はてなキーワード: 進学校とは
10年以上は前の話。
田舎出身。都会に憧れがあったので、首都圏の難関ではない某国公立大を志望した。当時の自分の学力に合っていて、希望する学科があるのがそこだった。田舎の県立高校で地道に勉強し、受験し、合格した。他の大学のことはよく知らなかった。国立単願だったし、元から偏差値が合わない大学は眼中になかったので。俺はただ憧れの大学に通えることが誇らしく、新生活に胸を躍らせていた……
4月。新入生オリエンテーションが終わり、同じ学科の数人で集まって話していたときのことだと思う。経緯は忘れたが、同級生の1人が「こんなBランク大学」と言ったのだ。「本当はこんな所に来るはずじゃなかった」「俺の同級生には東大生がたくさんいる」と。(今考えるとFランではなくCランでもなく「Bラン」をチョイスしたところに彼の葛藤が伺える)
それを聞いてとてもショックだった。なぜかは分からなかったが、ものすごくショックだった。地道に勉強して、希望どおりの大学に入ったのに、目の前のこの人はそうではないんだと。当時は学歴コンプレックスというものの存在がよくわからなかった。ただ、全く違う価値観で生きてきた人なんだということは感じた。まさに異文化との遭遇。田舎の高校にも、難関大学を志望したりそれで不合格だった同級生はいたが、それとは違う何かを感じた。
それからしばらく経って、大学の同期の中にも「中高一貫の進学校」出身者が多くいることに気づいた。そこは田舎の県立普通高校とは全く違う何かであるようだった(今だによくわからない)。また、関東出身の同級生たちは殆ど皆、受験予備校に通っていた。河合塾とか駿台予備校とか。都会出身の同級生たちは受験戦争の荒波に揉まれまくった生き残り(または、当人の感覚では敗残兵)だったらしい。東大とかナントカ難関大学とかの高みを目指し、そこにたどり着いた、またはたどり着かなかった、妥協して腰を落ち着けた…。マジかよ。田舎の価値観と違いすぎるだろ。そら学歴コンプにもなるわ。子供のうちからそんな生活してたら心が荒むに決まってるじゃん。
とくにオチもないんだけど、このことは何故かふとした時に何度も思い出すし、地域間格差とか、学習機会の均等とか、受験戦争の過酷さとかなんかそんな話題が出るたびにジワーっと思い出してモヤモヤするので吐き出したかった。
中学受験の是非の議論の喧々諤々を見ていて、自分は学生時代恵まれていたんだなと思った。のでぼんやりのろけてみる。
小学校から中学校までは地元の公立学校に通った(お世辞にもあまり治安の良い地域ではなく、勉強もできる地域でもない)。
成績は優秀(当社比)だったので、先生たちからは可愛がられたほうだと思う。
友達にも恵まれたほうだと思う。幼馴染にヤンキーやギャルが多かったから積極的にいじめられることは多くなかったし、いじめられても友達が守ってくれた。
勉強は家でやっていたので授業の質は低くても高くても問題なかったし、受験も問題なく志望校に合格した。
楽しかった。
公立とはいえ家柄のいい友達も多く、いわゆるハイソな世界を垣間見ることができた。
色々自由にやらせてくれる校風だったので、部活にイベントに好き放題打ち込み、楽しい思い出が忘れられないほどたくさんできた。
授業も面白くて、好きな科目が明確になり、大学を勉強したいことベースで選べたのは特に恵まれているなと感じる。
地元にずっといたらあの先生には出会えてなくて、勉強の楽しさを感じることはなかったかもしれない。
自分自身は遊び呆けてたとはいえ授業のレベルは進学校の名に恥じぬもので、予備校とか行かなくても特に苦労なく目標の大学に入れた。
楽しかった。
学びたいことも期待以上に学べたし、密かにいだき続けていた小さい頃の夢まで叶えられた。
友達もやりたいことを選んで同じ場所にたどり着いているので、趣味も似通っているところが多く、自然と会話がはずんだ。
高校までとは違って全国から人が集まるのでいろんな地域の話を聞いて、いろんな地域に行って、自分の世界が地理的に広がった。
公立学校でこじんまりしていたころは、北海道から沖縄まで友達が全国にできるなんて思わなかった。
楽しかった。
人生の節々を思い返すに、どこでも楽しい思い出があるし、どこでも学びがあった。
こうやって書き出すとよく分かるが、自分がなにか頑張っているというより周りの人や環境が人生を豊かにしてくれているようだ。
昔の都合の悪いことを忘れているだけかもしれないが、細かいことを忘れた上でいい思い出が残るのならやはり恵まれて生きてきたのだと思う。
私立中学に行ってたら、地元の高校に行ってたら、色々違う未来があって、その中にはもっといい未来もあったかもしれない。
でも少なくとも自分の歩いてきた道は悪くない道だったと思う。それはとても貴重なことだと思う。
東大に入ったからといって自慢気に勉強法を語るやつは、未だに勉強法でしかイキれないつまらないやつに違いないので私は大嫌いなのだが
一回り年下の弟が現在高校生ということで、100% 彼のためにこの記事を書く。
先日勉強法を聞かれたが、SMS や LINE で長文を書く気にはなれないのだ。そのため、この記事の URL を君に共有する。
note あたりは新規登録が面倒だったからこの匿名ダイアリーで許してくれ。
わからないことに慣れるな。
東大入試といえども所詮高校までの範囲なんだから、ガチれば誰でも理解可能だ。
あるのは高校3年間という時間制限だけ。私もギリギリではあるが合格水準レベルには理解した。
今まで習ったこともこれから習うことも君が理解できないわけがない。勉強に関して傲慢であれ。
一方で、わからないことに関しで敏感であれ。
例えば化学で「液体を加熱する際に沸騰石を入れる理由を答えよ」という問題があったとする。恐らく君はこう答えるだろう、「突沸を防ぐため」と。
テストではこれで十分かもしれない、でもこれで本当にわかったと言えるのだろうか?
そもそも突沸とは何か?急な沸騰だ。急な沸騰を防ぎたい理由はなにか?急な沸騰により容器からあふれた液体が予期せぬ場所にかかるため危険だからだ。
高温でやけどするもそうだし、常温でも人体に危険な液体を取り扱っているかも知れない。
では急じゃない沸騰があるのか?そもそも沸騰とはどのような現象か?沸騰石とは何か?沸騰石である必要性とはなにか?
