はてなキーワード: あの人に会いたいとは
10年前、イジメを苦に不登校になってジサツした弟の日記を見つけてしまった。
弟の部屋はずっとそのまんまになってて、親もあまり入りたくないらしくて放置。
几帳面な性格の子だったので、きちんと片付いており、たまに掃除機かける程度で済ませてるらしい。
私はもう嫁に行って実家を出ているのだが、たまたま帰省した時に、ふと魔が差して弟の部屋に入ってしまった。
4歳違いで、私は弟に勉強を教えることが多かった。
弟は私よりも頭が良かったが、そこは4歳差と解答の存在で、ナントカ誤魔化していた。
まあそこは本題じゃないのだが。
で、弟の数学のノートを見つけたのでパラパラとめくりながら「あー、実は私このへん分かってなかったんだよな・・・解答見ながら誤魔化してたなあ」とか懐かしく思っていた。
ところが、数学のノートのラストページから、弟の日記が始まっていた。
自サツする少し前、弟はフリースクールに通っていたのだが、そこでも馴染めず学校を思い出して辛かったらしい。
だが、親に心配かけたくないからとフリースクールに行くフリをして駅で身を潜めて時間を過ごしてた。
駅に連なる建物の中にはマックがあった。ションボリして時間を過ごしている弟はその日に限っておなかが減って仕方がなかったが、マックに入る金を持っていなかった。
すると、通りすがりのキレイなお姉さんが弟に「大丈夫?」声をかけて、なぜかハンバーガーを奢ってくれて話を聴いてくれた。
すいませんと言う弟に、美女は「男の子なんだからお腹すくよね。食べなよ」と親切にしてくれた。弟はすっかり美女に惚れてしまった。
その後、弟はその美女を探して駅やマクドナルドをウロウロするように。
「あの人に会いたい」「あんなキレイで優しい人がいるなんて信じられない」と、彼女への恋慕が延々と綴られていた。
だが、弟がどれほど探しても、美女はその後二度とマックに現れず、駅にも現れなかった。
「あの人はなぜ俺に親切にしたのか」
「俺をもてあそんだのか」
「許せない。コロしてやりたい」
いや、ちょっとまて。その美女はお前にハンバーガー奢って話を聴いてくれた親切な人じゃないのか?
なんで「許せない」とか「もてあそばれた」になるのか??
挙句に「コロしてやりたい」って。
でも恐ろしい一面があったことを初めて知った。
こんなの親にはとても見せられないので、嫁ぎ先に持ってきてしまった。
弟だって、こんな恐ろしい一面があったことを親には知られたくないだろう……と思うのは私の思い込みなのかな。
今もノートを読み返してると泣けてくる。
親切にしてくれた人をコロそうなんて、どうして思えたんだ、、、
彼女に危害を加えることなく弟が亡くなってくれたことを初めてよかったと思ってしまった。
スッキリしない話ですが以上です。
もう思考回路がサッパリわからん 10年も経ってから弟が私の思っていた弟と全く違う人物だと突きつけられたようで心臓がバクバクする。
母がみたらどれほどショックを受けたか。
まず、好きな人が出来た。すごく久しぶりだった。何年振りか忘れたくらい。
仕事に対する姿勢とか、考えとか、すごく素敵な人だなと思った。人として、尊敬できる人だった。
次に仕事で会う時、自然と目で追ってる自分がいた。あんまり話す機会がなかったり、相手の態度を過大解釈して、一喜一憂してる時、あれ、もしかして好きなのかもしれないって思った。
自覚したら一瞬だった。
その時一回世界は変わった。LINEなんてめんどくさくて好きじゃなかったのに、向こうから連絡が来るたびに例えようがないくらい幸せな気持ちになれた。
返事を待ってる間、そのことばかり考えてしまうようになった。仕事で会わない時は、会ってた時のことや、LINEでの会話を気づいたら考えている自分がいた。
今まで何を考えていたのか忘れてしまうくらい相手のことを考えるようになった。
週に会えるのは1回か2回。LINEは1日多くて10往復くらい。
世界がもう一回変わった。相手に会えない日は「会いたい人に会えない日」、LINEをしていない時間は「相手からの連絡を待っている時間」になった。全て。
今までは、仕事をして、自分の好きなことをして、自分のことだけを考えていたのか時間が、何かをしつつも「相手のことを考えている時間」になった。
これが、良いことなのか、それとも悪いことなのかわからない。ただ、正直最近ちょっと焦っている。仕事でやりたいこともある、叶えたい夢もある、考えなきゃいけないことはいくら時間があっても足りないくらいあるはずなのに、「あの人に会いたい」ということを考えていると時間が過ぎる。
良い歳なのに、初めて恋をしてる気がする。相手のことで頭がいっぱいになって他のことが手につかない、なんて本当はもっと早く経験しておかなきゃいけないことだったんじゃないかって思う。
こんなに大切に思えて好きだって思える人に出会えて、恋人という関係になれているなんてこれ以上無い幸せだと思ってる。
でも、今までの人生とあまりに日々の時間の過ごしているときの感覚が違いすぎてて、今までの自分を構築していた何かを無くしてしまったんじゃないかって不安になってしまう。
幸せなのは間違いない。満たされてる、とも思う。でも本当にこのままで良いのかなって時々心配でたまらない。
こんなに他人のことばっかり考えていて、自分自身の人生はちゃんと進む?上手くいく?もし相手を失ったら今のその時間はどうなる?好きになる前の世界に戻る?
