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はてなキーワード: 誕生日ケーキとは

2017-12-28

彼氏誕生日だが、納会(飲み会)がある…

同棲してるため、朝一「誕生日おめでとう!」と言ってある。

既にプレゼントは渡してあるし、問題ないといえばないのだけれど

今日会社納会がある。

本来2時間参加必須(?)なのだが、私は30分で切りあげて帰る予定だ。

なのに、彼氏残業をしてくるらしい。

残業をしてくるので、当然遅くなるし

誕生日ケーキミルクレープ)でも作って待ってようかな。

板チョコを薄く延ばして固めて、パリパリチョコを間に挟むのもおいしそうだな。

そんな事考えてたら、仕事やる気が一切なくなった。

納会に行く気もしなくなった。心底めんどい

2017-08-18

牛乳石鹸擁護する男に嫌悪感がある理由

あれはこういう意図なのに解らない低脳

男が弱さを見せてもいいだろ

さない女は男の弱さを許さない男を責めたいだけの糞フェミ

みたいなのを見るにつけ自分第一子供の事を考えてない様子なのが本当にキモい

あとこの人達子供誕生日に嫁さんにケーキプレゼントを頼んで自分料理と飾り付けをして待ってる時に

嫁が帰ってこない

電話に出ない

子供文句を言い悲しむのを宥める

嫁酔っ払って帰ってきて遅くなった理由説明せず風呂に逃げる

買ってきた誕生日ケーキ溶けてボロボロ

嫁がゆっくり入浴後パーティー

みたいな状況で、嫁だって弱さを見せて逃げたい事もあるよなと嫁を許す心の広さがまずなさそうに見えるんだよな

自分はいいけど嫁がやるのは許さない感じでそこも無理

子供誕生日じゃなければ数時間遅くなるくらいいいけど、子供誕生日を踏みにじる父親をやる事にあのCM意味があるんだろうか

2017-08-16

牛乳石鹸CM映像だけ見ればよくできている

再追記

piripenko サバサバ系に対するほんわか系だったのですが…。追記を読んで映像への印象も前より悪くなってしま困惑ゴミプレゼント対比のために設定(ひどい)があるみたい。共感より筋をとって幸せなのは制作だけでは。

作品をちゃんと見た上での好き嫌い全然普通のことではないでしょうか。

共感と筋が対になっているのではなく、共感させ方の種類が違うということではないかとは思います。繰り返しになりますが、主人公視点作品です。主人公内面での象徴としてのゴミプレゼントであり、大切なものですら投げ出したくなることはあるよねという表現は受け入れられない人もいるでしょうが共感する人もいると思います

サバサバ系の話はすみません、別の人と同じ意味かと混同してました。ただ、考え方に差があるようなのであまりこちらの意見押し付けても仕方ないですが、サバサバとほんわか程度なら、そんなに差が出る役ではないのではないかと思っています

追記

simplemind 主人公内面で迷いが吹っ切れただけで話が終わっててオチがないから伝わらないんだよ。次の日グローブをもう一個買うとか、子供背中を洗ってやるとか。映像で語れてない

オチがないからわかり辛い、という意見もよくわかりますが、それはミスではなく意図的選択だったということが、メイキングを見るとわかります父親子供キャッチボール約束をしているのです。

そういう明快なオチではなく、抽象的に変化を描くことで考える余地を与えたり、普遍性を得ようとしたのだと思っています。その賛否もわかりますが、あのCMを見るだけでもその部分は理解可能だと思ったので、増田を書きました。

piripenko 演技はもとより映像の出来がいいのは同意キャラ設定エピソードの練りこみが物足りない。ゴミ分別させては、女性はほんわかタイプではといったノイズ対策も甘く、総じて残念。一応そんなに怒らんでも派です。

トラバでも「気の強そうな妻」はどうかという意見がありましたが、妻が主人公に対して圧迫的だという意見は、個人的にはすごく疑問があります

初登場時の妻は、笑顔ケーキのおつかいという「軽いお願い」を主人公します。これが仁王立ちで登場しているとか、圧迫感のあるアップの演出であるなら別です。しか彼女は外出の支度中のようで、笑顔でごく自然にお願いをしています

その後のラインは状況がわからない(妻に用事ができたのかもしれないし、本当に無理矢理買い物を押し付けてきたのかもしれない)ので置いておきます。次に、父親が連絡なしに遅れて帰宅したときに怒っているのは、当然です。しかしその後父親が謝ったらすぐに態度を変え、楽しげに息子に呼びかけています。これが「気の強そうな妻」の演出だとは、個人的には全然思えません。

ケーキプレゼントに関するやり取りから、妻のそういう性格想像する人もいますが、状況が省略されているだけで、買い物を変わりに頼むことなどは、日常よくあることだ思います。省略されているのは、「それを否定的に捉えている父親主観」のためです。省略されている部分に想像をめぐらすのは自然なことですが、それはまず「映像で描かれていること」を元にすべきであると思います

ラインについても、1126(イイフロ)というCM中ではポジティブ意味を持つダジャレ時間に送られているので、俯瞰して考えればあまりネガティブな状況ではないと解釈しています

ゴミ分別については、普通ゴミとビン・カンの日でちゃんと分別しているのでは?と思いますが、違う話でしょうか。

watapoco 初見が音声オフだったので、これと近い見方映像だけ追うとこういう構成よね。でもケーキほったらかすとか生活リアリティのなさは映像としても×。

冷蔵とか、ケーキの扱いにこだわる人がいるのですが、ゴミと、ケーキプレゼントを重ね合わせてるイメージ(本当ひどい)があるので、あの扱いはむしろ筋が通っていると思っています

生活リアリティのなさについては、意識差がありますしどの程度映像再現するかは難しい問題ですが、あの家庭の映像違和感があるという意味なら、それは家庭に疑問を抱く父親主観解釈できるのではないかと思いますが。通勤職場雰囲気などは出ていると思いました。

bt-shouichi 「自分が昔見た父親はそうだった」からといって、「孤独仕事を頑張ることが本来父親の役目だと思っている」となるもんなんですかね。そういう考えをもってる人って多いのかしら

家族の行動に無意識根深い影響を受ける、またそれが誤解に基づくものであったりするというのは、すごく自然キャラクターメイキングだと思います

孤独仕事を頑張ることが本来父親の役目だと思っている」は、映像から読み取れることをつないでいった結果、家庭との対比も合わせたら説明するのにわかやすいと思い選んだ言葉ですが、違和感があったらすみません

あと元は動画URLを貼っていなかったので、念のため貼っておきます

牛乳石鹸 WEBムービー「与えるもの」篇 フルVer.

https://youtu.be/CkYHlvzW3IM

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CMとしての評価別にして。

「下手な映像」というブコメをいくつか見たので言わせてもらう。すごく丁寧でよくできてるよこのムービー

このCMは「映像で語る」ということをしているので、台詞説明されないとわからない人には伝わらなかったのかも知れない。そういう人向けに映像的な読み解きをしてみる。

このCM時系列を変えてまでオープニングとエンディングゴミ出しと出勤風景で揃えている。つまり同じ映像で心の違いを表現している。回想では、笑顔の妻に息子の誕生日ケーキを頼まれて、気のない返事をするダメ父親の姿が描かれる。そして映像作品誕生日モチーフに選ぶ場合は、普通は生まれ変わりの意味で、赦しの雨みたいな慣用表現(ついでにこれは雨の代わりに当然風呂)。要はオープニングは、このCM中に主人公父親が成長しますよという説明だ。これが前提になって映像が綴られていく。

オープニングの時点では、家族思いを演じているつもりの父親は、孤独仕事を頑張ることが本来父親の役目だと思っている。自分が昔見た父親はそうだった。だから笑顔の妻との会話ではなく、孤独な出勤風景から始まる。

その仕事場では、部下が報告をしなかったことを上司に叱られている。部下を慰める父親歩道橋から見おろされる部下は、父親より下の存在で同時に育ててももらえる、いわば息子のように描かれている。父親仕事場の息子に対しては、面倒を見てやり、自分の失敗談を晒して、人は成長するもんだと助言も与えてやれる。仕事場での人間関係なら、うまく立ち回れるのに。

