「バケツ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: バケツとは

2013-07-27

空にむかって網をなげ、星々を一網打尽にしてやった、とその神様は何もない真っ暗な空を指さして自慢気。星でいっぱいになったバケツからヴェガを取りだして私の頭に飾り、似合うよ、と屈託のない笑顔で私のことを抱きしめる。

ただひとり、君だけが輝いている。

と、神様は耳元でささやいた。

バケツいっぱいの釣果を夜空に戻す。

アルタイルを元の場所にもどし、それから神様は私の頭のヴェガを取って、少し迷ってからアルタイルのすぐ脇に置いた。

特別な日でなくても、いつでも会えるように。

神様真摯に、そんなことを言って星座の形を変えてしまった。

2013-07-22

首のコリをとる体操

http://www.youtube.com/watch?v=nt5ERNh0Qko&feature=player_embedded

これは役に立った。

仕事してると、首がこるのが最大の敵だったんだが。

これやると一発。

ちなみに肩がこる人は、少し重い荷物を片手で持って、荷物持った腕を、ぐるぐる回すといいよ。

子供の時やった、バケツの水をこぼさずに一回転させるあれね。 ウインドミル投法みたいなやつ。

あれやると、普通の肩コリはすぐ消えるよ。

2013-06-30

http://anond.hatelabo.jp/20130629202850

歳は29です。

児ポ表現規制憲法改正ブラック企業、あたりが最も関心ある。たぶん自民白票

白票を入れに行く理由は、受付でバーコードを読み取られることによって20代~30代の投票率統計寄与するためです。そういう統計政治家は見てるっていうので。まあ海の水をバケツですくうようなモンですが・・。

テクノロジーとかクリエイティブとかの作品を見てるのが楽しみなのに、どーしてもそれらを規制したい老害がしつこくてもう絶望して疲弊しまくってます自民参議院も第一党になって児ポ参院も通っておしまいでしょ?この国のクリエイティブは。みんなの党山田さんがなんか頑張って戦ってるけど民主選挙協力とか謎の自爆をしたからもうないし・・。憲法改正は二言目には「国民投票があるだろ」って言うひとがいるけど、いまのぶっこわれてる投票率とか年齢層とかで国民投票がちゃんと機能するとは思えないです。検閲と、特別高等警察の国になるんでしょう。すでになってますが。

自民ワタミ擁立を取り下げないのかな。公示がもうすぐだからそこで正式決定ですね。それ次第っていうのもある。労働者をこれから奴隷かつ使い捨てにしていくみたいですが、短時間労働、定時労働も含めていろんな働き方も検討してる、っていうので、まあトータルで見て自分のトクになるんかな?どんな制度になるんかなっていう期待もある。

自民維新レッドパージというか、キムチパージについては支持します。ようやく日本日本になる動きが出たのか、という希望は持てる。教育マスコミがようやく日本をとれもろせるのかな。それに関連して国防軍にするとか防衛力強化も支持。でも、前述のとおり、そのための代償があまりにも大きいな・・・。なんだかな。

ぶっこわれてる選挙システムをなんとかする、っていう憲法改正はないのかなって思うけども、そのキムチパージ成功してメディア粛清をして国営放送でも設立すれば自然と右側になる(というか左すぎたのが真ん中になる?)から今後の集票を有利に進められる、と自民は考えているのかな?

2013-06-09

Steveがマインクラフトを辞めた理由

掃除をしていたら、iPhone機種変でいらなくなってたAndroid携帯が見つかった。

試しにWiFi環境に繋いでみたら、ものすごい勢いでアップデートが始まったので暫く放置していた。

暫く経った頃、端末を再度眺めてみるとノーティフィケーションにずらりと並んだアプリ

その中に、かつて電車の中でよく遊んでいたMinecraftPEがあった。

なんで、やめたんだっけ。通学時間にあんなにはまったのにな、なんて考えながらも

サバイバルモードを立ち上げてみる。背景は真っ黒だったはずなのに、なんかおしゃれになってる。

元々遊んでたのは0.30までだったから今の0.71からみたずいぶん前だ。

以前遊んでいたワールドがなぜかなかったので適当作成してサバイバルモードで立ち上げて遊んでみた。

しばらくしてワールドは夜に変わる。

今、Steveの耳には三種類の音しか聞こえてこない。

1. 動物たちの鳴き声

2. ゾンビの唸り声

3. 私、Steveの恐怖を噛み殺す歯ぎしり

Steveは今、露天掘りにした1×1×3の穴の下にいる。

上一ブロック脆弱な土ブロックで蓋をした状態。

ブロック一枚を挟んでゾンビ息遣いが確かに聞こえてくる。

作れたのは木のつるはしまでだった。

石炭を掘り当てることができず、ただ無駄にたまった土塊がアイテム欄を埋めている。

...この土ブロックが松明に変わったりしないかな。

長い夜の間、ゾンビの声に怯え続けたSteveの魂は

MinecraftPEのWiki彷徨い歩いた。そして目当ての情報へ。

PocketInvEditorというアプリ

手持ちのアイテムIDを自在に変えてくれる無敵の存在

土くれを松明に、アイテム個数を255に変えてみた。

変わった、変わったぞ。これで夜の孤独ともおさらばさ!!

淡く光るクラフトボックスを頼りに感激の舞を

二回、三回と繰り返し踊ってみる。

そしてブロックを一つだけ掘り、松明を授けると

その光に、Steveは捕われていた孤独を思い出すことになる。

かつて世界創造主であり、孤高の王であった一人の男が

自滅の道を辿り、ワールドをも消してしまった悲しい思い出を。

かつて、Steveはマインクラフトがクラフターの一人だった。

マインクラフトPEはAndroidが出た頃すぐに買い、

クリエイティブモードで余った時間を楽しく遊んでいた。

ニコニコ動画にアップされているような

コツコツと積み上げられた職人芸には叶わなかったけど、

立体文字を作ったり、自分の部屋を再現したり、色々楽しんでいた。

狂い始めたのは、バージョンアップにより

よく意義が分からなかったサバイバルモード

クラフトボックスでの作成が可能になり、

掘れば掘るだけあの小さなブロックが入るようになってからだ。

彼は熱中した。掘って掘って掘りまくった。

だが、そのうち物足りなくなってきた。

主な理由は、拡張しすぎた洞窟我が家

十分な松明を置けなくなったため、

慢性的にどこから湧いたのか分からないゾンビ

背後を襲われることが増えたことと、樹木の伐採のし過ぎで

木が足りなくなってきたことだった。

アイテムやす方法がないか検索する中でSteveは

環境ファイルバイナリエディタで直接書き換えればいける方法を知る。

よくわからない文字列の羅列の最後の方、

アイテムIDと見比べて行くと確かに

確かにそれっぽいのがあった。

これを書き換えれば。

03を11に。土くれが木材に変わった瞬間だった。

これ以降、SteveはHEXファイル呪文のように日がな唱えるようになる。

アイテム欄だけではなく、フィールドの切り替えをも簡単にできる事にSteveはすぐに気づく。

クリエイティブモードで培った財産を今こそサバイバルモードに変える時だった。

すぐにすり減ってしまう石のつるはしは当時未公開だったダイアのつるはしに変え、

紙切れのように石層を掘り砕いていった。

せこいことをしてコツコツ増やしていた本棚FFに変えるだけで欄が255に変わったので

部屋の床全てを埋めてもまだ余裕があった。

フィールドほとんどの場所に立てても余るだけの松明は、

TT以外からワールドに湧出するゾンビを全て消しさったが、

美しく等配列に並ぶことで果たしていた装飾という役割も同時に共に消し去ってしまった。

埋められるスペースというスペースに松明を突き立てたことで。

塔の物見台は魔改造の結果、水流式TTに姿を変えた。

その屋上から眺める風景も変わってしまった。

しかった雪山と滝の後ろに微かにそびえ立つ卒塔婆の群れ。

時々、ゾンビが落ちていく姿を眺める事ができた。

海の上に落ちたのでは死なないから、わざわざ石畳を敷き詰めて、

落下死させるようになっている。

その光景を可能にしたのはたった一つの値を変える事で

クリエイティブモードサバイバルモードを簡単に行き来できるからだった。

クリエイティブモードで空中に黒曜石の床を作り、

バケツがないこの世界ではありえない無限水源を作り出した。

機械的な作業により、TTは完成。

高所から石畳の上に足から綺麗に叩き落とされるゾンビたち。

1×1マスのガラスの囲いから救いの手を差し伸べる何重にも折り重なったゾンビたち。

サボテンによって少しずつスタミナを削られていくゾンビたち。

TTで思いつくほとんどのことをやりつくし、眠れぬ夜にゾンビに怯えることもない今

ただただ、囲われたゾンビを眺める事がSteveの日課だった。

ゾンビーフはまだこのバージョンにはなかったから、生き倒れていく緑色をずっと見ていた。

そんな生活を続けて二週間が経ち、Steveは壊れてしまう。

いつもの朝を迎えると彼は手持ちのアイテムのほぼ全てのIDを2Eに書き換え、

クリエイティブモード世界を変えた。

から一つ一つブロックを置いていった。

地道にブロックを置き、敷き詰めて完成させた干拓地帯の牧場

牛や豚を追い込むのに苦労した。

空を仰げば青さのみが広がる海中神殿。対照的に、溶岩を誤って置いて

地獄っぽくなった足下はオレンジ色が広がっている。

物見台の空中TTをつなぐ遊歩道。時々池に向かって

紐なしバンジージャンプをした。

山を1×10×底まで縦に掘って、はしごをかけることで作った

自然エレベーターカーソルキーから手を離して時々遊んだ

全てに置いていった。

最後に置いたのはあの物見台の上。

残っていた石ブロックを十個一列に新たに積み上げるとその上に立ち、

赤色ブロックを横付けして、ワールドサバイバルモードに変更する

下を見下ろせば、赤色の線上が地平線を超えて四方

どこまでも連なっていくのが見えた。

かぼちゃにも似たそのブロックの側には大きく「TNT」の文字。

v0.30ではまだクラフトすることが出来ないはずの爆弾だった。

長押しすれば自重に伴いブロックは落ち、

爆発した連鎖は瞬く間にこの世界を飲み込むだろう。

ファイルコピーすればこの世界バックアップも可能だった。

ほんとにいいのか?

