はてなキーワード: 花澤香菜とは
カメラが趣味で、近所の公園を散歩しながら、日常の風景を切り取るのが好きなおっとりふわふわ系女子が、
いつもランニングをしている元気なスポーツ少女の可愛さにくらっときてしまい、思わず無断で彼女に向けてシャッターを切ってしまう、
そんな出会った二人は、正反対の性格にも関わらず仲良くラブラブになっていく
しかし、スポーツ少女はそのスポーツでより高みを目指すために越境入学をするつもりだった、
別れのときが近づき、いつも引っ張っていく方だったスポーツ少女は思わず涙を流してしまう、
いつもと違う一面を見て、ふわふわ系女子は思わずまた、カメラを向け、写真をとる、
そして、学校を卒業したら二人で暮らそう、あなたの見たことない表情をもっとカメラにおさめ続けたい、そう誓いあう場合、
皆さんのキャスティングお待ちしておりまーす。
アニメ以前から俺妹原作読んでて自分のイメージした黒猫には花澤が全然合ってなくてがっかりしてこれは叩かれてるなと思ったら絶賛だらけだった。
逆に十分合ってると思った桐乃の竹達は割と微妙な評価があったのを見てこれは(当時の)声優の人気の差で評価が別れてるんだろうなと思った。
当時(ドラマCD)竹達は駆け出しで、確か花澤は既に人気声優だった。
個人的には黒猫は低音田村ゆかりが良かったから求める方向性と違っていた。まあ田村は別のハマリ役で同作品に出ていたので兼ね役は難しかっただろうが。
モーパイのチアキ的なのではなくGATEのロゥリィような方向性のキャラだと思ってた。
それでも花澤の黒猫はアニメを見ながら一応自分が黒猫へのイメージを勘違いしてただけかなと納得しながら慣れていった。同時に黒猫のことはあまり好きじゃなくなっていったが。
ToLOVEるは日高里菜のネメシスと花澤の美柑が合ってなくて残念。
ネメシスも美柑も声の透明感がありすぎる。厚さや重さが欲しい。
ネメシスはパッと思いついた中だと沼倉とかそういう方向性、悠木でもいいかもしれない。
美柑は誰がいいとか思いつかないが参考に検索してみて出てきたToLOVEる声優スレッドでも他はいいのに美柑の花澤だけはありえんと言ってる人がいた。
あとこんなスレのまとめ(以下)も出てきて美柑もランクインしてたし、個人的には花澤の中でも合わなかったキャラの代表例という印象がある。
玄ちゃんは別に意外でもなんでもないが、てーきゅうのまりもはとても合ってると思うし異論もなさそう。
監獄学園の花は個人的に許容派だが、あれの声もかなり賛否両論で色々言われてたのに誰もが納得の演技だったみたいな言い方する人なあ…。
まあ結局延々聞かされている内に合わない声も棒読み過ぎなければ記憶に定着していってしまい、脳内再生もそれになっていってしまうんだけどな…。
花澤香菜は確かに個性があって可愛い良い声を持っているけど、あの声質に合うキャラって天使系とか大人しめ系のキャラとかだけで少ないはずだし、演技の幅も相変わらず狭いってか少ないのに出まくる時点でおかしいし困る。
そういう「このキャラなのに花澤?」って思ったキャラの声実際聞くとまあ案の定合ってないことばかりなんだよね。
「あれ、ダメかと思ったが意外と合ってる」と思ったことが殆どない。豊崎とかだとダメかと思ったら意外と合ってるって時はある。
ファンは最近は実力も上がったとか言うが、言うほど上がってないと思う。
元々それなりにやれる役を以前より上手くできるようになっただけで元々できない役は今でも適応できてない。なのに役をとってしまう。
今日は長年ウォッチしていた案件がここ数日一気に進展した&バズった(http://b.hatena.ne.jp/entry/otapol.jp/2016/03/post-5973.html)
なお、この文章は全て増田の個人研究に基づくものです。真偽は読者の皆さんが判断してください。
小西寛子さんおよび所属事務所が刑事告訴したとされる「アニメライター」は、十分な状況証拠の下、@animeseiyu, @tamatowa, id:zeroes, およびそのサブアカウント群を保持している人物であると考えられる。
まず本論を述べる前に@animeseiyu等のアカウントについての事前知識を紹介し、これらが同一アカウントであることの根拠を示す。
次に、Wikipediaの小西寛子ページにおける揉め事の存在を示し、このプレイヤーの一角にid:zeroesらが存在することを示す。
補足情報として、id:zeroesが複数のアカウントを使って小西寛子に関するネガティブな情報を拡散していたことを示す。
最後に、@animeseiyuの余罪へのポインタを示し、増田のお願いを示す。
声優好きなら一度は
https://twitter.com/animeseiyu
というアカウントを見たことがあるだろう。
特定の企業やメディアに属さないが、アニメや声優についての話題を比較的素早く共有するニュースアカウントといったところだ。
一見便利存在だが、定期的にamazonアフィリエイトリンクを共有しており、要するにまとめブログのTwitter版である。
(執筆時点の直近の例:https://twitter.com/animeseiyu/status/708140651196493825 )
リンクを踏めば分かることだがamazonのアフィリエイトIDはzeroes-22である。
また、頻繁に共有するmocaというニュースサイトリンクにもアフィリエイトIDが埋め込まれており、このIDもzeroesである。
比較的最近言及された例:https://twitter.com/airbe/status/700178963620982784
そして、これは古い声優オタクなら知っている有名な事実だが、@animeseiyuというアカウント自体がそもそも、声優系のニュースサイトであった「魂は永遠に彷徨う」が母体である。
以前は明示されていたが、今はその名残を発見することしかできない。
http://twitpic.com/photos/animeseiyu
「魂は永遠に彷徨う」もまたアフィリエイトリンクを含むまとめサイトであった。
ここまでは別に嫌儲をこじらせてなければ眉は潜めてもそんなもんかという話だが、このアカウントの中の人(たち?)の所業を明らかにする、というのがこの記事の目的である。
そもそもこの二つのアカウントが同一である、ということも以前は公開情報だった(はてダへのリンクがtwitterのbioにあった)のだが、今では検索結果などを見ないと初見さんは納得しないだろう。
https://twitter.com/search?q=zeroes%20tamatowa&src=typd
明記していないだけで隠しているというような話でもない。
id:zeroesのはてなダイアリーが「たまとわ」であること、@animeseiyuの前身「魂は永遠に彷徨う」から筆頭リンクとしてこのはてなダイアリーが挙げられていたこと
https://web.archive.org/web/20070118042634/http://tamatowa.blog84.fc2.com/
等から、これらが状況証拠的に同一人物であることは納得していただけると思う。
ちなみに@animeseiyuについての@tamatowaさんのコメントはこちら。
https://twitter.com/tamatowa/status/471463663648243713
以下のアカウントは増田がid:zeroesのサブ垢だと疑っているものの一覧である。
いくつかのアカウントははてダやはてなアンテナ(!)のトップページに貼ってあるアフィリンクを見れば確認できる。
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/tamatowa/status/438253485897678849
のように、自身の発言(twitterやはてダ)に対するはてブスパム行為を小規模ながら行っており、そこから発見することが出来る。
また、声優や声優事務所の名前をそのままIDにするという傾向があることを覚えておいていただきたい。
おそらくサブアカウントは確認できていないだけで他にも無数にあるはずだ。
ちなみにはてなの規約によればはてなにおいてはサブアカウント機能を用いて取得できる4アカウント以上のサブアカウント作成は禁止されている。
http://www.hatena.ne.jp/help/account
とはいえ私もこの増田を普段使っているアカウントとは紐づかないアカウントで書いているので人のことは言えないが。
この人物がサブ垢作成に余念がないということをご理解いただいた上で、次に紹介したいのはこの点。
公式サイトや企業メディアサイトでもないURLで、@animeseiyuがつぶやくURLは、@animeseiyu自身が作ったアカウントによって作成されたページであることが多い。
例を見よう。
https://twitter.com/animeseiyu/status/707933177092775936
頻繁に呟かれるnaverまとめアカウントの「アニメ出演声優リスト(随時更新中)」だが、作成者のidはzeroesだ。naverまとめにはアフィリエイトプログラムがある。
