はてなキーワード: アルバムとは
前にも書いたフォロワーさんが嫌いになった話の続き。
まず最初に軽く説明すると、私(二次創作小説書き)は数年前から好きだった方(現相互フォロー、一次創作絵師および二次創作絵師)にツイッターのアカウントをフォローしてもらいウッキウキだった。
しかし現在、なぜか彼女のことが嫌いになってしまい、表に載せられない絵を上げる鍵つき裏垢をブロ解し、二次創作用のアカウントをミュートした。
昔はあんなに憧れて、尊敬して、大好きだったはずなのに今はこんなにも嫌いになってしまったことが自分でも信じられない。
ただ、裏垢をブロ解した理由として、そのアカウントが彼女が恋人について語って恋人と会話するだけのものになってしまったことが挙げられる。
私は彼女の一次創作が見たくてフォローしたのに、独り言みたいなツイートが並んで、必ず1いいねがついていて、その恋人のアカウントと並べると会話が成立しているアカウント。なんだそれは謎解きゲームか?
それと、二次創作用垢をミュートした理由もわかる。というかついさっきしたからわかるに決まってるが。そのアカウントも恋人との惚気に使っていたからだ。
もともとは二次創作の絵を描いたり、いいねしたりするのに使っていた。bio(?)にもそう書いてあったはずだ。それが、今じゃ一緒に行った牧場の牛、鶏、水族館の魚、ペンギン……。なんのアカウントだ。
前々からそろそろここもブロ解かな……と思ってはいた。ただ、その決定打がなかった。割と耐えられないような発言もあったが。
例えば、
彼女が好きな漫画、全巻揃えていて特装版まで買っている漫画。私も好きで全巻持っているその漫画をあろうことかディスったのだ。
「〇〇は絵も特別うまいわけじゃないし話もワンパターンでつまらないけど好き」
何?マジで。お前が何を言いたいのかわからない、と思った。お前の絵の方がバランスやばいぞ、足の長さが首から腰までの長さと同じじゃねえか。そんな風に思ってしまったことに驚いた。こんなに私、彼女のことが嫌いだったのか、と。
こんなこともあった。某有名AV男優の講座みたいな動画をいいねしていたのだ。なんで自分がそれに気づいたのかわからない。いいね欄を漁ったのかもしれないし、TLに流れてきたのかもしれない。普通の、普通って基準もわからないが、フォローしてる人がそういうのをいいねしていてもハァーなるほどねくらいにしか思わないかもしれないけれど、彼女は恋人がいて、その存在をフォロワーに知らせている。とんでもなく気持ちが悪くなり、そのアカウントを見ることが耐えられなくなってきた。
今見返してみると、最近は病みツイも多い気がする。私には精神が弱めな友人がいて、その子と別のアカウントで繋がっているのだが、なぜかその友達が病みツイしているときにはあまり感じない苛立ちを感じた。
そんなこんなで溜まりに溜まった感情が吹き出したのが今朝のことだ。
私が何年か前から気になっていたバンド。とはいえ、ちゃんと公式ツイッターをフォローしたのはここ数ヶ月だし、アルバムもつい先日見つけて購入した、まだハマりたてのバンド。それについて、彼女がツイートしたのだ。
「めちゃめちゃいいな…」
「アルバム買おうかな」
このツイートを見て、なんだかモヤモヤした。なんでこいつが、と。よく考えてみれば、もうその感情を抱いた時点で憧れてもいないし、尊敬なんてしてないし、大嫌いなんだと思う。普通、友達でもフォロワーでも、同じものが好きになりそうだったら全力で応援して、おススメして、楽しく会話するものだ(同担拒否は除く)。でも、どうやってもそんな気持ちは湧かなかった。
このツイートには続きがある。なんかよくわからん人の、そのバンドのおススメ曲へのリンクと歌詞の考察の書かれたツイートをリツイートして一言、
「わかる…」
と。
「わかる…」じゃねえよ何がわかるんだよお前は何も理解せずただ目に付いたツイートに同意しただけなんだよ本当に耐えられない、そう思ったので今朝ミュートにしました。ブロ解しなかったのはなんでなんだろう。正直表の一次創作アカウントも…って今見たら吐きそう、なんでこっちでもその曲紹介してんの?普通に理解できないんだけどこれもう全部ブロ解して離れてもいいかな。こんなに無理だと思ってなかった。
書いてる途中でアカウントを見たりしたからめちゃくちゃな文章で申し訳ないのですが、ブロ解していいですかね?
