はてなキーワード: 勢力とは
単行本発売のニュースのブコメの片隅でよくわからん虚空への釈明してる人がいた。
cinefuk 「犯人役」に異常に思い入れしてる人が怖すぎる。現実とフィクションの境目が曖昧で、ドラマの俳優が思い入れと違う言動したらバッシングに走るタイプの人かな
2021/09/03
https://b.hatena.ne.jp/entry/4707784779630917826/comment/cinefuk
パッと見意味不明すぎたためスルーされて☆すらついてないんだけどせっかくだから相手したい。
まずこの発言者はいわゆるポリコレ派・表現規制派・はてサ・オタクヘイトの人で「ルックバック」の修正も支持する立場の人。
そのうえでこれ何を言ってるのかって言うと
「ルックバック」の犯人像にアヤつけて修正を強いた勢力に対するネット上の反発について
「犯人役に異常に思い入れていて、彼のキャラがブレたことについて彼のファンが怒っている!彼らは現実とフィクションの境目があいまいなんだ!」
ってまとめようとしてるわけ。
言ってるcinefuk氏自身が違うのわかってて何とか言い張ろうとしてる以上は「ただのデマや歴史修正の試み」と言っていいよね。
という要素全部スルーして
「犯人役の熱心なファンが彼のキャラのブレについて俳優オタみたいな感覚でブチギレているんだ、怖い」
だもん。
繰り返すけど、cinefuk氏自身がこれはまるっきり嘘の欺瞞の歴史修正だとわかってて書いてるよね。
あ、こういうことする人なんだー。
フーンって感じ。
ていうかさ
その価値観に従って社会のいろんなものにアヤつけて「差別だぞ」というダンビラちらつかせながら修正を強いる、
それも広く言えば自由というか、あなた方の信じる理想や正義がそうなんだっていうことで受け止めらんなくもない。
でもなんで実際に修正させた後でそういう見苦しい嘘・言い訳・歴史修正を始めんの?
ポリコレ派の人が表現に規制や修正を掛けたあとでこういうこと言いだすの何度も見てるんだよね。 cinefuk氏に限らない。
圧力かけて修正飲ませたことはあなた達の思想の戦果なんじゃないの?
cinefuk氏のようなダッサくてショッボい嘘や歴史修正の試みを見ると
なんかあとから後ろ暗さを感じて必死に言い訳してるようにしか見えないんだよね。
要するにあんたらは修正や規制についてその結果を受け止める準備や覚悟もなく
ただ「これは正義だ差別反対だ燃やしたれー」「オタクが嫌がってるからやったれー」って
その後についてなーんも考えずに火をつけてるだけなの?
「ルックバック」は別に差別的なメッセージを発しようとしてる作品じゃないし
ムーブメントになるぐらいファンがたくさんついて語り合われてたし
潔癖なポリコレ基準で言っても「アウト」「差別」と断言出来るような表現はなくて
かなりグレーなところに突撃したもんね?(この人達はしょっちゅうそういうのやるんだけど)
修正が通っちゃった後で
「ポリコレ勢がぼんやりした論拠の圧力をかけて修正させた」って結果が残っちゃうのが嫌なんだね。
だからせっかくの「戦果」を誇るどころか、無理のある嘘を捏ねてまで圧力をなかったことにしようとしてる。
要するに全然考えも覚悟もなく火をつけてて、燃えた結果に対して責任取る気もないってことじゃん。
ポリコレや表現規制を旗にすることより、そういう無考えで無責任で卑怯で後からビビるようなところこそが心底だせえと思んだよ。
誰かひとりが心血注いで作り上げたもの、
そういうものにお前の正義で火をつけること自体はいいと思うんだよ。皮肉でなく。
でもその結果を考えて受け止める覚悟ぐらい固めとけよ。
お前らがクソなとこはそこに尽きる。
捕まってないだけの青葉だよお前らは。
versatile いつまでやってんの。コミックスが出て、さらに修正されてたよ
2021/09/03 リンク
その「コミックスが出て再修正されてましたよ」ってニュースのブコメ欄でcinefuk氏がゴニョゴニョ言ってるブコメの話な。
2021/09/03
妄想でもなんでもない。
cinefuk先生はけっきょく当該togetterコメ欄にも躍り込んでオタク叩きとポリコレ修正正当化に大暴れだ。
振りを頂いたしせっかくだから見ていこうね。
https://togetter.com/li/1768768#c9560571
cinefuk 🌀 @cinefuk 6時間前
軽い気持ちで別れた親友が、一生の別れになって「大学に行かせなければ良かった」と悔やむ話なので、親友が殺される"ギミック"に過剰に思い入れするのは主題から外れちゃうと思うのだよな。「異世界転生の主人公が冒頭で轢かれるトラック車種が、タイタンからエルフになった」事に執着しているように見える
ゴニョゴニョゴニョゴニョわかりにくい例えで長いけど、要は「あんな修正大したことじゃない!」という矮小化ね。はいはい。
これもさあ、自分達の信じる正義で燃やして修正させたんだから、それを矮小化する必要などなくないか?
