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2019-12-28

なぜ理想普通錯覚してしまうのか

普通の男と結婚したいだけなのに全然いない」と言いながら滅多にいない理想的しか思えない男性像を掲げて炎上する事件が後を絶たない。

 ネット開闢以来20年以上繰り返された炎上がなぜ今年も絶えなかったのか。

 別に彼女たちが世間知らずのバカからでも気位ばかり高いクズからでもなく、いわゆるヤリチン分裂現象によってこの心境を合理的説明することができる。

ハイスペイケメン分裂現象数理モデル

 今22歳の男女が100人ずついるとする。上位5人のハイスペイケメンはこの中から毎月1人と付き合っては別れ、30歳で最後の1人と結婚する。

 すると、30歳時点で100人女性ハイスペイケメン5人と交際歴が有り、うち5人がハイスペと結婚、残り95人が未婚となる。

 未婚の95人に「あなたにふさわしい結婚相手は」と尋ねると、全員「元カレ5人の平均なのでこれが普通だと思う」と言いながら上位5%のハイスペイケメン属性描写し始める。

 しか彼女たちは全員、残りの95%のロースペグロメンと妥協して結婚するか生涯未婚かを選ばなくてはならず、ブコメは「そんなハイスペはとっくに既婚だ」「ヤスタカに謝れ」と今日も大荒れである10人のハイスペ夫婦以外全員不幸になってしまった。

ドリームファイター定理

 おわかりだろうか。恋愛セックスを数十人、数百人と行う男性結婚は多くて生涯に数回しかできない。現代人は恋愛の延長が結婚だと思っているが、女性から見て恋愛的に釣り合うと思う男性結婚できる確率は実際にはとても低いのである

 この関係

恋愛的に釣り合うと思う男と結婚できる確率 = (当該男の生涯結婚回数の期待値)/(当該男の生涯交際人数の期待値)

のように定式化できる。

 実際にはある特定独身男性期待値を正確に知ることは難しいので、結婚回数の期待値を1、交際人数は過去の人数を40歳くらいまで線形に補間したものとして良いだろう。

 どのような望みを持つの自由だし良し悪しも正誤もないが、錯覚に囚われて非合理な選択をすることは誰の幸福にも繋がらない。ぜひ義務教育中に保健体育ですべての女子にこの定理を学んでほしいと思う。

2019-12-21

ネタバレ】EP9の愚痴

ネタバレ全開なので注意。

見てきたのでダラダラと愚痴をまとまりのない文章で書いていく。

フラッシュピカピカやめろ。てんかんじゃないけど普通に目がつらかったわ。見て欲しいなら見やすく作れ

最後の名乗りがマジで意味不明。「私の両親は強かった」発言何だったの?

 結局自分の生まれ血筋否定するなら両親上げアピソード無駄だったじゃん

・死んだ人間が出しゃばりすぎる

 ハン・ソロルーク、おまけにパルパティーン。 霊体を都合よく使うな。死人を墓から引っ張り出すな。

 メンタルやられてるときに寄り添う感じで霊体出てくるのはシリーズ恒例だけど、今回はやりすぎだと思う。

 死んだ人間が生きている人間のケツ叩いて話を進めてる感じがすごい。生きてる人間自分で動いて話を進めろ

・色々とインフレしすぎ、大味になりすぎ

 スターデストロイヤーがデス・スターと同等の破壊力持ったら駄目でしょ

 パルパティーンダークサイドビリビリパワーも強くなりすぎ。空に向けてたあれをレイにも打てよ。絶対細い剣で防げる大きさじゃないでしょ。

 フォース絡みのあれこれも、ただ「フォースが強い」で片付けちゃうはいくらなんでもご都合主義的に感じる。

 後出しあんなのやられたらクワイ=ガン救えなかったオビワンがバカみたいじゃん。

・死が軽い

 チューイ死んだ!→死んでない。カイロ・レン死んだ!→死んでない。レイ死んだ!→生き返った。カイロ・レン死んだ→え待ってなんでほんとに?なんで今?ほんとに死んだの?

 死んでもほいほい霊体で出てくるやつもいるせいで、主要キャラが死んだときに本当に死んだのか確信が持てないし素直に悲しみづらい。結果本当に死んでたら悲しい気持ちにうまく入れず置いてけぼり感を味わう

・新しい設定出しすぎ

 伏線がない新事実みたいなのがキツかった。パルパティーンもそうだけど、ルークシス足跡を追ってたとかレイアがレイの正体に気づいてたとか。

 いやいや前作前々作で全く触れてなかったのに無理あるだろ。

レイの正体

 「そうだったのか!」感が微塵もない。7,8,9と通してレイルーツに迫るのが1つのテーマだと思ってたんだけど、今までそんな伏線なかった設定を急に付けられても納得も驚きもない。違和感しかない。

その他細かいツッコミ

パルパティーンさぁ、メイスにおんなじことやられてうっかり死にかけたのになんで対策してないの?

・地上の管制タワー壊すためだかなんだから知らないけど、あそこで地上部隊出す必要(画作り以外に)あった?

 スターデストロイヤーのはいつもみたいにスターファイターで張り付いて砲台潰す感じでやったほうが絶対早いでしょ

ラスボスのところにうじゃうじゃいた弟子候補)なんなの?必要あった?シスは常に師1人弟子1人の設定どうした?

・あのシーンやりたいがためだけにレンの機体燃やすな。あまりにも流れが不自然だわ。

 肝心のシーンも島に戻った時点で気づいちゃったから懐かしさよりも「はいはいこれがやりたかったのね。わかったわかった」って感じにしかならない

・1人くらい3POに優しい言葉かけてあげてもよくない?

エイリアンの出番少なくない?

・ドロイドの出番少なくない?

ツッコミ以外の感想

・上でボロクソ言ったけどやっぱハン・ソロが出てきたときはわかってても泣いたわ

・7,8のときは感じなかったけどレイ協調性なさすぎて見てて不快感ある。あの行動全部絆があるから許されるの?置いてけぼりのフィンくんかわいそうだろ!

 あとウェイファインダー(?)探しに行くときの「危ないから1人で行く」みたいな発言。お前が修行している間に命がけで情報持ってきた二人に失礼すぎでは?

ポーとフィンとレンは良かった。

ポーエースパイロットなのにスターファイタータイファイター撃墜するシーン一度もなかったね。最後戦闘活躍シーン作って欲しかった

ネタバレ】EP9の愚痴

ネタバレ全開なので注意。

見てきたのでダラダラと愚痴をまとまりのない文章で書いていく。

フラッシュピカピカやめろ。てんかんじゃないけど普通に目がつらかったわ。見て欲しいなら見やすく作れ

 ポリコレには配慮するけど観客には配慮しないのか?

