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2017-12-28

anond:20171228130924

新しい制作会社よくがんばったとは言うけど、KADOKAWA英断とはどう考えても後々からたつきヤオヨロズの落ち度がバンバン上がってこない限りありえない

監督にこだわるのって

アニオタならではだよな

一般人監督が誰とか制作会社がどことか気にしないだろうし

WUG新章をきちんと問題視しないとダメだと思う

このタイミングで書くと監督交代劇の話だと思われるかもしれないが、自分が言いたいのはWUG新章のスケジュール破綻問題の方で、そちらではない(いや、そちらも問題ではあるのだが……)。

見てない人はわからいかもしれないが、WUG新章というアニメは、完全にスケジュール破綻しているのが映像から誰でも読み取れるほど酷いクオリティになっている。

TVアニメスケジュール破綻の話は昔からある話で、有名なものではヤシガニで有名な『ロスト・ユニバース』だったり、『夜明け前より瑠璃色な』のキャベツだったり、『MUSASHI-GUN道-』だったり。

このアニメはそれらと肩を並べてもいい、というかそれ以上にアニメ業界の闇を凝縮したヤバいシロモノなのではないか

SHIROBAKO』で、動画が溶けて作画崩壊しているのを「プルンプルン天国」として揶揄されるような描写があったが、WUG新章はプルンプルン天国の域にすら達していない。

動画が溶ける以前に、動画がほぼない。作画崩壊ではなく、絵自体ほとんど上がってきていない状態なのだ

会話は背景の一枚絵を数十秒間映して凌ぐし、キャラクターも基本は動かず、スライドするような動き方をする。

こんな未完成状態で放映に踏み切るという状態が、特に何の対応がされることもなく放置されているというやばさ。

炎上したり、叩かれたりするのを望んでいるわけではない。

ただ、こんな状態放置されているのはだめなのではないか?という話だ。

WUGは1期でも既に作画崩れてたじゃん、という話もあり、おそらく製作委員会問題があるのだというのは推察できるが、状況はかなり違っている。

WUG1期の制作は、監督所属していたOrdetがメインだが、タツノコプロ制作協力するという形をとっている。

Ordet単独元請けをしたことはなく、劇場版中編+TVシリーズ12話という量を(おそらくは緊迫したスケジュールで)作り切る体力があるわけなく、老舗のタツノコプロが協力する形となったわけだ。

それでもスケジュールは厳しく、12話中6話をグロス外注するという事態になっている。

そして、放映後にOrdetが自腹でリテイクをしてパッケージ修正をしたという話らしい。

一方、WUG新章の場合だが、こちらは『てーきゅう』などで知られるミルパンセ制作単独元請けしている。

ミルパンセも30分のTVシリーズ単独元請けした経験はない。

資本金300万の規模の決して大きくない会社が、単独制作することになっている。

予算がないのかこだわりなのかはわからないが、グロスに撒くということもしていない。

これでは力尽きるのも当然の話だ。

よく作画崩壊すると監督が悪いと言われがちだが、監督制作スタッフコントロールできる範囲作品制作範囲内だけである

監督がするのはスケジュールコントロールではなくクオリティコントロールである

今の製作委員会方式では、制作会社委員会に参加していない場合が多い。

そのため、様々なメディア展開を鑑みてスケジュール製作委員会が組み、制作会社アニメ制作の依頼を出すというのが基本となっている。

からアニメ制作スタッフができるのは、限られたスケジュールの中で、どの話数にどれだけの、どういった人員時間を割くかというクオリティコントロールである

監督の人望があるかないか」についても、監督の伝手がきかせられるのは「ここはどうしてもこうしたいからこの人に頼みたい」というヘルプ的な要因がほとんどであり、ほとんどの制作は当然だが制作会社が行う。

そして、体力のない会社フリーランススタッフに頼るしかないが、制作本数の多い昨今、そんなに簡単人員は集まらない(ここで制作進行が苦労する)。


というわけで、WUG新章は製作委員会のムチャなスケジュールに振り回されて、未完成のまま放映せざるを得ない状態にある。

放映されたものを見る限り、そんなことは最初の数話(もしかしたら制作が始まった時から)の時点で明らかであったとしか思えない。

にもかかわらず、放映延期という措置はとられず、6話放映後に実写番組を1週挟んだのみだ。

声優ユニットの方のイベントスケジュールがあるから延期できないという噂までたっていたが、真実は当然わからない。

最近制作上の理由で放映延期をするアニメは多い。『レガリア』は4話放映時点で、放映延期を決定した。

今思えば、レガリア製作委員会はまだマシだった。

今のWUG新章はもう「少ない素材でいかにして30分もたせるか」という縛りゲーをやっているようにしか見えない。

破綻したスケジュールのせいで満足な演出すらできず、スタッフも実力を発揮できない状態にある。

スタッフ声優は頑張ってるんだから大目に見てあげる、というのはたぶん違う。

劣悪な環境超過勤務を強いられている状態から一刻も早く解放されてほしい。

無理して作らなくていいよ、もう。(といってもも最終回を残すだけなのだが……)

2017-12-27

42歳独身下流男の今年の知見

身の上話になるのだが新卒時に氷河期就職できずバイトでこの歳まで食いつないできた。情緒不安定になって20代から30代前半にかけて断続的に引きこもってネットにどっぷり浸かった時期もある。あの頃の2ちゃんテキストサイトは楽しかったし黎明期Twitterも楽しかったが、そんな生活を続けておっさんになったせいでキャリアも詰めず、敬語の使いこなし方なんて社会人1年目の若い子より劣る自信がある。20代30代の頃はあらゆることに劣等感を持ち、異性と付き合いたいという渇望も叶わなかった。今は1年の半分を工場で延々と栗むきする仕事やら雪国スキー場レンタルスキー板スノボ管理をする仕事をして残りの半分は旅をするかだらだらと自宅で過ごしている。労働が大嫌いなので年の半分以上働くのは無理なのだ出稼ぎで集中して稼いだらもう気力が残らない。

もうこの歳でこんな状況になったら達観したのか将来に悲観も楽観もしていない。生きる理由意味はないと言う事にすら意味がない。異性に対する興味も失せた。童貞がどうのこうの揶揄する人の発言にも傷つかない。なんの因果かこの星の日本という国に生を受けてしまったというだけだ。労働の利点と言えば金がもらえる事と暇な時間がつぶせるという2点なのだが、労働をしていない時期は本当にすることがないのでゲームアニメ漫画を大量消費して時間をつぶしている。好みのアニメ出会える年だと楽しくてしかたがない。十二国記ブラックラグーンシドニアの騎士ちはやふる僕だけがいない街やリゼロやこのすば、響けユーフォニアム宝石の国が楽しかった。他になにか面白いアニメがあったら教えて欲しい。

こんな感じですぐに50歳60歳になり体にガタが来て毎年呼んでもらえる出稼ぎ仕事も体力的にきつくなって厄介払いになるのだろう。まあ、そんなことはどうでもいいというかなるようにしかならないのだが、唯一嫌なのが健康を害することである。どこかが痛いという感覚は生の中でどうにもスルーできない事柄なのだから。で、生来胃腸が弱くすぐに便秘下痢をくり返していたのが悩みなのだったが、外食スーパー弁当で済ませていた食生活をやめて自炊中心の食生活に変えたら劇的にうんこ毎日出た。料理スキルがないのと調理という行為が面倒なのでカレー野菜炒めみそ汁くらいしか作らないのだが、中でもジャガイモと玉ねぎを具にしたみそ汁が一番腸の環境を整えてくれた気がする。皆、何か今年得た知見というものはあるだろうか。聞いてみたい。


あと気まぐれで手に入れたビットコインがご存知のように急騰して3000万手に入った。世の中よくわからないものだ。

追記:あー、確定申告たことないので参考になりました。ビットコインはまだまったく騒がれてない時期に買ったもので、この前200万→130万まで急落した時にこれはやばいなあと思って利確しました。初の税務署行ってきます(どこにあるかもしらない)。漫画ぜんぜん読んでないないという指摘はその通りで、家が狭いので物理的に漫画本が溢れると大変なことになると思い、ツタヤ漫画レンタルで済ませてました。来年電子書籍リーダー買いますKindleでいいのかな? リトルウィッチアカデミアは見たことないので見てみますキルラキル面白かった。同じ制作会社なんですね。

ところで年金国民年金だけで払ってきたので将来は月4万くらいしか貰えないようです。どうするんだこれ。親の一戸建て住まいから家賃はかからないけど築40年なのでかなりガタが来てますリフォームする余裕はないかなあ。旅は北海道小笠原諸島沖縄の安宿等を点々としてますが、その都度貯金ほとんどを使い果たしてしまうのでそろそろ自重してコツコツ貯金した方がいいのかも。インドへ行けってブコメがありましたがインドは1ヶ月ほど滞在してました。カシミール地方に行ったんだけど紛争地帯なので緊張感が半端なかった。そこら中で兵士を見かけました。インド国内線飛行機なんてこれほんとに飛ぶの?大丈夫?ってレベルで怖かったです。引きこもっていた時期は引きこもり支援団体のお世話になった事があってそこで何人かの友人ができた。あと旅先でもね。色々な引きこもりの人を見てきましたが、結局また引きこもってしまう人もいれば就職して結婚した人もいて多種多様です。将来はシェアハウスでもして暮らしていくのもいいかもしれない。phaさんのドキュメンタリー見たんですが、あれは特殊技能を持っている人でないと厳しそうだし実現は厳しそう。まあ、10年後20年後には世界もそれなりに変わっているだろうし、なるようにしかならないならないんでしょう。

2017-12-13

テレビ制作会社の奴ら大嫌い

静かな喫茶店かにドヤドヤ入ってきて大声で打合せを始め、対して必要性の無い電話をかけまくる。声が小さいと負け的なルールがあるのか知らんが、全く面白くない主張を大声で発して大袈裟リアクションを繰り返す。こんな奴らのつくる番組面白い訳がない。スポンサー視聴者もこんな奴らが雑につくるもんに金を出す義理は無い。全くの無駄だ。

2017-12-11

WEB広告業界に入って感じたこと。

私はWEB広告が大嫌いでした。

特に興味もない広告時間通信量もかかるのが理不尽な気がして。

もちろん、広告収入によって運営されているサービスを利用しているので当たり前だということはわかってはいたのですが、個人的感情としては気持ちのいいものではありませんでした。

しかし、広告制作会社に勤め始めてから広告見方が変わり始めました。

WEB広告が表示されると、それを参考にしてみたり、他社はこういう風に広告を作っているのかと楽しんで見ている自分がいました。

嫌いだった広告を、半ば肯定的に見るようになったのです。

そして、それはとても危険なことでもあるなとも思います

自分ユーザー立場から離れ制作者側の目線に近づくことで、ユーザーにとっての利便性広告の見え方を意識しづらくなっているのではないかと思ったからです。

それは私がWEB広告が嫌いだった理由に直結しているのではないかと思います

効率や結果だけを求められ、ユーザーにとっての利益蔑ろにしがちな広告運用システムはどれだけの人を幸せにできているだろうかと、不安になります

広告業界以外にも言えることかと思いますが、目先の利益にとらわれて相手のことを鑑みない施策はお互いを疲弊させるだけだなあと、そんなことを感じました。

2017-12-07

デザイン学力学歴

自治体ホームページってどれも画一的と思うんだけど、

フォーム入力と出力に自治体担当者レベル垣間見えるというか、

具体的に言うと県庁では目的情報にたどり着けるしわかりやすいのに対して

市のホームページ検索性が悪い辿り着いてもレイアウトが悪くて全然ダメだったりする、

このページは役に立ちましたか?で速攻でいいえをクリックしてしまレベル

県庁ではそんなに困らされることはない

制作会社ではなくクライアントが悪いんだろうなって思う

学歴レベルは明らかに県庁>市なので、ホームページ可視化されてると実感する

2017-12-02

いいホームページ制作会社相場教えてくれ

大きく分けて「戦略も考えますー」みたいなところと、「言われたことやりますー」みたいなところがあって、両方に頼んだことあるんだけど、

戦略も考えますーみたいなところは「考えますー」のレベルが低すぎて話にならんし、制作は1~2万円/ページのフリーランスレベルで更に終わってる。

言われたことやりますーみたいなところは悪くなかったけど、社内でコーディング手前の状態までもっていくコストが重すぎて今や採用不可能

ステマでもなんでもいいからいい制作会社相場教えてくれ。月100万くらいじゃまともなところは受けてくれんのか?ちな東京BtoB3月決算で、今のところを切るかどうかは2月くらいに決めるはず。すぐに成果出るとは思ってないので、1年は腹くくって一緒にやっていく方針

2017-11-27

上手くいったかもしれない可能性を潰されたってのはある

制作会社変えてアニメ化のやり直しとかできないっしょ?

2017-11-20

東海オンエアのUUUM所属モヤモヤさまぁ~ずのゴールデン進出と。

なんとなく、誰かに読んでほしいと思った雑文

元SMAP3人のAbemaTVでの番組テレビ番組の改変など最近テレビに関するニュースや論考をたくさん目にする。

テレビは終わったとか、昔のほうが面白かったとか。こいう話題の時に、僕は糸井重里コラムを思い出す。

https://www.1101.com/readers/2013-10-13.html

なにか新しいものを作ろうとすると最初は苦労するし、みんな一生懸命になる。

ただ、ある程度成長して安定すると、いろいろなことが慣れてきて停滞してしまう。それがいまのテレビ状態な気がする。

そんなときに、新たな場所うつってまた新しいものを作ろうとするのは自然健全なことだと思う。

実際、AbemaTVを作ってるのはテレビ番組制作会社が多いし、あくまでもテレビ進化しただけだと思う。決して終わってない。

じゃぁ、テレビは今後どうなるのか。

モヤモヤさまぁ~ずがゴールデン進出する時に伊東Pがインタビューでこう語った。

「ただ、ゴールデンタイム自分たちの大切にしているものを持って行かないで、深夜を治外法権みたいにして好きなことやるっていうのはね、そろそろどうなんだろうと。だからって、なにも『モヤさま』を持って行かなくてもって気持ちはあるんだけど(笑)、『モヤさま』をゴールデン放送することは意味のあることなんだよって話しました。「ゴールデンタイムで遊んでやろう」って感じで。」

http://www.ohtabooks.com/quickjapan/special/001_03.html

そして、ユーチューバー東海オンエアがUUUMへの所属を発表した。

https://www.youtube.com/watch?v=47sFQ71jSDQ&t=

この2つの挑戦が、テレビの今後目指すべきところを指し示しているようなきがする。

2017-11-14

反省

2年半くらい付き合ってた彼女と別れた。

別れるキッカケは

やたら細かく記念日を伝えてくるアプリが付き合い始めて1000日目だと言ってた日に

彼女浮気が発覚。

3日くらい揉めて「そんなに責められるならしんどいからもういいです」と。

めっちゃ泣いた。

本当に大好きだったし結婚もしたかった。

でも考えれば考えるほど結局おれが悪い。

なにもかもおれが悪い。

くそんな長く付き合ってくれたなと思う。

もともと遠距離から始まった恋愛で付き合い始めた時

おれは専門学校に通っていた。

彼女はすでに社会人

就職彼女のいる土地に行こうと思っていたが

そんな思うように就職先が決まるわけもなく

都内会社内定が一個出てるだけだった。

その状況に悲観したのか詳しい心理はわからないが

もともと情緒不安定気味だった彼女の体調が悪化

毎日繋げられる時はスカイプ繋ぎっぱなしにしていたが

ストレスから喘息を起こしたり、お腹を壊したり

こちらとしても辛い状況が続き思い切って彼女の地に住むことを決め

直ぐに家出をし彼女の地に行った。

この時付き合い始めて約半年

彼女とは付き合う前にただのネット友達だった期間が4年くらいあって

ずっとかすかに好意を抱いていた。

ようやく掴んだ彼女のために全て捧げる決断は容易だった。

しかし捧げるなんて言ってもせいぜい今までの友人関係内定程度であり

学生遠距離恋愛などしてるヤツに貯金があるわけはなかった。

常々彼女冗談のように

「こっち来てくれたら助けるのに」

という言葉鵜呑みにした。

彼女だけを頼りに家出をし、部屋を借りた。

この時彼女に多額の借金をした。

これが全ての原因だ。

おれは就職先をさがした。

そのために専門学校に行っていたので、制作会社音響関係に行きたかったのだが

常々彼女は「制作系の人は無理」とも言っていたので割と苦心した。

そういえば、都内で得ていた内定制作会社だった。

彼女はとても嫌だったのだろう。

ともかく割と苦心はしたが新しいことを始めるのは嫌いな性格ではない。

興味があったので飲食系を受けたら、あっさり受かった。

よくこんなわけのわからん奴を採ったと思う。

まだ卒業してないのに現住所がすでに勤務地にあるのだから

なんかおかしいと思うべきだった。

その後家出はしたが結局、専門学校卒業したいので

一ヶ月くらい元住んでいたところに戻り、なんとかお情けで卒業

3月から飲食店で働き始めた。

面接時になんとなく話には聞いていたがブラックだった。

残業時間月90時間超えが普通ほとんどの月が100時間を超えた。

手取りは最も多くて15万円だった。

当然ボーナスはなし。

若干の好奇心だけで入ってしまったので

気付いた時に直ぐに転職すればよかったが

職場の人が「1年も働かないで辞めるのはまずいよ」と

おれより一ヶ月早く入社した人が二ヶ月目にバックれたのを受けた発言を真に受けてしまった。

彼女と近くに住むことになり交際費は毎月かさんだ。

彼女旅行に行きたいと言えば無理して付いて行った。

温泉旅行北海道東京、いろいろ行った。

ただでさえ手取り額で差のある実家暮らし彼女

できる限り合わせた。

なぜ返済を第一優先にしなかったのだろうか。

旅行は厳しいと断り小額ずつ返済にあてれば

遊べないことに彼女は機嫌を悪くするが

確実な信頼となることは全く理解していなかった。

結局、家出してしまおうなんて短絡的な思考人間から

目先の彼女の機嫌をとることを優先してしまい信頼を失った。

ひとつ苦しい言い訳をするなら

彼女が直ぐに機嫌を悪くするから彼女の機嫌をとる行動に走るのは仕方がない!

しかしこれも

ちょっとお財布厳しいから遊べないよ」「そっかあ、仕方ないや。じゃあ他の誰かと遊ぼう」

というごく当たり前のやり取りを

生来自己評価が皆無なおれが勝手

彼女に捨てられるという不安から

少し悲い表情や他の誰かと遊ぶという言葉を過剰に読み取っていたのが原因だろう。

やはりおれが悪い。

そんな交際が2年くらい続き

たくさん遊んだおかげで思い出はたくさんできたし

そろそろ結婚もしたいという話をお互いに何度もしたが

借金は残ったままで進展はなかった。

そして、愛想を尽かした彼女浮気をし、終わり。

彼女実家はいろいろあって年末には解散するらしく

そのまま彼女は憧れの都内引っ越し一人暮らしをするという。

ちなみに浮気相手都内にもいる。

セフレがたくさん欲しかったのだろう。

発覚した際いろいろな人に手を出している形跡を読み取れた。

おれは田舎実家に帰り借金を返済する。

返済した後はある程度貯金しておれも東京に行って。

気持ちが変わってなかったらまた付き合おう。

なんて話に落ち着いたが…。

彼女にそんな気持ちがあるとは思えない。

おれの部屋にあった彼女荷物を渡すために会ったし、

数日後にも食事に行ってそれで本当に終わりということになる約束をしたけれど

彼女は常にケータイから目を離さない。

浮気がバレた時

「付き合い続けたいし結婚もしたいから忘れてくれ」

「元はおまえが全部悪い」

「悪いことをしたとは思わないけど反省はしている」

と言える彼女だ。

情緒不安定なところも治ったし強く生きていけるだろう。

ちょっと強すぎるから謝れる人間になった方がいいとは思うけれど。

お金以外の反省点といえば

予め保険は用意しておかなければならないということ。

彼女と一緒にいて楽しくても別れたら終わり。

制作会社などへの就職新卒でない以上経験を求められるので望めないし

借金はあるし、友人も片手で数えるほどしかいない。

今も彼女が好きで吹っ切れる事ができず悲しい気持ちが湧く原因はこれだろう。

なんとか前向きになりたいものだ。

さて、マイナスからリスタート

また直ぐに自己評価の低さが足を引きずり出しそうな事だけが不安

2017-11-10

本当にCGアニメ時代が来たみたいだ(宝石の国

ポリゴン・ピクチュアズ東映、そしてヤオヨロズ

CGアニメ話題になった所はそこそこ出てきていたが

どうにも特殊会社が多い印象があった

 