「影響が大きかろうが小さかろうが、修正によってクオリティが落ちようが、必要な修正だったから修正させたんだ文句あっか!」って胸張ってほしいんだけど。
なんで自分たちの信念の成果に対してこんなダッサい言い訳するんだろ。
ついでに蛇足を言えば、
あの犯人像は重要なファクターの一つだと思うけどねえ。そこどうでもいいなんて言ってるファンほとんどいねえぞ。
斉藤環医師ですら「どうでもいいとこだから修正してちょ」なんて言い方はしなかった。
百歩譲ってcinefukさんの主張とそれ以外の声を相対化するとしても、作者ですらないcinefuk氏が勝手に作品の狙いを断言して自分以外のファンの読書体験に対して否定をかますのは正気ではない。
そういうのを物凄い読書好きとか大の漫画ファン藤本ファンとかが「俺の読解が一番正しい!」って意気込みでやってるならほほえましく見守るけど、
cinefukさんのは単に自分達で付けた修正の火の手とそれが招いた結果を矮小したいがために鼻水垂らして必死になってるだけなわけじゃん?
見苦しいとしか言いようがねえよ。
https://togetter.com/li/1768768#c9560694
cinefuk 🌀 @cinefuk
6時間前
親友だけが選択的に狙われた訳じゃない(たまたまその場に居ただけ)から、だから理不尽さと、後悔が際立つんだよな。『遠く離れた手が届かない場所で、親友が亡くなった事を、はじめて報道で知る』という仕掛けだから、殺人事件じゃなくても、たとえば大学施設の爆発事故でも、交通事故でも、物語の大筋に影響ないと思う。その場合に「主人公が、どう助けに行けるか」のIFを考えるのも、創作の楽しみ
何が「創作の楽しみ」か。
超矮小な視座の言い掛かりによってケチつけて歪めた挙句あとから焼け跡にビビり倒しやがってさあ。
正義ごっこの楽しみ放火の楽しみに比べりゃ創作の楽しみになんかネズミのクソほどの興味もねえクセによ。
いいかー、創作に敬意を持つ人間というのは、作品の隅々まで作者が神経張り巡らせて構成しているだろうと心得てるんだ。
だから「ここは重要じゃないからいいよね」なんて勝手に変えたりカットしたりなんて絶対にしないし出来ない。
あんたが自己正当化のために口走った「修正箇所はたいしたところじゃない」という言い種がもうあんたの正体なんぞ明らかにしてんだよ。
創作に敬意のある人間が修正を要求してるなら「正義のためにあなたの指を1cm詰めさせてもらいます」というニュアンスの言い方になる。
今後も醜悪な成り済まし続けるつもりなら良く覚えとけ。
https://togetter.com/li/1768768#c9560718
cinefuk 🌀 @cinefuk 6時間前
殺人鬼に異常に思い入れがある君たちは、殺人鬼の人生を描く二次創作(スピンオフ)に一歩踏み込んでいると思うんだよね。作者に「おれの考えるモブキャラの人生と解釈が違う」とクレームする厄介オタクって結構いるけどさ
むしろ「こういう強弁で封じ込めを図るほど自分らへ反論する人たちのことを恐れてるのは何故なのか」を考えて眺めると面白い醜態だよね。
https://togetter.com/li/1768768#c9560745
cinefuk 🌀 @cinefuk
6時間前
なんつうか、「元に戻せ」と作者に迫る読者は、ミザリー的
文句言われてるのは修正圧力をかけたcinefukさんらいつものポリコレ放火勢の皆さんだよね。
これももうcinefukさん自身明らかに自分が欺瞞を吐いてるのをわかってて、
それでも「なんとかすり替えが通って歴史修正されてくれ……!」って言う必死の祈りみたいなものを感じるよね。
でもさあ、
なんでそこまで自分達が修正させたという戦果を無かったことにしたいの?
そんな滅茶苦茶なデマ散布を図ってまで逃げ回る必要どこにある?
胸張って「俺たちが修正させました!」って言えばいいだけじゃん。なぜ言えない?
あんた達が見苦しいのはその一点なんだよ。
https://togetter.com/li/1768768#c9561576
cinefuk 🌀 @cinefuk3時間前
ちょうど今「殺人犯はバ美肉アニメのオタクでした」という報道がされているけど https://togetter.com/li/1768328 不必要な情報を付与する事によって差別のレッテルを貼られる事に危惧するのって、ダメな事なのか?報道にクレームしている @NPO_VR は「自由な表現を阻害する表現規制者」か?
とうとう哀願調に本音が出てまいりました。
ゴニョゴニョゴニョゴニョいろんな方向で変なこと言ってたけど
要するに自分達が火をつけた表現修正の正当化をしたいっていうのが目的のすべてだよね。
「オタク差別的な報道」と「自分たちのポリコレ放火」とをバーター取引で見逃してちょおおお!!!!
