はてなキーワード: 夏休みとは
・夏になって、「夏休みとった?」って聞かれたらどう答える?
夏休みない契約なんだけど、毎年誰か正社員さんに聞かれるんだ。夏休み無いの知らないみたい。で、
生真面目に、「夏休みという制度はないけど、休みたかったら有給を使う。だから夏休みと言えるかわからない」というのが本当の気持ちなんだけど、聞くのはただの社交辞令だろうし、相手にとってはどうでもいいと思うので、「もうとった」と言っている。(これからとる、というとその方が面倒そうなので)ある意味、嘘ではない。休みの日だってあるし。
仮に、「どっか行った?」と聞かれたら「行ってないなー」で話終了。
夏休み期間前で「夏休み決めたー?」と聞かれたら、「まだー」で済む。
というのも、やっぱり聞かれる度、なんとなく悲しくなってしまうから(正社員さんとは違うのよ…)な感じ。そして、それに続いて自分の卑下が始まってしまう。ただの社交辞令の質問なんだろうけど、毎年勝手にこっそり虚しい。
でも夏休みが無いと言っても、そんな事相手にはどーでもいい事だろうし、話のコシをおりそうだし、そんな事忘れると思うし(実際1度言った人からも、聞かれる)。自分が一瞬我慢すれば、丸く収まるんだけど、でもとにかく毎年むなしくて、性格がアレだからこのようにしつこく思い出したりする。だから、ここにこんな事書いたの許してほしい(って誰に了解とってるの)
高2の1月、友人と大好きな男性アイドルユニットのコンサートを観に都内へ出かけた。
日帰り出来る距離ではあるけれど、地方都市在住の私達には大冒険だった。
数年経ってからコンサート目的だったことをカミングアウトしたら、『そんなの分かってたわよ』と言われたが。
まあ、そうだよね。見抜かれるよね。
元々は12月末の公演に申し込んでいたが、届いたチケットは1月の追加公演だった。
12月公演だと学校の全員参加の冬期講習と被っているので、追加に回ってかえって良かったねーと友人とのんきな事を言っていた。
今思うと、当初は冬期講習をサボって行こうとしていたんだから怖いもの知らずというか何と言うか・・・。
親は学業だけには厳しかったので、バレた時の事を想像すると今でも背筋が寒くなる。
とにもかくにも、1月の公演参加が決まってからは友人とどんな服を着ていくのか、どの電車に乗るのかなど、色々計画を立ててその準備期間さえもめちゃめちゃ楽しかった。
座席はブロック名に数字やアルファベットが付いていなくて、位置を特定出来ない名称が書かれていた。
なので、チケットが届いた当初は位置がいまいち分からなかった。
そんな話を教室でしていたら、他校の友達がその会場での他ユニットのコンサートに行ったというクラスメートが、「そのブロック前の方らしいよ」と教えてくれた。
そして迎えた当日。
どのくらい前なんだろうね、とワクワクした気持ちと、都心へ向かう緊張感が入り混じりながら会場に着いた。
係員さんに聞きながら座席に向かったら、2列目のドセンで放心。
コンサートが始まったらはしゃぎまくって、真冬だというのに半袖になった。
初めて観る、本物で生身で至近距離の彼ら。
何度もテレビで見ていて、参加したかったコールアンドレスポンス。
東京近郊のファンは番組観覧や公開収録に行くチャンスもあるだろうけど、我々には叶わないので、余計に楽しかった。
あまりにも夢みたいで、テレビを見てるみたいだな、とも思った。
終演後、夢見ごこちのまま公式グッズショップに行って写真を買い込んだ。
憧れのMILK本店にも行った。
地元のセレクトショップでも扱ってはいたが、本店に行くことに意義があったのだ。
お店の全てが可愛かった。
何か買ったのかは覚えていない。
高校生のお小遣いでは大物は買えないはずなので、買ったとしたらカットソーか何かかなと。
外観だけみて「ここが〇〇大かー、都会だなー」と言いながら数分で後にした。
「ちゃんと大学見たし、親に嘘はついてないよね」と友人と笑いあった。
なんと能天気なことか。
推しの主演ドラマが始まった時期で、期間限定で壁画が出来ていたのだ。
都内の高校生には普通の休日でも、私達には大冒険でキラキラした1日だった。
もうすぐ高3になる時期だったので、勉強頑張って夏休みに1日だけコンサートと併せて東京に来たいな、とモチベーションを上げた日にもなった。
都内を移動中、どこかのショップで当時大流行していた香水を試しに嗅いだ。
友人はそれを買ったような記憶。
充分過ぎるほど大人になった今、誰にも気兼ねする事なく(チケットさえ取れれば)好きなコンサートやお芝居を観に行けるし、好きな洋服も買える。
でも、この高校生の時のようなキラキラ感はない。若さ特有のものだったのか、地方都市在住だった事による特別感だったのか。
余談をいくつか。
高3の夏休み、最後の1日に念願叶ってコンサートに行く事が出来た。
この話はまた近いうちに書きたい。
そして、この男性アイドルユニットは今も現役だ。第一線にいてくれている事が嬉しいし、感謝している。
最後に・・・『特設の会場』、『壁画』などのキーワードでこのユニットを特定出来た方、同年代ですね!
