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2021-10-06

Death, Black, Dark, Blood, Dead

(ぜんぶ妄想です)

そのバンド名前は「Death, Black, Dark, Blood, Dead」。歴史に深く刻まれ名前ではないが無名でもなかった。

結成は1996年京都。編成はVoGuBa、Drの四人組で、ジャンル的に言えばDoom Metal。陰鬱超自然的で夢幻酩酊感に浸る暴動BGM

手元にある『ロッキン・オフ京都』って2003年発刊のコピー紙で作られたミニコミにはDeath, Black, Dark, Blood, Dead(以下DBDBD)のインタビューが載っていて、メンバーフェイバリットアルバムとして挙げられているのがBlack SabathやCathedralだったりElectric Wizardだったりする。でもそこではCANやPublic Enemyなんかも取り上げられていてメタルだけではない幅広い音楽バックグラウンドを感じさせたんだ。

ちなみに余談だけど、この『ロッキン・オフ京都』を発行してた京大軽音楽部の人は百万遍の近くで古本屋をやっていて、ミニコミのことを訊けば喜んで当時の話をしてくれるよ。『DOLL』のバックナンバーめっちゃ揃ってる。

初めてのライブは、結成したその年の京都市立比叡中学校での文化祭。ヘナヘナでヨレヨレの演奏だったよ。だいたい「何?そのバンド名は?」みたいな失笑だった。中2病が過ぎる、みたいな。でも実際メンバー全員中2だったわけだし一番病状が重い時期じゃない?

私はその頃ガレージパンクに恋狂いで、ヘナヘナこそ愛すべきロックンロールだと思ってたしヨレヨレこそ美学だと信じてたから、彼らのその拙い演奏サバスの遺伝子が宿っているのを感じたんだ。

なんでそんなことを知っているのかと言うと、Drの吉田君は私の同級生だったから。他のメンバーは他校の同い年の子たちで、平日の建築現場での雑工のアルバイトで知り合ったんだって

吉田君は不良じゃなかったけど学校に時々来ない長髪のいつもイライラしてる人だった。キレたらヤバイ奴。家が金属回収業の仕事から汚いなんて陰口を叩く子もいたりして、そりゃイライラもするよね。そんなこと言うべきじゃないのに。

一度、西院ツタヤアダルトコーナーから出てくる吉田君を見つけたことがあって、いけず心が発動した私は「あ、吉田君やん、何借りたの?」って声をかけたんだよ。吉田くんってばドギマギしちゃってさ。まだその頃のレンタルVHSだったか吉田君が持ってる重ねたテープの一番上は『プリティ・ウーマン』だったことを覚えてる。やっぱり普通映画カムフラージュするんだ、と思ったもんね。カウンターのところでお店の人に「こちらとこちらはお貸しできません」って取り上げられてプリティ・ウーマンだけ持って帰る吉田君の後ろ姿には十代の男子けが背負っている哀愁があった。

後日、いけず心が再起動して「プリティ・ウーマンどうだった?」って訊いた私に吉田君

あんなん金持ち札束ばらまいてるだけの話やないか気に入らん!」って怒ってはった。「お、パンクじゃん」って思ったね。

高校吉田君とは違う学校になって会うこともなくなったけどバンドをやってるらしいってことは風の噂で聞いてた。中学校友達と会ったりしたら誰それは学校やめたらしいとか、妊娠したとか、そんな噂話をするでしょう?そんな感じでなんとなくは知っていた。

高校の頃は部活勉強で忙しかたから無理だったけど、大学に入ってからの私はライブハウスに通うようになった。女同士で集まってバンドも始めた。

回生の頃にめちゃくちゃヤバイバンドがいるって聞きつけて二条西洞院ライブハウスにバンド仲間と行ったら客層が恐ろしくてさ。町内一番の荒くれ者が選抜されて来たんですか?みたいな感じで長髪やスキンズのごつい男達が集まってた。マッドマックス撮影ですか?みたいな。その頃はメタルパンクもごっちゃでラウドロックって括りでみんな一緒にやってたんだよね。

バンドが出演していて、最後に出てきたのがDBDBD。ずっと忘れてたけどその名前を聞いて「あ、吉田君バンドやん」ってすぐ分かった。でもドラムセットセットに陣取った彼を見た時は、違う人かな?と思うくらい凄みを増してたんだ。

スロー陰鬱パートから始まった演奏は、重く苦しい中間部を経て、死と破滅に聴衆を誘う。ライブはめちゃくちゃ盛り上がってさ、と言うか、荒くれ者たちが最高に荒くれるので私達は身の危険を感じてトイレ入り口避難してそこから見てたよ。暴れ狂う彼らは、今この瞬間だけに生きていて明日のことに希望なんて持っていないようだった。

帰る道すがら色んなことを思ったよね。あの吉田君のヘナヘナのバンドが男たちを狂わせる音楽をやるまでに成長したんだなとか、それに比べて私はとか、ツタヤビデオカセットを持つ吉田君の指がとっても白かったこととか。

その後もDBDBDは京都活動を続けていて、京大西部講堂でのライブがあまりにも盛り上がりすぎて主催者からお叱りを受けたなんてこともあった。吉田君とはライブ会場で顔を合わすようになってからまた話すようになったりして「あれは怒られたよねーホント怒られたよねえ」なんて笑ってたけど。

DBDBDの名前関西のシーンで大きく浮上してきた背景にはこんな事件があったの。

2005年だったはず。当時DBDBDはメタルパンクハードコアのシーンで活動していて、前述のようにかなり激しいステージングと客層で一部では評判になってた。

一方その頃に大阪では武闘派を名乗ってる「Citizen’s Enemy」(以下CE)ってHipHopクルーがいて、他のグループ威圧したり脅したりしてのし上がってきたあんまり夜露死苦ない評判のその人たちが「DBDBDなんてクソ」みたいなこと言ったらしいの。関西で一番ヤバイのは俺たちだ、みたいな宣戦布告だったと思うんだけれど、それを聞いたDBDBDのメンバーがCEを急襲するって噂が流れて観に行ったんだよね。