なんなのよこれは。
こいつもう明らかに差別に反対する人とかでもなければ、自分の正義や信念に殉ずる狂戦士とかでもないよね。
軽く下劣な気持ちでよう考えもせず火をつけたあと結果にビビりあがって、自分らでやったことの責任を問われるのが怖くて怖くて、そこを問うてくる奴は異常者だとか先回りでレッテル貼ってなんとか黙らせよう逃れようとの八面六臂の多動ぶり。
そんなに怖いならなんで火なんかつけたんや。
青葉も、あなた達も。
ていうか「大学に行かせなければよかった」なんて話じゃねーし、「軽い気持ちで別れたから~」という話でもねーし、自己保身のために必死にひん曲げてんだろうなってとこ以外でもなんかcinefukさんの読解って相当独特よね。そもそもルックバックに興味もって読んだことあるのかすら怪しい人の読解をどうこういってもしゃあないんだけどー。
久しぶりにアニメが見たくなったのでオリジナルで短めのものを探し、宇宙よりも遠い場所と迷って現代舞台じゃないこちらを選択。
総評としては、ビジュアルもアニメーションもすごくいい。ただし雰囲気は良いがところどころ肌に合わないところがある残念作。続編が映画で作られてるそうだが、たぶん触れないと思う……。
19世紀末。アルビオン国は強大な軍事力である王立航空軍・通称「空中艦隊」により世界の勢力図を一変させ、アルビオンから産出される新時代の動力源であり、特定範囲を無重力化することのできる「ケイバーライト」を独占することにより、ローマ帝国の再来と謳われる覇権国家を樹立していた。
しかし、議会共和派である「アイアンサイド党」が主導する革命の結果「王国」と「共和国」に分裂し、アルビオン王国とアルビオン共和国の両勢力により東西を隔てる「ロンドンの壁」で分割され、以来10年、各国のスパイが暗躍する「影の戦争」の最前線となった首都ロンドン。その王国領域にある名門校クイーンズ・メイフェア校に通う「博物倶楽部」の5人の少女には、王国に潜伏する共和国側のスパイ組織「コントロール」に所属するスパイという裏の顔があった。
共和国とて一枚岩ではなく、政府は穏健共和派だが、軍の一部で強硬な革命推進派が策動する中、5人は各々の能力や立場を活かし、時には悩み傷つきながらもスパイとしてロンドンを駆け巡る。
Wikiより。
OPはあまり気に入る部分はなし。ひとつ挙げるとちせ殿の横顔がイイ!曲は唸るような?歌い方がそんなに合っている風には思えなかった。
ED曲は結構好きで、一聴してリンゴ日和っぽいなと思った。今調べたらアマゾンレビューでも似たようなこと書かれてて、吉良さんを思い出し少し悲しく。映像はモンハン3rdみたいな紙質感で好き。
EDのような球体を歩く感じの演出が好きなのだが脳内がヨシヒコに完全に乗っ取られていつも山田孝之がちらついてきて非常にウザい。ヨシピコ見たくなるから出てくんな。閑話休題。
特に印象はなし。梶浦由記氏?へー。まどかも劇半はマミさんのテーマ以外グッと来なかったしBGMの相性は自分と悪いやも。
スタッフもストーリーも調べずに見始めたので女の子かわいいなー程度に見ていたら2話ぐらいで黒星紅白?と思い出し3話でちせのマロ眉を眺めて確信した。
氏は好きなのでラッキーと思いつつも、氏がキャラデザ?原案か。した作品のアニメはあまり評判が良くない印象があるので一抹の不安を覚えた。
シゴフミはまあまあ好きだったよ。
キャラとは直接関係ないですが王族や上流階級設定ならドレスは毎回変えてほしかったかな。いいデザインだったのでもっと見たかったという意味で同じドレスで出たときはすこし残念。現実でどうだったかは知らんけど。
非常に良かった。キャラクターの顔見せや世界のビジュアルなどの雰囲気も良好。期待が持てる1話だった。
特に主人公が発砲したシーン。天邪鬼なので撃たないんだろうなと思いつつ撃てよ撃てよ撃てよ~と願っているので撃ったときはヤッター!となりました。
この感動は鉄血のオルフェンズ以来で、すごく期待してしまった。まあオルフェンズはほぼ右肩下がりでそれに倣わないことも願いましたけど。
割とかっきり直線のストーリーがある、オムニバス系でないアニメ作品だとハルヒ以来かな?ハルヒは原作読了済みだったので新鮮に楽しめたと思う。
主人公。
わかりやすい嘘つき、低感情と個人的好きな要素が多くて好きだったキャラ。声も一番好きかな。引退したけど。
能力は万能と無重力化によるアクションだけど、超人的動きはちせが(特に理由なく)できるので被ってる気がしないでもない。非常に高い跳躍や高高度降下や運搬が見せ場か。
できればもっと動きの嘘を利かせてスパイダーマン的ワイヤーアクションがあれば映えたかも。
無重力化装置が回光通信機としても使えるのは良いアイテムギミックでした。
チームリーダーの20歳。能力は「お色気」。後述すると思うが「お色気」要素はいらなかったと思う。年長者としてのお姉さん役、組織との連絡役とキャラを引き立てられる要素はしっかりあるのでそっちに割り切ったほうがよかった。
おそらく一番感情移入しやすいキャラに作られているので素直に好感度が高い。ギャルゲー化して無目的にプレイすると自分ならドロシールートに入るはず。
