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はてなキーワード: 口喧嘩とは

2024-04-21

春休み

小学4年の春休み、爺ちゃんの骨を墓に納骨するため家族田舎に帰った

俺の家のあった大阪から田舎への移動は飛行機だった

俺には初めての帰省だった

田舎では親戚の家に泊まった

その家には6年生、3年生、幼稚園児の3姉妹がいた

長女は、長い黒髪で色白の面長でクールビューティー

次女は、ショートヘアーで少し陽焼けした丸顔のくりっとした目の可愛い

三女は、あんまり覚えてない

とにかく美人の3姉妹で、子供ながらにかなりテンションが上った

特に次女ちゃん性格も含めて好みのタイプだった

しか問題が1つあった

俺の1歳違いの妹だ

妹は同い年ということもあって次女ちゃんとめちゃくちゃ仲よくなった

年の近い異性のきょうだいなんてどこもそうだと思うけど、子供の頃、俺と妹は毎日のように喧嘩していた

その妹がいつも次女ちゃんと一緒にいるか簡単には近づけない

次女ちゃんと2一人だけで喋っているところを見つかりでもしようものなら、妹に弱みを握られることになる

同じ屋根の下で寝起きし、飲食も共にしているのに、近づくことさえできないのは酷すぎる

俺は悶々としながら日々を過ごしていた


そんなある日、妹が次女ちゃんと近所の高台にある神社に行くから増田兄(にい)も付いて来きてと言い出した

今日は長女さんも三女ちゃんもいなくて、次女ちゃんと私と2人だけだと危ないし、頼りないけどいないよりマシだからと妹は言った

相変わらず失礼な奴だし、妹が俺と行動を共しようとするなんてあり得ないし、きっと何か企んでいると思った

しかし、次女ちゃんと話ができるかもしれないという誘惑には勝てなかった

南国の3月は午前11時を回ると少し汗ばむくらいだったが、鬱蒼とした木々に覆われたその高台への階段は思いの外ひんやりしていた

階段を上る途中、妹は突然駆け始め「ちょっと先に行ってるから」と言った

思いがけず、次女ちゃんと二人きりになり、俺は舞い上がってしまドギマギして、思うように言葉が出なかった

何を話しても続かず、二人ともほとんど無言で階段を上った


高台てっぺんに着くと、神社本殿の前で妹が待っていた

神主巫女もいない無人神社で、お参りする人も俺たち以外にはいなかった

立て札を読むと、ここには龍神様が祀られていて、龍神様は縁結びの神様でもあると書かれていた

まりの偶然、そして半分願いが叶ってしまっていることに驚き、俺はお参りしながら龍神様にこっそりお礼を言った

3人でお参りを終えると、妹が写ルンですを取り出して、「あ、フィルムが1枚だけ残ってる」と言った

そして、「そうだ、撮ってあげるから、2人でそこに並んで」と言った

動揺したのと、後で妹にその写真強請られると思った俺は「いいよ、俺がお前と次女ちゃん撮ってやるよ」と慌てて言った

すると妹は、「私は、この前ここで、次女ちゃんとは撮ったからいいの」と言った

前にも来たのにまた今日も来たのかよ、もしかしてこいつ、好きな男でもいるのかと思った

俺と妹のやり取りを見ていた次女ちゃんが「私が2人を撮ってあげるよ」と言った

妹が「ああ、それは無理。次女ちゃん、せっかくのチャンスじゃん、早く早く」と次女ちゃんを急かし

「もう、増田兄!次女ちゃんが困ってるでしょ!」と怒った

そう言われて次女ちゃんを見ると、顔を少し赤らめ下を向いていた

次女ちゃん申し訳ないと思い、妹の言葉に従って俺は横に立った

妹が「はい、2人ともこっち見て、増田兄顔が怖い、笑って、次女ちゃんも笑ってー、はいチーズ」と言ってシャッターを切った


写真を撮り終えた妹は、「私、トイレ行ってくる」と言って、また俺と次女ちゃんを残して、公衆トイレの方へ走っていった

2人だけで所在なく高台を降りる階段に座り、何を喋っていいかからず無言でいると、次女ちゃんからしかけてくれた

唯一共通話題である妹のことを話しているうちに、いつの間にか学校テレビの話で盛り上がった

木々の葉の合間からキラキラと陽が差し、たまに吹いてくる海風で微かに葉擦れの音がするくらいで、本当に静かで世界が二人だけになったようだった

夢中で話していると、ふと気づくと、30分も経過していた

急に妹のことを思い出し、心配になった

横で話す次女ちゃん言葉が耳に入らなくなった

俺は「ごめん、あいつ戻ってこないね」と次女ちゃんを遮った

次女ちゃんは、「あ、そうだね。私、見てくる」と言って立ち上がった

俺は「いい、次女ちゃんはここで待ってて。何かあったら人を呼んできて」と言うと立ち上がり、トイレへ走って向かい、外から妹の名前を大声で叫んだ

何回か叫ぶと、トイレの裏手からひょこっと妹が姿をあらわした

「何してたんだよ!」と俺が怒ると

「もう、うるさいな。あっちのベンチで海見てたのに。あれ、もしかして私のこと心配してくれた?」と俺をおちょくるように言った

癪だったのと腹が立ったのとで、「心配なんて全然してねえよ」と俺が言い、「あっそっ」と妹が言い返し、いつもの口喧嘩になりそうになった

すると次女ちゃんが横から増田くんって、妹想いの本当にいいお兄さんだね。妹ちゃん今日は本当にありがとうね」と言って頭を下げた

次女ちゃん言葉に完全に毒気を抜かれ、2人ともバツが悪くなって喧嘩をやめた

「あそこから海見ると、本当にきれいなんだよ」と言うと、次女ちゃんは1人ベンチへ向かった

「鈍感男!」と妹が言って睨みつけ、俺を残して次女ちゃんの後を追って行った

心配して逆に怒られ釈然としない気分で俺も後を追った


そこから望むと、木々の葉の濃い緑の向こうに雲一つ無い青空紺碧の海が広がっていた

その絶景を見ていると、さっきまで妹と喧嘩していたことなんてどうでもよくなった

