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はてなキーワード: ディスコとは

2015-01-24

はてなが間違った決断を続けた結果だよ

http://anond.hatelabo.jp/20150123225752

ブクマは一つ目のコメでその後の流れが決まってくるが、ひたすらディスコメを粘着されて、

時間をかけて書いた文章否定的ブクマで埋め尽くされていくと、ガックリくるね。

しばらく経って、別のブログに似たような趣旨文章を載せて、読んで欲しいと思った人から

コメが来ると、すごくいい感じのコメント群になって、愕然とした。

ブログ主コントロールできないコメントって、要は「はてなブックマーク」で、

「このidコメントを付けさせない」という機能はてな拒否し続けている結果。

はてなブログ」になって、TB無くしても、ブクマイナゴがいる限り荒らしは続くし、

そのイナゴサポートしているのは結果として、はてな、なんだよな。

2014-12-21

俺的 Tune of year 2014 及び Beer of the year 2014

今年ももうすぐ終わりなので、仕事中にBGMとして聞きまくった、トランスハウスエレクトリックポップのピコピコミュージック Tune of the year と、仕事が終わってから飲みまくったビール達の Beer of the year を発表する。



エレクトロミュージック Tune of the year


Gareth Emery feat. Bo Bruce - U

https://m.youtube.com/watch?v=jF7qGaKKD4M


何処までも続く一本道を走るような爽快感

Bo Bruceの歌声も気持ちがいい。



Mark Knight - The Return Of Wolfy

https://m.youtube.com/watch?v=iOA7NUI9Xhw


むせるようなアルコールと男の匂いフロアの光。

ギラギラ感が素晴らしい。



TODD TERJE - Delorean Dynamite

https://m.youtube.com/watch?v=U9H5WTTOUfg


感情の高まりが止まらない北欧ディスコ

アルバムIt's Album Time」収録の前曲、Standberから続けて聴けば、洗い物中の台所であっても、そこはもうフロアだ。



RAC - Ready For It [feat. St. Lucia]

http://www.amazon.com/Ready-For-feat-St-Lucia/dp/B00J58FCCE


複雑な男女の関係空気感を閉じ込めたような不安定さ。

波のように襲ってくるサビにドキっとする。



Tune of the year 2014

Kyau & Albert - Down

https://m.youtube.com/watch?v=OrHcBRLJBgs


浮遊感ある綺麗なメロディーは雨上がりの午後の様。

光そのものを音にしたかのようだ。



エレクトロミュージックを聴きながら飲みたい Beer of the year


サンクトガーレン インペリアルチョコレートスタウト


ロースト麦芽の広がる香り名前の通りチョコレート連想させる。

混ぜ物なしでこの豊かさ。素晴らしい味わい。



伊勢ネーブルブラウン


強めの苦味としっかりボディにネーブルの皮の香りベストマッチ

重さと飲みやすさが高度に融合。



グランドキリン ホップフルーティー


マスカット香りが鼻に抜ける鮮烈な味わい。

海外ビールとも互角に戦える、それでいてオリジナリティ溢れた異色の一杯。

これを世に送り出したキリン勇気乾杯



ベアレン ラーラー


ビール×レモネードの旨くないわけがない鉄板の組み合わせ。

それでいて、バランスに油断なく、全てにおいて「丁度いい」。



Beer of the year 2014

梅錦ビール ブロンシュ


トロピカルフルーツの様な香り伊予柑の渋さ、酸味、スパイシーさが渾然一体となって口から喉に駆け巡る、至福のビール体験。

これこそ今年の一杯。



来年もいい音楽といい一杯に出逢いたいものだ。

2014-12-18

ディスコイド疹ってステロイドを増やしたら治るのかなー

プロトピック軟膏からステロイドの入った軟膏に変えれば治るのかな−

もう自分の顔見たくないよ

2014-04-25

クラブは確実に性風俗を乱すよ

少なくとも俺はセックスする相手を探して言っているし、よく一緒にいく友達だってそう。

もちろん音楽ダンスも好きだけど、そんなのは二の次目的は異性との出会い

風営法裁判に反対している人は、「自分純粋音楽ダンスが好きなんです」みたいなスタンスを取っているけど、笑わせるね。

だったら、クラブじゃなくてもいいし、深夜にやる必要もない。平日の昼間に公民館ダンスしたら?

彼らはそんなことしないだろう。クラブという場所を選ぶのは話の早い異性が多いからだし、夜に訪れるのは、「終電がない」ってことにしてホテルに連れ込むのが目的だ。

百歩譲って、彼らは本当にダンスが好きなんだとしても、俺のような大多数の人間はそうじゃない。

俺は羽根を伸ばして異性を探せるからクラブに行くし、一夜限りの事故的なセックスを楽しみたいから行く!

「一人? ここじゃ話しにくいから場所変えない?」

こんな簡単にセックスできる場所ってほかにある!? あったら教えてほしい。

そしてこれから六本木の○○○○○に行く。あそこはクラブというよりディスコで、年齢層も高めだけど。

でも、確実にセックスできるからね。終電前に一発決めて二人目探したりもできるし。今、打ちにいきます!!

2014-01-20

ひゃっはー

桃太郎をヒップホップ調にしてみた - ナナオクプリーズ

この日本語ラップをバカにしてるとしか思えないふざけた記事と、

Twitter / mionosuke: hagexは虚構新聞ディスってたけどオリジナル文のつまらなさ ...

はてなブックマーク - Twitter / mionosuke: hagexは虚構新聞ディスってたけどオリジナル文のつまらなさ ...

はてなブックマーク - nanaoku のブックマーク - 2013年12月12日

nanaoku

dis芸と2ch転載しかしてない人だし……

この興味深いディスコメをみてからなんとなく好かん人だったか

今回の炎上は胸の空く思いがしたわ。

あの人の発言は確かに誰も傷つけてないかもしれないけど、

俺みたいなクズイナゴにとっては炎上が日々のスパイスってか、誰かが炎上してるから明日も生きていけるって感じで、救われてる。

炎上って、誰か一人が傷つくだけで、その他大勢イナゴを救う、とっても有意義でありがたいもんなんだわ。

2013-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20131014121550

数字としては出せないことをおいておくにしても、限界効用は逓減してんじゃね?

俺もスマホで見たいもんなんか特にないしな。

ネットも見なくて生きていけるかい?散々増田やっておいて?

誰がどう思うか知らないけど、俺は人並みか人並み以下の努力しかしていない人間でも生活水準が上がる時代がいい時代だと思う。

からお前が言ってるその時代、お前の親父みたいなボンボンは人並み以下の努力しかしなくても人並み以上の生活が出来るんだよ。身分制度みたいなものな?

で、人並み以上の努力した所で生活水準が低いままの人間がいくらでも居たんだよ。

全体として上がってるから下の方も上がってるが、それは今も全く一緒だ。何でそれがわからない?ネットの普及率だってどれだけだ?生活保護スマホ持ってるぞ?

しかし、それはそれとして、社会人生活おい高度経済成長バブル経験した人間のほうがよりラッキーだった、人類歴史上考えられないほどの幸運に恵まれた世代だろうとは思う。

その時代ネットも無く増田も出来なかったが、そしたらお前はどこで時間を潰してたんだ?バブルからって皆が皆、ディスコに行ってたわけじゃないんだぞ?何でそこんところが分かんないのかね?

2013-10-08

今の深夜アニメ趣味ではなくコミュニケーションツールである


自分研究室ではアニメを見る人間が多い。アニメといっても深夜アニメである自分深夜アニメ自体は見るのだが、もともと視聴頻度が高くないので、話しについていけない。

その他にも麻雀とかパズドラとかもう、うんざり。ほんとに面白くてやってんのかよ?はっきり言って他人に置いてけぼり食らいたくないからやってるだけなんじゃないかと。

結局他人に合わせることが小さい頃から当たり前になってる人間ばかりだから何かをやるにしてもそれが自発的なものかどうかと関係なく他人と話題を合わせるために何かをやるっていうのが当たり前になってて違和感を感じることすら無いのだろうな。要するにただのコミュニケーションツールでしかない。

時代が違えばディスコに通ったりとか、ヒッピーみたいなことをやってたような、時代流行に流されやすミーハータイプ人間が「アニメ見てるわー。俺ってオタクwww」とかやっているのである所詮本質的アニメに興味があるわけではなく、所詮コミュニケーションツールとして目をつけたにすぎないのである

そういう連中と付き合うには、前提として、流行りの話題に敏感であることが必須となる。その対象はかつてはドラマだとか、ゴールデンTV番組だとか音楽だとかだったのが、今ではソーシャルゲーやアニメに移りつつあるのであるアニメにせよ、ソシャゲーにせよ、どんなサブカルにせよ、娯楽が義務になったらこれほどつまらんこともないし、衰退する。他人と合わせるために自分趣味や娯楽を合わせるのは本末転倒だ。休日まで人付き合いさせられてる気分になる。

アニメを見るのが当たり前の風潮を作るのはやめよう。ミーハー連中は普通テレビ番組でも見てて下さい。楽しいことはアニメ以外にもいっぱいあるでしょ?コミュニケーションツールが欲しいならアニメ以外のものでやれ。見るのは勝手だが、押し付けるな。

自分みたいな内向的中途半端オタク気質の人間アニメは好きだが、積極的にいろいろなアニメを見たりはしないのである。本当に今の風潮は迷惑まりない。アニメは結局アングラでひっそりと、気楽に、クローズドにやってるくらいがちょうどいいのである。まあ、もう無理だろうが。

