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2022-05-18

平成2年1990年)生まれの私の平成邦楽ベスト50

anond:20220517213328

に触発されて作ってみた全然30曲じゃ足りなかったので50曲になりました。

だいぶジャンルが偏っています

50〜41位

  • 思い出がいっぱい/CoCo

H2Oじゃない方夏休みの朝、ラジオ体操から帰ってきて視聴する「らんま1/2熱闘編」。

大人のかっこよさみたいなものがある。

中学生の時にめっちゃ流行ってた。

亀田誠治が偉大すぎる。

大学下宿始めるときにやたら聴いていた。

失恋したあとに自分を慰めるために聴いていた。

RIP SLYMEメンバー間で色々あったようで空中分解してしまって悲しい。

ゴイステより銀杏派。

唯一無二のシンガーソングライターだと思う。

タワレコ何の気なしに視聴したら好みにドンピシャでハマった。

40〜31

Aメロを家で口ずさんでいたら夫に「こわい」って言われた。

イントロシンセサイザーかっこいい。

エルレのおかげで英語リスニング能力が向上した。

エキセントリック演奏なのにキャッチーから癖になる。

ヘッドフォンで聴いているとハヤシのHey!が右からやってくる。

コーラスワークが綺麗で清涼感がある。

盆踊りに流したい。

色気のあるベースからまり更に色気のあるヴォーカルが乗っかる。

ヤイコaikoの違いがわからなかった父親

PVの影響で手拍子したくなる。

30〜21位

こういうかっこいいアニソンが量産されてほしい。

復活おめでとう!ライブで一度演奏を観てみたい。

FM802ヘビーローテーションになっていたのをよく覚えている。

準新作だと気づかずに7泊8日レンタルして返却時涙目になった。

小出祐介歌詞文学的で好きだ。

横山剣さんは歌声全然変わらないなぁ。

シンセサイザーの響きには近未来感を感じるけど同時に哀愁も漂っていてすごいと思う。

サモエドという単語を覚えた。

大学受験の勉強しているときに聴いて励まされていた。

フルカワミキに憧れてYAMAHAベースを買いました。

2011

高校生の時付き合っていた彼氏に「この曲を歌えるようになってほしい」と言われ「無茶な」と思った。

こんなにストレートロックも珍しい。

今聴いてもサウンドのすべてがおしゃれ。

夏の終わりに聴きたい。

粉雪以外も名曲ぞろいだよ。

秋産まれから余計に惹かれるのかもしれない。

アニメだとこの曲のライブ衣装が可愛かったんだよな。

ポップな曲調に悲しい歌詞を載せるのはピチカートの得意技。

フリクリ」で流れてきた瞬間テンションダダ上がりした。

ピアノロックの融合の理想形。

10〜1位

Salyuも唯一無二の歌声だな。サビのハモり気持ちよすぎる。

ホリエアツシの作るメロディーラインに心底惚れ込んでいる。

甘酸っぱさ満点。

確か、歌詞視点が独特なのをROCKIN' ON JAPAN誌上でツッコまれてた。

2006年のRUSH BALLオープニングアクト一目惚れした。

私のBUMP OF CHICKENはここから

多幸感あふれるメロディーストリングス大サビ歌詞の対比が好き。

五十嵐隆の尖りきった歌詞サウンドにやられた。

来年解散ちゃうんですね……。

FANTASMAは遊び心たっぷりアルバムだと思う。


ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

Apple Music検索しながら作ったので、サブスクに入ってなくて漏れた曲がいくつかあります


下記は、アーティストかぶりなどで泣く泣く除外しました。


もっとアニソンも入れたかったけど、バンドサウンドが好きすぎて、これが精一杯でした。

ベスト作るの楽しかった〜!

2019-03-22

モーニング娘。'19コンサートツアー春 ~BEST WISHES!~3/21(木・祝) 結城

現場久しぶりのヲタクからみたモー娘。'19の感想

オープニングアクト:ビヨーン

「ビヨーンズでーす」のグループ名を言いながらバネみたいに膝曲げる挨拶クソださ!こんなことできるかよ!って12人もいるなら一人ぐらいスタッフ発言しろ

聴いてください「眼鏡男の子」って聞き飽きたわ!研修生つれてこい!

