はてなキーワード: スポーツイベントとは
オリンピック、サッカーW杯、高校野球。そういった「報道がそればかり」「応援しよう」というイベントが開催されると、ことさらに「興味がない」「無理矢理応援させられているようで苦しい」などと言われる方々がいる。
僕はこれらのスポーツイベントが好きだ。
しかしそういう方々もいらっしゃるだろうし、そう思うこと、その意見を発表されることは個人の自由だと思う。
ただ、そういった方々は少数派の問題(LGBT、夫婦別姓問題、環境問題など)になると、とたんに「これは全国民において理解が必要である」「この問題についてこのような認識はありえない」などと、「圧力」をかけてくる割合が高いと思う。
そこにおいて「興味がない」という発言は、嘆かわしいものであり、先進国に住む国民としてありえないことであり、知性や道徳心の欠如であるかのごとく言われることもある。
別にオリンピックを見なくても、サッカーが嫌いでも、そこまで言わないよ、と思ってしまう。「あ、そう」という程度。
なのになぜ…と思ってしまう。
もちろん、それらは政治的な問題であり、単なるスポーツイベントとは一線を画すものである。それは確かなのだけど、いざ少数派の問題に興味を持っていて、その方の発言を追っていたときに自分の好きなスポーツイベントをわざわざ「興味がない」「興味を持つ人の気持ちがわからない」と言われると、反感を覚えてしまうし、なんとなくそういう問題は放っておこうかな、となってしまう。少数派の問題だから、当事者でない人間にとっては放置しておいても支障はないから。
だからと言って発言するべきではない、と述べているわけではない。ただ僕はそう感じると述べているだけで。単純に違和感があるだけだ。
少し前にホッテントリ入りしていた
【技術への対価】写真屋さんが販売する幼稚園の集合写真(900円)に『一人買って焼き増しすれば安く済むよ』というママさん達のやりとりに様々な意見
https://togetter.com/li/1206102
の記事とブコメを見て、もと中の人の立場として色々と言いたいことがあったので書いてみました。
保育園、幼稚園、各種スポーツイベントの主催に「イベントの写真撮らせてください」っつって営業をかけて、成約したら委託契約をしているカメラマンさんに出向してもらい、撮ったデータを写真販売システムにアップ。
保護者にはイベントパンフや施設の回覧紙やシステムのユーザアカウント宛のお知らせを通じてその写真を見れるパスワードを配布して、おおよそイベント関係者だけが見れる状態を作ったうえで、そのシステム内で写真が買えるようにする。
・・という、おそらくこの手のビジネスモデルでは一般的なやり方を行っている中規模くらいの業者に所属し、コールセンター業務をしながら社内システムと販売システム自体の設計、開発もするというおよそエンジニアとしては不適格な環境に数年間いました。
ビジネスモデル自体には価値はあると思いますが、環境と待遇がひどかったのでもう二度と戻りたくありません。
(当方がいたところがヒドかっただけで、業界全体がヒドいというワケではないとは思います、多分)
写真の値段は、以下のいろいろな物事に対して一括でぶら下がってるんですよね。それぞれこんな感じだと思います。
ブコメで何人かが言っている一定の金額を払ってデータ全部くれ&ダウンロードし放題という案に関しては、結婚式みたいな「全員関係者」のイベントは良いかとおもいますが、保育園、幼稚園、といった学校コミュニティでのイベントでは、悪意のある保護者が嫌がらせのために第三者の写真やデータを無作為にバラまかれるリスクがあるのでNGです。
当方がいたトコではスナップ写真のデータ(jpg)は1500円、集合写真もイベントによっては販売してて、その場合はtogetterの主題になってる焼き増しリスクを鑑みて、たしか3500円~5000円とかで売ってた気がします。
あと、データの方が保存価値が高いくらいのことを言ってる人がチラホラいますけど、こと写真に限って言えば、プリントの方が絶対にコスパが良いです。
データで保存が良いって言ってる人、今までに何回、携帯電話を機種変更しましたか?
データの保存先となるPCも、今までに何回、PCやHDDを買い換えましたか?
・・・こんな感じで、データをン十年単位で継続的に保持&引越し続けるのってけっこう手間だし、一発消去のリスクだって数年に1回くらいは当たり前のようにあるんですよ。
で、そうなるとDVD/BD等に焼いて保存しておこうっていう話があったりもしますが、そもそもDVD/BDの規格だって20年先とかで一般的に残ってる保障なんてないんですよ。
同様に、クラウドサービスだって数十年先までサービスそのものや、ログインに使用しているアカウント情報が残り続けている保障もないです。
・スマホより薄い
・そもそもPCやスマホは不要…どころか見るために特殊機材や手順は必要ない
と、見るためのコストパフォーマンスは圧倒的に優れてるんですよ。
あとは「残しておきたい写真データを選ぶ手間とプリントをする手間」さえどうにかなればいいなーと思うので、まさにこの部分を減らすことこそ次代の写真販売システムが改善すべきポイントだと思います。
たとえばユーザーの写真購入履歴から「購入ユーザーの子供」の顔判定して園や学校を卒業する頃には保護者が写真を選ばなくてもZOZO定期便ばりに子供の写真がいきなり送られてきて保護者はその中から良いもののみチョイスしてお金払うとかね。
真面目に作ればいけそうな気がするけど、開発体力ある大手の業者さんいかがでしょう?w
