はてなキーワード: 威圧的とは
「保守」を名乗ったり、さらには「右翼」だとか「皇国主義者」だとかいわれたりする人たちをみていると、「本当に天皇を崇敬しているのか?」と思える人が少なくない。
天皇は、とても穏やかで柔和だ。
それに比べると、彼らの中には、攻撃的で高圧的、威圧的な人が少なくない。街宣車で大騒ぎしたりするのにしてもそうだし、官邸周辺でのデモ活動を「テロ」呼ばわりするのにしてもやはり、そうだ。
理屈の上ではきっと、彼らは、天皇陛下に代わって、天皇陛下を護衛する「親衛隊」のたぐいであるつもりなのだろう。だが、私からすると、例えば、師弟にしても親子にしてもそうだが、敬愛する方の性格に似ても似つかない子弟なんて不肖だと思える。
さて、日本の、少なくとも江戸時代以降の社会文化というのは、中国儒教の影響を受けた、国家的大家族主義だ。家父長主義、「家制度」ともいわれる。そのため、「俺がなんとかしてやる」というパターナリズム(父性主義)の傾向が強く、社会全体が共依存気質をもっている。それはいまでも、政治家にしても、妻子をもつ世帯主の男にしても、そういう傾向がある。彼らはしばしば悩みを抱え込んで死ぬことすら、少なくない。
例えば戦争をして多数の「家族」を死なせたのも、善いわけがない。家族を死なせるというのは、あきらかな悪だ。だから、本当の日本的・保守的な発想であれば、「死んでしまった者は還ってこないのだから、もうしかたがない。だが、仲間を死なせたのは悪いことだ」と、結果は受け入れざるをえないが、倫理道徳観は維持することになる。「確定した結果はしかたがない」という発想も、日本的特徴で、外国人からはしばしば不可解に思えるようだが。結果に対しても是が非でも許容しないという感情・意地がある人たちからすると不可解だろうし、行為であろうが結果であろうが固定実体的に善悪を下すひとたちからしても、不可解なのかもしれない。
家族を死なせてしまうのは、善いわけがない。戦争をして、殺しあいのために戦地に赴かせるのも(他人を殺させるのも、殺されるのも)善くないし、ましてや本土空襲で多数の家族が死ぬのも、善いわけがない。あの太平洋戦争でたくさんの人が戦地に行ったのは、本土の家族を護衛するため、しかたがなかったからだ。
死んでしまったものはしかたがない。だが、いま生きているものを死なせるのは善くない。
例えば、安倍晋三君が靖國神社に参拝しつつも「不戦の誓い」などといういささか奇異な妥協をしようとし、ところが自民党内では「靖國は不戦の誓いをするような場所ではない」とケチがついて党の運動方針からは撤回となったそうだ。はたして自民党のひとたちは、本当の「保守」なのだろうか? おそらく、いまの自民党は、真のこころざしのある者たちが降板したから、結果的に「極右化」、エセ・まがいものの「保守化」をしてしまったのではないか。それなのに、既成事実として自民党が多数派で政権を担ってきた、その母体があるがゆえに、まがいものの「保守」が政権を握ってしまっているのだろう。
なんだか、皮肉なことに、例えば社民党だとか共産党だとかの人命を強調する人たちのほうが、私には「保守的」にみえて滑稽だ。いや、実のところはおそらく、合議・話しあいというのが本当の日本文化で、それは言い換えればときに「民主主義」ともいうし、「コミュニズム」ともいうのかもしれない。
いまの日本ではいったい、なにが偉いのだろうか? 戦争にしても、原発にしても、自殺者が日常的に多数出ているのにしても、なぜなのだろうか。大切なものを見失っているのだと思う。カネと贅沢が偉いのだろうか。あるいは、世界の投資家にいい顔をするのが重要なのだろうか。
元増田だけど、思った以上にバズってて驚いてる。
俺が顧問の手で生まれて初めて首を絞められた12,3年前、ここまで体罰は問題視なんかされてなかった。
田舎の中学ってこともある。親が頭下げて、「こいつをビシバシ鍛えてやってください!」なんていう時代だしね。
まあ当時の恐怖と怒りに任せての誇張も、客観的に見ればかなりあると思う。その後顧問は、厳しく接すると部活サボるようなニューエイジの悪ガキどもを指導するにあたって、もっとソフトな指導をするようになったらしいし、今はそういう理不尽な指導はしてないだろう。顧問に恨みがある、ってのとも違う。
ただ、自分の人生は、あの三年間で、あるスティグマを植え付けられてしまったと思ってる。
それは、威圧的な人間に対して徹底的に下手に出てしまう癖がついてしまったことと、捕食されかけの草食動物みたいなパニック癖がついてしまったこと。
体罰モーマンタイの時代ってこともあるが、うちの柔道の指導ってのはこうだった。
「おい○○、さっき相手を投げられなかったのは何でだと思う?」
「そうじゃねえだろう(バシっと頭を叩いて) 腰が引けてたから手で投げてただろう、違うか?」
まあ、こんな感じ。
こんな環境に三年も置かれると、弱気な奴は相手が手を高く上げただけで、身をすくめるようになる。(顧問も、部活の引退後に、まあ冗談か親愛のつもりで腕を振り上げて、身をすくめる俺を見ながら「大丈夫だって、何もしないって」と俺をからかっていた。同級生にもよくやられた)
で、相手が高圧的な口調だと、謝らないと、もっと殴られる、と思うようになる。
この性質って、ビジネスの世界じゃカモになってくれって言ってるようなものでしょう。
上司が「この数字だけどさ」って質問した時点で、殴られる?殴られる?モードに入っちゃう。つれーわー、ホウレンソウになんなくてつれーわー。
で、パニック癖ってのは下手に出る癖に比べれば、まあかわいいもんだ。
大学時代、デカいし柔道経験あるってんで、友達の入ってる総合格闘技研究会みたいなとこに遊びに行った訳よ。
で、柔道経験もあるし、先輩と軽くグラウンドの練習でもしてみる?って話になった訳。俺も初段持ちだしね、たまにはいいかなと思ってちょっと張り切った訳よ。柔道経験者だし、関節OKでいいっすよー、って俺も調子こいた。
だけど相手とは土俵が違う、あっさり腕ひしぎを取られちゃった訳だよ。
その時、俺は腕ひしぎから、必死で逃れようとして、相手した先輩は慌てて腕を放して、俺に注意した。
「危ない危ない、自分が説明しないのも悪いけど、関節が入っちゃったらタップしないと! 暴れたら本当に折れちゃうよ?」
柔道やってた俺に、参ったなんて、許されてなかったのよ。
中学柔道では絞め技が許されてるけど、絞め技はタップしたら負け。だから、絞めを掛けられたら、外すか絞め落とされるかの選択肢しかない。
顧問とか学校外の指導者と寝技練習してて、首に隙があるとするよね。すぐに絞めてくるの。で、タップするじゃない、中学生が。
「お前参ったして負けるのか? おい負けるのか? 絞めを外せ!」
指導者にもよるけど、八割方逃がしてくれないの。逃げるか、絞め落とされるかだけ。タップなんて無視されるだけよ。
気道を圧迫され、頸動脈を締め上げられて脳への血流が遮られる中で、落ちるまでに絞め技を外すしかない。呼吸困難状態でパニックになりながら。
その精神状態が蘇ってさ、相手の先輩が落ち着かせようとするのもお構いなしに、「す、す、す、すいませんでしたあぁ。参ったは許されないので、逃げるしかないと思ったんですううう」って、大の男が泣いちゃって。まあそれで沙汰止みよ。
俺の人生がそんなにうまく行ってないことについて、自身の資質に相当問題はあると思うんだけど、「この三年間を、もっとアサーティブに過ごせていたら」ってたまに後悔するよね。甘えなのは百も承知で。
※以下で記述されるものは第一に愚痴であり、第二におそらく特殊な事例です。一般化して生活の知恵とすることはできないのではないかと私は思っているので、時間を無駄にしたくない向きや面白おかしく楽しい記事を読みたい向きはアレしてください。
※一応申し上げておきますと表現規制方面とはなんの関係もないです。
私は今日(8月31日)、ディナーとしてお好み焼きを食しました。母が心をこめて拵えたもので、大変おいしゅうございました。
