2017-09-29

はてな匿名ネットリレー小説#1

大学に入って何回目の夏休みだろうか。そんなことはもう忘れてしまった。

いい加減卒業するなり、退学するなりしないといけないなんてことはわかっている。わかっているのだが、どうしてもやる気にならない。卒業するにはしっかりと授業を受けて単位を取らないといけない。退学すると晴れてニートの仲間入り。

行くも地獄戻るも疑獄というわけだ。

そんなことを考えていたらお腹が空いてきた。一人暮らしを始めた頃はいかに節約しつつ栄養バランスの取れた食事を作るかを考え自炊していたのだが、今では一日3食コンビニ弁当

あの頃はやる気に満ち溢れていたなぁ。

増田は重い腰を上げコンビニへと向かった。

  • anond:20170929023811 #1より。 コンビニへ向かう途中、見覚えのある可愛らしい女性とすれ違った。 金髪で赤い目をした17歳くらいのその女性は、2人の妹とおぼしき少女を連れて、増田の来...

    • anond:20170929051835 #2 より 立ち止まって思い出そうとするほど、名前を思い出すのは困難に思われた。彼女たちの姿は小さくなって遠ざかる。増田はコンビニへ向かうのをやめ、判別しや...

      • anond:20170929063706 #3より そうだ、あの娘は……。 突然、轟音が響き渡った。身体が硬直し、思考は中断を余儀なくされた。 交通事故だろうか。それとも、とうとう北朝鮮のミサイルで...

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