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2023-03-15

anond:20230315005355

塩沢兼人さんのようなナルシストボイスを練習するには、自己愛的な台詞モノローグがふさわしいでしょう。以下にいくつか例を挙げてみます

「私がこの世界支配する日は、もうすぐそこまで来ている。人々は私の名を呼ぶために生まれてきたのだ。」

「私の美しさは、あなたたちが理解することはできないだろう。でもそれは、私の問題じゃないわ。」

「私は完璧存在。私の周りには、常に美しいものがある。あなたたちが見たこともないような、素晴らしいものがね。」

「私には、すべてが許される。私が望むものは何でも手に入れられる。だって、私が誰だか知っている人たちは、みんな私に従うのだから。」

これらの台詞練習することで、塩沢兼人さんのようなナルシストボイスを身につけることができるかもしれません。ただし、これらの台詞フィクションキャラクターが話すものであり、現実人物がそのような言動をすることは望ましくありません。練習の際は、適切な範囲内で楽しみ、常識的な行動を心がけるようにしましょう。

2023-02-18

anond:20230218105250

第一話:死と生の出会い

[場面]

夜の公園。ベンチに座る増田

増田モノローグ

増田独り言を言っている)

増田:「ああ、やっぱり1人はつまらないなあ。ここにいても特にすることがないし。そろそろ帰るか。」

増田が席を立つと、急にヴァンパイアが現れる]

増田台詞

増田:「え、どうしたんですか?」

ヴァンパイア台詞

ヴァンパイア:「すみません、急なことなのですが、あなたの血を頂戴してもよろしいでしょうか?」

増田台詞

増田:「えっ、何言ってるんですか?」

ヴァンパイア台詞

ヴァンパイア:「私はヴァンパイアです。あなたの血を吸わせていただくことで、あなた眷属にするつもりです。」

増田台詞

増田:「なんだ、冗談か。帰るぞ。」

ヴァンパイア台詞

ヴァンパイア:「冗談ではありません。でも、私はあなたを殺しません。私たちは、仲良く生きていくことができます。」

増田台詞

増田:「あんた、本気なんだね。でも、こんなことで命を奪われるのはイヤだ。」

ヴァンパイア台詞

ヴァンパイア:「もう一度お願いします。あなた眷属にしたいのです。」

増田台詞

増田:「……分かったよ。」

ヴァンパイア増田の首筋に噛みつく]

増田の痛がる表情が見られる]

増田が眠ってしまい、ヴァンパイアが立ち上がる]

ヴァンパイアモノローグ

ヴァンパイア:「これであなたも私の眷属になったわね。」

カット

[シーンチェンジ

[場面]

2023-02-02

ぼっちちゃん? 古見さん? いやいや、ぼっちキャラの代表格と言えば…

チャーリーブラウンでしょ。

Peanutsコミックストリップで、チャーリー(いちおう主役)の話のうち6割ぐらいはぼっちぼやきモノローグじゃね? (残りのうち3割はスヌーピーに餌をやっている)

2023-01-22

レス主婦漫画気持ち悪さ

主婦側のレス漫画(男性相手にしてくれない)を読んでるので感想書いてく。かなり中傷してるので具体的な作品名は伏せます。ちなみに自分は女。



普段から感謝なす

普通にありがとうも言えない奴と暮らしたくなくね?されて当たり前だと思ってるのがカワイく見えるとしたらそれ以上の愛という演出ありきですよ



・会話に返事しなす

相手真剣に真面目に自分気持ちを開示したり、譲ろうとしたり、そこ絶対茶化さずに聞かなきゃダメじゃん!の場面でスルーしてしまう。頭の中がいっぱいらしい。発達障害


被害妄想が激しい

相手の優しさに気づけない。多分知的グレーゾーン

上の感謝しないに通じている

やってもらえて当たり前だと思ってんの?

面倒くさがり、仕事続かない、自分感情に甘い、という描写があるのでADHD系の知的グレーにしか見えない


相手が勃たないとガッカリして気まずい雰囲気になる

「できなくてごめん」と相手謝罪している。ヤバすぎ。さらに自信無くなるだろ。疲れや歳や少し気が滅入るだけですぐ勃たなくなる繊細な生物なのに。そんな重い雰囲気で罪悪感を感じさせる必要がどこにあるのかわからない。パートナーなのに勃たないことを気楽に相談もできないやんけ。コミュニケーション不全をわざわざやるのが全く理解できん

君ら他人なの?


・変な自己嫌悪

意味不明なところでもう愛されてない、私に魅力がないなどと自己嫌悪に陥ってる。結婚してる時点で魅力はあるし歳を取るのは相手も織り込み済み。足りてないのは魅力ではなく頭のほう。下着の色は関係ない。

そもそもお前はパートナー性癖を一度でも聞いたことがあんのか?「性的に魅力的な女性」の定義が見下してち○こを踏みつけながらヨダレ飲ませてくる女の奴もいるわけ。

憶測だけで机上の一般論で魅力云々言ってるのがとにかく頭悪い


・悩んでても言わないが不機嫌になる

言えよ

察してちゃんは3歳まで。幼稚。痛すぎ。昭和女性なのかな?昭和女ってこんなんばっかり


生理前でイライラしてモヤモヤして八つ当たり

せめて生理前ってわかってるなら相手生理からごめんとかなんか言えよ

勝手イライラしてるやつが家にいたらだるいでしょ

本当に成人してる?


・話し合うことに抵抗がある

そんな信頼関係のない奴とどうやったら結婚できるんだよ


レスを話し合いで解決したがる

勃たないとかエロい気分になれないって心の問題をきちんと話してくれてる相手に、「話し合ってちゃん解決しようよ!頑張ろうよ!」ってバカなのか?

お前は「今はあまり甘いものを食べる気分じゃない」「お腹が空かない」って言ってる奴に、無理やり口に突っ込んだら食べれるかも!甘いものを食べる日時を話し合えば解決!とか思ってんのか?永遠にお腹空かないのにどうして食べれないのか詰められるの?相手不憫

理由を聞いて寄り添うのが先だろ

昭和脳って怖い、バケモン


浮気を考える

愛ある夫婦なのに、いい歳したオバサンが会社の優しい男に浮気心芽生えちゃった!キッショい

お前も妊娠して「ごめん妊娠しててor子育てで性欲なくて」って言ったら会社若い子に浮気されてくれ。平等に。


・常にレスのことしか考えてない

人の話を聞け、真面目に仕事しろ会社仕事中に色気付くな。本当に成人してる?

私のバカバカ!こんなこと考えてしまって!モヤモヤ

思考勝手に湧いただけでうるさい。どうでもいい。ネットリしてて気持ち悪すぎる


自分謙虚だと思い込んでいる

いいえ、受け身無限他人に気を遣わせ続けているケアイカーです

自分のことしか見てない謙虚さは謙虚ではありません、自己主張できないことを美談にするのはやめよう

社交辞令を真に受けるのもやめよう


パートナーの話を聞かずに自分意見押し付け

相手事情も知らないのに意見を言っても意味なくない?ADHD発達障害を疑う

幼稚すぎる


沈黙を責める

今考えてるって言われただろ!!相手は考えてんだよちょっと黙れうるせえ自分のことしか考えてねえなマジで

幼稚!!!!!