プリンセス命で巻き込まれなんかスパイの一員になっていた人。能力は「声だけコナン君」。ダイアルを回すだけで即座に声を似せられるのはインチキくさいがコナン君で慣れすぎて受け入れている自分が居た。
立ち位置がよく飲み込めなかったけどあまり葛藤など描く暇もなく素人がスパイ活動してる。
4話で二手に分かれる場面、5人なので必然2・3になるのだが残ったベアトが悩んだ末「プリンセスが居ない二人組み」のほうに参加してしまう。ベアトが参加できてないアンジェとドロシーの会話でなんとなく「その他3人」に入れられた流れだけど2話や3話からもわかる強い過保護のプリンセス第一主義者なら無理にでもプリンセス側について行くかなと強く解釈違いを感じた。時系列シャッフルなのでちせ参加後から見て強い信頼感ができている時期ともとれるし、一応迷う動きも描いたしとも受け取れる。
3話の和解後は楽しそうにやってるが彼女がスパイになる彼女なりのメリットがなにかひとつ提示されていればなおよかった。
プリンセス。能力は「プリンセス」。優越的地位を濫用してフリーパスしていく。アンジェとのバックボーンは良かったがいかんせん人当たりが良すぎて影が薄い。学校や仲間内でももう少し諧謔的にプリンセスを使い引っ張っていく強引さを見せれば7、9話でキャラが立ったかなと。
強固な思想はあるものの実現への行動を描く暇がなく、そういうのは劇場版でやっていくのだと思う。
なんだかんだで2話と8話好き。
個人的問題児。わたくしファンタジーにおける東の島国やKATANAが非常にアレルギーなのですが真正面にぶっこんできたキャラ。
こういう日本人キャラを日本人が作ること自体が少し寒気を覚えるのですが逆に他国人をこんな風に描くのも時代的に難しいかなぁ。
異なるカルチャー同士の交流は好きなのですがそこに漬物や相撲や土下座などを入れられると…9話は良さ1/3苦手さ1/3、この作品の悪さ1/3で出来ております。
彼女の一番の問題点は話し方。「~じゃ」や「~しておる」と古風な話し方だが、当然舞台はロンドン。英語でコミュニケーションしているはずじゃ。
舞台が外国や異世界のものを日本語で見るときは、特に説明がなければ翻訳・吹き替えを見ていると解釈しているのですが、そうすると彼女(に限らず日本人)の正解は「カタコトの英語」を翻訳した「カタコトの日本語」になるのかなぁ、と。外交官は免除でいいけど。作中、日本人同士でしゃべるときとそれ以外に差異がないのが気になる。それだけだとギリギリのギリギリ受け入れられるラインなのですが、主人公が学生として振舞うときに田舎物設定として「だべ」口調でしゃべるのですよ……普通に考えると「英語の地方訛り」で田舎物を演出していて、それを翻訳して「だべ」口調になってると見るのですが、じゃあちせの「~じゃ」口調などはどう考えればいいのやら……
滞在は最終的に4ヶ月以上。しかし初期から話し方は変わっていない。辞書を引くシーンもある。と非常に解釈に悩みました。超人的体術と日本語の固有表現も堪能に訳せられる超人的語学力を併せ持っている超人説は採りません。
詳しくないのでどうよかったかは書けないのですけどね。ロンドンの街中もよかったし学校や草原と空のような明るい絵もきれいだった。街は1話の霧たっぷりなのも良いけれど日中や雪中など変化に富んでるし下層市民も焦点になるので下町感もあってよかった。話数があれば偽装としての博物倶楽部の活動で学校の中と5人の楽しそうなショットがあればよかったな。
アクションも最近のアニメで悪いと感じるほどの質は出会いにくいので比較するものでもないでしょうけどよかったんじゃないでしょうか。1話と5話は文句なしに見入りますしメリハリというかタメが効いたような動きだったような気がします。あとはぼんやりですが車の加速がとんでもなくすごかったような記憶があります。
今作の感想のひとつとして傑作百合アニメと評しているものがあります。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886711486/episodes/1177354054890392693
これを見て逆に私は、この作品は「百合も恋愛もない良いアニメ」だと思いましたな。男性とのロマンスはなく、仲間内でも過剰な身体的接触すらない。それらが苦手な自分はストレスフリーで見れていたことがわかったわけで。アンジェとプリンセスの関係性は非常に感情を揺さぶるものでありましたが、これを百合と称されてしまうとうん?となる。自分の百合アンテナは低いですし「尊い」という言葉自体にはなんとなくそうだねと言えそうなものの同性愛とまでは絶対いかないよな?と。百合も広くなりけりで友愛も含められるとむにゃむにゃ…マリみては百合かむにゃむにゃ…とかくメインキャラ内でドストレートな性愛はないです。自分センスで百合作品判定ではなし。百合として見れるは何でも見れる!どう見えるかだ!捕まってあれこれしてやるぜゲヘヘ未遂もなし!たしか!ハニトラは除く!ごめん軽い女衒未遂はあった!
