はてなキーワード: 能力とは
能力や適性がないなら時給1000円くらいで雇ってあげなさい
結局のところ2003年から2011年頃までいちばん延べ計算量が必要だったのはリアルタイムの3Dグラフィックスのレンダリングだったんだ。そこではNVIDIAって会社がPCゲームのプラットフォームを握ってしまっていてそこで技術開発をめっちゃ進めてしまったんだ。
結果的にPlayStation2までは純日本設計だったグラフィックチップが、PlayStation3ではNVIDIAのGPUになってしまったんだ。そこで負けが確定してしまった感じだ。PlayStation3のCPU、CELLに内蔵されているSPUは、世代をどんどん進めていったら最終的にレンダリングもできるグラフィックチップに進化する可能性があったのかもしれないけど次世代が出せなかったのでそこで終わりになってしまった。
NVIDIAは先端を走っているユーザーが何を求めているかをめちゃくちゃちゃんと調査して、彼らがちゃんと新しいことを効率よくできるようなチップを開発してくるんだ。だからハードウェアTLが必要になってきたときにGeForceを出してきたし、その後ポリゴンへの複雑なマッピングを駆使してリアルなグラフィックスを構築しだしたらシェーダアーキテクチャを提案してきて、そのシェーダプログラミングでレイマーチングを遊びでみんながやりだしたらリアルタイムレイトレをハードウェアでサポートしたRTXをリリースしてきたしAIもそうだ。いまコンピュータを使っているユーザがどのようなことをやって、次に何が求められているのかを見極めるのが上手なんだと思う。
京の事業仕訳けの議事録を再度読み返したけど、確かにそこにはスーパーコンピュータのユーザーを見ておらず「国民に夢を与える、あるいは世界一を取ることによって夢を与えることが、実は非常に大きなこのプロジェクトの1つの目 的 」などとボケたことを言っている説明者たちと、いやいや実際のユーザはそんなのを求めてるわけないだろという金田先生の議論がつづいていて、そのへんが日本が負けた原因なんじゃないかなあーって思うんだよ。
ただ運も味方していて、NVIDIAが計算能力をバカみたいに使うグラフィックスを提案して微妙な感じになってたところに、ビットコインのマイニング需要があって、そのあとにAIが盛り上がった。計算能力をうまく価値にしてくれる応用がいい感じに出てきていまに至ってるんで、とりあえずやってみて一位とってみろよ、みたいな話が必ず悪いわけではないかもしれない。
Intelは偉くて、GPUでNVIDIAやATI(現AMD)に完全に負けていて後塵を拝していたにもかかわらず、じわじわとCPU内蔵のグラフィックチップの性能を上げていきディスクリートGPUも作るようになり、昨年ちゃんとその成果が世界2位のAuroraスーパーコンピュータとして実稼働を始めてたのですごいなと思ったよ。そのAuroraはGPUもCPUもIntel製で2位、1位のFrontierはGPUもCPUもAMDなんだけどね。結局のところ一般用途で台数が出てない状態ではスパコンを作れるような技術も養成できないってことだったんだろうと思う。
当時の日本では携帯電話向けのプロセッサしか数が出るものがなかったから、そこに全力投球して、でもガラケーではグローバルに売れないからPDAに販路を広げてiPhoneやAndroidに採用してもらう、みたいな流れができれば最高だっただろう。でもそんな戦略を説明して実行に移せるトップが日本の家電メーカーのトップには居なかったんだ。だってあいつらテレビやブルーレイをどう売るかしか考えてなかったんだもん。PocketPCに載ってたIntelのXScaleが没落したときを狙ってちゃんとチップを出せてればチャンスがあった。でもそこに載ったのはSamsungやTI、そしてQualcommのチップだった。TIは撤退してしまったけどSamsungはまだプロセッサを作り続けている(これはGalaxyという大きな需要があるからできているのだと思う)。
スーパーコンピューターで日本がトップに立ち続けていたら今ブームのAIに繋がったのか?
つながらない
OSはもうぜんぜんまったく完璧に関係ないのでAIについてだけ説明する
まず2010年代に始まった第3次AIのブームはソフトウェアというかアルゴリズムのブレークスルーがきっかけ
カナダのYoshua Bengio、Geoffrey Hinton、Yann LeCunの3人がディープニューラルネットワークに関する発見をしたこと
3人はこの業績で「ディープニューラルネットワークがコンピューティングの重要な要素となるための概念的および工学的なブレークスルー」って題でチューリング賞をとってる(コンピューターサイエンスのノーベル賞みたいなもん、残念ながらいまだに日本人は一人も受賞したことがない)
次にスパコンの開発を続けてベクトルプロセッサーが元気だったら、現在主流のNVDIAのGPUに勝てたかと考えるとそれも難しい
あれも結局ハードウェア的な性能よりもCUDAっていうソフトウェアが決め手だったので
ハードウェアなんて最悪数増やせば何とかなるので
それとここは全くの私見だけど今回のAIブームが爆発したのは、ハードウェアよりOSSとクラウドって両輪があったことだと思ってて、この二つもスパコンとはつながらない
というわけで結局、日本の基礎的なコンピュータサイエンスの水準とソフトウェア開発能力の低さを鑑みるに、あのときスパコンに投資していても・・・・
と思う
ブコメ もしチューリング賞がノーベル賞のように「最初の発見者・発明者」を重視しているなら、CNNを生み出した福島邦彦が賞をとってるはずなんだよなあ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Deep_learning#History を読んでもらえばわかると思うけど、現在のAIに至る発明者の一人ではあるけど、「CNNの最初の発見者・発明者」ではあるけど、「ディープニューラルネットワークの最初の発見者・発明者」は言い過ぎだね
ブコメ HPCのノーベル賞、ゴードン・ベル賞なら国内受賞者もいるね AI前のHPCはシミュレーション用途でメモリバンド幅もある程度重視されたがAIは単精度の演算性能が重要される、それが非常に得意なGPUが覇権とった部分もある
「AIは単精度の演算性能が重要される」は重要で、倍精度重視してた高コストなスパコンのベクトルプロセッサーが生き残ってても、単精度重視でコスパに優れるGPUに勝てたのかは怪しい
前に、どなたかのブログで紹介されて話題になったLandreaallランドリオール。
興味はあるけど40巻はちょっと、、と尻込みする人が多かったので、この機会を活かすんだよ。
一迅社はしょっちゅう50%オフやるので、今後も狙うといいかもね。
増田も、紙の本で30巻くらいまで集めた後に「今後50%で買い続ければ得するので実質カロリーゼロ」と電書で買い直したくせに、以後は新刊を定価で買い続けているよ。