集合写真に関しては前述の理由により、データを出させるのはかなり難しいとは思いますが、スナップ写真であればそのデータを欲しがるのはその被写体の親御さんだけなので記事上で言われる「焼き増し」による利益減のリスクは低いので、
『写真と一緒にデータも売った方がデータ代金分稼げますよ!』と言って業者やカメラマンを直接説得するのはアリだと思います。
園専任のカメラマンだとどうしようもないですが、もしも当方がいたところのような業者が入ってるところなら、ぜひ業者に文句言ってください。
規模が大きいところならカメラマン替えてくれるはずです。
東京オリンピックは東京都最大のムダ事業だと思っている。たかだか数週間のお祭り騒ぎのために余計なハコモノ作って、訳の分からない盛り上げイベントやって、ゼネコンと電通ばかり儲けさせて何なの?と思っている。
とはいっても、個人的にオリンピックの観戦自体はキライでない。平昌オリンピックも普通に楽しく観戦し、フィギュア男子で羽生・宇野が金メダルと銀メダルを取るのを見て喜んだ。ただ、それって自治体が役人と税金を使ってやるべきものなのかということに大いに疑問がある。比較的最近のオリンピックを見ていると、ソチ・リオ・平昌と自分のところの市民にまっとうな生活をさせてやるほどの余裕がなさそうな都市がオリンピックのために無茶な支出をしているように見える。
オリンピックの開会式と閉会式のためだけの会場を巨額の税金使って作ったはいいけど半年後には廃墟になってるとか、住居として使われるはずだった選手村の建物が結局再利用されず放置…とかいうのを見ると、「こいつら単なる税金の無駄遣いのためにオリンピックやったわけ?」と頭の中が疑問符だらけになる。基本的に役人はスポーツイベントのプロじゃないから、関係者に言われるままに金だけ出してると、こういう事態になるんじゃないかと思う。
うちの職場は特に直接オリンピックに絡むわけじゃないんだけど、本社が思いっきりオリンピックに関与しているので、東京オリンピックを礼賛しなければならない立場にある。ま、せいぜいオリンピック関係ののぼりとかポスターをお前らのところに飾っとけと言われたらなるべく目立つところに飾り、オリンピックがらみのイベントに協力しろといわれたら人を出したりホームページで宣伝したり…とかそんな感じ。
前から「世界最大級の原発事故が絶賛進行中で、収束の見込もないのに能天気にオリンピックなんかやってる連中はアホだ」と言い続けてきたが、うちの職場でそういうことを主張するとこっちがアホ扱いされる。都民のオリンピック招致に対する賛成率70%というのは都職員のでっちあげだと聞いているし、IOCへの贈賄も間違いなくやっていると思うんだけど、それを素直に認めて「不正な手段でオリンピックの開催権を手に入れたので返上します」という選択肢はないらしい。森喜朗は東京都の財源を当てにしているようだけど、誰の生活の足しにもならないオリンピックに都職員と税金使うぐらいなら、むしろ組織委員会の人と金でできる範囲まで規模縮小しろよと思う。
小池百合子のパフォーマンスのために築地市場移転とオリンピック準備のスケジュールもめちゃくちゃになっているはずだけど、それでも無理してやる意味はあるんだろうか?50年前の東京オリンピックと違って、巨額の公費を投じてインフラを作ればそれがオリンピック後も社会のインフラとして活用可能…という状況ではないのだ。特定のマイナースポーツにしか使えないハコモノなんて、維持費ばかりがかかるお荷物になるのが目に見えているので、簡素な仮設のものにして、オリンピックが終わったら速攻で取り壊すぐらいの勢いでいいと思うんだけど。
…ということで上記のようなことを主張し続けていたら不人気部署に飛ばされることになった。まぁ上手くいけば家から近くて残業が少ない職場でのんびり働けるのだが、けっこう行き先によって忙しさや居心地の差が激しいようなのでどうなることか分からない。上司には「自分の部署の悪口を言うな!」とさんざん怒られても止めなかったのでこの結果なんだけど、せいぜいクビにならなくて良かったと思うしかないのかな。
当方すでに人生の半分くらいを米国で暮らしてるおっさん増田です。
なぜこのような前置きをするかというと、この国のオリンピックへの冷遇ぶりはかなり特出してて、俺がこれから書く話もそういったバイアスがあるよってのを念頭に置いてほしいからです。なにせこの国じゃ自国のスポーツイベント(スーパーボール、ワールドシリーズ、NBAファイナルなどなど)が至高で、他国の国際大会とか知らねって考えだし、オリンピックに至っては「午前中や深夜の放送じゃ視聴率とれない」という理由で地上波では生放送なし&夜のゴールデンタイムに録画済みの編集版を放送ってのがデフォの国なんで。
最近もやもやしてるのはね、ここ数年ほど親戚やら大学時代の友人やら仕事先で知り合った人とか日本から様々なゲストが来て話す機会があったんですけどね、特に東京圏の人ってのもあるんでしょうが、みんな口々に「2020年の東京オリンピック」の話題を持ち出すんですよ。なんか初めて参加した飲み会で話題に困ってとりあえず血液型を聞くくらいのノリで。やれ国立競技場を作り直すとか、インフラ作り直すとか、警官やタクシーの運転手がみんな英語の勉強で大変とか。
もちろん話を聞いている場では俺やほかのアメ人も黙って会話にのっているんですが、みんななんで日本でオリンピックがあんな前段階からお祭り騒ぎになってるのかぴんとこないんですよ。だって長くてもたった2,3か月のイベントじゃない?とりあえず他のアメ人に「hey Masuda、東京オリンピックって何がそんなにすごいんだ?」って聞かれても「日本では国際大会が人気で、特にオリンピックはスーパーボールとNBAファイナルが合体したくらい人気あるよ」っていうと「へーーー」って反応くるんですが、後々その東京オリンピック関連で5兆円以上つぎ込んでるって聞くとみんな絶句するんですよね。いや俺も毎回絶句してるんだけどね。