Steveは自問自答する。

もうこんな世界に用はない。

そしてブロックを長押しした。

その最後を彼は見届けることはなかった。

誘爆したTNT10ブロックを軽く飛び越えて彼に直撃し、

そのまま即死した。

Android携帯の画面はSteveが最後に見た世界をそのままに

まり電池パックを抜くまで復活することはなかった。

そして、携帯再起動し、MinecraftPEを立ち上げると

全てが終わっていることに気づく。

かつて、一番最初の一歩を踏み出したここは美しい平原だったはずだが、

TNTにより抉られた醜い谷間へと姿を変貌させていた。

俺はデータを消して、ゲームから逃亡した。

性急にことを進めすぎたんだと思う。

地道に石を彫っていかなくてもヘックス値をFFに書き換えるだけで255になるアイテム欄に、

こつこつやっていた楽しさもゆっくり何を作ろうかと考えていた期待も忘れてしまって、

こうすればすぐに入るものに何の意味があるんだろうって、

飽きが来てしまった。

アイテムを収集するというMinecraftの一部の

遊びだけを奪っていったはずの全能感が倦怠に変わると、

Minecraftを遊ぶ全ての動機に牙を剥いてしまったのだ。

何なんだろうな、この気持ちは。不条理が今ここにある。

v0.71になってIFは変わったけど、一度醒めた気持ちが再燃する事はなく、

時間遊んで、アプリタスクから落とした。

全てを与えられたSteveを俺は見放した。うまく使う事ができなかった。

限られた選択しか常にない環境なら、なおさら、どうであったろう。

なんか疲れた。もう疲れた。

あと二週間同じ日常が続いたらもう人生を止めようと思う。

俺はこの部屋のSteveだ。

2013-04-09

クイック・ジャパン10号より

宇川直宏(以下:宇川):全部繋がったって確信はすごいですね。でもそういえば小学校ときに行って、そのイメージがずっと引きずっている場所が、一箇所だけありますね。それは『ドラーの兄ちゃん』ていう人がいて、その人ね、頭おかしくて、まじで精神病院入ってたみたい。同じ小学校の先輩だったんんだけど、いっつも「ドラー!」って言って怒ってる。

山塚アイ(以下:アイ):ははは(笑)

宇川:でバット持って、追いかけてくるんですよ。まじで怖い。ある意味クラスト完璧に。

アイ:ウォリアーズみたいやん。

宇川:で、ドラーの兄ちゃんに連れられて、ドラーの兄ちゃん家に行ったことがあって、「ドラー!」って怒られながら(笑)。いやまじでこっちが何を言っても90%は「ドラー!」としか言ってくれないんですよ(笑)。「あのー、僕のどかわいたんですけど」、「ドラー!」「あのー、僕も、そろそろ帰りたいんですけど」「ドラー!」って全然会話が成立しない(笑)。なんかもー、ニューギニアかどっかの奥地の未開人と話してるみたい(笑)。住んでいる所完璧長屋で、こんな長い10mくらいのコケとかが、屋根にふさ~とかって生えてて。

アイ:10mのコケって凄いね

宇川10mのコケ凄いでしょ。屋根全部、10mのコケなんですよ。凄くないっすか、それ。あ、スミマセン10mもない。

アイ:10m近く(笑)

宇川:1mくらい。(中略)それからその1mのコケが、屋根から下に全部垂れてる。もー、すんごくて、髪の毛生えてる感じ。ラスタの。家の屋根が緑のラスタですよ。もー、ピーター・トッシュの顔面みたいな家なんですよ。

アイ:ギャハハ(笑)。んで、「ブラーなんや

宇川:そうそう。そんで、「ドラー」。

アイ:(笑)あ、「ドラー」か。「ドラー」(笑)

宇川:それで、そのラスタ長屋の中に入ったら、魚屋の店内みたいなんですよ。もー、辺り全体。全部石で出来てて、室内が、そこで寝てんですよ、みんなスヤスヤ(笑)。中で布団とか、ドバーとかって干してて凄い湿度が高くて不快度90%ぐらいだから絶対乾燥しない。

(中略)

宇川:あのスポットは凄かったわぁ。一瞬だけ徳島に住んでたことがあって、お父さんの出張で。で、そんときなんですけど。ドラーの兄ちゃん。あそこ凄かったー。よく考えたら。ほんと、たまに思い出すんだけど、あのピーター・トッシュの顔面みたいな長屋(笑)。とんでもない悲惨生活してたんだなぁ。今考えたら。バケツで酢飯作ってるのかと思ったら、単なるご飯(笑)ブラジルハードコアで、『ミンファミー』ってあったでしょ。紫一色だけのインクで印刷してて、石の上のまな板みたいな、でっかい長いテーブルがあって、三人、浮浪者みたいなのが手づかみでご飯食べてるジャケ。

http://f.hatena.ne.jp/moistly/20130409152837

http://www.youtube.com/watch?v=hftQWa2v6VM

アイさん、見てますよ。絶対。内容もモロ凄いんだけど。どっかの収容所みたいなとこで、手づかみで飯食わされている写真

アイ:(笑)それ、メンバーじゃないでしょ。

宇川:絶対メンバーじゃない。それがメンバーだったら凄いんだけど。

アイ:手づかみで食うっていうのはいいね。ド・テヅカミ!

宇川:それとドラーの兄ちゃん家、まったく同じ。完璧一緒。

2013-03-10

新生活を始める人達

まあちょっと聞いてくださいよ。

 

私が一人暮らしを始めた理由は、

母親バケツみたいな容器にぎっしり詰めたキムチ

手づかみで貪り食いはじめたためです。

ちなみに、クチャっていう表現がなまぬるいほどのクチャラーです。

まりに気分悪くて吐きましたね。

2013-03-07

ンなこと言われたって

だって大学行かないで自分の好きなことだけやって生きてきたよ。

面白いこともいやなことも沢山あった。自分の好きな趣味のこと(出版関係)に潜り込んでジタバタしてたらそのうち何となく居心地がよさげ場所に収まって、そろそろ40がちらちら見えてきたタイミングで都内に家も買えたよ。ローンも払い終わった。わんこと一緒に暮らしてるよ。

大学に行って就活精神不安定とか意味不明だ。自分ブリキバケツ被ってブリキバケツの上から自分の頭叩いてキチガイのフリしてたら鼓膜が破れてもうお先真っ暗なんで社会を恨むとか、そんな変態プレイと同じくらいに意味不明だ。

2013-02-05

体罰の話。

暴行事件をきっかけに体罰の是非の議論が始まったせいか

体罰=殴る・平手打ち」→「殴る・平手打ち=暴行」→「体罰暴行」→「暴行犯罪」→「体罰犯罪

みたいになってる気がする。

違いますよね。

殴るのも平手打ちも体罰のうちかもしれないけど、

グラウンド10周」とか

「休憩時間つぶして廊下の拭き掃除」とか

給食抜き」とか

バケツ持って廊下に立ってろ」とかいった「体罰」の話がなおざりになってる。

※以下本稿では、暴行イメージにまみれた「体罰」と区別するために、こういうのを「身体的処罰」と呼ぶことにする。

体罰反対をとなえる人の中に、身体的処罰すらも無くすべきと言ってる人と、そのくらいならあっていいと言ってる人が混じってる。

さらに、「そもそも子供に対して罰は必要ないんだ」とまで言う人も混じってる。

なんだかカオスである

僕は今のところこんなスタンスでいる。

教育の場(学校であれ家であれ)に、罰の存在は不可欠。

・身体的処罰は、積極的に支持。

ひとつめについては、僕にとっては論を俟たないほど当たり前のことなんだけれど、違う意見の人もいるみたい。

オトナの集まりである会社ですら、罰則規定のある就業規則で秩序が保たれてる。

いわんや子供の集まりにおいてをや。

ふたつめについては、ちょっと説明が必要かも知れない。

たとえば中学校教室で、授業の秩序を紊乱する生徒が出現したとしよう。

このルール違反に対して、教師にはどれだけの方法があるのだろう。

僕は寡聞にして、身体的処罰よりも有効性と即効性のある非身体的処罰を知らない。

もしあるなら、教えていただきたい。

たとえば停学や退学は、即効性はないし、そもそもルール違反と処罰のバランスとして適切さに欠ける。内申書への影響とかさまざまな不利益があるはずで、たかだか授業中に騒いだだけの生徒にそこまでの不利益を与えるのはちょっとね。

まあ、そのまえの職員会議でそんなのは通らないんだろうけど。

ほかに、何がある?