2013-09-22

シャ乱Qいいわけ」の凄さが約20年ごしにわかった

シャ乱Q 結成25周年記念ライブツアー 2013 秋の乱~シハンセイキ伝説

千秋楽中野サンプラザに観に行った。

シャ乱Qが最も売れていた1994-1997年ごろ、

自分小学生中学生といった年頃で、

どちらかというとミスチルラルクを聴いてる方が多かった。

当時は売れてるバンドがたくさん出て来たし、

ミリオンヒットも多く(95年だけで22曲)、

シャ乱Qは僕にとってはちょっと三枚目

色物バンドの印象が強く、あまりマジメに聴いていなかった。

そんな中でも、特にいいわけ」は、正直「良くわからない曲」だった。

上・京・物・語」、「シングルベッド」、

ズルい女」、「My Babe 君が眠るまで」、

といったシャ乱Qヒット曲は、

どれもメロディアスドラマティックな展開が印象に残る曲だった。

比べて、「いいわけ」のメロディは、単調に聴こえた。

サビはシンプルメロディの繰り返しで、

歌詞メロディだけを客観的聴くと、

とても100万枚売れるような曲に思えなかった。

当時小学生くらいだった僕には、

ほとんどカタルシスを感じることができなかったのだろう。

初めて観たシャ乱Qライブは、感動的だった。

つんく♂さんのパフォーマンスは、

時に真に迫って息を飲んだし、

バラードは甘く切なく、ヒット曲は当時の記憶を蘇らせ、

ダンスナンバーは往年のディスコ彷彿とさせた。

しかしそんな中でも個人的に最も印象に残ったのは、「いいわけ」だった。

つんく♂さんはライブ中かなりキレキレのダンスを見せていたが、

特にいいわけ」のそれは目を見張るものがあった。

Aメロの歌の切れ目でつんく♂さんは16ビートにのせて

細かく体を揺らすダンスをした。

わかりやすく言うと、

アンカーティスやトムヨークのような

「痙攣ダンス」のような感じに見えた。

それはある種「気持ち悪い」ダンスなんだけど、

ニューロマンティックグラムロックの影が見えて、

曲の内容とも相まって非常に「かっこいい」ものになっていた。

いいわけ」は苦悶の歌なんだと初めて理解できた。

いや、歌詞・曲単体で聴いてもそれはわかることなんだけど、

当時のPVの、つんく♂さんが半裸でドアップでカッコ良く歌うイメージで、

「カッコいい男がカッコよく歌ってるカッコいい曲」としか思えてなかった。

曲の終盤、つんく♂さんは泥酔したようなフラフラな足取りで、

「アアアア」と苦しそうな叫び声を上げて、クライマックスを迎えた。

「カッコつけている」姿はどこにもなかった。

そこにあったのは煮え切らない、どこにもやり場のない苦しみだった。

映像をいくつか探してみたが、似たようなパフォーマンスをしているものは見つからなかった。

非常に印象的なダンスなのに、当時のテレビを見ていた記憶にも残っていない。

ライブでは昔からあいパフォーマンスだったのか、

それとも10年以上の時間を経て行き着いたものなのか、

僕にはわからない。

しかしながら、あの迫真のパフォーマンスを見て、

僕にはようやく「いいわけ」という曲が凄い曲だったんだというのが体感できた。

2013-09-10

ceroLIQUIDROOM Ebisu

2020年東京オリンピックが決定した9月8日早朝。その日、我々日本人否が応でも7年後の日本想像せざるを得なかったわけだが、日本未来を予感させる出来事は同日夜の恵比寿リキッドルームでも起きていた。

今回のライブは、ceroとして久しぶりのワンマンライブだった。タイコクラブに始まりライジングサンに至るまで、全国津々浦々と様々な夏フェスに出演してきた彼らは、一回りも二回りも成長した姿を見せてくれた。ボーカル高城は自ら今回のライブを「文化祭」と形容したが、オープニングアクト表現(Hyogen)や、サポートメンバーの面々と力を合わせて作り上げられたステージには文化祭のごとく熱いエネルギーが集約されていたと言えるだろう。

満員のリキッドルームで観客たちが開演を待ちわびる中、開幕したステージに現れた高城ZAZEN BOYSよろしく「死ぬほど練習をして、マツリスタジオで練習をぶちあげてきたので」と観客から笑いをとる。そして、告知されていなかったオープニングアクトである表現を紹介するとさっと身を引き、表現演奏が始まる。

アコーディオンバイオリン一曲目のみ)、アコースティックギターウッドベースの4人組からなる表現ceroと関わりの深いバンドだ。ギター古川高城高校の頃からの知人であり、その後もcero表現で互いに切磋琢磨してきた仲だ。お互い尊敬しあえるバンドとして成長を遂げた両者が集い、久しぶりの対バンとして出演する彼らを見て高城舞台袖で涙を流していたそうだ。

さて、表現演奏はというと、全員がコーラスを務めているのが特徴的だ。セリフのような歌詞メンバー全員が声を張って歌いあげる様はまるでミュージカルのようであるスキャットハミングを多用し、途中ポエトリーリーディングのようなシーンも挟まれることによって、声の持つ魔力を改めて感じさせられた。もちろん楽器演奏も素晴らしく、アンプラグド楽器アンサンブルによるオーガニックなサウンドは、その名に恥じぬオリジナルな「表現」となっていた。ceroコンテンポラリーエキゾチックロックオーケストラであるのと同様に、彼らもまた名前通りに素晴らしいバンドであった。

ceroを見に来た観客も大満足のオープニングアクトであったが、ceroの開演までは20分ほどの転換があった。幕の裏から聞こえてくる様々な曲の断片は、これから始まる演奏への期待を高めるには十分だった。

いざ幕が上がり、「セロセロセーロ」と叫び続ける入場曲と入れ替わりで始まった一曲目は“水平線のバラード”。ステージには点滅する6本の蛍光灯を背景に、メンバーが立っており、イントロスタジオ版にないトランペットから始まった。しっとりとした雰囲気で始まったステージだが、ノルウェイの森風のイントロから入り軽快なラップが冴える二曲目“ワールドレコード”でフロアテンションは急激に引き上げられる。続く三曲目“マウンテンマウンテン”の4つ打ち部分では後ろの方までほぼ全員が音に身を委ね踊っていた。

盛り上がった後一息つくかのように挟まれたMCで、高城cero表現の辿ってきた道を振り返る。そして「世界で唯一表現の全員とデュオを組んだことがある人」と名乗る荒内を「音楽ビッチ」呼ばわりするなどしてステージが暖かな笑いに包まれたところで次の演奏へ。

つの間にかステージから消えて戻ってきた高城。傘を片手にレインコート羽織った高城が歌うのは“21世紀の日照りの都に雨が降る”だ。続く“エキゾチックペンギンナイト”では「パーパパパー」と全員が高らかに叫びフロアをより一層祝祭的空間へと引き込む。少し落ち着いて始まった“クラウドナイン”も結局はcero特有の「祭」感へと収束していくのだった。

二度目のMCサポートメンバーの紹介から始まる。今までになく多くのサポートメンバーを迎えた今回は、ceroメンバー3人+サポート5人の8人編成だ。トランペットスティール・パンをこなすマルチプレイヤーMC sirafuのみならず、サックスタンバリン担当したあだち麗三郎表現での演奏とは変わってパーカッション古川麦ドラムの光永渉、ベースの厚海義朗という5人のサポートメンバーがそれぞれ紹介される。

ひと通りメンバー紹介が終わると、スタジオ版に比べて遅く重厚な“大洪水時代”のイントロが始まる。この曲から始まったVIDEO TAPE MUSICによるVJは、フェイザーのかけられたノイズギターと相まって、我々を水中へと誘う。そして、ノイズの海の中へと一筋の光が射すかのように響き渡るのは、高城によるフルート音色だ。最後には全員がしゃがみ、背景であったスクリーンが前景化される。水中の映像、そして流水音のSEと水の映像しか受け取ることの出来ない状況はまさに大洪水時代といったところか。そして、海つながりで次に演奏されたのは“船上パーティー”。VJには男女の横顔が交互に映り、高城一人二役セリフを言い合う。スタジオ版でも印象的な「ちょっと待った!」のセリフの後はじれったいほどのタメにより、聴衆をより一層演奏へと引き付ける。そうして引き付けられた我々観客が次に耳にするのは新曲、“我が名はスカラベ”。メルヘンチックな歌詞VJは、初めて聞く我々も十分楽しめるものであり、聴衆はみなceroのニューリリースへの待ち遠しさを煽られたに違いない。

新曲披露後のMCでは、大洪水時代から加わったVIDEO TAPE MUSICの紹介。そして最近高城のハマっている「文化祭」というキーワードに関連してTwitterにおける高校生つぶやきや、ceroメンバーそれぞれの思い出などと話が弾む。

再びメンバー紹介から入った曲は“Contemporary Tokyo Cruise”。本ワンマンライブ表題曲とでもいうべきこの曲ではミラーボールきらめき、最も「祭」感のある曲だったかもしれない。そして音は途切れることなく、思わせぶりな長い間奏から始まったのは“マイ・ロスト・シティ”。2ndアルバム表題曲でもあるこの曲では「ダンスをとめるな」という歌詞、その通り踊り続ける客、ダンスをする人々を映すVJが一体となっていた。

短めのMCを挟んだ後、演奏されたのはまたもや新曲、“yellow mangus”。ムーディーなサックスからまり展開されるのはceroお得意のディスコビート。そしてこれまた長めの間奏からはじまるのは“わたしのすがた”。途中挟まれる8ビートの部分では赤い照明が似合うほど激しい展開で、普段とは違った一面を見せてくれた。

最後の曲の前には今後の活動を仄めかすようなMCを挟み、演奏されたのは“さん!”。観客と共に「いち!に!さん!」と高らかに叫んだ高城は29歳の文化祭最後の盛り上がりを演出した。

しかし、我々の文化祭はまだ終わらない。アンコールを期待する拍手に応えて登場したのは高城橋本。残りのメンバーも続々と登場し、最後最後演奏されたのは“大停電の夜に”。ゆったりとしたメロディーはまるで蛍の光のように、我々を切なくも満たされた気分へと導き、文化祭は幕を閉じた。

実は、最後MCおいてなんとも頼もしい言葉があった。高城は、表現やVIDEO TAPEMUSICのような仲間たちを見ている中で「日本音楽がこれからまたちょっと変わっていくんじゃないかな」という実感を述べた後に、「俺達が変えるぞみたいな気概を感じている」と宣言したのだ。変わりゆく東京風景、そして変わりゆく日本音楽シーン。7年後、東京オリンピック開催を前に我々はこの日をどのように思い出すだろうか。29歳の文化祭には「ここから何かが変わっていきそう」な予感、そして希望に満ちあふれていた。あの晩、もしかしたら我々は時代目撃者となったのかもしれない。

2013-07-30

フジロック3日目

二日酔いにより目覚めは最悪。

隣のテントで寝泊まりする人々と軽く会話するも、気分悪すぎてどうにも調子が出ない。

前日多大なる迷惑をかけた方々とYo La Tengoにて待ち合わせをしていたため、けだるい体に鞭を打ち、なんとかグリーンステージへ。


Yo La Tengo

3ピースながら曲ごとにパートチェンジを行うという器用さを見せつけていた。

そして極めつけはこれぞ90's USオルタナ!って感じのノイズギター

しかしながら全体的に音量不足で、折角のノイズギターが後ろまで届いていなかった。

印象的だったのはメンバーたちの凡人感(カリスマ性の逆)。

普通アメリカ人が、まるで灰野敬二かのようにノイズギターを弾きまくる姿は面白かった。


ウィルコ・ジョンソン

今年一月に「ガンとはもう闘病しないことにしました!おそらく最後の来日!」と称して南青山レッドシューズにて行ったライブ記憶に新しいが(行けなくて口惜しい思いをした)、なんとフジロックでは二回もステージに立っているではないか!!

