庵野さん、本当に本当にお疲れさまでした。
庵野さんの描く世界観に惹きつけられたスタッフの皆さんも、お疲れさまでした。
巷に流通するネタバレ系ブログでさんざんストーリーについての感想は書かれているので、今更私が書くこともない。
NHKの番組も見た。NHK側がどんどん庵野さんのワールドに汚染されていくのが心地よかった。
言えることは庵野さんがエヴァンゲリオンという自分を投影させたアニメーションを世に出した功罪に26年間悩み続けて、なんとかして終止符を打ちたかったわがままな作品がシン・エヴァンゲリオン劇場版IIだったんですねと。
NHKの番組で庵野さんのわがままを受け入れ協力し自分の能力を注いでいるスタッフの姿は本当に美しかったです。
不完全な世界が微妙な調和で進んでいく時間軸に、あまりにも不調和だったエヴァンゲリオンの世界がどんどん吸い込まれて行った時、自分自身のエヴァの世界観との決別をせにゃならん時がついに着たのだと理解し劇場で泣きました。