今期の宝石の国で驚いたのは、これまで普通にアニメを作ってきた制作会社が作っているということだ

しかも今回元請けらしい

 

オレンジ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E5%88%B6%E4%BD%9C%E4%BC%9A%E7%A4%BE)#.E3.83.86.E3.83.AC.E3.83.93.E3.82.B7.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.82.BA

 

今までのCGアニメは、かならずどこかで「CGアニメだ!」があったが

個人的に今回はそれが薄い印象がある

何故かと言ったら、やはりCG以外で作ってきた会社からかもしれない

ニコ動コメントで気づくんだが、宝石の国では一部はCGではなく描いているっぽい

言われないと気づかない精度だと思う

 

オレンジがどれだけ一般的か、どれだけ特殊か私は分からないが

ようやく「普通にCGアニメができる時代がきているのではないだろうか?

 

とは言っても元請けというところをみると

やはりまだリスク要因と思われているのだろうと思う

しか最近CG化のスピードは目覚ましい

毎期新しいCGアニメが生まれたら、いずれより一般的になるのではないだろうか

 

一旦玉石混交の時期を経るかもしれないし、順風満帆にとはいかないだろうが、ナレッジが貯まればいずれよく方向に向かうだろうと思う

視聴者としては少しワクワクする

来年か、再来年

どういった表現可能なのか

誰がスタンダードを作るのか

楽しんで見ていきたい

2017-11-03

クラウドファンディング

歌以外のもの制作したいって言うわりには制作物に関する詳細がない。

なぜ、歌で自分たちの思いを伝えようと思わないのか。

ブログ投資アピールページに思いを載せていたが、本当にそう思っているならばもうやめた方が良いと思う)

特典見るとアイドル活動でとても痛々しいし、本人たちも「やりたいこと」ではないのだろうけど、そういうのこそ仲間内だけではなくもっと外部の人を巻き込んで相談すべきことだろう。

発案者が誰にせよナンセンスだ。そもそも自分たちの客層(学生)を考えるとかなり危険行為である

社会人経験者もいるはずなのに、この浅い企画書提示している時点でお察しなのだが。

バンドマンなら自分たちの思いを歌で伝えろ。100%伝わってないなら自分たちの実力不足なだけ。

それをファンのせいにしたり、環境のせいにするのは間違ってる。

特典で開催されるイベントの経費はクラウドファンディングで集めた金で開催されるのだろうか。

制作はどこが行うのか、制作会社は、キャラクターデザインは誰が行うのか。

お金を集めるというのはそういった情報の開示も必要だと思うが。

ファンが本当に求めているものがわからない盲目状態での活動はあまり良くないと思う。

今回の発表で本当にがっかりしたと同時に寂しい気持ちになった。

2017-11-01

東芝サザエさんスポンサーを降りるらしい

サザエさん制作会社は一生安泰だとおもってたろうに、人生ってわからんな。

もし続くとしたら、IT企業スポンサーになってカツオくんがスマホゲームで遊びまくる展開になると思う。

2017-10-21

番組制作会社勤務だけどネトウヨはみんな○ね

かに書くところがなかったのでここで。怒りに任せて書いてるので文が乱れるかもだがご容赦いただきたい。

タイトルの通り。

当方20代テレビ番組制作会社勤務。

もうずっといわゆるネトウヨが大嫌いなんだけど、ヘイトメーターが振り切れてしまったのでここで発散させてもらいます

なんなんだお前らは。

理論ぶって適当なこと散々喚き散らしやがって。

お前らに言わせるとTBSフジテレ朝反日偏向報道だらけなんだろ???

報道ステーションとか嘘の塊だとかずーっと騒いでたよな。

なのに自衛隊予算削減についてはそっくりそのまま報ステ報道信じて画像無断転載ですか。あーそうですか。

バラエティ番組を漫然と見てるのはバカ女子供かヒマなジジババって言ってたな。

なのにマツコがちょっとインスタ女子揶揄するとマツコ様は神ですか。(これはネトウヨちょっと違うか。でも層が一緒だったぞ)

とにかくな、俺は正義の味方自分だけは騙されない、自分だけは正しい政党を信じてるお前らはバカだのスタンスが大っっっ嫌いなんだよ。

気持ち悪いんだよ。

自分のこと客観的に見えてるつもりなんだろ?いつぞやの総理と一緒だな。

これを読んだお前らがなんていうかわかるぞ。

サヨクだって一緒じゃないか」だろ?

そうだよ、左翼もどうかしてるんだよ。

沖縄過激派とかな、アッベヤッメッロのコールとかな、俺も大嫌いだ。

だがな、お前らも気持ち悪いんだよ。同等なの。

よくお前は○○よりはマシとか平気でのさばるよな。

え、○○よりマシってだけであんたらも十分おかしいけど???って案件ばっかだからな。マシ=自分たちはセーフとか思ってるんじゃねーぞ。十分どうかしてるからな。

「じゃあネトウヨにだけヘイト書いてんじゃねえよ」

その通りだな。俺もそう思う。

だが今回は個人的ネトウヨへの怒りだ。ツイッターフォローしてるリアルな知り合いがま〜〜〜アホみたいなリツイートばっか回してくるからイライラしてたんだよね。

左翼(お前らはパヨクとか気持ち悪い呼び方してるんだっけ?)へのヘイトヘイトメーターが溜まり次第投下するからな。待っててくれよ。

話を戻そう。

次にお前たちがなんていうか。

愛国心を持って何が悪い

はああああああああああ?????

え?君たちちゃんとニュース見てる?

テレビ嫌いな君、ネットニュースでもいいよ。今アメリカどうなってる?