最後の名乗りがマジで意味不明。「私の両親は強かった」発言何だったの?

 結局自分の生まれ血筋否定するなら両親上げアピソード無駄だったじゃん

・死んだ人間が出しゃばりすぎる

 ハン・ソロルーク、おまけにパルパティーン。 霊体を都合よく使うな。死人を墓から引っ張り出すな。

 メンタルやられてるときに寄り添う感じで霊体出てくるのはシリーズ恒例だけど、今回はやりすぎだと思う。

 死んだ人間が生きている人間のケツ叩いて話を進めてる感じがすごい。生きてる人間自分で動いて話を進めろ

・色々とインフレしすぎ、大味になりすぎ

 スターデストロイヤーがデス・スターと同等の破壊力持ったら駄目でしょ

 パルパティーンダークサイドビリビリパワーも強くなりすぎ。空に向けてたあれをレイにも打てよ。絶対細い剣で防げる大きさじゃないでしょ。

 フォース絡みのあれこれも、ただ「フォースが強い」で片付けちゃうはいくらなんでもご都合主義的に感じる。

 後出しあんなのやられたらクワイ=ガン救えなかったオビワンがバカみたいじゃん。

・死が軽い

 チューイ死んだ!→死んでない。カイロ・レン死んだ!→死んでない。レイ死んだ!→生き返った。カイロ・レン死んだ→え待ってなんでほんとに?なんで今?ほんとに死んだの?

 死んでもほいほい霊体で出てくるやつもいるせいで、主要キャラが死んだときに本当に死んだのか確信が持てないし素直に悲しみづらい。結果本当に死んでたら悲しい気持ちにうまく入れず置いてけぼり感を味わう

・新しい設定出しすぎ

 伏線がない新事実みたいなのがキツかった。パルパティーンもそうだけど、ルークシス足跡を追ってたとかレイアがレイの正体に気づいてたとか。

 いやいや前作前々作で全く触れてなかったのに無理あるだろ。

レイの正体

 「そうだったのか!」感が微塵もない。7,8,9と通してレイルーツに迫るのが1つのテーマだと思ってたんだけど、今までそんな伏線なかった設定を急に付けられても納得も驚きもない。違和感しかない。

その他細かいツッコミ

パルパティーンさぁ、メイスにおんなじことやられてうっかり死にかけたのになんで対策してないの?

・地上の管制タワー壊すためだかなんだから知らないけど、あそこで地上部隊出す必要(画作り以外に)あった?

 スターデストロイヤーのはいつもみたいにスターファイターで張り付いて砲台潰す感じでやったほうが絶対早いでしょ

ラスボスのところにうじゃうじゃいた弟子候補)なんなの?必要あった?シスは常に師1人弟子1人の設定どうした?

・あのシーンやりたいがためだけにレンの機体燃やすな。あまりにも流れが不自然だわ。

 肝心のシーンも島に戻った時点で気づいちゃったから懐かしさよりも「はいはいこれがやりたかったのね。わかったわかった」って感じにしかならない

・1人くらい3POに優しい言葉かけてあげてもよくない?

エイリアンの出番少なくない?

・ドロイドの出番少なくない?

ツッコミ以外の感想

・上でボロクソ言ったけどやっぱハン・ソロが出てきたときはわかってても泣いたわ

・7,8のときは感じなかったけどレイ協調性なさすぎて見てて不快感ある。あの行動全部絆があるから許されるの?置いてけぼりのフィンくんかわいそうだろ!

 あとウェイファインダー(?)探しに行くときの「危ないから1人で行く」みたいな発言。お前が修行している間に命がけで情報持ってきた二人に失礼すぎでは?

ポーとフィンとレンは良かった。

ポーエースパイロットなのにスターファイタータイファイター撃墜するシーン一度もなかったね。最後戦闘活躍シーン作って欲しかった

2019-12-18

ララが強いと思ってるバカ共へ、ララは弱体されている

調整で浮かれているバカどもはよく読んでほしい

ララがAランだとか言ってる短絡的なそこのお前だ

これまでのララは今回の調整で間違いなく弱体化されている

ララキャラ対をしたこともなければidomララ以外のララを見たこともない幸せ人間たちにはララが強く見えるらしい

そんなんだからLP10000にもなれないんだ、頭を使え

俺は親切だから今回のアプデでのララの変更点と、なぜそれが弱体なのかを説明してやる

中学生までに習う漢字だけで説明してやるから義務教育は終わらせてから読め

1.体力

 1000→1025に増加

 これは強化

 微強化かもしれないが強化であることは小学3年生でも分かる

2.前歩き

 移動速度を増加

 歩きが速くなった

 これまた強化、コマ投げ持ちのインファイターとしてはうれしい強化点

3.立ち弱K

やられ判定が後ろに下がらなくなった

 細かくは分からないが多分弱体化

 とはいえ弱Kをつぶされたら必要以上に後ろに下がるなんて不具合みたいなもんだしこれは別にいい

4.立ち強P

 攻撃生前のやられ判定が見た目通り少し後ろに下がるように

 

 これまたうれしい強化

 差し返しに使う立ち強Pが強くなるのはシンプルに良い

ここまで見ると全体的に強化じゃね?って思ったそこのお前

かにここまではそうだし、ここから先も大体そんな感じのことが書いてる

でも問題の調整があるんだ、致命的な調整がこれ

サンセットホイールのヒット時の硬直を1F減少しました


これ。

サンセットホイールってのはコマ投げのことね、弱中強どれ当ててもヒット後の状況は同じ

当てた後のララの硬直が減ってんだから強化じゃね?と思ったそこのお前

そう考えるのも仕方ないし俺も一瞬喜んだ

でもこれがマジでまずい、何がまずいか一言で言うと

コマ投げの後の起き攻めが無くなった

これまでサンセットホイールの後の起き攻めには3種類あった

1.弱ボルトチャージ(肘)

2.立ち強K

3.歩き立ち中K

これのうち、1と2が死んだ

1F硬直が減ったせいで、これまで持続当てしていた弱肘と強Kが最速で出すとスカるようになってしまった。(弱肘の発生が1F速くなったのもある)

一瞬待て?ガードされたら-2だし当ててもコンボいけないのにか?

1と2は持続当てが出来るという点が強かったんだ、起き攻めに1F待ってから弱肘を出してくださいなんて言われて出来るか?

これにより元々コマ投げ後の起き攻めはファジージャンプが安定だったがもう上いれっぱのリスクが滅茶苦茶へって何も考えず飛べばいいやみたいな状態になった

ゴミ

他にも弱コマ投げの発生が5→9に鈍化したとか、中コマ投げのダメージ10減ったとかいろいろあるけど

もうひとつ致命的な弱体がある

EXボルトチャージの空中ヒット時の効果がきりもみやられになった

ゴミ

ゴミオブゴミ

何これ?

