はてなキーワード: 警察組織とは
党綱領
大紀元時報に「中国による対日工作、NPOや創価学会がパイプ役=米シンクタンク報告」という記事が掲載されていたので、創価学会について知っていること、理解していることを書いておきます。
なぜならば、カルト宗教団体の定義というものがあり、創価学会の実態は、その定義に多くの点が該当しているからです。
なお、カルト宗教団体の定義やマインドコントロールについては「マインドコントロールの恐怖」という本に詳しく掲載されています。
また、創価学会は、犯罪者と病人と貧乏人の集合体でもあります。
その内実は、イタリアやメキシコのマフィア・ギャングと類似したものであり、宗教団体の名を借りて、国内最大の犯罪・反社組織として君臨してきたという経緯があります。
なお、その構成員の多くはマインドコントロール(洗脳)されており、正常な人間としての認識・判断ができない状態に陥ってもいます。
1950〜80年代に創価学会による強引な宗教勧誘(折伏)が行われ、現在、国民の1割程度が学会員(創価学会の信者)だと考えられています。
とりわけ公務員、具体的には、警察組織、消防組織、自衛隊には浸透しており、警視庁職員の2〜3割が学会員であることが明らかになっています。
小中高校・大学のクラス、そして、企業の職場には必ず一定の割合の学会員が存在し、そのため、そういったコミュニティーの中で創価学会を批判することがタブーとなっています。
なぜならば、各コミュニティーの中の学会員は、香港に浸透している大陸系共産党員と同じように、コミュニティーの構成員の言動を監視しており、もしも創価学会に批判的な発言をする人間がいたならば、その人物をターゲットとして工作活動を開始するからです。
その工作活動は、中共が香港の人権活動家に対して行っている弾圧行為と類似したものであり、活動の妨害、嫌がらせ、後をつけ回す行為を含む、集団ストーカーを言われている行為のことです。
例えば、日本で、学校のクラスや職場で「創価学会は、カルト宗教団体の定義に合致しているからカルト宗教団体だよ」とおだやかに発言すると、コミュニティー内の学会員が、(受けているマインドコントロールの程度に応じて)狂ったように怒り出したり、怒りを噛み殺したような態度でその発言を否定します。
そして、そのような発言をした人間に「アンチ」というレッテルを貼り、また、創価学会員同士でアンチの情報を共有し、「仏罰が下るべき存在」として、監視対象、集団で攻撃する対象であると認識し始めるわけです。
しかし、実際のところ、カルト宗教団体の定義というものは、創価学会のために定義されたものではなく、オウム真理教や人民寺院のような危険な宗教団体から、一般人が被害を受けないことを意図して定義されたという経緯があるわけです。
創価学会が「カルト宗教団体の定義」に該当するのは、創価学会にカルト宗教団体的な傾向があるからです。
創価学会の信者が、そういった事実を指摘され、「自分が所属している宗教団体の悪いところは直していこう」と考えるのではなく、批判者(アンチ)を弾圧して沈黙させようと考えるのは、いかにもカルト宗教団体の狂信者の発想・行動パターンに該当するし、サリン事件(テロ)を起こした頃のオウム真理教の信者も類似した発想・行動のパターンだったろうと感じます。
カルト宗教団体の信者というものは、無自覚にマインドコントロール・洗脳されていますので、問題点を指摘されたから自分たちの考え方や行動を改めて行こう、という発想にならないわけです。この点では、香港の人権活動家たちの要求に対する中国共産党に態度と類似しており、つまり、創価学会のようなカルト宗教団体の狂信者は正常な人間ではないわけです。
ところで、日本にも日本共産党という組織がありますが、こちらも実態は反米テロ組織で、アメリカであれば非合法です。
また、反米組織同士で通じ合うものがあるようで、「創共協定」という契りを結び、反日・反米分子の工作員を融通し合うなど、この国を蝕むために協力していることはよく知られたことです。
カルト宗教団体と協定を締結している時点で、日本共産党の本質が反米テロ組織なのであり、また、日本共産党がカルト宗教団体的であることは明らかなわけです。
