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2021-08-10

みんなはブコメのケツを熊で伸ばすやつ、まだやってる?

俺はあれが本当に不愉快で、あのムーブしてる人たち、片っ端から非表示にしちゃった。

尊敬してたブクマカもこれやってるの見た途端にかなり幻滅させられて、こんなんで青筋立てた上に、意思表示で取ったアクション冷笑まがいの熊ちゃんですか…って思って非表示にすることにした。

なんか、熊で伸ばしてるブクマ同士でスター送り合う互助会状態にも陥ってた(実際は&現在はどうなんだろう?)との話も目にして、建設云々言うんだったらその方がよっぽど害悪じゃん、ってのはまあ理屈領域で、もっと単純に、生理的不快絶妙意味不明だった。あの人たちの言いたいこと、それ自体はわかるつもりだけど。

例えば、飲食店従業員給仕とかサービスで気に入らないところがあって、会計ときにそれを半笑いで当てこすったりとか、もしくは口角泡飛ばしてブチ切れてるみたいな、「気持ちとしてわかんなくはないけど、うーん、なんだろうな」って感じ。非合理なわけじゃないんだけど気持ち悪いな、っていう。

二度と飯食いたくないじゃん、そういう人と。もしかしてこれ全然違う話かもだけど。

結局、理由あんまり言葉にならないのかも。冷笑してコケにしてるのは俺も一緒だしね…。

それで、片っ端から非表示に入れたら、当たり前だけど誰もそれやってる人が見えなくなってコメント欄がすごく快適。建設APIの是非はわかんないけど、非表示機能マジで神。ありがとう

トップコメからは確かに短文が消えたし、大喜利も消えた。悲しいと言えば嘘になる。ないならないで全然いい。ありがとう

あと、俺が以前からお気に入りさせていただいてたブクマカは、消滅した人もいたかもだけど、けっこうみんな無事。みんなえれー。できれば今のままでいてね。もちろん各々の自由だけど…

からは不可視になったけど、熊の人たちはまだ熊つけてブコメ伸ばしてるのかな? 建設APIとやらが改修されたとは耳に入ってこないから、まだ熊つけてやってるんだろうな。

っていうかやってなかったら嘘だろう。目的が達せられてないわけだから。一度熊ちゃんつけたからには、当初の主張がかたちになるまで熊ちゃんつけ続けないと。

こうやって人の以前の言動を持ち出していま現在の動き方を縛ってやろうってゲロ吐くほど邪悪な考えだと思うけど、そもそもが「何をそんなに怒ってんの?」って感じだったから、罪悪感もないんだよな。

から、いまもたぶん熊つけて伸ばしてるんだと思う。長いブコメつけられなくて大変だな…。ダジャレ大喜利専門だから別にいいのか。

勝手希望を言わせてもらうと、今も熊ちゃんつけてる人に熊つきでブコメして欲しい。非表示から漏れてる人がいたら助かるし、お互いハッピーだと思う。こういうの、もしも発信力の書き手発言した場合弾圧とまではいかないまでも他の人の書きぶりに影響したりするのかもしれないけど、俺はただのキモ増田から

2021-07-07

anond:20210707083056

ソムリエとはアルコール飲料を取り扱う飲食サービス従事者のことです。取り扱う対象内包した言葉なんです。

日本大百科全書(ニッポニカ)「ソムリエ」の解説』によれば

専任ソムリエ給仕長を兼ねるメートル・ドテル・ソムリエ、自らレストラン経営するレストラテールソムリエ、酒庫を担当するカビスト・ソムリエに大別される。

業務は、仕入れ、保管熟成ワインリスト作成からサービスまでと幅広く、専門知識技術利き酒能力接客術が求められる。

とあるので「アルコール飲料を取り扱う飲食サービス従業者」という定義は間違い。

>>

不動産鑑定士とか臨床検査技師とか毒劇物取扱責任者とかと同じです。

<<

不動産鑑定士臨床検査技師・毒劇物取扱責任者はすべて国家資格であるのに対し、ソムリエ民間資格に過ぎないので「同じ」ではない。

>>

から野菜ソムリエとか温泉ソムリエとか意味不明なんです。

<<

野菜ソムリエ温泉ソムリエソムリエと同様に民間資格である

>>

美術品の鑑定をする人を美術不動産鑑定士とか動物を取り扱う人を動物劇物取扱責任者とか放射線を扱う人を放射線臨床検査技師とか呼びますか?

意味不明でしょ?野菜ソムリエとか温泉ソムリエとか言ってるのはそれと同じなんです。

<<

美術品は動産であるし、動物は毒劇物には含まれない。

放射線臨床検査技師はありそうでなさそうだが、いずれにせよ「意味不明であるということの例示として不適切であることに変わりはない。

>>

おとなしく一般名詞を使ってください。野菜アドバイザーとか温泉分析師とかでいいでしょ?

<<

じゃあソムリエワインアドバイザーでいいよね。

なんで「ソムリエ」だけが別格扱いになるのか全くわからない

この漫画駄目だな、と思う時

王が食事の毒に気付いて自分で吐く→勘の鋭い臣下が食べた別の臣下の腹を殴る

→周り「なにをっ!?

なにを、じゃないだろ…

有能な臣下って設定なら王様が吐いたら毒を即疑えよ

ノータイム医者給仕料理人を押さえる指示だすくらいの描写は欲しい

こういうので冷める

2021-06-12

anond:20210612160053

たぶん気のせいではない。接客なにそれ?な媚びらない店の方がラーメンに限らず美味い傾向が強い

シェフサイコパスが多い職業に上げられてるんだけど個人的には納得感しかない

最高経営責任者 (CEO)

弁護士

メディア関係者 (テレビラジオ)

セールスマン

外科医

ジャーナリスト

警察官

聖職者

シェフ

公務員

 

けど不味くなきゃ接客のいい店はまた行こうと思えるけど

よっぽど美味くなきゃ接客最悪orチンパン給仕してる店は行かないな

 

ワイの中でよっぽど美味しいカテゴライズされて再訪問したのは、上大崎とんかつ天津 (閉店)

ここは上手くて安かったけど、客に対する注文の張り紙から食べ方からそれはそれはヤバかった

 

現在住んでる地域スープカレー屋(閉店済)

ここは名店に名乗りをあげている店じゃなくて店名書いたら地域特定されるので避けるけど

無言でバンバン置いていくし冷蔵庫もものすごい音を立てて閉める

笑顔ゼロで常に無言なのにお気に入り常連さんとだけはニッコニコで客無視で談笑する

でもマジで真面目に薬膳スパイスについて学んでいて美味しかったし体に優しかった

 

食べログ上位の観光客御用達ラーメン屋(現在も元気に営業中)

訴えられたら嫌なので店名は書かないが1杯出すのに平均15〜20分掛かる

無言でバンバン置いていくし笑顔ゼロだし食べ方も注文つける

けど安くてうまいので時間ができた時に行ってたけど

常連でも無さそうな客と他の客の悪口を言っているのを見てからさすがに行ってない

2021-05-31

鉄板の周りにガードする紙の増田須磨のみカルスドーガに吏和マノン派って(回文

ノンアルコールビールビールってことになってる

隠語での注文の仕方が常連さんの集うお店で流行ってるみたいです。

おはようございます

緊急事態宣言が延び延びでもうどうしようもないこのろくでもない世の中。

家のみでの発散さ加減は

いくらテイクアウトがウーバーだと言っても

お店で頼んで飲み食いするのは

やっぱり迫力や臨場感などのライブ感が違うわよね。

まあウーバーとかで頼んだことないけど。

いったい私はいつになったらああいった通常営業焼き鳥屋さんとか町中華

ビールを決めることが出来るのかしら?って思うのよね。

やっぱりライブ感というかそこでしか文字通り味わえないなにかがあるのよ!

