘れずにいるという、竜三への愛と敬意がここに見て取れる。かつて伊勢の海岸で、逃げようとする竜三をタックルをしてでも捕まえたおしんの心情がオーバーラップしてくる。
ちなみに、この竜三の自決は、80年代90年代、翻訳、放送された海外ではどう受け止められたのだろうか。それはとても気になっている。
おしんのドラマは橋田寿賀子の反戦思想が色濃く反映しているといえるが、そのなかに侵略や植民地支配の反省という視点は希薄である。それは竜三の自決動機のなかでも軍部に寄り添い、同胞を死に追いやった責任は感じても、侵略に手を貸した自画像はみえてこない。しかし、植民地支配への反省についてはそれ自体は動機にはなっていないものの、それにつながりうるイエ観念を読み取れるように感じた。隣組を他人ごととしてとらえていたのであれば、竜三の自決はなかったはずである。そうであれば拡大されたイエ観念により実効支配された地域に考えが及んでもおかしくはない。実際にはそこまで思いは至らずに死んでしまうのだが。
同じ昭和時代の作品である五木寛之の「青春の門」では、筑豊炭田で差別的な扱いを受ける朝鮮人労働者が大きなテーマとして描かれている。石炭鉱業会社の経営者が、朝鮮人労働者たちから待遇改善を求められた際、「他の山は知らんが、生きるも死ぬも一緒に炭を掘ってきた家族同然だ。私が親でお前たちは子供だ」と言い返すシーンがある。
この台詞は、日本を親、植民地を子と見立てる当時の日本人の感覚を象徴している。家族になることで遠慮がなくなり、苦労を強いても平気になるという現象は、まさに家族観の持つ影の部分を示している。(ちなみに映画「青春の門」筑豊編1980年で経営者と交渉した朝鮮人労働者リーダー役を演じた渡瀬恒彦は、おしんでは浩太役を演じている。)
この真理を見事に表現しているのが、初子の存在である。八紘一宇における植民地と田倉家における養子初子は入れ子構造なのである。初子の境遇は、創氏改名を強いられ皇民化の果てに敗戦を迎えた朝鮮民族の運命と二重写しに見える。植民地をいかにわが子供のように見立てようともいざ状況が変わればあっさりと切り捨てられてしまう。
初子の抱えていた不安というのはまさにそういうものだった。おしんの長男・雄の戦死を契機に山形へ帰郷するよう初子に伝えたおしんの行動は田倉家以外に居場所のなかった初子にとって残酷なものであったといえよう。自殺を思いとどまり、米軍相手の娼婦となった初子は誰にも消息を知らせないまま、3年もの間、田倉家に送金を続けていた。おしんの言動は初子を養女とみていたとはいえない一方、初子は養女としての行動をとっていたのがいじらしく泣ける場面である。
はるかぜちゃんはどうしてTwitter以外では集客できないんだろうな
インスタのフォロワーは数年やって7479人、1万人すらいかない。一般人でも可愛い子ならもっと伸びる
tiktokになると更に減り、フォロワーは3652人。推しの子のモデルであることをアピールして流行りのダンス動画など載せるも伸びない
youtubeは2年ぐらいがんばって収益化にはこぎつけたが更新停止の後に全動画削除、今は母親のチャンネルとして乗っ取られてる
やはりTwitterのように文章主体の場でないと戦えないと悟ったのか、noteで有料文を毎日書くも、売れなかったようで最終更新は3年前
課金式ではなく閲覧数で稼げるAmebaを開始し毎日更新するも、やはり集客できなかったのか更新頻度は落ちていき最終更新は今年の2月
最終更新時には、2024年内にカフェを開いて店長になると抱負を語っていたが、9月になっても進捗がなく本当に開けるのか
無料で見られるネット上のコンテンツにすらTwitter外だとついてきてくれないファンたちがリアル店舗にくるだろうか
「忙しい芸能界の女の子たちが働けるシフトに融通効く店」をコンセプトにしているそうで、当初の想定はコンカフェだろう
火を使える店を立ち上げるハードルが高いため調理ができなくなり、カフェではなく女の子が接客するコンビニみたいな店になりそうと報告していた
そんな店で集客できるのか?