なお、別の視点から見ると、信者にとっての創価学会というものは、ネズミ講やネットワークビジネスのような詐欺・犯罪行為を行う巨大組織に見えるようです。ブラック企業のような要素もあり、入信した末端信者は、物的・精神的に疲弊していく一方なわけです。
そのような創価学会の実態が、シニフィエ氏が運営する下記のブログで暴かれています。多くの現役の学会員・脱退した元学会員たちの証言や体験談が掲載されています。
創価学会のこのような実態は、個人に心の安らぎを与えたり、精神的な支えとなるような、宗教の本来の役割とかけ離れたものであることは明らかです。
「類は友を呼ぶ」ということわざがあるとおり、創価学会が中共と良好な関係を維持しようとすることは理の当然です。
もっとも、日本で就労経験のある中国人の多くは、創価学会のことを嫌いになって帰国するようです。
創価学会はオウム真理教とは異なる戦略を採用しており、企業、警察、消防、自衛隊、地方公務員の様な多くの組織に浸透していますが、アメリカにとっては、霞が関官僚と自衛隊に浸透している学会員は危険な存在であると考えられます。
なぜならば、彼らは本質的に反米分子なのであり、中共に協力する工作員として活動する恐れがあるからです。
米欧の知識人の間では常識でも、日本ではマスコミや官僚が止めて日本国民に周知されていない知見があります。
その一つは、学会員の寄付を創価学会本部がパナマのノリエガ(元将軍、現在収監中)に送り、大規模な脱税・マネーロンダリングを行ってきたというものです。
ノリエガは、創価学会・池田大作から大量の学会マネーを受け取り、その金を自らの麻薬ビジネスに投入、国際的なレベルで麻薬を蔓延させてきました。
創価学会・池田大作としては、学会員から巻き上げた寄付を、脱税・マネロンも兼ねてノリエガの麻薬ビジネスに投資・運用。その運用益を国内に還流させ、創価学会幹部が私腹を肥やすための資金、および、創価学会施設・創価大学などを建立する資金にする一方で、同時期に外部に対しては「平和と人権」などと嘯いてきた経緯があるわけです。
なお、同時期、聖教新聞で「池田大作がノリエガを持ち上げてきた」事実は、聖教新聞を購読してきた学会員の皆さんには否定できないところでしょう。
とりわけ、警察組織、警視庁や道府県の警察官レベルで学会員が多く存在し、国内で社会問題をひき起こしたり学会員の犯罪を隠蔽してきたわけですが、彼らが「このような事実をどのように解釈するか」という話にもなります。
まあ、無自覚に洗脳・マインド・コントロールされている様な状態であれば、内容を信じないで、腹を立てたり、不機嫌になったり、書き手を攻撃しようとする行動パターンを想定することが出来ます。
つまり、オウム真理教の信者のように事実を頭から否定する態度が多くの反応として予想され、それは簡単の予想されるところですが、これ(創価学会と麻薬ビジネス・脱税・マネーロンダリングの問題)はノリエガがアメリカに麻薬を蔓延させて逮捕・収監されたために明らかになった事実であり、米欧では常識として周知されています。
このような経緯から、「創価学会が犯罪組織であるという事実」を否定することは非常に難しいだろうと感じています。
※「両親は創価学会に数千万円寄付した」 宗教2世・長井秀和が告発「100万円の壺なんて安すぎて学会員にはピンとこない」 (デイリー新潮)
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/11161131/?all=1
※「実家が保管していた創価学会への財務の受領証を預かってきました。※これはあくまで一部です」🌙🌟✨蘭丸✨🌟🌙@lWCBNyyAU1Wf6i0 (Twitter)
https://mobile.twitter.com/lWCBNyyAU1Wf6i0/status/1594306854217469954?cxt=HHwWhMDSyeHojqAsAAAA
※「創価学会2世。小学生から富士鼓笛隊員。我が子たちには継承してません。するわけない。新宗教に親が子供を勝手に入会させて過度な宗教ル―ルを押し付けるのは「精神的児童虐待」です。宗教2世にこそ、信教の自由を与えてください。」🌙🌟✨蘭丸✨🌟🌙@lWCBNyyAU1Wf6i0 (Twitter)