楽しくて、キラキラしてましたよね。
工業高校に通っていた頃を、ふと思い出した話
時代だからかバカ学校だったからか、学校祭の準備期間になると制服を着ている人のほうが圧倒的に少なかった。
作業着を着てるのはまだ良い方で本番に着る衣装をそのまま来てる人も大勢居た。先生さえも変な格好している人もいたくらい。
正直自分でも可愛いと思えるほどに仕上がり、周りからは似合う似合うと煽てられて買い出しに行ってもまったく不審がられず、
周囲からは少し女を意識したような扱いをされて有頂天になった俺は何を勘違いしたのかその後も女装を続けることにした。
他のコスプレじみた格好をしている人に比べれば女装なんて大した問題じゃないと本気で思ってた。
委員だったので女装姿で校内を闊歩し、女子がいることに驚く男子の様子や、不穏な視線に過剰なスキンシップさえも心地よく
そのまま学校祭が終了した後も夏休みに突入するちょっと前までずっと女装してた
試験や夏休みを挟んだお陰で道を踏み外すことは無かったけど、女性がチヤホヤされたいって気持ちはもの凄く良くわかった。
女子→男子のチヤホヤと、男子→女子のチヤホヤはレベルが段違いで、心がフワフワしてとても心地よくなる。
何かにつけて話を続けようとしたり触れようとしてきたり、スカートが揺れたら視線で追う姿が何だかとても可愛いと感じてしまう。
最初こそ胸の大きさ控えめ・ヒザ下丈の長ーいスカートだったのに、煽てられたり貢がれている内に
高いウィッグとそこそこ大きな胸(柔らかい偽乳)・膝上20以上の超ミニスカ穿いてお姫様気取りだった。
実習の時間は流石に女装は解除していたけどそれでも周りの反応は全然違った。
今思い出しても結構面白い思い出なんだけど、道を踏み外すことが無くて良かった
そして何故先生は注意してくれなかったんだろう
道に踏み外すって表現がカチンと来た
※女装や同性愛等に対し「道を踏み外す」と表現してしまって申し訳ありません
私は元々異性愛者ですので、同性愛に目覚める事をそういった表現をしてしまいました。
まんざらでもなさそうで笑う
満更でもないどころじゃない、完全にアイドル気分だったし今思い出しても
自分が学校のアイドル(扱い)でほぼ全員に性の対象と見られていた事に正直ちょっと興奮する
プレゼント貢がれたり、学校全体が俺を女にしているように感じられて寧ろそれがちょっと心地よかった
最初は短パン穿いてましたが、貢がれた物の中にパンツがあったので、うっかり穿き始めた
最初は毛糸のパンツとかブルマみたいなコスプレじみた物だったが最終的には男物と併用する感じで普通のパンツ穿いてた(最盛期?には女物の割合かなり高め)
抑える用、見られても良い用、みたいに重ね穿きしてることが多くわざとパンチラしそうな行動するのが個人的に楽しかった
パンツが見えそうになるとソレまで全く別の行動をしていた男子の動きがピタリと止まってパンツが見えるまでベストポジションを保つ。ほぼ皆コレをする
細かいもの含めたらキリが無いけど、本気で興奮されてるってのは結構感じ取れた。
例えば、偽乳をつけて胸を大きく柔らかくした辺から更に女扱いに拍車がかかったし、ボディータッチみたいなのも増えた。
体育は実習と同じく女装解除してたが髪や胸が揺れたり下着が透けたりが見たいと言われて、女装したまま出るようになり、
授業前の準備体操の相手は物静かな子だったけど準備体操中に勃起しちゃうことがあって、それを見ても不快に思わなくて内心ヤバイかもと思った。
激しく身体動かすと簡単にウィッグが外れるので帽子着用して授業受けてた
服装は学校ある日は制服でちょっとエロい雰囲気(ミニスカにブラがうっすら透けてるだけだが)で、
休日はゆったりした普段着(女物)も着てたが夏休みの最初の頃(まだ熱も冷めきっていない頃)等は部活の練習試合を制服女装で応援にいっていた。
ただ、選手は試合に集中しているせいか、声張ると普通に男声なせいで俺が積極的な応援ができなかったからか
女装応援はそれ程盛り上がったわけでもなく、むしろ練習後のカラオケの方が盛り上がってた。
エロい展開で言えば、横に座った男子の足の上に足をかけるのが自分でもエロいと思ったし反響も凄かった。
アレは我ながら本当にエロイと思う。
類稀なる音楽の才能を持った友達Aが大学をフェードアウトした。
さっきAのマンションに行って来て遠方から駆けつけた親御さんと話したけど、Aはずっと布団にうずくまってシャドウバースをやっていた。俺が話しかけてもウンともスンとも言わないし、親御さんが話しかけてようやく「あぁ」とか「うん」とか話すレベルで話にならん。あんな抜け殻みたいな人間は初めて見た。中学の友達に鬱になった奴がいたけれど、それとはまた違う。Aは呼吸とシャドウバースしかしていなかった。
ギターの類稀なる才能を持っていた。
ファンクが大好きで俺はAのギターが正直好きではなかったけれどその腕や才能には舌を巻いた。中学生の頃からギターを初めて、ずっとオリジナル曲を書いてきて一応腕には自信があったけれど、あらゆる意味でAには勝てないと思った。
何より顔が良く、ギターの腕もあり、人を惹きつける魅力があるAは女によくモテた。
人としていいやつとは言えないし、バンドマンらしいクソ野郎だし、わがままで人を振り回すのが好きな奴だった。
歩くスター性のような男だった。
授業の感想のレポートを一緒に2日徹夜して丸々曲にし、提出した事もあった。
俺はなんとなくこいつはきっとギターで人生食って行くんだろうなと思っていた。
Aが学校に顔を出さなくなったのは1ヶ月前の事で、夏休みが明けてからのことだった。他の友達が心配して家を訪ねても家の電気は点いているけれど本人は出てこないという事が続いた。
クレジットカードの支払いが払えずサラ金から追われてるから玄関を開けないなんて噂もまことしやかに囁かれた。
親も教授も教務課も電話した。だけどAは一切レスポンスを寄こさなかった。
大学祭のライブが近づけば音楽に誘われて出てくるだろう、とも考えたけれどそれでも駄目だった。Aのいない大学祭は卵の無いチャーハンみたいだった。