他にもtogetterリンクが比較的良く投稿されるが、これも@animeseiyuアカウントや@tamatowaによるまとめが多く含まれる。
いくつか関係なさそうなアカウントによるtogetterもあるが、多くのまとめは何故か初共有postが@animeseiyuからであったり、まとめたアカウントが妙なbotであったりなど、不審な点が多い。
ここらへんまでが下ごしらえである。長過ぎるとつらいので本題に移ろう。
http://www.acousticguitar.live/?page_id=175
に何度も登場するように、小西サイドが言うところの「誹謗中傷」の舞台の一つになっているのはWikipedia上での揉め事である。
幸いWikipediaは増田が魚拓を取らなくても全てを保存してくれているので、ここを足がかりにする。
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%B0%8F%E8%A5%BF%E5%AF%9B%E5%AD%90&action=history
「Officesquirrel LLC」なるアカウントが小西寛子所属事務所を名乗るアカウントである。確認する手段は実のところないが、派手な揉め事に発展しているのに公式HPを名乗るページで否定していない以上、少なくとも今現在公式HPを運営している母体と同一と考えていいだろう。
「Otoame」というアカウントが頻繁に「Officesquirrel LLC」の書き込みを差し戻していることが分かるだろう。
この揉め事については差分をじっくり見てもらって各自に判断してもらう他ないが、Wikipediaにおける編集方針として本人による書き込みを自粛するよう求めている以上、「Officesquirrel LLC」の編集が差し戻される可能性はあると言えるだろう。
しかし、「Otoame」は書き込み内容を熟慮することなく一様に差し戻したりしている(公式ブログが移転したという情報は差し戻さなくてもいいのでは?)。暇な人間は過去に遡ってみればよいが、「Otoame」の編集は客観的というよりはやや反・小西寛子寄りに偏った印象が見受けられる。
「Otoame」のアカウントは現在無期限ブロックされている。何故だろうか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:%E6%8A%95%E7%A8%BF%E8%A8%98%E9%8C%B2/Ks_aka_98
「Otoame」「Zeroes」「Perfectdespair」の3アカウントが2016年3月11日 (金) 04:02 に一斉に「WP:ILLEGIT」を理由にブロックされている。
「WP:ILLEGIT」は「副アカウントの不適切な使用(多重アカウント使用が禁止される行為)」を意味する。
これは推測だが、「何らかの理由で」これらアカウントの一部又は全部のIP情報を調べる必要があり、結果として副アカウントが発覚してBANされたのであろう。
余談だが、「Otoame」は「Musicrayn」の事実上転生垢である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:%E6%8A%95%E7%A8%BF%E8%A8%98%E9%8C%B2/Musicrayn
「不適切な利用者名」を理由に2014年12月25日 (木) 15:44にブロックされ、その直後作られたのが「Otoame」(=”音雨”=”music rain”=”ミュージックレイン”)である。
「Musicrayn」「Zeroes」は花澤香菜などの声優記事に加えてアメコミ・映画トピックへの編集が多く、id:zeroesの興味と大きく重なっている。
状況証拠としては同一人物として扱うに十分と考えるが、断定はできない。
質問「渋谷系ってどんな音楽なの?」
回答「渋谷系とはムーヴメントであり、音楽のジャンルを示したものではない」
Wikipediaによれば、「東京・渋谷(渋谷区宇田川町界隈)を発信地として1990年代に流行した日本のポピュラー音楽(J-POP)の一部の傾向を分類化したものである」とのこと。
代表にフリッパーズギターやピチカートファイヴ、オリジナル・ラヴなど。流行は90年代後半には終息していったといわれている。
渋谷のCDショップを中心に発信された流行(ムーヴメント)を表す言葉として用いられたのが始まりらしいが具体的な起源はよくわかっていない。
ミスチルやスピッツも渋谷系として扱われたこともあったらしい。
こんなに曖昧でよくわからない渋谷系だが、本来は流行そのものを類型化したものであり、特定の音楽ジャンルを指したものではなかったという認識は間違っていないだろう。
2016年現在、「渋谷系っぽい」という感覚は一定数の人間の共通の認識として共有されているように感じられる。
しかも、渋谷系というワードを好意的に使っているのは、なぜか渋谷系ムーヴメントを経験していない20代以下の若者たちが多いようなのである。
あくまで自分の観測範囲での話だが、確実に若者にとっての「渋谷系音楽」というものが存在するのだ。
お笑いでいえば「エンタ芸人」「レッドカーペット芸人」「あらびき芸人」みたいなもので、そういった括りはお笑いのジャンルではないのだけれども、
「エンタ芸人っぽい」という感覚はなんとなくであるが存在する。
あるいはビートたけしの「ダンカンこの野郎!」のようなものかもしれない。
*
あるいは、なぜムーヴメントから20年経った今でも渋谷系という言葉が使われるのか。
これは個人的な考えだが、それは「渋谷系以降の音楽が渋谷系の文脈で語られ過ぎた」ことに起因していると思う。
音楽は語られることで歴史となる。
当たり前の話だが、語られなかった音楽は音楽史に残らない。
渋谷系があまりにも語り手によって評価されたために、その後の音楽にも渋谷系の文脈が用いられてしまった。
そして、「渋谷系の文脈で語られた渋谷系以降の音楽」(≒渋谷系フォロワー)が現在影響力を持つようになり、それらを語るときに、渋谷系という言葉を使わざるを得ない状態にあるのだ。
私の考えでは「渋谷系っぽい」音楽のイメージ形成に大きく影響を与えたのは、渋谷系の人物ではなく渋谷系以降の人物なのである。
さて、ここでは、広がっていった「渋谷系っぽい」という認識に対して「定義が曖昧だ」とか「間違ってるよ」といった指摘はしない。
ここでは、実際のところ若者たちはどんな音楽を「渋谷系っぽい」と思っているのかを、曖昧なワードらしく曖昧に書き連ねていく。
2012年3月、NHK-FMで「今日は一日“渋谷系”三昧」という番組が放送された。
渋谷系で10時間番組を持たすというだけでもNHKすごいなと思うのだが、この番組でのプレイリストが大変に興味深い。
フリッパーズギター、ピチカートファイヴなどの曲が多く流される中、ブームが終息した1990年代後半以降の曲もいくつか放送されている。
ROUND TABLE、Cymbals、カジヒデキ、Chocolat、Chappie、南波志帆などなど……
NHK-FM 今日は一日渋谷系三昧のプレイリストまとめ - NAVER まとめ
これらの音楽も広い意味では渋谷系と認識することができる(されている)ということなのだ。
注目したいのはカジヒデキ。
彼は「最後の渋谷系」「遅れてきた渋谷系」と評されることが多いが、彼は現在の渋谷系のイメージ形成においてかなり重要な位置を占めている。
なぜか。それは2008年の映画「デトロイト・メタル・シティ」に関わったことによるものである。
同名漫画が原作の実写映画で、渋谷系音楽を愛し、ポップミュージシャンとしてデビューするため上京した主人公が、なぜかデスメタルバンドとしてデビューし、しかもカリスマバンドとしてブレイクしてしまうというお話。
そして、映画において、主人公・根岸の歌う「甘い恋人」を作曲したのがカジヒデキなのである。
ある意味で作中における渋谷系の象徴となるこの曲は、視聴者に渋谷系のイメージを強く印象付けた(同時に公然猥褻カットも強く印象付けた)。
――「DMC」では、根岸君が思う「渋谷系=可愛くてポップ」という、かなり表面的なイメージで描かれていますよね。
「渋谷系=可愛くてポップ」という解釈はちょっと? だったりしますが、実際僕の歌詞もそう言う側面を持っているし
(中略)「可愛くてポップ」は渋谷系の要素としては小さいと思うんだけど、フォローアーにはそういう人が多いことを考えると、決して間違った解釈ではないんでしょうね(笑)。
さて、最近、「渋谷系」を前面に押し出した若手バンドが2つ現れた。
ひとつが「OK?NO!!」というバンドである(2015年に既に解散している)。
全員平成生まれの渋谷系宅録ユニット、OK?NO!!によるフル・アルバム。ポップだけど、どこか骨太で、ビートで踊れてパーティな新感覚ビートポップ・グループOK?NO!!。Cymbalsの影響を多分に受け、"Beat Your Cymbal!! Life is a party!!"を声高に叫びながら遂に全国リリース!
もうひとつがPOLLYANNAだ。
最新型渋谷系ポップバンド POLLYANNA / ポリアンナ
2014年6月に結成。都内を中心に活動中。
OK?NO!!にいたってはCymbalsの影響を公言しているし、POLLYANNAも「TAKE ME WITH OVERLAND」という曲を聴けばCymbalsの影響を受けたのだろうと推測できる。
(実際に影響を受けた旨の発言もある)
Cymbalsは渋谷系ムーヴメントより後に出てきたバンドである。
しかし、Wikipediaを見てみると「ポスト渋谷系」と表記されている。
当然、彼らは渋谷系アーティストの真似事をしていたバンドではない。
あえていえばThe Whoなどのブリティッシュロックの影響が強い。
にも拘らず彼らを表すときには「ポスト渋谷系」などといった言葉がどうしても付きまとう。
それ故に彼らを知った若い世代は彼らの音楽を渋谷系音楽だと認識するのだ。
Cymbalsの初期のバンドコンセプト「かわいくっていじわる、ただしパンク」を渋谷系を表す言葉として捉えている者もいるようだ。
元Cymbalsで現TWEEDEESの沖井礼二はあるインタビューで以下の発言をしている。
TWEEDEESのライブには、高校生のお客さんも来てくれます。で、彼らが何で僕の存在を知ったかというと、ゲームミュージックだったりするんです。北川くんの場合はアニメだったかな。若い方の中には、フリッパーズ・ギターやピチカート・ファイヴではなく、CymbalsやROUND TABLEを渋谷系だと思っている人もいるみたいで。そこは自分でもよくわからない感覚です。
沖井礼二と黒田隆憲が語る“ポップスの暴力性”とは?「気持ちいいところは過剰にした方がいい」|Real Sound|リアルサウンド
ゲームミュージックやアニメに触れて渋谷系を知る若者が多いようである。
Cymbalsの楽曲は「Rally」「Show Business」が版権曲として音ゲーに収録されていたし(音源は異なるが)、沖井礼二は「空への扉」「Break on Through」「Runnin' away」などの曲をpop'n musicに提供している。
音ゲーと渋谷系の関係については渋谷系のイメージ形成において重要な部分であると思うのだが、私では手に余る。
以下のブログの方が詳しいのでそちらを参照されたい。
ポスト渋谷系にみる、音ゲー楽曲と邦楽シーンの影響関係(前半) - ダストポップ
さて、ここでKONAMIによるWeb連動型音楽配信企画「ひなビタ♪」について触れておこう。
キャラクターによる楽曲をバックストーリーなどを含めて提供していくメディアミックス企画で、
多数の楽曲が音ゲーに収録されている。
その中には渋谷系音楽が好きなキャラクターも存在し、公式サイトでは「アキシブ系って何?」というコラムも掲載されていた。
そこにおいて渋谷系とはどんな音楽かの説明がされているので引用する。
アキバ系とシブヤ系は音楽のジャンルなんだけど、今だとちょっと古い言葉になるかもしれないめう。
アキバ系はキャラソンやアイドル、電波ソングといったキャラクター的な見せ方をする音楽めう。
めうは、もともとこの2つの文化には共通するものがあると見てるめう。
ぼーかるの声質に対するこだわり、夢見がちで妄想好きなところ、非日常を好むことなどめう。
お互い表現手法は全く違えど、感覚的には非常に近いものを持っていると思うめう。
他に2つを結ぶものに、ゲームがあるめう。
めう調査では、シブヤ系の人もアキバ系の人もゲームが大好きめう。
チップチューンという音楽はゲームのような音でシャレオツな曲を作っていたりするめう。
*
そう言えばさ、めうめう。
最近のアニメの主題歌とかって、シブヤ系の人達が曲を作っているのをよく見るよね?
まりり、いいところに目をつけためうっ!
その流れは今後もっとくると、めうは見てるめうっ!
アキシブ系とは一時期アニソン界隈で一部の人が用いていた言葉で、定着したとは言い難いが、Wikipediaに記事もあるため一定の影響力は持っていると考えられる。
また、上記のコラムにおいてアニメ主題歌を渋谷系の人たちが作っているという指摘があるが、渋谷系ムーヴメントで活躍した人物がアニメ主題歌を作った例というのはそんなに多くない
(ちびまる子ちゃんOP「ハミングがきこえる」、スクールランブルED「オンナのコ♡オトコのコ」など)。
ここでいう渋谷系とは、ほとんどがポスト渋谷系、つまり渋谷系以降の人物たちのことであろう。
「きんいろモザイク」のEDでは、90年代後半にQYPTHONEというバンドでデビューした中塚武による楽曲「Your voice」、「My Best Friends」が使用されているし、
「たまこまーけっと」のOP「ドラマチックマーケットライド」では元ラヴ・タンバリンズの宮川弾が編曲で関わっている。
また、ヒャダイン(前山田健一)も渋谷系音楽を好んでおり影響を受けているとされている。
さらに、アニメ主題歌において語らずにおけないのがROUND TABLEの北川勝利である。
Ninoをボーカルに迎えたROUND TABLE featuring Ninoとして多くのアニメ主題歌を手掛け、また坂本真綾、牧野由依、中島愛、やなぎなぎへの楽曲提供など、枚挙に暇がない。
(ここでフライングドッグというレーベルと渋谷系の関係なども語りたいところだが、とりとめもないので割愛する)参考:渋谷系と声優とレーベルの話 - AOI-CAT's diary
アキシブ系というワードが用いられるとき、必ずと言っていいほど北川勝利の手掛けた楽曲が挙げられる。
アニメ好きの中には北川勝利は渋谷系の中心人物であると認識している人も少なからずいる。
昨年放送されたアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」はMONACAの田中秀和が音楽を手掛けているが、劇伴のテーマは「渋谷系」であったと明かされている。
最初にそういうオーダーがありました。もともと僕は「渋谷系」の音楽が好きで、90年代の渋谷系を参考にしましたが、当時の「渋谷系」は海外の古い音楽を参考にして作られていたり、Jポップに対するカウンターカルチャーのような捉え方をされていたりもしたので、そういう気持ちで作った感覚があります。
オーダーで「渋谷系」が出てくるあたり、音楽ジャンルとしての「渋谷系っぽさ」は既に確立したのかもしれない。
加えて「乙女感のあるサウンド」というディレクションもあったらしく、「渋谷系」と「乙女感」は結びつくものだという認識があるのだと捉えることができる。
以下のPVで流れるBGMを聴けば、彼なりの渋谷系の解釈が聴き取れるだろう。
(追記:サントラの試聴が始まってたのでいくつか貼っておく)
【楽曲試聴】「The Girls Etiquette (M22)」
【楽曲試聴】「The Dancing Glass Slippers (M25)」
少し時間が戻るが、2013年、アニメと渋谷系の繋がり、そして渋谷系イメージ形成において重要な役割をもたらしたと思われるアルバムが発売される。
総合プロデュースは北川勝利。そして参加するアーティストはカジヒデキ、沖井礼二、矢野博康、宮川弾、中塚武、ミト、神前暁、古川本舗、ドラムに宮田繁男、ギターに奥田健介など。
多くは渋谷系ムーヴメントが終息した後に出てきたアーティストである。
2nd、3rdアルバムになるにつれコンセプトは変わっていくが、この1stアルバムでは明確に渋谷系というコンセプトは存在していたようだ。
1枚目では、わりとわかりやすく「渋谷」というキーワードがあって、(後略)
花澤香菜×北川勝利が明かす、“極上のポップソング”の作り方「人生と音楽がより密接になってきた」|Real Sound|リアルサウンド
花澤香菜というボーカルとの相性とその完成度から評判になり、「渋谷系ポップス」としてリスナーに受け入れられた。
Amazonのレビューでも渋谷系について言及したものが見られる。Amazon.co.jp: 花澤香菜 : claire - ミュージック
花澤香菜の音楽は渋谷系だという語り口はネット上で多く散見される。花澤香菜 渋谷系 - Twitter検索
ここにきて、渋谷系ムーヴメント当事者ではないアーティストによって「渋谷系っぽい」音楽が一つの到達点に達したのである。
若者にとっての渋谷系とはこのアルバムだ、と大げさに言ってもいいのかもしれない。
また、この「claire」に加え、沖井礼二や末光篤、筒美京平などが参加した竹達彩奈「apple symphony」の2つに影響を受けたアイドルプロデューサーがいる。
でも今年に入って、大きな衝撃を受けた3枚のアルバムがありまして。
──全部挙げてもらってもいいですか?
connie NONA REEVESの「POP STATION」、花澤香菜さんの「claire」、竹達彩奈さんの「apple symphony」です。
Negiccoとは新潟県を拠点とする3人組アイドルユニットで、近年ではピチカート・ファイヴの小西康陽やオリジナル・ラブの田島貴男、ノーナ・リーヴスの西寺郷太、シンバルズの矢野博康などの楽曲提供を受けており、
花澤香菜と違い、渋谷系ムーヴメント当事者の参加もあり、これこそ渋谷系の正統だとみることもできるが、時期的には花澤香菜よりワンテンポ遅れての評価になっており、ポスト渋谷系と渋谷系の順番が逆になっているように見えるのが面白い。
さらに面白いのがノーナ・リーヴスで、花澤香菜やNegiccoの楽曲にメンバーが参加した影響からか、現在では彼らも渋谷系扱いされることがあるという点だ。
世代的にはROUND TABLEやCymbalsと同じ世代であるのだが(奥田健介はCymbalsのサポートメンバー)、
ノーナはマイケル・ジャクソンやプリンスの影響が色濃く、当時は彼らを渋谷系と評する人は少なかったはずだ。
しかし現在、「渋谷系っぽい」音楽に関わりを持つことで遡及的に渋谷系の枠に入ってしまうことがある。
また、アイドルといえば、沖井礼二がかつて手掛けたさくら学院バトン部のユニット「Twinklestars」も渋谷系と評されることがある。
矢野博康もNegiccoや夢みるアドレセンスの楽曲を手掛けており、アイドルファンには彼らを渋谷系アーティストだと思っている人も少なくない。
また、Perfumeから中田ヤスタカに遡ってcapsuleを知った者は、初期のピチカート・ファイヴを彷彿させる楽曲を聴いて「これが(ネオ)渋谷系」と認識するようである。
渋谷系以降のポップスが語られる際に「渋谷系を彷彿させる」などと表現されることで渋谷系のイメージは少しずつ形成されていった。
当時の渋谷系ムーヴメントにいたアーティストではなく、渋谷系の文脈で語られた音楽によってイメージが形成されたのである。
*
さて、ここまでとりとめもなく「渋谷系っぽい」音楽を追ってきたが、こういった曖昧な認識は今後も広がっていくのだろうか。
それは、アニメやアイドル、ゲームなどを通して渋谷系の種が既に播かれてしまったからである。
「渋谷系っぽい」音楽に触れた若者はその音楽を渋谷系であると認識する。その流れは、渋谷系に代わる便利なワードが出て来ない限りは続くのではなかろうか。
例として「アイカツ!」を挙げておこう。
「アイカツ!」とは女児向けアーケードゲーム及びそれを原作としたアニメであり、その楽曲は音楽の多様性やトレンドに非常に敏感であるとされている。
2013年には既に旬を迎えていたEDM・ダブステップを取り入れた曲をOPに起用しているし、他にもメタルやロカビリー、ディスコ、ジャズなどあらゆるジャンルを取り入れている。
その中にも、いわゆる「渋谷系っぽい」音楽というものが存在し、子供の世代にも渋谷系の種は既に播かれている。
アイカツ!ミュージックビデオ『恋するみたいなキャラメリゼ』をお届け♪
レトロクローバーということで、作曲編曲的にもレトロで可愛い方向性で作ってみました。渋谷系!お気に入りの1曲です…!
サビで5度が半音ずつ上がっていくコード進行にレトロ感を感じるのは僕だけでしょうか…?)^o^(— 石濱 翔(MONACA) (@MONACA_ishihama) 2015年5月28日
本来の「渋谷系」の意味するところから少しずつ意味合いは変化し、若者にとっての「渋谷系」は既に当時のムーヴメントであった「渋谷系」とは異なるところへ向かいつつある。
DMCにおいて強調された「渋谷系=可愛くてポップ」というイメージや、ひなビタ♪で紹介された「ちょっとシャレオツなカンジの雰囲気ポップス」というイメージが強くなっているようだ。
十年前とか十数年前にアイドル声優として第一線級にいた人ってさ、
当時はメインヒロインの女子校生役とかやることが一番多かったと思うんだけど、
まあ時代が一回りくらい進んで第一線から退いたら落ち着いた配役にシフトすること多いじゃない。
例えば主人公の母親、とか敵陣営の四天王の参謀、とか担任の教師、みたいな感じの
今なら井上喜久子さんが合いそうな感じの役。
で、バリバリアニメ声のアイドル声優が年重ねて第一線から退いた後に
こういう役やってると「それは流石に無理がない?」って思うことがたまにある。
演技力的には実力あっても根本的に声質が当時のメインヒロイン向けのものだから
どうしてもオバサン役みたいなのは齟齬がでてしまっているというか、
多分そういうのが合う人は若いときからそういう役をやれる感じの演技してたよね。
顔と違って声帯なんて30半ばとかそのくらいで老化するもんじゃないし。
このアルバムはすごい名盤だってものすごく語りたいです。音楽にうるさい方々にも積極的に聴いていただきたいなと思う次第です。
でも、こういうのをあまりべた褒めするのって結構怖いですね。音楽の好みは人それぞれですし。
自分が最高!って思ってても世間的には全くそんなことないなんてことは本当によくあります。妙に褒めると反発をくらいかねないです。
実際、音楽雑誌とかの「2015年ベストアルバム特集」をぱらぱら読んでみても全然話題に出てなかったので。まあそんなもんです。自分の視野が狭いだけです。
とはいえ、それなりに注目されて評価されてるのかなってのはなんとなく勝手に思っていたので、年間ベストに入ってなくてちょっとがっかりしました。
だから自分で語ろうかな、と思い至るわけですが、やっぱり、ハマってしまったあまりに冷静さを失った文章になる気がするので、書いて叩かれるのが少し怖いところはあります。
花澤香菜とは、声優です。人気若手女性声優です。名前くらいは聞いたことがある人が多いと思いますし、検索したほうが理解は早いです。
声優の中ではアニメの出演数がトップクラスに多いです。1年間に何十本も出ていたりします。最近は少し落ち着いてきましたけどね。
特徴は、ウィスパーボイスというか、天使のようにかわいらしい声ですね。ヒロインボイスです。個人的には少し荒げた演技も好きですが。
声に含まれる倍音成分がものすごく豊富らしいです。科学的に実証されてるらしいです。
声優なので、当然ソロで歌手デビューする前からキャラソンとか歌っていました。化物語の「恋愛サーキュレーション」という曲がレジェンド級に有名です。
あと、セキレイという作品のライブで歌った時の歌い方がネタにされてて、わりと音痴っぽい扱いを受けてました。
そして、2012年に満を持してソロ歌手デビューをするわけですが、みんな歌の方は割と心配してました。
私も深夜アニメはよく見ていて花澤香菜さんのことは当然知っていましたが、当時は特別好きというわけでもありませんでした。
しかし、プロデュースするのがROUND TABLEの北川勝利だというニュースを聞いてにわかに興味が湧いたのを覚えています。
ROUND TABLE、及びfeaturing Ninoは好きで聴いていましたし、声質との相性も良さそうだということで、けっこう期待していました。
その後2013年に1stアルバム「claire」がリリースされたのですが、確かに名盤でした。
北川さんをはじめ、中塚武、神前暁、カジヒデキ、宮川弾、矢野博康、沖井礼二などなど、渋谷系の流れを汲むポップス好きにとってはたまらない作家陣で、花澤さんにぴったりの歌を作ってくれました。
花澤さんも声優らしく表現力豊かに歌いこなしていて素晴らしかった。「マダダーレモー」とはなんだったのか。たぶん自分の歌い方ってのを少しずつわかっていったんでしょうね。
1年後の2014年には25歳の誕生日を迎えることにちなんで25曲入りのアルバム「25」をリリースしました。ものすごいハイペースです。
この2ndアルバムでは岩里祐穂さんを作詞に迎え、花澤さんと意見を交わしつつパーソナルな部分を反映させた曲作りをしています。
そのうえで、25曲という多さを生かして幅広いジャンルの曲に挑戦していきました。
そんなこんなで、アニメやらレコーディングやらライブやらで多忙を極めた後に迎えたソロ活動3rdシーズンの集大成が「Blue avenue」になるわけです。
Blue Avenueがリリースされるまでに、3つの先行シングルが発売されました。
しかし、この3曲を聴いて「このアルバムってこんな感じか」と思ってはいけません。
むしろ、この3曲がアルバムの中で最もコンセプトから外れている曲といっても過言ではないでしょう。
では、このアルバムはどんなコンセプトで制作されたのでしょうか?
「Blue Avenue」のコンセプトは一言でいえば「ニューヨーク」です。
テーマがニューヨークになった経緯はインタビューで話されています。
──今作のテーマは「ニューヨーク」とのことですが、なぜこのテーマを?
ニューヨークはわりと後付けなんです。アコースティックライブの「かなまつり」みたいな少人数でのライブを何度か経験して、少ない音と声で作り上げる空気感っていいなと思っていて。
3rdアルバムの方向性を考えているときに、「あの自由に音楽を楽しむ感じを生かすなら、ジャズをやってみるのもいいんじゃない?」って意見が上がったんです。
その中でニューヨークというキーワードが浮かび上がって。ジャズの街でもあるし、ほかの新しい音楽に挑戦するのにも「ニューヨーク」をテーマにすれば統一感のある作品になるんじゃない?って。
ジャズ、AOR、フュージョン、レゲエなど、これまでのアルバムと比べると「大人」な雰囲気を持った曲が多めのアルバムになっています。
そして、ニューヨークといっても70~80年代くらいのニューヨークのイメージという感じがします。
それはSwing Out Sisterが参加してるのもあるかもしれませんね。
詳しい方ならば、楽曲のクレジットを見ればこのアルバムがどういったアルバムなのかがわかるかもしれませんね。
ということで曲目・スタッフリストを載せたいのですが、長いので記事の末尾に載せました。
こういうのをあまり主張するのもどうかと思うんですが、参加しているミュージシャンが豪華です。
クレジットを見ていただければわかるように、今までのアルバムでおなじみの作家陣に加え、シングル曲ではSTUDIO APARTMENTややくしまるえつこがサウンドプロデュースをしたり、2つのニューヨークレコーディング曲においてウィル・リーやスティーヴ・ジョーダンなどの海外のスタジオミュージシャンの参加、80年代から活躍するイギリスのユニット・スウィングアウトシスター提供曲など、一流の人たちがたくさん参加しています。
まあ、極端な話、名前は知らなくてもいいと思うんですけどね。聴けばわかりますから。「I ♥ NEY DAY!」「Nobody Knows」での軽快なドラムが気持ち良いなあとか、「Dream A Dream」の洋楽っぽい感じがすごい良いとか。ここでいう洋楽っぽいってのは英語圏の歌っぽいなあっていう意味ですね。洋楽の日本語カバーみたいな雰囲気がありますね。それもまた味。そして、セリフのパートがあって、もしかして本業が声優であることを意識して作ってくれたのかなとか想像してみたり。
おなじみの作家陣もすごい良い仕事をしてくれています。というかキレキレです。特に矢野博康作曲「We Are So in Love」が光ってますね。4つ打ちのフュージョンで、イントロからもうたまらないです。シンバルズの頃から思っていたんですが、矢野さんは王道のポップソングもいいんですけど少し趣味に走った感じの曲を書くと時々とんでもない名曲を生み出しますね。
一つだけ主張しておきたいのは、みんな決して無駄遣いではないということですね。すべてが良い方向に結びついています。
「ニューヨーク」というコンセプトがあって非常に統一感があるのが素晴らしいです。
最初に「シングル曲がコンセプトから外れている=ニューヨークっぽくない」と言っておいてなんなんだ、と思われるかもしれませんが、このアルバムの面白いところは3つのシングル曲が違和感なく自然に収まっているところなんですね。
バラードの「君がいなくちゃだめなんだ」が終盤に入ることでアルバムがよりドラマチックになっています。そこから最後の曲「Blue Avenueを探して」に続くのがもう最高ですね。西寺郷太さんの歌詞がいいんですよ。
クラブミュージックの「ほほ笑みモード」ややくしまるえつこさんの個性が色濃く出ている「こきゅうとす」も、意外なくらい自然に入ってるんですよね。それは曲順が考えられているのもあるんですが、「ほほ笑みモード」がアルバム用ミックスになっていたりなど、音づくりにこだわっているからというのもあるのでしょう。後述しますが、このアルバムは音が良いです。
アルバムとして非常によくまとまっていて、通して聴いた後の余韻が良い感じです。
NYで録音した2曲は際立って音が良いんですけど、それに劣らず全体的に非常に高いクオリティの音づくりがされています。花澤さんのアルバムは1stの頃から一貫してソニーの茅根裕司氏がマスタリングエンジニアを務めていて、常にクオリティが高かったんですが、今回は最高の出来栄えなのではないでしょうか。オーディオに詳しいわけではないので断言はできないですけど。
シングル曲が違和感なく収まっているのもマスタリングによるところが大きいのでしょうか。詳しくはわかりませんが、ぜひ良いヘッドホンでじっくり聴いてほしいと思えるくらい良い音です。
ニューヨークっぽいということでAORとかフュージョンを取り入れた、と聞いても正直ピンとこない人が多いんじゃないかと思います。AORってどんな音楽かを説明できる人って実はそんなに多くないのではないかと。結構マニアックなところを突いてきてると思います(そんなことないよ、常識だよとお思いの方もいるでしょうが)。
でも、そういうジャンルとか全く分からなくても「良いな」と思えるようなアルバムになっているのではないかと思うのです。それは曲自体がそう作られているというのもあるかもしれないんですけど、やはり花澤香菜が歌うということでポップスとして完成されるというか、そこに花澤さんの歌のすごさがあるのではないかと思っています。
3rdアルバムを出すまでの3年間で60曲以上のオリジナル楽曲を歌い、ライブも精力的にこなしてきたからこそその次元に達しているというか、こういう曲を楽しみながらポップスとして歌える筋力がついたのではないかなと思うのです。それこそ「25」あたりの頃の怒涛のスケジュールが千本ノックのように効いてるのかもしれないですね。
1stの頃は作家の作る曲を最大限に活かすために歌うという感じ、それこそ声優としてディレクションに応えるような感じで歌っていたように思うのですが、「Blue Avenue」ではコンセプトの発端が花澤さんの意見であることからも、ちゃんと歌手になってきてるのだなと感じます。
当然ですが、豪華なメンツに霞むこともなく、曲に負けているだとか歌わされてるだとかいう印象を全く受けません。むしろ北川さんも他の作家さんも花澤さんをプロデュースすることで新しい扉を開けているような感じさえします。インスピレーションを与える「ミューズ」なのかもしれませんね。
私が花澤さんのアルバムの中で際立ってこれを好きなのは、花澤さんと作家陣が一緒になって制作している感じを受けるからなのかもしれません。化学反応が起きているのをひしひしと感じます。
また、花澤さんは1stの頃から自作詞曲を歌っているのですが、今回も2曲作詞していて、ちょっと詞もこなれてきたというか、アーティストとしての一面が出てきたような感じがします。
「タップダンスの音が聴こえてきたら」では音楽に身を委ねることの喜びをシンプルに書いていて、歌を楽しめている感じが伝わってきます。
タップダンスの音が 聴こえてきたら
軽やかなそのリズムに 身をまかせて踊るの
今はいらない ふみならそう 夢中になるだけさ
一方、「プール」では暗い部分を歌っている感じで、こういうのがあるとなんというか、深みが増しますよね。
花澤さんは詞を書くと少し重たい感じになってしまうみたいで、それもまた個性というか、人気声優としてバリバリ活躍している彼女の影の部分が垣間見れるようで、イイですよね。
どうやって喋ってたかな
ねえ どうやって眠ってたかな
どうやって歩いてたかな
ねえ どうやって 笑ってたのかな
わからない 思い出せないの
もしかしたらここまで惚れ込んでいる理由はライブを見たからなのかもしれません。花澤香菜の歌の魅力の真骨頂はライブにあるのかもしれません。
武道館公演の映像を収録した「Live Avenue Kana Hanazawa in Budokan」というBDが発売されているのですが、アコースティックライブの映像も収録されていまして、他にも素晴らしい映像特典もありまして、とても素晴らしい商品です。
花澤さんの歌って生演奏にすごく合うんですよね。地上波で「こきゅうとす」を披露したこともあるんですけど、それとは全然違いますね。ライブの「こきゅうとす」すごく良いです。
武道館ライブではバックバンドの通称「ディスティネーションズ」にホーンも加わって、とても豪華なものになっています。
一番の見どころはジェームス・ブラウンの「Get Up (Sex Machine)」(ゲロッパ)に合わせて花澤さんが好きなパンの名前を叫ぶというパフォーマンス(メロンパン!メロメロ!)。冷静に考えるとすごくくだらないシャレなんですが、演奏がガチであることと、みんなすごく楽しげな様子が印象的で、とても幸せな空間が出来上がってるなあと感じました。
あと、花澤さんのパフォーマンスがいちいちかわいらしいんですよね。「Merry Go Round」の振り付けとか。
そして、アコースティックライブが素晴らしいんです。花澤さんの生歌ってこんなに良いものなのか、とため息が出ますよ。本当に、歌がヘタであるような扱いをされていたのが嘘みたいです。声量は確かにそんなにないのですが、歌の細かい表情付けがたまらなく上手いです。ピアノとギターだけの少ない音だと余計に際立ちますね。
誰にと言われれば万人に、と言いたくもなるんですけども。
最近、星野源やらceroやらで、ブラックミュージックとかシティポップとかそういう言葉がよく聞かれるようになったんですけど、このアルバムもそれと同じ文脈で語ることができるのではと思います。
「シティポップ」ってもはや言葉が独り歩きしだしてよく分からない感じなんですけど、街のことを歌うのがシティポップだとするなら「Blue Avenue」も十分当てはまりますよね。
また、北川勝利さんをはじめとした作家陣は、最近再評価の流れがある気がする「渋谷系」や、最近流行り気味の新しい「シティポップ」の世代の狭間にいる人たちなんですよね。どちらも独り歩きしてあやふやな状態にある言葉ですけど。
良質な音楽を作ってきながらも長らく日の目を見なかった人たちがこうやって素晴らしいものを作り上げてくれている、というのも感慨深いものはありますね。
そして、70~80年代のニューヨークイメージってことで、けっこうオッサン向けなのかもしれません。……年間ベストに入らなかったのは革新性がないと思われたからなのかも。私は花澤香菜さんが歌うだけで十分新しいと思うんですけど。
というわけで、以上、Blue Avenueについてでした。
花澤香菜「Blue Avenue」インタビュー - 音楽ナタリー Power Push
http://natalie.mu/music/news/111594
花澤香菜×北川勝利が明かす、“極上のポップソング”の作り方「人生と音楽がより密接になってきた」|Real Sound|リアルサウンド
http://realsound.jp/2015/04/post-3000.html
作詞 : 岩里祐穂 作曲・編曲 : 北川勝利 ホーンアレンジ : 村田陽一
Bass : Will Lee
Drums : Steve Jordan
Electric Guitar : David Spinozza
Piano, Organ : Rob Mounsey
Trumpet : Jeff Kievit
Trombone : Mike Davis
Saxophone : Andy Snitzer
Conga, Tambourine : 三沢またろう
Electric Guitar : 山之内俊夫(流線形)
Wind Chime, Chorus : 北川勝利(ROUND TABLE)
Chorus : acane_madder
作詞 : 岩里祐穂 作曲・編曲 : STUDIO APARTMENT
Guitar : 堀越雄輔
Vocal Direction : 北川勝利(ROUND TABLE)
Sound produced by STUDIO APARTMENT
作詞 : 岩里祐穂 作曲 : 北川勝利 編曲 : 北園みなみ、北川勝利
Bass : Will Lee
Drums : Steve Jordan
Electric Guitar : David Spinozza
Piano, Organ : Rob Mounsey
Trumpet : Jeff Kievit
Trombone : Mike Davis
Saxophone : Andy Snitzer
Conga, Tambourine : 三沢またろう
Wuritzer, Claviniet, Analog Synthesizer : 北園みなみ
appears courtesy of Polystar Co.,Ltd.)
Wind Chime, Shaker : 北川勝利(ROUND TABLE)
Chorus : acane_madder
作詞・作曲・編曲 : 宮川弾
Programming, Clarinet, Saxophone, Chorus : 宮川弾
Guitar : 後藤秀人
Chorus : acane_madder
作詞 : 岩里祐穂 作曲・編曲 : mito
Drums : 千住宗臣
Guitar : Saigenji Permalink | 記事への反応(0) | 15:20
が2つあるので紹介するぜ!
まずは、花澤香菜『Blue Avenue』!!
こいつはたまげた!「ヘッドホン推奨」だとか銘打つだけはある!確かに音が良い!
そもそも花澤香菜さんの声質的に、音圧を上げればいいというような音楽ではないのだけれども!
このアルバムはニューヨークをテーマにしたアルバムで、いくつかの曲はニューヨークで録音(しかもウィル・リーとかスティーブ・ジョーダンとか参加してる)されているんだけど、
先行シングルはやくしまるえつこ提供曲だったりハウスミュージックだったりと微妙に音楽性がニューヨークっぽくなかった!
でも、このアルバムではそういった先行シングル曲まできちんと馴染んでいてニューヨークの大人な空気感が出ている!
シングルの時の音源からだいぶ音質が変わっている!アルバム用に音を作りなおしているのだ!そのこだわりよう、いいですね!!!
というか単純にポップスとしてこのアルバムレベル高すぎで、個人的に2010年代のベストに入るくらいの出来なんで、一聴の価値アリなんですよ!
マスタリングエンジニア:茅根裕司氏(Sony Music Studios Tokyo)
次が、『TVアニメ『アイカツ! 』オリジナルサウンドトラック アイカツ! の音楽!! 01』!!
これは意外性という部分もあってものすごいびっくりしたサントラだ!
アイカツの音楽を出しているレーベルはランティスで、オーディオ厨にとっては悪名高いところだ!というか音圧競争の元締め的なところだ!
なので普段のアイカツの曲もかなり音圧が強めで、落ち着いた曲でも結構刺激が強い音になっている。子供にあまりよくないね。曲自体はすごくいいのに。
……なんて歯がゆい思いをしてきたんだけれども、なぜかこのサントラだけはマスタリングエンジニアが普段と違う!!
2枚目以降のサントラはいつもの人でいつもの音になっているので、続けて聴いてみると音の傾向の違いが丸わかりだ!!
そして、なぜかこのいつもと違う人のマスタリングの質が異様に高いのか、音の良さが段違いなのである!!
なんだか音の広がりがすごい!立体感というか、奥行きがちゃんと出ているので感動してしまった!!
いやマジで、アニメサントラの中でもかなり上位に入るんじゃなかろうか。
ちなみに、MONACAサウンドのBGMは耳に馴染むので最近TVでもよく使われているのを耳にするぞ!!
以上だ!!ARIAのサントラも質が高いらしいが、残念ながらまだ聴けてないので除外だ!
他にも音がいいのがあったら教えてくれ!
単に絵を動かせばアニメーション、アニメ化だと思ってんじゃねえよ製作者さんよお!!
GATEはそもそも原作から政治的内容がアレすぎて星新一的アイデア一発勝負みたいな小説をそのまま漫画にした。
その漫画の絵、そのまま絵を動かしてるからつまらないものが動いてもつまらない。
それが声優は4コマ漫画だと面白いんでしょう。アニメ版は野沢雅子や田村ゆかりも出てきてアニメファンは楽しめる。
ただこれは、職業紹介ビデオや声優養成所説明会で流すVTRなら満点だ。声優の仕事がよく分かる。
だがそれゆえアニメとして見ているぶんには致命的に、物語がない。先に声優あるあるネタ先行でそのためにストーリーを作りキャラを動かしてるから
キャラはただ声優業界の説明のためにいるのだ。途中にやたら頻繁に用語など紹介するキャラが出てきてテンポが悪い。説明はこいつに任せて、
声優キャラはひたすら物語を追うべきじゃないの??オーディションを受けることすら困難な新人声優たちが出てくるが、それに比べて最初から恵まれてるメインキャラの3人たち。もうとんとん拍子にwebラジオだがなぜプロデューサーがこいつらに目をつけたか分からない。それくらいキャラに物語も魅力も伝わらない。
さらにズルいのは本当の業界の暗部なんて描こうともしない姿勢だ。SHIROBAKOですら政治的キャスティングが行われる会議がある。花澤香菜や雨宮天のようにゴリ推しされてる状況はみんな知ってても、知らないふりを強要するかのように「全てオーディションです」と繰り返される。
gleeをパクらなきゃラブライブの絵を作れない京極尚彦は、漫画をそのまま動かせばいいとしか思ってないから細かな設定を説得力をあるものに変えられないし、浅野真澄も4コマを動かせばアニメ化だと思ってるから、小ネタばかりに走ってだらだらした紹介VTRになってる事に気づかない。
最近渋谷系ってワードを音楽雑誌とかその辺の論壇でよく目にするようになったけど、2年前の花澤香菜のアルバムで既にその辺終わってんじゃねーのって思った。
まあ花澤香菜の作家陣は渋谷系かっていうと違う気もするけど。そもそも渋谷系の定義自体めんどくさいところあるので彼らも渋谷系ってことにする。
んでまあここのところ渋谷系ってワードをよく出すようになった界隈ってのはアイドルの楽曲派な人たちっていう印象なんだけど。
「アイドルばかりピチカート」とかいうカバーアルバム出したりとか。
他にもそんな有名じゃないアイドルが渋谷系っぽさをアピールしてるような感じのが結構ある。
んでこの辺のシーンの中心ってのはたぶんNegiccoなんだろう。
なるほど確かにNegiccoには渋谷系の人たち、それも花澤香菜とは違って「元祖」な人たちも参加してる。
んでまあNegiccoがまるでポップス界の最先端かのような書き方されたりしてるところあるんだけど、もうこの路線花澤香菜でやったじゃん、って少し思うところもある。
Negiccoのプロデューサーであるところのconnieも花澤香菜のアルバムに影響を受けた旨の発言してるしね。
作家陣も少しだけ被ってるしね。
んで当の花澤香菜はというと新作「Blue Avenue」でもう渋谷系飛び越えてニューヨークシティポップスとかやっちゃってる。
それがミュージックマガジンのクロスレビューで誰だか忘れたけどオッサンが偏見まみれで2点とか付けてたりするんだけども。
まあそれはそれとして、今の渋谷系再評価の流れって花澤香菜のアルバムがわりと重要な位置にあるような気がするし、しない気もする。
それとは違ったところで、アイカツ!の曲も妙に渋谷系なところある。
「fashion check!」とか「恋するみたいなキャラメリゼ」とか顕著。
そもそも曲作ってるMONACAという音楽制作集団がそれっぽいところがあるんだけど、それだけじゃなくて、様々なジャンルの曲を女児に触れてもらおうっていう方針がすげえ良い。
メタルとかロカビリーとかジャズとかフュージョンとか裾野が広いのがたまらん。
Negiccoのプロデューサーであるところのconnieもアイカツ!は好きみたいだしね。
Negiccoも花澤香菜もアイカツ!もわりと近いところに音楽性がある気がするんだけど、この3つのファン層ってあまり被ってない感じ。
アイドルとアニメってすごい近いような気もするのにね。アイカツ!なんかそもそも歌ってるのがアイドルのたまご的な人たちだし。
まあ結局何が言いたいかっていうとアイドル好きもアニソン好きも音楽評論家もみんなアイカツ!見てください!って話と、ミトも来たんだからそろそろ沖井礼二あたりもアイカツ!曲書いてくれないかなって話だ。
THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 00 “HELLO!!” Single, Maxi
日高愛(戸松遥),水谷絵理(花澤香菜),秋月涼(三瓶由布子)
http://www.amazon.co.jp/dp/B002EBDN9I
THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 01 水谷絵理 水谷絵理(花澤香菜)
http://www.amazon.co.jp/dp/B002GWP7JY
THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 02 秋月涼 秋月涼(三瓶由布子)
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THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 03 日高愛 日高愛(戸松遥)
【要点】折笠富美子は天才だと思うのですが声オタの皆様はどう評価してるんでしょうか
カリスマアルファツイッタラの人が過去の遺物らしく過去の遺物を称揚しているのに群がって嬉々としてブクマするロートルどもよ。
ハッチポッチはもう終わったんです! 目を覚ましてください! いまやってるのは「フックブックロー」なんです!
▶ フックブックロー 上を向いて歩こう!アカペラ - Youtube https://www.youtube.com/watch?v=appAk_yb0B0
■■見よう■■偉大なるハッチポッチが、王様〜ダンス☆マンの流れをくんで過去の洋楽ロック&ポップパロディであり元ネタ愛とセンスに重点を置いていたのに対し、フックブックローも同じくカバーは多めなんだけど、センスではなくて「うたごころ」をものすごく重視してる。悪く言えば歌謡曲的、良く言えば洋楽翻訳としての本来の歌謡曲的な性格を持っている。これはPが元8時だョ全員集合の人からメタルヒーロー作詞の人に変わったのが大きい。のかな?■■レコーダアーもある■■
で、何が素晴らしいってザ・ニュースペーパーのお兄さんもいいんですが、ヒロイン野辺留しおり役の、折笠富美子の歌がとんでもなく素晴らしいんだなあ。
▶ フックブックロー亜麻色の髪の乙女 - Youtube https://www.youtube.com/watch?v=xHfr2CB8cOI
▶ fookbookrow.no.5 恋はみずいろ - Youtube https://www.youtube.com/watch?v=GR2u6R62NyE
ソロも素晴らしいし、ハーモニーの中でキーとなる時も素晴らしい。突出した個性は間違いなくあるんだがコーラスの中では調和している。おにいさんと長母音が重なって倍音が揺れるところとかたまんない。言ってしまえばいわゆる「アニメ声」「声優歌唱」の典型なのだが(花澤香菜とか多大に影響受けてると思う)、このパペットに合わせられるとそれはうたのおねえさんになってしまって全く嫌味がない。
素晴らしい素晴らしい連呼で主観的すぎるので、基準を出すよ。
フックブックローに出てくる猫が浦嶋りんこで、浦嶋りんこと互角に歌えるということは吉田美和と互角ということで、つまり折笠富美子は世が世ならミリオン級の大天才。以上証明終わり。
んで、いまさらながら気づいたんだが、おれはずっと折笠富美子の歌が好きだったのだ。貼る。
▶ お散歩協奏曲 ~ 苺ましまろ - Youtube https://www.youtube.com/watch?v=XaHaO3yJ9AI
さいこう。おれの中でいまだにアイドル(非プロパー)ラップの頂点。
たぶん、折笠富美子の何がうまいのかというと、タイムなんだな。リズムへの歌の乗せ方が段違いにうますぎる。だからラップが映える。
ていうのは、このあたりのライブを見るとよく分かる。三連も裏も自由自在なの。
▶ Live Open Sesame Vol.1 Digest(折笠富美子+渡辺剛+坂上領+伊達弦) - Youtube https://www.youtube.com/watch?v=ER9m14Z1AF8
どんどん貼るよ。
▶ ぱにぽにだっしゅ! OP1 黄色いバカンス - Youtube https://www.youtube.com/watch?v=R9z6l13RNbg
▶ あたしンち カラオケ天国 full - Youtube https://www.youtube.com/watch?v=B8O2eD_SWwo
▶ 明日のナージャ - Etude - Youtube https://www.youtube.com/watch?v=14-S08IFNo0
▶ キン肉マンII世 - Rinko, Tamaki & Keiko's Theme - Go, My Boy! - Youtube https://www.youtube.com/watch?v=lGtlRod99XM
▶ chAngE/朽木ルキア - Youtube https://www.youtube.com/watch?v=9ccbNmEAi2Y
さいこう。下の2つはあんまり好きでもないんですがなにこれ器用すぎる、という意味で。DISSるつもりはないんですが、安直なバラード歌わせるより、ぜったいビートのはっきりしたブラックやラテン寄りの楽曲の方が合うのに、そういうのが少なすぎる。音楽業界無能。
あ、冒頭の「声オタの〜」は煽りでも何でもなく、自分が声オタじゃないのでそのへんからの評価ってどうなんだろうなー、と単純に知りたかったので。ライブ映像見ても、すごく小さなカフェっぽいのしか見つからなかったし、いわゆるホールやドームでやる「声優ライブ」的なシーンでは名前見たこと無いし、こんなに歌上手いんだからそれでも評価はされてんのかなー、と。
総括! ディスコグラフィ的に振り返ると、00年代後半の苺ましまろ→ぱにぽにだっしゅの流れのころ、もっと音楽業界に見る目があれば……というのが残念でならないが、ここでNHK教育がフックアップして変形うたのおねえさんとして日本中の幼児とお母さんを虜にしているので良しとしたい。ただしNHK教育、フックブックローのアルバムをiTSで1枚だけしか出してないうえ、1曲250円売りでしか出してないことだけはゆるさねえ。
https://itunes.apple.com/jp/album/nhkfukku-bukku-ro-pa-ttopati!/id933586091
ボカロ曲がないのと、アイドルでワンツーフィニッシュというのは個人的にいかがなものか(笑)
http://posse.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/2013-9e9a.html
【選外】Proletariat(PRIMAL)
【7位】Dance My Generation(ゴールデンボンバー)
【6位】休もう、ONCE MORE(NONA REEVES)
【5位】三文銭(MOROHA)
【4位】キリギリス人(ノースリーブス)
【3位】Money Money Money(Andymori)
【2位】恋するフォーチュンクッキー(AKB48)
そりゃわざとらしく弟アピールする傍から見ても分かり易い彼氏持ち声優さんもちらほらいるけど、
それって何かおかしいのかな?
かの林原めぐみ女史いわく『声優とは、裏方稼業であり表に出来るだけ出ない事でファンのアニメキャラのイメージを壊さないよう常に努力しなければならない』だから、
本来声優と言う職業は声のアクターであって、表舞台に上がって顔出ししてアイドルアピールしないものであり、それこそが声優が声のアクターであることを誇りにする理由だとされているけど、昨今の女性声優は事務所の方針か本人のエゴかは知らないけどやたらアイドルアピールが顕著。
それがダメとは言わないけど、ファンが声優をアイドルのそれと同じ様に見る可能性を理解しなければならないよ。
駄目だったケースでは、平野綾や豊崎愛生が彼氏疑惑の末に自滅したことは有名だけど、花澤香菜のように割り切ったような声優は今でも第一線で活躍してる。
この辺りの差がいまいち理解できないけど、少なくとも前者はファンを大切にせず後者はファンを大事にした結果そうなったのだろうという有る程度の推測は出来ると思う。
ファンの間ではこれを“ゆるした”“ゆるさないor許されない”といった表現を用いている。
でも、ファンにとってそれだけ重要なんだろうと思う。
そんな彼らの事を“処女信仰”信奉者だと揶揄する人がいるが、こうした背景を見ると自分も同意する。
加えて、夢は夢のままで、というファンの想いを壊さないために30過ぎて、正に早く結婚してくれとファンに“ゆるされる”年齢になってやっと結婚が“ゆるされ”祝福されている声優さんを見ると彼氏持つのにもファンの承認が必要で、声のアクターなのに何とも息苦しい世界に生きてるんだなと気の毒に思えてならない。
若手の女性声優さんに彼氏がいるかどうか、それ以前に処女であるかどうかを気にするのは何でですかね?