橋本環奈や広瀬すずが接客してくれるならともかく、「芸能人の女の子」といってもはるかぜちゃんと同じ地下アイドルグループの子たちだろう
全員知名度がなくそんなに可愛くもなく、実質はるかぜちゃん一人だけで集客しないといけない
極論だけども。
図書館を利用してハイコンテストな芸術を楽しむ、って格好いい。
でもさ、高い教養を身につけた人の芸術摂取による生涯ドーパミン総量は高いのかな。
私は無い。
ラーメン食べてパチンコに打ち込んでる人の方が、ドーパミン総量は多そうだ。
箇条書きされている疑問への回答を書いてみました。
生活に大きく関わります。生活で困った時や不利な状況になった時には、政府や行政の様々な補助やセーフティネットが利用できますが、その理念、制度設計、成り立ちを教養として知っておくと何かと便利です。。あらかじめ概念を理解していると、最新の細かいルールは必要な時に簡単に調べられます。
例えば起業・転職・転居・出産などの人生で大きな決定で貧困や困難を避けることができ、人生に関わる大きなチャレンジもしやすいです。
また、日常生活や旅行で時間が余った時に無料や低価格で公的文化施設を楽しめます。行政が国民のために用意してくれているサービスを最大限利用するには教養があった方が有利です。(行政は低リテラシーの方向けに理解を支援する取り組みも最大限行ってくれてはいますが、各人の素養の差は完全には解消できていません。)
マーケティングを教養として知っておくとドアノック商品などはすぐにわかるようになるし、基本的な心理手法を知ってるとハロー効果を利用してるなあとかもすぐにわかるようになって、相手に一方的に有利な交渉をされるのを簡単に避けられるようになります。
また基本的な計算が素早くできるようになっておくと、3割ポイント付与と3割値引きがどちらがお得とか簡単な損得もすぐにわかります。
基本的な判断は基礎教養で乗り越えて、教養のみでは容易に判断できない難しい内容に自頭を使うのが良いと思います。
mRNAの理屈は高校生物あたりで学んでいるかと思います。薬となるタンパクは複雑なものほど長期間安定して保存する事が難しかったり、作成が難しいです。mRNAの形で薬として作成し投与して、体の中でそれが翻訳され薬(タンパク質)を作る方が合理的な事もあるというのが基本中の基本。ウイルスの新たな変異に対する対応も、mRNAを利用した方が短期間で新薬が作成可能。
基本的な生物理論からあまりにも外れたトンデモワクチン理論を言ってる医師や科学者はもう一度勉強しなおしてほしいなあと思ってしまいます。私自身の専門外の話ですので難しい知識は忘れていますが、昔勉強しておいて基本的なルールは理解していたおかげで新技術も把握しやすくて過去の教育に感謝しています。
簿記や会計の教養があって有価証券報告書などのIR資料が読めると、明らかな地雷企業は避けられるようになります。また非上場企業への就職でも業界地図的な本を読めて判断する教養があると、業界全体の給与水準・労働水準がわかります。
業務遂行能力が同じでも、より給料が高く、よりホワイトな企業へ就職・転職できる可能性がぐっと上がります。
また就職面談でPRする程度の実績であれば、教養があればより少ない苦労で実績の作成が可能になります。
教養なんて幅広いものですので、どれもこれも他にもっといい回答(教養の活用方法)があると思います。
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以下お返事
図書館で競争が激しい事の1つは、新着図書をいち早く借りる事です。開館時刻に並んでも早く借りられない事が多いので並ぶ人をあまり見ないだけです。
各図書館によって攻略方法は異なりますが、ネット予約や予約カードを駆使した方法が一般的で、見えない所でかなり熱い争奪戦が行われています。
スペック、52歳男、サラリーマン、海外出張多いエンジニア、妻子あり
だけど入ったことが無い
凄くね?
知らない店に入るのが苦手なだけだろ?
酒飲みで出張が多いので慣れてる
コーヒー嫌いなの?