スポーツ施設に巨額投資が動くってのは理解できるんですよ。実はロサンゼルスに数十年ぶりにアメフトチームが戻ってくる!(札束で他の都市のチームを引っこ抜いた)ってことでそのチームの本拠地周辺では最新スタジアム建設やら、駐車場やインフラの新設、近隣のショッピングモールや住宅地の再開発とかで巨額の金が動いているんですが、でもこっちはこれから数十年にわたって活躍してくれるからちゃんと元取れるじゃないですか。でもオリンピックってたかが数か月でしょ?オリンピックやったからって劇的に観光客が増えた国なんて聞いたことないし。
んで東京オリンピックについてはよーわからんところでは大金が動いてるみたいですが、肝心のバリアフリーとかが全然進んでない。実は俺の妻と2歳児&5歳児の4人家族で昨年末に東京観光してきたんですけどね、さすがに大江戸線みたいなローカル線には期待してなかったけど、山手線まわりだったらもうバリアフリー整ってるかなーと淡い期待でいったんですがところがどっこい!山手線まわりでもエレベーターがどこにあるかわからん&大量にある階段にエスカレーターも皆無で毎回動き回る子供連れて&ベビーカー抱えて移動だけで死ぬかと思った。。。なんだよオリンピックにむけてバリアフリーにするんじゃなかったのかよ??(ひょっとして今年か来年中に大型改装する予定でもあるの?)多分エレベーターとか探せばあったんだろうけど10年ぶりくらいに来たから駅もデカすぎて探せねーよ。
あと相変わらずuberやlyftも使えない。これ日本から来た人に愚痴っても「東京はタクシーすぐ捕まるから」とか「白タクとか不安」とか言われたんだけど、世界のどの都市いっても携帯一つでタクシー呼べて料金支払いも携帯アプリで済ませられるuberになれると、子供つれてタクシー止まりそうな駐留エリア探すだけでも苦痛なんだわ。おまけに日本語話せない連中とかだと運転手の片言英語ききながら目的地説明せにゃならんのでしょ。ありゃメンドイ。日本の人って政府とか大企業にはしきりに「規制緩和」とか訴えるくせに、民タクや民泊みたいに自分らの生活に直結する自由化には「安全・安心」を盾に頑なに反対するよね。うーん、そのメンタリティだから行政の規制緩和も進まないんじゃん?だって現場にいる人からしたら民タクや民泊の自由化と一緒じゃん。
俺が一番もやもやしてる点ってさ、おそらく日本の多くの人も「東京オリンピックフィーバー」の茶番感やら虚無感になんとなく気づいてるんだけど、いまさらそんなこと言っても水を差すだけって批判されるから馬鹿馬鹿しいと思いながらも一緒に祭りにのってる感がありありと伝わってくるんだよね。政治家なんて「東京オリンピックがありますから」とか意味不明な理屈でたった数か月のイベント用に重要法案をバンバン通してるしさ。
なんか普段なら反対者がでて通らない法案とか巨大予算のビックプロジェクトをみんな「東京オリンピックがありますからそれまでに終えましょう」という虚無感たっぷりな大義名分つかってガンガン押し切ってるんだよね。茶番だってわかっている連中も、これがあるから一緒にのってるんだろうね。
思い返せば日本人って白虎隊やら戊辰戦争やら神風特攻隊やら、ずっと続く強者よりも一瞬だけ輝いて散っていく敗者に共感する気質があるから、東京オリンピックもその一瞬の花火を楽しむためにみんな盛り上がってるのかな?って最近思うようになってきた。でも一瞬の花火にしては使う額がすごすぎるよね。
この東京オリンピックがあまりに巨額イベントに膨らんじゃったから次回のオリンピック会場に立候補する都市が激減して、24年と28年なんてかろうじて挙手したロサンゼルスとパリに速攻で決まった流れとかアホすぎる。東京なんて裏金さんざんばらまいてようやく獲得したのに。。。
追記
冒頭でさんざん「俺の書き込みは在米歴ながくてかなりバイアスかかってるからねー」って念を押しておいたのにそこ無視して「おまえが言うな」的なレスがあってはてな村は相変わらずやなぁと微笑ましかったぜ!
それは自覚してるw ただとりあえず思いつくおもてなしトーク(てかもてなしてるのはこっちのほうなんだがw)が全員五輪ネタだったから、やっぱファン&アンチともに日本ではでかいイベントなんだなぁって。
正論だけどあの辺の都市は上の政治家から下の底辺までオリンピック誘致しようなんて思ってないからべつにいいんじゃね?笑 おれも子供小さいうちにニューヨーク観光なんてする気おきないもの。子供がいくとこじゃないっしょ。
商業主義に走った初期はちゃんと黒字だったから国際的スポーツ興行として割り切っても合格でしょ。問題は近年は国のメンツ(笑)やら巨額の費用負担で予算だけが右肩上がりで大赤字確定のクソイベントじゃん。だから24年と28年の開催地候補もローマやブダペストとか大半の都市が「金かかりすぎるからやめるわ」って次々辞退して、最後に残ったロサンゼルスとパリに自動決定したっていうお寒い状況じゃないっすか。
違うよ。スポーツ興行としてちゃんと黒字でペイできたら合格。オリンピックは次世代に借金だけ残すクソイベントだから茶番。
いやーおれも勢いに任せてキーボードを滑らせたら我ながらそのオチに苦笑したけど、でもさすがに米国の一都市で行われる大会のためにわけわからん連邦法をどさくさ紛れに通すなんてことはないでしょ。。。(あ、でも今の大統領はそれ以前の問題が!
スポーツイベントの2大巨頭がオリンピックとサッカーワールドカップであることに誰も異論はないだろうが、その後に続く3番手ってなんだろう?
