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はてなキーワード: 開業とは

2018-08-04

結婚出産で辞めちゃう女医が駄目なら

開業して勤務医辞めちゃう男医だってあかんちゃう

人が足りないっていう外科とか、地域の小さい町医者になったら手術できん

一人消えたも同然やん

2018-08-03

偉そうな医者医療崩壊のはなし

10年目内科医。ここを見ていると「医者を増やせば解決する、日本医師会が巨悪」「女性医師医療崩壊の原因」云々…との意見が多いように思う。

恐らく東京医大事件に関しても、「男女平等時代に逆行するなんて前時代大学なのだ」といった感想を持つの一般的なのだろう。

しかし、この出来事は実は医療崩壊の最終段階の端緒となる出来事のようにも思われる。

他でも議論されているが、まず医師を増やすことに原則的に反対の医師は多くないように思われる。増やせるものならどんどん増やしてほしいと思っている。

しか問題の根っこは「そこ」ではない。

欧米では医師の数が増えている。

しか我が国医師の数が増えないのは、医師会が反対しているから、医師らが声をあげないから、等々ではないように思う。

欧米と決定的に違うのは、我が国では国民皆保険制度があり、誰でもどこでも医療を受ける権利がある。ということである

極端な話、日本最高峰大学病院に突然風邪でかかっても、数千円のはした金を余計にはらえば見てもらうことができるのである

保険証の力は絶大で、診療の求めを受けた医療機関は「応召義務」のため診察を原則拒否できない。

しか国民皆保険のこの素晴らしいシステムには致命的な制約がある。

それは、国が決めた一律の料金で患者を診察する、ということである。ここに「よりよいもの提供し、より大きな対価を得る」という資本主義価値観はない。

訓練された一流の外科医胃がんの手術をしようが、3年目のペーペーが手術しようが、病院が手にするのは「所定の胃がんの手術料金」である

外来で例えよう。A医師患者の話を遮り、高圧的で、診察は3分。B医師患者の話に共感的で、優しく、10分間丁寧に診察を行う。

しか病院からしたら、A医師は一時間20人分の売り上げを獲得するのに対してB医師は6人分の売り上げしか獲得できない。病院から見てより稼いでくるA医師評価の方が高くなる。

要するに薄利多売のビジネスモデルを「お上」に強制されていて、回転率が命なのだ。即ち某ラーメン屋風に言えば、ロット乱しはギルティであり、長話する客と、それを許容する店員は退店やむなしなのだ。

以上のように、国民皆保険システム病院関係を考えると、「高圧的で話を聞かず、3分診療医師」の需要はとても高いのだ。

B医師人間的には素晴らしいかもしれないが、殆ど病院赤字すれすれでやっている現状をかんがえると、「いらない子」なのである

でもそんなA医師みたいなやつばかりな病院はどうせ患者がこなくなるかというとそうではない。

一つは、医師不足で患者余りであること、もう一つはA医師のような人物は大体特殊技術や多分野における専門医資格保持者であったりするからだ。そのような、希少価値のある医者は一時間20人ほどの予約がはいる。そりゃみんな、「優しいけど非専門」より「ぶっきらぼうだけどド専門」の先生に見てほしいからね。こうしてA医師さらに人の話を聞かず、高圧的になっていくのでした。

以上のように、医療価格は「お上」に決められているのだ。うちはすごい手術するから+10万円ね!なんてできない。当然、すごい手術をする医師特別手当てが出る病院なんてのもない。そもそも病院は儲かってないのだから

そうすると、医師からしたら、腕を磨く必要って何?ということになる。

普通会社であれば、大きなプロジェクト遂行し、地位が上がって、給与もあがり、達成感を得るのだろうが。

それがない医師はどうしたらいい?残されたのは「やりがい」のみである患者さんに「ありがとう」と言ってもらった。助からない人を助けた。そういうことに価値を見いだすしかないのだ。

医師医科大学入学し、その段階から世間とは切り離された環境培養される。総合大学においても医学部とその付属病院は、他学部とは明らかに一線を画している。「頑張って素晴らしいパフォーマンスをあげれば収入が増える」といった極めて基本的資本主義価値観体験することな研修医となり、医師となっていく。

そういった育成環境によりいわば世間知らずのまま育った医師は次第に先鋭化していく。「医師は人命に関わる特別職業であり、滅私奉公を基本とし、過労死も厭わない。金を求めるものは、医は仁術の精神を忘れた愚か者だ」と言う奴すらいる(自分は引いてしまうが、どこの医大にでも少なからずいるものと思う。)

いわばエリート意識の塊となり、医療現場に放り込まれるのである

一人前の医者になってもその「呪いとも言うべきエリート意識から解放されることはない。技術を高めても、接遇を改善しても、給与に反映されることはないからだ。

しかしこの「エリート意識の塊」こそ、現代医療の根幹を支えている人たちなのだ

医者には三種類いる。勤務医開業医フリーターだ。一番儲かる(時給換算で)のは開業医、次にフリーター最後勤務医であるしかし、勤務医は段違いに忙しく、高度な技術要求され、責任も非常に大きい。しかもこの三種類の形態はお互い自由に行きできるのだ。

このような構造は他職種ではあるだろうか?

それでも勤務医存在し続けるのは、「エリート意識の塊という呪い」のおかげであり、先鋭化した医師いるかである。36時間連続フルパワーで働き、土日も働き、下の教育と、病院経営陣との間に挟まれ寿命を削る(実際に勤務医寿命一般人口より短い)。こんなことができるのは言わば「エリート意識の塊=狂信者」だけである

この「狂信者=勤務医」の呪いがとけて、居なくなるとき日本医療崩壊が真に実現するときではないだろうか。

医者を増やす事のリスクとしては、①医師数の増加による、医師社会的ステータスの低下②収入の低下があげられると思う。

①に関して、先に述べたように「狂信者」のエネルギー源は強烈なエリート意識である。数を増やすと言うことは、医師の質は下がるのは必死である(弁護士の例をかんがみても)。今まで医師になれなかった人を、医師にするのであるから。こうした変化は、家族も省みず、収入にも執着せず、すべてをなげうって医療に身を捧げる者の士気を「医師の希少価値の低下」を通じて下げてしまうかもしれない。

