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はてなキーワード: 羞恥とは

2021-08-20

遊戯ボーイ♪

ペガサス遊戯とケツマン決めたらみんながいる場であえて「遊戯ガール♪」って呼んで遊戯が顔赤くして事情を知らない周りの城之内とか本田は顔が?になるっていう羞恥プレイをするだろうよ

2021-08-16

ツイフェミを見まくると、ツイフェミ羞恥エロネタを考えることになる。つまり性癖が歪む。

2021-08-12

anond:20210812230803

いや元増田は「ROM専イカン!ここに来る者は一切の羞恥を捨て参加せよ」と言うておるのだよ

2021-07-07

youtube日本人コメントが恥ずかしい

 他国日本人が何かをやらかした時(記憶に新しい話題だと、トルコで猫食った日本人)、それを日本人仕業だと素直に認めず、まず中韓の成りすましを疑う人たちが多すぎる。youtubeコメントを眺めていると、一部とかでなく、4割くらいいる気がする。

 これが自国内だけの閉鎖的なコミュニティでされる身内話ならまだしも、youtubeという世界オープンな場で、それなりの数の日本人がそれをやってしまうという羞恥しか他国籍のコメントに対して直接「中韓の成りすましかもしれないんです!」とか言ってしまうこの有様。

 あまり感情的。恥ずかしすぎる。他国日本人に対するイメージ悪化心配する割に、そうした自らの行いがイメージ悪化を齎すとは思い至らないのだろうか。

 疑いを持つことは自由だけれど、「犯人日本人」という情報を現状確たる事実と信じるしかないのに、単なる疑い程度で「私たち日本人は悪くないんです!」なんて他国の人に言わないでくれ。頼む。そんな事言うの、たぶん日本人くらいだと思う。

 他国自国アゲの動画コメント翻訳して見ることあるけど、他国民ってナショナリズムちょっと忌避しがちな傾向で、自虐的だったりシニカルだったり、そうでなくてもとりあえずトピックに対して持論を冷静に述べているコメントが多いと思う。

 それに比べて日本人、圧倒的に感情的自国アゲ。恥ずかしい。簡体字荒らしコメントバカにできない。せめて世界から見られる場所でそれをやらないでくれないか

 youtubeには外人による日本人アゲ動画が無数に蔓延っているけれど、そうした動画コメント欄での日本人特に振る舞いが恥ずかしくて見てられない。

 ざっくり言うと、動画内での日本アゲにドヤ顔日本アゲ&他国サゲをよくする。日本っていいよね、程度なら別にいい。しかし彼らは「自分たちも逆の立場にならないように省みないとね」「これからも恥ずかしくない振る舞いをしていこうね」といった風な俯瞰的視点から見た”学び”はほとんど持たない。自国アゲ動画自身肯定してくれる道具でしかない。

 「日本人って謙虚で優しい!」みたいな動画コメント欄にそんな高慢日本コメント蔓延っていると動画タイトル否定体現を秒で見せられた気分になる。何を隠そう、自分日本人謙虚で優しいなあと思っていたからこそ、コメント欄を見て「これのどこが謙虚?」と衝撃を受けた。

 はじめは日本アゲの動画なんてさらさら興味なかったが、そうしたコメントをする日本人の多さに興味がわいて、コメント欄漁り目的でそれらを巡るようになった。明らかにウヨ向けなもの無視するけど、(比較的)普通ニュースでも他国と関わる且つ日本アゲの話題があるとご機嫌なコメントであふれかえるSAN値日本人としての尊厳ゴリゴリ削られる。いっそ気持ちいくらい恥ずかしくなる。Mなのかもしれない。

 この傾向はyoutubeからこそだとは思う。はてなTwitterには左右どちらも居るし議論も頻発する。youtube日本関連の動画にわざわざコメントする日本人は、他人の目を気にする割には、他人から自分がどうみられるか考えられない人が多いような気がしている。

2021-06-20

カスの私とVtuber

まれてこのかたカスの私は「明らかに乞食目的のクラファンページを見る(金は出さない)」という悪趣味があるのだが、その最中出会ったVtuber彼女(仮にV子としておく)であった。

Vtuberとして受肉したい!

大好きな歌を歌ってみんなに届けたい!

そんなキラキラした夢がありつつも資金が足りずPCや機材が準備できないV子は、ついにクラファンに手を出すことにしたのだろう。

高校生大学生だろうか、少ない貯金をやりくりしてでもどうしてもVtuberをやりたいのだ、なんて健気な子なんだ。やたら顔文字を使っておりイマイチ真剣みが感じられないところにも、若さというか幼さが感じられる。

V子に興味が湧いたカスオタクは、リンクから彼女Twitterを覗いた…のだが。

ネットリテラシーって知ってる?と思うほど、個人情報が出るわ出るわ(本名の下の名前、生年月日、血液型身長、胸のサイズ、最終学歴居住都道府県)!

しかも私と同い年なのである

マジ…………?

二十代のいい歳なのに、「この衣装は戦う時にはフォームチェンジして〜(以下クソ長くてどうでもいい設定)」だの、「神界生まれから勉強は苦手なんだ(//∇//)」だの、中学2年生がノートにまとめててもアイタタタ…となるような設定がてんこ盛りだった。

加えてその超重要(笑)な設定は徹底されておらず、普通に中の人情報までペラペラ喋っている。神の子なのに派遣社員なんだ…しかも中卒なんだ…みたいな、赤裸々な事情が丸わかりである

共感羞恥がこれでもかというほど刺激される。

普段メイクしてないすっぴん美人です☆」

女の子には学歴なんて関係ないよ(*^^*)」

など、いやマジで社会人!?背伸びした中学生でなく!??と壮大な釣りを疑ってしまったが、V子は至って真剣だ。毎日のようにクラファン支援リツイートをし、達成率0.1%のまま数ヶ月頑張っている。こいつに支援するやつもなかなか勇気根性があると思う。

さらにV子は、「専業Vtuber目指します☆」とまでのたまっている。すごすぎる。神界生まれ彼女の目には、人間界現実など見えていないのであろう。貯金額は約10万(これもツイートしていた)、歌ってみたは現時点で全てカラオケ収録(しかも全部2桁再生)の彼女が、専業Vtuber!?

私は震えた。

自分常識が覆された気がした。

人は安定を求めるものではないのか。学歴がなくとも地道に資格を取るなどして働く、結婚して家庭に入り主婦になる、など無難かつ堅実な道を選択するものだとばかり思っていた。芸事の道を選ぶものなど一握りだと決めつけていた。

けれど、V子は違う。

インターネットリテラシー資格金も技術もない、他人に勝るような部分は自己肯定感ぐらいの彼女が、Vtuberで飯を食おうとしている!

カスオタクは泣いた。

なんて無謀なんだろう。社会人のくせに化粧もしない、貯金もないし友達もいない、やることといえばゲームかお世辞にも上手とはいえない二次創作ぐらいのV子。

可哀想に……。

Vtuberコンテンツとしてはクソほども面白くないが、彼女生き様は見ていて興味深い。以前バズった某メガネをかけたbotと似たようなスリルを味わえる。

これからも私はV子を見守っていく所存だ。もちろん絶対に金は出さないが。

2021-06-15

素人AVを見てると公共性羞恥ヤバい

いや、お前、別の素人AVにもいたよな?

その時は人妻だったのに今度は彼氏持ちの大学生ってどうなってんだオイ。

離婚して大学入り直して彼氏作ったんか?

それとも今回のほうが先に収録しててその後彼氏結婚したんか?

