はてなキーワード: 領域とは
STEM、DXなどバズワードでは、理系と文系という分け方がされるが、重要なのはおそらくそうではない。
数学や物理では、学校が紙での試験を前提としているため、コンピュータを使うことを前提に出来ないため、いざコンピュータで計算させようとすると躓く。
また逐次処理になりやすく、物理的な演算回路を複数持った場合に使いこなせるかという視点があまりない。
Wordやエクセルといった事務処理だったり、1つのパソコンの中に限定する処理になって大量のコンピュータを使いこなすという視点がない。
またライブラリの使い方といった、長期的に差別化出来ないものに時間を割いてしまっている。
Google、Facebook(Meta)、Amazon、マイクロソフトとも、サーバーという大量のハードを持っていることが差別化要因となっている。
サーバーの規格化を進め、価格競争をさせ、他社の競争力を阻害するといったことにも力を入れた。
インテルCPUのセキュリティ脆弱性を暴露するといった価格交渉に有利になるようなことも欠かさない。
TPUのようにクラウド上にあってサイドチャネル攻撃が確認しにくくするといったことも欠かさない。
日本が間違ったのは、ソフトウェアが差別化要因の時代になった、ハードは時代遅れでソフトやサービスにこれからはシフトしなければならないと、バランスを欠いたことだ。
先端の半導体は作れず、国内需要も作れないので設計する技術もなく、振り回されっぱなしになっている今の日本を見れば明らかだ。
サーバーもデータも大量に持っている所でないと、投資する意味がない。
また先の企業からすると、機械学習の流行が終わっても、工場のように限定されたハードではないし、通信でつながっているため他への転用が可能だ。
世の中の変化は速くなっているというが、革新的な技術は数年かかっている。
大量にサーバーを持っている企業からすると、機械学習が成功しようか失敗しようがどちらでもいい。
自社内で他の革新的な技術に注力している間に、他社の研究結果の成果が花開いたとしても、大量のサーバーが必要になるので、結局自社サーバーの顧客となる。
商品が売れなくなった時代に、研究費用から稼ぐ手段を持ったという側面もあるだろう。
自社から優秀な研究結果が出てこなくても、他社や大学から研究結果が出てきたら結果を取り込める。
OSに関してはCPUやGPUといったハードを持てなかったので育てることも出来なかった。
RISC-Vでワンチャンという議論を見ていると、CPUの演算部分のみ議論しており、デバッグやトレース周りの議論がない。
TRONに関しては、OSとしてはカバーする範囲が狭すぎて自力で実装しなければならなかったり、
ハードの差を吸収するだけの開発力がなかったりで、結局失敗したのだろう。
設計に関するソフトについては、Web、ゲームエンジン、CGソフトといったソフトを作るためのソフトや、
ソフトが対応していないから製造できないという状況が起こり、ソフトの修正を依頼するとノウハウや差別化要因が漏れる。
自国内で閉じないため、主に米国ソフト企業のライセンス料の上昇についていくことができず、設計すらできなくなった。
表現の自由があるため、政府が出版業界に支援政策を出すのは困難なのだと想像している。
漫画といった市場に任せておけばいい分野はいいが、産業や国力に長期的にはつながるが売れない分野は持続できなかった。
紙でも電子書籍でもいいが、産業で役立つ内容を出版出来ず、ブラックボックス化した。
株主向けの情報は流通するが、技術者向けの情報は流通しない。情報がないから大学での研究もされない。
日本国内の半導体業界団体としての活動も活発ではないため、業界紙も出版されない。
他の業界についても同様だ。
生物系のように数千ページある洋書が定期的に更新され、その翻訳本でカバー出来る分野はあるが・・・。
