はてなキーワード: 手袋とは
前回、http://anond.hatelabo.jp/20141206042645で便所飯の方法を書いたが今回はその応用をかく。
田舎の大学や学校、職場、ヒエラルキーのある団体のほうが便所飯は起こりやすいかもしれないが、大都会の便所飯も似たようなもの。
まず、でかいキャンパスやビルの中で、集団によるいじめやからかい、ネタや中傷のターゲットにされている場合の大都会便所飯の方法を書く。
田舎では周りに土地が多くアパートや物件が多いと近くに住めば、昼飯を家に食べに帰れるから便所飯を回避できる。
だが、50分しかない昼の休憩時間では、大都会で一旦、家に帰って食べてくるという回避スキルは不可能だ。
だから一点突破の便所飯スキルのみに集中すると実行者は過緊張による失神、めまい、自律神経失調症など負荷を負うので、飯場所をサイクルさせるとやりやすいのだ。
たとえば、
<月曜:倉庫飯>⇒<火曜:便所飯>⇒<水曜:自転車飯>⇒<木曜:ドリンクゼリー飯>⇒<金曜:便所飯>
と、1週間のうち5日を乗り切るには様々な組み合わせパターンを用いればよい。
こういう話をするとたいてい、「便所飯するくらいなら一人で食堂の隅っこでもいけばいいのに」とか哀愁ただよう意見を耳にする。
しかし、それは間違いだ。
他に理由などない。
大都会は狭い。
建物が限られている。
ビルだとトイレの床面積すら狭く、便座に尻を置いて屈むだけで目の前に壁がくる。
そして、そのぶん、パーソナルスペースはせまく、住み慣れた場所に得る生活感のような安定場所が確保しにくい。
だから、よく昼になったらあいつあそこいくぜ、もしかして・・・と思われるので場所を分散させればよい。
つねにぼっちなのでおれはいつも定位置便所飯で平気だぜという表情も、空腹になると緊張感が途切れやすいのだ。
だから張り詰め感をだし、これ以上からかわれないように必死になるためには、つねに便所飯をあらゆる場所でできるという応用を用いるとよい。
倉庫はとにかく誰も使われていないクモの巣の貼ったような人のこない場所を選ぶこと。
倉庫という特殊環境は、とくに清掃関連の人が出入りするかもしれないので、かならず退路を確保すること。
自転車をカラカラ引きずりながら押し、ゆっくり歩きながら片手で食う。
冬は寒いがホッカイロを胸にや背中に貼って手袋をすればあとは押して食べるだけだ。
ママチャリカゴにバッグを入れるのはひったくりされるので禁忌だ。かならず便所飯の人はリュックで両手を開けておくことだ。
野菜ジュースも一気に飲めばなおよい。
英語だって手袋と靴についてはa pair of glovesで単数になるんだから著者の書き方が悪い
他の数詞については同意
子供に英語の絵本を買って読んであげている、手袋の絵の下に2glovesと書いてあるだけの、子供に数字と単語を教えるごく簡単な絵本なので英語苦手な私にも楽勝だ。
しかし最近日本語で読んでもらいたがる、そうなると一気に難しくなる。
2gloves・・・手袋が2双でいいのか?いや同じ柄の手袋が2枚だから1双だ、2で数える場合は2枚でいいんだよね?
2shoes・・・同じ靴が2つだからこれは1足、靴が2足と数えるのはおかしい、何て言えばいいの靴が2つ?
1yacht2boatts・・・ヨットやボートって隻・艘・艇のどれで数えればいいの?サイズで使い分けてたような記憶もあるけど解らない。
1aeroplane・・・飛行機はたしか1機だったよね、小型飛行機だけの単位なんてないよね?
違う柄の靴下が10だから10足じゃない10枚でいいのか?帽子は個か枚かどっちだっけ、冠を数える単位ってなんだっけネットで調べたら1本か初めて聞いたわ知らんがな。
夜からのそれはひとまえに出るしごとなので、たとえ数時間ていどの遠出でも周囲はわりといやがったけれど、きこえないふりをして電車にのった。駅のホームで特急をまちながら、そういえばこのまえは真冬にいったのだとすこし思いだす。はく息が白かった。手桶と柄杓をもつかの女のゆびもまっかになっていた。
とちゅうの駅で特急をおり、私鉄のうらぶれた車窓をぼんやりとながめる。
どんよりと、いまにもなにか降りだしそうに紫暮れている。
このまえはあんなにはれていたのに。真冬の夕ぐれのすこしまえ、いまよりさらにうっそうと垂れこめた雲や梢のすき間から、ちりちり差しこむひかりが目にしみるほどだった。
あのときは人をつれていた。死んだ人もずっとかの女にあいたくて、あいにきてくれるのをよろこんでいたのかもしれない。
なるほどきょうはひとりだ。歓迎はされていない。
故人とは、とりたててなかがよかったというわけでもない。こちらが一方的にその才にあこがれていた。ほとんど異能といってもいいほどの才だった。
生きているうちにかわすことのできたことばは片手のゆびで足るほどのものだった。それからなん年かたちいろいろと世のなかもかわったけれど、かれが生前なにかにとり憑かれたように愛したものを、深夜思いつめた声色の電話ひとつで――なさけ深いため息とともに――呼びだすことのできる位置におさまったことを、うしろめたく思っていないといえばうそになる。
おそらくはだから、歓迎はされていない。
がたんと音がして当世風の愛らしいデザインの車体がゆれた。あわてて標識をみるとおりるべき駅だったので席をたつ。小さなかばんに持ってきた花をわすれないように。改札にそなえつけれた小箱にきっぷをおとすと、なんとも古式ゆかしい字体の看板が目についた。
つくのえでら、と、うたうようにかの女はいった。じっさいには、その駅はもっと無骨でものものしいよみ方をするものだったけれど、かの女ははじめてこの駅におりたったとき、なき恋びとにいったのだそうだ。つきのえでら、つくのえでらか。うちとこのお寺さんやったらきっとそうよむわ。
さめたエメラルドグリーンの文字を背にしてぽつぽつと歩きだす。世界遺産になったばかりの霊峰が厭でも視界のなん割かを占める、すさまじい景観のひどくさびれたまちだ。〝かんたんには理解できないほどの大きさ〟と、これもかのオデットの言によるものである。死んだ男はそうやってものごとをやすやすとのみこんだ気にならないかの女の気性をばかばかしいほど愛したものだった。
ばかばかしい。本当にばかばかしい。男の気持ちは痛いほど理解できる。
人けのないみちをぼそぼそと歩きつづける。あのときはところどころ凍ってすべりやすくなっていた鋪道を、くつの底をひきずるようにして歩いていく。
菩提寺は坂のとちゅうにはりついた苔のようにしてあり、すり硝子の戸板をたたいてみるものの返事がない。あの日、たまたまはめていた手袋をいいわけに、ひいていた手をまち針にして、かの女がたちどまった石段の中ほどにひとりたちどまってみる。
もういちど声をかける。あさ起きてからいちども声らしい声を発していなかったから、ろくに音にならなかった。
このまえはどうしたのだったか。やはり応えはなかったのか、さっぱり思いだせない。ただ手をひいていた人の――めずらしく――頑是ないような声色だけをおぼえている。お住さんにご挨拶せなね。ご住職の意味だと、あとで人にきいた。
あきらめて手水のわきにたてかけた手桶を柄杓を手にとる。墓地はとし老いた高架のすぐそばにある。高架にのろわれたような人生だったのだなと今さらのように思う。
とてつもなく足が重い。こんなところまできて嘔きそうなほど後悔している。
ちゃんとあの人がしたように、新宿駅の小さな花屋で花も買ってきた。墓前にふさわしいとも思えない黄色いばらだ。