おめでとう。

いや、彼氏以外とAV出といて結婚しておめでとうもクソもあるか。

かに顔は「あーこれならヤレそう」って感じのちょうどいい素人っぽさがあっていいよ。

演技はちょっと大げさだけどさ。

でもお前、二度目の遭遇はちょっと心の置きようがわからなくなっちゃうじゃん。

SOD内で使いまわしてるんじゃないよ。ホント

頼むよ。

2021-05-25

anond:20210525050033

盗撮とは、正当な理由なく、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為であって、人の通常衣服で隠されている下着又は身体を、写真機その他の機器を用いて撮影し、又は撮影する目的写真機その他の機器差し向け、若しくは設置することです。

 

まずは盗撮定義を知れ。

その撮影が、正当な理由なく、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為、なら盗撮だ。

anond:20210525040107

盗撮とは、正当な理由なく、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為であって、人の通常衣服で隠されている下着又は身体を、写真機その他の機器を用いて撮影し、又は撮影する目的写真機その他の機器差し向け、若しくは設置することです。

2021-05-20

anond:20210520000532

最期に特大の公開羞恥プレイしないと改姓(改名)できないのか、勉強になった!

2021-05-07

anond:20201201181056

前にも書いたけど、唐沢なをき漫画にあるように、

スロットイン方式DVDドライブのあるiMacMacBookDVDを吸い込まれて取り出せなくなったら最後

オシャンティー場所にあるジーニアスバーに行って、

オシャンティーなだけのジーニアスでもなんでもない従業員に、

「吸い込まれDVDはこれですか?」

エロいDVDを見せられる羞恥プレイというか、

でも、対応した従業員オッサンだったら一緒に泣いてくれるかもしれないし、

かわいいオネエサンだったらセクハラだけどそういうプレイっぽくて楽しいのかもしれない、

などと思った夜だった

2021-05-05

男性が受ける差別とは、警戒されることと、信頼という名目で粗末に扱われることです

男性が受けている差別として重要だと私が思うのは、警戒されることと、信頼という名目で粗末に扱われることです。

男にも女にも、男は警戒すべき存在だという感情がうっすらとあります

同時に、男性だったらほっといても大丈夫だろう、という肯定的な信頼の形をとって、男性のことをろくに気遣う必要はないとされがちです。

から世間話でもマスメディアでも、男性への警戒や、過度の信頼による雑で粗末な扱いが平然と行われています

それが積み重なった結果として男性は、敬遠されて孤独人生になりやすく、自尊心も低く、自分たち男性自身への嫌悪も生まれ自分の事すら粗末に扱い、次世代男性もそのように扱うので引き継がれる、などの被害を負っています

保護と抑圧は地続きなのでバランスが大切だ」という話をよく目にしますが、同じように、信頼と放置も地続きなのです。

家父長制は、自立したい女性にとっては抑圧という差別だけれど、自立を望まない女性には保護を受けやすいというメリットとしても働く。

それを裏返したように、男の自由放任は自立できる強者男性にとってはメリットだけれど、弱者男性にとっては助けてもらえないし悲鳴無視される差別として働いています



若者が遭遇しやす実例として、バイトサークル活動が長引き、夜になってしまった場面を考えましょう。

男性は帰り道の安全心配されることは少ないです。

これを、男性の方が不安心配事が少なく生きられるというメリットととらえることは確かにできます

しかし同時に、「襲ってくるとしたらたぶん男だ、男を警戒すべきだ」「男の自分は、夜道で女とすれ違う時に怖がらせてしまうだろうから気を使わねばならない」「男の帰り道を気遣ってやる必要はない、男は粗末に扱っていい。自分が男なら自分の事も心配せず粗末に扱うべきだ」という認識を強めることにもなります

実際は、男性でも深夜に一人で帰ることに恐怖を感じる人がそれなりにいるのですけどね。

でも、女性の帰り道は心配されるが男性はそうではないという現実と向き合うたびに、「ああ、俺の夜道への恐怖は認識すべきでない感情なのだ。むしろ俺は怖がる側ではなく怖がらせる側なのだ」という方向へ矯正され、やがて本当に自分でも自分不安や恐怖に気づけなくなります



色々な場面で、不安を感じてないことを前提とした粗末な扱われ方を重ねて、男性自分に対しても他人に対しても鈍感にさせられていきます

たとえばトイレ

男だったら道端で立ちションしても大目に見られがちという自由は、性器露出し排泄を見られたくない感情を気遣ってもらえないという粗末な扱いでもあります

不安羞恥を感じていた男児も、「その辺でおしっこ済ませてきな」と言われたり、仕切りのない小便器や、女性が清掃に入ってくるトイレを使ううちにその弱さを鈍麻させ忘れてしまます

たとえば「男の人がいれば安心だね」という言葉

この言葉はおおむね好意や信頼の表れですが、同時に「男の人は一人でも不安になる必要はないよね、あなた自身が男の人なんだから」という扱いでもあります

一人で行動しても口を挟まれない自由の反面、一人は心細いという男性感情最初から考慮されていない。

このような扱いに触れ続けることで、「俺は男だから不安になる必要はないんだ」と自分勇気づけ、痩せ我慢することが癖になります

夜道にせよ、トイレにせよ、一人行動にせよ、成人男性に直接聞いてもたいてい「いや全然平気だが」と言うだけでしょう。

最初から平気な男性と、鈍麻し平気にさせられた男性と、本当は平気じゃないが痩せ我慢している男性区別することは本人にすら困難です。…

…これは「たとえ当事者男性差別否定しても、それをそのまま受け取るべきではない。男性差別存在する」という無敵論法っぽくなるので好きではないロジックですが、そう言わざるを得ない。

ここ数週間のネットでは、男性セルフケア能力が低い、まずは自分を大切にすべきなのにそれをしようともしない、などという話も多くなっていますが、それは数十年にわたる「男性自由に行動してよい反面、粗末に扱ってよい」という経験の積み重ねによるものであり、決して男性個人に責を負わせるべきでも、自己解決を求めるべきでもありません。

セルフケアに焦点を当てるならば、社会によって損なわれた男性個人セルフケア能力を育て直すため、社会反省して手厚く協力してあげよう、という話になるのが妥当でしょう。

しかし現状の男性セルフケア論では、セルフケアというスローガンと丁寧な暮らし雑誌は与えてやるのであとは自分で(せいぜい弱者男性内部で)上手くやって満足しろ社会は手を貸す気はないぞ、という正反対の切り捨て論になっています



男性が警戒され、気遣ってもらえない原因には合理的理由がある、という反論はできるでしょう。

ホルモン文化的影響による男性の特徴は色々あります

腕力の強さ、性欲や暴力性の強さ、外見の悪さ(体毛が濃く皮脂が多く禿やすいなど男性ホルモンが外見に与える悪影響は多い)、コミュニケーション能力共感能力の低さ、など。

しかし、そのようなある程度の合理性があったとしても、統計的差別であることは間違いありません。

統計的差別はどの程度まで許されて良いか、というのは難しい問題なので、別に論じる必要があります

そして、フェミニズム弱者男性論の共闘が難しいのはここが主要な原因でしょう。

性犯罪男性から女性への加害が多い(犯罪全体では男性被害者の方が多いですが)」「腕力が強くて静止が困難」「妊娠リスク」など様々な事実に基づき男性に対する統計的差別をどの程度認めるべきか、真っ向から対立しまから

統計的差別は一切許されるべきでないと言い切る人も時々いますが、それはどの陣営であっても非現実的でよくないと思います

もっとも「社会運営するにはマクロ視点統計的差別必要なことは認めるけれど、その加減を考えましょう」とかぬるいことを言ってると、確かにそうだね考えなきゃねとは言ってもらえても実態現状維持が続くだけであり、統計的差別を一切許すな!と極端なこと言って圧を掛ける方が新規分野の社会運動としては実を結びやすいんでしょうけどね……。



これに近い話題は、今までも男性加害者として認められやす被害者として認められづらいという内容でしばしば語られてきましたが、たいてい注目されるのは悲惨な女→男セクハラ暴力事件がほとんどです。