どちらかと言えばお茶の方が好きだけどコーヒーが嫌いなわけではない
気づいたのは7,8年前で、ならばこの記録を伸ばしてやろうと以後注意してスタバに入らないようにしている
ドトール、タリーズ、ベローチェ、コメダ、サンマルク、ホリーズ
全部入ったことがあるし、テレワーク期間中ホリーズにはお世話になり600回は使ったが
スタバが嫌いなの?
2歩先のおしゃれ、みたいなスノッブ臭
しゃらくせぇわと言いたい
とにかく、俺凄くね?
※続き
オーナーも店長もドン引きした。だが、当店は新装開店以来(それよりずっと前からだが)重度の人手不足だったので、就職が決まったら辞める気満々のAさんを追い出すという選択はオーナーにはなかった。Aさんは大丈夫だと胸を張って言った。
「規定通り、1ヶ月前には辞めるって言いますので、安心してください!」
当たり前体操~♪
ということがあってから何だかんだ1ヶ月半くらいAさんは当店にいただろうか。Aさんは当店に勤めていた数年間に試験さえ受ければ取れる資格を取れるだけ取っていたのだが、中でもお気に入りの資格を活用出来る仕事に就くことに拘っていた。
その資格はどちらかといえば女性の取得者が多い。子育てが一段落した女性が、割りのいいパートをする為に取りがちな資格だ。一方男性がその職に就く場合は正社員としてだし、大学で専門的な勉強をし、もっと上位の資格を持っている場合が多く、つまりその人は優秀である。
だから、高卒で職歴もほぼバイトしかないAさんが資格を生かしてパート・アルバイトではなく正社員になるというのは難しそうだったのだが、数社受けて落ちたあとで妥協の最低ライン上の企業に採用された。その時は適性検査でありのままの自分を表現しなかったらしい。
二週間ほど前に、ちょうど〆日の日にAさんはバイトを辞めた。誰も引き留めはしなかった。それはそうだ。いくら今の時代は売り手市場とはいっても、三十路の男がいつまでもフリーターを続けていれば後が無いのだから、じゃあねー! もう帰ってくんなよ~w とバイバイするのが情けというもの。
Aさんのことが話題に上るたび、私どもバイト仲間達は「どうなんでしょうね~」と口々に言うものの、その後が続かない。
店長までもが、
「どう思うよ、増田さん?」
と言う。
どうって、心配している風に私達は言うけど、本心からAさんを心配なんか誰がするだろうか。
Aさんは、辞める前に散々イキり倒していった。新しい仕事も俺は長く続けるつもりはないんですよなんて言って。そんな思うほど上手くいくかよと思っている。人生がそんなヌルゲーだったら、私達だって今頃ここにはいないだろう。
っていうか、Aさんには散々振り回されたから、一度外の世界に出て痛い目見て来いよと内心思っている。偉そうにしてた奴の鼻っ柱が折れるところを我々は見たい。それ以外に望むことってあるだろうか?