結局私もこの感情を誰かに理解してほしくて、一緒にその人はおかしいね、気持ち悪いね、って言ってほしいだけだったりするのですが、ここに吐き出せて少しはすっきりしました。
前回はピクシブ以外はブロ解して離れた方がいい、という意見をもらいましたが、自分の気持ちを言葉にして外に出すだけでかなりすっきりしたので、そのままにしていました。
そういえば「男できたから嫉妬してるだけ乙」とも言われました。そうかもしれないですね。
今回は割と耐えられないのですが、それでもこのままにするかもしれないです。もうよくわからない文になってしまったので終わります。
クソ長い文読んでくれた方、いるならありがとうございました。
ここに書き込んで全部のアカウントをミュートにしたらかなり気分が楽になりました。
ただ、こういうのはどんな人にもある感情だと思っていたので、「それは発達障害だ」とか「あなたの性格がだらしない」と言われたのはとても驚きました。執着も、そんなにしてないつもりだったのですが……。
きょうび、YouTubeにトピックてのがあって、そこでアルバム全曲聴けたりするじゃないですか
一方で、YouTubeのURL入れるとMP3生成してくれるWebサービスもうじゃうじゃあるじゃないですか
これを使うと、アルバム全曲がMP3/192kbpsとかでするっと手に入ってしまう
これだけでも十分すぎるのに、さらにこれらをiTunesライブラリに追加すると、勝手にiTunes Matchが走ってAAC/256kbpsにロンダリングしてくれちゃう
盗んだMP3なのに
プロセスの大半は正規サービスで、技術的ハードルなんかなきも同然で、カジュアルにタダで完全な品質の音楽が手に入ってしまう
iTunes matchにお金を払ってはいるがこれはiCloudの使用料みたいなもんで、たぶんここから著作権料には還流していない(決済済みのコンテンツが登録されることが前提のサービスなのである)
いいんだろうか
いや行いとしてよくないことはわかっているが、こんなに簡単でいいのかという話
おっす。後で呼んでくれよ。ところでヒップホップのイメージってどうよ。多分あんま良くねえよな。
ドラム缶で焚き火しているアフリカ系アメリカ人の若者の集い、思い浮かべたりするよな。
90sってやつだ。おっさんはね、そういう野蛮さも大好きよ。でもね、今日はそうじゃない部分についてお知らせしたい。
でさ、最近、ラッパーが歌うようになったわけよ。auto-tuneというピッチ補正エフェクトの流行もそれを後押ししている。Childish GambinoやTyler the creatorなどの最近のアルバムに触れるまでもなく、みんな歌ってる。
昔はhook(サビ)にシンガーを連れてきて歌わせていた。あるいはdrakeのように”誰かに書いてもらって”歌ってるやつもいた。こういったフロウ(うたい方)の変遷が、扱えるトピックの幅を広めた一面もある。しかめっ面でラップしてなければいけなかった昔と異なり、メンタルイシューだとか、センシティブな内容も歌われるようになった。加速度的にヒップホップは柔軟になりつつある。
Childish Gambino "Sober"
https://www.youtube.com/watch?v=jx96Twg-Aew
Tyler The Creator "Earfquake"
https://www.youtube.com/watch?v=HmAsUQEFYGI
ILOVEMAKONNEN "Tuesday" feat. Drake
https://www.youtube.com/watch?v=avFq9errZCk
Kyle "ShipTrip"
https://www.youtube.com/watch?v=9OBTg6FDLBQ
また、多分にホモフォビックだった90'sとは異なり、近年はLGBTのプレイヤーも増えた。Kodie Shaneや、YOUNG M.A、Taylor Bennet(Chance The Rapperの実弟)など。こういった動きを牽引したのは、ゼロ年代後半に登場したOdd Futureである。後述する。
ああ、またkusorareというゲイのYoutuberも人気である。有名曲のパロディを投稿している。"cummo"とか"Dicko Mode"とか"Gaycon"とか、どこかで聞いたようなタイトルでググれば出てくる。
Kodie Shane "Sad"
https://www.youtube.com/watch?v=QGIDU7V3osQ
https://www.youtube.com/watch?v=Ace7tLKJoMU
Taylor Bennett "Streaming Services"
https://www.youtube.com/watch?v=IuStECxfOiI
Young M.a "OOOUUU"
https://www.youtube.com/watch?v=gVf_4Ns3qLU
今年一番売れたrap songはLil Nas X "Old Town Road"である。彼は最近、ゲイであることを告白した。そのことについて、お友達のラッパーのyoung thugが”大丈夫?やな奴もおるでな”などと心配したりもした。
https://www.youtube.com/watch?v=w2Ov5jzm3j8
つづくよー。
おっすおら無敵の人。小卒だ。
なんとかベッド抜け出して、夜はパキパキ過ぎて寝れないから
ただ世の中には、そういう形の葛藤もあることは理解してほしい。
誰もがそれぞれの地獄で、何とかやりくりしていると思うけど、
まぁ、その典型例の一つなんだと。
俺は大名ってとこに住んでいる。
ピンと来た人もいるかもしれないが、低能先生が事件を起こしたあの小学校の近くだ。
特定の誰かに殺意を抱いたことなんてないが、彼は俺でもあり得た、と思った。
幸いにも、今の俺には愛する人がいて、愛する音楽も映画もある。
早いところ、食い扶持を稼いで、支えなきゃいけない両親もいる。
月曜日に配信のSpotifyの”Discover Weekly"はブルーマンデーとやらも色めき立たせてくれるし、
リアルにはてしない物語ばっかのHBOのドラマシリーズは、週末を待ち遠しくさせてくれる。
GOTが終わったのは寂しいが。
一方で、俺が頑張らないといけない理由が、こんなにあって幸せだったとも思う。
ぎりぎり踏みとどまってられるからだ。
警察に薬中扱い(”Fuck the police" by N.W.A)されてマグショット撮られたり
ときに打ちのめされたりして、葛藤と後悔で潰れそうにもなるが、
もっと早い段階にあれば、話は違ったのではないかと思うからだ。
先生や事務には察知されている。はなから白眼視してくる人もいたし、
