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はてなキーワード: 家庭裁判所とは

2018-02-17

anond:20180216231257

相手転職をしてない場合給与差し押さえ可能です。

不動産等所有している場合差し押さえはできます

賃貸場合敷金差し押さえもできます

これはわたくしが実際に弁護士に頼まずおこなったもので、法律家でなくても簡単にできます

家庭裁判所に問い合わせると丁寧に教えてくれます

諦めずに頑張ってください。

2018-02-16

全国のクズ男性朗報です

離婚した、もしくは離婚しそうな別居状態クズ男性朗報です。

生活費養育費慰謝料などは払う必要はありません。

踏み倒したほうが得です。

その理由説明します。

まず上記費用を一切払わなかった場合相手女性生活費要求するでしょう。

払いたくない場合、これは無視していいです。

そうすると次に相手は数十万円払って弁護士に依頼します。

そしてその弁護士から支払いの要求がきますが、これも無視して大丈夫です。

その後、家庭裁判所から裁判所にくるように連絡がきます

ここで多くの男性対応するでしょう。

しかし数回は行くという返事だけして行かなくてもデメリットはありません。

相手相手弁護士負担がかかるだけで、何の罰則もありません。

風邪ひいたとか仕事がどうとか、適当理由をつけてバックレましょう。

3回目くらいになると勝手判決的なものが決まってしまうかと思います

ここで初めて裁判所に出向き適当に話しましょう。

多くの場合は、生活費養育費を払うよう決定されるでしょう。

しかし支払いを無視してもたいした問題にはなりません。

相手弁護士裁判所から払えよという連絡はくるでしょうが無視しましょう。

次に相手がとる行動は差し押さえです。

10万円で1年間滞納すると120万円になります

差し押さえを防ぐために貯金給与振込の口座は変更しておきましょう。

一緒に生活していたころと違う口座を使えば多くの場合相手にばれません。

都道府県によっては興信所に依頼されるとバレますが、こちらのデメリットは少ないです。

せいぜい相手が手間と興信所への数十万円の費用を払うくらいです。

現金にして手元に置いておくのもいいと思います

また可能なら転職をするとまた相手興信所に依頼したりしないと給与振り込み元すらわからなくなるのでおすすめです。

ここでまた相手に数十万円の出費をさせることができます

実は差し押さえ妨害する行為違法です、刑事事件になります

でも安心してください

100万円そこそこの被害では警察はろくに動いてくれません。

相手女性警察相談しにいっても、自分でなんとかした方がいいと言われるのがオチです。

さら警察捜査に失敗し、本当に払えないという結論になった場合、今後の差し押さえや支払いも無効なるみたいです。

上記理由と事案の小ささから警察はろくに対応してくれないので安心です。

少なくとも神奈川県警はそんな感じですが、どこも同じようなものだと思います

一生懸命相手生活費を払うより、一時的休職する方がお得ですね。

仮に差し押さえをくらうなり、支払わなければいけない状況に追い込まれても、今まで踏み倒そうとしてきた罰則ほとんどありません。

ここまでで相手生活費慰謝料と同等程度のダメージを与えつつ、こちらのデメリットはかなり少ないです。

踏み倒しのデメリットはかなり少ないのがわかっていただけたでしょうか。

ここに書ききれていないことも多々あるのですが、だいたいは伝えられたかと思います

全ての人に離婚可能性がある以上、専業主婦になるのは多大なリスクが伴います

法律上結婚している間に稼いだお金平等にわけられるはずですが、実際は稼いでるいる人の方が圧倒的に有利です。

警察は守ってくれません。

裁判所って何のためにあるんだろうか。

[追記]

たくさんのコメントブックマークありがとうございます

想像以上に反応があって驚きました。

クズ男性限定の話じゃない、という意見について

しかに『クズ女性』にも当てはまります

ただお察しのとおり私が女性であるのと、世の中の多くの場合は (収入の多い) 男性が払う立場になるのでこう書きました。

性差別するつもりはありません。

不快にさせてしまった方には申し訳ないです。

クズを選んだお前が悪い、という意見について

結婚したとき全然クズじゃなかったです。

普通見抜けるものなのでしょうか。

みなさん人生で数百人の方と接してきたかと思いますが、このうち誰が今後犯罪を犯すか把握できているということでしょうか。

まれときからクズな人はあんまりいないと思います

同情してくださった多くの方へ

否定的意見もありますが、擁護してくださる意見も多くありました。

ただ吐き出したかっただけですが、書いてよかったです。

本当にありがとうございました

2018-02-08

anond:20180208054807

是非見ていただきたく。

後見人ウンヌンについても、是非確認してみてください。

東京なら「公益社団法人 家庭問題情報センター」というのもあって、電話なら無料相談できます

訪問するとお金はかかるよ。

東京以外にも類似場所はあります

家庭裁判所調査官が相談担当なので、法律面でも専門性のある支援が得られます

僕も行きましたが、ゆっくり話しを聞いてくれるので、とても心強かったです。

よければ電話してみてね。

2018-01-28

anond:20180128082747

ちょっと前の自分だなどうせ相手はこっちの話聞かないので離婚調停した方がいいよ

でも給料自分で前々から管理しておかないとだめだぞ。

自分給料全部渡して小遣い2.5万円(お昼の食費・散髪代・医療費交際費込み)、子供が生まれ子供との食事代もくれず

相手家が古いので修理するのももったいないし、子供も見てもらえるのでと相手実家をローンで建替え&同居、

建替え費用も高いといったら相手が出すからといってたが蓋をあけると折半相手家族からは援助なし

生活費自分相手折半、家のためといってた貯金もいつのまにか子供貯金

子供見てくれるといっていたのに結局幼稚園の送り迎えも相手が送り自分がお迎え、たまに迎えに行ってもらっても

自分が帰ると子供テレビも見せてもらえず夕食の準備で子供の世話もしてもらえず

同居から1年後に給料自分管理にしたら毎月の支払に給料以上を請求され

こっちから離婚しようと話をしたら離婚届渡されてローンの支払、親権財産分与の話もないので断ったら

また数か月後2回目の離婚届を渡されてまだ何も話し合いしてないのにと断ると

離婚協議書を渡され判を押してとのことまた断って11月末に家庭裁判所にいって離婚調停申し込みました。

12月末には家を追い出され今は実家住まいです。

んでこないだ調停の第1回目があったところ子供との面会はイベント来てもいいし宿泊じゃなければいいと調停員の前では言ってたのに

先週から面会の話をしても無視状態だよ。

2018-01-24

anond:20180124102921

学部による。

小説記述受験問題に使うリスク理解できるし、あまり良い問題ではないとは思う。

文学系の学部試験なら簡単すぎるしね。

一方で地方国立大教員公務員養成校の側面もあるし

この問題意図を、ある程度の範囲内で共有できないなら、

高等教育より前に必要教育サポートがある、と考えられてても仕方がないかも、とも思う。

極論ですけど、この問題母親の悲しみを読み取れない人が、もしも家庭裁判所に勤務したりするのは困る的な、というか…

2018-01-18

親が認知症になった時の不動産の売却

親が認知症になって施設に入ったかお金必要だし親の持ち家を売ってしまいたいって時、簡単には売れません。

認知症の人は意思表示ができない(意思無能力と言います)ので、売買契約が締結できないからです。

家庭裁判所に申立てて成年後見人を選任し、裁判所から居住不動産処分許可を得て、ようやく売却できます

この超高齢社会で今後頻発する問題だと思うのですが、あまり知られていない気がします。

2017-05-10

東大医学部・面会交流論文不正の有無の審議中

東大医学部の面会交流論文が、話題となっている。http://www.scirp.org/journal/PaperInformation.aspx?PaperID=74779&#abstract

DVを行ったとされる父親との面会交流を行っている子どものほうが、行っていない子どもよりも、ひきこもり抑うつなど、精神問題、行動上の問題を抱えやすい、という論文である

この論文は、フローレンス駒崎弘樹氏が3月末にそのブログで、面会交流によって子どもの心が壊される、という彼の主張を裏付ける「エビデンス」として紹介したことを皮切りに http://blogos.com/article/215491/4月末に行われた「当事者の声を国会へ」と題する衆議院第一会館での院内集会や、「「国連人権勧告の実現を!」実行委員会」による「第20回学習会 ハーグ条約と親子断絶防止法案http://jinkenkankokujitsugen.blogspot.jp 等でも取り上げられたようであり、さら5月5日には産経新聞にも紹介された。

まり、これは、現在国会議員らによって提出が検討されている「親子断絶防止法」の策定を左右しうる重要論文である

日本では、別居親と子どもの面会交流は、家庭裁判所が間にはい場合、月1〜2回、4時間程度できれば良い方で、高葛藤や面会拒否が強い場合は月1回に2時間未満のことが多いと思われる (参考: http://oyakonet.org/documents/report_h2308.pdf )。DVがあったとされる父親であれば、その頻度・時間さらに減少するだろうし、FPICのような第三者機関の補助を得て行うことがほとんどで、面会交流時にDVあるいはそれに近いような行為をすることは稀であると考えられる。父親子どもを愛おしく思い会うでのあるから、短い時間の中ではその子どもを喜ばせようとすることが多いであろう。そのような状況で父親に会うだけで、本当に子どもひきこもり抑うつ危険性が高まるというような因果関係が本当にあり得るのだろうか?