それも由々しき問題ですが、その根底にあるのは、もっと日常的でうっすらとした「男ならまあ平気だろ。ほら、やっぱり平気だった」という日々の積み重ねではないでしょうか。

特に、「男性なら大丈夫」という信頼により粗末に扱われる場面は見過ごされやすいと思います

フェミニズムでは、「女を自立した人間と信頼して放任しろ、家父長制で口を出してくるのやめろ」というアプローチが行われていたため、その逆になっている、過度の信頼による放置という男性差別問題視されづらいのです。

女子供は弱いか保護して指示してあげなきゃね」という慈悲的差別に対して、男性が受けやすい「男は大丈夫だろうから心配する必要もないし勝手に自立しててくれ」は信頼的差別などと呼べそうです。



この記事は、これまで弱者男性論で強調されてきた、人間関係恋愛経済ジェンダーロール、弱者男性論が不条理否定される、などの論点対立しません。

警戒されつつ粗末に扱われることは、親しい人間関係恋愛関係ハードルを上げます

経済的貧しさについては、一般的貧困問題に加えて、男性公的にも私的にも助けてもらいづらいし、そもそも助けを求める能力社会により破壊されていることが困窮してはじめて露見するなど、男性特有の困難があります

男性ジェンダーロール問題とくくられるような、男なんだから泣くなしっかりしろと言われるとか、責任を負わされるとかは、「信頼の名目で粗末に扱われる」部分です。

弱者男性自体があまり聞く耳を持ってもらえないしミソジニストとすら言われるとか、困ってると認めてもらえなかったり、困っててもそれは受け入れるべき部分だと言われることなども、「信頼してるという名目で粗末に扱われる」ですね。



また、「男性にも弱者がいることは分かったけど、結局どうなることを求めてるんだ、要求を出してくれ」という問いがありますが、運動として歴史の浅い弱者に、的確な要求をする強さをいきなり求めないでください。

現時点では、「どうなったらいいかを、男性に肩入れしつつ一緒に考えてくれる人が増えるのが望みです」としか言えません。

少なくとも私は、男の乳首露出NGしろとか、男性トイレもすべて個室にしろとか、芸人ちんちんポロリシーンやハゲネタダメだとか、「男の人がいると安心」はハラスメントから許すなとか、そういう短絡だったり個別的すぎる議論にはしたくありません。

https://anond.hatelabo.jp/20210505030506

2021-03-31

anond:20210330202058

どういえばいいかな。痴漢などの迷惑防止条例なんかの場合、「正当な理由なく、著しく羞恥をおぼえ、もしくは、不安に陥った」という語句が入ってて、それを被害者の口からいってもらって調書に残さなくちゃ立件できない。

ぶつかりなどの場合も恐怖をおぼえたとかいってもらわないとなかなか難しい。twitterではなくて(特に痴漢被害者が異性の警官の前でそれを言うのはきついと想像するけど)警察などの前でそれを証言したほうがほんとは良い。

なんだろ、ハードルがすこし高いんだよなあ…

いざとなったら男には敵わないんだな

先日、ふざけて彼氏が私の鼻の穴に指を入れようとしてきた。

初めは「鼻の穴に指入れてい〜?」「やだ」ぐらいのやり取りだったのに

徐々にヒートアップしていき最後には取っ組み合いになった。


絶対に指を入れたい彼氏 VS 絶対に指を入れられたくない私」

の激しい攻防戦の末、組み敷かれ両手を拘束された私は、

左右の鼻の穴に指を一本づつ入れられ、鼻フックという屈辱を味わう羽目になった。

激しい羞恥喪失感に、ちょっとだけ涙が出た。

その際に気づいたのが男性腕力は思った以上に強いということだった。

絶対に鼻の穴に指など入れられたくないので、かなり本気で抵抗したが

最終的に、マウント姿勢で両腕を足で押さえられ、頭を固定されて鼻フックされた。

私も筋トレなどしており、その辺の女の子より腕力筋肉量もあるが

本気を出した男の腕力には勝てなかった。

私が10キロダンベルでやることを彼は20−25kgでやっていたのだから

当たり前といえば当たり前なのだけれども。

そもそも普通に生きていれば、男性から本気の力でどうこうされる機会がないか

実感として力の差に気がつくことがあまりない。

たまたま今回は鼻の穴の攻防戦ということで、押し倒し組み敷くという

強姦に近い挙動となったわけだが、もしこれが犯罪として行われた強姦だったら

ひとたまりもなかっただろう。

なんなら戯れとしてまだ手加減していた可能性がある。

私は危機感の薄い人間なので、家にいるときは部屋の鍵を開けっ放しにしていたり、

人気のない夜道をイヤホンつけて歩いたりと、危ないことばかりしていた。

身長も170cmぐらいあるし、デブとは言わないが別に華奢でもないので

無意識のうちに自分を狙う人なんていないだろうと思っていた。

だが、この鼻の穴攻防戦で「男性腕力」というものを実感して、

いざとなったら敵わないんだなとしみじみ思ったので、自身の身に降りかかるかもしれない

危険というものにもう少し敏感になろうと思った。

2021-03-22

孤独

当時私は二十五歳の青年で、丸まるの内うちのあるビルディングオフィスを持つ貿易商合資会社S・K商会のクラークを勤めていた。実際は、僅わずかばかりの月給なぞ殆ほとんど私自身のお小遣こづかいになってしまうのだが、と云ってW実業学校を出た私を、それ以上の学校へ上げてくれる程、私の家は豊ゆたかではなかったのだ。

 二十一から勤め出して、私はその春で丸四年勤続した訳であった。受持ちの仕事会計の帳簿の一部分で、朝から夕方まで、パチパチ算盤そろばんだまをはじいていればよいのであったが、実業学校なんかやった癖に、小説や絵や芝居や活動写真がひどく好きで、一いっぱし芸術が分る積つもりでいた私は、機械みたいなこの勤務を、外ほかの店員達よりも一層いやに思っていたことは事実であった。同僚達は、夜よな夜なカフェ廻りをやったり、ダンス場へ通かよったり、そうでないのは暇ひまさえあればスポーツの話ばかりしていると云った派手はでで勇敢で現実的な人々が大部分であったから、空想好きで内気者うちきものの私には、四年もいたのだけれど、本当の友達は一人もないと云ってよかった。それが一際ひときわ私のオフィス勤めを味気あじきないものにしたのだった。

 ところが、その半年ばかり前からというものは、私は朝々の出勤を、今迄いままで程はいやに思わぬ様になっていた。と云うのは、その頃十八歳の木崎初代が初めて、見習みならいタイピストとしてS・K商会の人となったかである木崎初代は、私が生れるときから胸に描いていた様な女であった。色は憂鬱ゆううつな白さで、と云って不健康な感じではなく、身体からだは鯨骨くじらぼねの様にしなやかで弾力に富み、と云ってアラビヤ馬みたいに勇壮うそうなのではなく、女にしては高く白い額に左右不揃いな眉まゆが不可思議な魅力をたたえ、切れの長い一ひとかわ目に微妙な謎を宿し、高からぬ鼻と薄過ぎぬ唇が、小さい顎あごを持った、しまった頬ほおの上に浮彫うきぼりされ、鼻と上唇の間が人並ひとなみよりは狭くて、その上唇が上方にややめくれ上った形をしていると、細かに書いてしまうと、一向初代らしい感じがしないのだが、彼女は大体その様に、一般美人の標準にはずれた、その代りには私丈けには此上このうえもない魅力を感じさせる種類の女性であった。