②に関しては、医療費はその半分が人件費であり、医師の数を増やすと言うことは、医師一人辺りの給与は下げなくてはならない。これも「医師間で相対的に少ないとはいえ、一般社会人より多い給与を減らすこと」で「狂信者」の、モチベーションを下げ、呪いを解き、開業フリーター医師への逃散を誘発するには十分な理由になるだろう。

まり、今の医療崩壊医師を単純に増やすだけでは解決しない。また増やすことは万事を解決するわけでもなく新たな問題を起こす可能性もある。

これが我が国医師を増加させることが、医療崩壊解決にならないであろう理由である

歪な国民皆保険制度のもと、なんとか医療業界試行錯誤でたどり着いた妥協案が現在医療体制なのだ東京医大問題もその歪みの一部でしかなく、この問題小手先テクニック解決したように見せたところで、根本病理はなにも変わらないのだろう。

(私自国民皆保険制度は素晴らしいと思うし、是非継続してほしいと思っている。)

anond:20180803153949

開業医は今でもすでに開業リスクがあるんだから当たった時にデカいのは当たり前だしそれはい

ノーリスク勤務医厚遇のほうが変だ

2018-08-02

anond:20180802224300

女だけにしたら開業できる科ばかりに人が集中する現状が加速するだけ。

女は男のように開業できない上に給料が安くきつい科に行くような甲斐性がない。

女は医者になってもすぐ辞めるから採らないと言っても

私大医学部って開業医の跡継ぎ多いから、

どうせ男でもある程度の歳になると実家帰ってしまって勤務医として残る率かなり低そうだけども

自分の半径数mの話だけれど、自分の知り合いの私大卒の医者もその多くが実家帰って継いでる。

「いざとなれば実家帰ればいいや」と言う保険がある分、

一般家庭出身国立大卒の医者開業する資金もないか勤務医するしかない)より必死度も違うしさ

若いうちは自分投資しろ」的な言説

ネットで「若いうちは自分投資しろ」的な言説をよく見るし、

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/r25.jp/article/573779825706368119

↑この記事も評判いいみたいだけど、一般人は地道に貯金したり堅実な金融商品に金を入れたほうがいいね

20代で二千万借金をしてカフェバー開業したとかいう経歴らしいけど、典型的生存者バイアスだし。

実績がない人間が同じことを言っても、自己啓発臭がすごくてうさん臭くなるだけど金持ちが言ったら急に「これは正論」と持ち上げられるとか。

2018-07-27

沖縄ニュース見てたら

辺野古の埋め立てを許すな」というニュースの後に、

「来月ホテル◯◯が開業します、楽しみですね!」

ってその海岸沿いのホテル建てるのに海を埋め立てしてるみたいなんだが

それは許されるらしい。相変わらず沖縄報道は謎だ。

anond:20180726232329

最悪、開業できる資格があると心に余裕があるよ

2018-07-18

抱っこするだけの女性専用風俗を作りたい

ソファに座って誰かに抱きしめてもらうだけのサービスの店が作りたい。

男の人の風俗みたいに性的サービスはなくて

一緒にくっついてるだけの女性専用の店。

どっちかっていうとヒーリングサロンかに近い感じの。

寂しい時とか仕事疲れた時に誰かにギュッとしてほしいけど

そういうのって簡単そうで結構叶わないか

あればいいのになってずっと思ってる。

相手はかっこいい異性がいいんだろうけど、

オプションでおじさんだったりおばあちゃんだったり同性だったり選べるようにしたい。

でもこれを店として作るために何が必要なのかぜんぜんわからない。

風営法許可が要る?

・個室にできる?

飲食サービス必要

価格設定はどれくらいが妥当

そもそも需要ある?

何年も前からずっと思ってるけど具体的にどうしたらいいかぜんぜんわからない。

開業とか詳しい人がいたら本当に教えてほしい。

2018-07-14

anond:20180714184122

ジャンプ」と言えば普通週刊少年ジャンプ」を指す感じで

関東民にとっては「ららぽーと」といえば千葉船橋)のやつで、

他の場所を呼ぶときは「○○のららぽーと」と呼んで区別するイメージだったが

関東の他のやつってわりと最近開業だしね


今は近くの豊洲にも有るので少し紛らわしい感じがあるが

2018-07-13

フリー手取り30万もらおうとすると、年間1080万売上げないといけない話

起業失敗の増田記事話題だ。https://anond.hatelabo.jp/20100504054753

かくいう私も、同じような経験があるからだ。

幸い、今は会社員をしている。

しかし、あの記事のように、もっと臭いことをしていれば、今は違ったのかな、とも思う。

とにかく、あの記事には共感した。

あい記事話題になると、自分経験を開示すると、他人様の知見に貢献できるのかな、と思った。

だが、同じような話をしてもしかたがないと思うので、せっかくならもう少しお金の話をしようと思う。

以前、増田とは別のところで、フリーランス目標設定の質問を請けたことがあった。

目標設定というのは、月どれぐらい売り上げたら年収1000万相当になるのか、みたいな話。

ちょっとその方は税金知識などがガバガバだったので、イチから教えてあげたのだが、

ここでは掲題のようなお話をしたいと思う。

私はかつて、Web映像制作フリーランス個人事業主)をしていた。

そして、当時は独身だった。

これを前提として、フリーランス会社員の時と変わらない暮らしをするには、どれぐらい稼ぐ必要があるのかを示したい。

なお、各種前提条件として、

としたい。

追記

って、色々書いたんだけど、まとまらなくなってきたから、また今度にする。

2018-07-09

破滅募集に注意!】地域おこし協力隊:いい案件&悪い案件

地域おこし協力隊

これ自体お金がもらえる制度自治体の人集め用ツールという認識

道具に善悪はないので、ワープアその他の議論は他においておく。

で、そんな地域おこし協力隊案件を眺めていると

いくらなんでも「道具の使い方」がへたくそじゃね?という内容が多かったので

注意すべき案件をいくつかピックアップして紹介してみることにした。

 

ちなみにココスモーニングながらスマホを見てる間だけでも

ボッコボコ見つかるんだから、全部見直したら・・・・ぞっとするしかない。

 

介護現場も含めて人手不足なんて言わせんなや!と叫んでもいいよね。

 

 

 

■■■独立後の将来がない!