と思うから、
日曜日の午前10時半に最寄りのスーパーのレジ待ち列に並んでいた。
品質そこそこボチボチ安いという特性上毎日それなりに繁盛しており、9時開店直後ならともかく休日の午前中などレジには長蛇の列ができるのだ。
取り立てて週末のみセールをやっているというわけではないが、できるだけ買い物の回数を減らしたい人々がとにかく時間のある週末にまとめ買いをする。人出が多くて買い物量も多い。長蛇の列ができるのは必然だ。
レジは有人のセミセルフ型レジ(スキャンは店員がして会計は精算機でやるあれ)で6レーンぐらいあるが、正直もっと増やしてもいいと思う。
待ち時間はもしかしたら実時間は大したことないのかもしれないが、体感だと結構待つ。
暇つぶしにスマホいじっててもまだこれだけしか進んでないのかよって思うぐらいには長い。
私の前には親子が並んでいた。
子供は幼稚園ぐらい?で母親は30半ば~アラフォーぐらいに見えた。
子供は退屈な列待ちしているにもかかわらずかなり大人しく、母親と会話などしていた。
長く並んでようやくその親子の番になった。
次の自分の番に備えて財布を取り出しポイントカードを取り出した瞬間だった。
「クレジットカード使えないんですか!?」という大きな声がした。
「そんなこと聞いてない!」と激昂する母親。
ちなみにレジ上に「非現金決済は1番2番レジ!」という看板がでかでかと吊り下げられている。
列に並んで暇を持て余している人々が目にしないわけがないぐらいの存在感だ。
レジ周辺にも現金決済のみの注意書きが目立つように貼ってある。
「クレジットカードに対応しているのはあちらのレジでして……」と店員が案内するも「また行列に並べって言うの!?」とヒートアップする母親。
「何とかならないの!?」と食い下がる母親。気持ちはわかるがさすがに無理というものだ。
「申し訳ありません」と店員が予想通りの返答をすると母親は「もういいです!」とそのまま子供を連れて出て行ってしまった。
レジの店員は開店して2時間も経ってないのにものすごく疲れた顔をしていた。
内線で人を呼んでカゴに入った商品の片づけを依頼すると、「お待たせして申し訳ありません」と私のカゴのスキャンに入った。
私は「大変ですね」と声をかけようとしたが、そこまでの社交性はなかったので心の中で思うだけにした。
終わり。
避妊に失敗したので、厚労省が試験的に行っている取り組み(https://www.pharmacy-ec-trial.jp/ )に参加し、薬局でアフピルを処方してもらった
約30~40分くらい
•お薬手帳(あれば)
•代金
レボノルゲストレル
8500円
やってよかったと思うが、治験とはいえ処方までに時間がかかりすぎていることや、あまりに高い料金、わかりづらい問診票など色々な課題を感じた体験だった
行為中にコンドームが外れて行方不明になったが、結果的に中で見つかった。気づかず続けていたため、奥まで入り込んでしまっていたようだった。
中で射精はしていなかったが、妊娠の可能性が怖くなり、ネットでアフターピルについて調べてみた。アフターピルが医療機関の受診が必要であることにまず驚き、次にその値段に驚いた。15錠くらいまとめて購入できると思っていたが、実際には1錠で8000円以上もするのであった!
オンライン受診でも当日届くのには別途料金がかかり、合計で20000円近くになるという。そんな酷い料金設定に絶望していたが、調べていくうちに厚労省が試験的に近くの薬局で販売しているという情報を得た。
平日の短い昼休みに婦人科の待ち時間を耐えるよりも早く済みそうだし、何より自分が実験台となって世の中が良くなるのであれば8000円くらいは安いものだと感じ、翌日その薬局で購入することにした。
翌朝、在庫確認のため薬局の開店時間に電話すると薬剤師が出た。在庫の有無だけ聞くつもりが、必要なものの説明や性行為の日付などを聞かれ、結局15分ほど話すことになった。薬剤師もあまり慣れていない様子で、「えっとー」「あのー」と繰り返し、緊張しているのがわかった。