これらの問に答え、自分の中での論理の飛躍を解消して初めてわかったと言えるのだ。
丁寧に論理の間を埋める癖をつけよ。これはすべての教科に、ひいては今後の人生において必ず役に立つはずだ。
私の高校時代と変わりがないなら、君の高校では批判的思考を身に着けろと先生方が口を酸っぱくして言っていることだろう。
しかし批判的思考の定義を教わった記憶はないし、君も教わってないであろうことは想像に難くない。
その上で私は「批判的思考」を「世間一般で言われている当たり前のことを、分解し、自分の中で再構築することで理解や議論を深めるための営み」だと解釈した。
批判的思考を無批判に身につけさせる教育方針はどうかと思うが、この「批判的思考」を身につけるのは悪くないのではと言いたい。
私が受験生のときに本屋で勉強法について書かれた本をあらかた立ち読みして実感した。
異世界転生チートのような簡単に劇的に成績が上がる勉強法など無い。
ググればすぐ様々な文献が出てくる通り、成績と最も強い相関があるパラメータは勉強時間だ。
朝起きて身支度をする時間、通学時間、お風呂に入っている時間等、隙あらば自分をテストしろ。
「点と直線の距離の公式を導出できるか」「because of とほぼ代替可能なほかの言い回しは思い出せるか」といったことを考えるのだ。
思い出す訓練、これも勉強だ。これで勉強時間は飛躍的に伸ばせる。
逆に、机に向かって参考書を開いただけで勉強しているつもりになってはいけない。
君のクラスにもいるだろう、君より勉強時間が長いはずなのに成績が君より下なクラスメートが。
勉強時間は集中力という名の効率パラメータで容易に裏切られる。
100%:気がついたら時間が経っていたといったようなある種のトランス状態
自分の中で今どれくらい集中できているか常に意識せよ、でもって 50 % を切るようなら気分転換をするか寝ろ。
私にとって一番成績が伸びた勉強法を白状すると、大学合格後に経験した大手予備校の採点アルバイトだ。
具体的には予備校生が解いた過去の入試答案にひたすら赤ペンを入れる作業である。
私が最も得意とした化学を担当した。東大だけでも過去 10 ヵ年分について各年度ごとに少なくとも 10 人分は採点しただろう。
1 答案に付き○円の出来高制で結構稼がせてもらった記憶がある。
過去問を 10 周もやると東大といえども入試問題がパターンゲーだということが見えてくる。
現役時代私の化学の得点率は6〜7割程度だったが、荒稼ぎ後に気まぐれにその年の東大入試化学を解いてみたら9割ほど得点できた。
また、採点バイトは、ただ過去問を何周もする以上に内容が身についた。
なぜなら各回答に対し模範解答と答案をにらめっこし、生徒がどこで躓いたのかを明らかにした上で
正解までの道筋を相手がわかるように文章で説明する必要があるのだ。
すべての問題に対して、解ける、ではなく、教えられるの水準を要求されるのである。しかもお金をもらっているので逃げることが許されない。
同級生に東大志望の人が他にいるようなら実践模試の返却答案を土下座してでもコピーさせてもらうといい。できれば5人分ぐらい。
それに赤ペン先生になったつもりで添削指導をしてみてほしい。その添削結果を再度同級生に返却するかはおまかせする。
騙されたと思って試してみてほしい。普通に解く以上に身につくから、マジで。
勉強法以外で私が高校時代に知りたかったのは、東大生にもアホはたくさんいるということだ。
日本地図がまともに描けない人(本州を北東から南西ではなく北西から南東に向かって描くのだ、その人、関 "西" 出身なのに)とか、
2を素数じゃないと勘違いしている人(英語が得意で合格した人は数学が壊滅的がち)とか、
魚が跳ねるの跳ねるという字が漢字で描けない人(私)とか...
こういう等身大の東大生にふれる機会がないので、あんなアホどもが合格できるんだから自分も合格できると錯覚できる機会がないのが地方の痛いところだなと。
東大を目指す目指さないに関わらず、あまり東大・東大生を神格化すべきでない。彼・彼女らも君と同じ所詮人間なのだ。
というわけで、これ以上私をつついても勉強については何も出てこないので、ここまで読んだなら今後勉強に関して私に質問はしないでほしい。
TwitterにもFacebookにも書けないのエモい内容なので増田に書く。
荒れていていじめられ、勉強も振るわなかったが、何故か親が一念発起し家庭内に塾が出来ていた。
1-2年生のテスト前は勉強を教えてくれ、結果も出て地元の進学校に入れた。
高校の内容は親が教えられないということでまた成績が下がる。
2年生までは地を這うような成績。
でも大学行きたい(遊びたい)という意志を出したら、祖父が私の為に残してくれた遺産をすべて予備校費用に充ててくれた。
河合や代ゼミよりも数倍費用が掛かったと聞いているが、MARCHクラスの大学に行けた
そのとき遊んでいた友人が丁寧に勉強の仕方からテスト対策まで教えてもらって、何とか留年コースから復帰。
リーマン前の好景気ということもあり、たいした苦労もせず今の会社に就職。
今になって見ると、合う合わないがはっきり出るような癖のあるブラックめの会社に入社。
仕事らしい仕事もさせてもらえず、パワハラもあり、早々に異動。その後も仕事のやり方に癖が付いてしまい3年間は落第生状態。
その人は、仕事は出来るが厳しすぎて直属の部下がほとんどいない人だったが、奇跡的にウマが合った。
部下がいないのでその人の仕事はガンガン振ってきて、辛かったけど全部こなした。
気づいたら、通常よりも早いスピードで出世させてもらっていた。
(一時保存できるかと思って登録ボタン押したら投稿されてしまった。やり直しだけど許してください。匿名ダイアリーよくわからん)
一言でまとめると:
だけの文章です。
これを見た人の貴重な時間を無駄にしたくもないですし、暇な方、現実逃避したい方、他人の不幸が好きな方、タイトルに同族嫌悪を感じた方、高学歴ブスが性癖の方以外は読まないことをお勧めします。ちなみに、私は12時間後に締切が迫っている仕事(持ち帰り無給残業)からの現実逃避で書いています。
あと💩トラバはもう飽きた。
スペック:
30歳女
東大の理系博士卒(学科や専攻は伏せるけど、一応全部ストレート)
すんげー不細工
ブスについて(嘆き):