例◆猟師になって、害獣駆除をお願いします [高知県 香美市]

魚拓URLhttps://goo.gl/1Z3Vjz

 

当初の条件はいものの、3年後にはどうなっているかからない案件

そもそも外部の駆除員を雇うと、毎月30万ほどかかるところを

地域おこし協力隊を使うことでコストカットできるくらいのつもりなのだろうか。

 

3年後、そのまま委託業者になってもらいますという口約束をしたところで

また同じく地域おこし協力隊制度で新任猟師作成するパターンが目に見えているし

果てのない肉体労働経験必要専門性の高い職業なのに

法定上限満額(約20万8千円)出してないあたり、予算があるから一応募集っていう雰囲気を感じる。

 

教訓『役場原則、信用できない』を覚えておこう

 

■■■地元雑用する非常勤職員雇えよ!

 

例◆老人の世話と情報発信(これが曲者)してね [山口県 長門市]

魚拓URLhttps://goo.gl/nJv7QE

 

別に高齢者向けのサービス拡充を問題視しているわけではない。

それ向けの起業をするためのバックアップをしてくれれば

将来的に生活の為のキャッシュポイントにもなるだろうし。

(注1:ものすごい費用許可申請利権の整理&多少の政治的コネ必要になるけども)

(注2:ちなみに介護職はまともに食えないので、そっちは選択肢から排除している。)

 

問題雑用を雇えると勘違いしていることだ。

 

例えば業務内容に「買い物代行等」とあるが、完全に雑用

買い物が難しいけど老人ホームにも入れない人を助けるのは大事なんだけど

それって民間スーパー宅配サービスとかでカバーすべきなんじゃね?というレベル

そのサービス実施するスーパー助成金出したほうが早いよ。

 

はっきり言うと、老人相手日用品転売では儲けが出ないか業者が現れないんだし

外部から人間を連れてきてやらせるより、地元バイト雇ったほうがいいんじゃね?と思う。

地元雇用相性ってやつです。

 

次に、情報発信について。

 

観光文化といったものをウリにしていると、冒頭文で言っている。

すなわち、既存観光案内や業者存在するということだ。

当然、情報発信手段熟練度もそれなりにあるはず。

 

そこにアイデアだけで乗り込む新参者あなただとする。

それも役所が「連れてきたからお願いね」という感じの。

いろいろ強力に無駄足を踏まされる気しかしなければ、その感覚は正常だといえる。

 

ランサーズあたりで単発案件発注したほうが、よほど手っ取り早い。

老人相手雑用では勤務時間が埋まらないので、無理やり付け加えた感すらする

ほんとに外部の人間を「連れてきて」までやらせることかな?と。

 

定住に関する空き家調査etcについて。

 

不動産関連については、自分宅建資格を取って不動産仲介業を開業しちゃえばいい。

任期後に空き家関連の業務を全部委託してもらうことで少しではあるがキャッシュポイントにもなるからオススメ

 

でも、なんで地元業者がやらないの・・・?という疑問がでないだろうか。

一応再確認しておくと、ここは「市」であり、業者もそれ相応にいる。

あとはご想像にお任せする。

 

教訓『目隠しで地雷原を歩かされてもいいが、大事なのは「やり切った後のご褒美」を確約しておくこと』

 

 

例◆何もないけど、とりあえず田舎で頑張って! [埼玉県 秩父市]

魚拓URLhttps://goo.gl/HQrZVn

 

本当は、こういう地域こそ助けてあげたい。

四方八方、それなりに手を尽くして手詰まり雰囲気がよく出てる。

 

距離的に田舎だけど、レジャーっぽい田舎じゃなくて住宅街田舎から

外部の人がわざわざそこに行く必要ってないんだよね・・・という地域である

たい平さんが焦点でたまにプッシュする程度では、間に合わんのですね。

 

これのどこが悪いんだ?ということなんだけど

案件自体は「もうちょっと出せよ・・・」という報奨金の低さくらしか突っこめない。

 

そういう案件からあえて言わせてもらうと

「これやり遂げるには、相当チカラいるよ?」ということなのだ。

 

このレベルって、イベント集客マーケティングマネタイズ含む)を専門で開業してる人間にも過酷な条件。

今まで先人がやりつくし焼け野原になったところを、アイデア一つで何とかしろって言われてるんだもの

ビジネス的な言葉に直すと「商品企画、開発、宣伝広告販促販売まで全部やれ」っていう内容。

それも中小企業の小さな1商品じゃなくて、エリア全部を、中の人間(利害や政治関係地雷を避けつつ。

 

それを「20歳以上35歳以下」の才気あふれる若者

手取り13万そこそこ」で「中途半端田舎移住」して

わざわざ引き受けてくれると思っている田舎役所感覚のズレを修正しつつ

任期後の地盤を構築・キープした状態で完遂できるのだろうか。

 

というか、それができる人間なら東京で億単位で稼げる。

船井総研あたりで月100万単位で働く人がそれ。

一見「なんとなくがんばれば」できそうに見えても

きちんと業務想像して応募したほうがいいという例。

 

 

教訓

『神は乗り越えられる試練しか与えないが、

 役所無理難題深謀遠慮なく、藁にも縋る思いで投げてくる

 掴まれた藁は、たいてい沈む』

 

 

 

 

 

□□力があるならやってみればいい案件

 

例◇持ち込み規格大歓迎!面白そうなら金出すよ[岡山県 新見市]

魚拓URLhttps://goo.gl/tKdTTV

 

もちろん、道具の使い方を心得ている募集もあるわけで

応募してみる価値はあるなという記事もいくつかあった。

 

この案件は完全提案型。

これまで、いくつかの事案で協力隊を受け入れてきた新見市

予算はあるけど、具体的にお願いしたい内容はないというのが正直なところかもしれない。

 

からこそ、外部の人間を取り入れるという理念に非常にかなっている内容だ。

ちょっと注目してほしいのは報酬内容。

 

から地域おこし協力隊への報酬は400万円なのだが、

新見市はそれに独自予算を足して、最高460万円とうたっている。

自腹を切る覚悟があるだけでも、ある程度本気で暴れていいよという雰囲気がうかがえる。

 

