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はてなキーワード: 公権力とは

2022-07-04

anond:20220704181544

暴力装置ぼうりくそうち)とは、国家権力によって組織化され、制度化された暴力様態意味する社会学用語。 主に軍隊警察などを指し、広義には政府国家など強制力を持つ公権力全般を含む。

2022-07-03

続・表現の自由についてのメモanond:20220702054142追記

anond:20220702054142追記。基本引用元は元記事ブコメhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20220702054142)。

1. 表現の自由私人間で問題となる場合はどんなものがあるか

frothmouth 公権力でないか規制でない、ってのも今の時代実態にそぐわない気がするなあ。キャンセルカルチャー批判とか考えるとね/真面目に書いた増田に「精液で全身ドロドロ〜」みたいなブコメ付けられて気の毒

 ここで問題にしているのは一般人の抗議運動ボイコットのことで、その手のものは「規制」と考えることは不適切だということである公権力でないか規制ではないとは言っていない(私人間効力の論点はもう半世紀以上前からある)。せっかくだから書いておこう。

 2022年現在公権力以外の「規制」を論じる意味があるとすれば、デジタルプラットフォーマー問題だろう。我々の言論はあまりにも出版放送通信インフラ依存している。たとえばツイッターフェイスブック、「マンガアニメ」の類を配信しているプラットフォームpixivなんかの同人投稿サイト。こうしたプラットフォーム言論依存しているので、もはや作者の書く自由擁護するだけでは何の意味もない。その手のプラットフォーマー恣意的管理をすれば言論は生き残れない。一方で、こうしたプラットフォーマーもまた出版自由を有するから、「持ち込まれ言論絶対出版しなければならない」義務政府が課すことは許されない。そして実例として、SNS各社はプラットフォーム内でのヘイトスピーチ禁止しているし、pixivも同様である。みんなプラットフォーマーというとGAFAしかイメージしないが、もっと小規模なレベルプラットフォーマーに目を向けるのが大事だ。

ピクシブ株式会社サービス利用規約14条

23 極端な思想反社会的行為を賛美・助長する表現投稿または編集する行為

24 人種信条職業性別宗教などの差別を賛美・助長する表現投稿または編集する行為

言論流通過程全体を保護するためには―わかりやすく言えば2chの削ジェンヌみたいな滅茶苦茶な「管理」をされないようにしないとけない―プラットフォーマー私人はいっても、その行動を公権力によって規制する必要が出てくる。そしてプラットフォーマーもつ出版自由との慎重な調整が必要となる。その繊細な調整が表現の自由論の課題ますますなっていくだろう。

 なぜ繊細慎重な調整と必要となるか。DPへの介入は、プライバシー名誉毀損にあたる言論裁判所差止めるのと同じ構図だし、言論の分野ではないが、旅館業法が、ホテル旅館(これも私人だ)に宿泊者を原則として拒否できないとする義務を課すのと同じ構図がある。似たような調整はこれまでも行われてきたわけである。ただ、後者営業自由は、もともと社会権保障したり公平な自由を確保するために制限することが幅広く認められると観念されているのと違って、前者は、差止めの要件がかなり厳しく設定されている(『宴のあと事件などを見れば明らか)。それは表現の自由がそれだけ「重い」権利だという観念があることによる。プライバシー名誉毀損営業に対する介入を比較すれば分かるように、表現の自由就中送り手の自由)を重視すればするほど、プラットフォーマーもつ表現の自由」へ介入するのは困難となる。ブコメした多くの人が「表現の自由」はとにかく大事なんだという観念を持っているようだが、果たして一般論として表現の自由称揚すればするほど、プラットフォーマー地位が向上していき、利用者立場は低下していく関係にある。DPに限らず、出版社も独自ポリシーを持っていて、刑法175条の要求とは別に原稿に対していろいろな要求をして、修正しないなら出版拒否する。表現の自由称揚し、表現の自由地位を向上させればさせるほど、出版拒否に対して裁判所が介入するのは困難となっていく。皮肉な話である。「表現の自由」を称揚すればするほど、公権力以外の「規制」はつよくなりうる。私人間同士の対立場面で「表現の自由」を登場させないことには、それなりの理由がある。

 なお、私は一般人の抗議運動を「規制」と言っているような人に調整作業やらせたいと直感的に思えないところがある。その人こそが削ジェンヌになるのではないか

2. 規制とはなにか

minominofx66 まずは宇崎ちゃんしろたわわにしろ萌え絵アニメ規制されるべき「エロ」なのか、健全表現範囲内なのか、この際だから徹底的に議論して白黒はっきりさせるべきだと思う。

 第一に、さしあたって規制されるのは「わいせつ」(刑法175条)である。「エロ」ではない。そして「エロ」とか「健全」かそうでないかという問題は、表現の自由擁護する上でどうでもいいことである重要なのは「不健全」でも公権力によって規制されないということではないか。「不健全」なら規制しても良いという観念が前提にあるように見えるのは驚くほかない。アニメマンガの類の少なくない作品が不健全とか不道徳とか退廃的とか言わざるを得ないのは確かだろう(少なくともハード・コア・ポルノ的なものなら、だいたいどれかには当てはまるだろう)が、だからといって公権力刑罰をもって発売頒布禁止することは許されない。それが表現の自由論ではないの。

 第二に、「規制」がどんな規制かも考えなければならない。仮に刑法175条が廃止されたとする。そうすると性器修正処理などは全廃されるだろうが、成人向けの書籍ビデオ等は依然として年齢制限が課せられる(公権力法律条例をもって年齢制限を課すこともあれば、出版業界の内部協定として行うこともある)。販売頒布禁止されなくても、流通過程制限されることがある。それは言論の内容に着目したものではなく、付随的害悪(たとえば見たくない人の目に偶然触れるのを防ぐため)の阻止するための規制(内容中立規制というやつだ)である一般論としてそのような規制は認められなければならないだろう※。付随的害悪を阻止するための規制もいっさい認められず、街路に成人向け書籍広告を出したり、街頭モニタービデオを上演したりすることも制限なく認められなければならないというのなら、もはや見解の相違としか言えないが。