一岡:実際見た方が全然良い。新人女優にいそう。ボブにしたの大正解。優しくされたら好きになりそう。

平井:見た目は,撮影が上手くいった加賀 パフォーマンス加賀みたいで残念。

清野:この子も実際の方が可愛いかも笑顔がエグいけど女は愛嬌ってほんとそれ

あとはわからんみんなかーわいい~

チャレンジアクトでまた出てきてあ~あってなった。「青春コレクション」ってそれは今のモー娘。で見たいんだよボケ単独コンだろ?手ぬいて変なコーナーつくんな。

■以下モー娘。感想(主に見た目)

久村:少し痩せた?けどでかい。けど可愛い不思議少女。安定の綺麗な歌声歌声大好き。正直小田より歌姫だと思、あ、猫きた猫~

『A gonna』の「さあどんな挑戦を受けるか」の「さぁ」のとこで最前カメラに手をすっと差し出してるところマジ王子抱かれた一瞬で抱かれた。やっぱ隠せない高貴な雰囲気最高。

佐藤はウザいだろうけど長年一緒にいたせいで雑に扱えないのおつです。二人の絡みあるとあなたの可愛さも佐藤のおかげで何故か増してるからもっと絡んで!

生田生田先輩おつかれーっす!

髪にAKBみたいな髪飾りをつけてたけどそういう系がバチクソ似合わないと思う。言えばハロメンのクソださ衣装全般が似合わない。

きじゃない洋服着せられて不貞腐れてる子どもみたいな顔してのパフォーマンスおつです。

歌は~以下略

石田:いつも顔が怖くてチラ身が限界。お願いだから早く卒業して。それか辞めた鞘師と変わってくれ。後生から

真ん中立つなら怖い顔を可愛い顔に付け替えて立ってくれ。ダンスダンスダンスするのだ!ってスキルメン()だから顔も替えよ?得意そ~あーゆみーん!

ビジョン見てる時に怖い顔映るのマジトラウマなんで。顔が怖いアイドルとかほんと無理。

歌はますます下手クソ。

佐藤:少し痩せた?モー娘。の中で常に体型キープしてんのほんと偉い。

トンチキな最後挨拶は相変わらずだけどパフォーマンスかっけえええ!

そしてやっぱり一番顔が良い今年もモー娘。の癌として愚痴垢に燃料をまいていくスタイルから今年も佐藤よろしくなみんな!

挨拶中に下向いて欠伸。曲中客席見ながら謎のにやつき。超こえぇ。でも可愛い牧野の足でピアノ弾いたりそれの何が楽しいん?となるが顔が良い。良かった顔が良くて。

本来の心が叫んでる」の「本来」のとこ歌い方が元に戻った?あれいちいちモヤるから良かった。

お願いだから今年も辞めないで!モー娘。ビジュアルを守れ!それはおまえにしかできない!

あと最後挨拶で「わかるよね?なんでわかんないの?」って客に絡むのだけはやめろ。あれつまんない。

小田:笑うたびぎょっとさせられる。真顔で真剣に歌う方が絶対いから笑うな。

ガシガシ踊るな研修生か?メンに顔近づけて絡むとき大概キモい

曲中髪が顔にかかるのが嫌なら最初からずっとポニテにしとけ。それかまたボブにして可愛いからアレ。15冬~16夏あたりまでのビジュアル最高だから髪を伸ばすな!似合わない!

歌割相変わらず下手クソと組まされて便利屋ご苦労様です。「小田時代は来ない」をまた強く実感させられたよ!

世界平和()のためにメンと愚痴からヘイト集めながら頑張って!

野中:アメリカから戻ってたことを最後挨拶で初めて気づいた。

のなえもんとか気持良くないオナ見せるなあの場に居た誰も得してないぞ!!つまんないってことに直ぐ気づけアメリカ帰りだろ?

久村佐藤小田に並んで歌ってる姿に痺れたけどあとは空気

何度渡米してもブスはブス。すんごい太ってんのかなと思ってたけど中途半端な体型は変わらず。

面白みがとにかくない。なんにもない。

牧野空気。曲中太もも佐藤おもちゃにされてたぐらいしか印象が無い。

道重目指す前ににこにこ笑うだけの表現なんとかしろ

早く野球仕事また持ってきて~~!