わからない。
恋って怖い…。
たぶん結婚したのが間違いだったような、そういう二人ではある。だけど子供も生まれてるし、間違いだとしてもなんとかうまくやってほしい。
けどそれでうまくやれるなら家庭裁判所とかいらないですよね・・・
ここ数日、頭が煮えている。とにかく吐き出す。
弟は十五年前に私の友人に一目惚れし、その恋はいまだ終わらずに続いてる。
弟は貧相な体格でぼそぼそとうつむき加減に喋る少年だった。いじめられたりはしなかったようだが、クラスでは冷遇されがちで友人は少なかった。
そんな弟が一目惚れをきっかけに体を鍛え始め、ファッション雑誌などを買ってくるようになった。
友人は成績優秀な明るい美少女だったので、少しでもふさわしい男になろうとしたんだと思う。弟の努力は凄かった。
弟は変わった。筋肉がついて体が大きくなったし、表情も変わってよく笑うようになった。他人の目をきちんと見て話が出来るようになって、別人のようになった。
この成長は私をちょっと感動させた。これで弟と友人が付き合い始めたらいい話ぽいのだが、そうはならなかった。
元々顔立ちが悪くなかったのもあって弟はわりとモテるようになった。可愛らしいクラスメートに告白された弟は、あっさりとその子と付き合い始めた。
別にいいとは思う。身近な誰かに目を向けることが正解ってこともいっぱいある。
だけど弟の人格はこの頃から少しずつおかしな方向に変わり始めていった気がする。
他の女性と付き合っている間もずっと弟は友人のことが好きで、これは大問題だった。
女神のように神格化された脳内の友人と、短所もある現実の女を、弟は容赦なく比べた。
だから歴代の彼女たちとの付き合いは長続きしなかった。オレほんとは他に好きな人がいるけど頼まれたから付き合ってあげてるんだよね、君のあらゆる欠点はオレをうんざりさせるけどそれでも我慢してあげるね、という思いを弟はありありと出していた。
弟は人当たりが柔らかい。"オレってフェミニストで女に優しい"と酔ってるところもある。だから普段は気づきづらいが、相手を恐ろしく見下していることが時々ばれて、修羅場になる。
弟が私の前で愚痴をこぼしたことがあって、その内容も酷かった。
「性格は悪くないけど、顔が好きじゃない。メシを作らせるとまずくはないけどものすごく旨いわけでもない。これって付き合ってるメリットが乏しいよね?」
「我慢できるから別れてないだけ。結婚したくはない。期待させたらかわいそうだから『君と結婚とかありえないから』と言ったら泣かれた。うざい」
当時私は結婚を考えていた男性と別れたばかりだったので、弟の発言がむかついてしょうがなかった。
私は弟の発言がいかに失礼か指摘した。弟は私の言葉を「感情的で非合理的でわけわからん」と片づけた。"合理的で論理的で決して感情的にならないオレ"というセルフイメージを弟はとても大事にしている。
こんなやつもう知らんと私は思った。弟も私の発言が気に入らなかったらしく、その手の話をあまりしなくなった。
あれだけ執着しているくせに、弟は本命の友人に対して何もできなかった。電話だの食事だのお出かけだのは何度も繰り返したようだが、そこからさきには全然進まない。
振られるのが怖かったんだろうけど、きっとそれだけじゃない。
弟は歴代の恋人たちに、頼まれたから付き合ってあげると宣言した。相手が不満を言うと「なら別れようか」と笑った。
おかげで弟は圧倒的強者として色々思い通りに出来た。これが駄目だった。
昔の弟は逆だった。何でも周囲の言いなりだった。嫌な思いもいっぱいしたと思う。
相手に合わせることしか知らなかった子供が、相手だけが合わせてくれる関係を知っちゃった。その結果が、今の弟なんだと思う。こっちの方が楽だし上手くいくと思ってるんだろう。弟は話し合いが苦手だ。相手と自分の要求を突き合わせて妥協点を探るという考え方をしない。どっちかがどっちかに合わせる。これしか知らないみたいに見える。
だから弟は大好きな友人が相手でも、自分から行けない。頭を下げるようなことをしたら終わりだと思っている。合わせるより合わせてもらう関係にしようと一生懸命だ。
私、姉としてひどくないか。こんな分析して何になるんだ。今更全部手遅れなのか。