 内気者の私は、ふと機会を失って、半年もの間、彼女言葉も交わさず、朝顔を見合わせても目礼さえしない間柄であった。(社員の多いこのオフィスでは、仕事共通ものや、特別に親しい者の外は、朝の挨拶などもしない様な習わしであった)それが、どういう魔(?)がさしたものか、ある日、私はふと彼女に声をかけたのである。後になって考えて見ると、この事が、いや私の勤めているオフィス彼女入社して来たことすらが、誠に不思議めぐり合せであった。彼女と私との間に醸かもされた恋のことを云うのではない。それよりも、その時彼女に声をかけたばっかりに、後に私を、この物語に記しるす様な、世にも恐ろしい出来事に導いた運命について云うのである

 その時木崎初代は、自分で結ゆったらしい、オールバックまがいの、恰好かっこうのいい頭を、タイプライターの上にうつむけて、藤色セル仕事着の背中を、やや猫背にして、何か熱心にキイを叩たたいていた。

HIGUCHI HIGUCHI HIGUCHI HIGUCHI HIGUCHI ……

 見ると、レタペーパの上には、樋口ひぐちと読むのであろう、誰かの姓らしいものが、模様みたいにベッタリと並んでいた。

 私は「木崎さん、御熱心ですね」とか何とか云うつもりであったのだ。それが、内気者の常として、私はうろたえてしまって、愚かにも可成かなり頓狂とんきょうな声で、

樋口さん」

 と呼んでしまった。すると、響ひびきに応じる様に、木崎初代は私の方をふり向いて、

「なあに?」

 と至極しごく落ちついて、だが、まるで小学生みたいなあどけない調子で答えたのである彼女樋口と呼ばれて少しも疑う所がないのだ。私は再びうろたえてしまった。木崎というのは私の飛とんでもない思違おもいちがいだったのかしら。彼女彼女自身の姓を叩いていたに過ぎないのかしら。この疑問は少しの間私に羞恥しゅうちを忘れさせ私は思わず長い言葉を喋しゃべった。

あなた樋口さんて云うの? 僕は木崎さんだとばかり思っていた」

 すると、彼女も亦またハッとした様に、目のふちを薄赤くして、云うのである

「マア、あたしうっかりして。……木崎ですのよ」

「じゃあ、樋口っていうのは?」

 あなたのラヴ? と云いかけて、びっくりして口をつぐんだ。

「何なんでもないのよ。……」

 そして木崎初代は慌あわてて、レタペーパを器械からとりはずし、片手で、もみくちゃにするのであった。

 私はなぜこんなつまらない会話を記したかというに、それには理由があるのだ。この会話が私達の間にもっと深い関係を作るきっかけを為なしたという意味ばかりではない。彼女が叩いていた「樋口」という姓には、又彼女樋口と呼ばれて何の躊躇ちゅうちょもなく返事をした事実には、実はこの物語根本こんぽんに関する大きな意味が含まれていたかである

 この書物かきものは、恋物語を書くのが主眼でもなく、そんなことで暇どるには、余りに書くべき事柄が多いので、それからの、私と木崎初代との恋愛の進行については、ごくかいつまんで記すに止とどめるが、この偶然の会話を取交とりかわして以来、どちらが待ち合わせるともなく、私達はちょくちょく帰りが一緒になる様になった。そして、エレベーターの中と、ビルディングから電車停留所までと、電車にのってから彼女巣鴨すがもの方へ、私は早稲田わせだの方へ、その乗換場所までの、僅わずかの間を、私達は一日中の最も楽しい時間とする様になった。間もなく、私達は段々大胆になって行った。帰宅を少しおくらせて、事務所に近い日比谷ひびや公園に立寄り片隅かたすみのベンチに、短い語らいの時間を作ることもあった。又、小川町おがわまちの乗換場で降りて、その辺のみすぼらしいカフェに這入はいり、一杯ずつお茶を命じる様なこともあった。だが、うぶな私達は、非常な勇気を出して、ある場末ばすえのホテルへ這入って行くまでには、殆ど半年もかかった程であった。

 私が淋さびしがっていた様に、木崎初代も淋しがっていたのだ。お互たがいに勇敢なる現代人ではなかったのだ。そして、彼女容姿が私の生れた時から胸に描いていたものであった様に、嬉しいことには、私の容姿も亦また彼女が生れた時から恋する所のものであったのだ。変なことを云う様だけれど、容貌については、私は以前からややたのむ所があった。諸戸道雄もろとみちおというのは矢張やはりこの物語重要な役目を演ずる一人物であって、彼は医科大学卒業して、そこの研究室である奇妙な実験従事している男であったが、その諸戸道雄が、彼は医学生であり、私は実業学校の生徒であった頃から、この私に対して、可成かなり真剣な同性の恋愛を感じているらしいのである

 彼は私の知る限りに於おいて、肉体的にも精神的にも、最も高貴ノーブルな感じの美青年であり、私の方では決して彼に妙な愛着を感じている訳ではないけれど、彼の気難しい撰択に適かなったかと思うと、少くとも私は私の外形について聊いささかの自信を持ち得うる様に感じることもあったのである。だが、私と諸戸との関係については、後に屡々しばしば述べる機会があるであろう。

 それは兎とも角かく、木崎初代との、あの場末ホテルに於おいての最初の夜は、今も猶なお私の忘れ兼かねる所のものであった。それはどこかのカフェで、その時私達はかけおち者の様な、いやに涙っぽく、やけな気持ちになっていたのだが、私は口馴れぬウィスキイをグラスに三つも重ねるし、初代も甘いカクテルを二杯ばかりもやって、二人共真赤まっかになって、やや正気を失った形で、それ故ゆえ、大した羞恥を感じることもなく、そのホテルカウンタアの前に立つことが出来たのであった。私達は巾はばの広いベッドを置いた、壁紙にしみのある様な、いやに陰気な部屋に通された。ボーイが一隅の卓テーブルの上に、ドアの鍵と渋茶しぶちゃとを置いて、黙って出て行った時、私達は突然非常な驚きの目を見交わした。初代は見かけの弱々しい割には、心しんにしっかりした所のある娘であったが、それでも、酔よいのさめた様な青ざめた顔をして、ワナワナと唇の色をなくしていた。

「君、怖いの?」

 私は私自身の恐怖をまぎらす為に、そんなことを囁ささやいた。彼女は黙って、目をつぶる様にして、見えぬ程に首を左右に動かした。だが云うまでもなく、彼女も怖がっているのだった。

 それは誠に変てこな、気拙きまずい場合であった。二人とも、まさかこんな風になろうとは予期していなかった。もっとさりげなく、世の大人達の様に、最初の夜を楽しむことが出来るものと信じていた。それが、その時の私達には、ベッドの上に横になる勇気さえなかったのだ。着物を脱いで、肌を露あらわすことなど思いも及ばなかった。一口に言えば、私達は非常な焦慮しょうりょを感じながら、已すでに度々たびたび交わしていた唇をさえ交わすことなく、無論その外の何事をもしないで、ベッドの上に並んで腰をかけて、気拙さをごまかす為に、ぎこちなく両足をブラブラさせながら、殆ど時間もの間、黙っていたのである

「ね、話しましょうよ。私何だか小さかった時分のことが話して見たくなったのよ」

 彼女が低い透き通った声でこんなことを云った時、私は已すでに肉体的な激しい焦慮を通り越して、却かえって、妙にすがすがしい気持になっていた。

「アア、それがいい」私はよい所へ気がついたと云う意味で答えた。

「話して下さい。君の身の上話を」

 彼女身体を楽な姿勢しせいにして、すみ切った細い声で、彼女の幼少の頃からの、不思議な思出おもいでを物語るのであった。私はじっと耳をすまして、長い間、殆ど身動きもせずそれに聞き入っていた。彼女の声は半なかば子守歌の様に、私の耳を楽しませたのである

