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はてなキーワード: 土俵とは

2019-02-23

女子美人嫉妬するのはわかるけどなんで男子イケメン嫉妬するん

男子容姿以外の努力次第でなんぼでもなるやん。

女子なんて土俵にも上がらせてもらえないのに。

2019-02-21

ハンカチ王子こと斎藤佑樹選手について思うこと

高校大学と一流の結果を残しながらも、プロでは結果を残せず、

かつてのライバルには何万歩も先を越され、それでも食らいつきながらまだ同じ土俵で戦おうとしている。

メディアでは面白おかし発言を切り取られ、世間から煽られつつ、

有る事無い事報道されて、極一部ではあろうが嘲笑対象にすらなっている。

プライドもズタズタになっていることだろう。

引退してもっと楽な道もあったはずである

ルックスも映えるし関係各位から声もかかっていることだろう。

それでもプロ土俵から降りないのは本当にすごいと思う。

私ならとっくに降参している。同じ土俵評価されるのが怖くて逃げている。

そう思うと本当に勇気のある人間だと思う。

いつか世間を見返してほしい。

陰ながら私は応援している。

2019-02-11

追記あり)例の商業漫画宣伝手法にモヤっとする人は「情報を食っている客」と同じ

何が悪いのか分からない」「読者も漫画家WIN-WINじゃん」「最後プロだと分かったからって良い漫画であることに変わりはないだろ」

いやおっしゃる通り。でもモヤッとポイントはそこじゃない。(あ、この話ね。念のため ⇒ https://togetter.com/li/1317948

 

みんな「アマチュアなのにまるでプロ」というシチュエーション大好物なのだ

タモリ地質学専門家を驚かせたり、城島リーダー農家の人を驚かせたり、

中学生写真しか見えない絵を描いたり、おばあちゃん趣味で高度な切り絵をつくったり…。

 

これはあのラーメン発見伝芹沢の名台詞「(客は)情報を食ってるんだ!」に通じるものがある。

あの宣伝手法モヤモヤする人は、漫画の内容と一緒に「アマチュアなのにまるでプロ」というシチュエーションを堪能している。

それが「アマチュアなのにまるでプロ!だと思ったら普通にプロだった」となるのだから相対的に興ざめししまうのである

さらに、漫画の内容とシチュエーションを混ぜて味わっているため、シチュエーション部分にケチがつくと漫画の味にまでケチがついてしまう。

例え漫画の内容が変わらないとしても。

 

そうだそうだ、あの宣伝手法を嫌がるヤツは漫画の内容ではなく情報を食っている。

何て薄っぺら人間なんだ。ラーメンハゲにけちょんけちょんにされてしまえ。









あああああああああああ頭では分かっていても心はガッカリしちまうんだよおおおおおおお

プロは!プロとして!俺らを圧倒してほしいの!!

プロアマチュアのフリして恥ずかしくないんか!!!!!

プロが「アマチュアなのに凄い!」と注目集めて恥ずかしくないんかぁ!!!

 

最後最後プロ宣伝だと分かったからって作品評価が変化するのはおかしい」

せやで!!!その考え方が正しい!!!圧倒的に正しいわ!!!

からこそこのモヤモヤ匿名しか吐き出せないんだわ!正論で殴られるの目に見えてるから!!

でもさ!一時期はてなーだってサイトタイトルに【PR】付けろ言うてめちゃくちゃ騒いだじゃん!!

最後最後PR記事だと明らかになっても記事自体面白さは変わらないはずなのにさあ!!!

 

広告記事の話はお金が動いているから、作家本人が発信している本件とは違う」

アマチュア無料作品を公開している横から!同じテンプレ文章アマチュアを装って!

お金貰って描いた作品をぶつけてきて恥ずかしくないんかと言うとるんじゃ!!!

ラーメンハゲも言っとったやろ!「金の介在しない仕事絶対無責任ものになる」って!

逆に言えば金の介在した仕事は「プロが」「責任を負って描いたもの」ちゅーことや!!

あんまこんなこと言いたくないけど、それがアマチュアと比べてスゴいのは“当たり前”じゃ!!!

アマチュアと同じ土俵に乗っかった時に目立つのは“当たり前”じゃ!!!!!!

だったら初めからプロ宣伝と分かるように出して!!!アマチュアを埋もれさせるようなことしないで!!

アマチュアなのにプロ」じゃなくて「さすがプロ!」って正面から驚かせてくれ~~~~~!!!

頼む~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!

 

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2/12追記

まりに同じツッコミを受けてるからコレだけ弁解させてな。ごめんな。

 

「お前が勝手に『アマチュアを装ってる』と思い込んでるだけだろ」

せっかく上の方にTogetterリンク張ったんだから見てよ~~~!!めんどい!?じゃあツイート引用するね!!!

宣伝した漫画家本人が堂々とツイッターでよくバズるアマチュア創作漫画ツイートと見せかけた商業宣伝言うとんねん!!!

…………

いや分かるよ、この人が極端なだけだろって(むしろ清々しい)。でもね、ここまで露骨じゃないにしても、他の人たちも多少は“狙ってる”はずなんだよ。

だって普通は一番RTされるであろう最初ツイートにも作品情報を含めるはずでしょ?? 誰だってそーする。おれもそーする。

より多くの人に見てもらえる絶好のアピールタイミングを捨ててまで「○○が××する話 1/17」なんて初手を打ってくるのは……ねえ。

しかマジで単に○○が××するだけで話が終わって続きは単行本!って。ねえ……。

盗んだバイクで走り出す」に熱狂していた若者

盗んだバイクで走り出す」「夜の校舎窓ガラス壊して回った」

言わずもがな尾崎豊歌詞の一部である

の子供たちにこんな言葉を言ったらどういう反応をされるだろうか。

大半は見向きもしないだろう。

床に擦り付けた唐揚げを揚げるカラオケ屋と何が違うの、とすら思うのかもしれない。

私自世代ではないので、たった数十年前、今の現役世代若者だった頃に熱狂していたことに衝撃を受ける。

主張するのは結構だけど、一線を超えたら終わりだ。実力行使に出た時点で何の説得力もなくなってしまう。相手が何をしてこようと、こちらまで相手と同じ土俵に上がる必要はない。

かつての若者たちが今、そんな時代もあったねと話せているならいいのだが、精神が心に宿っているのだとすれば恐ろしさを感じる。

2019-02-08

anond:20190208235517

だよね

スペック自慢で名誉のために労働してるだけの女と

生活結婚のため逃げられない男が同じ土俵で戦うのがおかし

2019-02-05

「対案を出せ」という奴に限って対案を聞く気が無い

さも自分議論をしたいのに相手土俵に乗ってこないから困った、みたいな態度なのホントウケる(諦観

2019-02-04

anond:20190204103117

別にDINKsも良いんじゃない?優遇もそこまでお得でもないし

怒るべきは面と向かって非難してきたときだけで、「子無しで楽しててムカつく!」ではDINKsと同じ土俵

あちらは子供居ない肩身の狭さを、子持ちより自由って強がることでカバーしているだけだし

2019-02-03

自分を最高だと思ってるクソアフィリエイター調子に乗んな

ツイッターで持論展開しまくってSEOの話で自分と違う論が出た瞬間に噛みつきまくるクソアフィリエイターがまじで腹立つ。

こちとらテメーが何年かかって使った金なんか同じ土俵で稼いでんだよカス調子に乗んな。テメーはGoogleaiかなんかですか?