しかし家に帰れば自分も、家族大事な日なのに酒を飲みに行くのを報告しなかったことで妻に怒られる。家庭ではダメな部下と同レベルだ。仕事はできても家庭では何もうまくいかない。家庭には、父親が頼れる上司はいない。

帰宅途中では「家族思いのパパが正しいのか」と毒を吐いていた。このときケーキプレゼントを両手にぶら下げる。朝出したゴミのように。

グローブを買いながら思い出す。自分父親は、自分がいて欲しい時に仕事でいなかった。自分仕事だけ頑張っていればいいじゃないか

しかし、子供じみた拗ね方をして湯船に浸かっているとき父親と一緒に風呂に入ったことを思い出す。自分父親は、仕事だけをしていたわけではなかったことにようやく気付く。覚えている父親背中は、出勤する背中だけでは決してなかった。

あの頃の父親と今の自分がかけ離れているのは、何故か。世間父親像が変わったんじゃなくて、自分ダメなだけじゃないか風呂に入りながらやっと気付く。そういえば、妻からLINEが来た時刻は11:26だった。

帰ってきたときは座らなかったテーブルに、風呂から上がった父親はようやく座る。これは、やっと本当の父親の座に付けたということだ。だからこのシーンで初めて息子が出てくる。父親が座る場所は、部下と飲んだときと同じ席だ。仕事と同じように、家庭でもうまくやれる自信が湧いてきた。朝は敬語だった妻に、素直に、気さくに謝る。笑顔で見送ってくれた妻にようやく笑顔を返せた。息子の誕生日に、父親は生まれ変わる。

ラスト、昨日と同じようにゴミを出す。しかし両手にゴミをぶら下げた絵は映らない。同じく、昨日は孤独に歩いていたカットは挿入されず、代わりに父親が眺めている風景映像が入る。

含み笑いしかける父親。昨日何かあったのか。これからいいことがあるのか。

と、こういう流れになっていて、子供じみたダメ父親がいい父親に成長する内容なわけです。

それを言葉での説明を省いて、なんてことのない日常淡々と綴った映像はとてもよかったと思いました。なんで飲みに行くのかとか、何を語ろうとしてるのかとか普通に映像見てればわかると思うんですけどね。

牛乳石鹸CM普通に心動かされて牛乳石鹸買いたくなったけど?

30代前半、妻と2児を持つサラリーマンです。このブログもあのブログもそのブコメも結局のところこのCMダメだという烙印を押してるんだけど、自分には普通に刺さったしあまりに温度差を感じたので少し書きます

http://b.hatena.ne.jp/entry/pokonan.hatenablog.com/entry/2017/08/15/194731

http://b.hatena.ne.jp/entry/zuisho.hatenadiary.jp/entry/2017/08/16/015649

自分父親と、そうなれていない自分比較して、葛藤というか悶々として、小さな一念発起(家より後輩を優先する)が見事に裏目に出て、あーあって色々嫌になって風呂入ってさっぱりしてまあいっかってなって、妻にごめんねして息子とも仲直りする。翌朝少しすっきりして(たぶん葛藤に対して大した結論は出てないけど風呂入ってさっぱりしてまあいっかって一時的になってる)また日常

いいじゃん。こんなこともあるよね。自分にも身に覚えがあるような気がするし、感情移入して見れたのが大きいことは認める。

id:wacok いや、そもそも映像作法おかしいのでテーマが読み取れない作りになってるのがまずい。笑いながら怒っている人を見ているような居心地の悪さがある。読み取れる人はかなり主観補正を入れてるはず

>「読み取れる人はかなり主観補正を入れてるはず」という点は上に書いたように同意。でもそういう主観補正を入れられる人って一定数いるんじゃないかと思うし、製作者サイドもそう思ったんじゃないかな。

id:iiiloveuuu07 しかも朝の場面で妻がスーツ着てるから共働きの設定なんだと思うんだけど、なんであの夫はゴミ出しするのとか子ども誕生日ケーキ買ってきてって言われたくらいであんなに恨みがましい目をしてるの…??

>「・・・って言われたくらいであんなに恨みがましい目をしてるの…??」恨みがましいんじゃなくて冒頭の葛藤とか悶々としている様子を表しているだけだと思う。ゴミ出しとか誕生日ケーキとかはそのことと何の因果関係もない。

id:ryun_ryun 「結局何も洗い流せていない」これに尽きるから大失敗でいいと思う。

>(多少は)洗い流せたから(多少は)晴れやかな顔になってるよね。

id:akirafukuoka 企業の主張は自由でも、旧来の家父長制的価値観肯定する、しか石鹸メーカーがというのはかなり信じがたい。どうせこのお父さん自分石鹸買わないでしょ?その人におもねって意味あります???

>「家父長制的価値観肯定別に肯定してないでしょ。その価値観現代の家庭を大事にする父親という価値観の間で揺れ動いていることを表現しているだけ。

「どうせこのお父さん自分石鹸買わないでしょ?」妻と買い物行ったりネット通販するときに「石鹸切れたけど次何にする?」って聞かれるんだよ妻に。その時にこのCMを見てたら心のどこかに引っかかってて「牛乳石鹸」て言うよ。俺にはそういう形で刺さったよ。

うじうじした男のうじうじした物語だってのはそうなんだろうけど、そういううじうじって結構あるんじゃないの?推奨されるもんじゃないけど。

牛乳石鹸加害者側に立つか被害者側に立つかで見方が変わるのか?

例えばこの父親肯定してる男性でも、子供誕生日ケーキプレゼントの用意を頼んだ妻がいつまでも帰って来ない、電話をしても相手が取らない、空気が最悪になりパーティーも始められず料理も冷めていく中、酒臭い妻が常温放置され溶けたケーキを持ち帰って来る。

何故か聞いても答えず風呂に逃られゆっくり入浴した後ごめんねーと謝罪

みたいな目にあえば腹も立つだろう。

そういう話では。

牛乳石鹸は何を洗い流したいのか

牛乳石鹸ポスターCM話題になっている

https://togetter.com/li/1140405

https://togetter.com/li/1140478

ポスターは「今日も若手社員を泣かせてしまって。自責の念でいっぱいです。さ、洗い流そ。」というコピーに目だけ笑って無い不気味な満面の笑みを浮かべるキャリアウーマン写真がついている。

サイコパス風で恐い。

笑顔毎日若手社員を泣かせる女に感情移入する人より、泣かせられる若手社員感情移入する人の方が多いだろうに何を狙ったのだろう。

動画もこのCMで何を狙っているのか見えず気味が悪い。

驚く事に男性はこの父親共感を示す人も多いみたいだが、石鹸のメインターゲットは主婦だ。

主婦がこのCMを見たら

ウキウキと用意した息子の誕生日パーティーの飾り付けやご馳走を前に

「パパまだ帰ってこないの?プレゼントは?ケーキは?お腹すいた」

と半泣きの息子を宥めながら、夫に電話をしても繋がらず夫が飲んでる間ずっと待たされた挙げ句に、文句無視され理由説明もなく風呂に逃げられた妻に感情移入する。

ケーキの保冷剤も2時間くらいしか持たないから、酒場に持ち込まれ時間常温で放置された誕生日ケーキクリームが溶けて形が崩れ無残な姿に成り果てているだろう。

息子の誕生日意味もなくボロボロにして、パーティーの開始時間夜遅くまで伸ばして「さ、洗い流そ。ごめんねー」じゃねぇよ。

両方広告のメインキャラにも企業にも商品にも悪印象を植え付けられる絶妙に不気味なCMに仕上がっている。

牛乳石鹸と言えば歴史のあるメイン商品だろうに何で自らイメージをぶち壊すような広告をうってくるのか。

何を洗い流したいのだろう。

2017-05-31

最近昔付き合った彼女が恋しい

復縁求められて断ったのは正直失敗だったかなー。まぁ、その時好きじゃなかったんだもん。しょうがないよな。

振り返ると、理想とは言えないまでも、付き合った彼女の中では一番理想に近かった。

とりあえず、しゃくにさわるので元カノ悪口でも書いておく事にする

お互いジャンル違いのアニヲタだった。好みが被ったアニメもあるが、まぁ相手は腐だったり、好きなキャラの嗜好が全然違うので、話を合わせんのがしんどかった。二次元とは言え、他の男のキャーキャー話を聞かされんのもキツイものがある。俺は「○○ちゃん超かわえええええ!」みたいなハマり方はせずに、純粋に話を好きになるタイプなのでフェアじゃない上に、彼女の好きなキャラが、自分の一番嫌いなタイプ(陰キャラ)だったりするから共感できなくてうげーってなる。その上、「増田くんは□□好きだよね!」と、テンション高く言われるので返答に困る。いや、確かに好きなキャラではあるんだけど、そんなにテンション上がるほど好きじゃないし・・・と思いつつ、話合わせてた。