まずは、どのくらいブスかと言うところから説明しておく。この前提を言わない限り、以降のエピソードがイメージし難くなるだろうから。
小学校か中学校の頃の同級生を思い浮かべてほしい。1人くらい、孤立していて、男子からも女子からもなんとなく嫌われていて、見た目も挙動も不審なクラスメイトが居なかっただろうか。そいつが私だ。
目つきがおかしく、滑舌が悪く、コミュニケーションに難がある。鶏が先か卵が先かわからないが、顔の造形も醜かった。目がほぼ見えないくらい細く、前歯が飛び出し過ぎていたため唇は閉じられない。鼻は潰れ、鼻の穴だけが哀れなほど前を向いていた。あとからわかった事だが、先天的な眼瞼下垂と軽度の顎変形症に該当していた。
これまでの人生:
地方都市に住む、世帯平均収入を3割ほど下回る両親の下に生まれた。父はモラハラDV、母はメンヘラ、私はブス人外。
小〜中時代は、とにかく男子に虐められていた。聞こえよがしの悪口、唾を吐きかけられる、石とかドングリとか投げられる。今思うとドングリ投げるとか可愛いね。女子からは芸人枠に指定されていた。芸人を目指そうなんて全く思わなかったが、需要に合わせておもしろキャラを演じていた。そこそこウケていたと思う。
テストは全教科常に満点だったが、学校生活の態度を加味したらしい成績はよろしくなく、期末の成績はいつも中の下くらいだった。なぜか担任の教師にはいつも嫌われていたようだった。それで自分は勉強も苦手なんだと思っていたが、中3の模試の成績がよかったのをきっかけに、地元の進学校を目指すことになり、受かった。喜ぶ両親を前に、私にも多少は優れた点があるんだと、15年生きて初めて嬉しくなった。
高校は県内3番手の公立進学校だった。自転車で通える範囲で一番偏差値が高かったというだけの理由で選んだ。
ここでも、私はブスだった。クラスの7割を占める男子からずっと嫌われ無視されていた。気持ち悪い、と聞こえよがしに言われた経験も数知れない。女子はいくらか大人だったので、芸人枠からは降りられた。それでも仲良くはなれず、基本的にぼっちだった。テスト前だけノート貸出希望者が大量発生した。レンタル料でも取れば良かった。
そのまま3年間ずっとガリ勉していたら、東大に受かった。天才でも秀才でもない、ただのガリ勉女だ。そのくせ「東大生」になればキラキラ(笑)したキャンパスライフ(笑)が待っていると思い上がり、両親を説得して上京させてもらった。貧乏な実家から東京に娘を送り出すのはとんでもなく大変だったらしい。ギリギリまで、地元で進学して公務員になってくれないかと泣かれた。キラキラ(笑)妄想のために、今思うと親不孝なことをした。
18歳で、人生初の東京へ出て、人生初の一人暮らしをして、この先のキラキラ(笑)した大学生活に胸を躍らせていた。実際には、そんな非現実的な夢は入学10日で吹っ飛んだが。当然のことだか、現実直視できない情弱のブス女には、地獄の3年11.5ヶ月が待ち受けていただけだ。
なんか思い出すのも疲れてきたわ。こんな人生に誰も興味ないと思うが、万一反応があったら続き書くかも。この先もさらなる地獄しかないけど。
※一部汚い話になるので注意
きっかけはダイエットだったんだけど、もっと根本的な原因があったんだと思う。
よく摂食障害は母親との関係が原因とか言われてて、認めたくないけど本当かもしれん。
自分は母とわりと仲がいい方だと思ってたし幸いお金に困るような家庭じゃない。だけど小学生の頃、やたらと私の体型をいじってきた。お尻大きいとか、足太いとか。今思うといたって普通体型だったし写真を見てもそう思う。むしろ他の子より痩せてるくらい。でも母の言うことを気にして、小5くらいからカロリー計算を始めた。小学生のくせに食べ物とか栄養にやたら詳しいっていう(笑)
中学生になったらもっと気にして、減量を始めたら面白いほど落ちて、気付いたら自分でも引くほど痩せてた。数字よりも体の脂肪が嫌で、そのことを考えるとものが食べられなかった。ガリガリになった私を見て母親は「ちょっと痩せすぎちゃっただけだよね?もう少し食べなさい。」と言った。そのことに何故かイライラして部屋で泣いた。30kgしかないの知ってるくせに。
高校進学して過食症に転じてしまってからは食べる量がめちゃくちゃ増えて体重も戻った。ある日私が食べたパンの包装(ゴミ)を見て母は「またこんなもん食べてる!だからブクブク太るんだよ」って言ったんだ。その日を境に吐くようになった。
半年かそれくらい続いた。最初はもうあれもこれも食べたい!って頭がいっぱいで、とにかく好きなものを食べた。1日の終わりにはいろんな人に申し訳なく思って泣いて、そのくせ翌朝はまた食べ物のこと考えてた。自分じゃセーブできない。歯も心配で必要以上に磨いていた。(止めれば済む話なのに)
とはいえ何故かだんだん飽きてきて、食べたいものがなくなってった。あんなに食べたかったのに、もうめんどくさかった。脳が、受験勉強の方がやばいよって思ったのかも。進学校だったし周りに負けたくなくて勉強に集中した。
運良く大学に進学した今では本当に不思議なくらい食べ物への執着がない。カロリー計算もしようと思えばできるけど、前みたいに無意識にできない。
自分がなんで摂食障害だったのかすらわからないし、もう戻らないだろうと思っている。完治はしない病気と言われているが、私はもう二度とあんな風にならないというか、なれない。正直、摂食障害患ってたときはすごく頑張ってた。勉強も部活も何もかも頑張ってた。今はあの頃に比べたら怠けすぎて無理だ。だからああはなれない。無理に食べないようにするのも、異常なほど食べるのも吐くのも泣くのもすごく疲れる。
Twitterには長く苦しんでる人の声が沢山あって、偶にそういったツイートがバズるたびに少しだけ思い出してしまう。自分はあくまでギリギリ引き返せただけだから、もっと苦しんでる人たちの痛みはどれほどのものかと考えると泣きそうになる。彼らのほうが泣きたいはずなのに。
成人してからやっと母と喧嘩もできるようになって、その精神性というか人間性がやっとわかってきた。私に言われたくないだろうけど、子供のままなんだなって思った。
そういう意味でも反抗期ってあったほうが絶対いいやつやん〜親は完璧じゃないし完璧を求めちゃいけないんだって早く気づくべきだった。
まーでもあの頃は親が全てだったから無理か。