その日はCEのライブが始まって会場が温まってきたところにどやどやとDBDBDのメンバーがやってきて「勝負しろ!」って言ってさ。「待て待て待て待てー」みたいなプロレス的なコミカルさがあって、笑いも沸き起こって盛り上がったんだよ。CEのDJに「どけ、俺がやる」みたいな感じでDBDBDのベースターンテーブル占拠したりしてさ。

で、フリースタイルのバトルが始まったんだよ。まだフリースタイルダンジョンなんてない頃だよ。でもCE側は武闘派を名乗ってたからDBDBDが面白登場したのが気に入らなかったみたい。なのでシリアスdisり合いになっちゃったんだけど、言葉のキレとか、disりながらも一抹のリスペクトは失わないDBDBD側のラップが素晴らしくてさ、お客さんもHipHop好きな人からどっちが巧者かは分かっちゃうじゃない?だからDBDBDの方が上だな、みたいな空気でそこは終わったわけ。DBDBDのVoがさ「何が市民の敵やねん!公権力の敵であれ!俺たちの敵は権力者やろ!」ってアジテーションしてステージを降りたのは格好良かったんだよ。

その時私は「ああ、あのミニコミPublic Enemyフェイバリットに挙げてたのはVoの彼だったな」って思い出したんだ。

いけないのはそこからで、それから少し経ってDBDBDのライブ難波ベアーズで行われたんだけど、CEのメンバーがやってきて会場で爆竹に火をつけてライブ妨害したんだ。こっちは向こうの流儀勝負を挑んだのに(というか、和ませる雰囲気さえ醸し出してお邪魔したのに)向こうはただ邪魔しに来ただけっていう。で、どうなったかというと、そこには町内荒くれ者甲子園を勝ち抜いてきたお客様たちが集結してるじゃない?その人たちにCEのメンバーは捕まってちょっとお叱りを受けたっていう。ライブは盛り上がったらしいよ。

CEの人たちは武闘派を名乗ってたのにボコボコにされちゃったかメンツ的なものを失って、その後はなんだかフェードアウトしちゃった。CEのメンバーの一人は最近になって大阪維新から会議員に立候補してたけど、どうなったのか知らない。

DBDBDはそれからも地道に活動を続けて、Napalm DeathVoだったLee Dorrianが主催している英国Rise Above Recordsからアルバムを出す話もあったんだ。でもその頃ってメンバー家族を持ったり仕事責任ある役割を担うことになったりして、なかなか時間がとれなかったからうまくいかなったの。

吉田君曰く「英語でのメールのやりとりも難しかったし、イギリスでの録音っていう条件がネックで実現しなかったんよなあ、あれほどのチャンスはなかったけど」って。

その後はライブの回数も音源の発表も少なくなっていったんだよね。巷では「失速した」なんて言われたりしたけど、そんな言い方ないよ。彼らは中学の時からずっと働きながらバンドやってたんだから

吉田君は今も京都に住んでいて、休日に近所の公園砂場で遊んでる娘の相手をしてるのを時折見かける。染織工場で働いていて労働組合委員長でもあるらしい。この業界はもう価格的に外国とは太刀打ちできないらしくて、いくら京都ブランドだっていっても厳しくて廃業する会社も多いんだって会社の存続も心配しなくちゃいけないけど労働者権利雇用も守らなくちゃいけない立場で悩みは尽きないとのこと。「バンドはどうすんの?」って一度聞いたら、遠くの方を見つめながら「あん名前バンド誰も覚えてないやろ。でもやりたいなあ、またぶちかましたい」って言ってたよ。

比叡山の緑を眺めながらね。

thanks

https://anond.hatelabo.jp/20210929113343

https://anond.hatelabo.jp/20210929113456

https://b.hatena.ne.jp/entry/4708979924673792418/comment/flirt774

2021-09-12

ゼンカイジャーのあとの戦隊モノってなにやるんだろ?

集大成企画大成功した後ってめっちゃやりにくそう。

つーかコロナ収束しとんけど普通に収録とかすんのかな?

ノリもかなりのコミカル寄りになったけど、これで戻ってきた客にいきなりシリアス提供したら温度差で一気に離れるでしょ。

かといってコミカル路線だとゼンカイと比べられたとき飛び道具不足で詰むと思う。

2021-09-08

藤子・F・不二雄サンタの夢を壊された話

コロナ夏休みどこにも行けなかった小学生の娘のために藤子・F・不二雄の「ぽこにゃん」を買った。

ドラえもんに通じる、万人向けでコミカル漫画だ。

ところが!「明日サンタおもちゃをくれるんだ。本当はパパなんだけど。」などというシーンがあった。娘はこれを見てしばらく固まってて、寝付くまで動揺した様子だった。小学生低学年や幼稚園児が見そうな漫画でそんなこと書くか?親が必死にこどもの夢を守ってるのに台無しにするのか?俺は後悔している。許せない。悔しくて仕事が手につかない。

2021-09-07

anond:20210907172536

立木さんはちょっとコミカルイメージが強いし、ツダケンスマート過ぎやしないか

いや、どっちも好きだけど、次元って言われるとやっぱり明夫さんになるんじゃないか

無難と言われればそうなんだけどね

2021-08-31

anond:20210831011529

最近ぼくが好きな双子メイド(メイドではないが衣装メイドっぽいと言えなくもないかも知れない双子アイドル乙女)はロザリア&リリアですね。

こういうやつですね。https://www.youtube.com/watch?v=Qk28iBN7NS8

ちなみにこれは2016年10月(日本版2017年2月)にリリースされた崩壊3rdってゲームですね。

2021年時点で比較しても国産のどのガチャゲよりも見た目リッチ3Dモバイルアクションゲームになっていると、個人的には思いますね。

それもそのはず、この技術オーパーツみたいな作品は今原神でゲームトレンドトップを走っているmiHoYoの作品からですね。

この双子ストーリーで見せる姉妹愛がまた良いんですよね。

コミカルキャラクターながらも、どちゃくそシリアスSFシナリオである本作の中なので困難に翻弄されるのは既定路線なんですがね。

また大御所声優ばかりでおばさんボイスが多いこのゲームの中で、この二人の若々しさは特筆すべき癒やしをもたらしてくれますね。

原神プレイヤーからするとウェンティウェンディの例から言って、西風教会の気怠げおっぱいシスター・ロサリアと崩壊のロザリアは似たような見た目なのかと想像するかもしれませんが、全然違いますね。