基本に慎ましくて金のかからない彼女だったが、お金のことでイラッとしたことが1度だけある。というのも、「一緒にやりたいか増田くんの家にPS3置こうよ」と言われてPS3を買ったのだが、それから2〜3ヶ月も経たないうちに、「一緒にやりたいかDS買おうよ」と・・・彼女のことは理解したいから、彼女の好きなゲームアニメは、なるべく自分も観たりやったりするようにしてきた。んだけど、リソース限界はある。俺は元々アニメ視るのみでお金をかけるタイプオタクではないので、そういうものお金はなるべくかけないようにしてきた。PS3なんか、数年に一回あればいい方の大出費だったのだが、それに加えてDSとは・・・当時彼女とは婚約とまでは行かないまでも将来のことは話していて、薄給ながら貯金もしてた。内心「人が頑張って貯金してるのにDS!?」と、イラッとした。

まぁ、今思えばもっと効率よく貯金できたし、薄給でも出せない額ではなかったんだけど、当時の自分金銭感覚だととんでもない額に思えたんだな。

で、クリスマスに俺が一人で色々準備してたので、彼女は「ケーキぐらい私が用意したい」と言ってきた。

が、一向に予約しに行く気配もなく、クリスマス目前。クリスマスケーキの予約って割りと早めにしないと予約できない。痺れを切らして「一緒に予約しに行こう?」と誘い、約束した日に「どうする?」と聞いたら、「今日約束してないよ?」と、忘れられてた。結局予約出来ずに、彼女が買ってきたケーキ不二家ケーキ・・・いや、不二家って。小さい子供誕生日ケーキじゃないんだから・・・

後日「もっとちゃんとしたケーキがよかった」と漏らした時に、結構本気な感じで「アレだってちゃんとしたケーキなのに・・・。」とシリアスに凹んでたので、なんというか不二家で用意してきたのは割と本気っぽく。彼女は元々そういう感覚普通女子とズレてる。そこが彼女の良いところでも微妙なところでもあった。

ある日、予定の決まってないデートの日に「どこ行こうか?」と、歩いていた。回転寿司が目に入ったので見ていたら、結構強い口調で「回転寿司は嫌だ、オシャレなところがいい」と言う。結局彼女が選んだ店は喫茶店なんだが、ちょっと古いけどレトロと言うには「安っぽい」と言った方がしっくり来るようなお店。彼女感覚では、「パスタが置いてあればオシャレ」みたいなのだけれど、古い喫茶店から喫煙可で、二人共吸わないのになんだかなー・・・って感じだった。

色々と残念な子だったが、残念なところが可愛かったな。新しい彼氏とか出来てんのかなー。あんまり顔がいいタイプじゃないらしく、友達からは「ねーわ」と言われてた。だからモテないと信じたいけど俺には超好きな顔だったんだよなー。モテないなんて微塵も思えない。

新しい彼氏とか出来てたら嫌だなーと思える元カノは唯一そいつだけ。復縁出来るなら復縁したいけど、まぁお互いにダメだった理由があるから別れてるわけで、また付き合ってもダメだろうな。思い出って美化されるもんで。

悪口でも書いたらなんかムカついてくるかなと思ったが、逆に愛おしくなってきたなぁ・・・うーん。

2016-12-04

Xamarin コミュニティでのボヤ騒ぎ

MS系のあそこ以外のコミュニティMVPまでああい人達なんだという誤解がMS界隈の外まで広がってるのが非常に迷惑なので勘弁してほしい。

なんかもう「うまく沈静化できてよかったね」みたいな雰囲気になってるけど、鎮火したのあなた方の見てる範囲だけだよMS界隈の外にすごい負のイメージを撒き散らしてるよ。

会社法務相談※」みたいな最終兵器持ち出されたら今後批判なんておおっぴらにできねーよ。

本人がそういう扱いを望んでるとかそういうのはどうでもよくて、たとえそういう扱いを望んでたとしてもコミュニティでそういうやり方したら新規は入って行きづらいのはわかりきってるから普通の神経ならやらない、周りがわっしょいしてそれにちょっとでも批判的な事言ったら見下した発言逆ギレみたいなこと言ってる親衛隊のやつら根本原因はお前らだよ、その中にMVPもいるのがマジでどうしようもねーよ。

「何かしらケチを付けてる人は全員アンチ

デマやいいがかりなので相手する必要はない」

批判している人はダサいし残念な人」

彼女はすごいエバンジェリストなんだから批判してるやつのレベルが低い」

批判しているやつは見苦しい」

文句言うならお前がエバンジェリストしろよ」

おたくら何様ですか?というか全員が彼女批判してるわけではないよ、彼女はまだ若いコミュニティ運営プロでもなんでもないのでそりゃ先々黒歴史になるかもしれん何かもあるだろうよ、ということでとりあえず生暖かく見守ってる。大きなイベントしか見ない普段なにやってんだか全く見えないほかのエバンジェリストよりよっぽどエバンジェリストとして頑張ってると思ってる、上の発言のように問題取り巻きの連中だろしかもいい年したおっさんばかり。

彼女過去言動問題無かったかと言われると微妙な部分もあるとおもうけど、本来そういうのに対して「ちょっとそれはどうかとおもうよ」みたいな助言するべきはずの人たちがこぞってウェーイってやってんだもんそりゃ自浄作用なんて働くわけない。


今回の件が一回の勉強会の内容だけでそういう事いわれてると思ってるのなら大きな勘違い根本的になんもわかってねぇ、思ってても波を立てないように敢えて口には出さないが「あの界隈はちょっと近寄りたくない」と元々思ってたり今回の件も「あぁやっぱそうなるよね、やっぱりあの界隈は近寄っちゃだめだ」と思ってる人はそれなりにいる。

他のblogで書いてる人もいたけど、擁護してたりわっしょいしてる人たちは彼女がおばちゃん的な人だったり男性だったとしても同じような扱いしてた?誕生日ケーキ入刀・撮影会(アイドルか何かですか?)・サイン会勉強会の途中にしたり、氏に松屋場所をメンションしまくったりとかしてるの見たらオタサーの姫じゃないと言われてもちょっと説得力ないよね。

ケーキなんてよくあるじゃんと言う意見あった、そういえばJXUGだって過去にだしてたね”Xamarin ロゴ入り”ほかのコミュニティでも何周年とかそういうのみたことは何度も見たことあるしかしそーじゃねーよ全くわかってないね何故に個人誕生日祝を途中にやってんの?終わってから懇親会とかのタイミングいいんじゃない?参加してる人がみんな王国下僕ってわけじゃねーんだよ。

会場で「彼女を見に来た方」みたいな質問したというツイートもあったけど、その質問してる時点で祭り上げて人寄せパンダにしてるってこと認識してるってことよね?