 第三に、宇崎ちゃん欠缺ポスターやたわわのポスターに対する抗議や批判は、いかなる意味でも規制ではない(国連からという声もあるが、それは「日本の」公権力ではないし、日本国に対して強制力を持ったなにものでもない)。批判や抗議は、表現の自由がもともと予定するものであろう。「不健全表現規制せよ」と主張することすら(私はそうは思わないが)、表現の自由である。それに反論するのも自由だが、そういう主張自体が「規制」と言うのは馬鹿げている。

 とはいってもこれがかなり厄介で、そのような規制によって出版社に過剰な経済的負担を課し、実質的に内容規制をしていこうという方法がないではない。しかし、付随的害悪の阻止のために合理的規制を行うことは、一般論としては認めなければならないだろう。あとは個別事例による。

3. 雑多に。

(1)

daydollarbotch 用語はそれっぽいが内容が所々おかしい。嫌がらせがあるなら不法行為たり得るし、間接適用説の下で表現の自由考慮され得る。判決引用部分では特にわいせつ表現表現の自由保護範囲外とは読み取れない(2階へ

①「わいせつ」に該当してもただちに保護範囲外にならないと最高裁認定しているという趣旨か。だったら以下は何なのだろうか。なお、これはわたしあなたが考えているところのあるべき「わいせつ概念ではなく、最高裁判例法理では「わいせつ」がどういう扱いを受けているかという問題である

ところが猥褻文書は性欲を興奮、刺戟し、人間をしてその動物存在の面を明瞭に意識させるから羞恥感情をいだかしめる。そしてそれは人間の性に関する良心麻痺させ、理性による制限度外視し、奔放、無制限に振舞い、性道徳、性秩序を無視することを誘発する危険を包蔵している。もちろん法はすべての道徳や善良の風俗を維持する任務を負わされているものではない。かような任務教育宗教の分野に属し、法は単に社会秩序の維持に関し重要な意義をもつ道徳すなわち「最少限度の道徳」だけを自己の中に取り入れ、それが実現を企図するのである刑法各本条が犯罪として掲げているところのものは要するにかような最少限度の道徳違反した行為だと認められる種類のものである。性道徳に関しても法はその最少限度を維持することを任務とする。そして刑法一七五条猥褻文書頒布販売犯罪として禁止しているのも、かような趣旨に出ているのである

チャタレイ夫人の恋人事件最大判

②間接適用説のもとで「誰の」表現の自由考慮するかが問題である。抗議者の言動裁判所差止めれば、それこそが表現の自由制限となるから裁判所差止権限行使するにあたっては、表現の自由趣旨を取り込んで適用しなければならない、というのが間接適用説だろう(ドイツリュート判決はこれとそっくりな構図だった)。表現の自由私人間効力は、抗議者に対して、一般論として相手表現を一切抑制しないように注意する義務を課すものではない。もしそうだとすれば、あらゆる抗議の類が不法行為になるはずである

嫌がらせがあるなら不法行為なのは違いない。それは個別事例による。

関連して。

type-100 175条にしても猥褻物の作成・所持を禁じているわけではない。猥褻性を持つもの表現言論自由保護を受け、他の権利との綱引き規制されている。

 確かに刑法175条はわいせつ文書・図画等の作成・所持を禁じていない。その限りであなたのいうとおり、「保護を受け」ると考えてみよう。しかし、販売頒布禁止される。警察刑法175条の取締り方針を変更して、性器露出したり、性行為描写するあらゆる作品を取り締まったとする。そこで作成・所持だけが保護されたとして、何の意味があるのか。「保護されない」という言い回しが気に入らないなら、「保護レベルが著しく低い」という風に言い換えた上で読んでいただきたい。加えて、最高裁作成・所持の禁止まですれば違憲となる、とも言っていない(アメリカなら、Stanley v. Georgia, 394 U.S. 557 (1969) 判決がそう言っているが)。

(2)

CocoA "一般に「エロ」の表現の自由を目指していきたいのであれば、少なくとも刑法175条を廃止しなければならないはずである"<-えっ、廃止に賛成している表現の自由戦士たちを知らない・・・

 「戦士」なら刑法175条を廃止する署名運動なり政治運動なりをやるべきであろう。あるいは「戦士」とはただのネット弁慶か。廃止提案されたら賛成するが、そうでなければ特に何かしないのか。

(3)

hom_functor これだけ長文書いても表現規制する合理的理由絶対説明しないんだよな。「抗議をやめる~ように請求する法的資格を有する」なんて見かけない主張を創作したり反論やすブコメチェリーピッキングするだけ

 「規制」なのかという問題か否かを読み取っていただけてないらしい。上記で書いたように、抗議運動なりボイコットなりは「規制」ではない。政治道徳的な観点からそれに理由があれば正当だし、理由がなければ不当だというだけのことである。むろん嫌がらせの類は、不法行為である。抗議運動なりボイコット理由があるかという部分はともかく、「規制」というおかし問題設定をしていることが馬鹿げているということだけはくみ取っていただきたいのだが。

(4)

sirobu 表現不自由展に対する街宣カーも自由制限する不当な圧力だと思ってるんだけど、増田はそう思わないってことかな?

 あなたが街宣カーで街宣される時点で表現の抑圧だと考えていることはよく分かった。そういうレベルから見解が異なるのなら、議論がかみ合うことはないだろう。以下は参考まで。街宣カーで道路を走りながら何か言うだけなら、それは自由である馬鹿なことを言っているなとは思うが)。問題は街宣カーそれ自体ではなく、殺害予告だったり大量電話のような嫌がらせだろう。また、名古屋市長支出拒否しかり、大阪府知事の会場施設利用許可しかり、公権力規制に乗り出していることを考えれば、表現不自由展では「不当な圧力」どころか、ズバリ規制」が問題だった。公権力嫌がらせを煽っていることも見逃せない(特に名古屋市長愛知県知事リコール運動)。

(5)

thesecret3 憲法法律ではないので専門家判決がどうでも各自独自解釈で主張してもいいと思う。自由保障すると言ったら基本は保障されなければならないのであって政府邪魔しなければいいってもんではないと私は思う。

 それは畢竟独自見解ですね。

 なんか進次郎構文っぽいトートロジーが・・・。

2022-07-02

公権力での表現の自由に偏り過ぎじゃね?