さらに強さを増しつつある陽射しと、海から涼風を同時に感じながら、しばらく3人で無言で海を見つめていた

次女ちゃんが「本当楽しかった。2人ともありがとうね。もうすぐお昼ご飯だし、そろそろ帰ろっか」と言った

妹が「うん、お腹空いたから私先に行ってるね」と、また一人で先に階段を駆け降り始めた

妹の背中を見て、俺と次女ちゃんは笑い合った

次女ちゃんと2人だけでまた話すことができた俺は、この時だけは妹に感謝した

結局、次女ちゃんゆっくり話すことができたのはそれきりだった


大阪の家に戻った翌日の日曜日、妹が写真を1枚持ってきて「これあげる」と言った

写真には、嬉しさ半分困惑半分でぎこちない顔の俺と、はにかんだ次女ちゃんが写っていた

妹が冷やかしの言葉でも言って来るかと身構えたけど、何も言わずに行ってしまった

その時、俺ははようやく全てを悟った

あれ以来、俺は妹から「鈍感男」と呼ばれている


※ 読みやすさと雰囲気考慮し、方言標準語修正してあります

2024-04-20

いつまで反AIだのAI推進派だの言い合ってるんだろうか

君たち傍から見ればネトウヨパヨクインターネット口喧嘩しか見えないよ

政治のせの字もない所に急に乗り込んできて「自民が悪い」 「いや悪くない」とか言い合ってたらキモイでしょ、やってる事それと同じだからね?

ネットいくらレスバトルしたって現実は何も変わらないって理解しような

2024-04-17

anond:20240417153350

ハゲキチガイマイノリティハゲてない人間に、ハゲって悪口いっても、お前の口喧嘩下手が露わになるだけだな」

anond:20240417152638

ハゲてない人間に、ハゲって悪口いっても、お前の口喧嘩下手が露わになるだけだな

2024-04-08

暇空茜VS日本保守党

内輪揉め感は面白いんだけど、結局口喧嘩で終わりそうなのがなぁ

開示請求とか法廷闘争とかのガチバトルしてほしい

2024-03-29

お嬢様ずんだもんの件を斜め読みしながら

からせしようとしたり、ブサイクに描いたつもりのキャラであっても普通に可愛い範疇だったりして、なんというかわざわざ筆を取った人の上滑りしてる感じが寒いんですよね

これがブサイクなんですか〜?!ってのもそう

実写風にグロテスクに描くだなんて題材を人間だと思ってない程度にエゴに満ち溢れていてキショいってだけの話なのに、それがブスとかキモいとかの話ではないんだよね。

からすれば大したことだと思われていなかった話を適当な筆のノリで雑に描いてしまった、そういうことをするような人の方が何故か繊細さを取り沙汰してウダウダやったか不審火に薪をくべるような形になってしまった。

 

単純に「ずんだとはいえコスディズニーに行ったってなるのは…いや最初から普通の格好だったな」的なところで

ずんだもんのズボンスカートにしたらお嬢様風になってかわいいよね!で

とはいえわざわざ変な絵描いたオタクら二人は特に空気の読み方が下手くそだったね、なんだよな

中学生なのにベストな動きできててえらいでもある。

ガキのくせに口喧嘩うめえなぁでもあり、大人二人が形無しになっちゃってつらいでもある。

 

とはいえ、おじさんからすれば小娘達が戯れあってるようにしか見えないので今日も痕が残らない範囲で楽しく生きてねって気持ち

2024-03-15

anond:20240315165807

IQが違いすぎる人とは口喧嘩すら発生しないという悲しいやりとりに終わった

2024-03-12

anond:20240312131839

ウチそれやって会議口喧嘩ばかり(女は理想論と間違ってても非を認めないタイプだった)で

挙句セクハラパワハラ叫び出したか降格処分にしたら変なトコから連絡来て大事になったわ

マジでやめとけ

実力のある女はいいが、なんでもかんでも思い付きで喋るバカは男だろうが女だろうが上に上げるな。

あいつらなんでもかんでもSNSやらよくわかんねー団体に垂れ流すぞ。

2024-03-01

レスバトルで白熱してるときってセックスより気持ちいいのかね?

セックスしたこといかわからんけど経験した感覚のなかではそれ以上の快感は思い浮かばなかった

あと一見同じことしてるように見えるだろうけど「口喧嘩」はそこまで気持ちいいとかないんだよね。これ不思議

ディスプレイ越し」ってことが快感の鍵になってるの?指がけいれんしそうになりながらも即レスして少しでも優位性見せつけるためにキーボードを叩いたりフリックしたりするときハラハラ感ってのも快感のためのスパイスなのかな?

2024-02-09

anond:20240209175847

それ、口喧嘩レスバが激弱なのに、何故か口喧嘩レスバに参加>ボコボコになったので、捨て台詞吐きたいとしか読めないぞ

 

口喧嘩レスバに参加したいではなくて、

ネットニュース・割と真面目なニュースが目に入って憤りを感じたとかでもいいですけど、

ひろゆきなどの負のインフルエンサーしろ、どこぞの為政者や何らかの倫理を問われている経営者しろ

『思ってもいないことを』って問いただしても何の意味もないと思うよ

2024-02-08

anond:20240208014122

 夜中に目が覚めたので返事を書く。

 父には腕力でも口喧嘩でも絶対に勝てないから逃げるしかない。

 マメルリハインコが殺された時「室外機の上に鳥籠を置くのはどうか止めてください。お父さんがいつも言う通り、高校も辞めて売春婦にでも何でもなりますからマメルリハインコだけは殺さないでください」って懇願した。いつも、成績が振るわないから、高校なんか辞めさせてやる、親の言うことが聞けないやつは売春婦になって野垂れ死ねって言われてたから。手加減なしに頭を拳で10連打されて、悔しいけどやっぱ男に力で勝つのは無理だなって思った。