ただ、その大きさが私の腹具合に対してある意味で威圧的であり、私はお好み焼きの傍らに鎮座する白米をなかったことにしました(単純に食べなかったということです)。
食事後、麦茶を飲みながら家族でバレー女子のワールドグランプリを観戦していた折、父がおもむろに戸棚からせんべいを引っ張り出してきて、母と私に勧めてきました。
これに母、「おせんべいを食べられるならご飯も食べられるでしょう」と反応。御意にござります。食わざるもの食うべからず(Google検索結果 5件)。
次の瞬間発された、母に対する父の言葉こそ、私から言葉を奪ってそのまま姿を消した、犯人です。
「そういう言い方をされたら、『じゃあいらない』と言いたくなってしまうよ」
まず前提として、父がせんべいを持ってきた時点で、私にせんべいを食べる気はありませんでした。私のぽんぽはお好み焼きで満たされており、満腹中枢は「いや本気出せばいけるよ?いけるけどねー、今ちょっとそのタイミングじゃないと思うんだよねー」とのたまう体たらくだったのです。
思い返せばそのときにいらないと言えばよかったのですが、TVはデュースを告げており、正直せんべいどころではなかったので生返事をしてしまったのです。そこへ母です。
「おせんべいを食べられるならご飯も食べられるでしょう」発言には、口ぶりに冗談のニュアンスも含まれてはおり、「そもそもすでにお腹いっぱいです」と応えれば意地っ張り感はまだあまり出さずにせんべいとお別れすることができたでしょう。しかし相手国のセットポイントに気を取られた私に隙はありまくりでした。
次の父の発言「そういう言い方をされたら、『じゃあいらない』と言いたくなってしまうよ」に対しては、もう打つ手はないように思います。これに乗っかってせんべい不要論を唱えても、その言葉に信ぴょう性は与えられず、両親に私が意固地になっていると思われることは必至です。もちろん、どちらかあるいは両方とも食べるという選択もありえません。お腹いっぱいなのですから。
最も良くないことは、ここで私が何も言わないことによって、両親の心に「私はせんべいを食べたかったのだ」という認識が帰結してしまうおそれが十分にあったことです。
この状況では、私はどうあがいても、またあがくことをしないでも、せんべいが食べたかったことにされうるのです。私の意志を置き去りにしたままで。
以上が今宵(31日)私の身に起きた大きな悲劇です。ここまで読んでくださった方には、労りと感謝の念を着払いでお届け致します。
もし上記の愚痴の内容に関わりのある、またはまさにそのものを説明している社会心理学その他学問的な文献などご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお教えいただきたいです。と思っているのですが、増田ではそういうことは基本的になされないのですかね。はてなは勝手がわかりません。でもクレクレ文は書いておきます。
若い世代の方にとって、今回の参院選ではどういうことが話題になったでしょうか。「ブラック企業」と名指しで批判されることも多い、ワタミの渡邊美樹候補を自民党が擁立したことでしょうか(ここではワタミが実際に「ブラック企業」であるかどうかは問いません)。
「ブラック企業」と呼ばれる企業は、労働基準法の抜け道をつかい、若い労働者を長時間働かせます。もちろん、低賃金で、です。そのような扱いを受けた労働者のなかには、体調を崩し、「うつ病」に近い状態になり働けなくなってしまう人もいれば、自殺をしてしまう人もいます。「ブラック企業」は、どうしてそんなひどいことをするのでしょうか。
「ブラック企業」の経営者は、国内や国際の市場における競争に勝つためには、経営努力が必要であるといいます。つまり、売上を増やし、売上をつくりだすために必要なコストを最大限に下げるのです。際限なくコストを下げようとするとき、まっさきに削られるコストは人件費、つまり労働者の賃金です。
そんなひどい低賃金で長時間労働をさせられるのなら、退職すればいいじゃないか、もっといい会社に転職すればいいじゃないか、そうすれば「ブラック企業」などなくなってしまう、と考える方もいるかもしれません。
しかし、現代の就職難の状況では、生活していくためのお金を稼ぐために、厳しい労働環境の職場を選択しなければならない人々がたくさんいます。誰かが退職しても、いくらでも新しい労働者が「ブラック企業」に供給されるからこそ、「ブラック企業」のようなやり方を続けていくことができるのです。「ブラック企業」は、「お前がやめても代わりはいくらでもいるぞ」と労働者を恫喝します。だから、労働者は労働環境を改善するような声を挙げることが非常に難しくなってしまいます。
つまり、「ブラック企業」で働く労働者には、企業の言いなりになって奴隷のように働くか、退職して厳しい求職活動を行っていくかの2択がつきつけられるのです。背に腹は代えられません。いくら低賃金でも、お金がなければ日々を生きていくことはできません。その結果、労働者は自分の自由を犠牲にしてでも、ブラックな労働環境で働きつづけることを余儀なくされます。
さて、一部から「ブラック」と呼ばれる渡邊美樹候補は、こんなことを言っています。つぎの演説をみてください。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/90354
この演説のなかで彼はこう言っています。
「日本のこの国を立て直すとしたらですよ。確かに社会保障費、そう動かせないお金もあります。しかし半分にしたらですよ。この国、立ち直るんですよ!」
国には、たしかに「経営」としての側面があります。その点では、国の運営にかかるコストを少なくすることが大事でしょう。
ワタミの渡邊美樹候補は、会社の経営を合理化するように、社会保障費を縮小し、国の経営を合理化したい、と言っているのです。
「社会保障費」は、働けなくなった人、病気をした人、高齢者などの生活を支えるための重要な費用です。すこし前に、生活保護の不正受給が問題になりましたが、実際のところ、生活保護の不正受給というのは、全体のわずか1.8%にすぎません(2010年のデータ)。もちろん不正受給は許されるものではありませんが、専門家は、生活保護に関してはむしろ、本当に生活保護を必要な人に支給できていないことが問題だと指摘しています。つまり、実際には生活保護が必要なのに、生活保護が支給されていないケースが非常に多いのです。
このように考えると、渡邊美樹候補の主張に疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
だから、ワタミの渡邊美樹候補を批判しつつ、彼を擁立した自民党を支持するという意見を聞くことがあります。
国の経営を合理化し、国際競争に勝つために労働基準法そっちのけで労働者を使い捨てるいわゆる「ブラック企業」の精神は、現在景気を回復させはじめた経済政策(アベノミクス)を武器に、さまざまな労働改革を行い、社会保障を引き下げ、生活することすら困難な日本に住むマイノリティを排除しようとする自民党の精神と同じであるように私には思えます。
いわゆる「残業代ゼロ法案」であるホワイトカラーエグゼンプションを推進したり、企業が労働者を解雇しやすくする解雇規制緩和を推し進めようとしているのは、自民党です。安倍首相は、アベノミクスによって60万人の雇用をつくりだしたと主張しています。しかし、実際に増えたのは非正規雇用が116万人であり、正社員は47万人減少しているのです。国の経営合理化によって、今後も不安定な非正規雇用を強いられる傾向は、今後どんどん高まっていくのではないでしょうか。
そのほかにも、自民党は憲法を改正し、立憲主義の原則を取り壊し、これまで保障されてきた基本的人権を縮減し、自衛隊を「国防軍」として位置づけることによって、日本が軍事力を明確にもつことができるようにしようとしており、その点でも多方面から批判されています。
しかし、それでもなお、自民党の経済政策に期待する声があります。
そういう人は、おそらく次のように考えているのではないでしょうか?