中国での書籍を見ていると、産業界に近い書籍が大量に出ていることがわかる。
そして中国で出版された書籍を翻訳できない、売れている書籍情報すら把握出来ていない状況が、今の出版業界の限界を表しているのだろう。
政策を検討する会議に呼ばれる人物が、メディアでよく取り上げられる人しかない。
情報収集能力がないのか、それとも個人情報だからと政府がわざと把握してないからなのかはわからない。
政府がプロジェクトを立ち上げるのであるから、そこには解きたい課題があり、ゴールがあり、それに必要な人・金・リソースがあるはずである。
日本は、国の威信をかけた失敗できないプロジェクトの経験が少ないのか、避けているのか、下手だ。
「高齢者も若者も生き生きとした社会の実現」といった、曖昧なゴールを設定する。
(数字を出すと延々と議論し収拾しない、日本の持ってる問題もあるだろうが)
キャッシュコンバージョンサイクルは、簡単に説明すれば、原料などを仕入れるのにキャッシュを払ってから商品を売ってキャッシュを手にするまでの時間のことをいう。
Amazonはこれがマイナスで、マーケットプレイスへの支払いを極限まで遅らせるといったことで実現している。
これの何がいいのか。
企業からすると銀行から借りずに手元に自前のキャッシュがあるという状態で、投資をしやすい。
また雑な言い方だが、倉庫に入ってる商品は既にキャッシュになっているということで、商品の返品といったリスクを取ることができ、顧客満足度向上につながっている。
飽きというのは強い原動力となるので、四六時中ニュースサイトを見、SNSで絶えず新しい何かを目にするようになった。
フェイクだろうがなんだろうが、飽きることよりも刺激的だ。
俺が推進してほしいSDGs分野はそっちじゃないから、なかなか合わないな。
ジェンダー平等とかクソどうでもいいから俺の雇用だけは心地よく守れ、それがSDGs
って感覚。
優先順位つける段になると殺し合いになってもおかしくないよね。
サフラジェットの時はじっさいにオスはやってるし、気に食わない領域のSDGsの進展には暴力で対抗するのがトレンドになりそう。
「本当に」って話は永遠に決着つかないから、政治的合意を作るときは踏み込んではいけない領域だと思う。
でもまあ、共産主義と資本主義と違って、SDGsに正面切って敵対する国家はあまりないように思う。中国だって憲法には投票の自由、結社の自由、民主主義、みたいなこと書いてある。タリバンのアフガニスタンすら表向きは女性の社会進出進めるって言っている。もちろん、時代の限界とかはあるだろうし、100年後のポリコレには叩かれるのかもしれないけど。
ipodは、別にイリーガルな領域でなくとも、手持ちのCDをitunesで取り込むと、cddbから曲名振られて、便利にジャンルとかでライブラリ化できて、
って体験の質が高かった。
数行書き換えるたびに走る激重コンパイルのせいだかVSコードのせいだか、お前がTypeScriptで開発したせいでPCがスワップ領域にアクセスしまくってまともに動かないんじゃ!死ね!
お前は意識高いから16GのフラグシップiMac貸与されてるのかも知らんがよ。こっちはMacMini8Gで作業させられてんだわ
お前がゴミみたいな言語選んだせいでゴミみたいなエコシステムと自称軽快なエディター(糞重)を使わざるを得ないせいで、いっかいTypeScriptを触る作業が出るたびに他のアプリも全部ひっくるめてろくに動かんのだわ。
なんでVSコード上でファイル名を検索する方法をググるのに10分もかかるんだよ。ほっさかぁ〜爆笑じゃ〜
8Gマシンでここまで重くなるわけねーだろ。馬鹿じゃねえのかああん????なめてんのかnpm。なんじゃこれ。お前ら本当にこんな腐ったエコシステムがいいのか?頭イカれてんじゃねーの?