弟は友人に対してちょくちょく恋愛相談を持ちかけた。弟の相談内容はいつも決まっていて、
「今の彼女とうまくいってない。別れそう」
のどちらかだった。
要するにオレを口説くなら今だよ、というアピールを何度も繰り返していたわけだ。
受身の恋愛しか知らない弟にとってはこれが唯一知っている必勝パターンだったんだろう。本当にバカな子だ。こんなの相手が自分に対して好意がある時しか有効じゃない。
弟の恋愛を終わらせるのはいつも女性の側だった。物腰柔らかな暴君に我慢できなくなった女性がある日爆発する。
「浮気もしてない、暴力もギャンブルもなし、なのになんでオレは振られちゃうんだろうね? 女の人を信じるのが、どんどん難しくなる。みんなワガママで感情的」
弟のアホなコメント。本命の友人以外の女とは何回破局しても弟は平気で、どうして破局したのかその理由を学んで次に生かそうとか、そういうことも全然考えなかった。
弟の恋愛は始めることも続けることも終わらせることも、ぜんぶ相手任せ。自分で決めたことがない。
だから弟の暴君ぶりを全部我慢できる女性が相手だと、その関係は終わらなくなる。
とても我慢強い女性が弟の暴君ぶりに耐えきった。絶対に自分から別れようとはしなかった。そうやって彼女は結婚まで押し切った。
散々嫌がったけど弟は自分から別れを告げずに時間だけが経って、とうとう結婚することになった。一年後には子供も生まれた。
披露宴を三ヶ月後に控えたある日、たまにはきょうだいでゆっくり飲みたいからと私は弟に連れ出され、焼鳥屋に行った。
「どうしてこうなる。どうして、なんでだ」
「どうしてだ、なんでだ。なあ」
弟が血走った眼をこちらに向けた。
「ねえさん教えて。なんであの人はオレを選ばないの? 放っておいたらオレもう他の女と結婚しちゃうのに。手遅れになってもいいのかな」
あの人というのはもちろん友人のことだ。
「あんたマジでアホでしょ。他の女はどうでもいいから、結婚する相手のことだけ考えろ」
「教えてくれよ、なんか聞いてないのか、なんであの人オレに来ないの?」
「我が弟ながらホント気持ち悪い。あんたって思わせぶりにするばっかりで、自分の気持ちを伝えたことないじゃん。今更そんなこと言うなら、自分からもっと動けばよかったのに」
「それはできない。ダメになったら気まずい」
「この話きいたせいで今後、私はあんたの奥さんと顔を合わせるたび気まずくなるんだが。ふざけんな」
「だってあの人はねえさんの友達じゃないか。オレ、ねえさんのことだって大事なんだよ。オレのせいでねえさんとあの人が気まずくなったら嫌だから、慎重にしようと思って」
私はその瞬間、人前であることもわきまえず弟の横っ面をひっぱたきそうになって、がまんした。
「わたしたちの友情を尊重するためにあんたは自己犠牲の精神でどうでもいい女と泣く泣く結婚してやるってことか?自分が何言ってんのか考えてみろ糞野郎。ゴミ野郎。クズ野郎」
弟は小さい頃と同じ怯えた表情を浮かべ、身を縮めた。
弟が交通事故に遭ったのは、妻の妊娠が判明してすぐのことだった。
大した事故ではなかったのだが、これが原因で弟はある厄介な疾患を患った。
弟の場合、主な症状は頭痛と倦怠感。気圧の変化で症状が悪化するため、台風が近づいてきたりすると一日中寝たきりになってトイレにも一人で行けない。当然会社も休みがちになる。弟は職場にいづらくなってしまった。
弟の妻は優しく笑ってこう言った。
「大丈夫よ。私の稼ぎがあるし。夫婦は助け合って生きるものでしょう?」
その後夫婦は話し合い、弟は会社を辞めて在宅で仕事を始めることにした。妻は出産後ちょっと休んで仕事に戻り、家事と育児は弟の役割になった。
弟は妻に対して今までずっと強気できた。「なら別れよう」と簡単に言う弟に妻が縋りつく形で関係が成立していた。
その力関係が逆転した。弟は経済的に妻に縋りつく立場になった。
彼女があまりに我慢強かったので弟は気付かずにいたが、弟の妻は寛容な女性じゃなかった。
彼女はこれまでずっと耐え続けただけで、一度も弟を許したことがなかったんじゃないか。たぶんずっと恨みをためていた。
数か月に一度、弟は私に電話を寄こす。いつも深夜だ。妻に見つからないよう家の外に出て、小さな声でひそひそ話す。
