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2022-01-21

anond:20220120131926

天然繊維、セルロースとポリアミド(ウールなどの毛とシルクタンパク)はOKってわかったんだから

あとはアクリル、ウレタンポリエステルを避けりゃいいじゃん

仕組みがわかってもしょうがないとおもうぞ

たぶん芳香環か複素環の仕業だと思うけどそれがわかっても

気軽にベンジン使うわけにゃいかんよ、発がん性あるからなぁhttps://www.sankyo-chem.com/wpsankyo/1544

下着まで毎度有機溶媒クリーニングじゃ破産するだろうし

おしゃれ着ワンピとかだけクリーニング屋に出せ

おわり

2022-01-17

anond:20220115041753

大学研究室に配属されて、溶媒臭いかいで、こりゃ研究者無理だわって思って。

   ・・・ ああ、工学部化学系の知り合い達が同じことを言ってたのを思い出したわい。

2022-01-15

anond:20220114133403

おっちゃんなんて、宮廷化学修士持ちだけど、卒業以来一度も化学には関わってないw。

勉強するのが好きで、ほとんどエスカレーター修士まで行っちゃったけどさ、

大学研究室に配属されて、溶媒臭いかいで、こりゃ研究者無理だわって思って。

それから、独学でプログラミング学んでウェブ関係会社就職した。

地頭が良いというは、それ自体立派な特技になるよ。

2021-10-10

風や土が「属性魔法」として扱われてるの流石に無理がねえか?

古代ギリシャ錬金術師だったかが四大属性として組み込んだからって調子に乗りすぎじゃね?

一度整理してみようか。

紛れもなく属性魔法だ。「熱的なエネルギーを生み出す」だろうと「燃焼物の塊を作り出して飛ばす」だろうと紛れもなくそれは「火」や「燃焼」という属性を伴う。

ファイアボールって何が燃えてるんだ?」ってのは王道の疑問だが、まあここは「マナに『空気と結合して燃え物体』としての性質を与えて飛ばしてる」あたりで手を打とうじゃないか

マナ』なんてもの存在しない世界だとしたら、魔法の杖の先に核となる金属の塊でもセットして発射する魔法にでもしとこうか。

ゲーム攻撃魔法として属性があるべきかっていうと、燃やすのが有効な奴とあんま効かなそうなやつに分かれるんだからアリだな。

単なる水素酸素の結合物が大きく出たもんだが、地球の表層を覆ってる量が凄いし人体も大部分はこれなんだから文句は言えねえな。

から水を生成するタイプ場合であっても水はまあ割と特徴が多い物質からそういう方向に誘導するのが無理な感じはあんまねえな。

これをぶつけることで特別ダメージが入るかって言われると……まあ溶媒王様みたいなもんだから効くやつには効くだろ。

ゆうて高威力場合は単なる物理攻撃と何が違うのか分かんねえや。

冷気属性だったら文句はまったくないんだがな。

エネルギーに影響を与えるタイプは強いねー本当。

基本的にただの物理だろ。

基本的に土の塊や岩の塊を生み出すタイプだ。

土壌をめっちゃ綺麗にするとか植物を生み出すとかはまあ魔法ぽいんだけどな。

振動系だったら固有の属性として扱ってもいいのか?

でもやっぱこれは物理だろー。

少なくとも土属性攻撃呪文に関しては物理じゃないのが少なすぎるぜ。

うんまあコイツが最大の問題児だ。

そもそも属性呪文なんてもの存在できるのかがまず疑問だ。

風をどうやって起こすのかなんだが、それが単にそういう運動エネルギー空気に与えているだけならこれはもうテレキネシスとかの一種なわけで属性かって言われると微妙過ぎる。

熱気や冷気の流れから産み出しているならそれは火と冷気の複合魔法に近いわけで、風属性として枠組みを作る必要があるのかが疑問だ。

そういや何かの作品かまいたちを飛ばす魔法といいつつ実際は中にワイヤーを仕込んでいたのがあったな。

まあつまり属性攻撃呪文は限りなく物理だってことだ。

まとめ

うーん……あえて言うなら「物理的な振動や衝撃を生み出す魔法」を風か土のどっちに当てはめていくのかが結論になりそうだなあ。

でもたまに「魔法だけど物理的な衝撃を飛ばしますので物理魔法です」みたいな概念が出てくる設定の作品があるんだが、そういうのだともう風魔法の居場所なんて無いよな。

究極を言えば「無から有を生み出す」「エネルギーを操る」の2つだけあれば魔法ってのは成立しちゃうからなあ。

そこにあえて属性を加えるなら物理的になにか単なる物理じゃない現象を産み出してくれないとなわけだが、岩を飛ばしますソニックブームを起こしますじゃあ違うんだよなあ……。

やっぱ無理だろ

2021-08-09

サラダ油の引火点なんか知るか(当方危険物免許甲種所持)

サラダ油燃えないことぐらい常識だろw

と言われていて焦った。

え、そうなんだ。知らなかった。

当方国立大博士課程修了、危険物取扱免許は甲種所持。ついでに薬剤師免許所持。

仕事でもさまざまな有機溶媒を取り扱っている。もちろんそいつらのおよその引火点は知ってるし(正確な数字は忘れたが)、引火の原理とか引火点と発火点の違いも分かってる。

でもサラダ油の引火点なんかピンポイントで知るかよ。まあ料理に使うものだし、当然ガソリンみたいに引火しやすくはないだろう、ぐらいは想像はつくが、即答はできん。

知らんし。普段使わんし。放火したことないし。

ほんとに常識なの?ミステリーとか読んでれば分かるのか?