授業を中断してその生徒を叱責して秩序紊乱をやめさせる? 秩序紊乱が収まるまで説得を試みる? 

そんな叱責や説得がスッと聞き入れられるなら苦はないですね。もちろん最初はそれを試みるべきでしょうけれど。

放置する? 

そういう行為放置され罰せられないという状況は、他の生徒たちに対する教育効果としてどうなんだろう。また、そんな状況で授業を受けさせられる他の生徒たちが可哀想。

それらの間を埋め、教師にとっては機動的に発動でき、生徒にとっては重すぎず将来に禍根も残さない、リーズナブルな処罰として、現場の教師による身体的処罰は効果的に機能し、だからこそ明治以来の「体罰禁止」のルールのもとでも脈々と存続してきたんじゃないかな。

それだけじゃないかもしれないけど、少なくともそういう一面はあったと思う。

もちろん、慎重な運用必要。教師がその場で発動できる機動性と教師のその場の感情に左右されるあやうさは表裏一体だからホントに気をつけなきゃいけない。

ただ、教師ってのはそういう専門の教育を受けてなっているものなのだと信じてみたらどうだろう。

何らかの自律はできるものと期待して、そのくらいの権限を与えてもいいんじゃないかな。

その程度の権限すらなしに、教室の秩序を保つ義務だけが押しつけられ、生徒をちょっときつく叱っただけでモンスターペアレンツから教育委員会にチクられ、そんなので教育荒廃の責任を負わされては、いくらなんでも可哀想だ。

その上で、自律できない教師がいたら、クビを刎ねればよいのではないか

さらにもちろん、身体的処罰に代わる

「教師にとっては機動的に発動でき、生徒にとっては重すぎず将来に禍根も残さない、リーズナブルな処罰」

発明されるのが、最も好ましいことだと思う。

ただ、今はそれがないんじゃないか心配してるだけだ。

から、もし僕が知らないだけなら、「こういうのがあるんだよ」と教えてほしい。いつでも上記の意見はコロッと変わる。

体罰は、無いに越したことはない。

ただ、「ゼロであるべきだ」は、現場を考えるとやや無謀であやうい意見と言わざるを得ないな。

2012-12-30

最近ラボの先輩の実験態度が悪い

チラ裏2chのほうがいいんだろうか。

先輩の実験態度が最悪でどうしようかと思っている。

ああ、もちろん口頭では注意したが後輩の云うことなど聞く耳持たぬというやつだった。ボスも止めないし……。

あぶねーんだよ、あの人。

近づかない以外に対処方法アンのかな……。

以下事例。

あの人は何故か保護メガネを使わない。

有機合成屋だと実験ガラス器具をKOH 2kg / 2-propanol 18Lとかまーそんな感じの汚れ落とし用アルカリバスとか準備してるところも多いと思う。

視力矯正用の眼鏡だけ使ってて溶液はねとか、粉体撥ねでアルカリ目に入れるなんてしょっちゅう聞く事故だと思う。

加減圧するなら保護メガネ、過酸化物のハンドリングするなら保護メガネ防爆衝立くらい使うだろ。

密閉で圧力変化がある場合は万一に備えるべきだと私は思うのだが。

実験室にハイヒール、つま先の隠れないスリッパ厚底ブーツかい面白い履物で現れる。

私は耐油ソール使うのが普通だと思ってたので心底驚いた。

ハイヒール厚底ブーツは逃げるのに不利なので選択肢に入らない。つま先の隠れないスリッパだかサンダルは夏のくそあつい時でも出来るだけ避けたい。そこそこ耐油性があって踵も抑えられて走れるような便利サンダルあるじゃん? けど、サンダルだと腐食性の化合物落とした時が怖い。

夏場に弗酸足に落として大変残念なことになったとかいうのってどこでもあるよね(ねーよ)

素手で臭素アンプル切ろうとする。冷やさない。臭素潰せる薬品を用意しない。アンプルをアセトンで洗おうとする。

私ならPE手袋、チオ硫酸ナトリウム水溶液入ったバケツアイスバスくらい用意するが……。

焼き玉するかは微妙。小さいやつなら傷つけて小突いたら割れるし。

なんでかスカート

タイトなやつだったりマーメイドだったり、フレアだったり。

前者だと履物とコンボで効くし、後者だと引っ掛けるじゃん?

起毛、化繊のコンボ

指定数量的にヤバイ溶媒じゃぶじゃぶ使ってんのに化繊っすか。エーテルで引火しそうだよ、ほんと。

デュワー瓶と一緒にエレベーターに乗る

普通は別のエレベーターにのりませんかね?

実験中にガム噛んでる

個人的にあの人を完全に見切る事件だった。

100年前の人間かよ。化合物テイストを調べる時代はもう終わってるんだ。

2012-11-25

エヴァQのまともな見方

ネットサーフィンしてるといやでもエヴァQの感想がめにつく。

やれループだやれ巨神兵だやれミサトさんひどいだ……。

どうしてそんな穿った見方しかできないんだろう?

とりあえずどうしてもエヴァループものにしたいやつはまどマギを楽しみにしたほうがその人のためだし、

巨神兵までエヴァの一部みたいに思っているやつは風の谷のナウシカという漫画を一度は読むべきだし、

ミサトさんひどいとかいってるやつはもうちょっと人の意図というものを読み取る訓練をしたほうがいい。

しかエヴァというのは穿った見方をさせようとするような磁場がある。

とくにテレビ版と旧劇はそういう性格が色強くでていたと思う。


けれど、新劇はまったく違うストーリーの描かれ方をしている。

新劇は、ヱヴァンゲリヲンといったっていいけれど、これは前と違って至極真っ当な物語なのだ


それは序、破ではみんなわかっていたはずで、

かつてのエヴァにくらべると真っ当だ、ということを強く認識していたはずで。

でもQの極端な急展開にめくらましを食らっている。

繰り返しになるが、僕が強く主張したいのは、新劇は、とても真っ当な物語である、ということ。

そしてどこまでも観客のために作られている作品だということ。

前置きが長くなったけれど、タイトルどおり、まともな見方を提示したいと思う。

エヴァQという作品の肝心な部分は、

碇シンジを観客のラインまで下ろしてきて、感情移入できるキャラにする、というところだ。


直行って第壱話からぼくはなんでシンジエヴァに乗ったのかわからなかった。

そりゃ綾波だとか親父だとか、そういった要素で乗ったという論理は捉えられたけれど、

その気持ちを理解できるかといえば完ぺきにノーだ。

時はたち、彼は序、破とどんどん成長していって、シンジさんなーんて呼ばれるような大人びた存在になってしまう。

そこにいるのは僕ら――この二十年近く前のアニメリメイクをよろこんでみている僕らとは、まったくかけ離れた存在だ。

あのシンジさんに感情移入できるという無自覚なリア充

どうぞエヴァQをクソつまらんといって月9ビブリア古書堂でもみてください。

もともとエヴァの、シンジの魅力というのは、どこか僕ら側にいる主人公だ、という点だったはずなんだ。

それがTV版では話が進むうちによくわからなくなっていって、

旧劇の完全に狂った彼の姿は僕らとはまったく関係ないところにあった。

それとベクトル真逆の方向を向いているけれど、破でもシンジも僕らとは関係ない存在だったわけだ。

綾波を、返せ!」というセリフをはじめて耳にしたときの印象を思い出してほしい。

僕はまったくしっくりこなかった。どこかそれは英雄じみていたから。

こんなクソみたいな生活を相変わらず続けているる僕とは似ても似つかないキャラクターだった。

でも僕は破に夢中になった。爽快だったし、ポジティブ綾波アスカ快楽主義的な立場で可愛さを感じたから。

そしてQだ。はじめて見たときは面食らった。

14年後って設定もヴンダーデザインもゲンドウのサングラスもなにもかもに。

面食らっているうちに『つづく』の文字が黒背景に浮かんでいた。

見終わったあともしばらくポカーン状態がつづいていたけれど、一日くらい経つと、何か残るものがあった。

見事なまでに、僕とシンジの心象が重なり合っていたのだ。

というより、自分映画を見ながら思ったことを、シンジが感じていたことだと考えてみると、

とてもしっくりいくことに気付いた。

起きたら14年経っていたときの驚きがまずそうだろう。

あのヴンダーだとかサングラスだとか新キャラだとかの強烈な違和感

冗談だろと思いながらも、でも14年は立ったんだ、それはまるで旧劇から今までの時間のように、という曖昧な実感。

崩壊したネルフ本部、アヤナミレイに覚えてしま嫌悪感

24話んときはどうもキモかったカヲルくんにも、妙な親近感がある。こいついいやつだな、という。

そしてサードインパクトの結果も、『急にこんなこと言われたってなあ……』という、

自分関係ないといったような無責任感情

そして、『この世界をやり直したい』という強い気持ちと、2本の槍にすがってしまう気持ち。

なにもかもが手に取るようにわかったのだ。

いままでのシンジの行動は、観客が責めることができるか、褒めることができるか、そのどちらかだった。

でもQでの彼の行動は、どこまでも理解できるものだった。

そしてシンジの行動を観客に理解できるようにするには、この構成とストーリーは、必要不可欠であるように思うのだ。

ミサトさんだって『行きなさいシンジくん、とか言ってたくせして、あなたは何もしないで、といってひどいやつ』

みたいなコメントをいくつか見かけたけれど、ちゃんと映画全部見たのか疑うレベル

もしくは親から先生からもしつけられたことのないゆとりか。14歳の感想だったらゆるせるけれど。

エヴァQをつまんなかったというひとは、ハリウッド映画みたいなのを期待しているならもう見ない方がいい。

逆に、謎の考察ばっかしてる加持リョウジじみた人は、もうちょっと主人公たる碇シンジ視点によってあげてほしい。

いまさら人類補完計画の全貌がなんだろうが、どうでもいいでしょう? ゼーレの正体とか気になる? 