どういうことか説明すると、今まで空中の相手EX肘を当てると通常技で追撃できていた

それが出来なくなり、つながる技は弱肘くらいになった

これの何が悪いかというと、画面端の強力な補正切りが一つ消えた

レシピはこう

前強PPEX肘→屈弱P→ボルティーライン(Vスキル1、中段)

これは空中受け身を取った相手ボルティーが持続重ねになり、中段からさらに5F技がつながる連携

これにより画面端に相手を運びながら500~600程度のダメージを叩き出していた

これが屈弱Pがつながらなくなり、出来なくなった

じゃあEX肘→弱肘の後に何か出来ないのか、という話になるが、結論から言うとない

何故なら弱肘のあとは相手はダウンし、その場受け身か後ろ受け身か選べるからである

対応でなおかつリターンがあり、揺さぶれる選択肢などない

以上二つが大きな弱体化点である

他の点の強化もララバトルスタイルとかみ合ってなく、結論から言うと

コマ投げキャラなのに、択を仕掛けることなく硬派に差し合いをするキャラになった

ということである

ちなみに差し合いという観点で、ララの不利キャラだが

バーディー

アビゲイル

コーリン

このあたりである

そう、地上通常技が長い相手には為すすべが何もないのだ

判定の強さはともかく基本リーチが短いララに硬派に立ち回れなど、楽しそうなララキャラコンセプト、性格から

かけ離れたバトルスタイルになること請け合い、良い点をつぶして弱い点をちょっと伸ばした程度の調整なのだ

Vスキル2を使わせたいがあまり、どちらを選んでも中途半端キャラになってしまった

ララは強かった、調整前はBラン上位程度ならあったかもとも思う

今回の調整でも極端に弱くなったわけではない

だが、周りのキャラが強化されている中、新しい武器もなく、それどころかこれまでの良かった部分を奪われたなど

まらないキャラになってしまったのではないかと震えている

idomを見て知ったつもりになっている頭ブロンズ共のために今後どうなるかを教えておくと、

結論から言って1ヶ月もしないうちにララキャラランクはBラン中位~下位に落ち着く

そのころには話題性だけでララに手を出した軽薄なゴールド帯も弱体された豪鬼に帰るだろう

Aランだなんだと騒いでいる恥ずかしい人間たちは一度きちんと調べてみろ

2019-11-28

父を好きなままでいたかった

小さい頃は父が好きだった。多分母よりも好きだった。

何かと父に懐いていて、趣味漫画アニメ好きだった父から多大な影響を受けた。今でもガンダムとか好きだ。

でも、大きくなるにつれ次第に父のことを素直に好きと言えなくなった。

そうなった経緯を何となく身バレ防止のフェイク込みで書いていく。

中学生くらいまではなんの躊躇いもなく父が好きだった。

仕事で帰りが遅い日が多かったけど、家にいる時は積極的に遊んでくれた。

本も読んでくれたし、外にも連れてってくれた。色んなことを教えてくれたし、母に内緒お小遣いをくれたりおかしを買ってくれたりもした。

私が中学に上がるくらいの頃から父は自宅で仕事をするようになり、日中も家にいるので、学校から帰れば父がいるのが当たり前の生活になった。

裕福ではないけれど、それなりの暮らしができる程度の一般家庭だった。と思っていた。

高校の時くらいだったかな。ふと、父が仕事で使っているパソコンを見てしまった時があった。

父の仕事場に、父になんか用があって呼びに行った時だった。その時父はなんかちょっとした買い物かなんかに出ていて、ちょうど離籍していた。

仕事場に入ると、父の姿はなく、パソコンの画面だけが煌々と点いていた。

そのパソコンの画面にちらりと目をやった時、メールの画面が開かれていた。

人のメールボックスを勝手に見るのはいけないことだ。そんなことはわかっていたけれど、あの父が普段仕事でどんなやり取りをしているのかが気になり、送信済みメールボックスを開いてしまった。

そしたら真面目そうな事務的メールに混じって、「〇〇ちゃんへ」みたいな、確実に女の人に向けて書かれたっぽい親しげな件名があることに気付いた。

ここまで来たら、もう止められなかった。見ない方が幸せだってわかってたのに、好奇心とかなんかそういう気持ちに抗えなかった。

そこには、もう細かい文面は忘れたけど、今でいういわゆる「勘違いおじさん」的な内容の分が書かれていた。あまりの衝撃に全文は読まずにすぐ閉じたから、詳しくは覚えてないけど。

もう、なんて言ったらいいのかな。ショックだし恥ずかしいし、いや勝手に見た私も悪いけど、もうとにかく鳥肌立つほど嫌悪感を覚えた。

だって、おそらく20代くらいの女の子に向けて、妻子持ちのオッサンがデレデレしたメールを打ってる。「また会おうね♡」とか書かれている。もうそれだけでキモいのに、それが自分父親だなんて。生理的に無理。

でもまさか母親や兄妹には相談できないし、友達にも言えないし。その日を境に、私は父との接し方がぎこちなくなっていった。もう素直に父のことを好きとは言えなくなっていった。

そしてちょうどその頃くらいだったかな。子どもながらに薄々と、ウチの家計ヤバそうだな?と思うようになっていった。

父と母が、たびたび家計のことで言い合うようになっていた。どうも、電気水道通信費等、様々な支払いが滞りがちらしい。実際、私が大学に入るころには、通信費の支払いがちょいちょい滞って、月の初めにケータイが使えなくなるということがたびたび起こっていた(ケータイ代は家族分まとめて父が支払っていた)。

母もパート仕事に出ていたけど、それでも足りないくらいに父の事業が上手くいかなくなっていたっぽかった。詳しいことは何も知らない。父も仕事や稼ぎに関しては多くを語らなかったし、そも私がまだ子ものカテゴリーに入っていたから、そんな相談もされるわけがなかった。

そしてその頃の父は、どうも競馬にハマっていたらしかった。

競馬にハマっていたというか、諸々足りない分のお金を手っ取り早く競馬で得ようとしていたようだった。それで余計に多くの金を失って、どんどん負のスパイラルに落ちていったようだった。今思えばの話だが。