てか、蒸気に引火はせずとも油本体に火をつければ燃えるのでは?

そもそも火とは何か?

とか色々考え始めて、ネットで調べまくって小一時間ぶれるはめに。

話が脱線したけど、言いたかったのは、専門家だってこんなもんだということ。

私のようないい加減な奴ですら、試験に受かれば免許は取れる。適当実験してたって、(教授次第だが)博士だってとれちゃう

自分仕事範囲さえ最低限知ってれば何とかなっちゃうもんなんだよ。

から私は、専門家のことを信じられない。

もちろん博識で頼りがいのある方々はたくさんいる。でも、私レベルのエセ専門家がいっぱい紛れ込んでるのも事実

テレビSNSで自信満々に語ってる人たちが不思議。よくそんなに堂々と答えられるな?

私だったら「えっと多分こうだけど断言できないのでちゃんと調べてから回答します……」のオンパレードになる。てか調べたってハッキリした解が得られるとも限らんし。

サラダ油の引火点ぐらいハッキリと事実が分かってることならいいけど、コロナ関連とかわからんことも多いし、断言できることは少ないはず。

こうである可能性が高い、こうした方がいいのでは……と冷静に議論重ねればいいのに、いちいち相手を見下す感情を乗せて発言する人ばっかでうんざりする。素人専門家もエセ専門家もみんな。

もう、無知バカにするのやめないか普通に相手情報を与えればそれだけでいいのに。バカにされた悔しい!を原動力にする時代は終わったと思うけど。みんなの知識レベルが上げれば社会が良くなると思うけどな。

2021-07-16

anond:20210716160333

HCl+NaOH、と書いても実際はそれぞれ水溶液中で電離しているのをお忘れでは?

HCl水溶液はHCl分子が水の中でプカプカ浮いてるのではなく、ほぼ100%H+とCl-になっている。なぜなら電気的にそのほうが落ち着くから

NaOH水溶液も同様にNa+とOH-電離している。なぜなら電気的にそのほうが落ち着くから

これらを混ぜるとNa+とH+とCl-とOH-が一緒くたになることになるが

水=H2OH2Oでくっついているのが電気的に落ち着くので極一部を除き即座にH+とOH-はくっついて水になる。

結果としてNa+とCl-が残る。こいつらは水中ではNaCl分子として浮いているわけではなくNa+とCl-に電離したままである

なぜなら電気的にそのほうが落ち着くから

なぜ落ち着くのかは中学化学でやっている。

注目するのは単に人がそれを必要としてるから以外に理由はないのでは。

溶媒触媒の反応式は基本的に省略するというのが決められたルールってだけ。

必要であれば書くように求められることもある。受験化学でも何かあった気がするが。

2021-07-15

anond:20210715102629

アルコールと結びつきやすい旨味成分とか芳香成分があるから、どっちかというとその溶媒としての力があるわね。

2021-06-10

ポンポさんって90分の映画でやるにはテーマが小さすぎない?

映画は90分以内に限る」

だけでしょ?

才能がある人達運命的な出会いを通して花開いていくストーリーライン自体テーマじゃなくて「映画は90分」を語るための溶媒なわけだが。

それを単行本一冊でやるのは綺麗な落ちになる。

だけど映画一本の90分のテーマとしては「やっぱ映画は90分じゃねーとな」ってのはなんかピンと来なくない?

俺の好きなものを俺の好きなものを好きな誰かに好きだと伝えたいって主人公たちの動機映画業界舞台として夢を描く作品としては良いと思う。

でもその行き着く先として「映画は90分以内」ってのはどうなんだろうか?

テーマを味わう作品じゃなくて映像物語テンポを味わう作品なのかも知れんのやけど、それだとすると90分の映画としては起承転結の波が弱いというか。

「90分」の根拠ってのは要するによくあるN段階式ジェットコースター構造はどでかい2段階式か大中合わせた3段階式を90分でやるといい感じに集中力を維持して楽しめるぞって話じゃん?

でもポンポさんの物語構造ってジェットコースターとしての位置エネルギー運動エネルギーとして爆発させるポイントポンポさんが撮りたかったカットに一点集中させてるわけで1段階式ジェットコースター前後に小さな丘があるだけなんだが、それって90分でやると間延びしないか

特に後半の編集周りの話はジェットコースター運動エネルギー大爆発の残滓でグイっと上がってチョイっと落ちて、最後にググググとスタート地点へと戻っていく構造なんだが、これも映像でやると割と尺が長いわけで漫画で読んだ時は本当にエネルギー大爆発のあとのパワーに押されるままに読んでいたらいつの間にか話が終わってたぐらいの感じなんだがやっぱ映像だとな~~~~。

これはポンポさんの「90分」的にどうなんだ~~~~?