 私は、それまでにも又それから以後にも、彼女の身の上話は、切れ切れに、度々たびたび耳にしたのであったが、この時程感銘かんめい深くそれを聞いたことはない。今でも、その折の彼女の一語一語を、まざまざと思い浮うかべることが出来る程である。だが、ここには、この物語の為には、彼女の身の上話を悉ことごとくは記す必要がない。私はその内から、後にこの話に関係を生じるであろう部分丈けを極ごく簡単に書きとめて置けばよい訳である

「いつかもお話した様に、私はどこで生れた誰の子なのかも分らないのよ。今のお母さん――あなたはまだ逢わないけれど、私はそのお母さんと二人暮ぐらしで、お母さんの為にこうして働いている訳なの――その私のお母さんが云うのです。初代や、お前は私達夫婦が若かった時分、大阪川口かわぐちという船着場ふなつきばで、拾って来て、たんせいをして育て上げた子なのだよ。お前は汽船待合所の、薄暗い片隅に、手に小さな風呂敷包ふろしきづつみを持って、めそめそと泣いていたっけ。あとで、風呂敷包みを開けて見ると、中から多分お前の先祖のであろう、一冊の系図書けいずがきと、一枚の書かきつけとが出て来て、その書きつけで初代というお前の名も、その時丁度ちょうどお前が三つであったことも分ったのだよ。でもね、私達には子供がなかったので、神様から授さずかった本当の娘だと思って、警察手続てつづきもすませ、立派にお前を貰もらって来て、私達はたんせいをこらしたのさ。だからね、お前も水臭い考えを起したりなんぞしないで、私を――お父さんも死んでしまって、一人ぼっちなんだから――本当のお母さんだと思っていておくれよ。とね。でも、私それを聞いても、何だかお伽噺とぎばなしでも聞かせて貰っている様で、夢の様で、本当は悲しくもなんともなかったのですけれど、それが、妙なのよ。涙が止めどもなく流れて仕様がなかったの」

 彼女の育ての父親が在世ざいせいの頃、その系図書きを色々調べて、随分本当の親達を尋たずね出そうと骨折ったのだ。けれど系図書きに破けた所があって、ただ先祖名前や号やおくり名が羅列られつしてあるばかりで、そんなものが残っている所を見れば相当の武士さむらいの家柄には相違ないのだが、その人達の属した藩はんなり、住居なりの記載が一つもないので、どうすることも出来なかったのである

「三つにもなっていて、私馬鹿ですわねえ。両親の顔をまるで覚えていないのよ。そして、人混みの中で置き去りにされてしまうなんて。でもね。二つ丈け、私、今でもこう目をつむると、闇の中へ綺麗きれいに浮き出して見える程、ハッキリ覚えていることがありますわ。その一つは、私がどこかの浜辺の芝生の様な所で、暖かい日に照らされて、可愛い赤あかさんと遊んでいる景色なの。それは可愛い赤さんで、私は姉ねえさまぶって、その子のお守もりをしていたのかもしれませんわ。下の方には海の色が真青に見えていて、そのずっと向うに、紫色に煙けむって、丁度牛の臥ねた形で、どこかの陸おかが見えるのです。私、時々思うことがありますわ。この赤さんは、私の実の弟か妹で、その子は私みたいに置去りにされないで、今でもどこかに両親と一緒に仕合せに暮しているのではないかと。そんなことを考えると、私何だか胸をしめつけられる様に、懐しい悲しい気持になって来ますのよ」

 彼女は遠い所を見つめて、独言ひとりごとの様に云うのである。そして、もう一つの彼女の幼い時の記憶と云うのは、

「岩ばかりで出来た様な、小山があって、その中腹から眺めた景色なのよ。少し隔へだたった所に、誰かの大きなお邸やしきがあって、万里ばんりの長城ちょうじょうみたいにいかめしい土塀どべいや、母屋おもやの大鳥おおとりの羽根を拡ひろげた様に見える立派な屋根や、その横手にある白い大きな土蔵なんかが、日に照てらされて、クッキリと見えているの。そして、それっ切りで、外ほかに家らしいものは一軒もなく、そのお邸の向うの方には、やっぱり青々とした海が見えているし、その又向うには、やっぱり牛の臥た様な陸地がもやにかすんで、横よこたわっているのよ。きっと何ですわ。私が赤さんと遊んでいた所と、同じ土地景色なのね。私、幾度その同じ場所を夢に見たでしょう。夢の中で、アア又あすこへ行くんだなと思って、歩いていると、きっとその岩山の所へ出るに極きまっていますわ。私、日本中を隅々まで残らず歩き廻って見たら、きっとこの夢の中の景色と寸分違わぬ土地があるに違いないと思いますわ。そしてその土地こそ私の懐しい生れ故郷なのよ」

ちょっとちょっと」私はその時、初代の話をとめて云った。「僕、まずいけれど、そこの君の夢に出て来る景色は、何だか絵になり相そうだな。書いて見ようか」

「そう、じゃあもっと詳しく話しましょうか」

 そこで、私は机の上の籠かごに入れてあったホテルの用箋ようせんを取出して、備そなえつけのペンで、彼女が岩山から見たという海岸景色を描いた。その絵が丁度手元に残っていたので、版にしてここに掲かかげて置くが、この即席そくせきのいたずら書きが、後に私にとって甚だ重要な役目をつとめてくれ様などとは、無論その時には想像もしていなかったのである

「マア、不思議ねえ。その通りですのよ。その通りですのよ」

 初代は出来上った私の絵を見て、喜ばしげに叫んだ。

「これ、僕貰もらって置いてもいいでしょう」

 私は、恋人の夢を抱いだく気持で、その紙を小さく畳たたみ、上衣うわぎの内ポケットしまいながら云った。

 初代は、それから又、彼女物心ついてからの、様々の悲しみ喜びについて、尽きぬ思出を語ったのである。が、それはここに記す要はない。兎とも角かくも、私達はそうして、私達の最初の夜を、美しい夢の様に過すごしてしまったのである。無論私達はホテルに泊りはしないで、夜更よふけに、銘々めいめいの家に帰った。