それで決定的に「この人ダメだ」と思ったのが、ある日父にお小遣いを貰いに行った時だった。

友達の遊びに行く予定を立てていたのだが、その時に自分の財布の中身が若干心もとなく、ちょっとだけ融資してもらおうと思って父のところに行ったのだ。

「三千円くらい貸してもらえるとありがたいんだけど。バイト代入ったら返すから。」

そう言った私に、父は振り返りもせずに言った。

「わかった。ちょっと待ってろ、今稼ぐから

そう言ってwebで開いたのは、競馬の何かしらの画面だった。

うその瞬間から、私はその人を、親と思えなくなってしまった。

家計状態をろくに知らずに、無邪気にお小遣いをせびった私も悪かった。もっとバイトに精を出したり、無駄遣いしないようにしてればよかった。

でもそれ以前に、娘に金を強請られて、競馬で稼ごうとするその姿勢がもう私には耐えられなかった。

「そんなお金なら要らない」と言い放ち、その日はそのまま出かけた。

友達にもこんなことは言えないし、親兄弟にも言いたくないし、メールの件の不信感も相俟ってもう父に対する信頼はすっかり無くなってしまっていた。

その後、父は結局借金が嵩み自己破産となり、母とは離婚し、今は離れて暮らしている。

私も数年前から仕事を始めると同時に家を出て、今は一人暮らしをしている。

そうなるまでにも色々あった。多額の借金が明るみになる直前には、私に万単位お金を貸してくれと頼んできたこともあった。私がコツコツ貯めていた500円玉貯金が私の留守中に半分くらい持っていかたこともあった。これらは未だに返してもらっていない。

なんだろうな。こんな形で嫌いになりたくなかったな。私も、職場の人たちが父親談義している中に、笑顔で入っていって、自分父親はいい人なんだと胸を張って言いたかったな。

私が小さかった頃の父は大好きだった。それは本当だ。色んな事実を、知らなきゃよかった。

「隠し事はナシね」なんて綺麗ごとを言うつもりはない。でも、それなら隠し通してほしかった。私(たち)に失望させないでほしかった。大好きなお父さんのままでいて欲しかった。

お父さんと今でも何の蟠りもなく仲良くできてたら、今でも「もうすぐGレコ劇場版やるやん!見に行く?」みたいなLINEを送り合う仲だったりしたのかな、と寂しく思う時もある。


劇場版ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」、明日11月29日より上映開始です。楽しみ。

2019-11-17

哲学黄昏

http://www.phys.cs.is.nagoya-u.ac.jp/~tanimura/time/note.html

サーバメンテナンスみえないっぽいけどめちゃくちゃ面白いね。いまさらだけど。

谷村先生は本当にまじめな先生だな、と思う。

メタな話をすれば、哲学者側は最先端物理学者との対談で自分の論に箔をつけて業績にできるめったとないチャンスで、対する物理学者側は正直こんな本が出ても業績としてたいして価値があるわけでもなく、無難お茶を濁しても誰も何も言わないだろう状況へこのガチファイターの投入である。(ほめてる)

流血覚悟、魂をこめた渾身の右ストレート

そしてこの叫びである

https://twitter.com/tani6s/status/1193542355975950336

https://twitter.com/tani6s/status/1193542463169810432

谷村先生人間味が感じられるツイートお気に入りである

心の哲学が何を問題にしているのか、とか全然興味なかったけど、おかげさまで浅いなりに理解できたし興味も出てきた。谷村先生が頑張らなければひっそりと専門書の棚に気付かれることなく置かれてるだけだったかもしれない本だったかもしれず、関係者谷村先生感謝しすぎてもしすぎることはないんじゃなかろうか。

ところで谷村先生が指摘した部分というのは、理系研究者人間であれば多かれ少なかれ感じていたが言語化するのがためらわれた結果、これまで表面に上ってくることのなかった問題のように感じる。

学生の頃、人文系研究室卒論科学研究室卒論とを同じ発表会で見る機会があったけど、科学系の教授の人文系の発表への容赦ないツッコミを思い出した。

用語定義しろ立論にしろ結論を導く論理しろ君たちあまりに緩すぎないか?というのが共通する雰囲気だと思う。

科学が発達していなかった昔、哲学科学がまだ扱えない領域を先んじて論理の力で掘り起こす役目を担っていたと個人的には思う。(谷村先生の期待もこういうものではなかっただろうか。)

だが色彩論でのゲーテニュートン批判とか、時間論でのベルクソンアインシュタイン批判とか、科学哲学に先行して真理を掘り起こした結果、取り残された哲学が宙ぶらりんのままになる状態19世紀以降は顕著になってきたんじゃねえかと思う。まあ哲学のことはよくわからんのでアレだが。

ベルクソンアインシュタイン対話翻訳ネットで拾って読んでみたが、ベルクソンが長く理解しにくい文章で考えを述べる一方、アインシュタインは明晰で短い文章でバッサリと切っていて既視感がすごい(語彙力)

今、AIとか脳科学研究が進んで、心に関する諸問題哲学ではなく、科学俎上で実際に解決される可能性が高くなってきたと思われる。

意識ハードプロブレムとかも、哲学からの「まだまだ科学に扱えないものがあるんだよ!!」という断末魔叫びのようにも感じられる。

だが科学は進む。

意識問題も脳というハードウェア上に構築されたニューラルネットワーク状態空間として科学領域に取り込まれ哲学領域はまた一歩小さくなっていくのだ。

地動説人間の住む地球宇宙の中心ではなくなったように、進化論人間が神に作られた特別存在ではないことがわかったように、有機物生命作用なしに合成できることがわかったように、意識もまた特別な何かではなく、我々自身哲学的ゾンビなのだということを認めざるを得ない瞬間が必ずくるだろう。

キリスト教根底にある思想最後まで魂の特別性に拘泥するかもしれないが仏教だと五蘊皆空と思えばどうということもない気もする。

まとまらず終わる。

2019-10-31

遊戯王のブラマジとレッドアイズの融合とかシュースタTGとか

こういうの面白い

漫画版が好きなので漫画のでもやってほしい

RはエンジェルO7とバルバロスの融合か、ツインガンファイターに月行の装備魔法モリモリバージョン

GXはEとMの融合

5dsはジャンクと虫のシンクロ(ダメ想像だけでエモ死しそう

ゼアルはスパイダーシャーク

アークファイブミラーイマジンホワイト

でないかなー

2019-09-06

anond:20190906101227

念力あっても動かせるのはXファイターまでやん?