そこで、研究論文を読むことのできる有識者にこの論文を読んで学術的に評価してもらった。そうしたところ、この論文は、きちんとした学術研究レベルに達していないひどい代物であるようだ、ということがわかってきた。

そのポイントは以下のようなものである

1. 僅かなサンプル数で、混交要因が統制されていないどころか、記述もない

研究対象としている母親の数がわずか38名、面会交流を行っている子どもの数が19名、面会交流を行っていない子どもの数が30名と、この種の簡易なアンケート形式研究としてはNが圧倒的に少ない。混交要因の統制が全くなされていないどころか、群毎の基礎的統計記載すらない。各群の基礎的な数値(Demographic characteristics)が両群でまとめて書かれてしまっていて、分けて記載されていないのである。つまり母親学歴収入精神疾患罹患統計値、離婚の有無、別居からの経過年数、子どもへのDVの有無・程度などが、各群で分けて記載されていない。加えて、両親間の葛藤の強さ、裁判調停審判などの有無、なども混交要因として示されるべきであろう。これらの混交要因候補指標のうちいくつかについては、この程度の少ないNであれば、各群で偏りが出てしまうことのほうがむしろ普通である本来、これらは分けて記載すべきなのに分けてないということは、これらのどれかで差が存在してしまっているので、それを意図的隠蔽している可能性もかなりある推定される。対象被験者集団は非常にヘテロ集団で、僅かなサンプル数しか取得していないにも関わらず、これらの指標について群ごとに示していないようなものは、まともな調査研究と言えるレベルのものではない。

2. 極めて僅かな回数の面会交流

「面会交流を行っている子ども」が父親と面会交流を行っている頻度の平均が、なんと僅か平均2.2回/年。Nもたったの19名。そのSDが2.2でレンジが0.5回~6.5回/年。年間2.2回というのは半年に一回しか会わないということであり、年間0.5回の面会交流というのは2年で一回しか会わなかったということ。しかも、この研究では、DVをしていたとされる父親との引き離しからの平均年数が6.9年も経っているのである。仮になんらかのDVがあったとして、引き離し後に7年もたったあとの、そのような僅かな回数の面会交流が、引きこもり抑うつリスク統計的有意に上げることは、常識的に極めて考えにくい。

3. 回答者バイアス可能

この研究は、質問紙を使ったアンケート形式のもの。回答を行ったのは子ども本人ではなく、DVを受けたと称している母親最近のことであるので、当然、親子断絶防止法のことも知っている母親が多いであろう。回答者研究の(政治的な)目的を知った上でバイアスのかかった回答をしている可能性があり、そのような可能性を排除するような工夫が全くなされていない。

4. 恣意的被験者抽出可能

方法によると、リクルートされた69名の母親のうち、8名が「精神疾患罹患している」という理由で除外されている。除外されていない回答者の中にも精神問題がある人がいるようであるが、除外の明確な基準は何か?都合の良い恣意的な除外なのでは?また、回答した60人のうち、22人が、「質問に全部回答できていなかった」という理由で除外されている。合わせると実に35%もの被験者が除外されているのである。このような被験者数がごく僅かの調査において、全ての質問に回答しなかった、という理由のみで除外することが許容されるのか?この研究では、各質問について統計解析を行っているのみで、それらの統計を行う上で、「質問に全部回答する」ということは全く必要とは言えない。つまり、除外する必要がない人を多数除外しているのである。これは、後付で、そのように除外することによって「有意差」が得られるからではないのか?

5. 標準的ピアレビューがなされていない可能性が大

このジャーナルを出している出版社はいわゆるpredatory open access publisherに分類されている。以前、過去にどこかで発表された論文をたくさん集めて無断で掲載していたことをNature誌に報道されたこともあったり、意図的にでたらめな論文作成投稿された論文掲載してしまったり、無断で研究者編集長として掲載していたり、という前歴のある「ならずもの出版社」の一つ。 https://en.wikipedia.org/wiki/Scientific_Research_Publishing 当該の論文掲載しているOpen Journal of Nursingも編集長を調べると、教育しか行っていないような大学教員であり、責任著者としてはこの10年で1報しか論文を出していないような人である。このジャーナルは、医学生物学文献の権威あるデータベースPubMedにも、もちろん掲載されていない。この出版社ジャーナルではまともな査読がなされていない可能性がかなりあり、筆者らの所属大学を筆頭とする多くの日本大学が、この出版社をうまく利用してしまっている事実が指摘されている。https://science.srad.jp/story/15/12/07/0554222/

上記の各ポイントは他の標準的査読が行われている科学雑誌では指摘されるのが当然であり、普通はこのままでは受理はされない。であるからこそ、このような出版社ジャーナルから発表している可能性が高い。

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以上のような深刻な問題を抱えている論文であるため、その有識者は、この論文の著者にデータの開示や、群毎の基礎的統計提示を求めるなどの連絡を責任著者に対し行った。当初、責任著者からは何の返事も得られず、そのため、その責任著者の所属学科長にも連絡を行った。それでも何の返事も得られなかったため、所属大学の「科学研究における行動規範に係る不正行為に関する窓口(本部)」に通報を行った。

その通報根拠は以下のようなものである

文部科学省の「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/08/__icsFiles/afieldfile/2014/08/26/1351568_02_1.pdf

は、研究機関

研究者に対して一定期間研究データを保存し、必要場合に開示することを義務付ける規程を整備し、その適切かつ実効的な運用を行うこと」

義務付けている。

そして、当該論文の筆者らの所属大学

国立大学法人東京大学における研究活動上の不正行為の防止に関する規則

http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/reiki_int/reiki_honbun/au07410491.html

には

研究者は、研究活動正当性証明手段を確保するとともに、第三者による検証可能性担保するため、文書、数値データ画像等の研究資料及び実験試料、標本等の有体物(以下「研究資料等」という。)を別に定めるところにより適切に保存し、開示の必要性及び相当性が認められる場合には、これを開示するものとする。」

とある

当該論文は、国の立法に影響を及ぼすことを目的として各所で用いられているのであり、データとその解釈科学的に正当な疑義が提出されており、また開示しない特別理由もない以上、データ開示の必要性があるのは疑いがないところであろう。

まり、この定義によると、再三のデータ開示の求めにも応じず拒否し続ける責任著者らが、この規則違反しているとみなすこともできるであろう。つまり、この規則によれば、この論文の著者らは、ある種の不正行為を行っている可能性があることになるのである

この通報後、窓口担当者らは、本件について医学部長らと議論し、その結果、この論文責任著者はその有識者に回答のメールを送付した。しかしながら、その回答には、

倫理委員会承認された研究手続きを逸脱することになるのでデータは開示できない、

・混交要因の候補変数について両群で比較した結果、有意差はなかった(実際の統計値の提示は全く無し)、

・その他は、科学者コミュニティーオープン議論すべきなので、当該Journalにletters to the editorとして質問せよ、

との主旨の内容があるのみで、リクエストや指摘の重要ポイントについては、実質的な回答は全く得られなかった。

その有識者は、4月26日にその論文ウェブサイト上のコメント欄に上記ポイントについて書き込みをした上、議論を行うよう著者にメールにて依頼を行ったが、著者らからは、5月9日現在、何の返事や回答も得られていないとのこと。

http://www.scirp.org/journal/PaperInformation.aspx?PaperID=74779&#abstract

著者らの誠実な回答と、著者らの所属大学による速やかで適切な対応が期待される。

その有識者は、こんなことを言っていた。

科学の基本は「エビデンス」ではないのか?そしてその「エビデンス」とは、データのもののことではないのか?そのデータがなぜ有識者にすら提示できないのか?連結不可能匿名化されたデータであれば提示はできるであろうし、すくなくとも重要な混交要因候補について各群ごとの統計数値のテーブルくらいは提示すべきではないのか?