自分が神かなんかかと思ってんのかしらねぇけどただアフィで稼いでるだけのクソゴミカス人間からな。

周りに自分信者集めて楽しいか?カスやろうが。しね!!!!!!!!!!!

お前よりもアフィ出来て、その他もビジネスクソやったんだよ!お前みたいなのを老害っつーんだよ!!カス!!!!!

3回死んで娘だか娘の前で首もげて血吐いてくたばれ!!!!もしくは目玉にアトピー出来まくって沸騰してしね!!!!!

anond:20190203014641

しろ寛容にもお前らの論理無視女人禁制クソウンコ土俵で戦ってんだから

一体なんの事を言ってるんだ………?

正義マンが叩かれんのは論理のかけらもないダブスタ場合だと思うが

anond:20190203001525

頭の良さや格好良さを競う時点で軍人らの宣伝戦の土俵に乗ってしまってるんだな

机上の空論ではない無条件降伏したリアルとあとは息子や夫が帰ってこないのを諦められなくて港に何十年も通った人の話や

沖縄集団自決語り部の話を丸暗記して迷彩の前で語るだけのほうがよほど心に響く

頭の賢い集団になって知識で格好つけようとなった時に本題からそれた集団になった

2019-02-02

夜間学部を出て3年経った

世の中で認知はされているけどもあまり内実は知られてい無さそうな「夜間」について語る。

結論から言うと凡人にはオススメできない。

センターに失敗した受験生は是非参考にしてほしい。

まず良い点と悪い点について

良い点

学歴フィルターを乗り越えられる

・有力な研究室に入ることが出来るチャンスがある

・転科が容易

悪い点

生活リズムが狂う

次は各箇条について

学歴フィルターを乗り越えられる

フィルターは乗り越えるが、大多数の夜間学生は昼間学生より能力が劣るため、同じ土俵勝負した結果大半は負けていく。

学業コミュニケーション能力など、高い水準の能力を身に着けることが出来、その土俵で戦える存在になっているのであれば、

就職後も特に他者にひけを取ることは無いだろう。

・有力な研究室に入ることが出来るチャンスがある

まずこのチャンスをものにできるのは大学生活に本気で取り組み、ある程度の実力をつけたものだけである

このチャンスを活かすほどに実力をつけた者は、その後研究室の中でさらに優秀な存在に成長していくだろう。

・転科が容易

ちょっと勉強すれば本来なら偏差値が10は上の学科に転科することも容易です。

ただし大半の学生はそれだけの努力をしないので、自分を律する力は必要

生活リズムが狂う

確実に狂います規則正しい人でも1時までに寝ることはあまりいかもしれない。

人間は案外ホルモン支配される存在なので甘く見ない方がいい。私はこれで3回留年しました。

全般的に言えるのは、自分を律することが出来て、大学生活で十分に高い実力を身に着ける覚悟を持った上で来る場所だということです。

これが出来る人は就職でも大手に行けるチャンスはあるし、進学でも特に問題いかと思います

律することが出来ないのであれば、Fランの方が恐らく楽しい分良い選択かもしれません。

バイトは夜の時給に騙されずに朝!学問には真摯に取り組む!

これだけ気を付けていたら私は院進で望むところに行けて修了後もなんとかなってるよ。とにかく来るなら覚悟を決めて頑張れ!

2019-01-31

駆け出しエンジニアかいうの消えてほしい

progateとかテックアカデミーとかそういうのでちょろっとプログラミングさわりだけやって

なんかできた気になってTwitterでいい気になってるやつが異様に増えてきた

彼らはいなりメベンチャーに入って高収入で定時にあがって気ままに勉強会かに参加できると思ってる

そういうやつらは大学CS勉強してたりインターンとか行きまくって努力してたやつなんだよ

別業種からちょろっと勉強しただけでそいつらと同じ土俵に立てると思うなよ

おれらみたいな文系上がりのゴミ最初SESゴミ扱いされながら月に300~400時間労働して

誰に聞くでもなくググりまくって気合いと根性リリースするしかないんだ

そうやって10人に1人くらい生き残っていく、そういう世界なんだよ

おれのところにもテックアカデミーでちょろっとかじったやつが来たけど

最初はゆくゆくは起業したいんですとか調子に乗ったこと言ってたかと思ったら

全然使えないしむしろ要点つかめない質問ばっかで足引っ張るし定時に帰れないとかガタガタぬかして

実家に帰るとかいって半年でやめていったわ

これは特別なことじゃなくて大半のIT経験のprogateでできた気になってるやつがそうなるはず

本当はTwitter現実見ろよって書きたいけど書けないからここに書いておく

本当に甘くないからな、やる気あるなら気合いいれてがんばれよ

2019-01-30

絵を描くのを諦めきれず出戻ってきた話から1年

1990年生まれ現在28歳のグラフィックデザイナーです。

絵を描くのを一度諦め、何年間か描いていなかったものの、最近になってまた戻ってきた話を1年前、はてな投稿しました。

あれからちょうど1年経ちましたので、改めてまとめようと思いまた記事を書いています

あの記事を書いたあと

https://anond.hatelabo.jp/20180130030322

1年前、この記事を書いた後、思った以上の反応がありとても驚きました。

まさかあんなにコメントが頂けるとは思っておらず、戸惑いつつも全て読ませていただきました。

応援叱咤激励のコメントをくれる人。

私と同じように、夢を追っていたけど諦めた人。

オススメの本を教えてくださった人(全部読みました)。

全てが嬉しくて、おそらくこの記事コメントがなければ、この1年絵を描けていなかったかもしれません。

1年間でやったこ

1年間何をしていたかと言うと、とりあえずは具体的な目標を立てようと思い、

絵のアカウントツイッターで作り、

ピクシブ投稿したりpawooに登録したり、イラスト雑誌投稿したり

開催されたコミティア全てに新刊を携えて参加したりしました。

特にコミティアでは、本を出すため仕事の合間を縫ってちまちまと絵を描き、帰宅後すぐ絵を描く日々が続きました。

それでも枚数が少ないためどうにか本の形にするために考えたことは、文章を添えることでした。

から絵を描く以外にエッセイのような文章を書くのが好きで、

作詞作曲も好きでよく詩を書いていたことを改めて思い出し、

絵を描くのをやめてからもあまり自然昇華活動として行なっていたために、

自分が文を書くのが趣味ということにも気付いていませんでした。

昔、文章を書いていて同級生にとても馬鹿にされた経験があり、ずっと表には出していなかった趣味でもありました。

人の目を気にしすぎていたことに気づく

思えば長い間、人の目を気にして何もできなくなっていました。

ダサい」「意味わかんない」「下手くそ

そう思われるのが嫌で、自分をずっと殺していました。

それは絵だけじゃなくて、文章も詩も、着る服も選ぶ小物も言動も、全てそうだったように思います

目立たないように。ダサいと思われないように。だってそれは何よりも恥ずかしいことで、

本当の自分を少しでも出してしまってもしダメだった時、自分の全てを否定されたような気分になり、傷つくのがわかっていたから。

せっかく恥をかくんだ、どうせなら徹底的に自分が好きなことしかしないでおこうと思い、

知り合いには誰にも見せないようにしながら、好きな題材で絵を描き、好きに文章や詩を書いて絵に添えました。

仕事では「ダサい」と思われるのが嫌で徹底して自分の好きなものを殺して作ってきましたが、もうこの際だと、好きにデザインしました。

普段絶対使わないけど実は気になっていたフォント無駄だらけの装飾。自分に浸った言葉の羅列。普段絶対言わない主張を書いた文章。…

とにかくもう誰の目も気にしないように気をつけながら、自分の好きを探すことからはじめました。

でも2018年は好きなことをやる、と決めたからと、

もうどうにでもなれと思いながら迎えた初コミティアの日。

初めてコミティアに参加して

同人イベントサークル参加すること自体が初めてで、それだけでも緊張していましたが、

自分の好きなことを全てさらけだした本をスペースに置いて、

不安で吐きそうになりながら、一人でポツンとお客さんを待ちました。

こんなにたくさんの人が居る中、自分の絵なんて、見てくれる人が居るのだろうか。

1冊でも売れるだろうか、いや、1度でも手にとってもらえるんだろうか。

今日、誰も来なくても、誰にも見てもらえなくても全くおかしくないな。なんて、ずっとぐるぐる考えていた気がします。

会場後30分くらい経っても人が来ず、ずっと一人で、泣きそうになりながら机を睨みつけていたら、

ひとりの女性が本を手に取り、しばらく眺めた後

「これ、1冊ください」と、お買い上げくださりました。

あの瞬間のことを多分私はずっと忘れないと思います

いただいた300円を、しばらく、見つめて

人生で一番 一番尊い、大切な300円だと思いました。

生業であるデザイン仕事では、時には1、2時間作業で5万円稼ぐこともあります

その日私が出した本の作業量は、何十時間とかかっていて

時給換算すると本当にちっぽけなものでしたが

私はあんなに大切な300円を今後も知ることがないと思います

あんなにたくさんのサークルが居る中、私のサークルを見てくれたこと。

お金を出していただけたこと。それがどんなに奇跡か。

涙をこらえながら、何か、今までの全てが溶けたような感覚になりました。

絶対に愛されないと思っていた自分を愛してもらうこと、そんな奇跡を、

創作を通して味わえたことが、とても有難く思えたのです。

その後も、たくさんの人にお買い上げいただき、とても好きな絵柄ですと言っていただいたり

次のサークル参加では文章が好きですと言っていただいたり、

その次の参加では知らない方から差し入れをいただいたり、

ツイッターではとても好きな絵描きさんと相互フォロワーになれたり、

今までの私では絶対に味わえなかった世界が広がり、

しかもそれは、取り繕った私ではなく、全面的自分さらけ出した正真正銘の私としての結果で

初めて自分を許せたような気持ちになりました。

1年前の自分を振り返って

そして、1年前に書いたあの記事今日読み直して、

随分この1年で、自分が変わったことを感じました。

もう好きなことを殺さなくて良いこと。自分を出しても怖くないということ。

人と比べなくなったこと。劣等感がなくなったこと。

自分の作るものは、自分だけのものであるということ。

良い意味で、作り続けなければいけないという強迫観念がなくなったこと。

自分を認めてあげられたこと。

今まで自分スタートラインにすら立っていなかった事に初めて気づきました。

戦わない。比べられる土俵に上がらない。向き合わない。そうして自分を守ってきたつもりだったけど、

そのことで余計に自分を怖がらせていたのだと思います

裸になって、真正から「作ること」に向き合い続けたこの1年間で、

「誰か」と比べる必要は全くないこと。自分のことだけ見つめて良いこと。何も怖くないということを知りました。

一歩を踏み出す勇気さえ出せれば、全然違う世界が広がっているということを知りました。

多分それは絵だけじゃない、全てが、少しずつ変わっていくのを感じます

1年前に比べて、驚くほど自分に対して穏やかになったことを実感しています

これからどうするか

これから人生において「物を作るか」「作らないか」に一旦決着をつけたいと思ったのです。

どちらに転んでも、もうこれ以上このことで悩まないように。

1年前こう書いた私へ。ものは、作りたいときに作ります

もうこのことでは全く悩まないようになりました。

恐怖に飛び込んでいくのはとても勇気必要だったけど、

勇気を出してよかったと、この世界は見えていなかったと思います

「本当の自分」を好きと言ってくれる人がこの世に1人でもいれば

きっとずっと私はものを作れるし、

そしてそれが自分自身であっても良いんだと思います

改めて、1年前コメントをくれたみなさま、本当にありがとうございました

みなさまからコメントがなければ、ここまで勇気を出せなかったと思います

これからは気の赴くままに、頑張ったり頑張らなかったりしながら

創作自由に楽しく末長く続けていければな、と思っています

2019-01-29

anond:20180207165151

『作者の姿勢コミュニティによるツール神格化が不便さに追い討ちを掛けている』

神格化ではなく、「諦め」。

自分以外の他人に対する尊厳を傷つけないように考えあぐねいた結果が、自分勝手に不便さの文句を言いたい本能を飲み込んで諦めたという、成れの果てだと思う。

作成者にしても、誰しも必ず大なり小なり知名度を広めたり、それで金銭が稼げることを夢見ると思うが、それ以上に利権問題が面倒なので、夢を見る事を諦めてる人が作成側の陣営に揃って居るか。

または自分能力で作れる物が限られて当たり前なのだから、そこの所の問題放置したままでも、文句を言わなかったり、それなりに使ってくれる人が多い界隈に投げ込むのは、当然の流れだと思う。