スターデストロイヤーには手も足も出えへんやろ。

2019-06-03

知り合いがヴィーファイター化していた

かつての同級生が、ヴィーファイターカブトになって、食事会が白けてしまったという話。

 

俺は仮面ライダーにしたけど、就職したり戦隊へ進学した学部時代の友人たちと食事をしてきた。仕事をしている連中よりは時間がある俺が幹事を務める事に決まり、「何か食べたいもの、苦手なものはないですか?」と全員に対して質問をした。

 

返って来たのは、仮面ライダーアマゾンズの同級生が「カニアマゾン店はやめてくれ」というのと、ヴィーファイター化していた知人(以下、A)が「野菜類が好きなので、野菜料理『も』美味しい店がいい」と言う事だった。この時点で、俺は Aがヴィーファイター化していた事はしらない。

 

https://anond.hatelabo.jp/20190603155957

2019-06-01

一人で死ねって言わないで弱者に救いがあるとメッセージを発するべきって意見

そのとおりだと共感する意見がおおいのに

実際、弱者に向けて優しいメッセージを発してる人がいないってどういう現象

百歩譲って自分の手で救ってあげろとは言わない

せめて、そう言う寛容な意見共感するなら、行動でそれを示せばいいのに

頑なに共感に全勢力を向けて現実に行動を起こさないのはなんなの?

この問題に限らずあらゆる社会問題でこれと同じことが起こる

これって何て現象なの?

振る舞いだけ寛容なのに一切行動が伴わず誰も救わない人達の群れ

これが偽善

追記

例の記事の下記の内容を読んでいないと思われるブコメが目立ったので参考までに。ちなみに私は事件加害者と似たような立場にいると自覚しています

社会あなた大事にしているし、何かができるかもしれない。社会あなたの命を軽視していないし、死んでほしいと思っている人間など1人もいない、という強いメッセージを発していくべき時だと思う。」

結論

スラックティビズムというものだと分かりました。解答して頂いた方ありがとうございます。以後、皆さんは自分のやってることがスラックティビズムだと自覚して悔い改めてください。ちなみに、韓国にはキーボードファイターという言葉もあるそうです。意味は言わなくても分かりますね。

スラックティビズムは、「怠け者」と「社会運動」とを掛け合わせた合成語である。労力や負担を負わずに、社会運動めいたことをする行為を指す。 この用語は、社会意味のある影響を与えていないのに、社会にとって良い活動をしたつもりになる自己満足行為について、軽蔑を込めて使われている。』

2019-05-28

anond:20190528165133

スマブラに出てるかどうかで人気を判断するな

その理屈だと○○は大人気と言うことになる(○○にはあなたの嫌いなファイター名を入れよう)

あれはいときのシガラミで一度出しちゃうとえんえん惰性で出さなきゃならんのだ

2019-05-16

anond:20190516185637

機体が合流した後なら、1戦ごとにちょっとしか改造できない資金難や強化パーツという形でそのへんは描写されてるけど

そもそもなぜその機体が作られたかってところが気になる

本来何十年ごとに順番に開発された機体が、スパロボだと同時に存在してるので

作るとき個別技術開発してたら無駄やん?って

Tだと通常のガンダムよりずっと昔からGガンモビルファイター存在してた設定だし

2019-04-18

やる気が起きない困った

来週転職のための面接がある。だが、どうも対策する気が起きない。いつもの自分なら想定質問考えて、ある程度考えを固めて臨むのに、どうもやる気が起きない。

コンサルティングファームマネージャー面接相手らしい。俺はロジカルファイターボッコボコにされることを恐れているのか?対策しっかりやったのにボコられると凹みそうだから、ぶっつけ本番で臨もうとしているのか?

とにかく及び腰。これじゃあ闘う前から負けているようなものだが。本質的に、その会社に行きたいと思っていないのかなあ。

2019-04-10

anond:20190410174901

あれ?マルチロールファイター三菱F2って純国産じゃなかったんだ

ウェポンフロントラインで純国産って紹介してたのに

2019-03-15

マクロスフロンティア劇場版を見た(後)

anond:20190315022042 の続き。

劇場版マクロスFサヨナラノツバサ

ストーリー

本当にTVからガラッと変わった。途中まで、ギャラクシー侵入作戦が始まるところまではだいたい同じだった。しかし正直なところ名前髪型クーデターに失敗する噛ませ犬だと舐めていたレオン三島まさかここまで有能であったとは。TVから反省会を繰り返したのか三島よ。本作におけるTV版との分岐点はできる三島とついに人の心をインストールしたグレースである。まあ最終的にやっぱり三島死ぬけど。

そして何より本質的な違いは二つ。オズマによる自分を演じることへの肯定と終盤のランカシェリル役割の裏返り。この二つの変更点により驚くほどすんなりとシェリルメインヒロインに固定された。

劇場版役割と設定が整理されストーリー単純化したことで、TV版の中盤までの流れ(病に弱るシェリルシェリルに惹かれるアルトスターダムを駆け上がるランカから終盤への流れ(シェリル行方不明ランカからアルトへの告白)が一気にスムーズになった。というかTV版でも密かに思っていたけど、明らかにアルトくんシェリルのこと好きだよね!そうじゃないといくらなんでも終盤のあの展開はないよね!!つまりあの矢三郎めがいなければ(主にシェリルが)あそこまで苦しむことはなかったのだよ!!!

ちなみに好きなシーンは、アルトに会えなくなってもいいのかと優しく問うグレースと答えに詰まるシェリルアルトの病室での包丁を巡る不器用な二人のやりとり(イチャイチャ)、放課後オーバーロウイントロに合わせて閉まっていくマクロスクォーターの外装。

ところで劇場版ではオミットされたTV版終盤でのランカシェリル:バジュラと交感できる声をしているせいでミンメイの再来と政治的に担ぎ上げられ生体兵器としての運用に疲れていくランカ、病に犯されながらも自分にできる最大のこと(ランカの代わりに死を覚悟して歌う)を選ぶシェリル、という無駄に重い展開も増田はかなり好き。特に歌ったら死ぬことに気づいているから最終決戦の前にアルト恋人ごっこは終わりと告げる(= 強がる)シェリルとそれを聞くアルトのシーンがとても好き。そういえば劇場版はこの「今は答えないで。歌えなくなってしまうから」部分はランカセリフになっていたな。どっちのシチュエーションでも振られる流れだよなあ。

バルキリー

冒頭のバジュラの巣の攻略大気圏内でのマクロスクォーターサーフィンマニューバ、やたらと陽気で軽そうだがシリーズファンからするとこれ以上ない安心感が得られるYF-19からの声、S.M.S大隊によるマクロスキャノン斉射、そしてアンタレス1との熾烈なドッグファイトなどなど見所だらけだった。増田が一番グッときたのは、実はバジュラの巣攻略戦での隧道内のブレラの操縦テク。このシーンは狭い隧道を先行するブレラをアルトが追いすがるという形なのだが、驚くべきことに狭い上にバジュラも向かってくるのに、ブレラは一度も変形を行っていない。可変戦闘機バルキリーセオリー様式美ともいう)通り、垂直方向への移動や複数体のバジュラの掃討にガウォーク変形で対処し即座にファイターへの変形で高速移動を行うアルトに対して、ブレラはファイター形態のままインプラント特有反応速度をもって、機首の向きをわずかに調整することでノンストップでバジュラの殲滅と移動を行うのだ。マクロス様式美否定するような非常に地味ないぶし銀描写がよかった。

三角関係!決着!