お店に入ってどこ座るかってとことか

注文オーダーしたりそれが出てくるまでの提供時間ちょっとビール飲んだりとか

そしてやってくる町中華餃子

全てがライブなのよね。

やっぱり人はこういったライブ感を求めているとしかいいようがないのよね。

ただいいお店のリゾット

樽のような大きなチーズの中で熱いご飯を入れて、

とろけさせて器に盛ってくれるあの美味しいチーズリゾットは恥ずかしいか厨房で作って持ってきてよ!って思うわ。

あのパフォーマンスもいいんだけど、

ぱぱっとやってくれるならいいんだけど、

時間チーズがとろけさせる時間が長いので

耐えられないわ!あのライブ感の時間は。

なんか他にもテーブル給仕さんがそこで完成させる系のフードってちょっと面食らいそうなので、

テーブルで仕上げます!って注意書きをメニューに欲しいぐらいよ。

あの鉄板で熱々のハンバーグとかステーキだとか

目の前でソースをかけてじゅうじゅう感マックスでお送りするじゃない、

あれ紙エプロン的なのものしかり、

鉄板の周りに立てる紙の筒ガードもあるけれど、

やっぱりどうしてもソースやらが跳ねちゃうので

今思ったんだけど

テーブルで完成させる系のは

もう予め厨房でかけてきてよ!とも思うし、

あれはあれで厨房でやったら

厨房がドロドロになる懸念もあるわよね。

あの筒紙ガードの防御に上にフタが出来るようにもう一枚紙をもらえたら、

あれはあれで私は完全防御ができていっかなーって思うのよ。

どうしても天井からじゅーじゅーが漏れてくるじゃない。

から最終あの鉄板の周りの筒の紙ガードの上に紙を乗せたいわ。

今度はA4用紙でも持参しようかしら?

持ち込み禁止のお店じゃなかったらいいんだけどね!

でもいつそう行ったお店に行くかって結構不意だったりするから

いつもA4用紙を持ち歩いているのも変よね。

からハンバーグ屋さんとか

そう言うライブ感ある鉄板のお店に行こうよ!って言ってイマイチ嫌な顔をされたら原因はそれに尽きるから

ジェントルマンとしては

あなたジェントルマンに仕立て仕上げる最後はA4ってワケなのよ。

おわかり?

これ勝手マナー講師とか広めて欲しいわーって思うし、

シュウクリームは初めて発明されたとき未知の食べ物でまだそれに対するマナーもなかった頃、

ストローで中身だけを吸うのがただしい食べ方です!って間違ったマナーを開発して欲しかったわ。

あいう苦戦しそうな食べ物マナーの良く分からないもの結構辛みがあふれる

ライブ感どころではないわよね。

そう思ったし、

ライブ感とマナー感は相反するものだと

今日理解できたわ!

うふふ。


今日朝ご飯

シャキシャキレタスサンドしました。

こないだサウナ入って2キロ体重減ってたか

これ全部水分出るのスゴい!ってただそれだけなんだけど

そんなに汗出る?って思ったりしない?

そう考えながら食べるレタスサンドは美味しいわ。

デトックスウォーター

そろそろ麦茶の量産体制にめどが立ったので

歯止めのかからないうちにうんと生産しておかなくてはって思う季節、

うちも麦茶始めようかなーって

昨日仕込んでおいた水出し麦茶ウォーラーしました。

夏が来れば思い出す遙かな尾瀬遠い空!ってこのことね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-05-30

未亡人転生[0002]~ギルド

anond:20210529175725

ギルドに着きました。

元々そんなに人が居ないのか、時間帯のせいなのか、すいていたので、受け付けカウンターのようなところへ行く。

受け付けの女の子ちょっと顔を引きつらせながら、

「お、お貴族様……じゃないですよね?」

そうじゃない旨、身なりについてはあまり触れてほしくない旨等を説明すると快く話を聞いてくださった。

果物屋の親切な人に聞いたらここでお仕事斡旋してもらえるということでしたので」

「まあ、そうですね。なんでもかんでもあるってわけじゃないですが。それで不躾ですが、御職業のほどは?」

 職業? ちょっと悩んで、

主婦でした」

主婦……?」

「ええ、家事全般ならなんでもこなます料理もそんなに凝ったものでなければ」

「あー、じゃあ駆け出しってことですね」

「かけだし?」

「まだ冒険者として職業に就いてない方をそう呼んでます

あんまり冒険とかする気はないんですが」

「そうなんです? ちなみにどんなお仕事希望されてます?」

「家政婦……メイドさんとか、そっち系ですかね。お掃除とか。それかレストランでのウェイト……給仕とか……」

「なるほど、こちらでは希望に添えませんね」

「そうなんですか?」

 ギルドの子の話では、家政婦のような人を雇うのは貴族か余程の大商人しかない。

 貴族に雇われるのは下級貴族とかの人で一応貴族社会にゆかりのある人に限られているそうだ。

 最下級の貴族さんは人を雇う余裕もないか、あったとしても同じ最下級の貴族さんとかを雇うとか。

 大商人的な人達が雇うのは、コネのある人が多いらしい。商会で働く人の家族とか親戚とか、精々その人に紹介された親しい人で枠が埋まる。

 レストランもそんなに大規模なものこの街にはなく、家族経営食堂とか一人でやってる半セルフサービスの店しかない。

「困りましたね。ここに来れば何とかなると思ったんですけど……。お恥ずかしながら一文無しなんですよ」

 そう正直に打ち明けると、ギルドの子は少し考えて、

「一応そういった駆け出しの方への救済措置として、1週間の宿泊施設と、お食事代は御貸しする決まりにはなってます。あとは簡単お仕事あっせんと」

「そうなんですか。ではお願いしたいんですけれど」

「といっても……。最近利用者が居なくて、お部屋のほうが凄く汚いですし……。簡単お仕事といっても……その女性活躍してる方は多いですが……その……なんというか」

 言いにくそうにしているが、ここは押し切りましょう。

 なんとなく勢いでなんとかなるのが異世界という認識なので。

「これでもそれなりには体力あるんですよ。なのでぜひ宜しくお願いします。お部屋も掃除道具を貸してもらったら自分掃除しますので」

「……そうですか……じゃあ一応見てみます?」

 というわけで、ギルド宿泊施設に案内されることになりました。

2021-05-16

大企業インターンに行ったらメンタルバキバキに折られた話

工学部修士課程の1年生は、夏に長期のインターンに参加するものらしい。

と周りの学生が言ってたので私もインターンに行くことにした。


世界シェア2位とかの大企業にいくつか出して、最初合格電話をくれたところに決めた。

1割も女子がいないのに3人採るなら1人は女子とか言いたがる感じなので、どこも倍率は死ぬほど低い。


30人のインターン生のうち10人が女子学生だった。

私を筆頭に機電系の女はブスで、化学系の女は可愛かった。集合写真見たら誰が化学系かわかるくらい如実に顔面格差があった。

顔で選べるほど女がいない機電系顔採用したい企業限界を見た。

20人の男子学生の全員が180cm以上で、169cmの先輩が学校推薦だったのにその企業に落ちたと言っていたのを思い出した。

かに社員デカい男ばっかりだった。


業務はこれといって目新しいこともなく、実験して解析して発表、みたいな研究室と変わらない感じだった。授業が無い代わりに時々会議がある。オフィスも広い研究室みたいだった。

社食学食より3割高く、学食ぐらい不味かった。

社員寮は洗濯機キッチン共用の監獄みたいな施設で、多分4畳半とかしかなかった。東向きの大きな窓に3級遮光のカーテン休日からと遅く起きることさえ許されない眩しさである。数週間でも辛いのに、ここに何年も住んでる人の気が知れない。


社員はとっても親切だった。

当然である学生お客様なんだから。いい評判を学校に持って帰って貰わねばならない。

私を押しつけられた部署の皆さんは、私が来たことで明らかに業務滞っているようだった。ざまあ。

食事もいっぱい奢ってもらった。私が可愛いからではない。技術インターンとはそういうものだ。


インターン生同士も仲が良い、というポーズを過剰に取る傾向にあった。

なぜなら評価基準になるからだ。

大人数の飲み会や遊びを企画した人間には加点が入り、誘われなかった人間は減点される。

まり気持ち悪さにドン引きしながら私も予定を埋めた。


社員からセクハラ、みたいなのもまあ当然のように存在していた。セクハラは良くないと意識して改善に努めた上で、無意識でそれセクハラやぞってことを平気でやっちゃう別に研究室でもそういう感じなので、この業界は当分はこの男子校のノリのような下品さと旧態依然とした男社会を維持し続けるんだろうなと思う。