あるコミュニティみたいに「あのコミュニティのノリには正直ついていけないのでもう少し真面目に勉強するコミュニティ別に作ろうか」って話題が出て来るのも時間問題じゃないかな。

会社法務相談って発言は多分、変なDM送ったりしてる奴らに対してなんだろうけど、ことの詳細をニュートラルな所からみたマトモなまとめが無いのであの発言だけみたら「批判した人全員会社法務相談して殴りつける」というふうに取られても仕方ないし、そういう発言だと思ってた人が俺の周りにもいるので敢えてこう書いた。

2016-11-03

GANTZ O ネタバレ駄文感想

リアルCG作品だった。違和感がまったくなかった。あまりにもリアルCG映画を観た後現実に戻ると、無意識CG現実の違いを目が探すのだろうか。現実世界で眼に映るものが、映画を観る前よりも新鮮に映る。不思議な気分だ。映画の中の世界も、現実と同じ、見慣れた渋谷地下鉄ホームだったからかもしれない。CGに没頭すると現実世界がより現実に感じられる。いか普段自分無意識現実を過ごしているかということを思わされた。それにしても今日の感動は忘れたくないと思った。最初に泣きそうになったのは加藤が弟の誕生日ケーキを買って帰るところ。駅のホームで弟に電話をかける。弟と電話してる時に、誕生日を忘れたふりをして、弟に電話ガチャ切りされる。その後でサプライズ誕生日ケーキ紙袋を見つめる加藤の優しい目。開始五分で涙腺が崩壊しそうになる。次は加藤自分家族のことを話す時。加藤が語る。父親消防士だった。両親は中学とき事故で死んだ。中学生の弟がいて、学校に通いながらアルバイトで稼いで養っている。少しもそれを苦に思って無さそうに話す加藤。何と健気な。その後、加藤正義感を発揮して、初めての戦いなのに、勇気を出してラスボスに挑むところも良かった。話し方はぶっきらぼうなのに、それが逆に誠実な感じがする。自分の考えで、自分意志主体的に行動しているからか、恐怖を乗り越えて人を助ける姿に嫌味は一切感じられなかった。人の目を気にせず、自分意志に従って直向きに努力する加藤。そんな加藤最初は臆病で自分が生き残ることだけを考えて行動する、と言っていたあんずが次第に感化される。最後加藤を守るために、七回クリアの化け物プレーヤーを倒したぬらりひょん単独で向かっていく。人は変わるもんだ。その直後、敵の攻撃で胴体から真っ二つにされるが、空中で上半身が逆さまになったときに後ろにいた加藤をしっかりと見つめるあんずの姿はとても印象的だ。ドシャリと地面に落ちるあんず。それを見た加藤雄叫びを上げて泣きながら、膝から下を切断された両足を引きずり、離れたところに落ちている武器に向かう。何とかギリギリでその武器を取り、ラスボスに引き金を絞る。泣き叫びながら何度も引き金を絞り、ぬらりひょん攻撃を浴びせ続ける。もうこれで倒せなかったら、終わりだろう。そんな思いが脳裏に浮かぶ。重力波で崩れ目の前の高速道路が跡形もなくなり、加藤ぬらりひょんを倒せたことを確信した。そして加藤あんず死体のところまで這い寄り、手を重ね、力つきる。社会通念とか、自意識とかではなく、ただ自分の強い意志自主性、それが加藤の姿に感動した理由だと思う。この感動は忘れたくない。

2016-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20160726184217

子どものころみんなが誕生日ケーキ食ってるのに一人で漫画読んで遊んでるくらい空気読めないやつだからだよ

2015-12-24

よく「クリスマスイヴ誕生日だとケーキプレゼントも1つずつだったでしょ、かわいそう」とか言われる

確かにクリスマスケーキプレゼントをもらった記憶はあるが誕生日ケーキプレゼントをもらった記憶はない

でもそれ以上にうれしいこともある

誕生日を覚えてもらいやすい事と、自分誕生日だと知らない人まで今日のこの日を祝っている事

もちろん自分のことを祝ってくれてるわけじゃないのは分かってるけど何かうれしい

皆が楽しそうにしてる日にたまたままれたってだけなんだけど

それだけでも毎年誕生日が割と楽しみだったりする

もういい年だし、相手もいないんだけどね

今年は雪が降らなくて少し寂しいけど

メリークリス増田

すべての増田に幸あれ

2015-12-09

小さい会社やばい人がやってくるとなかなか見破れない

10人規模のこじんまりとした会社につとめているんだけど、今年の3月転職してきた女性がいた。仮にAさんとする。

高校卒業後、地元会社で働いていたんだけど、上京してアパレル関係転職し、その後そこそこ知られている上場企業営業をしていたが、うちの上司の知人からの紹介で、私の会社に入ってきた。

うちの会社は本当に小さいんだけど、とある商品を扱う業界独自立ち位置を築いている。それなりに堅調に業績をのばしていたところ、もう少し取引先を増やすために営業体制を強化したいねということで、社長のつてでその人を新しい営業として雇うことになったのだ。

上場企業営業……と言われると、なんとなく「髪の毛巻いているキラキラバリキャリ女子」がやってくるのかなと思って、いまだに森ガールみたいな格好が好きで北欧っぽいインテリアに囲まれ暮らしている社会人3年目の私は戦々恐々としていたんだけど、やってきたのは、短めの黒髪ボブにすっぴん服装はいつもシンプルパンツスタイル中学からバスケを続けている、という体育会系空気をまとった34歳の女性だった。

森ガールみたいな格好と北欧が好きとはいえ、基本オタク女子校育ちの私は「タイプは違うけど、こういう人なら仲良くなれるかも……」と思った。うちの会社は本当に社長の人脈だけで保ってきた会社から営業経験のある人がやってくるのは心強い。Aさんが話すこれまでに手がけた仕事の実績や、地元の話などもおもしろく、私をふくめた社員たちは多大な期待で迎え入れた。

しかし、これがやばかった。Aさんは半年にわたって私たちを悩ますことになる。

最初違和感を感じたのは、Aさんが「やたらと他の人の仕事に口を出し始めた」ことだった。

営業とは関係ない他人業務のやり方に「前職では〜」「常識的に言えば〜」とやたら口を挟んでくる。私は弊社では4年目でAさんより先輩だけど、社会人経験が長く、大きい会社にも勤めていたAさんの言うことにはそれなりに一理あるのかな、と思い、最初したがっていた。

しかし、そのくせ、こちらがAさんの業務にかかわることで質問をすると「いや、それは知識があればそういうふうに考えないんですよ。営業世界では常識なんですけど」というようなことを言ってきて、論理的根拠などは説明してくれない。

口を出すのは業務のものだけではない。職場でのふるまいの一つ一つにも、Aさんは「小さい会社社員はこれだから……」と批判をしだした。

朝礼のとき新人の子が隅の席に座っていたら、「会社で一番歳の若い人間が一番隅にすわっているなんてありえない」と言ってくる(なぜか私に)。

しかにあまり見た目に頓着していないバイト女の子について、「あの子を見てると、人間って見た目が大事だなあって思うよね」というメールを送ってくる(なぜか私に)。

見た目も仕事もきちんとしているバイトの子にすら、「なんかさー、動きが男にこびていて嫌なんだよね」という悪口を言う。

私の化粧がちょっと簡略化されている日には、「社会人女子として化粧はマナー。いい加減にしろ」と言ってくる(自分スッピンなのに?)。

来客用の紙コップがめずらしく切れたので近所に買いに行く話をしていたら、「前職ではちょっとの経費を削減するためにこまめに電気を消したり、紙コップは大量にまとめ買いしたり、隅々にまで気を使っていました。この会社コスト意識ちょっと低いんじゃないでしょうか」と言ってくる(ふだんはアスクルで仕入れていて、このときは運悪く切れただけだ)。

定時にはかならず間に合うように来ている人に対して、「若手は普通は15分前には着席しているのが当たり前」と文句を言う。

そして人にいろいろ言うわりに自分のほうは、仕事中でもまったく仕事関係ない猫の動画を観ていたり、恋人と別れただとか最近気になっている人がいるなどという話を仕事中にメールしてくる(興味のない人の恋バナほど苦痛ものはないと学んだ)。

さらに前職の同僚の誰それが結婚したけどすぐ離婚したとか、婚約していたと思ったら婚約者浮気相手がいて妊娠が発覚して婚約破棄されたとか、誰と誰が不倫していたとか、私達の全然知らない人間の不幸話をしきりにシェアしてくる。

みんなで雑談をするときにも、そういう不幸話を話して、「ねえ、どれが一番嫌?」というような持って行き方をするから、話しかけられるたびに憂鬱になった。

個人的に「やっぱこの人やばいんじゃないかな……」という気持ちが高まったのは、私の誕生日だった。小さな会社なので、社員誕生日には誕生日ケーキを用意する習慣があり、私の誕生日にはAさんが素敵なケーキを用意してくれたのだが(そのケーキは確かに美味しかった)、残ったロウソクを私が放置したという理由で怒りの長文メールを送ってきたのだ。え、残り物のロウソクって、祝われた人が持って帰るべきものなの? 社会常識だった? それにしてもそんなに怒る?