自称愛国者世界中から叩かれてるよな。いいかあいつらは"自称"愛国者なんだよ。お前らと一緒。

あいつらが好きなのは祖国じゃなくて祖国を愛する自分なんだよ。

本物の愛国者自分たちの行動が他国から見たらどう思うか考えて行動してるんだ。みっともなく見られないようにってな。決してそれは卑屈なわけじゃないぞ。

ネトウヨと完全にイコールではないけどほぼ層が被ってる嫌韓厨ども。

「そんなこと言うお前は朝鮮工作員に違いない」って書き込もうとしたろ。

俺も別に韓国が好きなわけじゃあない。俺も日本人として、慰安婦問題(慰安婦自体がいたかどうかの論争はややこしくなるからこの際やめておこう。今言いたいのは像を並べちゃったりするやつね。あれは慰安婦存在うんぬん置いといてもヘンだと俺は思う)とか、仏像盗んじゃったやつとか、オイオイオイと思うことはいっぱいあるよ。

でもな、だからっつって気にくわない人間朝鮮人扱いするやつ、俺は双方の国に失礼だと思うぞ。

まとめサイトコメントとか犯罪者はすーーーーぐ韓国人にしちゃうもんな。今までお前が書き込んだコメント、母ちゃんの前で読めるか?

要はな、お前らは客観的自分のことが見られてないんだよ。

自分が信じたい情報にすぐ飛びつく。その情報をなーんの確認もせずに拡散する。嘘松とかすぐ見破って騙される奴はバカだとか言うくせにな。テレビ情報鵜呑みにしてる奴は選挙に行くなとか言うくせにな。

今まで「お前ら」ってずっと言ってたけどな、これ昔の自分なんだよ。

中学生の時にお前らみたいなネトウヨでな。選挙民主党第1党になった時は君らと一緒に絶望したもんだよ。懐かしいなあ。

俺が何かおかしいとふと気付いたのは高校のころまとめブログ運営していた時。

ネトウヨ嫌韓を煽る記事はま〜PVが伸びるんだよ。いい気になって気づけばネトウヨ御用達ブログになってた。

そこでな、あまりにもコメントの偏りが酷くて気付いたんだよ。俺はこの波に飲まれてるんじゃないかって。自分で考えて自分左翼を嫌っている自分こそ愛国者だと思ってたこ感覚は、この波にさらわれているだけなんじゃないかって。

気づいたその日にブログは消した。

まり俺は君たちのようなモンスターを生み出した一因なんだよ。

ネトウヨ思想の波を作り出したのは君たちでもあり、僕でもある。

話を最初に戻す。今僕はテレビ番組制作会社にいる。

御察しの通り仕事は相当きつい。間違いなく世間で言うブラック企業だ。その点ではこの会社業界が嫌いだ。

それでもこの業界でなんとかやってるのは、みんな誇りを持って仕事をしてるからだ。俺もあんディレクタープロデューサーになりたいなって思いながら日々クソみたいな雑用をこなしてる。

どんな誇りか。「絶対に正しい情報を伝える」っていうプライドだよ。

そこらの飲食店メニューの値段一個テロップで出すだけでも何重にもチェック入るんだぜ。

からフジのガリガリくん問題とか、ちょっと話は違うがTBSの借りた資料無くしちゃいました問題とか、そういう適当仕事してるやつも大嫌いだ。

こういうやつも世の中にはいる。だからテレビを信用してくれなんて言わない。

でも、プライドを持って仕事してるやつもいるんだ。

テレビを見なくてもいい。だが見ずにテレビを嫌いと言わないでくれ。番組批判しないでくれ。

お前らが大好きな絵師は安請け合いとか仕事バカにされるツイートするとすぐ同情されていいよなあ。

絵師に同情してるやつがテレビ屋には一律に厳しいんだぜ。辛いよなあ。

まあ仕事辛いの話はここまでだ。あんま言い過ぎてもカッコ悪いからな。

今回言いたいこと、やっと言うぞ。

明日選挙だよな。

きちんと自分意思で選んだ政党に入れてくれ。

その結果自民党に入れても、希望の党に入れても、全く文句はない。言う筋合いがない。

だがな、そこのネトウヨ、お前は自分テレビ情報に騙されないぞ!って言ってネットのみんなが入れてる自民党に入れるだろ。

それ、お前が言うところのテレビに騙されて希望の党立憲民主党に入れてるっちゅうやつとやってることが全く一緒だからな。

その自覚があって好きな政党に入れる奴はもう勝手にしてくれ。何も言うことがない。

ただ、これを読んで、あれ?と思った奴、よくよく考えろ。一晩考えて、自民党に入れたいと思ったら自民党に入れろ。もちろん他の党に入れたければ入れろ。

ネットを使いこなしてるってことはもうお前らは大人だ。選挙に行ける奴は全員大人だ。

大人なら自分責任で行動しろ

ここまで付き合って読んでくれた人、本当にありがとう。ぐちゃぐちゃな文ですまない。

書いててイライラが収まったよ。

Just Because!』の全力出し切れていません感

ガルパンなどの水島努監督作品で多く絵コンテ演出を手掛けてきた小林敦‏が初監督を務めるオリジナル作。

世間的には『さくら荘のペットな彼女』の鴨志田一脚本、『月曜日のたわわ』の比村奇石キャラクター原案作品

高校生活終盤の男女の恋愛模様を描く青春群像劇制作PINE JAM

やはり青春群像劇アニメは良い。演出が光る。

モノローグが極力排され、ほぼ第三者視点物語が展開されている。

さりげないセリフ目線、表情、そしてよく練られたレイアウト登場人物の心情が読み取れる。

ところがこのアニメ、どうも演出意図100%反映された映像になっていないような気がする。

繊細に描かれるべき人物の表情が、あまり丁寧でない。絵が崩れてしまっている。

まあ今風に言うと万策尽きそうってやつ。

制作会社PINE JAMは新興の会社なので圧倒的に人手が不足している。あるいは時間か。

こういう演出をするなら京アニくらいのかっちりした体制じゃないと難しい。

響け!ユーフォニアム』を少ない人手で作ったらどうなるか。そんな感じ。

WUGの1期を見た時も似たようなこと思った。

小林敦監督ツイッターも不穏である



とにかく無事に完成することを祈る。

2017-10-18

anond:20171018214707

アメリカに比べたら中小規模の国家パイが小さいか新規参入者による製作会社の入れ替わり・業界ステップアップができず、既存制作会社が少しずつレベルアップするスピードしかステップアップできない。

それでも蟲毒のようなアメリカをお手本にして、学芸会ドラマから早く卒業してほしいよ。

2017-10-11

anond:20171011085044

Huluのチェックしてみたけど、まず映画本編が始まる前によくある制作会社とか配給会社のアレがなかった。

それと本編が終わった後に流れるエンドロールも、黒画面に名前流れる例のアレになる前にフェイドアウトで終了していた。

多分これだけで少なくとも10分は短くなっているだろう。

1986年4月14日月曜ロードショー放送された時は正味約93分だったようなので、おそらくその時のものなんじゃないかな。

2017-10-04

anond:20171004024609

えーwww

一参加企業が、製作委員会通さずに、制作会社プレッシャー掛けたって事?

