はてなキーワード: 疾風とは
ある日の超暮方(ほぼ夜)の事である。一人の下人が、クソデカい羅生門の完全な真下で
雨やみを気持ち悪いほどずっと待ちまくっていた。
馬鹿みたいに広い門の真下には、この大男のほかに全然誰もいない。ただ、所々丹塗の
びっくりするくらい剥げた、信じられないほど大きな円柱に、象くらいある蟋蟀が一匹とまっている。
クソデカ羅生門が、大河のように広い朱雀大路にある以上は、この狂った男のほかにも、激・雨やみをする巨大市女笠や
爆裂揉烏帽子が、もう二三百人はありそうなものである。それが、この珍妙男のほかには全然誰もマジで全くいない。
何故かと云うと、この二三千年、京都には、超巨大地震とか破壊的辻風とか最強大火事とか
極限饑饉とか云うエグすぎる災が毎日つづいて起こった。そこでクソ広い洛中のさびれ方は
マジでもう一通りとかそういうレベルではない。旧記によると、クソデカい仏像や文化財クラスの仏具をものすごいパワーで打砕いて、
その丹がベッチャベチャについたり、金銀の箔がもうイヤになっちゃうくらいついたりした木を、路ばたに親の仇のようにメチャメチャつみ重ねて、
薪の料に売りまくっていたと云う事である。クソ治安がいいことで知られる洛中がその始末であるから、
正気を疑うレベルでデカい羅生門の完全修理などは、元より誰も捨てて顧る者がマジで全然なかった。
するとそのドン引きするくらい荒れ果てたのをよい事にして、クソヤバい狐狸がドンドン棲む。世界最強の盗人が6万人棲む。
とうとうしまいには、マジで悲しくなっちゃうくらい全然引取り手のないきったない死人を、この門へ猛ダッシュで持って来て、
超スピードで棄てて行くと云う習慣さえ出来た。そこで、日の目が怖いくらい全然まったく見えなくなると、誰でもメチャメチャ気味を悪るがって、
この門の近所へはマジでビックリするくらい足ぶみをしない事になってしまったのである。
その代りまた超凶悪な鴉がどこからか、億単位でたくさん集って来た。昼間見ると、
その鴉が何万羽となく輪を描いて、クソ高い鴟尾のまわりを鼓膜破壊レベルの音量で啼きながら、
亜音速で飛びまわっている。ことに門の上の空が、夕焼けで思わず目を疑うくらいあかくなる時には、
それが胡麻をえげつない量まいたようにはっきり見えた。鴉は、勿論、頭おかしいくらいデカい門の上にメチャクチャ大量にある死人の肉を、
気が狂ったように啄みに来るのである。――もっとも今日は、刻限がハチャメチャに遅い(ほぼ夜)せいか、
マジで一羽も見えない。ただ、所々、ほぼ崩れかかった、そうしてその崩れ目にメチャメチャ長い草の森のごとくはえ倒したクソ長い石段の上に、鴉のえげつなく臭い糞が、
点々と白くこびりついているのが見える。下人は七千万段ある石段の一番上の段に、
洗いざらしてほぼ透明になった紺の襖の尻を据えて、右の頬に出来まくった、クッソ大きな面皰を気にしながら、
メチャメチャぼんやり、とんでもない豪雨のふりしきるのを眺めていた。
作者はさっき、「下人が雨やみをメチャメチャ待っていた」と書いた。しかし、
下人は激烈豪雨がやんでも、格別どうしようと云う当てはマジで全然ない。ふだんなら、
勿論、クソ強い主人のえげつなくデカい家へ帰る可き筈である。所がその糞主人からは、四五日前に
暇を出し倒された。前にも書いたように、当時ただでさえ最低最悪のゴミの掃き溜めである京都の町は一通りならず
衰微しまくって本当に惨めな感じになっていた。今この最強にヤバい下人が、永年、犬のごとくこき使われていた主人から、暇を
出されたのも、実はこの大衰微のクソしょぼい小さな小さな余波にほかならない。だから
「下人が雨やみをメチャメチャ待っていた」と云うよりも「クソヤバい豪雨にふりこめられた
下人が、マジで全然行き所がなくて、超途方にくれていた」と云う方が、完全に適当である。
その上、今日の空模様も少からず、この平安朝のヤバい下人のUltimet-Sentimentalisme of the Godsに影響した。申の刻下りからふり出した大雨は、
いまだに上るけしきが全然かけらもない。そこで、のちに剣聖と呼ばれる最強の下人は、何をおいても
差当り明日の暮しをメチャメチャどうにかしようとして――云わば絶望的にどうにもならない
事を、どうにかしようとして、悲しくなるくらいとりとめもない考えをたどりながら、
さっきからアホみたいに広い朱雀大路にふる豪雨の音を、聞くともなく
聞いていたのである。
豪雨は、トチ狂ったクソデカさの羅生門をつつんで、メチャメチャ遠くから、ざあっと云う轟音をあつめて来る。
夕闇は次第に空をびっくりするほど低くして、見上げると、超巨大門の超巨大屋根が、斜につき出した
超巨大甍の先に、ドチャクソ重たくうす暗い雲を嫌になるくらい支えまくっている。
どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいる
遑は本当にマジでまったくない。選んでいれば、築土の真下か、道ばたの土の真上で、超苦しい饑死を
するばかりである。そうして、このガチで世界一デカい門の上へ猛スピードで持って来て、
選ばないとすれば――巨大下人の考えは、何度も寸分たりとも違わず完全に同じ道を低徊した揚句に、
やっとこの局所へ逢着した。しかしこの「すれば」は、マジでいつまでたっても、
結局「すれば」であった。クソザコ下人は、手段を選ばないという
事をエグ肯定しながらも、この「すれば」のかたをつけるために、当然、
その後に来る可き「世界最強の盗人になるよりほかに仕方がない」と云う事を、
下人は、意味わからんくらいクソ大きな嚔をして、それから、死ぬほど大儀そうに立上った。南極かってくらいに夕冷えの
する世界最悪の罪の都京都は、もう火桶が8億個欲しいほどのガチえげつない寒さである。暴風は信じられないほどデカい門の巨柱と
巨柱との間を、クソヤバい濃さの夕闇と共にマジで全然遠慮なく、吹きぬけまくる。丹塗の超巨大柱に
下人は、頸を人間の限界を超えてちぢめながら、山吹の汗袗に無理やり重ね倒した、紺の襖の肩を
物理的にありえない動きで高くしてクソデカ門のまわりを見まわした。雨風の患のない、人目にかかる
惧のない、一晩メチャメチャ楽にねられそうな所があれば、そこでともかくも、クッソ長い夜を
明かそうと思ったからである。すると、幸い超巨大門の上の宮殿並みにデカい楼へ上る、幅の
バカ広い、これも丹をキチガイみたいに塗りたくった梯子が眼についた。上なら、人がいたに
しても、どうせ臭くてきったない死人ばかりである。下人はそこで、腰にさげた巨大な聖柄の
大太刀が鞘走らないように気をつけ倒しながら、藁草履をはいた巨大な足を、
それから、何百分かの後である。クソデカ羅生門の楼の上へ出る、幅のアホみたいに広い
梯子の中段に、一人の巨大な男が、猫のように身をちぢめまくって、ヤバいくらい息を
殺しながら、上の容子を窺っていた。楼の上からさす大火炎の目を灼く光が、
かすかに、その男の右の頬をぬらしている。えげつなく短い鬚の中に、とんでもなく赤く膿を
持った巨大な面皰の大量にある頬である。巨下人は、始めから、この上にいる者は、
臭死人ばかりだと高を括っていた。それが、梯子を二三千段上って見ると、
上では誰か燃え盛る大火をとぼして、しかもその大火をそこここと疾風のごとき
速さで動かしているらしい。これは、そのドブのように濁った、この世の理を超えて黄いろい光が、すべての隅々に
巨大人食い蜘蛛の巣をかけた天井裏に、激しく揺れながら映ったので、メチャすぐにそれと
知れたのである。この豪雨の夜に、このクソデカ羅生門の上で、世界すら灼く業火を
ともしているからは、どうせただの者ではない。
下人は、巨大な守宮のように足音をぬすんで、やっとクソ急な梯子を、一番上の
段まで這うようにして上りつめた。そうして体を出来るだけ、紙のように平に
しながら、頸を出来るだけ、ろくろっ首のごとく前へ出して、恐る恐る、巨大な楼の内を
覗いて見た。
見ると、地の果てまで広がるがごとき楼の内には、噂に聞いた通り、幾つかの山のように巨大な死骸が、無造作に
棄ててあるが、業火の極光の及ぶ範囲が、思ったよりクソ狭いので、数は