―― 「国際競争のなかで日本が負けてしまったら、大変だ。うちの会社がつぶれると、自分も食えなくなる。だから、自民党の多少の欠点には目をつぶって、日本をうまく経営してもらいたい。それが結局のところ、自分の利益にもつながるのだ」、と。
しかし、この考えは、「うちの会社はブラックだけど、自分がサビ残してでも何とかしないと、自分の職がなくなるから困る。食えないのは困るから、ここで働くしかない」という、「ブラック企業」で働くことを余儀なくされている労働者の考えとまったく同じです。
「ブラック企業」やそれに近い労働環境で働く人たちは、自分のことを「社畜」などと呼んで、ブラックな労働環境をネタ化して、無害化することがあります。ならば、「ブラック企業」と類似した考えによって行われる経済・福祉政策を肯定する人たちは、自分のことを「国畜」と呼ぶのでしょうか。
「社畜」「国畜」などとネタ化すると、本質が見えなくなります。それは、たんに「奴隷」なのです。賃金がなければ、お金がなければ生きていけないから、基本的人権は制限されてもしょうがないし、社会保障はどれだけ削られてもしょうがない、という考えは、お金という鎖につながれた奴隷以外のなにものでもありません。
無理やりの原発再稼働、ブラック企業の正当化、国防軍が必要だという声。これらに共通するのは、恫喝でものごとを動かそうとすることです。権力者はつねに次のように言います。「原発を動かさないと経済がダメになるぞ! 労働基準法など守っていては国際競争に負けてしまうぞ! 中国韓国に侵略されるぞ! 」、と。
このように、危機に乗じて威圧的な論理をつかい、政治を動かそうとすることを、ナオミ・クラインは「ショック・ドクトリン」と呼んで批判しました。
もっと簡単にいえば、それは「(現在の危機に対して)いつやるの? いまでしょ! いまやらなければ、さもないとひどいことになるぞ!」という論理です。
こういう論法は非常に威勢のいいものです。たしかに、いますぐ何かをやって、変えてくれそうな気がします。しかし、その一方で、「いま」の危機がどういうものであるのか、という点は覆い隠されてしまいます。たとえ国際競争に負けるからといって、過労死者をだすような労働環境が正当化されるでしょうか。たとえ経済がダメになるからといって、活断層の上にある原発を動かしていいものでしょうか。
その意味で、例の「いつやるの? いまでしょ!」の人は時代の申し子というか、およそ考えうる最高の(最悪の)タイミングで出てきたわけです。
少しうがった見方をすると、ワタミの渡邊美樹候補というのは、今回の参議院選挙における自民党支持のための逆説的装置なのではないでしょうか。
つまり、こういうことです。――世の中では、自民党の勢力が強いらしい。かといってその流れに単に乗るだけでは自分は「自由」ではない。しかし、ワタミの渡邊美樹候補を批判することができる私は「自由」であり、自分で「主体的に」政治についての情報を得ている。だから私は政治を「知っている」。 このように考えることができるというわけです。
要するに、「ブラック企業」といわれるワタミの情報をインターネット等から得て、それを批判することによって溜飲を下げ、安心して「自由な主体」として自民党を支持できるというわけです――「私は自民党にどっぷり浸かっているわけではない、批判もしている。それゆえ私が自民党を支持することは自由の証である」、と 。
この参議院選挙のあと、自民党は憲法改正にむけて大きく舵を取ります。彼らの改正案は、どういうものでしょうか。
その一番の特徴は、基本的人権を守ろうとする姿勢が大きく後退していることです。たとえば、自民党の改憲案では、表現や集会や言論の自由は、たしかに保障されています。しかし、この自由は「公益及び公の秩序を害することを目的」とする場合には、保障されません。この規定によって、たとえば今の政府についての批判を行うことが「公益及び公の秩序を害する」と権力者が判断すれば、そのような批判は制限されてしまいます。政府を批判することすらできなくなってしまう可能性があるのです。
もちろん、批判する必要のないほど完璧な政府であればいいでしょう。しかし、日本に生きる全員にとって「完璧な政府」などというものが、はたしてありうるでしょうか。
それでも、景気の回復だけを理由に、自民党を支持することができるでしょうか?
ある男が暴漢に拳銃をつきつけられ、「自由か死か!」と問われます。ふつう、死にたくはないですから、「自由」を選びます。しかし、「自由か死か!」という二択を迫られたときに「自由」を選んでしまうことは、その選択を暴漢から強制されることにほかなりません。ならば、その男は、自分が自由であることを示すためには、「死」を選び、自由を放棄するしかありません。こういう逆説がいま、現実に起こっているのです。
経済政策を武器に、私たちの自由を奪うような憲法改正を行うとする自民党を支持することは、自分が自由をもっていることを示すために、表現の自由も思想・信条の自由も、さらには基本的人権すら売り渡すことに他ならないのです。
実際に、いままさに私たちの「表現の自由」が制限されはじめつつあります。興味のある方は、次の記事をしっかりと読んでおきましょう。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/?no=3113
世界の歴史の至るところで、私たちは私たちの「自由」を獲得するために、数多くの努力を行ってきました。その結果が、現行の憲法の「思想及び良心の自由(第19条)、表現の自由(第21条)、学問の自由(第23条)」です。こういった自由は、おそらく、あっさりと奪われてしまいます。そして、こういった自由をふたたび取り戻そうとするときには、数多くの血が流れることは間違いありません。そのことは、歴史が証明しています。
すでに長くなってしまいました。
ここまで読んできてくれた方のなかには、「いや、そうは言っても外交問題などは、自民党以外にはまかせておけない」と言う方がいるかもしれません。
ところで、今の若い世代の方のインターネット上の発言をみていると、少なからぬ方が、いわゆる「2chまとめサイト」(「痛いニュース」「保守速報」「アルファルファモザイク」など)のURLをSNSに貼り付け、それを情報源として政治について語っていることがよくあります。中国や韓国、北朝鮮といった東アジアの外交問題に関しては、とくにその傾向が強いように感じます。
しかし、そのような「2chまとめサイト」を情報源として利用することは、とても恥ずかしいことだと私は思います。
なぜなら、いわゆる「2chまとめサイト」は、その名の通り「2chで話題になったことをまとめた」ものではないからです。
この点について興味のある方は、次のURLを参照してください。
http://anond.hatelabo.jp/20130705113110
若い世代の多くの方が、「2chまとめサイト」をTVや週刊誌などのマスコミから伝えられる情報とはちがった「自分で手に入れた真実の情報」として受け取っています。しかし、「2chまとめサイト」は、その話題を提供するプロセスから、その記事作成に至るまで、実はごく少数の人物によって管理されているのです。
多くの「2chまとめサイト」は、嫌韓や民族差別ネタを娯楽のようにパッケージ化して私たちに提供しています。本当に愚かなことですが、「差別」はもっとも簡単に娯楽になるのです。差別を娯楽として提供することが一番PVを稼げるから、結果として思想的な偏向を生み出しているわけですね。
しかし、その娯楽を享受し、そのURLを嬉々として貼り、情報/娯楽として消費する行為は、まるで、いとも簡単に餌につられ、その餌に群がる昆虫のようではないでしょうか?