こういう風に物事を単純化したがるのは、まさに「お気持ちでヘイト認定したがる人々」にとって都合のいい世界観だと思いますよ。
解釈学とか勉強してみるといいと思います。「解釈」とは一筋縄ではいきませんが、それでも「わかる」領域が存在することとは両立します。
漫画をどれだけ深く読み込んでるかで成否が決まってくるような問題が出たのかと思ったらそうではなかった。
どうでもいいからうろ覚えで書くがようはたとえば「ねずこの口枷してるときの声はどうやって出してるのか」みたいな問題だった。
こりゃ漫画端から端まで読み込んでも解けないどころかスタジオ内での漫画のカンニング可だっただったとしても答え導き出せないわ。
たとえるなら六法全書持ち込み可の司法試験よりある意味理不尽。
小学生が見事優勝したようだったけどこいつはこいつで逆に初期のタイトル案や「親殺しの火」である爆血からネヅコの元ネタが日本神話のカグツチらしいってこととかは知らないんじゃないかね。
当たり前っちゃ当たり前なんだけど同じ「作品に詳しい人」でも追求してる領域が少しずつ異なるんだろうなって改めて分かった例だった。
まあテレビでアニメ化してない部分から問題出すのはネタバレになっちゃうからああいう問題構成にならざるをえなかったんだろうけど、逆に四字熟語の問題とか普通に好きで漫画読んでる人ならガイジでもないかぎり即答できるとか難易度の差が激しかったりいろいろお粗末。
所詮はテレビアニメや映画の宣伝なんですねって感じで当時の5ch実況民とかも問題見て、知らんがな解散ってなったんだろうな。
脳の基本的な構造は男女一緒で美的判断基準もよく似ているんだから、女性に性的なものを感じるのも当然なのだろうか。
ただセックスに関わることになると脳内の分泌物質とか原始的な脳の領域になるから、そちらが判断を支配することになるんだろう。
新自由主義ではうまく行かないけど、MMTの緊縮放棄は嫌!だからなんか他の方法がないかとウロウロして迷走しているのが新しい資本主義に見えてくる。
まずは財政出動をきちんとしてマイルドインフレにします!財政出動は、産業の種になる科学投資にも多く使います!がいいのに。
大学ファンドも確実な儲けを意識するがために、ただの海外投資ファンドになってしまった。儲かったら大学にも回すから大学振興だよ!みたいな、海外で馬券をかって当てたら焼き肉奢ったるの領域にまで低迷した。ついでに円安まで引き起こして。
MMTの上で、更に成長のための投資に金を使う党しか無理だな。
国民民主党は、前原誠司のスタンスをはっきりさせろ。隆盛になったらあいつがでしゃばってきて新自由主義的な方向に引っ張るのが見える。アイツがきちんと、新自由主義政策を放置して、積極財政こそ正しいんだというスタンスになるか、一人だけきっちり落ちた上であれば積極財政出動も理解できる。
あるいはれいわだな。れいわも正直財政と関係ないところで逆張りしすぎというのは感じる。党としてMMTでかつMMTだと信頼できるのはあの党だけだからもうれいわに入れたけど。
積極財政も緊縮財政もまだ議論が続くし、どちらの陣営に立っても反対側から矢が飛んでくるから、党としてのスタンスを決めづらいから党同士の罵り合いになっちゃってる。緊縮財政か積極財政かの旗は双方おろし気味だからなぁ。
まあわかる、RAM12GBなので1日前のアプリが裏で残ってたりして、そこまで残ってなくていいわと思う。別に重くはならんけど
標準で通知領域から設定できるが、もっと手軽に設定したければOne Hand Operation+のQuick Toolsを使うといい
不満④せっかくの大画面だが4:5に設計されてるウェブもアプリもほぼないので純正アプリ以外は帯付きで使うことになり、あまり意味ない。
WebはiPad miniとかと同じでは?好みでPC版サイトを見るとか、Samsung Internetならフォントサイズを手軽に調整できるので調整するといい。
Androidアプリは本当にメジャーどころでもタブレット最適化されてない物があって残念。とはいえスマホアプリの単なるレイアウト拡大でも便利なものも多い。
まだ設定してなければ、ラボ機能でアプリの画面比率を設定できる。 https://dime.jp/genre/1246406/
Fold3も20万円以上なので、この機種に関してはむしろAppleより高級なんだが、質感的な高級感は薄め。
iPhone 13 Pro Maxとか見た目の高級さを重視しすぎて普通のスマホなのに238gもある。ガラスだからケースないと滑るし(これはFold3も同罪)。あんなもんを人間工学的とか言うな。
UI/UXとしてはマスクの時代に顔認証しか使えないことが、他の優位をも押しつぶす大きなマイナスになっている。