弟の妻は変わったらしい。昔とちがう別人みたいだと、弟は怯えた声を出す。
弟の作った食事がまずいと言って捨てる。赤ちゃんの首筋のあせもを指差し、育児放棄だ虐待だと怒鳴る。話しかけて弟の返事が遅れると、テーブルの表面をバンバン叩く。
普段は穏やかなのに何かの拍子にスイッチが入ったように荒れるので怖いと、弟は言う。
弟は涙声で「ワケがわからん」と繰り返すが、話を聞いていると根本原因はなんとなくわかる。妻は弟を信じていない。自分は愛されていないという疑いが常にあって、ちょっとしたことでその疑いがふくらみ、荒れるのだ。
弟は見栄っ張りだ。全てがうまくいっているみたいに見せたがる。大学も会社も、世間では一流といわれる場所に入れた。資格職についている賢明な妻を持ち、フリーランスで働きながら郊外の人気住宅地に住んでいる。"何もかも恵まれた幸せなオレ"というセルフイメージを弟は必死に守りたがっている。
だから弟には愚痴をこぼせる相手がいない。感情的で非合理的なことを言う、四つ違いの姉しかいない。これまでそれほど密に連絡をとっていたわけでもないのに。いま私たちきょうだいは子供時代に戻ったみたいに、たくさん話をしている。
弟は大人しくてまじめで素直なこどもだった。姉の後ろをちょこちょこと付いて回り、私が繰り出す理不尽な命令に従った。
家中駆け回って材料を集め、SFに出てくる宇宙基地みたいな人形の家を、二人で作ったりした。一緒にたくさん叱られた。
弟は私が何か言うと真剣な顔で耳を傾けた。何もかも弟より上手くできる姉に尊敬のまなざしを向けた。四つも年が違うんだから当たり前なのに。
たぶん弟の心のどこかに、まだあの頃の感覚が残っているんだ。だから「ねえさんどうしよう」と途方に暮れた声を出すんだ。
そういえば弟がおねえちゃんじゃなくてねえさんと呼ぶようになったのも、私が頼んだからだ。何かの本を読んで影響された私が
「これからはねえさんて言って。おねえちゃんてなんか子供みたい」
と言ったんだ。子供だったくせに。弟はこくんと頷いて、あれからずっと私のことをねえさんと呼んでいる。
弟はそう言うが、離婚すればほぼ確実に親権は弟の妻のものになるはずだ。法律は元々母親が有利なようにできてるし、妻の方が経済的にも安定している。
弟の妻は子供のことは可愛がっていて、家にいる間はよく面倒をみている。家事の中心は弟だが、妻もかなりやっている。
この状況で弟が親権をとれるはずない。
子供と離れるのは絶対に嫌だから離婚しない、いつも弟の結論はそうなる。
弟は時々夢見るような口調で友人のことを話す。
あの人はどうしているかな、あの人に会いたい、あの人に似合いそうなピアスを見つけた。
「バカ野郎、そんなだからあんたの妻はいつまで経ってもあんたが信用できないんだよ」
「だけどあの人のことを考えている時が一番楽なんだ。その時間がなくなったらすごく辛い。支えなんだ」
弟が結婚する半年前に友人は仕事の都合で引っ越し、一緒に携帯も変えた。友人の新しい連絡先を弟は知らない。
友人と私で話し合い、知らせない方がいいと判断したのだ。
ところがバカ弟はあの焼鳥屋の夜、私がトイレに行っている隙に私の携帯を調べたそうなのだ。ロックはかけていたが単純な暗証番号だったので、なんとかなったのだろう。
それでも弟は三年我慢した。時々携帯の画面に友人の連絡先を呼び出して、それを眺めることが心の支えだったという。
そして二週間前の夜、またしても妻に怒鳴られた弟は何かが切れてしまったらしい。家を飛び出し友人に電話して、
「どうしても話を聞いてほしい会って欲しい」
と頼んだ。
友人は弟のただならぬ様子に驚き、自宅のすぐ近くにある終夜営業のカフェで話を聞くことにした。
そんでもう、ほんとに今更、お前十五年間何やってたの、何で今なのと私は弟の肩を揺さぶってやりたいんだが、ずっと話し続けて空が明るくなってきた頃弟は「あなたがすきです」と友人に言ったらしい。
「そんなの言われても困る。奥さんに恨まれるの嫌だし、家庭のある人とどうにかなる気はない」
と友人から連絡を受けて頭がカーッとなったというのが、私がこの文章を書いた動機だ。