序盤、よく分かんない世界の深みやらあってとっつきにくいかもしれないけど、すぐに色々噛み合って回り出すから14巻くらいまで買うといいよね。
主人公も妹も他のキャラも、性格やら能力やら立場やら、なんとなく引っかかる人がいるかもしれないけど、なんでそうなったか、徐々に背景がわかっていくのがまたいいんだわ。
で、成長はするけど根本は変わんないんだよね。でも成長していく。はあ、愛おしい🥰。
選挙に立候補するような奴なんて、口では何を言ってたって、結局金だの権力だのが欲しいだけ。
どうせ誰に入れても同じだし、そもそも自分の1票なんて別に入れても入れなくても、って思ってて。
でも今回、初めて選挙に関心を持った。
それがYouTubeのおすすめ欄に表示されたのは、多分、その少し前の時期に、石丸動画をいくつか見たり検索したりしてたから。
むしろ、こんなのが市長じゃ市民の皆さんが可哀想だな、って感じてた。
ショート動画などでちょこちょこ見かけていた頃から、ずっとそうだ。
「恥を知れ!」でバズった時はやっぱり好印象を持ったけど、副市長がどうのって話の辺りであれ、って思った。
だって、考えたら分かるじゃん。そんなの議会が賛同する訳ないって、初めから。
市長は若くて有能なのに議員の奴らは、って全国的に悪評流れちゃってるところに、絶対市長と一緒に議員を貶めてきそうな敵が増えるっていうんだもん。
だから、この市長、市民の生活なんて二の次三の次、勧善懲悪じみた状況を作り出して日本中からヒーロー扱いされたがってる、ただの承認欲求モンスターなのでは?って疑念が、ショート動画を目にする度に確信に変わっていった。
とはいえ、承認欲求なんて誰でも当たり前に持ってるものだし、なんて考えてたんだけど。
そんな言葉で済ませられるレベルじゃなさそうだぞ、と理解したのは、都知事選立候補表明の記者会見で、記者を退席させる場面を見たからだ。
ドン引きした。なんで都知事選とは無関係の話持ち出すの?なんで退席させるの?めちゃくちゃ陰湿じゃん、て。
こいつこんな奴だったのかよって思いながら、関連動画に出てきた、古舘伊知郎との対談動画を見てみたら、もう、鳥肌が止まらなかった。
だって、あの「恥を知れ!」発言は、実は事前に考えてきた台詞だって言うんだぜ?ドヤ顔で。
もうさ、内心ほくそ笑んでさ、今か今かとタイミング見計らって放ったんだろうなって想像したら、嫌悪感が物凄くて。
こんなこと言ったら何だけど、40過ぎても独身てやっぱこういうことだよなあ、とか思ってしまった。
なのに、動画も記事もSNSも称賛一辺倒だから、見るの嫌になっちゃって、それきりだったんだけど。
で、元々いい印象持ってなかったところに、思いがけずひまそらあかねの動画を見ちゃってさ。
胡散臭いとは思ってたけど、まさかここまでとはって、面白くて面白くて。
でも、その時点では、投票しに行くつもりなんてさらさらなくて、選挙のニュースはいつものように他人事的な視点で見てた。
だって、あのWBPC問題を追求してる張本人が都知事になったら、確かに公金チューチュー無くせるかもしれない、って思うじゃん。
確かに性格的には色々アレで、私自身も、五ノ井さんの自衛隊でのセクハラ告発事件に、セカンドレイプ紛いの発言繰り返してた辺りでうんざりしちゃって、存在自体暫く忘れてたくらいだったけど。
リハッククイズ漫画事件でも、やっぱこいつ駄目だわって、XもYouTubeも速攻フォロ解してたけど。
それはそれこれはこれってフォローし直してさ。
アベマプライムで見たことあった宇佐見典也さんが、こいつ性格はクソだけどって、私の心の中代弁するようなこと言って、早速期日前投票しに行ってて。
他の人が応援してるの見たり、その他大勢扱いどころか公約すらきちんと報道されないことに、皆と一緒に憤ったり。
毎日毎日、暇さえあればX開いて、動画見て、まさかあのひまそらあかねに、こんな一喜一憂する日が来るなんてって、楽しくて仕方なかった。最初は。
でも、世間の大多数の人から見たら、ひまそらだって、この、その他大勢の一部でしかないんだよなって、なんかちょっと、目が覚めてきたというか。
だって、そもそも認知自体されてないじゃん。ネットの狭い世界でしか選挙活動してないんだから。
東京は世界一の人口密度を誇るメガシティで、熾烈な戦いを余儀なくされるからこそ、石丸も蓮舫も、現職で有利なはずの小池百合子も、あの手この手をそれぞれ必死に尽くしてるっていうのに。
街頭演説ぜつやらない、政見放送もボイコット、マスコミには報道して貰えない。
にもかかわらず、ポチポチXやって、知り合いに広めろ!って言うだけ。
挙げ句の果てには、フォロワー5千人以上の奴に限り、そっちから言ってくれればブロック解除してやるよとか上から目線で言ってるし。
こいつほんとに大丈夫か?現実的にまず有り得なさそうだけど、もしうっかり当選した時、知事としてちゃんとやっていけるのか?って、段々不安視し始めてしまった。
で、実務能力がどうなのかってところを確かめずにはいられなくなってしまって、とうとうひまそらの著書、ネトゲ戦記に手を出しちゃった訳なんだけど。
最初の数ページを読んだだけで分かったよ。ああ、こいつも駄目だって。
文章も、内容も、あまりに稚拙で、いい歳した大人が書いたなんてとても信じられない。
精神年齢が中学生で止まってるんだなって、手に取るように伝わってきた。
私、今まで、なろう小説とかでよくある、俺sugee系の話って何がいいのか、なんで人気なのか分からなかったんだけど、ああなるほどってようやく理解できた気がする。
同時に、合点がいったよ。
結局、ひまそらは、都知事選でラノベ主人公になろうとしてるんだよな。
こすい手使って権力を手に入れようとしてる、同い年でいけ好かねえ石丸を下してさ、俺はネットだけで勝てましたけど?ってドヤ顔したいんだよな。
で、自分はそれが出来る男だって思い込んでたんだよ。ちゃんと自分を客観視できてないから。
今はさすがに、最高裁で6億取った時とは違うって、現実が見えてきてると思うけど。
道理で、選挙広報で、名前肩書き過去の栄光が公約よりも先に、でかでかと書かれてた訳だよな。
公約の行まで読んで貰えないかもしれない、なんて考えもしなかったんだよ。
そこに、ひまそら本人の投稿がきっかけで、「ひまそらあかね氏の公約を真っ向から批判してみる(anond:20240624143838)」とデイリー新潮の記事を読んで、更に駄目押しされた感じ。
こいつの公約なんて、知事の実務や他の自治体の実情をろくに調べもしないままに、もっともらしく吹聴してただけの素人の浅知恵。出馬したのも、本当にただ石丸に対抗意識燃やして、正義のヒーローぶってイキってただけ。
なんかもう、宇佐見さんは、例え死に票になっても、公金チューチューへの世間の関心度を示すためにひまそらに入れるべき、って感じのことを言ってたけど、正直こいつのために自分の票を使っていいのか分からなくなってしまった。
かといって、蓮舫は論外っていうか公職選挙法違反で無効になるかもだし。
田母神は、言ってることは確かにまともだけど、家事育児は女に丸投げしてきた世代の男が少子化対策とか子育て支援とか満足にできるの?それ以前に過去に公選法違反やらかしてるけど大丈夫?