いまだに本気でTV版の伏線まで回収してくれるなんて思っちゃいないよね? 先はどんなに予測しようが何の意味もないし。

伏線の回収なんかより、胸踊るサスペンスなんかより、キャラクター同士の馴れ合いなんかより、

描くべきものというのがあるはずなのだ

これは厄介なことに巻き込まれた14歳の少年ドラマだ。

そして14年前、旧劇で『現実に戻れ』とバケツ一杯の冷水を浴びせられながらも、

学びもせずまたアニメらしいアニメを期待していた僕らへの、再びのメッセージなのだ

しかし旧劇のように、庵野さんは水を浴びせるだけで済ますのではない。

観ることで自分現実にまで意識がいくように、丁寧に構成を組んだのだ。

そして、僕たちにはまだシン・エヴェンゲリオンが用意されているというではないか

なんてサービス精神の旺盛な人なんだろうか、庵野秀明という人は。

僕は、エヴァQは一つアニメ新天地を切り開いたと思っている。

あのテレビのエセ心理描写なんかじゃないほんものドラマを、

少なくとも碇シンジに関しては成立させているように感じた。

冒頭の宇宙描写の精緻さが話題になっていたけれど、それと同じように、

キャラクターの気持ちを精緻に描いてみせたのが、エヴァQなんじゃないかね。

2012-10-17

http://anond.hatelabo.jp/20121017230931

バナナ毎日バケツ一杯食べることができるなら東京にいて放射能の影響を受けることも不可能ではない。

2012-09-20

人間に飽きた、同じ人間が喋ってるの聞くだけでうんざりする。

この人間はいつもこんな感じで生きてるのかって思ったらもっとうんざりした。

私のバケツ人間であふれかえっている。

お前の顔なんか見たくない。

2012-09-04

"Hello world!"

このお話はたぶんフィクションです。実在の個人や企業とはあんまり関係ありません。そういうことにしろください。


10年前、20代になったばかりの頃の僕は、今思えば本当に最低な生活を送っていた。高校を中退し、実家とは疎遠で、友達もなく、金もなく、夢も希望もなく、ただバイト先と自宅を行き来するだけの毎日。いつも視界には霞がかかったようで、底の見えない空虚さだけが僕の心を支配していた。

それでも趣味らしいものはあった。オンボロマシンRedHatを入れ、ダイヤルアップの細い回線自宅サーバを立て、Perlでガラクタのようなプログラムを動かす。そんな子供じみた遊びだけど、プログラムを組んでいるときだけは空虚さを忘れ、画面の中に没頭できた。

ただ、そのときの僕はもうすでにいろんなものに打ちのめされていて、若者にありがちな全能感などというもの霧散していた。自分プログラミングで何かを成すだとか、それを仕事にしようなんてことは一切頭になかった。このまま夢も希望もなく人生を終えるのだと、そう思っていた。

それでも転機は訪れる。

勤めていた工場で派遣切りにあった僕は、「働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!」とか言いながらニート生活をしていた。そろそろ翌月の家賃も払えなくなってきたころ、派遣会社から電話がかかってきた。「プログラム開発の仕事があるんですがやりませんか?」と。そういや履歴書だかスキルシートだかに、Perlがどうたらとか書いたっけ。実務経験もない中卒に仕事まわすとかwww ……とは思ったものの、このままでは本気でホームレス一直線だったので引き受けた。

はじまりはそんなもの。たいした覚悟があったわけでもない。

派遣された先は従業員数10人くらい、パートさん含めても50人くらいの小さな会社だった。現在手書きの伝票でやっている処理をWeb化したいのだという。システム担当者はおらず、事務員さんがExcelAccessを使える程度。すべて僕一人でやらなければならない。マジか。

ともあれ、まずはサーバである。後々の運用を考えるとLinux系は使えない。事務所の片隅に放置されていたWindows 2000マシンApacheを入れてそれでよしとした。

次はデータベース。でもこの頃の僕は「正規化ってなんれすか?」というレベルだったので基礎から勉強した。なんかMySQLってのがいいらしい→社長に申請→「今Access使ってるからそれでいけ」→「はい」→パフォーマンスの面で問題出るだろうなとは思ったがしょうがない。

次は言語最初はPerlで書こうと思ってたけど、PHPってのが流行ってるらしいのでこっちにした。ウホッ! いい言語……。

そして業務内容を把握するため、現場あっちこっち駆けずり回りながらヒアリングする。ときには部長から愚痴を聞かされ、ときにはパートのおばちゃんから誘惑され、そんなこんなを繰り返し、仕様をつめていく。

そして数ヶ月かけて開発したシステムの稼働である。そのときのことは今でも忘れない。

現場の人がラインからデータ入力する。サーバデータが送られてくる。別の事業所からも送信されてきてる。問題ない。事務員さんが伝票処理を行う。問題ない。すげえ、ちゃんと動いてる。お遊びで作ったプログラムではなく、本当に本気の業務用プログラムである。それを僕が1人で作ったのだ。このプログラムで業務がまわり、利益を生み出すのだ。社会に対して、何らかの作用を及ぼすのだ。僕みたいなクズにでも、そんなことが可能だったのだ。

そのことに気付いたときの感動を、僕は今でも忘れない。


それからちょっといろいろあって、ホームレスになった。うん、急展開なのはわかってる。でもこの間のことは語ってもあまり面白くないし、公序良俗に反する話もあるのでざっくりはしょる。どうせフィションなんだから細かいことを気にしてはいけない。

話を戻そう。

ホームレスになってからの数日はひどい精神状態だった。足元から世界が崩れていく感覚。視界がぐにゃりと歪む。帰りたい。でも帰る家がない。だからホームレスというのか……というトートロジーを何度繰り返しただろうか。

もうあまり覚えていないけど、このときの僕は本当にもう何もかもどうでもよくなってたと思う。ただ、自分の全財産がバッグ1つしかないということに対する心地よさ、開放感があったのはよく覚えてる。そんな状況で地べたに座り込んで見る風景。きっと、今はもう見えない。あの頃の僕にしか見えない風景が、そこにはあった。

いろんな人と出会い、流れ流れて、最終的に西成のあいりん地区にたどり着いた。関西圏の人には説明不要かもしれないけど、よく言えば日雇い労働者の街、ぶっちゃけて言えばホームレスメッカである。今はもう綺麗になってしまったし、治安もそこそこよくなったけど、僕がいた頃はまさに「カオス」としか表現のしようがない状況だった。

どこから持ってきたんだといいたくなるようなガラクタばかりを並べた泥棒市。簡素な骨組みにビニールシートをかぶせただけの飲み屋。「ないかーないかー」と声が聞こえてきたので見てみると、警察署の近くなのに道端で堂々と丁半博打をやっている。コンビニトイレ張り紙には「トイレが詰まる原因になるので注射器を捨てないでください」とある。いやトイレが詰まるとかの前に気にすることがあるだろ。ケンカなんて日常茶飯事。頭から血を流したおっさん普通に歩いてる。数百人規模で並ぶ三角公園炊き出しは圧巻。四角公園の炊き出しでは誰もいない場所にワンカップの瓶とかがたくさん並んでる。何かと思って聞いてみたら「あれで並んどることになってん」と返ってくる。学食の席取りルールみたいだ。ああもう全然書ききれない。

でも一番印象に残っているのは、南海線の高架下、うず高く積まれたゴミ山の前でガラクタ解体していたおっちゃんのこと。奇声を発しながらハンマーを振り下ろしていたおっちゃん。その両目は、これ以上ないほどにキラキラと輝いていた。その鉄屑を売った金でビールが何本買えるか皮算用でもしているのか、あるいは幸せになる魔法の薬でもキメているのか、そのときの僕にはわからなかったけど。

そして、人生を投げ出していた僕に付き合ってくれたおっちゃん、あなたのことも忘れません。モーニングをおごってくれて、いろんな話をしてくれて、聞いてくれて、役所の福祉課まで連れて行ってくれたおっちゃん。あなたがいなければ、僕は今でも西成でぬるま湯の日々を送っていたかもしれない。