すごいよね、よくこんな長文書けたよ、自分で感心しちゃうよ。これ書くのに二日かかったバカみたいだ。
友人は弟に「このことはねえさんには話さないで」と頼み込まれて悩んだ末に、それでも黙っていられないと思ったらしい。本当に申し訳ない。うちの愚弟が。マジで愚弟が。ほんとに愚弟でどうしよう。
連絡先が流出してしまった件について、友人には謝罪した。今後弟が彼女を悩ませた場合についても話し合い対策も用意した。弟が予想を越えた暴走をしなければ、なんとかなりそう。
あと他に私ができることってなんだろう。
根本原因は弟夫婦の問題なので本人同士でしっかり話し合ってもらうしかない。お互いの主張と気持ちを突きつけあって、利害の調整をするということをしなかったから、あの夫婦な今みたいになってる。どれほど辛いとしてもまず話し合いだ。私が絡む余地はない。
ということを弟に言いたくて電話を掛けたのだが、繋がったのは最初の一回だけだ。弟が友人の連絡先をどうやって入手したか聞き出したところで妻が帰ってきたらしく、途中で切れてしまった。弟は妻の目の前では絶対に携帯を触らない。弟が携帯で誰かと連絡をとることを、妻が嫌がるからだ。だから弟は夜中隠れて電話するわけで、なんか書いててあらためて気付いたけどこれ結構異常なんじゃないのか。
私だって結婚していて、一番大事なのは自分の家庭で、弟夫婦のゴタゴタなんか巻き込まれたくないので、もう放っておいていいのかな。
だけど甥っ子は可愛いんだよな。うちまだ子供いないからなおさら。両親がうまくいってないというのは、甥っ子のためにも悲しい。
弟夫婦の関係は異常なんじゃないかと書いててあらためて思ったんだけど私の感覚が正しいのかどうかわからない。誰か教えて。
うちは子供がいないから共働きでも時間には結構余裕がある。だからわからないことがいっぱいありそう。子供のいる家庭だと余裕がなくてギスギスするのは当たり前、と一度言われた。そんなことないだろうと思うんだが、確信持てない。
電話の終わりで弟はいつも「でも大丈夫。うちはうまくいってる。妻も優しい」と言うんだけど、うそ臭くてしょうがない。でも私が姉ばかで弟のことを心配しすぎてるだけかもしれない。本当は言葉通り幸せな家庭?
うちの両親に相談するのが一番いいのかもしれないけど、弟に激しく口止めされてるんだよなあ。もう喋った方がいい気がする。でも親巻き込むと大ごとになりそうだし、弟にも弟の妻にも恨まれそう。
ほんといくら書いてもまとまらないな。
大人になったら人間て賢くなると思ってた。全然違う。年取るほど実感する。
深夜電話で思ったんだけど、弟夫婦の関係ってちょっとDVぽくないか。考えすぎな気はするけど、一番怖いのがそれ。二番目に怖いのが弟がストーカー化することなんだけど、弟がそこまで出歩く自由なさそうだから、こっちはあまり心配しなくていいだろう。とにかくDVだったらどうしよう。こんな長文書いてる場合じゃない。
だけど弟と連絡がとれないから、動けない。
とりあえず留守電きいた弟が今夜くらいに連絡くれるといいんだけど。明日休みだから遅くても話せるし。
勉強出来る子だったんだよなあ弟。だから本人も含めてみんな弟をバカだと思ってないんだけど、私はバカだと思う。そんなことを思う姉はひどいよな。ごめん弟。とにかく、電話して来い。姉はけっこう心配してます。
会いたい人のところへ行く。ただそれだけのこと。でも。2週間だ。2週間前から会う約束をしていた。それを、クリスマス寒波などに邪魔されてたまるか。
本当なら、会うその日に行けば良かった。でも、それだと天候の関係で行けなくなるかもしれない。恐かった。あの人に会えなくなるのが。
だから、会う前日。職場の忘年会を、幹事の人に本当にすいませんって言って、出ないことにした。ほとんど定時に職場を出て、あの人の住む街に向かった。
夜通し車を走らせて、着いた街は明るかった。文明の灯だ、とも感じたが少し大げさかな。天候はそのあとから悪化した。タイミングは良かったと思う。
いい時間が過ごせた。そういうクリスマスイブ。おそらく、今までの人生で、一番素晴らしい時間を過ごせたと思う。満足だけど、来年はもっといい時間を過ごせたらと思う。
