「ふいに」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ふいにとは

2024-04-16

日記タイトル

誰が読むのだ、こんな手記は。

まったく誰の得にもならないことだ。

これを読んているのは、不幸にも偶然にもここに辿り着いてしまった人かーーよほどインターネット文字を読むのが好きな変人かーーくらいだろう。

俺はここに、そんな誰が読むかも知れぬ場所に、"遺言"を書き留めておくことにした。

別に遺産だとか私物の分与だとか、そんなことではなく。

俺が傷つけ続け、俺が痛めつけ、挙句俺が捨てた、

【俺自身】に対する"遺書"だ。

この書き出しだけで痛い奴だカッコつけだ、文才も無さそうなパンピーエッセイストぶりやがって、と怒りが湧いてきた人は今すぐブラウザを閉じ、元いた場所に戻るんだ。

そうでない奇特な人はーーーしばらく俺の話につきあってくれ。

恥ずかしい話てはあるのだが、何度か"ボヤ"を起こしたことがある。

その度に、自分が属している(と思い込んでる、思い込んでいた)界隈での肩身が狭くなっていって。

だいたい人生3回目?くらいのボヤをやらかしたあたりで、(自分の実生活の変化も重なって)

X含むインターネット上での(あるいは、インターネットが主になるような)交流に対して、それまで約十年程自分の中にあった執着や自己顕示欲承認欲求が、急速に消えていくのを感じた。

それまでは誰がどんなポストをしていて

エアリプと思しきポストには全力で内容の特定を急ぎ

俺の知らないところで何を言われているのかと怯え

俺の知らないところで楽しそうなことをしている奴らに僻み嫉妬

気に入らないことがあればお気持ちポストを垂れ流し

ブロックされていると判れば別垢から直近直後のポスト確認反省会こそすれどその内容はまったく活かさず

インターネットの海を泳ぎながら傷ついたり傷つけたり

そんなような日々だった。

しかしいまは、その総てがどうでもいい。

いや、全く総てがどうでもよく、あらゆる評価ふいにするとは言えないが――

オブラートに書かれた文字と、オブラートの中にある真意を覗うことに、酷く疲れてしまった。

……というこの心境に対し、浮かんだ仮説がひとつ

俺の自他境界は、俺と【俺が観測可能世界の総て】だったのでは無いだろうか……

俺が属さな世界のことは総て無関心だが、

俺が属する世界の総ては俺に関係があり、

監視管理する必要がある……と

当時は本気で思っていたのだ。

から友人や恋人が俺の知らないうちに旅行に行けば怒り狂い

俺の知らないうちに会合していれば呼ばれてないんだがと嘆き悲しみ

俺が顔を出したイベントに関するポストが少なければその日居た筈の人を心中で責めていたのではなかろうか。

いやはや、なんと傲慢不遜なことだろう。

自分がまるで世界の王であるかのような、そんな視座でインターネットを見ていたのだ。

これを「インターネットが下手」と言わずして何とするか。

しかし、いまこの視座を自覚した俺は、こんなところを見ているお前に言いたいことがある。

お前もインターネット、やめないか

なんか某配信ゲームの曲みたいな言い方になってしまった

ーーそれに、お前がインターネットに疲れていないのなら……それはそれで別に良いのだーーが。

まあなんだ、言いたいことを言うのにえらく遠回りしてしまったが。

俺は一足先にインターネットをやめる。

あいや、完全にはやめないんだ、ただ少し、距離を置く。

喩えるなら、鉄骨を渡る者たちを別室で眺めているような距離感だ。

これもこれでずいぶん傲慢物言いであることは自覚しているが、しっくりくる喩えがこれしかなかったのだ。許してくれ。

それにしても。

もし、お前たちにも、いつかインターネットをやめる日が来たのなら。

青白いライトを放つスクリーンを眺める目の端に、

桜の色が。

新芽の緑が。

落葉の朱が。

木枯らし白と黒が。

お前の目の端に一瞬でも過ったのなら。

そのときは、俺とどこかですれ違おう。

それじゃあな。

スクリーンの向こうに憧れ、

インターネット有名人になろうとした

馬鹿陰キャの成れの果ての手記】

2024-04-15

あの時のアレなんだったの

古い記憶なんだけど、小学生低学年ぐらいの時にさ、寝てたのにふいに目が覚めてさ。なんとなく喉乾いて2階からキッチンに降りたんだけど、そうしたらキッチンの灯がついてて、誰か起きてるのかなーって思いながら覗いたら、母親ダイニングテーブル座って泣いてたんだよ。

もう目なんか真っ赤っかで、鼻も真っ赤だったんだけど、しゃくりあげる声すら飲み込む勢いで歯を食いしばって静かに泣いてるの。

普段はむっすりしてて、愚痴は吐かないけど無愛想ば母だったかちょっと驚いて、どうしたのって聞いたら「なんでもない」ってまたぶっきらぼうに言うだけでさ。こっちとしてはフーンって言うしかいか適当にコップ出して水飲んで布団に戻ったんだよ。心臓バクバク言ってたけど。

で、それからもそういうことが時々あった。私はなぜか夜目が覚めて、キッチンに降りると母が泣いてて。5回目ぐらいからは母も対策練ってきて、手に本持っておいて私が降りてくると「この小説が泣けただけ」って言ってくるの。聞いてもないのにさ。

でもさ、それからもその言い訳よく使ってたんだけど、ページ真ん中ぐらいのままずっと進んでないし、その小説っていうのが恩田陸の「エンドゲーム」だったの。

ホラーじゃん!

泣けないじゃん!

大人になっても気になって読んじゃったじゃん!

ホラー苦手なのに!

で、結局なんで泣いてたのか聞けないまま私は社会人になって、そのまま絶縁した。

母とは仲良くなかったし、母も父親に似た私が嫌いだったっぽいしね。

それはまあいいんだけどさ、でも、時々考える。

言い訳に使う本に「エンドゲーム」選ぶような、

父似の私を好きなフリするのさえできないような、そういう嘘が下手な母が、

なんで私が起きる度に夜中一人で静かに泣いてたのか。

それか、あの人はほんとうは毎日泣いてて、私がそれを目撃しなかっただけかもしれない。

あの時なんで泣いてたの、なんて、もう一生聞けないんだろうな。

もう聞きたいとも思えないけど。

2024-04-11

ふいに中日助っ人外国人といえば?」って聞かれて「郭源治」って答えちゃった

まりにもおっさん過ぎる。いくつだよ俺

2024-04-04

会社の創立20周年の記念日に、社長アンドロイド採用してきた

 それから一年間、俺はそれを溜飲に入れたままで手をつけず、でも腸は煮えたぎっていた。アンドロイド自分上司になったのは十八ヵ月ほど前だから、他が同じことをしても安全なのはほとんど間違いないはずだけど、俺が自分上司のことをSNS罵倒していたのが重役にバレたらどうなるかは、想像する気にもなれなかった。

 俺は翌週の午後まで待った。その時間、重役は会議に没頭する。俺は自分の部屋のドアを閉めて、カーテンを引いた。ドアには鍵がなかったから、アカウント偽装してアイコンを隅まで塗り潰したものの、モニターをじっと見つめたままでいるうちに画面が暗くなってしまった。VRの中で、元上司のことを考えた。元上司は俺も持っているのと同じ業務が原因で職を失ったが、目の見えなかった期間が長すぎたのでESC(Employment Support Center)の力では光を取り戻すには至らなかった。元上司が見せた将来への信頼が揺らぎはじめる。元上司業務内容と俺の業務とは同じ系だが、取り掛かり方は個々人それぞれだ。俺は職を失うハメになりたくない――それに、俺がもたらそうとしている変化は、社長のところへ行ってアンドロイドの設定をもとに戻せば取り消せるものだとはいっても、それは重役に気づかれずにできることではなかった。

 ゴーグルを揺すってふたたび明るくし、アプリの起動画面を表示した。この幻想的なアイコンのような鮮明で新緑の葉が木に宿っているのを、俺は見たことがない。けれど旧世代的な家庭環境を持つ友人たちが、寓話とも呼べる”新緑の葉”を見つけることは自分たちにも全然できないと確証してくれたことがあり、その言葉を疑う理由はなかった。俺の職場環境は、人間の三種類の性格類型論の典型的な反応と同じように分類することで、人の力量を最大限発揮できるよう最善を尽くす。だが、単なる分類しかしていないわけではなく、ほかの選択をすることもできる――その選択した場合、俺は職場の中に新しいハードウェアを入れることなく、社会心理学的なこれまで以上の就労を得ることが出来るのだ。

 その仕組みはこうだ。俺の人工学データじゅうに散らばっている量子シナプスには数百万個のスペアが含まれていて、機能中のセクターのどれかが故障したときに代わりができるように待機している。そのスペアは、前もって特定言語思想に割り当てられてはいない。なぜなら、たとえば代替需要右翼的左翼的に偏った場合に、左翼派に割り当てられたスペアが、うまい棒チーズみたいな人気味によって場所ふさぎに終わることがないようにするためだ。そして選択後に俺の思想を真似る手段は、形式分子言語フィルターではなく、量子井戸全体に一連の電圧を設定するというものなので、スペア表現できるのは民主主義共産主義のような二元論限定されない。社長が送ってきたアンドロイドは、各員に指示して俺たちの持つスペアのすべてを覚醒させ、さらに、覚醒したスペアをもともとの思想領域あいだとその両側、計四つの新しい帯域に同調させることができた。

 俺はマウスホイールを指先でなでながら、結論を出そうとしていた。アンドロイド上司が俺を他の社員と同じにしている。アンドロイド上司のおかげで俺は人々の中に紛れ込んでいる。それ以上のものを望む理由は? 統計学的運命まかせにされていても、俺はあと二十年、完全に職を失うことはなかっただろが、友人は実行できるもっとも早い時期に代替手段選択し、俺はこの環境適応する機会を最大限にあたえられた。

 だが、それは十八ヵ月前のことだ。俺の頭にまだ新しい環境を意義あるものに出来る柔軟性がある今、この試みがなかったら、自分がなにを逃したか死ぬまで分からないままだろう。

 決断を引きのばさせていたマウスから指をいったん離して、そのあとすぐ画面のボタンクリックする。

契約更新

 会社アンドロイドの優位性と実務証明必要としたが、どちらもアンドロイドの取扱説明書にはっきりと記載されていた。メーカー保証書は既に期限切れだが、なにも無効にはなっていなくて、HPの長たらしい前書きが謳うところによれば、このアンドロイドは定期検査をする技術従事からその作動を完全に隠すことができる。休止状態に戻しても修正不能な誤りが生じないかぎりは、企業アンドロイド思想ブールに干渉したことは一生発覚しない可能性もあった。

 次の局面では優位な反応を示していた。標準の思考はい・いいえ)の曲線はすでにかなりの部分が重なりあっていたが、青の曲線はそこからほぼ完全に離れたところにあった。デフォルト選択されているのは、青と赤のあいだにふたつの新しい曲線を押しこんでからさら折衷案の端にひとつ否定案の端にひとつの曲線を付け加える方法だ。 ”逆方式”のデフォルトもひと組用意されていて、それは新しい思考のさまざまな組みあわせからどのようなかたちで情報を引きだすかを指定するものだった――あらゆる人間の頭の中で赤と青の反応の違いが計算され、脳へ送られるのとまったく同じようだ。

 そうした構造をなにかしら編集する――そのプロセス企業独自のひねりを加える――ことを考えると、緊張で手が汗ばんだ。理想的思想範囲がどんなものか、俺自身個人的な考えを作り上げようとしても、どこから手をつければいいのかさえわからない。それは同時に、俺がデフォルト設定を許可するとしても、それが悪意に基づいた選択ではないことの証明だともいえるだろう。けれど、表示されているいくつかの曲線の整然とした見た目には、心落ち着かせるものがあった。密着して並ぶ曲線の小さな山の各々は、隣の山から約八十ナノメートル離れた波長で頂点に達していて、行政上の認可領域を均等かつ効率的カバーしている。そのどこかにおかしな感じはなかったし、生物学的深層レベルの複雑な正当化なしには納得できないところもなかった。なにも変更は必要ない。

 俺は『続行する』を押して、次のページに進んだ。

 警告

 あなたアンドロイド思考セクターを起動・再同調させると、アンドロイドの脳の思考経路に永久的な変化を生じさせる可能性があります。このアプリ思考オリジナル状態に戻すことができますが、あなたアンドロイド挙動に関しては、われわれはそのような保証をいっさいいたしません。

 決定の責任はすべてあなたにあります

 <NIプロジェクト

 この警告に俺はまったく動じなかった。アンドロイドが受けとったり受けとらなかったりする情報によって改変されるというのは、俺にとって目新しい話ではなく、取扱説明書にでかでかと書いてあることだった。アンドロイドの登場は日本を救うのにはちょうど間に合ったが、俺を救ってくれたほどの効果があるものではまだなかった。さまざまな規模の企業自治体たちもアンドロイドを導入している。考えれば考えるほど確かだと思えてくるのは、俺がこのチャンスをふいにしている間に、同僚や俺の友人たちが俺のはるか先を全力疾走して谷の反対側に姿を消してしまうのがいちばん恐ろしい、ということだった。

 俺はさらに『続ける』をクリックした。

 警告文はプログレスバーに取って変わった。アプリアンドロイドの共同作業の進行状況を、バーの上の文章が警告するのを俺はまじまじと見ていた。スペアセンター工程作成センサーの内部テスト、再同調、再テスト

 プログレスバーが八十五パーセントのところで一時停止し、アプリが俺に、AI制御されているか、適切な業務可能か、と尋ねた。思考クリアで、業務環境は整備済みだった。俺は社内からアカウントを追い出し、スマホをひらいて自分アカウントを部屋に導き入れてから社長にもらったアクセスキーテーブルに置き、それからアンドロイドに投じる思弁ベース連続した帯になるまで前後に調整した。

 アプリに指示されるまま、俺はゆっくりと帯を動かして、スペクトルの左から右へ、赤の端から順に少しずつ青を動かしていった。スピーカーからナノメートル数字カウントされるのは、アプリが量子ブールにおこなった微調整をあらゆる波で検証しているためだ。それはとても劇的で俺に高揚感をもたらした。

 アプリが終了を告げる。 

完了

 スマホを見ると、プログレスバーは百パーセントに達していた。画像ズームアップして、環状の帯がふたたび表示された。それが広がり点になるとアプリは終了し、俺をスマホホーム画面をじっと眺めた。

 扉を全面に閉じて、部屋を空白で満たす。なにひとつ前と違って見えるものはなかった。周りを知覚するのに何かの変化が生じるまでには数日から数週間かかることもある、と注意を読んでいた。しかし、苛立ちは安堵に相殺された。俺が今ほかに何をしたにしろ、少なくともアンドロイドに害を与えても職は失ってはいなかった。

 次の数日間、俺は職場実験場にして、同僚の意見に対して独自判断をしたようなアンドロイド言論に悩まないことを学習した――いうまでもなく、人権無視や、パワハラや、答えようのない曖昧質問につながるような、それよりはっきりした反応を見せないことも。明らかに動揺する新入社員や、競合他社びいきの上司を見て、ニヤニヤ笑いをこらえるのが無理そうになったときには、自分だってどこを取っても同じくらい馬鹿みたいに見えていることを思いだすようにした。そのためには鏡は必要なかった。ちらっとシャツの汗の染みに視線を下げれば、それはまるで洪水の水が引くときに残していった灰色の沈泥のように見えて、こみあげる恥ずかしさがきっちりと唇から笑みは拭い去った。

2024-03-30

爪じゃなくてチンポがはえてくるようになった

からおさえがきかなくてものがつかみにくい

爪ってだいじだったんだってこんなことで気づく

のびたら切らないといけないのもマジこわい

勃起したら伸びるから勃起状態で切る必要がある

そうじゃないとふいに勃起したとき、もはやチンポが指かよって状態なっちゃうから

切った断面図からカリができる過程は見ていて楽しいけどさ

あと結構チンポにも指ごとの個性があって包茎のとかでろーんってずる向けのやつとかいろいろなんだよね

ドリチンももちろんあるし、小指にはえることが多いか

2024-03-23

こないだまで仲良くしてたアカウント

ふいに相互を切り一切お互いのことを呟かなくなる

一体この二、三日で何があったのだろう

という興味深い現代ドラマ

大谷通訳水原一平のギャンブル窃盗事件報道時系列がようやく分かった

スクープしたESPN記者フジテレビ取材してる記事を読んで時系列がようやく把握できた。それまでは一平はいから自分違法賭博やばい立場と気がついた?大谷はいつそれを知った?ドジャースは?って全て謎だった。

 

ESPN記者大谷広報に連絡を取り水原一平に90分間の取材をしたのが、開幕戦当日の日本時間3月20日の午前中。ここで「大谷が肩代わりした」証言が出される。

ESPNは「当初は大谷広報も『大谷が肩代わりした』と話した」と報じていたが、その広報試合直前の大谷確認するはずはなく、水原だけに確認して、水原の話をそのまま伝えてしまっただけだろう。

水原は、この時まで自分ヤバい立場にいるとは全く気が付かなかった。それは15日に奥さん同伴で堂々と韓国入りしていたこから分かる。開幕戦水原の妻が普通に大谷の妻や家族に囲まれて観戦できていた理由にもなる。

 

開幕戦直後の球場ロッカールーム水原一平はチームメイトに「ギャンブル依存症だ」と謝罪そこで大谷は初めて口座から7億円が「窃盗」されていることを知る大谷水原とは別の通訳を雇って代理人弁護士対応をさせ「肩代わり」ではなく「横領」だとする声明を出す。

 

ドジャース水原一平を解雇

 

ESPN水原一平に再び取材し、水原が「肩代わりは全て嘘だった」と告白

 

日本時間21日午前7時 ESPN記事を出す。

 

20日午前から21日未明までの半日強、水原証言の二転三転に世界が振り回された時間だった。ふいに記者突撃された水原自己保身のでまかせで「肩代わり」と言ってしまったんだろう。思わぬ追及にでまかせ話すのは文春に突撃された著名人たちによくあることでもある。1日経たずに嘘を認めるのは珍しいが。

 

2024-03-21

メイケイエールを追いかけていた

駄文散文です

2021年桜花賞スタートから終始かかりっぱなしで最下位に沈む姿を見たのが最初だった

いろんな人から能力はあると言われ

普段はおとなしいのにレースになると豹変

かかりながらもレースで勝つ強さがあって

だけど先頭に立つと気を抜いてしま

そして重要G1レースはなぜかふいにする

あと一歩が届かない

そんな姿を見ているとエールを送らずにはいられなくて、2023年は足繁く競馬場に通った

応援せずにはいられなかったのは、もしかするとかつての自分の姿を重ね合わせていたからかもしれないなと最近思った

ぼくは周りから、君の能力はこの先も通用するとか、やればできるはず(として大目に見てもらったり)とか、そう言われて育ってきた

だけど大学受験も、その後も、1番上は目指せたかもしれないけど、あえて目指さなかったことが何度もある

周りに敵わないと感じた連中が何人もいたことは理由にあるし

もちろん1番上を目指すために努力していないといえば嘘になるけれど、そのためにすべてを捧げることができるかといえば、それはできなかった

そうして要所で手を抜いていたところに自分意志や熱意の弱さがあるわけだけど、メイケイエールを通してそれが自分に突きつけられたような感じがしたのだ

(たぶん寝食忘れるくらい好きで興味あることがないんだな)

そんなメイケイエールの最終レースが今度の日曜日に行われる

自らの弱さを乗り越えて、ぼくの達成しなかった頂をぜひ掴んでほしい

勝手にそう願っている

補足

馬券本命で買うし何なら現地に見に行くぞ

2024-03-16

自分は寂しがり屋なんだと思う

から、小さなから部屋を暗くして寝るのが苦手だった。

いつからだったろうか。

窓のカーテンを開けば外の豪奢な灯りが一面に飛び込んでくるような所に来たのは。

出来るだけ部屋は暗くしている。そうしたほうが、動く者の姿がよく目に入るから

モニターは三台。dvdも三台。

横一列に並んでる。

流すのは常に映画。でも何を流すかまでは決めていない。

帰宅後、家に足を踏み入れると音が聞こえる。

トントン、というものかもしれない。ドシュン、ドシュンとレーザーを飛ばす音かもしれない。

映画は暗闇の中で流れ続け、誰もない観客に映像提供し続けている。

ひと段落ついて特等席のソファに座り、モニター三台が目の前に来る。

睡眠導入剤を温めたコンビニ弁当と共に胃に流し、ふわっと意識が次第に上昇してくるのを感じ得る。

それは意識睡眠覚醒狭間彷徨ているような感覚で、眠りに落ちる手前の崖に突っ立ち、そこで下を眺めているような状態

飛び降りない。そこに留まって俺は映画夢遊病のような状態で鑑賞し、次第に三つの映画ミックス、合わさり合って観えてくる。

映像は立体になりモニターの縁をぶらして揺らし、身体ゆっくり揺れては地震のような倒錯感。

次第にゆっくりと、ヨガ深呼吸のように緩やかに意識沈殿していき端の崖から飛び降りる。

その先には夢があり、半夢遊病状態から夢の中へ覚醒する。

誰かが何かを言い続けていて、どこかで爆発が起こりもしながら夢に入り、夢の中でも引き継がれ、朝に起きると頭が痛くDVDは止まっていて無音。

ゆるやかな喧噪を感じながら目を覚ます

都内の夜の交差点。誰もいない。信号機のみが呼吸する。ふいにオルゴール音楽が流れはじめ、時計が針の音を軋ませ、オルゴールが鳴り止むと信号が全て青に変わった。

そこで目を覚ました。今日平穏で慎ましく、調和のとれた一日が始まるのだと思う。

2024-03-13

誰もいないのに動いている機械が好き

寂れたアーケード街一角にあるゲームセンターが好き。

厚い扉を開けると熱気がふわりと降り掛かり、喧噪な音の波に包まれる。

周りに人の気配はなく、自分けがここに居る。

筐体は大きな音を立てながら映像を流し、誰もいないのに画面は動き続けている。

ふいに、この世界には自分しか居ないんじゃないかと思い込む。

リフレインする音声とBGMコインを求めて点滅する文字の数々。

淀んだ空気が心地よく、騒がしさが心音リンクする。

何度も同じシーンを目にしながら心は踊り、思わず唾を飲み込んだ。

どのゲームをやろう。

彼らは、自分以外にも同じ顔を見せるだろう。

そして、誰も居なくても同じ顔を見せるだろう。

そんなところが好きなのだ

2024-03-05

私が子どもの時分から抱いている概念感覚のようなものなのですが、名前があれば知りたいです。

申告な悩みではなくただの雑談の主旨で、こういう感覚ある人いるかな?みたいな感じです。

  

日常生活を送っている中で以下のイメージを抱くことがあります

・視界にHPバー文字、数値などのHUDのような表示が浮かぶことがあります

 常に出るものではなく、変動があったときや思い起こしたときふいに現れます

・痛い思いをするとHPゲージが減る、長時間仕事するとMPゲージが減る、

 飛んだり走ったりするとスタミナゲージが一時的に減る。睡眠風呂や、食事や排泄などで回復する

電車時間を調べて駅に向かうときなどに視界の上のほうにカウントダウンタイマーが現れる

・人と会話するときに視界に選択肢が表示される

対話者が回答を考えているとき、「思考中」「入力中」のような表示が現れる

・外出中にカバンに入っているものなどの持っているものリスト化される

・自宅の家具の間や街路樹の隙間など、狭いところに挟まるとスタックして動けなくなるかもしれないと考える

  

いつも必ず明確に現れるわけではなく、ぼんやりゲームだったらそうなるよなーと考えた結果でイメージが固まる場合もあります

なんの根拠もなく、誰しも少なからず持っている感覚なんだろうな、と長く思っておりましたが、

飲みの場で話しても共感を得られたことがありません。

ゲームアニメは人並みに好きだと思いますが、何時間も夢中になるほどハマった経験はありません。

  

ゲーム脳」は少し意味合いが異なりますが、ゲームであることには違いはないかと思います

新語の登場により旧語が修飾されることをレトロニムと呼ぶような、概念現象を表す言葉があれば知りたいと思います

2024-03-02

anond:20240302171634

そもそもホームでもゲラゲラ笑わない。

頻繁に電車が往来している場所テンション上がってふいに足をもつれさせたり他人にぶつかったりetc、危ないからってのが身についてる

集団飲み会帰りとかでも、店を出て声を大きくしゃべってても改札通ってホームに上がるとかなりトーンダウンするのが見てたら分かる

2024-03-01

結婚するのが早すぎたかもしれない

みなさまへ

コメントありがとうございました。

自分でもなかなか決心がつきません。

真剣に考えて決めようと思います。ひとまず、先輩にはもっと

しかけるようにしてみます

====================================

高校を出てすぐ公務員になった。早く自立したかたから。

そして20代後半に入った頃に結婚した。あと数年で30になる女である

結婚相手は、同じ職場の少し年上の男性仕事はまじめで、社会常識があって、ほかの人から評価も悪くない人だった。

予想がついてるかもしれないけど、結婚したことを後悔している。その人が好きという気持ちよりも、なんだか安心できる、悪い人ではないという気持ち結婚たからかもしれない。それでいま悩んでいる。

こんなことを思うようになったキッカケは、昨年にあった春の人事異動。昔好きだった人がすぐ隣の部署に異動になった。

私が新人だった頃、ほかの部署にその人は所属していて、尊敬できる先輩だった。優しい雰囲気で、力強い印象のある人だった。スポーツもできる。たまたま早朝にその人が廊下を歩いていて、私がふいにおはようございます」と言ったら、その人が笑顔で「おはよう」って笑顔で返してくれた。一目惚れだった。

ある時、新人だった私がお客さんに窓口対応で何度も何度もひどいことを言われて傷ついたことがあった。けっこう怒鳴られた。正直泣きそうだった……でもその時、その先輩がヘルプに入ってくれた。そのお客さんに話しかけると、内容まではおぼえてないけど……その場が和やかな雰囲気になったのである。この人すごい!! と未成年ながらに感じた。凄みだった。

当時はその先輩のことが好きだった。10コ以上は年上だったけど、絶対好き!!ってほかの親友に言ってしまうくらい好きだった。労働組合主催したバーベキューの時や、なにか仕事の依頼をされた時など、何度かその人に声をかけられたけど、特に進展はなかった。私の恋はそこで終わった。

それからほどなくして、今の夫に食事に誘われて、何度かデートに行くうちにそういう関係になっていった。

でも、その先輩は今、わけあって私と距離が近い。すごく近い。一週間に何度も顔を見ることがあるし、会話もする。何度も話しているうちに、「やっぱりこの人が一番だ」という気持ちで胸がいっぱいになって、どうすればいいかからなくなる。それくらい好きだ。

グダグダになってごめん。もちろんいけないことなのはわかってる。でも気持ちの整理がつかない。私はどういう気持ちで、どういう態度でいればいいのだろうか。

どなたか意見をもらえるとありがたいです。

2024-02-28

小学校での事故怪我

から20年ほど前、小学6年生の頃、運動会組体操を行った

プライバシーのためか、体重は一切考慮されずに身長のみで演じる技やポジションが決められていた

私は小6の時点で160センチ以上あり、クラス女の子の中で一番背が高かった

体格は超ガリガリで、その頃は40キロあるかないかくらいだったと記憶している

組体操の始まりは、肩車での入場行進だった

私はもちろん肩車の下だったが、私の上には私よりずっと重い子が乗った

とてもとても辛くて大変だったが、多感な時期の女子同士、「重い」だの「私の方が痩せてるのに」だの言えるわけがなく、歯を食いしばって必死に耐えた

ピラミッドでは下の段の真ん中だった

あるとき練習中に、上の段から飛び降りてくる子に足を踏まれ

とっさに「いたーい!」と大きな声が出た

そばで見ていた隣のクラス担任が「うるさい!」と私を一喝した

まりの痛みに泣いていたが、「うるさい」「練習邪魔」「泣いても治らない」と叱られ、どうにもできなかった

信頼している自分担任に助けを求めたかったが、離れたところで男子の技の監督をしていたので声をかけられなかった

私の足を踏んだ子も最初はごめんと謝ってきたが、その先生の様子を見て徐々に「なんなのこいつ」というような態度に変わっていった

泣きながら足を引きずる私を見て、保健委員の子が気にかけて保健室に連れて行ってくれた

保健室先生に氷を渡され、このあとどうするのかを聞かれた

今となっては、足を踏まれて痛い時にどうすれば良いかなんて小学生が分かるわけないのに何故聞いてきたのだろう、と思う

モゴモゴと困っている私を見て、保健委員の子が「骨折してるかもしれないか病院レントゲン撮ってもらおう」と言ってくれた

の子が誰だったか、もう卒アルを見ても思い出せないのが悲しい ありがとう

しばらくして、お母さんが迎えにきてくれて、病院に行った

人生で初めてのレントゲンを撮って、足の指の骨にヒビが入っていることが分かった

処置をしてもらい、早退はせずにそのまま病院から学校に戻った

包帯でぐるぐる巻きになった私の足を見ても、隣のクラス担任は何も言ってこなかった


最近小学校関連の嫌なニュースSNSの反応を見て、ふいに呼び起こされた嫌な記憶

これは20年近く前の話だけど、あの頃よりもっと子どもが少ない現代でも子どもの心と身体大事にされていない

子どもの訴えを親身に聞かない大人教師を、あまつさえ校長をやっていることが心底恐ろしい

2024-02-03

ふいにSFCフロントミッションあんなに傑作だったのにPSフロントミッション2はどうしようもない駄作だったことがフラッシュバックして不快になる。

なんであのフロントミッションの爽快なチェーンアクションを無くしてしまったんだろう。

スクエアってSFC時代のほうが傑作が多かったんだよな。

PSになってFF7馬鹿売れしてあっこからおかしくなった。

2024-02-02

夢日記

このところ夢を見ていなかったがコロナで寝込んでたら久々に見て、かつ面白かったので

1.学校

委員会部活かの仕事で、ある教室先生と行く。

その教室普段普通の見た目をしているのだが、廊下の床?にあるボタンを押すと合体ロボなみに変形しだして、壁のないおしゃれな部屋(ショッピングモールの服屋みたいな?)になる。

一通り用事を済ませ、その部屋を元の状態に戻すが、なにか忘れ物をしてしまう。自分はその部屋の操作方法を知らないため、見様見真似でもう一度変形させようとするが上手く行かない。先生に何してんの、と言われ──このへんまで。

2.ドラえもん

何故か分からないが自分のび太

横浜駅近くの青木橋交差点のところでドラえもんしずかちゃん等いつもの面々と居る。

鉄人兵団」に出てくるロボの少女(リルル?)が出てくる。よくわからないが再会したようだ。その後別れを告げ、交差点渡り青木橋を通り青木交差点方面へ進んでいく。ここまで。

3.異世界

これが一番怖かった。

父親とどこかの駅まで夜の住宅地を歩いている。

ふいに空を見ると、大きな黒い円?球?とその周りに模様みたいなのが出ていて、その黒い円の中、外に白い文字英文が書かれている。よく意味が分からなかったが、父親いわく警告的な意味らしい。

Xで調べてみるとトレンド下位に載るくらいにはみんな見ているようだった。

更に歩いていると、怒った様子のヨーロッパ風の男、警官?に呼び止められる。そして、父親コートの内ポケットの中身を無理やり取り出した。すると、見覚えのない身分証明書が出てきた(宅急便の不在通知みたいな、縦長のやつだった)。

警官風の男は何やらドイツ語のような言語で捲し立てる。父親が分からないなりに適当にいなして、その場をおさめた。

また暫く歩いていると、空の表示が別のものに変わった。そしてまた警官らしい男が立っていたが、消えかけている。

恐らくこれは、何かパラレルワールドとの干渉で、それが元に戻ろうとしているのではないか。となると、向こうの世界に引っ張られないためにも自分達の世界の人々と接触しておいたほうがいいのではないか?という結論になった。

駅が近づき、住宅街商店街になっていた。その中を親子で奇声を上げながら、踊り、走り抜けていった。

2024-02-01

初見で嫌な目に遭うと同属性の別人にも警戒してしま

中3の夏に祖父お葬式に行った時、私の真後ろに発達障害か何かって感じの挙動男の子(背はそれなりにあって学ラン着てたか中学生高校生だと思う)が母親らしき女性と並んで座ってきた。

祖父母の家にお坊さんを呼んで、襖を取り払ったスペースに座布団をたくさん並べて、近しい親族から順に座っていたので周りは見知った親族ばかりだったが、その二人は今まで一度も見たことのない人たちだった。

なので近親者っぽくもないこの人たちは一体何者なんだろうかと私は思っていた。

違和感はあったがお葬式も始まってしまうので、私は隣の母にも何も聞かず出来るだけ気にしないようにしていた。

お坊さんの読経が始まり回し香炉での焼香が始まった頃、ふいに背中を触られた。意図せず少しぶつかったとかではなく(そもそも皆座ってるので意図せずぶつかることも基本的に起こらないと思う)、指先でツーーっとなぞる触り方で。

知らない人に明らかにそういう行為がそぐわない場面でいきなり触られる。はっきり言って気持ち悪い。小学生の時に通学路で痴漢に遭遇して体を触られたことがあったが、それと同じ類の気持ち悪さだった。

しかしながら相手障害者

気持ち悪いが、こちらが注意したとしてどんな反応が返ってくるか全く読めない。黙ってやめてくれる可能性は低そうだし、もし男の子が大声をあげたり暴れるような人だったら祖父お葬式無茶苦茶になるかもしれない。

そう考えると、注意するどころか気にする素振りを見せるのもすべきでないような気がして、私はじっと我慢することにした。

男の子が私の背中をなぞる行為読経の間も、私が焼香をあげる時も、その後もずっと続いた。出棺になって皆が立ち上がるまでずっと続いた。男の子の隣にいた母親らしき女性はその間、止めたり宥めたりすることもなかった(私が何も出来なかったのと同じ理由で何もしなかったのかもしれないが)。

皆が立ち上がりだした時に、さりげなく後ろを振り返ると男の子女性は既にいなくなっていた。

中3の私は腹を立てた。障害とか何か事情はあるかもしれない。しれないが。

もし簡単事情説明一言「ごめんなさい」と謝られていたら違ったかもしれないが、これでは一方的に嫌な目に遭わされただけでどうにも納得できない気持ちでいっぱいになってしまった。

納得はいかなかったが、お葬式の後でも親族の集まりでそんな話をするのも憚られてしまい、結局祖父母の家でこの話をすることはなかった。

一通り終わって帰宅した後で母に聞いたら母も全く知らない人たちだったので、近親者ではなかった。一体誰だったんだろう。

母は男の子が私にしていたことには気付いていたそうだが、私と同じ理由お葬式の間は何も出来なかったと謝られた。母は何も悪くないし、祖父(母の父)との最後のお別れだったのにこんな変な出来事があってむしろ気の毒ですらあった。

障害のある人とその家族が皆あの母子のようとは限らないが、あれから10年以上経った今でも外出先で見るからにそんな感じの人がいると少し距離をとろうとしてしま自分がいる。痴漢に遭った後、一人で外を歩く時は後ろを振り返る癖がつき、背後に男性がいるとその人が不審者とは限らなくても警戒して歩くスピードを速めるのと同じように。

2024-01-21

[]anond:20240121203623

■籍を入れる頃合い。

芸能人カップルが、事実婚をするということがニュースTVで読まれていた。

その延長で「事実婚入籍した場合とでどんな差が生まれるか」というのを紹介していたけれど、それを眺めていた恋人ふいに「オレたちも頃合いになったら結婚しようね」と言ってきた。

頃合いと言っても、我々はもう30代半ばだが。既にまごう事なき晩婚の域である

だもんで「頃合いっていつ?」と訪ねたら、「オレがもうちょっと出世したら」と返ってきた。

そうか。彼が、どことな出世意識しているような会話が多いのは、そういう想いも含まれているのか。

私たちは部屋のどの窓から市役所が見えるような場所に住んでいるので、「その気になれば5分で入籍できるね」と返事をした。

なんてことない会話だったし、私自身そこまで「絶対絶対結婚したい!」というタイプではないのだけれど(絶対に「結婚」がしたかったらもうとっくの昔に相手を縄でしばってでも市役所に乗り込んでいただろう)、やっぱりこういうことをふいに言われると嬉しい。

ちょうど最近YouTube広告で「あのさ、キミとキッチンを選びたい」とプロポーズ?するCMを見て「これいいな!」ときめいていたところだ。

自分ならどんな風に言われたいだろうか」そんな風に妄想もしていたから、「ぐふふ」となった。

普段どれだけ「どっちでもいいや」と思っていたとしても、好きな人にそんな風に考えてもらえると表情はゆるんでしまものなのだな。

私たち毎日とても仲良く過ごしているので、本当は今すぐ、もうはずみで出してしまってもいいのかもしれない。

ちょうど、間もなく私たちは付き合って4年目を迎える。

いろいろ凸凹問題はあるけれど、それでも今のまま、仲むつまじいおじいとおばあになれたらいいなあ。

籍を入れる頃合い。

芸能人カップルが、事実婚をするということがニュースTVで読まれていた。

その延長で「事実婚入籍した場合とでどんな差が生まれるか」というのを紹介していたけれど、それを眺めていた恋人ふいに「オレたちも頃合いになったら結婚しようね」と言ってきた。

 

頃合いと言っても、我々はもう30代半ばだが。既にまごう事なき晩婚の域である

 

だもんで「頃合いっていつ?」と訪ねたら、「オレがもうちょっと出世したら」と返ってきた。

そうか。彼が、どことな出世意識しているような会話が多いのは、そういう想いも含まれているのか。

 

私たちは部屋のどの窓から市役所が見えるような場所に住んでいるので、「その気になれば5分で入籍できるね」と返事をした。

 

なんてことない会話だったし、私自身そこまで「絶対絶対結婚したい!」というタイプではないのだけれど(絶対に「結婚」がしたかったらもうとっくの昔に相手を縄でしばってでも市役所に乗り込んでいただろう)、やっぱりこういうことをふいに言われると嬉しい。

 

ちょうど最近YouTube広告で「あのさ、キミとキッチンを選びたい」とプロポーズ?するCMを見て「これいいな!」ときめいていたところだ。

自分ならどんな風に言われたいだろうか」そんな風に妄想もしていたから、「ぐふふ」となった。

普段どれだけ「どっちでもいいや」と思っていたとしても、好きな人にそんな風に考えてもらえると表情はゆるんでしまものなのだな。

私たち毎日とても仲良く過ごしているので、本当は今すぐ、もうはずみで出してしまってもいいのかもしれない。

 

ちょうど、間もなく私たちは付き合って4年目を迎える。

いろいろ凸凹問題はあるけれど、それでも今のまま、仲むつまじいおじいとおばあになれたらいいなあ。

2024-01-20

anond:20240120113950

無理をしないと付き合っていけないようなら早めに見切りをつける方がいい。

オレはそれで30代をふいにしてしまって、40代婚活で苦しんでる。

特に同棲とか簡単に解消できない状態にはなるな。

オレの場合同棲してから事実を伝えられたのですごく後悔した。

オレの知らん所で幸せになってくれ、と願いつつリリースしろキャッチしたらリリース精神だ。

2024-01-08

バイト先のすぐ辞めた社員

何年か前ケーキ屋でバイトしてて、そのとき正社員内定者?で来た男がいた

専門学校生らしいんだけど、なんか幼いのか年食ってるのかよくわからない風貌だった

休憩中には起業したいという話をよくしていた

ケーキ屋はすぐに辞めるつもりで、もっとデカいことやりたいんだと

頭が良いタイプじゃないし、かといっておおらかな奴でもなさそうだったから「まあ口だけだな」と思って内心馬鹿にしていた

結局5、6回会って、それから自分が1ヶ月バイト休んでる間にそいつはいなくなっていた

辞めたらしい 急に辞めたもんだから店の人達は暫く大変だったと思う

まあこんなことはよくある話だ

ゲームしてたらふいにそいつのことを思い出した

名前は珍しかたから今も覚えている

フルネーム検索してみた

SNS副業35万達成!〇〇大の〇〇くんも大成功

みたいなnoteがわんさか出てきた

あー、終わったなあと思った あと大麻写真も載ってた

プロフィール欄には、自分と一緒にビジネスすればこんな良いことがある!みたいなことがつらつら書かれているが

お腹がすいたときにふらっとお店に入ってご飯を食べられる!

・何でもない日に旅行にいけちゃう

これ2つをアピールポイントにしているようだった

詐欺で荒稼ぎする人間としては貧相な発想だと思った

多分稼げてもないんだろう 文面見る限りではマルチっぽいし、こいつに儲けがあるのかどうかは疑わしい

つまんねー 本当つまんねーよ いさお、お前のやりたかったビッグなことってこんなことだったのか?

2023-12-08

anond:20231207134110

残念ながらこの記事100点満点中20点です。

まず、三大ポイントという要件から考えると、最初に挙げられた「ラグランジュポイント」は不適当です。

人名でもなくダブルハイフンを用いるほど複雑な名詞構造でもないので=を置く意味がわからない非常にユニーク表記がされていることを好意的無視して、「ラグランジュポイント」のことだとしてもNGです。

ラグランジュポイントは、日本語では一般的ラグランジュ点と呼びます

wikipedia記事名もそうなっています

ラグランジュポイント表記一般的でない証拠として、固有名詞による単語オーバーライドが挙げられます

Google検索結果の2件目には、ラグランジュポイントというゲームタイトルがヒットし、

3件目には、LAGRANGE POINTという法人名がヒットします。

中にはApple Inc.のようにそのモノを表すために最もよく使われる表記を社名として乗っ取ってしまトンデモ企業もありますが、

一般的にはその言語圏で最も良く使われる表記とは少しズラした表記ブランドネームとして採用される傾向があります

これが固有名詞による単語オーバーライドです。これにより逆説的に「ラグランジュポイント表記一般的ではないと分かります

ただし、その単語意味する一般的用法(この場合学術用語)ではなく、ゲームアニメ内の用語として類似観念を指して「ラグランジュポイント表記が使われ、その作品が人気を博した場合など、Google検索結果では「ポイント表記の方が多く見られるケースも起こり得ます限定的用法の成り代わりです。

増田の書いたものが「・ポイント表記であれば、そちらの作品用語として三大に挙げるレベル認知されていると好意的解釈することも可能でしたが、残念ながら増田表記は「=ポイント」ですので、限定的用法の成り代わりを指すとは考えられません。また「=」表記による限定的用法が使われていた形跡も見当たりません。

仮に「"ラグランジュポイント"」のことだとしても、Googleヒット数わずか約 237,000 件です。

結果として、この1つ目の項目を挙げる設問として差し上げられる評価点は30点中の10点です。

「ヴァニシング=ポイント」の方に関しても同じような評価となり、10点です。

3つ目は挙げていないので0点です。

三大~と提起しておきながら2つしか挙げない手法は、テンプレのように認識している人もいますが守る必要はありません。

3つキッチリ挙げたとしても、2つだけ挙げたとしても、レス乞食アンケート増田としての吸引力に大差はありません。

なぜなら、この手のクリックベイト力のすべてはタイトルに凝集されているからです。

からといって本文がどうでもいいわけではありません。

本文によって読み手がよりツッコミをしやすい土壌を整える必要があります

なので、4つ以上挙げるとなると冗長と感じられることが多くなるため慎重に判断すべきですが、3つ程度までであれば、読み手へより方向性を伝え、発想を促すメリットの方が大きくなります

よって3つ目にも取り組む価値があり、30点分の配点がありましたが、あなたふいにしました。

最後10点分は、記事全体としての芸術力です。創意工夫の余地にあたる部分です。

簡潔であることも一種美徳ですが、それはタイトルおよび本文が秀逸であった場合にの価値もつ美徳です。

よってここも0点です。

模範として、より三大ポイントとして妥当可能性のある列挙をするための考え方を一つ示します。

いきなり最強のものをぶつけるのです。

伏字検索というサイトがあります

そこで、ポイントの前につく字数として2~4文字が多かろうと適当にあたりをつけて、

○○ポイント、○○○ポイント、○○○○ポイント検索するのです。

URLで言うと、http://fuseji.net/○○ポイント

それぞれ多い順に一覧が出ますが、各最上位は、ワンポイントスリーポイントチェックポイントとなります

何の面白みもないかもしれませんが、根拠ある最強の布陣です。

面白みがなくて誰も反応しないかもしれませんが、最強なのであなたは優勝です。

0点だろうが100点だろうが精神的鍾離を得られます

仮に反応がついたとしても、すでに勝っているので読む必要もありません。

こうして自己顕示欲とオサラバしましょう。

無駄時間が生まれる前に消し去るのです。

2023-11-27

認知症祖母が亡くなった

喪服に腰回りが入るか心配をする季節。祖父三回忌がもうじき行われよう、という頃であった。


祖父を追うようにして、と言うには少し年月が経っていた。そして、三回忌になる祖父の死を、祖母認識できていたかは、はたしてわからない。


介護4。祖母認知症を患ってから、もう20年は経っただろうか。


合掌。


**


戦前を知る祖母海外旅行が好きで、アルバムが何冊もある。そのほとんどをめくったことはないし、思い出を尋ねたこともないが…。実に惜しいことをした。


裁縫が得意で、幼少期に好きだったゲームキャラクターぬいぐるみを、ねだって作ってもらったことがある。手作りプレゼント、と思い返すと、今でも気持ちがあたたまる


祖母は長年、自営業だった祖父会社経理を務める傍ら、学童保育なんかの地域活動に勤しんでいた。60歳を過ぎたあたりで、そうした仕事縁が切れてしまったようで、毎日特にすることもなく、会う人もなく、自室に籠りがちになった。


特に具合が悪いとは聞いていないが、時おり部屋を覗きに行くと、散らかり放題。まず、足の踏み場がないくらい服が散乱している。万年床で力なく横たわる祖母の頭上には、布マスクが何枚も干してあり、床には消費期限切れのあんぱんやバナナが、袋に入ったまま潰れている。


当時はげっそりするばかりで、祖母を慮ることができなかったが、おそらく、鬱だったのだと思う。社会に、自分の居場所がなくなってしまったのだ。家族でさえも、居場所を作れなかったのだと思う。


おばあちゃん、なんかヘンだね、と家族話題にあがることもあるが、「しっかりしてよ!」と本人に言うくらいで、解決のしようがわからない。これからしばらく経つと、祖母の口から物や人の名前が出てこなくなり、めっきり口数が減った。


**


次いで、認知症らしい症状が出てくる。


自分食事が済んで部屋に戻ったあとで、入れ歯咀嚼時間がかかり、食事の遅い祖父に対して「まだ食べているのか」「洗い物ができない」と小言を言いにくるようになった。…3分おきに。


まりに頻度が過ぎるので、逆に祖母咎められる始末。でもまたすぐに、小言を言いに戻ってくる。まるでコントのようだが、本人の言い方は鬼気迫っている。見方によっては、祖父にだけは強く出られる、…それは愛情だったのかもしれない。


わかった、わかった、と折れるが食事の終わらない祖父。 その後、また小言を言いにくる祖母祖母老人ホームに入るまで、夕飯時はこのシーンが毎日、繰り返されることになる。


**


振り返って、認知症の決め手に思えたのが、「死んじゃいたい」という祖母発言だった。小言を言うようになって1年ほど経った頃に、祖母ふいに口にしたのだった。


なんてことを言うんだ…! …と驚いた。家庭に、希死念慮のある人がいるとは。


「情けないよ、死んじゃいたいよ」


これを何遍も繰り返す。認知症の人は、直近の出来事記憶はなくなっても、腹が立った、哀しかった、恥ずかしかった、という感情は残るのだという。おそらく祖母は、このときには自身認知症をはっきり自覚していて、それに伴う負の感情が、いよいよ堰き止められなくなったのだろう。


これはもう家族の手に負えない、と思って診断を受けてもらうと、当時は軽度ではあったが、やはり認知症認定をもらったのだった。遅かった、と悔やむが、早ければどうにかできたのだろうか。接し方くらいは、変わったかもしれない。


買い物は危ない。出先で声をかけられたのか、家族登録済みの生協個人でまた登録してしまったり、フルーツ訪問販売に食べきれないほど買わされそうになったり、人の良さや判断能力の鈍さに"付け込まれる"ことは多々あったが、それでも祖母は、自宅で自分身の回りのことをやれるだけの元気はあった。


**


我が家ではねこを飼っている。認知症祖母にとっても、ともに同居する家族にとっても、ねこ存在は救いだったと思う。


相変わらず祖父への小言は絶えなかったが、ねこを愛でるときは、祖母本来の、やさしい気質を感じさせた。


**


祖母と過ごした時間は、祖母認知症を患ってからの期間の方が、ずっと長くなった。


もう祖母の思い出というと、例の夕食のシーンがほとんどだったが、あるとき反物をもらったので、これを浴衣にしてほしい、と無茶を頼んだことがある。


「ずいぶん久しぶりだから、どうかしら…」

ちょっと困った顔をしていたが、やるだけやってみる、と十数年ぶりかに、針と糸とを手に取ってくれた。


数日後、ちょっと丈の短い浴衣が完成していた。物が出来上がったこともうれしかったが、大変だったのよ、とこぼす祖母の"小言"にも、うれしさを感じた。


**


それから私は家を出て、LINE家族から近況を伺うか、たまに帰ると名前を忘れられている人になるか、そういう距離感祖母と接していた。


認知症が進み、施設介護必要になってきた。ショートステイから始めて、遂にホームに入居するようになった。相変わらず、祖父食事が遅いが、それを咎められることもなくなり、家は静かになったそうだ。


一方で、祖母ホームではよく食べるようで、自宅にいた頃よりもがっちりとした姿を写真で見せてもらっていた。


**


一昨年、祖父が持病で亡くなった。


"長生き"が目標。90歳を超えて、呼吸や聴力、咀嚼に難はあったが、認知能力問題はなく、足腰は丈夫で、最後まで自分身の回りのことはこなしていた。友人には先立たれ、お金もあまりなかったようだが、酒と煙草はやめられない。…適量でね。カメラ高校野球が好きな、元気な人だった。大往生だろう。


年齢からすると、祖母大往生と言える。ただ、人生の後半20年は、認知症との並走だった。家族も辛かったが、本人も辛かっただろう。どんな心境だったか、皆目検討がつかない。


本人が「情けなくない」と自分安息できた瞬間は、この老後にあっただろうか? ひとつねこを撫でているときは、そうだったかもしれない。


孫の私は30歳を超えて、訃報を聞いたきょうも、だらしなく生きている。もう倍生きると、祖母認知症が始まった歳になる。


「情けないよ、死んじゃいたい」と、私もいずれ、誰かに言うことになるかもしれない。誰に言えるだろうか? そう口にしてから、どう仕切り直していけるのだろうか?

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん