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はてなキーワード: 合計特殊出生率とは

2014-03-30

例の人口調査結果がどのくらいヤバいデトロイト比較してみた


追記 2014/3/30 23:50

いろいろブコメトラバありがとう。やはり過疎地域の扱いについては議論が分かれるね。

合計特殊出生率について。ここ数年の上昇が「団塊ジュニアの駆け込み出産」だと見る意見があったが、言葉定義の問題なのではっきりさせたい。合計特殊出生率は15歳から49歳までの各年齢の出生率を足し合わせるという求め方をするので、世代間の人数の偏りの影響を受けない。合計特殊出生率への寄与度は世代の人数によらず同じということだね。

人口集積について。フォローしてくれてる人もいるけど東京一極集中という意味ではないよ。各地域で中核となる人口数万〜数十万の都市はたくさん必要だと思う。ちょっとアバウトなイメージでいうとJ3どころかJ4、J5(まだないけど)のチームが「俺達のクラブ」としてそれなりに盛り上がっちゃうぐらいの熱量(?)を備えた街だ。これって人口5万でも田畑や山林の中にバラバラに点在する5万じゃ多分だめだよね。でも集積して居住する中でなら3万でも成り立つかもしれない。俺は都市計画専門家じゃないんでわからないけど、税制面での優遇公共インフラへの低廉なアクセス、便利な公共交通行政、保育、教育介護医療サービスなどの面で他地域より優遇することで計画的中核市街地に人を集めていくような方法になるのかな?一部の人想像してそうな強制移住みたいなことは俺は想定してないんだけどね。そんなことしなくても中核市街地の魅力を高めることで勝手に集まるのが一番いい。それでもどうしても限界集落に残りたい頑固じいさんがいたら、最後まで面倒見てあげたらいいじゃんと思う。

余談。実際これにわりと近いことをやってるのが流山市で、ここは若夫婦に特化したマーケティングをしてるんだけど、立派な少子高齢化対策になってる。流山場合TX開通により「東京まで20分」という付加価値をゲットし、それに「森」自然」「子育て」という人気のキーワードを組み合わせてブランディングしてる。はてブ的には「恋愛届の街」って言ったほうが通りがいいのかな?あれもはてブでは不人気だったけど所詮お遊び企画だからね、個人情報がどうのストーカーがどうのと目くじら立てるほどのものじゃない。大したオペレーションコストもかけず、民間タイアップで安く認知度向上のキャンペーンやってるんだから大した工夫だと思う。もちろん、よく見ると緑とかやすらぎとか単なるイメージ戦略の域を出てないのでは?とギモンを抱くところもある。実質的メリット(保育料が安いとか子ども医療費無料とか深夜保育や休日保育にも安価対応できるとか公立幼稚園が安く充実してるとか)がバーーンと打ちだされてるといいんだけどその辺のアピールはない。それでも「意識高い系自治体」としてベンチマークしておきたい自治体ではある。




これな。

「2050年、全国の6割が人口半分…2割はゼロ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140329-OYT1T00081.htm

元ネタ国交省のこちらの発表資料
https://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku03_hh_000067.html

デトロイト日本人口推移を重ねてみたよ!

日本人口の中位推計っていうのに基づくと、人口減少のスピードデトロイト匹敵するくらい急激になってしまう。グラフにするとこんな感じ。

» デトロイトと日本の人口推移を重ねたグラフ

人口が減るとヤバいの?

ときどき日本人口多すぎ。減ってもいいじゃんみたいな意見もあるが、急激に減るのはマズいし、老人増えすぎのアンバランスな状態で減るのもマズい。

社会保障制度が成り立たなくなるし、デトロイトのように街がもりもりスラム化していって治安が悪くなる(デトロイトの画像検索結果)。社会の活力が失われ悪循環を生む。

逆に言えば、社会保障制度がついていけるスピードスラム街を取り壊しつつ、コンパクトな市街を再構築していけるスピードで減るならなんとかなる。

スラム化っていっても大都市圏は人口増えるみたいだし大丈夫なんじゃないの?

https://www.mlit.go.jp/common/001033672.pdf

増える地域大都市圏を中心に若干あるという話だが、これは本当にピンポイントで増えるというだけの話で、都市圏全体でみると、こちらの資料2ページ目によると、やはり増えるところは無い模様。

さらに問題は(これは全国的に言えることだが)老人比率が高くなりながらの人口減なので社会保障制度を始めとしてまったく大丈夫ではない。

「2割はゼロ」って当り前じゃん?

これはブコメ散見された誤解。日本森林ばっかだから2割の土地人口ゼロって別に驚くこともないじゃんという意見だが、資料によると2割は「国土の2割」じゃなくて「今現在人が住んでいるうちの2割」ということだ。人口減少のひとつの結果として、それなりに顕著な変化と言えると思う。

じゃあやっぱり過疎地域はなんとかしなきゃ?!

俺は過疎については仕方ないとも思っている。「2割がゼロ」になってもいいじゃないかとも思う。

国や自治体赤字を減らすためには、なるべく人間は固まって暮らしたほうが効率的だ。電気ガス水道、通信回線道路などの社会インフラの維持費は安く済むし、人口が集積すればさまざまな商業活動が成り立つため街も活性化する。公共部門支出が減り税収が増えれば、社会保障が充実する。少子化対策に割ける予算も増える。

増田なんで書いてしまうが、国も役所本音としては過疎地域は一刻も早く人口ゼロになってくれという感じじゃなかろうか。

出生率は増えている

さて、減る一方だというイメージのある合計特殊出生率だが、2005年の1.26を底に2012年の1.41まで少しずつ増えている。もうすぐ2013年数字も出るだろう。

これはネガティブな話題ばかりの少子高齢化関連のトピックでは唯一の光明だ。今後の数字に注目したい。

いやいや少しくらい出生率が増えたって焼け石に水。今さらどうしようもない

これもブコメ散見された残念な意見ひとつ全然「どうしようもなくない」。

同じ資料の1ページ目には、合計特殊出生率現在の上昇ペース(2005年1.26→2012年1.41)を維持した場合と、フランス並のペースで上昇した場合の2種類の人口推計グラフも掲載されている。

つっても誰もpdfなんか見ないだろうと思ったのでスクショとってアップした。関係ないが増田画像くらい貼り付けさせて欲しい。

» 将来推計人口(出生率回復の場合の試算)

これを見ると2050年で1.1億人弱、2100年で9100万〜9600万人の人口キープできるということで、中位推計(合計特殊出生率1.35)の2100年4959万人とは雲泥の差だ。

しか出生率2.07まで回復した上での1億人なので、人口減といってもいずれ減少はストップし、社会保障問題は大幅に改善され、今よりも暮らしやす日本になっている可能性が高い。

労働人口は十分にあり、税収も確保でき、子どもの養育・教育に国も自治体も家庭も十分に投資できる。

人口が適度に市街地に集積しているおかげでコミュニティバスは密に運行でき、老人妊婦子どもが市街のどこでも自由に移動できる。

公園にはゆとりある老後生活をおくるじーさんばーさんが散歩していて、子どもたちの元気な声が溢れる。

わりと暮らしやすそうな雰囲気が街に漂っているため若夫婦子ども産むのに抵抗がなく、出生率は2.1前後キープされる。

そんな2100年、人口9000万人台の日本に「まだなれる」。決して手遅れではない。

まとめ

なんとしても子どもを産みやす日本にして、合計特殊出生率をあげなきゃいけない。

人口減ってもいいじゃん」という認識あらため、「手遅れだから」「焼け石に水」と諦めないことがまず第一歩だ。

子どもいらねーー」「結婚したくないし」という個人の価値観を語ってみるのもときによかろう。それは否定されるものではない。

だが急激な人口減が及ぼす悪影響は人を選ばない。子どもが欲しくない者も、少子高齢化社会とは無関係でいられない。

国民のだれもが、少子化問題を深刻にとらえ、主体的に考える必要がある。

少子化問題が解決すれば、社会保障問題をはじめとして好影響はやはり人を選ばない。

国民すべてが享受することになる。

以上、ここに書いたことは別に俺個人の意見でもなんでもなく、わりと一般的に言われていることだと思っている。国交省人口増減メッシュ地図の件をフックに書いてみたものの、人口推計の数値自体は既に周知されているデータ引用しただけだし、少子化が及ぼす影響についても目新しいことは書いていない。異論がありそうなところとしては、過疎を積極的に肯定しちゃってるところと、出生率回復時の楽観的な記述だろうか?コメントトラバをいただけると嬉しい。