最初の数話は国の分裂と
"各国のスパイが暗躍する「影の戦争」の最前線となった首都ロンドン"
が繰り返し説明されるのでスパイが入り乱れる話かと思ったのだが、主に描かれるのは主人公たち共和国スパイと敵役のノルマンディー公のスパイ・公安の王国側とあとほぼちせしか居ないが日本ぐらいしか登場しない。終始アルビオン国で完結していて肩透かしを食らった感は否めない。12話でこれ以上の複雑さは望めないか。
シナリオもだいたい王国側の暗躍を検知して先回り…といったもので、もちろん知らないものは知れないのでしかたないがほぼしかける側であまり緊張感がない。逆に2話終盤は緊張感があってよかった。
共和国スパイの司令部「コントロール」。その描写がにんともかんとも。電信室と併設の狭い部屋に大人が4・5人テーブルを囲んで詰まってる。机上に紙はあるがその数は少なく、ないことも多い。壁には何の物もない。
全員がほぼ手ぶらに近しい状態で話し合い意思決定してるのだが…みんな頭の中にすべて入っている超人なんか?移転や隠滅の容易性のために質素なんか?彼らは意思決定機関として描かれているが、「高度な意思決定」がされているようには見えない。これがスパイのリアルな描写なのかもしれない。私はリアルな描写も好きだ。でもここはもっとケレン味を効かせてほしかった。ほかの部分でははったりたっぷりなのだから。
舞台は19世紀末ごろから無重力を引き起こす「ケイバーライト」を契機に異なる歴史を歩んだ地球のロンドン。スチームパンクに類するSF要素を含んだ作品である。
である、のだが。ぶっちゃけSF要素はほぼ無い。(前面に押し出されてはいない)
肝心のケイバーライトを使い覇権を取った「空中艦隊」はほぼ作中に絡まない。出ても大きな飛行機以上の役割は無い。では国内がケイバーライトを活用して発展しているかといわれればそのような描写もない。ところどころで蒸気が噴出する機械仕掛けがあるがビジュアルや目くらまし以上の意味もない。ケイバーライトを使っているかも不明。1話でケイバーライト障害が軽く触れられたがその後はなし。扱いも公害病程度か。そもそも王国側ではケイバーライト装置の小型化が実現できておらず、公式HPではもう少し詳しく書かれているが作中でわかる範囲では携帯用まで小型化できている、そのことを知っているのは共和国内のスパイ組織内のごく一部、即ち使うのはほぼ主人公のみである。
その主人公の装置を使った常人をはるかに超えるアクションも常人以上の動きを理由無く生身でこなす仲間が隙間を埋めてしまっている。携帯用小型ケイバーライト装置も物語のカギというわけではなくて…TVシリーズの範疇では別にSF要素を入れることなく分断が起きた19世紀末でも成立しそうで、主人公にはほかの得能を持たせてみてもよかったんじゃないかなとも感じた。
https://anond.hatelabo.jp/20210831094253
気に入らないことがあったら、というか、自分以外に興味を示したらなんでも
「戦いにのめり込んでる」みたいな抽象的な言い方で批判しに行くのはどうかと、とかマジレス。
ぶっちゃけこれが自分に関わりのある女性だと、可愛いなって思うんだろうけど。
うんまぁ、でもベルトーチカ可愛いなぁ。しかしソレ以上にナミカーさんが気になる。
「僕ははカミーユって名前が嫌いだった。(中略)男の証明を手に入れたかったんだ」
なんども繰り返しでてくる話だけど、そもそもなんで両親はカミーユって名前にしたし?
カミーユのエピソードは、日本語で言えばDQNネーム(誤解を招く名前)が
子供に強いコンプレックス抱かせる危険があるので注意すべきなんだよって
ずっとまえから警告してくれていたんですね
一概に否定出来ないのが難しいですね
カミーユ側はなんかすげえあっさりな感。
ぎりぎりの状況だから仕方ない、のかなぁ。
ニュータイプの感覚の発動タイミングがどうにもこうにも謎すぎるのもあっていろいろ納得出来ない回だった
あ、久しぶりにジェリドさんだ。チーっす!ジェリドさんチーっす!寂しかったよ!
21話。「ゼータの鼓動」って・・・
たしかに今までゼータってなんだろうと思ってた。大体「最後の」みたいな意味で使われがちだけど。
アポロ作戦の意味読んで、地球連邦における勢力関係がよくわからなくなった。
ティターンズのWikipediaの説明の冒頭だけみたけど・・・
「宇宙宇宙と言いながら、地球に魂を縛られている点では、エゥーゴだって連邦の人々と変わらん」
「私は、私がいなければ時代は変わらないと感じているに過ぎない」
ジェリドさんがまたなんか威勢のいいこと言ってるー。
ジェリドさんとかいう「おけらだってアメンボだって噛ませ犬ポジだって頑張ってるんだ」の概念化ほんとしゅき…
ジェリドさんが元気だと私もうれしい
「男って、戦争になると元気が出るし、頭も回るのね」「いけませんか?」
うーむ、ベルトーチカが言うならともかくエマさんに言われても。
アッシマーの時にも思ったけど、ティターンズのモビルスーツ性能いいよね。
アナハイム社はエゥーゴよりはティターンズばかりに良い機種おろしてね?