2021-03-19

嫌がらせを受けた、それだけの話。

貧乏に陥るのは怖いな、嫌な奴がいて嫌だったなという自己語り。

大した事でもなく、ただの受けた事と自分感情をまとめたい。

長い文章だが、だれか読んでくれるかもしれない、その気持ちが少しでも今の自分をマシにしてくれそうな気がしたから、書き出します。


一緒のグループで遊んでいたメンバーは私を含めて4人。

そのうちの1人に私は嫌われたのがきっかけと思う。

嫌われた原因は未だにわからない、特にから相手へ悪意をもって接したことも無ければ、他のメンバーと差をつけたつもりもない。

私の行動が相手の目にどう映っていたかはわからないが、意識として嫌いだったことはない。

その相手をAと語る。

私は個人的事情により金銭的余裕がなかった。

その中でひたすらにAはお菓子や趣向品をオススメしてきて、メンバー布教しており疎外感を感じ始めていた。

ここに関しては、私自身の問題であり周りを恨んだことも勿論ない。

ただ勝手に疎外感を感じていただけである

そして、メンバー内で誕生日プレゼントを贈り合う事もあったのだが、私はその当時あまりにも金銭的余裕がなかった。

贈ってもらう時も、相手事情を話し何も返せないかもしれないというのも都度伝えた。

そんな中でメンバーの一人、●さんの誕生日が来る時、私はお金がかからない手作りの物をプレゼントに選んだ。

それを準備しているころにAと電話をする。

A「●さんの誕生日いね、何か準備しているの?」

私「××を作っているよ、送ろうと思って」

A「●さんに沢山貰っているのに、それだけなんだ?」

沈黙と、相手失笑が流れた。

A「さすがにそれはやめときなよ」

2回間をおいて「ふ、」と相手が笑い声をあげたのを鮮明に覚えている。

これを言われた時、私は頭が真っ白になった。

笑われたことで「自分貧乏が恥ずかしい」と心の底から羞恥が沸き起こった。

●さん、にはその年の誕生日にとても高価なものを私は貰っていた。

こんなものしか返せないのに、断らなかった自分が恥ずかしくて卑しい者だと死にたくなるほど恥じて、それに気づかされた気持ちになった。

「ごめん、なんか」

私は「なんかごめん」という言葉がとても嫌いだが、精いっぱい出た言葉はそれだったことを覚えている。

その後作っていたものは破棄して、●さんにはもっとシンプルな物と言葉でお祝いをした。

余計に凝った物を送るのは恥ずかしくて、精いっぱいにできる事がそれしか当時の私には浮かばなかった。


その後●さんといるときに、Aから●さん宛の誕生日プレゼントが届いた。

化粧品と、私が作っていたものと同じ手作り品だった。

それを心底喜ぶ●さんを見て、私は自分手作り品を送らなくて本当に良かったと思った。


ここまで書いて一度振り返るが、

今の私から言っても正直そういった物しか返せないのはふがいないが、他人からそんなことを言われる筋合いはないと思っている。

只、当時金銭的余裕がなかったこととその理由のせいで落ち込んでいた所でAから発言を受けて芯から私が悪いのだと思っていた。



2人で電話の際にはAからそういった蔑んだような、馬鹿にされるような言葉を受けるようになる。

私が他のメンバーSNSでやりとりをしたことを挙げ、恥ずかしくないの?とひたすら問われる日が続いた。

そのたびに私は「ごめん~」「そういうつもりではないんだけど、これ以上できなくてさ~」とヘラヘラと返していた。

私の立場が悪く、悪い事を自覚していなかった私のせいで相手不快にさせてしまうのだろうと本気で思っていた。

Aは他メンバーのために私に注意してきているのだろう、と思っていた。





私は何も言わずそのメンバーから距離を置くことにした。

しかし、残りの一人のメンバーであるTさんから執拗に連絡がくる。

当時の私は卑屈にもなっており、私の混ざれないオススメ品の話題で盛り上がる他のメンバーに対しても「私は迷惑存在だろう」と思っていた。

からTさんからの連絡も、しばらく私の心には響かずかなりの塩対応をしてしまっていた。

それでも続く連絡に、もしかして?という気持ちが沸き起こり、連絡を受けとるようになる。

最初は何を言われても、戻っておいでと言われても、そっけない返事を繰り返した。

それでも、Tさんは変わらず応対してくれた事で、私はTさんに対しての上記のような気持ち払拭した。




1年近く経ち、私はようやく貧乏生活を脱している。なんとかだが。

人並みの生活を得て、振り返り、貧乏になった原因は私のせいではない事とAから行為は「嫌がらせと悪意」だという事に気付けた。

私はAから物をもらった事はないので、返さなかったことで恨まれているわけではないと思う。

日常言動相手イラつかせていたのならそれは申し訳ない事だが、ここまでされるほど恨むことがあったなら遠回しにこんな事をする必要はないよな?

と、今は思っている。

現在Tさんとは個人的に遊んでいるものの、私とは別でAを含めた3人は仲良く遊んでいる。

それを嫌かどうか、と言われると私はとても嫌だ。

やめてくれというつもりも壊すつもりも毛頭ないが、嫌だと思う感情が抑えられない。

私はAの事をとても恨んでいる、私がメンバーを集めたあの場所で私を蔑んだことを、それを他のメンバーの居ない時に執拗に行ってきたことを。

そんな感情になる自分がまた嫌なのだが、抑えもできずそう思ってしまうと当時の二の舞だとも思うので、今は純粋気持ちだけ恨むことに留めている。

Tさんの事が友人としてとても好きな反面、そのAと仲良くしているのをSNSなどで目にしてしまう度自分にとっても嫌な感情が沸き起こる。

多分これは時間が経てばどうでもよくなっていく、そう自分でも思う。


Tさんとは仲良く遊んでいる事で何の弊害もない今、きっともっと今より辛い事でも起こってくれれば、これはどうでもよくなる感情だと思う。

そこまでわかっているのに、嫌な感情にとらわれて仕事日常生活パフォーマンスが落ちてしまっている自分を、どこかに吐き出してしまたかった。

ここまで読んでくれた人、ありがとうございます
読んでくれる人がいるかもしれない、勝手にそれを心の支えにします。

2021-03-18

増田で他のSNS下げるの共感羞恥ログアウトしそうになるからやめてほしい

2021-03-08

ネタバレだらけの『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の感想を書きたい

ネタバレだらけです

見た直後、深く考えてもいないし推敲もしない

まとまってない考察とか的外れな予想とか色々書きたい衝動やばい


エヴァ呪縛比喩

Qの時点でも若干語られていたエヴァ呪縛

いつまでも老いずにエヴァに縛られ続けているというのは――つまり、私や私に似た

前世からエヴァに縛られ続けているいつまでも14歳のまま成長せずエヴァエヴァいってるオタクに対する揶揄も多少は含まれているだろう

そのアンサーとして丁寧に丁寧にすべてのエヴァ破壊し、別れの挨拶もすませ、そして実写エンド

いつまでも虚構に浸っていないで現実に帰れってのは旧劇場版でも使われていた、一貫したテーマ

設定としてのエヴァ呪縛

ビーストモードやシン化状態など、エヴァのコアとエントリープラグが近づきすぎると起きる副作用

老いず、食物を必要とせず、原罪もつ人には立ち入れぬ浄化された赤い世界でも活動可能となるエヴァ呪縛

これは生命の実を食した、人でない、すなわち使途化しているということか?

上の続きと人類補完計画

他人が怖いからいっそ一つの生命体になる、すなわち知恵の実を食す前の、原罪を犯す前の人に戻る人類補完計画

旧劇では拒絶だったり恐怖だったり、あるいは手を握り合ったりする他人だが

大本ネタにおいて知恵の実を食した人が最初に行ったことはイチジクの葉で股間を隠すこと

まり他人認識して最初に生まれ感情羞恥心だったわけだ

(有名な話だがネルフマークイチジクの葉がモチーフだし)