前日深夜にはクリスタルパレスでもライブを行なっていたが、入場制限&長蛇の列で諦めた。

満を持して迎えたグリーンステージでのライブだったが、期待通り演奏されたのは全てドクター・フィールグッドの曲!

演奏内容も、ウィルコ・ジョンソンが歌っているだけで他は昔と変わらず。

ギターソロではキチガイダンスをし、ライブはJohnny B. Goodeで終わるところまで、私が普段聞いている37年前に録音されたライブ盤とほとんど変わらず。

ライブ中盤では、女に見立てギターを抱きしめ語りかけた後に腰を振り始めるなど、元気すぎる一面すら見せていた。

「すげぇ!ウィルコさんギターセックスしてやがる!」


Jazzanova feat. Paul Randolph

演奏中に雨が降り出し、土砂降りの中のJazzanova

実はJazzanovaを見るのは本年二回目であり、前回はチケット3500円のフェスにてDJの横でPaul Randolphが歌うだけというクソみたいなライブであった。

今回はちゃんと管楽器も含めた10人編成であり、迫力の生演奏

安定感抜群のJazzanova演奏がなかったら憂鬱すぎてどうにもならないほどの豪雨もなんとか精神的にはしのげた。

そして、改めて日本バンドに足りないのは電子ドラムのパッドだなぁと痛感。

あれ一つあるとないとで大分表現の幅が変わると思う。

もちろん、テクノロジーによって表面的な個性を演出するのは本質的でないが、Jazzanovaの様にフィジカルプレイテクノロジー共存させているバンドを見る度に電子ドラム管楽器へのエフェクター使いなども選択肢として考えるべきだと感じる。

・Toro Y Moi

今年のフジロックで一番期待していたし、期待を裏切らないベストアクトだった。

直前に見たJazzanovaと同様にフィジカルプレイテクノロジー完璧バランス共存させているバンド

これが10年代バンドの在り方だ!と言っても過言ではない。

予習としてライブ映像を見た時から上述のバランス感は素晴らしいと思っていたが、生で見ると改めてその完璧さに惚れ惚れとしてしまった。

編成はToro Y Moi本人がボーカルキーボード、そしてギターベースドラムという四人組であった。

そう、編成だけ見ると通常のロックバンドとなんら変わらないのである

しかし、この4人によって生み出されるサウンドは現代版にアップデートされたディスコサウンドであり、編成から想像もつかないものだ。

どのようにしてそれが達成されてるか考えてみると、ギター役割が象徴的であったように思える。

というのも、通常のロックバンドおいギターリズム(バッキングギターもしくはリードギターと呼ばれることが多いが、Toro Y Moiにおけるギターはその両者とも言い難い役割果たしていた。

まり、通常のロックバンドおい固定化されている、パートごとの役割解体されてつつあるのだ。

それはまるで「ジャコ・パストリアスバンドにおけるベース立ち位置を変えた」といわれるように、ロックバンドの様式をアップデートするものだ。

いやー、Toro Y Moiまじですごいよ。

Toro Y Moiはチャズ・バンディックによるソロプロジェクトなわけだからバンドワンマン化してもおかしくないはずが、ライブでは個々人のプレイアビリティが絶妙に生かされていた。

この点において後述するThe XXとは対照的。

The XXはバンドの形式をとっているにも関わらず完全にJamie XXのワンマン化していた。

ワンマン化というのはつまり、他のメンバーは言われたとおり楽器が弾ける人なら誰でも代替可能ということ。

実際は曲作りの段階であったり人間関係の上で代替可能なんてことはありえないのだが、ライブ演奏おいてはワンマン化していた。

さらに言えば、フィジカルプレイテクノロジーバランスという意味でも、The XXはテクノロジー寄りで、ステージに立っている人間は割と置物寄りと言わざるを得ない。

そんな感じで最高だったToro Y Moi、唯一ケチを付けるとしたら演奏が予定より13分も早く終わってしまったこと。。。

やはり、PC作成した曲をバンドアレンジしているため、持ち曲が少ないのだろうか。

そういえば余談だが、Toro Y Moiルックスは若かりし頃アフロだった釣瓶にそっくりであるということに気づいてしまった。

個人的にはツボな発見だったのだが、どうやらこの話はウケが悪いようなのでここまでにしておく。


TAHITI 80

とりあえずEasyという曲が完全に小西康陽サウンドだったのと、Heartbeatの時だけ盛り上がりが尋常じゃなくその他新曲中心の演奏はウケが悪気味だったのは覚えている。

あと、レッドマーキー屋根があり、音が篭っているためしゃがんでしまうと上ものが全く聞こえなくなってしまうことに気づいた。

恐らくTAHITI 80ボーカルの声も高いし、上ものたちがバンド個性を演出しているから気づいたんだろう。

まぁHeartbeatはよかったよ。

文句をつけるとすれば、カッティングギターの音作りが悪かった。弾くのが下手くそなのと相まって、16分のカッティング全然気持よく感じられない。

こういうとこ海外バンドは甘いよな−とか思ってしまう。


・Vampire Weekend

まだデビューから5年とは思えない迫力というか貫禄があった。

ライブ音源を聞いて知ってたけど、A-PunkCD音源よりもテンポが遅く踊るにはちょいと物足りない感じ。

CDでは1stのヌケ感がだんだんなくなって壮大な曲作りになってしまい残念だなーとか思っていたが、いざライブで聴いてみると初期の曲ですら壮大に感じられ、「なるほど、もともとこういうバンドだったのか」と思わされた。

Vampire Weekendでも上述のバランス感は感じられたが、Vampire Weekendは従来のバンドであり、やはりゼロ年代バンドという感じ。HURTSTAHITI 80もそう。

そういう意味ではJames Blakeとかもやっぱり10年代を感じさせる。


・LETTUCE

大学の先輩と合流し、The XXまでのつなぎとして一応見る。

ジャズファンクとかあんあり好きじゃないんすよねーとか言いつつ見ていたが、思いの外よい、というかよさがわかった。

あの手のもの工芸であって美術じゃないだよなーみたいな風に思っていたのだが、ギタリストは芸達者で素晴らしかった。

でもやっぱり管楽器とかはどれも同じに聞こえてしまう。それは単に自分がやってるかやってないかの違いかもしれないが、Jazzanovaみたいにエフェクトかけてみたりすりゃいいのにーとか少し思ってしまう。

はいえ全体的に楽しく、アパッチ演奏し始めた時にThe XXへと移動したのだが、なかなかに後ろ髪を引かれてしまった。


・The XX

上述したが、Jamie XXのワンマン感がすごかった。

どういうことかというと、フロントでは女性ギタリスト男性ベーシストが共にボーカルをとっているのだが、それぞれ楽器演奏はしていたりしていなかったりという感じ。

対照的に後ろにはMPCが二台、電子ドラムパッドが4つ、シンバルスネア、極めつけにはスティール・パンが並んでおり、これら全てを演奏していたのがJamie XXだ。

おいおいこいつどんだけがんばるんだと思うくらい大忙し。

バンド世界観をショウとして演出するという面では完璧だった。

全員恐らくKOMAKINOの服を着て、ステージは照明を落とし、白いフラッシュレーザー空間を埋める。

すごかったのは、レーザーを反射させてステージ全体に広がるスモークの中に巨大なXを描く演出。

そういえばホワイトステージおいても聞く位置によるサウンドに良し悪しは顕著で、ちゃんとした音で聞こうと思ったら人混みをかき分けてセンターPA前くらいまではいかないとダメだなと思った。

最初は左サイド後ろで聞いてたが、これではモノラルイヤホンで聴いているようなものだ。

まぁ屋外フェスで音がどうこうとかうるせーよって話だが。


THE CURE

なんとアンコールを40分もやって日付が変わっても演奏し続けていたそうで。

The XXが終わってから戻ってきてもゆうに30分以上見られましたし、ちゃんとBoys don't cryも聞けた。

個人的にはメンバールックスが気になってたのだが、白髪ワックスで固め昔と変わらぬ化粧を施したボーカルの姿はそれだけで泣けるレベルであった。

演奏に関しては、CD音源ハイエンドオーディオで聴いているかのような解像度で驚いた。

楽器の音が完璧に分離しててすっげーと思いながら踊っていた。


GOMA and The Jungle Rhythm Section

ディジュリドゥ奏者GOMAドラムジャンベコンガ、その他パーカスみたいな4人編成。

ディジュリドゥ普通にすごいんだけど(循環呼吸が必要で、音出せるだけでちょっとすごいらしい)、ずーーーっとアフリカンなパーカたっぷり4つ打ちで若干退屈であった。

しかしこれまたしゃがむとディジュリドゥキックしか聞こえないというw

部分的に聞けばめちゃくちゃ踊れるし最高なんだが。

そういえばGOMAさんは未だ高次脳機能障害リハビリ中であり、MCカンペを見ながらだった。

GOMAさんが音楽の力を信じて病と戦うというか克服していく様はドキュメンタリー映画にもなってるし、インタビューとかで読んでも普通に感動できる。


・Jamie XX(DJ

一度テントに帰り、着替えて手ぶらレッドマーキーへ。

The XXの曲もかけつつアフロビートとか80'sディスコとかまでかけて見識の広さとセンスの良さを見せびらかすかのようなDJ

こいつあってのThe XXだよなーと感じさせる。


石野卓球

富士山とかかけるのかと思ったら、おふざけ要素一切なくガチテクノストイックにかけ続けるDJスタイルだったので途中で退場。

僕のフジロックはここで終わりました。

途中でCan you dance tonight?という声ネタを何度も挟んでいたが、もう既に朝だったw

俺よくここまで頑張ったよ…と思いつつテントに帰る。

2013-02-18

海賊FMラジオのこと

※この話は実話を元にしていますが、あくまフィクションです。

大阪1994年の春頃。俺は15歳で高校受験の年だった。

当時は、勉強しながらよくラジオを聞いていた。友人たちがよく聴いていたのはAM放送のほうだったのだが、音質も悪くて、トーク主体番組が多い気がしてどうも性に合わず、俺はもっぱらFM放送を聴いていた。