そんな不義理できるわけねーじゃん

お前さては無職だな

2017-10-03

anond:20171003190407

実際の権利帰属がどこにあるかを意識せずに製作委員会のもの表現するという慣習、だな。

なぜなら多くの場合は「製作委員会制作会社はどっちが権利を持ってるの?」という話が前提としてあるからだ。

製作委員会の中でどの企業がどの権利を持ってるかがファンあいだで問題となることは少ない。

anond:20171003134620

ヤクザ手打ちなら、ヤオヨロズの詫びと原因はこちらにある事の旨を明記したメッセージを発表した上で、たつき監督を復活ってとこか。

無論、使用許可とかは今まで通り製作委員会かな。もしかするとヤオヨロズに角川の人間送り込むかも。

角川は株上げるし、たつきは作れる。あとはブームが去る2期後にヤオヨロズを捨てるか、使えるのだけ引き抜けばいい。

きな臭い制作会社かもしれないけど、角川だって強いぞ。

制作会社説…都合よく動かせないヤオヨロズよりもKADOKAWAと親しいA-1 Picturesあたりと挿げ替えようとした説

バーニング説…ジャストプロバーニング系列なのでバーニング利権乗っ取りを図った説

吉崎観音嫉妬説…たつき監督嫉妬した吉崎観音ヤオヨロズとの契約打ち切りを強く主張した説

3DCGデータ説…KADOKAWAヤオヨロズ保有していた3DCGデータの「共有」を迫って断られた説

事業部対立説…プロジェクトを主導してきたKADOKAWAコミックス編集部と後乗りしてきたKADOKAWAアニメ事業部対立した説

オーディション説…ジャストプロ福原慶匡がけもフレ名前を使って声優オーディションを開催したことで揉めた説

2017-10-02

表現修正版】『けもフレ騒動を、元アニメ版営業が丁寧に解説する(1)

表現が汚かったため、もう今さらではありますが、

今私にとれる行動として、文章表現修正して再投稿します。内容は変えていません。

不快表現を正す前の、元記事こちらです。

冷静さが至らず、申し訳ありませんでした。

https://anond.hatelabo.jp/20170930045332

--

長いので2本立てです。(1)は基本知識編、

(2)では業界文化に触れながらの経緯の「想像」を書いてますが、

趣旨は「KADOKAWAを現状出ている情報だけで叩くのはやめよう」です。

(2)→https://anond.hatelabo.jp/20171002015348

--

けもフレ炎上に関して、

アニメ版権ビジネスに携わっている人間から解説がないと感じるので書きます

「外部の人間からこそ、好き放題に書ける」前提もあるし、

仮に真実と違っていたとしても、価値のある内容になると思ったからです。

まず結論から言うと

けもフレ製作委員会からプレスリリースの内容が真実だとすれば

(仮にあれが真実でないとしたら訴訟モノだし、ヤオヨロズ真実から黙っているのでは)、

今回の話は8割方、ヤオヨロズ社側に非がある話に思えます

同時に、あの製作委員会からリリースは、外から見えている事実の経緯と矛盾していません。

正しい知識情報もない内からKADOKAWAを叩くのはやめましょう。

自己紹介と前提

私は広告代理店人間です。

つい先月まで、アニメ版権を使った、タイアップ販促キャンペーン企画担当していました。

今もファミマけもフレチャームがもらえるキャンペーンをやっていますが、

まさしく「ああいうの」です。

そのため、今回の問題言及するにあたって、平均以上の知識があります

アニメの持ち主は「製作委員会

製作委員会というのは、幹事会社と、そのアニメへの出資企業構成される組織です。

この方式には、出資から見れば、失敗のリスクを最小限に抑えながら、

会社のカネになる権利をとりに行くことができるメリットがあります

幹事会社から見れば、リスクを抑えながら、製作資本を集められるメリットがあります

というのも、すべての商業アニメには、作品に付随する権利が発生しています

映像に関する権利音楽に関する権利出版に関する権利、グッズに関する権利など様々なものです。

作る物に応じた権利を持っている会社しか、そのコンテンツ公式制作物は作れません。

勝手に作ったら、もちろん訴訟です。

(知っての通り、個人二次創作同人誌は、その辺りグレーゾーンです)

この権利というのは、もちろん自分で使ってもいいし、

かに期間を設けて「貸す」(=許諾する)ことでもお金になります

からどの会社も、ヒット作品権利がほしくてたまりません。

ただし元手のお金がなければ、権利以前に、作品を作ることすらできません。

から、中心になって製作委員会を立ち上げる「幹事会社」は、作品企画書を作ってばらまきます

出資する側の会社は、それを読んで「この作品は当たる」と感じたら、ヒットを祈りながら出資します。

出資に伴って、権利が手に入ります

これが、作品が当たれば、ゆくゆくは大きなカネになるというわけです。

具体的に言えば、サーバルかばんのドラマCDを出すために音楽周りの権利が要るし、

フェネックフィギュアを出すためには、商品化(グッズ化)周りの権利必要です。

あるいは、アライさんオンリーアンソロジーコミックを出したい会社からお金をとるために、

出版周りの権利必要です。

けもフレに関しては、KADOKAWA委員会窓口であり、幹事会社であるように見えるので、

以後の文章もその前提に立って書きます

10/01ブコメ指摘有:KADOKAWAヤオヨロズとの窓口ではあっても、幹事会社ではないそうです。

大変申し訳ありませんでした)