MMDは「自分にとって使いにくいものでも、他人とっては使いやすもの」の考え。

それを作成者側も使い手側も同様に保ってきたから、精神的苦痛作成者が受けない分だけ、金銭求めない配布が可能だった。

二次創作関係モデル商売が出来ない場合が多い。もし金銭を取らなければならない程の負担が発生するのなら、最初からモデルすら作らない。

そしてMMDは「自分はこの分野は得意だが、あの分野は苦手」という部分を、Blender周りの環境よりも、さらに細分化して分担しているようなもの

一貫して満遍なく操作する能力が有る、又はそういったマルチ的な思考が得意な人はBlender

意不得意にバラつきがある人は、作業ごとに自分の得意な分野だけ参加、または点的な長所を発揮しやすMMDを選ぶ。

という様に、自分特性ツール特性合致する使い分けをしているだけに過ぎないと思う。

Blenderで出来る事の方が人として凄いのだから、そこまでBlenderを愛するが故にMMDに正面切って苦言を言う位なら、周りの評価などに構わずBlender布教の為の人柱として献身的活動するべき。

仕事となれば、極力工数を減らした環境で一括して行うスキルが否応なく求められるが、趣味だけでやってる人間工数指定などないのだから自由にやっていい。

それを自分がこうしたいから、そのソフトダメだという事を言う、自分本位の人間の主張は本当の「大衆」の利益でなく、自分以外の財産を楽して得たい人間の、単なる身勝手な我儘しか考えられてないのが主体だと自覚を持った方が良い。

自分以外の誰かが望むことは、人それぞれだと言うこと。

人の財産を楽して得たい人が居れば、楽はしたいけれど他人財産を奪う様な形では活動したくない人も居る。

その場合、人を傷つけない事を優先している人の主張に軍配が上がる。

意図的他人蔑ろにして誰かを傷つけに走れば、必ずそれは自分にも帰ってくる。筆者が言う人も、それで自分に返って来ただけの事。

そうならない人は、他人ちょっかいかける不名誉な行動で、自分にも傷が返って来るなんて馬鹿茶番をする時間よりも、自分がやりたいことだけに注視したいから、そっちに手間を割かないだけ。

神格化とは全くの別物。

仕事では決められた枠で納品しなければ社会的に認められないが、趣味社会的土俵に無く許されることだから操作規格が不揃いだろうとも、使い手側が文句を言えることだろうか。

本来なら文句を言われる必要の無い人間が、他人から自分の為に、又は自分と同じ考えの集団にとって利益にならない物だから自分達の利益になる様にしろ」という謂れの無い身勝手ケンカを吹っかけられては、嫌悪感を露にすることが当然の事ではないだろうか。

自分以外の世界人間や生き物は自分を楽させる為に、生を受けて生きてる訳ではない。

不便は他人に補わせるという考えの人から「物だせやオラァ、アァン?」と来られれば「ふざけんなオラァ!」と返り討ちに遭うのは当然。

迫られた側が言葉で拒絶するだけで、画面向こうから手が飛んでこないだけ有難いと思う。

ましてMMD趣味から発生して、現在進行形仕事に疲れ果て、趣味オンリーという憩いを求める人の受け皿として支持されているのだから、商用の概念を持ち込もうとして弾かれたなら、それだけ仕事に疲れている人が多かっただけ。

ブラックな世の中に疲れて来る人達の憩いの場に、ブラックよろしく使い手側の利益優先の考えを持ち込めば、人が血走った目で睨んでくるのは、想像に容易い事だと思う。

という様に、拙宅は筆者とは異なる方向でMMD側が反発する理由想像が付く。

もし仕事以外の趣味100%でやってる人間の主張なら、それは身勝手100%の不満でしか無い。

仕事もコミでやりたい人はアレコレと不満を言う事になる前に「仕事も込みで出来る環境を求める自分にとっての最適環境MMDじゃ無いな」と。諦めの心を持てば良かったと思う。

すれば不満に思う気持ちも、わざわざ抱かなくて済んだろうに。

諦める他に道が無いなんて暴論だ、と思うなら「望めばなんだって叶う」という思い込みがあるから

望めば何でも叶うのは正論。ただし、それを成す為に時間を掛けるのは自身であって、他人じゃない。


言いたいこと終わりです。存分に殴って下さい。

anond:20180207165151

3DCG作品MMDじゃないと見て貰えなくなった」と言うなら、それは元々MMDより機能的にも上に在った界隈で「Blenderで作っている」「MAYAで作っている」「C4Dで作っている」という主張が停滞しているのが要因だろう。

以下長くなるので、謝っておきます。拙宅の言及も独り善がりで、各方面から非難が上がる事を覚悟で上げます

要因の原因はMMDではなく、MAYAなどを使う様な商用系の人間3DCGの商用仕事で手一杯で、趣味自由作品を作る時間が少ない窮状なのだから自然個人出品できる作品数が限られ、人の目に付かず認識は普及しない。

再生数が欲しいのなら、その時に人気のジャンルで上げるのは、自分能力の無さを補える比較的に楽な手法というだけ。

それじゃなきゃ売れないと考える方がおかしい。

「え、これMMDじゃないの!?〇〇すげぇ」と思わせるだけの作品を作るという選択肢がある。それじゃなきゃ見て貰えない、というのは自分Blender等でそれだけの作品が作れないと自己宣言してるのだからもっと恥ずかしがって良いと思う。

そんな状況下で「アレの所為だ!」と。「自分は悪くない他所環境所為だ」と言っても、頭が可哀想しか思われない。

それが自分にとって扱いづらい分野であるなら、諦めて自分土俵で作った物を力作だと自慢して出せばいい。

他所環境から人口や作物を取って来るのでなく、周りの人間自然既存環境に集まる様にして、自分が居る場所ルール人口で長く続けて行けばいい。

MMDが出始めの頃も、3Dモデルによる動画は「AEやMAYAとかプロ御用達ソフトで作られたものなんだろ」と受け取る人が多かった。拙宅も、友人でさえもニコニコ動画MMD動画が上がり始めた当初は「どうせMAYAとか、プロ普段仕事で使ってる個人で持てないような最低ウン百万する環境が使われてるんだろ…」としか思っていなかった。

たとえMMD文字が付いて居ても、単語意味を知らなかったから、認識出来ていなかったからだ。

そこからMMDは、ニコニコ動画の持つタグ機能タグ解説による投稿動画識別の容易さ、動画画面へのコメント埋め込みなどの特性から視聴者投稿者の両側からMikuMikuDanceタグ付け作業等による普及の努力が息長く続き、MMDというジャンル認識確立性を積み上げたのだと思う。

拙宅も筆者もMMDはそれでやってこれたのを現実に目の前にしてる筈。

実例も有るってことなら実現不可能でない。

筆者が言う主張ほど強く求める意志が有るなら、やれないことはないのだろう。

そこまで強く思うなら、自身がやってやろうと立ち上がれるほどの有志をお持ちの事と思う。

MMDが人気で、そのせいで「今は」何でもかんでもMMD作品だと思われるのは、MMDが悪い。

筆者のような主張の人は大仰に「大衆の為の善悪」として記事を書きたくなるようですが。

結局の所「自分能力では儘ならない不満を、手近な物で八つ当たりしてるだけ」の話でしか無いのが、ひしひしと伝わってくる。

MMDだと無料であれだけの物を作っているのだから仕事でもこれだけの低予算で」と押し付けられる場合があるなら、そういう相手先の人間性が問題である。それを相手先に言えない時、八つ当たり先が無いかMMDが憎く思えるだけ。