https://mobile.twitter.com/lWCBNyyAU1Wf6i0
※創価学会に"一度入ると抜けられない"理由 退会しても「統監票」に一生残る (PRESIDENT Online)
香港の民主主義活動家が捕まったの、「旗の色」が違う例えになってしまうが、日本で言えば「戦争反対!基地反対!」だとか「やめちまえ!」デモを会場警備で済ますところを主催者ガッツリ捕まえてく、言論や思想の統制を警察組織が実行に移してしまったというヤバさ全開の事例だと考えている…
(日本でも似たようなことやられたじゃないか!という反論はあれど、その辺は届くまでにバイアスかかってたりメディアの操作も考えられるし、思想思念を踏みにじるほどではない軽微な例ぐらいしか最近は聞かないので…)
「統制がされない」というのはある意味当たり前ではあれどいい具合に守られてるのは素晴らしいと思う。ただ、市民は「ヤバそう」と感じたら徹底的に忌避するのも日本なので、寛容さと残酷さが共存している
場所はとある元被差別部落、昔から治安が悪いことで有名だった。そこでチンピラが偽札を使ったという通報があり、警察が駆けつけた。警察官は4人で容疑者の男を押さえつけた。
警察官が抑えているとその男はだんだんと息が細くなってきた。「息ができないよぉ...」男の悲痛な叫び、あたり一面に散らばる男の尿。どう見ても異様な光景を周囲の人々は警察官に叫びながらスマホで録画していた。
男はついに死んでしまった。
この一連の光景がSNSで瞬く間に拡散された。またこの男が旧被差別部落の出身であることも併記されていた。人々は警察官を非難し、容疑者の男は同情を集めた。
警察の容疑者に対する横暴な対応、また死に至らしめたという衝撃から、全国で一斉に被差別部落民の命を大事にせよというデモが巻き怒った。
警察組織の解体を迫る声が大きくなり、一部の地域では警察を追い出し自警団による治安維持が始まった。
話はいつしか警察暴力から構造的差別の啓蒙と廃止に移っていった。
かつて部落地名総鑑を利用したとされる企業には暴徒が押し寄せ、店舗は焼き払われた。これに危機感を持った企業はロゴを変えたり声明を出すことで自分たちは反差別派にいることを強調した。
首相は被差別部落出身者を政府の重役に付けたことをアピールした。
化学系の企業が差別の助長につながるとしてエタノールの名称変更を推進することをアピールした。
差別に繋がる身分制度を確立したとして、全国で徳川家の銅像が取り壊される動きが激化した。お笑い芸人や人気アーティストがしきりにこの動きを称賛していった。
穢多・非人の支配階級であった武士を称賛するものはことごとく排除する動きが激化していった。
野球界ではサムライ・ジャパンという呼び方が差別に繋がるとして、名称の変更の議論が沸き起こった。
時代劇では被差別部落民の役は被差別部落の子孫が演じることがトレンドとなった。
これらの運動に少しでも疑問を呈する者は差別主義者であるとラベル付けされ、攻撃された。SNSでの発言が雇い主に通報され、解雇された者も多数現れた。
ピストル持ってて変装して敵国敵組織に潜入して銃撃戦するようなのはいません
しかし
・表向きは外国で大使館職員しながら任地の新聞記事を大量に集める人
・表向きは外国で商社員をしながら私的人脈で集めた話を大使館員にたれ込む人
・バイトで政府機関の下請けをしながらハッキングで情報を集める人
向こうには「社交界」というものがあるので、セレブの集まりに参加して
それとなく王侯貴族の裏事情とかを聞き出すのがスパイの仕事だったわけで
つまり軍人がやる武闘系の仕事ではなくコミュ力重視なデスクワーク系の仕事だったのです
実際、CIAの前身になったOSSの創設者ウィリアム・ドノバンなんて
とにかく
日本では明治期以降、後付けで欧米の諜報活動の外形の真似事だけ取り入れたから
それがね、いつものことのようなんですよ。チャンスだ! と思っちゃう人がいっぱいいるのではないかと。んでそれを煽る人までいる。