Fold3は新しい折りたためるタブレットというジャンルなのであんまり定まった持ち方がないのは仕方ない。
物理的な人間工学にはAndroidとかあまり関係ないし、なんなら重量・幅・材質が違う様々な端末があるので、ほぼ間違いなく各個人にとってiPhoneよりも持ちやすいAndroid端末が存在するだろう。(UI/UXが総合的に良いかは別として)
パンデミックを見越した2000年代からの研究が、新型コロナの中和抗体薬実現に繋がった。
目的の形が最も安定になるようなパーツを設計すれば、分子は自ら汲み上がる。
様々なネットワークの振る舞いを明らかにする「パーコレーション理論」を解説。
意識的な感覚警官は皮質よりも深い脳領域から生まれてくるようだ。
宇宙史の110億年をカバーする数約万個の銀河地図が公開された。
永久凍土がゆるんで建物や道路が崩壊、一歩では新たな経済発展の可能性も。
温暖化と食料問題の解決につながる新しい農業ん手法が提案されている。
『地球進化46億年の物語』『人類の進化 大図鑑』『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』『ピーグル号世界周航記』『バッタを倒しにアフリカへ』
『健康・医療情報の見極め方・向き合い方』『RCT大全』『マンガとエビデンスでわかるプラセボ効果』『新医療経済学』『「健康」から生活をまもる』
『脳はこうして学ぶ——学習の神経科学と教育の未来』『リスク心理学——危機対応から心の本質を理解する』『NEO HUMAN ネオヒューマン究極の自由を得る未来』『つながり過ぎた世界の先に』
『沈没船博士、海の底で歴史の謎を追う』『「木」から辿る人類史』『発明は改造する、人類を。』『極端豪雨はなぜ毎年のように発生するのか』
ブスだけど整形してモテると嬉しいけどやっぱりあーーあ人間ってそうだよな、って鬱になったりもするぞ。
今までのステージとは別次元の領域に入っていける、っていったところで普通の人らが普通に遊んでる遊びに誘われるってだけだけど。
今までだったら空気になってたところでもきちんと人として認められる。
それはうれしいけど結局、あーーーーあ、ってなる部分はある。
所詮そうだよなあ、とか思う。
好きでもなんでもないような人間ならそれでもいいんだけど
うれしんだけどそういう素敵な人が昔の自分相手ではまったく礼儀としてだけ接するけどそれ以上になるわけがないと実感すればするほどつらくなる。
そうなってくると今度はマウントをとれる相手を選ぶようになってしまう。
今の自分に対してドギマギとするような昔の自分みたいな存在をいたぶるようなことに喜びを見出してしまう。
ちょっとスキンシップとったら顔真っ赤になるのとか見て楽しんでしまう。
で、相手が調子に乗ってきたら目の前で別の異性とちちくりあってやんの。
そしたら死にそうな顔になるからそれをみて楽しむ。
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b1826
各社が必至に探しても10近い年月でたったこれだけしか出てこなかった。
表に出てきた情報で判断するべき正しい見解すら持てないバカが大量にいて辟易する。
1.収支報告書に掲載されてる、数年で759万円の費用は単なる正当な仕事の報酬
まともな社会経験があれば、1人を常駐させて仕事させるコストにすら到底足りないことは容易に理解できる。
収支報告書上の費用はおそらくDappiに無関係の費用とみなすのが正常な判断で、
無関係のお金の流れの話で騒いでるのは単純にバカにしか見えないし、
Dappi疑惑に対してデマを流してるも同じ。無能な味方はマジでやめてほしいから黙ってろって感じ。
自民党がネット工作にカネを出して関わっていたを「真」と仮定するならば、まずはこっちの話が出てからの話になる。
1人を平日フルタイムで働かせて仕事させるなら1人月 100万円/月くらいは最低でも欲しい。
要は年1200万くらいのカネの動きが最低でも無いと金払って人を専任で動かすことは困難なのが社会の常識だ。
この会社がネット工作を請け負っていて非専任だったとしても半額 月50 年600位は最低でも費用を見ないと話にならない。
一般的な人件費の話をしたので、ネットの政治工作なんて特殊な仕事ならもっとカネを積むのが当然だよね。年数千万オーダーになってからの話。
ということで表に出ているカネでDappiの政治工作依頼なんて不可能というのが結論になるので、裏金を使った話になる。
収支報告書に記載されない裏取引をしていただとか、機密費を使っていていたとか手段はいくらでも想定できる。
しかし、現状は何もネット工作疑惑の片鱗すら掴めてないのが事実でしかなく、様子見しないといけない話なのだ。