そういうアホな相手先にはちゃんと「あれは仕事抜きで自分がやりたいことだけを他人からダメ出し無し、無制限時間で出来る趣味環境から可能な事であって、もしあのレベルを求めるのであれば、生活を圧迫しても納期を確保するだけの特急料金、仕様注文による期間中精神的苦痛に対する報酬に加えて、作業することに対する技術料としての基礎報酬必要です」と提示できない自身問題

自分が窮地に立たされた時に、他人の憩いの場を身勝手に壊して逃げ道にして良い理由にはならない。

私的著作物で好き勝手されてるなら、その件については言えるが、問題外の事で文句を言えることは何もない。

MMDをプッシュする人口からコメントで傷ついている点も、MMDだけしか知らないでコメントする人口あくま有象無象視聴者側であって、MMD制作者側が文句を言われる事ではない。

MMD側では作成者側が視聴者に呼びかける運動は起こっていて、馬鹿な輩の居所が分かろうものなら悲惨レベルで吊し上げられている。

リッピングなど「ぶっこ抜き」されたデータ、素材利用違反データが配布に流入していると分かれば、運営や開発側が動く前に「草の根すら残すな焼き払え」という勢いで使い手側が対処する。地道な啓蒙運動の果てに視聴者側が自主的に取りこぼしの目になってくれる事も有る。

更にMMDにやってきて場違いオープンを謳う人口の、流用改造の作成者もどき問題を起せば排除され、彼らは肩身が狭い思いをする事になる。

VRChat等は視聴者と言う利用者のみならず、データ放出している配布側すら人口が多いからと無断転載が横行し流入の歯止めが効いておらず、時にツール環境開発をする人間すら、それらの問題解決出来て居ない現状を鑑みず「MMDの蓄積をオープン解放しろ」と望む。

VRChatが海外含む人口が多いからという理由制御できない事が許されオープンを求めて居るなら、制御できない程の人口安易に招き入れた事に起因している問題であって、MMDオープンを受け入れる理由に成り得ない。

まず「〇〇の所為だ」と言い切る程の不満は、他所から流れて来たと思う視聴者文句を言う前に、自身の内部を取り締まり身綺麗にしてから、言い始めれば良いと思う。それなら、納得する人も出てくるだろう。

MMD100%身綺麗でも無いが、開発側と人目に目立つ作成者が共に自身の影響を理解して他所プラット文句を言わずに黙々とやっているので、外野文句を言いたくはならない。

視聴者コメントが付いたというなら、視聴者が悪い。作成者が悪い訳では無いだろう。

2019/1/28追記記事も読んでさえ、人口比率の多い視聴者側に文句を言えば人が離れていくのを直感的に忌避して、自分の我が身可愛さにMMD作成側に責任転嫁したくなっているだけとしか思えないな。筆者の論点を見る限り。

2019-01-28

anond:20190128121214

ポリコレ配慮すると面白いものが作れない」って思考停止族がいるから、ポリコレ配慮してなおかつ面白いものは、きちんと評価する必要がある。

それは「規制だらけの中国でも面白い作品は作れる」みたいな商売理屈を綺麗に言っているだけだと思う。

そういう作品があってもいいけど。そうじゃない作品存在出来るのが、日本価値だし。ポリコレでガシガシに縛って世界で同じ土俵になったら、物量で勝る中国アメリカに負ける未来しか無いんじゃないかと。

2019-01-23

やれたとはいえない。

職場の後輩について書いてみる。仕事熱心で愛想も良く、しか礼儀正しい。客観的に見て、可愛い女性だと思う。年齢は私と10歳以上離れているが、席が隣同士ということもあって話をする機会は多い。プライベート20代女性と話すことなど皆無(泣)だが、職場だと自然と会話ができるのが不思議なところだ。仕事に関しても、偉そうに教えているつもりはないのだが、彼女はいつも明るく「ありがとうございました。また教えてくださいね。」と応えてくれるので、こちらも気分がいい。そんな、ふつうの(業務上良好な)先輩後輩の間柄だったところに、ちょっとした事件が起きた。

ある日、彼女仕事関係するクレームが発生した。受付が騒がしいので何かと思ったら、年配の男性が大きな声で叫んでいる。後輩が呼ばれて対応に向かったが、どうやら沈静に失敗したようだ。私の方に駆け寄ってきて、「増田先輩、どうしたら良いですか」と助けを求めてくる。「知らんがな」とも言えないので、とりあえず一緒に話を聞いてみることに。色々聞いてみると、どうやら理屈上は当社に非は無いが、感情のこじれがクレームにつながったタイプのようだ。まあ、よくある話。

別室に案内して小一時間、話を聞いているうちに先方も落ち着いてきたようで、最後は、ほぼ円満にお引き取りいただけた(実際に私がしたことは、単に隣に座って小難しそうな表情を浮かべたまま、微笑んだりうなづいたりしていただだけなのだが)。お客様を見送る後輩の背中に「いやー、大変だったね。」と小声で話しかけたところ、そっと扉を閉めてから彼女は振り向いた。「本当にすみませんでした!」と言う彼女の目に涙が浮かんでいる。あらら、そんなに気を張り詰めていたのかなと思い、「いや、ほら、後輩さんも頑張ったよね。お疲れ様。」と言うと、彼女が近づいてきて「増田先輩、ありがとうございました!私、いつも本当に助けてもらってばかりで・・・」と言いながら、私の右腕のスーツの袖口あたりを両手でぎゅっと掴んだ。

・・・ん?あれ、何かいつもと違う、と狼狽える私。掴まれ右手をどうしたらよいのか分からないので、自由に動かせる左手を使って彼女の肩をポンと叩き、「よかったよかった。ね、もう大丈夫」と何が大丈夫なのか分からなかったがとにかく会話を続ける。部屋には私と後輩のふたりだけで、私はなんとなく沈黙を避けたかったのだ。しかし、彼女は私の右手を掴む力を弱めることなく、むしろ近づいて私の手を引っ張り、私の肘のあたりを脇に軽く挟みこみ、結果として私の右手彼女を抱きかかえるような位置になってしまった。しかも、近い。彼女の潤んだ眼が、私をじっと見つめている。息遣いまで聞こえるほどだ。