友情、愛の告白、嫉妬を意味するとかの女は笑った。わたしはあの人のともだちだった。いろんな関係であったけれどもさいしょはほんとうに気のいいともだちだった。それだけでよかったという思いばかりいまもあるけれど、あの人はそうじゃないのだろう。だからこの花がふさわしい。そんなようなことを、かの女のくにのきれいなことばでしとしとと話した。一字一句おぼえていたいのに、その文法はもちぬしに似てあまりに浮世ばなれして、一度きいただけでは言いまわしまで頭蓋のなかにとどめておけないのが、ひどく悲しい。
墓参にきたのだか人を恋いにきたのだか、わからぬままずるずると坂をのぼっている。
ぼちぼち来春の就業を控えている学生さん達が、社会人装備を揃える時期に近づいているし、
クリスマスだの年末年始の実家だのでもプレゼントで貰ったりするかもしれないので、
リア充爆発しろ。じゃなかった、装備品でも特に高めの腕時計についてちょっと言っとこう。
高いから良いものではないし、その装備品はオプションだよ、という点についてね。
まず、「これは高かった」という話が下品だっていう感覚は、持っておこう。
次に「高いから良いものだ」という発想は、骨董品でダマされる爺さんと同じだと言うのも基礎になる。
tpro business
腕時計はもはや実用品ではない。宝飾品は値札に価値があるのであって、安くしたらダメ。
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機械式腕時計なんてもんはもはや高いから意味があるもんであって、安くなったからといって需要が増えるとは思えんねえ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/ascii.jp/elem/000/000/939/939920/
この手の「宝飾品は値札に価値がある」という価値観は、セールストークであって「売る側の都合」というのは抑えておこう。
例えば、ダイヤモンド。
3.0カラットのカラーがHで、VS2クラリティとなると、おおよそ200万程度の価値がある。
これが、4.0カラットになると、400万ぐらいだ。
(VS2は、一般人がお目にかかれる最高レベル程度。I3なんかだと4.0ctでも150万くらいだったりする)
つまるところ、金の延べ棒なんかと同じでインフレ・デフレと無関係な、一定の価値を持つ資産としての意味合いだ。
突如政変が起こりました中央銀行の都合でインフレします、みたいなのに影響を受けないための、防衛的な意味合いの資産。
一般人にはあまり関係がないが、客観的な価値は知っておいても良いかもしれない。
有名なところで言えば、シータが身に付けていた飛行石のペンダントだろう。
魔除けであり、王家の証としても意味を持っている。(劇中ではもっと他の価値があるけど)
例えば軍人は略章・略綬として、「勲章を持っている」事を示す小さなリボンをつける習慣がある。
大抵の軍隊では左胸に付けているが、これには金銭的な価値は無いしファッションでもない。
アメリカにおけるパープルハート章の様に、その授与歴は名誉を示すものだ。
まあ、十字架のネックレスやミサンガ等なら、馴染みもあるだろう。
簪や櫛、カフリンクスからネクタイピン、メガネマフラーベルトに手袋と、
そのカテゴリーとして宝飾品がある。
これは権威を示すのでも魔除けでもなく、センスを示したり何かを表現する為に身につける。
腕時計がもはや実用品ではない、というのは一定の説得力がある。
まあ、メッカの方角を示すクォーツ時計なんていうヒットした実用品もあるし、
スポーツウォッチなんかの実用品として使われている分野もあるけど、
腕時計というのは、宝飾品として位置づけられていると言って良い。
では、先の3分類のうち、どれだろうか?
現代の一般的な日本人は、ファッションアイテムか、権威の誇示のどちらかだろう。
(私は魔除けとして水晶の腕時計を身に付けている!と言う人は少数派だろう)
ここに不幸な逆転があって、特に日本の男性社会人にとって、権威を価格に求めることがある。
腕時計には宝飾品としてではなく、芸術作品としての側面もある。
美しい機構があり、それを組み立てる職人が居て、その作品性を買う、というパトロンがいる。
これは、布に塗料を塗りたくった「絵画」に価値を見出す人間がいるのと同じだ。
みんな大好き『なんでも鑑定団』の中島誠之助さんは、値段が低かった壷や皿に対しても、大事にしてねと言う事がある。
粗悪なコピーや露骨な偽物には嫌な顔をするが、数が多い人気がない市場で売れないものに対しては愛を持って接する。
これは、「良いもの」と「市場価値があるもの」とに差があることが解っているからだ。
同じように、本来「良い腕時計」と「高価な腕時計」とは、独立の概念のハズなのだ。
ファッションアイテムとして、スーツに似合うベルトや盤面を選び、他の装身具(カフリンクスやネクタイピン)との調和が大切であって、
品質が良く手入れが頼みやすく、好みの形があるからという理由で「結果的に」高価であることがある、というだけのハズなのだ。
湿度が高く夏暑いから皮ベルトでなくメタルにしようと考えた時点で、それは実用品なのだ。
同じように「社会人なら10万円以上の腕時計は付けないと」みたいなバブルを引きずる親父の意見は無視して良い。
さっき、ファッションアイテムとして選ぶと結果的に高くなるという話をしたが、実はファッションは外見なので、クォーツで良い。
なぜ「機械式」なのかという理由は、それが「嗜好品」だからだ。
チチチと着実に動き、秒針がスムーズに流れ、週に数分ズレたとしても、その歯車の塊を腕につけることが楽しい。
冠婚葬祭と接待の時に、古い知り合いからもらった昔のオメガを付けることがあるが、やはり場にすんなりと馴染む。
油を挿そうが調整しようが日に3分はズレる時計だし、中古でも大した値段じゃないが、自己満足できる。
その意味で、実用的な品質で、つけていて楽しくなるような機械式腕時計が手頃な価格で手に入るのであれば、それは喜ばしいことだ。
良く晴れた、ある秋の日。
からころとカウベルのような音を立てて、喫茶店に一人の女性が入ってきた。
正確に言えば、扉に付いているのは高地で放牧されていた牛がつけていたものを喫茶店のマスターが旅先でもらってきたものであるので、事実、カウベルの音なのだが。
ふと、目をやると、カウンターの上に2つのりんごが置いてある。
「りんごだ」
秋恵はそうつぶやいてから、ひどく恥ずかしくなった。りんごを見て、りんごだ、とつぶやくのはなんというか、あまりにもそのままだったからだ。
他に誰も聞いている人が居ないかを確認してから、秋恵は買い出して来た材料を片付ける為に、店の奥に向かった。さほど大きくはない喫茶店なのだが、カウンターの他に何故か調理室がある。
「……よし」
今日は、キッシュを作ろうと心に決めていた。しかし、調理室に入っていざ準備をしてみると、なぜか少し不安がある。秋恵の中では、料理は特技の中には入っていない。どちらかと言うと、手芸であるとか、もっと具体的に言えば手袋を編むのは中々のものだと思っている。
しかし、まだ季節は秋である。手袋をプレゼントにするには少し早い。
サプライズパーティーをする予定で、他のメンバーがマスターを外に連れ出している。まずお茶の時間にケーキとちょっとしたものでサプライズをして、夜はしっかりごちそうを作る予定だ。
まだキッチンは秋恵だけである。というよりも、料理に自信がなかったので、少し早めに来て先に進めようと考えていたのだ。
秋恵の不安は大きくなる。挽き肉とほうれん草のカレーをマスターに美味しいと褒められたので、パーティーらしくキッシュにしようと挽き肉とほうれん草を買ってきたのだが、良く考えたらカレーだから美味しかったのであって、キッシュにしたらぱさぱさにならないか?チーズとかいるのだろうか?