ガンガンと道路のアスファルトかコンクリ片か知らんけどわざわざ叩き割って暴動資材まで用意する奴さえいる。
そういうのがね、これまで色々と騒ぎになると、必ずじゃないけど結構起こってきたのをみんな知ってるんでしょう。
おお、株価上がるぞーみたいに、略奪する人とかは思ってるんでしょうね
んで、これもまたきっかけがそうだから、黒人差別があるからだ、と言われてしまうのです。
結局どーーーーーーしてもそこに焦点が来てしまう。
差別で反対運動が起こってその結果暴動になったと。風が吹けば桶屋が儲かる、みたいな。
そして、警察権力だって暴動状態になった時に、鎮圧行動は一応するけど、虐殺までは出来ない。
テレビでも報道されてたと思うけど、警察車両壊し放題みたいなことまでやってる。
仕方ないとまでは思ってないとは言えます。無茶なことはやめろって人達も多いし、その多くは静かに抗議活動をやってるみたいですよ。
結局どうも、一旦警察組織を解体して、元の理念だった市民サービスに戻そうという動きがあるそうですね。
黒人嫌いの警官がいるのは構わない。中には白人やアジア人など特定の人種を嫌う警官だっているだろう。
そういった警官個人の思想が警官の仕事として反映されてしまわないようなルール作りこそ必要。
当然これは警察組織に限った話ではなく、交通機関や役所などの公共機関やコンビニなど小さな小売店にしてもそう。
あなた達が埼玉県民をバカにするのはなんとも思わない。個人個人の感情だから好きにすればいい。
ただし埼玉県民だから山手線の利用は避けてねって言われたら黙ってはいられない。それは制度的差別だから。
残念ながらアメリカにおける黒人差別は制度的差別が残っているんだろう。旅行で訪れたことしかない埼玉県民では受け取りきれない事情が遠い海の向こうには計り知れないほどあるのだ。
それを正すために「全ての差別」を撤廃しようとするのは果たして効率が良いことだろうか?
上手く動作する機械を作るために全てのネジが正しく製造されるのを待つより、いくらかエラーが発生するのは認めて正しく仕上がったネジだけで上手に動作する機械を作ったほうが手っ取り早いだろう。
差別に抗う姿勢を間違ったものとは言いたくないが、イエスやブッダもなし得なかった偉業を果たしてどのようにして実現するつもりなのか。
名作傑作と言われている割には響かなかったなあという駄文
・青山作品はかつてハマってコナンは50巻近く、まじ快は3巻まで、YAIBAは全8巻のうちの真ん中の一部以外は集めた。
・劇場版コナンは全部見たわけではないが、こだま作品、銀翼、紺青が好き。確か水平線上、鎮魂歌、純黒は見た。
・相棒や科捜研の女は多分見たこと一度はあるとは思うけど、よく見てて好きだったシリーズとしては記憶してない。100の資格を持つ女や紅蓮次郎や法曹系の女主人公のが好きだった。
正直これコナンでやる必要あるかなと思った。ベイカー街の亡霊と同じくやりたい題材のために、名探偵コナンを利用した匂いがした。問題は、ベイカーはコナンファン・ホームズファンの中でも賛否わかれるところはあっても一般受けは良く対象もあくまで子供であるのに対し、執行人は対象が大人で一応コナンの推定ファンの年齢層だろう子供を捨て去っている節があった。正直良い意味で心動かされたのが、①毛利家(園子緑さんも含む)の描写、②少年探偵団がストーリー上意味があって足手まといではない、③ポアロのお姉さんの変なジェスチャー、④カーアクションで電車の側面を走るところ、⑤博士が有能(クイズだけや場所や道具提供だけではない)……くらいしか思い出せない。あと車のCGが結構目に入った。