いやもうテーマというか、ぶっちゃけこの漫画って90分で映画にしちゃったら実は駄目だったんじゃないっていうか。

作品リアルタイムの「90分」とポンポさん理論の「90分」が乖離しちゃってるというか。

いやでもこれは完璧に鑑賞者が映画に魅了されてたらちょうどよかったのかもな~~。

声優の演技とか脚本の90分にするための尺稼ぎとかの部分でもうちょい頑張れたんじゃねえかなって所が結構あんだよな~~~~。

2021-06-09

anond:20210608190114

ブ※  「溶」

香りが溶けやす

溶媒的に考えて水よりアルコールのほうが複雑な味を含ませることが出来ると思う。発酵アミノ酸が出来上がったり、果実を漬け込んで香りや味を含ませることもできる。

エタノール等の揮発性溶媒がないと知覚できない種類の芳香があると感じてる。

溶媒としてのアルコール重要水溶性油溶性わず成分を溶かして保持できる。更には飲むとき揮発して香りを届ける。成分同じでもノンアルが美味しくないのはその為。

>油が溶けてうまい

>味の違い以前にまず「有機溶剤」「酸っぱい汁」「苦い汁」の高い壁で個人的にはあんまり

2021-04-25

この新興住宅街にはイオンしか無い。

妊娠育児で閉じ込められて7年、漸く娑婆空気が吸えると思えばコロナ。ふざけんなよ。

ビッグサイトの館内に満ちるオフセット溶媒インク臭気を胸おっぱいに吸い込みたかった。

2021-02-09

DMFの構造すら聞かれてすらすら答えられなかった。

いや、今なら分かるのよ。カルボニルに、片方がH、もう片方がN(Me)2でしょ。よく使う溶媒だもん。分かるよ。

しか教授に急に問われてパニックになって答えられなかったよね。本当に恥。DMFの構造すらスラスラ言えずに何が有機化学大学院生だ恥さら地獄に落ちろそんなんだから内定が取れないのだ。

2020-10-30

洗濯進化しなさがクソ

水以外を溶媒として用いる洗濯手法ってないんか

親油基持ってて気温程度で気化するクソ安い物質ないんか?

洗濯物乾かなくてクソなんだが

2020-05-01

3%の食塩水の謎

生理食塩水

体液、特に血清と浸透性を等しく作った食塩水。輸血・補液や注射用薬剤の溶媒として用いるほか、摘出した器官や組織を生きたまま保存するとき使用人間などの定温動物では0.85~0.9パーセントのものを用いる。生理食塩液。

出典:デジタル大辞泉

生理食塩水=塩0.9g/(塩0.9g+水99.1g)*100%

まり生理食塩水を作るには99.1gの水に0.9gの塩を混ぜれば良い。これを熱中症になったときなどに補給すると回復が早まるらしい。

疑問なのは3%の食塩水だ。熱中症話題になった時、97gの水に3gの塩を混ぜて飲めと言われていた気がするがあれはデマなのか。それとも自分が何か勘違いをしていたのだろうか。今となってはわらない。

2020-02-26

anond:20200226191251

それを壊すには、アルコールや界面活性剤や有機溶媒が効く。

ワセリンだと弾くだけで壊すまで至らないんじゃない?

2019-11-05

亻工一一一一一亻!!!皆、NMR用途原理、知ってるか~~~~~?!!?

イエーーーーーーーーーーイ!!!NMR用途原理知ってるか~~~~~???!!!??

NMR化学分析に使う分析装置だ!化学特に有機化学生化学研究したことがある人はよく知っていると思う!そういう人は野暮なツッコミを入れ始める前に好きな有機溶媒を書いてブラウザバックだ!DMSOか?THFか?DMFか?DHMOか?書け!

NMRって知ってるだろうか!知ってるヤツは皆ブラウザバックしたはずだから君はNMRを知らないはずだ!それでも名前くらいは聞いたことがあるかもしれない!無いかもしれない!でも日本で生きていたら必ず恩恵に預かっているぞ!

みんな大好き、排水管の赤錆を防止するNMRなんちゃら・・・まあ詳しくは触れないが、あれもNMR原理を応用したと主張している装置だ!!効果があるかどうかは今はいいだろう!

ヘリウム不足が深刻で研究者が困っているというニュースを聞いたことがあるかもしれない!何?今日聞いた?オラもだ!ヘリウムはいろいろな実験産業に使われているけど、中でもNMR装置に多く使われている!NMRの中には超電導磁石が入っているから、磁石を極低温に冷やさないといけない!そのためにヘリウム必要なんだ!

君がいい年こいてるなら、病院MRIで体の輪切り写真を撮られたことがあるかもしれない!あれだってNMR原理を応用したものだ!

NMR装置原理用途を知っていれば生活の役に立つ・・・ことは無いが、ニュースを読み解く上で知ってるとすこしは役に立つだろう!それに化学物質分析がどうやって行われているか知ることはとても意義のあることだ!電子顕微鏡でパシャっと撮影すれば分子分析ができると思っている人もいるかもしれないが、大きな間違いだ!有機化合物基本的にはそういう分析方法はできない!

たとえばバファリンを作ってる会社がいろいろな薬品を混ぜてバファリンを合成したとしよう!でも合成した物質バファリンかどうかを確かめるためにはどうしたらいいだろうか?実は手順を間違えて毒ができているかも知れないから舐めて確かめるわけにはいかない!そこで登場するのがNMR装置だ!でも、そんなのはNMR用途の一つに過ぎない!NMRはなんでもできる!NMR科学進歩に欠かせない装置だ!そういう凄い装置があることだけでも覚えてほしい!