小池百合子は子育て支援的な面では一定の評価もあるけど、そんなのどうせ中抜き利権で、しかもプロジェクションマッピング。都議会でも傍若無人に振る舞ってるみたいだし。
そもそも、この3人と石丸ばっか取り上げるメディアの姿勢が恣意的すぎて、まんまと思惑に乗せられるみたいで嫌だ。
安野は副知事がどうとかって聞こえてくるし、知事より国政じゃないのって確かに思うし。
桜井誠は、歯に衣着せずに当たり前のことを当たり前に言ってくれる感じで好感持てるし、当選したらいい意味で色々とやらかしてくれそうな期待感もある。これが最後の挑戦って聞いたら応援したくなったりもする。だから、出馬会見で体調悪いって言ってなかったら、この人に入れたかもしれないけど。。
あとはもう、メディアの露出がなさすぎてどんな人か分からないし、自分から調べに行く気力がない。
調べたところで、討論会の動物園ぶりを見るに、どうせひまそら以下の有象無象でしかなさそうだけど。
ただ比較検討するだけじゃなくて、何が嘘で何が真実かって見抜かされるコストを強いられるのが本当にしんどい。
ほんとに清廉潔白で善良で優秀な人間は、そもそも政治家なんか目指さない、って分かってはいるけど。。
連坊石丸は公選法違反で無効になりそうだし、田母神は高齢すぎるし、百合子も前回ほどの票は入らなさそうだから、前回いいとこまで行ったっていう桜井だったら入れてみる価値あるかな…?
でもさあ、百合子だって岸田だって、いざ当選するまではそうやって皆期待してたよなあ。。
とか考えると、今から徒労感凄まじすぎて投票する気になれない。
アメリカの大統領選で、オバマとかトランプとか、演説めちゃくちゃ盛り上がってた記憶あるけど、あんなふうに熱狂させてくれるリーダーを選んでみたいもんだわ。どうせ後で不祥事とかでがっかりさせられちゃったりするんだとしても。
世の中には、投票所に向かう途中にポスター見て、とか選挙カーで名前聞こえてきたから、とかって理由で投票しちゃう奴がいるらしいけど、きっとそういう奴の方が生きやすいんだろうな。羨ましい。
『人間は自分ができることは他人もできると考える』が言いたいならわかるけど、
それは東大生には限らんで
よく下記みたいな増田あるけど、下記みたいに思ってるやで
東大卒なのに清掃員やってる人とかおるん?
ただ今日、仕事はあまりに暇すぎて創作増田のネタもなかったので
地中にメタンガスの発生源が埋まってて
「え?君ら科学的根拠と事実に基づいて批判を展開する能力あったんだ!?!?!?!」ってびっくりした
https://shueisha.online/articles/-/250836
この記事で、「実は蓮舫氏はスパコン事業に助け舟を出していた」と書かれているが真っ赤な嘘(憶測)である。
まず第1前提として、予算を決めるような大事な話ほど文書のやり取りにすべきである。あの事業仕分けはただのマイクパフォーマンス芸であり、言った言わないを避ける方法がないことを思い出してほしい。例示としては、科研費である。科研費の予算決めをマイクパフォーマンスにしたら成立しないのは想像に難くないだろう。
以下、蓮舫氏のあの発言=助け舟というのはかなり怪しいという証拠を記していく。
https://www.amazon.co.jp/dp/4569779646
上手くいかなかった助け舟をタイトルにした本を普通出すか?本当にそう考えてたなら、それをタイトルに本出す奴はサイコパスやろ、という話である。
あのスパコンの事業仕分けでは、”予算要求通り”と評価した人は誰もいなかった。つまり蓮舫氏もそのように評価したのである。
だが、スパコンの重要性を理解していて研究が大事と評価していたなら、マイクパフォーマンスが悪くとも、”予算要求通り”にするのでは?という話である。そのマイクパフォーマンスの悪さ=スパコン研究事業の無意味さと帰結主義に評価するのであれば、蓮舫氏の取った行動も帰結主義に評価すべきである。つまり、”予算要求通り”と評価してない蓮舫氏は、助け舟であの発言をしていないのである。
蓮舫氏は事業仕分け後の2009年12月にTwitterで息子の使ってたマジコンのことを聞き、ネットで物議を醸した。
https://getnews.jp/archives/42755
まずここで確認したいのは、蓮舫氏はTwitterを投稿できるようなインターネットを使える環境にあり、その息子もおそらくそのマジコンをネット購入してるようなネット環境があることである。そういった環境があるにも関わらず、一切調査もせず、Twitterに無邪気に質問を投稿しているのである。
この調査能力がない人物がはたしてスパコンの重要性やどんなシミュレーションに使われてるのか、当時理解してたのか?