あの頃の大阪FM放送といえば、5年前に開局した80.2MHzFM802が斬新な放送スタイルで一大ムーブメント形成しており、FMが流れている店は大体FM802チューニングされているといった風潮だったが、洋楽主体とはいえ基本的チャートインするようなメジャー楽曲ばかりを流す802は俺には物足りなかった。

なにしろその頃の俺はYMOを経て電気グルーヴを聴き始めた頃で「テクノ」と名のつく音楽に飢えていたからだ。

ネットもない時代サブカルに半分足を突っ込んだ引っ込み思案の中学生には情報もないし、それを補う行動力もない。しょうがないのでCDレンタルで、とにかくそれっぽい音楽を、BUCK-TICKカシオペア姫神、ようするにシンセが使われている音楽ならなんでもいい、といったところまでストライクゾーンを広げて、片っ端から聴いて、なんか違うよなあ、と思いつつ、飢えをしのいでいた。


そんな時、周波数75MHz付近ラジオ放送欄に存在しない局が存在することに俺は気づいた。

音質はかなり悪く、兄から受け継いだ馬鹿かいラジカセアンテナ限界まで伸ばしてようやく視聴可能というその謎のラジオ局は、だいたい19時頃から受信可能になり、深夜3時頃にぶっつりと止まる、明らかに海賊ラジオなのだが、俺はすぐさまその局に夢中になった。

なにしろ、その局は、俺が全く聞いたことも無いようなレイブテクノばかりをCMトークも無しにノンストップで延々と再生しつづけるという、まさに狂気ラジオだったからだ。


それからというもの、家に帰って飯を食うと、勉強と称してそのラジオを聞くのが日課になった。

そのうち、音楽の合間に海賊ラジオの主とおもわれる若い男のコメントが一瞬はさまれる事に気づいた。

彼は「○○MHzバンブーラジオ」とだけボソリとつぶやくとすぐに次の曲をかけた。

バンブーラジオレイブテクノの垂れ流し(いわゆる今は中古CD屋で100円以下で叩き売られているジュリアナコンピのようなノリと思ってもらえば良い)は、それほど当時の俺の嗜好に合っていたわけではなかったが、TUTAYAで借りたチックコリアよりはよっぽどテクノっぽかったし、中には心の琴線に触れるような名曲もあったのだ。

その度に俺は、この曲は何という曲なのか、どこに行けばこの曲が入ったCDを買えるのか、切実に知りたかったが、なにしろ曲名を読み上げもしないバンブーラジオなのだ。それを知ることはできなかった。

そんなある日、いつものようにバンブーラジオをかけると、珍しく人の声がした。おそらく生放送で、バンブーラジオ局の主とその友人とおもわれる若い男が二人で楽しそうに会話している。

会話は主が友人に海賊ラジオを始めるよう勧誘する内容で、

FM放送なんて簡単だって日本橋でパーツ買ってきて、ちょっと改造したらええだけやん。3万もあればできるで」

みたいなことを言っていた。俺は、個人FMラジオを開局するという、そのとんでもない発想に興奮し、乗り気でない友人に替わって、自分にその方法を教えてもらえないものか、とすら思った。


ダベリ放送は延々と続いていたが、日付が変わった頃、主が

「そうだ、リクエスト受け付けてみるか」

と言い、おそらく主の自宅の電話であろう、電話番号を読み上げた。

俺の胸は高なった。「同じテクノ好きな人間と話すチャンスかもしれない!」

電話番号をメモしたものの、しかし、実際に電話をかけるとなると、躊躇した。俺は無知なただの中学生で、しかも主のかける曲名、ましてやそのジャンルが何というのかすらまったくわからなかったからだ。(当時はディスコでかかるような曲、という程度の認識だった)

リクエストしようもないし、そもそも俺が知りたいのは、いつもかかる曲の曲名のほうなのだ

そんな質問をするために自分電話していいものか…さらに言うと、携帯もない時代に、固定電話のある真っ暗な居間に降りていって、見知らぬ、それも違法めいた事をしている男に電話をかけるというのも、何かすごく悪いことをするような感覚があった。もし電話しているところを厳しい母親に見つかったら、と想像すると、俺の興奮は急速に冷めていった。


ラジオの向こうの電話は鳴らなかった。

正確には一回だけ鳴ったが無言電話だった。もちろん犯人は俺ではない。

そのうち、主とその友人も飽きてしまって、元のノンストップ放送に切り替えた。

残念な気もするが、まあ、また機会もあるだろう、俺はそう思って納得することにした


バンブーラジオはその後も放送を続けていたが、やがて、いつもの時間でも休止していることが多くなり、放送があっても、まったく関係ない、違う個人運営ラジオ放送素人くさい女DJJ-POPトークの合間にかけるといったもの)を中継していることが多くなった。

季節は冬になろうとしていて、受験本番の日が近づきつつあった。

ある時、習慣でバンブーラジオラジオを合わせると、聞き慣れたレイブテクノが聞こえた。

ああ復活したんだな、良かった。

と俺は思い、そのまま聴き続けたが、合間にいつも主がはさむ「○○MHzバンブーラジオ」の名乗りに変化があった。

「○○MHzバンブーラジオ。今夜が最後です。」

俺は驚愕して、眠い目をこすりながら放送を聴き続けた。深夜2:00頃だろうか、音楽ふいにフェードアウトし、主のボソボソ声に切り替わった

最近忙しくて、ちゃん放送ができなくて申し訳ない。この放送は、○○(大阪地名から放送してるんですが、なんかどうも電波岸和田あたりまで届いてたらしいですね。どれぐらいの人が聴いてくれていたかは知りませんが、今までありがとうございました。」

放送を辞めるのは、神戸に引っ越すからで、そこでも放送を続けるかは正直わかりません。やりたいとは思ってますけど、設備問題もあるので。」

「ではそろそろお別れです。スイッチを切ったら、屋根アンテナ外して、これでバンブーラジオは本当に終わりです。」

そして、数秒のブザーの後、放送は止まった。ヘッドフォンからホワイトノイズが流れていた。


あの時、電話しとけば良かったなあと俺は少しさびしくなったが、実は、その時にはそれほど感慨はなかった。

なぜなら、俺は既に電気グルーヴテクノ専門学校シリーズを手に入れて、自分好きな音楽クラブテクノミュージックというものであることを知ることができており、またテクノ専門学校セールスがそれなりに良かったのか、ソニーミュージック海外インディーズレーベルを中心としたリリースラッシュAphexTwinBlack Dogデトロイトテクノアーティストなど)もあって、大きなCDショップに行けば、簡単に好きなテクノミュージックが手に入るようになりつつあった。

なので、好みの合わないレイブ系のラジオが終わっても、わりとどうでも良かったのだ。

それから1ヶ月もしないうちに、1.17 阪神・淡路大震災が起こった。

俺の家の被害はガスが止まったぐらいで大したことはなかったが、尼崎に住んでいた叔父一家被災するなどして、大混乱だった。親戚全員の無事が確認された後、俺が真っ先に思い出したのは神戸引っ越しバンブーラジオのことだ。

ラジオで読み上げられる無数の被災者の名前を聞きながら、俺はバンブーラジオの主の無事を祈ったが、もちろんそれを確かめ方法はなかった。


その後、志望校合格し、春から始まる高校生活を前に、期待と不安で宙ぶらりんになっていた俺は夢を見た。

大阪電気の街、日本橋入学祝いお金を握りしめて、FM放送のための機材を買いにいく夢だった。

何故か、ピエール瀧バンブーラジオの主が同行してくれて、俺に色々とアドバイスをくれる。

棚に並べられた、無線機の列を眺めながら、俺はこれから始めるFM放送の構想にワクワクしている。


目が覚めた。そして、朝日の中、それが夢だとわかった時、本当の寂しさが襲ってきた。

俺の好きな音楽を一緒に楽しめる友人は、本当は一人もいないのだ。

中学友達AphexTwinAmbient Worksを聞かせても曖昧な笑みを浮かべるだけなのだ。そんなわけのわからん音楽よりこれ聴けよ、と渡されたカセットテープにはボンジョビミスターBIGが90分詰まっている。trfじゃないだけマシだけど、俺にはこの良さがさっぱりわからないのだ。

同じように、誰も、誰一人、AphexTwinの初期アンビエント空気感や、カールクレイグの無機質なマシンドラムの良さなどわからない。

俺はどうしようもなく一人だった。そしてそれは、春から始まる進学校での高校生活でも同じだろう。いやもっとひどいかもしれない。

夢で訪れた日本橋無線ショップに、俺は1週間前に実際に行っていた。自分FM放送を始めればあるいは、と思ったのだ。

膨大な機材に圧倒され、マヌケにも「FM放送をしたい」と馬鹿正直に店員に告げた俺は、表情を一変させた店員に「それは犯罪からね。帰ってくれる?」と追い出されたのだった。


幸いクラブミュージックはその後、ファッション文脈を得て一大ムーブメントを巻き起こした。送信機の代わりにシンセを買って宅録するようになっていた俺にもその手の友人が何人もできて、俺は一人ではなくなった。

ブームが終わって、俺が挫折して、シンセを全部売り払った今でも、彼らとの親交は続いている。

彼らとたまに昔話をする度に、俺はバンブーラジオを思い出す。向こうは俺のことなんて知らないだろうけど、今でも俺にとってバンブーラジオの主は、音楽を好きになって最初に出来た頼もしい先輩で、そして大切な友人だからだ。


皆がオフラインになった冬の夜、決してチューニングできないどこかの周波数で、あのアッパーでどうしようもなく頭の悪いレイブテクノが、あの時のままノンストップで流れ続けている。

俺は、まだそういう夢を見ている。


追記:海賊放送と書きましたが、バンブーラジオが本当に違法だったのか、実は知りません。でも電波が飛んでる範囲からして、当時のコミュニティFMに許された範囲は超えていたように思う。あと、念の為書いておきますが、この文章違法行為を助長する意図はありません。不正電波ダメゼッタイ。いい子は各種法律守ってネットでやりましょう。

