はてなキーワード: エーテルとは
クエや強敵にいどむハードルが高くてもはや作業レベル上げが必要になってきたので面倒になってラスダン突入してエンディング見た
ディクソンが一番強かったなー
あと女もエーテル池に落とされるのがうざかった
ラスボスは弱かった
こっちレベル84だったけど
エンディングみたらどーでもよくなったな
もとが据え置きだけあってすげーボリュームだった
サブクエとかで世界観補強して掘り下げてこその面白さなんだろーな
ノポンがすげーかわいくてよかった
あとくえすとやった後にお礼いってもらえるのもよかった
個人的に今でも覚えてるのはグラビティデイズシリーズで、あれもクエストたくさんあるけど、達成してもお礼どころかイヤミ言われたりして嫌な気分になることがすんげー多かったんだよね
あれはすげーストレスたまったわ
ゼノギアスっぽくなる可能性もあったらしいけど社長?が良い判断してくれたわ
その結果こんだけ高評価になったんだろーし
まあ続けてプレイするのはさすがにだれるしやる気ないからいいんだけど
ファンは怒るだろうけど、ウィッチャー3もサブクエ多いらしいし、大枠で言えば同じような理由で評価されてるのかなーと
画質悪いし敵強いしで
https://docs.google.com/document/d/19n22cEFoNHIZCZtILpSkwKlW5V2t9mgeF_TZ0WIVd4s/edit
今回は私ウィルより、検証共同代表として報告することがございます。
この度、同じく検証共同代表である夢路氏(@yumeji395)について、代表職を退いてもらい、検証共同での検証行為への参加をお断りする運びとなりましたのでご報告いたします。
ことの発端は、エーテル氏(@maple9668)が攻略Wikiに対する荒らし行為になります。こちらについてはエーテル氏の謝罪文をご確認ください。
https://twitter.com/maple9668/status/1036577674875953152
この際に夢路氏は、当時検証共同代表の立場でありながら、エーテル氏を諫めないばかりか、その行為を後押しする言動を行いました。
その後も、検証勢と攻略wikiの対立を煽り立てる発言も行っており、全く事態を収拾しようとしないどころか、悪化に拍車をかけておりました。
これらの事態を受けて、私は検証共同代表として、夢路氏と話し合いの場を持ちました。私は夢路氏に対して、一連の発言の撤回及び事態の沈静化への協力をお願いしました。また今後このような事態を再発させないよう検証共同代表としての自覚をしてもらうよう促しました。
これに対して夢路氏からは、検証共同によって個人的な活動まで強制されたくないという趣旨の発言があった上で、説得に対して応じる意思を示していただけませんでした。
現状夢路氏の言動は検証共同のみならず、関係各所に対しても多大な迷惑をかけており、話し合いにおける夢路氏の態度を鑑みるに、このままですと今後も同様の問題を起こすことは避けられないと判断しました。
そのため誠に残念ではありますが、検証共同としては夢路氏について代表から退いてもらい、検証共同での検証行為への参加をお断りする運びとなりました。
この度は夢路氏の度重なる言動により、関係各所に多大なご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。夢路氏と共に検証共同代表である立場として、深くお詫び申し上げます。
今後このようなことがないよう、検証共同の体質改善に向けて尽力いたしますので、検証共同内外の皆様におかれましては、ご理解とご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
なお、今回の措置に関して、今後このような行動を繰り返す検証共同の方に対しても、しかるべき対応を検討せざるを得なくなりますので、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
オウム真理教の「アビラケツノミコト」とは、一体何だったのでしょうか?
アビラケツノミコトとは「軍神を率いる光の命」という意味の単語だそうです。
アビラケツノミコトの初出は、「トワイライトゾーン」1985年10月号(KKワールドフォトプレス刊)でした。
考証の資料として、原文を見てみましょう。
仏教用語。サンスクリット語a vi ra hūṃ khaṃの音写。以上の5音綴は,それぞれ万有の構成要素である地,水,火,風,空を表わし,大日如来の内面の悟りを表明するとされる。一般には,すべてのことを達成するための一種の呪文として用いられる。
地水火風空(a vi ra hūṃ khaṃ)のうち「風」(hūṃ)が揃ってないので、まだ不完全(未完成)な状態、という意味もあったようです。
最終的な理想国を築くために
神をめざす超能力者
レポート/■■■■■
今月号の口絵14ページで、空中浮揚の連続写真を紹介した麻原彰晃氏。彼は師にもつかずに、独自の修行でこのレベルに到達した。だが、この超能力者の目的は、はるか先にある。