いろんな人に助けられて、ホームレスの施設に入ることになった。舞洲という人工島にあるのだけど、これがまた周囲に何もないのだ。スポーツ関連施設、ゴミ処理場、物流センターが点在するくらい。コンビニ1件ありゃしない。だけど施設での生活は意外にも楽しかった。2段ベッドが6つ並んだ12人部屋。むさくるしいけど、みんなバラエティに富んでいた。刑務所上がりのいかついおっちゃん、虚言癖のひどいおっちゃん、ほとんど一日中寝てるじいちゃん、薬のフラッシュバックがひどい兄ちゃん。そんな人達の中で過ごせば、自分がどれほどクズであっても気にならない。やはり僕はこちら側の人間だと再認識した。

市街地にある施設へ移ってからはいろんな仕事をした。生駒の山奥にドブさらいに行ったり、事務所移転バイトで腰をやってしまいそうになったり、なんやかんやあったけど、長くなるのではしょろう。結局のところ、またプログラマをすることになるのである

そろそろ身バレしそうな領域に入ってきたのでここでもう一度強調する。このお話はたぶんフィクションです! たぶんフィクションです! 大事なことなので2回言いました。


そう、またプログラマとして働くことになった。今度は従業員数300人くらいの大きな会社である日本人なら誰でも知ってるであろう大企業の子会社ということもあり、本社からの出向社員東大京大卒当たり前みたいな状況。そんな人達の前で中卒の僕が前に座ってプレゼンやら仕様検討会やらをするのだ。何の罰ゲームだよ……。

最初に思ったのは、「ここにいる人達は育ちがいい」ということだった。みんな礼儀正しい。喋り方や立ち居振る舞いまで、今まで僕がいた世界とは何もかもが違っていた。まるでドラマに出てくるような「ちゃんとした人生を送っている人達」だ。そんな人達に囲まれていると、「生きていてごめんなさい」と言いたくなる。本当に。

他に驚いたこと。社内で連絡を取り合うのにメール使ってる。やばい。社内メーリングリストとかもある。やばい。定期的にミーティングとか勉強会とかもする。なにそれ怖い。自分がいっぱしの社会人になったかのような錯覚に陥る。ちょっと前まで西成でゴミ拾いのバイトしてたのに。「勘違いするんじゃない! 西成の日々を思い出せ!」と何度も自分に言い聞かせ、自我を保った。

とはいえ、萎縮してばかりもいられない。気付いたことはどんどん提案した。あちこちに散らばっている共通の処理をライブラリ化したり、サーバで負荷がかかっている部分を改善したり。却下されたものも多かったけど、採用されたものもそれなりにあった。業務の改善案を考えるのは楽しい。誰かがプログラマの三大美徳に「無精」を上げていたっけ。極度のめんどくさがりで、楽をするための苦労は惜しまない僕には、こういう仕事天職なのかもしれない。

システム開発の方も順調に進んでいた。この頃はMicrosoftですらWeb版のOfficeを出すような状況で、デスクトップアプリに比べても遜色ないレベルのWebアプリがどんどん出てきていた。この会社で開発しているのも、そんなAjax技術を多用したWebアプリだ。JavaScriptを用いた本格的な開発に最初はとまどったけど、書けば書くほど言語自分の手に馴染んだ。クロージャprototypeといった基礎をちゃんと学ぶと、書けるコードレベルが段違いに上がっていくのが楽しかった。

仕様にもこだわった。実際に使う人がどんなふうに操作するのか、何度も何度も脳内でシミュレートし、どんなUIが最適なのか、データ構造はどうするべきか考え、実行速度とメンテナンス性の板挟みに苦しみ、何度も何度もリファクタリングを繰り返す。

そのとき開発していたシステムは、メイン画面でほとんどの処理を行うタイプのものだったのだけど、そのメイン画面のJavaScriptコードは最終的に1万行を超えた。もうこの頃にはJavaScriptでのオブジェクト指向的な開発手法というもの自分なりに構築されつつあった。そしてこのカチャカチャとした手触りの、安物のオモチャのような言語は、僕の一番好きな言語になったのだった。

そんなある日、僕が作ったシステムのメインユーザーである他部署の偉い人が来て、開口一番こう言った。

「あのシステムいいね!

この機能が素晴らしい、とか、あの発想はなかったわ、とか、とにかくべた褒めして、そして去っていった。機能追加要望の前口上だと思って身構えていた僕は拍子抜けした。「あの人が他人を褒めることなんてめったにないよ、すごいね」と近くの席の人が言う。

そのとき僕は「カチリ」という音を聞いた。

どこにもはまることのない歪な歯車。その僕が、社会という大きな機械の中に組み込まれる音だったのだと思う。まあすぐに外れてしまうのだけど。その一瞬だけは、僕は確かに社会の一部になれたのだ。


そして契約期間満了となり、再び僕は人生の岐路に立たされる。

これからどうするか? 今の技術力ならそれなりのところに就職できるかもしれない。でも僕にはやってみたいことがあった。半年かけて海外を旅するのだ。

今、僕の手元にはまとまったお金がある。こんなのは人生で初めてのことだ。そして僕は今、どこにも所属していない。どんなところに行ったっていいし、何をしたっていい。この先、そんな状況がどれだけあるだろうか? 人生長いのだ、そりゃあ何度だってあるかもしれない。でも今回やりたいことをやらなかったのなら、僕はきっと何度だってやらずにいるままだろう。

もちろん怖くなかったわけじゃない。なにせ海外なんて行ったことがなかったのだ。ずっと極貧の生活をしてきた僕は、国内旅行だって満足にしたことがない。

いろいろと考えた。ない頭を使って考えた。自分の英語は通じる? 病気になったときは? 荷物をなくしたら? あれこれ考えると心配事ばかりが頭をめぐって、わけがわからなくなる。

最終的に決定打になったのは、自分が何も持っていないという、この状況だった。

そう、僕は何も持っていない。家族友達も、夢も希望も。だけど、そんな人間だからこそできることがあるんじゃないかと思ったのだ。何も持たないからこそ、どこにだって行けるし、何にだってなれる。それはタロットカードの「愚者」みたいなものだ。愚かな者は恐れも何も知らぬからこそ、無限の可能性を秘めている。

心を決めたら後は早かった。

パスポートを取得した。航空券を手配した。住民票を海外転出した。トランクルームを借りた。住んでいた部屋を引き払った。

空港へ向かう電車の中で、懐かしい感覚に襲われた。あの日、ホームレスになったばかりのころの感覚世界が足元から崩れていく感覚。でもあのときとは決定的に違うことがあった。それは、今回は自分が望んでこうなったのだということ。流されるまま生きてきた僕が、初めて自分人生に対して主導権を得た。それだけが決定的に違っていた。それだけで十分だった。足の震えは、これからの旅路への、期待に対する震えなのだった。


初めて踏みしめる異国の地。最初はいろんなものに圧倒された。

自分とは異なる人種、異なる言語。街の看板すらまともに読めない。レストランの注文すらおぼつかない。ちょっと電車に乗るのも大仕事だ。それでも時間をかけてひとつひとつなんとかしていった。

見知らぬ街の匂い、喧騒、バケツをひっくり返したようなスコール、旅の中で出会う怪しい人、優しい人。僕の前でたくさんの風景が流れていく。

川辺のレストランで昼ご飯を食べた後ボケーッとしていると、猫が膝の上に乗ってくる。動くのもめんどくさくてボケーッとしてたら日が暮れてた。そのまま猫と一緒に晩ご飯を食べた。そんな日もあった。

長距離列車に乗っていたとき、車内食にピーナッツバターのようなものが付いていたので、普通にパンに塗って食べた。でも梅干的なものだったらしく、めちゃくちゃ酸っぱかった。「すっぱ! すっぱ!」とかやってたら向かいの席の女の子爆笑していた。僕も笑った。そんな日もあった。

最初は少し移動するのにも大変な思いをした。でもいつの間にか、ローカルバスに乗って気ままに旅するようになっていた。

たどたどしかった英語も、日常会話程度なら普通に喋れるようになっていた。

いろんな国のバックパッカーにもたくさん出会った。お互いつたない英語でやりとりするのも楽しかった。今度は彼らの国にも行ってみよう。だからいつか世界一周に出ようと、僕は心に決めた。

こんな旅に出たところで自分は何一つ変わらないと思ってた。でも、何かが変わってきている。それが何なのかはわからない。たとえば図太さだったり、適当さだったり、そういうのもあるのだけど、何か違う。それよりもっとプリミティブなもの。感情になる前の感情、行動になる前の行動。マグマのような熱量を持ったドロドロとしたものが、自分の中に渦巻いているのを感じる。それがいつ形を成すのかはわからない、今はまだ。だけどいつかどこかで、忘れた頃にひょっこり出てくるんじゃないかと思う。そのときを楽しみにしていよう。

そして夢のような日々は終わる。


日本に帰ってきたとき、手持ちの金は10万以下だった。部屋は解約していたので住むところもなかった。普通にホームレスだった。僕は焦らず慌てず、西成へ向かった。

しばらくはドヤ(安宿)に泊まった。一番安いところなら500円から泊まれる。西成はいいところだ。

宿に住民票を移し、ハロワ失業保険を申請した。

前の会社から戻ってこないかと誘われたけど、「働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!」と言って断った。