ちゃんロリ双子ですので心配無用しかも姉のロザリアの方のボイスはパイモンと同じなんですね。

数多くの原神ミームを作り出してきたマスコットキャラパイモンと同じ声色ながら、ちょっと少女っぽさを感じる演技を見てほしいですね。

しか個人的もっと好きなのがリリアの方で、この子のボイスが非常にかわいいのですよね。

天真爛漫なおバカキャラのロザリアとは反対に、落ち着いたツッコミキャラなのですが、クールとも違うんですよね。

端々から姉を大事に思っていることが伝わってきますし、おっと失礼ぼくともあろうものが語りすぎてしまっていたようですね。

これを語るにはこの欄は狭すぎるというやつですね。

まあでもぶっちゃけて言うとあれですね、日本カルチャー日本人よりよく分かっているmiHoYoの作るキャラクターなので、あれですね。

双子メイドキャラ代表であるあれの影響を受けている部分が多かれ少なかれあるような気はしますね。ピンク髪と薄い水色髪なあたりとかがそれですね。

ちなみに崩壊3rdにはよりガチメイドキャラであるリタ・ロスヴァイセがいますが、そちらは瀟洒なお姉さんでスマートに大鎌を振るって戦うS級戦乙女なんですね。

瀟洒メイドといえば東方のあれですが、この世界、時を止めるスタンド能力的なものシステム化されて大体のキャラが持っていますのであれですね。

ともあれ冒頭に挙げたキャラ紹介ムービーを開いていないのならぜひご覧になって、ビジュアルが好みに引っかかったのなら触れてみることをおすすめしますね。

おや、今日8月31日じゃないですか。

もしこれを読んでいるのがストゥーデントの皆さんであれば、今日ゲームを始めるなんて愚行を犯してはなりませんね。

ぼくはいいんです。夏休みの宿題人生宿題も、一切やらないまま40年近く生きてきたツワモノがぼくなんですよね。

それはどうでもいい話でしたね。ではこのへんで失礼しましょうね。

よい双子メイド(?)ライフをお過ごしくださいね

2021-08-22

ウルトラマントリガー』の感想で興味深いものがあった話

※この日記は『ウルトラマントリガー』という作品批評するものではありません。




既に5話まで放送されている、ウルトラシリーズ最新作の『ウルトラマントリガー』。

番組開始直後に興味深い感想を見掛けたことを思い出したので、チラシ裏のメモ程度に綴っておく。

前提として、増田は根っからの『特撮作品ファン』で、世代こそウルトラマンでいえば『ウルトラマンメビウス』以降のまだ若い世代ではあるが、例にも漏れず本作もリアルタイムで視聴している。

簡潔にその見掛けたという感想の中身を説明すると、

ウルトラマンが喋ってなくて物足りなかった」

というもの

残念ながらもうかなり前に見た感想なので、どこで見たのかは全く覚えていない。

しかしこれは、昔から円谷作品、ひいてはウルトラマンという作品群をずっと追いかけてきた増田自身にとっては新鮮極まりないものだった。

というのも、それまでは「ウルトラマンは喋るべきではない」という感想をよく見ることが多かったので、なおのこと衝撃的な感想だった。


ウルトラマンといい作品シリーズに詳しくない人のために、少し解説する。

ウルトラマン」とは、1966年放送された『ウルトラQ』に次ぐ、空想科学特撮シリーズ第2作『ウルトラマン』より登場した、M78星雲の宇宙人だ。

劇中ウルトラマン自身が、自らの意思で喋ることは《あまり》なく、基本的戦闘中でも掛け声のみとなっている。

まあ言ってしまえば初代ウルトラマンは第1話から喋っているし、『ウルトラマンレオ』のとある回では初代が「俺たちはアストラを殺す!」と言った台詞は、今もファンの間ネタになる迷台詞だ。

はいいつつも、実際そんなに毎回喋ってる訳ではなかったので、ウルトラマンは無口、という感覚が刷り込まれていったのは間違いない。

しかしそれも、平成前期までのこと。『ウルトラマンマックス』までかな。『ウルトラマンメビウス』の時点ではもう結構台詞あったと思う。

平成後期からウルトラマンは、まあ当時の円谷プロ事情なども相まってはいたが、色々挑戦してた。

その中で、火付け役となった『ウルトラマンギンガ』という作品を筆頭に、ウルトラマン普通に喋る=アフレコなどで主人公役の俳優戦闘中にも台詞を話すことが増えた。

当時としては、「ウルトラマンが喋るなんて!」という批判も多かったし、以降もその傾向が続いたので、一部の往年ファンからはかなりの反感を買っていたと思う。

個人意見を述べさせてもらうと、ウルトラマンが基本喋らないため、「ウルトラマン側が思い付いた作戦ナレーション説明する」というのが、昭和作品から平成最初期にかけてはお決まりだった。

なんなら、昭和作品の、さら最初の頃の作品に至っては、ナレーションもなしによくわからん技使って、怪獣宇宙人に勝ってたことはざらであった。

なので、ウルトラマン歴史的には

「よく分からん技使って倒した」

から

説明受けてもあまり分からん技を使って倒した」


を経て、

「分かりやすウルトラマンが技名言ったり、作戦を喋ってくれて、そして倒した」

という変化が起きている。


閑話休題。そう言うこともあって、現在ウルトラマンは喋るのがデフォルトになってた訳なのだけど、ウルトラマントリガー最近作品としては珍しく「あまり喋らない」タイプ

これは、前作の『ウルトラマンZ』とは完全に対照的で、むしろこの『Z』の存在が、前述した「あまり喋ってなくて物足りなかった」という感想に繋がってるのだと思う。

『Z』は驚くほど面白かった。星雲賞を受賞したニュースが先月あったが、納得の出来だった。そんな『Z』の良かったところのひとつに、ウルトラマンと変身する主人公の掛け合いが面白かった点だ。