冷凍パイ生地を使って作ったことがあるのはアップルパイだけだ。アレは自分で食べたのだが中々美味しかった。先ほど見たりんごが脳裏をかすめる。
マスターの趣味で、五香粉だのクミンシードだの、調理室には様々な香辛料が溜め込まれている。当然シナモンもある。
「……よし」
もし、誰かが使うつもりのものだったら謝ってあとでスーパーに買いに行けば良い。ちょうど2個あるし、使ってしまおう。
そう思って喫茶店内にとって返したところで、からころと音がなった。
秋恵がりんごに手を伸ばしたタイミングで、ちょうど目があった。
春香が大声を上げる。
「え?いや、ちょっと使わせてもらうかなーと思ったんだけど」
さすがの秋恵も、自分が買ってきたわけでない食材を勝手に使おうとしていたのでしどろもどろに返答していたのだが、途中でハタと気がついた。
「なによ!ちゃんとマスターにも聞いたんだからね、今欲しい物が何かって!」
それを直接聞くなよ、サプライズだぞ妹よ、と秋恵は思ったのだが口には出さない。どうせ面倒な事になるのが目に見えているからだ。この妹は基本的に善良で模範的な市民なのだが、内弁慶である。そして、すぐに懐いて身内扱いするので、知り合いに対して弁慶である。もう、ほぼ弁慶だ。
「ひどい!4つも食べたの?信じらんない!だから彼氏にも逃げられるのよ!」
「ひどいひどい!マスターがリンゴが6個食べたいって言ってたから、ちゃんと昨日のうちにスーパーで買って来て、これから磨こうと思ってたのに!」
「りんご6個?」
ものすごく嫌な予感がする。秋恵は妹をこれ以上刺激しないようにしたいと心の底から思ったのだが、好奇心が勝った。
「それって、もしかしてApple6って言ってなかった?」
まだ妹が何かを喚いているが、秋恵は聞いていない。そう、妹はこういう奴なのだ。春香ちゃんって天然だねと常連客に言われて、農薬なんか使ってませんと突然怒るような娘なのだ。
秋恵がほんのりと妹の天然さ加減に心温めていると、ついに弁慶が物理的に攻撃を仕掛けてきた。慌てて説明を再開する。
「いや、待てって。あたしはまだ使ってないって。これからちょっと借りてパイをつくろうと思ってただけで」
「借りるって使っちゃったら返せないじゃない!」
「だから、まだ使ってないって。あんたのりんごには手を出してないから」
「今触ってたじゃない!」
「いやだから」
結局、春香が納得して残ったりんごを磨き始めるのに、45分かかった。大幅なタイムロスである。
「もう!誰が4つ食べちゃったのよ」
「そりゃわかんないけど、意外とマスターあたりじゃないの?」
秋恵もなんとなくりんご磨きに付き合わされている。こんなことをしている場合ではないのだが、もはやキッシュを作るのと春香を同時に相手にするのは無理だと心の何処かで諦めている。
りんごを磨きながら扉を見やると、無理やり渋い顔を作っているマスターと、夏代が入ってくるのが見える。
「わたし食べた」
先ほどまでの騒動を三割増しで春香がマスターに報告していると、夏代が唐突に告白した。
春香が目を大きく見開いたのをみて、慌ててマスターが補足を入れる。
「僕が先に食べようって言ったんだよ。ね、夏代ちゃん?」
「先に見つけたのはわたし」
「どういうことよ!ナッちゃんマスターといつのまにそんな関係になったのよ!」
秋恵が黙ってりんごを磨きながら噛み合わない会話を聞いていると、なんとなく全貌が掴めてきた。
つまり、こういうことだ。
昨晩、春香がりんごを6個買ってきて、カウンターの上において帰った。どうやらビニール袋に入れたままだったようだ。プレゼントの扱いが雑だぞ妹よ、と秋恵は思ったが当然口には出さない。
閉店清掃をしていた夏代がカウンターのビニール袋に目を留め、閉店前精算をしていたマスターが、りんごを剥いて夏代と一緒に食べたということのようだ。
「おいしかった」
もうぐだぐだである。マスターも一応気がつかないふりで渋い顔をしていたはずだが、すっかり嬉しそうな様子を隠そうともしない。
「まあまあ、結局は僕へのプレゼントを僕が食べたんだし、良いじゃない」
春香は、マスターに頭をなでてもらってすっかりご満悦である。秋恵は、磨いているりんごを夏代がじっと見つめてくるのが少し気になるが、取り敢えずは無視して気になっていることを聞くことにする。
「ナッちゃんさ、ふゆねぇは?」
「ケーキを取りに行った」
もうサプライズでもなんでも無いなと秋恵は思ったが、主に春香のせいなので気にしないことにする。
「や、なんか変だなーとは思ったんだよね。冬美さんがお散歩しませんか、とか言うから。まあ今日は暇だし、ちょっと休憩がてらと思って、冬美さんと夏代ちゃんと一緒にお散歩に出たら」
冬美は散歩の途中で唐突に、厠に、と言ったらしい。マスターはそこがツボだったらしく、いやあ女性が言うと雅だねとか何とか言っているが、それにしてももう少しマシな言い訳は作れなかったのかと秋恵は思う。
「待ってるつもりだったんだけど、冬美さんも時間が掛かるから先に帰っててって言ってたし、先に帰ってきたんだよね」
そのお茶はサプライズのパーティーという打ち合わせを昨晩きちんとしたはずだし、トイレに時間がかかると女性が言うのはどうだろうと秋恵は思ったが、もはや何を言っても無駄な気がしてきている。
からんころんという音とともに、冬美が大きな箱を持って店内に入ってきた。
「あら、みんなでお茶の準備かしら?」
本人は自然なつもりなのだろうが、どうみてもケーキが入っている箱を持っているし、不自然極まりない入り方に秋恵は少し目眩がする。
「わたしミルクティー」
「じゃあ、わたしはマスター特製のブレンドにしようかしら」
「……あたしもブレンドで」
それでもお湯を沸かしカップを揃え、豆を挽いてミルクを温めてと、マスターを中心に淀みなく準備が進むのは、流石に喫茶店での作業に手慣れた姉妹ならではのものだ。
4人がカウンターに並んで座り、マスターはカウンターの作業側に立っている。いつもの光景だ。
普段と違うのは、明らかにケーキが入っている箱が不自然に中央に置かれていることだ。
冬美がたっぷりと溜めてから箱を開き、驚いたでしょう?という顔でマスターを見上げ、マスターはとても嬉しそうだ。まあ、嬉しそうだからもう何も言うまいと秋恵は諦めてりんごを磨いている。
「あたしも!りんご!ほら、お姉ちゃんも渡して!それあたしのプレゼント!」
春香に続き、秋恵も大人しくマスターにりんごを渡す。ほんの少しだけ渡すのが寂しいと秋恵が思ったのは、丁寧に磨いたからだろうか。
「いや、嬉しいな。ありがとう。僕、結構りんご好きなんだよね」
秋恵がApple6がりんご2個になったと知ったらマスターがどんな顔をするだろうかとぼんやり想像していたが、隣からそわそわとした雰囲気が伝わってきたので、怪訝に思って見てみると、冬美が明らかに何かを企んでいる顔をしている。
これは何かまだプレゼントがあるな、サプライズの意味が解っている流石は最年長者だと素直に秋恵は感心した。
「実はですね~、もう一つ」
「え?りんごがまだあるのかな?良かった、生のりんごは好物でね」
「ナマの?」
秋恵は反射的に聞いてしまってから、後悔した。隣の冬美が笑顔のまま突然硬直したからだ。嫌な予感がする。
「そう、僕は焼きリンゴとかはギリギリ大丈夫なんだけど、アップルパイみたいに煮てあるやつがダメでね。くにゅっとした食感がどうにも苦手で」
マスターは基本的には喫茶店のマスターらしく空気を読むし、苦手な食べ物でも相手から出されたものは断らない。ましてや冬美がプレゼントするものを拒否することはありえない。例え砂まみれでも笑顔で食べるだろう。
「も、もう一つは……あ、あたしからの歌です!」
冬美の無理矢理のリカバリーを夏代が台無しにするが、まだマスターは笑顔のままだ。
「な、ナッちゃんもほら、一緒に!ハッピバースデートゥーユー!」
ハッピバースデーディアと一緒に歌いながら、秋恵は思い出す。そういえば調理室でキッシュを作ろうとして不安になったのは、甘い匂いが残っていたからではなかったか。シナモンが目立つ位置に出ていたのは何故だったか。りんごは元々6個あり、マスターと夏代が食べて、今マスターが2個持っているということは、残りの2個はどこに行ったのか。そして、キッシュを作っていないことに気が付き溜息をつきそうになるが、嬉しそうに蝋燭の炎を消すマスターをみて、まあ、幸せそうならば良いかと秋恵は思い直す。