局地戦挑まず、じっくり強いモビルスーツを体力に開発して
戦力差で押し切ればエウーゴなんて敵じゃなくなるのでは・・・。
ジェリド=サン・・・余裕をかました結果また絶好のチャンスを逃しちゃうの
なんというかませ感。ジェリド・イズ・キング・オブ・カマセ!ジェリド!ジェリド!
ジェリドさんを見てると心が幸せで満たされる…
軍師官兵衛がいうような「命の使い道」だなんて甘っちょろいこと言わずに理不尽にバンバン虐殺するのが悪の組織に必要なことや。降伏させて勢力を増やすのではなく被害が生じても皆殺しを選ぶべき。
むやみに部下を処刑したら組織のパフォーマンスが下がるとか、田んぼを耕す民がおらんとか、悪はそれだけで強いからそういうのは要らん。「みんなで力を合わせて戦おう」なんて悪やない。弱い奴は死んで当然というのが悪や。作物を育てるのではなく他者から奪うのが悪や。組織の持続可能性を考えるな。悪の親玉1人でも生きていけたらそれでええ。
正義側が侵略したら悪の陣営にも一般市民がいて、抵抗するので殺したら自分達も逆から見れば悪とかいう「もう一方の正義」なんか要らんねん。悪の陣営では弱い民はすでに皆殺しになってるから正義側が虐殺できるものは残ってないんや。
次の衆院選は、コロナによる集会不足と遠山清彦の不祥事の影響で、創価学会の集票力が今までのように機能しない選挙という特色がある。
自民党の得票数というのは、投票率とか支持率とかあまり関係なく維持されてきたというのが特徴。
大勝ちしたときも大負けしたときも大して票が大きく変化するわけではない。
状況に応じて票をどこから持ってくるかということに長けているからだろう。
もちろんその中には金で票を買う、利権をちらつかせて集票する、選挙後の扱いを人質に脅すといったような汚い戦術も含まれることは想像に難くない。
そして、保守的価値観の後退や規制緩和などで脆くなり集票力が低下した支援組織の代わりとして創価学会は活用されてきた。
創価学会の支援があまりない中で自民党がそれなりに勝つとなれば、自民党と創価学会の関係は大きく変化するのではないか。
自民党にとっては憲法改正の邪魔をする創価学会よりも維新の会のほうがやりやすい。大阪兵庫以外では選挙の問題も起こりづらい。
公明党にとっては与党でありたいという欲求はあろうが、創価学会にとってメリットがほとんどないような状況になれば自民党と距離を起きたいと考える学会内勢力が伸長するだろう。
野党勢力に続いて与党勢力の結束が流動化していけば、経済情勢と国際情勢の変化の影響、そして憲法改正にどう取り組むのかという課題、これらによって政党の枠組みの再編という自民党が最初に下野したときのようなことが起こるかもしれない。
共産党は共産の名前を絶対捨てないことからも分かる通り、最終的には世の中共産主義にして自衛隊は解散したいな〜と思ってる奴らなわけじゃん。今は議席が少ないからできてないだけで。
それを自民にNOを突きつけるとか言って易々と支持して言い訳?みんな世の中共産主義になってほしいと思ってるの?俺は絶対嫌なので、もし立民が共産と共闘って言ったら自民に入れる。
ブコメでも指摘してる人はいたけど、あまりに共闘賛成の人が多かったので、反対の人もいることは表明しておきたい。
左派野党がバラバラすぎて対抗勢力になれないのはもっともだけど、なんでもひとまとまりは考え方が違いすぎて絶対ムリだから!せめてリアル系とスーパー系の2つぐらいにまとまるべきだと思う。
つまりこの布陣で協力してほしい。
しかし左派はなんか思想が近いほど微妙な違いが気になって反発してしまうという謎の特性があるのは良くないよな。もっとちょうど良くできんか。
こんばんは、不織布マスクです。
今回の群馬県で開催されたフェス「GLOBAL ARK 2021」の件、様々なメディアからの報道を拝読・拝見しておりますと、もっとも重要であるはずの当事者―すなわちマスク側の見解が欠落していること、および布マスク様への風評被害が気がかりとなり、誠に僭越ではございますがこの場をお借りして一言申し上げさせていただきます。
まず、今回の「不織布マスクNG」騒動については、日々市井の皆様の感染予防に微力ながらも粉骨砕身、尽力しているつもりの弊マスクに対する明らかなヘイトスピーチであり、大変遺憾に思っております。しかしながら、これは私ども不織布マスクにも原因の一端があることは認識しており、身から出た錆とのご指摘があれば甘んじて受け入れる次第でございます。
原因を紐解いていきますと、2020年初頭の新型コロナウイルス禍初期段階におきまして、予想だにしない未曾有のマスク需要があったこと、これが最大のものであったと思います。これまで鼻炎・風邪・花粉症および医療界や飲食業界、製造業の方々からの安定的な、しかし代わり映えのない一定した需要とは異なり、全世界的な規模での私ども不織布マスクへの注目が集まったことは記憶に新しく、ようやく我々の時代が来た、と一同血湧き肉躍る(血も肉もありませんが)思いでありました。しかし、私共は皆様のこの期待を逆手に取り、世界的なマスクの価格高騰・品薄の状況を看過する結果となりましたことは周知の事実かと存じます。正直に申し上げますと、誕生から現在に至るまで、かつて無いほどのお声をかけていただける現実に、甘えがあったかと問われればそれはノーとは言い切れません。驕りがあった、そう受け取られても仕方がない。そう思っております。