今やっているラグビーのワールドカップは「オリンピック、サッカーワールドカップに次ぐ」大会と言われているんだが、
まもなく四十路を迎えるWebクリエイティブ関連の仕事をしております。昨今、五輪関連でクリエイティブの問題が多々取りざたされているので、思うところをつらつらと書きます。
この問題については、盗作疑惑が持ち上がる以前から、有識者から一般人まで、好きだの嫌いだの、良い悪いと倒錯(盗作ではなく)した意見・文句・罵詈雑言が飛び交っておりましたが、まず問題の整理として、いわゆる「有識者」視点からお話しておかなければいけないと感じた事を簡単にまとめます。
まず、デザインの質はどうだったかについてですが、結論から言うと一定程度のクオリティは持っていると言えます。
JOCや組織委員会の要求がどのようなものであったかについては文献が見当たりませんが、件の作品が発表された際の「パラリンピックとの並立」や「様々なメディアへの展開性」という選考基準に着目すれば、十分にそれを満たしていると言えます。また、図版的な面で言えば、黒・赤という色は白地を背景として視認性が非常に高く、かつシンプルな形状である事から、人間の認知作用的に受け入れやすい要素を持っています。キャンペーンロゴとして捉えるならば、第一の視認性・認識度は優れた機能性があると言えます。以上がクオリティにおけるプラス評価の点です。
次にマイナス評価として上げられるのが、過去の文脈からの逸脱です。詳しくはNaverまとめあたりに歴代ロゴがまとまってるのでご覧いただきながら読んでいただきたいのですが、バルセロナ・長野・シドニー・北京・バンクーバー・リオ・平昌に共通しているのは、「人間」がモチーフになっているということです。途中で切れているだろと突っ込まれると思いますが、この文脈はオリンピックの歴代ロゴの中で「スポーツイベントである」というアイデンティティを担保する大きなイニシアチブを持っています。これを逸脱するからには、それを代替するだけの文脈が必要になりますが、件の作品にある「亀倉雄策」と「鼓動(日の丸)」というモチーフではそれだけの強い文脈を感じられません。
上記の総合評価としては、「アリっちゃアリだね」という評価です。悪いとは決して言いません。
正直、分かりません。情報も錯綜し過ぎていて、どれが本当の情報か判断が付けられないので、パクリであるという明確な断言はできません。それに、展開例として上げられた書体や動画で展開していたテクスチャとしての分解要素などは「オリジナリティ」と呼べるものですし、それが仮にパクリ作品に擦り合わせられたものだとしても、その判別は難しいです。デザイナーは後から派生した要件もデザインの中にマージしていく事も仕事のうちですから。
これはもうリエージュ劇場ロゴとの「類似性」に尽きます。まず法的な論拠についてですが、先発作品は商標登録をされていなかったので、商標侵害という係争にはなりません。実際、訴訟となっているのは「著作権」の侵害についてです。「著作権」というのは、商標登録云々というのは一切関係がなく発生し、作られた作品が過去の作品に類似していた場合、過去の作品にその作家性等の支配権を有するというものです。具体的には「ベルヌ条約」という国際規程があり、条項ごとに各国が批准する形で国内法に継承されています。日本も批准しています。
次に、デザインの機能としての瑕疵が、過去作品に類似作品があるという時点で発生しているという点です。例えば、コーポレートロゴ等を制作する際に、ロゴにまつわる使用規定や細かなパラメータ(配色の具体的な数値等)、ステーショナリー類などの派生製品の制作指針をまとめますが、これを「ビジュアル・アイデンティティ」と言います。その名の通り「アイデンティティ」というくらいですから、そのデザインについては「自己同一性」が求められるわけです。簡単に言うと他のロゴマークなんかと誤認されないような工夫が必要ということです。
件の作品は、その色にもアイデンティティが込められていると思いますが、実際は白黒メディアで伝えられる場面もあり得ます。言いがかりっぽいかもしれませんが、仮にあの図式がモノクロ写真で撮影され、かつ「鼓動」の部分が何か遮蔽物で隠れてしまったとします。すると、リエージュ劇場のロゴとの判別は非常に難しくなります。つまり場合によってはその写真が印刷された情報が、リエージュ劇場の情報と誤認される可能性を否定できないわけです。この点について、このデザインには明確な瑕疵があります。
あまり一般には知られていないと思いますが、デザインの価格には業界団体がかなり具体的に指針を出しています。
内容としては、デザインの料金は「作業料」と「質」「経費」「量的指標」によって決める事が妥当ですというものです。
「量的指標」というのは曖昧ですが、デザインが利用される事業規模と捉えてもらえば大体合ってると思います。これは事業規模が大きなものはそのデザインに求められる様々な機能性や今回のような「展開性」などがより複雑になります。これについて担保するものと考えてください。その上で、以下の内容、特に事業規模の数字についてご覧下さい。
東京オリンピック 2020 計画書(150ページ)を熟読してみました。 | コラム | Web制作 株式会社ワンゴジュウゴ WAN55 (東京・千代田区) http://www.wan55.co.jp/column/detail/id=124
これらの全てを、このデザインが網羅するとは言いませんが、「東京オリンピック2020の収入計画」という項目、オリンピックというイベントに直接関わる事業、チケット売上とライセンシング(グッズ販売)に限って考えてもなんと911億円もあります。これを元に先のJAGDA早見表ではもう200億円以上ということで量的指数が上限いっぱいです。この表の上限でも1,200万以上と算出できます。
この金額が妥当かどうかというと、私はこのレベルのデザインを制作したことが無いので何とも言えませんが、しかし、オリンピック組織委員会が提示したデザイン費は、たったの100万円です。特別招待席のチケット(笑)も付いてますが。
オリンピックという世界規模のイベントのロゴですから、世界最高級のクオリティが求められるのですが、与えられた予算はたったの100万円です。それなりに自分の作品に対して責任を持つデザイナーであれば、この予算では受けられないと思います。ましてや、世界でも参加できる人間が300人くらいといわれているレギュレーションにあつまるデザイナーが、時間単価をどれくらいで換算すると思いますか。
以上の点から僕個人としてこのデザインは、予算と質が見事にマッチした、実に妥当なデザインだったのではないかと結論付けるに至ったわけです。
何千億円の税金で一体どれだけ社会保障がまかなえるのだろうか。
オリンピックやワールドカップを行う国全てで起きている事件だ。
だけど今は違う。
国際的なスポーツイベントを行うことで余計な出費がかさんで国がやせ細る時代だ。
そもそもスポーツの祭典なんてものを文化の象徴としてやっている事が間違いだったのではないだろうか?
いい年こいて珠遊びやかけっこに夢中になってる人間たちが偉人として祭りあげそのために多額の費用を出す必要なんてあるのだろうか?
想像して欲しい。
ボンバーマンやテトリスの世界的な天才プレイヤーが一同に会するイベントが企画されたとして、そのために国家の予算が何千億と使われたとして君たちはどう思う。
プロゲーマーは今や一種のアスリートで~~、なんて反論はしないで欲しい。
その大会の運営費用が企業の投資によって賄われ、企業が宣伝用に用意した経費とチケット代のリターンで十分お釣りが出る範囲に収まっているのなら問題はないのだ。
私が言いたいのは「税金を使ってピコピコの大会が行われたらどう思う?」という話だ。
ウメハラやfakerが大好きな君たちだって当然「それはちょっと……」と思うだろう。
いい加減こんなことはやめた方がいい。
スポーツが儲かるからスポーツの大会を開く、儲かる範囲で金をかけて黒字になるようにする。
それでいいじゃないか。
なんで国が赤字まで出してかけっこを文化と平和の象徴なんて祭りあげているんだろうか。
私にはそれが理解できない。
夏休みに観光で来日しているフランス人の学生が、どういう経緯だか友人のところに居候している。自分が帰省しているときから誘われていて、昨日こっちに戻ってきたのでさっそく飲むことになった。いろいろ面白い話が聞けたけど、ここに書いておきたいのは五輪男子サッカー三決の後のアレのこと。会話は英語(下手くそ)。
友 「フランスは五輪出てなかったけど、やっぱりEUROに比べたらどうでもいい扱いなの?」
フ 「つーかフットボール自体どうでもいいでしょ…。君たち大学生なのにフットボールなんて興味あるの?」
友 「クラブチームのゲームはほとんど観ないけどね。ナショナルチームの話はそれなりに盛り上がるかな」
俺 「ねえねえ、なでしこジャパンって知ってる?」
フ 「女子チームのことでしょ? 『なでしこ』ってどういう意味なの?」
俺 「えーと花の名前なんだけど(英語わからず)、トラディショナルな日本女性を表す言葉でもあるね。Yamato-Nadeshiko, you know?」
フ 「そうか覚えておく。結局五輪で日本は4位だったのは残念だったね。やっぱり隣国に負けると悔しいもの?」
友 「そこらへんすごく微妙だねー。ゲーム自体は文句なしに負けだったと思うけど、なんか余計なトラブルがくっついてくるのが何とも。何とも言えない」
フ 「ドクド・アイランズのアピールのこと?」
俺 「日本人と話すときはタケシマって言ったほうがウケいいのも覚えとくといいよ」
フ 「そりゃそうだなw。確かにあれはスポーツイベントで認められる行為じゃないと思うけど、そうせずにいられない事情もあるんじゃないのかな」
俺 「というと?」
フ 「気を悪くしないでほしいんだけど、日本が島々をパワーで支配しているのが紛争の種で、韓国がそれを国際的にアピールする機会にもプレシャーをかけているわけだよね? だからああいう場でゲリラ的な手段を取らざるを得ないわけで」
意外な展開に俺と友人が顔を見合わせてもじもじしていると、さらにあさっての方向へフランス人が進みはじめた。すまない、君たちを責めるつもりはないんだ。領土問題は扱いにくい歴史的な問題だし、双方の言い分があることもわかる。僕は君たちの話をフェアに聞く用意ができている、ぜひ意見を聞かせてほしい…。
俺 「あのねー、じつは武力でタケシマを支配しているのは韓国なの」
友 「大昔のことは俺も知らないけど、近代に限定すると日本の領土ということで国際的にも大方認められていて、それを戦後になって韓国がアタックして自分の領土と宣言したの」
俺 「日本は国際的な司法の場に提訴して解決を図りたいんだけど、韓国がイエスと言わないの」
友 「たぶん君が想像している旧植民地への宗主国の政治的な圧力みたいなのは、日韓関係には当てはまらないと思う。基本的に僕たちは韓国人や韓国政府が何かアピールするのを制限する手段を持ってない」
こんどはフランス人がもじもじし始めた。ちょっとよくわからないな…。その意見が正しいとすれば、韓国は不当に占領している地域について、わざわざ国際的なスポーツイベントでその存在をアピールしたということ? 俺たちも困ってしまって、この件に限ればイエス、ただし日韓には複雑な歴史的経緯があって、それを抜きにするはフェアじゃないかもしれないけどね…もごもご、としか言えなかった。
友人が沈んだ雰囲気をとりなそうと、話にわかりにくい所があるとしたら俺たちの英語にベリーハードな困難があるせいかもとおどけると、うむ、そもそも英語なんて野蛮な言語が使われるから国際紛争が絶えないんだよ、とカリカチュア的なフランスジョークでまとめてくれたので助かった。
まーほんと、理解しづらい問題だと思うねー。
来週初めまで関西にいるらしくもう一回は会える予定なので、ほかに尋ねてみたいことがあったらどーぞトラバで。ただしアニメなどの日本文化にはあんまり興味も知識もないようです。日本の実写映画(特に古いやつ)とプロダクトデザインが好きで遊びにきたらしい。
福島のアレ(安全パフォーマンス)も、今はまだ経済的な利害絡みだからいいけど(少しバラエティ寄りテレビロケが北関東で行われがちなのもちょっと怪しいが)来年になったら、風評被害対策費みたいな予算が出てくるはずだ。妙に浮いたイベントとかがおきたり芸能系テレビ絡めたなんかがあったり、やたら安全パフォーマンスがテレビ絡みであったら、有償でやらされてるのを疑ったほうがいい。(既に費用は一部では計上されているようだ、ちゃんと用途を見極めて無駄遣いはさせるな)。
これは警告。なぜなら日本で以前に起きた某原子力関係事故の時も風評被害対策費(みたいな予算付与)が自治体ベースで出てるからね。あの場所で、(いままでやっていなかった)某音楽イベントとか(単発で無理のあった)某スポーツイベントとか某映画とかなんであったか、よーく考えてみよう。(あくまで憶測)
ああいう予算はクズ予算だ。代理店に持ってかれて芸能プロに持ってかれて放送局に抜かれて。ほんと繰り返さないでほしいわ。再発するようだったらもう日本は諦める。
テーマ:多角的に考える
・インセンティブの持っていき方を考える
・義援金の正しい使い方を考える
経済のケの字も知らない俺だが無い頭をひねって考えてみた。
「ヒトモノカネが流れる所は『勝手に』発展していく。」というのは事実だと思う。
そこで、被災地が最も早く復活するために、その考え方で発案してみようと思う。
ヒトが多く訪れる方法を検討しよう
Q.ヒトはどんな所に集まるのだろうか。
A.欲望を満たしてくれる所だ。
・普遍的で継続性のある満足を与えてくれる所にヒトは多く集まる。
・集まるコストを低下させるとすそ野が拡がる(母体数が増える)。
・滞在コストを低下させるとヒトは継続してそこに残ろうとする。
スポーツ会場、イベント会場やカジノを作るのはどうかな。描いた絵図はこう。
①「スポーツイベント、コンサート、秋葉系コンベンション等を被災地近くで開催する。」
大規模なイベントに対応出来る設備を自治体等主導で作る。その会場使用料を自治体が負担する。
- 周辺の消費需要が増す。(輸送、移動、滞在、宿泊、飲食、土産等買い物)
- 参加者が行きたくなる仕組みが必要
→ これは被災地域の費用負担を下げ、参加者のインセンティブを高めるために輸送、移動コストを低減する。
- 新幹線やJR特急の料金を下げる。(往復の場合のみ等にしないと踏み台にされる?)
→ それにより、安くいけるんだから(行った先、すなわち被災地で)ちょっとぜいたくしよう。という
インセンティブにもつながる。
②「カジノを常設する」
- 治安の悪化を防ぎ、安心して利用出来るような環境作りを行う。
- 現金への換金率よりも被災復興券への換金率を上げて被災地で多く使ってもらうようにする。
→ 被災復興券は特別債権の役割を果たす。こちらもしっかり自治体と国が管理する。
- パチンコは禁止
③「税負担を下げる」
- 住民税を低減させ、そこに定住するヒトを増やす。
- 消費税も被災3県で段階的に設定する。
→ 本各被災地域=0% / 周辺地域=3% / 同県内=5% / 他県等は現在議論されている段階的に引き上げの対象
ヒトが多く訪れる場所にはモノが沢山必要になる。
モノを多く流入させるためにも、前述の輸送コスト低減策が効いてくる。
- 輸送コストは商品コストに反映される。安価で小売業者が仕入れ出来れば値下げもしやすく、また利益の拡大にもつながる。
→ 被災地での商売は儲かるというインセンティブになり、そこで商売するヒトが増える。
→ よりモノが必要になり、ヒトも増加していく相乗効果が期待出来る。
→ こうしてカネも動くようになり
- 宅配便等にも補助金を出して集配所の運営費を自治体等で負担する。
被災地で商売するとすごく得をする仕組みを用意する。
→ 本社を被災地に置き、総従業員の勤務地として最も多い人数を設定させる事で脱税目的の移設を防ぐ対策が必要かもしれないけど。
◎結論
ヒトを集めるだけで、モノとカネは自動的に集まってくるんじゃないかな。という事
素人だけど、こんな考え方がもし復興の参考になったら、それはとっても嬉しいなって。
1.で何もかも自治体や政府負担を勝手に描いた。そんなに都合良くお金がポンポン出てくるわけがない。
だからそこに義援金の多くをあてがう方法ではどうか。お金の都合は主に以下で行う。
・義援金
・消費税段階値上げ分の充当
債権は少しづつ自治体と国で返済していく形しかないだろうけど、金余りの不況が長く続いた今、長期の優良債権は確かに需要があると思う。
まがりなりにも円が対米ドル高めで推移しているから外資も食指を伸ばしてくれそうだし…(というのは甘々か?!)
私のクラスタでは東電解体!とか電力の寡占許すまじ!な空気があったりして、概ね賛成なのだけれど、ここは一つしばらく放置と言う案はどうか。
東電は電力株と呼ばれ市場では高配当で株価が安定していると定評があった。
都バスが電力株の配当で経営を維持していて赤字転落のニュースは記憶に新しいが、本来高配当安定株だった。
じゃあ、いうなれば、東電は元々そのビジネスモデルで銀行からいくらでもカネを引っ張れる優良企業の筆頭だったわけ。
今回潜在的リスクが莫大な被害と損害をもたらしたわけだけど、その業務継続にどれだけ不安があるのだろう。
1兆でも10兆でも銀行から借りて、50年でも100年でもかけて返済するプランを作ってはどうか。
有利子負債を多量に抱えるので経営は苦しくなるしこれまでのように従業員や幹部にぜいたくはさせられないけれど、それでも事業は継続していけるんじゃないかな。
そのお金で補償や放射能除去、原発の今後の運営にかかる費用をまかない、しっかり返済していくのがいいと思う。
前述した復興券と同様、市場に不足した長期安定商品になると思う。
トンデモ案かも知れないけれど、東京以外の電力6社にもカネを出させると言う手があるかもしれない。
もし東電解体なんてことになればお前らも道連れだぞと脅す形で。
電力全社上げたら10兆ぐらい行かないかな。その辺のスケール感覚皆無なので適当書いてます。
放射線量が高い地域を思い切って封鎖して、その土地から建物までを東電に買い上げさせてはどうか。
立入は自己責任で。封鎖後のエリアは消防警察その他一切行政の支援は受けられない。
ここまで言えば必要なものを持ち出した上で人は住まないと思う。リアル北斗の挙状態だから。ヒャッハー
そして、原発を含むその地域を浄化する事、その一点に集中して力を注ぐ。
世界中から実用化済技術をどんどん試そう。眉唾や実験的なものでもいい、どんどん受け入れてみてはどうか。
既存のフィルタ除去方式やひまわりのタネ撒きまくリング方式、イスカンダルに設計図取りに行ってもいい。
この機会はまたとない実用実験なんだ。どんどん募集して世界に貢献し、技術に助けを求めてみてはどうだろう。
日本の独自技術として放射能除去を実現すればまさに「日本の奇跡」として核抑止力に対する一定の影響力を持ち、100年の悲願、国際発言力に貢献するかもしれない。というのはまさに夢物語ではあるが。
こんな文章を書いたのは日本政府が、被災者を含め日本人が、あまりにも長く思考停止+場当たり対応に終始していて、とても不満で不安でしょうがないからなんだけど、書いた内容としてはみんなヒトモノカネの動きをちゃんと考えて行動しようよ。
ってことなんだ。
無理やりカネを流し込んで復興するのか?
大声で「がんばろう東日本!」と叫んで頑張れるのか?
おれは、ちがうとおもったんだ。
価値観が一夜にして変わった。
まさかのタイミングで手持ちのカードがシャッフルされてしまった。
敵がいない(見えない)けど、開戦。21世紀型やね。
「戦争が希望」といった論旨のことを論壇に発表していた人のことが頭をよぎった。
泥縄式の敗戦ムードが漂うけど、「大丈夫だ」を繰り返す大本営発表。
このあたりは1940年代のままだった。
太平洋をまたにかけようとしたときは、兵站を広げすぎてしまっていた。
あれから65年あまり、今度は、あらゆるものをひとつに集中させすぎていた。
何をやるにも最適化されたひとつの答えがすべてな価値観は脆く弱かった。
まずは生き残ることが、目の前の最優先事項になっている。
そのヒントは、先人がとった行動の中に隠されているはずだ。
スポーツイベント以外で、旗や歌を誇りに思うことをためらうようになった不思議な人たち。
忘れてしまった何かを思い出せば、生き残れるかもしれない。
*ちょこっと加筆・修正
バンクーバーオリンピックで盛り上がってるが、98年には長野で冬季五輪があった。自国開催というのはやはり盛り上がる。ワールドカップも然り。
で、自分も長野五輪には1日だけ観戦に行った。アイスホッケー。アメリカvsカナダの試合を見たかったが、さすがに人気カードなのでチケットは売り切れていた。そこでカナダvsスウェーデンの試合を見る事に。ちょうど土曜日で休暇をとる必要もなかったし。チケットはゴール裏で15000円くらいだったと思う。まだ社会人掛けだしの自分には交通費含めいい値段だったが、オリンピックだし仕方ないと思った。
開幕する前の長野五輪はいまいち盛り上がりに欠けていたような気がする。でも開幕すると一変。スキージャンプやらスピードスケートやら、それはそれは盛り上がった。直前になって他のゲームのチケットも欲しいと思ったがその頃には既に売り切れており、あとは現地のダフ屋頼み。
当日、開通間もない長野新幹線でひとりではじめての長野に行った。試合は夜だったので、まずは街をぶらぶらした。チケット買えれば午後の試合を観ようと思ったが、意外とダフ屋はいなくて、いてもやはり値段が高くて手が出なかった。駅前でスポンサーのテントを覗いたり、善光寺にいったり、「おやき」を食べたりした。寒いながらも街は日本人、外国人入り混じってカラフルで 華やかな様相だった。
会場はビッグハット。駅前からシャトルバスが出ていた。駅まで戻ってさらにぶらぶらしていたところ、郵便局の露天が出ていて記念切手などを売っていた。外国人もいたがどうやら局員さんが言葉がわかってなかったらしい。片言の英語で通訳をしてあげたところ、無事買えた様子。お礼にピンバッチをもらった。SUOMIと書いてある。要するにフィンランドのこと。嬉しかった。
ビッグハットには少し早めに着いたので、ビッグハットの前にあるNHK長野放送センターで展示品など見て時間をつぶした。現地の人とも触れ合いがあった。ボランティアをやられているとかで、本番は見れないが練習とかリハーサルを見たとかお話を聞いた。ビックハットもNHKも新しい施設。オリンピックに向けて街や道路も整備されたという。そして別れ際、折り紙で折ったマスコットをもらった。今でも家にあるはず。
時間になったので、ビッグハットへ。ほとんどの観客は日本人だが、地元チームを応援するカナダ人やスウェーデン人もいたし、演出はNHL風で、まるで外国のようだった。席の近くに座っていたカップルとお話した。既に何試合か見ているそうだ。普段、知らない人とはあまりしゃべらない人見知りな自分だが、そうさせる高揚感がオリンピックにはあった。
ハーフタイムか試合前か忘れたが、周囲が騒がしかったので何かと思ったらフィンランド代表のスター選手、ティム・セラニら選手がゴール裏で観戦してた。セラニしか知らなかったもので選手が何人いたかは不明だけど。サインや写真を求めている人がいたので自分もサインをもらいにいった。そういうことは普段しないんだけど、やはり高揚していたんだろう。セラニは快く応じてくれた。ちなみにセラニはバンクーバーにも出場している。
残念ながら試合の内容は覚えていない。観に行く事が目的だったので何となくそれで満足しちゃったのかも。
試合が終わると既に22時近くで、シャトルバスで長野駅に戻る。そこからは夜行列車で東京に戻ってきた。夜行列車というのも初めてで、なんか楽しかった。
オリンピックは競技だけではなく、人との交流や街の至る所でのイベントも含め楽しかった。その後、日韓W杯やドイツW杯も現地で体験する事になるが、世界的スポーツイベントに参加することは本当に楽しい。若い頃にそういう体験が出来てよかったと思う。将来、日本でこのような機会があれば、是非皆さんも参加してイベントを楽しんでもらいたい。もちろん、外国に観に行ってもいいと思う。
以上、12年前の思い出。
それに対する、彼は優秀だっていう全く反論になっていない擁護がなんでこんなに支持されてんの?
http://anond.hatelabo.jp/20100216222839
この部分に対して、ぼくは反論を述べている(というか、そりゃちゃうだろと言ってる)わけですよ。
そのブログの中では、海外のモヒさんや腰パンさんが引き合いに出されて、国母のカッコは異常とはいえないよーと主張してる。
彼が優秀だ、という主張も当然含んでいるけれども、その一方で比較がなされているよね。
これ、もちろん「腰パンはぜんぶうんこ」とか「モヒなんか地球のチンカス」的発想だと擁護になってないと感ぜられることもあるかもしれないけれど、まぁ海外では許されているという実例としては十分擁護の体をなしているわけで。
ソレに対して、「ボーダー全部カスとしか思わなかった」は個人の感想に過ぎないわけでして、ここが食い違ってるんだね。
一応、比較という意味では十分な擁護になっているし、スノーボードという競技の上で国母一人を批判するのはおかしい、という論調にもなってくるだろうと思う。まぁ、実際に成功しているか否かはともかくとして「海外から見て異常だ」という批判は回避できるよね。
次。
このブログの主張をもっと読むと、どうやらこの騒動の発端となったのは「記者会見」で記者が国母に「その服装どーなん?」というような質問をしたのが発端らしいけれど、それを「謝罪になってない」と報じた、とこのブログの人は主張してる。
これもまた「謝罪を求めちゃいけない法律とかあんのw?」とか言われても困るのだけれど、そもそも謝罪をするための場ですらないと言ってるし、それを「謝罪になってない」と報じることは悪意のある報道ではないか、という論旨は理解出来るよね。これも立派な擁護論として成立すると思うよ。謝罪会見じゃない場で服装について質問して「謝罪になってない」というのが事実だとすればね。
んで、俺が何よりあなたさんにツッコんだのは。
ホント読んでないね、ってこと。彼が優秀だ、って以外にも色々挙げてるじゃないですか、と。
それについて、あなたの価値観的に「モヒ・腰パンは全部クソ」っていうのはまぁ、それは個人の考え方だけど、その回答をした時点で当初の書き込みと矛盾するじゃないですか。一応、反論にはなってるよこれ。ただ、あなたのような価値観の人間からすると、「ボーダーは全部クソ」って帰結になってしまうのかもしれないけれど。
とりあえず、なにが言いたいって「読んでから批判したら?」ってことなんじゃないかなー、と。
個人的には、スポーツイベントで多少奇矯なカッコ、それもボードみたいなその成り立ち自体がショウ・スポーツだってことも加味すれば、今回のこれは許容されていいんじゃないのと思う。これ、さぁ。クラシック音楽祭にロックバンド呼んで「なんだその格好は!」って話に近いよね。このブログの人はその商業要素としてボードがオリンピックに取り込まれた面も批判してるし。
なんにせよ、幾ら需要があるからといって、オリンピックにショースポーツ呼ぶときはそれなりに考えないといかんのではないか、と思わされた。ボーダーにとっちゃ、五輪より自分のやってるスポーツの流儀が大事に決まってるし、そんなスポーツを呼んだのは五輪なんだからね。なんらかの形で統制を取って取り込むか、あるいはそのスポーツの文脈を認めるか。問題の根底はその辺りにありそう。
スノーボードって競技自体が、ザルツブルク音楽祭に来たローリングストーンズって感じの存在なんだろうねぇ。
そこに凝り固まって、挙句本文をまともに読まないような人はやっぱアホというのではないかなー、と。
色んなスポーツにはそれぞれの文脈があるし、それを個人の価値観の下に一刀両断ってのは・・・ねぇ。俺の価値観に合わないから反論にならない、なんてことはないわけですよ。(そもそも、それすら読めてないけどね。引用部を読む限り)
反論お待ちしますよー。
「スタイルとして確立したものは評価するが、中途半端な逸脱は決して許さない厳しい国」
え・・・ホントそれ?
いや、ぼく昔カナダで二ヶ月ほど暮らしたことあるんだけど・・・え、マジそれ?
そりゃドレスコードのあるお店は結構あったけど、え、結構崩してたような気がするのだけど。
んー・・・確かなことは言いにくいけど、それホントだろうか。
あいつら服なんて超だらしねーし、スポーツイベントにおける着こなしなんて・・・。
どうでもいいけど、西欧人の服へのこだわりのなさといい加減さは異常。特にドイツ人。黒いよな全体的に。
極めてオフィシャルな場、社交の場だと話は変わるけど、スポーツイベントってどうだろうか?
「こんなバカな振る舞いをするやつを選手に選ぶなんて、日本は野蛮人の国だな、ろくな基準もないのか」
ってのもホントだろーか。
服装でガチャガチャ言っちゃって。全体主義の血が抜けねえな糞ジャップはwww
辺りが適切な気がしないでもない。あいつらにとって、わりと「どーでもいい」部類のことだと思う。
つーか、スポーツの結果を競うところでこんな騒動持ち上げちゃった時点で
爆笑されてる気がしてならない。ジャパニーズは規格外部品が許せないのさ、国民性だねHAHAHA。みたいな程度の予感。
ワリと、スポーツマンや芸能人の奇矯な振る舞いは西洋でも許されてる気がする。
タイガーウッズの五番アイアン振り回し騒動くらいまでいくと別だけど。
少なくとも、こんな倫理上の問題なんかにはせず、見出しに皮肉一発笑い飛ばしがあっちの流儀だろうなぁ。
なんかもー、ギャースカ騒いじゃってることそのものが恥ずかしい。
民度が低いっちゅーか、余裕がねえよなこの国。笑い飛ばせばいいのに。