この事業仕分けの一件により、近い界隈の研究・開発・教育現場で愚痴のように口酸っぱく言われるようになった。
「目標を1位にしても必ず1位にならず下の順位(e.g. 2位, 3位)になってしまう。つまり、2位,3位を目標にしてしまうとさらに下の順位(e.g. 4位,5位)になってしまい競争・開発力がどんどん落ちてしまう。だから目標は高いところにしなければならない。」
もしかして蓮舫氏はこの当たり前の話も知らなかったのではないですか?
この事業仕分けにより、あの時期のHPC分野は間違いなく衰退した。
仮に助け舟を出したとされる蓮舫氏は、その後HPC分野を改善させる何かをしたかというと何もしてない。
そして、今回の都知事の公約にも、これに近い話は一切ない。つまり、蓮舫氏はあの助け舟で上手くいかなかった事業仕分けを特に問題ないと考えてるだけである。
以上の点を考えていくと、蓮舫氏はあの発言を助け舟とは全く考えておらず、あの事業仕分け、予算削減を特に問題とは思ってないのである。
都知事選に出馬する上でのネガキャンを減らすためだけの理由で、後出しの歴史修正擁護にはウンザリである。
はてな民は騙されないように!
批判精神があることについては『それはそう』で異論はないんだけど、
お上が言うことだから・・・(SHIKATA GA NAI)がない代わりに、
新貴族主義がまかり通る下記の世界どっちがいい?みたいな地獄の二択はしたくないなぁ・・・
『フルタイムで働いてるのに老後の不安がある状況っていかんよなぁ』って言うと、
ChatGPTちゃんは、平然とスーパーや飲食店や介護や運送業や一次産業にMBAをはじめとした専門教育を受けろと言うし、
『どんな傲慢な人でも、どら焼き屋、スペアリブ屋、タコス屋をするのに、料理に対する情熱や美味しいレシピよりも、MBAが大切とは答えません。
と伝えると、
職業やビジネスの成功において、経営やマーケティングの専門知識は重要な要素となることは確かですが、それがすべてではありません。料理の情熱や技術、お客様に対するサービス精神なども同様に重要です。 個々の人には異なる夢や目標があり、異なる道を選ぶことができます。どら焼き屋、スペアリブ屋、タコス屋を営むことがその人にとって意義のある選択であり、社会的に貢献することも十分にありえます。・・・って答える
『ChatGPTが考える、スーパーの店員の100倍以上の年収を受け取るべき能力や責任とは何ですか?』と尋ねると、
高給取りの人々が受け取る報酬の差は、さまざまな要素によって影響を受けます。以下に挙げるいくつかの要素は、高給取りとされる人々の能力や責任、および市場価値に関係している可能性があります。 ・専門知識やスキルの獲得: 高給取りの人々は、高度な専門知識やスキルを持っていることが多いです。例えば、医師や弁護士は長期間の教育やトレーニングを受け、高度な専門知識を持っています。 ・責任の大きさ: 高給取りのポジションには、通常、高い責任が伴います。経営者や高位の役員などは、企業や組織の意思決定や戦略の責任を持ち、重要な意思決定を行います。 ・結果に対する影響力: 高給取りの人々は、自身の仕事や意思決定が組織や社会全体に与える影響が大きいことがあります。例えば、成功した起業家は新しいビジネスを生み出し、雇用を創出することで経済に貢献します。 ・市場価値: 報酬は市場における需要と供給のバランスによって決まります。需要の高い職種や業界では、人材の供給が限られているため、報酬水準が高くなることがあります。・・・って答える
『一般的にアメリカにおいてアメリカ大統領領よりも責任が重大な職はないがスーパーの店員の数千倍の報酬はもらってない。アメリカ大統領の年収は年間40万ドル。
数百倍から数千倍の報酬が正当化されるべき責任など存在しないと思うけど?』って伝えると、
報酬の上限をどこに引くべきかは、社会的な議論や倫理的な観点によって異なる結論が導かれる可能性があります。報酬の適正さや公正さについては、さまざまな要素が考慮されるべきです。・・・って答える
『アメリカンドリームが生きているとしているのは、民主党寄りのメディアや経済誌が多いようです。
既に社員の数百倍から数千倍の大企業のCEOの報酬を2.5倍にするとか言ってるシンクタンクの人はコメント欄でめちゃくちゃ叩かれていました。
私も何言ってんだこいつ?と思いました。』って伝えると、
ご指摘のように、アメリカンドリームや経済の不平等に関する議論は様々な視点や意見が存在します。メディアやシンクタンクの立場や政治的な傾向によっても、報道や記事の内容が異なることはあります。 経済誌や民主党寄りのメディアは、一般的に経済的な不平等や格差是正に関心を持ち、アメリカンドリームを実現するための政策や社会の変革を提唱することがあります。まぁこれはもっともらしいAIの嘘の範疇だとしても、とにかく何を聞いても教育と努力で解決出来るってChatGPTは答えるんだ
子曰く、「故に智将の慮(おもんぱか)る所は、視聴に存す。凡そ視聴とは、人を全(まっと)うして用を為(な)さしむるなり。」
増田、その考え方は一見正しそうに見えるかもしれないが、孫子の教えに照らし合わせると、一面的な見解に過ぎない。本当に賢い指導者や経営者は、人間を単なる道具として使い潰すのではなく、その能力を最大限に引き出し、長期的に有効に機能させる方法を考えるものだ。孫子は「視聴」を重視しており、人を全うして用いることが大切だと教えている。
確かに、一部の成功者たちは冷酷な手段によって一時的な利益を得るかもしれない。しかし、それが永続的な成功へと結びつくかは定かではない。持続可能な成功を目指すためには、他人を尊重し、その力を最大限に引き出す方法を学ぶことが重要だと孫子も示唆している。だからこそ、増田も一度深く考えてみてはどうだろう。
障害者への偏見が強いから障害者福祉への道に進んだことに気付いてしまった
増田は、他人をサポートしてその人が出来なかったことができるようになって嬉しそうにしている姿や笑顔を浮かべている様子が好きだ