昼休み、薬局に到着し名前を伝えると、ガラスに隔てられた薬剤師と対面で話す特殊な部屋に通された。プライバシーに関わる事情だからだろうか、キャッシュカウンターで同意書を書くだけだと思っていたので驚いた。薬剤師が現れ、渡された書面のQRコードを読み取り同意書を読まされた。遷移先がPDFだったせいか、最後の「同意する」ボタンが押しづらく、下請け仕事のかおりを感じた。
その後、問診票を記入したが、日本語がとにかくわかりづらかった。前回と前々回の生理の日付を記入する項目で、「一つ前の生理以降に性行為しましたか?」という質問が、前回の生理と今回の性行為の間を指しているのか、前々回の生理と前回の生理の間を指しているのか分からず、結局薬剤師に聞いた。薬剤師も困った顔で、この質問はややこしくていつも迷うと言っていた。結局、2人ともその質問項目を理解するのに時間がかかり、「はい」と「いいえ」を何度か書き直すことになった。これでは在日外国人がアクセスするのはかなり難しいだろう。
その後、たくさんの同意書と確認書類を読まされ、ようやく薬を服用できるようになった。ここまでの所要時間は約30分。
そのあと、薬剤師が市販の頭痛薬のような箱を持ち出してきた。てっきりその中に30錠くらい入っていると思ったが、出てきたのはたった1錠だった!薬剤師も「こんなところに金かけるな」と怒っていて笑った。代金を支払い、薬剤師の目の前で服用し、ようやく終了した。かかった時間は約40分で、病院に行ったほうが早かったかもしれないと少し後悔した。
ただ、現在進行形で自分が実験台になっているのはなんだか面白くて少しワクワクしている。
数週間後に経過をアンケートで答える必要があるらしい。先着で500円分のアマギフがもらえるとのことだったが、受付は終了しており少し残念だった。
帰り際に「ここに私のような人はよく来るんですか?」と薬剤師に聞くと、少し考えてから「この取り組みが始まった時は冬だったから、その当時はみんな楽しんでてたくさんきたね」と言われて笑ってしまった。
ユニークな立ち位置にあるラーメン屋。 ゆずのいい香りがラーメンとよく合う。もはや語る必要はないだろう。
暑いときに入店。冷やし系のラーメンを注文するも温度ムラもありぬるくて話にならない。これが常態化してるなら優良誤認と言っていいと思う。問題が従業員にあるのか商品開発にあるのかはわかりかねるが、味付き牛肉がとにかくぬるかったので豚の冷しゃぶに変えるなど温度を下げる方向で商品開発すべきだろう。
あったかいラーメンが食べたくなる頃合いになったらもう一度来店しようと思う。味の善し悪しはまあ特に気にならないのでこっちなら問題なく食べられるはずだ。
しょうゆ豚骨を久しく食べておらず懐かしさすら感じる美味しいラーメン。久しぶりだったので鼻腔を突く獣臭さに驚くものの、久しぶりのとんこつラーメンは美味でした。
魚介だしの効いた人気店。毎日使う魚が変わる。ラーメンの後に食べる焼きおにぎりがいい。スープにほぐして〆る。個人的にはみょうがの薬味が大変良かった。
ホタテのダシを取っているラーメン屋。入店時からホタテの香りがすごい。うまかった。
現代的な内装外装と味わいが程よいラーメン屋。オススメはつけ麺。でも私は醤油が一番いい。二郎とか家系を敬遠してる人には特にオススメ。
味玉とチャーシューとメンマとネギと三つ葉のオーソドックス、鳥と昆布のスープ、全粒粉入り麺がうまい「そうそう これでいいんだよ」をアップデートしたかのようなラーメン。デイリーユースですすれるしつこくなくもたれることもない味が良い。
別日にて再来店。今度は塩を注文する。チャーシューと小ねぎと岩のりのバランスがよく、柚子の皮もひと切れ入っていて風味も良い。トッピングでのりを頼んだが5枚80円は今どきなかなかのコスパ。
しいて欠点を言えば大盛りは量が多くて良いのだがスープの量とのバランスが崩れて食べ終わる頃にはほとんどスープが残っていない状況になる(麺が伸びたわけではない)これは食事中麺をほぐしづらくスープも絡みづらいということ。原因はどんぶりの形状である(というと大抵のラーメンヲタクならわかるだろう)から、おとなしく並を頼むのがいいだろう。
