はてなキーワード: 人事異動とは
Googleもそうだけど早期退職の募集があると「この会社潰れる」とか言い出す人いるんだが
下り坂で早期退職募集なんてしたらみんな出て行くから悲惨なことになるし
あんまり良い条件を提示できないから社員も悪い条件のまま退職せざるを得なくなる
そもそも業務に対して人員を割り当ててるので戦略変更や市場変化で業務内容が変われば人員も変わる
「プログラマーはもういらないけど営業は欲しい」とか普通にあるけど、プログラマーが営業やりたいかは別でしょ?逆もそうだけど
「この先仕事が無くなってお前(ら)の給料上がらないから、他の仕事探すなら今のうちだよ?」
っていうのと
「社員減るので残ってくれたら給料上がるけどこんな良い退職条件が今後あるかは分からないよ?」
っていう天秤にしてるだけだから
なので早期退職を募集してても人員が足りてない部署はあるし新規採用も同時並行で進めるのは当たり前
日本は事実上の一般職っていうのが多くてプログラマーでも「技術系でしょ?」ってことで工場勤務とか平気でさせられる
結局は人事異動で人員整理しているんだけどそれに対して社員希望のケアなんて全然無いよね
「嫌ならやめれば?」っていうのを暗に迫ってるわけだけど
そういうクソ人事と退職パッケージだったらどっちがいい?っていう話だよな
お返事ありがと。気楽にやってね。
お返事で気になったところがあるので、一つだけ補足しておくね。
それは、大手企業の子会社だからよいのでは、と言う部分。全然そんなことないので、ちょっとだけ。
大手企業が子会社を作る場合の動機と、その苦しさを整理してみたので、夫さんがどれに該当するかわからないけど、理解する参考にしてほしい。
ここで言う子会社とかは、持ち株会社の事業会社という意味ではなくて、さらにその下ね。
個人的には、夫さんが大企業親会社ありの子会社だと聞いて、なんかいろいろと、勝手に納得してしまったよ。だたこれは俺の独断と偏見なので、あまり真に受けないようにね。
労働組合は、普通、専従職員は親会社社員から出ていて、親会社の社員を守ることを最優先で動くから、子会社社員にとってはあんまり役には立たないです。
ないよりはいいけど。
https://anond.hatelabo.jp/20221216140934
同じ教員として他人事とは思えなかったので書くことにした。長くなるかもだけど、参考になれば。
私は育休はとったことがないけど、近い知り合いの教員は複数とってます。
地方とはかなり事情が違うだろうから、当てはまらないことも多いとは思うけど、自分の視点から書いてみます。
①本気で育休をとりたいか、決める
②本気でとりたいと思ったなら、12月中に、校長に本気で誠心誠意話をしてみる
③できる限りで、信頼できる知り合いの教員に多く相談し、人事の決まり方などについて情報を集める
大前提として、望んで望んでやっとできた子のようだから、とりたいなら育休はとるべきだと思います。
そしてとるなら、絶対に3年担任は外してもらわないといけない。育休をとることが分かっているのに3年担任を持って、年度が始まってから途中でいなくなるのはやってはいけない。
まず私の府県の状況から説明しておくと、採用1校目、2校目の教員を除けば、人事は基本的に校長間人事です。校長同士が連絡をとって、1対1とか三角トレードとかで異動希望者を交換する。それでも決まらない場合は教育委員会が動かします。でもそれだと、みんなが行きたがらない学校には人がなかなか来てくれなくなる。だから採用1校目、2校目の教員については基本的に教育委員会が動かして、そういう学校に若い教員を入れることになります。
元増田は年齢的に、おそらく初任校か2校目ではないでしょうか。
まず、自分の県で人事がどのようにまわっているか先輩の教員に聞いて把握してみてはどうでしょう。
おそらく上記のようなシステムの都道府県が多いのではないかと思います。現実的に、教育委員会が全ての異動希望者を把握して動かすなんてことは難しいからです。校長同士で、情報を交換してうまく駒がはまるように、いい人材をやりとりしあうというのが基本的に実態ではないかと思います。
「県内の人事では管理職の評価が露骨に影響する」と書いていますが、これは単に、校長がこいつはいいよと言う人は、他の校長も欲しがるから人事が決まりやすく、またいわゆる進学校みたいなところにいる校長は基本的に力のある校長なので、コネや力を使って、どこかにいい人がいると聞けばその人をとってくるケースが多くなる。管理職の評価が露骨に影響するというのは、そういう構造でしょう。
ここで元増田が考えなければならないのは、次の異動は校長が決めるのか、教育委員会が決めるのかということです。また、現校長は育休明けにもいるのか、そしてその何年後かは知りませんが元増田が移動するタイミングになったときにも、現校長がいるのかを勘定に入れることでしょう。