私「後輩ちゃん、これって・・・

後輩「先輩・・・

私「おっつけだよね。」

後輩「えっ?」

私「右の肘が完全に極まっているし、このまま土俵際まで押し出せると思うよ。」

後輩「増田先輩、何言ってるんですか!これでも、私、勇気を出して・・・

私「いや、かなりの高スキル。三代目若乃花ばりのおっつけだね」

後輩「話をそらさないでください。私、好きなんです。」

私「俺も、おっつけが得意な力士が好きなんだ。おっつけは相撲の基本技術にして奥義でもあるわけで。」

後輩「もう、何なんですか。さっきから相撲関係ないじゃないですか。」

私「でも、よどみない一連の動きに感心したからさ。」

後輩「ひどい。馬鹿にしてるんですか。私、相撲とか知らないし。それに、そんなに太ってないし。」

私「違うよ。若乃花は小兵だけど、おっつけがあったか横綱にまで上り詰めたんだよ。」

後輩「もういいです。増田先輩のばか!」

私「ごめん、ちょっとからかっただけ。」

後輩「第66代横綱に似てるって言われたって、セクハラ人事部に訴えます!」

私「って、やっぱ後輩ちゃん相撲好きなんでしょ!?」

そういうことで、皆さんもおっつけを練習してみてはいかがだろうか。



追記

元増田です。ようやく仕事から帰ってきてPCつけたらすごいことに・・・。初のホッテントリ入りがまさかの500overとなり、ダグワドルジも大変喜んでいると思いますコメントは全て拝読しました。ブックマークしていただいた全ての皆様に感謝です。以下、敬称略

・tamtam3 残った残った→→普通にふたり職場に戻って、定時まで仕事しました(そのあと滅茶苦茶〇〇した)。

・valinst この増田は伸びる→→第1号ブコメありがとうございますブコメ頂いた後に改変してしまいました。サーセンw)。砂粒のような増田投稿からの目利き、この人すごいです。

・mozz1207 つかみで随筆と思わせて突如戯曲に変容し、作品虚構性を自ら明かすのは武田泰淳ひかりごけ」(1954)以来の実験小説手法。→→的確な分析、恐縮&感謝です。

・NORITA 人気が出そうなブコメタイトルで先取りするスタイル→→図星ww見破られたww

・anmin7 別室から部屋に表現が途中で変わったが、まさか相撲部屋の意味とは、この海のリハクの目をもってしても→→突然の海のリハクw物語の展開上何の役にも立っていない男w

・ayumun 『右手の裾』って袖口の事で良いの?→→ご指摘ありがとうございます。分かりにくかったので修正しました。

・doycuesalgoza 調子よかった時の中島らもギャグエッセイちょっと似てる。→→意識して書いたわけではありませんが、らもさんファンにとっては最高の誉め言葉です。

・ienaikotobakari 後輩「ふざけたこと言ってるとリモコンで殴りますよ」なのも欲しい→→そうですね、落ちが雑でした。

・kawa106 文才あるなあ。ブクマツッコミ解説も花を添えてる→→ありがとうございます投稿面白いブコメが付いたからこそブコメが伸びるという共同作業現象ですね。

(注:上記〇〇には、「残業」が入ります。)

anond:20190122200528

じゃあ土俵を干してシーズンオフには男塩として売り出すのがいいな

anond:20190122184120

ブスは女の土俵に立ててすら居ないんだから、誰も女らしさなんて求めてこないということと同じ。

2019-01-22

相撲時間と塩の無駄である

時間試合前の仕切りを何度も見せられ、大量に塩を消費する

大きい土俵にして、18時までに相手を何人倒せるかのタイムアタックにすれば多分17時半に始まっても時間内に終わるだろう

anond:20190121113933

そりゃお前、男の土俵に立ててすら居ないんだから、誰も男らしさなんて求めてこないだろ

腐女子カースト底辺同士のマウント合戦~」のこと 1

1.はじめに

(前のエントリを削除して分割します。ご了承ください)

私は漫画を描きます

BLではないですが、好きな作品ファンアート二次創作)も描きます

友人には腐女子の方も、そうでない女オタクの方も居ます腐男子も男オタクも居ます。どちらの性別にも属さない方も。即売会にもほそぼそとスペース参加しております

今回において「腐女子カースト底辺同士のマウント合戦~(COMIC維新りあら)」という漫画作品脅迫的な批判をするつもりはありません。法律条例抵触するかどうかを語りはしません。ただ少し倫理的に問うことは一つ二つあります

また、各配信サイト無料試し読みで設定された話数が、出版責任者が「つかみ」と判断した範囲とみなし、その中で感じた所感だけにとどめることを事前に断っておきます

匿名場所にこうして文書を上げるのも、私自身の「顔」や「作品」や交友関係などのプライベートを見たがる人達に対する、防衛だと了承していただければ幸いです。いかなる名品名作であっても、つつけば必ず「粗」が見つかり賛否がわかれる物だと私は考えております。私は自分作品を愛していますが、悪意をいちいち気にしてしまう繊細さも自覚しておりますし、大事な友人達迷惑はかけられません。

なのでこの文書は、ある漫画書きの、ごく個人的感想として見て頂ければと思います

誰にでもわかるようにと書いた結果長くなってしまいましたが、よろしければお付き合いください。

=====

2.前提として物語作法戦略について知り得ること

まず私は、自由創造性、表現というもの尊重したい人です。

同時に読者は面白くないと思ったもの面白くない、酷いと思えるものを酷い、ノットフォーミー(自分向けではない)な作品はそうだと言える自由も有ってほしいと思います。彼らの感想もまた創造性を持つ表現行為からです。

そして作品流行することによって起こる「意見封殺」と文化の断絶は、人々の自由に害を与え、文化を停滞させるものであるため、避けるべきだと思っています

この文章は、それが起こってほしくないがために出す私の意見なのです。

以下の諸々の前提について、あなた再確認する必要がないと思ったなら3.まで飛ばしてください。


今やWEBでの作品公開は、電子化された過去の名作や現代の人気作と同じ土俵で戦うことになるため、無料公開しても「時間電池もったいない」と思われては不利です。戦略的に失敗に陥りやすいです。時事ネタについても個人の公開速度には叶いません。

ただただ露悪的な本はただただ露悪的で、熱心ではない、無駄お金を出したくないライト層だけに消費されて消えていきます私自身がそれを好んで読み、染まっていた時期が長らくあったために、それらの寿命が如何に短いのかをよく知っております

外側に居ても内側に居ても不明瞭です。

その文化の多様さや精神性、変容の歴史を、長く迫害を受け分化してきた巨大宗教のようなものだと今の私は捉えております

そうした点と、物語を見る目が肥えていることも含めて、漫画で描くには「気を付けるべき題材」であると考えています

 

今回の作品腐女子カースト」にはエッセイというジャンルが振り当てられています

もしも仮にあなたが「作品ジャンルが実録エッセイなら、ヤマ・オチ意味のない物語でも成立するのだ」と考えているのであれば、それは読者への甘え、ひいては全てのエッセイ作家への侮辱となることでしょう。

そのように考えて行動した時のリスクを、自身のために想像しなくてはいけません。

エッセイとは自らを省みる内観であり、自らの魅力でもって読者を個人的生活に惹き込むものです。『私小説』『ドキュメンタリー』『ノンフィクション』に連なる伝統的なジャンルです。