活動費の内訳事例が書いてあるのも安心できる。

事前に活動費の範囲確認できる経験があるのは、大事な受け入れ態勢の一つ。

 

地方創生事業というのは、地域おこし協力隊として個人を扱うモノと

地方創生専門家雇用するための助成金として降りるものがある。

 

こういった自由度の高い案件については、フルタイムをつぎ込む個人として応募するのか

外部の専門家(や法人)として能力を売り込むのか、ワークスタイルで選ぶ余地があるのも面白い。

 

ただし、雇用関係の有無が文中で矛盾しているなど、細かい確認必要に感じる。

 

 

例◇うちの街に住んでください! [北海道 京極町]

魚拓URLhttps://goo.gl/YVC8XB

ここまでべたぁっと泣きつかれると

いっそのこと、きよきよ・・・いや、清々しい。

職務内容を言い換えるとこんな感じ。

広報PRなど、新人向けの雑用をしながら定住に向けた準備をするのが業務です」

 

定住に向けた準備を業務内容に入れてくる当たり、本気でそれを目的にしてほしいのがわかる。

 

地域おこし協力隊に求められる要素は、少し特殊

単なる会社であれば「職務遂行する業務能力」を主に求められるのに対して

地域おこし協力隊はその遂行能力に加えて人間性とかも含めた「生きてるあなた自身のすべて」が求められる。

(だからこそ田舎の近すぎる距離感が余計に重圧になる人もいるわけで)

からこそ仕事に対して最低限の賃金しかさないけど時間はしっかり拘束するよ。

残った時間自分生活は何とかしてね、という自治体人間としての協力隊員に少し厳しいんじゃないかな?

 

「街に人がいません。だから助けて!住んで!」と、素直に人として求められるのは

田舎暮らしを望んでいれば単純にうれしいことではないのだろうか・・・自分は思う。

個人として認めてくれるからこそ、お返しをしたい気持ちで頑張る。

これが地域おこしの活動の根幹であってほしいという、きれいごとが私は好きだ。

 でもまぁ、何か仕事を作る能力がないと、割ときいかもしれないんだけども

最大3年間は実質月額26.5万円で雇用が確定しているので、

心おきなく雪下ろしや雪中介護などに精を出しつつ、飯のタネを探したらいい。

 

 

◇その他

一般的には将来性もある記事がかなり多いと思った。

例えば山間地域で「カヌーインストラクターを」なんていう明確な職の募集については

独立後、それを軸にキャッシュポイントを作ってほしいという狙いが見て取れるし

高齢化耕作放棄された農地企業後継者にっていう事業継承系も

活動内容がそのまま起業用の修行になので、若い人にはいいと思う。

 

報酬交渉できれば、20万まで上げたほうが後々楽。

任期後に定住するための資金、100万くらい見ておけば失敗も減るから

 

とまぁ、見ていくと良しあしあるけど

おかし募集ほどやたらSEO対策がしっかりしていて

毎日記事更新ボタンだけ押してTOPページに目立つように出てくる

GoogleSEOで●●町と入れると応募ページが自治体ページよりも上に出てくる

みたいなことになっているので気を付けたほうがいい。

 

都会よりも田舎のほうが人間らしい生活をしやすいのは確か。

自分気持ちがいいペースを見つけて、そこでやっていけるようにする苦労は

会社ブラック残業する時間のそれと質が全然違うので

ぜひ「脱都会」の一つの方法として、フラット目線で見てみてほしいと思う。

 

いつまでももらえる補助金ではないけどもね。

2018-07-08

anond:20180708185522

飲食店開業するといい 要求されるタスクは一生涯変わらない 変わるのは己の腕前だけ 糖質制限食提供する食堂にすればみんな助かる

2018-07-07

インターネット銀行事業

2018年7月サービス開始予定

マダカナァ・・・(・ω・` )っ/凵⌒☆

追記

開業時期は2018年7月中旬を予定しております

だった

2018-07-04

市役所の前に公務員向けのカフェ開業したら

誰も来ない。

マック女子高生も言ってた。

2018-07-02

anond:20170825101140

開業は失敗して借金を抱え勤務医に戻るリスクがあるのに何で悪の権化みたく言うのか 

雑務組織押し付け医者仕事だけやればいい勤務医と違いリスクを負ってるだろう

2018-07-01

今年外科には誰も入局者がいなかった

嘘のような本当の話だ。

俺は呼吸器外科を専門にしていて今年で医者19年目になる。

昨日の人気エントリーに入っていた研修医2年目の子の話https://anond.hatelabo.jp/20180630150652を読んで俺も書こうと思った。これは俺個人意見から外科先生みんながそう思っているわけじゃない。だから批判するなら俺だけにしてほしい。

俺のころはまず初期臨床研修制度ってものがなかった。2年間いろんな科をローテーションするってやつがなかった。だから当時俺たちは卒後すぐに診療科を決めなくちゃいけなかった。俺は家が病院ってわけでもなかったから、何科に行くのも自由だった。だからこそ悩んだよ。だってまだ俺その時25才だぜ?25才で一生やってく仕事なんてそんな簡単に決められねーよ。学生時代に2週間ぽっち診療科グルグル見たってさ、たった2週間だぞ、そんなんで決められねーよ。

でさ、悩んだ挙句俺は呼吸器外科に入ったよ。入った理由はさ、バスケ部の先輩にグイグイ引っ張られてっていうただそれだけ。2個上の可愛がってくれた先輩が「外科はおもしれーぞ。俺んとこ来いよ」って飲み会の席で肩に手を回してきて「外科はいいぞ、毎日楽しい」って言うもんだから酒の力もあって俺は入局宣言した。でも別にこれは今でいうパワハラなんかじゃなかった。嫌ですって断ったらきっとすぐ解放してくれたろうし、何よりその外科を語る先輩がすごく楽しげだったんだよ。

入局してからはさ、毎日しかったよ。でも楽しかった。最初のころは丁稚奉公みたいな感じで上の先生アシスタントとしてちょこちょこ術野を動き回ってた。外科系は体育会系の熱いやつらが多くていっぱい叱られたよ。でも仕事が終わった後医局でたまに開かれる飲み会はいつもベロンベロンになっていた。みんな外科が好きで、いつもこの前ああ切った、あの時もっとああすればってのを酔っぱらいながら話すんだ。うちのとこは教授ガンガン術野に入った。雲の上の存在だと思ってた教授だったけど術野で隣にいると不思議距離が近いように感じたよ。教授大事にしている日本酒をこっそり講師先生が出してきて飲んだのもいい思い出だ。