彼は、特定の宗派の僧でもなければ、団体のトップに座す人でもない。人間の師ももたない。彼の修行は独自で、しかも数千年も伝わる聖典の奥儀なのである。
麻原氏が修行を思いたったのは今からわずか8年前である。世の中すべてのものに強い矛盾を感じたのだ。何もかもウソだ。自分さえもウソツキだ。まわり中のこと一切が限りなくイヤになった。
どうしたら正しく生きられるか。彼は、その日からすべてを捨て、行に入った。
行は毎日2~5時間に及ぶ。仙道、大乗仏教、密教、チべット密教、ヨガ。ひとつに執着せず、数数の修行法をとり人れ、自分が納得する形で行なっていった。
修行を始めると、様々な神秘的なことが起こりだした。たとえば、トランス状態での異言。
その時のテ―プを聞かせていただいた。東洋系の言葉らしいが、私としては、TVなどでも聞いたことのない言葉だ。口調はかなり激しい。過激な説法、または、訴えのように聞こえる。
「アジアの、インド、中国、チベット、その辺の言葉だと思います。おそらく、自分の過去生と関係のある言葉でしょう」
麻原氏が、修行8年にして空を飛ぶということは、過去生でかなりハードな修行をしていたに違いない。彼は、テ―プに吹き込まれた自分の口から発した言葉を訳せる人を希望している。でも、もしかしたら、現在ではすでに死滅してしまった言語かもしれない。
修行3年にいたったころ、彼の魂は彼の肉体を抜け出し始めた。「体が回転するような感じになったんです。ウォンウォンというモーター音に似た音がして、それからシューという音がしたんです。その時、魂が抜け出してゆきました。
抜け出した先で、魂は宇宙の星星を見たり、『人』と会ったりするんです」
こんなこともあった。シャヴァアサナ(屍のポーズ)をとり、トランス状態に入っていた。
彼は、大ス夕ジアムのようなところにいた。観客スタンドは、裸の僧で埋まっている。中心で、やはり裸の僧の彼が説法をしている。
「霊界での説法なんですね。私はそこで説法をして帰りました」
聖典を読んで帰ることもあるという。魂が、修行において気になることを調べに行くのだ。
「自分が現実で読む本を先読みしているのです。だから、実際に読む本の内容は、すでに知っていることが多いのです」
魂が抜け出さずとも、本の内容を理解していることも度々ある。修行中「ああ、これはこういうことなんだ」と感じた通り、後に読む本に同じことが示されている。
もちろん、修行に危険が伴わないわけではない。普通だったら死んでいるというような目にあったことも1度や2度ではない。
「その時は、自分の守護神に頼むのです。そうすれば、必ず、元のところに帰ってこられる」
麻原氏には、たくさんの信仰している神、守護している神がいる。彼は、それらの神々から修行法を学んでいるようである。
「トランス状態のとき、神々が現われることがあります。神々はヒントを与えてくれることもあります。または私が質問し、神が答える。質疑応容形式のこともあります。その中で得たのは、『生きることを否定せよ』ということです」
麻原氏は、いつも出会う神とはニュアンスを異にする3人の女性に出会っている。彼には、霊界人とも宇宙人とも感じられた。
「まず1度めは、5年前。妻の出産の時のことです。朝、自宅で目覚めるとロングへアで緑色の服を着たグラマーで美しい女性が、私に向かってオイデオイデをしているんです。
全身はエーテル体とも思えるもので、炎の赤をしているのです。髪の色は、全身の色を薄くしたような感じで、ジャンパースカートのような形の服に茶色のべルトをしめていました。
会話はありません。『私があなたを守護しているのです』と私に見せているように思えました」
2回めは2年前です。自宅で、眠る直前のことです。髪は肩まで垂らし、オレンジ色の服をきた目鼻立ちの美しい女性でした。体色は人間と同じでした。この時も会話はありません。
3回目は今年の5月。ここ(麻原氏の道場)でです。髪の長さは肩ぐらい。やはりオレンジ色の服ですが、体の色は、何というか、この世にない色なんです」
3人の女性たちは、共通して美しく、グラマーであり、口をきかない。決まって、彼の左側に現われる。そして、彼女たちが去った後、場の空気が揺らぐという。
「最後はいつも、霧のようにかき消えてしまいます。ひとつ修行が進むと、異なった人が現われるんです」
麻原氏は、これまで世に出ようとは考えなかった。ところが、ある時、声を聞いたのである。
彼は今、シャンバラのような王国、神仙の民の国を築く準備を開始するため、多くの人に修行法を関放する必要を感じた。
今年の5月のことである。彼は神奈川県三浦海岸で頭陀の行を行なっていた。五体投地をしていたときのことである。突然、天から神が降りてきた。神は彼に向かってこういった。
アビラケツとは、彼の初めて聞く言葉であった。彼は、サンスクリットを教えている人を訪ねた。
すると、アビラケツとは、地水火空の意味で、アビラケツノミコトとは、「神軍を率いる光の命」、戦いの中心となる者と判明したのである。
彼は、天から降りてきた神によって、西暦2100年から2200年頃にシャンバラが登場することを知り、それまでアラビケツノミコトとして戦うように命じられたのである。