いや働きたくなかったのは本当だけど、もう1つ理由があった。職業訓練組み込み系を学ぼうと思っていたのだ。

スマートフォン含むタブレット端末の市場がこれからも拡大していくのは間違いない。そうすると必要になってくるのは組み込み系の知識。いやアプリ作るだけなら必要いかもしれないが、そういった知識があれば、自分ができることの幅がぐんと広がると思う。

それに、今の僕には基礎的な力が圧倒的に足りない。すべてを独学で、我流でやってきたけど、やはり限界を感じる場面が多々あった。だから今回ちゃんと体系的に学んで、足元を固めようと思ったのだ。

結果的には正解だったと思う。本当に基礎の基礎から学べた。

ブレッドボードを用いて回路を組むところから始まって、アセンブラC言語組み込みLinuxでのデバイスドライバ開発、アプリ開発。これまで高級言語の十分に進化しきった部分にしか触れてこなかった僕にとっては、どれも難しかったけど、どれも面白かった。これからどういう道に進むかまだわからないけど、ここで学んだことは絶対に無駄にならないと思う。

そうして職訓で勉強するかたわら、悶々と考えていたことがある。世界一周についてだ。

今はまだ金もないし、そんな金を稼げるあてもないのだけど、いつか(たぶん10年後くらいには)行こうと本気で思っている。

ルートだけでも今から考えておこうと思って、いろいろと旅程検討アプリを試してみたのだけど、どれもいまいち使い勝手が悪い。海外のものも含めて探しまくったけど、自分が思うようなものは見つからなかった。

だったらもう自分で作るしかない。せっかくだから就活ときポートフォリオとして使えるよう、ちゃんとしたWebアプリを作ることにした。

最初の1ヶ月は地図APIの選定と、検証コードを書き捨てるだけで終わった。

2ヶ月目は基礎部分の構築だけで終わった。

3ヶ月目に本気を出し、ほぼできあがった。

4ヶ月目でサーバドメインを用意し、最後の仕上げをした。

そしてベータ版リリースした。 http://planetter.com/

それが先週の話。

そして今、こうして増田投稿する文章を書いている。

だからこのお話はここで終わりだ。正確に言うなら、ここから先の展開はまだわからない。


10年間を振り返ってみて思う。あの頃と比べて、何か変わっただろうか?

家族や親類とは縁が切れたままだし、いまだに人付き合いは苦手だし、金はないし、夢も希望もない。それは今でも変わらない。ただ、あの頃あれほど感じていた空虚さは、跡形もなく消えている。

西成の高架下で見た光景を思い出す。ガラクタ解体していたおっちゃん。あのキラキラした目。たぶんあの瞬間に僕は、自分にとって一番大切なものは何なのか、心の深い部分で理解したんだと思う。

世界一周だなんだというのも本当はどうでもいい。僕はただ、いつだってドキドキしていたいのだ。

初めて人を好きになったときの気持ち。知らない街で暮らし始めたときの気持ち。そして、プログラムが思い通りに動いたときの気持ち。

それを持ち続けていたいのだ。いつだって新しい世界にワクワクしていたいのだ。

だから僕は、今日ガラクタのようなコードを書き続けている。

ふと目を閉じれば、まぶたの裏に映る、あの日のメッセージ

"Hello world!"


このお話はたぶんフィクションです。実在の個人や企業とはあんまり関係ありません。でも、ここに綴った僕の想いは、ノンフィクションです。

2012-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20120615133000

あれって、穴が開いた船の浸水バケツでどうにかしてるだけだからな。穴をふさがないとどうにもならない対症療法

まぁその穴をふさぐのが大変って話なんだけどな

2012-06-10

脱原発には40年かかる。

ロボット工学の偉い先生の講演を聴いてきた。あの311から原発事故現場に関わってきた先生の話だ。

先生の発表はとても熱かった。みんな資源エネ庁の公募に応じてくれと、国内学者技術者、国公立の機関民間企業、あらゆる所から英知と技術を集めて、あのぶっ壊れた原子炉を何とかしようとしていた。なんか発表中ずっと、BGM逆シャアのメインテーマが聞こえる気がしたよ。私はもう平常の研究開発、普段の企業の業務に戻った気でいたけど、その先生はまだ非常時モードで、まだまだ戦っていたんだ。

先生曰く、あのぶっ壊れた原子炉の中身、溶けてしまった燃料棒を全てきちんと片付けてしまうには、30年から40年かかるという計画がすでにたっている、のだそうだ。

建屋の最上階に人類が到達できるまで数年。もう一度格納容器を水で満たすまで10年。それからすこしずつ核燃料を取り出し、しかるべき所に処理を始め、終わるまで30年はかかるんだと。

先生ロボット撮影した様々な動画を見せてくれた。水のシャワーが滝のように流れ落ちる中をあっぷあっぷしながら進むかのような、原子炉の中をファイバースコープ撮影したノイズだらけの動画もあった。多分その動画はないけど、東京電力サイトでも結構動画を公開しているのだとか。

原子炉事故が起こった時に、最初に入ったロボットルンバ会社の軍用ロボットPackBotだった。あれに、なんでロボット大国の日本なのに日本ロボットじゃないのか不思議に思った人、結構いたんじゃないだろうか。そのあと原子炉建屋に入った日本ロボットはQuinceという。千葉工業大学先生が作ったプロトタイプだ。恐るべき走破性の高さで建屋の最上階まで行けたが、1号機は帰り道で自分でケーブル切っちゃって帰れなくなった。

重要なのは、PackBotは量産機で米軍がいっぱい持ってて普段からいつでも使えるように用意してあるのに比べ、Quinceは先生学生さん手作りで作った一点物であるということだ。これは想像だが、一点物のこのスーパーロボット、使おうとしたら先生研究が遅れちゃったり学生さんがうっかりすると留年しちゃったりモーター焼けたら代わりのモーター買うのに先生がやたら書類書かなきゃいけなかったり下手すると論文に間に合わせるために学生居酒屋で稼いだ私財を投入しちゃったりするようなものなんじゃないだろうか。私の理解では、大学研究室ロボットというのは大体そんな感じの物だ。でも、ルンバはいつでも買えるようになっているよね。リアルロボットであるというのはそういうことだ。PackBotもお金出したら米軍はいつでも売ってもらえるんだ。

2001年には、原子炉やその周辺で動けるロボットというのは、プロトタイプではあったが、相当数あったらしい。バケツウランかき回した奴がいたせいで開発予算が付いたんだね。でも、ついたのは開発予算だけ。2011年には、動く状態で残っていた当時のロボットというのはなかったんだと。10年というのは、そういう歳月なのだ

原子炉建屋の外で遠隔操作の建機ががれき除去を始めた時、何で中のロボットはないのに外のロボットはあるんだよ、と思った人はいいかな?あれな、雲仙普賢岳火砕流から街を守る建設をする時に開発が盛んになったものが、今でも技術が受け継がれていつでもお金出せば買える状態になってるんだって。屋内の作業ロボットは滅びたのに、なんで遠隔施工建機は生き残っていたんだと思う?

これはな、国交省役人意図的に生き延びさせたんだそうな。私が思うに多分、まるで伊勢神宮式年遷宮のように、工事費の多少の無駄は承知で、「この工事は無人でやらないと入札できません」ってやったんだと思う。そのおかげで、今、建屋の外はかなり片付いている。原子炉敷地内の線量マップスライドに出てきたけど、ほとんどが2ミリシーベルト毎時以下まで下がってた。高いけど、即死はもうできないレベル

日本技術ってのは、プロトタイプを作るところまではアメリカにそんなに顕著に劣ったりしないんだと。ただ、無駄かもしれないものを軍が買い支えて育てるシステムがあるアメリカと違い、日本プロトタイプが良くてもすぐ死滅しちゃう。商用に持ち込まないと、生き残っていけないから、なんとか技術を維持するために無理してでも需要を創出していかないといけない。ロボット工学の偉い先生は、そう語っていた。

これさあ、原子力技術にも言えるんじゃないかと、私は思う。原発事故の本当の終わりまで40年かかるのであれば、今まだ生まれていない子供が育ってたずさわらないと、終わらない。じゃあ、それまで原子力業界にちゃんと人が流れ込むようにきっちりと産業として生きていないと、こわれたあの原子炉は片付かないんだ。

まあこの辺でわかってもらえると思うけど、私は今の夏までに原子炉を動かすだの動かさないだの、そういうのは馬鹿馬鹿しくなっちゃった。とっとと動かして、その間に万が一への安全策増設を淡々設計して、次の点検の時に追加すれば良いじゃない。即座の脱原発なんて無理よ無理。だっていちばん危ないのが片付くのが40年後、そこに40年後までまともな技術供給し続けないといけないのだから、40年後まで他の原発もある程度動いていないと、技術継承的に無理がある。40年後片付いたら、完全な脱原発の作業がやっと始められるんじゃないかな。