大学祭が過ぎ、俺は痺れを切らしてAを心配していた&金を貸していた他の友達と教務課に乗り込み、Aの親御さんを越させる事に成功した。これが、昨日のこと。
今日、親御さんと少し話した。Aは大学にはもう二度と来ないらしい。お父さんも、お母さんもAに似てとても整った顔立ちをしていた。急いで来たのか2人ともラフな格好だった。服装もAに似ていた。
俺はAに貸していた現金1万7000円とブルースドライバーを親御さんから受け取り、その金でAとよく行った店で台湾ラーメンを食べて帰った。Aの車は何故か俺が引き受ける事になった。
Aがなんでこうなったかわからない。だれか詳しい人教えてくれ。Aはどういう病気なんだ。治るのか。
2ヶ月前にAがポムポムプリンをギターのボディに挟んで笑顔で弾いている写真を撮った。2ヶ月前までは普通だったんだ。
誰か教えてくれ Aを返してくれ
すぐ泣いて癇癪を起こすし、学校には行きたがらないし、勉強にも全くついていけません、漢字も全く書けませんでした。でも文字は読めるので図書室で本ばかり読んでました。
文字を見ても字が書けるようにはなりませんでした。
いつも親に怒られていました。
面倒を見きれないから、祖母に預けるぞと言われましたが預けられはしませんでした。
そのうち地域で活動しているいわゆる「障害児」の支援をしている人に精神科を勧められ、アスペルガーの診断を受け、投薬を始めました。
診断されると、田舎の学校ですから“そういう教室”は無かったので専門の教員が外部から来て空き教室に通い始めました。
親はいつも怒っていてたまに殴られました。
小学六年生の時学校が統合しました。するとそこには“そういう教室”があったので通うようになりました。
先生は優しかったし、比較的“普通”であった私はクラスのリーダーでした。
普通のクラスでは漢字がわからないと隣の子に聞けば困った顔をしながらも教えてくれました。
まだ漢字は書けませんでした。
親がとても怖かったです。
中学校に進学すると同時にほとんど普通の教室で過ごすようになりました。
一応勉強にはある程度ついていけたような気がしていましたが、期末の漢字テストで2点を取り、職員室に呼び出されました。
しばらくしてからたまに“そういう教室”にお昼を食べに行くようになりました。
お昼が終わって帰ろうと外に出ると同級生から罵声を浴びせられました。
親にも気のせいだと言われました。
電車で30分くらいかかる場所で、通学は大変でしたが知り合いもいないし、単位制なのでマークシートを埋めるだけで単位が貰えました。
私学でしたので親はお金にうるさくなりました。団らんが怖くて拒食症になりました。
ネット上で知り合った人にも会うようになって、それが癖になりました。
漢字はまだ書けませんでした。
進学や就職活動はしませんでしたが、高校卒業前にやり始めたコンビニのアルバイトを続けることにしました。
親には調子に乗るなと前よりも言われるようになりました。
親の前に出るのを極力避けるようになりました。
行こうとすると体が動かなくなって涙が止まらなくなりました。
その日に車に乗せられてアルバイト先に頭を下げに行きその場で辞めて、精神病院に連れて行かれました。
鬱とかではなかったようなので、軽い抗不安材と、同時に不眠症になったので睡眠薬をもらい定期的なカウンセリングを受けるようになりました。
カウンセリングはすぐに行くのを止めました。
親は少しだけ優しくしてくれるようになりました。
貯金はしていましたが病院に通ったり保険料を払ったりしていたのですぐにお金が無くなりました。
思いつきで援助交際を始めました。
好きな人ができました。
人と初めて付き合うことになりました。
セフレに依存するのも、知らないおじさん相手に気持ちよくも無いのに喘いだりするのも、親が起きていると怖くてトイレにも行けない生活も、リストカットもオーバードーズも自殺未遂も全部全部全部忘れるくらい幸せにさせてほしい。
漢字は書けないままでいいです。だから神様どうかお願いします。
少しくらい幸せにさせてください。
最終回なのに唐突に出て来る新キャラ。しかも一人じゃない。意味深に出して特に掘り下げも無し
夏もとっくに終わってるのに夏休みに掛けたリンクスメイトのCM
来週から続きが始まりそうな雰囲気で〆。旅の目的も山場もないからしょうがないとはいえ「本当にここで終わり?」と思ってしまった
11話だけなぜかバズったけど、毎回同じノリで最終回もこんな感じで終わった。1クールアニメとしてのヤバさは11話以上なのに誰も解説してねぇ。魔法戦争以下でしょこれ
こんな投げっぱなしで終わりってどうなの?スタッフにすら見放されてたんじゃないの?
気分悪いからワルブレで口直ししてくる
地域によって違うとは思うが、うちの自治体は共通の夏休みドリル帳があって
「1日1ページずつやること」と指導されてるよ
確かに、締切破りを治せない人は、子供の頃から時間にルーズというか、計画的に物事を進められない傾向にある。夏休みの宿題という物に関しても、おそらく学校では計画表を作ってみるもののその計画表を実行することはない。だから夏休みの最終日になって、ヒーヒー涙目で、親に怒られ手伝わせ、それでも終わらないから言い訳を考えるしかない……といった悪循環に陥ってしまう。
「まー俺、ガキの頃からクズだからwww」と笑いのネタにできるならまだいいけど、本人も責任感が強いのになぜか期日ギリギリでケツに火がつかないと重い腰をあげられなくて死ぬほど悩んでる人って、そこそこ多いと思うし悩みとしても自分クズですからと笑い飛ばせない位深刻だと思う。
思い出してほしい、子供の時のことを。
夏休みの宿題という、途方もない量のものを与えられて、嫌だー!こんなに沢山あったら終わらないよー!遊べないよー!と絶望しなかっただろうか。ここまではほとんどの人が感じることだからクズでもなんでもない。(勉強が大好きで仕方ない人ならそもそも大量の宿題が苦じゃないけど、そんな人間稀中の稀だから自分がそいじゃないのにそういう人間になる努力は無駄)
ここで選択できる道は2つ。
①見なかったフリして遊ぶ。