また機会があれば、少子化問題を解決するため政策行政レベルで取り組むべきことや一個人としてできることなどについてもまとめてみたい。

参考資料

日本データはこちらの「表1-1」と「参考表1-1」からデトロイトデータウィキペディアから拾ってきた。

http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/newest04/sh2401smm.html

あとはぜんぶ国交省の例の発表です。

https://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku03_hh_000067.html

2013-08-05

http://anond.hatelabo.jp/20130805191914

合計特殊出生率は晩産化進行中は数値が減るんだよ。今増えているように見えるのは長く続いていた晩産化が限界に達して止まったからだ。

うーん、俺の書いてることとなんら矛盾しないので特に反論する必要が感じられないよ。

前のエントリ書いたのはブクマしてくれた人がひょっとして「合計特殊出生率」を「出生率」と混同してるのかな?って思ったから、その説明を書いたの。あなたがその違いわかってるなら特にあなたにいうことはないよ。

ちなみに晩産化って止まったの?俺はまだ進行してると思ってた。だったら合計特殊出生率が減る理由がひとつ減って喜ばしいことだね。

あと俺はもう少し長期の結果をみないと合計特殊出生率が回復傾向にあるかどうかはわからないと思う。

数年程度しかも0.15程度なら「たまたま」上がったり下がったりもありえるしね。

同様に「回復は止まる」「(回復してるというのは)違う」と断言してしまうのもどうかと思うよ。

その他の点について。

1. 「全部義務教育」はご指摘の通りです。

2. 教育費800万について

教育費 平均」でググった結果、文科省の調査をベースにまとめているサイトがいくつかあったのでそれを参考にした。

http://www.nomu.com/loan/lifeplan/k_education_01.html

ここはH18年文科省子ども学習費調査」等を元にしてるので少々古い。

http://educationalcost.com/list.php

ここはH20文科省子ども学習費調査」等を元にしてる。金額に大きな違いはない。

子ども学習費調査」に興味があるなら元ネタをあたって欲しい。2年に一度実施してるようだ。最新はH22年版がH24年に発表されている。

俺は見てないが、おそらく高校授業料無償化の結果なども反映されてるんじゃないかな。

http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/1268105.htm

習い事込みの根拠はこちら。上の「子ども学習費調査」の付属資料で、こいつの最終ページをみると、塾や習い事さらには教材費なども含まれていることがわかる。

http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/01/27/1289326_1.pdf

大学授業料はこちら。同じく文科省

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/houjin/1266851.htm

この800万に含まれないのは、食費、被服費、おもちゃレジャーなど遊びに使うお金、ひとり暮らしする場合はその仕送りなどで、確かにあなたの言うように、800万ですべてがまかなえるわけではないよ。

俺がいいたかったのは「教育費」だ。そこのところで「全部義務教育」と書き間違えるし、批判されても仕方ないな。

3. 後段の「そんなんじゃ全然たりねーよ」について

補助だけで子育て全部まかなおうなんて誰も書いてないから誤解のないように。

病気云々については各種保険健康保険生命保険、不就業保険)がいろいろあるので各自の判断で使えばよい。

仕送りも同様。地方ならば住居費を安く抑えられるのだから、その分節約しておくこともできるだろう。もちろん最終的には個別の家計事情大学進学を断念することだってあるだろう。

地方都心なみに住居費をかけておきながら、そんな住環境で「仕送りできないか大学進学できない」というのは筋違いな主張という気がする。

あといざとなれば奨学金もある。まああれは低利の借金からご利用は計画的にだけど、本当に大学勉強したいやつなら多いに利用すればいいだろう。

俺がいいたいのは、育児支援教育支援、雇用対策を今よりもっと充実させないと少子化は防げない。

少子化が今の水準で下げ止まると日本は破滅するよということ。

この大前提認識を共有できてるだろうか?

できてないなら、そこにたいして反論してくるのは構わない。ぜひ「少子化でも別にいいじゃん」理論を聞かせて欲しい。

少子化対策待ったなし」を共有でkてないのに、その他の部分を議論するのは不毛だと俺は思うので、レスつけるのは勘弁してくれ。

出生率解釈について。あるいは少子化対策雑考。

例の「いうほど国は何もしてないのか?〜エイベックス松浦氏ポエムに寄せて〜 」のエントリhttp://anond.hatelabo.jp/20130804050326 )の元増田です。

あれの「出生率2005年の1.26から2011年の1.41まで上昇してきた」にたいしてのブコメid:sea_side氏よりこんなブクマがつけられてたのだが・・・

「まだ不十分ながら少子化対策が形になって現れてきたとも考えられる。」これは違う。若い時に産まなかった人の一部が今産んでるだけで、若い人が産まない状況は変わってないのでこのままなら回復は早晩止まる。





これは俺の書き方も悪かったんだけどいわゆる「出生率」の話じゃないかな。俺の書いたのは「合計特殊出生率」の話だ。

1.26や1.41という数字も出していたし、日本では一般に出生率合計特殊出生率として語られることも多いので、誤解を与えた(かもしれない)表記については勘弁して欲しい。


ちなみにブコメが言いたいのは、人口の分厚いアラフォー団塊ジュニア女性が駆け込み出産してるから出生率が上昇しただけ、彼女らはじきに産まなく/産めなくなるし、その後の世代は人数減ってくので、出生率上がってるのも今のうちだけだよということだよね。出生率だとその通りの解釈でいいのだが、合計特殊出生率場合は、「各年齢の平均出産数」を足し算するので、人口構成の偏りの影響をうけない。


アラフォー世代がいっぱい産んだからすごく数値が上がりましたとか、逆に20代前半女子がいっぱい産んだんだけど人数少ないから大して数値上がりませんでしたー・・・みたいな話にはならないということな。もしブコメの指摘のとおり今後伸びがとまったとしても、人口構成が理由ではなく、別の理由ということになる。


ブコメに対するフォローとしては以上です。以下はすべて余談。コンビニ店長じゃないがすげー長くなったのでよろしく。


上に書いた「合計特殊出生率の増減は人口構成が理由ではなく別の理由による」・・・これは裏を返せば、合計特殊出生率2005年から2011年まで0.15上昇しました、というのも十分に数字どおりの意味があるということだ。

もちろん俺もこれが政治行政のおかげだ!すごい!と短絡するつもりはなくて、他の影響、たとえば出産関連の商品・サービス提供している企業マーケティングの一環として、団塊ジュニア世代に向けてメッセージ(まあ広告のことだ)をたくさん発して、商品・サービスのものも力を入れて開発しましたとか、金利の低い経済状況も手伝ってこの世代向けに手頃で子育てやすそうなマンションが大量供給されたとか、広義での「人口構成の偏りの影響」はあると考えている。

彼らにしてみれば団塊ジュニア出産育児需要を、彼らが出産適齢期を迎える15年ほど前から今か今かと楽しみに期待していたのがいっこうに産んでくれなくてアテが外れてしまい「もうここ5,6年が最後の勝負やで!頼むでもう!」とばかりに必死にやっただろうからね。

第2次ベビーブームときだって合計特殊出生率理屈で言えば上昇しないはずなのに、実際には一時2を割ったこともあった合計特殊出生率が(ひのえうまじゃないよ)、2.15近辺で数年間推移したことがあった。

企業マーケティング以外でも、たとえば、お隣さんもお向いさんも赤ちゃん産まれるのを間近で接して「じゃあうちもそろそろ」なんてベビーブーマー以外の世代までその気になっちゃうなんてのは十分考えられることだ。子ども産むか産まないかっていうのは、政策だけでなくこのような「社会雰囲気」の影響も強く受けるんじゃないかと思う。