○○

NMR原理説明しよう!

有機化学研究をやっている研究室や製薬の研究所では、NMRを使って分子の形を調べるということをよくやっている!分子の形を調べるというのが主な用途なんだけど、それ以外にもいろいろなことに使える!じゃあNMRというのはどういう原理分子の形やその他諸々を調べることができるんだろうか?!

NMRとは、本質的には原子核の回転スピードを測定する装置だ!意味がわからないだろうか?原子にはコアの部分があって、それを原子核と呼ぶ!そして原子核の周りを電子という粒子がグルグル回っているんだ!地球の周りを月がまわってるような感じだな!何?「電子別にグルグル回ってるわけじゃない?」君!なんでまだ読んでいるんだ!まあ今回は許そう!

とにかく、原子というのはコアの部分である原子核と、その周りを回っている電子構成されている!そこで原子核に磁力を与えると、原子核グルグル回り始めるんだ!!!それもただの回転じゃあないッ!歳差運動と呼ばれる回転をしている!歳差運動とは、回転しているコマが力尽きる寸前にフラフラと揺れるようなあの回転運動のことだ!すり鉢胡麻をするときに棒の真ん中あたりを左手で持って、右手で棒の先端をくるくる回すだろう!あの運動にも似ている!とにかく少し特殊な回転をしているんだ!その回転の速度を測定するのがNMR装置だ!

回転の速度は①原子の種類 ②装置の磁力の強さ ③原子の結合や周辺の状況 で変わってくる!②と③が同じでも水素酸素なら回転の速さが違う!酸素のほうが原子核が重いから遅いんだ!①と③が同じでも②でまた変わってくる!磁力が強ければ強いほど原子は早く回転するぞ!原子が早く回転すると、③の影響がはっきりわかるから便利なんだ!一般的NMR装置は磁力が強ければ強いほど高性能だし値段も高くなる!③は重要だ!一般的にはNMR装置は③を知るための装置だ!結合の方式や周囲の状況で回転スピードが変わってくるから、逆に回転スピードから結合や周囲の状況がわかる!だから分子の形がわかるんだ!!

原子核の回転スピードを測定するといっても直接見るわけにはいかない!だからラジオ波と呼ばれる周波数電磁波を使って回転スピードを調べる!ラジオ波はラジオ放送に使われる電磁波だ!

そもそもNMRとは何の略だろうか?言ってみろ!言えないかNMRとはNuclear Magnetic Resonanceの略だ!Nuclearは核つまり原子核Magnetic磁気、Resonanceは共鳴だ!日本語だと核磁気共鳴なんて呼ばれるな!核磁気共鳴現象を調べる装置、それがNMR装置だ!では核磁気共鳴とはなんだろうか?核磁気共鳴とは、回転している原子核が、その回転スピードと同じ周波数ラジオ波を吸収したり放出したりする現象のことだ!よくわからないだろうか?

ラジオ波にはいろいろな周波数のものがある!電波(電磁波)が波だということは知っているだろう!電波周波数というのは、波が1秒間に何回押し寄せるか、という数字だ!たとえば600MHzのラジオ波は、1秒間に6億回も波が押し寄せていることになる!ちなみにBluetooth電子レンジが出す電波は1秒で24億回、青い光は1秒で500兆回くらいの波が押し寄せている!まあそれはどうでもいい!1秒間に6億回転している原子核に、1秒間で6億回波が押し寄せる電磁波をあてると、原子核はその周波数電磁波を吸収したり放出したりするんだ!

イメージできるだろうか?君はそれでも人の親か?人の親なら想像してほしい!人の親じゃなくても想像してくれ!君はブランコの横に立っている!そして子供が乗っているブランコが5秒に1回、前に向かって自分の横を通り過ぎるとする!ブランコが真横に来た瞬間に、つまり5秒に1回だけ絶妙タイミング子供背中を押してやれば、ブランコは手の力を吸収して勢いを増すだろう!でも5秒に1回だけじゃなく、3秒に1回とか変なタイミングで押してしまうとブランコの勢いは増さない!それと同じで、1秒で6億回回転する原子核は、1秒で6億回押し寄せるラジオ波のみを吸収する!1秒で6億1回押し寄せるラジオ波、6億2回押し寄せるラジオ波、6億3回押し寄せるラジオ・・・といろいろな周波数ラジオ波を当ててやって、どれが吸収されたか見てやれば、測定したサンプルの原子核がどのくらいのスピードで回転しているかがわかる!これがNMR原理だ!

○○

NMR原子核の回転スピードを調べる装置であることはよくわかったはずだ!わかったよな?!じゃあ回転スピードから何がわかるだろうか?回転スピードからは本当にいろいろな情報がわかる!!わかりすぎて逆によくわからいくらいだ!とりあえず一つだけ紹介しておこう!NMRでわかるのは、原子核の周りをどのくらいの数の電子が回っているか?ということだ!