ただ、親のコネインターンに来た学部3年の女子学生だけはそういうのにドン引きしてた。

すり減ってる彼女を見て可哀想になった。あー、私も研究室に配属されたばっかのときは摩耗してたな、って思いながら、彼女愚痴に頷き続けた。


非正規雇用差別みたいなの酷かった。

派遣契約社員の人は一段下に見られるし、工場作業員や社内の清掃員に関しては挨拶さえ返してもらえない。

非正規雇用には「正社員挨拶すること」を義務付けておき、正社員は一切その挨拶無視する。ヤバすぎる。

私はピュアガールなので社員に「なんで今無視したんですか?」って聞いたけど、社員が「なんでだろう…考えたこともなかった。」って言ったのでドン引きした。

インターン仲間にそれ愚痴ったけど誰にも共感してもらえなくて泣いた。


そういうことする人達なんだって目で社員を見始めた途端、彼らが飲食店店員などを人間扱いしてないことに気付いた。

総合職の同僚女性や私のことは人間扱いしてくれるけど、なんていうか契約社員やお給仕のお姉さんとかは女扱いっていうかメス扱いっていうか、とにかく人権のある存在じゃなくてそういう生き物としてしか見てない。

から彼女らに聞こえる場所容姿ジャッジの話ができる。

それを私には一切してこないってその線引きもキモかった。


嫌なことはされなかった。

気持ち悪いことはたくさんあった。

辛いことはなかった。

でも毎日電車飛び込みたい気持ちで出社していた。


何がそんなに嫌だったのかわからないが、とにかくそインターンを機に私の精神バキバキにへし折られた。

製造業全般への忌避感が半端なくて学校に行けなくなり結構長い間ベッドの上で天井を見るだけの生活をしてた。

今はまあ立って外を歩くに支障はないくらいになりはしたので就活してるけど、メーカー採用ページを見るだけで吐き気がする。


しかし吐きそうなテンション面接を受けても通るのが理系である

それぐらい製造業技術職は女子学生に飢えている。

逆に他の業種も受けたけど、死ぬ寸前みたいなヤバメンタル人間を雇ってくれる企業って全然ない。

結局製造業技術職やるしかなさそうで、本当に無理だけど、福利厚生だけは良いので鬱になってもちゃんと手当がでるのだけが希望だなと思う。

2021-04-10

anond:20210409234446

屋外なら3密の1密が欠けるからマシなのでは?

密接にもならなそうな気がする

俺だったら

アルコールバーベキュー食品も全部嫌いだから給仕+アッシー奴隷になる覚悟の上で

人間関係ひろめるにはまだこれがマシだわなって割り切っていくとおもう

2021-03-22

赤い部屋

異常な興奮を求めて集った、七人のしかつめらしい男が(私もその中の一人だった)態々わざわざ其為そのためにしつらえた「赤い部屋」の、緋色ひいろの天鵞絨びろうどで張った深い肘掛椅子に凭もたれ込んで、今晩の話手が何事か怪異物語を話し出すのを、今か今かと待構まちかまえていた。

 七人の真中には、これも緋色の天鵞絨で覆おおわれた一つの大きな円卓子まるテーブルの上に、古風な彫刻のある燭台しょくだいにさされた、三挺さんちょうの太い蝋燭ろうそくがユラユラと幽かすかに揺れながら燃えていた。

 部屋の四周には、窓や入口のドアさえ残さないで、天井から床まで、真紅まっかな重々しい垂絹たれぎぬが豊かな襞ひだを作って懸けられていた。ロマンチック蝋燭の光が、その静脈から流れ出したばかりの血の様にも、ドス黒い色をした垂絹の表に、我々七人の異様に大きな影法師かげぼうしを投げていた。そして、その影法師は、蝋燭の焔につれて、幾つかの巨大な昆虫でもあるかの様に、垂絹の襞の曲線の上を、伸びたり縮んだりしながら這い歩いていた。

 いつもながらその部屋は、私を、丁度とほうもなく大きな生物心臓の中に坐ってでもいる様な気持にした。私にはその心臓が、大きさに相応したのろさを以もって、ドキンドキンと脈うつ音さえ感じられる様に思えた。

 誰も物を云わなかった。私は蝋燭をすかして、向側に腰掛け人達の赤黒く見える影の多い顔を、何ということなしに見つめていた。それらの顔は、不思議にも、お能の面の様に無表情に微動さえしないかと思われた。

 やがて、今晩の話手と定められた新入会員のT氏は、腰掛けたままで、じっと蝋燭の火を見つめながら、次の様に話し始めた。私は、陰影の加減で骸骨の様に見える彼の顎が、物を云う度にガクガクと物淋しく合わさる様子を、奇怪なからくり仕掛けの生人形でも見る様な気持で眺めていた。

 私は、自分では確かに正気の積りでいますし、人も亦またその様に取扱って呉くれていますけれど、真実まったく正気なのかどうか分りません。狂人かも知れません。それ程でないとしても、何かの精神病者という様なものかも知れません。兎とに角かく、私という人間は、不思議な程この世の中がつまらないのです。生きているという事が、もうもう退屈で退屈で仕様がないのです。

 初めの間うちは、でも、人並みに色々の道楽に耽ふけった時代もありましたけれど、それが何一つ私の生れつきの退屈を慰なぐさめては呉れないで、却かえって、もうこれで世の中の面白いことというものはお仕舞なのか、なあんだつまらないという失望ばかりが残るのでした。で、段々、私は何かをやるのが臆劫おっくうになって来ました。例えば、これこれの遊びは面白い、きっとお前を有頂天にして呉れるだろうという様な話を聞かされますと、おお、そんなものがあったのか、では早速やって見ようと乗気になる代りに、まず頭の中でその面白さを色々と想像して見るのです。そして、さんざん想像を廻めぐらした結果は、いつも「なあに大したことはない」とみくびって了しまうのです。

 そんな風で、一時私は文字通り何もしないで、ただ飯を食ったり、起きたり、寝たりするばかりの日を暮していました。そして、頭の中丈だけで色々な空想を廻らしては、これもつまらない、あれも退屈だと、片端かたはしからけなしつけながら、死ぬよりも辛い、それでいて人目には此上このうえもなく安易生活を送っていました。

 これが、私がその日その日のパンに追われる様な境遇だったら、まだよかったのでしょう。仮令たとえ強いられた労働しろ兎に角何かすることがあれば幸福です。それとも又、私が飛切りの大金持ででもあったら、もっとよかったかも知れません。私はきっと、その大金の力で、歴史上の暴君達がやった様なすばらしい贅沢ぜいたくや、血腥ちなまぐさい遊戯や、その他様々の楽しみに耽ふけることが出来たでありましょうが、勿論それもかなわぬ願いだとしますと、私はもう、あのお伽噺とぎばなしにある物臭太郎の様に、一層死んで了った方がましな程、淋しくものういその日その日を、ただじっとして暮す他はないのでした。

 こんな風に申上げますと、皆さんはきっと「そうだろう、そうだろう、併し世の中の事柄に退屈し切っている点では我々だって決してお前にひけを取りはしないのだ。だからこんなクラブを作って何とかして異常な興奮を求めようとしているのではないか。お前もよくよく退屈なればこそ、今、我々の仲間へ入って来たのであろう。それはもう、お前の退屈していることは、今更ら聞かなくてもよく分っているのだ」とおっしゃるに相違ありません。ほんとうにそうです。私は何もくどくどと退屈の説明をする必要はないのでした。そして、あなた方が、そんな風に退屈がどんなものだかをよく知っていらっしゃると思えばこそ、私は今夜この席に列して、私の変てこな身の上話をお話しようと決心したのでした。

 私はこの階下のレストランへはしょっちゅう出入でいりしていまして、自然ここにいらっしゃる御主人とも御心安く、大分以前からこの「赤い部屋」の会のことを聞知っていたばかりでなく、一再いっさいならず入会することを勧められてさえいました。それにも拘かかわらず、そんな話には一も二もなく飛びつき相そうな退屈屋の私が、今日まで入会しなかったのは、私が、失礼な申分かも知れませんけれど、皆さんなどとは比べものにならぬ程退屈し切っていたからです。退屈し過ぎていたからです。