そもそも、元増田の次の異動が教育委員会人事なのだとしたら、育休によって現校長に低い評価をつけられたとしても、そんなに心配しすぎる必要はないと思います。なぜなら、ここまでいろいろな活動をして評価されてきているのだとしたら、いきなり現校長にだけ今回低い評価をつけられても、おそらく県教委はそれまでの歴代の評価もちょっとはみて異動を決めるでしょうから。それに教育委員会人事だとしたら、そもそも2校目とかは教育困難校とか人気のないところに人をあてがう人事をすることがよくあるでしょうから、評価にかかわらずそういう可能性がそもそもあるからです。心配しすぎても仕方がない。
そして元増田の次の異動が校長人事なのだとしたら、それは、そのときの校長に評価されていればいいのです。校長は、新しく赴任したときにもちろん前の校長から引き継ぎをしますが、そんなに詳細に引き継ぎをできるわけではありません。仲の良い校長同士ならともかく、そうでもない場合は、赴任して直接引き継ぎをするのは1、2日みたいなもので、膨大な引き継ぎのなかで、教員の評価をそれほど綿密に共有するわけではない。評価資料をうけついで、特に優秀で力のある教員と、特にやばいやつを共有して終わり、というくらいです。そして基本的には、その校長と面と向かって話したり、きちんと仕事を見せてコミュニケーションすれば、たとえ前の校長から悪い話をふきこまれていたとしても、大丈夫です。校長というのはプライドが高い連中です。他の校長に言われた通りにやりたがらない場合もよくあります。前の校長からこいつはだめだと聞かされていても、実際話して関係を作ってみたらこいつやるじゃないか、となれば、気に入った、となります。元増田がいろんな活動をしてきて、それだけじゃなく同僚や管理職との対話力や関係構築力にもある程度自信があるなら、そのあたりはあまり心配しすぎなくてもいいと思います。
まして、研究発表や勉強会をしてきているわけでしょう。育休に入ったりして1、2年そういうところから離れても、またそういうところに顔を出すコネや繋がりくらいあるでしょう。それを使ってまたやればいいのです。育休明けや、数年後異動のときに新しい校長になっていたら、たぶんその校長は、元増田が今までやってきた発表や勉強会のことなんか知らないと思います。いちいちそんなことまで引き継いでませんから。もしどこかで見聞きしてくれていたら、しめたものですが。でもそうじゃないとしても、またもう一度研究発表や勉強会に顔をだして、その時の校長にこういうことをしてますよ、というのを見せればいいだけの話です。一度そういうところとコネや繋がりがあれば、そういうことをするのは比較的容易ですから、今までやってきたことは無駄にはなりませんよ。
ともかく、元増田は上記のような、次の異動はどう決まりそうなのかという情報を集めることでしょう。
そして一番手っ取り早いのは、今の校長に腹を割って、本気で、かつ誠心誠意、話をすることだと思いますよ。本当にこういう思いを持って育休をとろうと思っているが、このように迷惑をかけることが心配だとか、今後こうなるのではないかということが正直心配だとか、全部含めて、一度誠心誠意話してみることだと思います。
12月といえば、人事異動の話がもう本格化している真っ只中です。元増田は、育休をとるなら来年4月からは3年担任を外してもらっておかなければならない。校内人事にもかなり関わります。こういう話を遅くされて、人事で苦労するのが校長としては一番嫌でしょう。できるだけ早めに本気で話してもらった方が助かるし、そうじゃないと味方をしてもらえない可能性が高くなりますよ。なんだよ今更めんどくせぇな、育休なんかとるなよ、という方向になりかねません。今ならまだぎりぎり間に合うと思います。
心ある校長、力のある校長、そこまでいかなくても、クソみたいなやつや嫌なやつでなければ、誠心誠意話せば、その校長なりの見通しをフィードバックしてくれると思いますよ。元増田が担任を外れて育休をとれるように、来年4月からの人事をまとめられる力や見通しのある校長なら、そういう話を返してくれるでしょうし、そうじゃないしょぼい校長なら、残念ながらそれまでです。穏便に育休を取ることは難しいでしょうから、諦めるか、波風をたててでも突破して権利としてとるか、という選択肢を考える段階に進みます。いずれにせよ、校長次第ということはもう避けては通れないのですから、とにかく早めに、本気で相談してみることですよ。
とにかく、やっぱり3年担任が年度途中でいなくなるっていうのは、もうわかると思うけどあらゆる意味でやめたほうがいいからさ。それさえなければ、やっぱりとれる道はあると思うよ。そのあとのキャリアも、キャリアっていったってさ、教員の世界なんか、基本的に管理職コースに乗らない限り給料も年齢以外では変わらないわけじゃん。管理職希望者なんか年々減っているわけで、もしそっちにいきたかったら希望すれば別に育休とった過去があろうがいけると思うし。管理職とか関係なく、確かに次の異動、その先の異動は気になるだろうけど、だからこそ上記のような、どういう異動の可能性があるかっていうところの情報を集めるべきだと思います。
でも、クリシェですが人生は一度きり。目の前の高校生は、確かに大事だけどいくらでもまた新入生としてめぐっては出ていきます。
自分の子供はオンリーワンでしょう。後悔しないように納得して決められるところまで動いて、それで決めてほしいと思います。
がんばってお父さん!