稀に同情的な人もいた。最近になって、少し距離を感じた人もいた。
普段は、知的で自由を尊ぶ人々が、基地外を怖がってるのが辛い。
自分が辺境にいるStrangerだということは、もう本当に重々承知していて、
30年かけて、やっと折り合いをつけた。それでも村八分にされたり、
後ろ指さされるのは、少し訳が違って、未だに新鮮な辛さがある。
”窮鼠、猫をはむ”かどうかは、本人の資質に依る部分が大きいと思うが、
そこまで追いこむかどうかってのは、コントロールが効く部分だと思う。
でも、ただ恐れるんじゃなくて、リスクマネジメントする方向に向かって欲しい。
ほんの少しの優しさと理解を携えて。それで救われる基地外はきっとたくさんいる。
ADHD。Kendrick Lamarの1stアルバム。ではなくて、病名。小5のときに、担任教師からADHDの疑いでの受診を進められていたが、両親が”うちの子が障害をもっているわけない”と突っぱねた。うーん、時代。仕事を始めてから、やばいぐらいミスしまくって初受診。
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Blue Monday。New Orderの曲。名曲である。だが俺は自殺しないと決めた。ボケかけの親父と癌の母親の介護をして生きていく。
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辛いやつ。頭に生ゴミ乗っけられた時、そこまでの侮辱の経験がなくて、状況が飲み込めず、ヘラヘラしていた。その後、ひどく相手を恨んだ。毎日、胃が痛んだ。だが、ある日、相手が作ったまかないのとん汁がべらぼうにうまくて、とりあえず許した。福岡の名店、中田中よりうまかった。
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辛いやつ2。結局、福祉手帳を提示し、照会してもらい事なきを得た。しかし、家族に警察署に迎えに来てもらわなければならなかったりして大分キツかった。2年ほど前だったが、”Huaweiなんてスマホ聞いたことがない。どこで入手したんだ ”というセリフはさすがに笑った。あと露骨にGood cop, Bad copやられたのも笑った。恐ろしかった。
こういうのはブログでやるべきなのかもしれない。でもどちらかと言うと日記っぽいと思うので、あと誰が書いたかバレないのがいいなと思ったのでここで。
少しお酒が入っているので文が乱雑かも。
彼を知ったのは彼が亡くなった時だった。ネットで人気のあるボカロPが若くして亡くなった、ここら辺で誰を指すかは分かると思うがあえて伏せておきたい。
これは、彼への餞のようなものであって、多分自己満足でしかない。私が言いたいことを言いたいだけ言うのでそういうのが嫌ならここで帰るのをおすすめする。
彼がCDデビューしたのはなんと16際の頃で、それについて答えているインタビューを最近読んだ。私の情報の遅いこと遅いこと。彼のことは勿論好きだし、(会ったことは無いが)彼の音楽は最高に好きだ。
けれどどこか亡くなった人だということが尾を引くというのだろうか、まあただの言い訳に過ぎないけれどそういう理由で彼のことをあまり調べようとしなかった。
調べたのは彼が亡くなってすぐの頃だけ。
自殺の噂とか、情緒不安定だったからとか、まあなにやら性の方が奔放であったとか。全部ただの噂。彼に関する本当の情報なんかどこにもなかった。いや、どこにもなかったと言うとさすがに誇張しすぎかもしれないので、ある程度の情報はあっていたんだろうと思う。
まあなんやかんやを経て、しばらくしてから、私は彼の曲を聴き始めた。
動画サイトに上げられている曲を何度も何度もリピートし、アルバムも借りてきて聴いて。
気づけば完全に彼のファンになっていた。故人のファンって、しかも亡くなった後に!?と思う人、いるだろう。私もそうだ。でもなってしまった。彼のライブだとか、イベントだとか、行ってみたくなってしまった。
でももう居ない。ああ、なんで死んじゃったんだろう。別に、自殺とか、死因はどうでもいいんだけど、若くして死んだら神格化されちゃったりするでしょうが。
神格化の話は別に彼がそれを狙って死んだとか思ってないけどよくある話ではある。それに彼の最後のツイートは何回も何回も言われる。
大人になったから魅力がなくなった、と。大人になってはいけないらしいですね
これだ。
話が脱線した。そう、私はこのツイートにクソみてぇな考察とか解釈とか本人しかわかんねぇようなことをつけてるやつが嫌いだ。また話が脱線した。ただの愚痴じゃねえか。
それはそれとして、2日前が彼が亡くなってから3年の日だった。その次の日、予約していたCDが届いた。
このアルバムが彼への想いを綴ろうと思った引き金だった。
まず、馬鹿みたいに彼らしくて笑ってしまったアルバムだった。彼の、生きたくて死にたいとか、伝えたいことが上手く伝えられないとか、なんか、そういう不器用って言うか、上手く言えないけど。そういうのばっかり詰め込まれていた。
まあそういうのばっかりが詰め込まれすぎていたせいで、私はうるせえよ、と思った。
うるせえよ、何生きてるみたいな顔してるんだよって。
もう死んでるのにこれ以上もっと彼の曲を聴きたいと思ってしまうポット出のファンの自分はリプライで素晴らしい解釈を垂れ流している人間よりもっと害悪だけど、でも仕方ないよな。だってあんなすげー作品作れる才能、惹かれて嫉妬して然るべきものだから。
彼の返事なんか要らん。というか帰ってこないでしょうから別にそれはいい。
あー彼が今生きてたら今のあれそれにビックリすんだろな、とか妄想したりもする。でもそれってキモイしそれをTwitterで言うやつはもっとキモイ。でもここでしか言えん私はもっとキモイ。
輪廻転生があるならまあ2000年後とかだろうけど元気で笑っててください。
天国地獄があるタイプの考え方なら天国で元気でやってください。
死んで何も無くなってるなら~これが一番現実的なんだけど、でもまあなんにもなくても音楽、やるでしょ。知らんけど。何となくやってる気がする。どうやってやってるとかは別としてさぁ。
結局天国とか地獄とか輪廻転生とか今生きてる人間が希望を持つための話だから、そんなん押し付けられても困るだろうなとは思います。
ま、だから何が言いたいかと言うと、何が言いたいんだっけわからんくなったわ。アホか。
いいや、まとまんないけどまとめます。在り来りなファンレター的なのでまとめましょう。あなたの曲が大嫌いで大好きです。大嫌いって言うのはあんたのその強い才能が嫌いという意味です。大好きはそんまま。
ぶっ生き返しゃいいのにね。くっさいこと言うとあなたはまだ曲の中で生きてるように感じます。死んでるけど。