しかし、増田ははっきり言って、一般的な大卒社会人に比べて能力も低ければ、経験も浅く人間として不出来である
そんな人間が他人に貢献できることなんて、よほどの専門的な事以外無いように思える
だが、不出来な、人間として劣っている増田がそんな専門的な知識を得ることはできなかった
であるのならば、より人間として劣っているであろう、障害者にたいしてならば、何か教えられるのでは無いか
と、そういう意識が微塵にでも無いかと考えたときに、そうではないと気付いて
己の醜さをまざまざと突き付けられるこの仕事を続けていられなくなってしまった
今後最早、誰かに対して何かを出来る気がしない
正しさで殴りつけてくる麗奈にめっちゃムカついてたので、(滝にフラれるとかして)コイツ1回ボコボコに心折られねーかなと思ってたら、自らの手で久美子をソリ落ちさせて死ぬほど凹むという、まさにそんな展開が飛んできたので麗奈を赦す気になれたの良かった(結論)。
色んな意味で話題になったシリーズ第3期12話で久美子と滝は以下の会話をかわす。
滝「そうですね。正しい人でしょうか。本当の意味での正しさは、皆に平等ですから」
滝「黄前さんは、どんな大人になりたいですか」
久「私は…。私も、そんな人になりたいです」
以下、アニメ『響け! ユーフォニアム』シリーズの感想を、物語が提示した“正しさ”に沿って述べる。
正しさを他人に押し付けるとき、そこには暴力性が宿る。久美子と麗奈はむしろそれを行使してきた側で、実力が上だからという理由で3年生の中世古香織をソリから追い落としたことや、家庭の事情で全国大会前に引退しようとしていた田中あすかを強引に引っ張り出したことは、まさにその典型だ。その時、久美子たちはまだ1年生で、責任を負わない立場だから好き勝手やって良かったし、正しさで相手をねじ伏せることは快感を伴うので、作劇上それらはむしろ肯定的に扱われていた。ゆえに正しさの中に潜む暴力性はこれまで適切に隠蔽されていたのだが、3期になってブーメランとして返ってきたことで、その問題点が一気に噴出した。そして久美子と麗奈では反応が違った。
久美子は下級生を指導する過程で黄前相談所という二つ名を得るほど面倒見が良く、そして部長になったこともあって精神的に成熟し、融和的なスタンスを取るようになった。一方の麗奈はなんら変わることなく正しさの信奉者であった。ふたりとも「北宇治は実力至上主義」というイズムを共有していたし、強豪校からの転校生である黒江真由が「(ソリを奪うことになるから)オーディション辞退しようか?」と何度も何度も何度も本当にしつこく何度言ってきても久美子は「上手い人が吹くべき」というスタンスを一度も崩さなかった。
ただ、全国大会金賞を目指すべくオーディションを大会ごとにしたことで緊張がずっと続いたことや、大幅に変わった編成への疑問、そして精神的支柱である久美子が本当にソリから陥落するに至って部の混乱はピークに達する。これに関しては仲の良い者の間でも意見が別れており、たとえば強豪校出身の川島緑輝が「実力は同じなのだし、それだったら部が落ち着く方が」と久美子を支持する一方で、高校から吹奏楽を始めた加藤葉月は「それだとオーディションが成り立たない」という意見だった。葉月は本当に素人からスタートしており、3年生になってようやく大会メンバーに選ばれた。しかしだからオーディションを肯定しているわけではなく、落ちていたとしてもおそらく同じことを言っただろう。彼女の言葉は真っ直ぐで、積み重ねてきた努力に支えられていることは明白だった。一方の緑輝も、強豪校でやってきた経験から、おそらくは部の空気が合奏に与える影響を理解しており、だから部がまとまることを重視していたのだと思われる。つまりどちらも「正しい」。しかしそうやって意見が分かれ、「正しさ」が衝突しあう只中で、久美子と麗奈は袂を分かつ。
久美子は、部の混乱を収めるには顧問の滝が編成の変更やオーディション結果に対する意図を説明することでみんなが納得することだとしてその道を模索するが、しかし麗奈は「そこに疑問を抱くと全てが崩れる。指導者の方針に従うのは大前提」と否定、さらにはソリ落ちした直後の久美子に「自分の努力不足を棚に上げて思い通りにならないってそんな言い訳か文句が大半」という正論を浴びせ、「部長失格」の烙印を押す。
このシーンに対する感想を言わせてもらえれば、「安全地帯から正論ぶってんじゃねえよ麗奈ァアッッッ!」である。心底ムカついたね。
高坂麗奈はサラブレッドなトランペッターである。父がプロの奏者で、家に防音スタジオを作れる程度には裕福で、幼い頃から音楽指導も受けてきた。彼女は学生離れした実力者で、当然のように大会メンバーはおろかソリストに選ばれる。環境だけが彼女をそうしたとはもちろん言わない。それに見合うだけの努力をしてきたのだろう。だから彼女が「自分の努力不足を棚に上げて指導者に楯突くなんて!」と言うのは“正しい”。目標を全国大会金賞に設定したのは部員たちだし、それに向けて合奏を作り上げるという意味で滝の指導力に疑う余地はないのだから、従うのは当然。麗奈が言うことは常に“正しい”。そして久美子も視聴者も、その麗奈の“正しさ”に一度は与したはずである。“正しさ”でもって中世古香織を追い落とし、田中あすかを大会に引きずり出し、劇的に描かれたそれらのシーンに感動してきたのだから。そこに潜む暴力性に気づこうともせず。だからいざその暴力性が自らに向けられたとき慌てふためくのは滑稽な話である。しかし感情は偽れない。“正しさ”で殴りつけてくる麗奈はやっぱりムカつくのだ。そのムカつくという感情がベースにあることは認めつつ、その上で言いたい。正しさは万能薬じゃない、と。