まず、ストーリーに燃えるところがあまりない上に大人向けで暗い。公安警察が元警察官で、現有名探偵(背後のコナンという強力な協力者が目当て)とはいえ、一般人を巻き込んで拘束するようなことはどうなんだろうと思う。警視庁や地方警察所属警察官を好感の持てるキャラクターに描いてきた本シリーズにて、公安関係者にキャラクターとして好感が持てなかった。公安の歴史を考えれば好感を持てないキャラクターというのは考えられることではあるが、純黒の風見のあまりの無能さにキュンとしただけに残念に思った。すべての元凶は公安といってもいい物語であったが、燃えるところが少なく、対象を大人だけに振り切らないでほしかった。犯人の動機が協力者を失うことになった公安に復讐するためであるが、犯人も協力者もコナンも安室自身の正義の上で行動している。正直安室登場後のコナンに関してはあまり正義を問われたくないが、正義は一つではなく難しいものであるだけにコナンでやるのならストーリー自体もう少しは明るくした方がいいのではないかと思う。公安という立場をメインに出してきただけに難しいものではあるが、あまりの視覚的物語的暗さになんだかなという気分でいっぱいだった。正直自家用のテレビで見たが、夜設定とはいえ画面的にあまりにも暗いと感じた。またゲストキャラクター(いつもの芸能人枠)の弁護士の方のラストシーンで激昂するところがあるが、彼女もそれまでに公安の協力者として暗躍する中で監視していた対象に惹かれたものの、事件が起こり協力者に協力を頼んでいた中で自殺される。そのまま協力者を続けていたら実は公安によって、自殺していたとされていた恋人は生きてましたなどという自身の判断によるものであれど公安に人生を振り回されているのは、哀れみの感情をいだいてしまった。しかし彼女も暗さを増長した一因である。
次に犯人サイドの事情や処理に面白みがないなと思った。ここでは犯人の協力者は含むとする。推理モノやサスペンスで個人的に楽しみにするのは、犯人の動機が大きい。犯人が犯行を起こす動機が、同情する余地があったりカリスマ性があれば正直娯楽として好きになってしまう。犯人の処理もそうだ。ただ今回の犯人周りはつまらなかった。犯人の上司に対して火傷負わせ他のが犯人と分かったときはよくやったと思ってしまったが、協力者の生存を知らされて諭されてすぐパスワードを言ってしまったりコナンの言葉にすぐ諭されてしまったりというのは、尺の問題が大きいかもしれないがやった規模や抱えていた自身の正義に対して描写が薄いなあと思った。協力者の方は結局自分の正義感に酔いすぎて就職できなかっただけで死んだと思ったらなんだかんだのうのう生きてたし、あと正直ミスキャストで演者に対してキャラが抱えているものが大きすぎて演者が頑張っている分ちょっとなあと思った。おそらくもっと丁寧に描写されていたら協力者の生存に残念だとは思わなかっただろう。正直犯人サイドのキャラクターとしての描写があんなに有名作なのだからもう少し掘り下げしていると期待していたために残念に思った。犯人よりも公安の傍若無人さの方が印象に残り、それがクライマックスの燃え上がるはずのところでうまく自分には火が付かなかった。
またクライマックスで少年探偵団が活躍するところと安室とコナンが活躍するところがある。少年探偵団が足手まとい過ぎない(足手まといの例:水平線上)、灰原が原作のスペックから考える必要以上に出しゃばらない(一応薬学が専門のはずなのに薬学以外で博士よりも活躍している場面など)、博士が有能(ただの見守るお爺さんや道具・場所・クイズ提供者じゃない)など個人的には好きだと思った。ただ、何も知らされずに衛星探査機を子供たちが迎撃するというのはどうなんだろうかと疑問には思ったが。目暮警部をはじめとするいつもの警察関係者のポーズに近いのもあるとは言えど、子供に危ないことをさせないために止めるのに慣れているだけに、博士以外ためらう姿が絵として見られないのが少々残念に思った。まあコナン・灰原以外の事情を知る大人が公安関係者だけなことはあるために納得は行くが。今回は探偵たちの鎮魂歌のように実は危険な目にあっていたし、その状況を対処したのは少年探偵団という描写だった。彼らなら事情を知ったうえできちんと対処できる(例:天国)という期待があっただけに、実は自分たちで破壊した探査機を間近で見られなくて悲しむ姿に言ったうえで協力してもらってもよかったんじゃないかなと思った。