コミュニケーションツールの一環として会社に甘味を買ってストックしてて
なんかの拍子に「これどうぞ」って渡してる
よく渡す相手からはちょいちょいお返しをもらったり、ストックを足しといてくれたり
みたいなコミュニケーションツールとしてはそれなりにうまく機能している
最近、人事異動で隣にきたおっさんが、女の子限定で「これ、持ってって」とストックを勝手に渡したりする
なんか我が物顔で振舞ってるけど、お前のものじゃないんだよ
別に会社の福利厚生の一環とかじゃなくて単に個人でやってることだからお前には何の権利もないんだが
1年目お世話になった先輩が異動してしまい、新しい先輩が入ってきた。
人当たりの良い女性の方で、悪い人では無さそうだった。
30歳だったが、うちの部署では年が近い方で、なんでも気さくに話してくれる“いい先輩”だった。
おかしいな~と思ったのは、先輩が頻繁に
「増田ちゃんは真面目だね」「増田ちゃんほんとしっかりしてる!えらいねぇ」と言い始めてからだ。
断っておくが私は決して真面目ではない。むしろ先輩が不真面目なのである。
日に日に私の抱えている業務は増え、、気づいた時には業務のほとんどを私がこなしていた。
先輩は呑気に「うちの会社って帰ろうと思えば帰れるしノー残業デーとか要らないよね笑」と話している。
内閣改造は通常、新内閣発足後1年ほど経過したときに、国務大臣の相当数を一度に入れ替えないしその担当を替える(横滑りさせる)ことが多い。
内閣改造が行われる背景としては次の3点が挙げられる。
内閣総理大臣が国務大臣任免権を行使することにより、そのリーダーシップを維持拡大し、政権基盤強化を図るためである。内閣総理大臣がより適当と考える人材を登用し、あるいは適所に配置換えし、後継者を重要ポストで処遇し、与党内のライバルを閣内に取り込んで反対行動を封じるなど、内閣の行政遂行能力を向上させるとともに、人事によって自らの政治力を高めることを目的とする。
閣僚が同じ人物のままではマスコミを通じて国民からマンネリ感を持たれて社会に閉塞感が漂っている場合は、内閣改造を表明することで、どの与党議員が閣僚入りをするかなどをマスコミに予想させるなどして内閣への国民的注目を高めることで内閣を刷新し、フレッシュな感覚を国民にアピールすることを目的とする。その結果、内閣改造すると、改造直後の内閣支持率が改造前より上昇する傾向がある。
自由民主党の長期政権下では内閣改造およびそれとあわせて行われる幹事長など党役員の交替は定期人事異動的な色彩が強く、慣習により漫然と行われてきた。ある程度当選回数を重ねた国会議員は、特に精通した政策分野などと関わりなく、とにかく大臣に任命されることを切望する、いわゆる大臣病にかかる。この大臣病患者たちの不満に応えるため、自民党の各派閥は、改任の必要がないにも関わらず、組閣から1年ほど経過したあたりで大臣の顔触れを変えることを要求しはじめ、内閣総理大臣も派閥の支持を得るためにこれを受け容れ、時機をみて改造を行うことが慣習となった。もともと替える必要性が低いため、適材を適所に配置するという気概は薄れ、派閥が当選回数順に推薦した人物を漫然とはめ込む派閥順送り人事が横行した。このことはまた、大臣・内閣の官僚に対する指揮・管理機能が形骸化し(「重要なことですので政府委員から答弁します」と国会で発言した閣僚すらいた)、官僚機構の政治に対する自立性が強いという状態をもたらしたともいえる。このような順送り人事に対する批判は強かった。
先輩とは2年くらい前に知り合った。実はその前に1、2回ほど会議で顔を合わせていたのだがその時の記憶はお互い殆どなかった。その先輩はずっと世話を焼いてくれた。世話を焼くというのもただ仕事のサポートや教育をしてくれるだけではなく、たくさん雑談してくれたし、たくさんイジられた。
先輩は一回りくらい年上で子どももいる良いお父さんだ。普段から冗談好きで明るく振る舞ってるけど、病気を抱えていて、なのに人一倍仕事を頑張るし、人一倍気を遣える。同じ担当になった仕事で黙々と悩んでると一緒に残ってくれて、一から優しく教えてくれたり、時には前教えたでしょと指摘されたり。今まで会ってきた人の中で、間違いなく一番優しい。優しすぎて自分を大事にするのが苦手なタイプの人だ。あとはお互い気が合ってたので、毎日のように先輩がボケてこっちがツッコむ、というようなことをよくしていた。
その先輩の異動が決まった。
転勤じゃないので会えなくなるわけではない。しかし、自分でも驚いたのだが、その日から僕は満足に眠れなくなり、食欲が落ちて家事もまともにできなくなった。仕事の不安とかではなく、先輩を人として好きになっていたと気づいた。でも、伝えても関係性が壊れたりして絶対に幸せな結果にはならないと思ったので、気持ちは伝えないことに決めた。
それから異動するまでは、夜遅くまで話しかけてくれることが増えた。僕の落ち込んでいる様子を心配して元気付けてくれているのだと分かった。その優しさから何度か我慢できなくなり、近くにいてくれなくなるのが寂しいとか、先輩の中で一番好きとか、ぼかし切れてるのか怪しいことを伝えてしまったが、引くことなく受け止めてくれた。他にも、お互いの滅多に他人に言わないようなことをいろいろ話せた。ただ最後の方は、今後も会うのに恥ずかしいでしょ、と断られたので、言いすぎたと反省してる。
それから、先輩を安心させたいし仕事ができるようになりたいと思ったので、仕事のやり方や意識してることを教えてほしいと伝えて、真似することにした。教えてもらったことは今のところ続けられてると思う。
異動してからも結局よく会って話せているけど、隣からいなくなったことの憂鬱さは拭えない。でもこの人と出会えて仲良くなれたのは本当に幸せだと思いました。おしまい。
社員が3人いて3つのサービスがあったとき、JTCは一人が1/3ずつ受け持って3人全員で3つのサービスを運営する
リスクヘッジという意味では正しいし、JTCにありがちな人事異動を考えても正しい
つまりはサービスが途中で終了することはないが、その代わりに大きく進化することもない
何か新しいことをしようと思うと残りの二人を説得しないといけないし失敗したときのリスクだけが自分に降りかかる
3人だと極端な例だけれど、10人や20人の部署でも似たようなことが起きているし、決定権が委譲されない限りは同じことが起きる
営業企画から人事異動で総務・厚生系の業務で働いて分かったことを書く。
経営企画が最も勝ち組だけど、それは下流工程の営業戦略や、企画担当によくわからないカタカナを振りかざして丸投げをして、成果が出れば自分の手柄、失敗したら現場のせいという感じでほんとうに上手く成果を主張するので、アピール力だけで出世していく。ある意味すごい才能。
総務や厚生なんてのはできて当たり前って感じなんだけど、「何も生み出さない」みたいな感じで効率化ばかり求められる。毎年ちょっとずつ人員削減されていく理不尽。人員カットした管理者だけ評価される。
そこに労務管理や情報セキュリティはなにか事故があればマイナスがつくので、さらに輪をかけて苛酷なゲーム仕様になっている。マゾかな?