そして、②を選べない人、つまり①になった上に本当に夏休み最終日近くまで遊んで過ごせる人には、ひとつ決まった特徴があると思う。
それは、親が怒るだけでなにもしてこないこと。だと思う。
「宿題やんなさい!!やんなかったらご飯抜きね!」とか、「あんたいつ勉強やってんの!もっとしっかりしなさい!」とか「遊んでばっかりいると馬鹿になるよ!」
なんて怒るのだけは立派なんだ。でも、だからって一時間だけでもと机に縛り付けてその時間中後ろから監視して、「ほら、もっとキリキリ手を動かしなさい!」なんてスパルタ教育を受けた覚えはあるだろうか。たぶん、ないと思う。
本来、計画性というものは元来の性格にもよるけど自発的に生まれるものではない。いつまでになにをどのくらいしたらできる、というのは「習慣」だからだ。
その「習慣」を身につけるためにはなにをすべきか教えてくれる人はいただろうか。そして、どうやったら計画を立てられるのかといったところから教えてくれた人はいただろうか。
実は、この部分に教育が必要だと感じてない親ってのが一定数いる。自分の子供に計画性がないのは子供の性格がルーズだからであって、自分のせいではない。自分はきっちりしてるのに子供はだらしないから怒ってしつけてるけどさっぱり言うこときかないし、もういいわ!って感じの親。
確かに親がきっちりしてるのはいい。でも、それは多分親の親がしっかりと計画する、そしてそれをコツコツ重ねることを教えたからであり、自分の親に感謝すべきことではあれど、自分の子供のルーズさを叱る理由にはならない。
ウチの子なーんにもしないのよ!じゃねーんだよ。あんたがなーんにも教えてないんじゃん!って私は思う。そして、それを放置された結果、計画性を身につける機会のないまま子供は大人になり、将来苦労するのだ。
さて、子供の頃から締切破り癖のある人は、そんな親に心当たりはないかな…?だったとしたら、教育が悪かった。そうじゃなかったとしても、どちらにせよ計画性を習慣として身につける機会がなかったわけなので、環境が悪かった。自分がクズだからではないということだけ理解してほしい。
でも、そこで思考を停止させたらクズはクズのままだ。具体的に対策はある。しかもとびっきり簡単な。
それは、前の宿題の例のなかの②…日割りで目標を立てて実行する、これだけだ。
たぶん、これができない人は、おおよそ3つのチェックポイントで躓いている。
③計画通りにいかないときにどう立て直したらいいかわからないから計画立て損
計画を立てられないのは、全体像を把握できてないからだ。つまり、宿題なら何がどのくらい出ていて、ページ数はこのくらい、自分が一時間で出来るのはこのくらい……と、小分類くらいまでは把握する必要がある。
つまり、計画を立てるための時間も実は仕事や宿題のうちなのだ。
適当に感覚でぶっつけ本番で日割りして終わらせられる天才型には確かに無駄な時間なんだけど、そうじゃないから締切を破るんだと自覚したほうがいい。
計画を練ることには練習が必要だし、慣れないうちは難しい。親や身近な人に頼れるんだったら一緒にやったほうがいい。(これは、協力者の意識を協力させる方向に持ってくためにも非常に重要)計画を立てるのを面倒がる、阻止してくるなど厄介な人間しか周りにいないなら恥を忍んででも「それ」を依頼してきた人間に直接相談するのがいい。(宿題だったら先生ね)「終わらせたいと思い計画を立てたのですが無理のないスケジュールでしょうか?」と聞けば誰も嫌な顔をしないはずだ。普通。もし嫌な顔されたり相談乗ってもらえないならそのことは締切破ったときに文句言っても大丈夫。だって計画の立て方わかんないんだもん。やれないよね。
なお、計画するのが面倒だという考えも、計画も宿題のうちだと考えることで解決する。むしろ、計画さえ立ててしまえばあとはその通りやればいいだけなんだから計画が一番の宿題って言ってもいいほど。そこを面倒くさがるからお前は夏休み最終日に苦しむんだ。そこんとこ理解して。
わざわざきっちり計画を立てるのは、「夏休み序盤までにはあそこまで終わってればまぁ大丈夫っしょ」なんてふわっとした計画を頭の中でたてるだけだと実現しないからだ。じゃあそのふわっとした計画はいつどのように実行するんだよ?今?今は忙しい?じゃあいつやるの?やんないでしょ?じゃあ終わらないんですね。つまり何をいつまでにやる、そして何日までにこれが終わるといった明確な筋立てはやはり必要なんですよ。
計画を立てたことのない人はなんでもいいから練習してほしい。自炊の献立表一週間分とかでもいいから。案外時間はかかるし手間もかかるしめんどくさい。でも計画さえ立ってればあとはそれやるだけだから。実行するときにやるべきことを考えなくて済むのは、やるべきことを考えてくれた自分のおかげ。自分にも自信がつく。いいことずくめなんです。
たぶん、続かないのにも2パターンある。
②不測の自体でできない
①の場合、勉強を1日4時間やって一週間で夏休みの宿題を終わらせるなんてアホみたいな計画を立ててるときだ。それでやりきれるなら確かにあとの三週間遊び放題なんだけど、だいたいの人はそもそも1日に4時間も勉強に時間割けないからやめとけって思う。四週間でやりきるなら1日一時間でいい。そのほうがずっと実現可能な目標だ。どうせ締切日は新学期初日だし、早期クリア特典があるわけではないし、そもそも1日一時間なら三週間遊び放題と大差ない。遊びの時間を減らしたくなければ一時間早く起きることで本当に簡単に解決する。毎日俺と同じ時間遊んでるアイツが試験に合格したのなんで!?って驚かれるような人がやってる方法だよね。そういう人は寝てる時間も君と一緒。その一時間を生活に組み込んでるかどうかの違いだけであって、その人だけ1日が30時間もあるわけではない。
なお、続けて習慣化するとなんでもスピードアップしてくるから、最初のころは一時間かかった内容が10分で終わるようになったりということもざらにある。そうなると時間対比でも効率の上でも出来高が6倍になるから、だまされたと思ってやってみてほしい。一時間をクオリティを上げることに使うこともできるし、50分を寝る時間に回すこともできるってこと。徳しかしてない。