また少し話題が逸れるが付き合ってほしい。お願い。

ウルトラマンはいくつかの《タイプ》がある。

これはいわゆるティガとかダイナのような戦況に応じて姿を変える《タイプ》でなければ、初代とセブンのようなシルバー族とレッド族等といった設定でもない。

作中における主人公ウルトラマン自身立ち位置みたいなものを、便宜的に《タイプ》と呼ばせてもらう。

細かく分けると非常に多いので、ざっくり二つのタイプに分ける。

例えば初代や帰ってきたウルトラマン平成ならマックスなどのような『人にウルトラマン自身が憑依するタイプ

もうひとつが、セブンや80、平成ならメビウスオーブのような『ウルトラマン自身が人の姿に化けているタイプ

ウルトラマンZは前者の憑依タイプで、なおかつウルトラマンと変身する主人公人格が明確に分かれていて、時には意思疏通して相談することもあった。

憑依タイプの補足をすると、昔はウルトラマンと変身者の意識が完全に混ざったり、むしろ乗っ取られてるに近いパターンが主流だった。帰りマンエースなんかは完全にそのタイプだ。

平成に入ってからは、海外作品オーストラリアの『ウルトラマンG(グレート)』が、人格が別々で互いに対話できるウルトラマンの先駆けであり、以降このタイプ(私はグレートタイプと呼んでる)のウルトラマンも増えた。

Zはまさにグレートタイプで、主人公のナツカワ・ハルキウルトラマンZの、コミカルテンポのいい掛け合いが絶妙だった。

この効果もあって、普段ウルトラマンを観てなかった人も、『Z』きっかけにシリーズファンとなった人が増えて、かつ『トリガー』を初回から見たという人も多いはずなのだ

からこそ、『Z』の作風である「喋るウルトラマン主人公の掛け合い」に慣れていた分、「喋らないし、要所でちょっと主人公が話すくらい」の『トリガー』に物足りなさを感じた《Zファン》が多いのでは……?

というのが考察。書いてたら楽しくなって、見返してたら長くなってた。ごめんね、このタイミングで謝っとく。

からファンとしては、新規層が増えて嬉しいと思うに加え、今までは見ることが出来なかったタイプ感想まで現れて、興味深く感じた次第。

「喋る」「喋らない」が良いかいかについては増田は語るつもり無い(強いて言えば「良い側」とだけ言っとく)けど、『Z』を通じて新規ファンが増えたのは個人的にも嬉しい。


新規層には意外に思うかもしれないけれど、2013年の『ウルトラマンギンガ』が始まるまでは、新たなウルトラマンが登場する完全新作のドラマ作品は長い間無かった。

映画では度々やってたけど、地上波連続ドラマとしては06年の『ウルトラマンメビウス』以来。もちろん翌年の07年に『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』が1クールやってたけど、新しいウルトラマンが出てたわけでは無かった(それっぽいキャラはいた)。

それが今や、毎年新作が観られて、それを色んなファン層の人たちと一緒に観ることが出来て、そして色んな感想が生まれて。

良い世の中になったな。増田の小さな幸せ

2021-08-07

久しぶりにミニ四駆を買ってみた。

といっても、レース用じゃなくてコミカルミニ四駆

玩具やホビーが進化し続けているけど、電池モーターでシンプルに動くっていうのはなんか癒されますね。

外に出れないから庭先で走らせてるんだけど、結構楽しい

何でもかんでも難しく考えなきゃいけない世の中、たまにはこういう事も必要だなと思う夏でした。

2021-07-31

国民支配するには

茶番感出してコミカル支配するのが一番よい

2021-06-26

YouTuber31人飲み会報道の経過を見て俺は本当に世界が嫌になった!!

書き残したいことは3つ。

1. 31飲み会は良くない

2. しかしその良くないことに対する世間の反応と当事者の応答というものが別個に存在する。そちらは飲み会自体とは比べ物にならないほど酷い。この状況が気持ち悪いことだと多くの人に認識して欲しい

3. 上記2点とは全然別のこととして、YouTuber地位はやはりどんどん上がってきているし今後も上がっていくだろう

まず前提としてYouTuber31人のやったことは当然褒められたことでは無い。自分が親なのであればあれはいけないことだと子供に言わなければならない。100歩譲ってやむにやまれず集まって飲み会するならまだしも外に出てタバコ吸ったりとかする必要はあったのかとか思う。

しかしそんなことはこの際どうでも良いことであるだってどうせ1ヶ月くらい経ったら誰も覚えてない。いま批判している人たちもほとんど完璧に忘れるだろう。

問題なのは報道を皮切りに始まった批判謝罪応酬だ。

悪いことをした人がいる。批判される。謝罪する。こうしたことは日々日常的に起こる。しかし今回の件はすこし様相が違う。31人がすべてYouTuberであり、俺の見る限りほとんどの奴が謝罪動画を出している。こんなことはかつてなかったのではないか。そしてこの光景がもたらす教育効果というのはかなりヤバいものなのではないだろうか。端的に言えば俺は全体主義国家とはこういうことなんじゃないかと思ってしまったのだ。

2021年コロナによる緊急事態宣言下であん飲み会したこと報道されれば、そりゃあ何を言われても仕方ないだろう。そしてその通りに猛烈な批判が起きた。そこまでは良い。

そして複数YouTuber謝罪動画を上げる中、ある女性YouTuberが一風変わった反応をしていた。その動画ではタイトルこそ「謝罪します」といった趣旨のものではあったが、サムネ画像丸坊主姿に画像加工された姿でその時点でややふざけた雰囲気がある。そして動画再生するとややコミカルで明るいトーンの、「炎上あるある」的なものを歌っている本人の姿が。