麗奈の正しさは(構造的に)滝の影響を強く受けている。北宇治吹奏楽部顧問の滝昇は若手ながら実力のある音楽指導者で、部員たちに「全国を目指す」か「楽しく過ごす部にする」かを選ばせた人物である。生徒の自主性を重んじると言えば聞こえはいいが、自分たちで選んだからには妥協を許さないという暴力性がそこにはある。確かに滝の指導力は本物で、北宇治はメキメキと実力をつけ、就任1年目にして全国大会に進出するほどの成長を見せた。しかし実力が上がれば目標が上がる。目標が上がれば部員たちにより負荷が掛かる。そうして発生したのが関西大会直前に発生した部の混乱であり、滝にはそれを鎮める力もその気もなかった。それは合宿中のやり取りに現れている。
滝「楽しむ、と書いて音楽、ですね」
橋「本当に分かってる?」
滝「(虚を突かれたような顔をした後)分かっていますよ」
場面としては関西大会直前の合宿で、部のピリピリした空気を感じ取った橋本(滝の音大時代からの友人で、北宇治の外部指導者)がジョークで和ませた後、軽く訓示しようとした時のことである。橋本に言わせれば、音を楽しむことが音楽だと本当に分かっていれば、こんな空気を放置しておくはずがない、といったところだろう。滝の、合奏を作り上げるという意味での実力は確かなのだろうが、その指導力が及ぶのは正しさが通用するところまでであり、それで解決できない問題にぶち当たったときは無力である。そして滝自身に解決する気がない。ただの外部指導者に過ぎない橋本が一瞬にして感じ取った「ピリピリした空気」を滝はただの一度も解消しようとしなかったのだから。滝には解決する能力がなく、その気もない。滝に無理なのだから、ミニ滝にすぎない麗奈にはもっと無理である。
そんな部のピリピリした空気を解消したのは久美子だった。思っていることを素直に打ち明け、解決したのだった。
「1年生も3年生も同じ土俵で競ってひとつの目標に向かえる北宇治が好き」 「その北宇治で全国金を取りたい。でも届かなかった」 「何かを変える必要があって、だから大会ごとのオーディション形式にした」 「間違っていたとは思わないけど、でも戸惑わせたことも事実。すみませんでした」と部長として謝ったあと、「納得できない人もいると思う。でも私は北宇治で全国金を取りたい」そう訴えた。「1年間みんなを見ていて思いました。こんなに練習してるのに上手くならないはずない。こんなに真剣に向き合ってるのに響かないはずない。北宇治なら出来る。私たちなら出来るはず」と。
この久美子の真剣な訴えが部員たちの心に響き、部は急速にひとつにまとまった。
さて、久美子は部長失格だっただろうか。その答えは言うまでもなく明らかで、失格なのは正しさを押し付けることしかできない顧問とドラムメジャーであろう。
このあと、久美子と麗奈は仲直りをするのだが、ハッキリ言って納得できるものでは到底なかった。久美子はあっさりと赦していたが、一視聴者としては、「ああ、麗奈を赦すことは絶対にできないな」と思った。物語としては、このあと黒江からソリを奪還し、全国大会金賞を取って大団円を迎えるだろうが、それはそれとして高坂麗奈というキャラクタを心底嫌いになったことだけは動かせないだろう、という結論に至り、そしてそうなるはずであった。
のだが、物語は急展開を迎える。
ここからは原作改変としてすでに話題になっている、ユーフォニアムのソリ奏者を決める公開オーディションについて、私が受けた衝撃を述べる。ちなみに原作未読である。
久美子にとって憧れである田中あすかを思わせる銀のユーフォニアムを携えた強豪校からの転校生で、実力は高い。つまり久美子を脅かすポジションを与えられたキャラなのだろう、ということはすぐに分かった。実際その通りの役回りで、「(私のせいで大会に出られなくなる人がでるから)オーディション辞退しようか?」 「(ソリを奪うことになるから)オーディション辞退しようか?」と本当にしつこいぐらい繰り返し久美子に訊ねるうっとうしいキャラでもあった。それはさておき実力は本物で、いち早く警戒感を露わにした麗奈は、当初「久美子の方が上手い」と言っていたのに、途中から「久美子の方が好き」とトーンダウン。さらにソリの練習に久美子を付き合わせて「私は全国も久美子と吹くつもりでいるから」と激励している。しかし関西大会でソリの座から久美子は陥落する。その際、麗奈は「やっぱり…」という表情を見せるため、滝の求める音を出せるという点で、黒江は明らかに上だったと思われる。
ただこの段階でのソリ落ちは明らかにそういう流れであったし、物語的には全国大会でソリ奪還して金賞の方が盛り上がるため衝撃は全くなかった。物語がそのラインに乗ったことで、そうなることはもはや確定的に明らかだとさえ思った。
関西大会は滝の一存で決まったが、全国大会は甲乙つけがたいとの判断で、部員投票による公開オーディションをすることが決まった。2年前、当時1年生だった麗奈と3年の中世古が競い合ったアレのリフレインである。しかし当時と違ったのは、奏者を幔幕で隠し、音だけで判断してもらうということ。奏者は視聴者にも隠されており、これには第四の壁みを感じた。つまり視聴者であるあなたたちも、音だけで判断してくださいね、という制作者たちの声が聞こえたのである。
音楽的素養は0で、細かいことなんて何も分からないが、確かに2つの音は違った。
1番目の奏者は音が小さく、2番目の奏者は大きく聞こえた。自分が部員なら2番目に投票しようと思った。
投票シーンに移り、2番目の奏者には緑輝、塚本、奏の手が上がる。やはり2番目が久美子だったんだと確信した。同時に勝利も確信した。しかし同票であるという。
滝「奇数のはずですが…」
麗「私が、まだです」
ここで2年前のトランペットのソリオーディションの回想が入る。「裏切らない?」 「もしも裏切ったら、殺していい」のやつである。そして――
麗「……1番です」
え、ちょ、待って。2番が久美子やろ、1番????????????
滝「分かりました。では1番の方は、前へ」
黒江の脚が前に出て、麗奈の顔がくしゃりと歪む。久美子が目を伏せる。
マジかよなんだこれふざけんなよ。
客席からざわめきが広がり、部員たちの困惑した表情が映される。
また正しさの暴力かよ! 誰が得するんだよ、この展開!