社会ふいんき()の次は金の話だ。もう書いてる内容がめちゃくちゃだな。


正直俺も楽観視できないとは思う。なぜなら若者仕事がなく結婚できない出産できないからだ。

要するに金の問題だ(ほかにも人生価値観多様化ということももちろんあるが、そういうのはもう仕方ないのでここでは置く)。


金がないことに対するひとつの解としては、最近話題のベーシックインカムだ。ただこれには数十年単位での時間がかかる。

俺がその手前の段階で期待してるのは、仕事の細分化によるワークシェアだ。

いまひとりの人間に500万払ってやらせてる仕事を300万ずつ2人にやらせる。

雇用規制を緩めるのとセットだが、暇な時はひとり解雇できるようにすれば企業にもメリットがある。

400万の仕事を250万ずつ2人にやらせる。300万なら180万ずつ2人にやらせる。あるいは500万の仕事を200万ずつ3人でもいいし、150万ずつ4人でもいい。

これを社会全体でできるようにすれば、解雇されたやつも他の企業にすぐ移れる。

解雇普通になれば、世間体も問題ない。

企業はムダの少ないフレキシブルな人員計画が可能になる。

いわゆる雇用の流動化というやつだ。

アルバイトとは異なり、年金健康保険などは従来どおり加入させる。もちろん年収が少なければ年金の支払いも少なく老後もらえる額も減る。

からどのみちこれだけではダメだ。ダメだが今できる少しでもプラスになる雇用対策、少子化対策としてのワークシェアだ。

そうやって年収200万の若者結婚し(あるいは同棲事実婚で)400万の世帯収入を無理なく見込める環境をつくってやる。200万の収入は心もとないが、世帯収入400万ならなんとかなる。

そうやって将来不安雇用不安出産不安を少しでも軽減してやる。


余談に余談を重ねるが、俺は主にネット進化IT化によって、基本的には仕事の総量は減っていくと思っている。

海外に流れてくのもあるだろうし、それがなくても今まで10の人手が必要だった仕事が5とか3とかゼロでできるようになってきている。

ゼロサムではなくマイナスサムだ。それをなんとかゼロサムキープするために「細かく切って皆で分ける」というワークシェア必要だと思っている。

それでもおそらくは数十年単位での一時しのぎだ。

それで時間稼ぎしておいて、ベーシックインカムなどより抜本的な対策を考える。そういう話だ。



次は金の話とも密接な関連のある出産育児支援の話。


出産子育て支援もっと大事だ。

今、大卒まで全部義務教育でも子どもひとり800万と言われてる。塾とか習い事込みの金額だ。

これを大卒までの22年でわると年間36万になって1ヵ月3万だ。民主党が月2.6万だっけ?子ども手当やりますって言ってたけど、かなりいい線いってると個人的には思ってた。ま、民主党はそれ以外の問題がありすぎたんだけどね。

ともあれ2.6万は結局半額1.3万になって、いまでは月5千円?元に戻っちゃった。乳児で1万だっけ?

あの2.6万をパチンコに使わず必要ないとき(公立の小中学校なら月2.6万もいらん)はちゃんと貯蓄するようにしておけば、そして22歳まで支給すれば、子育て不安は相当なレベルで軽減される。


パチンコ不安なら2.6万支給じゃなくて高校大学も学費をどーんと下げる。高校授業料無償化になったけど、ケチケチせず修学旅行無償でいいじゃないかと思う。

元増田国会予算の話でいうなら此度の高校授業料無償化で、一般会計から4000億円支出されたんだそうだ。文教科学振興費5.3兆円のうち、0.4兆円な。


もっと大事なのは保育園幼稚園でここは非常に金がかかる上に、親も若年で経済力がない。ここも無償化だ。

このサイトhttp://educationalcost.com/list.php)によると公立保育園で120万。1歳から6歳まで年間24万。対象が500万人(乳幼児1世代100万人の計算)として約1.2兆円。

文教科学振興費がプラス1.2兆円は相当な負担だが、幼保一元化などサービス効率化によりなんとか捻出する。

そして待機児童ゼロに。駅近、駅中にも設置。ここはさらお金時間かかるだろうけどね。

さらには出産から義務教育終了までの医療費無料化。これは一部自治体で近いレベルまで実現されているが拡大する。

乳幼児期の出産子育て支援については、もうこれをやらずに他に何をやるのかというくらい大切な、少子化対策の1丁目1番地だ。

育児手帳出産手帳だっけ?話題になってた。あれやめてこっちをやって欲しいくらいだ。


とにかく大事なことは、出産育児なんとかなりますよ。というメッセージとそれを裏付ける具体的支援だ。

乳幼児期の費用医療費さえなんとかなれば、もう公立義務教育終了まではなんとかなる。

高校授業料無償化されている。

そして公立大学の学費も上のサイトによると、215万だが同じく2万円補助してみると4年間で96万円。ほぼ半分の負担になる。

(国の負担は50万人×4学年=200万人×24万=年0.48兆円の支出となる)


こんなもろもろで就学前120万、大学100万、それから上の800万には高校無償化の影響が入ってないようなので高校3年間で50万減として、合計270万親の負担が減るなら合計530万。年間24万の月2万となって33%減。とくに就学前負担が減ることによる心理的効果は大きいのではないかと思う。800万には塾や習い事も入ってるので「必要不可欠」な金額としてはもっと減る。


国庫負担はここに数字あげただけでも2兆円を超える。試算してない待機児童ゼロを目指すための保育園認定こども園)の充実と医療費をあわせるとさらに増える(このへんは別途どこかで試算が出てるだろう)。

自分国家予算とにらめっこしてモノゴト発言しましょうねと言っときながらなんだが、厳しい数字なのは間違いない。

ただ、それでも年金問題ヤベーよという話に比べると、はるかに見通しが立てやすいし、金額的にも現実味のあるレベルではないか

なにやり少子化改善することは将来の日本経済のためだ。


急激な少子化日本経済破壊する。合計特殊出生率1.2なんて論外だ。この資料(http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/newest04/point.pdf)によると、合計特殊出生率1.35で37年後の2060年、日本人口は8600万人になるらしい。33%減だ。

同じ8000万でも若者老年バランスがとれてる8000万なら問題ない。でも合計特殊出生率が1.35ということは頭でっかち人口ピラミッドでの8000万だ。じきに将来5000万を割るとわかっている中での8000万だ。その社会はどんな社会だろうか?そんな市場世界グローバルカンパニービジネスしたいと思ってくれるだろうか?

荒廃しきったマンション団地住宅地商店街オフィス街だらけの国に、世界中から観光に、留学に来たいと思えるだろうか?

全国津々浦々「リアルデトロイト」みたいな国だよ、37年後の日本は。あれデトロイトリアルか。

あいいやとにかく「日本全国総デトロイト化計画」待ったなしだよ。

デトロイトは全盛期185万人の人口が今半分以下の70万だって日本人口6000万でデトロイトになれる!そうなりたいのかという話。


今ならまだ間に合う。合計特殊出生率1.41を1.5にすればメディアちょっと騒いで社会に前向きな雰囲気生まれる。日本いけるやん!」という気分になれば経済にも好影響が間違いなく出てくる。

そうして1.8まで回復すれば、ひとまず「急激で破壊的な」人口減は防ぐことができ、ひといきつける。あるいは人口1.2億から減るとしたって、緩やかに9000万くらいまで減少したとしても、もろもろ破綻しない仕組み、構造に変えていく時間を稼げる。人口9000万への軟着陸というイメージだ(9000万は適当数字だよ)。

そこからまた腰をすえて「2」を目指し、また抜本的な社会保障制度の構築を目指して、国民みんなが前向きに考える。

そんな社会になればいいなと思ってます

最後におまけでウィキペディアの出生数と合計特殊出生率の推移グラフを載せときます

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/77/日本_出生数と合計特殊出生率の推移.jpg

2013-06-06

もちろん

ソース出生率合計特殊出生率の方ね。

一人っ子が大半だったら、子ども生まない女性もいるんで下手すると1を割るよね。

1.3だの1.4だのってことは、それなりに2人以上の家庭があるってことだわ。

全体のたとえば3割とかいて、たくさんじゃないとはいわないよね。

念のため言うけど、一人っ子家庭の方がより多いということに全く異論はないよ。

http://anond.hatelabo.jp/20130606143602

2013-05-17

http://anond.hatelabo.jp/20130517224227

どこまで遡るべきかよくわからんが、適当大戦前後くらいから。

まず第一次ベビーブームの時点、終戦を引き金にそれまでの反動子どもが沢山産まれた。端的に言って戦時中妊娠出産環境として最悪だった。男は出ていって帰ってこないわ爆撃機は来るわ物資がなくてメシも満足に食えないわでろくでもない。産めよ増やせよったってそれどころではない状況。