②に関しては生きてる以上仕方ない。ライン生産のロボットじゃないんだから必ずどこかで目標までやりきれない日がでてくる。でも毎日不測の事態が起こってるなら、その不測の事態を「起こること」と設定した上で計画を立て直しする必要があるし、不測の事態で1分たりとも自由時間がとれないのなら、提出先に相談する(自分の環境と状況ではできないとはっきり言う)必要もある。1日2日の不測の事態なら、無理のない計画さえ立てていれば他の日ちょっと頑張れば十分挽回可能なのだ。
実行していて時間が足りない、計画が楽観的すぎたと感じることは多々ある。夏休みの宿題だって、人によっては2ヶ月かけないと終わらないものかもしれない。
もちろん早く終わらせる努力は必要だけど、自分の全力を振り絞って、無理のない計画を実行してても終わらないときは終わらない。それは決して自分の能力が低いんじゃなくて、単純に自分のキャパを越えてるのだ。そこは個人差。
宿題なら……たぶん量の問題ではなく、その部分の勉強が理解できてないとかだと思う。それはいくら自分で頑張ったって仕方ない。わからないところを飛ばして、先生やわかる人にアドバイスを求める必要がある。わからないのは恥ではない。理解できないを放棄することのほうが恥。そのために先生は存在しているのだ。
このことに注意してやることで、後天的に計画力を鍛えることは十分に可能。
自分も、親に面倒がられてそのあたりを育てられなかったくちなので、普通の人と比べて苦労した。でも、親の教育を恨んだって仕方ない。自分の人生は自分で作るもの。だからこそ、人に直接害を及ぼしかねない癖は、自分で摘み取るべきなのだ。
誰一人、初めから終わりまで真面目に授業を受ける人はいない。テストも、過去問集めるタスクに過ぎない。
次の目標すら見えない。(いや、就職なりなんなりめざすべきだが)
あんなにいやだった模試も、「わたし」を表す指標としては最適だった。噂話や陰口の応酬も、まだ出会って半年の人間たちに囲まれてするのでは張り合いがない。
大学生は人生の夏休みと揶揄されるほど、魅力的で楽しく終わってほしくないような期間だ。
映像授業の予備校を無断欠席しました。今年高3の大学受験生です。
受験準備の為に春から通い始めた予備校を、夏休みが始まる7月頃から10月まで無断で休んでしまいました。
僕は親しくない人と話すことに苦痛を感じる内向的な性格です。そんな僕が受講毎にアドバイスを受ける義務がある形態の予備校を選んでしまったのがミスだったのかもしれません。チューターに質問をしても解説が分かりづらかったり、問題を理解していなかったりすることがよくあり、わざわざ人と話すストレスで胃潰瘍になったり帰宅ラッシュの満員電車に乗ってまで通う意味があるのか少し考えてしまい、次第に足が遠のきました。
何度か電話を貰いましたが怖くて出れずにいるうちに段々申し訳なさと自分の社会性のなさ、不甲斐なさに嫌気がさし、恥ずかしく今までどうしても足が動かずにいます。
親も僕が欠席している事は薄々気付いているようですがなにも言わずに見守ってくれています。そんな中恥ずかしいからという自分可愛さで予備校へ連絡できない自分がほんとうに情けないです。
勉強については浪人できないので夏から自宅でこつこつこなしていますが、やはりこれからの時期の勉強は自習では難しいものがあると思い、塾に復帰したいと感じています。
やるべき事は電話をしてしっかり謝罪をし、これから欠かさず予備校へ通い、大学に合格する事と分かっていますが、勇気が出ず胃が痛いです。俺はほんとにどうしようもない
今自分が持っている漫画がアニメ化されるか、何の根拠も無しに予想してみる。
【バイオメガ】
個人的にはBLAMEより好きなので是非してもらいたいが、シドニア、BLAMEがアニメ化された今、
バイオメガをアニメ化する意味は全くない。悲しいがアニメ化されることは無いと思う。
あるとしたらハリウッド映画化だろう。
アキラ的なバイク乗ってドローン倒してイオングリーンを助けるいかにもな感じで。
オタク描く理想的な夏休み。これがアニメ化されたら自分も含むオッサンに人気が出るのでは?と思っているが、
どういうタイミングでこの作品がアニメ化されるか全くわからない。
されないだろうなぁ。
【BEASTARS】
される。間違いなくされる。
自分の野生の勘が語りかけてくる。
【波よ聞いてくれ】
しかし、この作品はアニメ化よりドラマに向いていそうだが、最近の感じではないので難しいかも。
アニメにするにしても、オタクウケはよくない設定だし、多分されない。
【水惑星年代記】
しろ。嘘です。誰かして下さい!!
水惑星年代記シリーズを完璧なクオリティでアニメ化したら、ハマるオッサン沢山出て来ると思うんだけどなぁ。
でも……されないんだろうなぁ。
【さんさん録】
あとリツが橋本愛で実写化されると思ったけど、原作が原作なだけに難しいのかしら。
既に映画とドラマ化はされているけど、漫画版を映像化したら面白いのに。
【ABARA】
どうですか!ポリゴン・ピクチュアズさん!
【ダンジョン飯】
される。
【1518!】
【盆の国】
【1122】
結婚7年目の夫婦の話。夫は妻公認で浮気をしているという、家族、夫婦とは?という問題作。
渡辺ペコさんの絵がアニメで動いているのを見てみたいけど、これをアニメ化したら間違いなく荒れるだろう。
これは間違いなくドラマ化される作品だと思う。もしくは映画化。
なんでされねぇんだよ!
題材的に地上波では難しそう。
この作品をアニメ化するメリットはと聞かれたら、正直無いけど、個人的に大好きなので……。
されてほしい。
されないでしょうね!でも、どこかの会社に挑戦してほしい。沙村広明とシャフトの相性はいいと思う。
ヒヨスが吐いているところ映像でみたい。
【きょうの猫村さん】
NHKでされるって絶対に思っていたけどされないんかい!作品第1位。
【センネン画報】
5分アニメで。されないもんだよねぇ……。
こういう画風のアニメも必要だと思うけど、それがセールスに繋がるかっていうと別物だもんね。
【あひさなぐ】
……まさかされない?!