NMRで得られるのは一つのグラフだ!「NMR スペクトル」で画像検索すればNMRで得られるグラフが出てくるぞ!縦軸と横軸があって、グラフの中に線がたくさん描かれているグラフが出てきただろうか?!横軸は回転スピードを表している!横軸の数字が高いほど原子核の回転が速いことを表している!グラフのあるところに線があったら、そのスピードで回転している原子核があるということだ!そして線がグラフ左側にあることは、その線に対応する原子核の回転が速いことを表している!左の方に出てくる線の原子核は回転が速くて、右の方に出てくる原子核は回転が遅いことを示している!縦軸は難しいんだけど、超めちゃくちゃざっくりと言えば原子の個数を表している!

原子核の回転が速いということは何を表しているだろうか?実は原子核の回転スピードは、原子核の周りを飛んでいる電子の数で決まる!原子核の周りを飛んでいる電子が少なければ少ないほど、その原子核は回転が速くなる!つまりグラフの左のほうに線が出現する!

さら原子核の周り飛んでいる電子の数は、その原子が結合している原子の種類で大体決まる!例えば酸素に結合している原子は、酸素電子を奪われている!だから電子が少ない!だから回転が速い!だからグラフ左側に出てくる!このことから、もし謎の物質発見したとして、そいつNMR測定にかけた結果グラフ左側に線が出てきたら、その物質には酸素が含まれている可能性が高いということになる!

以上がNMR原理だ!①NMRラジオ波を使って原子核の回転スピードを測定する装置だ!②NMR測定を行うとグラフが出てくる!グラフ左側に線があれば回転スピードが速い!③回転スピードが速いということは電子が少ないということを表す!④電子が少ないということは酸素みたいな電子を奪う性質原子が含まれている物質である可能性が高い!

ということだ!もちろんNMRでわかるのはこれだけじゃない!もっといろいろな情報がわかる!だから新しい物質を作ったり発見したりしたとき、多くの化学者はとりあえず物質NMR装置分析してみて、どんな物質なのかを調べる!

○○

NMRは本当にいろいろな分析ができる!原理はさっき言った通りだけど、そこから本当にいろいろな現象のことがわかる!すべての現象説明するのはかなり困難だから、ここではNMRで何を知ることができるのかだけを列挙していく!

物質の濃度を調べることができる!

・・・グラフから物質の濃度がわかる!たとえば酒をNMR装置分析すれば、アルコールが何%、糖分が何%含まれているのか大体わかる!

物質のカタチを調べることができる!

・・・新しい物質発見したら、それがどんなカタチなのかを調べる必要がある!正確な構造論文に乗せないといけないし、カタチがわからないと性質もわからいからな!だからNMR装置でカタチを調べるんだ!

物質の、特にタンパク質の立体構造を調べることができる!

・・・次元NMRと呼ばれる手法を使えば、タンパク質の立体的なカタチを調べることができる!タンパク質のカタチがわかれば、病気の原因になっているタンパク質に効く薬を設計したいときなんかに役に立つ!NMRは製薬や生物学の分野で大いに役に立っているぞ!

物質の動き方がわかる!

物質化学反応がどういう仕組で起こっているのか、液体の中で物質がどう動くのか、といった物質の動き方がわかるぞ!

   

ざっくりこんな感じだ!オラが知らなかったり、あえて書いていなかったりするだけで本当はもっとあるぞ!

○○

病院MRIというのがあるだろう!あれだってNMRの親戚だ!NMRはNuclear Magnetic Resonance(核磁気共鳴法)だけど、MRIMagnetic Resonance Imagingだ!日本語だと磁気共鳴画像法と言うな!Nuclear(核)というのは核爆弾とか放射線イメージが強くて患者を怖がらせてしまうから医療世界だとNuclear(核)という言葉は使わないみたいだ!でも仕組みとしてはNMRMRIほとんど一緒だ!もちろんNMRMRI放射線は出ない!

MRIは、NMR測定を体のいろいろな部分で行って、その結果を二次元的な画像にする手法だ!オラはMRIのことはそんなに知らないけど、お医者さんはその画像から体のどこに腫瘍があるとか、そんなのを判断しているらしいぞ!超すごいな!

○○

ちなみにNMRの性能はほとんど磁石の強さで決まる!同じ物質なら、磁石が強ければ強いほど、原子核を速く回転させることができるぞ!磁石が強いNMRを使えばそれだけ情報量も増えるんだ!だからほとんどのNMRには超電導磁石が入っていて、だから液体ヘリウム磁石を冷やすんだ!NMRを使う研究者にとってヘリウム不足は死活問題だ!NMRが使えないとマジで何も研究ができなくなる人もかなりいると思うぞ!もっとヘリウムが安く安定して買えるようになるといいな!より高温でも超伝導になる磁石があるともっといいな!みんなそれぞれ得意な研究や開発をがんばってくれ!磁石の強さはNMR場合はHzで表すぞ!テトラメチルシランという物質があって、こいつの原子核を1秒間で1億回回転させることができる装置のことを100MHzと表す!5億回なら500MHz、10億回なら1000MHzだな!NMRは数千万円はするし、維持費もヤバいから大学研究所に1つか2つあれば良いほうだ!たいていの場合400MHzから600MHzくらいのNMRを使っている!ほとんどの用途ならこれで十分だぞ!世界で一番いいNMR1020MHzらしい!ジャンジャン稼いでジャンジャン良いNMRを買いたいものだな!分子のカタチや状態分析する方法は他にもいろいろある!とても奥が深い世界だぞ!