それが戦争終了となると、現代に比して衛生や倫理やいろんな観点からして万全には程遠かったとしても、戦時中に比べれば「これからはきっと良くなる」「少なくとももう子どもが兵隊に取られて死ぬことはない」という形で社会未来希望が持てたし、実際戦中よりは状況は改善していた。男は地獄から帰ってきたようなものだったんで覚悟の度合いが違ってた。

二次ベビーブームは第一次の時の子どもたちが成人して子ども作ったんで人口比がすごく高くなったっぽく見えた。合計特殊出生率は上がっていない。

このとき高度成長期が大体落ち着いたくらいで、安定成長期とか呼ばれていたタイミング社会的には決して不安定でなく、またライフスタイルも固まっていて、「男は仕事・女は家で子育て」というのが当たり前になっていたのもこのころ。男は覚悟を問われる以前に子どもを持たない理由がなかった。必要なのは仕事をしっかりやって食わせていく覚悟であって子ども関連の揉め事を分担する覚悟ではなかったので話が早かった。産まない理由はないのでみんな産んだ。

今は社会未来希望は持てない・楽観視は許されない状況だし、仕事をしっかりやっていれば食わせられるとは限らないし(というか高確率で食えない)、食えないものをどうにかこうにか食わせていくためには覚悟必要になる。

2013-01-24

女性高学歴化と少子化

http://anond.hatelabo.jp/20130124023735

女性リア充ってどういう感じかわからんが、仮にバリキャリっぽく「高学歴で恋も仕事も頑張る!」的なイメージにしてみる。

統計的に見ても高給が得られそうな高学歴女性は未婚率も上昇してるし、子供の数も減る、という傾向はあるそうな。

高学歴女性少子化 http://juliasannokainushi.blog31.fc2.com/blog-entry-88.html

この40年間で合計特殊出生率は減少しています

学歴という観点からは、女性学歴が高くなるほど合計特殊出生率は減少し、

かつ学歴による合計特殊出生率の差は年々拡大しています

しかし、特定のグループ合計特殊出生率は、そのグループ婚姻率にも左右されるし、

事実高学歴女性の未婚率が高いため、

このデータだけでは、少子化に関して産まないのか産めないのかイマイチよく分かりません。

というわけで、上記のデータと期間は異なりますが、

未婚の影響を受けない完結出生児数の変化を学歴別に見てみようと思います

これは、出生動向基本調査のデータを元に作成しています

上記のデータから見えてくるのは、女性高学歴化で確かに未婚率も上昇しつつあるものの、

女性高学歴になるほど夫婦一組あたりの子もの数も減っており、

高学歴女性を中心に子どもを産めない・産まない状況がある、という事だと思います


あと高学歴女性自己評価が高く、結果として男性に求める理想も高くなる傾向がある。

(このため未婚率が高くなる)

この辺は政府統計なんかでも出てたと思う。

結婚相手、自分より低「学歴」でもいい? http://www.ewoman.co.jp/report_db/id/1952/dow/5

上は「学歴」って話だけど、例えばリア充っぽく「年収」って観点でみても

女性自分より低い年収男性結婚するか」って考えてみて欲しいんだけど、ないでしょw。

そういう女性日本では少数派。なので女性賃金が上がって少子化になった。

逆に女性賃金の上昇に伴って男性への期待値を下がる国もある。アメリカなんかはそう。

2013-01-22

女性生む機械ってことなんだよね

http://anond.hatelabo.jp/20130122131752

出産経験すると変わる、という女性結構いる。私の嫁も変わった。

赤ちゃんの授乳間隔(新生児だとランダム、六カ月児でも2〜3時間おきに起きる)

ホルモンバランスも変わって浅い睡眠対応できるように変化したりする。 http://il-mano.jugem.jp/?eid=571

あとこれは私の嫁さんの話なんだが、出産翌日、

嫁「ウチの子だけじゃなく他の子供の泣き声がしても気になる。かわいく見えてしかたがない」「なんか赤ちゃん周辺だけ違うように見える」

私「寝不足なのでは?」

嫁「それもあるけど、徹夜明けの感じとは違うね」

私「それって出産前はそういう気分になったことってあった?」

嫁「ない。」

というやりとりがあって、いやはや出産って(予備知識としては持ってたんだけど)パラダイムシフトな体験なんだな、と思った。

(もちろん、様々な理由からこういった「母親になった」という感覚を『得られなかった女性』というのもいて、

母親になった自覚がもてないみたいな人は育児に苦労したりする)

人間進化過程のどこかで

母親の眠りを浅くした方が赤ちゃんが死ににくい」「産後母親赤ちゃんに対して強い感情をいだく」みたいな機能を獲得したんじゃないかね。

そういう個体の方が死ににくかった。 それって母子ともに悲しみが減る素敵な進化だと思う。

大抵の女性妊娠の間、9ヶ月くらいは徐々に母親になる自覚を醸成していくし、

産前休暇も強制であるので自分生活に変化が訪れることを認識やすいのに対して、男性にはそういったフェーズがない。

イクメンって言葉をはやらせる一方でそういった面へのフォローはないので、

最近若い女性旦那への期待値イメージけが高まる傾向にあると思う。

こういう事って社会的にはアナウンスされてないんで、構図に気づかない人は参っちゃうんだろうな、と思う。

私自身は離婚はしたくなかったし、嫁とは産後ハッピーでいたかったので、

出産前に

ホルモンバランスが変わって睡眠が浅くなるんだって進化って凄いね」「一方、旦那赤ちゃんが泣いても目が覚めなくなるらしい。友達がいってた。慣れてしまうんだそうな。まぁ会社もあるしな」

産後うつって大変らしいよ」「産褥期はしっかり休んだ方がいい」みたいな書籍なりで得た知識を

出産前に』話しておいた。

出産前なら笑って話せるからね。 本当に結婚ってテクニカルな問題だと思う。出産を控えた増田がいたら気をつけてほしい。

あと男性観点だと「たまごクラブ」はどうかな、と思う。

産後の不便さ』→『旦那への不満』→『便利グッツ通販ページ』という構成なので、

男性からみると恐ろしい雑誌ではある。

割とBefa!はおもしろかった。 ベネッセ観点だと養殖事業みたいなもんだろか。子供を増やそうとしてるようだ。未来が暗そうな会社ではあるが頑張ってる。

あと元増田自身は自分でいってるように限界だろう。

でさ、嫁さんは限りなく要求してくる訳で、嫁さんに合わせてたら休む暇が作られないだろ。

嫁さんにコントロールされてたらダメになってしまうと思うよ。

とりあえず、1〜2日くらいどっか漫画喫茶でも一人になった方がいいと思うよ。 なんか嫁のいいなりになってないか?

嫁さん側の家族の支援があるなら1〜2日くらい失踪しても良いような気もするんだが、どうかね。

これは男女逆パターンもあって、旦那が厳しすぎる嫁さんを想像してみてくださいよ。 嫁さん休んだ方が良さそうに見えるでしょ?

