2017-12-11

WEB広告業界に入って感じたこと。

私はWEB広告が大嫌いでした。

特に興味もない広告時間通信量もかかるのが理不尽な気がして。

もちろん、広告収入によって運営されているサービスを利用しているので当たり前だということはわかってはいたのですが、個人的感情としては気持ちのいいものではありませんでした。

しかし、広告制作会社に勤め始めてから広告見方が変わり始めました。

WEB広告が表示されると、それを参考にしてみたり、他社はこういう風に広告を作っているのかと楽しんで見ている自分がいました。

嫌いだった広告を、半ば肯定的に見るようになったのです。

そして、それはとても危険なことでもあるなとも思います

自分ユーザー立場から離れ制作者側の目線に近づくことで、ユーザーにとっての利便性広告の見え方を意識しづらくなっているのではないかと思ったからです。

それは私がWEB広告が嫌いだった理由に直結しているのではないかと思います

効率や結果だけを求められ、ユーザーにとっての利益蔑ろにしがちな広告運用システムはどれだけの人を幸せにできているだろうかと、不安になります

広告業界以外にも言えることかと思いますが、目先の利益にとらわれて相手のことを鑑みない施策はお互いを疲弊させるだけだなあと、そんなことを感じました。

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