表現の自由って、(公権力以外から規制を受けやすい)営利広告営利表現の自由まで含まれているように、対公権力よりも範囲の広いものでしょ?

anond:20220702054142

表現の自由」についてのメモ的なもの

 下記のエントリーanond:20220701074807)で色々と書いてある点について。目下話題になっている「表現の自由」について。自分用の整理として。

1. 表現の自由とはなにか?

 目下話題の「表現の自由」は、いかなる意味表現の自由なのだろうか。それは憲法21条1項に見られるような法的なそれだろうか。それとも、憲法21条1項のようなものとは異なった何かなのだろうか。たとえば、JAなんすんが制作した『ラブライブ! サンシャイン!!』のキャラクターを利用したポスターについて、絵の内容がが性的である※1という批判があった(なお、これや宇崎ちゃん欠缺ポスター事件の余波で、赤木氏らツイッター凍結騒動があったりした。覚えているだろうか?)。

 ここで、抗議をJAなんすんが考慮して、ポスター撤回したとする。すると、「誰の」自由が「誰によって」侵害されているのだろうか。侵害者をざっくりと抗議する者として捉え(本来ツイッター批判的な言葉を言っている者、電話をかけて意見を伝える者、付和雷同していたずら電話をする者、大量の手紙を送りつける等のいやがらせをする者等を十把一絡げに全部抗議者として捉えるのは適切ではあるまいが)、被侵害者をさしあたってJAなんすんとして、JAなんすんが抗議者に対して抗議をやめる(たとえば、ツイッターで「ポスター撤回すべし」等の意見つぶやくのをやめさせる)ように請求する法的資格を有する、というのが表現の自由主張の趣旨か。

 はっきりいえば、そのような主張は法的には認められない。私人間効力の論点を見直すべきであるしか言い様がない。ここで、抗議をやめるように要求する資格があると裁判所肯定すれば、抗議者の表現裁判所(=国家機関!)が介入することになり、それこそが表現の自由侵害である。この構図において、憲法21条1項が保障する表現の自由恩恵に浴するのは抗議者の側となるだろう。目下話題の「表現の自由」は、憲法21条1項とは異なる問題であると解するのが相当である・・・のだろう。

2. 規制概念

 元々のエントリーでは次のような言明がある。

言いたかったのは、フェミニストあくまで「女性実質的表現言論の自由を高めるための環境づくり」を目指しているのであって、「表現規制派」というレッテル貼りは間違いだということ。フェミニストリベラル派が目指すのは、あらゆる階級属性の人が等しく表現の自由行使できる社会だ。

 これに対するブコメはこう言っている。

preciar おまえ等がぶっ叩いてきた作品ほとんどが女性の手になる物である時点で、ただの妄想というか開き直りしかない/そもそも平等のために表現規制しろと言う主張が「規制派」でなくてなんだ?恥に加えて知恵も無い

 後段の「そもそも平等のために表現規制しろと言う主張が「規制派」でなくてなんだ」という部分に注目したい。再びポスターを題材とする。「規制」という言葉を使うのは公権力ではないか不適切のように思うけれども、例のポスターに対する抗議は、ポスター掲示することを抑制しようとする意図を有し、ある一つの表現を抑圧する行動である、という部分を問題として切り出すことにしよう。ここで想起するべきなのは表現すべてがまったく自由(というより、放縦のまま)とされることなどあり得ないということである。たとえば名誉毀損的な言動は認められない。名誉毀損言動をしている者を叱りつければ、それは一つの表現の抑圧には違いない。しかし、名誉毀損をされないというのも重要利益であり、自己表現利益と考量される対象となる(そうならないという人はいないだろう)。プライバシーも同様であるノンフィクション『逆転』事件を想起すれば良い。前科実名暴露されない利益を重視する見地から、『逆転』における表現抑制されている(この事件では、慰謝料請求裁判所が認めているから、公権力による「規制」ですらある!)。プライバシー保護のために表現抑制するべきであるという主張は「規制派」であろうか。

 名誉毀損プライバシーは具体的な個人利益問題となっているが、女性蔑視の問題はそうではないと思うかもしれない。しかし、番組準則のように、社会に薄く広く広がる利益保護(たとえば、放送番組政治的公平性)を保護するために、表現抑制する(番組編集準則であれば、放送局の自由)ということは、そうおかしな話ではない(なお、憲法学では、番組準則は、それへの違反総務大臣による放送免許の取消原因になり得る等の効果もつ限りで違憲であるとしている。)。たとえば、大阪府知事大阪市長橋下徹トーク番組に対して、政治的に公平ではないという批判は、無論番組作りを抑制する可能性がある。実際、激しい批判を浴びて、大阪毎日放送社内調査を行って検証したのである。これも「平等のために表現規制しろと言う主張」だから規制派」となるのだろうか?それはそれで一貫した立場ではある。それこそ「知恵も無い」と思うが。

 なお、念のためにいえば、プライバシー名誉権も日本国憲法は明文で保障していない。そのような利益であっても、憲法21条保障する表現の自由にとっての対抗利益となることができる。憲法の明文で保障されていない権利表現の自由の対抗利益になり得ないという考え方は、畢竟独自見解に過ぎない。

3. 「表現の自由」は個別的特殊的な権益なのか?

 ここからは元のエントリーとの関連性は薄くなる。

 選挙において「表現の自由」を掲げる政治家がいる。彼らの問題意識は極めて偏頗ではないか日本表現の自由をめぐる問題状況は深刻なものがある。ところが、こと選挙で「表現の自由」を旗印にする者の言動を見ていると、選挙運動の規制公務員政治的意見表明やストの広範な禁止放送資源の分配問題政府情報保全・公開等々、様々な形で存在しているはずの問題状況が捨象されて、取り上げられているのは「マンガアニメ」の自由ということになっている。また、「アニメマンガ」だけを対象にしても、取り組む分野が偏っているのではないか。たとえば、これ(https://twitter.com/KenAkamatsu/status/1542366137979400193)には『国が燃える事件が入っていないが、右翼の抗議は免罪されているのか。あるいは、最近の『「神様」のいる家で育ちました』も入っていないが、宗教団体からの抗議は免罪されているのか。上記は、批判としてはマージナルかもしれない(忘れていただけかもしれない)が、刑法175条の廃止等(ポルノ合法化;「有害図書販売規制廃止ないし合理化)を公約に入れていないのはどうしたことか。