喫茶店の外は、秋らしく良く晴れている。
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【第0回】短編小説の集い
http://novelcluster.hatenablog.jp/entry/2014/09/18/121657
はてブでは「id:zeromoon0 」を入れて感想をいただければ恐縮です。
物事は存在している形で存在している。 言葉は写真のようなもので、薄っぺらい一時的なものだ。 人間は環境の生き物。 表現のためだけに環境という言葉で表現したけども、目に見えるものの話ではない。 同じ環境に違う個体を投入しても違う反応が得られるであろうが、 その個体をどの環境に投入するかによっても異なる反応は得ることはできるはずで、そちらの方。 すべての人間は、人間らしい行動をするはずだと思っている。 気づき。ためらい。 最初は意識的に行い、無意識となって習慣となったりする。 今ちゃんとやったという行為があってそれは過去になる。 過去ちゃんとやったと言えるために今を生きる。 人は評価を求める生き物。 評価する能力のない人からの評価ではだめ。 自分が評価していない人からの評価ではだめ。 評価している人から評価されたい。評価していない人からの評価はどうでもいい(理不尽な評価に対する皮肉的返し) なぜ人は生きるのか。理想が存在するからだ。 私は相手に言葉を求めることはいたしません。私が求めているのは言葉ではなくて、人間であることです。 相手が人間であることを求める目的のために、言葉は使われるだけです。言葉自体には価値はございません。人間であることに価値があります。 人間を求めて、その上で言葉を求めるものなのに、言葉だけを求める、過去が存在しない人たち。 ポエム書いても仕方無いけど思うことは存在するし、存在しなきゃ存在できないし、存在するものが存在するように存在しなきゃ存在するものが存在するように存在しないし、承認欲求とかも表現でしかないし、存在するそのものではないし、 承認を求めるというより、存在を求めるってのがまだ表現としてマシに思う 自分で自分(の認識空間)に満足しているから誰よりも幸せ。自分は自分を尊敬しているし、生まれ変わっても自分になりたいし、そう言えるように生きた。 誰も幸せにならないことは誰も望んでいない。 美しいものが好き。美しくありたい。 ◆ 生き苦しいところがあって、生き苦しさの解消が一番コスパの良い投資に思える。 自分が嫌になることも昔は全くなかったけど最近は体が死んでてなにもできなくて嫌になるし、他人がもっと若い頃に経験するイベントをかなり遅くに経験してる感じがすごくあるけど、別に自分が経験してて他人が経験してないことだって…… 人をまともに評価する気がないって宣言した人を称賛する人間たちが嫌 楽しい、という言葉も昔はよく分かんなかった気がする。とにかく言葉がよくわかんなかった。 表明したくないことは私にもあって、簡単に言えばやる気がないことだったりするけど、表明をためらうことによって悪循環しかないなって思ってるところはあって まず何よりも他人の言葉に対する認識が謎すぎる。信じられない。どう認識してるのかさっぱり分からない。 よくカウンセリングとかいう文字列を見るけどそんなに身近なものなのかしら。別世界のワードだと認識してしまってるところが強くある。 忘れたくないという思いが強くて、すごく足を引っ張ってる。忘却は恐怖。 問診とか何も異常がないです以外の応答をしたことがないのだけど、カウンセリングを受けさせるためのカウンセリングがまず必要な気がする コミュニケーションに飢えてる自覚あるけど、そんなことしてる場合ではない自覚もあるけど、これ両立しないからしんどい 言葉に対する葛藤が一番大きい。ふつうの人は言葉に葛藤がないのか、ないのか。 体がかゆい→かく→手を洗いたい、の動き、毎日十数回繰り返してると思うけどかなり時間と水道代使ってると思う 許可がないと何もできないみたいなところある。完全な自由などはなくて部分的な自由。いろんなものを整理したい欲求があって、でもノウハウがない。無駄に潔癖症でマスクと手袋では足りない。目がいたいから嫌だ、みたいな 納得できないことは納得できない理由がたしかに存在したからめんどくさい 適切な環境を与えればとても高度な出力ができた体であった、と思うのは人類共通ではないのだろうか まじめで丁寧に仕上げることができるという長所は漠然とした自覚があって、でもなんか言葉に対する不信感があって表現しようがなかった 忘れられない一瞬一瞬の場面はなんだったのだろう。発声こそしないものの頭の中ぐるぐる
・私のスペック。 兵庫の私立高校出身で東京の国立の大学生。現在大阪の実家に帰省中。 特にお金が必要なわけではなく、社会経験的な意味合いが強い。 アルバイト経験の自覚はあんまりないけれど、 大学のTA、学内調査での学生スタッフ、大学生協内での単発バイト、センター試験の廊下要員 という大学内での経験はあります。 ・9/8 http://shotworks.yahoo.co.jp/sw/detail/R000038231 このページを親に見せられて、19時までに着くように出かける。 しかし登録会とかいうのは終わっていた。 梅田は懐かしいなぁとだけ思いながら帰る。 時間90分、交通費560円 ・9/9 http://www.nextlevel2008.com/?page=page26 18時の会に参加する。参加者は20名程度で満席。 http://i.gyazo.com/fa717abcca9b398b9119822d0d083043.png まず登録システムのご案内という紙が配られて、ちんたらした説明を受ける。 説明後に一人だけ不満だったようで帰った。 私も疑問点があって、交通費に関する概念。これはつまり、日雇い労働者は全員梅田に住んでいる扱いということなのかなと。こういうもんなの??? 給与受け取りに関する交通費は出ないので実質的には2カ月後に給与受け取り??? メール送信によって、自分の連絡先等の情報を送る作業をする。 なおおそらくこの時にエントリーシート(A4サイズ3枚で2枚は誓約書で1枚は情報記入)も配られるはずだと思うが、担当者のミスで配られず、全員ぽかーんとしている時間が結構あり エントリーシートをチェックする次の担当者が、登録システムの説明をしていた担当者に怒りを露わにしていた。 エントリーシートは個人情報の他には、パソコンが使えるか、運転免許の有無の欄があったり また得意不得意に関しても一言だけ書く欄があったので、得意:頭脳労働、不得意:肉体労働 と書きました。 書き終わったら列に並んで、確認してもらう。 テニスやってました、とか書いた人は、錦織の話題などを話していた。 確認後、明日が暇である人は別の受付で仕事の案内を受ける。 私のエントリーシートに関しては一切の会話もなくOKを貰い、明日は暇であると答える。 そう答えるためにわざわざこんなところに来たわけですからねと自分に言い聞かせます。 (あとエントリーシート提出する前に写真とっとけばよかったなとか思ったりしました) そして、体力はないので肉体労働以外で、と答えてリストを出される。 以下はその時のリストではないが、リストのイメージは以下の通り 【淀川区/8:00-17:00】運搬・手元作業 【JR天王寺駅/8:30-17:00】運搬・手元作業 【地下鉄八尾南駅/8:30-17:30】運搬・手元・片付け作業 【地下鉄 心斎橋駅/6:00-9:00】搬出作業 【JR 住道駅/8:00-17:00】手元作業 【JR 久宝寺駅/8:00-17:00】工場内作業 【JR加島駅/8:20-12:00】搬出作業 【JR住吉駅(神戸)/9:00-17:00】搬入出・手元作業 【阪急川西能勢口駅/10:00-15:00】搬入手元 【泉北高速深井駅/9:00-12:00】搬出作業 【JR鷹取駅/9:00-16:00】搬出作業 【地下鉄 喜連瓜破駅/9:00-17:00】仕分け作業 【阪急塚口駅/9:00-16:00】大工さんの手元・補助作業 【地下鉄 新森古市駅/9:30-17:30】着ぐるみスタッフ 【南海二色浜駅/9:30-17:30】着ぐるみスタッフ 【南海湊駅/11:00-15:30】自動販売機の設置補助 【地下鉄門真南駅/13:00-17:00】搬入・整理作業 【JR大阪駅/20:30-24:00】店舗什器の搬入作業 【JR大和小泉駅/21:00-30:00】店舗の陳列棚の分解補助 そしてその時の私の印象としては、このリスト見せられてどれがいい?