 犯罪探偵遊戯ですか、降霊術こうれいじゅつ其他そのたの心霊上の様々の実験ですか、Obscene Picture の活動写真や実演やその他のセンジュアル遊戯ですか、刑務所や、瘋癲病院や、解剖学教室などの参観ですか、まだそういうものに幾らかでも興味を持ち得うるあなた方は幸福です。私は、皆さんが死刑執行のすき見を企てていられると聞いた時でさえ、少しも驚きはしませんでした。といいますのは、私は御主からそのお話のあった頃には、もうそういうありふれた刺戟しげきには飽き飽きしていたばかりでなく、ある世にもすばらしい遊戯、といっては少し空恐しい気がしますけれど、私にとっては遊戯といってもよい一つの事柄発見して、その楽しみに夢中になっていたからです。

 その遊戯というのは、突然申上げますと、皆さんはびっくりなさるかも知れませんが……、人殺しなんです。ほんとうの殺人なんです。しかも、私はその遊戯発見してから今日までに百人に近い男や女や子供の命を、ただ退屈をまぎらす目的の為ばかりに、奪って来たのです。あなた方は、では、私が今その恐ろしい罪悪を悔悟かいごして、懺悔ざんげ話をしようとしているかと早合点なさるかも知れませんが、ところが、決してそうではないのです。私は少しも悔悟なぞしてはいません。犯した罪を恐れてもいません。それどころか、ああ何ということでしょう。私は近頃になってその人殺しという血腥い刺戟にすら、もう飽きあきして了ったのです。そして、今度は他人ではなくて自分自身を殺す様な事柄に、あの阿片アヘン喫煙に耽り始めたのです。流石さすがにこれ丈けは、そんな私にも命は惜しかったと見えまして、我慢我慢をして来たのですけれど、人殺しさえあきはてては、もう自殺でも目論もくろむ外には、刺戟の求め様がないではありませんか。私はやがて程なく、阿片の毒の為に命をとられて了うでしょう。そう思いますと、せめて筋路の通った話の出来る間に、私は誰れかに私のやって来た事を打開けて置き度いのです。それには、この「赤い部屋」の方々が一番ふさわしくはないでしょうか。

 そういう訳で、私は実は皆さんのお仲間入りがし度い為ではなくて、ただ私のこの変な身の上話を聞いて貰い度いばかりに、会員の一人に加えて頂いたのです。そして、幸いにも新入会の者は必ず最初の晩に、何か会の主旨に副そう様なお話をしなければならぬ定きめになっていましたのでこうして今晩その私の望みを果す機会をとらえることが出来た次第なのです。

 それは今からざっと三年計ばかり以前のことでした。その頃は今も申上げました様に、あらゆる刺戟に飽きはてて何の生甲斐もなく、丁度一匹の退屈という名前を持った動物ででもある様に、ノラリクラリと日を暮していたのですが、その年の春、といってもまだ寒い時分でしたから多分二月の終りか三月の始め頃だったのでしょう、ある夜、私は一つの妙な出来事にぶつかったのです。私が百人もの命をとる様になったのは、実にその晩の出来事動機を為なしたのでした。

 どこかで夜更しをした私は、もう一時頃でしたろうか。少し酔っぱらっていたと思います寒い夜なのにブラブラと俥くるまにも乗らないで家路を辿っていました。もう一つ横町を曲ると一町ばかりで私の家だという、その横町何気なくヒョイと曲りますと、出会であいがしらに一人の男が、何か狼狽している様子で慌ててこちらへやって来るのにバッタリぶつかりました。私も驚きましたが男は一層驚いたと見えて暫く黙って衝つっ立っていましたが、おぼろげな街燈の光で私の姿を認めるといきなり「この辺に医者はないか」と尋ねるではありませんか。よく訊きいて見ますと、その男自動車運転手で、今そこで一人の老人を(こんな夜中に一人でうろついていた所を見ると多分浮浪の徒だったのでしょう)轢倒ひきたおして大怪我をさせたというのです。なる程見れば、すぐ二三間向うに一台の自動車が停っていて、その側そばに人らしいものが倒れてウーウーと幽かすかにうめいています交番といっても大分遠方ですし、それに負傷者の苦しみがひどいので、運転手は何はさて置き先ず医者を探そうとしたのに相違ありません。

 私はその辺の地理は、自宅の近所のことですから医院所在などもよく弁わきまえていましたので早速こう教えてやりました。

「ここを左の方へ二町ばかり行くと左側に赤い軒燈の点ついた家がある。M医院というのだ。そこへ行って叩き起したらいいだろう」

 すると運転手はすぐ様助手に手伝わせて、負傷者をそのM医院の方へ運んで行きました。私は彼等の後ろ姿が闇の中に消えるまで、それを見送っていましたが、こんなことに係合っていてもつまらないと思いましたので、やがて家に帰って、――私は独り者なんです。――婆ばあやの敷しいて呉れた床とこへ這入はいって、酔っていたからでしょう、いつになくすぐに眠入ねいって了いました。

 実際何でもない事です。若もし私がその儘ままその事件を忘れて了いさえしたら、それっ限きりの話だったのです。ところが、翌日眼を醒さました時、私は前夜の一寸ちょっとした出来事をまだ覚えていました。そしてあの怪我人は助かったかしらなどと、要もないことまで考え始めたものです。すると、私はふと変なことに気がつきました。

「ヤ、俺は大変な間違いをして了ったぞ」

 私はびっくりしました。いくら酒に酔っていたとは云いえ、決して正気を失っていた訳ではないのに、私としたことが、何と思ってあの怪我人をM医院などへ担ぎ込ませたのでしょう。

「ここを左の方へ二町ばかり行くと左側に赤い軒燈の点いた家がある……」

 というその時の言葉もすっかり覚えています。なぜその代りに、

「ここを右の方へ一町ばかり行くとK病院という外科専門の医者がある」

 と云わなかったのでしょう。私の教えたMというのは評判の藪やぶ医者で、しか外科の方は出来るかどうかさえ疑わしかった程なのです。ところがMとは反対の方角でMよりはもっと近い所に、立派に設備の整ったKという外科病院があるではありませんか。無論私はそれをよく知っていた筈はずなのです。知っていたのに何故間違ったことを教えたか。その時の不思議心理状態は、今になってもまだよく分りませんが、恐らく胴忘どうわすれとでも云うのでしょうか。

 私は少し気懸りになって来たものですから、婆やにそれとなく近所の噂などを探らせて見ますと、どうやら怪我人はM医院の診察室で死んだ鹽梅あんばいなのです。どこの医者でもそんな怪我人なんか担ぎ込まれるのは厭いやがるものです。まして夜半の一時というのですから、無理もありませんがM医院はいくら戸を叩いても、何のかんのと云って却々なかなか開けて呉れなかったらしいのです。さんざん暇ひまどらせた挙句やっと怪我人を担ぎ込んだ時分には、もう余程手遅れになっていたに相違ありません。でも、その時若しM医院の主が「私は専門医でないから、近所のK病院の方へつれて行け」とでも、指図をしたなら、或あるいは怪我人は助っていたのかも知れませんが、何という無茶なことでしょう。彼は自からその難しい患者を処理しようとしたらしいのです。そしてしくじったのです、何んでも噂によりますとM氏はうろたえて了って、不当に長い間怪我人をいじくりまわしていたとかいうことです。

 私はそれを聞いて、何だかこう変な気持になって了いました。

 この場合可哀相な老人を殺したものは果して何人なんぴとでしょうか。自動車運転手とM医師ともに、夫々それぞれ責任のあることは云うまでもありません。そしてそこに法律上処罰があるとすれば、それは恐らく運転手の過失に対して行われるのでしょうが事実上最も重大な責任者はこの私だったのではありますいか。若しその際私がM医院でなくてK病院を教えてやったとすれば、少しのへまもなく怪我人は助かったのかも知れないのです。運転手は単に怪我をさせたばかりです。殺した訳ではないのです。M医師は医術上の技倆が劣っていた為にしくじったのですから、これもあながちとがめる所はありません。よし又彼に責を負うべき点があったとしても、その元はと云えば私が不適当なM医院を教えたのが悪いのです。つまり、その時の私の指図次第によって、老人を生かすことも殺すことも出来た訳なのです。それは怪我をさせたのは如何にも運転手でしょう。けれど殺したのはこの私だったのではありますいか