彼は考えた。チべットのような王国を造らなくてはならないことはわかっている。しかし、チベットは戦争を好まない国である。理想国を造るため、戦さを用いてよいのであろうか。
彼は、シヴァ神や、ヴィシュヌ神などの自分の信仰する神々や自分を守護してくれる神々に相談した。神々は「命を受けるべき」と返答した。
麻原氏は、神を感じるだけでなく姿を見るという。それによると、たとえばシヴァ神は、白銀のような色、ドライアイスのような色の神体を持っているという。
ところで、ここでいうシャンバラとは幻の国、聖人たちが住み、全宇宙の、そして過去から未来永劫に至るすべての英智が納められている国である。かつて、秦の始皇帝、アレクサンダー大王も求めてやまなかった土地なのだ。
シャンバラは、地下深くにあるといわれている。そして、地球上のある地点からは、シャンバラへの通路が開けているという。
その昔、チべットの首都ラサにあった古ポタラ宮の地下の一室はシャンバラへの入口であったと伝えられている。そこで、チべットはシャンバラの影響を受け、チべット密教を開花させたのだ。
聖者たちのひと握りの者たちはシャンバラを訪れることができる。そこで、ある者はシャンバラの住人となり、ある者たちは社会に戻り、許された者にだけシャンバラを伝えたのである。道教の祖・老子は、シャンバラの人になったといわれている。
麻原氏の話に戻ろう。
「2006年には、核戦争の第1段階は終わっているでしょう。核戦争なんて、ほんの数秒で終わってしまい主す。日本も死の灰の影響を受けているはずです。
核戦争は、浄化の手段ですね。だから、私は『ノアの箱舟』も信じられます。選りすぐったレべルの高い遺伝子だけを伝えるんです。
だけど、人が『自分の分け前をさいて人に与えよう』というように考えない限り、『浄化』はなくならないんですね。そういう気持ちになかなかなれないのが人間でしょう。
もし、それが真実でないとしたら、地獄・餓鬼・畜生・人間・阿修羅・天という六道はなくなってしまうでしょう。
私の目指すのは『最終的な国』なんです。それは、仏教的・民主主義的な国で、完璧な超能力者たちの国なんです」
そのためには、修行と解脱しかないのである。修行の意味を麻原氏に語っでもらった。
「修行とは、ジュースの1滴を、テ―ブルクロスの上に落とさず、水の中に落とす、ということなんです。1滴のジュースとは、人間のことです。1滴のジュースは、テーブルクロスの上に落とせば、ただのシミです。でも、水の中に落とせば広がるでしょう。
水の中にただ1滴のジュースを入れたって、水は色を変えないでしょう。でも、水の中には確実に1滴のジュースが入ったんです。
魂の根元的な状態ですね。拡散した1滴は、水の中のことすべてを知り、経験できるんです。これが空であり、寂静です。高次元に昇華した状態ともいえます」
大きな水がめの中の世界を体験している麻原氏の身辺は、アラビケツノミコトを任じられて以来、急転しだした。
修行で岩手県におもむいたときのことである。彼は、天からオリハルコン、またはヒヒイロガネと呼ばれる神秘の石を与えられた。
ヒヒイロガネとは、超古代文献『竹内文献』などにも登場する石である。神社の玉砂利のように滑らかだが、それよりずっとツヤがあって黒い。ズッシリと重たく、力ネの名の通り、金属的な感じの石なのだ。
水を張ったバケツに石を入れ、念を入れる。その石で円陣を作り円陣の中で瞑想する。
ヒヒイロガネは、手に入れた人誰にでもパワーを発揮するものではないという。念を入れられる者の手にわたってはじめて、パワーを与えられ、驚異の力を噴き出すらしい。
念を入れたヒヒイロガネは、多くの人々を同時にトランス状態にすることもできるという。この石については、いずれまた機会があったら報告したいと思う。
麻原氏に行法の一部を実際に行なっていただいた。
麻原氏は、座して、様々な印を結ぶ。印は2、3秒で変化する。
「これはチャクラ開発のための印です」
次に、立ち上がり、上半身を少し前方に傾けた。腸というか、腹の中がゴロゴロと動き出した。これは浄化法・ナウリのひとつ。腹にあるマニプーラ・チャクラの覚醒に役立つ行だ。
次は仰向けに寝てから足を天に持ち上げるショルダースタンドの形。空中浮揚に欠かせないビシュダ・チャクラの覚醒が目的だ。
それからライオンのポーズ。これは、クンダリニーの覚醒に必要なポーズである。
麻原氏の修行には、かなり危険なものも多い。たとえば浄化法のひとつで、幅7センチ、長さ3メートル半の布を呑み込むというものなどだ。この時は、呼吸ができなくなるほどだという。
彼は、修行中、シャヴァアサナに入ったとき、チャクラの光を度度見るという。
ちょうどフラッシュがパッパッと飛ぶような感じで、下のチャクラから順に光を放ち、同時にやはりフラッシュのような音がするという。音と画像がシンクロするのだ。
経験によると、音と光は様々な神秘体験には、共通して現われるらしい。たとえば未来や過去へタイムトリップするときは、マーチのリズムのような音、霊体が離脱するときはブーンという振動のような音。
これは、各種の教典とも矛盾しないという。そこで、そのような音を作って流せば、修行者は案外簡単にタイムトリップや霊体離脱を経験できるのではないかと麻原氏は考えている。