相手が優しくてよかったね、自分ならいい加減キレてる


モノローグが「モヤモヤした」ばかり

いい歳したババアキモい。いい加減そろそろ何が原因でどんな気持ちで何をしたいのか自己分析しろ

今まで人生何して生きてきたの?レスになって当然と言える要素しか見つからない


・オバサンって言われて傷つきすぎ

どちらかというと相手が失礼でエイジズムの濃い人ってだけなので怒るor不快になるべきとこです


子供欲しいなー

上のような幼稚な思考回路の人間子供を育てるのは悲惨な気がする。怖い

私が欲しいかじゃなくて育てられるかで考えろよ

犬でも猫でも先にまず育てられるかが問題だろ

から「私は子供が欲しいんじゃなくて、旦那の気を引きたいだけだったんだ…」とかマジでやめろよ

頭弱い奴はこういう事を言い出すからガチで嫌い

知的グレーに子供を作らせない法律が欲しい



喧嘩したら気まずくなるのが怖い

夫婦向いてないか結婚するのやめようって判断できる能力が婚前に欲しかったね!!


バイアグラを買ってくる

無神経すぎて草

セックス中も受け身で何がしたいとかどうしたら気持ちいいとか何が好きとか一切言わないし、無言で察してムーブして演技して、痛いとか下手くそとか萎える事言って相手気持ち削いでそう

優しさのないクソ無神経なセックスしてそう


相手女性の性知識のなさにビビる

お前も男性に関する性知識ないんだからビビれる立場にねえだろwww


・悲しい気持ちになってしまったんだからしょうがない

衝動性が強く、感情制御ができないADHDでは?普通は悲しい気持ちになっても行動に移すかどうかは理性によって選択しますので。

病院行ってください


結論

キモい、幼稚、成人してると思えない、知的グレーのADHDだろ!!!

病院行け

レス漫画じゃなくて病気持ちの介護漫画改名して

2023-01-07

「ア!タイヤが安い!」

近くにタイヤ安売り王とかい名前の謎の店があって、そこの前に出された電光掲示板が、文字通り一日中(23時に前を通っても元気に光ってる)宣伝文句ループさせてんだけど、そのなかに「ア!タイヤが安い!」っていうのがある

タイヤって、そういうテンションで安いと思うようなモンなのか?

これがヤクルトとかだったらわかるんだ

たとえばスーパーをうろついてて、ヤクルト10本が97円とかで売ってんのを見たら、「ア!ヤクルトが安い!」となるだろう

タイヤってどうなんだよ

まず俺はタイヤ相場を知らねえというのがある

世の中のみなさんってタイヤ相場を頭に入れてるモンなのか?

安さって比較から相場を知らないとまず高いとか安いを判別できないよな

まあ、そこは譲って、みなさんタイヤ相場を知ってるとして、仮にすげー安いタイヤを見かけても、「ア!」とはなんなくねえ?

「おお…」くらいだろ

タイヤが安くても「ア!」ってテンションにはならねえよお

だいたい、タイヤ安売り王にくる時点で、安いタイヤを買おうっつう魂胆があるわけじゃん

そんで「ア!」とはなりませんよね通常

白々しいんだ 

かといって、タイヤのことを考えずにタイヤ安売り王に入るってシチュエーションもありえない 絶無だ マジで

ありえない そう、ありえないんだよ

人間が、「ア!タイヤが安い!」というモノローグを頭の中に持つことは、絶対にない

断言してもいい

"ない"んだ

あの看板を見るたびにいつも思うんだ

つうか、そもそもタイヤ安売り王ってなんなんだよ

タイヤ安売り王国があるってことだよな?

バーガーキングに対してバーガーキングダムがあるのはまだわかるけど、タイヤ安売り王国っていうのはちょっと許せない

タイヤ王国ならわかるが、タイヤ安売り王国ってなんだよ

というか、「タイヤ」と「安売り」って概念が、通常、結びつかないだろ

ンなキモい組み合わせで国を作るな

マジでクルセイダーを派遣したい

許しがたいね

2023-01-03

邦画って何で抑揚を与えないの?

ドラマアニメ、あとは特撮とか

そういうのではちゃんと抑揚あるんだけど

邦画だけは抑揚を与えない

あと邦画崩れのアニメとかでも抑揚を与えない

もっとハッキリ喋れクソとしか思わないんだけど

 

まあもっとハッキリ喋れクソってのは洋画でもたまに思うけどね

そういえばモノローグも少ないよね、テクニックとして存在してないものとしてる

2022-12-22

anond:20221221104803

俺は漫画のほうのチェンソーマンは楽しめなかったけどアニメは楽しめてる。

漫画が楽しめない理由は、描写されない要素が多いところだ。

特にキャラの心情の描写は「ここは普通モノローグでいいから何か語らせない?」という場面が多い。

アニメになってその辺りの「足りない要素」がしっかり描かれていて楽しめる。

藤本タツキファンは逆に「足りない」のを楽しんでる風だからアニメは過剰に描写しすぎてダルいと感じているのかもしれない。

2022-12-21

SPY×FAMILYとマイナンバーカードコラボdisられるの当たり前だろ…

マンガなんて低俗だと思ってる老害」とか「スパイ国家事業コラボなんて不道徳とうるさい風紀委員気取り」とかそんなんじゃねえっての

そういうやつもいるかもしれないけど、そうじゃなくてあのコラボ純粋コンテンツとして味わえば順当にマイナンバーカードが怪しく見える

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mynumber-pr2.digital.go.jp/ の人気ブコメはそうやってちゃんと実情をとらえてる

とりあえず、作中に普通にコラボ企画でなく)新式の身分証明が出てきたときのことを考えてみてほしい

スパイの「ターゲット国の新式の身分証明はセキュリティが厳しいらしいから面倒だな…」というモノローグが入る ←凄腕スパイが恐れるならそこそこ安全性高そう

スパイが大切な親友に新式の身分証明の取得をすすめてる ←凄腕スパイが信用するなら安全性高そう

スパイが新式の身分証明をハックして任務をしようとするもセキュリティに阻まれ失敗 ←超つえええ!!!

こういう展開にくらべて

スパイが新式の身分証明の取得を国民に広く推奨する任務を与えられる ←これ

怪しすぎる… どうみてもやべえやつ…

もしSPY×FAMILYでそういう展開出てたらファンが「これはやべえ」って盛り上がるだろうよ

あとマイナンバーカードバカ天才も含めた日本国民100%普及させるもので「はてブに出入りしてるような世間とズレたサヨクには反発されても世間の大部分の人には歓迎される」ものを使っても仕方ない、ってのがわかってないやつが散見されて本当に嘆かわしいな

100%普及が目的ならやるべきオペレーションマイナンバーカードの魅力を伝える(笑)ことじゃなくて強制的に一斉送付すること

2022-12-07

『僕の心のヤバイやつ』の何が良かったか、そして今は何が微妙

https://anond.hatelabo.jp/20221206182821

もし増田最近僕ヤバを読み始めてるなら、面白くないと思うのは仕方ない。

この記事を書いている増田は1巻が発売される前に、「市川山田への恋心を自覚する話」辺りで連載を発見した人間である。その立場からすると、最近の展開がかなり、かなり微妙特に3年生へ進級してから)。

そもそも、僕ヤバは連載をすすめる中で面白さの性質露骨に変化した漫画だ。読んだことのない人向けに今さらながら説明すると、『僕の心のヤバイやつ』は中学生オタク男子である市川と、天真爛漫天高身長モデル女子山田による「両片思い漫画であるしかし、こう断言できてしまうのは今だからであり、初期のころは違っていた。

「僕ヤバ初期」と言えるのはおそらく1-2巻、市川山田自分の中にある気持ち自覚するまでの辺りである。この時期の特徴は「市川山田に振り回される」ことにある。天然ぼけに近い山田の行動を市川一方的に観察し、時々山田と話したりしてちょっとずつ心の距離が近づいていく。山田内面もこの頃はいまいちわかりづらい。だからこの頃はギャグ漫画テイストが色濃い。みつどもえとかロロッロの頃のノリをひきずってどぎつい下ネタ要素もある。

今振り返ると、僕ヤバ初期の優れていたのは、「人のことを好きになる」経緯をすごく丁寧に描いていたことだ。とにかく、市川山田相手のことを何も知らない。なんなら山田市川のことをどうでもいい他人くらいに思っている節すらあった。それが自転車の件やティッシュ差し入れの件といったちょっとしたイベントを機にそこそこ話すようになる。白眉なのは秋田書店社会見学時のエレベーター内の描写だね。山田無意識市川のことをじっと見つめるやつ。その後にミルクティーをもらって特攻が刺さり恋を自覚する瞬間もいい。

この頃は、この距離感のつばぜり合いとでも言うべき、「恋なのか何なのかわからないが相手のことが気になったりする状況」に読者はドギマギさせられていたのである。なお、この辺りからTwitterを中心とするSNSで人気が出始めたわけだが、その背景には僕ヤバのTwitter戦略がめちゃくちゃ上手かったという要素も忘れてはならない。サイトだけで連載を追っている人は意外と気づいていないのだが、僕ヤバは更新日の火曜19時に作者がTwitter宣伝投稿をする。その際に添付される書き下ろしカラーイラストに本編を補足する情報が含まれていたりする。また、本編とは別の書き下ろし漫画通称「ツイヤバ」も定期的にTwitter投稿されていて、投稿時間は大体木曜~土曜の19時~21時である。つまり、「会社員仕事を終わって漫画を読む時に僕ヤバを目にする」ことが週に2回必ずあるようにしていたわけだ。漫画面白さもさることながら、こういったSNS戦略の丁寧さも見逃されてはならない。

さて、話を戻すと、「僕ヤバ第二期」とでも言うべき時期は、その後からクリスマスデート回くらいまでだろう。この頃の読者身もだえポイントは「お前らさっさと付き合えよ!」である山田は好きを自覚したらガンガン攻めるタイプなのだが、市川普通オタク男子なので勘違いしてはいけないとずっと自制を心がける。この頃の特徴は、主に山田から一方的アプローチである。一緒に下校したり、自分からLINE聞いたり、冬休み漫画の貸し借りを口実にクリスマスデートまで持って行く。猛攻である。そしてオタク男子の夢である一方的相手からアプローチをかけてくる状況! ここから付き合えるラブコメがあるんですか!?

また、この辺りから読者も気づき始めたのだが、桜井のりお漫画における情報の出し方や伏線の張り方がものすごくうまいクリスマスデート象徴的だったのが紙袋を一緒に持つところだ。紙袋の後ろにモブカップルが手をつないでるのを移し込むことで「実質手つなぎじゃん」って読者に思わせたあと、終盤で実際に手を繋いで読者を殺しにかかる。漫画うまい。うますぎる。

個人的にはこの辺くらいまでが一番面白かった時期なのだが、同時に市川モノローグ結構クローズアップされるようになるというか、真面目なモノローグが増えた。ギャグにしないというか、「真面目なラブコメ」へのシフトが始まったのもこの時期である

さて、クリスマスデート以降から最新話に至るまでを個人的には第三期に位置づけているのだが、この辺はおそらく「周辺人物の掘り下げ」が中心になっている。いわゆる外堀を埋める段階である。お互いの恋心は大体伝わっているので実質付き合っているような行動が繰り広げられる。お互いの家には訪問するし、なんなら原さんカップルとのダブルデートも行われる。新学期に入って新キャラも出してきた。

この辺になると、「このギャグキャラもこんなことを考えていたのか!」という掘り下げが話の原動力になっている。なぜなら山田市川はもう両片思いであり、それだけやってると正直マンネリ化してしまうからだ。恋心を自覚するまでの初期や両片思い期は関係性が特殊なので、普通シチュエーションでの展開のひねりがわりと聞く。しかクリスマスデート回以降は関係性が大体固まりつつあるので、山田市川だけではストーリーが続かない。端的に、マンネリ期と言っていい。まだ付き合っていないのにマンネリ!?

ダラダラと書き散らしてしまったのでまとめるが、つまり自分が言いたいのは「関係性が固まってしまった」ということだ。ただのクラスメートから恋を自覚するまでの「相手がなんとなく気になってしまう」段階、クリスマスデートまでの「相手となんとか距離を近づけたい(主に山田)」段階は既に終わり、割と真面目に話を広げようとしている。単話単話で話を盛り上げるタイプだったのが、ストーリー漫画シフトしようとしている、と言えるかもしれない。

ここまで書いたら本増田最近微妙に感じていた理由もわかっていただけるのではないかと思う。自分にとって僕ヤバは「友だち未満」や「両片思い」という微妙関係性でのシチュエーションの妙を楽しむ漫画だと思っていたので、最近はその面白さが発揮されていないのである。もうちょっとその辺はなんとかならんかなぁ……と思っていた。

そう、思っていたのだが……最新話が遂にアレですよ。第四期到来だ。また関係性が変わるぞ。市川彼氏としてどう振る舞うのか! 山田の性欲が牙をむくのか!? 内緒デートを楽しむのか!? 文春砲くらって別れの危機が訪れたりするのか!? 乞うご期待である

あと今多分アニメ化にあわせて85話まで無料で読めるからみんな読んでみるといいよ。14:33に見てみたら閲覧できなくなってたわ……誤情報すまん。執筆段階では見れたんですよ。設定ミスかなんかか?