 「表現の自由」を掲げる政治家言動を観察していると、一つ気づくことがある。彼らは、表現の自由抑制している制定法を改廃するのではなく、規制対象外となるように関係機関に働きかけを行って「免除」(制定法の外部で活動しているのだからお目こぼしに近い)するという活動に主眼を置いているようである。念のためにいえば、そういった活動政治家が行うこと自体は奇妙なことではない。問題は、「表現の自由」といった一般的普遍的権利を掲げながら、規制廃止を唱えるよりも、特定表現に限って規制免除するように(制定法の改廃ではなく)法執行機関に働きかけをしていることである※4。取締当局に働きかけをして有利な方針を引き出すという方向性は、自由にとって脅威であることに変わりはない。結局、働きかけをする人物意向によって「自由」の内実が左右されることになるからである。「免除」の仕組みを動かす人物特定出版社特定作品群を代表している場合、その他の出版社表現には「免除」を拒否するという形で脅威となる可能性が存在し続ける。政治家言動ナイーブに受け止めてはいけない。

 なお、私は実は「アニメマンガ」の中の特定作品群のみを対象とした偏頗な政治運動自体けしからんというつもりはない※5。しかし、「表現の自由」という看板は下ろしてもらいたい。

4. 「エロ」の規制をめぐって

 「表現の自由」を掲げる政治家ないしツイッターアカウントを見ていると、「エロ(・グロナンセンス)」の自由を重視しているような印象がある。こういった表現一般について、公権力の介入を排除する防御権があるのは当然だ、という前提があるような気がする。しかし、「わいせつ(obscenity)」にあたる言論憲法上の権利として保護されないはずである憲法上の権利として保護されないということは、内容規制をしても合憲であるということになる。日本最高裁の考え方もそうであろう:

なお性一般に関する社会通念が時と所とによつて同一でなく、同一の社会においても変遷があることである現代社会においては例えば以前には展覧が許されなかつたような絵画彫刻のごときものも陳列され、また出版が認められなかつたような小説も公刊されて一般に異とされないのである。また現在男女の交際男女共学について広く自由が認められるようになり、その結果両性に関する伝統観念修正要求されるにいたつた。つまり往昔存在していたタブー漸次姿を消しつつあることは事実であるしかし性に関するかような社会通念の変化が存在しま現在かような変化が行われつつあるにかかわらず、超ゆべからざる限界としていずれの社会においても認められまた一般的に守られている規範存在することも否定できない。それは前に述べた性行為非公然性の原則である。この点に関する限り、以前に猥褻とされていたもの今日ではもはや一般猥褻と認められなくなつたといえるほど著るしい社会通念の変化は認められないのである。かりに一歩譲つて相当多数の国民層の倫理的感覚麻痺しており、真に猥褻もの猥褻と認めないとしても、裁判所良識をそなえた健全人間観念である社会通念の規範に従つて、社会道徳的頽廃から守らなければならない。けだし法と裁判とは社会現実を必ずしも常に肯定するものではなく、病弊堕落に対して批判的態度を以て臨み、臨床医役割を演じなければならぬのである

最大判1957(昭和32)年3月13日 刑集11巻3号997頁:チャタレイ夫人の恋人事件

エロ」の自由擁護していくとなると、「保護されない言論」の判例法理桎梏いかに除去していくかを考えるべきであろう。スウェーデンではポルノ出版自由対象とされていることに注意する必要がある。スウェーデン憲法典の一部を構成する出版自由に関する法律は、出版自由制限できる場合限定列挙する。児童ポルノ出版自由制限できる場合に挙げられている※6が、ポルノ一般は挙げられていない。他方で日本の状況を考えてみよう。もはや何の修正もなく『チャタレイ夫人の恋人』は出版されているが、刑法175条自体は生きている。最高裁判例を変更していない。捜査機関取締り方針を変更すれば、刑法175条でもって再び刑事罰が科されるであろう。他の成人向けのアダルトビデオにしても、マンガにしてもアニメにしても同様である一般に「エロ」の表現の自由を目指していきたいのであれば、少なくとも刑法175条を廃止しなければならないはずであるしかし、この最大の桎梏存在認識していない者も少なくないように思う。もしかすると、このような規制状況はもはや動かしがたいので、所与としなければならないと考え、より低い脅威度のものを優先しているのかもしれない。あるいは、彼らが取り組んでいる「マンガアニメ」は実は「わいせつ」にあたらない物件のみで、ハード・コア・ポルノ的な「マンガアニメ」は眼中にないのかもしれない。しかし、それでは『チャタレイ夫人の恋人』や『悪徳の栄え』、あるいは『蜜室』に取り組んだ人々と比べてあまりにチャチな取り組みだと思う。

 丸山眞男を引き合いに出すまでもなく、日本人は既成事実に弱いと指摘される。いったん規制されると大変だから規制される前に対処する政治家必要であるという言い分を聞くが、既成事実に屈服して「一端規制されると大変」な状況を強化しているのは誰なのだろうか。

※1 ここで「性的」として批判されているのは、単に裸体だとか性器描写されているという意味ではなく、ほぼ女性蔑視的という意味に等しいことに注意するべきである

※2 書いているうちに思ったが、リュート判決の構図に似ている。

※3 スウェーデンなどの欧州諸国ではポルノ合法化されている。スウェーデン等で購入したヌード写真集日本に輸入して税関検閲に引っかかる、というのが税関検閲事件の流れだ。

※4 なお、児童ポルノ禁止から創作物を除去せよとの主張は、一般的規制問題として評価できよう。

※5 むしろ出版社利益を守るためと考えれば、個別出版について規制お目こぼししてもらう活動大事だろう。だが、あくま出版社権益であり、表現の自由という共通財の問題ではない。

※6 日本出版されている成人向けマンガイラスト児童ポルノにあたるかと言った事件があったのだが、スウェーデン最高裁マンガ表現形態に十分配慮した判断を行っている(NJA 2012 s. 400. 翻訳もある。外国立法255号[2013年]223頁)。このような判断日本最高裁がするかというと、全然しないだろう。

2022-06-21

anond:20220620105834

日本洋画オタがポリコレ憎み出したのっていつ頃からかな?