定時より早い時間に打ち合わせが入っていたときに私が「あ〜定時前に予定があると、『なんか仕事した』って気になっちゃますね。午後休とっちゃおうかな」と冗談で言ったときもブチ切れメールが来た。「私はいつも定時前から準備をしているし、世の中にはあなたよりもっと早い時間から仕事をしている人もいるし、あまりにも意識が低い発言だ」みたいな内容だった。意味がわからなかった。

あと、一度、会社のおじさんとAさんが似たような灰色の服を着て出社していたときに、私が間違えてAさんが通りがかったときに「あ、◯◯さん、ちょっと聞きたいことが〜」と呼びかけてしまったことがあるんだけど、すぐ謝ったのに、おそろしい形相で頭を叩かれた。「え、いくら何でも殴ることないんじゃないですか?」と反論したら、「犬や猫だってしつけないときかないでしょう」と返された。たしかに私は粗忽なところが多々あり、「気が利かない」と怒られることも多いんだが、会社の同僚に「犬や猫」と言われるとは思わなかった。

「まあちょっとクセの強い人なんだろうけど、わざわざ大きいところをやめて、来てくれたんだから」と我慢していたのが、いよいよ「たとえ仕事ができるにしても、この人はどう考えても会社雰囲気を乱している。このままでいいのだろうか」と社員たちが考えだすようになり、重大な事実が発覚した。そもそも、Aさん、営業仕事ができなかったのだ。

やたら打ち合わせに出たりランチミーティングを入れているくせに、うちの商品を扱ってくれる会社が、一向に増えない。「今日も新しいところを5件はしごしてきた」とか言うくせに、社長ひとりでやっていたときに比べて取引先は数件しか増えず、売上も横ばい。

信頼している知り合いの紹介ということで様子見をしていた社長も、社員からの評判のイマイチさがいよいよ高まっているということで面談。いろいろ話すうちに、これまでの業務内容についてどんどんボロが出てきて、結局「営業経験はあるけれど、この会社の扱っている商品へのアプローチに対しては、私は成果を出せない。そもそも、この業界についての知見がないことは最初から話していた。それなのに私を雇ったそちらが悪い」というようなことを言い出し、社長と大げんかした。

Aさんは社長と大げんかした日、深夜0時にLINEをしてきて、「今ちょっと電話いい?」と聞いてきた。よくねえよ、と思ったけど、めんどくさいので電話に応じた。自分がいかに仕事一生懸命取り組んできたか社長最初提示してきた仕事内容と自分が実際にさせられた仕事がいかに違ったか、前職との文化の違いにいかに戸惑ったか、「増田さんも君のせいで困っている」と言われたがそれは本当なのか、などということをえんえん2時くらいまで話された。「聞いていた仕事内容と本当に違ってもうしかたないって言うんなら、やめたほうがお互いのためだと思うし、やめたくないなら求められている仕事内容をやるしかないんじゃないですか」と答えた。ちょっとかわいそうに思ったので、「Aさんがうちの会社のために、いろいろ考えてくれてるのはみんなわかってますよ」と励ました。でも電話を切ってからすごいむかついてきて、自分がAさんのどういう行動に違和感を持っていたか説明したメールを書いて翌朝送った。次の日に返信がきて、すべての件について長文で言い訳が連ねられていた。「あなたぶっちゃけてくれたから私も言うけれど、なぜ増田に厳しく言うのかといえば、社会人歴も浅い、しかもうちの会社のみ経験あなた心配なのよ。苦労すると思ってるから言ってるの。実力も才能もあると思ってるから10年後のことを考えて言ってるの」と書いてあった。とてもそうは思えなかったので、返信はしなかった。Aさんは会社をやめた。10月のことだ。

あんなに仕事のできない人、退職して一体どこに行くんだろうと思っていたら、なんと、誰でも知っているような上場企業マーケティング部だという。転職1日目に、彼女LINEで喜々として報告してきた。え、同じ営業での転職でも「知見がないからできない」とか言ってた人が、今度はマーケティングって、なおさらできないんじゃないの? 聞けば、それもやはり知り合いのツテで、正式面接を経たものではなく、フリーランスでの契約なのだという。美人でおじさんを転がす、というタイプではまったくないんだけど、体育会系空気を身につけて自信満々に実績を語るから、なんかおじさんに気に入られやすいのだと思う。

Aさんがうちの会社を離れてから職場環境は驚くほど快適になった。毎朝嫌な夢を見て目を覚ますこともなくなった。もうAさんにはかかわりたくない。

マジで一切かかわりたくないんだけど、十年来の友人から毎日彼女愚痴が届く。そう、彼女転職した先には、私がずーーーーっとAさんのことを相談していた友達がいるのだ。

うちの会社にいたとき愚痴を散々聞いてもらっていたぶん、相手の愚痴にも耳を傾けねばならない。ただ、そちらの企業はとても健全で人事体制がととのっており、しか営業マーケティングをしている人間も多いので、働き始めて2ヶ月で、彼女仕事のできなさに気づいているのだという。「試用期間中にどうにかしたいよね」と友人は言っていた。

やっぱり、端々の態度がおかしい人って仕事もできないものだ。そのことにもっと早く気づくべきだった。知り合いづてで後から聞いた話によれば、彼女が弊社に来る前に在籍していた会社の人たちも、だいぶ迷惑を被っていたらしい。Aさんがいなくなって、会社雰囲気はだいぶ取り戻されたけれど、半年間Aさんに払われた給料とか、Aさんが信頼を失わせた取引先とか、私ふくめた社員士気とか、そういうものは戻ってこない。私も転職しようかなあ……。

2015-09-21

漫画登場人物と同じ姓だということによる弊害

漫画登場人物と同じ名字同姓同名ではない)なおかげで、たまに面倒な目に遭う。

ごくごく一般的苗字なら(田中とか)、そう問題はないんだろう。けれど私の場合、一般ではあまり見ない苗字なせいで、余計私の苗字漫画キャラクターイメージが強い(らしい)。

何が困るかって、そのキャラクターには熱狂的な女性ファンが多数いることだ。ファミレスに行った時名前を書くと、かなりの確率自分名前を呼ばれた時に過剰反応する女性が居る。よくある彼女たちの反応としては

1.私とキャラクターとのイメージがかけ離れているので、あからさまにがっかりする、

2.ファンだからって同じ名字とかwwwオタクキモすぎwwwwwと小声で言われる

3.何故か笑われる(すまんね、一般人で)

4.店員に「本当の苗字をかけ」と悪戯認定される(なんでだよ!)

一番酷かったのはケーキ屋だ。ある日、私は弟の誕生日ケーキを受け取りに行った。チョコプレートには弟の愛称で(例えばアキラならあっくん誕生日おめでとうみたいに)書いてもらっていた。弟の名前は某キャラクターとは違うのだが、愛称ならそう呼べなくもない。それが運の尽きだった。

それを担当した店員は、何故か私が某キャラクターの為にケーキを買ったと思ったらしく「あっくんなんて馴れ馴れしすぎですよw」やら「誕生日まだ先ですけど、いいんですか?」とか、仲間認定されたのかやたら馴れ馴れしく話しかけてくる。挙句の果てには「あっくんマイナー呼び方なので、本名に変えておきましたw」や「ろうそくの数間違えてますよ!ファン失格です」など言い出す始末。必死に違うと言ったのだが、「照れなくてもいいですよw」と信用してもらえず、仕方がないので違う店でプレートだけ買って後で付け替えた。その際クリームの一部が剥がれてしまい、ちょっと不格好になってしまったケーキを見た弟は寂しそうだった。

さっさと結婚して普通苗字になりたいと思う一方、養子にでも入らないかぎり、一生この苗字と付き合っていくしか無い弟が不憫だ。

2015-02-24

「人の分まで食べてしまう」という病

5個入りのお菓子があってその場に5人いれば、普通は「自分デフォルトで許された取り分は1つで、それ以上食べたければ場にいる人との交渉が必要になる」という意識が働く。

大皿に盛られたおかずがあってその場に2人以上いれば、普通は「その場にいる人全員が一定量を食べられるよう見計らいながら食べる。独り占めをしてはいけない」という意識が働く。

どうやら世の中にはこの単純明快機能を身につけていない人が相当数いるようである


この手の話で最も有名なエピソードとして挙げられるのは「震災おにぎりの話」であろう。

被災した4人家族の一家に、ひとり1個ずつ合計4個のおにぎりが配給された。ところが一家の父親は4個のうち3個を妻子の前であっという間に平らげてしまった。困惑した妻が「私たちの分は……?」と尋ねると、ようやく残り1つを「食べる?」と差し出したという話で、真偽は不明だが「震災離婚の原因の一例」としてネット上では広く流布されている。