そこに登場人物を増やすのであれば、名前を出さな通りすがりの人であっても、存在しない架空人物であっても、最大限に配慮しなければなりません。

エッセイ漫画は「画力が伴わずとも描ける」としばしば思われていますが、それ以外の部分での構成力と魅力を問われるものなのです。

エッセイからと言って、醜い本音を受け入れてもらえると思ってはいけません。空費させてはいけません。

エッセイからこそ『第一話』の初対面で『印象良く』見えるように、深く考えなければ、思った通りに読んでもらえないのです。

それは化粧にも似ています。化粧に作法手順があるように、漫画第一話にも作法があるのです。

 

現実とずれた部分、主人公の欠落した部分、作者個人主観があるなら、それもまた、納得を得て面白くするために、最初のフックの時点で、注意深く描写するべきなのです。

共感できる相手だけを狙って描くのも間違いではありませんが、共感できない者でも楽しめる工夫、そして+αで得る物が無ければ、買って読むまでもない孤独見世物的な内容になってしまます結果的に長続きはしません。

誰もが作品アップロードできる現代では、心の底から叫びを見つめ続けた尖った『自主制作作品』が作者本人の手によってすぐに届けられるのです。それと競争することを考えても、エッセイますます難しいジャンルになっています

 

足すべき部分は足し、引くべき部分は引かなければなりません。本当に面白漫画はたったの1コマでも、読者を満足させるのです。

技巧や経験とは必ずしも正比例しません。作家が描くべき時に描いた時に輝くのです。

面白くないと感じながら、面白くないと言われながら描くのはとてもつらいことです。それは作家がするべき我慢ではありません。感覚麻痺してしまます

最初から捨てるつもりの名義だったとしても、それを描いたという傷は全人類記憶喪失でもしないかぎり一生描いた本人に残ります

本当に面白作品で、届くべき人の所に届けば、口コミで売れていくという強みが電子書籍にはあります

そのためには、読者の目を甘く見てはいけませんし、読者の声を額面通りに受け取らないように注意すべきです。

作品作家自由であるためには、正しい戦略を立てなければ、生き残ることは難しいのです。


3.率直なる感想は『想像力の狭さ』

作品内の第一話、即売会イベントへ向かう電車内で、ノーメイク女性二人連れに主人公が心の中でツッコむシーンがあります

この時の主人公の思慮の浅さは、エッセイ漫画としても致命的ではないでしょうか。

表情や服装から即売会という目的地を同じにしていると確信しているからこそ、ノーメイク女性を「同志だ」と確信して、その気を抜いた姿と能天気な様子に、イベントへ向けて気合いを入れて来た主人公は憤慨しているのかもしれません。

しかし、続くコマはただただ妄想の中で、相手が言いそうな言葉言い訳だと否定し、持論を展開するだけで、相手のことを考えていません。

取材力想像力ともに範囲が充分でありません。狭いのです。自分の中で完結してしまっています

たとえば化粧を禁止されている、お小遣いギリギリ学生かも知れない。

遠征電車高速バスが遅延して時間がなかったのかもしれない。

身バレ可能性があり、恥を忍んで素顔に近い顔で来たのかもしれない。

経済的に苦しくて、自分に合う化粧品ファッション出会えずにいるかもしれない。

家庭事情経済事情もさまざまです。また、障害を持つ場合もあります

化粧をしない理由はそれぞれです。

それぞれが努力によって対策可能だったとしても、皆がそれを完璧にこなせる訳ではありません。

私が考え過ぎで、素顔で出歩くことに特に理由がない人もいるでしょう。普段から化粧をする必要がない仕事に就いているのかもしれない。それを「ろくでもない仕事」だと考えることは職業差別です。

しかしたら彼女達は「ノーメイクで行く」という行動と、互いの美醜を互いにイジらないという暗黙の了解によって、目に見えない友情を確かめあっているのかもしれません。私はそれを尊いと感じます。決して馬鹿にはできません。その感情に、外見も性別関係ありません。

素顔で出歩く女性を、腐女子というだけで見下してしまうのであれば、もしも、彼女達が会場前の駅に降りず、手前で降りたなら、あるいは過ぎ去ったならどう感じたでしょうか?

腐女子について話すためにここまで考えなければならない理由がわかるでしょうか?

「格好がバラバラ集団がいたら高確率腐女子」という有名なネット上の言説があります。これはオタバレの指摘でありながら、腐女子文化を捉えることができる好ましい例なのです。

化粧やお洒落のものが大好きで趣味とする女性は居ます。それと同じくらい、化粧とお洒落をしない、できない女性は決して珍しくありません。この二者は普段生活では交わらない存在です。それでありながら、ただ「腐女子」「オタク」「アマチュア作家であるというだけで、同じものが好きというだけで、SNS作品を通して同志となり話し合えるのです。

本当に「腐女子カースト」は存在するのでしょうか。色眼鏡をずらして、少し観察すればわかることです。実際に腐女子の集まりを見て、外見の美しい人にそうでない人が付き従ってるように見えましたか

なぜ、かような形で消化してしまったのでしょうか? なんのフォローもなく、嘲笑して終わってしまったのでしょうか?

私は想像力が狭いまま物を作り続ける人間に対して「そのままでは続けられないよ」と教える以上のことはできません。

想像力を鍛えるには『違う価値観』と対話インプットしなくてはなりません。他人との会話でもいいです。怖いなら文学でも好きな漫画でも、アニメドラマ映画音楽。なんでもいいです。時間がある時に良質だと思う作品に、幾度も視点を変えて触れてみてください。でなければ、他人を知ることが出来ず、それゆえに自分を正しく見つめることも出来ず、自分だけの世界に閉じこもってしまます

インプットをしないまま作品を描けば、描くほどに、ただ自らが傷つき続けることになるからです。

4.最低限の礼儀って、何ですか?

また作者は最低限の身嗜みを礼儀と捉えているようですが、その最低限ライン上記理由で人それぞれだと想像できなければなりません。好みの服装もそれぞれ、地域文化仕事もそれぞれです。

主人公が綺麗でかわいいと感じた『神』の多くも、自分や買いに来た人の姿を気にしていません。コスプレイヤーだってキャラに入っていない時の自分の姿は出来れば注目されたくないのです。懸命に作って共感を求めた作品ではなく、日常の延長で作った「最低限の礼儀」の姿を褒められても、彼女達は嬉しくありません。そこがそういう場だからです。

腐女子オタクが「恥ずかしい趣味だ」という感覚最近では少なくなってきています

オタク向けのイベントに行くなら、張り切ってグッズを身に纏って「オタクの姿」をすべきだと判断する人もきっといるでしょう。それもやはりその人なりの身嗜みなのです。

またイベント外なら、服装の奇抜さだけでオタクかどうかを判断する材料にはなりません。ゴス原宿系等、日ごろから周りに迎合しない、自分自身を出したお洒落を好む人々が存在します。似合うか似合わないか他人判断基準で彼らは服を選びません。オタク文化と重なる部分も多いですが、その文化オタクと一括りにするのは、私は違うと思っています

そもそも即売会は『交流』のためのものです。街の本屋さんとは違います。売り手と買い手の信頼で構成された、本来技術の見本市なのです。この辺りは運営委員会ガイドラインなどにも書いてある範囲でしょう。

会場において相手の姿を気にする時間はありません。イベント会場はまさしく「戦場」なのです。時には顔すらも覚えておりません(これまで自分のスペースに来てくれてる方、すみません)人気壁サークルでなくとも、友人に頼んで売り子を立てる作家さんも居られます

時間が限られているのに、車の試乗会で車を見に来たのに、同時にディーラーの外見をいちいち品定めしてチェックしますか?