データ不在で第三者による検証ができないような「科学」は、もはや「科学」とはいえないのではないか。それは控えめに言って疑似科学さらに言えば、科学の名を借りたカルトである。そんなものに、国の立法が影響を受けること、そして多くの人々の生活が影響されることがあってはならない。」

・・・・・

以下、5月15日追記。

千田有紀教授より、

ブログ文章を読む限り、分析妥当性をめぐる疑問のように思われました。そういうことを、「不正」などと言ってはいけないと思います。」

との指摘をツイッター上でいただいた。 

しかし、このブログで指摘した不正可能性は「分析妥当性」についてではない。指摘したのは、リクエストに応じてデータを開示しないことについての不正可能である

論文著者らの大学の「不正行為の防止に関する規則」に

研究者は、研究活動正当性証明手段を確保するとともに、第三者による検証可能性担保するため、文書、数値データ画像等の研究資料及び実験試料、標本等の有体物(以下「研究資料等」という。)を別に定めるところにより適切に保存し、開示の必要性及び相当性が認められる場合には、これを開示するものとする。」

とあり、これに違反しているのではないか、という指摘である。この点、ご留意いただきたい。

・・・・・

以下、5月29日追記。

本日付け、中日新聞朝刊でも、当該研究が紹介された。

東京大学大学院研究グループが面会交流による子どもへの影響などを初めて調査した結果だ。」

「面会交流子どもにとって良いことだと言われるが、DVがあった別居親との面会では、こどもたちは長期にわたり悪影響を受けている。」

などと、面会交流子どもに悪影響を与えたと因果関係として紹介されている。

しかしながら、当該研究は単なる相関を調べた調査であり、しかも上記のように混交要因についてきちんと吟味されておらず、(仮にデータのものが正しかった場合でも)因果関係については主張することは極めて不適切である。相関と因果関係区別をしないという、基本的な誤りをおかしているといえる。

以下、6月28日追記。

春名氏による当該の論文サイト上での回答を受け、親⼦ネット中部共同親権法制運動の会、親⼦断絶防⽌法全国連絡会などが連名で、東京大学の窓口に不正疑惑の申立を正式に行った。

「全国連絡会は構成団体及び杉山弁護士石垣臨床心理士と連名で「春名めぐみ 東京大学大学院医学研究科准教授」の論文に対する下記申し立てを同⼤学科学研究⾏動規範委員会に対して行いました。」

東京大学による責任ある調査と回答が期待される。

2017-03-10

子を自分だけのものにできました日本最高

子の教育方針などで夫と口論するうち、子を夫と切り離し自分だけの好みの方針で育てるために離婚したくなった。

我ながら我が儘だけど。

もともと夫とソリが合わず孫の顔さえ見てればいい人たちだから実家は当然、全面的に私の味方。

しか初孫だったし。

それで思い切って、ものごころつく前の子を連れて実家に戻った。

実家サポートでいろいろ生活が成り立つようになったので、女性に寄り添い女性の言い分を通してくれることで有名な離婚弁護士さんに相談

その弁護士はすぐに、事細かく作戦を教えてくれた。

まずやるのは離婚調停ではなく、敢えて「婚姻費用分担調停」。

こんな内容を書く。

1. 一方的自分意見を通そうとする我が儘で暴力的な夫から激しい言葉DVを受けた

2. 子に対する具体的なDVはなかったが今後そのおそれは十分にあり、私に暴言を吐く姿を子が見てトラウマになっていること自体も含めて。子との面会は困難

3. 離婚は今のところ考えていない。婚姻費用の分担を求める



なぜこうするかはちゃんと理由があった。

離婚弁護士説明はこう。

1. は事実と異なるが、こう書けば大丈夫

家庭裁判所調停委員事実関係調査せず双方の主張を聞くだけ。

から反論は当然なされるが、参考にする程度。

明らかにこちらの言い分に嘘や矛盾があっても、それを指摘する夫の反論の激しさは「夫婦間の葛藤」の存在証明することになるので、むしろ好都合。

それだけでは不安であれば、婦人相談所にDV被害相談に行き「配偶者から暴力被害者保護に関する証明書」を発行してもらえばよい。

この証明書の発行には証拠不要事実確認はおろか夫側の見解聴取もない。

これは「相談があったことの証明」だが、実務的には「DVがあったことの証明」として役所裁判所通用する。

内閣府男女共同参画局通知 http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/kanrentsuchi/pdf/01/n_29_20140930.pdf ここには『この保護に関する証明書は、配偶者から暴力理由として保護した者に対して婦人相談所等が発行するものであり、配偶者から暴力があった事実証明するものではないことを、念のため申し添えます』と書いてあるが、調停委員が知らないばかりか家庭裁判所裁判官も知らないほど、この注記は知られていない。)

夫が裁判所で「そのようなDVはなかった」と証明することは不可能悪魔の証明)。

2.も事実と異なっても大丈夫

これから別居中にじっくりと子に夫の恐ろしさを教えておけばよい。試行面会の頃までには子が勝手に夫を怖がるようになってくれる。

どんなに夫が子煩悩だったとしても、3歳くらいまでの記憶は綺麗さっぱり消える(「幼児健忘症」。病気ではない)。

夫の写真も見せないようにする。仮に子が「パパは?」と訊いたとしても、キッと睨むだけで子は「この話を母親としてはいけないんだ」と学び、保護者である母親の気に入る子になる本能で、勝手父親を嫌いになる。

裁判所診断書を提出する必要はない。

からの激しい反論は当然なされるが、その激しさも「夫婦間の葛藤」の存在証明することになるのでむしろ好都合。

3.は実入りを少しでも大きくするため。

離婚をしてしまうと受け取れるのは養育費だけになるが、婚姻をかたちの上で継続しておけば相互扶養義務に基づく婚姻費用の分担を請求できる。

婚姻費用には養育費部分も含まれているので、養育費単独よりも金額が大きい。



このアドバイスのとおりにやってみると、面白いように周りが全部こちらの味方になってくれた。

誰も私を疑わない。

いや、疑う流れにはときどきなったけど、疑うそぶりを少しでも感じたら

「私を疑うなんて酷い」

と泣いてみせればその話はぜんぶ立ち消えになった。

私の言い分の嘘や矛盾を夫が長々と説明しても、どんな証拠が出てきても、「そんなことはない」と言えばいい。

そう言うだけの方が良いのだ。

証拠証拠になると不利なので、こちらから証拠を出さない」

という弁護士作戦ピタリと当たった。

から見ると私の主張は嘘や矛盾ばかり。

夫がどんなに苦労して物的証拠を出しても、裁判官調停委員はそれを採用せず、私の口頭の主張ばかり採用する。

子には何年も会わせてもらえない。・・・

夫が怒り始めるのも当然。

でも、

「すぐそうやって怒り始める人で大変だったんです」

と言えば1.や2.の間接的な証明にもなる。

しかも、

夫婦間で葛藤がある」

という裁判所独特の言い回しで、面会させない理由にしてくれる。

いい気味w

裁判所って理屈世界かと思ってたけど、ぜんぜん違った。

少なくとも離婚家庭裁判所は、理屈の遙か以前に、

女>>>>>>>>>>>男

とあらかじめ決まってる。

おかげさまで今はかわいい子とふたり暮らし

夫が年収高かったおかげで20万強の婚姻費用を毎月受け取ってる。

保育所には例の「証明書」を見せれば最優先で入れて貰えたので、自分の勤めの収入も十分。

((嘘扱いされるのが癪に障るので追記注釈実家サポート暮らしていて収入ゼロのうちに婚費決めさせたのと、娘がDVトラウマで今後も働きに出られないかもという主張が通って、夫の年収1300ちょっとだったけど算定表ほぼ満額が取れたんですよ http://www.courts.go.jp/tokyo-f/vcms_lf/santeihyo.pdf 現実裁判所が嘘みたいだからしかたないんだけど、無闇に嘘扱いしないでね))

さすがにこれは酷いということで国会でも「親子関係断絶防止法」が議論になってるけど、たぶん通らない。

フローレンスの駒崎さんが守ってくれる援護射撃はこちら。

https://news.yahoo.co.jp/byline/komazakihiroki/20170308-00068455/

裁判所調停審判に持ち込まれているような場合夫婦間でかなりの葛藤があって、敵対関係があって、持ち込まれるのが大半なんではないですか?そういう場合に面会交流継続するのが、本当に子ども福祉にかなうのか、慎重に考えるべき



実はこの「夫婦間の葛藤」や「敵対関係」は私が作ってるだけで実際には夫に非なんか一切無いんだけど、勝手にこう解釈してくれて、私の我が儘じゃなく「子供福祉のために」面会をやめろと言ってくれる。