 これは私の指図が全く偶然の過失だったと考えた場合ですが、若しそれが過失ではなくて、その老人を殺してやろうという私の故意から出たものだったとしたら、一体どういうことになるのでしょう。いうまでもありません。私は事実上殺人罪を犯したものではありませんか。併しか法律は仮令運転手を罰することはあっても、事実上殺人である私というものに対しては、恐らく疑いをかけさえしないでしょう。なぜといって、私と死んだ老人とはまるきり関係のない事がよく分っているのですから。そして仮令疑いをかけられたとしても、私はただ外科医院のあることなど忘れていたと答えさえすればよいではありませんか。それは全然心の中の問題なのです。

 皆さん。皆さんは嘗かつてこういう殺人法について考えられたことがおありでしょうか。私はこの自動車事件で始めてそこへ気がついたのですが、考えて見ますと、この世の中は何という険難至極けんのんしごくな場所なのでしょう。いつ私の様な男が、何の理由もなく故意に間違った医者を教えたりして、そうでなければ取止めることが出来た命を、不当に失って了う様な目に合うか分ったものではないのです。

 これはその後私が実際やって見て成功したことなのですが、田舎のお婆さんが電車線路を横切ろうと、まさに線路に片足をかけた時に、無論そこには電車ばかりでなく自動車自転車や馬車や人力車などが織る様に行違っているのですから、そのお婆さんの頭は十分混乱しているに相違ありません。その片足をかけた刹那に、急行電車か何かが疾風しっぷうの様にやって来てお婆さんから二三間の所まで迫ったと仮定します。その際、お婆さんがそれに気附かないでそのまま線路を横切って了えば何のことはないのですが、誰かが大きな声で「お婆さん危いッ」と怒鳴りでもしようものなら、忽たちまち慌てて了って、そのままつき切ろうか、一度後へ引返そうかと、暫しばらくまごつくに相違ありません。そして、若しその電車が、余り間近い為に急停車も出来なかったとしますと、「お婆さん危いッ」というたった一言が、そのお婆さんに大怪我をさせ、悪くすれば命までも取って了わないとは限りません。先きも申上げました通り、私はある時この方法で一人の田舎者をまんまと殺して了ったことがありますよ。

(T氏はここで一寸言葉を切って、気味悪く笑った)

 この場合危いッ」と声をかけた私は明かに殺人者です。併し誰が私の殺意を疑いましょう。何の恨うらみもない見ず知らずの人間を、ただ殺人の興味の為ばかりに、殺そうとしている男があろうなどと想像する人がありましょうか。それに「危いッ」という注意の言葉は、どんな風に解釈して見たって、好意から出たものしか考えられないのです。表面上では、死者から感謝されこそすれ決して恨まれ理由がないのです。皆さん、何と安全至極な殺人法ではありませんか。

 世の中の人は、悪事は必ず法律に触れ相当の処罰を受けるものだと信じて、愚にも安心し切っています。誰にしたって法律人殺しを見逃そうなどとは想像もしないのです。ところがどうでしょう。今申上げました二つの実例から類推出来る様な少しも法律に触れる気遣いのない殺人法が考えて見ればいくらもあるではありませんか。私はこの事に気附いた時、世の中というものの恐ろしさに戦慄するよりも、そういう罪悪の余地を残して置いて呉れた造物主の余裕を此上もなく愉快に思いました。ほんとうに私はこの発見に狂喜しました。何とすばらしいではありませんか。この方法によりさえすれば、大正の聖代せいだいにこの私丈けは、謂わば斬捨て御免ごめんも同様なのです。

 そこで私はこの種の人殺しによって、あの死に相な退屈をまぎらすことを思いつきました。絶対法律に触れない人殺し、どんなシャーロック・ホームズだって見破ることの出来ない人殺し、ああ何という申分のない眠け醒しでしょう。以来私は三年の間というもの、人を殺す楽しみに耽って、いつの間にかさしもの退屈をすっかり忘れはてていました。皆さん笑ってはいけません。私は戦国時代の豪傑の様に、あの百人斬りを、無論文字通り斬る訳ではありませんけれど、百人の命をとるまでは決して中途でこの殺人を止めないことを、私自身に誓ったのです。

 今から三月ばかり前です、私は丁度九十九人だけ済ませました。そして、あと一人になった時先にも申上げました通り私はその人殺しにも、もう飽きあきしてしまったのですが、それは兎も角、ではその九十九人をどんな風にして殺したか。勿論九十九人のどの人にも少しだって恨みがあった訳ではなく、ただ人知れぬ方法とその結果に興味を持ってやった仕事ですから、私は一度も同じやり方を繰返す様なことはしませんでした。一人殺したあとでは、今度はどんな新工夫でやっつけようかと、それを考えるのが又一つの楽しみだったのです。

 併し、この席で、私のやった九十九の異った殺人法を悉ことごとく御話する暇もありませんし、それに、今夜私がここへ参りましたのは、そんな個々の殺人方法告白する為ではなくて、そうした極悪非道の罪悪を犯してまで、退屈を免れ様とした、そして又、遂にはその罪悪にすら飽きはてて、今度はこの私自身を亡ぼそうとしている、世の常ならぬ私の心持をお話して皆さんの御判断を仰ぎたい為なのですから、その殺人方以については、ほんの二三の実例を申上げるに止めて置き度いと存じます

 この方法発見して間もなくのことでしたが、こんなこともありました。私の近所に一人の按摩あんまがいまして、それが不具などによくあるひどい強情者でした。他人が深切しんせつから色々注意などしてやりますと、却ってそれを逆にとって、目が見えないと思って人を馬鹿にするなそれ位のことはちゃんと俺にだって分っているわいという調子で、必ず相手言葉にさからたことをやるのです。どうして並み並みの強情さではないのです。

 ある日のことでした。私がある大通りを歩いていますと、向うからその強情者の按摩がやって来るのに出逢いました。彼は生意気にも、杖つえを肩に担いで鼻唄を歌いながらヒョッコリヒョッコリと歩いています。丁度その町には昨日から下水工事が始まっていて、往来の片側には深い穴が掘ってありましたが、彼は盲人のことで片側往来止めの立札など見えませんから、何の気もつかず、その穴のすぐ側を呑気そうに歩いているのです。

 それを見ますと、私はふと一つの妙案を思いつきました。そこで、

「やあN君」と按摩の名を呼びかけ、(よく療治を頼んでお互に知り合っていたのです)

「ソラ危いぞ、左へ寄った、左へ寄った」

 と怒鳴りました。それを態わざと少し冗談らしい調子でやったのです。というのは、こういえば、彼は日頃の性質から、きっとからかわれたのだと邪推して、左へはよらないで態と右へ寄るに相違ないと考えたからです。案あんの定じょう彼は、

「エヘヘヘ……。御冗談ばっかり」

 などと声色こわいろめいた口返答をしながら、矢庭やにわに反対の右の方へ二足三足寄ったものですから、忽ち下水工事の穴の中へ片足を踏み込んで、アッという間に一丈もあるその底へと落ち込んで了いました。私はさも驚いた風を装うて穴の縁へ駈けより、

「うまく行ったかしら」と覗いて見ましたが彼はうち所でも悪かったのか、穴の底にぐったりと横よこたわって、穴のまわりに突出ている鋭い石でついたのでしょう。一分刈りの頭に、赤黒い血がタラタラと流れているのです。それから、舌でも噛切ったと見えて、口や鼻からも同じ様に出血しています。顔色はもう蒼白で、唸り声を出す元気さえありません。

 こうして、この按摩は、でもそれから一週間ばかりは虫の息で生きていましたが、遂に絶命して了ったのです。私の計画は見事に成功しました。誰が私を疑いましょう。私はこの按摩を日頃贔屓ひいきにしてよく呼んでいた位で、決して殺人動機になる様な恨みがあった訳ではなく、それに、表面上は右に陥穽おとしあなのあるのを避けさせようとして、「左へよれ、左へよれ」と教えてやった訳なのですから、私の好意を認める人はあっても、その親切らしい言葉の裏に恐るべき殺意がこめられていたと想像する人があろう筈はないのです。