単に謝罪するのでは無くすこし変わったことをしようという意図だとは思われるものの、とてもセンスの良い / 面白い内容とは言えなかった。そしてまた当然のようにその動画に対しても猛烈な批判が渦巻いた。はっきり言って俺はこの女性YouTuberがなにをしたいのか分からなかった。こんなことをすれば火に油を注ぐのは当たり前にわかる。彼女ら(実際には炎上した女性YouTuberグループYouTuberの一員である)は登録者100万を超える実力があり、それであればこの事態は容易に予想できたはずだ。だからこそ、あえたこのような動画を出したのにはなにか意図があるはずだと考えたが、それがわからない。

ただそれはそれとして、31人の中で1人くらいこういうことをする人がいるというのも分かる話だとは思った。どうせほとんどの奴らが謝罪動画のように100%反省しているはずもなく、炎上がおさまるまでおとなしくしていようと思っているはずだ。だからこそ全員が定型的な謝罪をするだけではなく、ちょっと変わったことをする人がいるほうがむしろ健全とまでは言わないものの、実態を反映したあり方であり健康的ではは無いかとおもった。

まり何が言いたいかというと、女性YouTuberによるふざけた謝罪動画批判は当然であると同時に批判される価値があるような面白いものでは無く意味不明だったのだが、今回の報道に対する反応全体の一部として考えればそれなりに存在意義のあるものだと考えていたのだ。

しかし今朝確認したらふざけた謝罪動画は消され、改めて真面目な謝罪動画が出されている。そしてその中で語られていたのが「自分はそこまで悪いと思ってなかったので、自分たちらしい反応を示したかった」といったことだった。

要は

①ここまで批判されることは予想していなかった

②だから消した

であり、ふざけた謝罪動画はとくに深い意味のない動画だったのだ。

そしてまたこ動画コメント欄も荒れまくりますます強く批判されていく。そして現状ほぼ全員が謝罪動画を出している状況になった。

ここまでの経過を通して、このような外から目線の論評というものが皆無である。ふざけた謝罪動画が消えたことによって第三の要素が消え、批判する人と謝る人しか存在しなくなった。俺はこの状況がすごく気持ち悪い。緊急事態宣言下での飲み会の是非とはまったく別に、こうしたメディア的な現象について語る人がいない。YouTubeときをそんな真面目に語る価値があるのかと思われるかもしれないが、文藝春秋が取り上げて様々なニュースサイトTOPを飾る程度には報道価値があり、31人という規模であればそれぞれの固定視聴者はかなりの数になると思われる。そして視聴者の多くは10代〜20代若い層であり、長い目でみても社会的な影響力は小さくない。よって語られる価値は十分にあるはずだ。にも関わらずそうした言説が皆無なのは何なのか。こうしたことを考えている人はいないのか。いても語る場がないのか。

このことを通じて思ったのだが、世の中の風通しが悪いとか全体主義であるというのは、「ある人物・ある出来事に対しての批判ができない」ということではもはや無いのだろう。少なくともインターネットがあれば批判自体はいつでもどこでもできる。問題なのはそれら全体を俯瞰して語るメディア的な言説が存在しないことである飲み会が良いとか悪いを一旦横に置いて、「飲み会をした人が批判されている状況」を語る人がいないというのが現状であり、それは全体主義であると感じる。要はその意味はいまの日本部分的全体主義国家であってそれはどんどん拡張していくだろう。

念の為書いておくがここまで「批判」と言い表してきたのは主に飲み会YouTuberたちに対するニュースサイト内のコメントだったりYouTube内でのコメントなどだが、それらは本来意味での批判とは言うに値せず、小学校学級委員担任先生胡麻を擂るようなレベルのものであることはいうまでもない。だがそれはそれでよくて、ネット上のコメントなんてそんなもんだ。しかしそうしたコメントの集積をひとつ現象としてとらえて語るような言説がなければ、小学校学級委員永遠に小学校学級委員のままではないか

この増田が仮にバズればそれにも批判が出るのだろう。ネット民として俺はそれを受け止める。しかしその現象全体に対する分析をする人がどこかにいてほしい。

上記とは全く別にYouTuberの影響力は増していくだろうと思った。だってあなた達が飲み会をやったら良くないですよ」と言われるような存在になったんだから

2021-06-17

anond:20210617001845

いや、普通に取り込んでたりするのでなにもおかしかない

たとえば いがらしみきおホラー や I -アイ- でやったやつとか

神様が既に見て触れる形で存在してるやつ・神様を探しにいく旅

 

でもGS美神のおキヌちゃんみたいなノリで可愛かったよAIちゃん

コミカルコメディからこれはこれですこ

 

ただ泣けたっていう人がいるんだよな・・・(戦慄)

どこで・・・

anond:20210616235643

びっくりするくらい土着宗教の話出てこなかったよな

ページ数的にしゃーなしではあるが

 

ラストAIちゃん勝手に増殖して勝手自分自身を売り出して

きゃっきゃしてるのは軽くてコミカルで良かったけど

かわいい

 

ぶっちゃけあのレベル自律思考が出来て図書館にある本すべての解析処理ができるレベルなら

スカイネットレベルの脅威だけどな

2021-06-15

[]6月14日

ご飯

朝:なし。昼:サンドイッチ。夜:ほうれん草玉ねぎ豆腐のお鍋。納豆プリン

調子

むきゅーはややー。お仕事はそれなりー。

シャドウバース

ギルド争乱編のアリサルートエリカルート、イザベルルートクリア

ギルド争乱編アリサルートは、正義ギルドブレイドライツ騎士団お話。見た目は怖い獣人だけど心優しいセタス、ドジっ子だけど人望がある副団長のメイシアとのやりとりは今までの殺伐とした災いの樹編とは違ってほっこりするシーンもいくつか。

ただ、エルフセタスはともかく、副団長のメイシアはネメシスカード化されてるので、ここで言う正義ってのは管理者サイドから見た正義なんだろうなあ、だから、やっぱりいきなり重いんだけど…

イズニア国が運河を基盤とした国って話とか、ギルドを巡る争いとか、獣人セタスと人間のメイシアのロマンスあったりと、キャラクタが一気に増えて、普通にゲームシナリオしてて面白かった。

エリカとアリサ対立も、エリカがアリサを慮ってのそれで、前までのなんでも噛みついてたのとは違うのかな? なんにしろエリカルートを次に遊ぶぜ!

