2019-07-28

anond:20190728122910

最後netflixの”get down”というドラマにも触れておきたい。ヒップホップの創生について描いたドラマである監督は”華麗なるギャツビー”を手掛けたバズ・ラーマン。jaden smithがハウスクラブで、友達男の子キスをするシーンが話題になった。

ハウスは元々シカゴゲイディスコ”ウェアハウス”を由来とする。ヒップホップも元々、ディスコを由来としていて、初期はエレクトロなどの引用サンプリング)が多かった。故にハウスヒップホップディスコを親とした兄弟と呼ばれたりもする。

例えばSlum Villageのdj dezという人物象徴的で、ヒップホップDJでもあり、ハウスDJでもある。Andresという別名義で、moodymannというディープハウス大御所レーベルからリリースしてたりもする。

上記したキスシーンは、不寛容時代から現在へとブリッジするものとして描かれた(ようにかんじた)。少なくともラッパーが同性とぶっちゅーなんてのは、20年前にはできなかった表現である

 

Slum Village "Fall in love"

https://www.youtube.com/watch?v=s732BigTxZk

Andres "Moments In Life"

https://www.youtube.com/watch?v=nPT0Zw0z90g

Jose James "Desire (moodymann mix)”

https://www.youtube.com/watch?v=WHNZy-9u2FU

"Get Down"

https://www.youtube.com/watch?v=FYcVrWDOiao

 

 

補足。

Childish Gambinoは役者コメディアンとしても活躍しており、netflixなどで公開されている”Atlanta"はべらぼうに面白い

元嫁に尻に敷かれまくりながらも、養育費のためにがんばるサウスの男のお話

Frank Ocean "Super Rich Kids"はソフィア・コッポラの”ブリングリング”の劇中歌である。おもろい映画なので、おすすめしたい。

歌うラッパーは昔も少数いた。Outkast、Ceelo、Bone Thugs N HarmonyNelly、Nate doggなど。今のように誰でも歌ってる訳ではなかった。

SNS活用で一番最初に売れたのはSouja boyである。然しながら、今日のTypicalな成功例とはすこし趣が違っている。彼の場合は、まずダンスが先行した。

Kodie Shane "Sad"における三番目のナードな男の名前が"Napoleon"なのは、"バス男"("Napoleon Dynamite")から引用と思われる。いい映画です。勝手邦題暴力性よ。

記事への反応 -
  • おっす。 後でよんでくれよ。 ヒップホップについて色々書こうと思ったが、長くなりすぎたんで、小分けにする。 がんばってリンク一杯はったから、飛んでってくれたら嬉しいyo   で...

  • ちなみにyoung thug自体はヘテロだが、女性用のクローズを好んで着たりする。友達のことを”bae(baby)”と呼んだりもして、色々と揶揄された過去もある。今は、こういうラッパーも珍し...

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