困惑と怒りの感情でないまぜになったが、まっさきに動いた久美子の言葉に背筋が伸びた。
久「これが! 今の北宇治のベストメンバーです! ここにいる全員で決めた、言い逃れのできない最強メンバーです! これで全国へ行きましょう。そして、一致団結して! 必ず金を! 全国大会金賞を、取りましょう!」
3年間やってきたことがある意味で潰えた直後にこれを言える久美子は本当に立派だと思ったが、脱力した。訳が分からないと思った。
呆然としたまま画面を見続ける。
場面は進んで行き、久美子が麗奈を探している。しかし先に帰ったという。大吉山で待ってるというラインの画面が映され、登りきった先にいた麗奈は背中で泣いていた。
それを見た瞬間、(上からで申し訳ないが)「赦せる」と思った。麗奈は分かってて久美子に引導を渡したんだと理解し、麗奈に対する怒りが氷解した。
正しさは暴力性を孕む。しかしその正しさが自らに向かうときのみフェアネスになる。日本語に直すなら公正さだが、ここは敢えて“正々堂々”という言葉を使いたい。
麗奈は黒江を選んだんじゃない。久美子より音楽を取ったんでもない。久美子との約束を果たしたのだ。
2年前。中世古香織をソリから追い落としたとき、そうけしかけたのは久美子だった。麗奈は「裏切らない?」と聞き、「もしも裏切ったら、殺していい」と久美子は答えた。ここで彼女が言いたかったのは、「自分の音楽に正直であれ」ということだったろう。そういうセリフがあるわけじゃない。しかし含意は明らかなように思われる。迷いを振り切った麗奈は実力を発揮し、ソリの座につく。
麗奈はその時の同じように、正々堂々と、胸を張った。
たとえそれが自らの心臓に刃を突き立てるほど辛いことであっても。
久美子は音大に行かない。公式大会でソリを吹くチャンスは最後だろう。海外の音大に留学する麗奈からすれば、肩を並べて吹ける最後のチャンスでもある。
でもそれを分かった上で、どちらが久美子でどちらが黒江か分かった上で、久美子を切って捨て、そのかわりに約束を、果たしたのだ。
久美子は言った。「私は、それが何よりうれしい。それを誇らしいと思う自分に胸を張りたい」
もし仮に、麗奈が久美子との約束ではなく、久美子を選んでいたら。麗奈はもちろんのこと、久美子も胸を張れなかったはずだ。最後の全国大会で一緒にソリを吹けたかもしれない。高校時代のいい思い出として残せたかもしれない。しかしあのときかわした約束を裏切り、その時の自分たちを殺すことになる。だから“正しさ”に傷つくことが分かっていても、麗奈は己を曲げなかったし、久美子はそんな麗奈を誇りに思うと胸を張ったのだ。
原作改変で賛否両論の展開であるが、私にとってはアニメ『響け! ユーフォニアム』が描いてきた物語の結末として、これ以上のものはないし、これ以外のものもないように思われる。私は私の感想が正しいとは思っていない。久美子と麗奈がソリを務める全国大会が見たかったし、今もまだ見たい。久美子がソリを吹けないなんて嘘だろう、とまだ思っている。だから原作改変に怒っている人たちを否定する気には一切なれない。それもまたひとつのあり方だと思う。でもだからこそ、正々堂々と胸を張る道を選んだ久美子と麗奈を、いち視聴者として誇りに思う。
余談。滝は「どちらも充分ソリが務まると考えています」と言って部員投票に委ねたが、ある意味で嘘だろうと思う。というのは久美子と黒江の音に明確な違いがあったからだ。どちらが上か下は分からない。でも違いがあった。久美子の音は大きく、黒江は小さかった。麗奈が選んだ今なら分かる。久美子のユーフォニアムは主張が強かった、ということなのだろう。あくまでユーフォニアムは影だ。スポットライトがあたるべきはトランペットであって、黒江のユーフォニアムは影に徹することでペットを際立たせる演奏だった(黒江の楽譜には「支える!」という書き込みが何度も現れる)。合奏で求められるのは、つまり滝が求める音を出せたのは黒江だった。
ではなぜ滝はソリオーディションを開いたのか。責任を投げたとは思わない。頑張ってきた久美子にチャンスを上げたとも思わない。本人が述べているように、久美子が部員からの信頼篤き部長であるがゆえに、部がまとまるにはそれが最善と考えたのだろう。
「私は、今の北宇治を高められるところまで高めたと、自負しています」。つまり本当に、久美子と黒江で大きな差はないのだ。どちらで臨んでも、金に届きうる。そのために必要なのはむしろ部のまとまり。そういうことなんだろうと思う。
余談その2。12話の放送直後、シナリオライターが原作改変を主導したのは自分だと告白していた。
https://x.com/oitan125/status/1804807383018795391
賛否両論になるのは間違いなかったから、その責任を一手に引き受ける、とそういうことだろう。アニメの中で、麗奈がやったのと同じ立ち回りである。これが正しい結末だと、原作を改変してまでそれを押し付けた。しかし同時にそれに納得のいかない視聴者からボコボコにされることを引き受けた。正々堂々と、胸を張ったのだ。いち視聴者として、制作スタッフの決断とそれを支持した原作者を誇りに思いたい。
お競馬の話
今回の宝塚記念をもって一応決着したと思う
まとめていきたい
2歳戦からはドルチェモア、ファントムシーフあたりが安定感を示しており、ドゥラエレーデが衝撃の勝利
しかし、3歳になってドルチェモアは大不振、ドゥラエレーデはダート路線に行ったので、残ったのはファントムシーフのみ
今になって思うと2歳から強く今も一線で走ってる馬がいないのがよくわかり、晩成なのかも、とは思わせる
皐月賞からはソールオリエンス、タスティエーラ、ファントムシーフが結果を出した
ファントムシーフは2歳戦に続いて結果を出した唯一の馬となった
しかし不良馬場だったため、全体的には評価が難しい一戦となった
ダービーではソールオリエンス、タスティエーラ、ハーツコンチェルト、ベラジオオペラ、ノッキングポイントが結果を出した
ソールオリエンス、タスティエーラは皐月賞に続き結果を出し、この世代では抜けた存在であると捉えられる
ファントムシーフは底が見えた形となった
ベラジオオペラは当時から素質は評価されていたが、難しさがある馬として扱われていた記憶がある
ハーツコンチェルト、ノッキングポイントは素質馬として知られていたが、ようやく花開いた形
しかし、オークスよりも遅いタイム、本来東京2400に向かなそうな血統の馬の勝ちに対して、疑問を持った方も多かった