2012-08-15

法学部生の必読書50

 法学部生が読むべきと思われる本を50冊選んでみました。

プラトン法律

アリストテレス政治学

キケロ『義務について』

トマス・アクィナス神学大全

マキャヴェッリディスコルシ』

ボダン『国家論』

スアレス法律についての、そして立法者たる神についての論究』

グロティウス『自由海論』

ホッブズ哲学者法学徒の対話』

スピノザ神学政治論』

ロック『統治二論』

ヴィーコ自伝

モンテスキュー『法の精神

ヒューム人間本性論』

ルソー社会契約論』

スミス法学講義

ベッカリーア『犯罪と刑罰』

バークフランス革命省察

ハミルトン他『ザ・フェデラリスト

カント人倫形而上学

ヘーゲル『法の哲学

ベンサム道徳立法の諸原理序説』

ミル『自由論』

トクヴィルアメリカデモクラシー

バジョット『イギリス憲政論』

イェーリング権利のための闘争』

モムゼンローマ国法』

ウェーバー『法社会学

カフカ『法の前』

モース『贈与論』

ケルゼン『純粋法学

シュミット憲法理論

ベンヤミン暴力批判論』

カントロヴィチ王の二つの身体

コジェーヴ『法の現象学

ハート『法の概念

ハイエク『法と立法と自由』

フーコー『監獄の誕生

ドゥルーズ記号と事件』

デリダ『法の力』

ルジャンドルドグマ人類学総説』

アガンベンホモ・サケル

ハーバーマス事実性と妥当性』

ルーマン社会の法』

ポーコック『徳・商業歴史

パトナム『事実価値二分法の崩壊

ロールズ『公正としての正義 再説』

ドゥオーキン『法の帝国

ヌスバウム感情と法』

レッシグ『CODE』

2012-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20120622221514

http://numbers2007.blog123.fc2.com/blog-entry-1935.html

秋元つんくはね、やっぱりミュージシャンなんですよ。楽曲的なクオリティは、今までのアイドルの中ではモー娘。最高峰だと思います音楽的なレベルで言うと」

田中「あぁ、そうなんですか」

秋元AKBは、音楽的なクオリティっていうよりも、みんなが楽しめる音楽はどのへんかってことでいくじゃないですか」

田中「うん、うん」

秋元カラオケで歌ってもらうには、とか。盛り上がるのはどうだろうかって。でも、つんくアーティストとして、『今、この音楽をやりたい』っていうのが先に立つんですよ」

田中「あぁ、そういうことかディスコ音楽をやりたい、とかね」

秋元「そうそう。だからクオリティ高いし。いつも最先端にいるし」

消耗品」と「芸術品」で分けるなら、前者がAKB後者モー娘。ということか。

2012-06-11

パーティーはいらない

風営法クラブが騒がれているのなかで思ったこと。

 ライブクラブに行くと、いつも不思議に思うことがある。フロアにいるにも関らず棒立ちの客がいることだ。ライブではほとんどいないが、フロア外の階段ラウンジでお喋りに夢中な人、しまいには寝ている人も結構多い。何しに来てるんだろうと思ってはいけない。音楽の聴き方は人それぞれだからだ。踊りたくなる人もいれば、座って聴きたい人もいる。私もどちらかと言えば座って聴きたい派だ。立ちっぱなしの勤務後のライブ見学は年齢的にも辛いのだ。膝などガクガクである。そのため、野外フェスでの寝聴きは至高であるドラムの音でビクッと起きるのが堪らない。

では、なぜライブクラブに行くのか?考えられる目的は、アーティスト生演奏やDJの選曲が目的の人がほとんどだろう。あとはナンパお酒などのコニュニケーション目的自称音楽通のステータス地獄のミサワ的な人)もあるかな。私が思う1番の目的は「普段聴けないような音量で音楽が聴けること」ではないかと考える。お洒落カフェでのアコースティックライブや、コードレスヘッドフォンを着用するサイレントディスコなどは除外するとする。

しかしながら、現代の都会の住宅環境では「爆音」は手軽に楽しめない。一歩間違えれば、小さな音でも騒音であるからだ。当然ながら、ジャイアンの歌やしずかちゃんバイオリン騒音である。そもそも音楽嗜好品であるから、本人にとって不快な音というもの騒音しかない。「爆音」どころかイヤホン音漏れで、電車内にて殺し合いが始まるくらいだ。音楽の力というのは恐ろしいものである

次に、「爆音」の定義だが、通常の話し声が60dB程度であるのに対して、クラブディスコは100~110dB程度とのこと。これは、ヘリコプターの近く・自動車クラクションの直前と同量である耳鳴りなどの聴覚障害が発生してしまうくらいの音量だ。一般的には60dBで騒音なのだ。「爆音」で音楽を聴くことは自虐行為である。トラ柄大好きヤンキー風なワゴン車の窓明け爆音も恥ずかしいことこの上ない。よって、音楽好きはM体質が多いと思われる。反論は認めない。

なぜ「爆音」を求めるのか。私はカラオケと一緒で、ストレスの発散のためだと考える。耳鳴りがするくらいの高音と、パンツ(下着ではない)がビリビリ震え内臓にも響いてくる低音。身長より背の高いスピーカーの前は私にとっての定位置であり、理想郷パラダイスである。もちろん低音房としてはウーハーも欠かせない。新木場agehaでは踊り台と間違えて上ってしまう人がいるくらい大きい。私はリアルタイム経験していないが、有名な「ジュリアナとーきょー」である。そして、すぐに黒人セキュリティーに引き摺り下ろされる。黒人怖い。なんであんなにデカイのかと。

 よって、以下の式が成り立つ。『「爆音」が好き=自虐的=内向的=1人が好き』。でも、現状は『クラブライブハウスオールナイト辛い=人多い不快=不良怖い・ドラック怖い・黒人怖い』である。これは敷居を高くしている理由でもあるだろう。

私にはパーティーはいらない。爆音さえがあればいいのだ。吉祥寺バウスシアターでは爆音映画祭というのも開催されている。既に第5回である恵比寿リキッドルームでも開催された。近年音楽フェスの多さとリンクするように、時代は「爆音」を求めているのだ。

書いててアホくさくなったので終了。

2012-06-01

クラブ署名活動の問題点

今やってる署名活動の問題点

アウトローなクラブを淘汰しようって流れで実は結構健全な流れなのにそこを濁して「ダンスが無くなる」という話にしてる

そもそも新宿ディスコ事件がきっかけで深夜営業できなくなったはずなのにまったく触れてない!

まりにも無知一般人署名だけさせるために誘導しすぎに見えてしまう。

2012-05-31

http://anond.hatelabo.jp/20120531192942

http://anond.hatelabo.jp/20120531152951

を書いたら思いの外反応が大きくてしっぽがまるまってる増田ですどうも皆様ごきげんよう

今北産業

長いと言う反省からまず三行から

以下本文

http://anond.hatelabo.jp/20120531192942

ちょっと陰謀論がすぎる。

クラブ経営者自分の出店拡大のために法改正したがってる、みたいな文脈に読めましたが、んなわきゃあない。

っつうか現状のクラブ業界なんて大して儲かってないわけですよ。

自分の書いたあの記事に含まれる話を、これを陰謀論だと取るかどうかは人それぞれだけど(自分陰謀どころか経営者規制に対して反対するのは当然だと思うので陰謀ではないと思っているけど)、とりあえずクラブ経営者が時点拡大のために法改正したがってる」なんて言ってないよ。

逆の全く負の方向、規制されると潰れると言う話だからより深刻で話は複雑なんだよ。だから儲かってるとか儲かってないとかも関係が無いよ。むしろ儲かってたら移転も何もできる資金力があるって言えるからここまで問題になってないかもしれないよ。

もうちょっとそちらの方向から考えて見よう。経営者側も含めてどうしたら良いのか。どういう落としどころが良いのか‥‥。

問題は「すでに存在する店舗風営法に照らすと非適合であって、規制前に作られた店舗は皆無である」事

状況を整理するとクラブが今置かれている状況は

  1. 大昔から風営法に照らすと風営法範疇であって許可を取らないと本当は営業は禁止だった
  2. そして許可を取るには各種関連法令を満たす必要がある
  3. だけれど規制当局はそれを事実上黙認していた
  4. 黙認されているからいいよね、と思って経営者法令無視
  5. 結果非適合のクラブがたくさんできてしまった
  6. ところがある日突然規制当局が動き出してみんな困る(←イマココ

と言う事になっている。

まり規制はあるが黙認されているうちに、風営法の要件を満たせないようなクラブがたくさんできてしまった、これが問題を複雑にしているというわけ。クラブ経営者としては「ある日突然規制されるなんてひどい!いままでOKだったのになんで急に取り締まるの!?」と言う事になる。

この規制は新しくできた規制では無い。これも問題だったりする。こういった規制が新たに施行されるときは、通常ある程度周知する移行期間が見られ、その間は「既存店舗は今のまんまでオッケーだけど、新しい店舗はちゃんと許可を取ってね」という話から始まるのが普通だ。即日施行で取り締まりなんて事されたらたまらいからね。

が、この法は黙認されていただけであって昔からそこにあった法律だ。おそらくこの規制より前から営業しているクラブというものは皆無なので無いかと言うところになってしまう。つまりどこもかしこ無視ししてた期間が長期になっているので悪質だと言う事になってしまわけだ。

経営者の人は「駄目なら駄目と言ってくれよ。だったら始めからそうやって作ったのに今更変えられない」そう思っている人も多いのではないかなーと勝手に推測しているがどうか。

一番の原因は「規制存在するのに取り締まり存在しなかった事」にある。

そう言う文脈で行くと一番の問題の原因は、ずーっと違法状態だったのにも関わらず、法改正をするわけでもなく、取り締まりを行う訳でも無く黙認し続けていた規制当局の問題先送り主義だ、と思う。

こう言う話は風営法に限らず、ずーっと黙認されてるけどいざ訴えられて裁判で白黒ついたら大変なことになるぞと言ったクソのような規制は山とあって、そのクソの山が雪崩を起こして被害を大きくした事例はたくさんある。近頃話題になったのだと

などがある。どれも昔から徐々にきちんとやってりゃここまで大事にならずに済んだ事例だ。

ただ当時黙認しなければならない理由はなにかあったのだろう。だから結果論で一概に批判し責任を取れというのは違うだろうと思う。誰も悪くは無い。だけどこうなってしまったと言うケースだろうから