って言われてもさっぱり分かんないな、という。 とりあえず担当者が他の人の相手をしている間に慣れてないスマフォでググりまくる。 そして選んだのは以下。 【労働通知書】 明日9月10日のお仕事の詳細です。 時給820円+B作業手当 人数:1 業者名:※※※ 業者担当者:※※※ 業者担当者TEL:※※※ 現場住所:地下鉄 ※※※駅 時間:09:00~12:00 スタッフ集合場所:地下鉄 ※※※駅 スタッフ集合時刻:08:25 業者集合場所:地下鉄 ※※※駅 業者集合時刻:08:25 作業内容:配送助手 持ち物:軍手 カッター 服装等:作業しやすい服装(ジーパン・ジャージ・スウェット NG) 注意事項:駅に到着しましたら業者担当者に電話して合流して下さい。※解散は ※※※になります。 _________________________ 当該労働条件は業務がある日ごとに当社とあなたが雇用契約を結ぶ、 「日雇い」「日々雇用」などと呼ばれる雇用形態により定められた内容です。 あなたには雇用保険、健康保険、厚生年金保険の適用はなく、 労働基準法第20条(解雇の予告)なども適用されません。 14回目の就業までは、労働基準法第21条第1項第4号の試の使用期間としま す(見習い回数とは別のものです)。 1日8時間を越える就業が最大15時間あることがあり、 当該就業の月あたりの上限時間は80時間です。 その他の事項については、登録時の労働条件説明書類の定めによります。 上記内容にて労働条件を通知します。 株式会社ネクストレベル Tel:06-6371-6203 大阪府大阪市北区芝田1-10-10 芝田グランドビル 12F 通信欄:扶養控除申告書を未提出の方は、提出してください。 そして家に帰ります。 時間3時間、交通費560円 あとコンビニで軍手を購入しました。350円。 これ安いやつの方がよかったと思う。手袋の中で皮膚が引っかかって痛い感じする。 ・9/10 起床メールとかも送る。 出発メールを送ったら返事がコレ 相手「すみません、出発少しお待ちください ご自宅の最寄駅はどちらでしょうか?」 私の内心(書いただろ?なんで把握してないの?馬鹿なの?) 相手「申し訳ありません (実家の近所)のお仕事がキャンセルとなってしまいました (聞いたことのない地名)でのお仕事が午前中までであるのですが 入って頂けませんか?」 私「仕事内容は何でしょうか。」(は??????????????????しかも少しお待ちくださいって書くよりも前にそれって分かってたの????そしてそれ他の日雇い労働者が欠席したってことだよね) 相手「荷降ろしになります こちらが詳細となります どうしても、人が足りませんのでお願い出来ませんか? 【労働通知書】 お疲れ様です、ネクストレベルです。 本日9月10日(水)のお仕事の詳細です。 時給820円+B作業手当 確認が出来ましたらご返信下さい。 人数:2 業者名:※※※※ 業者担当者:※※※※ 業者担当者TEL:※※※※ 現場住所:門真市※※※※ 時間:08:00~11:00 スタッフ集合場所:京阪 ※※※※ スタッフ集合時刻:07:30 業者集合場所:現地住所 業者集合時刻:07:45 作業内容:荷降ろし 持ち物:軍手 カッター 服装等:作業しやすい服装(ジャージ・スウェット・短パン・派手な服装 NG)長袖 注意事項:駅到着後、スタッフ同士合流し現地へ向い担当者様に連絡し合流して 下さい」 私「時間は到着後から12時くらいまでと解釈していいのでしょうか」 相手「到着から終わりは遅くても12時には終わります!お願い出来ますか?」 私「では行ってみます。」 相手「有難うございますどのくらいに駅に着きそうでしょうか?」 私「9:00くらいだと思います。到着した後はどうすればよいのでしょうか」 相手「現地へ直接向かって下さい! 現地付近にて担当者様に連絡し合流をお願いします 駅に着きましたら、事務所にメールで結構ですので 御連絡をおねがいします」 私、駅についてメール+電話(通話料の発生である) 相手「駅にてタクシーで現地へ向って下さい!!」 さて知らない駅に来たのであるが、出口から降りて、交通量の多いところでタクシーを探す、が空車のタクシーが全然見つからない。 何度か電話でやりとりをした後に、駅の反対側の出口にはタクシー乗り場があるよって言われる。 こんな駅にもタクシー乗り場があるのかというのと、出口に関する運のなさだった。 相手「終了時間なのですが 他の作業から人でを回されているらしく 遅れ気味の様ですので 残業が少し入ると思います 申し訳ありませんが 対応可能な時間までで大丈夫ですので 出来るだけ対応して頂けますか? 宜しくお願いします。」 10時前に代打の日雇い労働者が2人到着。もともとは8時に2名だったはずで、業者担当者は派遣会社(っていうの?)に対して不機嫌 作業内容は、コンテナの中の大量の段ボールの荷降ろし 段ボールには番号のあるシールが貼ってあり、同じ番号のものをパレットの上にきれいに積み上げ直して、業者さんはフォークリストでパレットを倉庫内に移動する、をずっとくりかえす。 それが終わったらコンテナの中を箒で掃除した。 そして倉庫の中でも段ボールを少し運んだりした。 12時からは業者さんたちがお昼休みに入るので、それで終わり。 段ボールは重かったので肉体労働だと思った。 もう一人の男の子に、こういう仕事ってよくしますかって聞いたら、疲れるからあんまりしないって言ってた。 ジムとかいって良質な環境でお金払って運動するか、狭く奥深いコンテナの中という環境でお金貰って運動するかって感じだと思う。 時間5時間、交通費1020円+760円+通話料(普段は毎月0円) そんな感じ。 現在の出費、3250円。回収可能、490×2+760+900×2=3540円 回収にかかるお金560円 時給マイナス27円くらいかしら。 いちいちとりにいくのめんどくさいなって思ってるのでまだまだ自分の人生に無関心だなって思う。
仕事が大変なのか何が原因なのか、おそらく仕事のストレスが原因だとは思うが、最近まともに生活ができていない。
といっても、睡眠時間は最低6時間、残業も22時までには(無理やり)終える。
数年前には、毎日日をまたいで帰って数週間連続連勤ということもあったが、今はそれもない。
ことの始まりは、コンビニでお金を払って商品を受け取らずに出ようとしたこと。
あ、ちょっと疲れてるなとは思ったが、Googleでそれを検索すると結構同じことをやっている人がいた。
なので、あまり深くは考えなかった。
その後で、普段なら絶対やらないだろうという失敗、見落としが数多くあった。
電車の料金を片道と往復を勘違いしたり、無料駐車券をもらい忘れて2000円払う羽目になったり、
これは正気では無いと思ったのが、ベッド脇に飲み物を置いていて、不注意で布団に
こぼしてしまった。普通であれば即洗濯なのだが、そういった判断能力も衰え、また、
土日に天候がよくなかったせいもあり、数週間放置してしまった。
当然、アリが来る。
アリが寝ているすぐ横に来ているのに、全く気にならない。
爪を噛む癖も出てきた。
寝ている時にだけ噛んでしまうので、防ぐことができない。
足の爪も弄ってしまう。
ベッドの下には、そんな爪が無数に落ちている。
掃除をしなければ、と思うけど、疲れきっていて何もする気になれない。
はやく正気に戻りたい。
先月末にアナと雪の女王を見に行ったら本気で辛くて吐きそうになった。理由について二週間ほど色々と考えてやっと何とか形になったから吐き出してみる。内容自体にはあまり言及しないので見てない人には分かりづらいかもしれないけど、もうDVDやBDも販売されてるから気になる人は買って見てください。