長くてすまん
読んでくれた人(もしいたら)ありがとう
どこにも書けなかったから増田に投稿する。初めてはてなのアカウントを作った。認証が大変だった。深夜にノリで書いているので読みづらい文章だと思う。申し訳ない。
元々は情報収集の為にTwitterを始めた。だけど同じ趣味の仲間と話すのが楽しくて、いつの間にか暇さえあればTwitterを見ていた。
そこである1人の男性と知り合った。彼は私より歳が1つ上で、いわゆる進学校に通っていた。
趣味が同じでよく話したし、勉強で分からない事があれば要領よく教えてくれて私の憧れの的だった。
繋がった時は私も彼もTwitterを始めたばっかで自然と仲間意識があった。(私が勝手に思っているだけだと思うが)
私は他人と話すのが苦手なのでフォロワーと良好な関係をあまり築いていなかったのだが、彼はゲームのグループなどに入り人脈を徐々に広げていた。
それから三年の月日が経った。彼とはあまり話さなくなっていたし、だからといって自分から彼のアカウントを追う事もなかった。
久しぶりに見る彼は別人のようになっていた。私が見ていた頃は多くても10人くらいとしか話していない細々としたアカウントだったのに気がついたらTwitterで有名なアカウントと多々繋がっていて、1ツイートにつくいいねの数、リプライの数も同時期にTwitterを始めた私よりも遥かに上で彼のツイートも内輪向けのネタツイートや空リプばかりになっていて、色んな人と交流を楽しんでいた。
囲い、とまではいかないが皆からチヤホヤされている彼を見て激しく嫉妬した。みんなでワイワイしている彼を見て心底羨ましいと思ったし、有名なアカウントにRTされてバズっていってどんどん有名になっていく彼を見ていられなかった。
私は我慢出来なくて彼をブロックしようと思ったのだが、久しぶりに話した際に紆余曲折あり恋人関係になってしまっていたので(とは言っても毎日していた通話もLINEも最近になってパタリと音沙汰がなくなって自然消滅しかけているのだが)なかなかブロックやミュートも出来ずツイートが更新されるたびに劣等感に苛まれている。
もちろん勝手に嫉妬して悶々としている私が悪いのは自覚しているが、今年は受験もありそんな事で悩んではいけないと思っているのに長年使ってきたアカウントを消しきれずに未だにずっと悩んでしまっている。Twitterに疲れた。やめたいのにやめられない。
受験までにはどうにかしたいなあ
noteなどと違って匿名だから文章が気楽に書けて少しすっきりした。いないと思うが、この文章を読んでくれたあなた、最後まで読んでくれてありがとう
高校:背伸びして難しいところに入りすぎて挫折、プライドだけは高いので「今は本気出してないだけだから」と努力することすら放棄
同じような境遇かもしれない。
親がほんのり学歴を気にする人だった。
小学生の時に出会った本がきっかけで社会全般に興味があった。中学生のときに女性の年収が低いこと、再雇用の難しさを見て資格を取りたいと思った。会計士になりたいと思っていた。もちろん社会の成績、他の教科も良かったし高校は進学校に入れた。
親に経済学部とかの文系の学部に行きたいと言えばその学部を出ても職がないよと言われた。考えてみれば文系の人は沢山いて職に就いてる人はクソほどいると思う。でも就職できない未来が怖くて理系に逃げた。
それでも理科科目も好きだったし、これもいいかもと思ってた。生物が好きだったので親に生物系の学部に行きたいと言ったら辞めなさいと言われた。女性の研究は向いてないと言われた。就職も厳しいと。文系とかそういう学部に入ったら、両親がどうなるかは予想がついた。学費とか何やら言われるのが嫌だった。両親は職について欲しかったらしい。それで結局薬学部だ。
薬剤師はいらないと思う人、何をやってるのか知らない人が多いと思う。
業務の一部が人工知能に置き換わっていったら食いっぱぐれるだろう。
23歳がおじさんに該当するかどうかはこの日記の主題ではない。
先日私は大学院入学試験に見事に不合格となり、春からの進路を失った23歳である。
まずは現状をつづりたい。
東大京大には及ばないものの世間一般からは高学歴といわれても差し支えのない大学の
卒論以外の取得単位を得たのち自大の院試を受け落ちてしまった。
その後、院試の筆記の結果やいままで5年間の期末考査の出来などから
「講義にはすべて出席し提出物もすべて出しているにもかかわらず筆記試験の点数が悪い。真面目なのはいいことだけどこの分野は向いていないと思う。就職した方がいい」
次は、大学入学後5年間は化学以外の勉強やインターン等のその他自身にとって有益となる活動を一切せず
滑り止めとなるような院試を受けずに油断していた私がこれから何をすべきなのか
自身の半生を振り返ることで考えていきたい。
小学生の時、私は体が弱く、そしてどんくさい奴だった。運動神経だけではない、会話の流れが早くなればついていけなくなるような頭の回転という面でもどんくさかった。
ただし、家庭環境は非常に良かった。
小学校6年間通して進研ゼミ(発展ワーク等のオプションを含む)を受講し、中学受験を控えた5,6年生の時には塾に通わせてもらったこともあり
学業で大きく後れを取るようなことはなく、
そして、中学受験、私は志望校に落ち公立中学へ進学することになる。
(一つ言い訳をさせてもらうと、一般的な私立中学を受験したのではなく、公立の中高一貫校のみを受験したため、滑り止めといわれるような学校は受験していない)
中学校では、受験に落ちた悔しさをバネにし勉強をしたため、かなり上位の成績を維持することができた。
今思うと学業において周囲の人間に頼りにされていたあの頃が最も自己肯定感に満ちていたように思う。
しかし、高校受験、再び第一志望に落ちてしまう。今思うと悔しさをバネにできたのは最初の1年間で残りの2年間は惰性で勉強をしていたような気もする。
ただ、それでも曲がりなりにも周囲の人間よりも勉強をしていたこともあり名のある進学校の一つには合格することができた。
(生来の身体の弱さから部内での活躍は底辺であったがそこそこ真面目に取り組んだため楽しかった)
したが、
その後あろうことか娯楽を覚えた私は自身の長所である学業の成績を大きく落とすこととなる。