 ああ、何という恐しくも楽しい遊戯だったのでしょう。巧妙なトリックを考え出した時の、恐らく芸術家のそれにも匹敵する、歓喜、そのトリックを実行する時のワクワクした緊張、そして、目的を果した時の云い知れぬ満足、それに又、私の犠牲になった男や女が、殺人者が目の前にいるとも知らず血みどろになって狂い廻る断末魔だんまつまの光景ありさま、最初の間、それらが、どんなにまあ私を有頂天にして呉れたことでしょう。

 ある時はこんな事もありました。それは夏のどんよりと曇った日のことでしたが、私はある郊外文化村とでもいうのでしょう。十軒余りの西洋館がまばらに立並んだ所を歩いていました。そして、丁度その中でも一番立派なコンクリート造りの西洋館の裏手を通りかかった時です。ふと妙なものが私の目に止りました。といいますのは、その時私の鼻先をかすめて勢よく飛んで行った一匹の雀が、その家の屋根から地面へ引張ってあった太い針金に一寸とまると、いきなりはね返された様に下へ落ちて来て、そのまま死んで了ったのです。

 変なこともあるものだと思ってよく見ますと、その針金というのは、西洋館の尖った Permalink | 記事への反応(0) | 22:33

2021-03-13

テスト投稿地下アイドルとは何かを考える

地下アイドル卒業後にコンカフェでお給仕するのはやはりどうも好きになれない。

地下アイドルはまたの名をライブアイドルという。ライブが魅力だから接触に行きたくなる。そういうものであって欲しいのだ。

接触の魅力で人気を博するアイドルもいるが、そういうのはまずライブちゃんとやってからにして欲しい。傍から見ればアイドル品位を下げる行為だ。

もっとライブ真剣人間よりも接触真剣人間を集めた方が儲かるのだから、こういう意見蔑ろにされるのだろう。難儀なものだ。

2021-03-05

日替わり定食メニュー増田スマー種に目のくょ市イテ吏我が日(回文

おはようございます

光陰矢のごとしの矢を三本集めたら光速の三倍になるんだよ!

って毛利元就さんが3人の息子に言ったとさって新まんが日本SF昔話を私は読み終えた後、

その下に置いてあった、

月刊日替わり定食今月号に目を向けたの。

そう日替わり定食の申し子と言えば誰のことだか分かるかしら?

私のことよ。

でも、

あ!いけない!私今月号読んでなかったわー、

と言うのと同時に今月の日替わりメニュー表をまだゲットしてなかったことに気付いて慌てて日替わり定食を食べに行ったの。

ここ最近弁当自分でこしらえて持って行ってたから、

すっかり日替わり定食冒険家だっていう自分のことをもはや忘れていたわ。

あいにくさま、

今日はお弁当持ってきてなかったので、

日替わり定食の申し子でもある私は今日の日替わり定食と今月の日替わり定食メニュー献立表をもらいに行ったの。

ちょっとその話しは一旦置いとくんだけど、

長年通ってるうどん屋さんで、

私初めて厚焼き玉子定食を注文したの。

ここのうどん屋さんは日替わりしか頼んだことがなかったので、

幾度となく通ってきてもこのお客は日替わりだよねーって

給仕さんに覚えられていたみたいで、

厚焼き玉子定食頼むの初めてですよね?って見透かされちゃったの。

私としたことが、

日替わり定食冒険家を名乗る前にすでにこのうどん屋さんでは毎日日替わり定食を食べまくっていたという事実自分でも気が付かなかったようで、

ほんとうだ!私厚焼き玉子定食初めて注文するわ!って

ちょっと感激の涙が出てしまったわ。

日替わり定食冒険家が日替わりじゃない定食頼んで、

日替わり定食冒険家の名が廃る!って思ってるでしょ?

でもその逆で私は無意識の頃から日替わり定食冒険家の素質があったのよ。

その時のうどん屋さんに通い始めたときから

自分でも潜在的な日替わり定食冒険家の素質に気付いてなかったみたいで、

しろここが私のホームタウンというか

それを言うならパームタウン編もよろしくね!って言いたいところの

シルバニアファミリーみたいなウサギ活躍するメイプル出来栄えだったのよ。

その素質とは別に

厚焼き玉子定食がとても超絶美味しかたから、

次そのうどん屋さんに行ったとき

厚焼き玉子定食をまた頼もうと思うんだけど、

日替わり定食冒険家としての自覚も忘れていないか

日替わり定食を頼もうとも思うのよ。

だけど

日替わり定食を注文したら、

こないだ初めて食べた厚焼き玉子定食はあまり気に入ってくれなかったのかな?って給仕さんを心配させたらいけないので

ちょっと次回も厚焼き玉子定食を頼んで様子を見てみることにするわ。

2回か3回連続で厚焼き玉子定食を頼めば、

厚焼き玉子定食も気に入ってくれたんだ!って給仕さんはうどん屋さんの大将にそう伝えてくれるかも知れないし、

ここで日替わり定食を頼むか厚焼き玉子定食を頼むか、

給仕さんを挟んで大将との私、

いや!日替わり定食冒険家としての私との心理戦なのよ。

ほら!寿司大将自分のお店に来た客へ、

手始めに客が何頼むか客と大将が注文の読み合いの心理戦するバトル漫画のあれよ!

で、

ここまではなぜ私が日替わり定食冒険家になったかっていう回想シーンで、

ここからはまた冒頭で置いて置いた話題に戻るんだけど、

その月刊日替わり定食今月号の特集巻頭カラー6ページは

私の街の近くの定食屋さんが紹介してあって、

行ったことがあるお店あるかな?って見てみたけど、

私の行ったことがあるお店はことごとく落選していたようで、

よく、

美味しいラーメン屋とか美味しいパン屋とかのムック本に載っている有名店って

私の行ったことあるお店とか載らないのよねーって思いながら、

別に私が知る人ぞ知るグルメマニアと言うことを言いたいんじゃなくて、

そもそもグルメマニアではないけど、

まあそんな感じね。

巻頭カラー6ページを見て思いだして

私今月まだ日替わり定食行ってなかったわって。

私の日替わり定食への意識低すぎ!って軽蔑されるぐらいネット広告をかつては一世風靡した私の年収低すぎお姉さんのバナー写真はすでにもうセピア色なのね。

今ここ私上手いこと言えたからもう一回言うけど

一世風靡した私の年収低すぎお姉さんのバナー写真はすでにもうセピア色なのよ!ってこと。

何が言いたかたかって言うと、

私の日替わり定食冒険家としての自覚が低かったってことを

自覚して食い改めなくちゃ!って

定食だけに食い改めるってダブルミーニングホームスチールを決めちゃえるぐらいだったってこと。

私はまた新たなる日替わり定食冒険家としての冒険に出るのでありました。

うふふ。


今日朝ご飯

昨日買って食べようと思っていた夜の玉子サンドイッチよ。

食べ損なっちゃってたわ。

私のこと見損なわないでね。

デトックスウォーター

ポンカンまだ少しあるから

ポンカンプラスレモンウォーラーしました。

ポンカンの肉厚な感じが私は好きよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-02-05

ここだけフジテレビ鬼滅の刃2期目放映している世界線

上弦の陸はカフェー給仕チップと横座り無し)とボーイで過去も大改編。

音柱の欠損も障害残るも自分から引退に変更。一夫多妻女性軽視で一人にされた上で名字別。

何より恋柱が下に黒いの着て谷間とか見えなくなったし、風呂にもタオル巻いてる!

なんでフジになったんだろう。OPも変なジャニーズの曲ばっかで1クールごとに合ってないのに変わるし。

あと最初の5分がほぼ前回までの説明になった。

2020-12-16

輸出についての事柄調べが増田ムズいズム出す魔がベラ白髪とこの手いつにつゅ脂油(回文

おはようございます

今日はまたより一層に寒い

水がめちゃちべたいわ!

この時期の風物詩

科学実験チャンネルでよく見ると思うんだけど

注いだそばから液体の水が凍っちゃう超常現象実験映像あるじゃない。

うちの水道から水が出たらそばから固まってそんな状態になったから笑っちゃったわ。

ウソだけど。

でもそのぐらい今日寒いわね。

ところで、

たまには真面目に仕事をするでお馴染みの私なんだけど、

不慣れな輸出のこと?