それから、あなたの好きなさよーならは言わないよ、さよーならさよーならってうるせえよ。馬鹿の一つ覚えか。そこはまたねでいいだろうが。
寒い文章になったなって今思ったけどもうぶちまけることはぶちまけたからなんも怖くないな。
じゃあまたどこかで、歌ってんの見れる日を待ってます。
ここまで読んでくれた人ありがとう。いるか知らんけど、くそ乱雑文で申し訳ない。
結局何が伝えたかったの?って聞かれたら答えられないわ。マジで思ってることだけ書いたので。まあいいや、終わりです。ありがとうございました。
窮鼠、ねこをはんでごめんな!噛むよな!これまで、ずーーーっとはんでた。
さておき、先週末、tofubeatsのライブの前売りを買った。
まぁ、これで取り敢えず、秋までは大丈夫。
あれを書いた時点で、俺はまだ境界線上にいると思ってたけど、
よくよく考えたら両親は捨て置けないだとか、
色んなアルバムやら、映画がすげぇ楽しみだとか、tofu見にいく約束だとか。
そういう事が続く限りは、もう、だいそれた事なんて、できっこないとわかった。
油断はしないし、悲しいことをしないよう努力し続けるよ。
だから俺が無敵の人ってのは、もう正しくなかった。指摘してくれた人ありがとう。
正しくは、引きこもり歴すげー長くて、発達障害のおっさん夜間大学生だわ。
"ファックファックファーーック(@勝手にふるえてろ)"言ってた。
最近、そういうのほんとに少なくなってた。
あと指摘があったけど、引きこもりなのに夜間学生ってどういうこと?ってのは、
あまり書きこんでなかったから年表書いた。世の中こういう奴もいる的な。
13-23歳
ひきこもっていた。よく覚えていない。
母と折り合いが悪く、父と住んでいた。
すんげーデブいじりされた。同室の元ヤンと買い出しに行ったときに、
一番デカいポップコーンを手にしたら、"納得だわー"といじられる。
俺もすげー納得したので後にジムに通った。
元ヤンは大型取りに来てる人で、車をもってきてた。こっそり海に連れて行ってくれたりした。
浜辺に転がっていたウニに車の鍵を突き立てて、中身をすすった。粗野な味がした。密漁だよな。
ちなみに適正検査は全て最低だったし、VRで受けた危険予測講習では、
24-26歳
より良くなったる!と決意。
一時期、はてなに氾濫していたlifehack、英語記事を全ブクマ。自己啓発書を読みあさる。
"道は拓ける"したかったし、"思考は現実化する"したかった。全部、真に受けた。元気だけはあった。
じっとできない、瞑想できない。野菜350g取れない。今も取れてない。
何度か上記の流れを繰り返した後に、
非正規だったが、二年後には正規に、という今思えばクソほど有り難い話だった。
公衆の面前で誰かを痛罵する人もいなければ、生ゴミぶっかけるやつもいなかった。
周りのおいちゃん達はすきあらばタバコ休憩とソリティアしてたから、
コツコツやってればうさぎと亀というか、そこそここなせていた。
お互い読書や音楽が好きだったこともあり、すこし話すようになった。
本の貸し借りを何度かした。俺は穂村弘とか、向田邦子とかを貸した。
売れっ子かぁ、と舐めてかかって読んで、ビビりまくった。超よかった。
一緒に中洲ジャズにいった。後ろ姿が凛としていて、綺麗だった。
やれたかも委員会の各エピソードは、それがその夜の最適解だと思う。
5時起きは続けてた。DUO3.0やall in oneの例文を単語帳アプリのflashcards deluxeに突っ込んで、
ひたすらシャドウイングしていた。こういう反復作業、めっちゃ得意だった。ADHDで良かった。
ああ、中学行ってないから、導入に教科書と発音用にフォニックスは挟んだ。
完全英語上達マップとか、ライフハック記事に踊らされまくってた。俺だけじゃないよな?
例文でコアラの生態を知って戦慄した。毒ばっか食うてんのかよ。
交通事故でしにがちなんかよ。なんか、ごめんと思った。
そこらへんから、色々と英語で読み下せるようになり、面白くなった。
アクセスできる情報が一気に増えて、"ネットは広大だわ”ってなった。
ご多分に漏れずrarejobもやった。英会話学校も通った。放送大学の単科受講生にもなった。
何も知らずに上辺だけでやり通すのに無理も感じていた。
貯金もある程度できてたので仕事をやめ、バイトしながら夜間大学に行こうと思った。
一番行きたかった神戸市外大の2部には落ちた。地元の2部に通うことにした。
親の力も多分に借りて、一人暮らしを始めた。
27-今
少し背伸びして部屋をしつらえて、初めて友達を家に招いたりした。
一年の頃、大分辛かった。生徒の大半は学習に意欲的でなく、先生もそのことに疲れていた。
鳥が先か、卵が先かというような話ではある。
放送大学の講義、面白かったなぁ、とか思ってた。大学の使い方がよくわかってなかった。
狭い教室での講義も増えた。すこし質問もできるようになり、楽しくなった。
英語で行われる講義や、留学生混合の講義に参加するようにした。
先生に"どこで育ったの?"と聞かれるくらいには話せた。結構、込み入った議論もできた。
ありがとう、はてな、ありがとう、ライフハック。アジア圏からの留学生の賢さにびびった。
そのうちの一人とは縁あって付き合いが長くなり、同棲した。喧嘩もよくした。
母国語でキレたときはやばいと学んだ。まぁ、未だにビビッドな記憶なので、詳細は割愛する。
ただ当時、元彼女が家族とskypeするのを見ながら、家族観もだいぶ影響された。
元彼女はほぼ毎日、おかんと"鯖?"、"じゅてーむ、おぶわー"の人だった。
散々、罵倒しあってきて、今も仲良しこよしじゃないけど、
俺は両親のことを愛してる、といえるようにはなった。
家族間でのトラブルがあったりして、すごく荒んでいた。バイトもきつくなりはじめた。
弁護士相談とかしながら、家ではおっさんなのに泣いてばかりいた。
あまりに身内ネタでエグくて、身内同士でやりあうと行くとこまで行っちゃう感じのやつで、
彼女には心配をかけるばかりで、内容を話せなかった。凄く未熟だった。
彼女をスポイルしてしまう気がして、一緒にいるのが本当に申し訳なくて、別れてもらった。
妹に絶縁された。家から出られなくなった。知り合いにあいたくなかった。
寝れなかった。薬の量が増えた。netflixつけた。
限度額だった。水が止まった。未払い2、3ヶ月で止まると知った。
親父がきた。前より老けてた。凄く泣いた。
久々に参加した講義で、全く英語が話せなかった。超久々にflashcards deluxe開いた。
DUO3.0やら金のフレーズやらやった。すげぇ楽しかった。一ヶ月くらいで話せるように戻った。
それ以外の、少し背伸びして選んだ講義は歯ごたえあるけど、楽しかった。
質問も良くするようになった。わかんない事が多すぎるし、
三十路になった分、面の皮も厚くなった。