自社のために技術を持つ小さな会社契約したあとで、社長ブログに自慢が書いてあっただけで「そういえばあの社長不細工だったな、嫁さんも不細工だろう」などと、いちいち思うのですか?

それらを書いた冊子を、彼らの職種を冠したタイトルで売ったらどうなるでしょうか。

まさにそれこそ、礼儀を欠いた行動ではないでしょうか。

表現自由の下であっても、不快になった当事者には怒る権利があります

ここまでの説明によって第一話のあの一連の流れが如何に的の外れた低俗な「笑い」であるか、理解できたでしょうか。

ありとあらゆる多様な価値基準無視して、己が良しとするものだけに迎合する。そこを頂点に据えて妄想の中でカースト構成する。

腐女子を冠して発表するには、あまりにも浅く、無防備なのです。

5.悪意の扱いについて

そして、何分の一か、ほんの一部だけ、この作品主人公のように他人を品定めししま人間も、腐女子は間口が広いがゆえに存在しているのです。

主人公と同じ悪意を秘めた女性達は、この作品を読めば共感するでしょう。

ひっそりと楽しんでいた人もいたのかもしれません。

しかし、この「腐女子カースト底辺同士のマウント合戦~」はつい最近無料公開分がツイッター投稿されました。現在アカウントごと消滅しております

範囲の誰もが評論できる場所に出してしまえば、本を共有してしまえば、彼女達の罪悪感を無理矢理抉り出すだけの結果になってしまます

安易な形で発表し、コントロール不可能批判を浴びたことによって、彼女達は愛想笑いを続けて、怒れる友人と一緒になって作品を叩かなければいけません。作中で一般人擬態する主人公のように、怒れる腐女子としてその社会の中で信頼を維持しなければなりません。腐女子という世界の中にカースト存在しなくても、社会存在しています愚痴垢や捨て垢で陰口を叩いて共感しあうのとは全く違います

そうして作品を叩くうちに作者を、版元を本当に憎悪していくか、あるいは交友関係を切って何もかも忘れてしまうというような極端な行動しか取れなくなります

彼女達をますます孤独にしてしまったのです。

作品は、発表の仕方まで気を使わなくてはいけません。これもまた貴重な顧客を失う『失敗』なのです。

この主人公のように、見た印象だけで人を判断して遠ざけて来た記憶が、私にもあります作家デビューした相手嫉妬したこともありました。自分と交わらない人間人生を、いかに踏みにじってきたのか。それを考えるたびに私は後悔と反省を繰り返しています

つづきます。(https://anond.hatelabo.jp/20190122052653

2019-01-18

anond:20190118103102

iPad「僕たちを大関などの幕の内力士だとするなら、surfaceさんはせいぜいが序の口とかそんなレベル土俵に上げることすらおこがましいとは思いますけれど、ね…」

anond:20190118102922

Surfaceノートと同じ土俵に立てるなよ

タブレットとかiPadと同じ土俵

ノート土俵はlaptopに任せろ。あんなの買う奴居ないだろうが

2019-01-17

お姉さま」という概念

こないだ増田で「年下のクリエーター創作物に熱くなれない」ってエントリがあったけど

自分はそういうのはないんだけど、逆に最近若い女の子アーティストを猛烈に好きになってしまって

それをどこまで表に出していいのかなってことにちょっと悩んだりしてる 今のとこリアルでの知人には言ってない

私は30代前半の女なんだけどそのアーティストアイドルとはちょっと違う所謂ガールクラッシュ」と言われる

女の子たちをキャーキャー言わせるような実力派の女の子4人のグループで、私が好きになったのはその中の1人でまだ23

歌も踊りも最高にうまくてセクシーグラマラスな体つきに長い黒髪、でも(表に出している)性格はさっぱりしていて男っぽくて

笑い声が低いんだけどかわいらしくてグループ内で最年少なのに他のメンバーの誰よりも「お姉さまオーラを醸し出していて

お化粧したそのお顔が「お姉さま」という概念のまさに権化という感じの美しさ凛々しさで

でもそのお化粧をする前の自分のあっさりした素顔も平気で見せてるもうとにかくめちゃくちゃに素敵な「お姉さま」で、

彼女の新しい動画や新しいステージパフォーマンス見る度に私は歳を忘れてドキドキしてしまう 9歳も下の「お姉さま」に

ほんと30代の立派なババアと言われてもおかしくないくらいの年齢の女が何を23歳の女の子お姉さまだよって自分でも思うし

ファンの子たちも圧倒的に彼女と同年代かそれ以下の年齢の女の子たちで占められてるからリアルネットに関わらず

私も彼女を好きだ!ってことをなかなか言えないなあと思う

良くてすごく才能あるよね~!若いのにかっこいい!くらいの距離感からしか好意を表す事が適切ではないように自分で思ってしま

素直にキャーキャー好きだと言い募るのはその子から見ればBBA調子乗ってて痛いと思うだろうし

それでできあがってるファン間の空気を壊すのも本意ではないのでまあやっぱりこれからもきっと表に出すことはないだろう

まあそれはともかくとしてキャラクターとしての「お姉さま」という概念

実年齢ってあんまり関係ないものなのかもな、という実感をした昨今

吉野朔実という人の描いた漫画小学校5年生のしっかりした女の子にその同級生である主人公少年母親

「キリリとしていて素敵ねえ(略)なんかお母さんドキドキしちゃった お姉さまみたい…」ってときめくシーンがあったんだけど

まさにその感覚で、二次元三次元わずそれを認識する自分という存在度外視して考えるとき

対象の持つ屹立したキャラクター性というものは年齢性別を超えて確実に存在し他に波及するのだなあという気がする

概念において年下でも「お姉さま」、年下でも「先輩」という状態があってそれに萌えるのは

そんなにおかしいことではないのかなという気がしてくる

勝手キャラクター性を当てはめて消費していると言われればその通りだし

ふと自分を同じ土俵に上げてしまうと現実に返ってしまうのがつらいが、

心の中でそう思ってる分には許されるのではないか、許してほしいと思いながら

こっそりとしかし熱くそのかっこいい年下の女の子を「お姉さま」として崇めながら一挙一動を見守っている

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