 そもそも、親に養われてるガキの分際で、小鳥なんか飼うべきじゃなかった。私のせいで、マメルリハインコは死んだんだよ。たった3か月の命だった。

 口喧嘩でも全く勝てない。いつも、楽しく会話してたと思ったら地雷を踏んで、無惨様パワハラ会議みたいなのが始まる。

2024-02-05

「女の価値若さ」を植え付けたのはお父さんだった

私のお父さん、70歳。私、今年31歳になる。歳いってからの子供って可愛いっていうでしょ?一人娘だったしさ、だいぶ可愛がられてきたんだと思うよ。世間的には。当たり前のようにバイト掛け持ちだったけど、大学は出してもらったし。ちっちゃい頃は習いごともいっぱいさせてくれたしね。望むと望まざるとに関わらず。

表面上は優しいお父さんなんだよね。誰かに説明するとしても、別にひどい父親なんて言わない。年齢が年齢だから普通にモラハラっぽいところあるけど、私は健常者っぽいふるまいで生きてられる程度に可愛がってもらったはず。

でもね、30歳になった日、死のうと思ったわけ。別に仕事は順調だし友達も少ないけどいるし、恋人そもそもいないか失恋したわけでもない。ただ急に納得が降りてきて、これで人生終わったな〜と思ったの。30歳って歳が節目だった。歳いってからの子供、しかも一人娘ってことはよ、私のお父さんはいい男じゃないわけ。結婚遅いってことは基本モテないわけだから。誰に似たのか上京できる程度には勉強はできたけど、いつも不安だった。女の価値若さだけだから、美しくなくても最低若ければ価値がある。でも、30超えたらほぼゴミ学歴職業も、女には何の意味もない。そんなふうに思ってたわけ。周りの女性のこともそう思ってたかと言われれば、別にそうじゃない。何歳でも素敵な女性はいるし、女友達が30歳超えたからって価値がないとは思わない。でも、少なくとも私の価値ゼロになる。自分の中に価値観が混在してたんだよね。

でさ、これってすごい妙じゃない?誰も私に「女の価値若さだけ」なんて言ってないはずなのに。それがさ、あったんだなぁ、理由。去年の年末実家に帰った時。ある日ちょっとした諍いの最中父親が言ったのよ。「うるせえババア」って。うん、私はもう30歳。若いから見れば十分ババアだろうな。でも、お前70だよな?お前が爺さんじゃねえかよ。そんなふうにツッコミたかったけど、躾のいい娘だからさ、無言でスルーしたよ。「楽しみにしててね」とだけ言って、口喧嘩もなかったことにしてニコニコしてあげた。

お父さん、困惑してたでしょう。お母さんにもモゴモゴ言ってたもんね。地雷踏んだと思った?でも、何が地雷だったかなんてわかんないだろうね。お母さんも少し困惑してたしさ。ほんとはね、「介護楽しみにしててね」って言おうと思ったの。でも、やっぱり違うなって撤回して良かったと思ってる。「女の価値若さだけ」だったから、そんな未来ことなんて考えられなくって。後始末をお願いしようと思うんだよね。あ〜、人生終わり終わり!

2024-02-02

カッコウなんだけど語ってみたい


表題のとおりだ。この度、思うところがあって増田投稿してみる。

カッコウというのは結果論であって、それ以前に俺は、恋人結婚してる女性が好きだ。そういう人にしか興味が持てない。昔から小学生の頃から、例えばAちゃんとBくんが仲がいい時に、Aちゃんと仲良くなりまくって、Bくんに見せつけるのが趣味だった。

そういう気質なのだ職場飲み会でも、地域の集まりでも、趣味の社交の場でも、相手結婚してると特にそういう気持ちが湧いてくる。

結婚してなくても、アツアツのカップルでもいい。でも不思議かな、「彼氏がいる」って情報だけだと燃えてこない。たぶん、いろんな濃さの恋愛があるからだろう。消滅寸前のカップルなんて、恋人いないのも同然じゃないか。「婚約中」みたいな情報だったら燃えてくる。

相手結婚していると、その人が気になってきて、付き合いたくなってきて、少しずつ仲良くなって、食事に行くようになって、俺の責任ホテルに入るか、家にこっそりと呼ぶ。もしくは相手の家に行く。

3人だけ抜き出して語ってみる。これまでダントツに好きだった三人になる。今でも、ごくまれに会うことがある。

予防線だけど、俺は文章プロでもなんでもない。読みにくいなー、と思ったらこっちが文章ミスやらかしてる。読み飛ばしてほしい。年末で大忙しの中で書いてるから推敲はザザッと一回だけだ。



1人目は、アヤカとしよう。この子は、今の会社に中途で入った時の同期だ。新卒だった。

見た目はタイプだった。背丈は平均的で、体型は細身で、すっきりとした顔立ちだった。浅黒だったかな。

いま見た目のことを言ったけど、何より性格がいい子だった。朗らかな雰囲気で話すし、子どもに優しいし、誰も見てないところでゴミを拾うし、委託で社内清掃に来ているシルバー人材センターのおばさんにも丁寧にあいさつをする。マジでいい子だった。

当時は、東プレ㈱というパソコンキーボードとか作ってる電子機器メーカーに勤めてたんだが、その子経理事務だった。自分は当時、売上部門にいたので接点はそこまでなく、年に数回の飲み会で一緒になるくらいだった。でも、和風の店でも洋風の店でも、いつも近くに座るアヤカを見て、恋愛的な興味が……ちょっとしか湧かなかった。かわいいな、とは思っていたのだが。