少し、個人的な話をさせてください。
私はたぶん2chとの出会いは早かったほう(たしか2000年)だと思います。
2chを最初に見たとき、歯に衣着せぬ酷い書き込みの嵐に、「あ、これが筒井康隆が言っていた「ブラックユーモアは厳しい自己認識の手段である」ということなんだな」と思いました。そのことをよく覚えています。
作家・筒井康隆の作品には、さまざまな差別ネタや障害ネタが登場します。そのため、筒井は「2ch以前から一人で2chみたいなことをやっていた人」のように言われることがあります。
しかし、彼の作中での差別や障害ネタは「差別を見て笑って/楽しんでしまう私のおぞましさ」を発見するための装置なのである、と筒井は語っている。私たちは、いくら「差別はいけない」と思っていても、実際に差別を目にしてしまったときに、笑ってしまう、その差別を楽しんでしまうことがあります。そういう「私」のおぞましさを発見させてくれるのが、「厳しい自己認識の手段としてのブラックユーモア」だということです。
文学的価値としてはパロディよりもブラックユーモアのほうが高いとされている。なにしろ ブラックユーモアは16世紀のイギリスで発生してこのかた5世紀というスウィフト以来の伝 統を持っていて、それはすなわち死体をもてあそび、宗教を冒涜し、病人をいたぶり、糞尿を 好み、身障者を笑いものにし、極端な人種差別をするというものであることはご存知のとおり である。それはまさに人間が、人間であることによって否応なしにもたされた醜さをすべて暴 き立てられ、鏡のごとく自分の醜さに対面させられ、叫ぼうがわめこうがどうしようが、それ を自らの笑いによって証明させられて認識せざるを得ないという、いわば厳しい自己認識手段 なのである。この伝統を守り、20世紀の日本などという建前社会において消滅させたりして はならないと孤軍奮闘してきたつもりであったが、今や世の底流はほうっておいてもブラック ユーモアを指向しはじめた。「偉い人」だの「尊敬すべき人」だのといった言葉が出てきた限 りは、以後そういうことを言い出した人自身が自分の醜悪さの中にまみれてもらわねばならな い。どうやらまた何かしら倫理を作ろうとする連中がちらほらしはじめている。人間が人間の 倫理など作れるほどの偉いものなのかどうか、自分の魂の地獄へサイコダイバーとなっており ていってもらい、じっくり見てもらおうではないか。もちろんおれも一緒だ。安吾先生ではな いが、堕ちるところまで堕ちた人でないと倫理の何たるかすらわからない。
(『笑犬樓よりの眺望』http://sound.jp/kita-g/black.htm より引用)
初期の2chには、おそらく「厳しい自己認識の手段」としてのブラックユーモアがあったように思います。しかし、現代の「2chまとめサイト」は、その差別やブラックユーモアを単に娯楽として消費されるようにパッケージ化しています。
こういったサイトの「情報」をもとに、政治の話をするのは、もうやめにしませんか?
最後に、映画監督の想田和弘さんと、哲学者の木田元さんが今回の参院選について語った言葉を引用しておきます。
「僕は別に自民党に恨みがあるわけじゃないんだけどいまだに原発進めたり海外に売ったりTPPを公約違反を犯してだまし討ちで進めたりトンデモ改憲案を出したり軍法会議を検討したり生活保護切り崩したりワタミの会長公認したりとあまりに最近ブラック過ぎて絶対投票するのはやめて欲しいと言いたい。 」
「時代には勢いがあります。今ならば、ちょっと右寄りの方がかっこいいとか、そろそろ憲法改正が必要だとか、昔日の日本の威光を取り戻そうとか、そういう動きですね。それらに安易に同調したり、勝ち馬に乗ろうとしたりすると、とんでもないことが待っているかもしれない。… 戦前、日本の孤立を決定づけた国際連盟からの脱退に国民は拍手喝采しました。その愚を繰り返さないように立ち止まって考え、『勢い』をチェックして、場合によっては抑えることが必要でしょうね。賢さと言い換えてもいい」
http://anond.hatelabo.jp/20130629195836
そりゃ言いたいことはわかるけど、無理だろ。
はっきりと言うが、
ゾウと、ネズミぐらいの違いがある。
あたりまえのことをいくつか書いておこう。
まず誰にでもわかる直接的な問題は
たとえば、こういうことが起こる
気持ち悪いし・・理解できない。
お前には、何も期待していない。」
そう吐き捨てた。
カミングアウトの結果なんだろう。
僕は・・・・。
父に会うと・・・発作が起きるようになっていた。
父は、僕を怒鳴り威圧的だ。
きっと父も混乱していたのだろうと、今では思えるけれど
当時は思えるはずもなかった。
まあ、ごく単純に、親しい人や、
家族に否定されたら、生きていくのがかなりハードモードになる仕様。
そんなわけもあって、多くの同性愛者は、カミングアウトする相手をかなり慎重に選んで
カミングアウトしているというのが実情っぽい。
一対一の場合は、相手がゲイであることをdisるような相手かどうか、
を慎重に、慎重に見極めながら対応すればある程度どうにかなっているようだけれども、
http://toyokeizai.net/articles/-/14514?page=3
職場の誰かにカミングアウトすることは、人間関係を「非常に良好」にすることもあれば「非常に悪」くさせることもある、言うなれば、「両刃の剣」であることを示しています。
…と、要するに人間関係が悪化する危険はかなり高いというのが実情っぽい。
アウティング、というのは「同性愛者本人の同意を得ずに言いふらされてしまうこと」
慎重にカミングアウトした相手本人は「あっそうなんだー」ぐらいの対応だとしても、
その人があまりにも、「あっそうなんだー」的なあっけらかんとした人でありすぎると、
「あ、うん、××くんはゲイだから、合コン興味ないよね?」とか、
そういう何気ない発言を周囲の人を気にせずにサラッと言ってしまうことが多々発生する模様。
まあ、今の日本だと8割~9割の人は同性愛者だということがわかっている人の前では、
まだ「うわっ、マジでゲイなの?やべー、俺狙われちゃってる?」とか、
クソおもろくもないタチの悪い冗談を飛ばすバカも多数いるし、
センスが悪いとかってんじゃなくて、
ダイレクトに「ゲイ、キモい!不自然!」とか言う人もいるんで、
まあ、そういう人とどう関係を結ぶかは辛いよね。
結果的に「したほうがよかった」ということに落ち着くことのほうが多いけれども、
あくまで確率論の範囲。
たとえばだけど、
「このクジを引くと、7割の確率で、
なお、このクジを引けるのは一回限りです。」
みたいなクジがあったときに、
ためらいなくそのクジを引けるっつー人間はほとんどいないと思う。
超コワイでしょ。
結果的には、「良かった」「何の問題もなかった」
結果だけみて、「カミングアウトすべき」なんてことを外野が言うのは乱暴な話だと思うよ。
(これは「アウティング問題」という話になっている。興味があったらググってくれ)
まともなゲイはそんな十把一絡げにしないだろ。
問題は、ゲイが実質的に生き辛い世の中を作ってる行為や、人々に対してであって
「すべてのノンケが悪い」みたいな言い方をするバカはごくごく少数派のはず。
「バカなゲイ」は、確かにそういうバカなことを言ったりするかもしれないが、
そんなの、どこの派閥にでもあることだろ。
そういうバカな主張をとりあげてdisるのはそれこそ、
「十把一絡げ」なので、やめたげて。
あと、
そこんとこよろしく。
あえて、汚い言葉使いをさせてもらうけど、
おまえの「盗聴された気分」なんて、はっきりと言って
おまえが盗聴されたら、それがなんなの?