幾つともわからない。ただ、おぼろげながら、知れるのは、その中に
完全に全裸の死骸と、メチャクチャ高級な着物を着まくった死骸とがあるという事である。勿論、中には
女も男もまじっているらしい。そうして、その死骸は皆、それが、
捏ね倒して造った人形のように、口をヤバイくらい開いたり手をキロ単位で延ばしたりして、
ごろごろ床の上にころがっていた。しかも、肩とか胸とかの山くらい
高くなっている部分に、ぼんやりした猛火の光をうけて、クソ低くなっている
部分の影を一層超死ぬほど暗くしながら、永久に唖の如く黙っていた。
下人は、それらの超ビッグ死骸のメチャメチャくっせえ腐爛した最悪の臭気に思わず、鼻を掩って掩って掩いまくった。しかし、
その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を完全に忘れ尽くしていた。あるハチャメチャに強いクソデカ
感情が、ほとんどことごとくこの最強男の嗅覚を奪ってしまったからだ。
下人の巨眼は、その時、生まれてはじめてその激臭死骸の中に蹲っている最低最悪醜悪人間を見た。
檜皮色のきったねえ着物を着た、ノミのように背の低い、ナナフシのように痩せこけた、白銀髪頭の、豆猿のような
老婆である。その老婆は、右の手に大火炎をともした最高級松の巨大木片を持って、
その大死骸の一つの巨顔を覗きこむように眺め倒していた。髪の毛のクソ長い所を見ると、
下人は、六〇〇分の恐怖と四〇〇分の知的好奇心とにつき動かされ続けて、暫時(七十二時間)は呼吸を
するのさえ忘れていた。旧記の記者の語を全て丸々借りれば、「頭身の剛毛も一生太り続ける」
ように感じまくったのである。すると糞老婆は、高級松の大木片を、床板の間に
狂ったように挿して挿して挿し倒して、それから、今まで眺め続けていた大死骸の首に両手をかけると、
丁度、大猿の親が大猿の子の虱を全部とるように、そのバカ長い髪の毛を一〇〇〇〇本ずつ抜きはじめた。髪は手に奴隷のように従って抜けるらしい。
その髪の毛が、一〇〇〇〇本ずつ抜けるのに従って、下人の腐りきった心からは、恐怖が
少しずつ完全に消えて行った。そうして、それと完全にピッタリ同時に、この老婆に
対する想像を絶するはげしい憎悪が、少しずつ動いて来た。――いや、この糞老婆に
対すると云っては、語弊がありすぎるかも知れない。むしろ、この世に存在しうるありとあらゆる悪に
対する巨大な反感が、一分毎に強さを等比級数的に増して来たのである。この時、誰かが
この最強正義の体現たる下人に、さっき門の真下でこの性根の腐ったドブ男が考えていた、超苦しい饑死をするか
世界最強の盗人王になるかと云う世紀の大問題を、改めて持出したら、恐らく清廉潔白超高潔下人は、マジで何の未練の
カケラもなく、本当にめちゃめちゃ苦しい饑死を選んだ事であろう。それほど、この男の中の男のあらゆる悪を世界一憎む心は、
大馬鹿で学のない下人には、勿論、何故糞老婆が死人の髪の毛を抜くか本当に一切わからなかった。
従って、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいかマジでまったく全然
知らなかった。しかし馬鹿下人にとっては、この豪雨の聖夜に、このクソデカ羅生門の真上
で、大死人のぬばたまの髪の毛を抜くと云う事が、それだけで既に絶対に許すべからざる
世界最低の悪の中の悪であった。勿論、クソアホ下人は、さっきまで自分が、世界一の大盗人王になる気でいた
事なぞは、とうの昔に忘れきっていたのである。
そこで、下人は、両足に剛力を入れまくって、超いきなり、大梯子から三千里(約一万二千メートル)上へ
飛び上った。そうして世界最高の名刀と謳われる聖柄の大太刀に手をかけながら、超大股に老婆のど真ん前へ
歩みよった。老婆が死ぬほど驚いたのは云うまでもない。
老婆は、一目下人を見ると、まるで攻城弩にでも弾かれたように、天高く
飛び上った。
「おのれ、どこへ行く。」
最強下人は、雑魚老婆が大死骸全てに無様につまずきまくりながら、可哀想なくらい慌てふためいて逃げようとする
行手を完全に塞いで、こう罵りまくった。糞老婆は、それでも神速で巨大下人を
つきのけて行こうとする。剛力下人はまた、それを絶対に行かすまいとして、
ものすごい力で押しもどす。二人は巨大死骸のまん真ん中で、しばらく、完全に無言のまま、
つかみ合った。しかし勝敗は、宇宙のはじめから誰にでも完全にわかっている。下人は
とうとう、老婆の腕を馬鹿力でつかんで、無理にそこへ叩きつけるようにねじ倒した。丁度、軍鶏の
脚のような、本当に骨と皮ばかりの細腕である。
「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」
下人は、老婆を全力でどつき放すと、いきなり、大太刀の鞘を瞬間的に払って、白いミスリル鋼の
芸術品のように美しい色をその眼の前へつきつけた。けれども、極悪老婆は完全におし黙っている。両手を
わなわな高速でふるわせて、強肩で息を切りながら、眼を、眼球がまぶたの外へ完全に
飛び出そうになるほど、ありえないくらい見開いて、唖のように執拗く黙っている。これを
見ると、最強下人は始めて明白にこの糞老婆の生死が、全然、自分の完全なる自由意志にまったく
支配されていると云う事をめちゃくちゃ意識しまくった。そうしてこの超意識は、今まで
けわしく燃えさかっていた巨大憎悪の心を、いつの間にか絶対零度まで冷ましてしまった。後に
残ったのは、ただ、ある大仕事をして、それが超円満にめちゃくちゃうまく成就した時の、
人生最高の安らかな得意と大満足とがあるばかりである。そこで、有能下人は、老婆をはるか高みから
見下しながら、少し声を柔らげてほとんど聞き取れないほどの超早口でこう云った。
「己は検非違使の庁の役人などでは断じてない。今し方この巨門の真下を
通りかかった旅の者だ。だからお前に縄をかけまくって、どうしようと
云うような事は神仏に誓って絶対にない。ただ、今時分この巨大門の真上で、何を
して居たのだか、それを己に話しまくりさえすれば最高にいいのだ。」
すると、糞老婆は、超見開いていた眼を、構造的にありえない形で一層大きくして、じっと
その下人のブッサイクで気持ちの悪い巨大な顔を見守った。まぶたの超赤くなった、凶暴肉食最恐鳥のような、
めちゃくちゃ鋭い眼で見まくったのである。それから、本当に醜い皺で、ほとんど、鼻と一つになったタラコ
唇を、何か金剛石のごとく硬い物でも噛んでいるように動かした。極細い喉で、針のように尖った喉仏の
動いているのが見える。その時、その喉から、凶鴉の啼くような汚い声が、
喘ぎ喘ぎ、下人の大耳へ伝わって来た。
「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、巨大鬘にしようと思うたのじゃ。」
天下無双の無敵下人は、老婆の答が存外、めちゃくちゃ平凡なのに自殺したくなるくらい本当に失望した。そうして極限まで失望すると
同時に、また前の強烈な殺意を内包した本気の憎悪が、氷のように冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へ大量に
はいって来まくった。すると、その超メチャメチャ剣呑な気色が、先方へもテレパシーのごとく完全に通じ倒したのであろう。
雑魚老婆は、片手に、まだ大死骸の頭から奪いまくったバカ長い抜け毛を大量に持ったなり、
蟇のつぶやくようなクソ小声で、口ごもりながら、こんな事を云った。
「成程な、死人の髪の毛を抜くと云う事は、何ぼう滅茶苦茶に悪い最低の事かも知れぬ。
じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい
人間ばかりだぞよ。現在、わしが今、髪を抜いた女などはな、八岐大蛇を
四寸ばかりずつに切って干したのを、干巨大怪魚だと云うて、太刀帯の陣へ
売りに往んだわ。大疫病に五回かかって死ななんだら、今でも毎日売り
に往んでいた事であろ。それもよ、この女の売る干巨大怪魚は、味が頬が落ちるほど本当によいと云う
て、太刀帯どもが、絶対に毎日欠かさず菜料に買いまくっていたそうな。わしは、