エリカルートは、暗殺者時代エリカ彷彿とさせる無暁との交流話。ブレイドライツ騎士団管理者に操られていて無暁はいわば汚名を被せられた状況でそれもエリカ過去合致している。

悪の道だけあって人がポンポン死んでいくし回想でも人が死ぬのでとにかく雰囲気は重苦しい。

そんな中で姫様命のエリカがそれを後回しにして無暁を助けに行くシーンは、今までのシャドバシナリオで一番好きなかも。

未来よりも過去を優先してしまうのは、悲しい事なんだけど、その未来ある意味奪われた状況なので、尚のこと悲しい話だった。

ザベルルートは、悩むイザベルと悩まないエレノア過去固執するイザベル固執しないエレノア対照的ながらも仲のいい2人の交流を描いたシナリオ

面白かった!!! やっぱゲームシナリオはこういう魅力的なキャラクタありきだよ、エレノア超好き。

2人の交流のシーンは今までのシナリオにないほどにコミカルで、特に部屋を汚したイザベルを叩くエレノアきららMAXのような日常の味わいがあって、他がギスギスしてるだけに好き。

それでいて、ちゃんとイザベルテーマに沿った過去もあって面白かった。最終章が楽しみ。

2021-06-09

競馬に外れた時のリアクションの在り方について

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https://anond.hatelabo.jp/20210606173116

今朝、はらぺこあおむし偕成社さんが風刺イラストの事でオリンピック会長おちょくるのは危険だ、編集部原作読んでないのか?

声明を発表した。

だがこれを書いてる今晩、東京ダービーが開催され試合後にあの忌まわしき「本田未央競馬辞めるネタ」の応酬が来るのかと思うと寒気がしてならない。

あの元ネタは第6話、ニュージェネ(しまむー・しぶりん・未央)に初めての試練が訪れる、

しかしその試練の襲来までを描くまでに土屋ヤローは未央の動かし方を下手くそにやりやがり、

どのように試練の時を訪れさせるのかで失敗したともいえるものだ。

けどリアタイ(2015年頃)の時にネット界隈は

どうしてた?

土屋ヤローメジャーシリーズ功労者だと言うことに胡座をかいてどの様にキャラを動かしていったほうが、どんなふうにして試練のときを始めた方が良かったのかをろくに検証しなかった。

土屋ヤローは新たな競馬やめるネタしたいからとの理由

ミリマスのキャラのうちの一人をヘイトタンクに仕立て上げようとしているかも知れねなんだぞ…

話が脱線してしまった。

その土屋易々を抜きにしてもシリアスかつ真面目なシーンなのに冒涜行為ネットミーハーどもは続けてきたさ。

それにバンダイナムコ偕成社さんに比べて使命感もキャラの扱い方についてもレベルが低すぎる。

集英社東映グルヤムチャがサイバイマン戦で倒れる場面をスパゲッティの上に載せるとかいカフェメニュー容認

オルガネタ放置lineスタンプトップは止まるんじゃねぇぞ、

そして自分らの品物を転売ヤーものカモに仕立てるとか馬鹿じゃねえの?

じゃあ、競馬で外れた時にどのようにリアクションすればいいのか?

(デレマス6話のやり取りの他作品キャラへの改変は厳禁だからな。 ツインターボにまで侵略しやがって、反吐が出る)

◇このすば(この素晴らしい世界に祝福を!)で

所持金無駄遣いしてカズマに絞られるアクア

◆慎重勇者からは、

所持金勝手に使って聖哉にシボられるリスタルテ

おそ松さん場合だと、

6つ子が給料競馬に使いトト子からパンチ喰らって

夜にとぼとぼ帰宅するところ

こち亀パターン

大原部長両津さんへの説教

ギャラクシーエンジェル編:

ミントフォルテ蘭花競馬の結果で

昭和的な演出喧嘩の煙

これらに限るだろ、マジで。全部コミカルな場面がもとになってるから

2021-06-07

女性側が無反応なAVが好き

理想なのは男が頑張って腰振ってるのに女は無反応でスマホかいじってるタイプの奴なんだけど

あんまり数がないし、イマイチジャンルとして確立してないので探すのも大変

次点としては睡眠姦物なんだけどこっそり忍び込んでヤるというシチュエーション重視なので

薄暗かったりカメラワークイマイチなのがよくない、そういうのは求めてない

もう一つ時点は声が出せない、抵抗できないシチュエーション物だけどこれも女優が嫌がって耐えてる演技が邪魔

時間停止物はさすがにコミカルすぎてちょっと違う

何か理想動画にたどり着くいい方法ないですかね

もっとコロナ禍でのオナニーライフを充実させたいんです

2021-06-06

anond:20210606181916

グッドエンドは死なないやん。あとヒロインみんな好かん。ダルでいいわ

 

 

 

 

 

 

 

 

総評橋田親子以外みんなまともじゃない。少なくとも恋人キャラでは無い。モモーイフェイリスはギリ有りだけど、他のヒロインが魅力がないので相対的順位が上がっただけ

2021-05-25

anond:20210525014158

スリーパーズみたいな映画がいいな

アパートバカ騒ぎして周辺住民警察を呼ばせるのが青春の喜びの若者たちを描いたアニメ

階下のおっさんが怒鳴り込んでくるのをコミカルに描いたアニメ

2021-05-17

幕張メッセライブが見れた

ずっと真夜中でいいのに。のライブに行きました。

去年から1年待って、世間の状況はあんまりよろしくない中、それでも開催してくれたライブ

個人的には202月以来の現地に行くライブ。ずとまよのライブは初めて。

月一でライブに行く体だったので、ここ一年以上、こんな状況だからライブが開催されないのも仕方ないとしょんぼりしていました。

配信ライブは色々みる機会があって、それはそれで楽しかったけれど、配信をみるとやっぱりこれを生で見たいよ〜!という気持ちが強くなる。

そんななか、ようやくの行けるライブ

会場に向かっていると、乗り換えるたび、一緒の方向に行っているな? となる人が増える。

会場に入るといっぱい炊かれたスモーク香り。口の中にもごっと入ってくる感覚ぼんやりライトを当てられたステージ

会場に入って座ると、前後左右に人がいる。過ごし方はそれぞれだけど、お友達と来た方は他愛もない会話をしている。その中で、声出しちゃうかも、と笑いながら言っているので、心の中でいっぱい首を縦に振ってしまう。