おまえは、苦しくて苦しくて、たまらなくて、ふさぎこんじゃうの?
もっとも、
「それってマイノリティの面をかぶった強者じゃねーの?」みたいな話はもちろんある。
もちろんあるよ。
そういうバカをあげつらうのは反対しないけど、
でも、マイノリティはマイノリティであることによってごくごく普通に苦しんでいる人がやっぱり沢山いるわけで、
そういう一部のバカをあげつらうために、
ごく真っ当に苦しんでいる相手に、流れ矢あててしまうというか、
一部のバカを標的にしたいなら、ちゃんと誤爆回避して、ピンポイント射撃してくれよ。
将来の職業は、教師って決めていた
今、教育実習に行ってるんだけど、本当にきつい
こどもを教えることは、楽しいし
でも、体罰をしている教師や威圧的な態度をとる教師を見てると、こっちも萎縮してしまう
確かに、俺らの時からそうだった。
しかし、当時はかなり荒れていた。だから、多少は仕方ないな、ってところもあった。
実際、そういった雰囲気は嫌いだったけど、秩序を保つためなら仕方ないと思った。
今は、どうだろう。
純朴な子がたくさんいるし、もちろんやんちゃな子もたくさんいる。
それは、教師も認めている。ならば、もう少しのびのびとすればいいと思う。
これが教育というものなのか。躾といえば、それまでなのかもしれないけど、僕にはよくわからない。
その波及は、実習生にもきている。
もちろん、実習させて頂いている、という気持ちは大いにある。
しかし、それを全面に押し出して、「お前ら感謝しろよ、実習生ってのは迷惑なんだからもっと頭下げろよ」って言うのはどうだろうか。
自分たちも同じ道をたどってきたはずなのに、嫌味を言ったり、中学生と同等な扱いをするというのは。
もちろん、自分たちがそうされてきて、良かったから同じ態度を取るのかもしれないけど。
無言で「ここだ」とアピールされ、僕は「ありがとうございました」という。
基本、無言。何聞いても行動で示して、「わかったやろ?感謝しろ」
中学の教師はこうないといけないのだろうか。
教師間は仲が良い、というか馬鹿騒ぎしているだけど。
「この前の安田記念が~」とか
すぐに職員室から出ようとすると
他の先生と「実習生が~」という言葉を聞き、裏口たたいてるんだなーと認識。
これは、他の実習生も何回か聞いている。
今まで、塾講師をしたり小学校でボランティアをしたけど、何か気に食わなかった。
いつも引っかかるのは、上記のことで、もっと子供に優しくすればいいのにと。
今まで一般企業とか考えたことなかったし、親も教師向いているよとか
言ってくれてたから、深く気にしていなかったんだけど
いよいよ、周りが進路を決めだして、焦り始めた。
まぁ、大学院は行くんだけど、もう一般企業に就職するのが濃厚だなぁ。
でも、学校現場も諦めたくないなー。
元カノが中学校の教師になって・・・っていう話は、また次の機会に。
人生って悩むことばっかり。
大学4年の6月
http://anond.hatelabo.jp/20130520191133
元増田です。
筋トレして体鍛えて、
合コンに行こうかな。
キモい、長い
夜書いた文章を朝読み返すと
「なんじゃこりゃああ~~、キモッww」とかなって
お手軽に黒歴史体験が出来るけど
正しくそんな感じw
キモいって言われてんのは主に
ダメだったんだろうなww
あと草が沢山生えてたり、オタクっぽいところかww
とても冷静ではいられないほど
後半にそれが書いてあるから
読後感がキモい一色なんだろうww
こりゃあ叩かれるww
こっちの方がしっくりくる。)
これはサクラでしょ
実際に会う日程を予約できない。相手は本人確認してた。
定額で引き伸ばすのならば、何故話を引き伸ばさずに出会おうとする?
しかもブッちされちゃったりしたら、その人高確率で辞めちゃうので目的と反するのでは。
本人確認とか安全性をウリにしているのに
インセンティブはないのでは。
この状況でさくらって考える根拠が
定額制の有料サービスにして
相手の人柄を判断する際に重要となるのが
メッセージを送って、気に入れば実際に会いましょう
見事カップルが成立すると
うおお、きめえーーーーwwww
おまえが断られたのは身長じゃない、服装や声だ
そういう風に言っている奴は多分俺と同じかそれ以下の身長だから
他に起因させたいんだろうな。
どう当たってる?
あと同じ理屈で
外面でジャッジされたことを認めたくないんだろ。
何故ならば書いてる本人は
ぶっちゃけ服装でも声でも雰囲気でも何でもいい。そこは論点じゃない。
そういうのを引っ括めた性的魅力の欠如で
俺は足切りにあったということ。
メールは続いてたし、
内面は現時点では及第点だったんだろうと思う。
電話とかして探り入れてくるはず。
シークレットブーツ履いていけ
例えそれで上手く行っても脱いだら終わりじゃね?
バレた時印象悪いし。本質的な解決策じゃないよね。
俺は真面目に付き合いたいだけで、
ヤリ目じゃねえだよ。
というのは冗談で
例え本当に迷ったとしても
何とかしようとする意志があれば何とかなったはずです。
相手は悪態ついたり、着信拒否したりしていて悪意があり
何とかしようとする意志を微塵も感じませんでした。
(でも後で連絡はしてよねww)
写真を交換しておけ
写真なしでやりとりが始まったので
ここで交換して止まったら嫌だなと思って
ペンディングしてたのです。
その結果がこのざまですwww
それは相手が悪態ついて、会おうとする意志を感じなかった末です。
最初は向こうのターンで攻撃してきた
俺のターンだったわけじゃねえ。
すいません、書き方間違ってた。下落率です。
http://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=2&tm=d&mk=1
20分ほどでガチしょんぼり沈殿丸(featuring 激おこぷんぷん丸)状態に
叩き落とされたわけですよ。
何か規制されてて上手くスレ立てられんかったww 立て方がわからんww
http://anond.hatelabo.jp/20130410221911
ものいいがネトウヨと同じになってますよwww。ブサヨ=ネトウヨ説の真実味が一段と増しましたねwww
290 ソーゾー君 [] 2013/03/27(水) 18:17:40 ID:mzEGg3j2 Be:
ABCD包囲網をされても文句を言うなと言うのかね?
1、何で日本はABCD包囲網を仕掛けられたんですか?何か悪いことをしたんですか?
2、誰がABCD包囲網を謀=企てて何の為に仕掛けたんですか?
誰が何の為にこんな事をしたのか具体的に教えてくださいオナシャス。
3、何で北朝鮮は経済制裁を仕掛けられたんですか?何か悪いことをしたんですか?
290 ソーゾー君 [] 2013/03/27(水) 18:17:40 ID:mzEGg3j2 Be:
ABCD包囲網をされても文句を言うなと言うのかね?
1、何で日本はABCD包囲網を仕掛けられたんですか?何か悪いことをしたんですか?
2、誰がABCD包囲網を謀=企てて何の為に仕掛けたんですか?
誰が何の為にこんな事をしたのか具体的に教えてくださいオナシャス。
3、何で北朝鮮は経済制裁を仕掛けられたんですか?何か悪いことをしたんですか?
4、北朝鮮に経済制裁を仕掛けられてますが誰が何の為にこんな事をしてるんですか?