大袈裟にそれ輸出というのかも怪しく分かってないんだけど

そういった海外輸出のことを調べていたら

と言うかまったく今までやったことのないことなので、

お手上げする前に上げる手もないぐらいややこしいのよね。

すでに、

オンスポンドっていきなり出てきて、

テストに出る海外輸出のことについてのテキスト赤本を読みたいところだけど、

あんまりそう言うことやったことない不慣れなことはなかなか慣れないわね。

そのオンスとかポンドとかでいきなり詰まっちゃって詰んだーってもう終了したいところ。

オンスポンドって

おんぶに抱っこって似た節で言い方をしても解けないものは解けないわ。

やっぱりまたドキュメンツをちくちくと読み進めていく地道な作業となるのその辛い辛みに効く特効薬があったらいいわ。

でね、

海外発送でもなんか種類があってまた読み進めなくちゃいけないんだけど、

海外発送」と「グローバルセリング」って言うもうまたここで分岐点が2つあって

2種類もあるとかよく分からないし、

ぐろーばるせりんぐ?って美味しいの?って平仮名で言っちゃうレヴェルよ

もういきなりそう輸出で世界線が別れちゃうのね。

前途多難中の前途だわ!

今日は真面目に仕事をする比でもあることに感謝

だいたいラッパーがしているのも感謝

悪いやつはだいたい友達なのも感謝

今日の日替わり昼ランチは何かと尋ねてみたら今月の献立表の紙を昨日くれた給仕さんにも感謝

だいたい何でも感謝

だいたい何にでも感謝

と言うことで、

調べ物してたら

今日の日替わりのことすっかり忘れていたので、

もう少ししたら日替わり定食を救う旅にでるわ!

すっかりSwitchずいちゃって冒険癖がついちゃったみたい。

よく分からないけど、

ゲーム遊びたいし

仕事もあるし、

日替わり定食も救いに行かなくちゃ行けないしで

今日特に忙しいわよ。

私もハーレーダビッドソンクリスマスサンタの格好して乗ってクリスマスの告知に走ろうかしら?

にしても

この時期、

ハーレーダビッドソンに乗ってる人は

クリスマスサンタの衣裳を着てクリスマスの告知に精が出るわよね。

今時、

クリスマスの衣裳着てバイク乗ってる人って、

ピザ宅配バイク

ハーレーダビッドソン達の人よね。

ハーレーダビッドソンに乗ってる人って、

クリスマス衣裳をこの時期着がちだし

みんなで集まってツーリングしがちでもあるわね。

彼らが街を走っているうちは

何でも無いようなことが

幸せだったと思う

ラブリューの第65536章の一節を引用して今日は締めたいと思うわ。

私は日替わり定食を救いに出る旅にでる!

ってオレは海賊王になる!ってルフィーの節の言い方で言ってみたら、

日替わり定食がまたより一層美味しく感じられちゃうから不思議よね。

今風に言うなら

日替わり定食の呼吸!っても言えるわね!

あなたもどっちでもいいからやってみて!

うふふ。


今日朝ご飯

昨日に続きリピのチキン玉子サンド

まぐれ美味しいかも知れないので、

今日も食べて確かめたみたら美味しかったのでリピまたしてみようと思いました。

デトックスウォーター

さすがに寒くて寒い冷たい水飲んだら、

腰に響くわ!ってことで

ほうじ茶ティーホッツウォーラーしました。

ほうじ茶でホッとするわ!ホットだけにとかってベタなことは言わないからね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-12-06

anond:20201205190103

なんか昭和小説で、カフェの女給仕が賤業っぽい描かれ方をしていたのは、それなんだな。

2020-12-05

anond:20201205185707

ググっただけの薄い知識だけど

昔の喫茶店は女の給仕係がいて酒も出してて次第に女目当ての男がきてだんだん風俗店に変わっていって

そういう中でうちはコーヒーしかさな純粋喫茶店ですという純喫茶というジャンルができて

っていう歴史みたい

2020-11-19

anond:20201119000303

お決まり面子で個室に集まれば騒いだって大した問題じゃないのにな 給仕は顔伏せて目を合わせないスタイルでさ

2020-11-17

仕事を盗られる

善意なのだ善意で何でもしてくれる人が職場にいる。

事務職で、比較的ゆるい職場だ。時期によって私のような下っ端も忙しい時と、めちゃくちゃ暇な時とがある。

で、「今日はここまでにして、残り半分は明日しよう」と自分の机に置いておいた資料が、今朝来たら全部なくなってた。Aだ。私が帰ったあとにAが全部してくれていたのだ。頼んだ覚えないんだけど。それ込みで今日スケジュールとか立ててたんだけど。なんなん。

全部が全部この調子。Aと私は分担して仕事をやることが多いんだけど、急ぐわけでもないことを、Aは他の自分仕事をすべて後回しにし、ひとりだけ無給で残業し、昼休みの半分を潰して、私の分までやってしまおうとする。…なんで???

増田やります!」って名前をつけて共有フォルダに入れておいた仕事まで勝手にされてた時は、積もりに積もった感情もあってキレそうになった(着手しようとしたら、[Aが編集中です]って表示が出て私は開けもしなかったのだ)。

これは、Aのような人が「仕事ができる」ということなんだろうか。私がトロいとか、仕事を任せてられないとか、そういうことなんだろうか?そう悶々として不安や不満が溜まっていくの、わかってもらえるだろうか。

毎日いやな思いをするのは、昼の給仕だ。古いタイプの弊社は、事務職員がお茶くみをする。女だからさせられるっていうわけじゃないから、そこのところは今はスルーしてほしい。お茶の準備はべつに苦じゃない。

で、本来それは私の仕事のはずだった。私の前任者がその担当だった。だから私がやるつもりでいたのだ。

そしたらAだ。Aはまず、食器洗いを名乗り出ることから始めた。

一日目:「やりますよ」「そんな、私の仕事ですから」「いえいえ、やりますやります」と一往復したくらいで、「ではお言葉に甘えて」と任せる。

二日目:「やりますよ」「いえいえ、昨日もしてもらいましたし」「いえいえ、やりますやります」「いやほんとに、私の仕事ですから」「やりますやります、本当にやります」「え…そうですか…ありがとうございます…」

三日目:Aは時間になると使用済み食器を入れたケースを私の手から奪い取ろうとし、ガチの押し問答になる。怖くなって私が手を離す。

ということがあった。私もべつに何が何でも皿洗いをしたいわけじゃないから、「そんならしてもらうか」と以来最初からAに任せるようになった。お茶の準備は私がしてるし、分担ってことでありがたいわ、と思わなくもなかった。

そしたら最近になってお茶の準備もAがするようになった。しかも無理矢理するようになった。このご時世だから手洗いに気をつけているんだが、昼になって私が席を立って手を洗いに行くのを合図に、Aはこのために自費で買ってきた除菌ジェルを使い、私が手を洗って戻ってくるまでにお茶の準備を始めているのだ。

ここまでくるとマジで気持ち悪い。なんでそこまでするのかわからない。しかも、私がトロいから先に準備してしまますって言うならまだしも、私がお茶くみのために手を洗おうと席を立った瞬間に必ずAも立ち上がる。それがめちゃくちゃキモい。手を洗って帰ってきたらAがお茶をついでる。絶対に私にさせないという意思を感じる。嫌がらせかとすら思う。「いつもありがとうございます~へらへら~いいんですよ、私、ホラそのために手も洗ってきたんですから~へらへら」ってやんわりしなくていいですって言っても、「いいんです、座っててください」って言われた。なにこの頑なさ。

なんと言っても、Aは私より10か15くらい年上だ。私は新卒数年目(入社時期は私の方がちょっとだけ早い)。下っ端が先輩にお茶くみや皿洗いをさせてるようにしか見えない。「気が利く若い人にやってもらうか、ありがたいなあ」と思えたらなんぼか気がマシだ。なんでこうなってるんだろう。

お茶くみは毎日のことだからわず長々書いてしまったけど、それに限ったことじゃない。猛烈に忙しい時にさっと手を貸してもらえるのはありがたいんだよな。でも、ありがたいなと素直に思える手助けの確率が低すぎ。

ちなみに、仕事で私が「なにかできますか?」「これやりましょうか?」「お手伝いしましょうか!」と声をかけた時は9割真顔で「大丈夫です」と断られる。笑顔すらない。つらい。声掛けすらしづらくなって、最近はもうあまり口を挟まないようにしている。

別に、悪い人じゃないんだよなあ。普段は控えめで、人を悪く言ったりするタイプではないし。これもすべて善意だと思うんだよなあ。

からなんか余計に、私が悪いのかなあ?って思うんだけど、こういう経験ある人いますか。

とりあえず今日、するはずだった仕事ぜんぶAにされてしまたから、私は何して過ごそう。

2020-10-15

楽しみな増田最後限定定食ょ強い輝さあ移転げの語彙さ出スマ波氏の他(回文

おはようございます

今日アドベンチャー東京です。

久しぶりになんか都会と言う街に出てきたなーって感じです。

移動の際のお楽しみ!