そして雇われ社長はは株主しか向いていないので、短期的には賃金や人員を充実させるモチベーションは全く無いので、コスト部署でしかない経営企画以外のコーポレート系は辛い。本当に辛い。
昔は年功序列とセットで真面目で無能な働き者を御恩と奉公で繋ぎ止めてきたけど、市場のパイが増えない中で利益を上げるべくコストカットしてきた先にあるのは何なんだろうねって最近思うわけよ。
"NTTを退職しません"(anond:20190405004215)を書いてから3年とちょっと経ったので、筆者と会社の現状を書いておきますね。
人事異動がありましたが、引き続き本社内の部署で、開発業務(開発するとは言っていない)に従事。
昇格して立場が上がったため見る範囲は増えましたが、基本的にやっていることは3年前から変わりません。パワポExcel職人です。
残業がかなり減ったため(昨年は年間100時間を切りました)、昇給分と相殺して年収は800万ちょいのまま。
ちなみに最早コースの同期は課長になっていて、評価にもよりますが年収1100万くらいもらってます。
一方で副業収入は順調に増えていて、一昨年からは副業の所得が給与所得を上回っちゃいました。
社内でも副業をしている人が増えてきていて、slackの副業チャンネルが盛り上がってます。
コロナ禍で完全リモートワークになったこと・残業が減ったことで可処分時間がめちゃくちゃ増えたこともあり、もはや会社員の方が副業というマインドになってきています。
そんなマインドでゆるゆる働けるのがNTTの良いところですね。
茸がNTTの100%子会社になったり、この7月からコム・コムウェアが子会社になったりとフォーメーションの変更がありました。下々で働いている分にはさして影響はありません。ただ、コムウェアはともかく、コムは茸の子会社になるというのはあまりいい気がしていない人がいるかもしれません。あと、法人部隊はコムへ転籍になるのでそれを快く思わない人もいます。
100%子会社化でNTTの持ち株会に入れるようになったのは美味しいです。
ジョブ型人事制度が管理職に導入され、一般社員にも近い将来で導入が検討されています。ただし原則降格も肩たたきも無いため、有名無実化するんじゃないかと思ってます。本当にデキる一部の社員にとっては昇格や昇給が早くなるというメリットはあるかもしれません。
ジョブ型人事制度に伴って待遇見直しが検討されているのは事実ですが、文春砲の"10万円賃下げ"は嘘と誇張が入り混じっていて正確じゃないですね。
そもそもまだ確定してないのと、みんながみんな下方修正されるわけじゃなさそうです。
賃貸の住宅補助が受けられる上限年齢を引き下げる提案が出ているというのは本当ですが、今は地域ごとに異なっている補助額を全国一律で一番高い東京の水準に引き上げる案とセットになっているので、トータルで見るとマイナスだけではなさそうですし。
少なくとも社内ではそこまで悲観的に捉えられてないです。
そもそもコロナ禍が始まって早々に出社必須の部署を除いてリモートワークが主流だったので今さら感はありますが、居住地の自由&転勤・単身赴任の廃止は好評です。
出社が出張扱いで旅費が出るというのもちょっとお得感があります。今までの「損してた感」が無くなると言った方が良いかもしれません。
1日200円というショボすぎるリモートワーク手当への不満はずっと上がっていますけどね。というか家をオフィスとして借りてるんだから相応の金額を払ってほしいです。オフィス縮小して金浮くんだろうし。
就活人気企業では上位から陥落して久しいですが、なんだかんだ絶対安泰のまったりホワイトであることには変わりないため、私のように仕事を収入を得る手段と割り切ってプライベートや副業に勤しみたい人には、やっぱり超おすすめの会社です。
副業何してんの?とのことなので、あんまり本題とは関係ないけど一応書いときます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220618/k10013677411000.html
勤務地が自宅の場合は通勤費は支給されず、オフィスで打ち合わせする場合は出張扱いになる
「今でも定期代支給されず、都度支給になってるから一緒だよね」
とか言っている人がいるが、これは定期代を支給されるかどうかという問題ではない
在宅勤務でたまに出勤する場合と根本的に違うところは「通勤費」なのか「出張費」なのかというところ
通勤費は非課税だが限度額があるため、一定額以上の金額の場合は課税対象になる
新幹線通勤をしている人なんかはよく知っていると思うが1ヶ月当たり15万円を超えると課税される
北海道に飛行機で出張しても課税されることはないし、海外出張してもそれに対して課税されることはない
これだけだと「ケチくさい金額だなぁ」と思うかもしれないが、これに加えて標準報酬月額も変わる
サラリーマンはご存じの通り4〜6月の報酬額を元に社会保険料が算出される
この報酬額が標準報酬月額となるのだが、これには通勤費も含まれる