ただ、故にそこを突く。

経営者は「今まで黙認されていたのだから実質新規規制と同じだ。移行期間をきっちり設けろ」と主張するしかない

こう言った弱みは警察も十分承知の上だろう。だから取り得るべきは「なんで今まで規制してこなかったのか。きちんと規制されて周知されていれば状況はもっと違ったはずだ」という所を突くと言う所にある。法に従って粛々と執行するのが警察であり、建前上はどの法律を執行するかを選ぶ権限は無いはずだからだ。

しかしここで「クラブ文化を守るために従来取り黙認し続けろ」とか、何らかの理由があって規制に基づく摘発が始まった事に対し、その「何らかの理由」に手当てすること無く「対象から外せ」と言ったところでそんなものが通るはずも無い。そして今聞こえの良い「24時以降だめって規制は酷い」とか「文化が」と言った看板を唱えているだけでは、この0/1の議論になっておそらく話は通らないだろう。先に書いた増田日記でもあるように、今法によって規制され守られている部分を全く無視しているからだ

から現在のままだと風営法の要件に適用できない。対応できる様になるまで移行期間を設けて欲しい。そしてこの機会に現実的な規制の在り方を話し合わせてくれ」と言う方向に持っていくしかないのではないか。「法律から知らなかったでは済まされない、確かにその通りだけれどそちら様もずーっと問題を先送りにしてきて、急に取り締まりを始めるのは、手遅れになるのを待ってから行おうとしているようで不誠実じゃ無いですか」そう言う方向で落としどころを探るというわけ。

この論法で行くには、なぜ今風営法適応して許可を得られないのか、と言う事情を話さなければならない。こうすると愛好家の人たちからは「えっ?結局文化とかじゃなくて法律適用できてなかったって話なの?」って事になってしまうかもしれない。だけれどおそらくこちらの方が世間一般に支持を得やすいのでは無いかなと思うけどどうだろうか。

企業経営とか企業法務とかちょっと囓ったことがあると、ある日突然制令やら法解釈やらが変わったことで発生する大惨事の怖さはかなりの人が知っていると思われ、そう言う事を心配する人は企業経営者とかそういう社会的影響力がある人々である

「ある日突然解釈変えて許しませんで一斉摘発するなんて事が許されます!?」と訴えた方が多分支持が集まるし現実的に落とし込みやすと思う。つまりこんな先例許したら大変ですよと、パートタイム・ニーメラーさん(by b:id:REV氏)を量産して対応するのだ。

今やっている署名活動は成功しても問題を先送りするだけ。いずれまた同じ事が起きる

感情的に訴えやすい「文化を守れ」「ダンス規制なんておかしい」という話で人の良い有名人を担ぎ出して署名を集めている。これでたくさん署名が集まると一番発生しやすいのは何かと言えば、規制当局が「話題になっているうちはうるさいから黙認しておくか」と言う反応を引き出すだけだと思う。考え方によっては署名は本当に法改正など狙っておらず、規制当局から黙認を引き出す道具に過ぎないという観測もあるようだ。

ただこれって何かと言えば、問題が先送りになるだけだと思う。

かつてバブルの末期にはディスコが似たような事でいくつも摘発されたことがあった。その後反発があって摘発は収まった。しかし今また摘発された。それがもう一回起きるだけ。

いずれまた似たような事態がやってくる。それって黙認することによって問題を先送りにして、事態を悪化させた規制当局と同じ事をやっていると言う事になっていると思う。

あえて陰謀論的な言い方をして煽ってみよう「獲物を太らせてから狩りをして点数稼ぎをしている警察の犬共の思惑通りになってやる必要はどこにも無い

きちんとクラブという文化を守り、ダンスができる場所を確保したい、自分たちの場所を確保したいのであれば、もっと問題をオープンにして、中身まで詳細に詰めていく事が必要な時期だと思う。

から猶予期間後はきちんと適合することを話をして、規制適合に向けた話し合いをする。こういった規制についての話いは、排気ガス規制といった産業規制では当たり前に行われていることなのだからそれをクラブ側もやればいいと思う。署名集めるよと言うとすぐに看板名前を使わせてくれるような人のいい著名人の力はこういうところで役立てた方がいいと思う。ただ、苦しいのは既にそこに規制がって、現実違反している側がクラブなどであるという状況が圧倒的に不利であるということだが‥。本来まずは風営法の許可を取って合法状態にしてから活動を行う、と言うのが一番良いのだが‥。そこで正論的に「規制があるんだから公平に法を失効して摘発しろよ。まずはそこからだ」と言われるとつらい。

それから最後に、一言だけ言っておく

百家争鳴たいして利害関係ないのにぐちぐち考えてくれる人もいるわけだしね。

ほっといてくれ

2012-05-17

風営法に踊らされて

昨今騒がしい風営法である。昨日は大友良英さんが話題にして http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/20120516ちょっとした議論になっている。

ただし、すでに高橋健太郎さんが指摘しているけど、大友さんが言うように「単に古い法律が今でも自分たちを縛っている」というのはちょっと素朴すぎる議論だ。趣旨新聞の記事そのもので、この点では大友さんが踊らされていると言っても良い。

実際、今までクラブの周辺で悪いことは行われてきた。既に指摘のあるディスコ殺人事件 http://www2.atwiki.jp/onthecorner/pages/183.html もそうだし、たとえば悪名高きスーパーフリーダンスイベントを開催して悪事を行った口だ。自分クラブにそこそこ行ったことある(渋谷オルガン・バー、Womb代官山Air六本木の小さいヤツ、新宿にあった頃のリッキッドルームなど)し、たいていは悪事なんかやる場所もないくらいのところだけど、数回黒いスーツの兄ちゃんの集団を見たこともある。売春麻薬だって取引されてきただろう。だから、「クラブは悪いところではない」というのは「道路は悪いところではない」くらいのものだと理解している。じゃあ、これが、「野球場で人が死んだ」とか「テニスコート殺人事件があった」のと何が違うのか。

ここで箱としてのクラブの特徴を考えてみる。

要するに、一般の店舗の営業形態と違うことが多く、理解を得にくいのだ。

一方で、 http://1st.geocities.jp/metelgiar/dance_law.html のページにあるように、本来対象だったはずの社交ダンスが「理解を得て」対象外になったことがある。だから、今クラブを支えるには、「どうしたら一般に理解を得られるか」に尽きる。

そこで思うことが、パフュームであるパフュームは今や武道館が瞬殺と言われるほどの人気グループである。そしてその音楽を支える中田ヤスタカも、プロデューサーとしては非常に高い知名度を誇る。ところが、その中田がどこでDJしているかといえば代官山渋谷の小さなクラブだ。多くても1000人も入らないような場所だ。あれだけ有名ながら、知名度と動員が連動していないのだ(中田にとってはそっちの方が良いだろうけど)。そうでなくても、一般にクラブっぽい音楽はあふれているのに、いまだにその演奏場所が理解を得られてないというのは、不思議なことだ。

さすがにAKB商法が参考になるとは思わないけど、音楽の販売とクラブの動員はもっと積極的に結びつけられていい。なんのお咎めもないもの違法にするのは簡単だけど、一度違法になったものを合法にするのは大変だ。上に挙げた社交ダンスの例だって90年代まで風営法適用内だったことが、今となっては笑い話のようだが、事実でもあるのだ。

まあ、なんで警察がこんなに躍起になってクラブを叩いているのか、そっちの追求も必要だけど、やっぱり点数稼ぎかなぁ?

2011-05-13

http://anond.hatelabo.jp/20110513192642

そうだな。ナウなヤングだったらハナキンはディスコでワンレンでボディコンの姉ちゃんと朝までハッスルだろう。

2010-11-10

http://anond.hatelabo.jp/20101109144000

元増田ですが諸悪の根源

問題に気づきながら2年も放置した私を含め、学生情弱

ではないかと

JR東海よりもディスコが悪いっていうのには同意です

2010-11-08

平文メールパスワードを書いて送ってくる糞企業一覧

ぼく就活生。リクナビからJR東海にプレエントリーして驚いた。

■■■JR東海からIDパスワードのお知らせ■■■

あのに 増田

◆あのに 増田さんのID・パスワード

ID:12345678

パスワード:mypassword

こんにちはJR東海人事部です。

このたびは当社にプレエントリーを行って頂きまして、

誠にありがとうございました。

こんなメールが届いたの。

なにに驚いたって?登録画面で入力したパスワードが平文メールに書かれてたってとこ。

「mypassword」って書いてるところにぼくの大事なパスワードが書かれてたの。Gmailでも使ってる大切なやつ。

同じパスワード使ってるぼくも相当間抜けなんだけど、いまの時代いくらなんでも平文メールパスワードはないでしょ。

とっても怖かったのでJR東海Gmailパスワードを変更して寝ました。

恐怖はこれで終わらずに2ヶ月後。こんなメールが。

■■■JR東海からIDパスワードのお知らせ■■■

あのに 増田

◆あのに 増田さんのID・パスワード

ID:12345678

パスワード:newP@sSw0rd

こんにちはJR東海人事部です。

このたびは当社にプレエントリーを行って頂きまして、

誠にありがとうございました。

「newP@sSw0rd」は変更し直したパスワード

なんで平文メールパスワード書いて送ってくるの?馬鹿なの?阿呆なの?死ぬの?

なにが「こんにちは!」だ。こんにちはこんにちは!!

もうあきらめてそのまま寝ました。

さらに1ヶ月後。

■■■JR東海からIDパスワードのお知らせ■■■

あのに 増田

◆あのに 増田さんのID・パスワード

ID:12345678

パスワード:newP@sSw0rd

こんにちはJR東海人事部です。

このたびは当社にプレエントリーを行って頂きまして、

誠にありがとうございました。


問題点を2点挙げると

SQL Injectionとかで漏れたら終わりってことだよね。

正直な話、中の人間も信用できない。

JR東海だけの問題なら良かったんだけど、同じような企業が本当にいっぱいあってびっくり。

ちょっと調べてみるとこのシステムはdisc.co.jpってところの製品みたい 。

株式会社ディスコ」だって。

同じようなシステムを作ってる企業が他にもあって

axol.jp:「株式会社 毎日コミュニケーションズ

saiyo.jp :「株式会社ヒューマネージ」

どの会社もだだ漏れです。

こんな糞システムで食ってる奴らまじでしねばいいのに 。

採用してる企業もいっしょにくたばればいいのに 。

というのが2年前の話。JR東海はリク面で落ちました。爆発しろ

院生になって東京電力エントリーしたところまた同じようにパスワードが送られてきたのでこんなエントリを書いた次第。

マイミクに聞いて集めた平文メールパスワードを書いて送ってくる糞企業一覧(仮パスワードを送ってくるだけの会社は除いてるよ!)