https://mangacross.jp/comics/yabai/1

2022-12-05

スラムダンク映画箇条書き感想ネタバレあり】

井上雄彦のやりたかたことが

山王戦を映像化する

・描き足りなかった宮城リョータ物語を描く

だったのかなと思った


桜木流川ライバル関係赤木と木暮の3年間、三井挫折と復帰、

これらに比べると原作では宮城バックボーンは無いも同然だったし描きたくなるのはごく自然だなと


山王戦はとにかく映画1本の中で1試合をぴったりやり切る方針なのはよくわかった

魚住のかつらむきや桜木vs美紀男はモノローグ多めのシーンだからカットしたっぽい

コートの中はともかく観客席からカメラワークは実際にカメラを置ける通路からアングルだったり

得点が入ったら必ずスコアボードが写る演出だったり徹頭徹尾試合」を映す意思は感じられた


下手に原作のシーンを全部詰め込んで上映時間4時間になったり前後編になったりするよりは

テンション保ったまま2時間できっちり終わらせる判断だったと推測する


個人的結論:とっても良かったです

安西監督の「聞こえんのか?」見たかった

宮城の妹マジで人格者

とあるなろう小説コミカライズ

理想や考えが高潔ごりっぱで不快感なく読めるかなと思ったら、小学校高学年くらいの子供に対して「この種族は成長が早いから年齢に比べて色気がある」っつって胸をガン見してんの

しかも成長が早いとかいモノローグに対して実際の絵はごくふつうの年齢なりと思える程度なのに

まじきめえと思って生理的嫌悪感はんぱないわ

そのあとどんな高潔なことしてもその子がしたってくるたびにこんな下劣なことを内心思ってるのかと思うとマジできもいと思て読めなくなったわ

コミカライズ?でたった1コマ描写モノローグだけなのにこのせいでまじで不快感はんぱない

この1コマがなければよかったのに・・・

2022-12-04

いい報告と悪い報告がある いい報告は東リベ最終回を読んだこと、

悪い報告は東リベ最終回を読んじまったってことだ

(上記から察することが出来ますが本エントリー東京リベンジャーズに対しておおよそ肯定的とは言えないものです。ご了承下さい。)

あくまで私個人意見だが、文句を言える作品は負の方向性であったとしてもそれだけ自分に響いたということなである意味『受け取らせる力がある作品』だ、と私は思っている。

標題のそれのアニメ一期を怒涛の勢いで視聴し、全巻買った。

最新刊に追いつき、マガポケ単話購入で最新話に追い付き毎週読んでいた。

破竹の勢いで人が死ぬじゃん。

私は震えていた。

それでも彼等は彼等の成すべき事を成し遂げて、その積み重ねの果てにきっと彼等の信念や葛藤が報われる結末が見られる事を信じて読んでいた。

は?

一言目の感想はこれだった。

それ以上でもそれ以下でもない。

視神経を通して脳に届いた東京リベンジャーズ最終回は、脳をそのまますり抜けていった。

ここで最初意見に戻る。

文句さえ…出てこねぇ…。

あんなに魅力的だったストーリーキャラクター最終回ではスカスカのハリボテにしか見えない。

問題作でもなく、駄作でもなく、最終回を迎え幕を引いた東京リベンジャーズは私にとって『無』そのものになってしまった。

アニメ2期が始まって需要が上がる頃に単行本を売ろっかな〜

最終回を読んだ私の感想はほぼそれだけだった。

ロクな文句も出ないまま過ごしており、それ故にほぼ東京リベンジャーズという存在さえ忘れかけていた私はふと気がついた。

最初の頃、場地の親御さんはどれだけ嘆き悲しみ息子の様子を気にかけなかった自分を責めただろうと胸を痛めた。

ドラケンがこんな道を選ばず幸せに生きられるように養子に迎えてやれんか?とキモい庇護欲を湧かせていた。

他にも色々庇護欲に塗れていたがキモいので省略するとして。

要するに私は物語を楽しみつつも、彼等が未成年であることからどこか「保護者寄りの目線」で見ているところがあった。

キモいのは承知の上で私はみんなに幸せになって欲しかったし自分とは全く違う価値観で生きているみんなの幸せってどんなものだろうな、と悩んでいた。

そして問題最終回、彼等は自分人生を生きてそこにいた。

ヤンチャして大人になって、物語としては旨味のない、数行のモノローグ説明できてしまうような人生を送って。

(勿論その全てに物語があるのは確かですが、東京リベンジャーズという作品表現してきたものから逸れる内容ではあると思うのでこう表現しています)

それってつまりみんな幸せなんじゃない?

私があの世界のみんなに望んでいた幸せをみんなは手に入れたんじゃないか

伏線が回収されていなくても、武道マイキーがやり直す前の世界であったことが無かったことになったとしても、私がみんなに望んでいたものをみんなは手に入れて、それを私は見届けることが出来たのに。

それを「無味乾燥」と一蹴してしまうって、なんか私って凄い無責任で冷たいやつじゃないか

勿論東京リベンジャーズは1つのエンタメコンテンツだ。

私は彼等を更生させる何かしらの人でもないしただ傍観しているだけの消費者なのだから作品に対してどんな感想を持ったってそれは余程社会性を欠いていない限りは自由だ。

言ってしまえば「たかだか娯楽にそこまで真剣に向き合う必要無くない?」という話である

でもさあ…素直に「みんなお疲れ様!おめでとう!先生もここまで描ききってくれてありがとう!この作品出会えて良かった!」って言えないのほんと悲しいんだよ…自分が言ったことの責任も取らず、向き合う気にさえなれないのがめっちゃキツいんだよ…

オタクって本当に気持ち悪いですね

2022-11-27

ドラガリアロストの感想(イベント2018)

ドラガリアロストの感想(イベント2018)

「忠竜が願うは果てし王の魂葬」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  火山魔物退治に向かう一行は貴族騎士に育てる騎士教官セリエラと出会う。セリエラは自分の生徒たちが魔物に怯えて逃げたしたため一人で火山に向かっていた。

  セリエラと共に火山に向かうと、過去消滅した国アルバ国の王と契約していたドラゴンペレ出会い、アルバ国もろとも封印した魔物を共に倒すことになる。

  アルバ国の王、アーケオル王が変貌した魔物との戦いを経て、再び魔物封印する。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「けど、過ちを犯す王を諌めるのは従者である君の使命だと思うよ。」

  魔物に変貌し世界を滅ぼそうとするアーケオル王を倒すことを躊躇するドラゴンペレに向けた言葉

  当然、自分自身もまた王という立場なので、ユーディルとしては自分の仲間たちにそう期待しているという含蓄あるセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  セリエラ。

  教官という立場ながら、自分が部下たちを強く指導しすぎたのでは? と悩む姿が人間味があって可愛かった。

 ・感想

  ドラガリアロスト記念すべき初めてのイベントだけあって、ドラガリアロストらしいお話だった。

  王とドラゴンというこれから何度も何度も繰り返されるモチーフだけど、健気なペレと、狂ってしまったアーケオル王とわかりやすくて良いと思う。

  教官可愛いし、システム的な部分の紹介に尺を取られてるのにちゃんと小さくではあるけどまとまってて好き。

  

お菓子ハロウィンパーティーナイト

 ・5段階評価:1

 ・あらすじ

  ハロウィンパーティのためにお菓子の準備をしていた面々。

  しかし度重なる魔獣の襲撃により遅々として作業が進まない。

  そこでイルテミアは魔獣の皮を使った衣装変装する作戦立案し、自身エドワードエルフィリスの吸血鬼コスプレにより魔獣を退散させる。

  束の間の時間の間に、エミュールが書いた魔獣寄せの落書きをシルキー発見し消すことで無事、ハロウィンパーティを開催することができたのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  王子にデレデレと女の子女の子するエルフィリス。

 ・感想

  特に濃い味のないあっさりしたストーリー

  とはいえゲーム的にも期間限定排出ガチャキャラの紹介が目的だと思うのでこれでいいのだろう。

  エルフィリスはシャノン、ジュリエッタ、ヴァネッサたちと絡んでいる印象が強いけど、このシナリオでは主人公Love勢としてのデレデレなシーンが多くてこれはこれで可愛かった。

  細かいところだと吸血鬼伝説上の生き物とされてるところ一応後年のヴァンピィイベント整合性がとれてて好き。

「優しき少女と拘囚の守護竜」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  帝国侵略された集落の奪還のために聖城にやってきたメルサ。同い年同じ種族のよしみかシーリスと仲良くなる。

  集落のため、守護シルヴィアを救おうと二日間飲まず食わずで走ってきたメルサのためにも一行は集落へ向かう。

  一度は魔獣ヒュプノスを退ける一行だが、メルサの案内で森の奥へ向かう、そこにはハールたち帝国軍が待ち受けており、メルサはシルヴィアのために一行を騙していたのだ。

  シーリスとメルサの友情によりヒュプノスに変化していたシルヴィアを取り戻すことに成功し、メルサは裏切り謝罪して、集落を出てユーディルたちの手伝いをシーリスとの再会を望むのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  メルサ「私たち、ずっとずっと、友だちです!」

  ガールミーツガールはやっぱ最高なんやな。

 ・印象に残ったキャラ

  メルサ。

  シーリスとイチャイチャし、イチャイチャパワーで敵を撃つ。これがソシャゲシナリオかくあるべしなんだよなあ。

 ・感想

  「お互い、ないものねだりをしてるみたい。」と語るシーリスが、いいんですな。

  ただ、語るほど対比の関係が強調されているわけではないのが少し残念だった。

  もっとキャラ設定やストーリー対立的なシーンを用意した方が伝わるんじゃないかなあ。

  とはいえちゃんとメルサとシーリスの関係性を書き切っててよかった、女の子女の子出会シナリオ大好きなんじゃ。

「天つ風に願いを」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  ルイーゼとルーエンの姉弟は村を守護するガルーダから突然、弟のルーエンを生贄に捧げると言われ逃げることに。

  ルイーゼはとても過保護ルーエンの一挙手一投足を支えなければ気が済まないたちだった。

  王子一行の助けを借りてガルーダ撃退し、村の周辺の魔獣を倒しこれからも聖城のみんなで守ることでガルーダが村を守護する理由を失わせる。

  ガルーダは生贄が欲しかったのではなく、神のように扱われ友達がいないことを悲しんでいただけだった。

  ガルーダ和解し、ルーエンも一人で色々なことが出来ることを知ったルイーゼはこれから自分のために人生を送ること誓うのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ルイーゼ(そう……。季節が変わったのね)

  弟の姉離れ、神の如きガルーダの親しみやすい悩みなどを経てこれからの新しい色々なことを期待するルイーゼのモノローグ

  詩的な表現可愛い

 ・印象に残ったキャラ

  ルイーゼ。

  姉とイチャイチャ女性ドラゴンガルーダイチャイチャ

  弟キャラとして大活躍だった。

 ・感想

  過保護な姉と姉離れしたい弟のお話

  そこに寂しさのために生贄を求める女性ドラゴンも混ざるのがドラガリアロストらしさなのだろう。

  最後の弟離れした姉の独白母親から受け継いだ詩と、それを踏まえた姉自身独白で綺麗な情景が浮かんできて、一枚絵があったわけでもないのに、妙に印象深いシーンだった。

 

「闇穿つ光の歌声

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  ユーディル一行訪れた街ではハルモニア合唱団という合唱団の公演が行われていた、

  しかしその公演を邪魔するかのように魔獣が襲ってくる。

  何度退けても襲ってくる魔獣たちの原因を探ると、ハルモニア合唱団の面々の自分他人と比べたときに生まれ負の感情を餌にするサブナックという魔獣がいることが判明する。

  声変わりを恐れるがあまりブナックに負の感情を与えてしまったエリアスは、それを吹っ切るためユーディル一行と共に魔獣を倒し、ハルモニア合唱団を離れても歌を続ける道を選ぶのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「これは魔獣との戦い。同時に、少年少女ひとりひとり——自分との戦いだ!」

  いやなんかいセリフっぽいけど若干唐突だし、そんなストーリーだっけ? と上滑りしてて逆に印象に残った。

 ・印象に残ったキャラ

  エリアス

  声変わりに怯える男の子。前回の過保護の姉にうんざりする弟といい、ショタ好きの気持ちを踏まえていたのだろうか。

 ・感想

  声変わり合唱団を抜けないといけない少年の悩みのストーリー。という筋だけなら外しようのない設定なのだけど、どうにもしっくりこなかった。

  戦う系ゲームシナリオから仕方ないのかもだけど、敵とのバトルとかそういう方向性は良い感じにフワッと雰囲気で流しておいて、もっと葛藤とか、先輩のヴィクセルとのやりとりとか、もっと丁寧にやって欲しかった。

  歌姫クレイツィア、泣き虫ピアチェ、シロクマみたいなドラゴンマリティムスなど設定は魅力的なのに文の量が足りず物足りなかった。

  

「雪降る夜星竜樹の下で」

 ・5段階評価:1

 ・あらすじ

  ヒューマンの間で伝統的なお祭り、星竜祭が近づいていた。

  しかし、フォレスティエやドラゴンの面々はこの文化に馴染みがないため躊躇していた。

  ユーディル種族の垣根を超えて楽しみたい気持ちを汲み取り、全員で星竜祭の準備をしていぅなかでその楽しさに気づいていく。

 ・印象に残ったセリフ

  エルフィリス「ほら、一緒に行こう。お手をどうぞ?」

  ドラゴンであるためクリスマスの楽しみ方がわからないジャンヌダルクを誘う「たらし」らしい一面が素敵なセリフ

  エルフィリスってドラゴンもたらすんですね。

 ・印象に残ったキャラ

  とくになし。

 ・感想

  期間限定クリスマスキャラのお披露シナリオでびっくりするぐらい起伏のないお話だった。

  恒常キャラフェイトエピソード読んでないのでアレクシスとネファリエとジャンヌダルクのざっくりとしたイメージしかないのも薄味と感じた原因かも。

  あとジャンヌダルクってグラブルやシャドバや神バハのあのジャンヌダルクデザインも違うし口調も違うからサイゲームスユニバースの社内コラボキャラじゃないんだね、今初めて知ったかも。(ドラゴンフェイトエピソード読んでないのが悪いなゴメンなさい)