それと夫の家事参加はあんま嫁の幸せ関係がない。

https://twitter.com/han_org/status/90374472095371265

でも、夫婦の接触時間は夫婦関係満足度ほとんどなんの影響も与えない。

ベータ係数をみると、夫の情緒サポートけが他を圧倒する影響を示している。

https://twitter.com/han_org/status/90367934932856833

稲葉さんのディストレスの調査にせよ、婚姻関係の安定性に関する調査にせよ、やる調査やる調査、ことごとく、夫の情緒サポートが圧倒的に強い影響を示しますね。夫がきちんと愚痴を聞く夫婦ほどストレスなく安定する。夫の家事参加や上司サポートなんてほとんど影響を及ぼさないのに。

勘違いした努力をしないようにね(既知だったらごめんなさいね)

あとさ、落ち着いた後で思い出してほしいんだけど、エンジニアって一人の時間必要だと思う。 成長のために。

この辺も産前に(というよりはラブラブ期のウチに)話ができるとよかったのだが。

悲しいけどそういう「自己投資必要」みたいなのが理解できる女性は少ないのよね。

それと組み込み系ってそんなダメかな? 私はWeb系SEなんだけど、Web系からすると組み込み系は

最近のMakerムーブメントもあって、これから熱くなる分野なんじゃないの? って気もするんだが。

(もっともMakerムーブメントが金になるか、というとビミョーな感じもするが)

追記

元増田は何日か休んで欲しい。 私は転職するとき無職期間というか、2週間くらい休みを取ったんだけど、天気が良い時、嫁と河原散歩したんだよね。

「こんなゆっくりしてていいのかな?」とか「今すぐRSSフィードを消化すべきではないか?」とか「なにかもっと有意義な事を探した方が」みたいな事も頭をよぎるんだけど、「まぁいいじゃん。2週間あるし」で、のんびりした。

ゆっくり歩く。 時間ゆっくり使う。 なんかそれまでサービス拡張で死にそうになってて、むしろ来世に賭けたい感じだったんだけど、なんか凄く幸せで泣きそうになった。今は死のうとは思わない。

一緒に歩いてくれた嫁には今でも感謝してる。 ただ嫁観点ではあまり良く分かっていないようではあるが。

(まぁ散歩したのは一度きりで、残りの時間は自宅で技術的な検証ばっかしていた。でも散歩も良い思い出ですよ)

それからでいいんだけど、まぁ組み込み系も悪くないようにみえるよ。というかトラ技をわくわくしながら買ってみるんだけど今のところ私には作れる気がしません。積んでますがいつかやってみたいと思います

追記

少し元気になられたようでなにより。 たぶん私よりずっと難しい状況なんだろうな、って思って気になってたのです。

それとブコメどうもです。

id:iroha2_hohe 女性がそうなら、男性は養う機械?それなら今じゃポンコツだね

うん、そうですね。 この辺は女性社会進出とトレードオフ関係になる。

女性高学歴化は結婚年齢の上昇に、キャリア指向出産年齢の高齢化につながった。

また女性賃金の上昇は「男性へ期待する年収」を上げてしまった(ハイパーガミー、上昇婚)。

結果として女性観点では「男性はポンコツだね」と見えることになった。

もちろん、女性経済的自立には良い面もある。が、生殖の機会(and 結婚の機会)を失った女性も多かろうね。

この辺はトレードオフ

id:multiplex00 子供を生む準備に入ると、精神構造から全部切り替わって出産育児特化していく様が機械的と思ったんじゃね

フォローありがとうございます。そのとおりでございます

id:torazuka

そういう事なのです。文面を修正しました。

id:yukitanuki そらまあ妊娠出産経験してないから自覚を持ちにくいのはもっともだけど言い訳にはならんでしょ。そんな「生物学的に男は浮気をするものだ」みたいな

まぁでも弱っている人間にはフォローは必要だと思うのです。

これは弱っている女性にもフォローは必要、という事でもあります

今回は男性へのジェンダーバイアスって結構強いものがあるんだなー、と思いました。 言い訳は良くないですね。すみません

id:kananaka書籍なりで得た知識を『出産前に』話しておいた。出産前なら笑って話せるからね』産前だろうと、その程度の知識披露されても全然笑えないのは私だけ?あとそんなホルモンの化け物扱いしないで^^;

あー、カップルのどちらが詳しいか、というのはケースバイケースですね。 多分、私があなた旦那だったら、私は何も言わないでしょう。

id:KoshianX

エンジニアって一人の時間必要だと思う。成長のために」これはほんとにそう思う

ありがとうございます。 習得までに時間がかかること、アウトプットまでのもやもや自分の中で組み立てる時間くらいはどうしても必要になると思っています

私も学生の時、Linux 1.8くらいの時、カーネルのリビルドって結構時間がかかるもので、でも彼女は「ずっと甘えたい、全力で一緒にいたいと思います」と求められて分かれた、という事がありました。

「この技術を習得するのは、多分、二人にとって良いことだと思う」と説明をしたんですが、なかなか理解が得にくい。

結果として別の女性と今は幸せなんですけどね。 技術の習得って結構時間がかかる。 あの時、技術の習得に時間を割けたのは本当に無駄ではなかったと思ってます

まだ未婚(ないし出産前)の増田さんへ

見ていたら、早めに「技術の習得には時間がかかる」ってパートナー小出しで言っておいてほしいです。

今だとIT革命以後なんで、もう少し話が通りやすいんじゃないかな。

ただそれでも「それを受け入れてくれるか?」は人による。元増田の嫁さんは難易度が高いパターンだと思う。

id:masa_rst 知り合いのとんでもないエリート女性子供産んで完全に家庭に入った(本人の意思で)。産む機械差別的にしか受け取られないこと自体おかしいんじゃ。誇りをもって産む機械になればいいじゃない

そうなんですよね。 「産み育てる」って、もう少し(女性自身の中で)評価されて良いと思うんだけど。

id:apricotbarley 機械ってのはひどいね人間から産後うつにもなるんでしょうに。夫婦どちらにも休養は必要

妊娠出産には人間性とは別に機械的な面がある」(「妊娠適齢期」といった機能的な面、産後育児最適化していく側面。もちろん男性も変化しますが、女性にのみ現れる変化がある)という事を、

社会女性に対して、ここ二十年くらい隠蔽してきたような気が私はします。

その事が原因で 産みたくても産めない、不妊治療に悩む女性が大量にできつつある、と思っています

高齢出産時はリスクが高くなる」みたいな話は10年くらい前、団塊Jr女性が30歳くらいの時にはちょっと出てました。

(医療現場ではもっと早い段階で認識はあったでしょう。丸高って概念はあった訳だし)

産婦人科対象に訴訟が連発して産婦人科医を目指す人が激減しましたよね?

( 産婦人科医が足りない!産科医療崩壊足音 http://research.goo.ne.jp/database/data/000680/ )

あの辺でもう少し女子高齢化に伴う出産リスク不妊化は話題になって良かった。でもそうはならなかった。

表に出せなかった、というのが実状ですかね。 女子高齢化不妊に関してタブーが解かれたのはここ1〜2年、NHK報道以後です。

「形あるものはいつか壊れる」ってフレーズだと受け入れらるのに、生殖の話題になるとタブーにしてしまったのは、うーん、女性団体の失敗だったと思っています

産後うつケア必要なのはもちろん同意ですよ。 私も産後、3週間ほど有休を取りました。

嫁曰く「よく分からないんだけど不安になる、涙がでる」「あなたの事がきらいな訳じゃない」「映画みたい」。私はTUTAYAに走りました。

id:aiaki

ベネッセの動きは面白いと思います。たぶん少子化インパクト認識して全力で最善をつくしてる。 でも未来は無いな、とも思いますが。 この部分はまた明日(ひょっとすると明後日)追記します。

もしよろしければ見ていただければ。私も面白いと思うんですけどね。。。なかなか着目する人は少ないような気が。

追記

経済のことは詳しくないのでまぁ話半分で。

少子化インパクトを受けそうな産業って結構あると思うんですよね。 例えばバンダイだったり、ゲーム産業だったり、教育産業だったり。バンダイゲーム産業は元のターゲットとしていた層はだいぶ減ってしまったんだけど、別の層を取り込んで規模を維持してる。

で、教育産業でそれが可能かな?って考えると難しいかな、と私は思ってる。

大人向けの教育(英語教材だったり自己啓発本)って細分化してるし、既に小さな企業がレッドオーシャンのように見える。

子供用教材のノウハウ適用しにくい市場な感じがするんですよね。

市場規模も確実に減ってる。

統計ホームページ/人口推計(平成21年10月1日現在http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2009np/index.htm

少子化は割と決定事項ではある。 この辺は調べればすぐ分かるし、ベネッセ認識してると思う。

少子化の要因はいくつかあって

1,団塊Jrが結婚できなかった http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-66.html

2,女性高学歴化( それに伴う上昇婚、ハイパーガミーの激化 )

3,育児が大変過ぎて第一子だけで第二子をもうけない。完結出生児数( not 合計特殊出生率 )

ベネッセが着目してるのは「3」かな、と思ってる

( 「1」はもう無理、「2」は教育産業として女性高学歴化は否定できない )