ある時だった、年に一度ある同期の飲み会の場で話をすることがあった。俺からしかけた。

アヤカさんは、彼氏と仲よさそうだよね」

「んー、うち彼氏おらんよ!! 増田くんはおるん?」

「いないよ」

「えー、おらんやあ」

みたいな会話があって、その時に「あ、そうか。そうなんだね……」と平坦な感情に襲われたのを覚えている。何度見ても、笑顔が素敵な子だった。実際に性格もいい子だった。

転機があったのは、それから数年後のことだ。アヤカ結婚するという。同期のライングループでそういうお知らせが回ってきた。社内では旧姓を使うらしい。

アタックしとけばよかったな」という月並み感情が湧いてきたが、すぐに忘れてしまった。その後、アヤカ産休に入って会社にこなくなったのもある。

さら一年後だった。グループトークで、アヤカが生んだ赤ん坊写真がアップされていた。ほかの同期社員は、可愛い可愛いってトークに参加していた。俺も一言「鼻の感じが似てるね」ってコメントした記憶がある。

それで、あの日がやってきた。初冬だったかな。出社のためにカードをかざして社屋に入ろうとしたところ、アヤカがいたのだ。育休から復帰していた。初出勤のようだ。

「あー、増田くん」と、朗らかな笑顔でこっちを見てるアヤカを見た途端にスイッチが入った。そっちの方に歩いて行って、トークを始めた。

赤ん坊は誰に預けてるとか、産休から復帰したばかりで職場の人はどういう反応をしてるとか、仕事はどんなのが割り振られてるとか、いろいろ話したかな。

以前はそこまで喋らなかった。新入社員研修の時に、みんなでランチをした時に馬鹿話をして大笑いしたことはある。あとは、やっぱり飲み会ちょっと話すくらいか

それからは、社内でばったり会う度に話をした。ほんと、どうしてそんな話題が出るんだろうってくらい話をした。

アヤカが復帰してすぐだった。退勤後、一緒のタイミングで社屋を出て、駐車場まで歩いている道中に「来週飲みにいかない?」と誘った。アヤカは迷った様子だったが、「アヤカと行きたい」と言ったらOKしてくれた。

一回目の食事は、誰にも見られないように市外を選んだ。大衆的なお値段の寿司屋に入って、握り寿司を食べた。80代のお爺さんがやってるんだが、若い人が来るとサービスをしてくれる。俺にもアヤカにも、うにの軍艦巻きとか、カンパチとか、かっぱ巻き×3とかをサービスしてくれた。一人1,400円ほどだった。アヤカわさびが苦手なようで、箸でシャリネタを分離してわさび剥がしていた。

二回目はデートと言ってよかった。夕方以降の時間帯に、さっきと同じく誰にも見られないエリアを選んで、ひっそりとたたずむ喫茶店カレーナンを食べて、店を出たところで手を繋いだ。

なしくずし的な感じで手を引くと、トコトコと後ろをついてきた。そのままホテルに入ろうとしたところで、アヤカの足が止まった。

「やめといたら。後でしらんよ」

アヤカの優しいところがいい」

みたいな話をした後、手を繋いでラブホテルに入った。「ここでいい?」と部屋を聞いて、あとは流れだった。

行為は、お互いに高校生みたいな感じだった。とにかく様子見だ。言い方は悪いが、カタツムリが二匹、雨の路上交尾をしてるのを見たことがあるだろうか。あんな具合だった。気持ち悪くてごめん。

なぜかはわからないが、パートナーがいる相手と性行為をすると気持ちがいい。そうでない相手とのセックス気持ちよさを100とすると、パートナーがいる相手だと170ほどになる。インスタントラーメンで例えると、前者がエースコックスーパーカップとすれば、後者明星中華三昧シリーズといったところか。

それから、月に一度はアヤカと会った。お互いに、会いたい気持ち我慢しないといけないことは相当あった。なにしろ、会いたくても会えないのだからゴムはしたりしなかったりだった。その日の流れによる。

社内でばったり会った時は、すれ違いざまにアヤカが俺の腕をコツンと触っていく。俺も触り返す。それがサインひとつだ。

そんなこんなで、さら一年が経過した。アヤカとは、やっぱり月に一度は会っていた。そんな折、同期社員ライングループアヤカ投稿した。概ね以下の感じだった。

・来月から時短勤務になる

・○○ちゃん(同期で同じ部署の子)、迷惑かけてごめん

産休ばかりで申し訳ない

それに対して、同期の女子は「綾香ちゃんが気にするのおかしいよ。大事ことなんだから」で論調は一致していた。

子どもが二人目……おめでたいなと感じた。当時の俺は、30代に入った頃だった。こうした経験は三度目だった。最初大学生の時で、二度目は……新卒会社新人時代だったっけ。

一年度、アヤカが生んだ子をライントークルームで見ることになった。可愛い女の子になりそう、というのが感想だった。やはり鼻がアヤカに似ている。俺には似てないと感じた。

年月が経って今、その赤ん坊は4才になる年だ。その頃には東プレ退職して、その近所にある別業種の会社営業仕事をしていた。

今年、所用で府中にある公園花見スポット写真撮影している時に偶然みかけた。アヤカと、旦那さんと、男女の子ども二人が花見に来ていた。桜の下で弁当食べるんじゃなくて、ただの散歩のようだった。

その頃にはもう、アヤカと会ってなかった。それが花見会場でばったり会って、「あー、増田くん。久しぶり」という具合に、昔と変わらない様子で話しかけてきた。お互いに年を取ったものだ。「お疲れ様です」と言って俺は、その4才くらいの女の子を見た。

ルックスの感じは、なんかこう、俺にはたぶん似ていない。そういうことにしておいてくれ。俺は、旦那さんに会釈をすると、彼もちょっと会釈をした。「こんにちは」とあいさつをしたら、向こうも暖かい笑みを返してくれた。