声は出せないからはじまりはなんというか静かでした。熱のこもった拍手が響く幕張はなんだかクラシックコンサートが始まるのかという雰囲気

でも楽器の音が鳴り出すと空気が変わる。音圧を感じる。ACAねさんのシルエットがくっきりと浮かび上がると、彼女実在すると知らされる。

曲が始まるとお客さんのテンションも上がって、たくさんの人の身体が同じリズムで揺れる。

こちらに向かって伸びるレーザー3Dで知覚できる。

これだわ〜〜〜!という気持ちでいっぱいになりました。配信だと見られない光景。ずっと浴びたかったもの感謝で涙が止まらない。

楽しい楽しい

ふと横目で隣を見る。

隣の人が楽しそう!!!!最高!!もっとしゃもじ振ってみせて!!!となるほどに、リズム感すごくある方でした。楽しそうな方を見ると本当に嬉しくて更に涙が出てしまう。

バンド隊もOpen Reel Ensembleの方の動きが見る度にどこかコミカルさを含むときもありつつカッコいい。ACAねさんの一挙一動を見ていたい。お客さんの動きも見ていたい。目が足りなかった。

配信ライブで等でも感じていたけれどACAねさんのリズム感がとても素敵で、揺れる身体をみていると、ああ確かに彼女はあの音楽を作る、と感じるものがありました。力んでいなくて、空気というか分子渡り歩くように音を紡ぐ方。

パフォーマンスを通してなにかしらルーツに触れさせていただけるような気分になれるのもライブの良いところだとしみじみ思います

帰り道、連れてきてくれてありがとう、来てよかった、と同行者さんに言っている方を見かけたりしてまた涙ぐみながら帰路につきました。

ライブ自体とても良かったのは言わずもがなですが、ライブってこうだったな、ライブのこんなところが好きなんだな、というのを改めて実感できてよかったです。

一年と少し、ずっとライブに行かなくてもなんとか生きていけるかと思わなくもなかったけれど、やっぱり作り上げられた世界に飛び込む体験はしていたい。

ありがとう、ずとまよ。

ありがとうライブに関わった方々。

ありがとう、会場に来てくれた人。

またお会いできる日を楽しみにしています

2021-05-10

世界まる見え部族ドキュメンタリーのくだらない吹き替え

多分元は真面目なドキュメンタリーだろうけど、それを好き勝手弄ってわざわざかっぺ口調のコミカル吹き替えにしてるやつ

昔はおもしれーとか思ってたけど、久しぶりに見たらなんのリスペクトもなくただただ馬鹿にしてる風にしか見えなくなってしまった

たぶん、最近時代の流れのせいなんだろうけどこれはいいことなのか悪いことなのかわからん

ただ、世界まる見えはもうこのバカみたいな吹き替えはやめて欲しいし、元のドキュメンタリーHP等に載せて欲しい

2021-04-30

anond:20210430180424

エンターテイナーから笑顔強制されたりトラブルをチャンスやコミカルに変えなきゃいけなかったりで大変そうだよ

ホモとかオカマが男を襲おうとしてる様子をコミカルに描くことが同性愛差別なら

シティハンターリョウ美女もっこりしてるのは異性愛差別なの?