なんとなくスターウォーズの8がゴミだった時からかなって印象。

俺は公権力であれ社会的圧力であれあらゆる表現への規制に反対する立場表現自由戦士なので増田が挙げた件も当然反対するが、

同じ共産主義者でも暴力革命から労働運動派に議会主義派まで色々いるように自由戦士にも色々な考えの人がいるのだろう。

一人一派

2022-06-19

anond:20220615142907

1.マッチングして会えた=脈アリと考えるのは早計。

女にとっては一次面接ぐらいの感じだから

2.「付き合って3ヶ月目で初めての…」とは限らない。

自分では「段取りを踏んで付き合いを重ねてきた」と思っていたのかもしれないが、相手選考終了のつもりだったんだろうね。

3.第三者が介入してくるのは「話が通じない」と思われていたから。

自分の話を全く聞かないブラック企業退職する時、ちゃんとした退職手続きしないとか嫌がらせがあると心配だったか弁護士事務所退職代行頼んだけど、スムーズに辞められたよね。

自分が正しい。相手自分の言うことを聞くはずだ」と思っている人から逃げるには公権力や法的知識を持った専門家を頼った方がいい。

2022-06-05

anond:20220605144553

"物申したい"から卒業しないと永遠に幸せになれないと思う。

キチガイにわからせなくていいんですよ。

離れればいいんですよ。

向こうから来るとき公権力を間に入れましょう。

2022-05-29

anond:20220529202637

パトレイバー読んだことないから知らないけど、警察公権力が独占する暴力装置なので、一般市民の銃を持つ権利とかの話とは全く違うのでは?

読んだことないから知らないけど。

2022-05-25

フェミニストって公権力による制限には反対じゃなかったっけ?

もう権力に媚び媚びのオタクくんのことを笑えないじゃん……どうしちゃったんだよ

2022-04-23

エルコンドルパサー私たちたわわの広告について表現規制なんか一言も主張してないデース!」

el-condor そりゃまあ「自由」はあるだろうけど表現の自由って批判を免れる権利とかじゃないからなあ。

今まで為された批判普通言論での批判レベルを超えるものあった?

エルは直接規制してやるとか駆逐してやるなんて一言も言ってないデース!

日経新聞に対して「自主的に」広告をとりやめろとか

広告批判しないやつは女性差別に加担してるやつだ

と言ってただけデース! 

グラスワンダー他者権利利益保護などの正当な目的のためにやむを得ない限度での公権力による制約であれば許容される、と考えるべきと主張しているひとがいます。エル、あなたは嘘をついた罪で腹を斬りなさい」

https://twitter.com/ShinHori1/status/1517719795768381440

2022-04-21

裕木奈江は一部正しい

https://twitter.com/nae_auth/status/1516394011325571072

このツイート話題となっている。スレッドの上のほうで「ゾーニング」がどうこうと言っているので、『月曜日のたわわ』の問題についての話ということでいいはずだ。

このツイート特に問題になっているのは、「自由な娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要で、そうでない人には自制が難しく作品に影響され自分勝手感情的な行動をとりやすくなってしまう」という部分だ。

多い批判が「選民思想だ」みたいな話である。まあ選民的でないとは言い難いのだが、youtubeとかYahooニュースコメントとか見ればわかると思うけど、世の中話が通じない人っていうのはかなりいる。娯楽作品を「正しく」楽しめる人っていうのは、楽観的に見て、世間の半分、いや三分の一……くらいは……いてほしいが、多分「マイノリティ(!)」である

この主張は、要するに娯楽作品犯罪描写に影響されて犯罪を起こす、という話に基づいている。これについてはいくつかの研究があったと記憶しているが、肯定的だったり否定的だったりする結論が出ていたはずだ。

これらの研究のどちらが正しいかという話をしたいわけではないので、まあそこはなんとも言い難い。ここで問題なのは科学的な議論ではなく、表現の自由のような社会問題を論じるときに、このような(たぶん)科学的な研究に基づいたフリをして、賛成・反対に立つ人間が主張することである

そういう人たちが、論文を読み比べた結果としてどちらの研究がより正しいと考えられるのでそちら側に立つ、なんて手順を踏んでいるわけがない。結論合致する研究を持ち出すだけだ。大麻合法化とかの話もこういう議論が行われているはずで、これの良しあしがどうとかいう以前に、議論が成立するはずがない。

で、いわゆる「表現の自由戦士」(この言葉に「ネトウヨ」とかみたいに侮蔑的ニュアンスが含まれているのかもしれませんが、単に他の表現を知らないので使っている、とポリコレ的な言い訳をしておきます)の側にとってマズいのは、学者の間で、「人間は娯楽作品表現に影響されて犯罪を起こす傾向がある」という考えがコンセンサスを得てしまうことだろう。

彼ら戦士たちは、上記のようなことはない、という立場研究にかなり依拠して自らの主張を保持しえているのだから、もしそういうことになったら大変だ。大体学問世界は割とリベラルが力を持っているわけで、結構危機的なんじゃないだろうか。

わざわざこんな文章を書くくらいだから、私も娯楽作品の内容に規制がかけられたくはない側の人間である。単にポリティカルにコレクトな内容の娯楽なんか読まされてもクソつまらいからというだけなので、「表現の自由戦士」のみなさんには怒られそうですが。

そういうわけで、学問世界が(日本のクソバカな)リベラルにとって都合のいい方向に行ったときに、表現規制されるということはこのままでは避けられないし、実際(単にクレームとそれへの対応によってではあるが)様々な「自主規制」が幅を利かせ始めている状況である

一方で「創作に影響されて犯罪を起こすことはあり得ない」というのは、ある種創作矮小化しているのではないか

そこで、リベラル理屈をひっくり返して使ってしまえばいいのだ。ここでは、「娯楽作品犯罪描写に影響されて犯罪を起こす人がいる」という話はある程度事実だと認めてしまおう。

でもって、「自制が難しく作品に影響され自分勝手感情的な行動をとりやすくなってしまう」「自由な娯楽を嗜む」のに必要な「一定以上の知性」がない人もいるという側面もあるにはあるだろう。(ただし、私はこういうのは「知性」というよりは、「常識」とか「(人文・社会自然科学的な素養」の問題なんじゃないかと思う)