  亡国の王女というネファリエの設定が気になるので、フェイトエピソード読んでみよ……

  恒常、限定衣装違い全部持ってませんでした。

「新春日ノ下招福縁起

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  十二竜氏を追って聖城にやってきたヒノモトの少女ボタン。東の国ヒノモトではドラゴンと人が共存し、国を運営していた。そのドラゴン契約を結べる12分家の一人、イエヤス

  ヒノモトでは外の国に福を配り自国文化布教を行っていた。ボタンイエヤスより優れたおもてなし披露しようと七転八倒するもうまくいかない。

  イエヤスボタンは幼馴染で身分を超えた関係を築いていたが、ドラゴン契約し偉くなったことでイエヤスボタンとの縁を切っていた。

  納得がいかないため、とり優れたおもてなしをすることで立場を覆そうとするボタンだったが、それはドラゴンとの契約の際に寿命差し出すことで短命になる宿命がある故のイエヤスの優しさでもあった。

  全てを説明し、仲直りする二人は、またあの時のように軽口を叩く関係に戻るのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  イエヤス「福を届ける相手笑顔にする前に、まず自分が笑わねば意味がないのに。」

  笑う門には服来るの諺と共に述懐するイエヤス

  日本モチーフにしたキャラらしい〆で綺麗だった。

 ・印象に残ったキャラ

  ボタン

  幼馴染のために異国までいく気概、まっすぐでブレないところ、身分違いの関係性を打破するための行動力

  いいキャラですね、好き。

 ・感想

  面白かった!

  真っ直ぐなボタンと、冷静ながら重い運命を背負うイエヤス熟語にし辛い関係値がまずいい。

  この二者の関係値を存分に書きながら、日本モチーフにしたヒノモトの設定を無理なくかつ多めにシナリオに組み込んでるのも、ゲームならではな文章面白い。

  解決方法自体普通に対話するだけと、特になにか伏線どうこう、劇的なイベントがどうこうじゃないのも、ただの男女のすれ違いだったというのが逆にボタンイエヤス関係値を象徴してて良かった。

  ヒノモトイベントはこの後恒例になるのだけど、第一回に相応しい面白イベントストーリーだった。

2022-11-20

今更「涼宮ハルヒの憂鬱」を観た感想

【以下気になった点】


・話はスカスカ。これは「涼宮ハルヒアニメシリーズ全般に言える事だが、作品本質は単なるボーイミーツガールSFのフリをしたトッピングふりかけただけ。

中学生妄想のような主人公に都合の良い疑似ハーレムぬるま湯を、引き延ばしと誤魔化しでアニメ変換しているだけ。

原作は未読だが、まぁお察しレベルと拝察。英才美女ハルヒに強引に迫られて疑似ハーレムに放り込まれる状況を、ひたすら「やれやれモノローグで繋ぐお寒い展開をテレビシリーズ同様引っ張りまくる。

全く進歩していない筋運びでウンザリ山本監督に指摘されるのも頷ける。


・ついでに言うとキョンは恐ろしく(作者と製作の都合良くエロゲ主人公が如く)鈍感かつ頭が悪いので、異常事態に陥ってからの空回り=尺稼ぎの時間が異常に長く、これまた視聴が苦痛

別に長門からの栞のヒントが無くたって、SOS団全員にコンタクトを取ろうとくらい、普通するよな?元々世界不安定だって知っているんだし。


さらに本作は、要するに長門ハルヒヒロインを選べ、という状況に主人公が迷いなくハルヒを選んだ挙句

フッたはずの長門に「お前も好きだからな?」「命かける」と鈍感パワー全開ドヤ顔酷薄(告白)する話で、もう救いようがない。

本当に脚本家恥知らず&バカなのか?としか思えない。

きっと社会的経験が無いアンフェのキモオタなのだろう。

※とか考えて脚本家と携わった作品群を見たら、自分打率一割以下だった。ブラックリストに入れておこう・・・


オチ部分も誤魔化し次エピソードへの詳細を意図的に端折っているが、結局世界改変の解決詳細は語られず、次エピソードも公開されないので中途半端に終わっている。

アニメ変換するなら、ここはきちんと畳んで締めるように改変すべきだったのでは。

まぁ、ハルヒ全体の出来を見ると、あえて説明されても困ってしまう程度のシロモノなのは容易に想像できてしまうのよ。

2022-10-13

からそれを個性と呼んだ

僕のヒーローアカデミアって漫画フェミニストからは叩かれがちだけれど

特殊能力を『個性』と呼ぶという発想はなかなか興味深いと思っている

あの漫画の『個性』には生まれつき身体が巨大だったり動物の顔をしていたり

触った相手崩壊させてしまったりするような、必ずしも長所とは言い難いような特徴も含まれている訳だけれど

そういうのも含めて個体性質個性なんだよね

個性って、別に長所に限られないし人を生きやすくも生きづらくもさせるものだと思う

からこそあの作品において人間に新たに現れた特殊能力を『個性』と呼んだ事、最新話でそれを強調するモノローグがあった事は興味深い

anond:20221012152008

昨日、ブルーロックってサッカー漫画を読んだら、ストーリーに深く絡むわけでもない狂言回し的な女性キャラクター巨乳キャラなのな。

その女性を見た男性が全員「巨乳だ」ってモノローグしてるの。

熱血サッカー漫画でも、冒頭で巨乳出しとくと読者の離脱率を下げられるってことなんだろうな。

2022-10-12

カップ数で女を見る倫理観、アリ?

混乱してきた。

そもそもカップ数で女の子評価するのって、倫理観的にセーフなんだっけ?

リアルの知り合いでも芸能人でも、「Dカップだったから惹かれました」みたいに言ってるヤツ、考えてみたが一人も知らねぇ。

追記)それどころか、エロ漫画でさえ思い浮かばねえ! モノローグで言ってる男主人公がいても可笑しくないだろ…(いや可笑しいのか??)

いざ社内で合コン企画しようかってなったときに、

女性社員「綺麗どころ集めますよ?」

オレ「いや顔はどうでもいいか巨乳を集めてよ」

って言ったら

女性社員「*********」

どんなこたえが帰ってくるんだろう。ダメだ。全く想像がつかない。

Vtuberプロフィール欄に「Dカップ以上の彼女募集」って書いたら、どうなるんだろう。

全く想像がつかない。存在しても可笑しくない? 実際にそこそこいる? それとも即、炎上する?