その娯楽とはオタク文化なのだが、自身の集中力を削ぐ一番の原因は、当時大きく普及したスマートフォンがオタク文化と大きく相性が良かったことのように思う。
中学の時とは違い名のある進学校、1年という月日は周囲の人間と自分の学力の差をどうしようもないほどに引き離すには十分すぎる時間であった。
そのことに2年生時に気づくも3年に進学するまでの一年間では埋めることはできず、少し勉強に力を入れた程度では
その差をこれ以上広げないことしか出来なかった。
ここで私の当時の教科ごとの成績を確認したい。
英語、最も大きく成績を落とした科目、またどの大学を志望するにも必ず受験する科目でもあり、そして当時から現在にかけてまで私を苦しめる存在。
数学、中学当時最も得意だったが、平均以下にまで落ち込んでしまう。その後も学内平均を行ったり来たりを繰り返す。
国語、中学の時から苦手であり、膨大な文章を読むと眩暈がするため真っ先に大学受験から切り離した。今思うとこれが不得意であることが頭の回転が遅い一番の証明であるかもしれない。
理科、物理化学生物地学のなかで唯一化学だけが学内上位の成績をとれた。これが化学系の学部を志望する要因となる。
化学しか得意科目がない以上理系に進学する以外道がないように思い、進学校であることも相まって国立理系志望となる。ただし成績不振であることから東大京大は目指せなかった。
3年生、国立理系志望、東大京大でなくとも名のある大学を第一志望にしていた私は自身の成績では到底足りないことを自覚し夏休みの40日間、22時就寝3時起床の生活サイクルを維持しながら合計600時間の勉強を達成する。このモチベーションを維持したまま大学受験に突入したこともあり見事現役で第一志望に合格。今思うと当日の入試問題にたまたま得意分野が出題される、苦手分野は誰も解けないくらいの高難易度などいくつもの幸運が重なった結果であり、
その後にすべてうまくいくわけではない。
大学入学後、5年間、この期間を振り返るとあまりにも無為に過ごしたと言わざる負えない。
大学生たるもの学業以外の活動も行うが、アルバイトはどれも長続きせず、サークル活動では自身のどんくささから後輩から説教を受ける始末。
何も成しえないがしかし学業においても多くの必修単位を落とし留年。1年後卒論以外の卒業単位をかき集めるも院試には落ちてしまう。
教授曰く、「講義にはすべて出席し提出物もすべて出しているにもかかわらずあらゆる筆記試験の点数が悪い。真面目なのはいいことだけどこの分野は向いていないと思う」
とご指摘を受ける。また、TOEICの点数も非常に悪く驚くことなかれ400点以下。救いようがないのは事実。
院試の結果が出た際、自身の親からは「大学受験の時ほどの必死さがなかった。」と指摘を受ける。
自分はもっと頑張れば院に行ける人間なのか。それとも教授が言っているように向いていないのか。
進学校といっても全員がおなじ志望校なんてことはほぼ無いんだし、業者の作ったテストを使うにしても「画一的」であるために、ってのはちょっと違うかなあ
大学のレベルやらタイプやら別に問題集の類はいくらでもあるんだし、そうやって使い分けを業者テストでもやればいいだけの話なのでは
進学校は結局、画一的な入試問題が解けるようになることが目的なので、学校別にガラパゴス化した考査問題を解かせる意味が無いと思う。
非進学校では、ガラパゴス化した考査問題でも、教科書会社が作った正規化された単元テストでも、正直どっちでもいいだろう。教員の負担軽減という点では、後者の方が良いはず。
地方高校から東大入ったって多数派である東京進学校出身派閥に入れなくて不利になるのも分かってるし
特に女子だと東大行ったって差別されるだけなの分かってて手に職志向も強いし
はじめて書く。……って言っておけば免罪符になるか?
タイトルで言っているように「噛み合わないせいで苛ついている」ことについて話そうと思う。
簡潔にまとめられないバカだし気がつくと長文になる文才の無さだから、長ったらしいのは目を瞑ってくれると助かる。
それに他人の「基準/ものさし」は全く考慮しない。自分を基準にして書くことを把握してくれ。理解はしなくていい。
興味を失うならそこでいい。もともと増田なんて暇つぶしに使うもんだろうし。
これもなげえな。話すか。
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まずは前提。「俺」の紹介をしよう。
俺の自己評価は「馬鹿」「無知無能」「記憶力がない」、「愉悦犯」「ゲス」「クズ」「捻くれている」「狡猾」「性格や価値観が歪んでいる」というものだ。
一言でまとめれば社会不適合者だよ、喜べ。コミュ力と対人能力は高い外面のイイ、陽キャの皮は何枚でも被れるがな。
読点の前者は、知識量が少なく、人より物覚えが悪いため。更に知識や技術の習得に人一倍時間がかかるためである。
また、小中高のいわゆる「記憶さえしていれば大体解けるテスト」で計られる学力計測では、「頭が悪い」部類だったことも理由の一つだ。
そんな学力、更に言えば英語と数学が絶望的だったため四大を狙うのは厳しいと推薦でいける短大を選んだ。
そこそこ名はあるが蓋を開ければ人種の坩堝だった。
だが短大ではGDPも高く優秀な部類だったさ、小中高で計られた学力の低い奴が短大ではのびのびと学べたからね。
教授からも「お気に入り」だったし。教授はバリキャリで企画やら会議やら引っ張りだこでその”助手”として振り回されたのもいい経験だな。
閑話休題。
読点の後者。これに関してはもう仕方がない。
増田で内面書きたくもねえからアレだが、まあよくある環境が環境だから価値観も性格も思考も歪んだ。だからそういう輩どもに共感する。以上。
漫画であれ小説であれ映像作品であれ、犯罪者やヴィラン、ゲスや屑野郎、ぶっとんでイカれた奴らの方が好きだしな。
主人公・HERO側の正義感とかも別段好きではある。まあ少年心は揺さぶられるし格好良いとは思う。うん。
だが主人公と対立する人物、ヴィラン側の方が好感が持てる。行動原理がわかりやすいし共感もできる。
生々しければそれだけ人間らしさを感じられて更に好きだ。知能犯やら頭の回るタイプならなおさら大好きだね。
自分をあえて弱者やイイコちゃん、「格下」と思わせておいてからの形勢逆転。
相手をぶちのめし精神的に抉って歪んだ表情をみるのが好きならさいっこうに愉しくて大好きだよ!