ともかく、以上のようなギャンブラー的な前提があって、商業アニメは生まれています

余談ですが、出資がなかなか集まらず苦しむ場合ほとんどで、アニメ化自体が立ち消える作品も多いです。

おそ松さんのように、どの会社出資に見向きもしなかった作品が、大当たりした事例もあります


ヤオヨロズ立ち位置

これは様々なツイートでも指摘されていますが、

ヤオヨロズ作品の持ち主である製作委員会から発注を受けて、

仕様に沿ってアニメをつくって、納品しただけです。

言い換えると、

ヤオヨロズ製作委員会には入っていないため(作品に対する出資リスクをとっていないため)、

あくまで「下請け制作会社」にすぎません。

一般的に、アニメのような制作物を納品する際には、委員会に対する(二次利用を含めた)著作権譲渡と、

著作者人格権をの不行使を含めた契約を結ぶことがほとんどであり、

おそらく、現状ヤオヨロズ社に残っている権利ほとんどないと言っていいと思います

私がここではっきりさせておきたいのは、「けもフレアニメは、ヤオヨロズ作品ではない」点です。

言うまでもなく、権利的には、たつき氏の作品でもありません。

まり製作委員会への確認と、その結果としての許諾がない限り、

好きに内容を作ったり、コンテンツに関する情報を発信することはできません。

なぜならそこには、「発注される→アニメを納品する」関係しか存在しないからです。

この辺りを曖昧にせず、前段も踏まえて、契約上明確にNGであることをしっかり理解すべきだと思います

たつき氏の行為の、一番の問題点

製作委員会からの許諾なく、「12.1話」を勝手に作り、発信した点。

さらには、それが「公式」の制作であるかのような受け止められ方をしてしまった点です。

もっとかい部分では、恐らく各社への確認に回していないであろう、

キャラクター立ち絵セリフが入った1枚画像投稿行為などもあるが、これはまあ相対的には重要でないと思われます

12.1話に関しては、コピーライトに注目すると良いです。

コピーライトとは、それが権利者の確認正式な許諾を受けて公開されたものであることを示すサインです。

けもフレ場合は、「けものフレンズプロジェクトA」、簡略化した短縮表記で「KFPA」のようです。

けもフレTwitter公式アカウント画像欄などを確認すればひと目で分かる通り、

けもフレアニメにまつわる全ての制作物は製作委員会確認と監修を受け、

コピーライトが入っていなくてはなりません。

しかしながら、

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30968065

ご覧の通り、コピーライト存在しないことが確認できます

これで12.1話は、「たつき氏が製作委員会許可をとらず、勝手に作った」制作なのだと分かります

ところがファン側には当然知識がないので、こうした制作物を「公式が出した物」だと思って視聴します。

では、たつき氏が12.1話を公開したことで、どんな問題が起こった(と想像できる)のでしょうか?

・このアニメのせいで、進行していた企画が「公式なのに二番煎じ」になってしまい、内容の修正必要になった

・以降のマーケ戦略露出スケジュール組みを検討し直さなくてはならなくなった

主幹事のKADOKAWAから事前の確認依頼ができなかった件で、製作委員会所属企業への説明謝罪対応に追われた

etc

10/01ブコメ指摘有:KADOKAWAヤオヨロズとの窓口ではあっても、幹事会社ではないそうです。申し訳ありません)

例えばこうしたトラブルKADOKAWA側に起こっていた可能性は、容易に想像がつきます

KADOKAWAから見た際の、最も大きな事件はこの12.1話の公開だっただろうし、

今後はやめてくださいね、というヤオヨロズへの警告には、れっきとした正当性があります

たつき氏が自分お金持ち出しでそれを作っていようと、それをたつき氏が公開する以上は、

ファンからは「公式の物」としての見られ方をするため、やめてほしいわけです。

この業界には、適切なタイミングで、適切な内容の情報イラスト動画なども含む)を解禁し、

意図した形での盛り上がりの山を作るために、日夜、検討検討を重ねている人々がいます

たつき氏は、ヤオヨロズは、アニメ業界人間でありながら、本当にそういったことに想像が及ばなかったのでしょうか?

JRA日清とのコラボ映像が世に出たのは何もおかしくない

こうした販促タイアップキャンペーンの進行について解説しながら書きます

この2本の企画に関しては、

日本中央競馬会クライアント) - 代理店キャンペーン企画) - KADOKAWA委員会窓口)

日清食品クライアント) - 代理店キャンペーン企画) - KADOKAWA委員会窓口)

という体制でやっていたであろうと想像できます

こうした企画代理店を挟む理由は、当事者同士で進めるとケンカになって基本うまくいかないのと、

単純に調整事項が多すぎて面倒くさいからです。

通常のスケジュールとしては、もちろん規模感にもよりますが、6ヶ月~4ヶ月前くらいに、

委員会の窓口企業に対し、コンテンツの期間使用に関して、代理店から打診をします。

打診というのは、

お金を払うので、一定期間、競合企業にそのコンテンツを使わせないでもらうことはできますか?」

という相談だと思ってもらえればいいです。

たとえば日清食品は、今回のけもフレとのコラボ映像を作って公開するためにお金を払い、

コンテンツの期間使契約を、企画をした代理店越しに、委員会窓口であるKADOKAWAと結んでいるでしょうが

この契約を結ぶことで、東洋水産とか、マルちゃんとかは、けもフレコラボができないことになります

(だからマリオとかポケモンとかの強いコンテンツは毎年、高額での激しい取り合いになります。)

10/02追記:東洋水産マルちゃんは同じですね。ごめんなさい。)

打診に対して、委員会窓口からOKです、提案していいですよ」の返事があれば、

代理店は、そのコンテンツを使った企画クライアント提案します。

もちろん不採用になることの方が圧倒的に多いですが、採用になれば、その旨を委員会窓口に連絡し、

許諾契約の締結と並行して、コンテンツ制作が始まります

今回、日清食品企画開始は2017年6月だと明記されていますので、

おそらく4月末くらいに日清から代理店オリエン代理店からKADOKAWAに打診、5月頭にOKの返事が出、

5月初旬くらいに代理店から日清への企画提案があって、2~3週間くらいで社長OKが出て実施正式決定、

6月から表記の通り「委員会連携しながら」企画をかためていった、というような流れだったのでしょう。

スケジュール的には、十分な余裕があるかはさておき、本当のことを言っているだろうな、という感じです。

なので、たしか日清食品にとってみれば、

6月段階では「8月に入っての、ヤオヨロズからの辞退の申し出」は知り得ないし、

どこの制作会社を使うのかは製作委員会が決めることなので、まさしく「関与できる立場にない」です。

そもそも、これまで述べてきたような製作委員会の仕組みを知っていれば、

日清食品に問い合わせをするのが無駄迷惑行為しかないことがわかります

なのでやめた方が得策です。

(というのを、KADOKAWAヤオヨロズたつき氏も最低限、発信すべきだったのではないでしょうか?)

8月に入ってヤオヨロズ制作を辞退したはずなのに、ヤオヨロズ制作映像9月に世に出ている」

指摘に関しては、これもヤオヨロズがイチ制作会社にすぎないことを踏まえて考えれば、

2期制作に関しては辞退の申し出をしつつも、すでに発注を受けてしまった進行中のタイアップ案件に関しては、

ヤオヨロズKADOKAWA】、【KADOKAWA日清】の、2つもの契約不履行の状況が生まれしまうので、

お互いケンカしながらも、まぁ納品までは最後まで一緒にやった、というだけの話であるように思えます

以上の理由からコラボ案件実施は、製作委員会声明矛盾していません。

(2)に続きます

https://anond.hatelabo.jp/20171002015348

追記

今回私が記事を書いた目的は「アニメにまつわる基本的知識を持ってほしい」と思ったこと、

またその上で、「ヤオヨロズからリリースが出るまでは、必ずしもKADOKAWAが悪い話ではないから、脊髄反射で叩くのはやめましょう」

この部分を伝えたかたからです。以下、コメント返信します。

法的にはそのとおりなんでしょうがファンが許せないのは、バリューを生み出した源泉にリスペクトが足りないと言うことだと思います

その「リスペクト」が無いというのは、どこへのご指摘なんでしょうか?