それでは、私たちがすぐにでもできる修行法について尋ねてみた。
「それは、まず何よりも五戒ですね。1が殺生をしないこと。蚊が自分の血を吸っていたら吸わしておくことです。
2が盗みを働かないこと。
3が誠実にして、ウソをつかないこと。
4が邪淫をつつしむこと。
5が禁酒すること。
以上の五戒に徹することですね。悪の行為をやめ、将来にするだろう善行をどんどんすることです」
集中的に瞑想などをしようと思うなら、空気のきれいなところの方が効果的だ。プラーナ(気)の満ちあふれた海や山を選ぶとよい。ただし、風のないところで行なう。地・水・火・風・空のエネルギーは、想像以上に誘惑的なのだ。
次に、食物は、玄米菜食の方がよい。1日に1回、または2回。または少しずつ、数回に分けて食べる。ヨーガの激しい修行をする行者の場合、日に1800~2000カロリーが理想といわれている。一般の人なら1200~1500カロリーで足りるだろう。ただ、カロリーと栄養とは異なるから、栄養はしっかり摂らなくてはならない。
「(日に)3食は獣の食事、2食は人間の食事、1食は聖者の食事という釈迦の言葉があるんですね。
でも、日に1食では、一般的には栄養が足りなくなってしまう心配がありますから。日に1度という場合は、夕方に摂るのが理想ですね」
玄米菜食だけで、スワジスターナ・チャクラ(腰・仙骨)までは開発できる。しかし、それより上のチャクラは、修行でしか開発できない。
「スワジスターナ・チャクラは植物を司るんです。ここが開発されれば、低い次元の超能力は身につきますね」
麻原氏は、腹のマニプーラ・チャクラが開くまでは、外食は一切しなかった。もっとも、化学物質などの変なものを食べることを体が受け付けなかった。
でも、今は多少腐ったものを食べようが何を食べようが平気である。火のエレメントがすべてを燃やしてしまうのである。
チャクラが開くということは、規制がなくなるということも意味しているのだ。
尾骨のムラダーラ・チャクラが開くと規制され、腰のスワジスターナ・チャクラが開けば性欲の規制がなくなる。腹のマニプーラ・チャクラが開けば食欲の、胸のアナハタ・チャクラが開けば行為の規制がそれぞれなくなる。
規制がなくなるとは、「何をしてもいい」ではなく、規制をせずとも自動的にコントロールされるということである。
「食べ物に気をつけるのもいいが、もっと大切なのは精神です。食物の害より精神の害の方がずっと悪いです。肉を食べたからってすぐ内臓が悪くなることはない。でも気持ちに及ぶ害は、すぐに体を悪くします」
つまり、肉体への栄養よりも精神への栄養の方が大切なのだ。適当な食事よりは、瞑想1時間の方がずっと栄養になるらしい。
「物質で人間は救えないということをもっとよく考えるべきなんですね」
正しい食事をし、正しい修行から得られるもの、それが超能力である。最近は、魂の浄化・向上こそ第1義で、超能力は邪道という考えも広まりつつあるので、麻原氏における超能力の実義をしてもらった。
「魂の進化・向上という考え方がありますが、それは、人間の魂が阿修羅・神々に至ることなんですよ。つまり、超能力の獲得と魂の進化・向上ということとは、矛盾しないばかりか、正しい相関関係にあるんですよ」
それゆえ麻原氏は自分を神に変える修行をし、「完璧な超能力者の集団」と彼のいうところのシャンバラ王国を設立するべく、神軍を率いて戦うのだ。
麻原氏のまず当面の目標は、自由自在に空を飛べる空中浮揚。それと、大脱身を成功させたいという。
「これは、アジナ・チャクラから自分の魂を抜き出させ、目的としている相手の身体に人る超能力のことです。これが可能になると、三界(欲界・色界・無色界)を自由に行き来できるんですよ。ここまでくると、もう人間といっていいかどうかわかりませんけどね。また、核戦争の脅威から身を守るには、極熱にどれぐらい耐えられるか、放射能をいかに防ぐか、ということになると思うんですよ。今の修行方法でそれに耐えられる身体はできると思っています」
麻原氏は、空中浮揚の初歩までの修行か達成した。しかしながらこれは、全修行の段階の4分の1にすぎない。生きているうちに、全部達成できればいいという。
「私は、ハ夕ヨガでいうところの解脱はすでにしています。真我も見ています。これから求めるのは仏教でいう真解脱です。それがいくつもの決め方がある解脱のうちでも最高のものとされています。
修行を達成した人間は、次の生を好きなように形づくれるという。麻原氏の中には、地球、自分、宇宙、神々……超大な計画がもくろまれているのかもしれない。
キャラ名 | 必殺技の台詞 | 必殺技を決めた後の台詞 |
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ヴァルキリー | その身に刻め 神技「ニーベルン・ヴァレスティ」 | 貴様に救いの道などない |
アリューゼ | てめえの顔も見飽きたぜ 奥義「ファイナリティ・ブラスト」 | わりと楽しかったぜ |
ジェラード | 我焦がれ、誘うは焦熱への儀式、其に捧げるは炎帝の抱擁「イフリートキャレス」 | これは神罰じゃ |