夫はこれからどう出てくるのかな。

「会わせろ」と連絡してくるのを警察相談したらストーカー扱いしてくれたので、今はそれもない。

婚姻費用は延滞もなく毎月振り込んでくる。

当たり前だよね。

少しでも振込を怠ったら私から会社に連絡がいき、給料差し押さえられるんだから

弁護士にきいたら、次の裁判ものらりくらりやってれば絶対に勝てるんだって

親権も「100%大丈夫」と太鼓判を押してくれた。

ただ、一生ずっと面会ゼロにするためにはひと工夫必要らしいので、今それをやってるところ。

その中身は内緒だけどね。

死ねとか言ってた人がいたけど、そんなことない。

この国は最高。

2017-02-16

http://anond.hatelabo.jp/20170214193556

宗教は数千年にわたって続いている制度です。国家よりも古いし、貨幣よりも古い。匹敵するかより古い制度は家庭(動物にも類似構造が見られる)くらいしかない。

悪い家庭とよい家庭を一般的ルールで明快に分けるのは不可能なように、報道しか知らないような宗教の中身を良いかいか判定することはできません。家庭裁判所がやっているように、個々のケースに応じて丁寧に調査を進めれば、よいかいかはある程度判定できるかもしれません。

2017-01-09

父が妹になった

父と母が離婚して10年。

母はわたし就職したのを機会に再婚した。

父はその再婚者の養子になっていた。

母はもちろんそのことは知っていた。

あとは父は戸籍を変えるだけだった。

性転換し、家庭裁判所申し立て、ほどなく認められた。

こうして父はわたしの妹になった。

私は母の連れ子だからである

2016-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20160610184159

>って言ってるから、そのトリガーになるのは葬式をやったか否かではなくて、死亡通知書の提出だって言ってるのに

え、死亡通知書は最初から相続期限の手続きの期限とは全く関係ないよ。

相続手続きの期限の成立は、法定被相続人が故人の死を知った瞬間だから

何かだいぶ上から目線の書きぶりだけど、民法915条すら知らなかったの?

http://www.katuo-office.jp/category/1508451.html

これは、被相続人の死亡後3ヶ月が過ぎているが、死亡を知ってから3ヶ月以内の事例です。

 

相続放棄は、「自己のために相続の開始があったことを知った時」(民法915条1項本文)から3ヶ月以内に家庭裁判所に申立てをする必要があります

したがって、被相続人が親で子が相続人場合には、親が死亡したことを知った日から3ヶ月以内に相続放棄をしなければなりません。

(中略)

督促状により初めて被相続人が死亡したことを知っていることから、督促状を受け取った日から3ヶ月以内に手続きをすれば相続放棄は認められます



上で挙げた例のうち、仮にこの被相続人葬式に出席していたとしたら、被相続人が故人の死を知らなかったとは絶対にみなされないから、

それだけに葬式もっと言えば葬式案内状を出すこと)が事実認定に非常に重要意味がある。慣習としてね。これは裁判手続き上と言い換えてもいい。

というか、第三者が登場するときとかに重要。例えば、借金取りが故人が死んでからすぐに借金取り立ての手続きはいらないのは、

すぐに手続きに入ると故人の死を知らなかった被相続人に故人の死を知られるばかりか相続放棄されるリスクがあるから。上の督促状がまさにそのパターン

から遺産相続で揉めそうな事情アリ家庭の場合は、配達証明内容証明をつけて法定被相続人になりうる人たち全員に案内状を送る。

こちとら司法書士事務所で勤めてるから、たまにそういう家庭にも出くわすよ。勉強になってよかったね。

2016-04-27

http://anond.hatelabo.jp/20160427112000

お父さんが亡くなったことを知った日から3か月以内に家庭裁判所申し立てないと相続放棄できないので

多少費用はかかると思うけど専門家に頼んだほうが無難

頑張って。

2016-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20160207204639

この増田んちに限らず、性欲とカネの交換という世界観は荒んでるとは思うけど、

個々人がそうやって生きる分には、文句を言うべきではない。

ただ、そういう世界観で生きるんだったら、徹底しろよって言いたい。

そういう関係で行くかと思ったら、結婚した途端に引っ込めてカネだけ持っていくとか、

男にしてみりゃ詐欺みたいなもんだろ。

そう言われたくなかったら、性欲を媒介としない他の繋がりだってあるわけだし、

そっちでどうにか良好な関係を築くべきだった。

というか、性欲が衰えた後も家族やってるのって、少なからずそれだと思うし。

それすらやらない、やる気もないというのは、もう歩み寄る気がないということだ。

不貞という手段に出たのは決して褒められたもんじゃないが、その前に家庭が崩壊していたのは

どうしようもない事実であって、先にぶった切ればよかったねというだけの話。

家庭裁判所かて「そら離婚せなアカン!」ていいまっせ。

2016-01-26

http://anond.hatelabo.jp/20160126234523

まさか養育費の事言ってんのか?

そんなもの離婚の時に家庭裁判所に行かず条件飲んだフリしてバックレが常識だろ。

日本で払ってんの2割以下だぜ?

家庭裁判所に行ったらアウトだけどな、口座、クレカ全部凍結されるからな。

2015-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20151218095135

たぶん夫婦別姓に色々誤解(不明点)があると思うんだけど、質問も違うと思うんだよね。

今のままだと、たぶん回答にたどりつけない。

チョット飲み込みにくいと思うから、タルイと思うが辛抱して順番に説明を聞いてくれ。

最近裁判で負けたイワユル「夫婦別姓

これは、「婚姻前の姓を保持する制度」のこと。夫婦別氏とも言う。

  1. 結婚からの姓を変えると面倒が色々ある
  2. 通名だと、本名とは違う「アダ名」扱いになる
  3. 「姓」は、強い帰属意識を煽る

1番は判りやすいだろ。

ハンコ変える、仕事での名称が変わる、各所での届け出を変える必要がある。面倒。

2番もまあまあわかるだろ。

要は、「昔の名前仕事してますじゃダメなの?」は、法律上本名と違うとダメな場面が有る。

3番はまあ荒れる基だろうが抜くとわけわかんなくなるのであえてな。

元増田の感じてる「彼女の姓を名乗りたい」という気持ちのものことな

荒れるのは「なぜ選択的(どっち選んでもOK)夫婦別姓に反対するのか」って点。

(まあ、感情の対立だから個人的には難しいように思うけど、変わるかも)

名乗りたい姓と戸籍上の姓を一致させる制度じゃないの。今までの姓を変えない制度

名乗りたい姓と戸籍上の姓を一致させるなら「自分の好きな姓を名乗れる制度」になる。

質問が違うと思うが、元増田への回答を先に

まずな、質問が違うとは思うが回答しておくと

裁判で負けたけど、夫婦別姓って夫婦が互いに相手の姓を名乗ることはできるのか?

誰か教えてくれ

出来ない。

元増田が「佐藤」で、彼女が「田中」なら、別姓でも元増田佐藤で、彼女田中のままだ。

「選択的夫婦別姓」という話とは無関係だな。彼女彼女の姓のママを名乗りたい、じゃないだろ。

んで、質問が違うという話をまずする

元増田のは「夫婦が互いに相手の姓を名乗りたい」では、無い。

まずこっから整理が必要なんだが、話を読む限りでは違うと思うんだ。

  • 増田は、「今の姓を捨てたい」ので「彼女の姓を名乗りたい」
  • 彼女は、「夫の姓を名乗りたい」ので「増田の姓を名乗りたい」

同じじゃないかと思うだろうが、まあ待て。

(あと、追記にもあるが「名乗りたい」は「制度上の正式名称をそうしたい」という意味だな)

取りうるパターンは、細かく分けると、こうなる。

  1. 増田は、「佐藤(元増田仮名)」という「自分の姓を変更したい」
  2. 増田は、「田中(彼女仮名)」という「付き合っている彼女の姓に変えたい」
  3. 彼女は、「田中(彼女仮名)」という「自分の姓を変更したい」
  4. 彼女は、「佐藤(元増田仮名)」という「付き合っている彼氏の姓に変えたい」

読む限りでは(多少彼女の心情はエスパーするが)、1番+4番パターンだと思うんだよね。

まり、「新しい姓を新設する」では、彼女は納得しないパターン。(妥協はしてくれるかもしれないが)

翻って、元増田は、「新しい姓を名乗る」でも別に問題ないよな?佐藤(仮)を捨てたいだけなら。

まり質問本来こうあるべき

俺の戸籍から俺の今までの姓を葬りたい、彼女は俺の今までの姓で呼ばれたいと思ってる。

解決手段はないのか?