「3」の「育児が大変過ぎる」ってのにもいろいろ理由があって、

・そもそも赤ちゃんを見たことがない。育児イメージできない。理想不安けがある。

 ・核家族

  ・一人っ子だったケース

  ・年が近い兄弟しかいない。

・里帰り出産ができない

 ・おばあちゃんも働いてる( 昔は専業主婦率が高く、里帰り出産というのが可能だった )

・いろんな本がですぎてる、情報おすぎ

 ・それぞれ言ってることが違う。 正しさを「自分で決定しないといけない」

かいろいろあると思うんだけど、

Befa!が面白いな、と思ったのは

男性を責める記述がない

 ( 結構異端だと思う。 男性向けと思われるプレジデント ファミリーですら男性を責める記述はある )

男性向け冊子がある( なんかR25をパクってきたようなレイアウトだった )

・毎月、胎児の成長に合わせてコンパクトな冊子が送られてくる

 ・なんか育児本ってデカいのばっかなんすよ。 忙しいのに読めませんて。

女性の体に現れる変化を( 妊娠何ヶ月とかに合わせて )読めるようになってる。

 ・女性自身が「いま体の中で起きてること」をイメージやすくなってる。

出産に対してポジティブイメージを植え付けようとしている。

 ・これ重要。 初産って基本不安ものだと思う( まぁ私は痛くないのだが )

  一方でプレママ向け通販雑誌って「女性不安を煽る」->「不安を解消するにはこの商品」みたいな感じで、不安を煽って買わせる構図。

  これは女性誌にも見られる構図で、女性誌の多くは整形外科アパレル業界広告出稿がある。

育児ノウハウを伝えようとしてる。

 ・この辺が広告収入通販利益を上げるビジネスモデル育児雑誌と違うところだと思う。

最近若い女性の悩みとしては、育児現場を見たことがないにも関わらず、

育児現場に放り込まれました、ってのも大きいと思う。

里帰り出産もできず( 専業主婦率低下 )、経産婦も身近にいない( 非婚化 )、

そんな中でいきなりOJTで、ごにゃごにゃと赤子をいじらなければならない。

これはママが悪いわけでは全くない( このような社会にした存在に目を向けるべきだろう )

でも、そういった暗黒時代を過ごした女性は第二子を産みたがらない。

祖母の社会進出を否定できない立場なら、男性育児参加をうながし、育児ノウハウ自己肯定感を増やして

なんとか第二子を増やすような構図に持っていきたいところ、

と考えているんじゃないかな、と読んでて思ったんですよねー。

同じような構図にYAMAHAがあって、コピペだったかで、

ピアノ作る」→「ピアノ弾けるように音楽教室つくる」→「ピアノ欲しがる人間ふえる」→「教室の中から教師になる人間もでる」→「教室やす

みたいな感じでベネッセも考えてるんじゃないかな、と。 そんな感じで私はウォッチしてる。

養殖って話で未来の夫婦の形態に関しても考察しようとしてる、ようでもある。

 変わる性別役割意識子どもにどのような力を育てるか http://benesse.jp/berd/berd2010/center_report/data37.html

まぁぶっちゃけ結婚マッチングうまくいくのかな?」って事でもあると思う。

この辺はゼクシィを抱えるリクルートと協業とかすると面白いんではないかな。

リクルートはビックデータ関連の運用実績おおいし、お互い面白い観点ちょっと黒い面)も刺激になると思うんだけどね。

2012-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20121201004006

うちの市は東京ベッドタウンからむし子育て夫婦最適化してきてる感がある。

30代と子供人口が多いし合計特殊出生率も1.6と高め。

ファミリー向けマンションバンバン建ってて空きなんか出ないし、本当に少子化なの?と思うくらい子供を見かける。

多分元増田の近所なんかから移住してきてるんだろうね。

あっちが減ったらこっちが増えるといった具合にバランスが取れてるわけだ。

2012-11-30

http://anond.hatelabo.jp/20121130215921

元増田だが、確かに都心高家負担力を民間のファミレスに求めるのが難しいのはわかります

特に駐車場設置が難しい

ただ、「高家賃だから仕方がない」として、都心部の子レス最適化ハイパーなまでに進行させた結果が、

渋谷区辺りの悲惨合計特殊出生率(1.0もない)な訳です。

それこそ、子供を養える経済余力はあっても、

子供が苦手」とか「子供と接したことない」というような理由で子供を作らないような人が、

都心部にはゴロゴロしている訳。

で、子供レス最適化をこじらせると、さかもと未明みたくなる訳。

で、「こどもの城」の功績としては、

子供レス渋谷区に、半強制的に、子供を連れてくる仕掛けを作って、

 子供レス最適化の進行を、多少なりとも食い止めて」いたのです。

それを都立児童会館とセットで取り潰そうとしているのだから渋谷区は一気に

子供レス最適化極北」に立とうする訳です。

電力館もお取り潰しだから、あの辺で子供色あるのは、NHKスタジオパーク程度だなあ。

要は、「民間は仕方ないにしても、公共施設は、子供レス最適化ささやかなリとも、抵抗してもいいんじゃね?」

ということを言いたかった次第。

2012-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20120910152756

少子化の原因は「機会均等法で自活できるようになった女性意識変化」による未婚率の増加と晩婚化】

出生率には未婚女性も含む

 平成17年出生率は1.26。しかし「1夫婦あたり平均1.26人の子しか産んでいない」は間違い。

 この調査の対象者は「15歳から49歳の女子全体の平均出生児数」。

 つまり、『未婚女性も調査対象とされている』。

■《1夫婦当たりの平均出生児数》は?

 昭和47年の調査では2.20、そこからほぼ横ばいで平成9年は2.21。

 つまり、『1夫婦あたりの子供の数は変わっていない』。

■では、なぜ出生率が下がるのか?

 一番の原因は未婚にある。

 30代女性の未婚率の推移を見ると「昭和45年は7.2%」だったが「平成17年は32%」まで増えている。

 つまり、『30代女性のうち3人に1人が結婚していない』。

政府が取るべき対策

 1夫婦当たりの平均出生児数がほぼ変わっていないことから育児環境改善は解決策ではない。

 1番の問題は、明らかに『結婚しない女性が増えていていること』。それは男性の未婚率の増加も招く。

 →「独身女性税」の創設が、最も有効な対策。

 →★25歳以上の独身女性は、所得の有無に関わらず「年額100万円」の納税を義務とする。

■参考資料

 ◇出生数及び合計特殊出生率の推移(厚生省調べ)

 ◇平均出生児数・平均理想子ども数の推移(厚生省調べ)

 ◇年齢別未婚率の推移(総務省調べ)

 ◇「女性結婚しなくても幸せ」55%(30年前は26%)http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1219803802/

http://anond.hatelabo.jp/20120910152756

少子化の原因は「機会均等法で自活できるようになった女性意識変化」による未婚率の増加と晩婚化】

出生率には未婚女性も含む

 平成17年出生率は1.26。しかし「1夫婦あたり平均1.26人の子しか産んでいない」は間違い。

 この調査の対象者は「15歳から49歳の女子全体の平均出生児数」。

 つまり、『未婚女性も調査対象とされている』。

■《1夫婦当たりの平均出生児数》は?

 昭和47年の調査では2.20、そこからほぼ横ばいで平成9年は2.21。

 つまり、『1夫婦あたりの子供の数は変わっていない』。

■では、なぜ出生率が下がるのか?