追記:6月10日正午

技術がおのずからお金を稼いでこないと、その技術を維持継承発展するのには意外なほど膨大なコストがかかるよ。

いわゆる伝統芸能伝統工芸で残ったもの残っていないもの、投入されている公的な予算を考えると良いよ。

日本場合軍需にお金がちょっぴりしか出ないから、それ以外の公共や民間がよろこんでお金を出すような需要を創出しないと技術は簡単には残っていかないよ。

2012-03-16

そうだ。メモリ利用効率な。それはさすがに2種類に分かれる。

コードメモリフットプリントという意味なら、CPU内部にキャッシュがあるCPUについてはコアなアルゴリズムキャッシュの中に乗り切るようにすることによって高速化はする。これは効果があるがあまり適用されるケースがない。

大抵はボトルネックはIOだからな。

 

次に一般的に言われるデータ構造の利用効率だが、これは実はこの分野は大富豪プログラムでいい。理由はメモリハード的特徴。メモリ中途半端に70Mとか90Mにするほうが難しい。64M128Mのほうが簡単。

から、増やし方は2倍 2倍。が簡単。エルピーダが逝ったように廉価販売の嵐というのも相まって、OSが256ぐらいつかうからという理由で512M積むというのも当たり前になってきてる。

残念ながら100M級メモリが空いていれば データ構造で詰まるということはないだろう。

確かにメモリをけちれば消費電力が下がるが 設計上 メモリケチ構造CPUに負荷がかかるのでCPUの消費電力のロスのほうが大きいと考えるのが今風。

それにデーターを圧迫するのは大抵は画像や音声や動画などのコンテンツ

 

データが圧迫するのはビックデーター系だが・・・これまた、ビッグデーターで処理という流れのほうが大きくて もしくはSQLの固有技術サーバー設計技術という話になってきてプログラム単体の話からそれてくる。

だいいち、どちらかというとメモリ利用効率じゃなくてCPU効率だしな。

最後に残るのは組み込みマイコンCPUだが、もはや別次元すぎる。

 

というわけで、メモリに関しては富豪的プログラムでいいと思うよ。量のあるデーターに対して ざるくバケツソートとかそういうことじゃなければ。

ただ、それも仰るとおりCPUが速くなれば、バッテリー進化すればすべて解決。あとは、誰にでも簡単にプログラムできるようになって、高レベルプログラマが今より不要になる。栄枯盛衰だね。

からCPUのことを時にするのばバカだといわれれば、まぁ、世界規模で見ればそのとおりだ。

 

消えろってうん、ごめん。

2012-03-14

女友達0からたった4ヶ月でセフレを2人作ったぼくのシンプル方法

四ヶ月前、ぼくはキレイ女の子を抱きたいと思った。いや、その前からずっと抱きたくてはいた。

その気持ちがバケツのなかに溜まっていって、縁から溢れ出したのがどうやら四ヶ月前だったらしい。

でも、まったく女の子の知り合いがいなかった。周りに女の子がいないんじゃ、口説けやしない。

ぼくはけっこうシャイから、友人に紹介してくれとも言えないんだ。どうしようかと考えた。

結論は早かった。そうだ、ナンパをしよう──。

女の子と仲良くなりたい。でも、接点がない。だったら、ナンパするしかない。明快なロジックだろ?

そして、四ヶ月たった今、なんとぼくには二人のセフレがいる。どちらもとびきりの美人だ。

いったいどうやってそんなことが可能になったのか? どんな魔法を使ったのか?

それをここに記したいと思う。女の子を抱きたいと思っている男の子はたくさんいるはずだ。そんな男の子たちの一助になってくれることを願う。

では、今から説明をしよう。だが、その前にちょっとだけきみの部屋にある本棚を眺めてみてほしい。女の子が抱きたくてたまらないときに買ってしまった、恋愛ハウトゥー本はないかい? あったらそれはゴミ箱に投げ捨ててくれ。きみにそんなものは必要ない。

ぼくがこれから書くことだけを、愚直に実践してみてくれ。

数をこなすのは時間、体力、気力の無駄

ナンパ師がよく言うメソッドに「100人に声をかければ1人はゲットできる」というものがある。

確かに多くの女の子に声をかければ、いつかはサクセスすることだろう。

しかしだからといって数をこなすことが目的になってしまえば、ナンパは単なる徒労になってしまう。

ぼくも「綺麗なお姉さんとエッチなことがしたい」という思いが空回りして、銀座で声をとにかくかけたことがある。

しかし、たくさん断られたらそのぶん傷つくし、女の子を探して歩きまわるのは、当然だが疲れてしまう。

それで女の子と仲良くなれたら言うことないだろうけど、心に傷を作ったうえに何もなかったら、わびしい気持ちでいっぱいになってしまう。

一日予定をあけて何時間ナンパをするだなんて、フルマラソンに出場するようなものだ。

訓練を積んでいないと身体がぼろぼろになって、最悪ケガをしてしまう。

ぼくが望んでいるのは何十人もの女の子セックスをすることじゃない。

ひとりでもいいから甘えたい気分のときに抱きしめてくれて、ムラっときときエッチをさせてくれる、そんな優しい女の子が欲しいんだ。

ぼくが編み出した無理のないシンプルナンパ方法

から、長時間ある場所に張って女の子に声をかけるなんていう方法はすぐにやめた。体力がもたないんだ。

そこでぼくのようなライトセフレ待望者でもできる、フルマラソンじゃなくて短距離をランニングするようなナンパ方法を考案した。

ぼくがやった方法はとってもシンプル。普段どおりの生活のなかで、いい感じの女の子を見つけたら声をかける。これだけだ。

もうちょっと具体的に言おう。ぼくが声をかけるので一番多いのは駅の改札を数メートルでたところ。

これは大学バイト先に行っているとき、もしくは家に帰っているとき電車内で見つけたステキ女の子ちょっとストーキングして声をかけているってことだ。

自分から無理やり探しに行くのは疲れるからしない。日常生活のなかで、思わず抱きたいと思うような女の子が通りすぎたときだけナンパする。

ナンパ師が声をかけるとき、いろいろと妙ちきりんテクニックを考えだして実践しているらしい。道を聞くふりをしたり、だとかね。

だけど、ぼくはそんな面倒なこともしない。声をかけるときセリフは完全にテンプレートで決めている。それはこんな言葉だ。

すみません、さっき電車のなかで見かけて……一目ぼれしちゃいました!」

変な飾りつけはしない。ストレートに、シンプルにいく。そもそも技術がないんだ。テクニックに頼ることはしない。

成功確率が高い女の子はひと目見るだけでわかる

ナンパするかを決める基準はぼくの好みに大きく依存しているが、ナイス女の子に片っ端から声をかけても無駄だ。

さっきも言ったようにたくさんの女の子ナンパして、たくさん断られることは心の傷を深めるだけだ。そんな悲劇は避けよう。

では、どんな女の子ナンパに応じてくれるのか? ズバリ言おう。20代後半~30代後半で、小奇麗にしている女の子だ。

ケバかったり、若い女の子に対抗しようとしている女の子は除外した方がいい。そういう女の子はやたら自分価値釣り上げてくる。ババアのくせに。

遊んではいないけど、異性の目を意識してしま・・・そういう女の子が格好のターゲットだ。

移動中の電車のなかで年はいっているけど小奇麗ですてきな女の子がいたら、心のなかで問いかけてみよう。

ちょっとシワはあるけど……うん、抱きたいな」

そう思えるなら声をかけるんだ。ぼくはそうしている。

ナンパが上手くいくかどうかは第一声の反応でわかる

実はナンパ成功するか否かは声をかけたときの反応でわかってしまう。

「一目ぼれをしました」と言った瞬間に、不意をつかれながらも女の子が「あはっ」と笑ってくれること。これが成功の絶対条件だ。

「は?」と反応が鈍かったり、こっちを怪しんでいたり、あからさまに嫌な顔をするときは、これは絶対に上手くいかない。そのあとにどんな言葉をかけたって、どんどん不快な気持ちにさせていくだけだ。こんなときは潔く諦めよう。

こちらのストレートな好意を嬉しがってくれる女の子。こういう女の子は話していると終始口元が緩んでいて、こちらも気が楽になるし、上手くいくことが多い。

第一声で笑ってくれたら、あとは普通に会話をすればいい。どういう人で、どんな趣味か聞いて、自分はどんな人間かを自己紹介するんだ。

ナンパ本には冗談をたくさん言って笑わせろだとか、女の子の持ち物を褒めていい気分にさせろだとか書かれているけど、ぼくの目的普通に仲良くなることだ。そこに高度なテクニックは必要ない。

無理してハウトゥーに書かれている技を実践してみたってうまくいかないし、疲れるだけだ。

余計なことは考えずに、自然体に。それがぼくのモットーだ。

いきなりセックスできることなんて、ない

女の子が大好きだとつい知り合ったその場で抱きしめたり、キスをしたりしたいなって考えてしまうけど、そんなことをすれば逮捕されてしまう。

ナンパ師の自慢を聞いていると、会ってすぐに漫画喫茶に行って生でセックスしただとかいうエピソードが出てくるけども、そんなことは技術力を積んだその人だからできることであって、基礎を学んだ身ではないぼくにはできるはずがない。

一度だけ、ウォーキング中の主婦ナンパして、何時間ウォーキングに付き合っていたらちょうどよくホテルが見えてきたので、そのまま入ってエッチしたなんてことはあった。しかし、その子とはそれっきりだし、初対面で女の子を抱けるなんてことはその一回だけだ。