羽賀:私MCまわすのうまいんです!と顔に書いてあった。でも面白いので極めてほしい。

曲中は空気

加賀:良く見なくてもブス。他のメンが絡んでるのがこの方だった時のがっかり感。

加賀のあれは歌か?

横山:相変わらずすぐ裏切りそうな顔。伸びてもなく衰えてもなく。だれかの腰巾着青春を消費するのかな?

森戸:ちぃちゃん笑ってるといろんなことどうでも良くなる(完)

兼任当初ふらふらだったのがちゃんコンサートこなしてるのやっぱりすごいよね。なにより顔が良い。モー娘。になってくれてありがとう

以上

2017-11-07

けやき坂46(ひらがなけやき)全国ツアー2017 福岡サンパレスホール公演

2017/11/06 福岡サンパレスで開催された、

けやき坂46(ひらがなけやき)全国ツアー2017

感想をつらつらと。

セットリスト

MC

MC

  • 世界には愛しかない
  • 手を繋いで帰ろうか
  • 誰よりも高く跳べ!
  • 太陽は見上げる人を選ばない

アンコール

MC

  • W-KEYAKIZAKAの詩
詳細
  • AM1:27

 佐々木美玲齊藤京子東村芽依・影山優佳

 井口眞緒・加藤史帆佐々木久美・高瀬愛奈

 高瀬愛奈・齊藤京子東村芽依・影山優佳・井口眞緒

 ポエトリーパート

  平手友梨奈→影山優佳、長濱ねる東村芽依今泉佑唯柿崎芽実

  鈴本美愉→潮紗理菜、菅井友香佐々木美玲

総評

セットリストがとても良く、楽しいライブでした。

1stアルバムからも、漢字の曲をやったりと、全ツよりもかなり楽しめました。

「誰よりも高く跳べ!」は本当に盛り上がりますね。良い曲をもらったと思います

あと、名アレンジ目白押しですよね。特に好きな方々はこちら。

編曲野中“まさ”雄一

編曲杉山 勝彦・三谷秀甫・谷地学

かい感想

オープニングアクトカラーガード)

かい失敗はあったような気がしますが、みんながんばってました。

ただ、本日MCの中で今までのオープニングアクトについては触れてましたけど、

カラーガードの話はいっさいなかったような・・・そんなに好きじゃなかった?

ひらがなけやき
僕たちは付き合っている

最初は、明るい「けやき坂46」曲。良い選曲ですよね。

ひらがなけやきを印象付ける、良い始まりです。

AM1:27(漢字欅:カバー)…美玲・京子東村・影山
猫の名前漢字ひらがな混合ユニット)…井口加藤佐々木高瀬

そして、ダンスナンバー

AM1:27は激しかった!みんな踊る踊る。特にみーぱんに目を惹かれました。

猫の名前井口がまわりをちょっとずつ確認しながら踊ってたのにはちょっとウケましたw

久美ちゃんと時折目をあわせてた・・・

ここにない足跡漢字欅:カバー)…高瀬京子東村・影山・井口

1stアルバムからは本当に選曲が良い。

沈黙した恋人

杉山節炸裂の神曲

なっちょ笑顔なっちょのかわいらしい声。ああ、なっちょ

東京タワーはどこから見える?(漢字欅:カバー

これもダンスナンバー。カッコよかったなあ。

永遠白線

ひらがなさわやかナンバー再び。

1列になって、楽しそうに踊る、これがひらがなけやきの良さ。

世界には愛しかない(漢字欅:カバー

前奏が流れた瞬間沸いたよね。会場も沸いた。唯一の表題曲

5つある表題曲の中でも、これを選んでくれて本当によかった。

永遠白線からの、この疾走感、良い流れ。

手を繋いで帰ろうか(漢字欅:カバー

きょんこと高本が1F客席通路ケンカ。まあまあ近くを通った。

さわやか流れで良き。

誰よりも高く跳べ!

で、ここで、今までのエネルギーが爆発!みんな跳ぶ!