姉のエルサには雪?氷?冷気?ともかくそういうものを操る魔法の力があるが、ある日不幸にもその力で妹のアナを傷つけてしまう。怪我自体は平癒するが、アナの中の魔法の記憶は操作によって改変され、エルサは魔法の力を抑えて行使しない事を要求される。しかしエルサの力は強大になる一方で、手袋で何とか抑えこむしかない状況だった。
幼少期こじらせコミュ障としてこの辺りでもうだいぶつらい。この場面でのポイントは2つ、「幼少期の失敗」と「自己否定の強制」にある。幼少期に大きな失敗をして常にその失敗に絡む自己否定を強制され、また両親もその失敗に対するフォローが出来ないどころか自発的自己否定を遠回しに要求する。父親の「力を抑えるんだ」と、エルサが「手を触れたら怪我させてしまう」と言った際に怯えながら手を引っ込めた母親の姿で開幕わずか数分でもうトラウマで吐き気が止まらなかった。
時間は流れ、成長する過程でも力は制御出来ないほど強力になって行った。しかしある時、国王である両親は船旅の途中で帰らぬ人となってしまい、王位継承者は姉のエルサとなってしまう。そして事故から三年、ついにエルサは女王として戴冠式の日を迎える。
ここもだいぶ辛い。ここでのポイントも2つ、「状況に新しい手は打たれなかった」「状況は悪化の一途を辿った」という点だ。例えば両親の船出前のシーン、アナは屈託なく両親に抱きついてるのに対してエルサは膝を折って距離をおいているあたり、この他者からの救済のない状況は幼少期から改善される事無く続いたと思われるし、ただ力を使わない、抑えこむだけじゃなくて適切にコントロール出来る様にするといった改善は無くただひたすら門と窓の閉ざされた城の中で時間だけが過ぎていってしまった。一方で力はひたすらに強く、制御できなくなる一方。
そんな状況でも女王として戴冠式をを執行する必要があるため、13年閉ざしていた城門を開いて戴冠式を執行する。何とかつつがなく終えたと思ったら、妹がパープリンな事を言い出したがために力が暴発してしまい、エルサは遁走する。
ここのポイントは1つだけ、「時が流れると、自分の状況はお構いなしに周囲は様々な物を要求される」という点だ。エルサはどうしても自分の力を抑えることが出来ない状況になっている。しかし、その中で出来うる限りの工夫をして戴冠式というイベントをつつがなく進める為に繊細な注意を払って式次第を進めていっていたが、自分の力のせいで取り返しがつかない失敗をしてしまう。これは、コミュ障的には「幼い頃から抑圧していた心理的な要因が原因で、大きな場所で取り返しのつかない失敗をしてしまった」という風にしか読み取れない。
今回一番つらい気分になったのがここ。Let it go自体は映画を見る前からYouTubeの公式チャンネルで英語版日本語版の両方を聴いてた位には気に入っていた歌だったんだけど、実際に劇場で見た後は本当に見るのが辛い曲になった。日本語版の歌詞だと「ありのままの自分になるの」と言ってるけど、その後の映画の展開を見る限り全くありのままでもなければ変わっても居ないし、自分を好きになれても居ない。はっきり言ってしまうと、これは力の暴発でインターネット上の文脈での「無敵の人」になってしまったエルサが、やけっぱちになっている以上の意味はない。そもそもlet it goと言ってしまっているのだから、自分で力を抑圧してまで守ろうとしていたありとあらゆるものに対しての強力な離別のメッセージだ。これが「無敵の人」化でなくて何だろうか。
それじゃあどういう風に結末がつくのかと言うと、色々あったけど姉妹の真実の愛が凝り固まった氷を溶かした、という結末になる。実際そういうオチなのでそれ以上言う事がない。
とまぁここまで映画の流れを見た時に、翻って自分の事を考えた時にどうなるのか、と言う風に考えると非常に暗澹たる気分になる。幼少期に色々とこじらせたまま改善をする機会なく歳だけを重ね、しかし現実は非常にも多くのものを要求する。幸い今は大きなミスをしたことはないけど、ふとした機会に自分のこじらせてる何かのせいでとんでもない大失敗をやらかしてしまって「無敵の人」になるとも限らない。しかしその一方で「無敵の人」になってしまった後にその状況から救い出してくれる真実の愛は全く存在しない。
はぁ。もうどうしたらいいのかすら分からなくなってきた。
それから捨てるものを吟味するのが一番やりやすいし捨てやすいんだけど
1Kじゃそもそも広げるスペースないだろうしねえ。
ある一部分だけを徹底的に掘り進む。この際別の場所に一時置きしてもいい。
そして一部分(20cm×20cmくらいのスペースでも)だけ完全にキレイな陣地を作って、
それからそこを拠点にキレイな陣地を増やしていく、という掃除法。
これなら作業スペースがだんだんと増えていって、掃除も少しずつやりやすくなっていく。
カーペットにするとホコリが溜まって、もう歩くのも触るのもイヤな感じになるから。場合によっては虫も湧くし。(衣類につくやつ)
その点フローリングなら、ホコリが溜まっても掃除機でシュッと吸えばそれでOKだしね。フローリング最強。
あとね。掃除するときは薄手のビニール手袋あると死ぬほど捗るよ。
こんな感じの100枚入りのやつ。
http://www.amazon.co.jp/dp/B005FLZ7J8
これさえあれば、どんな汚いものもワシ掴みできる。
ホコリだろうが虫だろうが三角コーナーだろうがお構いなしよ。
この記事は、id:netcraft主催のオフ会に向けて、良い出会いを期待しているが、実際オフパコするのは初めてで緊張している、何したらわからん…そういう人達に向けて書く。
ここではオフパコのハウツーを語るが、それは同時に狙われる者たちへの警句の意味も含まれている。
心して聞いていて欲しい。
まず、オフパコは獲物を皆の前でアイドルに仕立て上げるところから始める。
初めて顔を見る子も多いはずだ。ファーストコンタクトで大げさに驚いて褒め称えよう。誰よりも先に褒めることが大切だ。オフ会では最初はまだ参加者それぞれのキャラが決まっていない。そこで、自分が獲物のキャラを決めることが出来ると、その後周りに対しても獲物に対しても優位にコトを進めることができる。
また、例え獲物がブサイクでも、それを指摘して空気を壊そうとする人間はまずいない。誰かが誰かを褒めたら皆それに同調するはずだ。どんなブサイクでも褒め続ければアイドルキャラにゴリ押しすることが出来るのだ。そして、その後も獲物中心にオフ会が回るように仕向ける。それは自分も中心にいられるということだ。質問攻めにして話題の中心にしたり、ミニゲームなどで特別扱いしたりするのだ。ライバルがいても良い。ライバルの存在は、より獲物に女を自覚させることができる。また、周りから自分がウザがられても構わない。むしろウザがられている方が都合がいい。どうせ他のやつは一度きりの関係だし、自分がウザがられることは、自分が褒めている獲物も周りと気まずくなるということだ。他に女がいたらそいつらから嫌われ、他の女狙いの男もそれに同調するだろう。獲物を裸の王様に仕立て上げるのだ。
こうして、獲物をオフ会の中心にいると勘違いさせながら分断工作が可能になる。
そしてオフ会がお開きになったら、獲物をこういう風に誘えばいい。
「みんなノリ悪かったね。なんか物足りないし2人で飲み直さない?」
ここまで行けたらよほど失態を犯さない限りオフパコにいける。後は普通に酒を飲まして酔わせていい気分でホテル行きだ。
もし、それが無理で大勢で二次会に行くとかになったら、とりあえずその日は身を引いて、後日連絡してお誘いする方がいいだろう。
余談だが、メンヘラは性欲強くて変態性癖を持っていることが多く、やるだけの関係なら最高の相手になる。しかし、深入りするとリスクは大きいので注意が必要。
・ペペローション
・奥さんの同意
では、検討を祈る。
そう、人の命はおどろくほど軽いし安い。
指がとぼうが腕が折れようがニュースにはならない。
悲しいけどこれが現実。
週に1度 指が飛ぶようなケガをしていて労災による見舞金や病院費用等々を支払っていたら、手袋をする人件費を軽く超えると思われ
保険に入っていてもそのペースじゃ保険の掛け金が跳ね上がりすぎて
労災時の労災関係の費用の支払いをまともにしていない(つまり泣き寝入りさせている)ということで、薄切り肉関係なくただのブラックなのでは?