外科のいいところは昨日出来なかったことが努力次第でできるようになるところだ。最初は教えられた外科結びを先輩に遅せぇなぁとからかわれながらやっていた。でもやればやるだけ少しずつ速くなる。今ではすっかり俺も教える側でからかう側だ。

術式もどんどん新しくなっていく。より侵襲が少なく、より速くに進化していくんだ。今は開胸よりも今は胸腔鏡手術が主要になってきた。胸腔鏡手術…VATSっていうのは胸に2,3cmくらいの穴あけてそこから細長い鉗子やカメラを突っ込んで、画面見ながら手術するんだよ。すげぇよな、胸開かなくていいんだぜ?俺も初めてやった時、すげぇな、本当に面白れぇなって思った。群馬大の腹腔鏡手術の件は医局でも結構話題になった。やっぱり腹腔鏡とか胸腔鏡ってのはすごく難しい。一朝一夕でどうにかなるもんじゃない。俺のいる大学病院は週3回、大体一日2件手術があるけど、自分が入る手術はその半分くらいだ。それだけの手術じゃ上手くなりようがないか時間外にトレーニングルームに籠って練習する。でも努力した分今日やったことが明日もっと速く、正確に、できるようになる。だから俺は結構好きだし他のやつらも結構好きなんじゃないかと思う。

たださ、若いやつらはどうなんだろうな。外科系は肉体的にキツいってのは本当だからさ。俺の所属する呼吸器外科はまだ手術時間は短い方だと思う。大体3~4時間だ。胸膜癒着とかあれば6時間かになることもあるけれどそんなのはしたことじゃないさ。心臓血管外科脳神経外科なんて1日術野に籠りっぱなしだ。中には椅子がなくて座らずにサポートする先生もいる。昼食休憩や交代はあるところはある、ないところはない。だから外科先生基本的に痩せているよ、食う暇がないから。

実習生研修医はそれを見て外科に入りたいって思うのか、心配だった。俺のころとは随分違って彼ら彼女らは吟味する時間が十分に与えられている。外科を選ばなくていい理由なんか山ほどあるんだ。眼科耳鼻科皮膚科泌尿器科のようなマイナー科の誘い文句は「内科系の管理外科系の手術もうちの科は出来ますよ」だ。内科業務の合間にちょっとした手術もなんてまさにいいとこどりで魅力的な話だと俺も思う。眼科白内障の手術なんて30分ごとに患者交代で1日10件もやれる。

次に俺たちは思っている以上に開業が難しいってことだ。体力が落ちてきたら町医者開業って未来がない。いくらVATSが出来るようになっても医局や大病院を出てしまえばそんな手術できない、器具設備もオペ看もないからな。その点内科マイナー科は忙しい業務が辛くなれば辞めて開業して悠然と働けるじゃないか。賢いというか自分の将来を見据えている学生研修医ほど外科を選ばない時代がきているのだと思う。

俺の奥さんは専業主婦で家のことは全部やってくれている。俺はひたすら手術に打ち込んでて家事育児をそこまで手伝ってあげられなかった。それでもうちの奥さんは優しくて毎日アイロンの効いたシャツを渡してくれるし、息子は息子で部活のことをそこそこ話してくれる。家族に恵まれたと思う。本当に感謝しているよ。だから、もし俺がもう少し忙しくなかったら家族もっとしてあげられることがあったんじゃないか、と考えることがないわけじゃない。

成績順で上から決まってくアメリカと違って日本医師自分希望する診療科に就くことが出来る。だから一回「辛い、キツイ」って印象がついた科は敬遠される。敬遠された科は残された人の業務が増えますます「辛い、キツイ」の印象が強くなる。このまま外科に入局する研修医がいなかったら、外科世界はどんどん高齢化していく。農業伝統工業のように継承していく若者がいなかったらきっと衰退していく。内科が行う内視鏡カテーテルで診断はつきました、ただ切って治す人はいませんの時代が来るのかもしれないな。

「これ、いくらだと思う?」

術野に入る学生にはこうしてVATSの自動縫合器を見せるようにしている。一緒に入るオペ看や助手にはまたその話かって目で見られるけれど、この機械カートリッジだけでなく本体すら使い捨てで数万円~数十万だと言うと彼らは驚いた顔をする。その顔を見るのが好きだ。そうだ。俺たちはここで、最新式の機械で最新式の術式で最高の医療を届けているんだよ。こんな些細な会話が彼らの胸のどこかに刺さって、外科に興味を持ってくれたらいいと思う。俺も教授や先輩から教えられた技術経験もお前に教える、何よりさ

外科はおもしれーぞ。俺んとこ来いよ

anond:20180630150652

男性医師だ。

減点でなくて、加点で考えたらいいよ。

フルタイムで働く医者を100点として、出産子育てしながら働く女医は減点されて60点かもしれないけど、それでも仕事辞めて復帰しなかったら”0点”なんだから、60点でも現場から立ち去るよりは、パートでも時短でも働けるやり方で働く方が、きっと患者のためにも、同僚医師のためにもなることがあるよ。

医師労働市場にもうまく市場原理が働けばいい。

今は報酬の配分が、労働時間とか仕事重要からは解離している印象があるんだ。そっちの方が医療崩壊につながる気がする。

循環器とか外科とか、拘束時間も長くて、呼び出しもあって、直接命にもかかわって、”きつい”仕事は、当然こなせる人が減るから、希少性が高まって、報酬があがる・・・はずなんだけれど、そういう市場原理医師労働市場にはあまり働いていない。

これは、きつい仕事をする医師たちが、仕事に追われて政治的活動ができないからだし、そもそもそう言いう科に行く医師たちは、過剰な報酬を求めていない、いいやつが多いから。