ベリナス | 心の痛みを知らぬ者め奥義「ボイドエクストリーム」 | 神の裁きを受けよ |
ラウリィ | 神の名のもとに 奥義「レイヤーストーム」 | やったぞ、あはは |
ロウファ | この一撃で全てを断つ奥義「ジャストストリーム」 | 僕は自分で道を切り開いて見せる |
ジェイクリーナス | これが俺の最強の技だ 奥義「ギルティブレイク」 | 別れの言葉でも言っておこう |
那々美(ナナミ) | 奉霊の時来たりて此へ集う、鴆の眷族幾千が放つ漆黒の炎「カラミティブラスト」 | 那由他の果てにお還りなさい |
洵(ジュン) | 無限の剣閃、貴様に見えるか 神宮流剣技「千光刃」 | 浄化など生易しいことは言わない、消えろ |
カシェル | ここは俺が決めるぜ 奥義「ファンネリアブレード」 | はっははー、こりゃあご機嫌だぜ |
夢瑠(ユメル) | 汝は知るだろう、幾何なりし封縛が如何なる訃音を告げるものか「デルタストライク」 | 魔物さん、穴があったら入りたいですか |
エイミ | 身体が熱い、力が目覚める 奥義「ドラゴンドレッド」 | あっははは、快感 |
ロレンタ | 汝、美の祝福賜らば我その至宝、紫苑の鎖に繋ぎ止めん「アブソリュートゼロ」 | この場には静寂こそが相応しい |
メルティーナ | 天の風琴が奏で流れ落ちるその旋律、凄惨にして蒼古なる雷「ブルーティッシュボルト」 | あんたらに存在価値なんてないのよ |
ルシオ | ヴァルキリー! 今一度俺に力を!奥義「ラウンドリップセイバー」 | どうだ、思い知ったか! |
バドラック | 悪いがとっとと死んでくれや 一撃必殺「スフィアデサイド」 | 必殺とか言いたくねぇんだけどな、オトナの事情でよ |
グレイ | 冷厳なる氷剣の儀式 奥義「アイシクルディザスター」 | 貴様たちに未来など必要ない |
ジェイル | これが我が師直伝の技 奥義「エターナルレイド」 | この技の前に立ってられる者などいないさ |
詩帆(シホ) | 汝、その諷意なる封印の中で安息を得るだろう永遠に儚く「セレスティアルスター」 | 魔は消え去るが道理 |
蘇芳(スオウ) | 肉体、魂、精神の全てを討つ! 奥義「氷葬方陣」 | これぞ天意 |
ガノッサ | 我は命ず、汝、悠久の時妖教の惨禍を混濁たる瞳で見続けよ「ペトロデストラクション」 | 我が魔力は神をも屠るのだ |
リセリア | 我、招く無音の衝裂に慈悲はなく、汝に普く厄を逃れる術もなし「メテオスウォーム」 | さらなる犠牲者を出すわけにはいかないから |
フレイ | 浄化してあげるわ 神技「エーテルストライク」 | 何も残らないだけ、ゴミよりマシよね |
レザード・ヴァレス | 其は汝が為の道標なり、我は頌歌を以て汝を狂宴の贄と捧げよう「カルネージアンセム」 | このような感じでよろしいのでしょうか!?ヴァルキュリア様……ふっははは |
ブラムス | 轟然たる我が魔力の胎動奥義「ブラッディカリス」 | さらばだ、脆弱なる者よ |
先ごろスクウェア・エニックスからリリースされたサーヴァント・オブ・スローンズ(以下サヴァスロ)があまりにも酷いのでヘイトの吐き出し場所としてここに記す。このゲームはいわゆるクローンゲーというやつで、Supercellのクラッシュ・ロワイヤル(以下クラロワ)をベースにしているのだが、後発にもかかわらずあらゆる所が劣化していてクラロワユーザーとしては憤懣やるかたない仕上がりになってしまっている。
特にデッキ編成画面の乱雑っぷりといったらまさに地獄。編成方法もクラロワとまるっきり同じなのにユニットの並べ替え機能はついてなくて劣化感丸出し。特定のキャラクター専用ユニット表示もユニットの絵に常にフェードインアウトしているため非常に邪魔。あの画面にGO出したアートディレクターは降格してほしい。またゲーム中では「ソウル」「アルカナ」「エーテル」「ゴールド」「サヴァスロポイント」などの単位が乱立しているにも関わらず個別の説明はなく、アルカナなどは今の所持数も表示されないため何もかもが煩雑。
クラロワの優れているところは対戦スキームだけに留まらず、対戦準備画面を起点に、すべての機能にロードなしでスワイプ遷移できる極めて合理的なUI設計にあった。にも関わらずサヴァスロはそこは踏襲せずいわゆる和製ゲームアプリの文法で機能の配置を行ったため、本来のスムーズな遷移は失われ、どこに移動するにもロード、ロード、ロード…。スクエニには二度とUXという単語を使ってほしくない。
クラロワのバトル画面までのステップは
と5遷移もあり、圧倒的テンポの悪さを誇っている。VS表示画面はおそらく仕様書にシャドウバースの対戦前画面のスクショでも貼ってあったと思しきレイアウトだが、解像度足りてないのに無理矢理拡大された小汚い「VS」の文字と安っぽい稲妻エフェクトのせいで本当に気分が萎える仕上がり。そもそもあの画面いる?おまけにバトル冒頭ではモーション・セリフが1パターンしかないリーダーキャラのカットシーンをバトル前後で毎回見せられ、スキップもできない有様。ホントにクラロワ研究したの?