同種の話はネット上には枚挙に暇がなく『大量に作り置いた好物の唐揚げを、突然訪問して来た彼氏に有無を言わさず大半喰い尽くされたので別れた』『食事に行くと、割勘なのに出て来る料理の大半を彼氏が食べ尽くしてしまう』『大皿でおかずを出すと、夫が他の家族の分を考えずおかずの9割を食べる』『夫が戸棚に隠していた子供おやつ誕生日ケーキ勝手に食べて子供を泣かせた』等、様々なシチュエーションでこの手の被害が報告されている。

先天的にそのような気質の持ち主なのか、躾や教育関係でそのように育ってしまったのかは判然としないが、この病に罹患しているのはどういう訳か圧倒的多数男性のようだ。

男児は『好きなだけ食べなさい』と甘やかされやすいのでは」「逆に兄弟の多い家庭で食べ物を取り合って育ったので食物に執着しやすいのでは」等、理由については色々と推察されているが、性差以外ではハッキリ断言できるほど大きな共通点は挙げられていない。

強く非を指摘されることで行動を改める場合と全く改まらない場合、親しい人間に対しては症状を顕すが公的な場では通常通り振る舞える場合等、予後や症状の出方についても様々である


前述のような被害報告が話題に上る度「自分の身近にもこういう輩がいる」というコメントは相次ぐが、この病を持った当人意見はあまり聞かれることがない。稀に見られるコメントとしては「無意識についやってしまう。よく家族に怒られるし悪いとは思うが改められない」というもので、本人にはあまり病識がないのかも知れない。

何故彼らがこのようなことをしてしまうのかについての思い当たる原因、どうすれば症状が改善されるかについての予想や体験談等、ご存知の方はご意見をお聞かせ頂けると幸いである。

2014-10-10

http://anond.hatelabo.jp/20141010091620

目を離した俺が悪いんだ。ほんと。最近で一番凹んでる。

網棚にケーキ乗せて座ったんだ。

油断して寝てしまったのが悪かった。せめて膝の上に乗せるべきだった。

なんであの時だけ網棚に載せたのかわからない。

降りる駅でケーキがない。泣いた。

念のため駅員さんに聞いたけど届いてないって。そりゃそうだろうな。

犯人には、普通ケーキだと思ったら誕生日ケーキですげえ気まずい思いしながら食べてて欲しい。

2014-10-07

カフェ写真撮ってツイートしてる人のアカウント特定する方法

よくカフェとかレストランで「カシャ♪」ってケータイ写真撮った後に なにやらメッセージを添えてどこかに送信してるような人っているじゃない?

そういう人のアカウント特定できたら面白いよねー


・・・今回はそんな方法を紹介するというライフハック



ただ先に言っておくと、そもそも相手が実はTwitterを使ってない!っていうとアウト

送信先が友達へのメールでもアウト

LINEだったりしてもアウト

なので、必ず出来る!・・・とは言い切れない。



まー、せいぜい10回やって1度できるかどうかくらいの割合なので、レストラン料理が出てくるまでの時間つぶし程度のネタと思って大目に見てほしい。



肝心の方法の説明・・・の前に

お店の名前とか、料理名前名物メニューとか話題定番メニューが分かるなら、それで検索してみて素直にヒットするならそこで完了

検索ワードのチョイスは推理力というか、もしも自分がそのお店を他人に紹介するならどう書くかなーっていうのを想像しながら店や料理の特徴を探るといいかも。

でもなかなかうまくいかないけれど。



・・・で本題の方法

その方法とは

ちなみに特定クライアントツールとかだと説明が面倒なので、今回は公式アプリ公式ページの話ね。


でもって本題の検索方法としては、その公式アプリ・ページの検索

lang:ja exclude:retweets filter:images

検索する。

ターゲットの相手が投稿したなーってタイミング検索するのがベスト


それぞれの意味を簡単に解説すると

lang:ja
「lang:ja」は日本語ツイート限定する。lang:en なら英語、lang:ne ならネパール語
exclude:retweets
検索結果にRTされたツイートが何度も出てくるとウザいのでそれの禁止
filter:images
画像のついたツイートだけに限定

まりこの指定検索すると日本語で書かれた写真つきのツイートを次々に表示できる。

でもってグリッド表示にすると全国の写真付きツイートが多数表示されるはずだ(もちろんrealtime検索はオンね)。

検索してみると分かるけど、転載botスパム投稿アカウントエロ画像がかなりの割合で画面を占めるので、うっかり他人に見られないように注意な。


そうやってツイートを眺めてみて、そのターゲットの人の料理に近い写真が見つかったら、周囲の壁の模様や照明の具合、テーブルの色や皿のデザインと見比べてみると判別できるはず。

そうすれば無事ミッション完了だ!


日本語写真付きのツイートってすごく多いんじゃ?と思うかもしれないけど、実際はそんなにたくさんはない。それに今回は料理が写ってるものを探すだけだから判別も一瞬で出来るはず。


あとInstagramついっぷる利用者が多い割にfilter:imagesでは抽出対象外なので、一応そちらもチェックしておくといいかも。

lang:ja exclude:retweets instagram.com/p/ OR p.twipple.jp

他の画像共有サービスはどうせ利用者少ないからスルーで。




注意点や補足とか

この調査、まー、せいぜい5分くらいやってダメだったらスッパリ諦めるのがいい。

最初にも書いたけど、そもそもTwitterを利用してないと探しようがないし。

それと検索結果は正確に全てのツイートを取得・抽出できているわけではないから、どうしても漏れはある。そうなるとどうやっても検索できないから、ヤッパリ諦めよう。


一応ツイッターには検索する際に自分の周囲にいる利用者対象に絞り込む「Near you」っていう機能もあるんだけど、はっきり言って精度悪いので役に立たない。



うそ


お店にいる人じゃなくて、同級生や同僚のアカウント特定する方法って無いの?と思う人もいるかもしれない、それは前にも書いたのでそちらで

キミも同級生や同僚のTwitterアカウントを特定できるかも?っていう話 - はてな匿名ダイアリー


あとこれは違うパターンだけど、前にこんなことがあった。

レストランの隣りの席で誕生日ケーキサプライズ企画が起きたのね。店員さんだけでなくお客さんも一緒に歌ってお祝いするタイプの。それで、その後になんとなーく検索してみたらその話題ツイートしてた人、つまりあときあの場にいたであろう人たちをTwitterで簡単に2人ヒットできた。


そんな、ついTwitterに書きたくなってしまうようなイベントに遭遇した時も狙い目。


でもってそれを意図的に起こす手法もある、変な雪ダルマ作るとか、ルンバを野外に放つとか、台風とき餃子を飛ばすとかね。



ライフハックはここまで。

以降はダラダラと長いオッサンの説教めいてるので、読まなくてもいい。






こういうことを書いた理由

俺も普段は普通にツイッターやっててフォロワーさん達とやり取りしてるけど、それ本当に書いても大丈夫なのかなーっていうような内容を平気でツイートしてる人がいて他人事ながらヒヤヒヤするんだよね。

など。

学生さんだと、普通によくあるのが友達との写真とか。それで飲酒喫煙とか。

本人はバレてないと思ってるかもしれないけど、こんな風に結構簡単に特定できるし、あと自分はともかく相互フォローしてる同僚やクラスメート実名Facebookやってるので所属バレバレだよー、っていうケースも多かったりするし。

みんなもっと気をつけないと大変なことになるよー、自分が。例えば会社にタレこまれたりすると・・・という注意喚起を込めて書いた。


じゃあ、どうすればいいの?