しかし、ダービー5着のノッキングポイントが夏の古馬戦の重賞、新潟記念で勝ち、ホープフル2着皐月賞ダービーで掲示板外だったトップナイフは札幌記念で2着になることで、この世代は強いというイメージを持った人もいた
神戸新聞杯、セントライト記念では、ソールオリエンスをやぶったレーベンスティールが一躍有名になったのだけが大事な情報
菊花賞ではドレッツァが勝ち、春クラシックで結果を出したタスティエーラ、ソールオリエンスが2、3着
この時点で、タスティエーラ、ソールオリエンスの2頭は世代最強の評価を盤石なものとする
ドゥレッツァはそれを上回ったが、長距離専用かどうかの評価が保留となる
タスティエーラ、ソールオリエンス、ドレッツァ、レーベンスティールが4強で、その下に
ハーツコンチェルト、ノッキングポイント、ベラジオオペラ、トップナイフ、またはサトノグランツ、サヴォーナあたりがいるように見えた、というのが多くの人の評価だろう
菊花賞経由の3歳馬が年末の有馬記念で好走するのはよくあるパターン
期待はされたものの、タスティエーラ、ソールオリエンスともども有馬記念では6着と8着
世代トップの馬がこれでは厳しいぞ、実際あのダービー疑問だったもんな、という空気が一気に噴出した
しかし、状態が上がらない中でも2000のスペシャリストのプログノーシスの2着となったドレッツァは信頼がおかれ、菊花賞での勝ち、綺麗な馬柱によって、世代最強はドゥレッツァ説がここで持ちあがる
古馬G1大阪杯でもタスティエーラ、ソールオリエンスともに大敗
ドレッツァ以外の4歳世代牡馬は弱い、という説が完全に定着する
しかし、大阪杯を勝ったのはベラジオオペラで同じく4歳世代だった
ただこのレースにはドウデゥースやスターズオンアースなどのわかりやすい強敵が出ておらず、僅差での勝利だったため、それを評価する人は少なかった
4歳牡馬が弱いんじゃない、4歳クラシックホースが弱い、という説もここからささやかれだす
続く春の天皇賞
ドウレッツァは抜けた2強の一角として大きな支持を集めたが大敗
最後の砦に見えていたドウレッツァの敗戦により、このレースから4歳世代牡馬最弱説は確定的に共有され始める
本当はドウレッツァは菊花賞後に体調が戻らず、レース後にも骨折があったため、このレース結果からドゥレッツァの強さに疑問を持つ必要はないと考えている
タスティエーラはだめっぽい
ダービー3着のハーツコンチェルトが自己条件に戻り、ダービーと同条件の東京2400で、3勝クラスに出走する
しかも連敗
あのダービーって3勝クラス程度なの?という、もはや悲しい気持ちが漂い始める
が、エプソムカップで59キロの最重量ハンデを背負ったレーベンスティールが、後続を2馬身突き放す勝利
世代論争に大きな一石を投じることとなる
現役最強クラスのドウデュース、ジャスティンパレスが出走する、レベルに疑問のつけようがないグランプリ
大雨の影響もあったが、ベラジオオペラが大阪杯に続き馬券内を確保、重馬場の鬼ソールオリエンスが2着に差し込んだ
ソールオリエンスはおおいに馬場を味方につけた影響は大きかっただろう
重馬場はマイナスにならない程度の適性で、ソールオリエンスやブローザホーンほど、重馬場を味方にするわけではない
しかし、自在性があり立ち回りが上手く、元々の走力を生かし切れるように成長していたことが証明された
ベラジオオペラは疑いようのないG1馬だったのだが、大阪杯では正当に評価されていなかったと言えるだろう
4歳世代牡馬で、ベラジオオペラは他の世代と遜色ないレベルのG1馬と言える
現時点で世代最強
ドゥレッツァは評価を下げてしまったが、万全の体調で出てくれば一線級の力はあるはず
まだまだ底は見えていない
まだG1を勝てていないが、軽視できることはないだろう
ソールオリエンスは重馬場巧者っぷりは現役屈指で、そうなればG1でも期待できる
タスティエーラは能力自体はあるはずなんだけど、もはや走る気があんまりないかもしれないから、G1で買える馬じゃない
ノッキングポイント、ハーツコンチェルトは、現時点では大きいレースで期待できない
サヴォーナ、サトノグランツも重賞で馬券内は、よほど好走しないと入れない
晩成型の成長には期待
マックジョブをコツコツやり続けてくれる人も世の中には重要なんだから
意識高そうな事言って能力不足でメンタル壊してドロップアウトしていくより、そういう積み重ねていく仕事を評価して適材適所にしていった方がいいんじゃないだろうか
・通行人とか電車内の他人の容姿でギリ気づかれるかどうかの声量と言い回しで笑い者にしまくるチキンレースをしょっちゅうやる
・迷惑かけたり怒りだしたり暴れだしたり、そういうことをして何かにつけて目立ちたがる
・格下と見なしてた先輩とか同期から愛想良く挨拶されたり話しかけられたりすると、露骨にピリつきだして本人がいなくなったタイミングでキレ気味に悪口言いまくる
こんな具体的な癖が何個も被ってたので離婚の闇深さを痛感した。
同時に、
「アルファオスを嗅ぎ分ける能力によって世の中で生き残ろうとする母親の習性を息子が学習してしまった感」
があって業が深いとも思いました。
再投稿でバズろうとする習性を学習してしまった感があって業が深いと思った
https://megalodon.jp/2024-0430-1244-18/https://anond.hatelabo.jp:443/20240430124019
検索用:
https://megalodon.jp/2024-0625-0954-31/https://anond.hatelabo.jp:443/20240625095250
■今まで自分がエンカウントした死別じゃない母子家庭育ちの男性には共通点が何個もあった
・通行人とか電車内の他人の容姿でギリ気づかれるかどうかの声量と言い回しで笑い者にしまくるチキンレースをしょっちゅうやる
・迷惑かけたり怒りだしたり暴れだしたり、そういうことをして何かにつけて目立ちたがる
・格下と見なしてた先輩とか同期から愛想良く挨拶されたり話しかけられたりすると、露骨にピリつきだして本人がいなくなったタイミングでキレ気味に悪口言いまくる
こんな具体的な癖が何個も被ってたので離婚の闇深さを痛感した。
同時に、
「アルファオスを嗅ぎ分ける能力によって世の中で生き残ろうとする母親の習性を息子が学習してしまった感」
があって業が深いとも思いました。