そもそもリリース直後だからか、通信エラーで対戦画面に行くことすらできなかったり、ショップ画面に遷移するとエラーでタイトルに戻されたり、クラロワに比べるとこのゲームには快適さという概念は1ミリたりとも無い。
では肝心のバトルスキームがクラロワに比肩しているかといえばそういうこともない。ここでも際立つのはUIの悪さだ。手札をタップすると表示されるユニット情報パネルはデカデカとゲーム領域を隠すため、左側のタワーの状況がわからなくなる。また、フィールドに出たユニットをタップすると攻撃範囲が表示されるという本家にはない機能があるが、これがユニットを設置する際の攻撃範囲表示とまったく同じのため、ユニットの設置ミスが頻発する。
クラロワはゲーム中のバフ・デバフ表現を文字に頼らず配色とエフェクトだけでうまくデザインしていたにも関わらず、サヴァスロは「ATK」とか「SPD」とかの文字がうじゃうじゃと沸き、戦況把握を妨げまくる。ラヴァハウンドみたいなユニットが弾けたあとの表示はiPhoneでは文字が潰れていて認識できないレベルだった。
ユニットも似たような造形のものが多く、ベビードラゴンみたいなやつとインフェルノドラゴンみたいなやつや、ゴブリンと槍ゴブリンみたいなやつなどは攻撃されるまで判別は難しい。ユニットのモデルも解像度の問題なのか全体的に小汚いし、キングタワー的な砦が攻撃されるとハリボテみたいなリアクションとるのもチープだし、ルックとしてクラロワに勝っているところは今のところ一つもない。だいたい「ブラウニー」と「槍ブラウニー」とか、「スケルトン軍団」とかなんでわざわざクラロワの日本語ローカライズされた名前に寄せてんだよ!もっと槍兵とか骸骨とかいくらでも避けようあっただろ!
クラロワはフレーバーテキストひとつとっても、特性の説明だけでなくユニットの個性に応じたユーモアが散りばめられている。
一方サヴァスロはどこかで見たようなテンプレ文言のオンパレード。それだけならまだしも、国産なのにところどこど日本語がおかしい所まであるのが腹立たしい。
例)
→「転んでもただでは起きない」って言いたかったのかな?
他にもバトル画面中のスタンプ文言も丸パクリなのになぜか「グッドゲーム」はないとか、DRAW用のリアクションがなくて引き分けなのに毎回負けモーションを見せられて萎えたりとか、別端末でプレイする際は毎回引き継ぎの操作を求められる超前時代的設計とか、このゲームにユーザー満足度というものは存在しないのだと思う。
いろいろ書いたが、とにかく後発で丸パクリなのに新しいゲームスキームを切り拓いたクラロワへのリスペクトが一切感じられないのが本当に頭にくるし、残念だ。LoVのリソース流用して人気のスキームなぞれば売れるやろ的な浅はかな企画意図と、ただそれに従うだけでオリジナリティを一切発揮しようとしない開発側の思考停止が透けて見えるようで悲しくなる。愚直に本家をトレースして同レベルのところまで磨きあげ、そこからアイデアを足せばよかったではないか。せっかくこんな面白いゲームをお手本にしているのだから。
最近の例でいえば、中国が作ったアズールレーンは艦これのコンセプトを踏襲しつつ、「顧客が本当に欲しかったもの」みたいな仕上がりを実現した。後発だったらあれくらいやって然るべきだ。日本企業がやっていることといえば、フィンランドの生んだあの美しいゲームに特許でイチャモンつけたり(グリーの敗訴を心から願う)、劣化コピーを作ったりするばかり…そりゃ後進国って言われるよ…。
クラロワのファンであるがゆえに殊更クソに映るサヴァスロだが、ユニットやフィールドの特性に丸パクリでない部分もわずかにはあるし、ブラウニーとかママリリちゃんとか、かわいいユニットがいるという極めて少ないアドバンテージもあるので、ぜひ奮起して「面白いゲーム」になるか今すぐサービス終了してください。
物質的なものではなく霊的存在が唯物的要素から独立しているというのなら
蟻が人間の霊を持ってても全然いいでしょって話をしてるんだけど
でも実際そうならないのは人間の大脳皮質の性質と容量が人間の意識を形作っているハードウェアなのは明らかで
じゃあ魂は肉体・脳みそのソフトウェアであると考えるのが自然でしょうが
今は電子顕微鏡や観測方法が発達したからシナプスの結合強度が記憶を司っていることや
各種脳部位がどんな役割を持っているのか解明できたわけだけど
これを知らない時代は心臓に宿っていたと考えられていたときもあった
つまり霊的存在というのは今魂に対する観測方法が無い故に産まれたエーテルの概念と同じであって