みんな見事なまでに大企業病ですね><


ほかにもいっぱいあるみたい。

そして怖いのは

https://saiyo.axol.jp/12/s/ibm/entry/agreement

https://nttdata.saiyo.jp/newgraduates/

もうやだこの業界。たとえメールは送ってこなくてもハッシュ化は期待できないよね。

暇な人はsite:axol.jpあたりでぐぐればいいとおもうよ。

東京電力とかディスコとかに届け出ると選考で不利になりそうだし

IPAに届け出てもまともに取り合ってくれそうにないし、ぼくがちくったってばらしそうだし。

id:HiromitsuTakagiとかid:otsuneとかid:Hamachiya2とかが取り上げてくれないかなー

追記(11月9日22:26)

川崎重工がまた送ってきたから腹を立てながらブコメに返信してみる

id:taqpan これは酷い。とりあえずここに挙がっている企業はまともな情シス部門が無いか、安いってだけで人事部が糞SIerに丸投げするような体質か

NTTデータとかIBMとかが糞SIerに丸投げしてるあたりがまたなんとも

id:gifumaster ニコニコ動画も昔そうだった。メール送ったけど。

mixiも昔そうだったみたいです。2006年くらい。

id:MarriageTheorem id:HiromitsuTakagiさんとid:Hamachiya2さんのどちらが取り上げるかで後の展開が540度ぐらい変わるような気がするんだけど、このお二人を並列に置いてよいものか

あー。そうですよね。この問題の解決にぼくは何が出来るでしょうか・・・

大事なパスワードと同じものを登録している学生って結構多いと思うんですよね

2010-08-28

丸の内ディスコをやってた

ディスコというのは基本的に治安当局の敵だろう。麻薬売春の巣になることがわかりきっているからだ。そしてディスコで過ごすことは日本では若い人間権利の内に入っていない。だからバブルの頃以降、常設のディスコの話を聞かない。

昨日は家内がつまらないといって川を越えて職場の最寄り駅まで来たので、スーパーで買い物をしてから有楽町駅近辺でデートしていた。東京国際フォーラムポセイドンアドベンチャーの話をするのはお約束だよね?

最盛期は過ぎたんだけど、といって丸の内の仲通りを案内しようとしたのだが閉まっていた。仲通りから高架下へ向かう途中、TOKIA というビルの1Fで(期間一夜限定の)ディスコをやっていた。シャンパンを飲む、おそらくゆとり世代の男女が建物から外にはみ出していて、あまり崩れた格好はしていない。中は見れなかった。何が掛かっているか窓に近づいて聞いたら Beat it と Boogie Wonderland。

ハコの名前は P.C.M. というんだそうで、コンセプト全体に 1980 年代アナクロニズムを感じる(MPEG4 時代の語彙でいえばドリカムDCT と略すセンスといえば通じるだろうか)。ゆとり世代には新鮮だったりするんだろうか。

2010-07-31

世界の終わりとハードボイルドワンダーランド  in 大阪

795 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 17:29:58

甲子園球場一周してきたで~♪

796 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 17:32:01

うるせえよ、キャバディス。

定職を見つけて、身の丈に合った生活を過ごせ。

それだけがお前に課せられた使命だよカス

797 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 18:12:09

おっさんのこと誰か探しとったで

よかったやん、心配しててくれる人が一人だけいて

798 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 18:24:27

そうだな。俺のことを思い出してくれた人間がこの世界に一人でもいるのはとてもうれしいな。マジで

でも、それと同じように俺はお前のことを思い出してるんだ。

お前みたいなカスが、人間の包容力の端っこにぶら下がって辛うじて生き残るカスみたいなお前が、

今、そんなことを思って生活してるのかなってさ。

まあ現実的に言えば、お前みたいなニートの糞の社会保障を背負って働く俺達にとっては

お前みたいなカスが一人でも減ってくれれば、俺達に課せられる負担も少しは減るのになってね。

どうなの?働く気はあるの?人の世話になって、俺達の税金で俺達の汗で、俺達の疲労の上に成り立つお前の生活に

ついての自覚はあるの?そうやって生きることに俺は別に文句は無いよ。お前等がいることは別におれは否定しない。

税金だってあるていど納得して払ってる。まあクズだって生きていく意味はあるし社会ってそういうのを包括するんべきだと思ってるから。

だけどお前自信はどうなの?って話なのよ。お前働く気ないの?

799 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 18:27:35

そうだな。の部分で読み終えたで~

800 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 18:30:07

800を踏みしめて☆

801 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 18:36:09

さすがカス

カス中のカスの真髄だな。

見てみないフリ、本当はわかっているのわからないフリを決め込む精神的硬直。

カス。それ以外におまえを例える言葉があるとは思えない。

どうですかキャバディス?

802 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 18:41:14

知らんがな~

読んでほしいなら

もっと読ます文を書かないとねっ☆

おっさんて特にそうゆう才あらへん思うで

これ宿題

やりなおし~☆

803 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 18:47:37

カスみたいなお前に噛み砕いて説明する文章を書くほどの文才を俺は持ってない。

それは間違いないよ。認める。

ただ、それはお前自信のカスカスであるということの証明でもあるわけよ。

そういうことにお前が気付いていないとも俺は思わないんだよ。

お前はちゃんと読める。というかお前は読んだんだよお。でもそれはお前自身が自ら読んでないんだよ。

やりなおしたいのはお前だろ?お前はいつだって求めてるんだよ。

自分を変えられる何かを。でもそれは結局おまえ自身なんだよキャバディス。

おまえの心に届かないのはお前自身がいつまでも気付かないフリを決め込んでるからなんだよ。

お前自身がもう一回やりなおしてみろよ、キャバディス。

804 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 18:50:28

ほんで、おっちゃん長いねん

いっぺんAAででっかくカスって書いた方が相手に伝わるんとちゃうんかな

いっぺんAAこさえてみ?

805 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 18:52:26

うるせえカス

お前に伝わらないのはお前がカスだからだろ。

それ以外に理由があるか?

806 名前名無しさんお腹いっぱい。[] 投稿日:2010/07/31(土) 18:58:40

キャバレーディスコとUKってヤクルト田中浩康と飯原くらい似てると思う

807 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 18:58:55

知らんがな~

あ、でも短なったやん、やれば出来るや~ん

なんか凄い身の丈にあってきたんとちゃうんかな~

頑張りや、あともうちょっとで伝わるかもよっ☆

808 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 19:02:07

ほら、彼>>806なんか凄い伝わるやん

おっさんええお手本にしい☆

809 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 19:03:57

身の丈に合った生活をせえ。

それは俺の言葉やろ。記憶を整理せえカス

でもまあ、お前にも一応それはつたわったようやなキャバディス。

毎日ぶらぶらしとるお前の時間を支えとるのは誰や?

まずそれについて考えてみ?どやねん。お前の毎日垂らす糞を浄化しとるんわ誰のおかげや。

その労働に見合うもんをお前は差し出しとるか?俺の言うてることわかるか?簡単なことやろ。

810 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 19:06:22

あ、また無駄に長なっとんやん!

後退や後退、折角伝わりかけてたのにや~!

遠のいたで!

ここまで0点、やりなおし~☆

811 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 19:07:26

>>808

お前は何を見とるんやキャバディス。

お前に伝わる言葉ってなんや。

俺は俺の精神から自然にわきあがってくる言葉しか伝えられへんけど、

おまえのことばはお前の精神を蝕んとる何かからしか出てきてないやろ。

働けよ。キャバディス。なんでもええやん。

812 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 19:09:54

>>810

そや、みんな何回もやり直してるんや。

俺もそうや。なんでお前はやり直せへんねん。

0点がそんなにこわいんかカス

当たり前やろが。カスが初めから合格点とれすわけないやろが。

何回でもやり直せるねん。お前もそうやでキャバディス。

働けや。とりあえず。

813 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 19:10:01

こんな出来の悪い生徒もはじめてやわ

でも諦めたりはせいへんから安心しいや

そらみんなと一緒にはできひんかもしらんけど

ちょうどきったない倉庫が空いてるからや

そこで反省からはじめよな☆

814 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 19:13:25

>>813

お前の精神にかけられた呪いがどれくらいお前を蝕んでいるのか。

それについて、ようやく俺にもすこしづつわかってきたわ。

なんで、俺のレスに素直に反応せえへんの?

働け。

この言葉をお前は周到に避けとるな。

なんでや、なんでなんや。そんなに特別な言葉ちゃうで実際。

815 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 19:15:34

なんかもう改行までおかしなってきてるやん

もうボロボロやで

おっちゃん大丈夫け?

816 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 19:19:52

>>815

どこまで逃げるんやキャバディス。

俺が聞いてるのはたった一つや。

なんでお前は働かないんやってことや。

それにまずは答えてみ?

追い詰めるような姿勢になっとるのはわかっとる。

せやけどこれはお前の呪いや。お前の呪いがお前に問いかけとるんや。

お前はなんで働かへんのや?答えろやカス

これだけはとことん追い詰めたんぞカスが!

817 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 19:25:31

あ~また長なってるな~

遠のいていくな~

おっちゃんの遠吠えが~

ほんで改行なおっとんやん

やれば出来るや~ん

おっちゃんのゆってることって

きしゃきしゃしゅぽしゅぽ♪

と同じレベルやねんで

あ、教えてもうたわ

ま、こんだけ出来が悪いねんからヒントやらなな~

アホやからわからんかもねっ☆

818 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 19:26:48

答えられへんようなやなあカス

答えに詰まっとるんかキャバディス?