アスカが劇中、裸を見られても動揺せず、ただ14年多く年を重ねた大人の余裕という表現最初は思っていたが

そうではなく、使途に近づきすぎて知恵を失い、そして最初感情羞恥」を失ったということだった

ラスト付近 シンジと向き合い恥ずかしがるシーンは煽情的であると同時に、創世記アダムとイブを思い出させた

劇場版アダムとイブと言っていたファンにたいするサービスだったのかな

ビーストモードとか首無し巨人インフィニティとか

獣になる=知恵を捨てる 首無し=知恵がない比喩

私は気づかなかったがQの時点でわかっていた人もいただろう

今まで語られなかった地球上に住む人以外の生き物

テーマではないから語られなかっただけかと思っていたが最後最後重要ファクターとなった

インフィニティ複数の人が形作っていたわけだがその中にペットと一緒にインフィニティとなった人もたくさんいたのは

ループ

明確にループしていたのは渚カヲル

劇場版記憶を持ちこしたのは碇ゲンドウ ネブカドネザルの鍵で神に近づき知りえない記憶でもみたのか

タイトル回収

やっぱいいよねタイトル回収って

エヴァ呪縛はとけたのかわからない

けど庵野監督には一生呪われた

2021-02-16

anond:20210216034545

理不尽かつ不愉快なイジリに対して、即座にキレ返す事自体が間違いだとしたらどうでしょう

もちろん笑ってやり過ごすことが正解だともいいません。

自分の中で、相手はそういうことでしか自己を満たせない哀れな人種なのだと考えればいいのだと思います

もし、そういった相手に対して切り返す能力を育てたいなら、つねに頭の中でシミュレートして言われたらどうやって返せばよいかパターンを蓄積する以外ありません。

そのためには、元の増田で描かれたような日常いつでも周囲に不満を持ち、反論を準備するためのトレーニング必要です。

ただ、正直それだけの労力と時間無駄なようにも感じます

もし同じだけ時間と労力をかけるなら、あなたしかできない、あなただけの価値や特技を更に伸ばすために使うべきです。

そうして自分の中に確固たる何かを掴むことができれば、別にそうした人種言葉なんて痛くも痒くもなくなるはずです。

ぶっちゃけて言えば、自分バカにした相手を見返してやりたいって私怨を解消したいだけですよね。

愚かな相手バカにされた事を仕返してやると考えている時点で同じ穴のムジナですよ。

相手にとってあなたの反撃は新たな攻撃正当化する根拠しかなりません。それはもう戦争の始まりしかないです。

あなたが望んでいることが戦争だというなら止めません。

しかし、もし本質的勝利を望んでいるのであれば、相手にとって最大のダメージは、寛容を見せることによって自らの過ちに気づいてしまうことによる羞恥です。

あなた自らの努力人格を引き上げることで、相手自分のほうが愚かだと気づかせてやること以外にありません。

これから人生に残されたリソースをどちらに使うか、それはあなた自由です。

しかするとあなたはそうした相手依存する環境しか生きていけないという呪いにかかっているかも知れません。

尊厳を切り売りして生きることが果たして自分人生にとって不可欠なことなのかどうかから見つめ直してみるのも一つの手だと思います

私は生来マイノリティで、物心つく頃から辛酸を嘗め続けるような人生を歩んできました。

意図せず、切り返しを用意するための経験回数が人よりずば抜けて多いだけのことです。

今の姿だけを見て「上手でいいなぁ」と言われることは悪い気はしませんが、「なりたいなぁ」と言われれば、ならないに越したことはなんだよってことに気がついてほしいなとは思います

2021-02-15

肩こり解消に使っていた電マ(いかがわしい用途には使っていない)をハードオフに売りに行き、本人の自覚なしに羞恥の目にさらされるJD

vs

ハードオフ動作未確認中古電マを買って女垢メルカリで「壊れるまで使用済み❤︎電マ」として出品する転売ヤー

2021-02-08

いちいち「共感性羞恥で見ていられない」とアピールしてくる人

なんでちょっと誇らしげなんだよ わたし自分他人区別がつかない精神的に幼稚な人間ですって触れ回ってるようなもんなんだからそこに羞恥を感じろよ

2021-01-19

anond:20210118213856

きらら百合要素の強い日常系アニメが苦手な俺にとってはい時代になったよ。

日常系の最盛期には「現実過酷になっているか平穏日常ファンタジーになった」などとしたり顔で語っている批評家もいたが、

ここまで日常が失われてしまった昨今に日常系コミックアニメが衰退しているってことは、そうした批評が見当はずれだったということなのだろう。

そういえば学者先生サブカル批評の類って最近まり見かけなくなったな。

オタクYoutuber未満の見識しかないのに半可通で語ってTwitterリアルタイムにつっこまれ羞恥に耐えられなくなったのかな。

2021-01-12

ローションガーゼオナニーをやってみた

 ローションガーゼオナニーというものをご存知だろうか。これを読んでいるあなたが知らなくても別に恥ではない。かくいう自分も友人の話からローションガーゼオナニーという自慰方法があることを知った。むしろ知っていた方が恥かもしれない。ともかく、この文章はそのローションガーゼオナニーを実際に体験してみた様子を記したものである

 まず、この体験記は友人との通話中ローションガーゼオナニーという自慰方法を試してほしいと依頼されたことに端を発する。

 俺の最初の反応はまず「なにそれ?」だった。自慰方法としては男性器を握って上下に擦る、いわば普通オナニーと呼ばれるものしか知らなかった。床に男性器を擦り付けて行う方法なども知っていたが、九分九厘行うのは通常のものだ。

 しかしローションガーゼオナニーとは、それとはまったく異なっていた。

 まず三十センチほどの横長のガーゼにローションを染み込ませる。それからそのローションまみれのガーゼを両手で持ち、勃起させた男性器の亀頭に擦り付けるらしい。そのまま両手を左右に動かすと、亀頭が刺激され普段オナニーでは得られない快感を味わえる、とのことだった。

 ともかくローションガーゼオナニーを試してみたいとは思った。通常のオナニーなど10年単位で行っている。さすがに飽きが来ているのも確かだ。たまには新しい刺激が欲しい。やってみるのも悪くない。そう思って、その次の日にはローションガーゼオナニー必要もの調達しに行った。

 冬風吹き荒ぶ1月の夜、仕事を終えると俺は大阪梅田歓楽街へと向かった。

 コロナ影響か、もしくは単純に寒いいか街に人通りは少ない。そして駅から10分以上離れたところにある信長書店に入った。信長書店とは関西では有名なアダルトグッズDVDを取り扱う店だ。こちらも何気に入るのは初めてだ。自分で言うのもなんだがこう言う事柄に関しては、自分は初心だ。はじめてメロンブックスのR-18コーナーに入った時のような緊張感に襲われる。キョロキョロしながら店内を見ると、双頭ディルドにTENGA、穴あきランジェリーエネマグラなどが所狭しと並んでいる。人類はこんなにエロに興味があったのかと驚くばかりだ。

 そんな中、退魔忍アサギコラボしたオナホール発見して、少し安心した。他人しかいない群衆でようやく知り合いを見つけた時にような安心感だ。

 そんな気分で店内を散策する。もとの目的も忘れ、アダルトグッズ散策に夢中になっていると、目の前に他の客を発見した。

 いたのは男女二人の客だった。ああ、このあとこいつらは買ったグッズを使ってセックスするんだろうな……と思うと急に気分が萎えてきた。それからすぐにローションのコーナーに向かうと、適当にローションを見繕って会計を済ませた。それから俺はまもなく店を出た。

 ローションは手に入れた。次はガーゼだ。ガーゼなど適当薬局にいけば売っているだろう。駅への帰り道の途中で買えば良い。そう思っていたが考えが甘かった。

 政府の休業要請により、梅田の店はどこも20時には閉まるようになっていた。すでに時間は20時に近い。駅までの地下街を歩いてみるが、どこもシャッターが閉まり始めている。

 しばらく歩き回って、ようやく一軒まだ営業しているコクミドラッグ発見した。

 しか地下街の空いたスペースで営業している店舗のため、品揃えは期待できない。店内を一通り見て回るがガーゼは見当たらない。変な勘が当たったようだ。だがせっかく薬局まで来たのにこのまま買わずに変えるのもなんだ。俺は店員さんに「ガーゼありませんか?」と直接聞いてみた。

「それなら真後ろにあるよ」

 店員のおばちゃんが指さした先にガーゼはあった。灯台下暗しレジのすぐ近くの棚にガーゼは並んでいた。

 俺は親切な店員のおばちゃんありがとうと告げ、ガーゼを買った。

 けれど口が裂けてもオナニーのために使うとは言えない。せっかくの親切心に白濁液をかけたような気分になったが、ともかくこれで準備は整った。

 そのまま駅に行くと、まるで俺はローションガーゼオナニーになんて一ミリも興味ありませんよ? という顔で電車に乗って帰った。

 さて、ようやくここからローションガーゼオナニー体験パートに移るわけだが、準備物は他にもいる。いわゆるオカズ必要なのだ。通常であればエロ漫画、スマホ動画画像などを使ってオナニーができる。