まだありそうだけど、会社でこれを書いているので本棚を思い出せない。
折角アニメ化されても全く売れないのもあるし。
どういう思惑でされるのか。
さて、この中で一体いくつアニメ化されるのか……。
楽しみ。
もう夏は終わりだバカヤローという声が聞こえますが、たまに出る娑婆の空気はまだまだ暑苦しいと思います。
二度の長期休職を許してくれるなんて、弊社はなんて懐が深いのだろうと思います。
そこそこ規模の大きい会社ゆえに下手なことができないからでしょうか。それとも人手不足なだけでしょうか。
新卒で入社してから初めて関わった仕事では、それなりに新入社員らしく、従順に仕事をしました。
管理職に叱責され、家で泣いたこともありましたが、翌日にはかすかな殺意を胸にしまって仕事をしていました。
ある程度慣れてくると、言われたことに従うだけでなく、おかしいと思ったことに口答えができるようになりました。
おかげで、少しだけ方針を変えることができたり、賛同してくれる味方ができたりもしました。
物理的な辛さで言えば、あのころが一番辛かったと思います。精神的にもそこそこだったと思います。
ただまぁ、なんで大丈夫だったかといわれれば、少なからず「面白かった」からだったのかなぁ、と思います。
しばらくして、異動になりました。まったく畑違いの部署でした。
管理職からは、「お前くらいしか推薦できる奴がいなかった」と言われました。
成長すると見込まれたからでしょうか。それとも厄介払いということだったのでしょうか。
管理職はすぐ定年退職してしまったので、真偽のほどはわかりません。
新人同然なので、おとなしく従順に仕事をしました。新しい管理職は穏やかで、叱責するような人ではありませんでした。
残業もほとんどなく、始発まで拘束される飲み会もない、ホワイトな職場でした。悩める就活生はあそこにいくといいと思います。
申し訳程度の繁忙期に、私は疲弊しきっていました。くだらないミスが増えました。
取引先に頭を下げにいった時も、管理職は「そんなこともあるさ」と穏やかでした。
決算を終え、部長からの指名で、来期に向けた業績目標を全社員の前で高らかに宣言した次の週、私は会社を休みました。
会社にいる間、自分の一挙一動すべてに、何の意味があるのか、そんなことばかり考えていました。
今振り返れば、最後まで「面白さがわからなかった」のだなぁ、と思います。
しばらく休んで、私は前に所属した部署に戻ることになりました。当時一緒に仕事をしていた管理職が呼び寄せてくれたそうです。
しかし、休み明けであったり、色々と人事上の都合もあり、当時とは異なる担当に配属されることになりました。
私には、休み明けなので早めに帰るように、と指示が出ていました。他の人は、休日も仕事をしていました。
また毛色の違う仕事なので、必死に仕事をしました。新しい管理職は「まかせたいことは山ほどある、期待してるよ」と言っていました。
部署に新人が入ってきました。私はその教育係になりました。やったことのない仕事を覚えながら、必死に教えました。
私はそのまま、担当の長になりました。やったことのない仕事を覚えながら、自分より年上の部下に、必死に指示を出しました。
部下のひとりがクビになるかもしれない、と伝えられました。それを知らない部下は、ニコニコとお茶を飲んでいました。
今まかせている仕事の出来によっては再考されるかもしれない、とのことでした。一緒に試行錯誤しながら、仕事を進めました。
途中から、会社にいくことが怖くなりました。朝準備しても、家を出ることが難しくなりました。遅刻が増えました。
大事な打ち合わせの日、私は欠勤をしました。管理職が何を言っていたか、今では思い出せません。
そのまま、私は再び休むことになりました。部下がどうなったかは知りませんが、今では人はだいぶ入れ替わった、そうです。
今回、私は頑張った、という自覚がありました。そして、もう頑張れない、と心が折れた自覚がありました。
振り返ってみれば、今回も「面白さがわからない」ままだったな、と気づきました。
今回の休みは、面白いことをして過ごそう、と思いました。結果、起きて、ぼんやりして、寝る日々です。
私はゲームが好きです。プレイヤーを楽しませるシステム作りや、質が高く考えさせられる物語は、とても面白いものです。
働いていた頃に興味がありつつ買わずにいたゲームを買ってみました。とても面白かったです。
ユニークなシステム、濃密な物語、本当に面白くて、疲れました。クリアは当分先になりそうです。
他にも趣味はありましたが、少しやってみては、疲れて布団に寝転がる毎日です。
二度休んで、自分のこれまでを振り返って思ったことは、「面白いこと」ならやれる、のではないかということでした。
しかし、今、この暮らしを続けて気づいてしまったのは、「面白がることも疲れる」ということです。
結局、働くこと、生きることを面白がろうとして、疲れてたどり着いてしまったのが、この夏休みなのかなぁ、と思います。
初めて休んだ時は、暗い気持ちになりながらも、どうやって戻るか、どうやって社会復帰するか、ということで悩み続けていました。
今回は、もうどうすればいいかわかりません。先が真っ暗というよりは、無色透明で何も見えないといった感じです。
会社を解雇されるかもしれない、貯金が尽きるかもしれない、親族が死ぬかもしれない、そんなことも、どこか遠い世界の話に思えます。
面白いことも疲れて考えられないなら、面白くないことにはどう向き合えばいいのでしょう。
なんでも死ぬことは悪いことらしいです。命があるってけっこう面白いことらしいです。いやだなぁ。疲れるなぁ。
テレビで言っていましたが、だんだん寒くなるそうですね。夏ももう終わりらしいです。風邪はつらいので上着を買いました。
■この記事のテーマ:私の母校の薙刀部が漫画のモデルになった事実を基に、運動部漫画と現実の運動部の違い、運動部の光と影についてを書いた。
(文化部にも言えることとは思う)
その2:部活の活動時間・日数(あくまでも一般論として親のサポートと部活熱心な顧問の実態についても書いた)
■書いた目的:小中高校生とその保護者に「部活選びは将来の進路のことも見据えて慎重に考えて欲しい」と伝えるため
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今年2017年に舞台化、映画化された漫画『あさひなぐ』の薙刀部のモデルとなったのは私の出身高校の薙刀部だ。
私は『あさひなぐ』を読んでない(観てない)けど、ネットであらすじを読む限りは爽やかで熱い運動部漫画という印象を受けた。
野球にせよサッカーにせよ何にせよ運動部漫画は、運動部のきれいな部分しか見せない。
■飲酒について
時々ニュースになる先輩から後輩への暴力、指導者から生徒への暴力(いわゆる体罰)、生徒の飲酒喫煙などはまず扱われない。
先輩後輩間の暴力と顧問やOGの体罰というのは聞いたことはないが、薙刀部所属の生徒複数人は高校生(未成年)のうちに飲酒していた(喫煙は聞いたことがないし見たこともないが)。