TV版の不満点であった超時空二股エンド。アルトくんはっきりせいやと前の感想に書いたが、劇場版ではズバッとアルトくんの男らしい告白三角関係に決着がついた……ついたのだけど……ついたのだけど、だけど、

思いが通じ合って両思いになった恋人たちが次の瞬間に離ればなれになるなんて、そんなことは望んでなかった!

ただ思い合う二人がイチャイチャしているところを見たかっただけなのに……

初見ときはこのエンディングで完全に固まった。そしてエンドロールの「dシュディスタb」(願いは叶うとヒロインズが歌う)を聞いてすわビターエンドの先のハッピーエンドかと沸き立ったのだが、生命維持装置に繋がれて昏睡しているシェリル脳内想像ライブという可能性に思い当たりより消沈した。しばらくアルトシェリルのことを愛している設定でTV世界に戻ろうかと考えていたのだが、絶対に救いはあるはずだと考えて二週目へ。そしてなんとか一つのこじつけに思い当たった。

そう、眠り続けるシェリルは眠り姫のモーチフであり、王子様(アルト)のキスで目を覚ますのが必然であるのだ。TV版ではシェリルランカの両方から唇(一部R18)を奪われていたアルトであるが、運命付けられたように劇場版ではシェリルにされた頬へのキスしかない。これはもうそういうことだろう。運命だよ。よって増田の中では、アルトくんが(アイくんとかで)なんとかしてフロンティアシェリルのもとへ戻ってきてシェリルの目を覚ましたあと、二人で幸せになることが確定しました。多分アルトの病室での一幕のように互いにからかいあってイチャイチャするのだろう。よかった……。

サヨナラノツバサでも「禁断のエクシリアからまり、二人の掛け合いと会場のバタバタ具合が楽しいGet it on光速クライmax」、めちゃめちゃイントロが格好よく演出もパーフェクトな「放課後オーバーロウ」、そしてエンディングお祭り「dシュディスタb」と素晴らしい曲ばかりである。ただ、劇場版代表する曲となると「ダイアモンドクレバス」だろう。イツワリノウタヒメでのバジュラを呼び寄せてしまたことや、ギャラクシー軍のミッション開始の合図だったこと、墜落したフロンティ教会跡など劇中の要所で美しくも悲しいこの歌が効果的に使われていた。

それから見ていて気になったのがライブ演出演出といってもすごく手のかかったCGの方ではなくて(これもすごかった)客席の後ろからステージを映すカメラワークカメラ歌手を追うPV型ではなく観客との一体感を深めるライブ型の演出選択したのは興味深い。ミュージックシーンがPV中心からライブ興行中心へ転換しつつあったことと関係しているのかもと考えた。なお増田PCモニターで見たからそこまで臨場感はなかったのだけど、当時劇場で見た人は自分ライブに参加している感覚を味わえたのだろうか。またサイリウムなどを持ち込んで応援上映のようなことができたのだろうか。

そしてもう一つ気になったライブアルカトラズ刑務所での「星間飛行からの流れ。何と言っても慰問ライブに参加していた/できなかった囚人たちが声を合わせてこの歌を合唱するのだ。正直はじめはなぜランカ中島リーさん以外の声を入れてせっかくの星間飛行邪魔するのかと思った。ただ、よく考えるとランカリー星間飛行を聞きたいのならばCDPVなりを聞けば良いことに気がつき、そこでようやくこのシーンがマクロス伝統である歌の力を素朴な形で描写していることに気がついた。

増田理解としてはマクロスメカニズムというのは武力と歌の相互補完にある。武力では暴力は防ぐことができても心(世界)を変えることはできない。歌は心(世界)を変えることができるけど暴力に対しては無力。しかしその二つが合わさることで等身大人間奇跡を起こすことができる。そのリアリティSFをコアに持つマクロスメカニズムであり、非対称なこの関係性に三角関係が加わることで豊かなドラマが生まれてくるのだと思う。

この歌の力という面からフロンティアという作品を見ると、二つの場面が思い浮かぶTV版の星間飛行ライブと先ほど挙げたライブ@アルカトラズだ。前者は言わずと知れたゼントラーディ部隊の反乱を歌とキラッ☆のみで熱狂の海に沈めた伝説ライブである。このライブ演出は、最初は戸惑っていた兵士たちが曲が進むにつれ武器を投げ出し鼻血を噴きそして最終的にクァドランが肩を組んで踊るという実にアホなものだが、歌が心を変える様子をこの上なく描いていた。アルカトラズライブはというと、先に書いた通りランカを知っていた知らなかったに関わらず荒くれ揃いの囚人たちが自ら歌を口ずさみ心を一つにする。これが星間飛行のすごさであり歌の力であるのだ。なおこのライブ、この後のクランアジテーションから囚人たちと看守たちの大乱闘Get it onに乗せて始まるというやっぱりアホな展開になるのだけど、やっていることは単なるテロである。そして最後の「ランカちゃん〜」と「ジェリ゛ル゛さ゛〜〜ん゛」のコールに吹き出すのである(何度見てもこの部分で笑ってしまうのだけどエキストラなのかな?)

蛇足マクロス7のこと

増田マクロス7のサウンドブースター演出違和感を持ったのは、サウンドブースターにより視覚化・数値化された歌が武器ビーム兵器バリア兵器)のように使われていたから。それと力と歌をバサラ一人が担当するのにも関わらず王道マクロスフォーマットストーリーが作られていたため、最終的にバサラ一人で世界平和へ導くという一人の人間を超越した行いをさせてしまたことも同様。作品テーマとして武力否定ラブアンドピースを狙っていたのは理解できるのだが、武力の代わりとしてサウンドブースターというまた別の武力を持ち出し、バサラ一人に全てを背負わせたため普通若者の織りなす物語というセオリーを壊してしまったように見えた。洗脳されたバロータ兵を初めから出すのではなく、初めは市民トラブルを歌で解決するというような入りかたでもよかったのかなと思う。


最後になぜ増田シェリル派なのかというとプロフェッショナルであることの誇りと責任さらにケー鯛(口からアンコ出る)を愛用するセンスを持ち、泥水をすすっても生き抜く根性があり、たとえ死を迎えることになっても自らの役割を全うする覚悟をまとい、でも支えを失うと心が折れそうになる繊細な所があり、そしてアルトくんをからかう姿がとても楽しそうなシェリルが好きだからです。