贅沢な望みかも知れないけど、更に高みを目指すのは、人間の欲望としてあまりに正直なことだと思うし、それを否定する気はない。少なくとも、今のところは。
あの人と過ごせることが何より今は、自分の人生で大事なものになっている。またあの人に会いたい。ただただ、そう思う。でも。
普通の日になかなか休めないあの人。自分と休みがなかなか合わないあの人。それでも何とか合わせてくれるあの人。たまに、こっちも合わせるけど、合わせてくれる。
嬉しいけど、悪い気がして仕方がない。だから、会える日、会える時間は大事にしている。大事な時間を一緒に過ごしているときの、あの人の笑顔や仕草が、本当に愛おしく感じる。
初詣は行こうよという話にはなった。行けるかどうかは少し微妙だけど、これは何とか実現させたい。今度はこちらがあの人に合わせる番なんだ。
雪はまだ降っている。今度あの人と会うときは、晴れていますように。冬だから難しいかもしれないけど、どうかどうか、晴れていますように。
女性の友達がいる。長い付き合いだ。片手では済まないので、両手で数えると3つの指が残った。出会いは共通の友人と遊ぶ際にそこにいたのがその人だった。僕より少し年上と聞いたが、特に年齢は聞かなかった。
それからその友人と遊ぶ中で、その人もいることが増えた。まだ20代で、年上に憧れることが許されるギリギリの年齢の頃で、仄かにいいなと思えたのを覚えている。その友人抜きで会うようになったのは数年たってから。いつあの人とメールアドレスの交換をしたのかは正直覚えていない。最初はあの人からどこかで飲まないかとかライブ行かないかとか、メールが来て僕がそれに乗る、という関係が長く続いた。3人以上で会う事が多かったが、いつの間にか2人で会う機会も増えた。音信不通の期間もあった。それは大抵その人に彼氏さんがいるときで、さすがに会える訳も無く、僕は僕で誰かと付き合ったり別れたりして過ごした。まぁ独りでいる時間の方が長かったのは言うまでもなく、僕のような人間にはそれがお似合いだ。
お互いが30代になり、仕事もそれなりに忙しくなったが、2人が会う機会は増えた。いろいろと酒を飲んで、お店をはしごしたりして、終電まで飲み歩いた。いろいろなことを話した。お互いに貸し借りがないような付き合いを続けてきた。距離を取って付き合ってきた。その距離を向こうも縮めることはなかったし、その気もないだろう。僕の方は、縮めることは諦めた。僕が動けば、きっとあの人との関係は失われる。さして面白くもない僕の人生が、もっと面白くなくなる。あの人を失うわけにはいかない。このままでいよう。そう決めてから、誰かを好きになることもなく、時間は過ぎていった。それでも僕は良かった。人並みの幸せなどには生涯縁はないだろうし、それでもいいと考えていた。僕の人生など、大したことはない。
概ね、1ヵ月に1度は会う感じだったが、僕の転勤で会う頻度は減ることになった。それでもあの人の住む街に僕の実家がある以上は、何ヶ月かに1度はその街に行く際には会うようにした。あまりこちらからしなかったメールもしたりした。何せ知らない街、寂しかった。仕事もうまくいかない日々が続いていて、家に帰る度にいろいろなことを考えた。何よりも、一緒にいて楽しかった、あの時間。あの人と一緒にいる時間に助けられていたんだなと、遠く離れて切実に感じた。会いたい。あの人に会いたい。誰かに会いたいと何かに願ったことなど、過去あっただろうか。
夏、少し休みが取れたし久しぶりに会えた。あっけらかんというので驚いたが、残業がとんでもない時間になっていることやらなんやら、久しぶりに会って驚いてしまうようなことを聞いた。メールで忙しいとは聞いていたが、あなたの会社って、いつからそんなブラック企業になってしまったのと聞いてしまった。それに身体、大丈夫なの、とも。ついでに聞いたが、その時初めて年齢を聞いた。2つ上。やっぱり。でも、そんなことよりも、心配になる言を聞いてしまい、さすがに動揺したが、あの人は大丈夫大丈夫何でもないしってアピール。それで安心出来ればいいのだけれど。でも厚生労働省が定める過労死になりかねない労働時間の数値に近いものを聞いてしまっては、安心などできない。
遠くにいて、出来ることってなんだろう。車を走らせながら考える。あの人に何かあったら、と思うととても平静ではいられない自分がいること。何かあったら、取るものも取り敢えず、あの人のもとに行きたいと願っていること。そして、そばにいてあげたいと思っていること。あの時、初めて出会ったときによぎったあの思いに、最終的に帰りつつある自分に気がついた。長い時間が過ぎた。相談に乗ったり乗られたり。一緒に飲んだりしたこと、その時に浮かべる笑顔や可愛らしい声や仕草、それに2つしか違わないのに、僕を子供扱いするあの態度。あの人のすることが、僕はどうしようもなく好きだと気がついた。それが失われることの恐怖に、僕は耐えられそうにない。これまで、距離を縮めないできたけれど、それで良かったのだろうかと、考えるが、おそらくそれは正しかったのだろう。でなければ、ここまで続いていない。
今度、いつ会えるかはまだお互いに予定が立たない。僕もあの人もなかなか忙しい。でも。今度会うときには、距離を縮める努力をしようと思う。漠然と僕はあの人の幸せを願ってきた。その幸せに、僕は入ってなかったし、入れる気もしなかった。でも、そこに入ってもいいんじゃないかとも思い始めている。勿論、あの人次第ではあるけれど。メールも電話もいいけれど、やはり会うって大事なんだと思う。直接言うべきは言わないと。
まさかあの人に会いたいとか起きてすぐに思うようになるとは思わなかった。
なんだこれ。バカじゃないの。
忙しそうだけどお願いすれば多分会えそうな気がする。
なのにしょっちゅう会ったりとか飲んだりとか。もー。分からん。
男が浮気をする生き物だって事はよく言われているし、
簡単に浮気が出来るような奴は付き合えたとしても将来明るくない。
会ってる時だけ私にいい顔してて、他の子にも同じようにしてるのかも知れない。
それは分からないけど、そう疑うくらいあの人の事は信用してない。
そう、信用してないし、飲めればいいし、
さみしーと思ってる時に構ってもらえる人間が誰かいればいいだけの筈。
なのでメールが来ても電話が来ても喜んだりとかしちゃいけない。
顔文字とか私の影響受けてるのが分かってもニヤニヤしない。
落ち込んでて話聞いてくれるのだって同じ。
なのにどーしてあの人に趣味を合わせようとして一生懸命なんだ?
電話が来そうだと思うと寝れないんだ?
彼女なんていなかった事になればいいのにとか、最低な事考えて。
あっちが悪いんだから。かわいいとか言ってキスしてきたのが悪い。
ベタベタしてくるのが悪い。他の人と飲むからってやきもちとかやくな。
しかしそんなので簡単に落ちるわたしも悪いよな。
http://anond.hatelabo.jp/20090808020249
気が狂いそうな日々が続いている。
あの人の笑顔が、声が、目、口びる、髪の感触、そして肌の感触が反芻されている。
彼女の姿に似たものがあれば、それを熱を帯びた目でおってしまう。
夜になれば、彼女が誰かに抱かれていると思い、気が狂いそうになる。
そして後悔になやまされ、無限の苦しみが僕を襲う。
すべてが彼女を中心に回っている。
寛恕ではない誰かの姿を気のせいのように振る舞い、
夜の帳がおりることには、一人で、深い闇の中にいなければいけない。
会いたくてたまらない。あの人に会いたい。話がしたい。声を聞きたい。
でも、こちらからそれがいえない。
僕にはいう権利がない。
怖い 本当に怖いよ。僕はどうしてしまったのかな。
心がきしみ、その軋みは目の奥への湿気を呼び起こし、悲しさとともにそれは行われる。
でも、無理やり笑顔をつくらなければいけない。
そうしないと、周りにばれる。ばれてはいけない。
だから、僕の笑顔は、いつも空の涙が出続けているのがわかる。
誰にもいえない。
でも、この場所があって、まだ叫ぶことができて、僕は自我を保っているのかもしれない。
酔っ払い男子曰く、
最近、大好きな人にたいして、好きといえずに終わってしまった関係があります。
私は本当に好きだった、愛してるといってもいい。
だけど、あまりにもへたれでこちらから告白できなかった。
今まで自分から好きということは言えずに、今まで過ごしてきた。
すべて相手から好きといわれてすごしてきた。
そのつけがきた。
でもそうじゃなければやってられない。