学力は低い俺だったが、周囲は「頭のいいやつら」に囲まれていた。家族も友人関係も学歴もあり頭が良いか理解の早い「ハイスペック」な奴らばかりだった。
家族や親族に至るまで、大体高校なんかも進学校だし国立大もしくはそれに近い偏差値の私立四大に属していた。
それが「普通」だったからな。俺は市立の出身だし短大だから肩身は狭いが。
家族とかも個々人の知識量が多い。何かの話題が出れば大抵それに関する知識のレスが”普通”に出てくる。全員が知らなければすぐに調べる。
それがウチの「当たり前」だ。おかげさまで教養はかなりある方だよ。
そうだ自慢さ。俺は「環境に恵まれている」側の人間だ。存分に羨ましがれ。(イキってみたが気持ち悪いな。心底うぜえ。字面から低能臭がして吐き気がする。)
―――――――――――――
ああ、そうだ。もちろんフェイクは入っている。全部明け透けに書くバカがいるかよ。と、こんなこと書く必要があるのかと心底思うが親切心で書いとくわ。
まあそんな俺だが、SNS然り現実然り「社会」に触れれば色んな人種と出会うわけ。
ここから本題に入ろう。長文お疲れ、こっからも長文だぞ頑張れ(投げやり)
本題再掲しとくわ。「噛み合わなくて苛ついている」ことについてだな。
無難に歳下①の話を例に取ろう。
俺は下手だがチラ裏の落書き程度に絵を描く同人オタだ。基本スタンスは同人物書きオタだが。
その歳下①も上手ともいえないが自分の描き方を確立させている奴だ。俺はこいつの絵柄好きじゃねえけどな。
身内では反応も多いし周りには好きなやつも多いな。ミクロのコミュニティ内のだからアレだが。
まあ付き合いが悪いわけでもないし(俺はコイツをミュートしているが)底辺同士で「絵が上手くなりたいね」と話をすることも当然ある。その時の会話だ。
歳下①「わかります~。私もいつまで経っても下手なので」
まあここだけでもツッコミどころ満載なのは気づいてくれるだろうか。
度々似た事例はやらかしてた歳下①だし(ほんと伝わらねえな)と諦めて話しを合わせて同じ方向性で話を進めた気がする。
俺は「好きじゃない」と感情の話をした。だが歳下①は「下手だから」と技術面の話を出した。
別に技術の話はしてねえんだよな。好きか嫌いかの話をしているだけで。
「下手だから好きになれない」とかいう解釈も出来るが、こいつはそんな話してない。技術面だけの意味で言ってた。
そういう相手に対して、話が通じねえ判定をさっさとして諦めと苛つきが生まれるよな。まあ外には出さないけど。だから増田使ってんだけど。
そういうわけで、俺は「ああ~わかる~」と返答した。
上でも言った「自分の絵が下手だから好きになれない」の意味で。(これは思ってもねえけど。)
そして、相手の絵はそもそも下手だと思ってるし好きじゃねえと書いたことから分かる通り「キミの絵下手だものね」の意味で。
この2つを込めて「わかる~」と言った。まあ都合よく解釈してくれたと思うよ。今でも友好的な関係を築けているからね。皮肉が通じねえ。ほんと笑っちまうな。
俺は正直自分の絵が好きじゃない。じゃあなんで描いているんだとの質問は受け付けない。
描きたい理想と描ける絵柄が乖離してるから、とか自分の絵じゃ萌えないしシコれねえってことにしといてくれ。
何にせよ満足できないから好きじゃない的に把握してくれればいい。
これは、別にそれに対して欲しかったと思われる目ぼしい返答があったわけじゃないが、こういう齟齬の積み重ねはイラつくんだよな。
歳下①に関しては、オツムの弱さ(笑)で対等な話、いや「噛み合う会話」ができないことでの苛つき。
他でも当てはまる。
親に対しては価値観が合わないことでの苛つき。
俺と価値観が合わないことをしってはいるが理解はしてないだろうな。理解してるとは言ってるが。
価値観のズレがあると、話が平行線になりがちだ。基準が違うからな。すりあわせようにも折るも曲げるもしないものさしとどう合わせろと?
お互い譲らず、なんて毎度してたらそれこそコスパが悪すぎる。そんなものに割く脳みそも思考も時間もあるなら別のものに使ったほうが楽だろ。
そういう訳で「対話という対話をしない」状態が出来上がり、俺自身の評価と併せて「同じ考えをもつ話のわかるいい子」の認識に収まってる。
―――――――――――――
繰り返すが、ズレや噛み合わなさは大なり小なりストレスになる。
それが毎日、もしくは定期であることを想像してくれ。発狂するしかない。
俺はリア狂のイメージで通っている(そうなるように仕向けて作ったし)から大差ないが。発狂の種類が違う。
正直超えちゃいけないラインってやつが超えそうになった。
話そうと思えば話せる「話の合うやつら」もいないことにはないが、そいつらにわざわざ聞かせるようなものでもねえしな。どうすっか、とした時に増田を思い出した。
すっきりはしてないが、書いているうちに少しマシになった。
散々煽ってすまなかったな。苛ついてんだよ察せ。
この前ツイッターで
「なんで運動や他の特技はアピールしても、それほど嫉妬されないのに、学歴だけ妙にみんな過敏に反応するんだろう」と
つぶやいていた御仁がいた
言いたいことはわからんでもない。
でも、学歴を他のスキルと同等に扱えないのはそれなりに明確な理由がある。
全入時代で、定員割れしてる大学も多いから、全員がガチで勉強して進学する訳でもない。