2019-10-07

anond:20191007093024

ある程度の分子量の有機物について,溶媒やら触媒やら温度やらいれたら,反応とか収率とかが事前に予想できるコンピュータがあるなら売ってくれ。何百億でも払うぞ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/TJO_datasci/status/1180411468300222464

野依センセだけじゃない。有機合成系の研究室というのは,基本的ブラックになる傾向がある。

合成の論文を見ると,少ない場合で数ステップ普通は数十ステップの合成経路が書かれている。この合成経路の完成には膨大な人手がかかるからだ。教授やら偉い人が「なんとなくこの物質はこういう経路で合成できるんじゃないかな」とあたりをつける。場合によっては何通りもの経路を考える。で,そのステップの一つ一つを下っ端の助手やら院生やら学部生やらが実験してみる。

一発で合成が成功することなんてほとんどない。で,そうなると「溶媒変えてみろ」となり,数十通りの溶媒を試してみる。だめだと「触媒変えてみろ」になって,全部の溶媒と数十種類の触媒の組み合わせを試してみたりする。それでもだめだと「温度変えてみろ」「圧力かけてみろ」「光当ててみろ」とかなる。それらの膨大な試行錯誤によって一つのステップが完成したりダメと判明したりする。

一歩一歩が院生の数ヶ月をつかう作業迷路を解いていく。それが有機合成化学という分野だ。でもって,多くの研究分野では複数研究室競争してたりする。たとえ合成経路が完成しても,他の研究室に先を越されたら何の意味もなくなる。

かくして盆正月も帰れない,始発から終電まで実験をひたすら繰り返すブラック研究室誕生するのだ。

2019-09-28

今気づいたけど

アルコールってほんとに溶媒匂いがする

これを飲んでたのか

2019-07-30

anond:20190730123553

印刷物ってインキ溶媒が徐々に蒸発してくるというか、

コミケってギリギリ納期で直前に印刷して、十分に乾燥もせずに現地に納品されるので、

あのニオイは独特の化学臭なんだよね

2019-07-12

anond:20190712162553

少し詳しく書いておく。ちなみに俺は自発的には全く摂取しない派、なんだが、最近コンビニコロッケかにも入っていたりするからな。それはかなり難しい。

人工甘味料としてよく使われているのは:

アセスルファムカリウム
ショ糖の200倍の甘味甘味のキレが良いといわれている。
スクラロース
ショ糖の600倍の甘味比較自然甘味で後引きが長いといわれている。
アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物
ショ糖の100〜200倍の甘味味の素製法特許を有する。この改良版であるアドバンテームショ糖の20000〜40000倍の甘味もつ現在流通している中ではおそらく最強の人工甘味料
ネオテーム
ショ糖の7000~13000倍の甘味アメリカ発祥現在バイエル傘下の世界有数の農業バイオ企業であるモンサントが開発。甘味自然で後引きが長いといわれている。

辺りがメインだろう。これらはいずれもそれ自体が糖分として代謝されないので、カロリー源として吸収されることなく排泄される。そのためにダイエット○○的なものに使われるわけだ。

健康問題として指摘されていることを列挙すると、

アセスルファムカリウム
製造過程溶媒としてジクロロメタン使用され、それが残留する可能性が指摘されているが、物質自体の毒性は確認されていない。
スクラロース
分子構造内に塩素をもち、代謝過程でこれが遊離する可能性が指摘されているが、現時点ではこれによる毒性等は確認されていない。
アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物
L-フェニルアラニン化合物フェニルケトン尿症患者摂取した場合、体内に蓄積されて精神発達遅滞等の原因になる危険性が知られている。また代謝によりメタノールが生成される。メタノール有害性は説明必要はなかろう(ただし量が極めて微量なので問題になるレベルではないが)。
ネオテーム
代謝によりメタノールとL-フェニルアラニン化合物が生成される。害に関しては前述の通り。

という感じだな。ただし、人工甘味料全体に関しての危険性が指摘されている。これは味覚とか腸内フローラに対して影響を与えることで、特に糖尿病の発現リスクを高めるのではないか、という話なのだけど、これに関しては分かりやす文章リンクしておこう。

https://www.alic.go.jp/content/000138490.pdf

なーんだ、じゃああまり問題ないじゃん、と思われるだろうが、先に書いたように俺は全く摂取しない派なんだな。その理由も書き添えておく。

俺が摂取しない第一(にして最大)の理由は、口中の味覚のバランス崩壊するためだ。人工甘味料の多くは、甘味の後引きが長い。ガムにおいて人工甘味料が多用されるのはこの性質を逆手に取っているわけだが、微糖のコーヒーなど飲むと、その後もずっと口中に甘味が残っているのが、俺はちょっと耐えられないんだな。

それに加えて、人工甘味料甘味ショ糖のそれと比較して癖がある。ものによっては強過ぎると苦味を感じさせるものもある。天然由来の甘味料にたとえばステビアカンゾウラカンカなんかがあるわけだが、これらが甘味料としてあまり多用されないひとつ理由がこの癖なんだ。俺が知る限り、最初甘味自然なのはネオテームだと思うが、ネオテームは後引きが強いので、上述の理由にがっつり該当する。だから俺は決して食わない。