ナンパが上手くいったら、あとは普通にデートを楽しもう。すぐに身体を求めるんじゃなくて、相手が心を許すのを待って、もし向こうも望むのならばエッチをする。そのぐらいの気持ちでいいんだ。

ぼくはそばにキレイ女の子がいるだけで幸せな気分になれるので、結果的にその子を抱けなくても満足している。がっついたって良いことはない。むしろ、傷つく可能性のほうが高い。

からセフレを作れた

ぼくが重視したことはとにかく疲れずにナンパできることと、抱けなくたっていいと目標を低く設定すること。

無理をしたって続かないし、高い目標を設定してしまうと、あとでがっかりすることも多くなってしまう。それは精神衛生に悪い。

そうやって、日常生活から半歩だけ冒険する形でナンパを続けてみて、何人かの女の子と仲良くなれた。

そう、たった数人の女の子だ。でも、ぼくはそれだけで満足だ。たくさんの女の子を抱くことが目的ではない。

いま、ぼくは幸せな気持ちでいっぱいだ。いつだってぼくを受け入れてくれる女の子が二人もいる。

の子たちはぼくが望んだらいつだって会ってくれるし、もちろんセックスをさせてくれる。

情けなく甘えたら頭を撫でてくれるし、身体のどこを触ったって怒らないし、何度も何度もチューをさせてくれる。しかも、美人

二人とも働いているし、一人は結婚しているから予定が合わないこともあるけども、どちらかとスケジュールが合うときは必ず会って、幸せな気分にさせてもらっている。

ナンパを始める数カ月前とはほんとに大違いな、とってもハッピー毎日だ。だって、そうだろう? キレイ女の子を定期的に抱けるんだ。こんな幸せなことってない。

きみもこんな生活を送ってみたくないかい? きみにもできるよ。ぼくの方法実践すればね。

The show must go on. やりつづけるんだ、きみの夢をかなえるために。

2012-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20120104011521

例えばこの先の人生で、君が「好き」とか「愛してる」とか言われることがあったとして(日本人なら滅多に口にださないだろうけど)、その呪いはその言葉を全力で否定しにくる。

自分が愛されるはずなんかない」「愛されていいはずなんかない」

というふうに。

ありがちなのは、「自分なんてきっと元彼の代用品だ」みたいなことを思ったりだろう。

そして、

「もし本当なら、愛の証明を見せろ」

というような無茶振りをすることになる。

もちろん、どんなに無償の愛を注がれても、愛に満ち足りることはない。

お前の心は穴の開いたバケツだ。

2011-12-17

結婚しないと金が余ってあまってしょうがないな

30歳年収650万。

しか事情があって3年前から実家暮らし

金が余る余る。

貯金が増える増える。

趣味は複数あるけど金が飛んでくようなジャンルではないし。

ジムフルタイム会員になっても月1万ちょいだもんな。


俺たぶん一生結婚しないんだろうし、

死ぬまでにすげー無駄に貯蓄増えてそうだ。

ていうか俺の一族代々そうなんだよな。

結構長生きなんだけどみんな金を余らせて死ぬ。所帯持ちでも。

貯める気はないんだけどなんかそうなる家系

下へ下へ財産持ち越し。かける場所がないバケツリレーみたいに。

これで結婚しないとなるとなんかもう

俺が稼ぐカネってなんかもったいないような気すらしてくる。

実際はキャッシュ余りの世の中だからどうでもいいんだけど。

2011-11-16

怠け者で凡人の英語勉強法

ホッテントリランクインする英語勉強法って、なんであんなモチベーション依存ものばかりなのか。

俺のような怠け者の凡人には、必要もない情報インプットする作業なんて三日坊主どころかやる気すら起きない。

始めてみても、必要性が無い情報なんて頭に入ってこないし、記憶なんてこれまた3日も持たないから、

インプットをどれだけ増やしたって底の開いたバケツ

結局、英語が達者な人って、必要性があったか勉強したって人ばかりなんだよ。

勉強法なんてどうでもいい、必要なのは英語が必要な状況に身をおくことじゃないだろうか。

アウトプットを出さざるをえない状況に自分を追い込む。

自分の追い込み方の一部

インストールするソフトはすべて英語バージョン

不具合が出たら英文で指摘

・必要な情報はすべて英語で調べる

オンラインゲーム英語

この程度でメールベースでは仕事は出来るようにはなったけど、英会話必要性を高めるのが難しい。

2011-10-15

韓国ブームなんて無い、無いんだ

母が「韓国」にドハマリして数年。

韓国ドラマ映画歌手に釘付けなのは勿論、

生活用品・食い物まで買ってくるもの全て「韓国風」なものばかり。

食べ物なんかはやっぱり韓国風だけあって、どれもこれも超辛い。

で、俺が辛いの苦手なの知ってて食卓には真っ赤な料理が並べられる。

むせて涙目になっている俺を見て「私は大丈夫だけど^^(ドヤァ」

ちなみに母はバケツみたいな入れ物に入ったキムチ毎日大量に食べております

あ、勿論クチャラー且つ犬食い!

 

趣味にハマるのは勝手だけど、周囲に害を振りまきはじめたらそれはもうただの迷惑なんだよね…。

2011-09-03

やっぱり、フ○テレビってアレな人間が集まるのかな。

この人間は、

医療ジャーナリスト」を肩書きにするには値しないんじゃないの。

http://twitter.com/#!/itoshunya/status/109778247599931392

@itoshunya

では正しい方法をご教授ください。簡易な考え方あっても良いのでは?何でも精査ではなく対処策という方法論があっても良いのでは。@Mihoko_Nojiri: そうそ伊藤隼也氏が cpm から Sv の換算公式なるものをRTしていて、困ったもんだと思ったのであった。もちろんガイガー

  • --- ---

「教えてください」の意味で「ご教授ください」と書いてあるのを見て、

「ん?」と思う。

教授」と「教示」の違いが判ってないか

「教示」という言葉を知らないのであろう。

そんな人間が、

言葉大事にしなければならないはずの仕事をして、

マスコミにかかわったりしている。

  • --- ---

「簡易な考え方あっても良いのでは?」と書いてあるのを見て、

もしかしてこいつは?」と思う。

この人間は、

「容器が『コップ』であろうが『バケツ』であろうが、

『1杯はXXX cc』とする考え方があっても良いのでは。」

と同等の主張していることに気がついていないのであろう

ガイガーカウンターについて、

(他人の知識を中途半端に聞きかじるばかりで、)

自分からは少しも調べようとしないのであろう。

つか、

放射線障害が話題の今の時期、

医療ジャーナリスト」を名乗るなら、

「簡易な」ガイガーカウンターぐらい持ってないのかよ。

どうやって、

福島原発の汚染現場を取材してきたんだ?

  • --- ---

「何でも精査ではなく対処策という方法論があっても良いのでは。」と書いてあるのを見て、

「あ、はじまった」と思う。

「一般化」であろう。

「何でも」精査が必要なんてことは誰が言ったのか。

(たぶん、

この人間は、

他人が「対処策」を出したときは、

根本的な解決」を求めるんだろう。)

2011-08-08

自業自得モヤモヤ。完全なチラシの裏

『容赦なき水の戦い、舞台真夏サンクトペテルブルグ - GIGAZINE

http://gigazine.net/news/20110808_water_battle_in_st_petersburg/

はてブで上のページがホッテントリされて、タイトル前半の『容赦なき水の戦い』しか頭に入っていない状態で、

世界には水源を巡って部族同士が争っていると言われているが、またその手の紛争か」と早とちりしてリンククリック

するとそのページには、都会の真ん中でバケツペットボトル、水鉄砲などを使い、水をぶっかけ合うお祭りの様子が書かれていた。

最初、何かの間違いかと思った。

タイトルをもう一度見直して、自分が早とちりしたことを知る。

そしてページを改めて見て、

世界にはこの水のために殺し合いまでする人たちがいる一方で、遊びで水をこのように扱う人たちがいる」

ということに対し、深いモヤモヤ感が頭の中から離れない。

世界の水問題が解決するまでこんな祭りはするべきではない」などという主張は馬鹿げてる。

東日本大震災の後に見られた過度の自粛は、経済を停滞させることも分かっている。

だが、どうしても、自分の中にモヤモヤするものが残ってしまう。

この感情の正体は何?偽善?傲慢?憐れみ

それもこれも、リンク先のタイトルをよく確認せずに勝手妄想してクリックした自分が悪い。

自業自得だ。

2011-07-10

増田自転車パンク(前輪)の修理技術を手に入れた

増田YouTube100均自転車修理キットでパンクを直す動画を見た

バケツに水を入れてペンチと金づち、空気入れ、100均自転車修理キットを自転車の前に置いた

ピロリロリー

増田自転車修理レベルが少し上がった

自転車パンクが治った

2011-07-07

http://anond.hatelabo.jp/20110707182809

一般的かどうか分からないが、自分はするよ。

雨漏りとかする家で、バケツの中に雑巾とかトイレットペーパーとか入れて跳ね返りを防ぐのと同じ発想だろうと思う。

他には、水洗だと大にトイレットペーパーを被せると、臭いが少し抑えられる気がするよ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん