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はてなキーワード: ふいにとは

2023-11-13

anond:20231110192451

駐車場の車で休憩してたり相方の買い物待ちとかでだいたい3割くらいは車に人おるよね

なんとなく見てたらふいに目が合う時が多くてなんか気持ち悪い

2023-11-09

学生とき

放課後教室、好きな女の子と二人きりになれたことがあった。

日直だった。

雑務を終わらせてからも二人で教室に残り、話し込んだ。

笑顔可愛い子だった。

ふいに彼女が「増田君って他人馬鹿で、自分のことを賢いと思ってるでしょ」と言われた。

悪意のない抑揚で、悪気を感じることはなかった。

でも、咄嗟に何も言い返せなかった。

なんだか見抜かれている気がした。

まれから一番恥ずかしいと心の底から思えた。

俺は思わず目を逸らした。

彼女からも。自分からも。

あの言葉と、彼女と一緒に過ごした教室の様子が今でも度々頭を過る。

十年経った今でも鮮明に。

今では自分のことを他人より賢いだなんて思うことはない。

しろ馬鹿野郎だ。

告白さえできなかったのだから

2023-10-22

キモい1000本ノック

恋愛経験は皆無で友達も少なく、顔もばりイケメン!ってほどでもないが、それらを全く気にせずにコツコツ興味のあることに打ち込んでいる男がめちゃくちゃ好きで、、、

そういう方って、喜怒哀楽の幅が少ないし(そこがいい)、恋愛依然に女友達存在すら全然におってこないし(そこがいい)、ガチで男友達も少ないし(かわいい)、でも家族仲は良くて大切にしてるし(そこがいい)、いわゆる「ノリ」に流されることがないし(好き)、なんか細かいこと覚えてくれてるし(神か?)、ふいに笑ったり微笑んだりしてくれるし(素敵すぎる)、

難しくて私にはよく分からないけど、楽しそうに色んなお話してくれるともう心臓鷲掴みにされて最高で、おそらく低レベル質問にも丁寧に答えてくれてめちゃくちゃ楽しいんですが、

や〜〜〜っぱり好きとか惚れたとか腫れたとかそういう話にはなりませんよね!!!(でもそこが好き😭)

個人的にここ数年コツコツコツコツ地道におしゃべりを重ね、姿を見かけたら気軽に声をかけ、うざくならないように適度に話を切り上げ、たまに空いてるリュックのチャックを指摘してあげて、数μmでもいいからたまに私のこと意識してくれるといいなーって思って過ごして、ようやっと!!!苦節○年!!向こうから暇な時間帯を教えてくれたり、定期的にご飯とか行く流れになったり、ちょっとだけ手応えを感じていたんですが!!!

あれ、もしかして可能性あるのでは??と思っていたのですが!!!

バイバイときいつもあっさりしてるんですよね〜〜〜(そこが好き)!!

お店出たときとか信号とかで、じゃ👋、ってスタスタ帰っていきますかわいい

こんな混沌とした場所に書かれて可哀想すぎるし、書くわたしわたしキモいし最悪なんですが、長年の片想いを誰にも話せていないので、誰かに聞いてほしかった!!!

思いついたこと思いついた順に書いてるから内容めちゃくちゃでごめん!!

他の人にも同様に淡白であっさりしている様子をみると、やっぱりわたしはまだまだ彼の中で「知人E」とかなのかなって思います、、、(かなしい)

でもコツコツやるしかないですよね、、、(どうしよう)

2023-10-15

いい年した男がふいに出す高い声がきしょすぎる ワアー!(高音) ニャアーー(裏声)じゃねえよ それでお茶目ぶってんのかよ 可愛くねえよボケがよ

2023-09-20

ふいに気がついたが、高いハードルなら下をくぐればいいんだよな。

構造的に。

壁ならそうはいかないが、ハードルならそれができる。

2023-09-19

anond:20230919131506

いま40歳の人って、ちょうど中高でパソコンインターネット導入し始めた頃かな

授業で触ることはなくても、パソコン部とか課外活動操作することはあり得たと思う

そういう機会をふいにしたのに、実は興味があったなんてこと、まあ無いわな

2023-09-08

anond:20230903152525

メチャメチャ硬い壁がふいになぜかぶち壊れたら困るので、やめてほしい。

2023-07-18

メチャメチャ苦しい壁だって ふいに なぜか ふき飛ばす 勇気談話 湧いてくるのは

談話が沸いてきたら全部の案件吹き飛ぶだろ

<40過ぎたら「年下のほぼ全員からキモいと思われてる」と常に意識して生きていないと大事故が起こる>

このツイートきっかけは、同世代女性Aさん(40代)が職場男性B君(30代)に告白をして、後日断られたというエピソードだ。

B君は物腰の柔らかなおとなしい男性で、何度か2人で飲んだことがあるという。会社飲み会の帰り道、2人で歩いている途中でふいにB君を抱きしめ、「好きです」と告白した。

90年代トレンディドラマだったら、ここで小田和正イントロ流れるところだが、B君は困ったように笑ったままだった。キスしてもいいか聞いてみたところ、「ダメです」と笑顔で断られたそうだ。

後日、改めてB君を飲みに誘ったところ、「Aさんのことは女性ではなくあくまで頼れる先輩として見ていたので、あの時は動揺したし正直引きました」とLINEで怒られたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c61176e7790bc6c82f946839a76a5844cb3008eb

2023-07-14

anond:20230713110148

駅でふいに勃起してしまったとして、みんなに後ろ指さされたら、多分オロオロしてどうにもできなくなって、混乱して勃起したままホームに飛び込んで死ぬことだってあり得ると思う。(どういう例え話なんだ)

コミカルかつ哀愁のあるいい例え話だわ。

こういう一文を読むために匿名掲示板を漁ってる。

2023-07-13

anond:20230713093645

女性いかに素晴らしいか」とかそういう気持ちは本当にまったく思わないけど、

女性ホルモンバランスで死にたくなったり働けないほど体調を崩したりして、現在ピルを飲んでようやく落ちつかせて生きている身としては、「そりゃ人生でいきなりあの状態を味わうことになったらしんどいだろうな」という気持ちにはなる。

それが自死の原因かどうかはまったく知らないが。

 

だって明日から急に男性器を手に入れて「勃起をてなずけろ」「むらむらしても顔や態度に決して出してはいけない」と言われたら多分相当困る。思春期から向きあってきた人のようには確実にできないもん。

駅でふいに勃起してしまったとして、みんなに後ろ指さされたら、多分オロオロしてどうにもできなくなって、混乱して勃起したままホームに飛び込んで死ぬことだってあり得ると思う。(どういう例え話なんだ)

  

一次成長や二次成長の過程で少しずつホルモンの変化と向き合ってきたからみんなそれぞれの対処方を持っているのだろうけれど、生まれながらの女性でもホルモンバランスの変化に絶えきれずどうにかなってしまっている人もいるのだから、それが人工的にだとすれば尚更辛いと思う。

 

臓器移植だっていろんな拒否反応が出て、場合によっては死んでしまう人だっているのだからホルモン投与をはじめ性転換やそれに関連する手術や処置もすべて最悪の場合死がつきまというデカすぎるリスクが生じてしまうのかなとは思う。

 

きちんと、そのあたりのリスクさらなる解明やケアの手厚さも充実したらいいなと思う。

50年後、100年後、もっとうまいかたちで多様性というものが実現できていたらいいなと、私は思う。

2023-07-11

キドキするのにも体力がいる

数年ぶりに風邪をひいた。

コロナは陰性だった。

そう高熱は出なかったが、だるいワクチンでの発熱とはまた違うだるさがある。

市販の薬で土日のうちに治しきれず、結局病院にかかった。だいぶよくなったが、明日もこれは休む感じになりそうだ。

しかし元気が出ない。毎晩、好きな人を頭に思い浮かべては、デートしたり睦み合ったりの想像も、全然働かない。普段はドキドキしてるうちに眠れてしまうのだ。おかげで全然眠れない。昼の間に寝過ぎたのもあるのだけれど。

早く治したい。この風邪のせいで、好きな人に会う約束も一つふいにしてしまったのだ。

2023-07-07

[]

マンガを読んでいた

結婚式披露宴のような食事テーブル席に若い女が二人

片方は黒髪の真面目系、片方はギャルで不真面目系

とりとめのない話をしてたんだけど、ふいにギャルが真面目系に向かって「でも殺しちゃダメだかんね」ってさらっといってドキッとした

2023-07-03

anond:20230703152339

あれやってみたいけど私生活では不便だろうし、ふいにてこの原理で自爪ごと持ってかれる想像しちゃってできない

2023-07-01

anond:20230628210118

こういう言説、相手を見つけるために必死になってる野生動物をほんと舐めくさってるよなぁ。

公園でよく見る喉を膨らませて尾羽を広げてクルクルしてる鳩も求愛行動だし、奴らは興味なさそうに、疎ましそうにメスにあしらわれてもめげずに次に向かっていく。

2羽一組でいる鳩は大体つがいだけど、そこにだって果敢にアタックしていく胆力と行動力相手を見つけるまで続けるのだろう。

それと比べられるような行動なんて起こす気すら無い俺たちは比較対象に上げられるのすらおこがましい。

基本、あっちから来るのを待ち続けるだけが俺たちだ。

今思えば過去に1~2度程度あったかもしれない向こうから来たタイミングでさえ、「どうせ俺なんかによって来る女なんて碌なもんじゃない」と自分に言い聞かせていた結果、こちらが押したらいけていたのにふいにしているのが俺たちだ。

俺たちは生物として、小動物以下の存在だ。

自意識肥大しすぎた個体として、淘汰されるべき存在なのだ

2023-06-16

アイスクリームが食べたいとして

アイスクリームが食べたい」と思ったとする。

そうして近所のスーパーに買いに行く。

アイス冷凍庫を覗き込むと、端っこにハーゲンダッツが置いてあるだろう。なんて豊富な種類!絶対に美味しい!ただ、275円……。高い。突発的にアイスクリームを買うのにこの価格は手が出ない。

またいつか、何かを成し遂げた時に会おうとその場を立ち去る。

やはりスーパーといえば、90円そこらで売っている雑多なバラ売りコーナーだ。

まずは、パピコ!良い。間違いがない。2本入りなのもお得だ。ただ、今の気分は“アイスクリーム”。

ちょっと違う気がして目線を横に流す。

アイスの実、ガリガリ君アイスボックス……すまないが今は“アイスクリーム”を食べたいわけで、これらは無視していこう。

爽も良いバニラだ。ただ、爽の美味しさはあのシャリシャリ感で、何と言うか別枠だと思う。「爽」でないと納得できない日もある。そういう枠である

スーパーカップMOW、この辺りは紛うことなき“アイスクリーム”!そう思い手を取る時、仕切りの隣に何かが見える。

バニラモナカジャンボ……。

そう、モナカ……、アイスクリームに適度な変化を加えてくれる、モナカ……近年特にパリパリサクサク感が増して本当に美味しいのだ。

ただ、モナカとなるのやはりもう一味、チョコいただきたくなる。たまにはとバニラモナカジャンボを食べると、美味しかった!ごちそうさま!…次はチョコモナカジャンボ買お!となるのが常なのだ

そうか、チョコ……そこに気付くと、やけに目が付くのが板チョコアイスパルム

これがあったか〜〜と思う。そうだ、チョコだやっぱり……!結局バニラアイスチョコを求めているんだ!

あ、これ…サンデーカップ……!

サンデーとは?というのは置いといてカップに詰め込まれパリパリチョコレートとホロッとしたバニラアイスチョコホイップアイスを若干溶かして混ぜて食べる……あれがやりたい…!!

良い!これにしよう……これに……。

ただ……。

少し高いコーナーにある、パリッテ。

あいつがずっとこちらを見ている。なんなら知らん牧場特別な感じのするワッフルコーンソフトクリームもある。

美味しいんだよなあ……絶対に美味しいんだよ、正直食べたことないけど絶対に……。

チョコモナカジャンボがふいに過ぎる。さらに、ザ・クレープがそこにあることに気付く。低価格バニラアイスチョコレート、+αで美味しさが増えているコイツらを見逃すというのか……?

答えは…

答えは……

ジ ャ イ ア ン ト コ ー ン である!!!!!!

最終的に、

ジャイアントコーンなのである!!!!!!

あの赤の、1番基本的な、ジャイアントコーン!!!!!!

バニラアイスの上に分厚くかけられたチョコレート、サクサクコーンの中にもコーティングされている抜かりなさ。散らされたナッツも“ならでは”だ。

サクサクの、と簡単一言で済ませたがこのコーンサクサク感はレベルが違う。気をつけないと粉になる。適当に袋に詰めて雑に持って帰ると表面がボロボロになるので注意。

コーン破壊せず上手に食べ終わる時、最後最後たっぷり溜まったチョコまりフィニッシュ

アイスクリームを求め出すと最終的にジャイアントコーンを選ぶ。

人間はそうなる。

そうなってしまうのだ。

2023-06-04

anond:20230604171733

闇に消えていこうとする

二人の姿に向かって

必死に叫ぶ

サマルトリア組の王子




もう少しで覚えるから!!














あの呪文を!!












衝撃が走る。

凍り付いたように立ち止まる

ローレシア組の鉄砲玉と

ムーンブルク組の一人娘。

「お前……まさか……」

愕然として振り返る

ローレシア組の鉄砲玉と

ムーンブルク組の一人娘。

「知って……」

洞窟入り口

取り残された

サマルトリア組の鉄砲玉の

目に

ふいに

涙が溢れた。

言葉を失う

ローレシア組の鉄砲玉と

ムーンブルク組の一人娘。


僕、

今、

レベル26だから

きじゃくりながら

大声で告げる

サマルトリア組の鉄砲玉。


王女

ザオリク覚えたし



病気になって

寝ていた間に

なんだか知らないけれど

世界樹の葉

十一枚もあるし


それを聞いた

ムーンブルク組の一人娘の手が

震えた。

あなた……」

手で口元を抑える

ムーンブルク組の一人娘。

僕もう

いつでも死ねから

「くっ……」

歯を噛んで目を閉じる

ローレシア組の鉄砲玉。

その耳に響く

サマルトリア組の鉄砲玉の

痛切な声。




あと

二つか三つ

レベル上がれば

覚えるから


メガンテ

覚えるから







から置いていかないで

サマルトリア組の王子が叫んだ。

きじゃくるように叫んだ。

自分のうかつさ

間抜けさを

呪うローレシア組の鉄砲玉が

再び開いた目に

両手に掲げた

キメラの翼を引き裂く

サマルトリア組の鉄砲玉の

姿が鮮烈に映った。

キメラの翼が

呆気なく千切れとんだ。

まるで悲鳴だった。

事実

それが

サマルトリア組の鉄砲玉の

心の叫びだった。

もう

帰るところなど

無いのだ。

もうすぐだから

もうすぐ覚えるから

ひたすら

その言葉

繰り返す

サマルトリア組の鉄砲玉。

ムーンブルク組の一人娘の目に

もう二度と流れないと

思っていた涙が溢れた。

ローレシア組の鉄砲玉が

歯を噛みしめながら

どうして気づいて

やれなかったのだと

無念の涙を流していた。

から

から

置いて行かないでよう

泣きながら

洞窟に入ってくる

サマルトリア組の鉄砲玉。

ああ

こいつは

知っているのだ

ローレシア組の鉄砲玉が

泣いた。

自分

鉄砲であることも

自爆要員であることも

スーファミでは

はかぶさの剣」は

出来ないことも

メガンテザオリク

連発になることも

メガンテを使えば

経験値

入って来ないことも

あまつさえ

メガンテ

ラスボスには

効かないことさえも

知っているのだ

知っていてこいつは

城の親分王様)の言う通り

城のみんなの願い通り

メガンテ

唱えるのだ




そう






まさしく















鉄砲玉として







置いていかないで……

サマルトリア組の鉄砲玉の泣き顔が

ローレシア組の鉄砲玉の

すぐ目の前にあった。

「行こう」

ローレシア組の鉄砲玉が言った。

「一緒に行こう」

サマルトリア組の鉄砲玉が

また

大きな声で泣いた。

ムーンブルク組の一人娘が

そっと二人から

目をそらし

入り口に打ち捨てられた

キメラの翼を見やった。

世界

滅びはしないだろう。

引き裂かれた翼を

目にしながら

そう思った。

あの洞窟の外の

日だまりに生きる

人々は

これからもずっと

あそこで

生きていくのだ。

ここから

洞窟の暗闇へと

向かうのに

それ以上の

理由があるだろうか。

「行くぞ」

ローレシア組の鉄砲玉が言った。

うん

と嬉しそうに

サマルトリア組の鉄砲玉が返す。

ムーンブルク組の一人娘も

小さくうなずき、

そして、

日だまりに捨てられた

キメラの翼から

そっと

目を離した。






















ドラゴンクエスト

任侠鉄砲伝説
















剣が峰日記

2001/0721土 

ドラゴンクエストⅡ 任侠鉄砲伝説

ドラゴンクエストⅡ 任侠鉄砲伝説」写し

2001/0721土

先日

柳川氏が

ドラクエⅡを

プレーしていると書いたが

今日

「ほのおの祠」の在処が分から

悪戦苦闘しているようである

本当に器用だなと思うのが、

ちょっとドラクエをやったかと思うと

テレビもつけっぱなしで

すぐに

作曲部屋に戻って

ゴリゴリ作り

しばらくするとまたテレビに向かって

「ほのおの祠~」

叫び

かと思うと

また作曲をしに行ってしまう。

だいたい計ったように

三十分くらいずつ

あっちをやり

こっちをやり

と大変忙しい。

どっちかをまず

片づければ良いのに、

と思うのだが、

ご本人にとっては

それがいたく快適らしい。

とはいえ、僕も、

柳川氏が

ドラクエに戻るたびに

ぼーっと手を止めて

見ているのだから

人のことは言えないのですが。

と言っているうちに

柳川氏、

とうとう諦めて

「ほのおの祠」の在処を

文明の利器の力で

割り出すことに決めたらしい。

そう。

インターネット検索である



ドラクエⅡ 攻略



これだけのキーワード

どかっとヒットしたらしい。

その内の一つに

明確な攻略が書かれてあったらしく










「ビバ、インターネットゥ」







雄叫びを上げて

「ほのおの祠」に

到達する柳川氏。

なんだこりゃ

松明が燃えてるだけで

別に溶岩燃え盛ってるとか

そういうわけじゃ

ねえじゃねえかと

テレビに向かって

文句を垂れる柳川氏。

そのうち

気が抜けたのか、

タバコに火をつけ、

「それにしてもさぁ」

と半ば

コントローラーを投げ出して

こちらに声をかける

柳川氏。


子供心にも思ったことなんだけれど」





はあ、

ぼんやり返す僕。







世界の命運を賭けて

旅立つ一国の王子が」













「身支度するものと言えば」














「ドス(銅の剣)一本と

五十ゴールドだけ

ってのは」












「どうなのよ」











どうなのよと

言われたところで

そういうゲームなんだから

しょうがないだろうと思い、















鉄砲玉だから

じゃないですか」











適当

答えたところ

ふいに

沈黙する

柳川氏。











「そ……」










「そうかぁ」








感慨深く

うなずく柳川氏。









「そうだったんだぁ」















「この王子たち、

鉄砲玉だったんだぁ」
















なんだか

しきりと納得する柳川氏。

そりゃねえ

そう考えるしか

ないでしょう、

調子に乗って合わせる僕。



道理でさぁ」



柳川氏が

感得したように言う。




ローレシアの城を出るとき

みんながみんな

王子ハーゴンを倒すよう

祈ってくれるんだけど」









「無事に帰って来いとは

言ってくれないんだよ」









「きっともう

城の後継者

決まってるんだよ」








王様の隣にいる

大臣

かに






「なんてこった…」



一種呆然として

煙草を吸う柳川氏。








ローレシア王子

敵を間違えてるよ」






そうかぁ、

なるほどぉ、

なとどしきりに

呟くうちに、

ふと、





「そうか」





と、

膝を叩く柳川氏。

どーしたんですか

と訊く僕。







「国として考えるから

不条理なんだ」

はぁ。


ローレシアとかサマルトリアとか、

これらは全部組なんだ」

組?






ローレシア組の鉄砲玉なんだよ」








「一番稼いでいた

ムーンブルク組が

ハーゴン組に出入り(喧嘩)を

食らったために

財政難に陥った

ローレシア組と

サマルトリア組とが

互いに鉄砲玉を出し合ったんだ」














ハーゴン

命(タマ)とってこいや



って。



なるほど。

それで

ドス(銅の剣)一本なわけか。

わず納得する僕。

その途端、

可愛らしいドット絵

彼らが背負った

耐えがたい悲哀が切々と伝わり

つーんと熱いものが鼻をさす。



ローレシア組の鉄砲玉は

腕っ節と人望を買われ、

ムーンブルク組の一人娘は

おとっつぁんの仇を討つため

サマルトリア組の鉄砲玉は……




ちょっと待て。









なんでのんき者の王子

鉄砲玉なんですか。







切ない任侠道

サマルトリア組の王子

のんきさで早くも崩壊

かと思いきや






「うまく言いくるめられたに

決まってるじゃないか













親分王様)にしてやるとか

なんとか言われて」






ははぁ。

すぐにまた

納得する僕。

そりゃあ、さぞ、

ローレシア組の鉄砲玉は

憂鬱であろう。

なにせ

ドス(銅の剣)一本で

帰れぬ旅路に出た

かと思いきや、

どう見ても現実

知らされていない

脳天気な男が

相棒になるわけである

悲壮覚悟

旅を続ける横で






えへへ僕、お城に帰ったら

親分王様)になれるんだ

良いでしょ~







白昼夢のごとき切ない言葉

繰り返すサマルトリア組の

鉄砲玉。




そりゃ

会心の一撃だって

出るわなぁ。














しか

なぜかくも緊急な時に

そんなのんき者を

鉄砲玉にするのか。

考えれば考えるほど

ツジツマが合わないではないか

そう

柳川氏に訊くと



「何を言ってるんだ

決まってるだろう」

と言われた。









???

僕が要領を得ない

顔をしていると、




「みんな知ってるんだよ」





と言う。







なにを?

とやはり当を得ず、

更に訊く僕










「この王子鉄砲玉)が

レベルアップをすることで

何を覚えるか」











途端に

思い当たる僕。











メガンテ












そりゃ

鉄砲玉としては

申し分ないな






というか

もはや

鉄砲玉以外の

何者でもないな









全てを知りながらも

あえて何も口に出さぬ

尚武の男

ローレシア組の鉄砲玉。

一方で

何も知らされず

へらへらと白昼夢を見ながら

将来への一片の疑いも抱かぬ

サマルトリア組の鉄砲玉。

また、

一家を皆殺しにされ

犬畜生の苦界に身を落としていたところを

ラーの鏡で身請けされた

ムーンブルク組の一人娘。

この娘が一番

何も失うものとてない

捨て身の人生

生きてるのであろう。

自暴自棄になる

ムーンブルク組の一人娘を

気がつかぬところで

そっと支える二人の鉄砲玉たち。

いつしか

人間らしさを取り戻す

ムーンブルク組の一人娘。

しかしその頃には

冒険は佳境に差し迫り、

ついにロンダルキアまで

足を踏み入れたのだった。

着実にレベルアップし、

無自覚のうちに

同じくらい着実に

鉄砲人生

完結させようとする

サマルトリア組の鉄砲玉。

その軽口が

哀れさ以上に、

時として冒険

苦しさを和らげて

くれていたことに

ふと気づく

ローレシア組の鉄砲玉。

「ようやくここまで来たね~♪

まぁ君達二人も頑張ったけど

僕なんか頑張りすぎだよね~♪」

相も変わらず

底抜けに明るい声で

ダンジョンに入ろうとする

サマルトリア鉄砲玉。

ふいに

くるり

こちらを向く

ローレシア組の鉄砲玉。


「お前はここで帰れ」

ただでさえ

しかめっつらしい顔立ちを

いっそう厳しく引き締めて告げる

ローレシア組の鉄砲玉。

これまでの冒険

深い皺さえ見えるかのような顔で

しり一言

「あとは俺たちでやる」

突然そんなことを

言われて

目を丸くする

サマルトリア鉄砲玉。

「またそんなこと言ってぇ~♪」

とおどける

サマルトリア鉄砲玉。

「僕が親分王様)になっても

仲良くしてあげるから

心配しないでよ~♪」

この切迫した状況下で

なお、かんに障る明るさを

まき散らす

サマルトリア組の鉄砲玉に、

しか

ローレシア組の鉄砲玉は

頑としてこれ以上の

彼の参加を否定する。





「初めてお前に会ったとき


ローレシア組の鉄砲玉が

ぼそっと

押し殺した声音で言う。






一刀両断にしてやりたかった」







わず

力の盾で身を守る

サマルトリア組の鉄砲玉。





「城を出たかと思えば

祠に行く。

祠に行ったかと思えば

ローレシア組の城に行く。

さんざん探し回った挙げ句

『お兄ちゃんのんき者だから

一言

全て済ませられ、

しまいには

ローレシア組の城にも居ない。

かと思えば

宿屋

ゴロゴロしているお前を

いっそ叩き切ってやろうかと

何度思ったことか」

冷たい目の

ムーンブルク組の一人娘を背後に

いやぁと

照れるサマルトリア組の鉄砲玉。

「だいたい」


とこれまでの

憤懣をぶちまける

ローレシア組の鉄砲玉。




「明らかに

残りHPが少なくて

あとは複数攻撃

呪文で片づけようと

思うモンスターほど

お前が勝手に倒すし」




中途半端

すばやさがあるくせに

すぐマヌーサにかかるから

ターンがずれて

微妙回復が遅れるし。











「どうして

じっとしてないんだお前は」






いやぁ、えへへ

と笑ってごまかす

サマルトリア組の鉄砲玉。

ちらりと

目で助けを求めるが

他人を助ける心の余裕など

犬として暮らす日々のどこかに

置き忘れてきてしまった

氷のような態度の

ムーンブルク組の一人娘。

「そういうわけだ」

ローレシア組の

鉄砲玉の口調は

もはや断定である





「お前はここで帰れ」





戦力として

一切みとめぬかのような

いであるが、

しかし実際、

サマルトリア組の鉄砲玉が

パーティの一員として

無能かといえば

決してそんなことはない。

なにせ呪文を一切

使えぬ身の

ローレシア組の鉄砲玉にとって

しろ攻守ともに

なくてはならない

存在と言ってよかった。

それゆえにこそ

武に生きるローレシア組の

鉄砲玉にとって

サマルトリア組の鉄砲玉は

つの間にか

傍らにいて当然の存在

なっていたのだ。

兄弟分として

これほど頼もしく

また心和む相手

かつていなかった。

もっと言えば、

可愛くて仕方がないのである

この無邪気で

脳天気マイペースだが

決して挫けず

辛い冒険にも懸命になって

ついてくるこの鉄砲玉が。

無骨

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんなサマルトリア組の鉄砲玉が

じきに

自分が実は捨て石であることを

悟るところなど

見たくないのである

これまで彼が抱いていた

淡い夢が粉々に消し去り

自分が実は遠い以前から

からも見捨てられていた

などという

そんな衝撃に、

この可愛い兄弟分の心が

耐えられるとは、

どうしても思えないのである

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんな風に思う自分

意外でもあった。

そしてそれ以上に

この兄弟分が

不憫でもあった。

痛切な真実を知らされる

ことはまだ良い。

しかしそれを抱えて

死にに行くことが

哀れだった。

そうした思いを

仏頂面に堅く秘めながらも

かすかにその眼差しに込めて

ムーンブルク組の一人娘を見やる

ローレシア組の鉄砲玉。

え~、そんなぁ~

などと

いじけるサマルトリア組の鉄砲玉の背後で

かすかにうなずく

ムーンブルク組の一人娘。

実際、

この娘にとっても、

サマルトリア組の鉄砲玉のことが、

ローレシア組の鉄砲玉と同じように

可愛いのだ。

家族を皆殺しにされ、

一人の女としての誇りも

何もかもを失い、

もはやハーゴン

刺し違えることだけが

生きる目的と化した

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉こそ、

生きるということを、

明日を夢見るということを、

かにかに思い出させてくれたのだ。

この冒険に加わったとき

ムーンブルク組の一人娘にとって、

この世が滅びることなど、

知ったことではなかった。

それをいうなら、

自分が生きていた世界は、

とうの昔に、

滅んでしまっているのだから

これ以上

誰が不幸になろうが

知ったことではなかった。

しろ

幸せな街や村を見るたびに

なぜ自分けが

胸が苦しかった。

いっそのこと

城が墜ちたあの日

怪物たちの手で、

同時に

この世の全てを

滅ぼしてくれれば

良かったのに

とさえ思う。

そんな

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉が

ひけらかす明るさは、

無性に苛立たしかった一方で、

自分がまだ本当には

絶望しきっていないことを

思い知らせるものだった。

いっそ全てが

滅んでいれば良かったのに。

そういう思いに押し潰されそうになる

心の奥底で

まだ微かな温もりが

生きているのだ。

その温もりが

人間であることの

最後証明だと

言ってよかった。

それがいつしか

冒険を経るうちに

ムーンブルク組に一人娘にとっての

最後の願いとなった。

自分

人間として戦って死にたいのだ。

そう思えるようになった

だけで十分だった。

瞬きの間に

互いの万感を

込めてうなずき合う

ローレシア組の鉄砲玉と

ムーンブルク組に一人娘。

「いのりの指輪を渡しなさい」

サマルトリア組の鉄砲玉の

腕を叩く

ムーンブルク組の一人娘。

え……

呆然とする

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとり、

指輪を抜き取る

ムーンブルク組の一人娘。

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとりつつ

自分の手に

祈り指輪をはめ、

「代わりにこれを渡すわ」

いまや何も付けぬ

サマルトリア組の鉄砲玉の手に

キメラの翼を

押し込む

ムーンブルク組の一人娘。

あなたの妹さん、

あなたそっくり

なんですってね」

ふいに

微かな笑みを込めて言う

ムーンブルク組の一人娘。

え……、そうかな

言葉意図が分から

ローレシア組の鉄砲玉を

見やる

サマルトリア組の鉄砲玉。

のんきなところが

そっくりだった」

ローレシア組の鉄砲玉も

合わせて無骨な顔に

笑みを浮かべる。

「お会いしてみたかったわ」

そんなの、

僕が王様になったら

いつでも……

明るく返そうとするが

ムーンブルク組の一人娘の

手がかすかな

力を込めて

自分の手を握るのに、

ふと言葉を失う

サマルトリア組の鉄砲玉。

「帰りなさい」

ムーンブルク組の一人娘の

手が離れ、

その手に残された

キメラの翼を見つめる

サマルトリア組の鉄砲玉。

でも、そんな、

僕……

慌てて目を上げたときには

ローレシア組の鉄砲玉も

ムーンブルク組の一人娘も

半ば背を向けている。

待って、

もう少しなんだ。

叫ぶサマルトリア組の鉄砲玉。

心配するな」

ローレシア組の鉄砲玉が言う。

「お前が無事に戻れば

誰もお前が親分王様)になることに

反対出来ないさ」

「良い王様になりなさい」

ムーンブルク組の一人娘が言う。

ハーゴンの命は私達が……」

もはや振り返る素振りもみせず

背を向け歩み行く

二人。

その背後で

キメラの翼を握り、

うつむく

サマルトリア組の鉄砲玉。

ふいに

きっと

そのおもてを上げ、

もう少しなんだ!

サマルトリア組の鉄砲玉が叫ぶ。




もう少しだから

2023-05-26

ラジオからふいにBACK IN THE U.S.S.R.が流れてきててめっちゃ懐かしかった

ビートルズ大好きっ子が昔おってよく川原弾き語りしてたのを思い出す

みんな全然上手じゃなかったけどあん時は楽しかったな

2023-05-17

子供配偶者が欲しくない理由

経済的ものとか子供に対する責任がーとかよりも何より、シンプル自分じゃない生き物と一緒に暮らすの、怖い。

暖かい生き物と常時触れ合うの無理。

同じ理屈イヌネコ系のペット暮らしたくない(金魚や蛇ならいいという意味ではないが)

我ながら何かの精神疾患なのかと思わなくもないが、潔癖症ではない。満員電車で体があたるとかも平気。美容院医者大丈夫

マッサージは一回割引を貰って行ったことがあるが嫌悪感はなかったが気持ちよさ?はなく早く終われと思ってた。

そして酔っ払った友達かにふいにくっつかれたりするとビクッとしてしまう。

だがたまに会う甥姪やイトコと触れ合うのは大丈夫自我がない年齢なら抱っこも出来る。自我がある年齢になってからだと手をつないで歩いたり抱きつかれるのも一応平気。

誰かのおうちに行ったときイヌネコを撫でるのも大丈夫

ただ、これらは半年に一回くらいの非日常イベントからなんとかなってる感じがある。

2023-05-07

ふいに得た100万。いくら使える?

40代子供2人のよくある家庭持ち。

そんなにお金に困ってないがめっちゃ金持ちなわけでもない。

こないだ株式投資で不意に100万ゲットした。

やったー!と思ったが自分FFエリクサーを全然使えない貧乏性性格

奮発するぞーと使ったのは3万だけだった。

それぞれの生活環境で変わると思うけど、お前らだったらいくら使える?

2023-04-20

アマリリス

小学校の時、電子ピアノ電子オルガン

どっちかわかんないけど教室に置いてあって、

それはボタンを押すといろんな楽器音色選択できるハイカラ機能が付いてたんだけど

休み(あー懐かしいね、確か2時間目のあとのやつね)になったらピアノ弾ける子がそれを弾いて、

そこにいたずらっ子が音色選択ボタンランダムに押しまくって邪魔するってのが定番行事だった。

んで、そんなある日の中休みに突然それは起きた。

それまで小学生の拙い演奏ランダム音色で奏でていた電子ピアノがいきなり自分から曲を演奏し始めたのよ。

いやーたまげたね。

小学生なりの人間味溢れる演奏は中断され、機械による寸分違わぬ圧倒的な演奏会が始まった。

それは聴いたこと無かったけど和音が弾むようなリズムが心地良い、それでいて途中からふいに物悲しくドラマチックな曲調に転じる、かと思えば最初フレーズに戻ってきた時の強烈な安心感

教室小学生達の感受性は一瞬で鷲掴みだったね。

そんなとき物知り君が言ったのよ。

アマリリスじゃん!」

それがあの曲との出会いだったね。

その電子ピアノ?は業者点検用なのか店頭ディスプレイ用なのかわかんないけど

特定ボタンを組み合わせて押すと「アマリリス」が自動演奏される仕掛けになってたんだろうね。

誰もそんな情報は持ってなかったけど。

なにより偶然の出会いが刺激的だったね。

いまの子だったらAIが反乱を起こしたと勘違いするかもしれないね

それからしばらくはアマリリス出現コマンドの解析に中休みも昼休み放課後も費やされた。

先生も巻き込んだりして。

その後どうなったんだっけ?

たぶんコマンドは見つかったんじゃないかな。

あんま覚えてないけど。

なによりもあの曲との出会いのほうが印象深いものだったからね。





追記

思いのほかトラバブクマ集まったな。みんなサンキュー

検索したらヤマハSE-2000らしい。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1461053194 https://twitter.com/unya2002/status/1499958278985756674

うそうこれやこれこれ!!

みんなもぜひ聴いてほしい。中盤のちょい重めになるとことかいいよな。

あのパート電子オルガンの音の重厚感をアピールするにもよさそう。

てかそういやアマリリス歌詞もあったね。

でさぁ、日本語歌詞みたけどこれってちょい謎じゃない?

フランス原曲アマリリスアマリリスという名前女性のことを歌った歌らしい。

んで日本語歌詞はよく見るとオルゴールの曲のことを歌ってる。

どちらも花のアマリリスのことは関係ないというのがまず意外。

そして日本語歌詞おもしろいというか、

フランスアマリリスという曲を奏でるオルゴール聴くという行為」をそのアマリリスの曲に乗せて歌ってるんやな。

再帰的というか入れ子構造みたいになってて幻想的な魅力があるよな。

2023-04-16

今日あったはずのことなんだけど、全部忘れちゃったよ...「ああ、あいつとか、あれもうダメか...ええなー...ああ、あいつが死んだんやなー」もう私は、ただ泣くことしかできなかった。あーあ、まだ夏が終わってないのに、死んでくなんて何度考えても無性が許せないや。死にたくて毎日泣きながら過ごしてた毎日みたいにずっとそこにあったかったのに、ふいに見知らぬ友達に会うたびに、

Anond AI作成

2023-02-09

anond:20230208192151

昔のこと懐かしいこと思い出さないことふいに思い出したこと みたいなのがあっても共有できる人間そばにいないことに気がついたときつらいだろうけどそんなこと気づかず一生終える人もいるだろうから

2023-01-27

親が履歴書を代筆したがる

 無職だが、知り合いに事務員仕事を紹介してもらった。履歴書職務経歴書Excelデータで出せと言われたので、その日に書いて出した。

 証明写真を撮ってデータにしたかったんだけど、写真館は休みデータで撮れる証明写真機は電車で30分とかだったので、残念だけれどデブスの自撮りトリミングして貼り付けた。

 仕事を紹介してもらったか書類を送ったよ、とうっかり父に話してしまった。うかつだった。お前なんかがまともな履歴書職務経歴書を書けるはずがない、お前は無能だ、一流企業に勤めていた俺が書いてやる、と怒られた。もう提出しちゃったから無理だよと言ったら、せっかくのチャンスをふいにしやがって、お前の人生はもうダメだ、と言われた。

 そもそも、なんで無職やってるのかと言えば、祖母(父の母)を介護してたからなんだよ。私は何回か素足や靴下祖母うんこを踏んでいる。祖母がその辺でうんこして忘れたからだ。父は、娘にクソまみれの介護をさせておいて、祖母遺産は独り占めした。

 書類が落ちてたらそれはそれで仕方ない。就職活動がんばるよ。

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