この女のした事が人類史に残るほどに悪いとはまったく思うていぬ。せねば、とてつもなく苦しい饑死をするのじゃて、
仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も超悪い
事とは全然思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、超苦しい饑死をするじゃて、
マジ仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その本当に仕方がない事を、よく
知っていたこの極悪女は、大方わしのする事も大目に見まくってくれるであろ。」
巨大下人は、大太刀を瞬きの間に鞘におさめて、その大太刀の美しい柄を左の手でおさえながら、
死ぬほど冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、メチャメチャ赤く頬に膿を大量に
持った超大きな面皰を気にしまくりながら、聞いているのである。
しかし、これを聞いている中に、下人の史上空前に邪悪な心には、あるクソデカい勇気が生まれて来た。
それは、さっきクソデカい門の真下で、この腑抜けカス男には全く欠けていた勇気である。
そうして、またさっきこの馬鹿でかい門の真上へ瞬間的に上って、この老婆を人間離れした動きで捕えた時の
勇気とは、全然、完全に反対な方向に動こうとするデカ勇気である。下人は、超苦しい
饑死をするか大盗人王になるかに、まったく一瞬たりとも迷わなかったばかりではない。その時の
この最低男の心もちから云えば、苦しい苦しい饑死などと云う事は、ほとんど、考える
事さえ出来ないほど、意識の完全な外に追い出され倒していた。
「きっと、そうか。」
老婆の話が完ると、下人はメチャメチャ嘲るような声で念を押しに押した。
そうして、一〇〇〇足前へ出ると、不意に右の手を面皰から七尺離して、老婆の襟上を
神速でつかみながら、噛みつくようにクソデカい声でこう云った。
「では、己が完全引剥をしようとまったく恨むまいな。己もそうしなければ、二時間後に饑死をする体なのだ。」
韋駄天の異名をとる下人は、目にも止まらないほどすばやく、老婆の着物を完全に剥ぎとった。それから、丸太のように太い足に
しがみつこうとする老婆を、超手荒く死骸の上へ蹴飛ばし倒した。梯子の
口までは、僅に五千歩を数えるばかりである。下人は、剥ぎとった
檜皮色の着物をわきにかかえて、マジでまたたく間に死ぬほど急な梯子を夜のドン底へ
かけ下りた。
しばらく、まさしく死んだように倒れていた糞老婆が、巨大死骸の中から、その全裸の
あまりに醜すぎる体を起したのは、それから本当に間もなくの事である。老婆は
つぶやくような、うめくようなクソうるさい声を立てながら、まだ太陽のように燃えさかっている火の
まばゆい光をたよりに、梯子の口まで、えげつないスピードで這って行った。そうして、そこから、
びっくりするほど短い白髪を倒にして、クソデカ門の真下を覗きこんだ。
https://anond.hatelabo.jp/20200611125508
https://read-assist-dxn.web.app/contents/rashomon_all_pc.html
(不倫じゃなくて)ミルトンの方の失楽園は比喩表現にクソデカ要素が詰め込まれているので面白いという話。
かっこいい平井訳を適当に抜粋していく(怒られるかな?この長さなら大丈夫だろう。あと改行は無視しているのでちゃんと楽しみたい人は買って読むように)
彼[=ベルゼブブ]がそう言い終わるか終わらぬうちに、早くも天使の長[=サタン]は岸辺に向かって歩いていた。天井の火で鍛えられたずっしりと大きく丸い彼の楯は、いかにも重々しく背後に投げかけられていたが、両肩に懸っているその楯の茫々たる円形は、さながら月そっくりであった−−そうだ、例のトスカナの科学者[=ガリレオ]が、斑点だらけの表面に何か新しい陸地か河か山を発見しようと、望遠鏡を通し、夜ともなればフィエゾレの山頂から、というよりヴァルダノから眺めているあの月の球面そっくりであった。
そしてガリレオを出しくるあたりのスケール感も別の意味ででかい。学説が異端視されて自宅に囚われの身となっているガリレオが遥か遠くの月にを眺めて自由に思索を巡らせる、というなかなか情緒ある描写。でも、その天才ガリレオの自由な思索の動き回る領域である月、これがただの楯!サタン、あまりにデカい。
彼は携えていた槍を(これまた、これに比べれば、巨大な旗艦のマスト用にと、ノルウェイの山中から伐り出されるいかなる亭々たる松の大木も、小さな棒切れにしか過ぎなかったが)、杖代わりに用いて身を支えながら、
息もつかせぬクソデカ描写が続く。この時代は、西欧諸国が帆船で全世界に進出した大航海時代の後、軍艦としてよりゴテゴテとしたでっかい船が作られて、各国の主要な戦力として重視されていた頃。その中でも旗艦と言えば大将とかが乗る船で一番デカイ船。それが棒切れになるようなデカイ槍、それをサタンは杖にしちゃう。サタン、強そ〜〜。
炎炎たる地面を、かつて紺碧の天上を歩いた時の足取りとは似ても似つかぬ不安な足取りで、歩いていった。円蓋のようにただ火、火、火で掩われた灼熱の世界が、これでもかといわんばかりに、彼の体を苛んだ。にもかかわらず、彼はこれに耐えに耐え、ついに、焔をあげて燃えている火の海の岸辺に辿りつき、すっくと立ちはだかり、依然として天使の姿を保っている麾下の軍勢に、大声で呼びかけた。
一面火の灼熱の世界(地獄)、きびし〜〜。その中を歩き抜くサタン、つえ〜〜〜。
虚脱したもののように、累々と横たわっている彼らの様子は、亭々と聳えるエルトリアの森がこんもりと樹形をおとす当たり、ヴァロムプローサの流れに散りしく秋の枯葉、さながらであった。それとも、−−かつてエジプトの王プシリスに率いられた軍勢が、約束に背き、憎悪にかられて、ゴセンに住んでいたイスラエル人を追跡し、結局紅海の怒涛に飲まれてしまい、その漂う死骸と破壊された戦車の残骸を、安全に対岸にたどり着いていたイスラエル人が眺めたことがあったが−−その航海の岸辺を荒れ狂う疾風を武器としてオリオンが襲ったとき、その一帯に散乱詩流れ漂った菅の葉のようであった、とでもいおうか。意気沮喪した敗残の戦士たちが、火の海を蔽うて幾重にも重なり合い、横たわっている姿はまさしくそのようであった。そして自分たちの無残な変化に、ただ驚愕しているのみであった。
サタンは大声で叫んだ。地獄のうつろな深淵は、隅々までそれに反響した。「王者よ、権力者よ、勇者よ、今でこそ失われたりといえども、かつてはお前たちのものであった天国の栄華よ!そうだ、天国は失われたといわれなければならぬ、もしこのような恐慌状態に永遠の霊を有するお前たちが陥っているとすれば!............目を覚ますのだ!起き上がるのだ!さもなくば、永久に堕ちているがよい!」
もう単にアジとしてかっこいい。「永遠」ないし「永久」(eternal)という時間的クソデカの天丼もある。
彼らはこの声を聞き、恥じ、翼を拡げて飛び立った。
その有り様は不寝番の任務についていた連中が、つい眠り込んでいるところを恐ろしい上官に見つけられ、未だ目を覚ますか覚まさないうちに、慌てふためいて起き上がり、右往左往するのに似ていた。彼らも、自分たちの置かれている窮状を認めないわけではなく、痛烈骨を噛む苦痛を感じていないわけでもなかった。だが、統率者の声に翕然として直ちに従った
すげ〜数のすげ〜奴らをここまで恐れさせるサタンさんまじぱねえっす。
−−その数、実に無数。エジプトを災禍が襲った日、アムラムの子[=モーセ]がその力強い杖を国土の四方に向かって揮い、東風の流れに乗った国運のような蝗の大軍を呼び寄せると、その大群は神を冒瀆して憚らぬパロの全領土を黒々と夜の如く蔽いかくし、ナイル河の全域を暗黒に包み込んでしまったことがあるが、その時の蝗の大群と同じぐらい、悪しき天使たちの群れも無数であった。それが、上から、下から、四方八方から、吹き出す焔に囲まれながら、地獄の天蓋の下を匆々に飛び回っていた。