 しかし今回はローションガーゼオナニーである。両手を、ガーゼを持つ手で塞がれるため、スマホスワイプすることもエロ漫画をめくることもできない。

 そこで俺が選んだのはエロASMRであった。音声のみであれば操作に両手を使用しないし、音声作品はワンプレイに30分ほどかかるのもざらだ。

 ゆっくり丁寧にローションガーゼオナニーを行うのであればちょうど良いだろう。

 俺はDLsiteのページを開き、テグラユウキの『ダメダメOLお姉ちゃん酔っ払い甘々えっち』を再生した。再生時間は33分35秒と大ボリュームだ。しかもテグラユウキ作品はどれも高クオリティでハズレはない。これならば問題ないだろう。そういえばこういうときワイヤレスイヤフォンは便利だ。それに外音遮断機能を使えば音声に集中できる、そうAirods proならね。

 それからベッドの上で用意を続ける。

 ベッドの横にもう使わないであろうマグカップを用意すると、そこにローションを入れた。それからガーゼを取り出してマグカップの中に浸す。ネバネバしてひんやりした感覚が指先に伝わる。これだけでなんとなくやらしい気分になってきた。

 上半身インナーのみになり、下半身パンツをずり下げ、男性器を外に出す。

 すでにASMR再生し始めていたため、まだローションに触れていないというのに我慢汁が少し先から溢れて、濡れ始めている。

 ベッドで上半身だけ起き上がったまま、だんだんモードに入っていく。

 両手にはガーゼを持ち、男性器を擦る準備を整えた。

 直接はまだ触れていないため、男性器はまだ完全には勃っていない。

 しかエロ音声のおかげで少し硬くなり始めている。

 はじめてのローションガーゼオナニーに緊張感と少しの興奮がおしよせてくる。

 しかしなかなかローションガーゼオナニーを始められない。

 エロASMRがなかなか本番にいかいからだ。テグラユウキ作品前戯からの本番までを丁寧に描くことで有名だ。すでに再生から10分ほど経っているというのにまだキスだけで本番にいかない。勃っている姿のまま両手にガーゼを持って待機する。なんと恥ずかしい姿なのだろう。

 音声の内容など気にせず、男性器を擦り始めればいいのだろうけど、世界観没入派の俺はじっくりと本番が始まるまで待った。

 それからしばらくして本番が始まった。

 挿れるタイミングと同時にガーゼ亀頭を擦り始める。

 両手を揺らして亀頭を刺激する。

 こすこすこす……

 すると、どうだろう。今まで感じたことなのない刺激が亀頭を襲った。

 男性器で竿を握って擦る時とはまったく違った感覚に驚いた。

 半分気持ちいいような、半分くすぐったいような、おかし感覚だ。

 通常のオナニーであれば何回か擦ればすぐに男性器は硬くなって最大の大きさになる。

 しかしローションガーゼオナニー快感に包まれているというのに、男性器が完全に勃起しないのだ。

 こすこすこす……

 半勃ち状態のまま、ガーゼを擦る快感に身をまかす。

 しかし妙だ。

 確かに亀頭が刺激されて気持ちいい。しかし刺激されているというのに、その快感の延長線上にイくという未来が見えないのだ。

 通常のオナニー男性器を擦れば擦るほど、ゲージが溜まっていって、そのゲージが満タンになると射精するようなイメージだ。

 擦るスピードを落としたり、速くしたりして射精タイミングを調節する。だからいってしまえば擦るスピードを調節すれば射精などものの数十秒で行うことも可能だ。もちろんそれでは気持ちよくないか時間やイくタイミングを調節するわけだが。

 しかしローションガーゼオナニーはいくら擦ってもそのゲージが溜まっていかないのだ。

 ただ快感が押し寄せてくるだけでイけない。

 こすこすこす……

「……ふ、あ……んあああ……ふぁ……」

 代わりに溢れ出てくるのは情けない声だけだ。

 そのくすぐるような感覚に耐えきれず声が漏れる。

 通常のオナニーで声など出さない。ただ擦って快感に身をまかすだけだ。

 しかしどうにもこのローションガーゼオナニーというのは声を出さざるを得ない。

 ローションガーゼオナニー市民権を得ていない理由が分かった。

 こんなに声が出てしまっては、こっそり家族に隠れてシコるなど無理だ。

 しかもなかなかイくこともできない。こんなに恥ずかしいだけの行為がはやるわけがない。

 そう考えながら、体をのけぞらせる。快感が体中を駆け巡っているためだ。

 こすこすこす……

「ん……ああああああああ……ん、あ……」

 また声が漏れる。ここで問題が一つ発生する。

 自ら発した声でASMRの声が聞き取れなくなってきた。

 外音遮断機能を使っているのに、自ら出した声に音がかき消されるのだ。

 逆にASMRとは遮断されて、ただ男性器をしごいている情けない自分と向き合わざるを得なくなる。

 こんな、こんな、恥ずかしいことがあるだろうか。

 ASMR世界に没頭していたというのにそこから首根っこを掴まれて、ローションガーゼオナニー羞恥世界に連れ出されるのだ。

 ただ、イけないないまま嬌声を出し続ける時間流れる

 男性器は血液が集まってきて赤くなってきているが、いまだに完全には勃った状態ではない。だというのに声が止まらないのだ。

「もうそろそろイくよ」

 ASMRは俺の様子も構わずフィニッシュしようとしている。

 こっちはまったくイケる気配はないというのに。

 しかし声を出しているせいか、俺は肩で息をし始める。普段オナニーで息を切らすことなどない。しかし今はそうならざるを得ないのだ。

 それに背を大きくのけぞらせる。生殺しのままで快感を発散させる方法がこれしかいないのだ。

 こすこすこす……

「ん……く、ううううううう……ん、あ……」

「イく、イくよ」

 音声は俺に発破をかけるがいくら擦るスピードをあげてもイける気配はない。

 ただ漏れる声の音量が上がるだけだ。

「ん……く、はぁはぁ、うう……ん、あ……」

「イく、イくぅぅぅぅうぅぅぅぅ」

 音声は俺に構わず達し始めた。

 たまらなくなり、亀頭を擦っていたガーゼ男根に巻きつけて上下に擦り始めた。

 もう限界だ。

 耐えられなくなって通常のオナニーへとスイッチした。

 それからはこみあげるように頂点へとフルスピードへ向かっていく。

 最初からずっと男性器を刺激していたのだ。

 通常のやり方に切り替えれば、とっくに達する準備は整っていた。

 まるで天使に後押しされてるような気分だ。

 もうすぐだ。

 もうすぐ狂い咲ける。

「く、う、あああぁぁぁぁっ!!!

 イった。

 今まで我慢していた気持ちがはち切れるように俺は射精した。

 それはまるでパンパンに膨らましていた風船の膨らませ口から手を離すような感覚であった。

 どろどろとした白濁液ガーゼに向かって発射される。

 たしかに、気持ちよかった。

 ガーゼの中の精子の量もいつもより多い気がする。

 しかしその一方で俺はおおきく肩で息をしていた。

 まるで100メートルを走った後のように、疲れ切っていた。

 ビリビリと痺れるような感覚男性から手を離すと、俺はベッドに上半身を倒した。

 ローションガーゼオナニーはイった後にさら男性器を刺激し続けるとさらなる快感を得られるらしいが、どうもそんな気分にはなれない。

 イった後の男性器は敏感であるし、イったあと特有オーバーヒートモードに身を包まれ、性欲が体から失せていく。

 けれど気持ちよかった感覚は確かだ。

 俺はそのままベッドに倒れたまま、精子とローションが混ざってドロドロになったガーゼを見ながら、息が再び整うのを待つ。

 ローションガーゼオナニー、まあ、また試してみるのも悪くないかもしれない。

 ただ、自分のイく姿を克明に書くのは二度とごめんだと思った。

2021-01-07

全裸羞恥ごっこ、男の方が隠す場所一個で有利だよなって思って彼氏とやってみたら、案外男の隠すとこは片手でおさまんないから、むしろ胸隠しても頑張れば手を使える女の方が有利だなって思った

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