宮崎勤事件報道リアルタイムでは知らないが、要するに宮崎勤オタクで、ロリコンポルノに影響されて事件を起こした、という理屈がまかり通っていたはずだ。Wikipediaを読む限りはそれは否定されているようだが、有名ではなくとも、そういう事件はあったにはあっただろう。

日本で語られる「犯罪動機」が大体警察の作文であるにしても、根っこにそういうことが潜在的にあること自体否定するのは困難だろう。

しかし、宮崎勤事件もそうだが、センセーショナル報道される事件というのは、無差別殺人みたいに、わかりやすく怖くて視聴率が取れる事件である。たいていの犯罪は、非常に狭い人間関係での問題か、経済的問題によるものであって、そういう事件レアケースなのだ

まして「自由な娯楽を嗜む」のに必要な「一定以上の知性」がない人が、それが原因で事件を起こすというのは、世の中の犯罪のなかでも非常にレアケースで、リスク自動車とかのほうがはるかに高いだろう。

そんなことをいちいち予防して回るのは、過保護しか言いようがない。

しかし一方で、そういうので「不安だ」とかみんな言うわけであるちょっと違う話だが、(ポルノとかじゃなく、ガチの)性犯罪者GPS発信機をつけて位置情報を公開すべきだ、と言う話について、「不安を解消するためには、この程度の人権制限必要だ」という意見が、有名人から発信されていた。個人的には、人権をそんな風にとらえる人間が同じ社会にいるのは結構不安なのだが……。

リベラルな人らが大好きな日本国憲法を読めば、権利制限は「公共の福祉」に基づくべきだ、とみんな理解できるはずだ。「安心」なんてものは「公共の福祉」なんかではありえないだろう。「不安」なんてことのためにいろんなことを規制するのは、公権力がやるべきことではない。

大体、世間の人々が不安になるのは、マスメディア報道に「影響されている」からだろう。日本はこんな社会なのに、恐ろしいことに犯罪は減少傾向だったはずだ。みんなもっと科学思考をしてほしい。特に学問しか取り柄のないリベラル学者のみなさんは、このような世間の風潮を批判すべきであって、それに便乗して、多くの善良な人々を、人権などクソほども守られない日本監獄にブチこめるようにすることなんか望むのでは、「リベラル」という言葉無意味どころか逆の意味になるじゃないか。なってるんですけどね。それも「グローバル」に。

表現規制」に反対する側が言うべきなのは、以下のようなことだろう。

「娯楽作品には人を影響する力があるし、それによって犯罪を起こす人もいるかもしれない。でもそんなの犯罪の中ではレアケースですよ。あなたたちテレビ報道に『影響されて』言ってるんじゃないの?そんなことのために我々『一定以上の知性』がある人々から自由を取り上げるのは、『マイノリティ』の迫害だ!」

2022-04-15

市議という公権力立場にいる人が市井一般女性言論に対して

萌え絵を燃やすより具体的な犯罪対策を」などと介入しようとするのは

それこそ直球で表現の自由侵害案件なのでは?

仮にも市議という公権力の側にある人間

萌え絵を燃やすより具体的な犯罪対策を」とか言ったらそりゃ叩かれるのでは。

『具体的な犯罪対策』と二次元作品への批判ってどっちも出来る事であって問題なく両立するのに

何故か非両立であるかのように言って選択を迫る意味不明さ。

(しか月曜日のたわわを批判していたのは主に一般女性であって別に議員でも何でもないから『具体的な犯罪対策』とやらを考える必要すらない……)

消費税減税よりも賃上げを」や「給付型奨学金よりも授業料の値下げを」「外国人への生活保護よりも日本人の困窮世帯を」

みたいなのもそうだけど、

別にそれらは両立できるじゃん。両方やればいいじゃん。

別に二者択一でも何でもない問題トロッコ問題みたいにして勝手二者択一にして考えたがる人に市議をやって欲しくないでしょ。

それは政治家として怠慢だよ。

2022-02-09

anond:20220209093022

赤松 健 ⋈ @UQ HOLDER! 最終話完成さんがリツイート

山田太郎 ⋈(参議院議員・全国比例)@yamadataro43

ポプラ社百科事典の件、先程、山田宏議員と直接話をしました。

からは、公権力を用いて民間表現内容の変更を迫るのは「表現の自由」に抵触する旨を説明

その上で、山田宏議員に具体的にどのような対応をされるのか確認したところ、そのようなことをするつもりはないとのこと。

https://twitter.com/yamadataro43/status/1491287316597714945

そもそも議員=権力ではない。議員による抗議声明強制力はない。ソ―スは2021年はてなー

niwakano18124 地方議員有志の集まりにすぎない団体を「公権力」と言っちゃうのはなんだかなあ・・・ 社会 行政

pinkyblue 議員公権力と言うならそれは立法条例制定であって、これは法案条例案でも何でもないあくまで抗議声明の域を出ないと思うんだが、フェミ議連の声ってそんなに強制的な影響力あるの?

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1772056

esbee 自称オタクフェミニストとしては、抗議もまた表現ひとつからね?と。抗議自体表現規制と言ったら言論の自由に反するわけで、問題反論せず取り下げた松戸警察だし、採用した責任持って妥協点探れよという

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210910031736

softstone 議員連盟が警察の決定を変更する権力があるとするなら、このオタク議員集団権力で再度公開するよう圧力をかければ良いのでは。それが出来ないなら、公権力による圧力で削除されたのではない証左になる。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.change.org/p/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%80%A3%E7%9B%9F%E5%AE%9B%E6%8A%97%E8%AD%B0%E3%81%A8%E5%85%AC%E9%96%8B%E8%B3%AA%E5%95%8F%E7%8A%B6

esbee 議員連盟=公的権力と考える側にズレがあるよなー。憲法前文にも『日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動』とあって、議員の行動は市民の行動とイコールになると思うのだが…… フェミニズム表現規制興味深い

RRD まず根本から絶望的に間違ってるのは議員=権力、という部分。国語辞典の通り、権力関係とは法的優越性に基づく支配服従関係。例の議連にはそれがない。市外の野党議員警察支配してるとか爆笑もんの話。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210912075351

Sometako 地方議員による実力組織への抗議をアプリオリに「弾圧」「圧力」とする法文上の優越性ってなんだろ?/追)入管非人道性を国会議員批判したら弾圧になるんだろか?/追)あっ!!まんだらけの件は警察による弾圧だろか? 性差別 考え方 フェミニズム

saiyu99sp 毎度面倒な目に遭いたくないか警察も引っ込めたんだよね。そうする力を権力というのかは知らん。おぎの議員警察に面倒かけるな!という立ち位置なんじゃないの?