憶測で問題が確定したかのような態度はリベラルとして失格だ。陰謀論の領域に入ってることを自覚するべき。
ネット工作にあたって金銭の関係はない。党幹部の親戚らしいじゃん。
自民党に無償で貢献するので恩が売れる。何か別のところで利益が回ってくるとか。自民党らしさを感じる。
こうなるとどう頑張ってもネット工作と自民党の関係を明らかにするのは困難になる。脱法スキームとか大好きでしょうし。
万が一こうやってバレてもリベラルが勝手に疑ってウソの疑惑を作ったと反撃すらできて効率が大変よい。
まぁそもそも名誉棄損の裁判しかしてないから、関係性を調査する権限がどこにも無いから見つけ出すのもムリゲーなんだけど…。
個人的に疑ってるのはこれ。社会には勤務中なのに思ってる以上にヒマしててサボってる人間がいる。
昨日上がってたこれとかそういうの。勤務時間中にサボってブコメしてるはてなーとかも一杯いるよね。
就職して17年になる。新入以来ずっとヒマ https://anond.hatelabo.jp/20211021101039
暇なネトウヨが会社の回線使ってネトウヨ活動。まあまあありそうな話。
自民党が工作してた時の尻尾切りの言い訳にも使えるかな。個人がやったことです。会社として懲戒しましたで終了。
ワンズクエストのIPで通信するけど管理していない、パスワードのかかってない古いAPが何故か置いてあった。
誰か知らないがアクセスしてた可能性がある。社員は誰もやってない。
結局、名誉棄損の裁判程度では疑惑が確定できるような証拠が出てくる可能性が低そうだなって感じだけど、
もともと言論・表現の自由って、自分が考えた思想や意見を表現したり、他人のそれを受け取ったりすることで、人間は全体として向上していくんだ、っていうことから出てきた考え方だよね。特に政治の分野とかではそういう思想・言論・表現の自由がないとヤベーことになっちゃうし、実際に何度もなっちゃったから、やっぱりそういうことは自由にしようねとなったんだよね。
で、何がそういうものを守るのに大切な言論・表現で、何がそうじゃない言論・表現かを決めるのは、その決め方自体が権力にとって有利だから、こういう言論・表現はOKとかNGとかって線引きはなるべくやめて、幅を広くとっとこうね、ということになってるんでしょ。
でも、もっぱら読者の性欲を満たすために描かれてる暴力的・凌辱的なロリエロ漫画とかは、そういう意味での思想や言論はほとんど含んでないし、逆にそういう思想性や言論性を見出したらヤバいわけじゃん。女の子を連れ去って凌辱して主人公たちが満足して終わる漫画表現に思想を読み込んだら、女の子を連れ去っては凌辱して主人公たちが満足して終わる行為をストーリーを通して肯定するものだ、ってなっちゃう可能性が高くて、それは他者危害原則に抵触する扇動行為にあたるわけじゃん。だからこそ作者も、LOとかも、擁護派も、この漫画はそういう行為を実際に肯定するものじゃないよ、あくまで単なるフィクションだよ、と予防線を張るわけでしょ。実際に漫画の手口を真似して犯行した犯罪者が出てきても必死にその関係を否認するわけでしょ。
で、そういう「思想性がない」(と主張する)、フィクションの、専ら性的欲望を喚起するためのポルノグラフィって、理屈から言えば、法律で保護しなきゃいけない根拠も相対的に薄弱になっていくんだよね。そもそも今だって別に「表現の自由は絶対」じゃないし、それぞれの国で定義された価値の低い表現(増田が言ってるわけじゃないよ、法律学に「低価値表現」っていう概念があるんだよ)の一部には自由を認めてないわけだ。名誉毀損とか、わいせつ表現とか、ヘイトスピーチとか、優良誤認とか、医事法違反とか、著作権侵害とか、プライバシー侵害とか、偽証とか、法律で規制されてるNG表現は、今の日本の法律でもいっぱいある。
ちなみに性表現に寛容なイメージがある米国でも、性行為のみを描写したハードコアなわいせつ物は、写真や実写動画だけなくイラスト(二次絵)も言論の自由による保護物に該当しないとされてるし、ミラー・テストというわいせつ性判断の基準では
①平均的な人が、その所属する地域社会等のコミュニティのそのときの基準(contemporary community standards) に照らしてその表現物を見た場合、全体として好色的な興味に訴えていると考えるか。
の3項目で言論・表現の自由の保護に値するかどうかが判断されている。ちなみに米国では「正常で健康的な性的欲求を喚起するだけ」のポルノや性器描写は、ここでいうわいせつ物にあたらず、「裸体、性、または排泄行為に対する恥ずべき、あるいは、病的な興奮に訴えるもの」ということになっている(Brockett v. Spokane Arcades, Inc.)。ようはその社会・時代の文脈のなかで平均的人物像によって「異常な」性行為とみなされるものについては、思想の自由市場での取扱商品にはしませんよ、ということ。日本人にとってアメリカンポルノのストーリー・演出・演技が妙に「健康的」に見えるのは、そうでないと法に抵触するわいせつ表現になるかもしれないリスクがあるからなんだよね。ちなみに児ポはミラーテストに関係なく問答無用で違法。
