うち、39年間守り続けた童貞をついに卒業しよう思て、前夜にソープランドに電話して予約したんや。
翌日はソープランドが開く昼の12時まで、朝からずっとそわそわしてたんや。電車に乗ってソープランドに向かう間も心臓がバクバクして、マスク越しで息苦しくてハァハァしてたわ。欲情してるわけちゃうのに、周りから見たら変態に見えたかもしれん。
開店の1時間前に最寄駅に到着して、すぐにソープランドの位置も確認したわ。あとは開店を待つだけ。コンビニで缶チューハイを買うて、珍しく昼間から酒を飲んでテンションを上げたんや。
こういうサイト見てテンションを高めたわ→https://ero-kaeru.jp/
いざソープランドに入場して、代金を支払うたわ。安価なお店やけど、住民税の支払いも滞ってる年末の貧乏人には痛い出費やったわ。
待合室で呼ばれるのを待ってたら、ついに
って自分が呼ばれたんや。店員が指し示す暖簾の奥に行くと、指名した女性がおったんや。
正直、ホームページの写真からイメージしてたんとは違ったけど、まあOKなレベル。この人が自分の初体験の相手か思うと感慨深かったわ。彼女に案内されてついに部屋に入ったんや。これがソープランドの部屋か、と感動したわ。簡易的な風呂とベッド、噂には聞いてたスケベ椅子の実物を初めて見てテンション上がったわ。
「初めてが私でええんですか?」
と聞かれ、もちろんです、と答えたわ。
スケベ椅子に座り、陰茎を洗ってもろて、勃起はマックス。軽く湯船に浸かった後、いよいよ全裸のままベッドへ。
と。いざゴムを付けたまま、彼女のサービスが開始。ネットリした口淫、そして手淫。私の陰茎はマックスをキープ。しかし、彼女はその先に進む様子がないんや。
「そろそろお願いしてもええですか?」
と言うたら、彼女も
と応じてくれたんや。
とお願いしたんや。
彼女は笑いながら
と言うてくれて、ついに挿入完了。彼女がグラインドし始め、皮とゴム越しに膣を感じる自分。だんだん乗ってきて、
「初めて挿入できて嬉しい?」
と聞かれ、嬉しくないわけがないんや。
「僕のこと……変態って罵って下さい!」
と頼むと、彼女はまたも笑い、
「変態だね〜」
と言葉責めをしてくれたんや。最高やったわ。
「そろそろ君の方も動いてくれる?」
と言われ、自分も動くことに。
しかし……射精感が全く込み上げてけぇへん。彼女も疲れてきたようで
「次は正常位でやってみようか?」
と言われ、挿入した陰茎を抜くと、私のマックスに勃起し続けてる陰茎のサイズは約5cm。正に短小包茎ペニス。彼女もゴムを付けた時は「大きい」と言ってたけど、勃起前のサイズや思ってて、まさかこれがマックスとは思わなかったんやろう。Lサイズのコンドームはダルダルに伸びてたんや。
正常位で挿入しても、陰茎が短すぎてピストンしてもすぐに抜ける始末。バックに変えてもすぐ抜ける。結局騎乗位に戻ることに。自分の情けなさが辛いんや。
「挿入しただけじゃなくて、セックス中に射精しないと童貞卒業にならへんよ?」
マジか。知らんかった。必死に腰をヘコヘコして、彼女の体重でなんとか騎乗位で膣に入ってる陰茎を動かしたんや。自分はひたすら
「変態って罵って」
とリクエストしながら、
「変態でゴメンナサイ」
と言い続けたんや。彼女もノッてきて
と大きい声で言ってみて、と言われ、
と思いっきり叫んだんや。
「そんな他の部屋まで聞こえる声で叫んだら、◯◯ちゃんのお客さんって変態だったでしょ、って控え室で笑われちゃうよ〜」
情けなさと童貞卒業射精をしたくて仕方ない自分は完全に変態モードにギアを入れて、
「顔面にツバを吐きかけながら罵って下さい!」
と頼んだんや。彼女はまたも笑ったけど、全てを察した模様や。その後の彼女はツバを吐きかけながら言葉責めの数々。
「39年間使ってないチンポってチンカス凄そうだね〜ゴムと皮越しだから関係ないけど!」
「下手くそな腰使い、素人の女の子でも君が童貞って分かるよ!」
「保険適用できる真性包茎なんだからソープ来る前に先に手術してきなよ!」
「もう、マ◯コの中でゴム越し射精させてあげるから、イク直前まで自分でオナニーして!」
後半は彼女に足で踏んでもらったりツバをかけられながら、ゴムチンポを自分でシゴいて、イケそうな感じになったら挿入を繰り返しても、いざ挿入すると出る気配がないんや。
「時間だね〜童貞卒業できなくて残念でした〜家に帰ってマ◯コの感触を思い出しながらオナニーしてね〜」
完敗。同時に思い出したんや。自分は陰茎が小さいのがコンプレックスだから39年間、彼女もいないし女性にアプローチできなかったんやと。そして、そのコンプレックスが仇になったわ。
しかし気分は爽快や。
人生に悔い無しやな。