オレ、自分倫理観に自信がなくなってきた…

感覚としてボンヤリと霧に包まれたように、イメージができないんだよ…

2022-10-02

https://anond.hatelabo.jp/20220926044355

1話冒頭の「今日も天気で私も元気…なんだってさ」のモノローグ、完全ディストピアでそれがラスト主人公によって変えられると思ったら、

それを変えようとしたのが悪役である真島で、それを諭すのが主人公だというのは結構マジで驚いた

昔のアニメならないと思うんだよなあ。

世界を変えようとしているうちにおじいちゃんなっちゃうよ、ってむしろ訳知りで主人公を惑わそうとする敵のセリフじゃん

現状は肯定、その中でできることやればいいというのが今風なのかと思ったり

2022-09-30

リコリコの脚本問題点

リコリス・リコイルを観て、脚本に感じたモヤモヤを書くよ。

これは個人意見からガバガバ認定の全員が同じこと考えてるわけではないよ。人の意見を聞くのは面白いので、異なる意見や見落としている描写があったら教えてほしい。

リコリコとまどマギネタバレがあります


リコリコの脚本問題点は「するべき描写が足りていない」「制作人が物語客観視できていない」ことだと思う。

ストーリー描写に細かい突っ込みどころはたくさんあったけど、私が主にダメだと感じたのは以下の3つ。

①バディものにも百合にも足りていない

キャラクターが浅い

ストーリーに組み込むのに一般人描写がなさすぎる



①バディものにも百合にも足りていない

リコリコをバディものだと思ったのはイントロダクションの「凹凸コンビ」、キャッチコピーの「ふたり時間、選びとる未来」と1話から百合押しはいうまでもないでしょ。

バディもの必要ものは、「この2人じゃなければこの結末はなかったと思える」ことで、百合定義が難しいけど「女の子同士」で「互いが影響を与え合い、代わりのない存在となる」とかそのあたりが必要だと思う。


バディものだったかということについては、2人で敵と戦うわけでもないし2人で悩んだりするわけでもないし、2人で選び勝ち取った未来でもなくて、最終的に千束のための物語だった。求めてたバディもの描写OP共闘部分くらいだったよ。


百合に関しては、なぜかまどマギと比べている人がいたかまどマギを例にカップリングの傾向について書く。まどマギカップリングがメイン登場人物分あって、まどかマミさんカップリングは人気だけど、さやかマミさんカップリングはそうでもないんだよね。3話まで3人で行動していたのに差があるのは、マミさんの心を理解して変化させたのはまどかだったからっていうのがあると思う(ほむらのいた世界関係も含まれると思うけど)。まどかさやかマミさんから影響を受けているけど、マミさんまどかから影響を受けて心情に変化があった描写があるからエモい関係になった。


じゃあリコリコではどうだったかというと、たきなは千束から影響を受けたといえるけど、千束はたきなに影響を受けてはいない。千束がたきなに特別感情吐露するとか、たきなという人間じゃないと成し得ない関係になってるわけでもない。ついでに言うとたきなも影響を受けてはいるけどそれで成長した描写が薄いから、ただDAが全てだった頃から依存先が変わっただけにしか見えない。

2人がお互いに不可欠な存在だったり深く干渉し合った関係ではない。だから百合か?といわれると、いや百合ではないな…ってなる。「女の子同士がいちゃいちゃしてれば百合なんだよ!」っていう層とはこの辺で相いれないんだろうなぁと思う。


そしてバディでも百合でもないし千束に影響も与えないから、たきなの存在必然性がない。これは後半だけじゃなくて物語全体で感じたことで、物語におけるたきなの役割って「ドローンを打ち落とせるくらい射撃うまい」以上のことがない。

たきなの代わりにえりか(1話人質になった子)が喫茶リコリコへ左遷された物語を考えてみてほしい。それで物語の大筋が変わるか?千束が「あなたに会えて嬉しい」とたきな以外に言わないか?そこが変わらないならたきなの存在必然性説得力もなく、制作側がやりたいことをするための存在に感じるよ。

描写が足りない点についてもう一つ考えてほしいんだけど、たきなは「昨年京都から転属した」「フキと同室だった」って1話で言っていて、千束出会う前に少なくとも数か月はフキ達と行動してたってことになる。1話以前のたきなを想像できるか?あの性格で今まで問題なく過ごせていたほうがおかしいし、1話が初任務くらいじゃないと違和感がある。あの世界でキャラクターが生きてる感じがしないんだよ。

たきなについてもう1つ問題点があって、結局1話で機銃を撃ったことに言及してない。千束は「人を助けた」って言ってるけど、たきなが命令無視して動くほど合理的だと感じた理由への言及がない。これはたきなの成長を描くなら必須だよ。

千束を除いたたきな独自関係性って本編の中ではえりかしかいから、11話のえりかとの和解重要意味があるはずで、たきなの行動が本当にえりかを救いたかったものならばそこで撃った理由を話すべきだった。例えばたきなからえりかへ「怖い思いさせてごめん」「あの時はわからなかったけど(成長した)今ならわかる。私はあなたを助けたかった」とかそういう展開が必要だった。嫌味を言うだけで終わったから、あの行動の理由なんて考えておらず、たきなの成長を描く気がなかったんだなって思ったよ。


キャラクターが浅い

このアニメモノローグ1話冒頭しかいから各々の心情を知るには主に会話になる。で、考えをベラベラ喋る割にはキャラクターの行動原理が見えてこないから、こいつら何がしたいの?感がでてくる。


千束だと不殺っていう意思があるわけだけど、

人を殺したくない←なぜ:人に救ってもらった命だから

っていうのは理解できる。でも「自分が」殺したくないにしてはたきなやフキに殺さないように言うし、直接的にも間接的にも殺したくないにしては1話の機銃乱射に歓声あげて、自分がもう少し早く到着していれば回避できたとかそういう葛藤もない。不殺理由を「気分がよくないから」って答えているけどその「気分」の根拠もないから結局何がしたいの?その中途半端な設定いる?と思ってしまう。


敵についても動機が見えてこないから浅くて小物感があるし、それと戦っている主人公達とこの物語がチープに見える。

吉松だと

千束に殺しをさせたい←なぜ:才能を世界に届けたいから←なぜ:?

真島だと

テロを起こす←なぜ:バランスを取りたい←なぜ:?