私が知っているのは学校行事の打ち上げ(夕食会)のことであり部活関係で飲酒があったかは知らない。
しかし時・所が部活とは関係なくても未成年の飲酒は犯罪だ(軽犯罪だが)。
私も含めて先生にちくる人が誰もいなかったから彼女達は退学や停学にもならないどころか部活も引退まで続けていられた。
彼女達が飲酒していた証拠はない。少なくとも私は持っていない。
私は母校の薙刀部もしくは母校全般を貶めるためにこれを書いたのでは全くない。同様に『あさひなぐ』という作品とその関係者を貶める意図も全くない。
「部活を頑張っている高校生(未成年)が裏で飲酒や喫煙、いじめや後輩への暴行をしているというのは、特定の学校や特定の部活に限った話ではない」ということを言いたかったから書いたのだ。
部活の活動時間の長さ、活動日数の多さについても、部活漫画で触れられることはほとんどないと思われる。
(ちゃんと調べたことはないが)
多くの教師がTwitterなどで発言したり、マスコミが報道するようになって段々有名にはなってきたけど、今の部活の活動時間はとにかく長いし、活動日数も多い。
土日のどちらか1日は休みだったのか、土日両日が部活だったのかまでは知らない。
先生にも親戚付き合いはあるだろうし。
正直なところ、大学進学を目指すならこういう部活と勉強を両立させるのはすごく大変だ。
両立して、学年トップクラスの成績を維持するような生徒もいたが稀な存在だった。
薙刀部の部員ではなかったけど、同じぐらい忙しい部活に入っていて、勉強は試験1週間前から慌てて始める生徒達も高校にいた。
そういう生徒はさほど珍しい存在ではなかった。
『あさひなぐ』に限らず部活を扱った漫画等の影響でその部活をやりたがる小中高校生は多いだろう。
それ自体は悪いことではないけど、自分が卒業後(または将来)どうしたいのか(具体的に言うとどんな職業に就きたいか。高校受験や大学受験の場合はどんな学校に行きたいか)きちんと考えて、親ともよく相談して入部するか否かを決めて欲しい。
部活って、一度入ると辞めたくなっても辞めづらいので。
そうして悩んでいる間に勉強が疎かになって行きたい高校や大学に受かりにくくなってしまったら、時間の無駄なんじゃないかなと思う。
AO入試またはスポーツ推薦入学という手段もあるので、卒業さえすれば勉強できなくてもいいかもしれない(極論だが)。
私は今の入試のことは何も知らないので、入試のことも含めて親と相談してから入部を決めて欲しい。
■親のサポートについて
話は逸れるが親(ほとんどの場合母親)も子どもが運動部に入ると、朝練や土日の練習に間に合うようにお弁当作ったり、ユニフォーム洗濯したり、部費を支払ったり、大会の送迎・応援に行ったりと、子どもの部活関係の仕事が増える。
そういう意味でも生徒の皆さんは忙しい部活に入る場合は必ず親(ほとんどの場合母親)に相談して理解を得てから入部して欲しい。
母親が外で働いていようが専業主婦だろうが、母親にも母親の人生がある。
大抵の親は子どものやりたい事をサポートしてくれるものだが、だからといって甘えないように(既に理解していたらお小言すみません)。
親にとって部活関係の仕事が大きな負担で、やりたくてもできないケースもあるのだから。
どこの部活の顧問かは書かないけど、部活が教師という職業のやりがいになっているかのような顧問は何人かいた。
そういう先生方は生徒・学生時代からその部活をしていて、部活の顧問になりたくて教師になった様子だった。
うち2人は体育教師。
母校に限らず、体育教師には部活の顧問になりたくて教師になった(体育大学に入った)人が全国的に多いんじゃないかと思う。
近年ネットでもそういう体育教師がいるって話を読んだことがある。
いや、体育以外の教師にも特定の部活の顧問になりたくて教師になった方もいるようだが。
しかし、国語や数学、英語なら入試に関わるから生徒や保護者から分かりやすい授業や学力向上や進学実績を求められるけど、体育は違う。
小学校ならまだしも、高校ともなれば生徒本人も運動ができない事を改善しようとしなくなるし(少なくとも私の目にはそう見えた)、保護者もそういう要望を体育教師にはしない。
部活以外の生徒及び保護者からあれこれ言われないから、部活の顧問に力を入れるなら教科は体育(もしくは音感や技術家庭など実技全般)が適任なんだろう。
そういう部活の顧問は、部活を生き甲斐にするタイプであることが多いだろう。
(部活にあまり興味ないけど保護者や生徒の要望で活動日数を増やしているケースもあるだろうが)
先生にとって部活が生き甲斐なら土日や夏休みが練習でも平気、それどころか嬉しいのだろうけど
活動日数や長時間の練習が負担になり苦悩する生徒もいるし、子どもの部活をサポートするのを負担に思う親もいる。
そういう生徒や保護者は珍しくはない。
私は『あさひなぐ』のモデルとなった薙刀部を(部員ではなかったが、同じ学校に在学して)知っている。
だからこそ漫画で描かれる運動部と、現実の運動部の違いを(運動部の光と影と言ってもいいが)、小中高校生に知って欲しい。
母校の薙刀部に限らず、運動部・文化部を問わず、部活に入る前は活動日数や時間の長さ、先輩達が飲酒喫煙や暴力に手を染めていないか、先生のパワハラ(体罰含む)を可能な限り調べて欲しい(生徒だけでなく保護者も)。
入部する前に親子でよく話し合って欲しい。
私個人的には部活をする学校生活は良い物だと思うし、本人にやる気があって部活に打ち込む中高生を悪くは思わない。
部活で勉強が疎かになり受験や就職試験に落ちたら、その人にとって部活は弊害だったと言わざるを得ない。
すぐには答えが出ないことだが、中高生のうちに「自分は将来何になりたいのか、どんな人生を送りたいのか」をよく考えて欲しい。
将来の目標や卒業後の進路に、特定の部活が必要なのかよく考えて、親ともよく相談して欲しい。
部活でやった事を将来の仕事(スポーツ選手や演奏家など)にできる人は少ない。
しかし、部活をやることで勉強が疎かになったり、健康を損ねること(多すぎる練習や飲酒喫煙などで)になるんだったら、その部活には入らない(続けない)方がいいと個人的には思う。
繰り返しになるが、私は母校の薙刀部もしくは母校全\般を貶めるためにこれを書いたのでは全くない。同様に『あさひなぐ』という作品とその関係者を貶める意図も全くない。
多くの漫画では描かれることがない「部活の実態」を伝えることで、小中高校生とその保護者に後悔のない選択をして欲しいと思い書いた。
(『忙しい部活に入るな』って意味ではありません。プロ野球選手になりたい少年には野球部が必要であるように、部活が子どもの将来に必要なら是非入部して欲しいと個人的には思っています)
なお、母校の名前は書かないでおく。
今の薙刀部のことは全く知らないし、現役の生徒達がかわいそうなので。
都立校、とだけは明かしておく。
学校の公式サイトの薙刀部のページにも『あさひなぐ』の薙刀部のモデルはウチだという主旨のことが書かれているし、検索すればすぐに分かりますよ。
全く親離れできない。親離れ、というより、家族離れ?