そして、各食品メーカー人工甘味料使用するのはユーザー健康のため、ではない。これは断言してもいいと思うんだが、コストダウンの為なんだ。

たとえば、アセスルファムカリウムの値段をみてみると、ドイツ製の高品質のもので 1 kg あたり8000〜10000円、中国製のもので5000円前後。でも甘味の強さはショ糖の200倍なんだから中国製ならショ糖 1 kg 換算で25円ということになる。これ式で計算すると、スクラロース60円弱、アスパルテームで25〜50円ネオテームで(すまん、これだけ単体じゃなくてこれを含む製品計算してるので実際はもっと安いと思うが)35〜50円。明らかにショ糖 1 kg より安上がりなんだよ。

それに加えて「微糖」「ローカロリー」「ダイエット」等の煽り文句をつけられる。色々と「おいしい」わけな。生産者としては、少量で強い甘味が得られるということで、使用量の管理が難しくなる。だから大規模に生産できる会社がより積極的に使っているわけ。ただし、食品メーカーが使う「素材」の段階で添加されている場合も多いので(最初に書いたコンビニコロッケ場合、おそらくマッシュポテトに添加した製品が素材として流通しているのだろうと思う……他にも調味料とかもな)、特に商品表示が比較的アバウトなファストフード惣菜の類などでは今後も拡大的に使用されるんだろう。

まあそんなわけで、経済原理健康の皮を被せた代物を食べて、味覚が狂う不快感に耐える気が俺にはない、というわけな。

【後記】

なんかブクマ件数が凄いのでこちらの方がびっくりした。読ませていただいた感じでは、やはり味に違和感を感じる方が少なからずおられる反面、特に問題ない、という方もおられる模様。こればかりは、体質であったり、味をどのように捉えているのか、という問題であったり、複合的な要素があるだろうし、答がひとつというわけでもないと思う。俺の場合あくまでまず主観的違和感を感じるので摂らない、あと糖尿病との関係に関してはまだ結論が出ていないので、その研究状況も観察しながらの判断だったりする。まあ、糖尿病に関しては、これらの物質の影響なんか、生活習慣それ自体の影響に比べればハナクソみたいなものかもしれないけどな。

あと、果糖や転化糖、あるいはトレハロースなんかはどうなんだ、というご意見があった。この辺りは難しい。天然由来のものが多いけど、ほぼ全てのもの生産には化学的、もしくは生物学プロセスが絡んでいる。これらを厳密に採り上げて「人工」の定義に加えると、これもどなたか書かれていたが、ショ糖だって人工の甘味料じゃないか、という話になるかもしれない。今回は、世間でひろく使われていることに加えて「ショ糖と比べて著しく強い甘味を有する」「天然に存在する物質は除外する」という観点で4つの物質に絞った次第であるサッカリンや(使用禁止されているけれど)ズルチンも入れるべきなのかもしれないが、果糖、転化糖、トレハロースなどはこの理由から外した。余談だが、トレハロース甘味料という名目で使われることが多いんだが、実際にはその強力な保水力がメインの効能だ。生菓子が何日ももつようになったのはこのおかげだし、砂糖の半分程度の甘味(俺は単体で味を試したことがあるが、ショ糖比較すると明らかに自然甘味である。使う上では甘味が強くなくかつ後を引かないのが逆に良いのだろう)なので、小規模生産現場においても容易に量をコントロールできる。まさに魔法の白い粉なんだ。

コーラに関していうと、果糖に関しては注目しておくべきかもしれない。果糖というけれど果実から採取されるものではなく、コーラなどの清涼飲料水に用いられるのはほぼ全てトウモロコシから作られた異性化糖日本製品表示では「果糖ブドウ糖液糖」と表記される)、誤解を恐れず簡単に言うならガムシロップだ。アメリカにおける肥満の一大要因、日本における糖尿病の一因としてこれがあることは間違いないので……