後輩だった似たような境遇のおっさんが、大学の事務室で働くようになってた。
涙が出るぐらい嬉しかった。
最近、元彼女ともジムで再会した。幸せそうにしていて、ほっとした。謝った。
"学校はいってる?"だとか、"仕事大丈夫?"だとかひどく心配された。
あんな別れ方をしたのに、まだ友人でいてくれるのが有難かった。
それで、この間のやつを書いた。ついたブコメは本当に全部読んだ。
読みすぎるくらいに読んだ。なんか泣いたりもしたし、
俺の考えが至らなくて悪かったと思うことも沢山あった。
一つ一つ返事したかったけど、明日からテスト期間でちょっと難しそうだ。
昔も今も、俺にとってはブコメの方がその他のメディアよりもずっと距離が近くて。
色んな人が大真面目に、時に露悪的に、物事について話してるのに影響されてきた。
はてぶには、どんなポジションの人でも、弱者に対する視線が柔らかい人が多いような気がする。
そういうのに日々、助けられた。外に出始めてから、出会った人々の中には、
本当に人を削るようなことを躊躇わない人も多かった。
みんな、人のこと構ってられるほど余裕がないから。
学もスキルもない俺がアクセスしやすい職場ほど、ポリコレやら、
アファーマティブ・アクションやら、そういう横文字の綺麗事からは距離があった。
だから、建前であれ、誰かに優しくあろうとする人は本当に凄いと思う。
ポリティカル・コレクトネスの是非とかあるけど、
それを(建前でも)歓迎できない世の中は、ちょっと息苦しいから。
そうそう。勿論、joy divisionも好きだし、UniqloのコラボTもゲトった。
James Blakeも好きだよ。今年はtoro y moiとかも新譜出したし、
chillwaveが流行ってた頃のアーティストのリリースが多くて、嬉しかったな。
あと去年だけど、小袋成彬とか本当にやべー日本人でてきて、それも嬉しかった。
Asianとして、88risingの躍進は楽しんでる。Yaejiかわいい。
映画も超好きなまま。最近、ラースフォントリアーの"ハウスジャックビルト"を観たかな。
相変わらずの胸糞映画で、芸風変わってねえな!と思った。
恐ろしい労力をかけて作られた、最高の精神安定剤やで。
シュヴァンクマイエルもびっくりや。
おかげで教育うけられたわ。恋愛できたわ、貝になったわ、もう色々だったわ。
そう言えば、引きこもりやめて、初めてできた友達もはてぶのユーザーだったわ。
まだ見てるんだろうか。
"早朝、パン屋の前を通ると世の中が動いてる感じがして少し嬉しい"って会話、未だに覚えてる。
たまに思い出し笑いしてた。元気にしてたら、うれしい。
さて書いてる途中でエモくなりすぎて、長くなった。もう朝だわ。
でも今は"太陽は僕の敵"ってよりも、"Everybody loves the sunshine"な感じだ。
完全に薬切れてる。
"started from the bottom"だけど、もう"life's a bitch"なんて思わないよ。
たまに食らって"I'd rather be the devil"とか考えるけど、悪墜ちはしない。
"shit, damn, mother fucker"とかいいながらも、
基本は"love is everywhere"だと信じてたい。
以下、引用とか。
"太陽はぼくの敵" by Cornelius 言わずと知れたクソ野郎。曲はいい。
"everybody loves the sunshine" by Roy Ayers 鉄琴叩いてるファンキーな神。
"started from the bottom" by Drake 元子役。本当はあまり"Started from the bottom"でもない。
"Life's a bitch" by Nas クソみたいな日々だが、俺、お酒控えめにして宝くじ買うぜ!って曲。
"宝くじは愚者への課税"という言葉もよぎるが、団地育ちの20そこそこの黒人が夢を買う手段でもあった。
"I`d rather be the devil" by Skip James NTRソング。切ないファルセットを持った牧師。
映画”Ghost world"でも使われている。良い映画なのでオススメしたい。
"Shit, damn, mother fucker" by D'angelo NTRソング2。D'angeloは現代のPrince的な存在。
とりあえず天才。そして繊細。キャリアの大半は引きこもったり、薬中してたりする。最近復活した。
"love is everywhere" by Pharoah Sanders 御大。恐ろしくながい曲を作りがち。そしてそのどれもが美しい。
"Still Sound"
https://www.youtube.com/watch?v=0Gqh4e1S6j0
"So Many Details"
https://www.youtube.com/watch?v=O0_ardwzTrA
Jamese Blake
"The Wilhelm Scream"
https://www.youtube.com/watch?v=isIABK-0ohQ
"Run"
https://www.youtube.com/watch?v=c0wsotqcKr0
https://www.youtube.com/watch?v=OFvyPVWYnK4
Yaeji
"Drink I'm Sippin On"
(続き)
これ、『サマーウォーズ』--これは脚本自体は奥寺さんですけどね--の頃からの一貫して細田さんの弱点だと思うんだけど、いわゆるカギカッコつきの“リベラル”的な女性観・家族観の理解がひっじょーに浅薄で浅いんですよ。女性が家長、新しい!女性は子育てをしていて偉い!男はイクメン気取りだけど全然わかってない!主夫の育児なんてドタバタでダメダメ!→ね?俺わかってるっしょ?みたいな意識/無意識ですね。
まず、イマドキ4歳児に「男の子でしょ!」って言って説得するのは“絶対になし”とまでは言えないまでもちょっと古くさい感覚だと思うし、そんなあさーい理解だからサイコ父ちゃんが無慈悲な既読スルーをする一方で、クソガキ様の自転車の練習のとき--この父子モチーフもイマドキ手垢つきまくってませんかねえ--急に古くさい父親のイメージとなるんですよ。要するに無理してかっこつけて大衆に目配せしているおかげで世界観やキャラクターの知能レベルがガタガタなんです。
さらに痛いのがね、ミライちゃんが初めて現われたその動機、ネタバレになるから一応伏せますけどね。何か裏事情があるのかなーと思って見てたらそのまんまで、は?なんじゃそりゃ!っていう。何故そこだけ急に価値観が昭和中期以前になるのかな・・・?キミ、設定上は一応令和時代を育ったんでしょ・・・?ってかそれ、おもしろい、のですか・・・??