今日もあったかいですね」

「そうですね、桜もきれいです。いつも妻が世話になってます

「僕はもう違う会社ですけどね。優秀でしたよ。よく助けられてました」

「へえ、意外でしたね! 家ではおっちょこちょいなんです笑」

こういう人は、大抵いい人だ。俺にとっていい人であるのはもちろん、みんなにとっていい人である

それから彼は、別の方に歩いて行った。アヤカを見ると、男の子を連れてカモがたくさんいる池の方にいた。

女の子が置き去り気味だった。俺は、女の子に「お母さん優しい?」と聞くと、「やさしい、です」と返ってきた。



2人目は……とその前に、当日記をお読みの方は、俺が若い子が大好きといった印象をもたれたかもしれない。実際そんなことはない。どちらかというと若い子が好きだが、40代以降の人だって、この人いいなと思ったらアタックする。※2人目と3人目は東プレ時代の同じ会社の人

二人目は、同じ会社の隣の部署にいた女性だ。ミキさんとする。この人は、いわゆる臨時雇いの人で、パートさんだった。以前はアヤカのいる部署で働いていて、そこから当時の俺がいた部署と同じ階に異動になった。弊社はフリーアドレス制ではないが、仕事普通にこなしていて、ほかの部署社員が見えることが普通にある。密室感がなくて、開かれてる感じがする。

ミキさんは、実際まじめな人だった。電話応対は超丁寧だし、連絡や報告は密にするし、ちょっとドジなところがあるけど、そこも愛嬌だ。なんか、みんなのマスコットキャラだった。

で、ミキさんがたまに、高校進学を控えて受験勉強してる娘さんの話をすることがあったんだけど、その家族の話がまた、その、あったかい感じがしてさ。俺が機能不全な家庭で育っている(父が家庭に不在、母が精神病質、妹が身体障害者から、羨ましい感じがして聞き入ることがあった。

ある飲み会の時だった。都内飲み会があったんだが、和風居酒屋での一次会が終わって外に出ると、ミキさんが一人でポツンといたんだよ。で、声をかけると色々話が盛り上がって、二人でどこかに飲みに行くことになった。

終電まで余裕があった。今度は二人で洋食ができるお店に行って、内容に満足して(ペペロンチーノやきそばが美味しかった)、駅までの微妙な幅員の車道歩道みたいな通り道で、ちょっと手を繋いでみたんだ。

ミキさんは黙って握り返してくれた。それで、こんな感情が頭に浮かんだ。

『この人は旦那さんと娘さんが二人いて、それで円満な家庭で、そんな人と繋がることができる自分は……光栄の極みだ』

当然、そんなことを口にはしなかったけど、そういう視線自分よりも一回りは背が小さい、今まさに隣を歩いているミキさんに向けていたのを思い出した。

ここまで鮮明に思い出せたのは、その時の街並みをスマホ記念撮影していたからだ。

安いホテルだった。当時は20代お金に余裕がなかった。

ミキさんは、すごく甘えん坊だった。一応増田はR18のはずなのでザックリ言うと、ベッドの中ではとにかく抱きついてくる。挿れてる時も、そうでない時も、ダッコちゃん人形みたいにくっついてくる。それで、くりくりとした丸い大きい目で俺を見つめるのだ。

モテる女性ってすごいよな。40代半ばになっても可愛いんだから。ほんとにすごいよな。その日の性行為は、やはりお互いに初めてだったので、手練れの忍者がつばぜり合いの接戦を繰り広げる時みたいに緊張感のあるセックスだった。

最初セックスから飛ばすやつは愚かだと思う。個人的な考えに過ぎないが。やはり最初は、慎重にいくのがいいと思っている。

ミキさんとは、それから二回だけセックスをした。いずれも職場単位での飲み会の後だ。その後、ミキさんが元の部署に再異動になってからは、たまに社内ですれ違うくらいで、外では一度も会ってない。一度だけ、ゴムなしでしたけど、そういうことにはならないだろう。年上の人だと安心できる。



3人目は、よし子とする。名前に美という字が入っていて、それが示すとおり心がきれいな子だった。

見た目はすぐに飽きる。人柄のいい子が一番いい。美人な子とセックスできても、「愛してる」って感じがしないと、やっぱりだめだ。心がつながってる感じがセックス醍醐味ひとつだろ(上から挿れながら手を繋ぐのが好き)。

よし子は当時、総務部門新入社員中途採用で30過ぎ。旦那あり、子どもがひとり)だった。ある時、会社の展示イベントで一緒になった。同じブース担当になって、来場者の案内をしたり、チラシを配ったり、舞台に出る人の順番を指示するなどしてた。

最初から、いい子だっていうのはすぐにわかった。根拠はない。ただ、笑顔を見て、こいついい奴だなって、そう思ったのだ。左手の薬指には銀色のニーシンクっぽい指輪をしていた。

イベントが終わって、すっかり暗くなっていた。だが、テントや長机や椅子を片付ける必要がある。時間的に厳しかった。

ブースの片付けがようやく終わって、トイレに行って、ほかのイベントブースを手伝おうとして俺は、防犯灯がポツポツと灯っている都市公園の中を歩いていた。それで、中央ステージの前まで来たところで、すぐ前をよし子が歩いてたんだ。

俺が追い越そうとすると、「うわっ」て感じでよし子が驚いた。変質者を警戒してたんだろうか。橋本環奈みたいな雰囲気の子だったから、そういう被害に遭ったことがあるのかもしれない。

「あ、増田さんだったんですね」

「そうだよ。変態じゃなくてよかったな」

「うん、本当よかったよ! 増田さんで」

「……」

やり取りを交わした時に、この子とずっと一緒にいたいなぁ、と心の中で思ったのだ。その直後、「忘れ物した!!」と、よし子が真後ろに向かって駆けていったのを覚えている。

それから、たまに仕事でやり取りをするようになった。国の補助金をもらってる仕事関係で、当時新商品だったMac専用キーボードCAD図面提供したりだとか、こっちの部署予算の算段がつかない時に相談に乗ってもらったりとか、いろいろあったな。

今頃みたいに寒い時期だった。会社を出ようとすると、めっちゃ寒くて、自動車までの遠い道のりを歩き出そうとしていたところ、後ろからお疲れ様です」と、よし子に呼び止められた。