キノの旅」を書いてる時雨沢恵一先生フォローしてるのだけれど、時雨先生ってかなりTwitter投稿多いのね。時事問題にもテレビにも反応が早いし、ここ一年の一日の平均ツイートが45.15件と相当なヘビー利用者。好き放題に自由に書いてTwitter楽しんでるって感じなんだけど、

でも、個人情報はしっかり管理してる。

時雨先生旅行好きなのでたまにそうした内容をツイートするけど、

決して旅行先で「こんな料理食べたなう」みたいなことは書かない。

事前に行き先も書かない。

旅行から帰ってきた後になってから北海道に行ってきました」みたいに事後報告で済ませている。旅行での食事の写真も数日経って自宅に戻ってからツイートしたり。

バイククルマも好きらしいんだけど、前に所有してたもの写真を載せても現在乗っている車種は書かなかったり、と自分の出していい情報、出してはダメ情報をしっかり見極めて徹底してTwitter活用してて参考になる。



今回もその場で書いちゃうから特定やすくなるわけで、時間を置いて料理写真ツイートするならかなり難しくなるだろうし。自分が今どこにいるか?っていう情報インターネットで出すのは危ないので注意した方が良い。



ただ、そーは言っても・・・

上でリンクした前の記事でも書いたけど、本人がいくら気をつけててもネックになるのはアホな友達なんだよね・・・

今日はこんなコーデでミユキと一緒に○○遊園地いくょ♪」

って自撮り写真付きでツイートする高校生かいるわけで。

実名FacebookTwitterもやってて、高校名もクラスプロフィールに書いてたり、あげくリプライで相手の本名で話しかけてたりする子。キャラbot愚痴こぼしたり悩み相談する子も少なく無いんだよね・・・

かと言ってそれだけで友達関係を切るか・・・というと実際難しいだろうし。


気が利いて、優しくて、思いやりがあって、仲の良い人・・・だけど個人情報の扱いだけがずさん、っていう友達。悪気がないだけに扱いに困ることもあるよね。



そういうときに、こんな記事のようなキモいオッサンが世の中にはいから迂闊に個人情報を流すと危ないよー、と紹介するといいんじゃないかな。

その意味ではセブ山さんの記事お薦め

【Twitter実験】つぶやきだけで個人を特定できるのか? | オモコロ



あ、あと、この流れであれだけど、時雨沢恵一先生の「キノの旅」は今月最新刊出るらしいのでそちらもお薦め

キノの旅XVIII the Beautiful World|電撃文庫公式サイト




ここから追記

夜勤明けでようやくチェックしたらかなりブックマークが伸びてて驚く。コメントとかTwitterでの反応を見てると誤解されてる部分も多いけど、概ね意図は伝わってるようだからよかった。要するに今回なにが一番言いたかったのかというと、「キノの旅 XVIII」の XVIIIって何巻なんだかもうわからないよ?!ってことなんだけどね。

あ、でも次の巻はXIXになってハンター証みたいでかっこいいと思う。

2014-06-28

http://anond.hatelabo.jp/20140628161346

お前全然わかってねーよ。

増田文章を読めよ。

誕生日クリスマスを祝うことが禁じられた子供時代ってどんなもんかわかるか?

友達誕生日会やクリスマスパーティにも行けないんだぞ?

終業式や始業式で歌う校歌も歌っちゃいけないしし、起立もしちゃいけないんだぞ。

そのたびに周囲から向けられる奇異な目に、どんな思いをすると思う。

あと、今子供がいる年齢ならセーラームーン絶頂期に小学校時代だったはずだ。

そういう、誰もが手に触れるガジェットを「サタン仕業」とか言われて禁じられて生きるんだぞ?

この車に轢かれても輸血してもらえないから死ぬしかないんだなと思いながら

毎日、車の行き交う通学路を歩く人間の気持ちがわかるか?

そういう暗黒時代を、同じ日本にいながら北朝鮮みたいな人生を送ってきた人間

『ボクも男子校から』とか言われたらキレルわ。

お前が選んだ学校だろうが、お前が自由を行使した末の選択肢だろうが!

この宗教を親に持って生まれた人間、親がこれにハマってしまった人間には

その選択の自由がないんだよ最初から

そういう育ちの人間から見れば、目の前の普通の、自由で満ち足りた自分の子供が

幸福を見せつけてくるように思えてしまうのは当然のことだ。

からツリー元の増田は落ち込む必要がない。しょうがないことだ。

だが、そこで同じことをしたら、あのクズカルト宗教どもと同じ狢の穴ってやつになる。

ぶっちゃけ彼らには、神の名を借りて子供虐待して憂さ晴らししたいという一面がありはしなかったか

だって普通の、大した欠落もない家庭には、カルト宗教なんて入り込めないはずなんだ)

ツリー元の増田にできることがあるとしたら、今の幸福一生懸命噛みしめることだと思う。

誕生日ケーキを誰にはばかることなく買える自由、クリスマスツリーを飾れる自由。

とりあえず手近なとこで、七夕短冊を書ける自由だな。

あと、過去自分を責めるのは無意味というより間違ってる。

未だに足抜けできず、親子そろって伝道して回る独身二世なんて珍しくもない。

そして、我々だけに許された楽しみがある。

映画にあの宗教が出てきた時、誰よりも腹を抱えて笑えることだ。

最近だと「キックアス2」だな(かなり暴力的な映画なので見る時には気を付けよう)

2013-12-08

1998年と、2010年と、2013年ピーター・アーツ

思い出したり、話そうとするだけで当時の感情が甦るもの、というのは誰しもあると思うのだけど、私のそういうものの1つに「2010年ピーター・アーツ」がある。

アーツは、K-1最初から参戦して、94年、95年、98年と3度世界一になったキックボクサーだ。

なかでも98年のK-1GP、3試合連続ハイキックでの1ラウンドKOは「20世紀最強の暴君」という二つ名に相応しい圧勝劇だった。

アーツは70年生まれだから、その頃はちょうど20代半ば。全盛期、ということになるんだろう。

そして当時中学生だった僕は、周りの男の子と同じように、その眩い存在感に憧憬の眼差しを向けていた。

空手出身選手たちの華麗なそれとは違う、あの、大木を力づくでなぎ倒すようなハイキックは、中学生に「ああ、この人が世界一強いんだ」と思わせるには十分な説得力を持っていた。