それでええんや、おまえは一回追い詰められるべきや。

俺は執念深いでえ。お前が思とる以上に俺の執念は執拗にお前の呪いを浮き立たせるんやカス

お前がここにおる間、俺は絶えずお前の不労を攻めたてるたるぞカスが。

カスなりに追い詰められろやカス

819 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 19:32:44

な、きしゃきしゃしゅぽしゅぽやろ

煽りにもスキルいるておばはんがゆうてたけど

ほんまその通りやおもうね、こうゆう安もんと絡んでるとや

おっちゃんてな、煽りスキル0やわ

カスとかそんなチンケな言葉に頼ってるようじゃ

誰の感情も溢れ返すことなんて出来ひんのんやで

よう覚えとき、お勉強

やっぱり0点ちゃんっ☆

820 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 19:35:21

キャバディス、お前は何で働かへんのや。

お前は毎日なにを考えとるんや。

まあお前が働かへんことは別に悪やないで、それは言うとくわ。

働かへんお前がそれでも生きていけるっちゅうのは社会の当然の能力や。

それはお前の存在社会が認めとるっちゅうことや、わしもそれには意義はないで。

そやけどそれはお前の自由とは違うで。空き放題やってええっちゅうことやない。

お前は生かされとるだけや。どやねん。なんか言うてみいや。逃げられへんでえ。

821 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 19:38:05

>>819

キャバディスほんやらお前の人生は、

お前の生活は何点や?

自己採点してみいや。

そっから話しょーやカス

822 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 19:39:34

案外素直やな、カスは使わんようになっとんやん

アホなりに己のチンケさにき~ついたんやろ

アホなりに成長したんやで

な、俺は諦めないてゆうたやろ?

でも感謝はいらんで、気持ち悪いからやっ!

823 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 19:40:20

あ、またカスって使ってるやん!

マイナスマイナス

成長0!

824 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 19:41:16

奥さん、こんな出来の悪い生徒はじめてやで!

825 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 19:42:39

>>822

お前は何を言うとるんや。

カスにもまだ下があんねんで、お前はそこまで落ちるつもりなんか?

何回でも聞くで、おまえはなんで働かへんねん。

そろそろ考えてみてもええやろ。

これは煽りでもなんでもないで、カスなりに思うことを言うてみんかい。

826 名前:キャバレーディスコ◇不死身のハードロック [] 投稿日:2010/07/31(土) 19:43:46

おっさんにかまってる間に阪神逆転されとるやんけ

ほんま迷惑馬っ鹿かけるねんな、おっさんわ!

今日はいっぱい反省せなアカン日やで!

827 名前:レッペリ[] 投稿日:2010/07/31(土) 19:45:35

いつまでも誤魔化すことはできへんでカス

おまえはカスや、それは働かへんからや。たったそれだけの理由や。

働かへんおまえはカスや。カスなんや。カス

せやけどそれを認めへんおまえはカス以下になるで。

ええんかカスカスカスであることを認めへん以上おまえはカス以下や。

2010-05-04

ピンクフロイド夜の学校

ピンクフロイド夜の学校

マーク・エドマンドソン   (ほんやく、増田

http://www.nytimes.com/2010/05/02/opinion/02edmundson.html?scp=2&sq=pink%20floyd&st=cse

「じゃあ、学校を出たら、何をするつもり?」

卒業を間近にしたバーモント田舎大学で、少なくとも十数人のクラスメイトに、私はこの質問を聞いてまわった。友人たちの答えに、私はとても安心した。特に何もないさ。羽根をのばすんだ。ぶらぶらするかな。考えたいことが色々ある。まずはゆっくりするよ。1974年だった。誰もが、そういう風に話すのが当たり前の時代だった。

実際のところは、友人たちは本当のことを教えてくれなかったのだ。見方によっては、とんでもない嘘をつかれた、とさえいえるかもしれない。卒業式の日までに、同級生のほとんどは、ロースクール大学院に進んだり、ニューヨークサンフランシスコで、クールで貴重なインターンシップをはじめることがわかった。

でも、私の場合は、本当にゆっくりすることにした。5年のあいだ、私はあちらこちらを点々として、何もしなかった。正確には、どうしても必要だったとき以外、できるだけ、何もしなかった。タクシーの運転手、映画フリークコロラドの山男、バーモントにあったクレージーヒッピー学校の教師、映画館支配人(これは、ほとんど仕事がなかった)、船の乗組員、ディスコドアマン、そんなことをやっていた。

そのなかでも、ジャージー・シティの音楽プロダクションでやったステージクルー仕事が、一番思い出深い。職場ルーズベルトスタジアム、芝生席もいれると6万人を収容する、古い、化け物みたいな箱だった。トラックからアンプを引っぱりだし、ステージに設置する。6時間かそこらしたら、トラックに戻す。これを私は、グレイトフルデッドアリス・クーパーオールマン・ブラザーズのライブでくりかえした。クロスビー・スティルズ・ナッシュステージは、ちょうど、ニクソン大統領を辞めた日の夜だったのを覚えている。けれども、私にとって、一番思い出深い仕事での一番の思い出は、ピンクフロイドが出演した夜に起きた。

ピンクフロイドは、サウンドに相当のクオリティを求めていた。ステージ上のアンプは、縦にも横にも、周囲を威圧するほど積みあがり、パリ・コミューンバリケードのようだった。それだけでなく、スタジアムの高い位置3か所にも、ピンクフロイドアンプを集めて設置するよう要求した。それで、私は午前中ずっと、オンボロスタジアム階段で、どでかい木製のアンプやら配線機材を運びつづけた。

仕事はもうひとつあった。パラシュートの形をした絹製の白いキャノピーが、ピンクフロイドステージには必要だった。設置には6時間かかった。私たちが聞いたところでは、キャノピーを使うのははじめてで、ピンク側のスタッフも、どうしたらいいかよくわかっていなかった。設計図らしきものはあったが、あまり役にたたなかった。だが、「アメリカの知恵」をもってして、キャノピーはなんとか屋根の形に膨らんでくれた。「アメリカの知恵」とは、つまり、ロープをあちらこちらにひっぱったり、手当たり次第に結んでみたりした、ということである。

ピンクフロイドライブは夜10時にはじまった。ところが、私たちが死にそうになりながら運んだアンプからは音が出なかった。たくさんの人がアンプの上に座ったか、蹴ったか、配線を切ったかしたのだろう。アンプのタワーが沈黙をつづけるなか、ピンク自分たちの仕事をし、観客は公演の終わりでライターに火をつけた。そして、私たちは、3時間かけてアンプをバラして、トラックに戻した。階段上に残ったアンプは、私たちが作業を拒否したので、お互いをいくらか罵ったのち、ピンクスタッフが回収した。

あらためていうと、ツアースタッフステージクルーの間には、ほとんどの場合、何らかの対立があったのだ。あるとき、たしかクイーンライブだったと思うけれど、クイーン側のスタッフ5人と私たちのクルー十数人が殴り合いになった。すると、騒ぎを聞いて駆けつけたセキュリティまで、喧嘩にくわわった。だいたい、バイカーギャングだったり、空手黒帯だったり、そういう連中だ。ツアースタッフの方はそれなりにがんばったけれど、ついに勝てないとが分かったらしい。ひとりが、シャンパンをケースごと持ってきて、回し飲みをはじめた。それで、みなが酔っぱらい、幸福感にひたった。

ピンク側のツアーマネージャーは、キャノピーをそっと降ろして、きちんとたたみ、元の木の箱に戻すよう求めた。しかし、キャノピーにはヘリウムガスがたっぷり詰まっていたし、さらに栓がどこにあるのか、誰にもわからないことが問題だった。また、キャノピーをステージに固定した際、私たちがあらゆるところを馬鹿丁寧にきっちり結んだおかげで、それをほどこうとしたら、水夫たちの集団だって頭をかかえたに違いない。誰もが疲れていた。酒を飲んだ人間は、使い物にならなくなった。そして、もう朝4時になっていて、家に帰るべき時間だったのだ。

空飛ぶ枕をどうやって片付けるか、みなで作戦を練るうちに1時間が過ぎた。だんだん大学ゼミのようになってきた。そこに、私たちステージクルーチーフジムが登場する。ジムは、私たちはジンボーと呼んでいたのだけれど、お人好しのバイキングの親玉のような人で、どんなときも、何があろうとクルーを擁護した。ギターケースを落っことした私を怒鳴りつけるスティービー・ニックスに、エドマンドソンに怒鳴る権利があるのは俺だけだと、大声で抗議してくれたこともある。そして、ピンクフロイド屋根事件のときも、ジンボーは危機的状況で自分がいつも期待されていることをした。つまり、行動を起こしたのだ。

ジンボーはステージのすみに忍びより、ポケットから折りたたみナイフを取り出して、聖なる屋根地球につなぎとめているロープのひとつを切りはじめた。私たちクルーの3、4人も、同じことにとりかかる。「おい、なにをしてるんだ!」ピンクフロイド側のチーフが叫んだ。「お前らをぶちのめして…」そこまでいってから、かれはジンボーの手にナイフがあること、クルーの数人も同じだと気付いたのだった。2、3分後、私たちはロープを皆断ち切った。

最後の太いロープが切れたとき、大きなため息のような音がした。すぐには何も起きなかった。また少し待ったけれど、何も変わらない。

しかし、キャノピーはついに上昇をはじめた。白くて柔らかい、贅沢な雲のように飛んでいく。そのとき、地平線から太陽が沸きあがり、キャノピーの絹地も、薄く、柔らかな緋色にかがやいた。熊が腹の底から笑うような、ジンボーがいつも通りの笑い声をあげた。私たちも一緒になって大笑いする。ピンクフロイドスタッフも同じだった。私たちはまるで、終業式を迎えた日の、学校子どもたちのようだった。私たちは裸のステージから、大西洋の先へ静かに流れてゆく絹の屋根を見つめていた。何人かは手を振った。

「じゃあ、学校を出たら、何をするつもり?」35年が過ぎて、大学の教師になった私は、自分学生に同じ質問をする。今日学生たちは、あまり隠し事をしようとはしない。そして、ロースクールメディカルスクールジャーナリズムビジネスでの学位中国での研究留学日本英語教師をすれば相当のお金になることなど、いろいろと話してくれる。そういう彼らを、世間は肯定するだろう。

そう、私も学生たちにはとても感心している。だがその一方で、心配もしているのだ。かれらは、決心を急ぎすぎてはいないだろうか。もうすこし落ち着いてみたり、ゆっくりすることも、やってみたらどうだろう。私はそう考えずにはいられない。そして、空に消えた白い絹のキャノピーを私は思い出す。まだ今も目の前にあるかのように、私はそれを見ることができる。私は手をあげて、それを指し示したい。学生たちにも、見てもらいたいのだ。

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