私が今朝目指していた、

毎日限定30食の朝定を食べに行ったんだけど、

時既にお寿司よ!

いや朝定食がお寿司に変わったんじゃなくって、

普通のなにかの魚の干物の焼いたものがとても美味しい朝定食なんだけど、

今までは1日限定って数はなかったのに、

ここ最近人気なのかしらね

1日30食になってんのよ!

前回食べそこなったので、

今日こそは食べられる食べる気満々のオーラ漂わせながら、

食券機は虚しくも、

もう売り切れの赤いバツのランプが。

私の必殺技

食券機の前でのたうち回る技、

ローリングのたうち回りも効かないぐらいなの。

いつもなら

日中夜でも食べられた朝定食だったんだけど、

食べられなくなると食べたくなるのは人の常ならぬ有為の奥山。

あーあ、

焼き魚の朝定楽しみにしていたのになぁ。

でも今日はこれが目的ではなく、

そう!そうよ!

ツアーもいよいよ佳境!

国256箇所を巡るライブコンサート

今日千秋楽なのよ。

始まる前はどんなに待ち遠しかたことか待ち焦がれていた時代だったのに、

始まったら始まったで、

楽しい時間はあっという間に終わってしまうのも常ならぬ有為の奥山、

今日越えて浅き夢見じ有栖川ってなわけなのよ。

これで今年のライブ最初最後

あとは配信ライブもあるみたいだけど。

うそう!

配信ライブってさ、

場所関係いかバンバン見られるくない?

あれもあれで会場に行かなくてもいいからいいんだけど、

お試しで見てみたい人のライブとかは、

ちょっと配信で覗き見!って感じがして、

ビルボードサービスエリアばりに、

それこそ給仕さんはつかないけど、

家でまったりルービーでも飲みながら

ライブ見たりするのって

正に酔ひもせすん!なのよ。

ついつい調子の乗りまくり配信ライブチケット買いまくってたらあと大変なことになるから気をつけないとね。

朝定がいつの間にか限定30食になってたぐらいショックよ。

とにかく、

名残惜しみつつも

今日千秋楽を噛み締めて味わって鑑の賞するの。

帰り無事帰れるかしら。

ちょっとお昼は時間があるから英気を養っておくわ。

うふふ。


今日朝ご飯は、

あんまり期待していなかったところに、

ふと目前に飛び込んでくる、

おこわのアソートミニ弁当

秋の味覚たっぷりな、

エビ松茸赤飯きのこ、栗、鶏ともうこれでもかっ!ってぐらいぎっしり詰まった、

私が一目惚れしたおこわに間違いはなかったわ!

美味しゅう頂きました。

デトックスウォーター

今日ジャスミンティー作って入れてきたので、

水出しジャスミンティーウォーラーよ。

外出先には小さい水筒等折りたたみ傘を忘れずにね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-09-03

anond:20200903101752

運動しないからやろ。

居間ゲームしながら食っちゃねして、奥さん給仕代わりにこき使ってたらそうなる。キッチンに立つ時間も圧倒的に少ない。

海外の男は香水付けるなり体臭にも気を使うが、悪臭振り撒いてても何故か他人の粗さがしに夢中で自分が悪だなんて全く思わないんだよな。

それでセックスしたいとか若い女に好かれたいとか、笑わせるよなあ。せめて性格が良けりゃ良かったが女を見下してる勘違い野郎しかいないから、対等になるのは無理だろうね

2020-08-27

anond:20200827083530

オマエは汚部屋のこどおじだからわからんだろうけど清掃や給仕にも莫大なコストかかるんやで

2020-08-11

おぼんぼんぼぼん

盆帰りの夢を見た。

知らない親戚と畳に座して手を合わせた。新品の線香とは別に燃えさしが乗った皿があった。質が悪くて途中で燃え残った線香をそこに取り分けたとのことなので、そこから一本取って煙草から火をつけて灰に差した。

掃除に出かけて、近くの水場から桶に水を汲んだ。柄杓墓石の上から水を掛けると片端から蒸発してシュウシュウ音を立てた。今年は暑いのだなとぼんやり思った。

仏花と煙の匂い、蝉の鳴き声、遠くで話す男女の声と読経が聞こえていたが、それだけだった。ふと足元を見ると、濡れた墓石から垂れた水の中に胎児のような小さい生き物が丸くなって横たわっていた。

桶に入れて水場まで持っていき体に纏った膜のような滑々したものをすべて取ってやった。人の形をしていた。家に持ち帰るまでにどんどんと大きくなって、いつの間にか普通女の子みたいな形になっていた。

家に帰ると祖母叔父台所に立っていたので料理を手伝うことにした。素麺を茹でて、粗熱を取って、氷と一緒に皿に並べた。

胡瓜を薄く刻んで、胡麻を挽いて、赤味噌と和えたのに出汁醤油を加えて溶いた。

気づくと墓石のところで拾ってきた女の子が、皿の用意、揚げ物の用意であるとかを、まるで自分の家のことのようにやっていた。

祖母叔父も特段その子には構わず、各々の調理を進めていた。なにせ客が多い。

居間の横の縁側に面した応接間は2つの横長のテーブルに親戚が既に15名ほど集まっている。襖からは酒や煙草匂いやガヤガヤと騒ぐ声が漏れていた。

一頻り作り終えて給仕を終えたらどっと疲れてしまって、洋室に引っ込んだ。

ライトアップピアノがあったが、鍵盤が幾つかない。後ろの書架には医学関連の洋書がたくさん並んでいた。一つを手にとって読んでみたが、何にも分からなかった。

冷蔵庫にあったカナディアンクラブを飲んでいると、洋室にあの子が訪ねてきた。ピアノが弾けるとのことで、何か弾いてくれないかと頼むと、知らない曲を幾つか披露してくれた。

器用に軽やかに動く指を見ていると、段々と指の皮が萎びてきた。先程まで20いかない女の子だったが、いつの間にやらすっかりお婆さんになっていた。

その後は一緒にウイスキーを飲んだ。その人は洋室の机の抽斗に煙管を見つけ、吸い始めた。色々と話したがよく覚えていない。気がつくと目の前で燃えていた。

燃え残った白い骨をピアノ差し込むと、ポンと気持ちよく音がなった。

2020-08-03

anond:20200803175057

しかったら注文せいや自動では出さんから

ってした方が給仕回数1回減るし

2020-07-19

この状況下で旅行業界とその周辺にとってありがたいお客というのはどういう人だろうか

キャンペーンに対するスタンスは決めきれない キャンペーン自体不定形なのもあるけど

今のご時世だと団体NGのため少人数または一人旅が推奨されると思うが

この状況になる前に旅館は一人客を嫌がるという言説を何度か目にしたことがありそことの兼ね合いが気になっている

ビュッフェ禁止だろうし、とはいえ各室に給仕に行くタイプ人件費が嵩みそう 大広間でのコース提供なら席を離せば大丈夫だろうか 仕出し弁当を部屋でというのもありかもしれない

いろいろ考えていたらなんとなく40代くらいの落ち着いた夫婦とか打ち合わせを完全リモートにした作家缶詰のようなイメージになってしまった

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