まりだ、元増田は、戸籍上に今までの姓が乗って無ければ良いんだから、姓が「綾鷹だって構わんわけだ。

でも、彼女の言う「夫の姓」っていうのは、新設した「綾鷹」じゃなくて、付き合ってた「彼氏の姓」を指すわけだろ。

現実的な解決策

夫婦別姓希望してる人たちはなんで話し合いで解決しないのか』は、まあ元増田と同じだよ。

選択的夫婦別姓制度希望している人達は、「戸籍上の姓を変えたくないから」ではあるが。

もう既に判ってると思うが、普通妥協するしか方法はないよ。

とは言え、チョットでも可能性のある現実的な話をする。養子縁組とかじゃなくて。

(一番簡単なのは彼女通名だが、それがダメから彼女側の手立ては詰んでる)

まず大前提だが、籍を入れるというのは間違いで、婚姻場合戸籍の新設になる。

から本籍地自由に設定できるわけだな。管理単位のペーパーが増えるワケだ。

元増田の姓に旧字体が入ってる場合

簡単だ。新字体にして、別物の姓になったと思い込め。

基本的に姓(氏)は変更できないんだが、例外的に「旧字体漢字常用漢字体にする」のは超簡単にできる。

これでまあ、彼女は満足するだろうし、元増田も一応違う姓になったと思えなくもなかろう。

元増田の姓の「読み」を変える

戸籍は「漢字」で管理されてて「読み仮名」は存在しない。

過去はいろいろとあったが、もう既に戸籍上に読み仮名存在しない。

これはオフィシャル法律上制度上戸籍上の話だ。住民基本台帳法も読み仮名登録させるようになってない。

そしてさらにこれにはポイントがあって、市役所なんかは読み仮名を別途管理してたりするので、

「あ、その漢字、実は読み仮名が違うので、戸籍を作るにあたって直しておきたい」と言うと結構簡単に変えてくれる。

  • 斉藤(さいとう)」→「斉藤(せいとう)」

(「斉」は昔は「せい」で呼んでたし。因みに極端に違うとハネられる事もある)

この辺の技は「子供名前の読み仮名は、別に漢字準拠してなくて良い」で有名だけど、姓も同じなんだよね。

本気で元増田が、『今までの姓を葬りたい』なら

まりオススメはしないが「氏の変更届」という手段がある。

戸籍法 第15節 氏名の変更

107条 やむを得ない事由によつて氏を変更しようとするときは、戸籍の筆頭に記載した者及びその配偶者は、家庭裁判所許可を得て、その旨を届け出なければならない。

ステップは以下の通り。

  1. 元増田が、分籍届を出す。(ここで、元増田は元の家族から籍を抜く事ができる)
  2. 元増田(分籍済みなので、戸籍の筆頭者)が、「氏の変更届」を家庭裁判所に出して許可を貰う
  3. 新しい姓(氏)で、生活する。彼女にも慣れてもらう。(周囲への姓の周知。彼女も納得しやすかろ)
  4. 新しい姓(氏)で、結婚する。(戸籍の新設。本籍地を二人の思い出の場所にすると、おニュー感出るよ)

こっからは古い知識になるから、具体的には弁護士探して相談するのが良いと思うが、

ただ、読む限りでは元増田は「元々の家の姓」を名乗って生活してたけど、結婚するにあたって変えたいくらいのカジュアルな感じだからちょっと厳しいと思うな。

(本気でトラウマレベルで嫌なんだったら、通るんじゃないかな。制度存在するわけだし)

……なんで「オススメしない」って書いたかって言うと、氏の変更をしようと弁護士頼る人、結構ガチな人多いから、軽い気持ち弁護士行くとマジ説教されると思うよ。

自分が「実の父親から日常的にレイプをされていたので殺人未遂を起こし、姓を聞くだけで発作的に自殺したくなる人が支援者と一緒に来てる」横で相談する光景相談すると、大体あってる。

まあ、数千円で弁護士相談できるし、いきなり「氏の変更したい」とかじゃなくて、彼女と一緒に相談行ったらどうかな。

そこで第三者を交えて話するだけでもずいぶん認識変わると思うよ。

2015-07-25

裁判の手伝いだけで修羅場

裁判って平日5時までとか社会人舐めてんのか

相談もその時間

体力もたねぇし

家庭裁判所の地下は通路が有るって初めて知った

刺されそうになったりやっぱするらしい

2014-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20141208000235

気持ちはわかるけど、近所に同姓同名漢字まで同じ人が複数いるとかいレベルでないと名前を変えるのは難しいので諦める他ないかもしれません。

っていうか私がそういう訳で名前を変えようとしています

どうしてもの場合はやっぱり家庭裁判所へどうぞ。

2013-12-30

引きこもりの弟が統合失調症だった。 (文末追加あり)

うちにも引きこもりの義弟がいた。

10月末に義父と連絡がとれなくなり、家に入ったところ、浴室であおむけに倒れて意識ないままの義父を発見した。

向いの部屋には引きこもりといわれ、「誰にも会わせたくないから」という義父に言われて結婚して以来7年間全くあったこともない(もちろんそれ以前にもあったことはない)

義弟がいるはず。おそるおそる部屋をノックして中をのぞくと、腰まで届く髪、恐ろしく長く伸びた爪、部屋の壁は四方とも穴だらけで長い年月かけて積み上げられた土壁で覆われて廃墟のようになっていた。テレビも本もパソコンも何もない。きっと誰にもいえない苦しみをぶつけていたのだろう。

彼は何もない壁に向かって座っていた。初めて言葉を交わす私と顔を合わすのがつらそうだ。声は全くでない。かすかにうなずくか首を振る程度の反応しかうかがうことはできない。

「お義父さん、倒れてるけど、いつから?気づかなかった?」尋ねるわたしにかすかに首をふるだけの彼。

大急ぎで救急車を呼んで義父を病院に運んた。体重20キロ台になって衰弱しており、おそらく2日間ほど風呂場で倒れたままになっていたようだ。

真向いの部屋にいた義弟がそれを本当に知らなかったのか、それとも「なんとなくわかったけど、自分は何もできない、したくない」と放置していたのか、それはわからない。

けれど、2日間もトイレにすらいかないなんてことはないだろうから、おそらく倒れている義父の姿は見ていたはずだ。だけど、なにもしなかった(できなかった)に違いない。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131230/waf13123010560008-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131212/waf13121213220024-n1.htm

引きこもり、あるいは無職お金もないため、高齢の親の死に瀕しても葬儀も出さず放置していたというニュースをみて、彼のことを思わずはいられない。

彼の場合、幸い「父親を死後放置」するまえに、父が救出された。

そして、彼自身も強硬に他人に見せたがらなかった当の父親自身が倒れたことによって、家庭裁判所保護者選任の手続きをとったわたしたちが病院に運んだ結果、統合失調症とわかり、長期間発話もなかったために脳が委縮しているとわかり、精神科入院している。

引きこもりと言われる人の中には、彼のように統合失調症の症状のひとつとして、誰ともコミュニケーションをとらず、引きこもっている人も少なくないように思う。

彼の場合は、高校卒業から徐々に引きこもるようになったようで、その頃に専門医機関受診をしていれば、と思わずはいられない。

彼の実母は彼が2歳の時に自殺、うちの夫は年の離れた異母兄にあたり、早くに家を出ていたため、家族らしい心の交流はなかった。母親の死後、父親が一人で育ててきたものの、父と息子の二人の生活ではたいしたコミュニケーションもなかったらしく、食事は作ってあれば誰もいないときに出てきて勝手に食べてまた部屋に引っ込むという生活中高生からずっと続いていたようだ。 そして、高齢でもある父親は、妻が自殺したことの子供への影響を懸念して、「精神科受診させたら、かえって自殺してしまうかもしれない」などと言って、周囲が受診を勧めても頑なに首を縦に振らなかった。そういう懸念もあったのかもしれないが、その精神的な病への偏見や知識のなさ、そして特に男の子が家にこもり、仕事にも行かないことを恥じる考えもあっただろう、結局は彼を放置することになってしまった。そしてその結果、統合失調症という本物の精神的な病にさせてしまったのかもしれないと思うとまだ30歳になったばかりの彼の人生が不憫でならない。

ひきこもり、これは「症状」にすぎない。 どこかに原因がある。きっかけがある。

楽しい引きこもりかどうか、見ればわかる。

何もない部屋で崩れ落ちた壁に向かって日がな座っている生活のどこが「好き好んでしている」ひきこもりだと?

つらくて長い年月だっただろう。

せめていえることは、彼を「死亡した親をそのまま放置した」と新聞に書き立てられる当事者にせずにすんだこと、それだけだ。



(以下追加)

障害者であってもみんなが年金もらえるわけじゃない。

障害年金を受け取ることができるのは、きちんと年金を払ってきたか免除の申請手続きをしていた人。

あるいは「未成年の時期に病院で診察をうけた」証明ができる人。

彼は高卒あたりからひきこもってしまって、その頃以降外部との連絡もほとんど取らず、郵便物もおそらく見もしなかったか、見ても理解できなくなっていたのかもしれない。

免除手続きもしないまま、一度も年金を払ったことがなく、また医療機関に一度もかかることなく、30歳になってしまっていた。

統合失調症場合、症状が出てから病院受診するまでに何年もブランクがある人が少なくないらしい。また18、19歳あたりで発症して判断力が低下して年金手続きなど何もわからないまま数年経ってしまい、障害年金受給資格を失う人も。彼の場合はまさにそれ。

入院中の医療費は毎月10万(限度額申請してようやくこの金額)と、それ以外に病院でお世話してもらう費用が別途数万円かかっている。

それも父親の扶養保険に入れている今月までの話。1月で父親が後期高齢者になると、自分国民健康保険に加入しないといけなくなるが、そんなお金は彼にはない。

私たちもこれ以上の金銭的負担をする余裕がなく、途方にくれていたとき後見人の手続きをすること、生活保護の申請をすることなどを教えてもらった。

そして先日ようやくそれらが認められて、これでなんとか年を越せる、とほっと一息ついたところ。

義弟の症状は相変わらずで、退院の目途は全くたっていない。

※義父のことが中心の日記ではないので深く書かなかったら釣りだとかかかれてるので一言

もともと体が小さい人でしたが、1か月ほどまともに食事ができなかったらしく、入院させたときには敗血症20キロ台になっていました。

20キロとは書いてません。20キロ台です。骨と皮ってこういうことか、とおもいました。今は要介護2で運よく空きがあった老人ホームに入居しています

2013-11-29

いくらストーカーを罵ったところで、事件はなくならない

ストーカーを罵る風潮が蔓延してるが、そんなことで事件がなくなると思ってるなら、それは間違いだ。

ストーカーってのは自分感情コントロールできなくなってるんだよ。自分ではどうすることもできない状態になってるの。心神耗弱っていってもいいだろうな。ほとんどビョーキ、キチガイなのよ。

からいくら他人が罵ったところで無駄暖簾に腕押し、馬の耳に念仏。もうね、ストーカーになった人間はどうしようもない。操縦不能なのよ。ヤツを止めるには自由を奪うしかない。でも、まだ犯罪を起こしてないからできない。警察が警告しても裁判所が接近禁止しても病人には意味ないの。ストーカーには打つ手なしなのよ。

でね、本当に大事なのは親しい人をストーカーにしないってことなんだ。

で、ストーカーモチベーションは怒りと恨みだ。相手が自分を裏切ったことに対する怒りと恨みが大きすぎて自分コントロールできなくなってるんだ。

からな、親しい人を極度に怒らせるようなことをしてはいけないってことを忘れるなよ。

ここ大事から覚えておくようにな。

親しくない人を怒らせてもたいてい事件にはならない。すぐに忘れちまうからな。

だがな、親しい人を怒らせると怖いぞ。相手は一生忘れないからな。怒りが時間とともに恨みになるんだ。

からな、親しい人を怒らせちゃいけないんだよ。ここ大事から二回書いといた。

あとな、必要以上に親しくならないってのも大事だぞ。言い換えると、人と親しくなるならそれなりの覚悟しろってことでもある。

向こうから親しくしてきたくせに急に冷たくなるってのは最悪なんだよ。相手をキレさせてストーカーにしちまうんだ。

親しくなるときによく考えろ。こいつと死んでも悔いはないって思えないなら親しくなるな。冷たくしとけ、無駄に優しくすんな。

優しくするならそいつ死ぬまで優しくしろよ。自分の都合で途中でやめるな。途中で拒絶したら確実に恨まれるぞ。

いか、親しくなるから恨まれるんだぞ。だから無駄に親しくなるな。ここも大事から二回書いたぞ。

ということでな、ストーカー事件ってのをよく調べるとおおむね自業自得だぞ。意識的にか無意識にかはしらんけど、無駄に相手を怒らせて恨みをかってるのがほとんど。

相手がストーカーになったときは、相手を非難するんじゃなくて自分の胸に手を当てて考えてみろよ。相手の自尊心を踏みにじるようなことをしてるんじゃないかね。

最後にな、相手がストーカーになってしまったときにどうするかってのも書いておく。

これはもう逃げるしかいからな。徹底的に痕跡を消して逃げるしかない。

だけど社会で生きているってのは一人で生きてるんじゃないから探そうと思えば探せるんだよ。痕跡をたどればだいたい見つけられるものだ。

からな、引っ越し挨拶とかするなよ。住民票を移すとかも無理。逃げるなら家族にも言うな。ばれるぞ。

名前も変えてしまった方がいい。名前の変更は家庭裁判所でできるからな。

髪型や服装もかえた方がいい。相手が知ってる服は処分しろ。似てる服は着るな。

こどもがいるならあきらめろ。こどもを連れて逃げるのは無理だ。

家族が身代わりで被害に遭うかもしれんが、それもあきらめろ。

とにかく失踪しろ。すべて忘れて新しい人生を始めるしかない。

から人を怒らせるな。恨みをかうな。わかったかな。

2013-07-19

弟の結婚生活おかしなことになっている。

たぶん結婚したのが間違いだったような、そういう二人ではある。だけど子供も生まれてるし、間違いだとしてもなんとかうまくやってほしい。

けどそれでうまくやれるなら家庭裁判所かいらないですよね・・・

ここ数日、頭が煮えている。とにかく吐き出す。

弟は十五年前に私の友人に一目惚れし、その恋はいまだ終わらずに続いてる。

弟は貧相な体格でぼそぼそうつむき加減に喋る少年だった。いじめられたりはしなかったようだが、クラスでは冷遇されがちで友人は少なかった。

そんな弟が一目惚れきっかけに体を鍛え始め、ファッション雑誌などを買ってくるようになった。

友人は成績優秀な明るい美少女だったので、少しでもふさわしい男になろうとしたんだと思う。弟の努力は凄かった。

弟は変わった。筋肉がついて体が大きくなったし、表情も変わってよく笑うようになった。他人の目をきちんと見て話が出来るようになって、別人のようになった。

この成長は私をちょっと感動させた。これで弟と友人が付き合い始めたらいい話ぽいのだが、そうはならなかった。

元々顔立ちが悪くなかったのもあって弟はわりとモテるようになった。可愛らしいクラスメート告白された弟は、あっさりとその子と付き合い始めた。

別にいいとは思う。身近な誰かに目を向けることが正解ってこともいっぱいある。

だけど弟の人格はこの頃から少しずつおかしな方向に変わり始めていった気がする。

他の女性と付き合っている間もずっと弟は友人のことが好きで、これは大問題だった。

女神のように神格化された脳内の友人と、短所もある現実の女を、弟は容赦なく比べた。

から歴代の彼女たちとの付き合いは長続きしなかった。オレほんとは他に好きな人がいるけど頼まれたから付き合ってあげてるんだよね、君のあらゆる欠点はオレをうんざりさせるけどそれでも我慢してあげるね、という思いを弟はありありと出していた。

弟は人当たりが柔らかい。"オレってフェミニストで女に優しい"と酔ってるところもある。だから普段は気づきづらいが、相手を恐ろしく見下していることが時々ばれて、修羅場になる。

弟が私の前で愚痴をこぼしたことがあって、その内容も酷かった。

性格は悪くないけど、顔が好きじゃない。メシを作らせるとまずくはないけどものすごく旨いわけでもない。これって付き合ってるメリットが乏しいよね?」

「我慢できるから別れてないだけ。結婚したくはない。期待させたらかわいそうだから『君と結婚とかありえないから』と言ったら泣かれた。うざい」

当時私は結婚を考えていた男性と別れたばかりだったので、弟の発言がむかついてしょうがなかった。

私は弟の発言がいかに失礼か指摘した。弟は私の言葉を「感情的で非合理的でわけわからん」と片づけた。"合理的で論理的で決して感情的にならないオレ"というセルフイメージを弟はとても大事にしている。

こんなやつもう知らんと私は思った。弟も私の発言が気に入らなかったらしく、その手の話をあまりしなくなった。

あれだけ執着しているくせに、弟は本命の友人に対して何もできなかった。電話だの食事だのお出かけだのは何度も繰り返したようだが、そこからさきには全然進まない。

振られるのが怖かったんだろうけど、きっとそれだけじゃない。

弟は歴代の恋人たちに、頼まれたから付き合ってあげると宣言した。相手が不満を言うと「なら別れようか」と笑った。

おかげで弟は圧倒的強者として色々思い通りに出来た。これが駄目だった。

昔の弟は逆だった。何でも周囲の言いなりだった。嫌な思いもいっぱいしたと思う。

相手に合わせることしか知らなかった子供が、相手だけが合わせてくれる関係を知っちゃった。その結果が、今の弟なんだと思う。こっちの方が楽だし上手くいくと思ってるんだろう。弟は話し合いが苦手だ。相手と自分の要求を突き合わせて妥協点を探るという考え方をしない。どっちかがどっちかに合わせる。これしか知らないみたいに見える。