つまり先ほどの新幹線通勤をしているような人は税金を払うだけでなく社会保険料も高くなる
企業としても社員としてもこの額はケチくさい額ではないので勤務地が自宅になるのは大変ありがたいことである
また、昔から「なぜ標準報酬月額に通勤費が含まれるのか?」という論争が繰り返されているわけだが
勤務地を自宅にしてしまうことで解決してしまうというのがなかなかの解決策だと思う
ここからは内部の話になるが、これによっていろいろと問題が起きてきている
記事にもある通り「まずはできるところから」という感じでスタートしているのでグループ各社の部署ごとに
「勤務地がオフィスか自宅か」
というのが定められている
ただ部署ごとだと不都合もあるため、部署内で個人ごとに定めても良いことになっている
また、以前の記事にもあったように「単身赴任の解消」も同時に行われている
基本的には人事異動で地方や東京への引っ越しを伴う移動を無くそう、という風になっている
ただ、これも結局は「まずはできるところから」になっていて支店への異動や都市部への異動が行われている
例えば東京出身の人が北海道で単身赴任している場合、一律で「移動を伴うような人事異動は禁止」となってしまうと東京に戻れないため、当然の措置といえる
問題なのは、この北海道の人が東京の「勤務地が自宅の部署」へ異動した場合になる
とはいえ単身赴任なので東京に戻りたいわけだが、東京へ戻るための引っ越しは「会社都合ではない」となってしまう
そのため引っ越し費用は出ないし戻ってきたかったら勝手に引っ越してくれ、ということになる
単身赴任でない場合は、東京での社宅や住宅の準備なども自己都合となってしまって不満が続出している
ケチくさい話ではあるが、会社側がこれを許してしまうと「何故その社員の引っ越し費用を出したのか?」という部分の説明をしなくてはならない
単身赴任の場合はいろいろと出来ることもあるだろうが、独身の場合や家族で引っ越している場合など、社員が多いのでいろんなパターンがある
「勤務地が自宅の部署へ異動したくない」
という社員が出てきているし
「うちの部署は勤務地を在宅にしたくない」
という部署も出てきている
勤務地を在宅にした方が会社にとっても社員にとってもプラスになることが多いのに
一部の社員が不幸になるためみんなで我慢しよう、というこの流れがまさに日本的というか、うちの会社的だなぁと思って眺めている
ちなみに別に引っ越し費用を出しても「何故出したのか?」ということを問い詰める人はどこにも居ない
適当に偉い人が一筆書いてあげれば出すことができるのだが、ルールが大好きな会社なのでそういうことはしない
個人的にはこういう面倒なパターンの対処は大変面倒なので、人事異動になった社員には一律50万円ほど渡して
で済ませる方がいいと思っているし、人件費その他を考えるとは安く付くと思う
まぁただ、こういう発想には絶対ならないので、きっとまだ2,3年は揉めるだろう、と思っている
会社でかつてパワハラしてきた元上司が人事異動で出世メインストリームからはじかれたの爽快。
もう何年もその元上司のせいで心を病みかけてて、なんとか踏みとどまってきたんだけど
最近すごく生きるのつらくてTVのニュース見てて引っ張られそうになることもあったりして本当ヤバかった。
見ている人は見ていてくれたんだなと思う一方で、なんでこんなに時間かかったんだよと腹が立ったりもしてる。
あと心が軽くなったと同時にすごい乱暴な気持ちが沸き起こってきて
アイツもっとひどい目にあえばいいのにと意地の悪いことばかり考えてしまう。
元上司のせいで私の心の中の善良な何かが死んだんだよね。
「プリキュア」「ワンピース」など、東映アニメーション4作品の通常放送再開が発表 「お待たせをして申し訳ございません」
https://animeanime.jp/article/2022/04/06/68680.html
約十年前、曇りだったあの日。新卒で入った会社で人材営業をする日々に疲弊していた頃、新宿駅構内で、あるエンタメ企業の求人ポスターを見かけた。
アニメを作る仕事をしたことはなかったが、興味を感じて応募したところ、あれよあれよという間に内定をいただいた。役員面接はパスだった。
それからの私は、『アニメを作る仕事』に邁進する日々を過ごすことになる。長い時間だった。毎日が修業だった。
数年前、無理がたたって病院送りになった。心も体も限界だったのだ。大したレベルではないが後遺症も残った。退院後も結局、心身の調子は回復しなかった。
それで、退職を申し出て、東京から遠く離れた田舎に帰った(のんのんびよりの聖地が近くにある)。今はお堅い仕事に就いている。
十分な時間が過ぎた。そろそろ、当時を振り返ってもよいのではないか。あの日々への整理を付けられるはずだ。今から、エンタメ企業のアニメ部門で○年の時を過ごした男の話をする。