RRD 権力とは端的に言えば法的な強制力のこと。こんな当たり前の話すらカルト化したオタクには通じずに、権力権力と大騒ぎして権力の手先になってる。コメディだとしても極めて悲惨

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/matsudosimasuda/status/1439747781795606529

usi4444 地方議員がどういう力を使って警察を従わせたと萌えオタは考えてるの?この手のマスコットはゆるくないと万人受けせず、外部からの指摘でトゲがあることに気付き警察自身判断で削除したと考えるのが妥当警察増田政治社会

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1777093

2021-12-25

anond:20211225144810

規制されてもやりゃいいんだよ

公権力大好きの表現の自由戦士にそんな度胸があるかわからねえけど

2021-12-11

anond:20211211113353

保障」の意味わかってる?

まれながらに持ってるから他者公権力から侵害されないように「保障」してるの。

社会人権付与してるわけじゃないの。

anond:20211211105426

それは憲法保障されているっていう意味

憲法は「思想の自由公権力侵害してはならない」ってことだから

集団(公権力)が無い状態ではそもそも侵害する相手がいないよ

2021-12-03

善悪には、生まれ国家や家庭環境教育により人それぞれ違いがあって当然である

そして国には法があり、その縦分けの善悪とは別に個人の持つ善悪境界線がある。

今の中国韓国等は教育により、日本に対しての善悪は我々日本人には理解できないくら善悪境界線の差がある。

かつて軍艦島世界遺産認定ニュース韓国民の軍艦島アウシュビッツと例えたのには全日本国民は驚いた事であろう。

日本人も嘘はつくだろうが、ここまでの嘘を真顔で言ってくる外国人が居るわけだ。

最近は多くの外国人日本に入って来ているが、感じている方も多いと思いだろう。


個人個人においても同じ国に生まれ教育を受け住んでいて同一の法律を守って生きていても、更に細やかに部分での善悪差別がある。

一方はこれをしたら自身の心の神仏に申し訳ないと思う者と、そのくらい何でもないと思う者の差がある。

普段生活の中で、様々な小さい事から大きな事まである

モラルハザードとも呼ばれるものだが、人によっては関係無いと感じる事でも、すごく罪悪感や悪と決め付ける事柄があるだろうし、その時々のケースによっても差がある。


この集団ストーカー自殺強要組織的監視誘導殺人システムは、

まず最初に己達が犯罪を始めておき個人情報不正に入手しているにも関わらず、そのターゲット特性イチャモンを付けてくるやり方だ。


ターゲット特性人格に合わせて勝手に想定し犯罪予備軍と決め付けるのだ。

それは万引きの常習者、頭が可笑しい、酒に溺れやすい、ギャンブル依存症女性と見れば誰彼無く等、その程度の事は監視にも価しないし、監視している当人も同じ穴の狢と言えよう。

探偵浮気調査程度なら分かる辺もあるし、お金のある人はそう言う事をしたがるそうだ。


そして大きな仮想犯罪予備軍としてのレッテルに加え、日常のクセ等を善悪で捉え仮想犯罪者として、こじつけを行う。

ここがこの者達の汚いやり口で、被害者を悪と決めつける処から始める犯罪だ。

しかし己が、いの一番犯罪を犯している現実は隠している。


その犯罪とは、不法侵入住居侵入器物損壊泥棒窃盗のぞき通信傍受盗聴盗撮つきまとい尾行待ち伏せ悪戯電話悪戯FA

個人情報漏洩個人公文書不正入手薬物混入薬物投与プライバシー侵害肖像権侵害ハッキング遠隔操作通信妨害通行妨害車の幅寄せ

電磁波による暴力暴行輸送開封クラクションスピーカーによる音声の迷惑超音波音声送信これらの個人情報を利用し圧迫感を与えるあらゆる行為

同じく個人情報を利用し脅迫感を与えるあらゆる行為

これらの情報悪用仕事社会生活を出来なくする行為

これら全ての犯罪による人権侵害

これら全ての犯罪を以て自殺強要していく行為、これは殺人である

これら全てを時間を掛ける事により病気を誘発させる拷問行為


まだまだあるが大体この位の事はしている。


これを初めから周到に練られた計画によって組織的に行なって来た理由である


己の方がここまでの極悪犯罪をしつつ、被害者の行動を一々悪と決めつけて

間断なく上記犯罪を繰り返し24時間365日何年にもわたり犯罪者の如く扱って行く。


盗人猛々しいという言葉があるが、ストーカー犯罪者猛々しいも程がある!


絵に書いたような言葉では言い表せない程の卑怯者連中である

これは武士道の国日本の昔から犯罪価値観とも大きく異なる気がする。


この法律以外の善悪差別は、人の受け取り方一つであり、育った環境教育により差があり、

自分善悪正邪を人に押し付けられるものでもないが、どんな品行方正な方でも、無理やり犯罪者もしくは病気統合失調症に仕立てていくであろう。

ましてや100%の人間等いるはずも無いので、あらゆる隙間を突いてこの犯罪予備軍としての決めつけ行為をして来る。

それをも拒否無視を続けると、家族親族、友人等、ターゲット重要で大切な人達に類を及ぼすぞ、と言った脅しをかけてくる。

人質を取って、ターゲットを屈服させようと試みてくる。

「云う事を聞かぬと、お前の大切な人の命がないぞ」みたいな事だ。

こんなものもういったい何ですかと言いたい。


自分犯罪を犯し、人を勝手犯罪者に決めつけ、それを受け入れなければ、人質の命は無いぞ!