二人並んで歩いていて、「よし子さんの仕事は忙しいですか」とか「増田さんはいつも土曜日にいますよね~」とか、いろいろ話をした。よし子はよし子で、小学生の子育てが難しい状況らしい。旦那さんともうまくいっていないとか。口喧嘩になったら罵られることがあるという。暴力もあるって……マジかよ。

結局その日、よし子とご飯に行く約束をした。人に見られたくないから、夜にしようかという算段をした。ラインではなく、ショートメッセージでのやり取りを提案された。

それからは早かった。人類最速の不倫だったかもしれない。その二日後の土曜日には、府中駅のペデストリアンデッキを降りて、近くにある寂れた人目のない通りにある昔風の食堂ご飯を食べて、仕事や家庭の愚痴を言い合って、店を出た後は、お互いにわかっているかのようにシティホテルの方に歩いていた。

よし子は人懐っこかった。性行為をしている最中子どもみたいな笑顔で、唇をいろんなところに当ててくる。こっちも負けじとやり返すと、「くすぐったい」と笑うのだ。

よし子とは、月に二度は会っていた。幸い、旦那さんにも会社にもバレることはなかった。俺とよし子は同じ区内に住んでたんだが、その界隈では絶対に会わなかったし、ラインでのやり取りもしなかった。

年度明けのGWが終わった頃、よし子が妊娠した。同じ職場の人に惜しまれつつも産休に入った。普通愚痴を叩かれるものだが、よし子にそんなことはなかった。

やはり、人間は人柄だと思う。人柄がよければ人生は大抵どうにかなる。よし子からは、そういうことを何度も教わった。



今回、俺自身の考えや記憶を整理してみようと思った。いろいろと語ってきたが、増田民の暇つぶしになることができただろうか。

やっぱり、俺が好きになるのは人の嫁ばかりだ。恋人同士でもいいんだろうけど、心がいまいち燃え上がらないし、そもそも出くわす機会がない。

自分子どもは何人いるんだろう、と思い巡らすこともある。考えないようにはしているのだが。コロナ流行り始めてからは、セックスなしの、心がつながってる感じの恋愛燃えることもあった。

行為がなくても、普段の話をしてるだけで、「あ、この人俺のこと好きなんかな。俺も好きだな」って時が稀にある。そういう時に、生きていてよかったと思う。

2024-01-27

anond:20240126142131

>話の流れがどうだろうが、冗談だろうが、言って良いことと悪いことってあるよね。


こういうこと言う女って自分の好みのイケメンがオラついた態度取ってたり自分の好きなサブカル人がTwitter口喧嘩コントみたいなやりとりしてるのは大喜びでもてはやすから信用ならない

2024-01-23

anond:20240123115452

読まなきゃいいだけなのに自分から不快な内容にわざわざ首突っ込んで口喧嘩始めようとするとかその人のメンタルの方にこそ問題いか

2024-01-20

インターネット以外で男女バトルしてる?

俺はインターネットの使い方が下手なので、SNSを見ているといつのまにか男女バトルの観戦をし始めてしまっていることが多い

はてブもそう、5chもそう、Xもそう、redditはまだマシなような気がするけど、これは攻撃的なコンテンツを板ごとブロックしていってるからだろうな

とにかく、どこを見ても男女バトル、バトル、バトルだ

しかし、現実ではどうかっつうと、全然みんな仲良くやってるか、あるいは互いに興味なし、そんな感じだ

田舎に住んでいて電車じたい通ってねえから痴漢女性専用車両もない

会社には電気ポットなんて気の利いたものはねえから、みんな水道水ペットボトルの水を飲んでて、お茶汲み作業なんてものはない

人間いねからマッチングアプリをやってる人はほとんどいないし、それ故「世の中の男/女はクソだ」みたいな話が出ることもない

「潰れたTSUTAYAの跡地に"ドンキ"ができるらしいよ」「ドンキってなんの事?びっくりドンキードンキホーテ?」「どっちでも割と嬉しいよね」→「結局ドラッグストアだったじゃねえか!」

こういう話しかしてない

日本の男は家事をしないとか、女は下方婚をしないとか、ぶつかりおじさんとか、女ドライバー視野が狭いとか、そういうバトルはインターネットしか見ることができない

あの戦場はなんなんだ?と思う

みんな本当は中身に興味なんかないんじゃないか

ただ二つの陣営に分かれてヤイヤイ言い合いがしたくて、ちょうど大体1:1の比率になれるチーム分けとして「男女」がちょうど良くて、全然どうでもいいことを肴に口喧嘩をして楽しんでいるだけなのでは?

だってどうでもいいもんな ホームステイなんかしたことねえし、一生しねえよ なんの知識もねえから何も言えねえよ

でも確かにインターネットバトルが開催されてると、いっちょかみして、自陣営のために戦いたくなる

人の業だよ人の業

もうちょっといいチーム分けはねえのかなあ

2024-01-14

anond:20240113230459

何言ってんだよ…。

女の方が圧倒的に強いじゃん。

口が非常に上手いから、どう口喧嘩しても嫁が勝てるし。

男女格差があまりない学校クラスなんて、仕切るのは大体女だし。

強い男の方が気を遣おう

なんて尤もらしい理由創造するのも女の強さだしな。

anond:20240114093511

どう読んでも暴力夫じゃん。はてブだってそう言ってるぞ

mm-nakamuraya 殴ってくるような男性はまともじゃないから、ちゃん証拠残した上で、さっさと別れた方がいいです。 社会

a357159wo 加害の理由相手に求める時点で危険人物では。。病気怪我などですぐに逃げられなくなったら半年に一度の喧嘩で殴られる夫婦関係しんどい

soramimi_cake 増田側の対処DV離婚への発展を避けてるのは子供のためと思ってそうだけど、暴力をチラつかせ増田意見を抑圧する夫のモラハラを見せ続けるのは子供の成長に致命的悪影響あるので連れ去りと言われても離婚すべき 家族 ハラスメント 心理 育児

shishikin 殴るような奴はそもそも原始人なんだから刑務所精神病院に閉じ込めとかないといけないし、もちろん結婚してもいけない

hinaho 普通の人は殴ろうとしないし殴ろうとするきっかけを相手のせいしないですね。まぁDVに慣れてしまってるせいだと思う

irohasy 半年に一度という頻度で起きてるならどっちにも原因はあるんだろうな。妻は言葉暴力旦那物理的な暴力なだけで性質はどっちも似てるんだろう。そうじゃないとこんな頻度で発生して生活破綻しないわけがない

hanaharu_maru 口喧嘩で勝てないか暴力で従わせるなんて最低の行為だと思う。でも子供の事で思い通りに行かないから「もうあなたには相談しない」と拒絶してしまうのは違うのでは?言葉暴力への引き金になってると自覚した方が