ところが、このミライちゃんについては、はあ、それで・・・?未来のミライちゃんにとっての“今”ならまだしも新生児のときのソレってそんな気にするもんなの?というか、我々はリアリティラインをどこに設定すればよいのかな・・・?となっちゃっていて、行動原理が全くロジカルじゃない!ギャグとしても全くおもしろくないし。そもそもね、あれだけドタバタしてたらいい加減お父さん気付くでしょ?何か不思議な力が働いているのかな?ってか結局“現実”ではどう処理されたの?ってのが全く意味不明、というね。
良かった点も一応言っておきましょう!特にクソガキちゃんのクネクネクネクネした動きね!ここに関してはいわゆるアニメーションに疎い私でも「あっこれは気合い入れてるな、金かけてんなー、他の諸作品とは次元が違うなー」と思わせるものがありました!
でもね、それに関しても、「動きリアルっしょ?」「幼児の動きわかってるっしょ?」という自意識が先に見えてしまって素直に楽しめない自分がおりました。ここもなー、動きを見せようというのが先にあって全くロジカルじゃないんだよな。
擁護派の中には、「アニメーションリテラシーがちょっと高くないと」「『話がどうこう』って言い出すとやっぱり『つまんない』って感想が出てきやすい」っておっしゃってる方もいるみたいですけどねー。専門学校生が卒業制作で作る映画の話をしているならまだしも、あれだけ大メジャー作家のアニメーション映画でそれ言い出しちゃったらダメですよ。動きを追求するにしても「話がどうこう」の最低限のレベルはクリアしてくださいよ。そこは逃げないでくださいよ。比較するのはちょっと残酷すぎるかもしれませんが、宮崎監督作品や高畑監督作品の批評でアニメーションリテラシーの高低の話出てきますか?そりゃリテラシーが高い方の方がより作品世界を楽しめる。そういうことは往々にしてございます。両巨匠の作品もそういった性質のものですし、ポスト世代では、庵野監督作品、片渕須直監督作品だってそのように評価できると僕は思います。
しかしね、それにしても、あれだけの資本がついていて、ちゃんと作品に力があればリテラシーの高低にかかわらず、大衆みながそれぞれの立場で楽しめるものになるはずなんですよ、本来は。
極端なこと言えばリアルなアニメーションが欲しいだけならモーションキャプチャーでウニウニ動かせばいいだけの話で。僕は、それ以前の、物語としての最低限の誠意やマナーの話をしているんです。
その象徴として最たるものがあの“意識高い系”住宅。あれ、わざわざ建築家の方にオリジナル建築の設計を発注したとのことですが、あのねえ・・・これ、建築家の方は発注に答えたまでで全く悪くないと思いますが、新生児と4歳児をかかえたサイコ父ちゃんが仕事をしながらワンオペ育児をする家があの作りって・・・。あのう・・・控えめに言って狂ってるんでしょうか?これも「ためにする」デザインにしか思えないというか、あの家の作りでこの家族--暴れ回る幼児たちやこれから年を取るご夫婦--が一人も頭をかちわらずに天寿を全うできたらそれこそ奇跡なんじゃねえかという(笑)。やっぱりねーそこらへんの視点への気配りも含め、とことん不誠実なんですよ。
あとねー、クソガキちゃんについてもですね、「アナルプラグ(笑)」って書いてきたリスナーもいましたけれども(笑)、未来のミライちゃんに対して顔を赤らめて言うセリフとか、“王子様”に対する態度とか、サイコ母ちゃんのアルバム(唐突に出てくる、結婚式のスライドのようなリアリティのないアルバム。あれだけ小綺麗な写真見せといてなーにが“黒歴史ww”じゃい!)への反応とか、カギカッコつきの“東京駅”での振る舞いとか、ラストシーンのミライちゃんの説明ゼリフとか、もうとにかくその場その場で場当たりでてっきとーにキャラクターを動かしているから、まとめて一本の映画として見させられると賢さの設定がぶれぶれなんです。
特にアナルプラグのクダリなんて完全に大人側の欲望の目線やんけ、これのどこがリアルな4歳児なんすか!というですね。
ぶれぶれといえば、こちらも指摘しておかなければなりません。
物語の根幹かつクライマックスにもかかわる、世界観の設定ですね。
ミライちゃんがこれまた脈絡のない説明ゼリフでとあるタブーを説明するんですが、その数十分後にはたやすくタブーが破られる。そして特にペナルティーもない。じゃああの説明ゼリフはなんだったの?観客ポカーンみたいな。
そもそも未来のミライちゃんが全て知ってるように振る舞っているのは何故?とかね。言い出したら切りがありません!