国民皆保険日本では、診療報酬はほぼ、公的資金と言っていいから、医師ほぼほぼ公務員みたいなももの。市場原理は働きにくく、政治で配分が決まってる。政治活動するのは、激しく救急や緊急オペを繰り返す勤務医でなくて、もともと高い報酬を得たいという動機があって、割と労働時間裁量が働きやす開業医日本医師会)が中心だから、どこにお金流れるかは、察して。

現状の配分でも、若いころにはがんばって、体力的に厳しくなったら開業して・・・とか、夢が見れるなら、それでもまだいいけれど、そういう夢が見れなくなったら、優秀な人材医師にならなくなりそうかな。そっちの方が、医療崩壊につながると思うよ。

元増田も、志高く医学部に入り、医師になるだけの優秀さを備えているんだから、できる範囲で力を尽くせたら良いよ。

結局は、元増田の働き方(働き方に対する希望)が問題でなくて、100%フルタイム医者自分の働き方を比べた時の、元増田劣等感問題なんじゃない。優秀な人ほどありがちだけれど。

2018-06-30

私が医療崩壊トリガーになる未来

研修医2年目の女です。当直明けのぼんやりした頭で書いています

このエントリーは決して女性社会進出批判するわけでもなく、ミソジニーでもなく、ただ生殖機能構造をもとに考えた場合この問題はどうにもならないと思って、私が吐き出したかった内容です。不快に思う女性がいたらごめんなさい。

私は今研修2年目で2週間から1ヶ月ペースで診療科をローテーションしています研修中「うちに入局しない?」と声をかけていただくことがあります

「うちの科は女性が多いし、女医さんに優しい環境だよ。○○先生も××先生もお子さんがいても働いているし医局としても女医さんを応援しているからね。」

研修中に大体そうした内容でお誘いをかけてくれるのはマイナー科です。言わずと知れた皮膚科眼科耳鼻科に加えて直接患者を持たない「病麻放」、内科系ならアレルギーリウマチ糖尿病。大体そんな感じ。

医者仕事量が半端ではありません。わんさと来る外来患者検査治療で入ってきた入院患者を診なくちゃいけない。問診取って診察してCT撮って内視鏡入れて薬をオーダーして生検してオペしてetc…どの科もやらなくちゃいけないことがひっきりなしにやってくる。特に大学病院地域基幹病院毎日毎日忙しくて、現場は随分疲弊しています

急変がある科なら尚更です。オンコールで呼び出されることもあれば月10日以上病院に寝泊まりする先生もいらっしゃいます小児科産科のような昼夜区別なく患者が来院する科や循環器や脳外など命に直結するような、しかも手術にあたって精緻な手技が要求される科はそうした傾向が強いです。

しかしそんな内情を医師が公に嘆くことは許されません。「命を扱う仕事から当然だ」「高給取なんだから当たり前だ」と社会の風当たりは強く、まるで私たちスーパーマンであるかのように、あるいは給料泥棒のように糾弾されるのです。働き方改革法案が可決されましたが、医師専門職(高度プロフェッショナル職業)だから適応されることはなさそうだよと言った同僚の声の冷たさは忘れられません。多くの乗客を乗せて飛ばすパイロット私たちと同じように「命を扱う仕事」ですが、福利厚生パイロットの方がずっとしっかりしています

私は誰かを治したいとか苦しんでいる誰かの痛みを和らげたいとかそうした優しい気持ち医学の門を叩きました。

しかし年齢を重ねていくにつれて、私は気づいてしまったのです。この医療という現場私たち手を差し伸べる側をいつか圧殺するであろうことに。

アドヒアランスが悪い患者さんがいる、患者から叱責される、運悪く死亡してしまった時訴訟問題になるケースがある、昼夜区別なく呼び出される、患者のことだけを考えなければ。

いつから医者ライフステージ真剣に考えるようになりました。

高校卒業後現役入学してストレート卒業できて24才です。研修医が2年ありますから、その段階で26才。研修医終えたら希望診療科に入局です。ここでやっと自分の専門を決められるわけです。そこで何年か修行して専門医取って一人前というのが医者の大まかな流れです。あとは大学に残るも自由、基幹病院行くのも自由開業するのも自由です。最近は皆さん医学卒業後に研修医を2年やることは割とご存知かなと思います専門医って何?って人が多いかと思います。まぁ箔付けみたいなものでみんな持ってるから持たなきゃねみたいなものです。しかしこの専門医を取るのが厄介なんです。加えて専門医制度は今年大きく刷新され、中でも内科専門医の変更については議論を呼びました。

この専門医取得については各診療科ごとに決められた常勤年数があります

今までは1年の研修内科認定医を取得、その後4年で各サブスペシャリティ(循環器・呼吸器・消化器etc)の専門医資格を得られました。しかし、新制度では初期研修終了後3年の研修内科専門医を取得し、さら研修を積んでサブスペシャリティ専門医取得となります。今までは1年でよかった内科認定医を取るためのローテーション研修が2年伸びました。

これがどういうことか分かりますか?今までは26で研修医終わって27で内科認定医、これでいよいよ循環器内科で頑張るぞ!だったのが、29で循環器内科だ頑張るぞ!になったんですよ。このサブスぺシャリティという真のスタートラインが29才になったのが新専門医制度。18才で医学部に入って真のスタートが29才って。

妊孕性が年々低下していくことなんて世間でも認知されていて、国家試験でDown症は高齢出産ほど起きやすいなんて選択肢まで出すのに私たちはい妊娠すればいいの?29で真のスタートラインに立った、けれど子供産んでから復帰するのであと3年は待ってくださいになるのでしょうか、それとも研修医終わりました、26で子供産んで落ちついてからから内科認定医取ります、みたいな流れなんですか。

「命を扱う仕事から当然だ」「子供産みたいなら医者になんかなるな」

世間様はそう言う声が多数派なのかな。しかし私だって結婚したいし子供が欲しいし人間的な生活を送りたい。

あぁ、私みたいなのが医者になったのが間違いだった。知らない誰かを最優先できる人、自分の、女の、幸せ全て投げうてるような人が「女医」として許される人間なんだと自責する日もあります。でももう私も26だから。辞めて今更人生やり直せないの。ごめんなさい。

小児科の○○先生さ、終業と同時に走って帰っていくの。そうしないと保育園にいる子供のお迎えに間に合わないから。旦那さんも産婦人科からさお迎えは○○先生なんだって。…ああはなりたくないよね」

