黒人嫌いの警官がいるのは構わない。中には白人やアジア人など特定の人種を嫌う警官だっているだろう。
そういった警官個人の思想が警官の仕事として反映されてしまわないようなルール作りこそ必要。
当然これは警察組織に限った話ではなく、交通機関や役所などの公共機関やコンビニなど小さな小売店にしてもそう。
あなた達が埼玉県民をバカにするのはなんとも思わない。個人個人の感情だから好きにすればいい。
ただし埼玉県民だから山手線の利用は避けてねって言われたら黙ってはいられない。それは制度的差別だから。
残念ながらアメリカにおける黒人差別は制度的差別が残っているんだろう。旅行で訪れたことしかない埼玉県民では受け取りきれない事情が遠い海の向こうには計り知れないほどあるのだ。
それを正すために「全ての差別」を撤廃しようとするのは果たして効率が良いことだろうか?
上手く動作する機械を作るために全てのネジが正しく製造されるのを待つより、いくらかエラーが発生するのは認めて正しく仕上がったネジだけで上手に動作する機械を作ったほうが手っ取り早いだろう。
差別に抗う姿勢を間違ったものとは言いたくないが、イエスやブッダもなし得なかった偉業を果たしてどのようにして実現するつもりなのか。