BTTFシリーズのようにパキッと全ての伏線を回収しろとまでは言いませんよ!けどね、作品独自のタブーを出したらペナルティもあわせて説明してくれないと意味ないでしょ!ってかそれって創作における最低限の誠意、マナーなんじゃないんですか?
どういうことか。要するに、タブーが実際に破られる?大丈夫か?大丈夫か?あーとうとう破られてしまったー!そのあと一体どうなるー?、という状況があって初めて我々観客は一緒にハラハラできるわけですよ。たとえるならアレですよ。映画『グレムリン』ありますよね。1984年。ジョー・ダンテ監督の出世作。その中で、例の3つのルール、ありますね。
この作品でたとえるなら、映画内で3つのタブーを説明したにもかかわらず、結局ペナルティはよくわからない。映画の後半でギズモが太陽が燦々と照る真っ昼間にグラサンかけてジャブジャブ海水浴をしている。そんで最後の最後にそれまでの展開と無関係な第4の設定が唐突にギズモの口から語られる。なんじゃそりゃ、みたいな(笑)。もう一体何がしたいの?というレベルですよ。
世界観の設定自体もね、これ、実は初見のとき、クソガキちゃんのインナートリップやらセルフセラピーやらの話かとも思ったんですが、どうもそうじゃない。福山ひいじいちゃんや東京駅のクダリを踏まえると、クソガキちゃんが明らかに経験しえないこと・知りえないことを経験していて、なんでインナートリップのルールからも明らかにはみ出している。
あのねえ、4歳児を主人公にすること、オムニバス形式であること、現実と夢、空想があいまいなことって世界観がグチャグチャであることの免罪符には決してなりませんからね。童話や寓話、不条理ってそういうことじゃあないんですよ。ことほどさように、幼児を、というか人間のあり方そのものなめている所作としか思えません!
細田さん、クレヨンしんちゃん、映画版だけでもいいからもう一度じっくり全部見てくださいよ。全てが100%の傑作というつもりはもちろんありません!ありませんけど、幼児が主人公であること、ギャグマンガであることを世界観の言い訳にしているのはほとんどありませんよ。その上で、幼児の幼児性、第一子と第二子の関係性、ペットとの関係性、親子が親子であること、夫婦が夫婦であること、家族が家族であること、などなど、比べるのもホントおこがましくてしんちゃん側に大変失礼な話ですが、大人も子供も笑えるギャグも交えつつ逃げずに遙かに高度のレベルで達成してますよ。
クレしんとの対比でいえばクライマックスのアレね。あー出た出た細田演出、はいはい。なんて意地悪な僕は呟いてしまったわけですけれども、これもちょっとしたネタバレになっちゃいますが、クレしんの某・大名作映画。監督・脚本は原恵一。ナンチャラ帝国(笑)オトナナンチャラ(笑)の、“あの例のシーン”。これ、見た方はおわかりかと思います。と同じようなシーンをクドクドクドクド・・・。犬まで登場させてクドクドクドクド・・・。そもそも犬ってああやって母犬と別れるのか・・・?違うんじゃねえの(笑)?ってかそれもセリフで説明すんのかーい!見てりゃそれくらい黙っててもわかるわ!それ以前の問題としてに父犬はどこに?ということも含めて、とにかくひっじょーにテンポが悪い!!
あと一つ、これだけは言わせてください。
僕、前から言ってますよね。我々の用語でいうところの、いわゆる一つの“ベロベロバー”問題でございます。
クソガキたちがおどけた何か面白“げ”なことをやれば面白くなると思ってますよね。テレビではそれでいいかもしれないけど映画はそれじゃあ笑えないんですよ。
なおかつ、それ以外のギャグもアナルプラグでしょ!?単に下ネタがダメってんじゃないですが、時と場所と見せ方を選んでください。ただただ不快です。R指定なくていいのか?これ、子供に見せてもいいの?という。
さらに、その滑ったギャグを、全然成長しないクソガキのワガママやサイコ両親の立ち振る舞いで上書きして不快感を増させていくという(笑)。もはや“げ”ですらないじゃないか(笑)!
うるせー!こちらがお前らを「好きくない」んじゃー!とホント上映中心の中で何度叫んだことか。
そんで全然成長しないサイコ両親が終盤あまーい自己満足のセリフを言い合いますよね。はあ・・・。それはまあいいんですが、まずご自分たちのサイコ性に手を当てて顧みていただいて、素晴らしいご両親のご美意識にはお反しあらせられるかもしれませんがご自宅に子供用の転落防止柵をつけるなり、恵まれた収入でハウスキーパー雇うなりしないと死人が出ますよ、なーんてひねくれた僕なんかは思っちゃいますけどね!ええ、ええ、どうもすいませんねえ!ひねくれ者なもので!
これもねえ、今回は残念ながらあざとい部分だけ、“やだみ”ばかり印象に残ってしまいました!
はいカメラパンしました。時間が経過しましたよ。これ省略だよ。映画的でしょ?というのもさー、それはそれでいいと思うし、正直さすがうまい演出だなあと感じたカットも中にはありました!冒頭の息でガラスを曇らすシーンとか、雪のシーンとかですね。でも、これは演出じゃなくて脚本の方の問題かもしれないけど、とにかく登場人物がクドクドと設定を喋る喋る。別に未来の人だからってイコール全知の人じゃないですからねえ?