同期はこんなことを言っていた。小児科の○○先生みたいになりたいって女性学生はいるのかな、私の周りにはほどほど働いて後は子育てしたいって人が多かったです。

じゃあ何科に進もう。

そうです、マイナー科です。言わずと知れた皮膚科眼科耳鼻科に加えて直接患者を持たない「病麻放」。

「うちの科は女性が多いし、女医さんに優しい環境だよ。○○先生も××先生もお子さんがいても働いているし医局としても女医さんを応援しているからね。」

こうした声をかけてくれるマイナー科に行こうと思いました。マイナー科は大体5年で専門医取れるし、急変も少ない。患者も少ない。もしくはない。

最高の仕事場だと思いました。ここに骨をうずめようと。

しか女医の復帰を支えるマイナー科同期男性医師気持ちになって考えるとこれまた嫌な話なのです。女医産休に入った分、自分業務は増え所詮の子のために尻ぬぐいをしなくてはなりませんから子供を産もうとする女医は結局どこまで行っても腫物なのです。最近女医復職支援も行っていますといった講演や広告も見ますが、「命を扱う仕事なのに途中で離職したり産後フルタイムで働けないならそもそも中途の女医じゃなくて最初から男医採っとけばいいじゃん」という反論にはぐうの音も出ません。

昨年度の私の卒業した大学入試面接では「最近女医が増えてきていますがそのことについてあなたはどう思いますか?」という質問があったそうです。

…なんて答えればいいのか私には分かりません。

ここまでつらつら書いてきて結局何が言いたいのかというと「医者という仕事が壊滅的に女性ライフステージに合っていない。」これに尽きます

H24年度の調査医師全体に占める女医比率が19.7%、医学入学者に占める女性割合33%を超えていて今後も増加が見込まれています相対的医学部の男子学生減り、将来的に男性医師も減っていくでしょう。しか女性医師の多くは妊娠出産で途中で離職します。加えて女性医師出産育児を考えた場合、以上のようなマイナー科を積極的に専門に選んでいくでしょう。内科外科・産婦小児・救急に長く従事する医師は結果として少なくなり、マイナー科はマイナー科でブランクがある女医を少ないベテラン男性医師が支えていく構図が目に浮かびます

同じ女性の私が、もう医師になってしまった私が、こうしたことを言ってもブーメランしかならないことくらい分かっています

しかしただでさえ肉体的にも精神的にもキツイこの仕事を、肉体的に男性に勝っているとは言えない女性が、子供を産める性である女性が、この職業に就くことは誰にとっても不幸なのではないか。そんなやりきれない思いを吐き出したく利用しました。

医療崩壊」、それは一体何を指すのか。

医療崩壊(いりょううかい)とは、「医療安全に対する過度な社会要求医療抑制政策などを背景とした、医師士気の低下、病院経営悪化などにより、安定的継続的医療提供体制が成り立たなくなる」という論法で展開される俗語wikipedia)…だそうです。

高齢化が進みますます高齢者病院にやってくる、医学部は増員したのに「何故か」増えない医師疲弊する数少ない医者

医療崩壊はすぐそこまで来ているのだと思います。この危機を救えるのは、働き方改革より何より「医学部の男子学生増員」だと思っています

私も男に生まれたら、人を治したいという気持ちで突っ走れたのかな。

研修医が終わったら、私は今お付き合いしている人と結婚してマイナー科に入局します。きっと私は後ろ指を指される要領のいい女医になるのでしょう。

ごめんなさい。どうか、男性医師の皆さん許して下さい。

2018-06-27

https://anond.hatelabo.jp/20180626204002

医学部6年生です。おもに大学病院病棟実習を1年ちょいはした。そんな精神科に詳しいわけではない。

感想

・どんな病気でどんな精神科にいったのかわからいからなんとも。

開業精神科医はほんとにピンキリ患者数こなして処方もっていかないと儲からいから、やばいところはやばいと聞く。大学病院入院してきた患者さんで、この人なんでこんなたくさん薬のんでんの?ってなることはわりとよくある。なおうちの近所の某精神科ほとんどのスタッフ看護学生バイトでまわしてるクソ医院ネットの評判ではスタッフが若くて人気らしい。あっそ。人づてに聞く内部情報では非精神科医の息子が代理処方することまであるらしい。つぶれろ。

・ただ向精神薬の減薬って精神科医以外にはとくに難しくて。なおってるのかどうかわからないし。症状も数値化されて表現されてないから診た医者しかからないし。だから減薬もすすめにくい。

客観的指標がないからこそ、精神科担当医を1人に固定しがち。担当がかわったらまたその人を理解するところからはじめないといけないし、大変。初診料もないのに初診状態かよ、みたいな。

・でもそんなこと患者さんには関係いから、変えてほしければ変えてもらえば良い。担当変更なんてよくある。先生たちあとでショック受けてるけど。

・薬がきれて頭がグラグラしたなら、ある程度は薬が効いてたんじゃね?

向精神薬は、急な中断で悪性症候群っていうわりと洒落にならない(死ぬ状態になることもあるから、気を付けた方が良い

開業医は自分で稼がないといけないけど、大病院精神科医にとってみればわりと採算は関係いから、もっとじっくり話をきいてくれる医者いるかもしれない。

・話をきいてもらいたいなら、やっぱり臨床心理士カウンセリングのほうがおすすめ。大病院なら、毎回、カウンセリング→結果をふまえて医者の診察って流れもできるはず。

・なんとなく、世間精神科医にたいしてとんでもない空想を抱いてるかんじがする。自分感覚としては、精神科医はわりとメンタルトラブルの扱いにうまい医者というかんじ。確かに扱いはうまいしかそもそもメンタルなんて正体がつかめてるもんじゃいから。精神科にかかって治る/助かる人は確かにいるし、みたけど、いまいちぱっとしない人も多そうだった。しかたない。循環器内科医が心カテして狭心症治療したり、整形外科医が関節置換術して歩けないのを治すのとは訳が違う。