だから「思想・言論・表現の自由」には「なるべく幅は広くとろう」とは言いつつも、その中身には中核と周縁とすでにNGと決められたものの3つの領域があって、周縁部では、表現の価値と表現のもたらす社会的害悪性との衡量が個別になされたり(わいせつ性の判断)、総じて社会的害悪性が認められたときには新たにNG枠に入れられたりしてる(ヘイトスピーチ法)、というのが実態だと思うんだよね。
で、そういう「NG枠」の側に一部のロリエロ漫画が加わるかもしれないことを、「これまでしっかり守られてきた表現の自由が、これを皮切りになし崩しにされる! 蟻の一穴!」みたいに煽るのは、ちょっと違うんじゃないかな、とも思う。体制が自由を認めた表現だけが許されているって意味では、今までもそうだったんだし、仮にロリエロ漫画が法的に規制されても、その規制の時に使われた理屈を保護法益が異なる表現に対してまで拡げるのは、そう簡単なことじゃない。「グレーからブラックに何かを移動させたら、他の表現もどんどんブラックに動かせるようになるぞ」という警鐘は、そういう現実的状況を踏まえない雑語りに聞こえるし、そもそも「ロリエロ漫画自体が法的な保護を受ける価値がある表現かどうか、そして実際に社会的害悪性をもたらすかどうか」を真正面から議論する自信がないから、「ここを規制したら他の表現の自由も脅かされるぞ!」という論法に頼ってるんじゃないの、って印象もある。
そういう人達が、「表現の自由」が脅かされることへの危機意識を、たとえば愛知トリエンナーレの「表現の不自由展・その後」をめぐるあれこれでも堅持してたのならまだ納得できるんだけど、いま二次元関連で「表現の自由」を強く主張する人達の中には、愛トリの時に「天皇に対する冒涜的表現は、人々が大切にしている価値観に対する攻撃」みたいな理屈で展示中止の抗議活動(威力業務妨害的なやつも含め)を正当化してた人達もいたんで、それについてはやっぱり「あなたがたのいう表現の自由って、結局自分が消費したい表現にだけ適用されるダブスタで、表現を区別するなという自分たち自身も十分セレクティブに振る舞ってるんじゃないの」という印象を持っちゃう。もちろんそのダブスタ批判は、かつて表現の不自由展を擁護していて、いま「非実在児童ポルノ」への規制論を容認してる人にも当てはまることなんだけど、さっきの衡量論にもとづけば、それは完全に対称の関係じゃないとも思うんだよねー。
(「ロリエロ漫画の害悪性の根拠を出さないと保護法益が決められない」というのは、そういうダブスタ系の人達よりもずっと筋が通った理屈だけど、わいせつ物陳列・頒布罪にせよヘイトスピーチ法にせよ、その害悪性の根拠が、国会や法廷の場でしっかりしたエビデンスのかたちで示されたことはないと思う)
大河原克行という人がいる。電機、 IT 系のジャーナリストで、 PC Watch など複数の媒体で執筆していて、この道では大ベテランということになると思う。
ところで、日本の IT ジャーナリズムみたいなものって、はっきりと言えばメーカーや通信キャリアの靴の裏を舐めるような仕事で、業界各社の取り組みにたいして批判的な記事が出てくるといったこととは殆どない。大河原克行も例外ではない。というか、彼はある意味でその極北にまでぶっ飛んでいった存在だと思う。
IT 企業のおっさんの提灯記事みたいのを無限に書いているのだが、それもそこまで行けばもう一流の仕事だわみたいな領域に達していると思う。オッサンをおだてて、おだてて、そして時代を切り取る何かを彼は確実に提供している。彼がどういう意識であの仕事をしているのかは知らないが。
ところで、彼はそのおっさんたちの写真を自分で撮っている。これがなんとも言えない味があるので見てほしい。
https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1358/125/html/1_o.jpg.html
https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1094/454/html/01_o.jpg.html
https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1076/127/html/802.jpg.html