これもそれなりの理由があれば設定を喋ること自体は全然いいんですよ。
さっきたとえにあげたBTTFシリーズのドクとか、顕著な例ですよね。要は、彼は物語の構造上、観客が知らないことを「知っている」から、タイムマシーンの設定を「知らない」マーティン(=我々)に対して多少くどく説明しても全く嫌みにならないじゃないですか。ちゃんと時間が変わって彼が設定上「知らない」世界のことは観客が知っていても一切説明してないでしょ。
このあたりもなー。知識レベルの設定が全然統一されてない。観客は最初から最後まで悪い意味で置いてけぼり。
たとえばこれ僕からの一つの稚拙な提案ですけどね。ひな人形を巡るくっだらねードタバタをどうしてもやりたいんなら、おじいさんのエピソードも、一見するとくだらない代々の言い伝えである迷信的なナニカを律儀に守りました→そうしたらおばあさんとめでたく結婚できました→ミライまでの血脈が繋がりました→だからミライもそれをなぞったのです、ってすればですね、まあ設定のレベルとしてはひとまず統一できるじゃないですか。そのあたりも含めてとにかく“雑”の一言に尽きるんですよ。
あと、これ、感想メールで指摘していたリスナーもいましたけど、父ちゃん側の血筋はガン無視?問題ですね。誰しもそうですが、父と母が「両方いて」初めて今の我々に繋がるんじゃねえの?おいしいところ、ドラマチックなところのつまみ食い的な、「ファミリーヒストリー」をそのままやりたいならわかりますよ?でもこの映画のテーマって、平凡な一家族の、非・ファミリーヒストリー的な部分にあるんじゃないんですか?
「ファミリーヒストリー」的にいってもですね、もうこれ作品の根幹の価値観の話なんですが、サイコな両親とは距離を置き、血縁を自分からは繋がず、一人で自己完結してアナルプラグで遊んで暮らす一生は果たして「不幸」なのか?「何かしらの罰を受けなければいけないこと」なのか?という問いにはこの映画、実は全然答えられていませんよね。そのように考える人は、排除され、存在しえない世界となってしまっている。ここ、最初にも述べた“この光景は果たしてユートピアなのかそれともディストピアなのか(笑)!”という問いにも繋がるところですが、このあたりも、昨今生産性だなんだとニュースになったりしていますが、イマドキの価値観でいえば、全体としてはどんどん多様な個人の価値観を尊重する方向に向かっていっていますよね。少なくとも、僕個人はかくあるべきだと考えています。「家族派は家族派」、その立場はもちろんそれで否定しないけれども、一方で「アナル派はアナル派」だし(笑)、「乳首派はもちろん乳首派」(スタッフ爆笑)、本当はね、みんな違ってみんないいと思うんですよ。
このあたりも細田さんの“臆面のない傲慢さ”の意識/無意識、いわゆる“やだみ”がどうしても透けて見えてしまっているというか。というよりも、悪いこと言わないからもう細田さんはこれ以上家族のテーマは触らないか、触るとしても設定から脚本から何から全部外注して演出だけに専念する方が良いと思いますけどねえ。僕は。
というか、そもそも幸せって他人と比べてしまった時点で大概幸せにはなれないですからね。“あの”東京駅の“あの”新幹線の設定を踏まえるとどうもここはそういう世界ではないようですが。僕はこの世界は断固拒否したいです。絶対に嫌です。別にひとりぼっちでも本人が幸せならそのままで全然いいじゃねえか、というね。僕なんかはそう思ってしまいますけれども。
あー時間がない!声優のお話とかもしたかったんですけどね。福山雅治さんの意外なはまりっぷりとかね。
結論としては、申し訳ないですが、僕個人は「好きくない」類の映画と言わざるを得ませんが、山下達郎さんの主題歌を劇場の音響で聴きたい方、幼児がアナルプラグを刺して絶頂する場面を超絶作画で見たいという方に対しては・・・・・・オススメです!
(終)
ドラえもん第一話「未来の国からはるばると」では未来世界からドラえもんとセワシがやって来るが、その時の感じは、
急に押しかけてすまんな、俺らなお前の子孫や。 ちょっと未来から文句言いに来たんや。ほらみてみぃお前の将来のアルバムや。就職に失敗して、結婚に失敗して、事業に失敗して、ほんとお前どうしようもない無能やわ。そのせいでわしら子孫が大迷惑しとんじゃ。わかっとんのかこのボケ。 死にたなったか?ええぞ、でもまず俺の話を聞いてからにせいや。まずな、俺等な、お前に文句言いに来ただけやない。逆や、救済しにやって来たんや。びっくりしたか? …え、そしたら運命が変わって手前が生まれないんじゃないかって?チ、感のいいこっちゃ。どうせお前にはわからんだろけど説明しとくとな、行き先が同じなら乗り物が違っても変わらんのや。つまりそういうことや。 (のび太ポカーン) あのなぁ、お前は策を受け入れるしか無いんやぞ?選べる立場か? でも心配すんな、何こいつをちょっと居候させてくれるだけでええんやで。ちなみに拒否権はないからな。じゃあの」
こんな感じだったはず。
それでこれの何が問題かと言うとそもそもの奴らの話を裏付ける証拠がアルバム1つしか無いところで、ドラえもんの後の話を読んでるとこんなものいくらでも捏造可能だというのがわかる。さらにこのアルバムはその後二度と出てこないわけで詳細に調べられたらまずいというのが想像できる。
それに冷静に考えれば、行き先が同じなら乗り物が違っても変わらんみたいな謎理論は全く理解できない。
やはりドラえもんは嘘をついている。