それでも中卒・高卒・専門卒・大卒(四年制・短期)・院卒と、基本的に誰もがどこまでの教育を受けたか区分けされる。
勿論、大卒の中でも、というより大卒の中でこそ、旧帝早慶・駅弁March(最近はSmartなんだっけ?)・日東駒専~なんやらかんやらと、細かいヒエラルキーというか、序列意識が存在する。
そりゃ、義務教育・高等教育期間と、正味12年(以上)かけた上でのレース結果である。
でもこれだとある意味、全員に"学歴"という属性が強制付与されてるようなものだ(非常に気持ち悪い表現だが)。
紙切れ一枚に夢託す
実際、紙切れ一枚で頭の良し悪しなんて、簡単に判別できるものではない。
そんなの、みんなわかりきっている。
わかりきってるし、学歴信仰・偏差値信奉者は一般的にはクソダサいので、学歴で頭の良さが決まるなんて、皆さん口に出して言わない。
でも、実際の所はどうだろう?有名企業の就職率は技術職の理系ならまだしも、文系でも明らかに全体のうん%しかいない一定以上の高偏差値層で固められている。
場合によっては、就職後の研修まで大学のランク別に分けられている。なんだよ、企業なのに、予備校と一緒かよ。という感想である。
学歴=頭の良さではないが、高学歴の方が勤勉性が高かったり、論理的な(座学的な)思考能力が高かったり、まあそれらを測るシグナルとしてはそれなりに信頼性は高いわけだ。
人間外見より中身のが大事だが、これだけ肥大化した社会ではそこまで丁寧に中身を見ることはできないので、大数の法則的に学歴を足きりの条件として使わざるを得ない。
これだけでも、お勉強できましたアピールは、運動できた、楽器弾けますという類のアピールとは、殊更性質が違うことはお解り頂けたであろう。
(優秀で高学歴な増田諸氏からはわかりきったことほざくんじゃねーよ、と切れ味鋭いツッコミが返って来そうであるが)
そして学歴がコンプレックスを非情に拗らせやすいのは、加えてややこしい要因があと二点程挙げられるからである。
増田のような過ごした田舎の公立校では、若くて楽しい青春時代に、机に齧りつくのはダサいと考え、学業に重点を置かなかった層も一定数(というかかなり)いる。
就職やその後、たかがテストの点数でこうも扱いが違うの?阿呆じゃね?ということを痛感したときには既に遅いのだ。
もう少しだけ、勉強にステ振り分けてれば、後の人生もっと楽だったのに。妥協して滑り止めに入るべきではなかった。
働きながら、資格を取ったり、通信などを含めて学び直すことも可能ではある。
が、正直それは、学業に集中することが許された時期に比べると、かなり余裕を持つことが難しいと言わざるを得ない。
特に通常の大学進学なら、合格後も4年間まるまる勉強に専念することになる。
結婚や育児、職場で責任あるポジションを任されると言った事情があれば、尚の事これは難しい。
なんだかんだで家庭環境や出身地など他のデリケート要素が絡んでくるからである。
文科大臣が新受験制度における教育格差について指摘されたときに、「身の丈発言」で物議を醸したことは記憶に新しいだろう。
だが、失言だったには違いないが、家庭環境及びその収入、或いは予備校や進学校の多い都市圏で暮らすか否か
都市圏に多い私学の中高一貫校は、難しい試験を課して入学者を選別する。
その試験を突破するにもやはりある程度家計に余裕がなければ、合格は厳しいだろう。
そしてレベルの高い生徒が集まる環境で、難関大学合格を目標に塾や学校で、合理的で進度の早いカリキュラムが組まれる。
無論、地方だろうが、世帯収入が低かろうが、ストイックに学習に励むことは可能だし、賢い子どもは幾らでもいる。
だが、都市圏でかつ富裕層の方がそれだけ選択肢に恵まれている。この点は否定のできない事実である。
そして、何よりデリケートな問題なのが、やはり不向きな人はそれなりにいる、という点だろう。
「ケーキが切れない非行少年たち」という児童精神科医が書いた本が話題になったが、
境界知能と呼ばれる、IQ70〜84の知的障がいに該当しない人の割合は実は人口の約14%に当たると言われている。
IQと学力の相関性は、増田は実際のところ門外漢なので、少し言いづらい部分もあるが、スポーツがどうしても苦手なタイプがいるように
勉強がどうしても苦手だという人もそれなりにはいるような気がする(公立小中で過ごした時期を振り返って)。
増田はスポーツがどうしても苦手だが、かろうじて学業だけは人並の成績ぐらいはおさめられた。
スポーツが苦手なのは、子供の頃からのコンプレックスだが、歳を重ねれば、学生の時に比べ、そう比較には出されない。
勉強だって基本的にそうだ。だが、別に努力しなかったわけでもなく(あるいは努力する機会がなかったために)、勉強が不得手であった人に
そうしたコンプの瘡蓋を刺激するようなことをすれば、話がややこしくなるのは当然である。
加えて、社会的な記号として、長い期間付いて回る問題でもあるから、二重にややこしく、なるべく人と比較しない方が無難な話題である。
国公立大学医学部医学科、それは入るだけで将来が約束される夢の学科。
私立大学の学費が数千万円という大金にも関わらず、国立大学の学費は年間52万円ほどと格安。
奨学金を借りれば、一銭もお金をかけずに入学、卒業することも可能。
医師国家試験の合格率は90%程度と卒後は医師としての道が約束される。
中には5浪というツワモノもいる、それ以上も....