製作委員会からリリースには、「発信内容の事前確認」で済まそうとしたと書いてあります

「内容」そのものを縛ろうとするのじゃなくて、「事前確認」の方向性で収めようとするなんて珍しいと思います

そこのところを、まず認識してあげた方がいいと思います

何度も書いてるけど、KADOKAWAだって基本的にはクリエイターへのリスペクトは忘れない会社ですよ。

あなた方は、何を根拠KADOKAWAの体質をバッシングしてるんでしょうか?

一番ややこしいのは、大多数のユーザーが知ってるのはたつきけものフレンズだけで、12.1話が設定と矛盾するとしてもそんなの知るか状態なことだなあ。外部的にはけもフレ製作委員会ではなくたつきのもの

これは仰るとおりだと思いますよ。

から私はこの記事を、製作委員会とは何か、の超基本的な部分から書きました。

もう知ってるだろう内容を読んで頂いてしまってすみません

このままだと全員爆死なので、うまい落とし所を探るか、たつき監督はじめ主要スタッフ移籍または独立して二期も制作を続けてもらうのが解なのかなと思っている

まあうまい落とし所を探るしかないと思います

KADOKAWA幹事会社ではない。放送後のインタビュー記事で〝幹事会社KADOKAWAさんなどが中心になって〟と福原が言ってる。カドカワヤオヨロズとの窓口ぽいんたつきが〝カドカワ方面〟って言うのは仕方ないが。

デマを流して申し訳ありませんでした。

幹事会社ではないけど委員会では中心メンバーだったって感じですかね。訂正します。

言ってることは十二分に分かるんだけど、それを踏まえても金の成る木を切り倒してしまったのは無能

→長すぎて書けなかったので、(2)の方で返信します。

https://anond.hatelabo.jp/20171002015348

12.1話作ることが業界的にそんなに問題なら、何で吉崎先生は「自由に作って良い」って言ったの?あとカドカワ声明通りなら、番外編制作時の事前通知が嫌で本編制作拒否になるんだけどあの声明鵜呑みにして良いのか

→長すぎて書けなかったので、(2)の方で返信します。

https://anond.hatelabo.jp/20171002015348

2017-10-01

「丁寧な解説」に抜け落ちていること

アニメ利権が云々という話を、ファン理解してないと思ってるとすればそこは勘違いなのでは? むしろファンは冷静に、コンテンツビジネスのものをよく見ていると思いますよ。


ゲームを含めて当初のけもフレが完全に空振りしたこと、そして、ほとんど終わりかけていたところから、一人の監督の「声優以外全ての仕事担当」と言われるほどの仕事を通して、そして一部ファンによる「発見」を通して奇跡のようにブレイクしていった経緯を。この間、監督SNSニコニコを通してファンと一体化することでコンテンツビジネスの部分まで担当をしてきた。製作委員会が、けもフレブレイクに一体どのように寄与したのか? アニメが盛り上がり始めたタイミングゲームを終了させるとか、相当ズレた判断を下したくらいじゃないですか? 時代を読み、ファンの求めるものを敏感に提供する必要のあるコンテンツビジネス世界において、その勘の悪さ、フットワークの遅さは致命的です。それこそが、「製作委員会」の方々が批判されている根幹であり、「下請け」の造反を生む原因であるということに気付いてほしい。監督は、そういう一切も含みこんで、むしろ逆手にとって、終わりかけていたけもフレ世界のものを描くことで、魅力的なコンテンツ再生して見せた。そこまで含めて、ファンは喝采を送ってきたのです。

あなたストーリーで私が一番「丁寧でない」と感じるのは、ヤオヨロズ立場に立った考察が完全に欠けている点です。監督ファンからの反感を買わず、かつKADOKAWA悪者にしないために「ヤオヨロズ独断先行、暴走」というストーリーに落とし込もうとしている。しかし、監督抜きのけもフレがありえないと一番わかっているのも、監督がどれだけけもフレ二期に思い入れをもち期待しているかを一番わかっているのもヤオヨロズの方であってKADOKAWAではない。その状況では、「脅し」は最初から「脅し」足りえるはずがないんですよ。あなたが言うところの「一介の下請け」に過ぎない立場でそんな弱みを抱えているのに「いやならやりませんよ?」なんて言えるわけがない。むしろ容易に想像がつくのは、強い立場の側が、下請けが力を持ちすぎるのを嫌って強権を行使しようとした状況の方です。ありきたりのよくある話。


しかし、今回のケースが普通場合と違ったのは「監督が主導する、SNSニコニコを通じファン自由交流するスタイル」こそけもフレブレイクの要因であり魂というべき部分だったということ。「普通に」「製作委員会リーダーシップをとった」ゲームは実際コケているわけなので、下請け側としてもそこは譲れない。そこを譲れというのは「けもフレ二期をやるな」というのに等しい。あるいは、誰かが見抜いたように「情報の共有」という言葉の中には、アニメ制作に用いた3Dデータ提供しろ、みたいな要求があったのではないか? (これも十分ありうる話です。)そして、それは制作会社として到底飲める話ではない。

結局、このアニメから監督を外していいと「より」思っていたのはどちらか?を考えるなら、製作委員会側でありKADOKAWAの方だろうというのがファン見解で、今回の件に関しては誰が何を言おうと、そこがすべてを物語っているわけです。表面的なはんだんはどうあれ、実質的監督を降ろす判断を下したのは、間違いなく「思い入れが薄く」「アニメ現場からファンからも遠く」「勘の悪い判断を下す」側だろうと。増田は「いまだにコメントしないヤオヨロズはクソ」と切って捨てていますが、それこそ「強い側」から情報発信制限されているのではないかファンは見ているし、おそらくそれが正しいのだろうと思いますよ。

今回の件、いくら事情通」があれこれ言っても、はたから見れば「金の卵を産むガチョウの腹を引き裂いた」というのが結局事実のすべてなんですよね。「ガチョウの所有権」がどうこうという話ではないし、「いやガチョウが自分切腹した」とかいくら言い訳しても意味がない。外から眺めたり、可愛がったり、時々餌をやったりしていたファンは、ただそんな光景を見せつけられてやり場のない怒りを感じ、それをあちこちにぶつけているだけなんですよ。

https://anond.hatelabo.jp/20170930051452

アニメに関わる人が儲からないのは、アニメが儲からいか

広義のアニメ市場規模が2兆!クリエーターが儲からないのはおかしいと本気で言ってる奴が多いが、その大半を作ってるのがドラゴンボールなんかのビックタイトル。

騒いでいる1-2クールの単発アニメ市場なんか、本当にたかがしれている。

大ヒットって言われているけものDVD売上3万程度(なんとたった10億) その裏で屍の山が築かれている。そしてその損失を負担しているのが、出資者

アニメがそんなに儲かると思うならコミックス・ウェーブのように、自分で金を集めてやればいい。出資すればいい。

それを儲からないのは委員会が悪いだの、制作会社が悪いだの。

アニメに関わる人が儲からないのは、たんにアニメが儲からいからだ

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