本当に残念で、今それで正直、日々泣いている。情けない。
一人になることが怖い、本当に怖い。
今日、テレビでしんすけがいってた、「予防注射は16歳までに」って感じだ。
ああ、死んでしまうとはこのことなんだろうか。
すごいショックだ。
今まで過去にいろんな人と付き合ってきた。
その中でも正直、best 1 に位置する人だった。
本当に、本当に、本当に、大切な人だった。結婚をしたくない私でも、唯一結婚しても言いと思える人だった。
だけど、こちらの言葉ですべてだめにしてしまった。私は馬鹿だ。
本当に後悔をしている。酒を飲まなければやってられない。
もう、自分は結婚できないと思う。過去に付き合ってきた人でできたトラウマよりひどいかもしれない。
恋愛もできないだろう。
私には怖い。自分に自信がない。
これからいい人が・・・というけど、私にとってあなたが奇跡の出会いだった。
ありがとう。本当に好きで、好きで・・・あなたのまえでいつも好きといっていたかった。
今でも簡単なメールをしていて好きといいたくなる。
でも、それがかなわない。見えない壁が私を押し寄せ、涙を自然と溢れさせてしまう。
私は壊れてしまったのかなぁ。。。もうだめな気がする。
あの人のことを考えたとき・・・涙がとまらない。
ああ、あの人に会いたい。
でも、会えないのが本当に悲しく、この文章を書いていても涙がとまらない。
この文書もその人に送りたい。
だけど、私にはその思い人のことを思うと、それもできない。
4年も前の話。
私が楽観的すぎたのだ。遠くても、大丈夫だと思ってしまっていた。
一ヵ月後、別れを切り出された。
それでも年に一度はメールで連絡を取り合っていた。
私はその連絡だけを頼りに、いつか地元に帰ろうとずっと思い続けていた。
いつかあの人に会いたいと思っていた。嫌いで別れたのではないのだから。
デザインも気に入っていたから。
他の人と付き合っていたときも、その指輪だけは捨てられなかった。
嬉しかった。
すぐにでも会いたい気持ちを抑え、新しい仕事にまずは慣れることを優先させた。
先日、会って食事がしたいというメールをした。
食事は、以前にも話しをしていたから当然OKだと思っていた。
返事は一週間後だった。
仕事が忙しく、会えないとのこと。
私はただ単に、よりを戻したいという気持ちだけでは無かった。
あの人に会って、成長した自分を見て欲しかった。
もし、それでまた気が向いてくれたら・・・・それだけだった。
ダメでも会ったらきっと気が済んで、忘れられると思った。
私にとって、あの人といっしょにいた月日は何物にも変えがたいけど
あの人にとってはそうではなかったんだと思うと
すごく自分が惨めな気分だ。
でもはやく、忘れないといけない。
ほんまはあの状況が嫌なんです。かといって後輩には愚痴られへん。先輩も今が大変そうやから私がわがまま言うわけにいかん。他の担当の人たちに言うても、ただの愚痴の人やと思われるやろうし、
きっと私の悩みなんて考えても仕方のない意味のないことなんだと思うんです。
ほんまはもういやです。逃げ出したいです。でも先輩の前で、逃げ出したいなんていうわけにいきません。
でもほんまは誰かに気付いてほしいんです。もう、私も一杯一杯なんです。
いっつもわらっとかんと、って思うんです。多分、先輩と繋がりのない後輩達にとっては私が先輩で、
私が不安に思うことがあったら後輩にそれが伝染してしまうと思うから。でもそれするの、今は辛い。
昔は職場のあの人に会いたいだけで働いてて、毎日幸せでした。今はあの人に会うことよりも
仕事から逃げ出したいと思う気持ちのが強くって。
何日かすればこの気持ちは何らかのきっかけで上向きになると思います。
私には鬱病の傾向あるかも知れない、って時々思う程私は勝手な人間やから。
だからこそ他人にこんな愚痴聞かせるわけにいかんのです。
考えようにしようと思うんですけど、それもなんでかできません。思考が止まればいいのに。
ああ、笑うのしんどいよう。ほんまは頭ン中わやくちゃやねん…
みんなの役に立たなくてごめんなさい。何もできてないような気がします。
勝手に浮き沈みしてごめんなさい。自分のことしか考えてなくてごめんなさい。