サビのフリまで真似しちゃうよね。

太陽は見上げる人を選ばない(全体)

みんなで「オーオー」言う、まさに最後の曲。

久々に、これでライブ終わるんだな、もうちょっと聞きたいなあ、と

思わせた、いいセトリの中の最後の曲。

アンコール>それでも歩いてる

この曲を披露するならアンコール1曲目だろうなあと思ったけど、まさに。

緞帳が上がる中、かき鳴らすアコギの音。いろいろ調べたら、この曲、「長渕」って言われてるけど、まさに笑

歌いだしのきょんこ、カッコいいよ。

みんなにソロパートがあって、良いよね。MCでも高本?が大事にしたいって言ってたけど、ほんとそうだよね。

まだまだ、ひらがなのみんなの声が聞き分けられないんだけど、きょんこ、なっちょだけわかる笑

あと、いいなあと思ってたところが、みーぱんのソロだった。

「拭うことなく嗚咽した日々よ」のところです。

アンコール>W-KEYAKIZAKAの詩

乃木坂の詩より、フリが簡単な気がする。やりやすい。

2013-09-10

ceroLIQUIDROOM Ebisu

2020年東京オリンピックが決定した9月8日早朝。その日、我々日本人否が応でも7年後の日本想像せざるを得なかったわけだが、日本未来を予感させる出来事は同日夜の恵比寿リキッドルームでも起きていた。

今回のライブは、ceroとして久しぶりのワンマンライブだった。タイコクラブに始まりライジングサンに至るまで、全国津々浦々と様々な夏フェスに出演してきた彼らは、一回りも二回りも成長した姿を見せてくれた。ボーカル高城は自ら今回のライブを「文化祭」と形容したが、オープニングアクト表現(Hyogen)や、サポートメンバーの面々と力を合わせて作り上げられたステージには文化祭のごとく熱いエネルギーが集約されていたと言えるだろう。

満員のリキッドルームで観客たちが開演を待ちわびる中、開幕したステージに現れた高城ZAZEN BOYSよろしく「死ぬほど練習をして、マツリスタジオで練習をぶちあげてきたので」と観客から笑いをとる。そして、告知されていなかったオープニングアクトである表現を紹介するとさっと身を引き、表現演奏が始まる。

アコーディオンバイオリン一曲目のみ)、アコースティックギターウッドベースの4人組からなる表現ceroと関わりの深いバンドだ。ギター古川高城高校の頃からの知人であり、その後もcero表現で互いに切磋琢磨してきた仲だ。お互い尊敬しあえるバンドとして成長を遂げた両者が集い、久しぶりの対バンとして出演する彼らを見て高城舞台袖で涙を流していたそうだ。

さて、表現演奏はというと、全員がコーラスを務めているのが特徴的だ。セリフのような歌詞メンバー全員が声を張って歌いあげる様はまるでミュージカルのようであるスキャットハミングを多用し、途中ポエトリーリーディングのようなシーンも挟まれることによって、声の持つ魔力を改めて感じさせられた。もちろん楽器演奏も素晴らしく、アンプラグド楽器アンサンブルによるオーガニックなサウンドは、その名に恥じぬオリジナルな「表現」となっていた。ceroコンテンポラリーエキゾチックロックオーケストラであるのと同様に、彼らもまた名前通りに素晴らしいバンドであった。

ceroを見に来た観客も大満足のオープニングアクトであったが、ceroの開演までは20分ほどの転換があった。幕の裏から聞こえてくる様々な曲の断片は、これから始まる演奏への期待を高めるには十分だった。

いざ幕が上がり、「セロセロセーロ」と叫び続ける入場曲と入れ替わりで始まった一曲目は“水平線のバラード”。ステージには点滅する6本の蛍光灯を背景に、メンバーが立っており、イントロスタジオ版にないトランペットから始まった。しっとりとした雰囲気で始まったステージだが、ノルウェイの森風のイントロから入り軽快なラップが冴える二曲目“ワールドレコード”でフロアテンションは急激に引き上げられる。続く三曲目“マウンテンマウンテン”の4つ打ち部分では後ろの方までほぼ全員が音に身を委ね踊っていた。

盛り上がった後一息つくかのように挟まれたMCで、高城cero表現の辿ってきた道を振り返る。そして「世界で唯一表現の全員とデュオを組んだことがある人」と名乗る荒内を「音楽ビッチ」呼ばわりするなどしてステージが暖かな笑いに包まれたところで次の演奏へ。