大学に通うために上京してもう2年になる。バイトで生活費を稼いで一人暮らし=自立、なんて誰が考えたんだろうか。自立なんてこれっぽっちもできていない。いつでも実家が恋しくて恋しくて仕方ない。
連休丸々、夏休み丸々、冬休み丸々、春休み丸々、これまで全て実家で過ごしてきた。三連休も余裕さえあれば帰る。実家は決して近くない。新幹線代を稼いで、3時間半かけて、それでも帰る。
家族では一番下で娘だったから、小さい頃からめちゃくちゃに甘やかされてきたという自覚はある。わたしも他人にはドライな方だけど、家族にはめちゃくちゃ甘えたがりだ。実家じゃ姉と母に挟まれて布団で寝ている。
それでも東京の大学を選んだのは、夢があったからだし、金銭的にはまだ無理でも精神的には少しは自立したいって気持ちがあったからだと思う。
で、結果がこれ。結局実家から離れられないし、今じゃ夢もいいけど諦めて地元に帰ろうかなとも思ってしまう。一生懸命勉強してやっと入学した大学なのに、こんなことで揺らいじゃうんだからわたしなんて所詮これくらいの人間だ。
家を出たのは家族でわたしが初めてで、家族もさみしがっている。だからお互いに毎日LINEして、家にいた頃みたいに何でも報告して、それでも寂しい。もう家族揃ってダメダメだ。
明々後日、二ヶ月過ごした実家から東京に戻る。一人暮らしに逆戻り。考えるだけで泣けてくる。昨日からお風呂や布団でしくしく泣いてる。毎回、家族が新幹線の見送りに来てくれるのだけど、そこで泣かないようにするのが精一杯だ。新幹線でまた泣く。隣の席の人に変な目で見られるのはもう慣れっこだ。
はぁ、帰りたくない。
実家が大好きだ。
高校教師になって半年が経った、そして日常が灰色で意味なし興味も惹かない無味乾燥なものに思えた。
もともと、教師に憧れはなかったが、私は民間企業には向かないと思ったし自分の希望を叶えられそうだったので教師を志望してみた。自分の希望とは端的に「上からガミガミ言われないこと」「周りの視線にビクビクしないこと」「面白いものを面白いといえ、つまらないものには無関心でいられること」「知ることが好き、考えることが好きなのでそれを伸ばしたい」ってあたりだった。
それで、採用試験を受けてみたら受かった。採用試験を受けるにあたり、試験官が喜びそうな教師志願者像を演じているうちにまるで本当に教師の仕事がやりがいのあるヒトみたいになっていった。
実際に働いてみると、私が新人なのもあってか夏休み前はプレッシャーも労働時間もそれほどブラックではなかった(定時には帰れないが)。仕事をして収まるところに収まったという喜び、生徒とやり取りする喜び、給料をもらう喜び、とにかく何もかもが新しく、一つ一つのタスクをこなしていくことに喜びを感じた。そして、採用試験で作り上げた教師志望者という虚像を演じてることさえ気づかなかった。
夏休みは平和そのものだった。ただ、何度やっても追試を乗り越えることの出来ない生徒や炎天下でも盆休みも休みなく動き続ける運動部連中を見るのが不快だった。無意味な校則を破る無意味な学生に付き合わされることに吐き気を催すほどの嫌悪感を感じた。なんだか、夏休みですべてがリセットされた気がする。仕事を始めてそれなりに責務を全うしようという気持ちが失せた。
もともと、良い教師になろうという気持ちは毛頭なかったが、いまはただ仕事の時間が穏便に過ぎさえすれば良いと思うようになった。正直、生徒にも人間にも興味が持てない。授業の準備で定時を超えそうなら、切り上げて授業の質を落とすことにした。義務として求められること以上は一切しないことにした。部活の引率が一番馬鹿らしい、引率はするにしても一々試合には立ち会わず試合会場では雲隠れすることにした。
そして辛いことは、同僚が真面目すぎることだ。どうして彼らは楽をすることを考えないのだろうか。そんな連中の中にいると肩身が狭いし、もはや生徒に興味がもてないという本音も口にすることができず孤独感とイライラだけが溜まっていく。
仕事が何もかもバカらしく感じる。だが、給料はほしいので辞める勇気もない。辞めてもやりたい仕事はない。
仕事以外にはやりたいことが、ある。家に帰って一人の時間が一番よい。だけど、教師って24時間死ぬまで働けってオーラを感じる。そんな息苦しい雰囲気がいやだ。すまんが、生徒より自分優先で仕事させてもらう。これからも自分が自由で居られるのか不安なんだ。