重力波だって観測するまではあるかどうか分からんから観測できてすごいって話になってんだから
例え類似な個体同士でソフトウェアが似ててもそこにはつながりが発生してないってことじゃん。
そこらへんに歩く蟻とかに人間の魂が入っていてもいいはずでしょ。
でも人間の脳持ってないから無理でしょ。思いっきり唯物でしょ。
霊とかフワフワした言葉ではなくて、
科学的に検証できない意識や魂を持たないゾンビとの比較からの差異を行うわけだけど、
未だかつてそんなやつはいないんだから前提からして間違えてるでしょ。
脳みそがあって生きていれば意識を持つという物に左右される反応しか未だに世界は見せてないけど。
俺が即物的だと判断するのは今の科学技術で魂を観測できてないだけ考えているから。
今の時代でさえどんどん観測できていなかった粒子や重力波を観測していってる。
観測はまだまだ未発達の段階であって、
今霊的存在と言われる意識もまだ観測できる領域に到達してないと考えるのは不自然ではない。
むしろ現実で成立しないような哲学的ゾンビを論じる方が都合のいい解釈の仕方だと捉える。
脳の機能的問題よりも霊的な問題の解明の方が大切だというのを広めたのは大変素晴らしいが
受精卵増田とか読んでてもそうだけど魂の発現そのものが思いっきり物質に左右されてるじゃん。
物覚えが付く時期が人によって違うのも、脳の発達が思いっきり意識と記憶に影響してるからじゃん。
唯物じゃん。
「おい異世界さ行ぐんだで!」
二人はトラックの目の前に飛び出して、鮪が釣り上げられたように跳ねて、嫌な思い出を抱え込んでいる故郷の街を見下していた。――女神は腫れ上がる程吸い尽くしていた乳房を女中ごと捨てた。メイド服はおどけたように、色々にひっくりかえって、天蓋付きのベッドへと投げ出された。女神は身体一杯酒臭かった。
異世界の文字列を巾広く並べたステータス表示や、ロード中らしく液晶を斜めから何度も叩かれてでもいるように、思いッ切り小刻みに揺らいでいるのや、クエスト表示、現在HP、大きな釦のようなスキルアイコン、飛蚊症のように目線の先をせわしなく追いかけるHUD、喧々とざわめいている亜人種やエールや空中に浮いている何か特別なマジックアイテム……。エーテルの具合でマナが風の元素となびいて、ムっとする酒場の臭いを送った。ドラゴンのガラガラという声が、時々エーテルを伝わって直に響いてきた。
この冒険者ギルドのすぐ手前に、(多分これぐらい書いておけば、はてブで見たときには「……」から先にはもっとずっと長ーい文章が続いていると思って誰かクリックしてくれるだろう。正直一発ネタでしかないからもう飽きた。ダルい。)
俺が少数派なのかもしれないけど、
「なんでそっちに行くかな」という傾向が散見されるので吐き出しとく。
2作や3作なら別にいんだけど、
やたら出るんだわこれ。
そして、これを出されるのって、俺的には全然嬉しくない。
何が問題か、もう少し詳しく述べる。
「アイテムボックス」については、どれだけ便利かは誰にでも判るだろう。
・金華銀貨入れ放題。
・モンスターの「素材」入れ放題。
・戦利品入れ放題。
ご丁寧にも、「中に入っている物は腐らない」とかいうオプション付きの作品もある。
物凄くファイナルファンタジー的だが、おそらく発想がゲーム的だからこういうアイテムを出すのに抵抗がないのだろう。
作者的にも色々な事を考えなくて良いのが凄く楽なのだろう。
なにしろ、野外でもダンジョン内でも新鮮な食材と調味料と鍋とフライパン使って調理した温かい食事が食べ放題。
華奢な女の子達連れて、ほぼ手ぶらで数週間旅することもできる。
そんなもんがあったら、異世界サバイバルの醍醐味もクソもないだろ。
冒険って、人類の生存圏を離れて、未踏の危険地帯に踏み込んでくもんじゃないのかよ。
経験者に話を聞きに行ったり、書物をあさったりして事前に目的地や経路の情報集めてさ、
地図をにらみつつ、連れてくメンバーから危険度やキャンプ地を考え併せつつルート設計して、踏破にかかる時間、予算を算出してさ、
必要な装備の中から、更に人数とサイズ・重量を考慮して限られた荷物に含められる絶対必要なものや代替手段を厳選してさ、
旅のついでに更に収益を増やすために受注可能なクエストを考えてさ、
旅の途中も、定期的に小休止と大休止とってさ、
食料の残量チェックしてさ、
天気を予想して雨に備えてさ、
雨が降ったら荷物濡らさないように注意したり雨宿りしたりしてさ、
怪我人病人が出たら、パーティ分割や撤退も視野に入れて難しい判断してさ。
お祭りの準備や裏方作業って、お祭りを見物するより楽しかったりしない?
そりゃゲームだったらね?