この記事で述べたいのは、シンプルに2点(5/4 以前はシンプリーでした。ブクマでご指摘いただきありがとうございます)。エンターテイメント業界で働いて面白かったことと、つまらなかったことだ。直情的に言うと、『心と体の奥底から感動できたこと』と、『エンタメ業界のほの暗いところ(要するに、こいつらマジでクソだなと思ったこと)』だ。どちらもけっこうな数がある。
それでは、さっそく説明していく。
子どもの頃はアニメが好きだった。一番ハマったのは、『魔法陣グルグル』だった気がする。衛星放送では『白鯨伝説』やCLAMP作品を見ていた。
だが、小学校生活の終わり頃から学習塾に通うようになり、夕方以降にやっているアニメを見れなくなった。中学で勉強漬けの日々を過ごしていた私は、いつの間にやらアニメのことを一切忘れてしまった。
いや、違う。大学の時は、深夜にやっているアニメをたまに見ていた。「コードギアス」「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」「蟲師」「夏目友人帳」あたりは確実に見ていた。
人材営業の会社で働くようになってからは、金曜日の深夜に自宅に帰った時、疲れ切った頭でテレビを点けて「こんなアニメあったっけ」と、ボンヤリした気分で視聴することがあった。
私はたぶん、アニメが好きだったんだろう。なぜ見なくなったのかと言えば、十分楽しめるだけの精神的余裕がなかったからだ。ならばいっそ、見ない方がいい。中途半端に楽しむのは嫌だ。中学生になった時も、そんな動機でアニメを一切見なくなったのだ。きっと。
そんな私が、アニメーション作品などを作る会社(以下「弊社」という。)に入社した後は、これまたどっぷりと『世界』に浸かることになった。入社から退職まで人事異動はなく、ずっとアニメ製作部門だった。
最初の頃は、アニメ雑誌のインタビュー記事に出るようなプロデューサーその他の足もとで働いた。雑用はもちろんのこと、小さい企画を考案したり、経理その他の事務や、各関係者とのスケジュール調整などを担っていた。ホワイトカラーに毛が生えたような業務内容だ。
ところで、人生で一番最初に携わったアニメは、某少女コミックでそこそこ人気を博した作品だった。タイトルは言わないが、雰囲気は『隣の怪物くん』に似ている。私が入社する半年前から企画が始まっており、当初の担当者から引継ぎを受けた。携わったといっても、スタッフロールに名前が載るわけでもない端役としてだが。実際、大したことはしなかった。やはりホワイトカラーの枠内に納まる仕事だ。
しかし、これは実際に私の世界を拡げてくれた。方々の兵が集まる企画会議に、必要とあらば関係各所を訪問して説得交渉にあたり、お金の雲行きが怪しくなればどうにかやり繰りをする(ダメなら追加出資か企画削減)。ごく稀に、スタジオ等の収録現場では声優の本気と、半面その悲哀を目の当たりにし(ここらへんは後述)、成功した作品の打ち上げ会では、自分達が作った数字を眺めて溜飲を下げる。
長い月日が経って、エンタメ業界に慣れてきた頃だと、新作の立ち上げに、利害関係者間の調整(交渉)に、プロジェクト全体の損益見通しの皮算用に、イベントの企画運営に、ホームページの管理に……とにかく、アニメを見ない日はなかった。
面白かったのは、いろんな業界の人に会えることだ。クリエイターには当然会えるし、経営者にも会えるし、事務屋とも話をするし、現場労働で身を焦がす人も間近で観られる。特に印象に残っているのは、漫画家と声優だ。アニメーターとは、あまり交流の機会がなかった……。
とあるアニメの原作者が一番印象に残っている。つまりは作品の神だ。例の人と呼ばせていただく。
例の人は、ほかの漫画家とは一線を画していた。私がいっぱしに携わったと公言できるアニメは計20本近くになるのだが、その半数は漫画原作である。私達は、最低でも一度は彼ら彼女ら(作品の神)の姿を拝むことになる。機会は少ないが。
原作とシナリオを変える時には事前に伺いを立てるし(ex.某鬼狩りアニメの敵役の台詞である「禍福は糾える縄の如しだろ~」は改変が検討されたらしい。彼が難しい言葉を知っている境遇ではないため)、重要な放送回だと制作現場に来てもらうし、打ち上げその他のパーティーがあれば楽しんでもらえるように最大限配慮する。
自作がアニメ化されるレベルの漫画家や小説家というのは、揃いも揃って個性派だ。めちゃくちゃに大騒ぎをする人もいれば、ひたすら黙って沈思黙考の人もいれば、なんかもう色々とはっちゃける人もいれば、欲望丸出しで悪い意味で子どもみたいな人もいれば、一般企業でも通用しそうな思考や行動の持ち主もいる。
例の人は、漫画家として優れているだけでなく、人格も見識も申し分なかった。落ち着いた性格で、人柄がよくて、教養もあった。話のやり取りすべてが学びに繋がり、励みになった。初めて会った時の吾峠呼世晴さんは、とにかく、これまで出会った数多の創造者の中で抜きん出ていた。
普通、ラスボスの人格の根底を太平洋戦争末期の日本の政治指導者(所謂ファシスト)に置くなど、誰が考えつくだろうか。私は、鬼舞辻無惨の例の粛清の場面を読んだ時、丸山真男の「現代政治の思想と行動」が真っ先に頭に浮かんだ。あの時、脳に痺れを感じたのを覚えている。