毛利家の描写(園子緑さん含む)は結構好きだった。近年のコナン映画は蘭にとりあえずアクションさせ、雑でも新一と叫ばせればいいという個人的な偏見がある中新一を必要とする理由(おっちゃんの逮捕)がわかりやすく、コナンから蘭への愛情もちゃんと尊重している(安室がコナンから蘭への感情に言及している)など、蘭の扱いがラブコメ中心ではない映画にしては良いと思った。純黒の蘭の存在意味が無に近いのを最近見返したので、思っていたよりはよかった。コナン映画といえば蘭に精神的デバフをかけるのが恒例ではあるし、よくそれで叩かれている(空手強いのに騒ぎすぎとか)のを考えると新しい精神的負荷のかけ方だと思った。小五郎を蘭が疑うというのは14番目の標的でもあったが、今回は異例の起訴という事態に陥っているため精神的に弱っても不自然ではないと思う。妃さんも身内には弁護できないという状況でおっちゃんのことを考えているのが伝わってきてよかった。エンディングの毛利夫妻はやっぱりこうでなくちゃと思った。園子は不安な欄に付き添ってあげているいいやつだし、緑さんも毛利家のことを思っている(正確には妃さんのことだろうけど)し、色々と手助けしてくれたりしてよかった。正直毛利家がこの映画の視覚的にも物語的にも癒しとなっていたところあった。
あと途中で車が泣き顔に見えるほどズタボロになっているのがかわいそうだけど、頑張ったねって感じで好き。カーアクションで電車と真っ向から衝突し、電車の側面走ったりと本当お疲れ様だった。最後はもう廃車確定なのかもだけど、MVPは君だったよ。
総括すると、「名探偵コナン」の傑作として持ち上げられていた割には基本的に物語が暗くてスンって気分でいた時間が多かった。ベイカーみたいに「名探偵コナン」としては異色という認識だとしても、それまでの認識していたコナン像と違ってたぶん困惑しただろう。これがコナンでなければもうちょっと先入観に踊らされることなく、楽しめたのかな。正規の駄作とまでは言わないけど、公安や警察方面に明るくもなく、コナン知識に自信があるわけでもない身としてはもうちょっと説明が欲しいなと思った。例えば、なぜ犯人が共犯者を選んだのか、共犯者は自殺した()あとどうしていたのか、コナンがスマホに盗聴アプリを仕込まれていたことを博士に調べてもらって知っていたのなら調べてもらう際にバレなかったのか、NAZUは侵入された後に犯人によってパスワード変更されるまで(された後も)何もしなかったのか、警察(公安)以外の省庁のお偉方が無能に見えたけど本当に何もしてないのか、犯人の上司(公安検察の人)が結構嫌なだけの不美人に描かれていたけど何か信念とかはあったのか、あのあと女弁護士はどうなるのか、あたりの説明は欲しいなと思った。小説を読めばいいのかもしれないけど、こだま時代の疑問点はあっても雰囲気とかでだいたい満足みたいなのに慣れすぎてて手を積極的に出す気にはなれないんだよなあ。世間評価のわりにあんまり響かなくて残念だった。安室というよりも公安の降谷を見るための映画だなと思った。だけど映像やアクションでごまかすんじゃなく、降谷という人についての描写をもうちょっと色濃くやってくれたら今よりも好みの作品になってくれたかもしれない。
このブクマについたブコメが色々香ばしかったのでまとめておく。
スカタンなブクマを眺めていく前に振り返っておきたい点がふたつある。
まずひとつめは、元記事で回答者氏が述べているのは「日本は他国や過去と比較して相対的に治安がいい」という事実だけであり、そこに絶対的な尺度はないということ。「いや犯罪は起きてるじゃん」という反論は意味がないのである。日本で起きてることが他国ではもっとたくさん起きてるんですよ、ということを言っているので「うん起きてるね」で終わりである。
ふたつめは、治安レベルの指標として殺人件数を採用している意味について。回答者氏は「治安のレベルを測るのには、一般的に人口10万人あたりの殺人件数(過失やテロによる死者を含む)を利用することが多いので、以下でもその慣行に従」うと述べており、これは言い換えると殺人件数は学術研究レベルで慣行とされうる程度には治安レベルを測る指標としての妥当性を持っているということになる。
id:takamocchi 「口に粘着テープを貼りアイマスクをして飛び降り」う~ん自殺!「土管を腰に結び両手足をロープで縛って海に投身」これは自殺!「証拠品の銃を奪い自分に発射、飛び散った血をふき取って死亡」うん自殺!
↑殺人事件であるはずのものが自殺として扱われて数字に入っていない(ので日本の治安がいいとは言えない)と言いたいのだろう。そうしたケースを殺人に算入した結果統計にどんな影響が出るのか見てみたいものである。年に何件あるのだろう。元記事の論拠が覆るほどの件数だとしたらたいへんなことである。
id:speedworld1231 殺人事件に関してはそうかも知れないがもうこの国はだめだよ
↑微妙な判定でセーフだが、殺人事件を治安レベルの指標としていることに不服がありそうなので加えた。「もうこの国はだめだ」に関しては同感である。
id:tableturning 日本いうほど治安良くないよ。怒鳴ってくる男の人多いし痴漢も多いし身を乗り出してツイッター覗いてくるし、都内の方なんて夜道は怖くて歩けない。酒に薬入れて女子大生が十数人昏睡状態とかニュースになってるし
↑前置きの1点目がわかっていないケース。誰もお前の体感治安の話などしていない。
id:kyo_ju 殺人の件数だけで治安の良し悪しを論じられましても/凶悪犯罪や少年犯罪が減少を続けているのは確かで、ならば警察規模縮小を論ずべきところ、体感治安ガーとか各種理屈を総動員して警察組織は拡大の一途なのがね。
↑これは前置きの2点目がわかっていないケース。殺人が多いくらいならばほかの軽犯罪や性犯罪も相関して多そうだとは思わないのか。人殺しするやつは万引やレイプだって平気でするだろ。
↑同上
id:ponkotukko 自死する人が多いことも考えに入れてほしい
↑自殺率と治安に何の関係があるのかさっぱりわからない。なぜ突然自殺の話をする?
id:kuroan 治安の良さを「殺人」で測るか「軽犯罪」で測るか。犯罪を「実際に起きた数」で測るか「警察に握りつぶされたものを除いた数」で測るか。
↑とりわけスカタンなこのコメントが星を集めてるのが心底嘆かわしい。殺人がぼこぼこ起きるような国じゃ軽犯罪なんかもはや取り締ってらんないくらい無数に起きてんだろ。なぜ軽犯罪で比べたら違う結果が出ると思うのか。そして治安が悪いってことは警察が無能か腐敗してるかその両方かだろ。なんで日本の警察のほうが無能って前提なんだよ。ほかの国より警察が優秀だから殺人が少ないんだよ。お前もその恩恵受けてんの。認知件数じゃなくて発生件数(神様にしかわからない)で比べたらむしろ差が開くわ。アホか。
id:amunku 普通に暮らしてればアメリカもイギリスも安全だし私NY市内の電車で寝てたよ。殺されなくても日本でレイプは現時点で無罪だよ。セクハラパワハラ過労死は横行してて自殺率は他国より高い。殺人にカウントされないけど
↑どこの世界線から来たのか知らないがこっちの世界線の日本ではレイプはれっきとした犯罪(強制性交等罪)で認知件数は年間3ケタある。そのすべてが有罪になるとは言えないだろうが(示談成立や容疑者不明のまま不起訴があるだろうから)少なくとも起訴されれば有罪になるはずである。また、セクハラパワハラ過労死自殺率については何言ってるかわからない。
↑誰も女性の体感治安の話などしていないので届く必要ももちろんないと思う。
↑お前がそう思うんならそうなんだろう。お前の中ではな。前置きのひとつめをよく見ろ。
id:nowa_s 安全な国とは思うし殺人や強盗の被害は身近にないけど、性犯罪なら多すぎる。/"日本で30年犯罪に遭ったことない"人すげーな。自分一人に限っても匿名電話で強姦の脅迫、体操服や自転車の盗難、複数回の痴漢とかある
id:nanakoso 殺人は死体が残って「実際に起きた数」を操作しづらいから国際比較の基準にされる。いじめや軽犯罪は警察、担当官らの胸先三寸で数字が変わる。追記:反論したい人は数字出して記事かいてよ。
↑これも前置きの2つめに乗っかれなかった人。日本で数字が操作されるなら諸外国ではもっとひどい操作をされているかもしれないという想像力すら働かず、自分の導きたい結論に都合よく世界ができていると思っちゃえる人。しかもその立証責任は他人に求めちゃう人。意見を述べる資格なし。
id:princo_matsuri 道路の治安はその限りではない
↑諸外国の交通秩序のほうが日本よりまともだと言いたげである。それは本当か?
id:yanosworkout 浅い。マクロ視点で治安がいいのは分かっているが、度々エントリで上がる性被害や弱者への暴力は一体何なんだろうって思う。
↑いやその話をしたいのはお前個人だろ。
id:iGCN 殺人の件数が少ないことを根拠にしているけど、エクストリーム自殺として処理されている暗数がそれなりにある気がする。
↑既出。略。
id:hotelsekininsya でも、都会で痴漢にあった女性ってすっごい多いんだよね?確か半数軽く超えてたはず
↑「でも」があるのでセーフ判定。「ところで」だったらなお良かった。
↑なんでこんなに自殺を殺人にカウントしたい人が多いんだこの国……
↑もう……
飽きた。まだこれでもブコメ全体の半分まで見きれてない。スカタンなブコメ書いたけど拾われなかった人たち、ごめん。
反響が大きくて驚いた。良くて「ヒマ人乙」くらいのブコメがふたつみっつついてすぐ埋もれる予定だったのに反応の質も量も意外だった。
しかしこれだけ注目されると、「論拠があやふやだけどいいや、書いちまえ!」って雑に書き飛ばした筆のすさびがきちんとツッコまれるので、さすがだなと思った。おっしゃる通りです、お恥ずかしい、という指摘がいくつもあった。どれとは言わないけどあなたが正しい。
警察関係者とその家族を地域で村八分にし、かつ地域で監視することだ。
警察官の家には町内会の回覧を回さない、嫁は地域コミュニティ活動には適当な理由をつけて入れさせない、子供とは学外で一緒に遊ばせない、さらに警察官とその家族が変なことをしないかを地域で監視する、というものである。
1990年~2000年あたりの神奈川県東部が本当にこんな状況だった。
当時の神奈川県警は今の状況が可愛く見えるくらい不祥事のオンパレードで、神奈川県民、特に横浜川崎横須賀逗子あたりの東部住民からの信頼は皆無どころか厄介者扱いされていた。地域で警察官とその家族を監視する「警察見張番」という市民団体まで出来たのだ。
それに耐えきれなかった神奈川県警は、組織浄化のための施策を次々と打ち出す。残念ながら浄化は道半ばで終わってしまったが、長引く不況により警察官が女性からの(婚活的)人気職業に変わったことで、2006年あたりには警察官の村八分現象はなくなった。しかしなくなったことでまた警察組織はタガが外れてしまい、冤罪不祥事や不自然な裁量権の遂行などが年々増えてしまっている。
当時の神奈川県民がやったのと同じことを、今度は日本全国で行えば、きっと警察庁が抜本的な是正策を打ってくれるはず。歴史は繰り返すのだ。