つの間にかステージから消えて戻ってきた高城。傘を片手にレインコート羽織った高城が歌うのは“21世紀の日照りの都に雨が降る”だ。続く“エキゾチックペンギンナイト”では「パーパパパー」と全員が高らかに叫びフロアをより一層祝祭的空間へと引き込む。少し落ち着いて始まった“クラウドナイン”も結局はcero特有の「祭」感へと収束していくのだった。

二度目のMCサポートメンバーの紹介から始まる。今までになく多くのサポートメンバーを迎えた今回は、ceroメンバー3人+サポート5人の8人編成だ。トランペットスティール・パンをこなすマルチプレイヤーMC sirafuのみならず、サックスタンバリン担当したあだち麗三郎表現での演奏とは変わってパーカッション古川麦ドラムの光永渉、ベースの厚海義朗という5人のサポートメンバーがそれぞれ紹介される。

ひと通りメンバー紹介が終わると、スタジオ版に比べて遅く重厚な“大洪水時代”のイントロが始まる。この曲から始まったVIDEO TAPE MUSICによるVJは、フェイザーのかけられたノイズギターと相まって、我々を水中へと誘う。そして、ノイズの海の中へと一筋の光が射すかのように響き渡るのは、高城によるフルート音色だ。最後には全員がしゃがみ、背景であったスクリーンが前景化される。水中の映像、そして流水音のSEと水の映像しか受け取ることの出来ない状況はまさに大洪水時代といったところか。そして、海つながりで次に演奏されたのは“船上パーティー”。VJには男女の横顔が交互に映り、高城一人二役セリフを言い合う。スタジオ版でも印象的な「ちょっと待った!」のセリフの後はじれったいほどのタメにより、聴衆をより一層演奏へと引き付ける。そうして引き付けられた我々観客が次に耳にするのは新曲、“我が名はスカラベ”。メルヘンチックな歌詞VJは、初めて聞く我々も十分楽しめるものであり、聴衆はみなceroのニューリリースへの待ち遠しさを煽られたに違いない。

新曲披露後のMCでは、大洪水時代から加わったVIDEO TAPE MUSICの紹介。そして最近高城のハマっている「文化祭」というキーワードに関連してTwitterにおける高校生つぶやきや、ceroメンバーそれぞれの思い出などと話が弾む。

再びメンバー紹介から入った曲は“Contemporary Tokyo Cruise”。本ワンマンライブ表題曲とでもいうべきこの曲ではミラーボールきらめき、最も「祭」感のある曲だったかもしれない。そして音は途切れることなく、思わせぶりな長い間奏から始まったのは“マイ・ロスト・シティ”。2ndアルバム表題曲でもあるこの曲では「ダンスをとめるな」という歌詞、その通り踊り続ける客、ダンスをする人々を映すVJが一体となっていた。

短めのMCを挟んだ後、演奏されたのはまたもや新曲、“yellow mangus”。ムーディーなサックスからまり展開されるのはceroお得意のディスコビート。そしてこれまた長めの間奏からはじまるのは“わたしのすがた”。途中挟まれる8ビートの部分では赤い照明が似合うほど激しい展開で、普段とは違った一面を見せてくれた。

最後の曲の前には今後の活動を仄めかすようなMCを挟み、演奏されたのは“さん!”。観客と共に「いち!に!さん!」と高らかに叫んだ高城は29歳の文化祭最後の盛り上がりを演出した。

しかし、我々の文化祭はまだ終わらない。アンコールを期待する拍手に応えて登場したのは高城橋本。残りのメンバーも続々と登場し、最後最後演奏されたのは“大停電の夜に”。ゆったりとしたメロディーはまるで蛍の光のように、我々を切なくも満たされた気分へと導き、文化祭は幕を閉じた。

実は、最後MCおいてなんとも頼もしい言葉があった。高城は、表現やVIDEO TAPEMUSICのような仲間たちを見ている中で「日本音楽がこれからまたちょっと変わっていくんじゃないかな」という実感を述べた後に、「俺達が変えるぞみたいな気概を感じている」と宣言したのだ。変わりゆく東京風景、そして変わりゆく日本音楽シーン。7年後、東京オリンピック開催を前に我々はこの日をどのように思い出すだろうか。29歳の文化祭には「ここから何かが変わっていきそう」な予感、そして希望に満ちあふれていた。あの晩、もしかしたら我々は時代目撃者となったのかもしれない。

 
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