2021-04-17

三浦春馬じゃない方キンキーブーツがすげえよかった

ミュージカル キンキーブーツのWE版を映画館で見たんだけどさ

すげえすげえすげーーーーよかったんですよね

もともとミュージカル多少は見るけどそんなに熱心なファンでもなくて

キンキーブーツもそういや見たことないなーで軽い気持ちで行ったんだけど

あんまり素晴らしくて何度見ても足りなくて毎週末映画館に通って4月で6回見てしまった


もうね普通のこというけど歌がうめーーーの

WE初演のメンバー2019年に再結集させて撮ったものらしく

から人生に迷う若き主人公が見た目そこそこオッサンだったりするんだけど

そのぶん歌の表現力がものすごい

ドラァグクイーンたちのダンスも素晴らしいの延々みたい

際どい衣装とどぎついメイクセクシャル振り付けでそれでも不思議下品じゃなくて

台詞がなくて踊るだけなのに人生のしんだるわい!って力強さを感じて不思議に泣けてくる

それとヒロインソロパートがすごくいい歩いててふと口ずさんじゃうくらい好き

あんまり「恋する女の子」みたいなキャラにぐっときたことないんだけど

役者さんのサービス精神ものすごくてすごいコミカルでなのに直向きさが伝わってきてすごくいい

かい話だけど片手がペンギンみたいにぴんってしてるときすげーかわいい

いや普段だったらあざとくて苦手な仕草だけど腕にタトゥーはいってるタイプから



というのをなんでここで書いてるかというと

ツイッターとかで検索すると絶対に某日本版ローラを演じた人の話になってて言いにくいのだ

私もあの役者さんのことは好きだったしほんとに動けて歌える素敵な人だと思ってたし残念に思う

だけど だけど今の私にとってのローラはWE版のマット氏であの人じゃなくって

私はただよさを語りたいし他の人の語りを見たいのに

感想検索してもどうしたって最後はその人の名前が出ててなんかこう…



いやそういう感想を語る人は特になにも悪くないし

そんなに素晴らしかったなら私も日本版も見てみたかったなと悔やむ気持ちもあるが

でもとりあえず私は私が見たあのWE版をなんの屈託もなく称えたいんだよーーー

でもまあほんと別に日本版ローラを偲ぶのが悪いわけではないのでここに投げておく

2021-04-15

最近YouTube米国中国の軍需企業とか軍需産業動画を観ることが増えた

台湾有事で米中戦が近いかもなあと思って観始めたのだが、不謹慎ながら面白いなあ

お金とか技術の話は民間とも変わらないわけで、軍オタ普段から親しんでいるのだろうけど、

これはこういう理由コストが高すぎて量産できなかった、これはこうやってコストを下げて量産した、

試作は完成したが量産のための技術が足りず量産が困難だったが10年以上の歳月をかけて量産を実現した、

当たり前だが民間製品開発とこういうところは変わらない

から思うのだが、どこか深夜通販番組っぽい軍需企業動画があったりするのも面白い

ロード・オブ・ウォーヨルムンガンドのようなフィクションでは武器商人はどこかコミカルにも描かれているが、

意外と普通大阪商人江戸商人みたいなものなのかもしれないと思えてくる

しかし、YouTube兵器動画最適化されるのが困る

流石にずっと観ていると飽きる

ワルキューレはなぜゼルダになれなかったのか

ワルキューレの冒険をご存知だろうか。

ファミコン時代ゲームともなれば、今や知る人は少ないかもしれない。

英語読みでバルキリーとしたほうが色々と馴染みがあるかもしれない。

戦いの女神の称され、もともとは北欧神話から来ている。

その後ワルキューレの伝説というアーケードゲームが発売されるが、その後はリメイクやサイドストリーものがいくつか発売されただけ(他のゲームへのゲスト参加などもある。)で、完全新作と呼べるものは一切発売されていない。

このゲームは、ベースとなるストーリーや設定がとてもよくできている。

キャラクターの生みの親によるコミックも発売されていて、ゲームでは描かれなかったバックボーンを知ることもできる。

ギャルゲーという概念すらなかった当時、多くの男性ファンを魅了したキャラクター第一人者といってもいいだろう。

(当時、魅力的な女性キャラといえば脱衣麻雀キャラ達が席巻していた時代だ。)

その頃のアーケードゲーム情報を扱うゲーメストという雑誌の、はじめて女性キャラだけを扱った別冊ギャルアイランドでは、第一号の表紙を飾るほどの人気だった。

ギャルアイランドなどという下品な響きとは似つかわしくないほどの神々しい表紙を是非検索して見てもらいたい。

ナムコには他にも魅力的な女性キャラクターもいた。

カイ(ドルアーガ)、ワンダーモモアリスメルヘンメイズ)、アルテミスフェリオス)、アリーシャ(ドラゴンスピリット)、ジェニファー(スプラッターハウス)、安駄婆(源平討魔伝

そんなキャラクター達を差し置いて、やはりワルキューレは頭一つ飛び抜けた人気があった。

今でこそ自立した女性が当たり前になったが、その当時にしても凛として一つ筋の通った性格で誰に媚びるわけでもなく自らの力で道を切り開いていく姿は、この時代に置き換えても何一つ色褪せて見えない。

そんな彼女自信のキャラクターもさることながら、世界観、また、それを取り巻くキャラクターたちもどこか憎めず、ストーリーシリアスながらどこかコミカルで、それでいて最後は胸が熱くなるようなまるでディズニーの名作と比べても何ら遜色のない作りをしている。

主人公が魅力的。

神話をもとにしたしっかりとした世界設定。

サブキャラクターたちもキャラがしっかりとしていて、出てくるアイテム武器豊富

シリアスだがコミカルで感動的。

キャラクターも恐ろし過ぎず、暴力的すぎないので全年齢対象作品

BGMが神。(まじで神。飛ばし飛ばしでいいのでYoutubeワルキューレの伝説プレイ動画を是非見てほしい。)

こんなにも素晴らしい作品なのに、ここ何年も新作が発売されないのはどうしてなのか!

もしこれら特性を生かして、ゼルダのように作品展開できていたら、今や国民女神になっていてもおかしくなかったはずだ。

ゼルダリーズのどれをワルキューレに置き換えても全く違和感がないし、むしろもっと広くファン層を獲得できそうな気さえしてくる。

BoWの主人公ワルキューレだった世界線に生まれたかった。

何年か前にナムコによるカタログIPオープンプロジェクトと称して、その一環としてワルキューレが踊る動画が公開された。

https://www.youtube.com/watch?v=uPvAqueGLds

泣いたよ。声を上げて泣いた。

たかった彼女はこういうのじゃなかったけど、だけど曲がりなりにも公式ちゃんとした彼女の姿を見せてくれたことは素直に嬉しかった。

お見合い結婚をするとなったときも、お見合い相手にまず紹介したのはワルキューレフィギアだった。

最初モニターの上にちょこんと座らせておいて、相手が気づいたときに「実は、、、」と切り出した。

これを受け入れてもらえない相手とは絶対にうまくいくわけがないとわかっていたからだ。

別に散財をするほどのめり込んでいるわけではない。心の支えとしてそばに置いてあるだけなんだという説明をすんなりと受け入れてくれた今の妻には感謝しかない。

もし彼女国民女神になっていたら、同士達にこんな思いをさせなくて済むだろう。

からでも遅くない。

ギャルアイランドの表紙を飾ったときのような癒やしの笑顔や、天空から地上に降り立つ瞬間の決意に満ちた凛とした表情、神と人間や別種族の間にたって葛藤していく姿で世界を魅了してくれ。

今こそ求められているんだよ。ワルキューレ

息子と一緒に妻の前でも遠慮なく楽しめるような、ほんわかとしてそれでいて人間性の成長につながるようなしっかりとしたストーリーワルキューレのと冒険が、僕はしたいんだ。

2021-04-13

想定したダンダダンの「1話の続き」とはなにか

怪異翻弄される系のコミカル精緻ホラーまんが(下着つき)ですかね

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