 一番の原因は未婚にある。

 30代女性の未婚率の推移を見ると「昭和45年は7.2%」だったが「平成17年は32%」まで増えている。

 つまり、『30代女性のうち3人に1人が結婚していない』。

政府が取るべき対策

 1夫婦当たりの平均出生児数がほぼ変わっていないことから育児環境改善は解決策ではない。

 1番の問題は、明らかに『結婚しない女性が増えていていること』。それは男性の未婚率の増加も招く。

 →「独身女性税」の創設が、最も有効な対策。

 →★25歳以上の独身女性は、所得の有無に関わらず「年額100万円」の納税を義務とする。

■参考資料

 ◇出生数及び合計特殊出生率の推移(厚生省調べ)

 ◇平均出生児数・平均理想子ども数の推移(厚生省調べ)

 ◇年齢別未婚率の推移(総務省調べ)

 ◇「女性結婚しなくても幸せ」55%(30年前は26%)http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1219803802/

2012-03-05

http://anond.hatelabo.jp/20120305193124

改善」はされませんよ。

人口減少にせよ、高齢化進展にせよ、あくまで「緩和」されるだけです。

地方だって現状で、合計特殊出生率2.1を大幅に割り込んでいる以上、全人口が満遍なく地方に散らばっても

少子化の真の結果である人口減少と高齢化は進みます

都市部地方出生率の差は存在しますが、その差は少子化の原因そのものでは無く、少子化はあくまで

全国同時に一律に進んだ現象なのです。

2012-03-01

台湾少子化二次元世界

台湾合計特殊出生率が1.00を下回って世界最下位らしい。(日本は1.27)

その理由を考えてみると台湾人二次元世界に行ってしまっているせいではないかと思う。

まず台湾コミケであるファンシーフロンティアというイベントが開催されててコミケ本家に続いて世界2位の規模らしい。

次にpixivには台湾人が異常に多い。

台湾人口が2000万人ちょっとであることを考えると台湾人二次元志向がかなり強いことが伺える。ついでに台湾マイクロソフトは「藍澤光」という萌えキャラを公式で使っている。

少子化先進国証明みたいなものなので、台湾こそ人類最先端を走っていると言ってもいいだろう。近いうちに子どもを作る手段は人工培養が当たり前の時代が来るから少子化でも問題ない。

2012-02-06

日経エコ探偵団、脳内妄想見出し詐欺を産む

最近、ウチの日経宅配が時々配達忘れる日があって、

回文句言おうと思うのだが、配達忘れあった土曜日の「エコ探偵団」に

脳内妄想全開な記事があったのを「はてなブックマーク」経由で知った。

「今年はベビーラッシュ震災で実感「一人は怖い」」

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.nikkei.com/news/topic/article/g=96958A96889DE1EAE7E1E0E1EAE2E2E1E2E0E0E2E3E085E3E6E2E2E2;q=9694E0E3E3E2E0E2E3E3E7E2E3E4;p=9694E0E3E3E2E0E2E3E3E7E2E3E1;n=9694E0E3E3E2E0E2E3E3E7E2E3E3;o=9694E0E3E3E2E0E2E3E3E7E2E3E0

この見出し「だけ」を見た人は、

「今年はベビーラッシュなのか!?」と早合点してしまいそうである

しかし、記事の中身をよく読んでみると、

「街で妊婦をよく見かける」という「個人の観測範囲内での出来事」を

出発点として取材開始するものの、結局出産数増加は確認できなかった、というお粗末記事である

恐らく、

「昨年、家族の絆が再認識されたことだし、出生率も上がるのではないか?」と

「仮説」を立てた日経記者が、仮説を立証すべく各方面に取材に走ったが、

結局芳しい結果が得られなかった・・・そんなところじゃないか

であれば、この脳内妄想な「ベビーラッシュ」なんて見出しは、「見出し詐欺」もいいところで、

紛らわしいので改訂すべきでは?

>「街で妊婦さんをよく見かけます。今年はちょっとしたベビーラッシュになるんですかね」。

>近所の主婦の話に、探偵の深津明日香が身を乗り出した。

>「東日本大震災で人との絆が見直されたそうだけれど、出産につながっているのかしら」

震災後の妊娠出産の状況を調べた統計はまだない。「そういえば妊婦向けの雑誌があるわね」。

明日香リクルートに問い合わせると、雑誌『妊すぐ』の実売部数は昨年3月以降、前年よりも24%増えたとの答え。

編集長佐々木寛子さん(36)は「芸能人妊娠出産が昨年多かったことが影響しているかもしれません」と推測する。

妊娠しやすい体づくりなどの情報を発信する「妊活・net」へのアクセスも増えていた。

>月間で数千回だった閲覧数が昨年7月には3万5000回超に。運営する医薬品会社

メルクセローノ(東京都品川区)は「最近子どもを欲しいと強く思う人が多くなったように感じます」という。

>「出産を控えた女性の声も拾ってみよう」。東京都文京区母親学級を訪ねると、この日は満席

>小中あゆみさん(32)は「地震で一人は怖いと実感しました。先でいいと思っていた入籍を5月に早めると、

>すぐ子どもができました」とほほ笑む。結婚を前倒しし、妊娠したと打ち明ける女性は他にもたくさんいた。

>「震災結婚出産に変化が出てそうね」。家族の現状に詳しい中央大学教授山田昌弘さん(54)に聞くと、

山田さんは首を振った。「結婚についていうと、予定を早めた人はいるかもしれませんが通年では増えませんでした」

厚生労働省によれば、2011年婚姻件数は推計で67万件と戦後最少。

派遣社員フリーターなど非正規社員を中心に未婚率は上昇している。

>「生活に不安があると、結婚に至らないことが多い。現在経済雇用環境では難しいですよね」

以下略

出生数増加の「唯一のエビデンス」は、「妊娠雑誌妊娠サイトアクセス数増加」だけだが、

これはむしろ「放射能妊娠医学的関係を確認したい」という需要が増えた、

それだけのことじゃないか、と思う。

しかし残念なのは日経エコ探偵団って、

「その程度の薄弱なエビデンスで以って、毎週記事を「量産」している」

という「実態」が暴露されたこと。

多少なりとも日経新聞一定クレジットを置いていた自分がバカだった。

震災後の妊娠出産の状況を調べた統計はまだない。」としれっと書いているが、

少しでもアタマを使えば、いくらでも調べる方法はある。

例えば自治体は「妊娠届け出数」(=母子手帳交付数)を集計しているが、各自治体妊娠届け出数を電話取材すれば、

カンタンに傾向を予測できる。

実は自分

放射能問題を嫌悪して、カップルが子作り行為そのもの自粛する結果、2012年は相当数出生数が減少する」

という仮説を持っていて、知り合いの週刊Pの女性記者に各自治体に取材するように頼んでいるのだが、

なかなか動いてくれない。

市井の個人である自分自治体妊娠届け出担当電話取材しても、相手はマトモに応対しないだろう。

マトモに取材できるのは、マスコミ名刺を持った記者だけなのだ・・・

と思ってたら、以下のような、エコ探偵団を完全否定する記事が飛び込んできた。

日経エコ探偵団、赤っ恥(笑)

http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120130170603835

国立社会保障・人口問題研究所は、30日に公表した将来人口の推計に当たり、

東日本大震災東京電力福島第1原発事故への不安から

>「全国的な『産み控え』が起きている可能性も考えられる」として、2012年の合計特殊出生率が下がると仮定した。

研究所は、47都道府県の約800市町村に10年と11年の母子手帳の申請件数を問い合わせ、

>約500市町村から回答を得た。

>その結果、11年の申請件数が10年に比べ全国的に減少していた。

2011-12-24

http://anond.hatelabo.jp/20111224182341

結婚後の合計特殊出生率女性賃金によらない、というのは分かりますよ。

フィンランド日本より遥かに女性社会進出率が高いが、日本より出生率は高い。

うん、それは「フィンランド女性に上昇婚志向が見られない」からだと思います

(シングルマザーの割合が高い国では無いので)

日本少子化結婚する男女が少ない、というのが原因です。

女性が「自分と同じくらいの給料男性結婚する」と考えれば結婚は増え、出生率も増えます北欧ではそうなのでしょう。

日本では(未婚男女の可処分所得は男女ならんでいるのに)女性は「主たる稼ぎ手は男性であるべき」という意識が変わらないのです。

この点に関して『これは女性が悪いのか?』と考えるのか、

あるいは『そういった背景を元に労働市場デザインすべきなのか?』という議論はフェミニズムの中では見られないと思います

(彼女達の中では怠惰女性存在を認められません)

この点も日本フェミニズム危険なところだと思います

http://anond.hatelabo.jp/20111224141933

出生率を上げるためだったら、女性賃金は低い方が良かろう。

他の先進国に比べても激しい出生率の低下等

合計特殊出生率はさほど変化は無いが出生率は下がってる。

原因は結婚する人間がいない、ってことだが、これは女性の上昇婚指向が原因になってる。

女性賃金は上昇したが、なぜか女性の上昇婚指向が止まらない。

 2009年全国消費実態調査 単身世帯家計収支及び貯蓄・負債に関する結果

 http://www.stat.go.jp/data/zensho/2009/tanshin/pdf/gaiyo.pdf

未婚の男女に限って言えば、可処分所得男女平等レベルに達している。

昭和49年以降、女性年収はずっと上がり続けている。

女性賃金が下がれば『女性観点結婚相手にふさわしい相手』が増えるので婚姻数は増える。

2010-11-30

少子化の原因は「機会均等法で自活できるようになった女性意識変化」による未婚率の増加と晩婚化

出生率には未婚女性も含む

 平成17年出生率は1.26。しかし「1夫婦あたり平均1.26人の子供しか産んでいない」は間違い。

 この調査の対象者は「15歳から49歳の女子全体の平均出生児数」。

 つまり、『未婚女性も調査対象とされている』。

■《1夫婦当たりの平均出生児数》は?