この類の書物を読んで、無惨様のキャラクターを作ったのは間違いないのだ。自らを善とするためであれば、どんな言辞をも取り入れ、どんな諫言も亡きものにする。
例として、あの粛清の時に魘夢が助かったのは、「無惨様を肯定したから」だ。「下弦の鬼を解体する」というトップが決めた戦略方針が、たったの一言で撤回された――常なる無謬性がファシズムの基本である。
あの時、「無惨様のキャラ付けは旧日本軍を意識したのですか」と聞いておけばよかった。残りの人生で聞くことができる機会は二度とない。無念だ。
しかも彼等はみな、何物か見えざる力に駆り立てられ、失敗の恐しさにわななきながら目をつぶって突き進んだのである。彼等は戦争を欲したかといえば然りであり、彼等は戦争を避けようとしたかといえばこれまた然りということになる。戦争を欲したにも拘らず戦争を避けようとし、戦争を避けようとしたにも拘らず戦争の道を敢て選んだのが事の実相であった。政治権力のあらゆる非計画性と非組織性にも拘らずそれはまぎれもなく戦争へと方向づけられていた。
この業界で働いていて、「この感じ、苦手だな」「マジでクソだな」と感じたことは当然ある。字数の関係もあるが、何点かに分けて述べていく。声優の悲哀とか、人間の嫉妬やねたみの話になる。
TVアニメ「CUE!」 [Amazon prime video]
https://www.amazon.co.jp/dp/B09PNVWC8S
まだ新人だった頃、先輩(兼上司)に連れられて現場を見ることがあった。現場というのは、アニメ制作会社とか、編集スタジオとか、音声の収録現場などだ。
そのためだけに現場に行くのではなく、何かの機会のついでに現場作業の見学を申し出るのだ。それで、不思議に思って聞いたことがある。
「(私達は)技術的なことはわからないのに、どうして現場に行くんですか?」
と。それに対して、彼はこう言っていたはずだ。
「確かに分からない。仮に、目の前で手抜きをされたとしても見抜けないだろう。でも、企画側である俺達が現場に行くことで、『あなたの仕事を見ている』というメッセージを伝えることができる。俺達はこの作品に熱をもっていて、いいコンテンツを作れる未来を目指してる。そういう想いを行動で伝えるんだ」
みたいな回答だった。
これは今の私が大事にしていることでもある。要は、発注側が受注側の実仕事をどこまで見るべきかという話だ。今現在の私は、受注側の失敗が社会的に許されない類の仕事をしている。転職後に大きな失敗をしでかさなかったのは、あの先輩のお陰だ。
さて。私が二十代後半の頃だ。例の先輩と一緒に、声優がいる収録現場に初めて音連れたのは。スタジオに入ってしばらく進むと、小ホールみたいな広い空間(座椅子が並んでいる待合スペース。十数人はいた。ほぼ声優+マネージャー)に出た。その奥に、マイクが並んでいる部屋が映った。木目調で温もりを感じる、しっとりとした空間なのだが、当時の私に予想できるはずもなく。カラオケみたいだなー、とテキトーに想念していた。
私と先輩が小ホールに入るなり、セミフォーマルな恰好の何人かが寄ってきて、隣にいる先輩に挨拶していた。私も混ぜてもらい、名刺を交換した。
雑談が終わって斜め後ろを振り向くと、女の子と淑女が1人ずつ、あとは男の子が1人、まごつくように並んで私を見ていた――人生で初めて見た声優だった。後で知ったが、攻めのある挨拶活動で知られる声優事務所だった。
ひとりずつ私達の前に出てきて、「~~と申します。(簡単な自己紹介)よろしくお願いいたします!」と、ハキハキした声でアピールをやってのけた。そのうちの淑女は、私の着ていた衣服(お気に入りのやつ)と指輪を褒めるとともに、香水をつけていることを見抜いた(やるな……と感じた)。男の子は謎の一発ギャグを仕掛けてきたのを覚えている。
※かなり昔のことだが、内容は一応伏せる。当日記では、声優個人の名前を出すことはない。
私も「よろしくお願いします」と返したものの、微妙な気分になった。たとえ私がどれだけ昇進しようと、彼女たちのキャスティングに関わる可能性は皆無だからだ。まったくゼロではないが……。
例えば、アナウンサーになりたい女子大生は、いろんなイベントにコンパニオンとして参加することで武者修行をするわけだろう。それらのイベントでは、今後関わり合いになる人だろうと、これっきりの人だろうと、あの子達は全力で挨拶活動をしていた。熱意は感じるのだが、やはり私には引っかかるものがある。
こんなことを思っている時点で、私はそういう職業には縁がないのかもしれない。今、私は『効率』という観点で物を考えた。あの声優の子が私に挨拶をしても報われる可能性はないのに、と考えた。夢中になっている人間は効率のことは考えない。やれることをすべてやる。それだけだ。
何かに心をとらえられ、たちまち熱中してしまうのは、謎にみちた不思議なことだが、それは子どももおとなと変わらない。そういう情熱のとりこになってしまった者にはどうしてなのか説明することができないし、そういう経験をしたことのない者には理解することができない。山の頂を征服することに命を賭ける者がいるが、なぜそんなことをするのか、だれ一人、その当人さえもほんとうに説明することはできないものだ。