Mecoysvase 温厚な相手暴力を振るわせるほど挑発行為を繰り返すのもなかなか悪質だぞ

imi-x 「温厚」なのは暴力振るうために必要な設定みたいなもんであって、温厚な人には思えない。暴力振るう理由も大した意味はないんでは。言葉暴力と思うなら言葉で返せよ…

wdnsdy 実際人を何度も殴ったことあるから殴ろうとするんだろうし、それって温厚なのか?

kkobayashi 暴力ふるう奴が温厚なわけないだろ、目を覚ますんだ

ai_math_running 夫婦関係の事は外からは分からないというのを前提にコメントするなら、夫さん側が暴力否定していないのはマズいと思うんだよなぁ。あと「言葉暴力」が仮にあったとしても暴力して良い理由にはならないのよね。

lbtmplz “お前だって言葉暴力をしてるじゃないか” おっとやばい言い訳。殴ってもよいと弁解しているな

mur2 殴るような夫から逃げたほうがいい。誰だってそーする。おれもそーする。

anond:20240113162832

こいつすげー言ってること滅茶苦茶なんだけど女さんだと擁護されるんだな

夫は暴力を振るおうとする

→実際は15年間一度も殴られていないし、自分が「気配を察知」しているだけで本当にそれが暴力の気配かわからない。トラバブコメでのツッコミみて追記で殴ってやるという言葉や拳を振り上げてというのを追加してきたのも胡散臭い

半年に一回くらい口喧嘩の末にブチギレ

夫は言葉暴力があるという

→これははてなでよく擁護される典型的な積み重ねのパターンでは?日常的な言葉暴力モラハラの積み重ねが確定であるとは言わないが可能性は考慮されるべきでは?

〇〇(うちの子)を謝らせるような話をしたら、今後あなたに〇〇のことは相談しない。

追記のこれで前述した言葉暴力モラハラ疑惑が濃くなった。謝るべきか謝らないべきかは個々の価値観判断で変わる可能性が高いもので、このすれ違いを持って自分同意しないなら相手子育てから締め出すという発言は完全なモラハラであり親権否定

片方側の視点からでは当然わからないものも多いけど、言及してる側の視点からだけでもここまで簡単疑義が生まれるってことは、まあそういうことでしょ。

2024-01-13

2大政党制度機能するためには、大きな対立軸必要なんだろうか

台湾とかだと、独立派か?親中派か?みたいな。

日本はなんだかんだいって口喧嘩みたいなのはするけれど、右も左もみんな同じで「現在日本構造寄生する仕組み」が出来上がっているか対立しないんだよな。

なんとなくダラダラと現状を維持するみたいなモラトリアムを続けていきたいってボンクラ学生みたいな感じなんだろ。

議席は欲しいが責任は欲しくないという政党が多すぎる。

2024-01-07

母親が苦手な女すぎる

母親が苦手な女すぎる

社会にいて同世代だったら絶対に仲良くなっていなかったと思う

どうしても苦手だ

それが同じ家にいる

から出たとて血縁関係は続いていく

縁を遠くできたらいい

縁をゆっくりと薄くしていきたい








腹を痛めて産んでもらったはずなのに









誰にだって一つはうまく言語化できない苦手な言動や行動というのがあると思う

「どうしよう」

に対して

「知らない」

と言われるのが、なぜかわからないがとてつもなく苦手なのだ

それを母親は平気でする

けれど上手く言語化できるわけもないし口喧嘩で勝てるわけもないので黙っている

思い返せば苦手な言動を多々する人だった


から私はそれらに鈍くなるのが上手になったのかもしれない









胸の内で鈍痛が続いている

自販機デマに引っ掛かったヤツが、俺を叩いてる奴もデマ拡散側になるかもしれないんだから反省しろ!って反撃してて

言ってることは支離滅裂だけど口撃としては正しいよな

正しい方が勝つんじゃなくて大きい声を出した方が勝つ、謝ったら負け

口喧嘩は頭が悪くて恥知らずの方が圧倒的有利なんだよなぁ

頭いい奴は説得したり理解を求めちゃうから

建設的なヤツより破壊的なヤツの方が強い

2023-12-31

死ぬ理由はない。でも生きる理由もとくにない。

_ 

前置きというか予防線として、私は増田達にはあまり好かれないタイプで、嘆き風自慢話にしか聞こえない可能性は、十分に理解した上で書いている。

ただ、「死にたい!」という理由はなくても、だからといって別に、「生きねば!」という強い理由もないからなぁ~。だったら死んじゃおっかな~。

案外、このくらいの感じで自死を考えちゃう、そんなしょうもないおっさんが実は結構な数いるんじゃないかと、そんな思いで書いてみる。(もし似た人がいたら、少し安心できる気もする)