そんな絶対的な力を誇ったアーツも翌年以降は優勝から遠ざかり、2000年代以降は若い選手の台頭もあって徐々にその存在感は薄れていく。

格闘技も一時の隆盛は終わり、年末に誰もが見る、という状況はあっという間になくなっていった。

そして2010年アーツ40歳だった。彼はまだリングに立っていた。

試合前のPVでも40歳誕生日ケーキを頬張る場面とともに「もう若い頃のようにはトレーニングできないよ」と話すシーンが流れるような、

優勝を争うファイターというよりは、完全な「往年のスター」扱い。

それでもファン投票で席を与えられたベスト16からなんとか勝ち上がり、準決勝にまで駒を進めていた。

準決勝の相手は、セーム・シュルト

212cmの長身から打ち下ろす角度のある攻撃を武器に、05年、06年、07年、09年と世界一になったディフェンディングチャンピオン

05年の参戦以来、K-1GPでは一度も負けたことがないという無敵の絶対王者

試合前の正直な思いは「どちらが勝つか」というものではなく「アーツはどこまでシュルトに抗えるか」というぐらいのものだったと思う。

「なんとか最後まで立っていて欲しい」とも思っていたような気がする。

それほどシュルトは強かったし、アーツの全盛期は既に過ぎ去ってかなりの時間が経過していた。

試合が始まっても、やっぱり展開は一方的だった。

アーツも192cmと大きい方だが、それでも212cmのシュルトとの身長差は20cmある。

全ての攻撃が上から非情に降り注ぎ、アーツの攻撃は腕や肩に阻まれてうまく当たらない。

何度もふらつき、目の上から流血しながら、それでもアーツは懸命に前に出続けた。

アーツの突進をいなしながら、シュルトは笑っているように見えた。

「そんなものかい?」

とでも言いたげな表情は完全に余裕で、あまりにも憎らしく、そして試合行方についての見通しはどこまでも絶望的だった。

一方的だった試合の流れが変わったのは、2Rの終盤。

本来は端正なフォームアーツが、のめるように、のしかかるようにして放つ、やぶれかぶれと紙一重の攻撃が何度かシュルトを捉え始めていた。

それでも、インターバルでコーナーに帰ってきたアーツは全身がボロボロで、シュルトの顔には傷一つなかった。

映像を見返すとシュルトの表情には明らかな困惑の色が浮かんでいるのだけど、当時はその時点でもまだまったくアーツの勝利を信じることができずにいた。

「できれば最後までこのまま行って欲しいけど、さすがにそれは難しいんじゃないか

3Rが始まるとき、僕はきっとそう思っていた。

でも最後のラウンドが始まると、リング上の景色は一変していた。

アーツの鬼気迫る攻撃に押され、シュルトクリンチに逃げることしかできない。

振り回すように放つアーツのパンチが顔を捉え、キックは脇腹にめり込んだ。

有効ダメージは通っていない。それでも、シュルトは完全に気圧されていた。

防戦一方のでシュルト消極的姿勢で減点が与えられた後もアーツの攻勢は止まず、そのまま3分間が過ぎた。

僕は「倒してくれ」と願うよりも「反撃しないでくれ」と祈っていたような気がする。

そして終了のゴングが鳴った瞬間、アーツは勝利を確信して両手を突き上げた。

目の上から流れる血をタオルで押さえるアーツと、無傷のシュルト

それでもどちらが勝者かは、2人の表情が何よりも雄弁に物語っていた。

2-0の判定で勝利したアーツの、控え室へ戻る足取りは、全てを使い果たし歩くのも精一杯なほどに重たく見えた。

その後行われた決勝戦は、1RでKO負け。

見ているはずだけど、その試合記憶は全くない。

覚えているのは、巨大な、絶対的な強さを誇るチャンピオンを、40歳アーツが圧倒していたあの数分間だけだ。

僕は今でもこの光景を思い出すたびに涙が出そうになるし、あの瞬間のアーツ世界一格好よかったと思っている。

12月21日に、そのアーツ引退する。

最後の相手はアーツが初めて世界一になった時と同じ、24歳の若者。去年のヘビー級トーナメントチャンピオンだ。

この試合が、どんな試合になるのかはわからない。

でも僕は1998年と、2010年と、そして2013年ピーター・アーツを見られたことを幸せに思うし、あの、勇気に溢れた数分間を忘れることは絶対にないんだろうと、今はそんな風に思っている。

2011-01-28

ここ数年に中国で爆発したもの

変電所変圧器

湯沸かし器

・肥だめ

アルコールランプ

爆竹工場

ネットカフェ

シリンダーチェア

・温水便座

・ゆたんぽ

・IH調理器

携帯電話

掃除機

飛行機

・教習車

タクシー

・というか、車全般

バス

タイヤ

マンション

・偽iPod

炭鉱

石油パイプライン

石油コンビナート

飛び降り自殺のおっさん空中で爆発

道路が爆発してバスが吹き飛ばされる

圧力鍋

誕生日ケーキのローソク

プラスチック工場

・油の加工工場

テレビ

・民家

花火工場

・公衆トイレ

郵便小包

団地

ロケット

化学工場

・電動バイク

病院

税務署

テーマパークアトラクション

カラオケ

原子力発電所

懐中電灯

ビール瓶

・カーエアコン

・歩行中の中国人

・風船1500個が爆発

労働教育

・AV女優蒼井そらの人気

マンション価格

労働者の不満

サッカー代表チームに対する怒り

 (順不同)

2010-12-26

兄が涙ぐんだ。

 朝6時に出勤した兄が、夜の11時ごろに帰ってきた。

 会社は車で15分のところにある。終業時刻は10時半だったらしい

 ここ半年ほど、日をまたぐ事が多かったので、それを考えればこれでも十分早い帰宅時間だ。

 兄は某自動車会社の下請企業に勤めている。車の塗装などを請け負っているらしい不況あおりを食らって仕事は少ないはずでは、と思うかもしれないが、事情は少し違う。

 兄の勤めている会社は先にも述べたとおり、塗装屋である。つまり「塗らなきゃいけないもの」があれば、それは車でなくても良い。最近ではピアノだのテレビだの、そういうものを営業が駆けずり回って取ってくるらしい

 そうすると、今まで塗装機のマニュアルに無かったものをやらなくてはいけない。新しい試みなのでもちろん大変である

 結果、どうなったか

 仕事はたしかに増えたが、無理言って頼んでいるのだから足元見られて安い値段をふっかけられる。

 仕事はあるが、金は無い状態。

 兄の勤めている中小企業には、何人もの外国人がいる。東南アジアなどから来る研修生だ。不況と言えど、取り決めで彼らをやめさせる事はできないらしい。そうすると企業はまず「パートのおばちゃん」たちを切っていく。

 しかしこのおばちゃんたちこそ、経験経験を重ねた企業の底力だった。

 少なくなった人数で彼女らのいなくなった穴をしなければいけないのだが研修生たちで埋めることはできない。彼らはまじめらしいが、それでも無理なのだそうだ。技術力云々もあるが、なんといってもサービス残業のさせにくさがある。彼らを不法に酷に扱い、もしソレが明るみに出ると企業は最悪つぶれてしまう。

 結果、文句を言わぬ社畜である社員がひたすら働く。日も昇らないうちから、ひどいときにはその日が沈んでまた明けるまで働く。

 残業代はろくに出ない、有給たまりに溜まってて、体が辛いか休みたいと言っても休めない。休むと次の日大量の仕事をこなさなくてはいけない。

 上司社長親族ばかりで理不尽極まりない。

 自分は歳のせいでいからと休むのに、兄が休みたいと言うと甘えてると言って取り合ってくれない。

 社員だって人権がある。労基に訴えれば勝てるレベルだ。

 わかってる。わかっているけど、そんなことをすれば小さな会社はつぶれる。

 この不況だ。どんなにひどい企業でも、正社員という地位を捨てることはできない。

 兄が泣いた。

「どうしろってんだよ」と、わずかに笑いながら。

 兄は高校を出てすぐにそこへ勤め始めた。もともと環境が良く無いせいか後輩は入ってこない。兄は5年たった今も一番若い。

 上司仕事押し付けられても、逃げられない

 押し付けたクセに、お前の仕事は信用できないと言われる。

 どんなにがんばってても、お前みたい仕事では評価されない。と言われたらしい

 私が普段見ていても、たぶん兄は要領が悪いし融通は利かないタイプ人間だと思う。こだわりが強くて、人と円滑にコミュニケーションをとるのも苦手だろう。今風に言えばKYである。顔もかっこよくない。さえない。毛深い。ガンダムオタク最近萌えフィギュアにも手を伸ばし始めた。趣味アニメ鑑賞。

 けちで、漫画雑誌を買ってきても読ませてくれない。12個入りチョコを一粒もくれない。

 頭もたぶん悪い。小中高と、どんなに努力してもずっと底辺だった。

 あたまの回転が遅いから言いたい事が伝えられなくて、口喧嘩ができなくて、いつも物に当たる。たまに私も殴られる。

 兄は、社会人として、技術者としてはきっと使えない。優秀ではない。

 上司の言いたいことは、なんとなくわかる。

 兄にはできないことが多い。

 見下すとかではなく、それが兄の極限値だ。と私は思っている。

 本人は可能な限り精一杯やってる。

 兄が努力しているのを私は知ってる。

 兄は良い人間だと思う。

 家族誕生日ケーキを買ってくるのは兄だ。

 母が風で倒れたとき、一番心配して家事を行うのは兄だ。

 祖母の歩みが遅くなったとき、その手を引くのは兄だ。

 私にはくれないのに従兄弟にはお年玉を上げていた。

 友達はいなかったけど、小中高と皆勤賞だった。

 部活では、朝一番に剣道場にいて準備をしていた。

 どんなに辛そうでも、仕事をサボったり休んだりしない。

 だけどそれはお金にならないし会社のためにならない。

 そこを評価してくれる人間は、お金が絡む会社はいるはずもない。

 食堂のおばちゃんだけは、兄の辛さを知ってこっそり夜食を作ってくれるらしい

 いままで、私は兄の愚痴を聞いた事が無かった。

 いつも辛そうで、なんとなく茶化した様子の事情は聞いていたけど、弱音は初めて聞いた。

 そんな兄が涙ぐんだ。

 ショックだ。

 こんな不況下で仕事辞める奴は馬鹿だと思っていたけど、兄は少し休むべきだと思う。

 おにいちゃん、仕事もう辞めていいよ。

 私も来年から社会人だし、ちょっと休んでも大丈夫だよ。

 そう言ってあげたいけれど、私は妹で、兄にもプライドがある。

 言えるわけが無い。

 もどかしい

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