悪代官も程々にして欲しいものだ。


殺人罪が発覚し、逃げ果せなくなった犯人人質を取り立こもり、という籠城事件があるが、その部類の犯罪心理ではないか


さて、法律以外の善悪、秩序、モラルに関していちいち干渉し指摘し悪と決め付けて来るのだが、

ここに前提というもの必要であると考える、日本国のように自由主義の国に生まれ育った場合一定価値観ではなく多くの価値観がある。

ヨーロッパ等の自由主義の国々には日本とはまた違う多くの価値観存在する。

民主主義多数決の国とは言え多数の価値観が善ではなく、少数の価値観が悪では無い。正邪もおのずと同じである

それ故から我々自由主義の国においては、前提として色々の人様々な人がいて当たり前、と言う考えも必要であるし、居て当然なのだ

人生いろいろと言った総理大臣がいたが、だから面白いのではないだろうか?

被害者の方は一方的仮想犯罪者にされ、こじつけられる筋合いは無いのである


日本人のように小さい島国で育った人々は、まず対面を気にするし、大陸の国々とは違い、外へ外へと言うよりは内へ内へと考えがちで自虐的な方も多いはずだ。

この追い込み形の自殺強要殺人組織監視システムで本当に自殺させられた方が何人いるのか知らないが、そうなる理由は良く分かる。


また鬱病統合失調症引きこもり等も、こういう犯罪が無くても多いだが、何でも無い人まで、そこに至らしめる犯行と言わなければならない。


この犯行に耐え、自己バランスを保っている者が、それぞれ自分なりの活動を行っている事が分かりる。


逆ギレ被害者場合も、バランスを崩した結果である


絶対改めざる集スト犯の首謀者は資金力、法の不備、公権力を使い完全犯罪の如くやっているが、裏を返せば絶対バレてはマズイ犯罪なのだ

どんな事をしても隠さねばならないと言う事があるだろうし、既に何人もの方が被害者として知っている人も知らないまま殺された方もいるわけであるし、それを知っている者だ。

後戻りは出来ない、一人殺すも二人殺すも百人殺すも自殺させるも同じであるし決して悔い改める事の無い、出来ない者になっているのであろう。


この記事と前の記事を書いている時の加害の肌で感じるモノは、ズハリその通り、もうそれ以上ではないと言いたげな感覚を身に受ける。


毎々増田応援で駆けつけてくれる被害者がいる事を知っての、他エントリぬくぬく犯行を繰り返していた安心感が揺らいできたか


とうとうそこまで気づいたか!バレたかという意味合いが伝わる加害である


しかし後戻りの出来ぬ辛い立場のようで、今後も加害行為を続けるしかない(トホホ加害者)…

哀れな犯罪者、猛々しければ猛々しい程、本音を出している、言い訳をしている、自身に言い聞かせているのでは無いだろうか?

2021-11-07

下方婚増田のゴールってなんだろう。

高収入女はただでさえ忙しい。その上に自分給料を維持したいし、せねばならないという前提がある。

いくら叫んでもそんな女が自分のところにに降りてきて、ガキみたいに養ってくれるが自分は偉そうにできるなんて事態はどうみてもないだろ。

法律公権力であてがえるとでも?1億歩ほど譲って、3,4人貧乏男性の中から見繕ってその中から選ばれるという事態でもあり得なさそうだけどもしあったとしよう。

その中で、3,4人の中からでも選ばれるとでも思われるの?

高収入女はただでさえ少ないのだから高収入女と、養われるに値する貧乏男性マッチングするってそういうことだぞ。

そのうえで、高収入女が結婚しないということを叫んで、高収入女と自分結婚できるという幻想毎日毎日時間を潰していくと。

2021-10-24

https://togetter.com/li/1791822

お気持ち」をシカトして「法に違反してなければ何してもいいんだよ」とやられたら法で殴るしか選択肢がなくなる。

それでまんだらけ側も大ダメージをおったわけだ。最初から近隣に配慮していればこんなダメージはおっていないだろうね。

相互配慮するという、社会的にとうぜんの行動を否定して、

法に触れてなければ何をしてもいい、という考えを大声でいいたてているというだけで、まるでタガのはずれた連中なのだなあ、としか思えぬ。

法に触れていれるというだけで一斉に黙ってしまう、というのもいかにも権威主義で、お上はいっさいさからわないまま「表現の自由」などと抜かすのも笑えるな。

表現の自由」を守るためには必然的公権力対峙する場面があるわけだが(そもそも公権力対峙するために表現の自由はあるといえる)

これで黙ってしまう連中は表現の自由を守るための役にはまるでたたんな・・・

実際に「法に触れなければ何してもいい」で大ダメージをおったよね。法治国家、というのは法以外の規範無視してもよい、という意味ではないことくらい理解しようなw

風営法の200m以内がどうこう、というのはゾーニングど真ん中案件だということは理解しているかな? あとね、例えば中国表現の自由実践しようとしたら、必然的に法に抵触する。表現の自由は、とにかく法に従います、というところでは守れないんだな。




反論

上でやりとりあったようにこれは風営法であって表現の自由案件じゃないんだけど。仮に表現の自由案件だったとして、現行法を超えた自由を得たいなら、まずお上に取り合って法を変えましょうというのが正規手続き。やりたいことがあれば法だって無視しても良いという考えが表現の自由じゃないよ。性表現をそのまま支持する=表現の自由戦士が押し通そうとしてる、性表現が許されなかった=表現の自由戦士は無力 って背景も条件も考えずにどちらの結果でもスキあらば場外を叩こうとするからおかし発言になるんだぞ

からそのゾーニングが今回の場合法律で明確に定義されててそれに抵触するってことが報道ではっきりしたんでしょ。曖昧だったり定義されてなかったり判断割れたり法律に基づかない批判だったり現時点で適法だけどこれから違法化させたいとかそういう表現の是非を問う争点は無いわけで。そしてここは日本で、本件は日本法律と照らし合わされる。勝手に全世界対応表現の自由を進めたくて仕方がない人扱いされても知らんがな。

リベラルが「MtF所謂トランス女性の事)問題」や「キラキラネーム問題」に際して自分から化けの皮を剥ぐという事態はもはやネット風物詩である

俺は立憲民主主義戦士なんで憲法でも法律でも問題があるなら粛々と改正しましょうねとしか

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