でもたぶんどうせ、死なない。死ぬ理由もとくにないからな。ふはは。



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33歳の年も、残すところ10時間を切った。

18でも20でも30でもないのでなんの節目でもない年齢だが、

35歳(私の中での明確なおじさんの基準)が目前に迫った34歳を迎えるな~、とか、知らないうちに無理やり自分の中で理由をつけていたのか、

この1ヶ月はやたらと人生を振り返ることが多かった気がする。

結果として、これからおじさんとしての人生が50年くらい続くことに対して、希望が持ちづらいと思う日が増えた。



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本当に、なにひとつ不自由のない人生を歩んできた。


東京まれ

富豪とまでは言わないまでも、それなりに裕福な家庭で育った。

物心ついた頃から頭が良い子だと言われ続け、足もそれなりに速く、小学校ではごく自然な形で学芸会演劇の主役をしていたし、生徒会会長も務めた。


私立中学の受験にも成功した。塾時代の成績はいつも全国模試上位だったから、失敗することなんて考えもしなかった。

部活学園祭実行委員最前線で楽しみ、彼女も当然のようにいた。童貞は、附属高に上がる16歳頃には卒業していた。

卒業アルバムを開けば、嫌な記憶ひとつもない輝かしい中高時代が思い出せる。


学校名は伏せるが、所謂最上位の大学に進学した。最早、まわりも当然だといった様子だった。

バイトサークルゼミ活動大学生のお手本のような生活を送っていた。

講義サボりすぎて1年留年したりもしたが、大手広告代理店にすんなりと内定した。


代理店で、新卒女子自殺をした頃、広告業界の忙しさが嫌になり転職経験したが、

次の会社でも大きな挫折経験することなく、同期の中では出世の早い方だったし、全社表彰されたことも何度かあった。


ある程度の給与をもらえていたので、都内繁華街近くの1LDKで20代の独身生活を存分に謳歌した。

その時々の彼女を連れては、グルメインフルエンサーが紹介したがるような、洒落バルやら、ネオ酒場やら、

ミシュランの星がつくような店にも、何か記念日などのイベントがあれば、それほど無理をせず行くことができていた。

フレンチイタリアン中華も、職人から手渡しされるような寿司屋も、数えきれないほど行った。「kint〇nとかガキが喜ぶ焼き肉屋だろ」とかイキったりもした。

連休があれば近場の温泉にふらっと出かけた。海外旅行はあまり好きではなかったが、女にねだられれば年に1~2回は連れて行った。


嫌味のような半生を書き連ねてあらためて、本当に、なにひとつ不自由のない人生を歩んできた。と思う。

衣食住はもちろん、三大欲求をそれなりに高いレベルで満たし続けてきた。



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少しだけ挫折を感じたのが、結婚離婚だった。

30歳で結婚をして、1年も待たずに離婚してしまった。

理由をあげだせばキリがないのだが、一番は子作りについての考えの相違で、要するに私は子供が欲しくなかった。

入籍当初には同意してくれていた元嫁は、すぐに「やっぱりわたし子供が欲しい」と言い始め、口喧嘩が増え、離婚した。

別に島耕作時代でもないので、離婚出世に響くとかは考えたことがなかったが、自分でも意外なほどに離婚はしたくないと粘ってみたりもした。

でも、自分の子供が欲しくないという気持ちがどうにも変化する気がしなかったので、結局、離婚した。

(子供が欲しくない詳細理由割愛するが、ざっくりいうと、絶望と閉塞感のあるこれから日本に、子を産み落とすことは無責任なように感じる、みたいな理由が主)


俗にいう若手エリートモデルケースからズレたような気持ちになって、急に仕事に対する熱意がなくなってしまい、

半年後には会社退職して、個人事業主になっていた。


でも少し経ったらそれもなんだかんだ事業軌道に乗り、リッチとは言えないまでも、今はまた不自由ない独身暮らしを送っている。


お金は、めちゃくちゃな贅沢は出来ないまでも困ってはいないし、莫大な資産を築きたいという野望がなくなった。

思えば、別にエリートを目指して生きていたわけでもないので、また大企業に勤めたいという思いはないし、日本を動かしたいという思いもなく、ステータスへの渇望感は消えた。

夜のお店にたまに顔を出してはお店の女の子と仲良くなったりもするので、セックスもとくに困っていない(今は、かもしれんが)。

10年後くらいにいよいよ老後の孤独を考えたりする頃には、多少気持ちも変わっているかもしれないが、再婚もあまり考えていない。

から、真面目な出会いは求めていない。もちろん、子供は今も欲しくない。

若いからずいぶんと分不相応美食家を気取っていたが、ある程度の金額で満足できる程度のバカ舌だったのか、赤提灯で十二分な満足が出来てしまうことを知り、必要以上の金をかけて食事をすることに喜びは感じなくなった。



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となると、だ。

残すところ短く見積もっても30年、長ければ60年近くの人生漠然と待ち構えているわけだが、

そこに対して全く、何かを成し遂げたいという欲が起きないんだ。

金を稼いで、良い家/車/服揃えて、良い女を抱きたいとも思わなければ、

将来のこの国のために子孫を残す気もないし、だったらと血が繋がっていない若者を導くような使命感もない。


君たちはどう生きるか、というより、もっと前の段階のところで躓いているわけで、

やべ、とくに生きる理由ってなくね?

老化は避けようもないし着実におじさんになっていくわけで、あれ、人生今より楽しくなることってなくね?って考えるようになった。

生きる理由より、むしろ死んでもええかって理由の方が、よっぽど簡単に見つかることに気づいてしまったわけだわな。


結局のところ、人類なんてものは大いなる生命螺旋を繋ぐための歯車しかなく、

子供が欲しくない奴なんていうのは、歯車としては欠陥品ってことなのかもしれん。


冒頭にも書いたけど、どうせ死にはしないと思うんだ。

生きてればそれなりに、本当にそれなりに程度でも、楽しいこともまだあると思うんだよ。

でも、楽しさも幸福も、これまで以上は超えてくる気がしないという謎のおぼろげな展望が、日を追うごとに輪郭がはっきりしてきていて、

その現実からどうしようもなく逃げ出したい。逃げる?あれ、死んだらいいわ?そゆこと?


みたいなことを思ってしまう。そんな大晦日だね。

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