そういう面倒くさいことすっとばして、ポーションとエーテルとテント99個持って、開始10分でフィールドに飛び出したいだろうよ。
「重さが増えすぎると移動速度が落ちて、体力と気力もどんどん落ちて」とか説明書にかかれてたら、
そりゃ、うわぁ面倒くせぇって気にもなるだろうよ。
ゲームなら。
そこで手抜きしてどーすんだよ。
インディ・ジョーンズに無限容量のアイテムボックス持たせたいと思うか?
「準備? 俺にはチート能力がある」って感じで何も考えずにアイテムボックス持ってダンジョンに突撃した挙句、経済破壊しかねないほどの財産を一回の冒険で手に入れちゃってさあ。
そんでどーすんだよ。
「次の冒険」もクソもねえだろ。そりゃエタるよ。
そんなだから、戦闘と料理とデートシーンくらいしか描写するもんがなくなるんだろうが。
「ステータスウィンドウ」と「明かりの灯った階段付きダンジョン」と「回復魔法」についても同じように言いたいことは溜まり溜まってるけど、
もう長くなったからいいや。
どにかく。
ゲーム作る時に、そうした方が楽だから存在してるだけのものだ。
クソみたいに安易な設定に頼ってないで、作者はもっと苦労しろ。
調べろ。想像力働かせろ。頭使って考えろ。
いまだに十戒や二十則を「踏むべき手順」として持ち出してくるって、うみねこでミステリ知識止まってる人か?
それはともかくファンタジーとミステリの相性が悪いというのはあながち間違ってないし、
ループもの×ミステリはミステリ史的には「SFミステリ」に分類されるものだったと思う。
ミステリ読者には事件や探偵の前に「厳格なルールづくり」にプライオリティを置く人が多くて
そういう人たちが「ファンタジーミステリはなんでもありだからダメなんだ」と言う
こういう人たちの主張にも一理ある
ファンタジーとミステリをかけ合わせた作品には「ルール設定」をぼかしているものが多い
あんまりその世界独自のルールをカチカチに固めちゃうと読んでる読者の方が「お前の決めたルールやんけ」と白けてきちゃうし
じゃあ逆に現実世界の物理法則やロジックにそった解決へもっていくと「ファンタジーの世界観にした理由がわからない」と文句がつく。
どっちにしろ、負け戦なわけだ。
しかしその困難を乗り越えてファンタジーミステリを書いてる人は多いわけで
魔法が発達してヴィクトリア朝以前の宮廷文化が保持された並行世界のイギリスで密室殺人が起きる。
当然「犯人は魔法を使って殺したのでは?」みたいな疑惑が持ち上がるわけだけれど……。
このミステリで使われた「魔法世界でミステリをやるときのメソッド」は良くも悪くもその後のファンタジー・ミステリの規範になった。
西澤保彦『七回死んだ男』
主人公である少年の偏屈な金持ちの祖父が殺された……と思ったら次の日に何事もなかったかように殺害日の朝に逆戻り。
少年はなんとか祖父を助けようとするんだけどその度にバリエーション豊かに殺されていく。
どうやったら殺人を防ぐことができるのか? そもそもなぜループするのか。
魔法使い版『11人いる!』というか『そして誰もいなくなった』というか
魔法世界で起こる殺人を扱った作品としては『魔術師が多すぎる』を彷彿とさせるが
アニメ化もされたんだっけ?
割合「剣と魔法」系ファンタジーミステリとしては最高傑作の部類に入るとおもう
特筆すべきは「その世界でのロジック」にちゃんと拘っているにもかかわらず
ちゃんと読んでて納得させられるというか、「お前の決めたルールやんけ」感が少ないこと
物理法則をファンタジー寄りに、ロジックを現実世界よりに構築したのが成功の原因ではないかな
いわゆるスチームパンクの世界観でミステリやるやつで分類的にはSFミステリでもある
「おまえの胸先三寸やんけ」にやや傾きがちなところもあって、それで批判されがちだけど
『人間の顔は食べづらい』は『ソイレント・グリーン』、『東京結合人間』は『ムカデ人間』と
みもふたもない……もとい親しみのあるホラー設定の世界でガチ本格を作る若手随一の実力派。
異世界本格のロジックは今後、この人の作品を基礎にしていくとおもう。
設定のセンセーショナルさに反していまいち弾けきれない部分があったが、最近刊『人間の顔は食べづらい』でネクストステージへ到達
「剣と魔法」でもホラーでもSFでもない、童話ファンタジー風の世界観を基礎にしたガチ本格が特徴。
みためはかわいらしいが、倫理のタガが外れたヤバいキャラや話が多い
マストリードは『スノーホワイト』。『白雪姫』に出てくる鏡がもし現実に存在したら……を天のはてまで突き詰めた傑作だ。
吸血鬼や狼男の存在する20世紀初頭のイギリスで繰り広げられる大活劇
ミステリとファンタジーとアクションのバランスがとれていて、わりあい読みやすい
残りの190数冊はどこかって?
ふふ、それは君たちの頭のなかに眠っているのさ。。。