そんな人生保証レールだが今現在、他の大学に大差をつけて、最も入りやすいであろう国立医学部が存在する。
今回は徳島大学医学科に入りやすい理由を述べるだけで、他の大学については言及しない。
それでは始める。
まずはボーダーを見ていこう。
パスナビによるとセンターボーダーが83% 偏差値62.5であった。
2020年は900点満点中、ボーダーが779点、最低点が724点(80%)である。
2020年は400点満点中、ボーダーが276点、最低点が214点(53%)である。
ここで出したデータは正真正銘、合格者平均(ソースは徳島大学)です。
ボーダー自体は境界の意味しかないので、どの境界かは予備校ごとによって異なります。
(河合塾のいう「ボーダーライン」は、「合格と不合格の割合が50%になるセンター試験得点のライン」らしいです。)
色々ごちゃごちゃ言いましたが「ボーダー」は忘れてください、合格者平均だけ見てください。
実際の集団で考えればわかるが、
集団の半分の実力を持つというのは、大学受験を合格するに際しては必ずしも必要ではない。
逆に合格者平均に近い点数を取っていれば、大抵の場合受かると考えていい。
実際に合格、不合格を争うのは下位10%程度、合格最低点周辺の人達である。
驚くのはこれだけではない、徳島大学医学科は「国立医学部随一のセンター配点の高さである」
つまりこういうことだ
センター試験でほとんど決まってしまう大学にも関わらず、合格最低点が国立医学部随一の低さ
驚くなかれ80%に毛が生えた程度というのだ。
ここまでで十分入りやすさは伝わったと思うがまだ実は半分も紹介できていない。
センター試験は国語、英語、社会、数学1、数学2、理科1、理科2の7科目で構成される。
よって合計900点満点
徳島大学のセンター配点も900点であるため変わらないと思う人もいるかも知れない。
実は徳島大学医学科のセンター配点は社会50点、国語150点、理科300点である。
理系の人ならわかるだろうが、この配点で最低点が80%というのは医学科として考えられない低さである。
一般的に国立大学医学科の合格者は85%〜87%程度の得点率を叩き出すが
これは数学、英語、理科はほぼ満点、社会と国語で以下に落とさないかの勝負になっている。
つまり数学9割、理科9割、英語9割、社会8割、国語8割ぐらいの得点率で8割後半を叩き出しているのだ。
人によっては数学満点、理科満点なんて人も珍しくない、むしろ9割を切ってしまうと合格は厳しい、それぐらい理系科目だよりなのだ。
話を戻そう、一般的な国立大学医学部合格者が徳島大学の配点で計算すると、
数学180/200
理科270/300
英語180/200
社会40/50
国語120/150
合計790/900 →87.7%
さて、先程も述べましたが、受験はボーダーで考える必要はありません
合格最低点を超えればいいのです
どれぐらいの点数なら合格最低点になるのでしょうか。
数学180/200
理科270/300
合計750/900 →83%
国立大学医学部合格者なのに7割科目が複数あります、考えられない点数ですが受かってしまいます。
更に下げて最低点を目指します。
理科270/300
合計730/900 →81%
おわかりいただけたとおり、現在の徳島大学は国立大学でも有数の入りやすさです。
まずは得点率の低さから、400点満点というただでさえ少ない配点にも関わらず
これではセンター試験が偶然うまくいった連中に追いつくことができません。
次に科目数の少なさについてです。
なんと2科目です。
驚異的です。
考えられません。
センター試験後死ぬ気で2科目勉強すれば落ちるどおりがありません。
もうおわかりいただけたかと思いますが、更に追い打ちをかけます。
多浪であろうと、女性であろうと、差はつけられません(女性合格者が多いことからもわかります。)
いやいや、でも進級が厳しいんじゃないの?
嫌でも現実が伝わったと思いますので、最後に私が考える徳島大学の受験計画について語ります。
まずはじめに念頭に置いてほしいのが
一方古文漢文と社会はすぐ忘れます(3ヶ月ぐらいで忘れていきます)
大体大学合格したら高校の勉強なんてしませんが、今の私ですら数学、英語、現代文はまともな点数が取れます。
一方社会、古文、漢文、理科(化学の暗記事項)は全国平均点を切るでしょう。
こんなことは進学校出身なら常識です、もし知らなかったなら理解しましょう。
あなたは1年生の社会のテストでまともな点数が取れますか?取れませんよね
じゃあ数学のテストは?取れないと困りますよね。そういうことです。
センター試験では9割は落とさないレベルまで持っていってください、
その代わり他の科目の勉強はしなくていいです。
数学英語は二次試験まで解けるように、理科はセンターの範囲だけでいいです、9割を割らないようにしましょう。
かんたんです、理科で9割超えはかんたんです。
3ヶ月で間に合うか!!って思った人、間に合います。
古文漢文は満点取らずに7~8割取れればいいです、その代わり死ぬ気でやりましょう。
社会は平均点に毛が生えた程度でいいです、1割が5点分しかありませんから、驚異的低さです。
英語170/200→85%(9割ほしかったですがリスニングで大コケしました。)
社会30/50→60%、(大コケです、全国平均点程度しかありません。)
国語105/150→70%、(大コケです、全国平均点に毛が生えた程度しかありません。)
合計点は
770/900 →85%
とにかく量をこなすだけです。
毎日長文2文以上
数学は4問中2完1半でした。(2完と言っても取らせる問題でした。)
次に英語です。詳しい点数はわかりませんが半分は取れました。
後にわかった点数によると
数学110点(2完ではありませんでしたが、部分点で稼ぎました)
英語120点(大体これぐらいだと思っていました。)
ちなみに大コケしてます、だって合格者平均が7割平均のテストですから。
さて、合計点ですが
ちょうど1000/1300点でした。
振り返りましょう
センター試験では理科数学は普通に取れました、英語は若干コケましたが耐えました、国語と社会は大コケも大コケです。
二次試験ですが、合格者平均には及ばない点数でした、半分ちょい、6割程度の得点率。
結果を発表します。
めちゃくちゃ大コケしても数学と理科さえ取れていれば受かる大学です(センター試験レベルで)。
なぜこんなに入りやすいのか疑問に思う人もいるでしょう。
答えは倍率にあります。
志望者258人に対して、定員は114人
倍率にして2.3倍、国立では考えられない倍率です。
これだけではありません、徳島大学の推薦志望者は一定数いますが
受験条件として8割があげられているので、ほとんど全員が一般にも志望しています。
実際に試験を受けた人は200人でした。
合格者数も118人に増えて、実質倍率は1.695倍です。
書きミスじゃないですよ、1.7倍です、高校入試じゃないですよ。
正確には2倍周辺ですね。
ありえないほど低いことに変わりはありませんが....
東京大学に入ったって、一橋大学に入ったって、早慶に入ったって、旧帝大学に入ったって、
でも、今年だけじゃないの?
→ここ数年はこの傾向が続いています。
多ければやめる、少なければ出願する。
ということが可能なのです(ちなみに大学でも受付はしているはずです。)
そうはいっても最終日に跳ね上がるかもしれないじゃんと思った方。
再受験サイトで、ここ数年の倍率の推移が見られるので見ましょう。
でも立地が悪いじゃん。
さあ、国公立大学医学部を目指す皆さん、徳島大学へ行きましょう。
準備はいいですか?
→傾向は変わりましたが、この配点で次年度入試も行うようです。
・医者忙しいじゃん。
楽しようとすれば幾らでも楽できます。
それで医療が成り立つかどうかは問題ではありません、医師に責任はありません。
→受験生の何人がこの記事を見ますかね、この記事の影響は限りなく0に近いです。
・医者なんてすぐに食いっぱぐれるぞ。
→いつかはそうなるでしょうが、その前に世の中の多くの仕事がなくなっているでしょう。
また、食いっぱぐれたくないなら外科医になればいいです、忙しいですが食いっぱぐれない。