 昭和47年の調査では2.20、そこからほぼ横ばいで平成9年は2.21。

 つまり、『1夫婦あたりの子供の数は変わっていない』。

■では、なぜ出生率が下がるのか?

 一番の原因は未婚にある。

 30代女性の未婚率の推移を見ると「昭和45年は7.2%」だったが「平成17年は32%」まで増えている。

 つまり、『30代女性のうち3人に1人が結婚していない』。

政府が取るべき対策

 1夫婦当たりの平均出生児数がほぼ変わっていないことから、育児環境改善は解決策ではない。

 1番の問題は、明らかに結婚しない女性が増えていていること』。それは男性の未婚率の増加も招く。

 →「独身女性税」の創設が、最も有効な対策。

 →★25歳以上の独身女性は、所得の有無に関わらず「年額100万円」の納税を義務とする。

■参考資料

 ◇出生数及び合計特殊出生率の推移(厚生省調べ)

 ◇平均出生児数・平均理想子ども数の推移(厚生省調べ)

 ◇年齢別未婚率の推移(総務省調べ)

2010-03-20

既婚女性だけを母数にした、合計特殊出生率は2近いとか?

だとしたら、子ども手当ては出生率上昇には無意味じゃね?

独身男女に金を回して、結婚するようにしないと。

2010-02-17

今世紀に起こること(2)

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年


2022年


2023年


2024年

その3 http://anond.hatelabo.jp/20100217133836 に続く

2009-07-19

n人っ子政策

http://mainichi.jp/select/today/news/20090719k0000m010108000c.html

これには笑った。彼たちの投じた票が、予想通りの展開をしていると言うことだ。絵に描いたようななんちゃって二大政党人形芝居のはじまりだ。そもそも今時、この国の出生率など本気で気にしている層があるのだろうか?あるとすれば朝廷以来実質的には何ら異動のない某国の政府か、もはや投げちゃった者、当事者ではない高齢者らだけではないだろうか。少なくない現役世代にとって、そもそも家庭を持つことからして絵空事でしかないのは周知の通りだ。ふざけろという話である。

そもそも1975年合計特殊出生率2.0を割って以来大した改善がないのがこの国だ。過去34年間、結果がなければ何もしなかったに等しい。これは単純な話、1カップルが2人を産まなければ人口は減る、という意味の数字である。つまりそれ以上の出生を、そもそも集団としての国民総体として「望んでいない」という方が正しい。

以前より違和感があったが、34年にわたって長々と出生率2.0を割り込んでいたにもかかわらず、政治はその他の問題にご執心で、目立った方策もなく、少子化が問題にされたのはごく最近で、その出だしも唐突であり、あまつさえマスメディア皇室報道出生率の関連付けなど離れ業も見せる。これが何かというと、自分には老人性のヒステリーとしか思えてならない。つまりは論理性がないし、そもそも少子化と書いて自分には茶番としか読めない。

あるいは単に票集めのお題目だろう。よく若年層の投票率が低いといわれるが、そもそもの絶対数が少ないし、もはや人口の逆ピラミッド構造は覆しようがないから、若年層に訴える政策など、与党連にはないに決まっている。なんだかんだと理屈を捏ねて、そもそも未だに選挙ネットが使えないなどと触れ回っているのは、いったいどこの田舎国家だろうか?要するに現行の選挙制度自体がとっくに破綻しているとも言えるが、多少とも見られるものになるには、現状のままでは少なくともあと300年はかかるだろうし、自分の手には余るとして、

子持ち世帯の優遇は大いに結構だ。子持ち世帯の優遇は大いに結構である。二度言ったが、しかし、身体的な理由やその他の事情より子供が持てない者を(あるいは信念に基づき子を得ない者をも!)結果として負担増によって排除しようとする、この案のいったいどこが民主的なのか??どこぞの大国の人口政策を髣髴とさせるものがある。候補者および有権者は再度検討すべきだろう。もちろん「彼ら自身の問題」としてではない。彼らのほとんどは既に当事者ではないのだから。

臓器移植法A案可決に関する反応にも見られたが、政策的に同意しがたいため、却って否定的な行動に出る市民も少なからずいる(このような経緯であるからして、私は署名を拒否する等)ということが、恐らく彼らには理解できない。自分の思考の射程の外にある者への想像力が徹底的に欠けている。結局他者など理解できないと言えばそれまでだが、制度設計とは本来そうした他者にも手を伸ばそうとするものではないのか。

結局、勝手にするやつはてめえの勝手で産んだり死んだりするのである。およそ政策とは事前にどうこうするよりも、そうしたことを事後的にフォローできなくてはならないのではないのか?そこでいかに自分事から離れて考えられるが問題となる。すなわち「あなたのために」という政策は一切が一切信用ならないし、する必要がない。国家百年の計と言うが、少なくとも300年後を考えろと言うのである。まあ、言うてもそれは無理か。

だが幸いにして、過去34年間にも及び、不断努力によってだかなんだか、この国は成熟社会、衰弱社会として持続してきたわけである。いま改めて適度に規模を縮小し、人口減を前提としつつ持続可能な国家を目指すことに、つまり国家単位のゆるやかなリストラを行なうことに、何の異論があるのだろうか。殊更に少子化を殊更に喧伝する為政者、およびその本意としての朝廷以来実質的には何ら異動のないという某国の異常な政府においては、思考の停止した幼稚な恐怖しか見ることが出来ない。「奴らは恐れている」。たぶんこの辺りで「人口減歓迎」の施策を打ち出した者は、一躍英雄となるだろう。何かに恐れて言えないだけなら尚更である。

(http://b.hatena.ne.jp/entry/mainichi.jp/select/today/news/20090719k0000m010108000c.html)

2008-10-23

http://anond.hatelabo.jp/20081023170527

横だが、合計特殊出生率(一生涯に女性が生む子供の平均数)は下がってるけど、

夫婦出生力(結婚した夫婦が生む子供の平均数)は約2.2人をたんたんと推移している。

(そーす: http://www.ipss.go.jp/syoushika/seisaku/html/111b4.htm )

とりあえず結婚した夫婦ノルマ達成してるわけです。

http://anond.hatelabo.jp/20081023170153

近代社会合計特殊出生率が2を下回ったのってここ数十年の話だってわかってんの?

歴史上(前提条件が実現してないから)起こってない事象について、前提条件が満たされたときも起こらない保障なんて無いぞ。

その発言意味なさすぎだぞ。

http://anond.hatelabo.jp/20081023105109

あるいは、仕事のために家族犠牲にする、か。

でも、合計特殊出生率が1.3くらいだから、そもそも子供を持たない(持てない)夫婦もかなりいるってこった。

2008-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20080901225259

ヒント:一人っ子

子供欲しい集団のうち50%が一人っ子、50%が二人っ子だとするだろ?

そうすると一夫婦あたり子供の数は平均1.5人。これがまぁ大体、合計特殊出生率だ。

これに全体に対する「子供欲しい集団」の割合をかければ良い。

それが1.32だから

1.5x=1.32

x=0.88(88%)

あーら多数派ですね。

2007-02-22

合計特殊出生率が4年ぶりに1.3台に戻るらしい

  「景気が回復し、男性正規雇用も増え…」

 とNHKニュースで言っていた。正規雇用で性器も鼓舞されるのねーみたいな。

 おっすオラ正社員! ちんこびんびん! まんことずぼずぼ! ザーメンドピュー♪ 赤ちゃんオギャー!! なのだ。

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