https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/745/473/html/11.jpg.html
https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/575/514/html/927.jpg.html
https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1156/800/html/242_o.jpg.html
なんというか、これを撮れる人は、そうそういないんじゃなかろうか。 COVID-19 によってこういう業界の取材もリモートが普通になって、なかなか彼の写真を見ることができなかったのだが(それでも zoom/meets/Teams のスクショも結構味があって面白い)、ブラザーの記事などどうも対面取材が再開されている気配も感じる。
教科書的な技巧という観点では別にうまい写真だとも思わないのだけど、とにかく魅力を感じる。一度写真展とか開いてみてほしい。
個人的には嫌で堪らない。
そんなん、プリントすればいいじゃんと言われるかもしれないけど、印刷機、所謂プリンタにはプリントしたデータを保存しておく領域があるよね。
日々進化していく技術の中に、どんな穴があるかわからないのにIT化!なんてよく進められるなぁという印象でしかないや。
クレジットカードは持ちたくないし、
それに20代前半だし。
彼らの持論の一つは「エビデンスがない」のようで、漫画・アニメ・ゲームを規制しようとする(ように見える)意見に対してエビデンスを求める。
確かにエビデンスに基づいて発言することは重要である。では、漫画・アニメ・ゲームが子供に悪影響を及ぼしたり犯罪を増やしたりするエビデンスは本当に無いのだろうか?
ちょっと調べてみると論文がゴロゴロ出てくる。あまりに多いので先行研究を調査するメタ論文系を読んでみた。
https://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/sy/h27/pdf-index.html
どちらも漫画・アニメ・ゲームが子供に悪影響を及ぼすことについて基本的には認めている。
アプローチとしては「性表現に触れる機会が多い子供は性暴力に対して肯定的な態度を示すようになる」といった心理学的なものが多い。
「基本的には」というのが重要なところで、悪影響を否定する論文も、悪影響はあっても大きなものではないとする論文もある。
また、「漫画・アニメ・ゲームの影響で犯罪が増加した」としている論文はなさそうだ。
「Fortniteの真似をして銃乱射事件を起こした」(ニュージーランド)「エロ漫画の真似をして性犯罪を起こした」(日本)といった実例はどうなんだと思うが、
元々暴力的な傾向のある人物がこうしたコンテンツにはまりやすいのではないか(影響を受けて暴力的になったわけではない)という指摘を読むとなるほどと思う。
埼玉強制わいせつ事件の犯人が漫画の影響を受けて同じ手口を取ったことは確かだろうが、漫画が無くても別の手口で性犯罪を起こしたかもしれない。
こういった状況を表現の自由戦士は「エビデンスはない」と言い、規制を検討する立場の人々は「ある程度のエビデンスは存在する」と考えているのではないか。
一般的に、社会問題にこれが原因だという厳密なエビデンスを提示することは極めて困難である。人間は実験対象としてコントロールできないからだ。
例えば「性表現が性犯罪を増やす」を厳密に証明しようと思ったら、下記のような条件で統計を取らねばならないだろう。
こんなことは不可能だ。不可能だから「性表現に触れる機会が多い子供は性暴力に対して肯定的な態度を示すようになる」のように証明できそうな領域を対象にするわけだが、
厳密なエビデンスを提示することが不可能であることをもって「エビデンスがない」と主張するのは誠実な態度ではないし、逆に「エビデンスがある」と主張するのも言い過ぎであろう。
結局のところ、ある表現の是非は個別に判断するしかないのではないだろうか。
当然エビデンスは厳密ではないのだから法律による規制には慎重でなければならないし、規制される側の意見も聞かなければならない。
表現の自由戦士達が議論においてエビデンスを要求することは良いことだと思うが、であれば「表現規制は常にエロから始まる」のような事実無根の主張はやめるべきだ。
あまりに何度も刷り込まれるため、中国で天安門事件より先にゲーム規制が始まったとか日本の記者クラブ問題や特定秘密保護法より先に漫画規制が始まったとか本気で信じこむ人々が出始めているのでは?
一方で、漫画・アニメ・ゲームの規制を検討する人々は規制される当事者の意見をよく聞いてほしい。