その時には100店舗くらいだったかな、今は200店舗超えてると思う。
いわゆる地域の成長企業ってヤツで毎月数店オープンするような感じ。
そんな会社の総務部ってのはまあスーパーで起きるトラブルが全部押し寄せてくる、そういうところだ。
スーパーってのは金持ちから社会の底辺の人まで大勢の人が使う。
この世の中には本当にひどい人間がいると実感したよ。
店で買ったサンマを刺し身にして食べたらお腹をこわした、どうしてくれる、と怒鳴られたり、
店で買ったたくわんを噛んだら入れ歯が折れた、どうしてくれる、と怒鳴られたり、
店で転んで骨折した、どうしてくれる、と怒鳴られたり、
まあ、電話で怒鳴られることは多かった。
だいたい最後は保険で処理することになるんだけど、あれは放置すべきだと思ったな。
労災も多かった。
転んで怪我したとか扉に手を挟んだり包丁で手を切ったなんて話はザラだけど、一番きついのは肉をスライスする機械での事故。
あれで怪我するとだいたい指が骨ごと切断されちまうんだ。
頻度も多かった。週1ペースで何処かの店で指が飛んでた。
広域指定暴力団も真っ青だろう。
指はビニール袋で包んで氷で冷やして社員の車で労災指定病院に駆け込むんだけど、そんな対応がスラスラ言えるくらいに日常になってた。
あと、事故を起こしたスライサーはすぐに洗浄して使う。使わないと店から肉がなくなるから。
消毒はアルコール、煮沸はしない。怪我した人が仕事できないのだから煮沸などしている人も時間もないんだ。
事故発生時に切っていた肉はもちろん捨てない。
血のついた部分はさすがにトリミングするけど残りは普通に切って店に並べる。
スライサーは本当は金属の手袋して使うのだけれどもそれをつけると時間がかかるから誰も使わない。というか使わせない。
使うように指導したいと上司にいったら人件費が増えて利益が減るからダメだといわれた。
もうやんなっちゃって転職したけど今でもどこかで指が飛んでると思う。
以来、スーパーで薄切り肉は買えなくなった。
それも肉を切っているところがガラス張りの店で買うことにしている。
切っているところが見えない店は絶対にやめておけ。
「アナと雪の女王」のテーマソング『レット・イット・ゴー〜ありのままで〜(Let it go)』、テレビや街でめちゃくちゃ流れていますよね。かっこいい。
まだ映画は見てないのですが、とにかく曲がかっこいい。映画みてないのに、きっと主人公のアナが背負った生い立ちを受け止めて、最後は自分らしく生きていく決心をする映画なんだろうな、と涙しています。
https://www.youtube.com/watch?v=cvj3-MZO9Tw&list=FLF_clbmzwu_aTTbnVmXSsPg&index=2
早速、iTunesで松たか子さんの歌う日本語バージョン買いました。
https://itunes.apple.com/jp/album/anato-xueno-nu-wang-orijinaru/id834877950
色々バージョンがあるのですが、今回は日本語バージョンをとりあげます。やっぱりミュージカル映画ですから、ダイレクトにメッセージが伝わってくる日本語がいいですね。
それにしてもディズニーの曲って全部かっこいいですよね。私はアラジンのテーマソング「ホール・ニュー・ワールド」が好きでした。男性の方はピーボ・ブライソンという人なんですが、けっこういい曲をたくさん出していて、よくDJでかけてます。
このアルバムが最高です。スプレッドウィングが最高!4時半くらい、もうだんだん人がかえるかなあってくらいの最後の盛り上げにベスト。切ない。
https://itunes.apple.com/jp/album/crosswinds/id715936499
ということで本題に入っていきましょう。
最初にはったYOUTUBEで時間を指定していきますので参照ください。
再生もできるので便利です。
http://www.noteflight.com/scores/view/99eca90e7551876a3ec94a53a0ad00e5639fa1eb
例のごとくキーをCになおしてあります。原曲は、Abですので、原曲と一緒にプレイしたい人はM3下げて演奏して下さい。
日本語入力ができないようだったので歌詞はローマ字で。やり方分かる人はおしえてください。
で、楽譜の部分は大サビ、動画でいうと2:00からの場所ですね。一番盛り上がるところ。CMなんかで放送されているのはおそらくこれだと思います。
とても素晴らしい曲なんですが、それゆえ説明すべき場所がほとんどありません!笑
小手先の技でできている曲ではない。ただただシンプルにいい曲。
野球でいったらただのストレートなんだけど、速すぎて誰も打てない笑、みたいな。
コツとかない。ひたすら練習して投げれるようになった速い球、みたいな感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=SV2hshsChlk
ということでボブ・マーリーの名曲『ノー・ウーマン・ノー・クライ』を引っ張り出してきました。最初のオルガンのリフ、鍵盤やってる人なら絶対練習したことがあります。かっこよすぎ。
で、なんでこれを出したかというと、レット・イット・ゴーのサビと、1:16ぐらいからの平歌部分、いんざがばめんとやーどいんとれんちたうんー、というところのコード、一緒なんですね。キーはもちろん違いますが。
ノー・ウーマン・ノー・クライではキーがDbなので、Db Ab Bbm Gbと演奏してます。
このコード進行と、レット・イット・ゴーのサビは全く同じ進行です。
好きな曲が同じコード進行ってやっぱり嬉しいじゃないですか。
コードが同じだとパクリだとか定番だとか、良くないことのようにいう人がいますが、そんなことはない。コード同じなのに全然違う良さがある。逆に音楽ってすごいなって思いませんか?同じ構造なのに感動が違うんですよ。すごいですよね。
C G Am F の繰り返しですね。
ここすごい好きです。個人的には切ない感じがする。ぐっとくる。
このブログでも何回も書いているんですが、FからCに戻る進行は、ソウルっぽいというか、ゴスペルっぽいんですよね。
書いてて思い出したんですが、絢香さんの i believe も多分同じコード進行ですね。サビ。レット・イット・ゴーと同じように、女の子が自分自身を受け止める歌ですよね。
https://www.youtube.com/watch?v=sJItuaykRRk
なんというかこう、自分と向かい合う、内向的な、しかし力強くまえに向かう。そんなテーマにあってるんでしょうか。このコード進行は。
ボブ・マーリーの歌も日常にある悲しさと、それでもやっていくしかない、っていう前を向くところがテーマとして似ています。
ここでいいたいのは、このコードを使えばいい曲が書けるとか、切ない雰囲気がだせる、といった小賢しいことじゃあないんです。