っていう感じで行動に対する動機が見えてこない。このキャラクターはなぜそうしたいのかという部分が足りていない。過去編やって全部描写しろとは言わないよ。でもワンカット一言くらい「なんかあったんやろなぁ」と感じさせるものがないのは、そもそも理解させる気がない。

例えば真島は世界テロ組織転々としてるって設定があるんだから過去戦争バランスにこだわるきっかけがあったとか、一瞬でも過去描写があれば勝手考察してもらえるのにもったいないなぁって思った。



ストーリーに組み込むのに一般人描写がなさすぎる

12話で特に顕著だった一般人描写について、ストーリー全般で明らかに足りていない。ストーリー一般人が全く関わってこないならいいけど、一般人ギミックにするなら序盤から省いてはいけない要素だった。モノローグで「平和です!」って言われてもどのレベルかわからない。作中でも暴力団はい描写はあったし、10年前にテロが起きてる時点で平和ってなんだよって思うよ。

というかこのアニメの設定上、殺し屋とかと戦うんだから相対的治安が悪く見える。だから一般人平和ボケと平和な作中世界は過剰なくらいやらないとつり合いが取れない。それを省いた上での12話だからそれは批判されるよ。

設定上できないんだったらいいけど、喫茶店という一般人が立ち入る場所があって、かつ4話ではテレビ脱線事故に対する反応もしているのに、平和ボケしている描写を入れられなかったは通用しない。それで理解してくれは制作側の明らかな怠慢だよ。

1話でも街中の戦闘誘拐未遂があったんだから、人が死なない事件の後処理や一般人ひいては被害者事件に対する認識を描けていれば世界観も掘り下げられてよかったのになぁと思った。


総合的に言うと、やりたいことはわかるけどそれに必要描写もないしキャラクターの掘り下げもできていないせいで何がしたいのかわからないアニメだった。脚本複数いるみたいだから舵取りをするべきなのは監督だし、監督ストーリーに対する客観視が足りなかったのか、そもそのそんな詳細な設定は考えられてないのか、そこに割く時間がなかったのか。

やりたいことについては付いてきてくれる人はいからこれから頑張ってほしいよ。もったいなかったなぁ。



[余談]

上記で何度か触れてるけど、このアニメ1話が一番問題だと思う。始まりもっと丁寧に描いてほしいなって思った。


・この13話かけた世界意味があったのはミカくらいだろうね。

ミカ過去と向き合いそのけりをつけた。他の人は何も成し遂げていないし解決もしていない。


百合まどマギを例に出してたけど、オリジナルアニメ、バディもの、整備された歪な世界、それに異を唱えるラスボス という点ではPSYCHO-PASSがこの作品比較としては適切じゃないかな。PSYCHO-PASS主人公友達一般人目線があったし、ちゃんとバディものだった。まだ観たことがない人にはどっちもぜひ観てほしい。


・魅力的な世界いまいち理解できない登場人物、作者の考えた設定を見る側に伝えられていない、本筋と関係ない描写時間を割くっていう点でリコリコは打ち切り漫画みたいだなって思った。途中の失速に対してある程度落としどころ見つけたね~みたいなのも含めて。


アニメ映画でどういう話だったかって短く要約できるものは優れた脚本だといえるけど、リコリコに関して思いついた人がいれば教えてほしい。自分はできなかったので。

2022-09-23

anond:20220918111811

11話

そろそろ最終回間近

ずっとバスケやってた

完封されて20点差ぐらいつけられて、なんの対策とか作戦とかなしで気合と勢いでどんどん追いついていく

流れってやつか

日和が負傷、次回予告であったなぁ

流石にいけいけで終わらないか

と思ったら大丈夫だった。ひびぐらいは入ってるかもしれないがまだ走れるまだ跳べる

治療中もいっちゃんと他メンバーの頑張りでイーブン

怪我した時とかそれを見たメンバーとか、負けそうになった時とか、作画0083終盤のコウ・ウラキみたいになってた

雑に挟まるフリースロールール説明

なんやかんやで勝つ

やっぱりそれっぽい雰囲気任せのアニメ

制作費も少ないのか、止め絵が多い(まあよほどの作品以外はみんなそうだが)

ただそれっぽいカットインとか音楽、歌で誤魔化しきれてる。深く考えなければ文句はないぐらい

モノローグはやはり長い

次回最終回か~

元増田に勧められなかったら絶対見なかったアニメ

abema民の趣味とか知らないけど、

リコリコとか1話200万再生で他も40万とかなのに、

エクハは1話6万で、2話は1万こえてるが以降は9000とか8000だ。二けたも違う

なんでみんな見ないんだろ

コスプレやってる人とかイラスト描いてる人も少ない

2022-09-09

anond:20220903193614

9話

テンポが悪い

その日に倒すべき敵チームとその日にエピソードを作ってさっさと消化

今までは一気見したから気にならなかったが、一話ずつみたら他もこんな感じなのか

たまたま今回が合わなかったのかな

河原での歌唱シーンも1話であった、無駄に長い、オーバーリアクションから何も変わってないというか

曲調と横揺れが合ってなくてさら違和感

制作スケジュールとかやばいのか、バレーシーンも止め絵が多く、展開も適当

んで、モノローグ長いのもおなじみ

試合中に音楽流してカットイン入れときゃ盛り上がるだろっていう演出

10話で決勝終わるのかな

それとも試合準備で時間使うのか

早く続きが見たい

2022-08-04

anond:20220804004638

あなた独白モノローグ特別すきなだけだろ

チェンソーマンの特徴の一つは他の漫画比較してモノローグが極端に少ないことだ

洋画に近いのかな

それを逆に好きだって人もいる

2022-08-02

フリーゲームの思い出

Rebellion・Istuooll

ジャンルでいうと当時珍しかったリアルタイムストラテジーゲーム

フリーゲームの中でも最高に面白かった。

練り込まれストーリー、魅力的なキャラ、優れたゲームシステムバランス

グラフィックBGMフリーゲームなのでこんなもんという納得出来るぐらいに他が素晴らしかった。

このゲームは今遊び直しても確実に面白いと思える。

最近知ったんですが、続編もしっかり制作されていたらしい。

もうWindowsXPが無いので遊べないのですがなんとかならないですかね?

シルフェイド見聞録

RPGツクール2000制作されたアドベンチャーゲームRPGツクールどこいったんだ?と思うぐらいRPGツクールらしさが消えていてその点にはとても関心しました。

遊んでいた当時はものすごく笑ったんだけど、今遊んでもちょっとニヤッとするぐらいなんだろうなぁ。

あの頃の感性が懐かしい。

シルフェイド幻想

歩数や行動にポイントがついていて、ポイントの合計が一定値になるとエンディングを迎えるというシステムだった記憶

RPGツクール2000製でフリーシナリオRPGに分類されるのかな?

シルフェイド見聞録と同じ作者の作品で同じ世界線(といっても次元が違うとかなんとかだったはず)なので、シルフェイド見聞録に縁のあるキャラが登場したりする。

ストーリーも見聞録のギャグ随所に折込みつつ1つのRPGとして出来ていて素晴らしい出来だった記憶があります

ギャグの部分は今遊んでもそこまで笑えないとは思うのですが、ゲームシステム自体はとても良くできていて今でも十分に遊べる傑作です。

Almagest -Overture-

星間戦争を扱った戦略シミュレーションゲーム

詳しいことはほとんど忘れてしまったが、技術力が高い国で出てくる蒼い艦がものすごく強くて、これに関するモノローグがカッコよかった記憶がある。

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フリーゲーム結構遊んでいたと思っていたんですが、いざ記憶を掘り返してみると記憶に残っているゲームが片手で数えられるぐらいしかなくてとても悲しくなりました。

自分フリーゲームで遊んでいたのは2000~2007年ぐらいの期間だったと思うんですけど、こんな名作あったとかみんな話してくれたら嬉しいな。

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