関東エリア全体で見ても頭2つくらい抜けてる旨さ。記帳製かつ短時間営業なので土日祝で確実に食べるなら開店1時間前には待機する覚悟を持つべし。リターンは余りあるので安心してほしい。平日も待機列はできてるけどあまり待たなくてもいい、しかしそれでも早めに食べに来ることをオススメしたい。
オーソドックスなしょうゆと塩ラーメンを提供している。店の並ぶ通りの雰囲気から楽しめる立地であり、そこから提供されるあっさりとした口当たりのラーメンはふらっと立ち寄るにはちょうどいい。
小手指駅前通りに位置する味噌ラーメンと中華そばを主体とするラーメン店。味噌と言っても強烈なThe・ミソというものではなく、まろやかで角がなくはっきりとした指向性の味を持たないもののそこに通底する味噌の奥深い味わいはこれもまた味噌ラーメンの系譜なのだなあと思わせるには十分である。余談だがここの立地は過去に花月嵐も入居していたことがあり、ここ10年で数店舗ラーメン店で入れ替わってきている。
麺屋幸生に向かう途中ミスドのある丁字路(以前はここに西友の旗艦店である小手指店があったが惜しまれながらも閉店した)を左折し、直進するとファミリーマートのある交差点にぶつかる。ここを右折しファミリーマート沿いに進むと1分もしないで到着する穴場ラーメン店。魚介系、自家製麺、ほろほろチャーシューで旨いのは確定だが、ここのラーメンもハッキリとした塩味を感じさせず、どこかさっぱりとした食後感があってたいへんおいしい。
所沢駅を出てプロペ通りを直進した先にある旧ダイエーそばにある。ここの店もあっさりした味わいのしょうゆラーメンと鳥白湯ラーメンを提供している。オススメは鳥白湯。
うち、39年間守り続けた童貞をついに卒業しよう思て、前夜にソープランドに電話して予約したんや。
翌日はソープランドが開く昼の12時まで、朝からずっとそわそわしてたんや。電車に乗ってソープランドに向かう間も心臓がバクバクして、マスク越しで息苦しくてハァハァしてたわ。欲情してるわけちゃうのに、周りから見たら変態に見えたかもしれん。
開店の1時間前に最寄駅に到着して、すぐにソープランドの位置も確認したわ。あとは開店を待つだけ。コンビニで缶チューハイを買うて、珍しく昼間から酒を飲んでテンションを上げたんや。
こういうサイト見てテンションを高めたわ→https://ero-kaeru.jp/
いざソープランドに入場して、代金を支払うたわ。安価なお店やけど、住民税の支払いも滞ってる年末の貧乏人には痛い出費やったわ。
待合室で呼ばれるのを待ってたら、ついに
って自分が呼ばれたんや。店員が指し示す暖簾の奥に行くと、指名した女性がおったんや。
正直、ホームページの写真からイメージしてたんとは違ったけど、まあOKなレベル。この人が自分の初体験の相手か思うと感慨深かったわ。彼女に案内されてついに部屋に入ったんや。これがソープランドの部屋か、と感動したわ。簡易的な風呂とベッド、噂には聞いてたスケベ椅子の実物を初めて見てテンション上がったわ。
「初めてが私でええんですか?」
と聞かれ、もちろんです、と答えたわ。
スケベ椅子に座り、陰茎を洗ってもろて、勃起はマックス。軽く湯船に浸かった後、いよいよ全裸のままベッドへ。
と。いざゴムを付けたまま、彼女のサービスが開始。ネットリした口淫、そして手淫。私の陰茎はマックスをキープ。しかし、彼女はその先に進む様子がないんや。
「そろそろお願いしてもええですか?」
と言うたら、彼女も
と応じてくれたんや。
とお願いしたんや。
彼女は笑いながら
と言うてくれて、ついに挿入完了。彼女がグラインドし始め、皮とゴム越しに膣を感じる自分。だんだん乗ってきて、
「初めて挿入できて嬉しい?」
と聞かれ、嬉しくないわけがないんや。
「僕のこと……変態って罵って下さい!」
と頼むと、彼女はまたも笑い、
「変態だね〜」
と言葉責めをしてくれたんや。最高やったわ。
「そろそろ君の方も動いてくれる?」
と言われ、自分も動くことに。
しかし……射精感が全く込み上げてけぇへん。彼女も疲れてきたようで
「次は正常位でやってみようか?」