から弟は大好きな友人が相手でも、自分から行けない。頭を下げるようなことをしたら終わりだと思っている。合わせるより合わせてもらう関係にしようと一生懸命だ。

私、姉としてひどくないか。こんな分析して何になるんだ。今更全部手遅れなのか。

弟は友人に対してちょくちょく恋愛相談を持ちかけた。弟の相談内容はいつも決まっていて、

「今の彼女とうまくいってない。別れそう」

「付き合ってくれと言われている。好きじゃないから迷ってる」

のどちらかだった。

要するにオレを口説くなら今だよ、というアピールを何度も繰り返していたわけだ。

受身恋愛しか知らない弟にとってはこれが唯一知っている必勝パターンだったんだろう。本当にバカな子だ。こんなの相手が自分に対して好意がある時しか有効じゃない。

弟の恋愛を終わらせるのはいつも女性の側だった。物腰柔らかな暴君に我慢できなくなった女性がある日爆発する。

浮気もしてない、暴力ギャンブルもなし、なのになんでオレは振られちゃうんだろうね? 女の人を信じるのが、どんどん難しくなる。みんなワガママ感情的

弟のアホなコメント本命の友人以外の女とは何回破局しても弟は平気で、どうして破局したのかその理由を学んで次に生かそうとか、そういうことも全然考えなかった。

弟の恋愛は始めることも続けることも終わらせることも、ぜんぶ相手任せ。自分で決めたことがない。

から弟の暴君ぶりを全部我慢できる女性が相手だと、その関係は終わらなくなる。

とても我慢強い女性が弟の暴君ぶりに耐えきった。絶対に自分から別れようとはしなかった。そうやって彼女結婚まで押し切った。

散々嫌がったけど弟は自分から別れを告げずに時間けが経って、とうとう結婚することになった。一年後には子供も生まれた。

披露宴を三ヶ月後に控えたある日、たまにはきょうだいゆっくり飲みたいからと私は弟に連れ出され、焼鳥屋に行った。

「どうしてこうなる。どうして、なんでだ」

弟は酔いが回るにつれブツブツ同じ言葉を繰り返した。

「どうしてだ、なんでだ。なあ」

弟が血走った眼をこちらに向けた。

「ねえさん教えて。なんであの人はオレを選ばないの? 放っておいたらオレもう他の女と結婚ちゃうのに。手遅れになってもいいのかな」

あの人というのはもちろん友人のことだ。

「あんたマジでアホでしょ。他の女はどうでもいいから、結婚する相手のことだけ考えろ」

「教えてくれよ、なんか聞いてないのか、なんであの人オレに来ないの?」

「我が弟ながらホント気持ち悪い。あんたって思わせぶりにするばっかりで、自分の気持ちを伝えたことないじゃん。今更そんなこと言うなら、自分からもっと動けばよかったのに」

「それはできない。ダメになったら気まずい」

「この話きいたせいで今後、私はあんたの奥さんと顔を合わせるたび気まずくなるんだが。ふざけんな」

だってあの人はねえさんの友達じゃないか。オレ、ねえさんのことだって大事なんだよ。オレのせいでねえさんとあの人が気まずくなったら嫌だから、慎重にしようと思って」

私はその瞬間、人前であることもわきまえず弟の横っ面をひっぱたきそうになって、がまんした。

「わたしたちの友情を尊重するためにあんたは自己犠牲精神でどうでもいい女と泣く泣く結婚してやるってことか?自分が何言ってんのか考えてみろ糞野郎。ゴミ野郎。クズ野郎」

弟は小さい頃と同じ怯えた表情を浮かべ、身を縮めた。

私はカウンター五千円札を叩きつけて店を出た。

弟が交通事故に遭ったのは、妻の妊娠が判明してすぐのことだった。

大した事故ではなかったのだが、これが原因で弟はある厄介な疾患を患った。

弟の場合、主な症状は頭痛と倦怠感。気圧の変化で症状が悪化するため、台風が近づいてきたりすると一日中寝たきりになってトイレにも一人で行けない。当然会社休みがちになる。弟は職場にいづらくなってしまった。

弟の妻は優しく笑ってこう言った。

大丈夫よ。私の稼ぎがあるし。夫婦は助け合って生きるものでしょう?」

その後夫婦は話し合い、弟は会社を辞めて在宅で仕事を始めることにした。妻は出産ちょっと休んで仕事に戻り、家事育児は弟の役割になった。

弟は妻に対して今までずっと強気できた。「なら別れよう」と簡単に言う弟に妻が縋りつく形で関係が成立していた。

その力関係が逆転した。弟は経済的に妻に縋りつく立場になった。

彼女があまりに我慢強かったので弟は気付かずにいたが、弟の妻は寛容な女性じゃなかった。

彼女はこれまでずっと耐え続けただけで、一度も弟を許したことがなかったんじゃないか。たぶんずっと恨みをためていた。

数か月に一度、弟は私に電話を寄こす。いつも深夜だ。妻に見つからないよう家の外に出て、小さな声でひそひそ話す。

弟の妻は変わったらしい。昔とちがう別人みたいだと、弟は怯えた声を出す。

弟の作った食事がまずいと言って捨てる。赤ちゃんの首筋のあせもを指差し育児放棄虐待だと怒鳴る。話しかけて弟の返事が遅れると、テーブルの表面をバンバン叩く。

普段は穏やかなのに何かの拍子にスイッチが入ったように荒れるので怖いと、弟は言う。

弟は涙声で「ワケがわからん」と繰り返すが、話を聞いていると根本原因はなんとなくわかる。妻は弟を信じていない。自分は愛されていないという疑いが常にあって、ちょっとしたことでその疑いがふくらみ、荒れるのだ。

弟は見栄っ張りだ。全てがうまくいっているみたいに見せたがる。大学会社も、世間では一流といわれる場所に入れた。資格職についている賢明な妻を持ち、フリーランスで働きながら郊外の人気住宅地に住んでいる。"何もかも恵まれた幸せなオレ"というセルフイメージを弟は必死に守りたがっている。

から弟には愚痴をこぼせる相手がいない。感情的で非合理的なことを言う、四つ違いの姉しかいない。これまでそれほど密に連絡をとっていたわけでもないのに。いま私たちきょうだい子供時代に戻ったみたいに、たくさん話をしている。

弟は大人しくてまじめで素直なこどもだった。姉の後ろをちょこちょこと付いて回り、私が繰り出す理不尽な命令に従った。

家中駆け回って材料を集め、SFに出てくる宇宙基地みたいな人形の家を、二人で作ったりした。一緒にたくさん叱られた。

弟は私が何か言うと真剣な顔で耳を傾けた。何もかも弟より上手くできる姉に尊敬まなざしを向けた。四つも年が違うんだから当たり前なのに。

たぶん弟の心のどこかに、まだあの頃の感覚が残っているんだ。だから「ねえさんどうしよう」と途方に暮れた声を出すんだ。

そういえば弟がおねえちゃんじゃなくてねえさんと呼ぶようになったのも、私が頼んだからだ。何かの本を読んで影響された私が

「これからはねえさんて言って。おねえちゃんてなんか子供みたい」

と言ったんだ。子供だったくせに。弟はこくんと頷いて、あれからずっと私のことをねえさんと呼んでいる。

子供を連れて実家に帰りたい」

弟はそう言うが、離婚すればほぼ確実に親権は弟の妻のものになるはずだ。法律は元々母親が有利なようにできてるし、妻の方が経済的にも安定している。

弟の妻は子供のことは可愛がっていて、家にいる間はよく面倒をみている。家事の中心は弟だが、妻もかなりやっている。

この状況で弟が親権をとれるはずない。

子供と離れるのは絶対に嫌だから離婚しない、いつも弟の結論はそうなる。

弟は時々夢見るような口調で友人のことを話す。

あの人はどうしているかな、あの人に会いたい、あの人に似合いそうなピアスを見つけた。

「バカ野郎、そんなだからあんたの妻はいつまで経ってもあんたが信用できないんだよ」

「だけどあの人のことを考えている時が一番楽なんだ。その時間がなくなったらすごく辛い。支えなんだ」

弟が結婚する半年前に友人は仕事の都合で引っ越し、一緒に携帯も変えた。友人の新しい連絡先を弟は知らない。

友人と私で話し合い、知らせない方がいいと判断したのだ。

ところがバカ弟はあの焼鳥屋の夜、私がトイレに行っている隙に私の携帯を調べたそうなのだロックはかけていたが単純な暗証番号だったので、なんとかなったのだろう。

それでも弟は三年我慢した。時々携帯の画面に友人の連絡先を呼び出して、それを眺めることが心の支えだったという。

そして二週間前の夜、またしても妻に怒鳴られた弟は何かが切れてしまったらしい。家を飛び出し友人に電話して、

「どうしても話を聞いてほしい会って欲しい」

と頼んだ。

友人は弟のただならぬ様子に驚き、自宅のすぐ近くにある終夜営業のカフェで話を聞くことにした。

そんでもう、ほんとに今更、お前十五年間何やってたの、何で今なのと私は弟の肩を揺さぶってやりたいんだが、ずっと話し続けて空が明るくなってきた頃弟は「あなたがすきです」と友人に言ったらしい。

「そんなの言われても困る。奥さんに恨まれるの嫌だし、家庭のある人とどうにかなる気はない」

と友人から連絡を受けて頭がカーッとなったというのが、私がこの文章を書いた動機だ。

すごいよね、よくこんな長文書けたよ、自分で感心しちゃうよ。これ書くのに二日かかったバカみたいだ。

友人は弟に「このことはねえさんには話さないで」と頼み込まれて悩んだ末に、それでも黙っていられないと思ったらしい。本当に申し訳ない。うちの愚弟が。マジで愚弟が。ほんとに愚弟でどうしよう。

連絡先が流出してしまった件について、友人には謝罪した。今後弟が彼女を悩ませた場合についても話し合い対策も用意した。弟が予想を越えた暴走をしなければ、なんとかなりそう。

あと他に私ができることってなんだろう。

根本原因は弟夫婦の問題なので本人同士でしっかり話し合ってもらうしかない。お互いの主張と気持ちを突きつけあって、利害の調整をするということをしなかったから、あの夫婦な今みたいになってる。どれほど辛いとしてもまず話し合いだ。私が絡む余地はない。

ということを弟に言いたくて電話を掛けたのだが、繋がったのは最初の一回だけだ。弟が友人の連絡先をどうやって入手したか聞き出したところで妻が帰ってきたらしく、途中で切れてしまった。弟は妻の目の前では絶対に携帯を触らない。弟が携帯で誰かと連絡をとることを、妻が嫌がるからだ。だから弟は夜中隠れて電話するわけで、なんか書いててあらためて気付いたけどこれ結構異常なんじゃないのか。

何度か掛け直したが、全然繋がらない。メールにも返信がない。

だって結婚していて、一番大事なのは自分の家庭で、弟夫婦のゴタゴタなんか巻き込まれたくないので、もう放っておいていいのかな。

だけど甥っ子は可愛いんだよな。うちまだ子供いないからなおさら。両親がうまくいってないというのは、甥っ子のためにも悲しい。

夫婦関係は異常なんじゃないかと書いててあらためて思ったんだけど私の感覚が正しいのかどうかわからない。誰か教えて。

うちは子供がいないか共働きでも時間には結構余裕がある。だからからないことがいっぱいありそう。子供のいる家庭だと余裕がなくてギスギスするのは当たり前、と一度言われた。そんなことないだろうと思うんだが、確信持てない。

電話の終わりで弟はいつも「でも大丈夫。うちはうまくいってる。妻も優しい」と言うんだけど、うそ臭くてしょうがない。でも私が姉ばかで弟のことを心配しすぎてるだけかもしれない。本当は言葉通り幸せな家庭?

うちの両親に相談するのが一番いいのかもしれないけど、弟に激しく口止めされてるんだよなあ。もう喋った方がいい気がする。でも親巻き込むと大ごとになりそうだし、弟にも弟の妻にも恨まれそう。

ほんといくら書いてもまとまらないな。

大人になったら人間て賢くなると思ってた。全然違う。年取るほど実感する。

深夜電話で思ったんだけど、弟夫婦関係ってちょっとDVぽくないか。考えすぎな気はするけど、一番怖いのがそれ。二番目に怖いのが弟がストーカー化することなんだけど、弟がそこまで出歩く自由なさそうだから、こっちはあまり心配しなくていいだろう。とにかくDVだったらどうしよう。こんな長文書いてる場合じゃない。

だけど弟と連絡がとれないから、動けない。

とりあえず留守電きいた弟が今夜くらいに連絡くれるといいんだけど。明日休みから遅くても話せるし。

勉強出来る子だったんだよなあ弟。だから本人も含めてみんな弟をバカだと思ってないんだけど、私はバカだと思う。そんなことを思う姉はひどいよな。ごめん弟。とにかく、電話して来い。姉はけっこう心配してます

2013-03-29

愛ではない何か

私には一緒に暮らす男性がいて、その人との間に子供も一人いるが、その男性は夫ではない。

以前は夫だったのだが、子供が1歳になる前に「僕が頑張って働いて、それを君と子供が使うばかりなのは納得がいかいから別れてくれ」と言ってきて、そんなことないでしょ、今こそ育休中だけど、元は共働きだし、当然復帰予定だし、と説得したが、何もかもイヤなので僕を助けると思って離婚してくれと言われて、根負けして別れた。それが、ものの数ヶ月で、僕が間違っていた、戻ってきてくれ、ときたもんだ。今度はこっちがお断りした。電話の向こうでメソメソ泣かれた。こっちは数ヶ月前に泣きつくして吹っ切って、今じゃ変な脳内麻薬出て強気なんだよ。

それが、いつの間にかまた一緒に住んでいる。でも、結婚はしていない。私は結婚したいのだが、姓を変えたくない。前の時は私が変えて、離婚後は家庭裁判所行って戻したり大変だったのだ。今度はあなたが変える順番だ、と言うと、名前を変えるのは何が何でもイヤだと言う。めんどくさい男だ。でも一緒にいる。

割れ鍋に綴じ蓋って、よく言ったものだ。私たちのためにあるような言葉だ。他人のことなら、そんな男サイテーすぐ別れろと思うかもしれないが、このダメチームはグダグダと続いている。めんどくさい男だと思いながら、それでも買い物に行くと好物を選んだりしている。

愛しているのかと誰も尋ねはしないけれど、もし聞かれたらNOと答えるだろう。これは、私が愛だと思っているものとは違う。愛とはもっと穏やかなもののはずだ。それとも、私が未だに愛のなんたるかを知らないだけだろうか。

選択制夫婦別姓が実現されたらいいのに。そうしたらあなたも私も名前変えなくていいんだよ。と言ったら、僕はそういうのはイヤだ、家族は同じ名前でいるべきだ、とか言う。お主は産経新聞か。あなたがあの時アホなこと言わなきゃ、私はあなたに合わせてたんだよ。同じ名前でいるべきなら、今すぐ私に合わせやがれ。

こんなの愛じゃないよねえ。でも一緒にいる。たぶんこのままずっと。これって何だろうな。割れ鍋に綴じ蓋、としか言いようがない。まあ、でもそこそこ幸福



以降追記

http://anond.hatelabo.jp/20130330002956#tb

住民票婚、知りませんでした。参考にします。ありがとうございました。

・冒頭のよっぱらいトーク削除しました。

ブコメ

・肯定的なコメント多いけど全然理解できない→ごもっともです。あなたが正しい。ほかの方は優しい。

・あとあと面倒/相手になにかあった時どうすんの?→そこが一番の悩みどころです。

2012-12-25

須郷はキリトを殺そうとした

ここでキリトは須郷を突き飛ばし

この段階でば正当防衛が成立する。

だが、おびえている須郷を車に押し付け、首にナイフを突きつける行為に対しては正当防衛は成立しない

須郷がこの時の状況を吐けばキリトは確実に事情聴取を受ける

下手したら、キリト自身が家庭裁判所送致され、少年院に行く破目になる

でも、そういう状況にならないのが不思議でならない

2012-06-20

http://anond.hatelabo.jp/20120620160253

コンセプト上できないという話と、現状できないという話は別物だし、じゃぁ、グレーだからやっていいか?といわれると、親から要望みたいな話で持っていかれることもある。

ほとんどの自治体青少年育成条例では18歳未満の人間が18歳未満の人間セックスしても罰しないことになってる

http://paro2day.blog122.fc2.com/blog-entry-77.html

青少年健全育成条例淫行条例 都道府県比較

から法律上、警察逮捕できないし、動くこともできない

相手が13歳未満だったら強姦罪で捕まえることもできるけど、13歳以上ならどうあがいても無理

http://q.hatena.ne.jp/1122713044

一応、今でも不純異性交遊という名目をつければ家裁に送ることはできるけど、家庭裁判所は不純異性行為に対して審判しないという決定をくだした

それ以来、警察不純異性交遊に関しては及び腰になってるし、それに関しては送致しないという決定を下している

そして、青少年育成条例で18歳未満に対する免責規定ができた

ここまで来てるのにコンセプト上は可能と主張するのは無理があるだろw

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