次はIIかデルタを見る予定。アイドルものと聞いてあまりデルタには興味が湧かなかったのだけど、たまたまワルキューレの歌を聞く機会があり、メインボーカルの声にぶっ飛んだので俄然興味が湧いた。アイドルものであのガチ音圧の人がメインを張るってかなり攻めてると思うのだが、どういう狙いがあるんだろ。

マクロスフロンティア劇場版を見た(前)

anond:20180903115144 の続き。

NHKで全マクロス投票(https://www.nhk.or.jp/anime/macross/)が開始されましたね。えっご存知ない?そんなあなたはこんな文章を読む暇があるなら今すぐ回れ右して魂の一票を投じましょう。ちなみに増田複数票なら初代とプラスも入れるのにと作品フロンティアキャラクターは真っ先にシェリル投票してその後に悩み抜いた末、もっとも印象的だった人たちであるカムジン文化の負の側面を体現してみせた)と熱気バサラ歌の力のみで世界を救った)に投票しました。

以下ネタバレ全開の感想。なお、三角関係の項が相当気持ち悪いので注意。

追記。視聴環境バンダイチャンネル劇場版マクロスFイツワリノウタヒメ〜(HDクオリティ)」(https://www.b-ch.com/titles/3414/)の7日間視聴コース。540円なり。

劇場版マクロスFイツワリノウタヒメ

ストーリー

冒頭の新曲ライブでいきなり劇場版クオリティを見せつけられたのだが、正直前半はTVからの流用が多かったので、間違い探しをしている気分だった。しかしそのせいで新規カットは圧倒的にシェリル関連であることに気がついてしまった。後半に入ったら新しい映像ほとんどになったのだが、TV版と展開の違いは無かった。一番大きなTV版の違いはアルトに託したシェリルイヤリングが無くならなかったことかな。イヤリングシェリルの手元に一つアルトの手元に一つ……つまり……。

個人的には人間関係を積み上げる日常パートも好きなのだが、劇場版でやっている暇ないよな。ちなみに一番好きなシーンは、自由落下中にシェリルの髪が風圧で直毛になるところと、オズマガウォーク変形で地上回避をやってみせるところと、事故アルトにのしかかられたシェリルが焦って思いっきりグーパンチアルトに叩き込むところ。

バルキリー

VF-25は相変わらず超かっこいい。そしてTV版の感想で不満点として挙げた待望の地上戦が最高の演出で追加された!フロンティアの街という市街地舞台重力異常というフレーバーを加えたことで、ビルの合間を漂う瓦礫回避しながらバジュラを撃墜するというものすごく映える状況が生まれた。高速で移動をするバルキリーが浮遊する瓦礫をマニューバやガウォーク変形で回避しながらピンポイント射撃を行い再びファイターで加速する。すなわちバルキリー様式美。そしてその高速機動を行うバルキリー追従するカメラワーク。最高アンド堪能である

前回のマクロスプラス感想で、現代戦闘機マニューバはプラスゼロで濃密に描かれているので、それらを超えるドッグファイトを描くのは難しいのではないかと書いてしまったが、完全に誤りだった。疑ったことを深く反省する。シチュエーションさえ違えば十分に新鮮なドッグファイトを作れるのだ!それから戦闘中に操縦桿やペダル操作をしている部分を描写するのはリアルさを感じてグッド。

三角関係

まず最初にこれだけは書いておく。 (祝)シェリルさまがメインヒロイン! いやもうデート日常パート新規カット追加や、劇場版でのランカシェリルポジション変更(ランカは初対面から後輩に、シェリルトップアイドルから怪しいトップアイドルへ)、失われなかったイヤリングにより名実ともにメインヒロインと言って良いだろう。特にシェリルデートパート新規に書き起こされたのに対して、ランカは歌の道へ歩む大事きっかであるアルト紙飛行機幻視に変更された。TV版と同じくランカがフォルマで what 'bout my star を歌い出すきっかけとなるのはアルト紙飛行機なのだが、劇場版ではアルト紙飛行機飛ばしていない。だからランカの見た紙飛行機は空へと溶け込み、(今後を暗示して悲しいが)幻想だったことが分かるのだ。

TV版では、シェリルランカの歌うことに対する気持ちというのは、シェリルはただ一つだけの自己表現手段であり、ランカはみんなに歌を届けたいと思っていたけど実はアルトに聞いてほしいというものだった。TV版でランカ三角関係一角を占めていたのは、この気持ちが育つ段階があったからに思う。だからランカが以前からアルトに淡い気持ちを抱いていたという劇場版の変更は、ランカフラグしか見えなかったよ。劇場版関係性の中でアルトランカを引っ付けようとするなら、シェリル強制退場するしかないよなーなんて思っていたら……サヨナラノツバサへ続く。

新曲を含め劇場版でも好きな曲はいっぱいある。OPから鮮烈なビートを叩きつけてくる「what 'bout my star」、を耐えたと思ったらいきなりの新曲アンドグリグリ動く劇場版クオリティ3Dモデル言葉も出なかった「ユニバーサルバニー」、悲しすぎるニンジン再びの「スターライト納豆」とランカの変形(とキメ顔)含めてメロディアス名曲であるダイナム超合金」、雪降るシティに寄り添うような歌声の「そうだよ。」などなど語りたいことは大量にある(そうだよ。の歌詞、サヨナラの伏線だったのかな)。

しかしながら劇場版増田が一番好きな曲は「pink monsoon」。この曲はアルトシェリルデート流れるロウな曲調かつ大人っぽい歌詞の曲なのだが、個人的にこの曲以上にフロンティア街角流れるのにふさわしい曲は無いと思っている(次点でwhat 'bout my star)。シェリル・ノームがトップアイドルアルトランカ学校バイト毎日過ごしている、そんな平和な街の日常テレビラジオからこの曲が流れている。そんな感覚を呼び起こすような曲だ。pink monsoonを聞いていたら、マクロスフロンティアという作品が好きな理由には魅力的なキャラクターや歌があるけれど、坂と路面電車、街中のSFガジェット中華飯娘々やゼントラモール、そんな近未来感とノスタルジーに溢れたフロンティアの街そのものがすごく好きなんだなって思った。魅力的なフロンティアがあるからこそキャラクターたちも生きてくるのだな、と。

ところで「pink monsoon」の歌詞があまりにも曲調にマッチしているから、作詞家Gabriela Robinって誰なのか気になって調べたら、菅野よう子さんの変名だと知った。菅野さん、作曲センスだけでも才気爆発しているのに加えてアレンジまで手がける超人だと思っていたら、さら歌詞まで書けるのか。もしかして菅野よう子さんって天才では?