声のアクターはあくまで裏方なんだよ。
表舞台に立ってるのは事務所の意向だったりテレビとか制作会社、出版社の命令で仕方なくやってるかもしれないんだよ。
ファンに対して笑顔で毎回接して、ストレスがない人なんていないよ。
そんな人に対して、私生活まで束縛するのはおかしくないんですかね。
私にはまるで理解できない事ばかりだよ。
AKBオタ≒声優オタでもあると勝手に思ってたらそうでもないようなので、とりあえず秦佐和子は順調に声優として地歩を固めているよと
まず、引退後ようやく回ってきたのがモブってことだけど、ま、普通です。
事務所に所属してないっていうのも珍しくないです。声優業界においては元いた事務所を辞めてフリーになって
1,2年で新しい事務所にしれっと入るというのが慣行なのでおそらくそれに従っていると考えられます。
今後ですが、声優業界は大型新人に期待作のメインキャラクターをやらせる慣行があります。なので、秦さんが大型新人とみなされる可能性は十分にあるため、
1年以内くらいにでかい作品のメインキャラクターとして登用され得ます。ちなみに育てようってことで登用されるので、
当然うまい演技など出来るはずもなく、はたぼうみたいな扱いで盛大にネタにされまくるでしょう。この手の大型新人は大抵レギュラー獲得してから
2年ほど立ってようやく棒っぽくなくなるのでそれまでは我慢の時期と思ってください(花澤香菜の例を思い出し臥薪嘗胆です)。
ま、そのような過保護路線を歩まなくても、ネームバリューから1,2年内にはそこそこの数のレギュラーを獲得できるかと思います。
番宣のためのラジオ番組に起用されるのは確実であり、十中八九そこで活躍するはずですので(どんなキャラか知りませんがさすがに元SKEのレベルは違うでしょう)、
若手声優としてそこそこの地位を得ることはやはり約束されているでしょう。加えて、集客・宣伝効果を狙ってどっかのアニメ映画でメインキャラに抜擢されるとかも想像しやすいです。
ということで秦佐和子という声優が駆け出しの時代に全く声優として箸にも棒にも引っかからないという可能性はごく薄いと考えられます。
問題は好スタートを切る若手女性声優って毎年両手で数えるほどいて、大体3年くらいで新人的な位置は消失するってことです。
そこから生き残るのに必要なのは、声優としてそこそこ実力があることが必須です。小見川千秋、木村まどか、中島愛しかり、
いくら事務所の押し、ルックス、キャラの人気があってもある水準に達していないとバッサリ切られてサヨナラです。
恋愛ラボの音声効く限り、生き残れる可能性が始めから無いと分かるような色物ではないとはわかりますが
秦さんのファンはこれから来る幸せな2,3年間に安堵せず、常に声優としてどうなのかをみて応援する必要があると考えます。
いくら可愛くて面白くて踊れて歌がうまくても、声優として駄目なら生き残れない(やがてファンの支持もなくなる)のがこの業界です。
なんJ民のものやけど、ステマ騒動におけるなんJ民の反応・動きを軽くまとめたやで~~
ちなみに2chで他に掛け持ちしてる板は、プロ野球板だけやで~
まとめブログは昨年前半くらいまではよく見てたけど、それ以降はイマイチ見てないんよ
「マジでデモしてる奴らの列にいきなり紛れ込んだ阿波おどりの集団」くらいの認識でOK。
なんJ内でまともにこの問題を議論しようとする人は、相当真面目な人か、vipやニュー速などとの掛け持ちの人だと思う。
野球以外の真面目なことに興味ない、もともと移民なので板の運営などに興味がない、などが理由か。
他の板への侵略も基本的にはネタ。
ひたすら100エーカーの森の畜生どもを相手にホームランを打ちまくる恵体剛打プニキのゲームに熱中。
(なんJの公式ソング(?)が恋愛サーキュレーションであり、柏原の好きな女性がこの歌を歌う花澤香菜であることから)
なんJにも「ステマ」なる言葉が蔓延するが、ネタとしか思っていない。
意味を知らないなんJ民は、「ステマ」を何故か「ステロイドマートン」の略語と捉えてしまい、主に謎の解説者の新たな批判対象となってしまった。
このころ、ニュー速民が嫌儲に移住、アフィブロガーたち、まとめサイトのネタが切れる。
1月7日、ネタ切れとなったハム速がなんJのスレをまとめる。*4
1月10日、アフィブロガーが、なんJで転載を狙ったスレを立てるも、見抜かれ荒らされる。*5
もともとなんJには政治ニュースなどのスレはあまり立たず、立ってもスレタイや本文などがなんJ語で書かれているため、なんJ民には一発で見抜かれるのである。
ただのお祭り騒ぎかアフィブログからに対する報復かわからないが、他の板への侵略を始める。
まず、ブログ板を侵略。理由は「ブログって逆から読んだらグローブやから」「守備力があがるから」。
過疎になっているニュー速も侵略。「ニュー速っていまは旧速って言われてるんやろ?ちゃう、旧速やなくて球速や!野球にはグローブだけやなくて球も必要なんや!」
「ニュー速って今は空き地なんやろ?空き地で野球して何が悪いんや!」と主張。
ちなみになんJ民が侵略を行う際には、もともといた板住民に対して、「なんでも実況Jリーグから来ました」と主張。
これらの侵略はなんj民そのものというより、なんjと他の板の掛け持ちの犯行という説もある。
書くのめんどくさいので、詳細は、なんJ用語集の福貫の項目、自演スレ立て 以降を見てください。
ステマ騒動・他の板への侵略に飽きてしまったなんJ民。なんJは、昨年末までと同じような雰囲気に戻りつつある。
ただ、以前からも叩かれ気味であった自分語りスレ、vip臭いスレがますます叩かれるようになったり、
なんJ内の方言である猛虎弁(関西弁とはことなる)を使う人が増えたり、少し排他的になった、気がする。
だがおそらく、本格的な野球シーズン(2月1日のキャンプイン)が始めれば、なんJも通常運行すると思われる。
なんJの排他性と不真面目さによって、なんJは他の板から侵略をうけなかったと思うで。
ちなみに、この記事は酒飲みながら書いたったわ~
なんかちゃうところあったらいつでも言ってやー
はてなにもあんまり慣れてないから、はてな記法を見て、見やすく編集します。
http://blog.livedoor.jp/yakiusoku/archives/53354661.html
http://blog.livedoor.jp/g_ogasawara/archives/5644012.html
http://wikiwiki.jp/domingo/?%A5%B9%A5%C6%A5%DE
http://hamusoku.com/archives/6570458.html(アフィブログです)
1.沢城みゆき(声質A、演技S)1985年生まれ、1999年デビュー、初代プチ子(オーディション)
2.花澤香菜(S、B+)1989年生まれ、2003年(声優)デビュー、子役・ジュニアタレント
3.喜多村英梨(A、A+)1987年生まれ、2003年(声優)デビュー、子役・ジュニアタレント
4.早見沙織(A+、A)1991年生まれ、2007年生まれ、日ナレ(養成所)
5.悠木碧(A、A+)1992年生まれ、2003年(声優)デビュー、子役・ジュニアタレント
6.名塚佳織(A、A)1985年生まれ、1999年デビュー、子役・ジュニアタレント
7.三瓶由布子(A、A)1986年生まれ、2000年デビュー、子役・ジュニアタレント
8.小清水亜美(B+、A)1986年生まれ、2003年デビュー、子役・ジュニアタレント
9.戸松遥(B+、A)1990年生まれ、2007年デビュー、スフィア(オーディション)
10.高垣彩陽(B+、A)1985年生まれ、2006年デビュー、スフィア(オーディション)
11.田村睦心(A、B+)、1987年生まれ、2007年デビュー、日ナレ(養成所)
12.井上麻里奈(B+、B+)1985年生まれ、2004年デビュー、OVA『コゼットの肖像』コゼット役(オーディション)
13.加藤英美里(B+、B+)1983年生まれ、2004年デビュー、AMG(養成所)
14.矢作紗友里(B+、B+)1986年生まれ、2005年デビュー、日ナレ(養成所)
15.佐藤聡美(B+、B+)1986年生まれ、2007年デビュー、東アナ(養成所)
16.伊瀬茉莉也(B+、B+)1988年生まれ、2004年デビュー、(養成所)
17.平野綾(B+、B+)1987年生まれ、2001年デビュー、子役・ジュニアタレント
18.阿澄佳奈(A、B)1983年生まれ、2005年デビュー、オーディション
19.伊藤かな恵(A、B)1986年生まれ、2007年デビュー、AMG(養成所)
20.豊崎愛生(B+、B)1986年生まれ、2006年デビュー、スフィア(オーディション)
21.明坂聡美(B+、B)1988年生まれ、2004年デビュー、オーディション
22.後藤沙緒里(B、B)1987年生まれ、2002年デビュー、オーディション
23.清水香里(B、B)1983年生まれ、1998年デビュー、子役・ジュニアタレント
24.井口裕香(B+、C+)1998年デビュー、2001年デビュー、オーディション
25.MAKO(B+、C+)1986年生まれ、2005年デビュー、子役・ジュニアタレント
26.福原香織(B+、C+)1986年生まれ、2005年デビュー、養成所
27.日笠陽子(B、C)1985年生まれ、2007年デビュー、日ナレ(養成所)
28.竹達彩奈(B、C)1989年生まれ、2007年デビュー、日ナレ(養成所)
29.藤田咲(B、C)1984年生まれ、2005年デビュー、日ナレ(養成所)
30.南條愛乃(C+、C+)1984年生まれ、2006年デビュー、養成所
31.野水伊織(C+、C+)1986年?生まれ、2009年デビュー、
32.小見川千明(C+、C+)1989年生まれ、2008年デビュー、子役・ジュニアタレント
33.寿美菜子(C、C+)1991年生まれ、2006年デビュー、スフィア(オーディション)
34.鹿野優以(C、C+)1983年生まれ、2004年デビュー、AMG(養成所)
35.大橋歩夕(C+、C)1984年生まれ、2005年デビュー、
36.中島愛(C、C)1989年生まれ、2007年デビュー、ランカ・リー(オーディション)
ぎりぎり新人声優といえそうな阿澄、らきすた声優より年下(1983年以降生まれ)の女性声優の声質、演技力総合ランキングをつけてみた。
勝負声の良さは声質に、演技力は演技に、演じ分けは、声質:演技に4:6くらいで配分されている。
1.沢城みゆき(声質A、演技S)
2.花澤香菜(S、B+)、
3.喜多村英梨(A、A+)、4.早見沙織(A+、A)、5.悠木碧(A、A+)
8.小清水亜美(B+、A)、9.戸松遥(B+、A)、10.高垣彩陽(B+、A)
12.井上麻里奈(B+、B+)、13.加藤英美里(B+、B+)、14.矢作紗友里(B+、B+)、15.佐藤聡美(B+、B+)、16.伊瀬茉莉也(B+、B+)、17.平野綾(B+、B+)
24.井口裕香(B+、C+)、25.MAKO(B+、C+)、26.福原香織(B+、C+)
27.日笠陽子(B、C)、28.竹達彩奈(B、C)、29.藤田咲(B、C)
30.南條愛乃(C+、C+)、31.野水伊織(C+、C+)、32.小見川千明(C+、C+)、
35.大橋歩夕(C+、C)
アイマス声優についてはよく分からない。生存、ミルキィ声優は保留。
演技のB+とBの差はかなり大きい。
一個人の偏見にかなり基づいているので、disりよろしくお願いします。
22歳以下、芸歴が短い人とかは将来料込みなところもあります。