私どもがこの所謂”マスクバブル”に湧く中、競合する他のマスク様各種はあくまでも私どもの代用品として、着実にその勢力を伸ばしてゆきました。コロナ禍以前の世の中において、再利用可能なマスクといった需要は実に限定的なものであったと言えるでしょう。私どもとしましても、給食当番を除いては概ねほとんどのマスクについて、人口シェアをカバーしていたものと把握しております。それが、事もあろうに自分たちの犯した失策により、我々にはないデザイン性、昨今のSDGsの考え方にも適う再使用可能という環境配慮への姿勢、またはブランドマーケティングにおけるステータスおよびファッション性までをも身につけた競合の他マスク様方による大きなシェアの喪失を招いたことは、今もってなお痛恨の極みと存じます。ウレタンマスクなどという、マスク界の風上にも置けぬ不逞の輩を生み出してしまったことについても、己の責任を感じずにはいられません。そもそも、マスクにダサいもダサくないも、コロナ禍以前は存在しない価値観でした。時々刻々と変化する現代社会に適応し、「給食当番がしてるやつ」から「不織布マスクが売っていなくても手作りできるもの」、そして「国が配ったアレ」から最終的には「ファッションアイテム」までの見事な昇華を遂げた布マスク様は、まさに適者生存の理そのものを指すようであり、私どもの慢心が招いたこのような結果については慙愧の念に堪えないというのが偽らざるところであります。
ありがたいことに、供給体制の安定後は引き続き多くの方から温かいお声掛けを戴き、現在は決して昨年の二の轍を踏むことのないよう、地道に一歩一歩努力しております。また今回の騒動につきましても、多くの方々からフォローするお声を頂戴しましたこと、身に余る光栄に存じております。しかし事実として、私どもがかつて自らの過ちにより皆様のお手元、いやお口元を離れた際、それを救ってくださったのは他ならぬ布マスク様であります。本件につきましては主催者への抗議こそごもっともではございますが、どうか布マスク様への風評被害につきましては、お控えいただけないかと、私ども不織布マスクからも改めてお願い申し上げる次第でございます。
末筆となり恐縮ですが、皆様くれぐれもお体にはお気をつけいただき、ふたたび鼻炎シーズンだけ程度のお付き合いとなる時代を共に迎えられますこととを祈念申し上げまして、弊マスクからの挨拶と代えさせていただきます。
氷河期が票にならない?
団塊ジュニア世代は我が国最大の人口ボリュームゾーン、団塊世代に次ぐ第二の勢力だが?
氷河期世代に存在感がないのは自己責任とルサンチマンで連帯することを忘れているからだろう。
元増田を見ればわかるようにこの期に及んで単独で凶行を起こそうとしている。
若者や高齢者に敵意を向ける前に同世代と手を取り合い助け合うのが先だろう。
万年非正規の氷河期増田はバカだから気づいていないのかもしれないが、あなたの同世代の中にはそれなりに出世して係長や課長になっている者、
ベンチャーや中小企業の社長、地方政治家や国会議員、発言力のあるテレビタレント、インフルエンサーになっている者たちが大勢いる。
なぜその人たちに連帯しようと呼びかけない?
同年代で助け合おうと行動しない?
それはないわ。それやっちゃうと、
いや、嘘つきになるくらいは構わないだろうけど、次の選挙では共産党との連立前提
での選挙協力と見られることは避けられない。すると将来がない。
ひょっとして日本には公安以外のインテリジェンス組織って存在しないの?レベルの話だし(しないと言われてもまったく驚かない)
一般国民が自宅で死んでる中、発熱や無症状で上級国民が入院かましちゃうのと同じレベルの話
ただひたすらに予想の斜め上、論外
▼結局、5月からアフガン人協力者を退避させ始めたフランスが正しかった
> アフガニスタンでフランスに協力してきた人々を避難させる、というフランス政府の計画は2021年5月から始まった。
> 5月10日、フランスはアフガン人約100人の保護作戦を開始した。すでに米軍の撤退が進み、タリバンの勢力が強まるなか、アフガニスタンの先行きを悲観視する分析に対応したものだった。
>「アフガン当局に、フランスはすでにタリバンの勝利を確実視していると取られる危険性がある」とも伝えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f039047a9fa1aead36f3c3b9514238cd4125d8ba
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昔のヤクザが「無法者で、金にうるさく、せいぜいムカつく人を殺しちゃうぐらい」の人たちだったから、ポリスも「殺しちゃったの?捕まってね♡」みたいなものから、北九州と愛知の「金で動かない、武闘派、海外勢力とつるんでいる」という『新左翼』のような連中になったから、警察も本気でやるようになったのですか?