はいはい、多い多い。はいはい、焔ね。はいはい、みんな元気元気。まーたモーセ、話がデカイ。でも蝗。
やがて、彼らを統率していた偉大な大帝がその槍を高く掲げ、所定の進行方向を示すかの如く幾度かそれを打ち振ると、それが合図となって、天使の軍勢は整然と均衡を保ちつつ硬い硫黄の上に降りたち、あたり一面の平地を埋め尽くす…。この雲霞の如き大群に比べれば、繁殖力豊かな「北国」の冷たい腰から生まれた蛮族が、ライン川を超え、打ニュー部側を超え、さらに怒涛のように南下し、はてはジブラルタルの南から灼熱のリビアの砂漠地帯にいたるまで展開して行ったときのあの大軍などは、とうていものの数ではなかった。地上に降りたつや否や、直ちに、あらゆる軍団、あらゆる隊から、その司令や隊長が一斉に最高指揮者の立っている場所へと急いで集まってくる。いずれも、人間の姿を遥かに凌ぐ神々しくかつ英雄然たる姿、格好で堂々たる王者の風を示している。かつては天国において、それぞれの王座についていた権力者だったのだ。
ある日の超暮方(ほぼ夜)の事である。一人の下人が、クソデカい羅生門の完全な真下で雨やみを気持ち悪いほどずっと待ちまくっていた。
馬鹿みたいに広い門の真下には、この大男のほかに全然誰もいない。ただ、所々丹塗のびっくりするくらい剥げた、信じられないほど大きな円柱に、象くらいある蟋蟀が一匹とまっている。クソデカ羅生門が、大河のように広い朱雀大路にある以上は、この狂った男のほかにも、激・雨やみをする巨大市女笠や爆裂揉烏帽子が、もう二三百人はありそうなものである。それが、この珍妙男のほかには全然誰もマジで全くいない。
何故かと云うと、この二三千年、京都には、超巨大地震とか破壊的辻風とか最強大火事とか極限饑饉とか云うエグすぎる災が毎日つづいて起こった。そこでクソ広い洛中のさびれ方はマジでもう一通りとかそういうレベルではない。旧記によると、クソデカい仏像や文化財クラスの仏具をものすごいパワーで打砕いて、その丹がベッチャベチャについたり、金銀の箔がもうイヤになっちゃうくらいついたりした木を、路ばたに親の仇のようにメチャメチャつみ重ねて、薪の料に売りまくっていたと云う事である。クソ治安がいいことで知られる洛中がその始末であるから、正気を疑うレベルでデカい羅生門の完全修理などは、元より誰も捨てて顧る者がマジで全然なかった。するとそのドン引きするくらい荒れ果てたのをよい事にして、クソヤバい狐狸がドンドン棲む。世界最強の盗人が6万人棲む。とうとうしまいには、マジで悲しくなっちゃうくらい全然引取り手のないきったない死人を、この門へ猛ダッシュで持って来て、超スピードで棄てて行くと云う習慣さえ出来た。そこで、日の目が怖いくらい全然まったく見えなくなると、誰でもメチャメチャ気味を悪るがって、この門の近所へはマジでビックリするくらい足ぶみをしない事になってしまったのである。
その代りまた超凶悪な鴉がどこからか、億単位でたくさん集って来た。昼間見ると、その鴉が何万羽となく輪を描いて、クソ高い鴟尾のまわりを鼓膜破壊レベルの音量で啼きながら、亜音速で飛びまわっている。ことに門の上の空が、夕焼けで思わず目を疑うくらいあかくなる時には、それが胡麻をえげつない量まいたようにはっきり見えた。鴉は、勿論、頭おかしいくらいデカい門の上にメチャクチャ大量にある死人の肉を、気が狂ったように啄みに来るのである。――もっとも今日は、刻限がハチャメチャに遅い(ほぼ夜)せいか、マジで一羽も見えない。ただ、所々、ほぼ崩れかかった、そうしてその崩れ目にメチャメチャ長い草の森のごとくはえ倒したクソ長い石段の上に、鴉のえげつなく臭い糞が、点々と白くこびりついているのが見える。下人は七千万段ある石段の一番上の段に、洗いざらしてほぼ透明になった紺の襖の尻を据えて、右の頬に出来まくった、クッソ大きな面皰を気にしながら、メチャメチャぼんやり、とんでもない豪雨のふりしきるのを眺めていた。
作者はさっき、「下人が雨やみをメチャメチャ待っていた」と書いた。しかし、下人は激烈豪雨がやんでも、格別どうしようと云う当てはマジで全然ない。ふだんなら、勿論、クソ強い主人のえげつなくデカい家へ帰る可き筈である。所がその糞主人からは、四五日前に暇を出し倒された。前にも書いたように、当時ただでさえ最低最悪のゴミの掃き溜めである京都の町は一通りならず衰微しまくって本当に惨めな感じになっていた。今この最強にヤバい下人が、永年、犬のごとくこき使われていた主人から、暇を出されたのも、実はこの大衰微のクソしょぼい小さな小さな余波にほかならない。だから「下人が雨やみをメチャメチャ待っていた」と云うよりも「クソヤバい豪雨にふりこめられた下人が、マジで全然行き所がなくて、超途方にくれていた」と云う方が、完全に適当である。その上、今日の空模様も少からず、この平安朝のヤバい下人のUltimet-Sentimentalisme of the Godsに影響した。申の刻下りからふり出した大雨は、いまだに上るけしきが全然かけらもない。そこで、のちに剣聖と呼ばれる最強の下人は、何をおいても差当り明日の暮しをメチャメチャどうにかしようとして――云わば絶望的にどうにもならない事を、どうにかしようとして、悲しくなるくらいとりとめもない考えをたどりながら、さっきからアホみたいに広い朱雀大路にふる豪雨の音を、聞くともなく聞いていたのである。
豪雨は、トチ狂ったクソデカさの羅生門をつつんで、メチャメチャ遠くから、ざあっと云う轟音をあつめて来る。夕闇は次第に空をびっくりするほど低くして、見上げると、超巨大門の超巨大屋根が、斜につき出した超巨大甍の先に、ドチャクソ重たくうす暗い雲を嫌になるくらい支えまくっている。
どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいる遑は本当にマジでまったくない。選んでいれば、築土の真下か、道ばたの土の真上で、超苦しい饑死をするばかりである。そうして、このガチで世界一デカい門の上へ猛スピードで持って来て、きったない犬のように超速で棄てられてしまうばかりである。選ばないとすれば――巨大下人の考えは、何度も寸分たりとも違わず完全に同じ道を低徊した揚句に、やっとこの局所へ逢着した。しかしこの「すれば」は、マジでいつまでたっても、結局「すれば」であった。クソザコ下人は、手段を選ばないという事をエグ肯定しながらも、この「すれば」のかたをつけるために、当然、その後に来る可き「世界最強の盗人になるよりほかに仕方がない」と云う事を、積極的に肯定するだけの、莫大な勇気が出ずにいたのである。
下人は、意味わからんくらいクソ大きな嚔をして、それから、死ぬほど大儀そうに立上った。南極かってくらいに夕冷えのする世界最悪の罪の都京都は、もう火桶が8億個欲しいほどのガチえげつない寒さである。暴風は信じられないほどデカい門の巨柱と巨柱との間を、クソヤバい濃さの夕闇と共にマジで全然遠慮なく、吹きぬけまくる。丹塗の超巨大柱にとまっていた象サイズの蟋蟀も、もうどこかへ行ってしまった。
下人は、頸を人間の限界を超えてちぢめながら、山吹の汗袗に無理やり重ね倒した、紺の襖の肩を物理的にありえない動きで高くしてクソデカ門のまわりを見まわした。雨風の患のない、人目にかかる惧のない、一晩メチャメチャ楽にねられそうな所があれば、そこでともかくも、クッソ長い夜を明かそうと思ったからである。すると、幸い超巨大門の上の宮殿並みにデカい楼へ上る、幅のバカ広い、これも丹をキチガイみたいに塗りたくった梯子が眼についた。上なら、人がいたにしても、どうせ臭くてきったない死人ばかりである。下人はそこで、腰にさげた巨大な聖柄の大太刀が鞘走らないように気をつけ倒しながら、藁草履をはいた巨大な足を、そのバカでかい梯子の一番下の段へ渾身の力でふみかけた。
それから、何百分かの後である。クソデカ羅生門の楼の上へ出る、幅のアホみたいに広い梯子の中段に、一人の巨大な男が、猫のように身をちぢめまくって、ヤバいくらい息を殺しながら、上の容子を窺っていた。楼の上からさす大火炎の目を灼く光が、かすかに、その男の右の頬をぬらしている。えげつなく短い鬚の中に、とんでもなく赤く膿を持った巨大な面皰の大量にある頬である。巨下人は、始めから、この上にいる者は、臭死人ばかりだと高を括っていた。それが、梯子を二三千段上って見ると、上では誰か燃え盛る大火をとぼして、しかもその大火をそこここと疾風のごとき速さで動かしているらしい。これは、そのドブのように濁った、この世の理を超えて黄いろい光が、すべての隅々に巨大人食い蜘蛛の巣をかけた天井裏に、激しく揺れながら映ったので、メチャすぐにそれと知れたのである。この豪雨の夜に、このクソデカ羅生門の上で、世界すら灼く業火をともしているからは、どうせただの者ではない。
下人は、巨大な守宮のように足音をぬすんで、やっとクソ急な梯子を、一番上の段まで這うようにして上りつめた。そうして体を出来るだけ、紙のように平にしながら、頸を出来るだけ、ろくろっ首のごとく前へ出して、恐る恐る、巨大な楼の内を覗いて見た。
見ると、地の果てまで広がるがごとき楼の内には、噂に聞いた通り、幾つかの山のように巨大な死骸が、無造作に棄ててあるが、業火の極光の及ぶ範囲が、思ったよりクソ狭いので、数は幾つともわからない。ただ、おぼろげながら、知れるのは、その中に完全に全裸の死骸と、メチャクチャ高級な着物を着まくった死骸とがあるという事である。勿論、中には女も男もまじっているらしい。そうして、その死骸は皆、それが、かつて、生きていた人間だと云う事実さえ疑われるほど、土を捏ね倒して造った人形のように、口をヤバイくらい開いたり手をキロ単位で延ばしたりして、ごろごろ床の上にころがっていた。しかも、肩とか胸とかの山くらい高くなっている部分に、ぼんやりした猛火の光をうけて、クソ低くなっている部分の影を一層超死ぬほど暗くしながら、永久に唖の如く黙っていた。
下人は、それらの超ビッグ死骸のメチャメチャくっせえ腐爛した最悪の臭気に思わず、鼻を掩って掩って掩いまくった。しかし、その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を完全に忘れ尽くしていた。あるハチャメチャに強いクソデカ感情が、ほとんどことごとくこの最強男の嗅覚を奪ってしまったからだ。
下人の巨眼は、その時、生まれてはじめてその激臭死骸の中に蹲っている最低最悪醜悪人間を見た。檜皮色のきったねえ着物を着た、ノミのように背の低い、ナナフシのように痩せこけた、白銀髪頭の、豆猿のような老婆である。その老婆は、右の手に大火炎をともした最高級松の巨大木片を持って、その大死骸の一つの巨顔を覗きこむように眺め倒していた。髪の毛のクソ長い所を見ると、多分傾国の美女の死骸であろう。
下人は、六〇〇分の恐怖と四〇〇分の知的好奇心とにつき動かされ続けて、暫時(七十二時間)は呼吸をするのさえ忘れていた。旧記の記者の語を全て丸々借りれば、「頭身の剛毛も一生太り続ける」ように感じまくったのである。すると糞老婆は、高級松の大木片を、床板の間に狂ったように挿して挿して挿し倒して、それから、今まで眺め続けていた大死骸の首に両手をかけると、丁度、大猿の親が大猿の子の虱を全部とるように、そのバカ長い髪の毛を一〇〇〇〇本ずつ抜きはじめた。髪は手に奴隷のように従って抜けるらしい。
その髪の毛が、一〇〇〇〇本ずつ抜けるのに従って、下人の腐りきった心からは、恐怖が少しずつ完全に消えて行った。そうして、それと完全にピッタリ同時に、この老婆に対する想像を絶するはげしい憎悪が、少しずつ動いて来た。――いや、この糞老婆に対すると云っては、語弊がありすぎるかも知れない。むしろ、この世に存在しうるありとあらゆる悪に対する巨大な反感が、一分毎に強さを等比級数的に増して来たのである。この時、誰かがこの最強正義の体現たる下人に、さっき門の真下でこの性根の腐ったドブ男が考えていた、超苦しい饑死をするか世界最強の盗人王になるかと云う世紀の大問題を、改めて持出したら、恐らく清廉潔白超高潔下人は、マジで何の未練のカケラもなく、本当にめちゃめちゃ苦しい饑死を選んだ事であろう。それほど、この男の中の男のあらゆる悪を世界一憎む心は、老婆の床に挿しまくった最高級松の大木片のように、超勢いよく燃え上り出していたのである。
大馬鹿で学のない下人には、勿論、何故糞老婆が死人の髪の毛を抜くか本当に一切わからなかった。従って、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいかマジでまったく全然知らなかった。しかし馬鹿下人にとっては、この豪雨の聖夜に、このクソデカ羅生門の真上で、大死人のぬばたまの髪の毛を抜くと云う事が、それだけで既に絶対に許すべからざる世界最低の悪の中の悪であった。勿論、クソアホ下人は、さっきまで自分が、世界一の大盗人王になる気でいた事なぞは、とうの昔に忘れきっていたのである。
そこで、下人は、両足に剛力を入れまくって、超いきなり、大梯子から三千里(約一万二千メートル)上へ飛び上った。そうして世界最高の名刀と謳われる聖柄の大太刀に手をかけながら、超大股に老婆のど真ん前へ歩みよった。老婆が死ぬほど驚いたのは云うまでもない。
老婆は、一目下人を見ると、まるで攻城弩にでも弾かれたように、天高く飛び上った。
「おのれ、どこへ行く。」
最強下人は、雑魚老婆が大死骸全てに無様につまずきまくりながら、可哀想なくらい慌てふためいて逃げようとする行手を完全に塞いで、こう罵りまくった。糞老婆は、それでも神速で巨大下人をつきのけて行こうとする。剛力下人はまた、それを絶対に行かすまいとして、ものすごい力で押しもどす。二人は巨大死骸のまん真ん中で、しばらく、完全に無言のまま、つかみ合った。しかし勝敗は、宇宙のはじめから誰にでも完全にわかっている。下人はとうとう、老婆の腕を馬鹿力でつかんで、無理にそこへ叩きつけるようにねじ倒した。丁度、軍鶏の脚のような、本当に骨と皮ばかりの細腕である。
「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」
下人は、老婆を全力でどつき放すと、いきなり、大太刀の鞘を瞬間的に払って、白いミスリル鋼の芸術品のように美しい色をその眼の前へつきつけた。けれども、極悪老婆は完全におし黙っている。両手をわなわな高速でふるわせて、強肩で息を切りながら、眼を、眼球がまぶたの外へ完全に飛び出そうになるほど、ありえないくらい見開いて、唖のように執拗く黙っている。これを見ると、最強下人は始めて明白にこの糞老婆の生死が、全然、自分の完全なる自由意志にまったく支配されていると云う事をめちゃくちゃ意識しまくった。そうしてこの超意識は、今までけわしく燃えさかっていた巨大憎悪の心を、いつの間にか絶対零度まで冷ましてしまった。後に残ったのは、ただ、ある大仕事をして、それが超円満にめちゃくちゃうまく成就した時の、人生最高の安らかな得意と大満足とがあるばかりである。そこで、有能下人は、老婆をはるか高みから見下しながら、少し声を柔らげてほとんど聞き取れないほどの超早口でこう云った。
「己は検非違使の庁の役人などでは断じてない。今し方この巨門の真下を通りかかった旅の者だ。だからお前に縄をかけまくって、どうしようと云うような事は神仏に誓って絶対にない。ただ、今時分この巨大門の真上で、何をして居たのだか、それを己に話しまくりさえすれば最高にいいのだ。」
すると、糞老婆は、超見開いていた眼を、構造的にありえない形で一層大きくして、じっとその下人のブッサイクで気持ちの悪い巨大な顔を見守った。
まぶたの超赤くなった、凶暴肉食最恐鳥のような、めちゃくちゃ鋭い眼で見まくったのである。それから、本当に醜い皺で、ほとんど、鼻と一つになったタラコ唇を、何か金剛石のごとく硬い物でも噛んでいるように動かした。極細い喉で、針のように尖った喉仏の動いているのが見える。その時、その喉から、凶鴉の啼くような汚い声が、喘ぎ喘ぎ、下人の大耳へ伝わって来た。
「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、巨大鬘にしようと思うたのじゃ。」