と言われ、挿入した陰茎を抜くと、私のマックスに勃起し続けてる陰茎のサイズは約5cm。正に短小包茎ペニス。彼女もゴムを付けた時は「大きい」と言ってたけど、勃起前のサイズや思ってて、まさかこれがマックスとは思わなかったんやろう。Lサイズのコンドームはダルダルに伸びてたんや。
正常位で挿入しても、陰茎が短すぎてピストンしてもすぐに抜ける始末。バックに変えてもすぐ抜ける。結局騎乗位に戻ることに。自分の情けなさが辛いんや。
「挿入しただけじゃなくて、セックス中に射精しないと童貞卒業にならへんよ?」
マジか。知らんかった。必死に腰をヘコヘコして、彼女の体重でなんとか騎乗位で膣に入ってる陰茎を動かしたんや。自分はひたすら
「変態って罵って」
とリクエストしながら、
「変態でゴメンナサイ」
と言い続けたんや。彼女もノッてきて
と大きい声で言ってみて、と言われ、
と思いっきり叫んだんや。
「そんな他の部屋まで聞こえる声で叫んだら、◯◯ちゃんのお客さんって変態だったでしょ、って控え室で笑われちゃうよ〜」
情けなさと童貞卒業射精をしたくて仕方ない自分は完全に変態モードにギアを入れて、
「顔面にツバを吐きかけながら罵って下さい!」
と頼んだんや。彼女はまたも笑ったけど、全てを察した模様や。その後の彼女はツバを吐きかけながら言葉責めの数々。
「39年間使ってないチンポってチンカス凄そうだね〜ゴムと皮越しだから関係ないけど!」
「下手くそな腰使い、素人の女の子でも君が童貞って分かるよ!」
「保険適用できる真性包茎なんだからソープ来る前に先に手術してきなよ!」
「もう、マ◯コの中でゴム越し射精させてあげるから、イク直前まで自分でオナニーして!」
後半は彼女に足で踏んでもらったりツバをかけられながら、ゴムチンポを自分でシゴいて、イケそうな感じになったら挿入を繰り返しても、いざ挿入すると出る気配がないんや。
「時間だね〜童貞卒業できなくて残念でした〜家に帰ってマ◯コの感触を思い出しながらオナニーしてね〜」
完敗。同時に思い出したんや。自分は陰茎が小さいのがコンプレックスだから39年間、彼女もいないし女性にアプローチできなかったんやと。そして、そのコンプレックスが仇になったわ。
しかし気分は爽快や。
人生に悔い無しやな。
テーブルには箸や調味料と一緒に湯呑とお茶の入ったやかんが置いてある。やかんの中身は麦茶だけど、その麦茶がぬるくて飲みやすいのが好きだ。
昼食時にしか利用したことが無いので推測だが、昼の開店時にやかんで沸かした麦茶を濡れ布巾の上に置いてそのまま放置した物だろう。
夏に熱いお茶は飲みたくないし、さりとて冷房の効いた涼しい部屋でキンキンに冷えた飲み物も飲みたくない。お茶や水に氷まで入っている物など以ての外だ。炎天下の屋外なら氷で冷えた飲料もありだが、そうでないなら胃腸を冷やすので健康に悪い。
飲食店で提供される飲み物は、たいていが熱すぎるか冷たすぎるかの両極端だ。それが客に対するもてなしだと思い込んでいるのだろう。雪の降り積もる冬だったり汗の滴る炎天下だったりでもなければ、その必要は無いのに。
人類がヒートポンプを発明して冷蔵庫が普及すると、冷たい飲料は客に対するもてなしとして重宝されてきただろう。そして、「あの店でも導入されたからうちの店でも導入しよう」、「氷水を客に出さないなんて、今時ありえない」といった具合に普及したことだろう。
熱い飲み物にしても同様だ。魔法瓶や電気ポットだったりお茶専用のディスペンサーだったりと、やりすぎだ。
電気やガスを大量に浪費して、火傷の危険のあるほどに熱いお茶や下痢を誘発する氷水を作り出すなど無駄の極みだ。
せっかく果汁のたくさん入ったジュースでも、氷で冷やしてしまったら味も香りも損ねてしまう。温度は味や香りと密接にかかわっており、冷たくしたら感覚器官の働きも鈍くなるので当然だ。
ビールだって元々は常温で飲むものだ。凍り付く直前まで冷やしたビールをありがたがるなんて、実はビールの味も香りも好きではなく、アルコールと炭酸の摂取に付随して冷却による胃腸のショックを楽しんでいるだけではないだろうか。