5、経済制裁=宣戦布告=実力行使とパール判事は仰っていましたが懐疑先生はパール判事のこの発言を支持しますか?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1357424442/l50
私がこれから書くことはある県の私立高校であった男子寮内での体罰の実情です。2008年の話なので一昔です。
最初に言いますが私はこの現場から逃げました。自分に矛先が向く前に逃げました(転校しました)。
凄まじい暴力にあった友人を見捨てました。本当に申し訳なかったし、クリスチャンに足を一歩踏み入れた今、あの時公に告発しなかった事にとても後悔しています。
あの時、知識があれば共産党の市議会議員団とか革新系政党の議員にでも封書を送っておけば取り上げてくれたと思います。ですがあの時の私は若く脊髄反射右翼でしたので真っ向から敵視していました。こういうひずみを正す活動に定評があることを知りませんでした。
すこし長くなりますし、文才もありません。ですが、速読でもいいので軽く読み通していただければ幸いです。すべて事実です。わかる人にはわかるようになっています。
日付は日記をつけていなかったのでありませんが単純な時系列で書いています。
私が入った高校は今時珍しく少々昭和の雰囲気の残る学校で、学校の教師も元自衛官が多く、校則も結構硬めでした。まあ人生の先輩諸氏が言う”ゆとり”を正すのには最適です。
私は2008年にその県からはるか南にある県から入学してきました。
入学の理由は頭が悪いのと、手に食をつけるような勉強がしたかったから。その学校は進学系学科もあれば専門系何でもござれの総合的な高校でした。
又、その学校の寮は新築ということもあり、私のような馬鹿の夢をふくらませるのには十分でした。
入学前のオリエンテーリングの日、すさまじい遠隔地に住んでいたので飛行機でその県へ飛び、電車などを乗り継いで学校へ向かいました。
内容は他愛もなく、入学前に学習しておく課題を渡されたのと、入学生の心得の説明を受けた程度で、その後寮で入寮希望者に対しての説明を受ける予定でしたが、日帰りということもあり、飛行機の都合で受けることができませんでした。
この時の説明を寮の友人にあとから聞いたのですが、とても威圧的だったようです。
4月。入学&入寮日。よそよそしく先輩方が寮内の説明をしてくれました。ですがなんとも言えない雰囲気がありました。よそよそしすぎたのです。
入学式の際たまたま話す機会のあった寮生の2年生の先輩に話を聞くと、「お前には言っておくけど、明日”挨拶の訓練”がある。一応気をつけろ。」とだけ言われました。
なんか妙な感じだったので少し掘り下げましたが、「今からでも先輩にはきちんと挨拶しとけば大丈夫だから。」とだけ言われただけで詳しくは話そうとしませんでした。
私は基本臆病なので言いようのない不安感につつまれつつ夜を明かしました。
翌日。授業が終わったあと寮で本を読んでいると、寮内放送で寮生の代表である3年生の寮長から「新入生は今すぐ集まるように。」と招集がかかり、新入生は急いで集会フロアに集まりました。100人は体育座りできるくらいの広い部屋です。
そこに行ってみるとびっくり。部屋が暗くなっています。
中に入ると先輩方が無言で座って威圧感があり皆戸惑いながら座りました。
長くなるので先輩方の発言は取り上げませんが、そこで行われたのは訓練が行われる前まで先輩に挨拶をしなかった奴の吊し上げでした。
吊し上げの内容を要約すると、「お前、神経図太いな。何様だ!」という感じです。先輩からの平手打ちと本気の蹴り、背中を踏みつけるなどの暴力が飛びかっていました、
寮の総責任者である、元自衛官の寮監(舎監)も黙認しじっと見ているだけでした。私は国家主義者なので国家の防人たる自衛官を貶したくはありませんが、元自衛官というのはこんな人間なんだと感じました。人間性を疑いました。
この時はこれだけでも随分とショックだったのですが後々ショッキングなことがどんどん続きます。
ただし、全てについて書くと冗長になるので私が逃げるまで複数回あった中の代表的な”ミーティング”という名の吊し上げパーティーを取り上げたいと思います。
7月。”ミーティング”が開かれました。内容は「消灯時間後にふらついた奴を罰する」という内容でした。もちろん全寮生強制参加です。
寮長が「正直に前に出てこい。俺は目星がついている。」といった具合で炙り出す方法で、全員が正座をさせられていました。
つまるところ寮長の把握している奴が出てくるまでは、全員正座のままだぞという心理的な作戦もあるわけです。
そんな状況を把握できるような人はすぐに前にでてきましたが、殴られるやもしれない場所に行かなければならない恐怖から言い出せない人もいました。Y君です。
Y君は前に出ずに、先輩にひきずり出されました。私も出歩いていたのですが正直に前に出たのでひたすらあやまって許してもらえましたが、Y君は地獄へ突き落とされます。
Y君は前科があり、何度も寮の規則に違反することがありました。おとなしいのですが、ルールを守るのが下手だったのです。具体的に言うと掃除を真面目にやらないなどです。
Y君が前にひきずり出されるまで2時間近く正座させられていました。同級生たちも同情より恨みが勝ってしまったのです。彼を皆で罰するべきだという空気が出てきました。
そして寮長が言った一言で私は凍りつきました。「おまえは本気叩かれないとわからない」。
場所を移し寮の集会フロアの隣にある講義室に集まるよう言われ、机をどかし、フラットになった部屋の床の上に正座させられました。そこで行われたのはリンチと行ってもいい凄惨なケツバットでした。
寮長が「おまえらは正座をやめていい。こいつはずっと嘘をついてお前らに苦痛を与え続けた。だれかこいつを叩きたい奴はいるか。」と言い、まずは2年や3年の先輩の一部がY君の尻を棒で思い切り叩きました。
さすがに1年生は加わらずに静観すると思っていたのですが、計算違いで、実際には「おまえのせいだ!ふざけんな!」や「おまえ気持ち悪いんだよ!」とか罵声を浴びせしまいには名乗りでて殴り始めました。少なくとも20発以上は殴られていました。
私はその時頭の中で当時読んでいた歴史として日本の共産主義運動を振り返る本(失念しました。)の内容を思い出し、その中の山岳ベース事件の”総括”を思い出しました。まさに同じような空間が目の前にできてしまったのです。
ですが私は止めませんでした、殴られる友人を目の前にして、ただ体育座りをして静観していました。自分もああ言う立場になりたくありませんでしたから。
このあとY君は保護者に寮の現状を言い、学校側にも寮内で学生同士による体罰が行われているという話が行きました。ですが結局Y君は退寮し、遠くから通学することになり、寮監は詫びの印的に解雇され、新しい寮監が招聘され着任しました。
ですが、そもそも校長が体罰をしりつつ黙認していることもあり、寮監が変わった所で”ミーティング”は続くことになります。
その中で私は寮内での発言力が強くなりました。理由は寮長や先輩と懇意になったからです。懇意になった理由は私の持っている技術的な知識を使って上級生の困りごとを解消したからです。
私は書記に任命され、寮の会議に出席することができるようになりました。それからというものミーティングの開催日時を事前に知る立場となったため、一部の寮生には議事を漏らして品行方正にするよう警告を出すようにしていました。
ですが私はその中でも恐怖でいっぱいでした。権力につくと権力の論理に取り込まれてしまうのではないかという恐怖が襲ってきたのです。
「いつかは自分が人に危害を加えないといけない立場になるかもしれない。」綺麗事を言っているのではありません。人に恨まれるのが怖い臆病な性格から出た考え方です。