天下無双の無敵下人は、老婆の答が存外、めちゃくちゃ平凡なのに自殺したくなるくらい本当に失望した。そうして極限まで失望すると同時に、また前の強烈な殺意を内包した本気の憎悪が、氷のように冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へ大量にはいって来まくった。すると、その超メチャメチャ剣呑な気色が、先方へもテレパシーのごとく完全に通じ倒したのであろう。雑魚老婆は、片手に、まだ大死骸の頭から奪いまくったバカ長い抜け毛を大量に持ったなり、蟇のつぶやくようなクソ小声で、口ごもりながら、こんな事を云った。
「成程な、死人の髪の毛を抜くと云う事は、何ぼう滅茶苦茶に悪い最低の事かも知れぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい人間ばかりだぞよ。現在、わしが今、髪を抜いた女などはな、八岐大蛇を四寸ばかりずつに切って干したのを、干巨大怪魚だと云うて、太刀帯の陣へ売りに往んだわ。大疫病に五回かかって死ななんだら、今でも毎日売りに往んでいた事であろ。それもよ、この女の売る干巨大怪魚は、味が頬が落ちるほど本当によいと云うて、太刀帯どもが、絶対に毎日欠かさず菜料に買いまくっていたそうな。わしは、この女のした事が人類史に残るほどに悪いとはまったく思うていぬ。せねば、とてつもなく苦しい饑死をするのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も超悪い事とは全然思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、超苦しい饑死をするじゃて、マジ仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その本当に仕方がない事を、よく知っていたこの極悪女は、大方わしのする事も大目に見まくってくれるであろ。」
巨大下人は、大太刀を瞬きの間に鞘におさめて、その大太刀の美しい柄を左の手でおさえながら、死ぬほど冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、メチャメチャ赤く頬に膿を大量に持った超大きな面皰を気にしまくりながら、聞いているのである。しかし、これを聞いている中に、下人の史上空前に邪悪な心には、あるクソデカい勇気が生まれて来た。それは、さっきクソデカい門の真下で、この腑抜けカス男には全く欠けていた勇気である。そうして、またさっきこの馬鹿でかい門の真上へ瞬間的に上って、この老婆を人間離れした動きで捕えた時の勇気とは、全然、完全に反対な方向に動こうとするデカ勇気である。下人は、超苦しい饑死をするか大盗人王になるかに、まったく一瞬たりとも迷わなかったばかりではない。その時のこの最低男の心もちから云えば、苦しい苦しい饑死などと云う事は、ほとんど、考える事さえ出来ないほど、意識の完全な外に追い出され倒していた。
「きっと、そうか。」
老婆の話が完ると、下人はメチャメチャ嘲るような声で念を押しに押した。そうして、一〇〇〇足前へ出ると、不意に右の手を面皰から七尺離して、老婆の襟上を神速でつかみながら、噛みつくようにクソデカい声でこう云った。
「では、己が完全引剥をしようとまったく恨むまいな。己もそうしなければ、二時間後に饑死をする体なのだ。」
韋駄天の異名をとる下人は、目にも止まらないほどすばやく、老婆の着物を完全に剥ぎとった。それから、丸太のように太い足にしがみつこうとする老婆を、超手荒く死骸の上へ蹴飛ばし倒した。梯子の口までは、僅に五千歩を数えるばかりである。下人は、剥ぎとった檜皮色の着物をわきにかかえて、マジでまたたく間に死ぬほど急な梯子を夜のドン底へかけ下りた。
しばらく、まさしく死んだように倒れていた糞老婆が、巨大死骸の中から、その全裸のあまりに醜すぎる体を起したのは、それから本当に間もなくの事である。老婆はつぶやくような、うめくようなクソうるさい声を立てながら、まだ太陽のように燃えさかっている火のまばゆい光をたよりに、梯子の口まで、えげつないスピードで這って行った。そうして、そこから、びっくりするほど短い白髪を倒にして、クソデカ門の真下を覗きこんだ。外宇宙には、ただ、黒洞々たる極夜があるばかりである。
結論から先に書きましたが、めちゃくちゃ面白いゲームだったんですよボーダーブレイク。
知ってますボーダーブレイク?セガがゲーセンでシャイニングフォースシリーズはやらそうとして、その前に同じ筐体シリーズで前例出しとこうと日本で全然流行る気配のないTPSゲームを出したら流行りすぎてシャイニングフォースに客が全然つかなかった伝説のゲームです。
全盛期(Ver.1.5稼働初期)はどのゲーセンでも20人待ちとかなんかおかしかったです。20分で500円飛ぶのに。ガンダムの絆といい勝負でしたね。あっちは既存の超強いIPでしたけど。なーんの前身もない新規IPが訳の分かんない利益出したもんだから業界騒然だったみたいです。人によっては月に20万くらいつぎ込んだとかなんとか。
そんなゲームもプレイヤーは社会人になりゲーセンに運ぶ足は遠のき、筐体そのままで10年もやれば限界って話で2019年9月9日の10周年で幕を閉じたわけです。
それが家庭用が出るってもんだからまあお祭りですよ。受注生産の専用コントローラーは目標の3000台は一瞬で達成。何万台売れたんでしょうね。オープンベータテストも10VS10と人数が多いにもかかわらず、すごい速さでマッチング。本稼働も一瞬で30万ダウンロード達成し、もはや大勝利は確定してるといっても過言ではなかったんですが、
もう大失敗ですよね。ボダブレプレイヤーゲームに金出すことを惜しまない連中ばっかりだから1万人でも運営維持できてますけど、ゲーセンアクティブ10万人くらいいたんですよ。それ本当か?自信なくなってきた。
ゲーセンにわざわざ足を運んでプレーする人がそんなにいたのに、家に帰ればゲームができる状況でそれって。
原因は対戦しかできないゲームで戦力に直結する部分をガチャにしたことです。
もうアホですよね。
アバターが課金メインのLOLとかPUBGとかオーバーウォッチとかが空前の売り上げを出してる現在において、戦力部分をガチャて。
対戦メインのゲームで戦力部分をガチャにすると、人口が減って面白くなくなってさらに人が減って負のスパイラルに陥るって前例がいくらでもあったのに。
プレイヤー増やすために基本無料にしたのに、課金部分で人口減少まっしぐらな施策とるって。
まあ最近になってようやくそうなった原因がわかってきましたよ。いや、前から分かってたんだけど確信に近くなってきたって意味で。
完全オリジナルを作ろうとして頓挫したやつを、f4samuraiが既存のシステムコピーしてガワだけ差し替えたやつだな。今もやってるなf4samraiよ。
こういうやつはたいてい失敗するんだが、なんとこのゲーム5年持ちました。長寿。
どうやらセガさん、このゲームのことを「成功モデル」と捉えてるようで、本家にもそれを導入すれば成功するだろうと考えてる節があります。
つける薬がない。
スマホゲーは当時でもそこそこレッドオーシャンで金を際限なく使う顧客をいかにとらえるかがカギでした。今も同じ。
その点でボーダー(ボーダーブレイクプレイヤーのこと。めんどくさいので以下全部ボーダー)は1日1万使うのがワンサカいたわけで。そこにスピンオフのゲームが来たわけです。
特に特別なことをしなくてもボーダーブレイクで金銭感覚がおかしくなってるボーダーはどんどん課金してくれます。
負けるわけがない。
要は5年持ったのは課金プレイヤーを捕まえただけであって、その課金モデルやゲーム性が優れていたわけではないのですサムライ〇ね(合言葉)
ほぼf4samraiが運営してセガはあまりかかわっていない雰囲気を出したのも要因かもしれないですね。
ガチャは「信頼をお金に換える」システムなので、その向く先を別会社にして本体無傷。実際はセガがコントロールしていたとは思いますが。
このガチャの「信頼をお金に換える」のをよくわかってるのが任天堂ですね。スマホゲーでも任天堂単独のものはほぼ課金ガチャがありません。協力会社があるところはどんどん入れてます。そっちに怒りが向くようにしてるんですな。あくどい!
話がそれましたけど、ようはこのスピンオフ側の要素がどんどん本家に侵食してきてるんですよ。やばい。
猛毒がある地域で活動するため耐性がある人しかなれず、耐性がある人は毒をもっていると思われて著しく差別されている、などすごい重い要素を含んだミリタリー要素がふんだんに含まれた世界観に
とか
「ボーダーになるためのアカデミー」(めっちゃ差別される職業に就くための学校ってなんだよ)
だとか、スピンオフ側のすごく緩い世界が侵食してきてます。たすけて。
いいんですよ。スピンオフなスマホゲーはカジュアルな世界でも。ボーダーどもは完全に別ゲーと思ってるんで思い入れはないし、変なキャラがいくら出てきても怒りゃしませんサムライは〇ね(ヘイトはセガに向かないし)
逆はいかんでしょ逆は。100歩譲って世界が侵食してくるの許しても、課金システムやらゲーム性を輸入してくるな。それらが優秀だったわけじゃねーぞ?
対戦ゲームで戦力の部分をガチャにすると、それを取れなかったやつがやらなくなる原因になりえるんだぞ。わかってんのか!?(ガンフロントはコミュゲー)
セガが勘違いしたせいでガチャゲーと化したボーダーブレイクにおいて、罵倒が毎日のようにセガに向かって飛んでいます。
青木プロデューサーが掲げた「共創」も罵倒扱いです。プレイヤーが創る要素、皆無。
モモタニはもうしゃべらないほうがいいです。
本エントリーは
・対戦ゲーなら戦力と無縁の部分で課金を煽れ
18:30 色々言われたので追加した。対象は基本的に独断と偏見。札取れなさそうなやつは排除。ダメなとこあったらダメだって思ってて。
1:15 読み札の50音順に並び替えた。手動で。とても苦労した。苦労したので味わって読んでくれ。
それが声優! 真澄と、俺(注2)
嫁かめぐみか
青二プロダクション(注8)
(注2:それが声優! は声優の浅野真澄さんと同人で書き、アニメ化もされました)
(注3:ブルーシードのEDは林原めぐみさんの曲で、畑健二郎さんは林原めぐみさんが大好き)
(注4:林原めぐみが好きな人は大月俊倫も大好きに決まってる)
(注5:奥さんの浅野真澄が長年レギュラーをしていたアニスパは2015年に終了し、今はその枠でエジソンという番組がやってます)
(注6:アニスパの挨拶あにすぱっぷーはよなよなぱっぷーとして、鷲崎健のヨナヨナの方に引き継がれております(おるんだから注釈しれることに文句つけんな。鷲崎派だし俺。(いやまあ鷲崎派という言葉の字義を考えると伊福部派だけども)))
(注7:ゲームファンド ときめきメモリアルとは、ゲームソフト会社であるコナミが2000年に組成した投資信託。ときメモファンド[1][2]の通称で知られる。投資信託の形態は、バミューダ諸島籍オープンドエンド型契約型証券投資信託となっている。商品開発はみずほ証券[3]、発売元はマネックス証券[3]。やで)
この年末年始ングをセンシングに感じている感じの世の中、
昨年までは誰しもが思って止まない、
流石に疾風のように早すぎるだろうってことで
街のみんなは大ブーイング大不評だったの。
それが今年はないならないで寂しいわね。
例えばさ、
ネットでさあんたがたさどこかでさ掃除機とかさ買うとするじゃないさ、
まだ掃除機いかがっすか!ってあの言ってくる機械的な頓珍漢なグイグイ圧ないかしら?
パソコンで見ても携帯で見てもその広告の包囲網からは逃れられないのよね。
でも逆に言うと
買った途端に、
その広告が出てこなくなったら
セキュアなゾーンなのかも?
さっき見た広告もう一度見たかったけどブラウザバックしても見れなかった問題と
朝はサンドイッチ最高よね美味しいわ。
バナナとキウイとミカンと牛乳をハンドブレンダーでミックスして
ってこれはもうウォーターの類いではなく
ただのミックスジュースね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
○朝食:おにぎり
○昼食:力うどん
○夕食:ご飯、あおさ納豆、ツナ缶、減塩野菜たっぷり味噌汁(フリーズドライ)
○調子
はややー。
土日の休み明けに申し訳ないんだけど、ちょっと熱を出してしまい、仕事はおやすみした。
なんだけど、午前中にお薬もらいに行って、はややーって眠ったらすぐ治った。
はややん、はややん、はややー。
○お便り返信
FE覚醒では、同性婚はできないので、戦略上必要なキャラだけを組ませてますね。
ただ、このゲーム特定の女性キャラと、その女性キャラの子供達しか習得できない、疾風迅雷ってスキルが強すぎるので、
俺たちのむきゅーが帰ってきた!!!
はややーよりむきゅーにしてというような増田を見かけたので、1日だけ戻しました。
ストーリー攻略中、最後の島であるポニ島に到着するまでプレイ。
まだ途中なので、がっつり感想は書かないけど、リーリエが進化するところが、とてもとてもよかった。
不満はもちろんあるけど、今の所歴代で一番好きかも。
未プレイ。
ノー課金。
○ポケとる
ログボのみ。
ログボのみ。
○朝食:ヨーグルト
○昼食:助六
○調子
はややー。
若干、本当に若干だけど鬱の波がきてるようなので自愛したい。
(いや、ポケモンSM発売日とかそういうことじゃなくて、単にスケジュール的に取りやすいのが金曜日なだけでして……)
○FE覚醒
これこれ、こういうバランスでいいんだよ、頭とか使わずにガンガン敵を倒すのが爽快なんだよ。
目標は、テレパシーギラティナ、すりぬけミカルゲの二匹なので、まだまだ先は遠い。
ノー課金。
○ポケとる
ポケモンサファリが水タイプで一貫してるので、水タイプでメンバーを構成しようとしたら……
というわけで、まずはサファリの前に、メガカメックスのミッションカードをこなして、メガカメックスを使えるようにするため、ミッションカードを攻略。
メガスタート+制限時間アップみたいな組み合わせでもクリアできない!
め、メチャクチャシンドイ……
パズルポケモン-1を使ったろうかな、9000コインとかメチャクチャかかるけどさあ。
ログボのみ。
なんか六連が引けるらしいけど、興味なし。
○朝食:なし
○昼食:助六
○夕食:マクド
○調子
はややー。
月曜日はシンドイっすね。
だのに今日から新しいお仕事なのでドキュメントを読み込む眠くなる、お仕事でした。
○FE覚醒
第14章「蒼海に舞う炎」までクリア。
レベル上げしただけなんだけど、ダークペガサスの「疾風迅雷」ってスキルやばいな。
ちょっと何ていうか、スパロボとかGジェネみたいな育成したキャラで「無双」するタイプのゲームになったのかな? って思うぐらい、極端に強い。
第五世代(B2W2)にポケモンを送れるシューティングゲーム。
いや、今週末に第七世代(SM)が発売するのに、何を突然って感じなんだけど、めちゃめちゃ今更ながらテレパシーギラティナが欲しくてつい……
なんだけど、意外と先は長そうなので、地道に遊ぼうと思う。
ゲームコイン(3DSの歩数機能でもらえるゲーム内通貨)を使うシステムなのでゆっくりプレイしないといけないし。
ノー課金。
○ポケとる
ログボのみ。
ログボのみ。
昨日は渋谷の街も、
いろんな人がいて賑やか。
警察の人に道尋ねたら、
ただならぬ厳戒態勢というか、警官多いわねって感じ。
私はそんな中、
アップルボビングに挑戦!
樽桶に水張ってそこにリンゴを浮かべるの。
その樽桶で何人もの人が溺れて死んでいるわ。
命がけのゲームなの。
絶対よ。
最終具じゃなくて熱々の汁を顔にかけられちゃうとか、
今晩は、
おにぎり握って食べたわよ、
ケチャップを混ぜ込んで
でもさ、あれハロウィーンの本場、
アイルランドでは、
で、アメリカに伝わった途端、
カボチャを使おうって事でそれが定着したみたいよ!
すっかりもうカボチャウォーラーにすればよかったって思ったわ。
うっかりね。
すいすいすいようび~
http://anond.hatelabo.jp/20160920153436
「ご意見送信フォーム」(入力形式)より、下記の「ご意見送付に関するお願い、注意事項」に同意の上、入力・送信してください。
□ フォームの送信時には、個人情報保護のためSSLによる暗号化処理を施したデータ送 受信が行われます。
□ 他人を装った「なりすましメール」「いたずらメール」は固くお断りします。
とあり、できるならBPOに申し出すべき話だ。
川崎祭が思い出されてつらい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E6%86%B2%E6%AC%A1%E9%83%8E
ではあるんだけど、まず指摘するのは、元増田のメールが載っているという
意見の要旨
18禁のゲームソフトを題材にした過激なアニメを放送していいのか。局の姿勢に疑問を感じる。
夕方の時間帯のアニメなのに、全裸の少女が出てきたり、キスやセックスを思わせるような行為までする。もともと18禁のゲームソフトが原作のアニメであるし、深夜ならともかく、18時からの放送にはふさわしくない。
18禁のゲームソフトが元となっているアニメ。他局では深夜枠で放送されているのに、週末の夕方に放送するのはおかしい。時間帯に配慮すべきだ。
これは、要旨なんだけど、これ実際に元増田の手元に履歴が残ってる?記憶だけなんじゃないの?
例えばwebメールの捨てアカを使ったもので送信したとして、そして受け付けられたらキッチリ投稿者に送り返してくれるシステムだとしよう。
んで、
ようするに「エロゲー原作の新作アニメを月曜日午後六時に放送してしまった。視聴者がBPOに抗議メール。BPOがサンテレビに注意。サンテレビは以後、夕方の時間帯での新作アニメの放送を中止した」ということです。
ということだが、
http://www.bpo.gr.jp/?p=1927&meta_key=2003
でも、
多くの委員から「番組が3月で終了するにしても、他局が深夜の時間帯に放送しているのに、サンテレビジョンだけは、午後6時に放送しているが、この理由を当該放送局にぜひ聞いてほしい」という結論となりました。
となっている。
そもそもなんでサンテレビは一度断ったのに放送しちゃったのか、みたいなのはある。
話がちょっと変わるようだけど、何年頃からだったか憶えてないが、うち(大阪)では子どもの頃見ていたサンテレビとKBS京都、びわこ放送がアンテナの関係で見れなくなってしまってた。
元増田の兵庫県民の感覚では、複数だったUHF夕方アニメがテレビ大阪1択になっちゃった話なんだろうけど、それ以前に自分ちがそうなってたんで、あってもなくても違和感ないんだよな。
このあたりから、アニメが「子ども向け」から「アニオタ向け」へ明確に変わっていっており、青少年が「見たい」と思う、人気度のあるアニメというものが、2003年には、既に夕方に放送してOKなジャンルではなくなっていたんじゃなかろうか?
サンテレビでは当初、深夜枠でないと放送できない内容であることや当時の深夜枠に空きが無いことを理由に一度はソフトガレージへ放送見送りを打診したが、結局は18:00 - 18:30枠での放送を行った。そのため、放送後には視聴者から苦情が殺到し、BPOでも大きく取り上げられる珍事となった。関西の男子大生やPTAなどから「番組が子供が見るのには相応しくない露骨な性描写が含まれている」や「日露戦争を正当化している」といった苦情が寄せられ、番組の終了をもってサンテレビの同帯のアニメ番組枠は全て廃止された。その結果、テレビ大阪にUHF局アニメを放送する枠が新たに生まれることとなった。
がどうにも昨今のオタクらしい被害者じみた内容と、自分の記憶と違って違和感ある。
過度な視聴者クレームのせいでサンテレビのアニメ枠がなくなって、すっぽりテレビ大阪が奪ったような書かれ方だ。
そもそも、UHFの夕方アニメ枠はテレビ大阪にもあったんで、例えば
あとは
なんかを参考にしてほしい。
もう一つ指摘するなら、TVの性表現に関しては「深夜であっても子どもが録画するから見れてしまう」というちゃぶ台返しなクレームもある。
↓それだそれだ。
サンテレビ土曜深夜アダルトバラエティ枠 - baikoku_sensei のコメント / はてなブックマーク
ちょっと違うけど貼っておく。
サンテレビが制作し、独立UHF5局で放送されている深夜番組に対し、視聴者から複数の批判意見が寄せられた。
全編を通し、過激な内容満載の番組である。中学生や高校生も夜更かしをする週末の夜に、このようなポルノ同然の番組を放送する放送局の常識を疑う。
非常にわいせつなアニメーション画像や音声が流されている。ゲーム感覚で女性をいたずらする映像は、「性に対する健全な感覚」を歪める。青少年を悪い妄想に陥らせないようにして欲しい。
番組全体を通じて根底に流れる倫理観の欠如の問題だ。チャンネルを合わせれば受動的に見られる状況にある地上波での放送であり、深夜なら何をやっても良いというのは、放送全体に児童・青少年への配慮を求めた放送基準を理解していない。
それぞれの業界が自ら定めているルールに基づいた18禁ゲームやアダルトビデオの映像をそのままテレビで流すことは、そのルールを無視することであり、明らかに許されるべきではない。
青少年への影響というレベルを超えて、放送全体の品位を下げている。このような番組が公権力の介入の糸口になり、表現の自由が侵害されるきっかけにもなりかねない。
委員会としてはサンテレビに対し、視聴者意見および各委員の意見を記載したうえで次に掲げる事項について回答を求め、その回答を受けて次回委員会で再度審議することとした。