アフガニスタンに関わった連中は全員不幸になるとしか思えない。これはほとんど歴史上の結論だと思う。以下に報道を眺めていて思った各勢力の現況を並べるが、どの国もポジティブな要素があまりにも少ない。
まずはアメリカ。対テロ戦争の大義を掲げて侵攻し、現地で蛮行を重ねたのちに軍事スキームの変化とともに撤退した。しかしオバマ政権以降の特殊部隊群の偏重による住民感情の一方的な悪化や、トランプ政権での撤退計画の加速、何より拙速にも9月11日までの撤退を急いだ自己陶酔的なバイデン政権の政治判断により、世界的に自国の敗北を印象付ける最悪の形での幕切れを迎えてしまった。
パックス・アメリカーナの落日。いずれアフガンでの戦争行為について国際的な非難を浴びせられる日が来るのかもしれない。われわれも一応かつての世界大戦の当事者としてそれに同調する可能性が無きにしもあらずだが、その時の極東情勢がどうなっているのか。もはや考えたくもない。
続いてヨーロッパ各国。まずタリバンの復権自体が寝耳に水だったようにしか思えない。進軍が報道されてからの無様なこと。事態の取り返しが付かなくなってからも、米軍による秩序とアフガンの人道の危機を訴え(その両者が相反することをどれだけの人が分かっているだろう)、アメリカに再び軍隊を戻すよう呼び掛けたが、自分たちでは国際秩序を維持する能力も意思も無いことを改めて露呈しただけだった。しかしヨーロッパの首脳たちはここで退くわけにもいかない。何故なら中東のイスラム過激派の主たる標的は、他ならぬ欧州の先進諸国なのだから。
見過ごされがちなインド。アメリカの方針に同調してアフガンに支援を行ってきたが、その甲斐もあって今や当地で全てを失った。長年イランを経由してアフガニスタンから輸入を行う計画を進めていたが、現在両国の貿易は停止している。取引はいずれ再開されるにしても、アメリカと異なる戦略のもとイランに整備したチャーバハール港は、中国が支援するパキスタンのグワデル港に対して少なからず優位性を失うことだろう。
パキスタン。タリバンの主たる支援国家であり、今回の戦争でも勝者の側として報じられることが多い。
だがパキスタンは過激派のテロによって二十年間で数万人の自国民の命を失っている。その一部がタリバンの残党を匿ったことでもたらされたのは否定しようがなく、払った血の代償は重い。
また、パキスタンとアフガニスタンの国境線(デュアランド線)がタリバンを輩出したパシュトゥン人居住区を分断しているのも懸念材料だ。タリバン政権が将来的に安定すれば苛烈な国際紛争の火種にもなりかねない。パキスタンは一体どこに向かっているのだろう。だがインド憎しで走りはじめた彼らの野望は、最早誰にも止めることはできない。
みんな大好き中国。パキスタンと同じくゲームの勝者として報道されている。アフガニスタンと国境を接する中国は、同じスンニ派である新疆ウイグルとタリバン政権が手を組むことを警戒したため、先んじてタリバンに取り入ることで自国の反体制運動に先手を打った。
だがリスクは消え去ったのか? タリバンはイスラーム主義の交差点であり、ジハードそのものに真摯な構成員も多い。彼らが国境の先で弾圧に苦しむ同胞の存在を知った時、シンパシーを抱く可能性は大いにある。ただでさえムスリムの多くは真面目で敬虔な人々なのに。
また中国のタリバンに対する支援はどうだろう。よく言われるのは豊富な資源に見据えた資源開発援助や事業投資だが、アフガニスタンの情勢でどれほど成果を挙げられるかは未知数だ。中国はアフリカで輝かしい成功を収めてはいるが、歴史的なグレート・ゲームの舞台で長期的に何が起こるのか、慎重に見定める必要がある。
またあまり言われないことだが、米軍の南アジアからの撤退は、同時に極東への戦力転換が行われる可能性も示唆している。香港が落とされたことで半ば恐慌状態にある東アジア情勢は、今後さらに油断ならない戦場になるかもしれない。
そして忘れられたアフガニスタンの人々。一連の戦争の一方的な被害者である。アフガニスタンは地政学的に重要な土地であり、歴史上多くの戦争が起こったが、その多くで彼らのほとんどは戦争の主体でも何でもなかった。
アフガニスタンは彼らのものである。しかし悲惨な状況が長く続いた一方で、彼らについて考えたり支援する人は少なかったようだし、それを継続するのはもっと難しいのだろう。自分も今回コロナで暇になってニュース見るまであまり興味を持ってこなかったけど、願わくば今後は彼らのために些細な不幸を引き受けられるようにできたらと思う。