私は母に電話をし、寮の現状を学校に言うように働きかけました。
寮内では「誰かがチクった」と話題になりましたが、私は知らぬ顔で生活していました。
ある日カウンセラーの教師から「話がある。」と呼ばれ、カウンセリング室で話をしました。
母から話を聞いたとのことで、寮のことについての話でした。そのカウンセリング教師が言ったことは「君は疑われるようなことをやっていないんだろ。」「それじゃあそれでいいじゃないか。」でした。
本質がまるでわかっていない発言に私は唖然としました。また、同日校長にも呼ばれましたが、「君はしっかり勉強をがんばって!」「国家資格を取れば奨学金ももらえるし、君が好きな本も買える。努力しなさい。」と全然寮の内部については触れない不毛な話し合いになりました。
私は入学して9ヶ月後の12月、寮外の友人はおろか寮内で自分と考えを分かち合った仲間とさえまともな挨拶をかわさずに、生まれた地元の進学校へ夜逃げのようにして転校しました。
転校に関しては学校同士のコンセンサスが必要なようで、出ようとした高校が私の転学に関する事務処理の段取りを無視した行動に激怒したようですが、逃げ出すために何ふり構っていられませんでした。
進学校に行けたのは、逃げ出したい思いで勉強したのと、地元の友人を通して転校先の教頭と話し合いができたおかげでした。
転校してからというもの、良い友人と理知的で議論が出来、しっかりとした社会観念を持つ教師陣に恵まれ2011年に私は普通科を卒業しました。
余談ですが、卒業した高校で友人同士の議論や教師との対話を行い、知識で武装するという考え方を手に入れることも出来ました。そして、私の持っていた思想が感情に基づくものであったことも議論や対話の中で批判され、恥ずかしながら理論武装・自己思想の体系化をするという事を恩師から学びました。これは今でも続いています。
私は2つの学校で経験した対比的な環境が今の私の生き方の礎になりました。
昨今話題になっている”教師から生徒への暴行”ですが”生徒から生徒への暴行”を組織ぐるみで学校の教師や責任者が見てみぬふりをする現状を知っていただきたくて書きました。
読んでいただいた皆様の中に何か感じるものがあれば幸いです。
何故だか友人も私も、たまたま同じく左翼ぽい男と付き合っていた。
付き合って暫くしてから、実は彼に奥さんが居たことを知った。子供も居た。携帯の待ち受け画像にするくらいなら浮気すんじゃねーよ。
いろいろ悩んでsexしない時期があったら風俗行って性病を持ってきやがった。
カッとなると威圧的に攻撃してきて、こっちが声が出なくなるほどまで追い詰められた。
会わない電話に出ないを実行して半年くらい経過した頃、鍵を閉め忘れてたらしく寝てる間に部屋に侵入された。おかげで軽いノイローゼになった。
最後の家宅侵入以外は、友人の元彼にもだいたい似たような事があったという。
でも、友人の元彼は勝手に友人を借金の保証人にしていたから、似たようなもんだと思う。
フェミニストだとか言っておきながら女にだらしなくて辻褄の合わない言い訳をする、相手がどれくらい傷つくかも考えずに一方的に突っ走る、やってる事と言ってる事がたまに矛盾する、と友達との間で共通認識となった。
大学一年の夏休み、比較的時給の良かった宴会場のホールスタッフの短期集中バイトをやることになった。
初日、中ボス格の女性に「はるな」というあだ名をつけられた。ハリセンボンのはるなに似てるそうだ。確かにブスだが、幸運にもそんな扱いを受けた経験がなかったので、面食らってどうしていいかわからなかった。
ボスは、職場の他の先輩たちに、自分に「はるなです!角野卓造じゃねぇよ!」と自己紹介させてまわった。泣きそうだった。
ある先輩から、脚立を取ってくるよう命じられた事があった。場所はわからないから、他の人に聞いてくれとのことだった。
色んな人に場所を聞いたが、ため息をつくか「あぁ?」と凄まれ、「知るかよんなもん!」と怒鳴られた。
その後、先輩が休憩してこいというので休憩していたら、知らない女性が自分を見るなり声を張り上げて怒りだした。
「あんた、誰の許しもらって休憩してんの?」
かなり威圧的な物言いだった。中ボスから許しをもらったと伝えたら、今度から自分に許しを貰いに来いと言われた。何も聞かされていなかった。休憩所にいた人はそんな自分を笑ったり、めんどくせえとか言っていた。また泣きそうになった。
ある先輩からナイフとフォークを出せと言われた。聞き覚えのない専門用語のものを12、3種類、それぞれ違う数を出せとのことだった。
間違えてはいけないし、とても覚えられないのでメモを取ろうとしたら、「はぁ?」と呆れられてしまった。何で覚えようとしないの?やる気ないの?と言われたが、すみません、まだ新入りで、間違えてはいけないので……、と応えたら、罵倒されてさらに怒り口調になった。
二日目、担当してくれている先輩から「もう慣れたでしょ?」と聞かれ、「すみません、まだ少し……」と答えたら、失笑され、一緒にいた人達に「まだ少しってwww偉そうにwwww何様wwwwwねえ?www」とかいって馬鹿にされて怒られてしまった。
その他、中身の入ったコーヒーカップを15個くらい二段重ねにして乗せたトレーを、両手に一つづつ運べと言われた。やろうとしたけどとてもバランスが取れず、申し訳ないのですがまだできそうにありませんと言ったら、またため息をつかれて罵倒された。
他にも、仕事着のヒール靴で靴ずれをしたら、呆れられて怒られたりした。そうそう、これも買取なんだけど、仕事用の制服買取って普通なのかな。
何もかもよくわからいまま怒られ、罵倒され、怒鳴られ、笑われた。とにかく一刻も早く逃げ出したくなったが、逃げては成長できないと踏みとどまった。
一週間後、腹痛でバイトを休んだ。休む電話を入れたらすぐに治った。自分が情けなくて涙が止まらなかった。
でも結局、そのままバイトを辞めた。バイトに行こうとするとどこか身体が不調を訴えて、いけなかった。
その後、塾講師バイトをはじめてかなり回復することが出来た。別に特別いい職場だったわけではないが、通常程度のビジネスマナーのある職場にかなり癒された。
あの職場は致命的に忙しい上にかなり重労働で、誰も彼もが爆発寸前までイライラしていた。生活のために派遣でやってきた人たちばかりで、誰も転職先がないという状況だった。爆発寸前のギリギリの理性で保たれてた場所に、全く使えないお荷物が入ってきたら、そりゃあ罵倒していじめたくもなるものなんだろう。
それで罵倒や馬鹿にすることが許されるかは別として、集団力学としてそうなってしまう職場だったんだろう。完全に職場の選択ミスだった。
その後の色んなバイトや体験を通じて、自分は基本的にドン臭く非コミュで忙しい雰囲気でやっていけないという馬鹿みたいに使えない人間だが、しっかり準備ができれば成果を出せること、慣れるのに時間がかかるけど慣れれば最低でも人並みに出来るようになる事、そして先に全体像把握に勤めれば慣れのスピードもあがることなんかがわかってきた。
「時間かければできる」は甘えだし訓練もしたけど、長所というか比較的マシな部分をもっと使えるものにしようとがんばった結果、いまの自分は企業で研究職としてなんとかやれてきている。やはりというか一般的な職場よりは非コミュが多い方だと思う。中には自分以上に生きづらそうな人もいるけれど、生かせる部分に気づいて、うまく他人の助けを借りながら、意識してたかどうかはともかく、必死に伸ばして来てここまできたんだなという人達ばかりだ。
いや、正にそうだろ。これで終息することを願ってるけど、収束しなければ 段階的な渡航禁止や 輸入製品の関税率の上昇など まずは単独での経済的な制裁だろ。
