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ポスターは「今日も若手社員を泣かせてしまって。自責の念でいっぱいです。さ、洗い流そ。」というコピーに目だけ笑って無い不気味な満面の笑みを浮かべるキャリアウーマンの写真がついている。
サイコパス風で恐い。
笑顔で毎日若手社員を泣かせる女に感情移入する人より、泣かせられる若手社員に感情移入する人の方が多いだろうに何を狙ったのだろう。
驚く事に男性はこの父親に共感を示す人も多いみたいだが、石鹸のメインターゲットは主婦だ。
ウキウキと用意した息子の誕生日パーティーの飾り付けやご馳走を前に
「パパまだ帰ってこないの?プレゼントは?ケーキは?お腹すいた」
と半泣きの息子を宥めながら、夫に電話をしても繋がらず夫が飲んでる間ずっと待たされた挙げ句に、文句も無視され理由の説明もなく風呂に逃げられた妻に感情移入する。
ケーキの保冷剤も2時間くらいしか持たないから、酒場に持ち込まれ長時間常温で放置された誕生日ケーキはクリームが溶けて形が崩れ無残な姿に成り果てているだろう。
息子の誕生日を意味もなくボロボロにして、パーティーの開始時間を夜遅くまで伸ばして「さ、洗い流そ。ごめんねー」じゃねぇよ。
両方広告のメインキャラにも企業にも商品にも悪印象を植え付けられる絶妙に不気味なCMに仕上がっている。
牛乳石鹸と言えば歴史のあるメイン商品だろうに何で自らイメージをぶち壊すような広告をうってくるのか。
何を洗い流したいのだろう。