自分がいいなあと思う楽曲にたいして向き合い、なるべく多くのことを引き出そうとする営みなんです。より音楽を深く味わうための。
美味しい料理を食べたら、どうやって作るのかな、材料は?香辛料は?焼いているのかな?そういうことが気になるでしょう。
それで、例えばタイ料理好きだったら、そうか!!!私が好きなこの味は、パクチーだったのか!!って発見があったら嬉しい。スーパーに行って大量にパクチーを買ってなんにでもかけちゃう。みたいな。
好きなものがあれば調べて、どうなってるのかたくさん知りたいでしょう。音楽理論も同じです。対象を深く知るための行為だといえると思います。
なのに最近は、「タイ料理はパクチーがかかっているから美味しいんだ!」みたいな雑な人が多くて残念です…それは嘘ですよね。
今食べているこの味はパクチーだということはできても、パクチーを入れれば美味しくなる、ということはできない。
我々ができるのは、何が起きているのか、ということに向かい合うことだけだと思います。
話が長くなってしまいました。戻りましょう。
次はメロディを見て行きましょう。
やはり特徴的なのは、ありのーままでー、という部分ですよね。二回繰り返されています。
ラシドーという部分ですが、これ非常にマイナーキーっぽいサウンドですよね。
コードはFからCに帰る部分ですから、どちらもコードだけ見ると明るいサウンドだといえますが、メロディーはマイナーっぽい。いいですね。
ありのーのあと、Amを弾いてしまいそうになるくらい暗いメロディですが、実際のコードはCなので、この対比が面白いです。
ままでー、はG G D、完全にコードに含まれる音を使うことで力強い印象になっています。またGとDの完全五度の跳躍も力強い。ありのー、の繊細な雰囲気と、ままでー、の力強い雰囲気がうまく対比されています。
二回目の、ままでーは、G 「E」 D とほぼ繰り返しなのですが、「E」でグッとテンションを上げてきています。ここまでは「D」が一番高い音でしたので、さらに高い音「E」が初めて使われたことで、聞いているひとは注目します。
そしてそこから、飛び出してみるのさー、から一気に音高もテンションもあがります。「F」というこの曲中、二番目に高い音が出てきますし、メロディーのラインもぐねぐねと動くテンションの高いラインになっています。
そして最後の、二度と〜、部分です。
高々と「G」を唄い上げます。
「二度と涙は流さないわ。」
彼女の決意が曲中の最高音「G」と共に表明されるわけですね。
僕はいつもあまり歌詞については言及しないのですが、この曲は歌詞と曲の構造が完全に一致し、聞く人を引き込んでいきます。パーフェクト。
このシーンでこのうたを歌う必然性がしっかりとあり、メッセージの高まりと音高の高まりがリンクして、目の前でアナが地面を蹴りつけて氷面ができる。
すごい!
あと動画をみていて思ったのですが、アナは片方しか手袋してませんね。
全く映画をみていないので詳細はわからないのですが、くらい水色の手袋は、アナの心理的なガードの象徴なんでしょう。序盤は全く生身の手を見せずに、手袋しかみえません。
しかし、0:52ごろから、悩んでいたけれどそれももうやめよう、というあたりから左右の手をみせます。つまり生身の手袋をしていない自分自身を、しっかりと見せるのです。
すごいリンク具合。
あの…映画みてないので、もしからしたとんでもない誤解をしているかもしれませんが、許してください。そもそもこの人アナじゃない可能性もありますね笑
ではお疲れ様でした。
IT会社でエンジニアとして働いてはいるけれど、中学生の時と比べて対して技術があがっていないような気がする。
エンジニアとしの技術力をあげるためには何をしたらいいんだろう。
・とにかくなんか作る
・勉強する
の2つ位。
この2つが大切っていうのは分かるんだけどなんで自分のレベルがあがってないっていうのは、全く足りてないんだと思う。
しかし、この2つをきちんと実行するのっていうのはすごく難しい。
自分は意思が弱くて、忍耐力が全然ないからやろうと思ってもなかなか行動できないし続かない。
なにか作るっていうのは、ある程度進めばできるんだけど、最初の1歩っていうか30歩くらいまでが大変。
しかも、一回やり始めたら一気に終わらせないと飽きる。
この2つをどうやれば、楽しくできるようになるかっていうのを自分の経験から考えてみると
忍耐力に関しては
・誰かと一緒にやる
っていうのが大きかった気がする。
最初の数歩は誰かがひっぱてくれるいうのが無いと考えると自分へのリターンの大きさを考えると少し頑張れるかも。
例えば
・副収入が増える
・俺すげー
・自慢できる!
・自己成長
こうやって書き出してみると、自分一人でやって自分が得するっていう感じだから最初の数歩が進めないのかもしれない。
誰かのために何かを作ろうっていうのを考えれば最初の数歩がいけるかも。
誰かのため+自分のためっていうのを上のに当てはめて考えると
・副収入が増える → その分奢る
・俺すげー → すごいことを伝える
かな。
ただ、これだと数歩いけない気がするので
っていうのが一番いいのかも。
今までは
に変えよう
たしか、医療用の使い捨て手袋もそんな感じで発明されてた気がするし。
そのために好きな人が欲しい物を考えて、誰かを誘って何か作ってみようと思う。
昨日、カウンターで2度ほどあったことがある女性に久しぶりに出会った。
どうやらかなり酔っているようで終電のタイミングも忘れかけていたため、丁度良い時間に出れるように
余裕をもって支払いをさせたり、荷物をもってドアまでもって行って上げたりしていたら、駅とは逆(というか明後日の方向)に歩き始めた。
どうせ徒歩5分ほどなので、自分荷物もそのままに送って行く事にして、横を歩いてたら
バランスを崩す → 腕をとって誘導
それでもバランスを崩す → 腕を掴んで誘導
やっぱり崩す → 腕を掴んで肘を固定
最終、駅員さんにお願いして改札を通してもらい
あーなんか懐かしいわって思った
若い頃、こーいうの期待したし、何回かはあったけど
(だってもう無理ーとか言ってんだぜw手口が拙い)
そういう持って行き方かぁとか考えると、女の人って可愛らしいなとも思った
酔った女性に手をつけるようなギラギラした獣はもう飼っていないし
そういう関係は自分が思う以上に重く捉える女性が多かった経験上
丁寧に終電に載せてお帰り頂いた。
最寄駅が終点で良かったね。
それに...席に荷物も置きっぱなしだしね
若い頃の俺なら悔しがったんだろうなぁ
おじさんほっこりしちゃってるよ
そのあと結局、その女性と飲みにきていた子(こちらは知り合い)も徒歩で帰るっていうんで
その子の家に送る途中、こういう深夜での痴漢対策なんかを聞きながら
少しだけおしゃべり、足取りはしっかりしてる
そんなこんあで何事もなく家に送り届けて
あぁ楽しかった
彼女達もそれぞれいい一日だったと思ってたらいいなぁ