2019-04-04

anond:20190404141555

本人も酔っていたことは認めてるでしょ。

ただ、検出された数値は溶媒の影響で本来の値より強く出ている可能性を指摘しているんじゃ。

anond:20190404140828

アルコール検出器のメカニズムが、完全にアルコール分子のみに反応して検出するわけではなく、

ヒドロキシ基 に反応しているとしたら、ヒドロキシ基の数が複数結合している溶媒実験中に吸ってしまったときに、

強く反応してしま可能性が無いとは断言できないかなぁと。

2018-09-18

お腹が空いたなあ

手元には家賃しかない。これを払えば数十円しか残らない。買えるのは駄菓子しかない。

台所の棚を開ける。米や乾燥パスタだ。あるのは分かっていたが、最近は面倒くさくて吉野家松屋ですませていた。

運動量で言えば明らかに自炊より牛丼屋のほうが多い。でも何故だろう。僕は自炊をしなかった。

なんでこんなに自炊は面倒くさいと思ってしまうんだろう。牛丼屋に行くよりも、明日の予習をするよりも、書かなきゃいけないレポートよりも、自炊が面倒だった。

どうしようもなく、シンクに貯まった食器を洗おうと手に持つ。黒カビが生えていた。普通にスポンジで洗っては落ちないので漂白剤でつけなきゃいけない。

漂白剤を片付けようとしたとき、ふと成分の書き方が気になった。

水酸化ナトリウム6%」

これでは何のことなのか分からない。溶媒100%としたのか、溶液を100%としたのか。比重なのか体積なのかも分からない。気づいたら紙とペンを持って計算していた。

何故だろう。化学はそこまで好きじゃないはずなのに、面倒くさいものを目の前にすると途端に好きになる。やっぱり僕はおかしいんだ。

ああ、それにしてもお腹が空いたなあ。

2018-06-14

「お店の味のチャーハンを作るコツ」が科学的だとか言ってる奴

中学校からやり直したほうが良いぞ。それっぽいこと言っておけば騙されてしまうというのは、エセ科学信奉者と変わらん。

いや、例の記事他人を騙してやろうという信念の元に考えられたエセ科学だとは言わないし、パラパラ度合いは油の量にも依存するという結論も正しいと思うんだけど、細かい記述デタラメばっかりで全然科学的じゃないから、これを科学的って言っちゃうやつは気をつけたほうが良いぞ。

http://d.hatena.ne.jp/lettuce_chan/20140608/1402221281

 

この記事には「トリアシルグリセロールはエマルション形成することからもわかるように両親媒性だ」と書いてあるけど、そもそもトリアシルグリセロールは、水に対して熱力学的に安定なエマルション形成しない。瓶に水と油を入れて全力で振れば一時的エマルションになるけど、ご存知の通り、10分も放置しておけばすぐに分離してしまう。

そもそも両親媒性とは、ざっくり言えば油に対しても水に対しても溶解する物質のことだ。トリアシルグリセロールは油そのものなんだから、油には溶解するかもしれないけど水には溶解しない。だから両親媒性ではない。

仮に油が両親媒性だったとして、その後の「両親媒性なのでご飯の表面に馴染む」という記述おかしい。両親媒性とは、先述した通り「水にも油にも馴染む物質」のことだ。ではご飯の表面は何で出来ているかというと、水でも油でもない。この人も書いている通り、グルコースの重合体であるデンプンだ。さらに言うとデンプン結晶構造の隙間に水が入ったものだ。なので水を含んでいるといえば含んでいるが、その水は、でんぷん結晶とコロイド形成しているので、隙間に入った水はもはや水としての性質を持たない。そういうわけで、両親媒性であればご飯に馴染むというのも誤解だ。確かに我々がバター醤油ご飯を作るときご飯と油は一見馴染んでいるように見えるかもしれない。だが、ご飯と油が馴染んでいるように見えるのは、両親媒性物質ご飯と馴染むからではなく、油が流体だから重力にしたがって米の空隙を埋めているからに他ならない。油を弾くテフロンコーティングフライパンだって、少量なら油を弾くかもしれないが、たくさん油を入れれば油を弾かなくなったように見えるだろう。

仮に両親媒性物質ご飯を炒めたら、おそらくパラパラにはならないだろう。俺はやらないがジョイで期限切れの米でも炒めてみてほしい。おそらくベチャベチャになるだろう。油でご飯を炒めるとパラパラになるのは、炊いた米が親水性で、トリアシルグリセロールが疎水性からだ。馴染むからではなく、弾くからこそパラパラになるのだ。

 

そういうわけで、「両親媒性」も「トリアシルグリセロール」も「でんぷん」も中学高校で習う言葉から、この記事を読んで科学的な説明だと感じてしまった人間は、それっぽい単語効能説明されれば、磁気水道水浄化する謎の機械マンションに導入してしま可能性があるということを自覚しておいたほうが他人迷惑をかけないだろう。トリアシルグリセロールとか両親媒性とか、カタカナ漢字解説されれば科学っぽいと思ってしまうのはわからないでもないが、油が両親媒性だなんていう意味不明記述に、ブックマークが400件あって誰一人ツッコミを入れていないというのは驚きだ。

追記1

ID:houyhnhm

おそらく、でんぷん 疎水性 とかでググってその記事が出てきて、おっこの学者様は増田言ってること違うぞ、増田の首とったり、と嬉しくなって貼ってしまったんだと思うけど、120度で2時間乾燥処理された小麦デンプン粒とフライパンで炒めた米の間にはなんの関係もないよ?チャーハンで炒めてる時間なんてせいぜい5分くらいだし、フライパンに接してないバルクの部分はおそらく100度にも達していない。粒子径だって絶対違うだろうし。そもそも親水、疎水っていうのが連続的な概念から、どっかにデンプン疎水性って書いてあったかデンプン疎水性だ、って思うのはやめような。あとこれは俺の書き方が悪いんだけど、後半で議論しているのは界面が微視的にどうなってるかじゃなくて、炊いた米が溶媒ゲル形成するかどうかなんだわ。これに関しては俺がテフロンの話とかしたのが悪いわけだから気にしなくていいよ。

追記2

こんだけレベル下げて説明してもよくわからんとかついていけないって言ってる奴多いし、なんとこのエントリきっかけに安倍政権の話を始めるやつすらいるようだけど、そんなに難しいこと言ってないぞ

 

①元記事には「油は両親媒性物質」って書いてある

②両親媒性物質とは洗剤のこと

③油は洗剤ではないから元記事記述の一部はおかし

これだけ噛み砕けばわかってくれるか?

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