それから音楽演出で感心したことがあったのでメモ。後半の「ライオン」の時に気がついたのだが、歌ありの曲は全て劇中に音源があり、しか音源状態が音に反映されている。例えば「ライオン」であれば、ランカセリフを喋るのはシェリルが歌っている間で、シェリルが喋るのはその逆。そして二人が喋るときは間奏など歌詞が無い時。また、サヨナラノツバサになるけど、ビルの壁スクリーンからダイアモンドクレバス」が流れる時はスピーカー品質が良くないので音が割れる(ひび割れた歌がギャラクシー非情作戦象徴するという演出効果)。気にする人はそれほど多くないかもしれないが、このような劇中歌整合性に対する細かい演出は非常に好感が持てる。歌が作品の柱というだけのこだわりであると思う。というか自前の歌でストーリーを回せてしまうのって冷静に考えたらすごいな。

サヨナラノツバサまで入らなかったので次:anond:20190315022241

2019-02-25

ジョーカー存在が、スマブラの参戦予想を狂わせている

スマブラの有料DLC第一であるジョーカー4月末予定らしい。

パックンフラワーが1末だったので、三ヶ月後と言うことだ。

おそらく、そのタイミングで第二弾も発表される事だろう。実装時期はまた三ヶ月後か、あるいはサプライズジョーカーと同時参戦かもしれない。

いずれにせよ、続報が楽しみだ。

それにしても、DLCの参戦ファイターは全く予想がつかないな。(いや、前作のリュウクラウドカムイベヨネッタも大概だったが。)発売前から参戦予想は白熱していたが、今となってはもう何も信じられないくらいだ。

それもこれも、第一弾がジョーカーという事が大きい。全く想像していなかった。

多分、既存予想屋思考では正解にたどり着けないんじゃないだろうか。

まりに分からなすぎて、某所に書かれていた「ポーキーMOTHERシリーズ)」という予想を見て「なるほどー」と頷いてしまったほどだ。

もう何が来ても驚くわ。

2018-12-15

スマブラ批判の話

スマブラの最新作はすごいですね。歴代最高傑作で間違いないと思います挨拶

ってのは置いといて、なんかはてブかに批判が起こっててちょっとビックリしてる

今作の隠しキャラの開放ルールは独特だけどかなり理にかなったものだと思ってたか

過去作を遊んでた上級者なら面倒な条件が無いか歴代最短ってレベルで楽しんでるうちにすんなり全キャラ揃うし

まだ動かし方もわからないし自分の使ってるキャラの使い方もわかってない人には、操作習熟をしたりヘルプを探したり、大乱闘挑戦者ステージを遊んでギミックを把握するいい機会なハズだし

かにあんま慣れてないキャラ遊んでるところで挑戦者が来て負ける事はあったから負ける悔しさはわかるけど、負けたとしても次にする事はゲームに不満を持つ事じゃなくて対策する事でしょ

壁があるから壁を乗り越えようとテクニックを身につけるわけで

別に隠しキャラが使えるようになろうがなるまいが

・全103ステージの特徴

・全87アイテムの特徴

・現状全76(ポケトレ3カウントファイターの特徴(切り札攻撃範囲と主な復帰ルート知るの超重要

これ把握するまでは意味からずに落ちまくるんだから

そんな慌てずに1キャラずつ触ってじっくり遊べばいいじゃんって思います

キャラ開放が手間ってのはもう1つメリットがあって

上級者がアカウント作り直して初心者狩りするのが困難になるんですよ

できるけどめんどくさいから長期的には初心者を殺しに来る嫌な中級者が発生しづらくなると思う

自分がもう1つ疑問を持ってるのが、全キャラ簡単に出ないって文句スマブラに限って出るのが本当に不思議

プレイヤーキャラが増えるのってだいたい困難を乗り越えたご褒美じゃないですか

スプラトゥーンだって全ブキ使えるようになるにはかなりの時間遊ばないといけないしヒーローブキ出すの大変だし

ゼルダ無双とか200時間やってるのにロウラルマップやってないからまだユガ使えるようになってないし

ポッ拳Switch最初からキャラ使えたけどWiiU版はストーリー進めないと使えるアシスト揃わなかったしエンディング観ないとミュウツー使えなかったし

スターフォックス64とか対戦で歩兵使えるようになるの本当に大変だったし

新・光神話パルテナの鏡武器を手に入れる為に何度も攻略方法を練り直したし

ポケモン伝説のポケモン通信進化ポケモン手に入れるの大変だったし

GBAF-ZEROだってジェットバーミリオン出す為に悪戦苦闘したわけだし

マリオカート8DXもカート出す為に、全カップ1位になるまで何回もがんばったり200CCのスピード悪戦苦闘したわけだし

FEも仲間を死なせないように何度もリセットしたわけだし

ピクミンもお宝を手に入れる為に何度もピクミンを全滅させて悔しい思いを積み重ねてきたわけだし

どうぶつの森も何度も南の島行って、釣りをして、カブを買って家を改築して家具を揃えたわけだし

パンチアウトドンキーコングと戦う為に試合相手のモーションを研究して勝ってきたわけだし

キャラ使えるようになるのに時間がかかるのなんて当たり前で

操作に慣れていないが故の壁を示されたんなら攻略方法を見出す過程を楽しむのがゲームだと思うので

今作の隠しキャラ仕様シリーズ初参加の人が自発的経験者に近づけるという良い導線だと思ったので

ちょっと批判されすぎじゃないかなって思いました

だって買って数日のゲームとか絶対に周囲が見えてないイノシシプレイなハズなので

イノシシプレイクリアできないのはおかしい!クソゲー!ってのは

逆にどんなジャンルでも適当イノシシプレイクリアできるゲームの方がつまんないでしょって思いました…

https://anond.hatelabo.jp/20181215130121

言い方悪いけど結構同意

ゼルダのブレワイが1時間以内でクリアできるゲームだったとしても2日遊んでクリアできてないから「クソゲーエンディング最初から観れるようにすべき!」って言い張る人がいたら絶対おかしいし

https://anond.hatelabo.jp/20181215233454

この増田にも同意

自分のペースで楽しむのが一番だから

自分に不足している要素を知りながら、パルテナ様とナチュレ様の天界漫才を聞いたりしながら

アドベンチャーモードを楽しみながら

勝ち上がり乱闘を楽しみながら

クリアゲッターを埋めながら

ショップ音楽を買ったりアホみたいな量のBGMを堪能したり

色んなMiiファイターを作って楽しんでほしいのになんで遊ぶのに急ぐようなせわしない意見が出てるのかわからないよね・・・

2018-12-03

anond:20181203101522

あいつら変身前後で口調まで変わるし別人格しか見えないのでちょっと違うと思う。

変身前の星野うさぎ恋愛感情持ってたけど、変身後のファイターは仲間として好きなだけって感じ。

少なくともレズには見えなかった。

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