アジア圏でいがみ合う理由がわからんが、ヤラれたらやり返さないといけないのが外交だからな。
すでに国会での決議も1度はスムーズに通ってるし、まだ、やられるようなら、専守防衛が成り立つから、段階的に威圧的態度に移行するしか無いだろ。
勝つか負けるかはわからんが、さすがに国家レベルの外交ともなると、やることはやらねばならんだろ。
ぶっちゃけ、自国の経済も混乱するので、やめてほしいんだが。どうにもならぬ。同じアジア人なんだから、仲良くしたいもんだが。
まぁ、かつての威光がない から、やっていいんだ。という態度を本当に取るんだ。というのは 目が覚めた思い。 いち日本人として、国家の威光は重要だと思ったよ。初めて。平和がほしいだけなのに。
実家に帰る高速バスでのこと。僕の座った席は2Bだった。進行方向に向かって左側、前から2番目の通路側だ。
隣の通路側に座っていたのは角刈りでメガネをかけたオッサン。ポツポツと髪に白髪が交じるのを見ると、50代後半~60代ぐらいだろうか。隣に誰かいることは別に不思議ではないし、別段話しかける必要もない。3時間ほどで故郷に辿りつくし、そもそもその時間は寝ていればいいだけの話なのだ。バスが動きだすまでの時間、手持無沙汰だったのでたまたまカバンに入っていた週刊誌を手に取って読んでいた。
突然、オッサンは自分の右ポケットからハンカチを取り出そうとした。社内は狭くひどく窮屈だ。足を広々と伸ばすことはできず、彼の肘が僕の胸に当たる。しかし、オッサンの様子がおかしい。なかなかハンカチを取り出すことが出来ず、グイグイと肘が僕に押しつけられた。
「何やってんだ? この人……」と思って僕は体をのけ反らせ、肘打ちを回避する。すると、オッサンはドスの効いた声で僕に言ってきた。
「お兄さんよぅ、ここまでが俺の席だからさぁ……。わかる?」
と、オッサンが指さすのは前の席の仕切り。どうやら領土を主張しているらしい。が、明らかに前の座席は、僕たちが座っている席よりも広いのだ。
最近の高速バスには2~3席ほどプレミアムシートが付いている。通常のシートが4列ならばプレミアムシートは3列。クッションも格段によいものを使っており、足元も広い。料金だって1000円上乗せするだけなので、それほど高くはない。オッサンがいう領土権が認められるのならば、僕の左足付近までオッサンの席になってしまう。半ケツが通路に出た状態で座ってろという意味らしい。「んな、理不尽聞いてられっか」と思って反撃に出る。
「前の席はプレミアムシートなんだから、広いのは当たり前でしょう。区切りはココですよ?」
と、僕は僕とオッサンの間にある肘かけを指差した。だが、オッサンは続ける。
「おまえよぅ、肘当たってんだよ」
何を言っているのかまったくわからない。
「そもそも肘打ちしてきたのはアンタだろ?」
と、さっきオッサンが僕にした肘打ちに対しての文句を言う。どうやら、オッサン的には、僕が週刊誌を読んでいるときに肘かけを使っており、僕の肘がオッサンに当たってきた。つまり、先に領土侵犯をしていたのは僕の方だという言い分らしい。だから、報復としてハンカチを取り出すフリをして肘打ちをしてきたようだ。
オッサンはメガネを外し見下すように威圧的してくる。それ以上、何もしゃべらなかったので、こちらも応戦することはなかった。が、「面倒な人が隣になったなぁ……」という思いでいっぱいだった。
道中、オッサンは柔道のルールブックを読んでいる。年齢的なことを考えれば指導者か何かだろう。よっぽど、「故意の肘打ちは柔道じゃ反則技じゃねーのかよ!?」とか、「てめぇみたいな権利だけいっぱしに主張するヤツを“老害”って呼ぶんだよ」とか、捨て台詞を吐いてやろうかと思ったけれど、また面倒なことになるのも嫌なので止めた。
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http://anond.hatelabo.jp/20120108211250
ちょっとはてブだけを貶める形になってしまったので、これはよくないな、と改めて、ネット各地で戦うコメンテーター達の特徴を、ウェブ上の争い事なんかに興味のない女子にもわかりやすく、戦国大名に例えてみたよ!
(※あくまで戦う人をツール全体で捉えたものであり、利用者個人の特徴を言い当てているものではないです。)
勢力が非常に広範かつ多岐に渡るため、一括りにすることが最も難しい国ですが、強いていうのであれば謙信タイプでしょうか。屈強な武将がフォロワーという軍隊を従え、RTという名の十文字槍で取るに足らない足軽兵を駆逐していく様はまさに軍神と呼ぶに相応しく、各地での転戦の多さや、持久戦を得意とせず、短期戦で勝敗を決めるあたりも謙信型ツールといえます。当然、国民の大多数は争いを傍目に見ている農民か、無言のRTで追随する足軽や小物であり、武将クラスは100人に1人も満たないということは付け加えておきます。
ネット界古豪。上杉家を「馬鹿発見器」と称し、馬鹿を発見し次第、少数の精鋭部隊が煽動した後、住人全員で場所を厭わず突撃する様は、まさに信玄が得意とした啄木鳥の戦法そのもの。ターゲットにされた者は、最初は「ネット弁慶が」と油断しているものの、知らず知らずのうちに追い込まれ、気づいた時には過去の悪行を洗われ、身分バレ、職場に電話、の三段撃ちで後の祭りとなります。戦国最強と謳われることも多いですが、一人一人は取るに足らない雑兵なので、軍師や精鋭部隊を抑えることが鍵となります。
疑り深い性格のため、誰にでもとりあえず謀反の疑いをかけて追い込んでしまう彼らは信長タイプです。一時は天下を取るかと思われましたが、それも遠い昔の話。新しいもの好きで、策略や心理戦に長けていながら、非常に威圧的かつ冷酷であるが故、敵を多く作ってしまい、四面楚歌に。うつけを演じ続けて終わる三文役者も後を絶ちません。心ない皮肉を投げ捨ててばかりいると、仕舞いには部下に焼き討ちに遭ってしまうのが世の常というものです。
国内レベルの些細な小突き合いに満足するのではなく、世界を舞台に闘いたい。いつまでもJリーグで満足している俺じゃない。そんな野心溢れる猛者達が集う場所です。これは天下統一を成し遂げた後、世界に目を向け、手始めに朝鮮出兵を企てた豊臣秀吉タイプと言えるでしょう。世界規模で文化や宗教が入り乱れているのでやや面倒な状態になっていますが、10年前のワールドカップの審判買収をネタにコリアを叩けばヨーロッパ各地から賞賛されるレベルなので、知略戦は必要ありません。英語は必須です。
国内では圧倒的な勢力を誇っていながら、今ひとつ目立った武勇を残せていないその戦果は信長の噛ませ犬となった今川義元と重なるものがあります。仕様上、与えられた情報のみに食いつく受け身の性質であるため、そもそも誇り高い戦闘民族とは言い難く、戦国武将に例えることも躊躇われるのですが、場合によってはストレートな物言いで集団で牙を見せる気概も持ち合わせているので油断は禁物です。しかし、基本的には騎乗もできない貴族体質であるため、あまりにも鋭い逸材は埋没してしまうことが多い反面、「そう思う」「思わない」の二択の統治の安定感には光るものがあります。
とにかく流行の場所に乗っかっていく浮気者。「武士たるもの七度主君を変えねば武士とは言えぬ」をモットーに、あらゆるSNSを使い倒し、寝返りを繰り返した挙げ句に争いに疲弊し、落ち着いた人間が多く集う安寧の地。人を疑わないことを是とし、終始、当たり障りのない会話といいね!の笑顔でお茶を濁す。揉め事などとは無縁の太平の世ではありますが、ぬるま湯の居心地が悪くなればいつでも次の主君に仕える準備はできている、節操のない集団といえるでしょう。