はてしない物語(1982) 上田 真而子 (翻訳), 佐藤 真理子 (翻訳), Michael Ende (原著) P.17
あの子達は本気だった。報われようが報われまいが、声優として活躍すると決めたからには、生き残るために何でもやる。上でURLを貼ったアマゾンのレビューにもあるが、声優は堅気の仕事ではない。勝った負けたで全部決まる。精一杯頑張っても生き残れる保証はない。選ばれた者だけが生き残る――余談だが、あの時の淑女と男の子は今でも活躍している。女の子はだめだった。
さて。淑女と男の子は、実力があるうえに、礼儀正しく、サービス精神も豊富だった。それが生き残った理由だ。しかし、声優全般が行う営業活動には後ろ暗いものも当然ある。5ちゃんねるとかで、たまにアニメ業界の出身者がスレッドを立てて降臨することがあるだろう。
それで、やり取りの中で、誰かが「枕営業ってあるの?」と質問をする。スレ主は「そんなのないよ」「聞いたことない」と応えるのが定番だ。
これは、私個人の日記だ。この際だからはっきり言う。枕営業をしている声優はいるし、やらさせている声優もいる。重要なフォローをさせてもらうが、芸能界の表舞台――ひとつの契約で何百万もの金が動く――に比べれば圧倒的に数は少ない。声優関係のギャラというのは、例えば女性タレントが出るCM撮影や、青年誌のグラビアや、全国各所での公演活動と比べても相当に廉価だ。1回の収録につき数万円以内で呼べてしまう。表舞台に比べると利権は少ない。
それでも、そういうことはある。パターンは簡単に分けて2つ。いっぱしの声優になりたい、もしくは声優であり続けたい者が、キャスティング権がありそうな人に近づいて配役を得ようとする。
スタジオでの雑談や、小さい贈り物や、二人きりでの食事くらいで留めておけばいいものを、一線を超えてしまう場合もある。私が30才を過ぎた頃、例の収録現場で、声優に「よかったらご飯行きましょう」などと声をかけられたことがある(最終的な内訳:男性が2人、女性が5人)。
その際、はっきりと「ごめんね。私にキャスティング権はないんだ」と答えた場合、彼ら彼女らを傷つけてしまう可能性が高い。いや、はっきりいって『侮辱』である。なので断り方が難しかった。「帰って社内会議があるので」みたいな返答をしていた。
これはまだいい。声優個人or事務所の意思の問題だ。「あの役がほしい」とどうしても思っていて、そのためなら何でもやるという覚悟と責任さえあれば、枕営業は罪ではないと私個人は感じる。「この業界は堅気じゃない」とはそういうことだ。
(追記)正直に言うと、私の妻が声優だった頃に食事に行ったことがある。私から誘ったので上の内訳には入れていない。
以上、「この感じ、苦手だな」と思ったことを述べた。以下に語るのは「マジでクソだな」と思ったことになる。すなわち、個人が望んでいる保証のない枕営業のことだ。アニメ業界に限ったことではなく、エンタメ業界には先日話題になった映画監督のような『畜生』が何人もいる。結果を出している人間の一部がやりたい放題やっているのだ。
まだエンタメ業界にいた頃、そんな人間に捕まったと思われる(主に女性)声優の話を聞くたびに胸が痛くなった。このような話題が、どうして私などの塵芥の耳に届いているのか……? そう考えると、さらに心が抉られる思いがした。
おそらくは、やった本人または関係者が面白がって吹聴している。私のところまで噂が届くということは、そういうことだ。いろんな声優の姿が脳裏をよぎった。「あの子は大丈夫だろうか」といらぬ心配をしてしまうほど、当時の私には『噂』がグッサリと刺さった。
さて。エンタメ業界に恩があるのも事実だ。下種な話題はこれくらいに留めておこう。気が付けば字数がない。前後に分けることにする。
【後編】
私はゆるゆる在宅勤務、友達は会社の人事異動の采配がひどくて仕事量が増えたらしく毎日7時に出て日付変わるあたりに帰ってくる。
一緒に暮らし始めたころはそうでもなかったけど、忙しくなってから友達の部屋から漂ってくる匂いや洗濯物の匂いがやばい。
体臭がどんどんきつくなってる。
知識としては知っていたけど、忙しくて疲れがたまったりストレスが増えたりがこんなにも体臭に影響するとはとびっくりした。
安眠グッズのプレゼント(ふわふわのタオルケットや今治タオルの枕カバー、ピローミストなど)、朝ごはんだけは栄養バランスたっぷりでしっかり食べてもらう、土日だけはお風呂に浸かってもらうことでだいぶ改善されてきた。けど前の無臭ではない。
気をつけてはいるけど私も自分では気づかない体臭あると思うし人のことは言えないけど、中高年おじさんの臭い率は半端ないなと。
ちゃんとケアしようよ…シャワー浴びてるのかな…と思ってたけど、あれはストレスと疲れの匂いだったんだな…
お互いがお互いを労われる社会を作るための一員になりたいなと思った。みんな頑張っている。