・それでも、ほんとうに患者さんのことを考えてなんとかできるようなことはないかと精一杯あがいてる先生はたくさんいる。みた。偉大だし崇高だと思う。

・でも自分はやっぱ万能感にひたりたいから、心臓外科とかそっちいきたいな〜♫

2018-06-25

会社起業して1週間でやった、めんどくさかったこ

ちょっと前に起業しました。

起業して1週間の間にあっためんどくさかったこと(主に事務手続き)について書いていきます。今後起業するかもしれない方の参考になれば幸いです。

1.現金を用意する必要がある

起業手続きはお役所相手なので現金必要になります普段ほとんどの支払いをクレジットカードSuicaで済ませているので、現金を持ち歩く必要があるのはめんどくさかったです。

なかでも、公証人役場での定款認証手数料(5万円)、法務局での登記必要になる印紙代(15万円)は高額で納得感がなく、精神的につらいものでした。

あとこれは事前におろしておけばいいのですが、東京法務局周辺にはATM全然ないので、お金が足りなくなったときは大変めんどくさいです。

2.オフラインでの行動が必要になる

現金の用意とも似ていますが、お役所とのやりとりは紙とハンコになるので、直接出向く必要がありますお金を払えば一部代行もしてもらえますが、起業直後はなるべく節約したいところです。

・発起人の印鑑証明書必要になる → 区役所

登記申請法務局へ(申請受理後にまた行かなければいけない)

開業届などの提出 → 税務署

社会保険登録年金事務所

雇用保険登録ハローワーク

これらが全部てんでバラバラ場所にあるので、移動が大変めんどくさいです。「起業申請所」とか作って、全部一括でできるといいなと思いました。

3.わかりにくい書類との格闘

私は人間同士の仲が悪くなる原因はざっくり言うと「同じ事象に対して、異なる解釈をしてしまうこと」にあると思っています

そして起業関連の書類は、違う人が見たら違うふうに解釈してしまいかねない作りのオンパレードという印象を受けました。

たとえば、ここで指示されている「印鑑」とは、いったいどの印鑑ことなのか…社印か?代表実印か?などなど。

書類作成しているときメンバー内で「これは機嫌がよくなかったら喧嘩になってるかもね」という場面がいくつかありました。

個人事業主として確定申告をしたときにも思いましたが、デザイナーをいれればいいのに…と思いました。

2018-06-21

大学を辞めるか悩んでいる

大学に7年もいると自分のやれることや将来像も見えてくる。

このまま大学病院の勤務医をつづけるのも辛いけど、

かといって開業資金はない。

2018-06-18

クレーマー

俺氏とあるサービス業なんだけど、お客様家族からクレームが稀によくある。

自分管轄ではクレーム自体が稀だけど、全社的に見るとわりとよくある。

だいたいは奥さんが直接のお客さんでクレーマー旦那さん。

妻が発注した意図サービスが違うとか、遅いとか。お前来てないのに何でそこまで思い込みヒートアップできるんだよ、って思う。

妻を超溺愛しているのか、思い込みが激しくて騙されやすいのか両方なのか。

あとさ、クレームつけといて、また平気な顔で来店するヤツ何なの?嫌ならもう来なくていいんだけど。

でもサラリーマンだと「お客様は神様です」っていう会社意向には逆らえないじゃない?でもさ、そんな会社が嫌で離職率が高くて人手不足だったりするわけさ。

もうちょっとCSからES寄りにしてさ、「当社のサービスにご納得いただけないお客様はご利用いただかなくて結構でございます。」的な感じすればさ、職場環境が良くなって離職率は下がりサービスの質が上がって良質なお客様により良いサービスをってならんもんかね。

ただ離職率に関しては、滅多にない基地外クレーマーよりも職場内のパワハラとかの人間関係によるものの方が大きな原因なんだろうけど。

でも、個人事業なところで働いていた時はチンピラが言外に金銭要求してくるような本当の悪質クレームなんかもあったけど、組織が大きいとそういうのは無いんだよな。地域性もあるのかもしれんけど。

もし独立開業したら、嫌な客には「もう来るな」って言える反面、ヤクザ対応自分でやらなきゃならんのよね。

サービス業ってケチつけようと思えばいくらでもできちゃうから嫌だ。

2018-06-17

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180617/k10011481291000.html

30代開業歯科医師です。私見

虫歯が全くない児童とあっても放置児童二極化は間違いないと思います・・・

記事には、「経済的理由」、「親の関心の低さ」とありますが、それだけでは無いと思います

「親の歯に対する知識の古さ、少なさ」がひとつ。「子供の歯は生え替わるからいたがらなければ良い」「子供の歯だと思っていたら大人の歯だった。」と思っている人は結構ます

そうなると、「大人の食べかけを分け与える」「フルーツスポーツドリンクは体にいいから寝る前に食べても大丈夫」「歯磨きは自分やらせる」など、悪循環が重なって小学校に上がるころには第一大臼歯(六歳臼歯)はだいたい虫歯になる。

別に無関心でも貧困でもない気がします。

次に「通う時間が無い」ということ。

そんな子供が一人で歯科医院に通えるかといっても、小学校低学年ではさすがに一人では無理です。

保護者と一緒に通うことになるのですが、小学生って以外と治療に通える時間は少ないんです。

塾や習い事のない日で、親が仕事から終わって、それから通うとなると、ほぼ無理。

からといって夕方連れて行くのはだれかが忙しい時間を削らないと無理。

なんとか土曜日にでも毎週のように腹をくくって行くしかありません。

大人でもそうですが、歯医者に通うから会社学校遅刻、早退するっていうことが当たり前にならないと、ついつい放置してしまうという家庭は一定数出ると思います

最後に「親からすると子供の痛みは他人事」だということ。

子供は痛いときには痛いって言いますが、しばらく続くと、言わなくなるんですよ。「すごく痛い」が「ちょっと痛い」になっただけで、本当に何も言わなくなるんです。

それが続くと、もう虫歯になり放題。気付けば「ちゃんと毎食後、自分で磨いていたのに、痛いなんて言わないのに、なんで虫歯になるんでしょう」という親子のできあがり。

痛い歯の治療は何回もかかるんです。

親が、「ここが黒いんですけど。痛みはないみたいです。虫歯ですか?」っていうレベルで見つけてもらえば、短い期間で治療はおわるんです。

中学生になるまでは、しあげ磨きは絶対必要です。毎日でなくてもいいんです。週に一回は見てあげてください。

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