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はてなキーワード: 領分とは

2019-06-30

安倍政権批判している人はプレゼンが下手くそすぎる

政権である安倍政権批判する人達外交経済福祉…様々なスタンスから行政権政策に不満を持ち、どうにかしたいと思っている。

そして、その「どうにかする」という目的のために「安倍政権をとりあえず下ろそう」という手段を掲げている人たちが殆どだ。

もちろん安倍政権が倒れればそれでいいというスタンスの人もいるが、その人達は今回の主役ではない。

今回取り上げたいのは目的のための手段として現政権打倒を掲げる人たちだ。

この人達問題点は、プレゼン自己表現がとにかく下手くそであることだ。

目的」をろくすっぽ提示しないのに、「目的である「現政権打倒」の妥当性ばっかりプレゼンしているのだ。

これは何故だろう?

こういう時、大抵人間は「全員同じ目的を持っているし、みんな望みは一緒だろう」と思っている。

目的が大抵「みんなで幸せになりたい」とかそういう普遍的目的なので、説明するまでもないと思っているからだ。

これは大間いである。

何故ならば、この人達が説得したい相手は、この人達がいい人か悪い人か知らないからだ。

政権批判する人達からすればなんて失礼な話だと思うかもしれないが、

基本的日本人は「知らない人についていってはいけない」という感じで、赤の他人盲目的にいい人だと思ってはいけないと子供の頃から教育されるので仕方がない。

テロリストだって大義名分はある。

そうなってくると、その人が今している行動やその場で軽く確認できる範囲から普段の振る舞いを予測し、その人がどういう性質の人なのかを予測して真意を探るしか無い。

そこで相手の目に飛び込んでくるのは、「妥当安倍政権安倍政権は悪い!」といった事を熱心に強調している人だ。

何のためにそれを強調しているのかを見ようと思っても、タイムライン投稿は「安倍政権を倒そう!」だらけなのだ

そうすると、この人は

「本当は別の目的があって、その手段として安倍政権打倒を掲げている人」

ではなく

「とにかく安倍政権を倒せばいいと思っている人」

に見えてしまう。

だってどこにも最終的にどうしたいのかが書いてないんだもの

本気で安倍政権を倒せばどうにかなると思っている人には悪いが、そういう人は通常、「正義感に酔っ払って正常な判断ができない面倒な人」場合によっては「なんかに影響されたバカ」「頭がおかしい」という判断を下される。

膝を突き合わせて話せば理解し合えるだろうが、話し合いの前にその判断を下されているので、話し合う前に誤解を解く必要がある。

日本人は大抵話し合いがヘッタクソなので「なぜ手段が正しいのか」を一生懸命プレゼンしてしまう。

やばい人だと思われているのに、その誤解を説かずにそのヤバイと思われている原因を一生懸命補強している形になるので、「本物のバカ」だと思われてしまうのだ。

そしてお互いに「話が通じない」と誤解したまま溝が埋まり、仲間内で傷をなめ合ってエコーチェンバー現象引き起こしてどんどん手段過激になったりそのうち手段目的化して、

マジのヤバイ人になってしまう。

これは現行政権批判している人だけではなく、安倍政権擁護派の人、フェミニストの人、愛国者の人、など全ての意見を持つ人に言えることだ。

自分にはこういう目的がある」ということをしっかりプレゼンすればいいのにそれを疎かにしてしまうばっかりに敵を増やし、自分過激になっていく。

相手からどう見られているか」によって自分発言意味が変わることを自覚し、自分を正確に理解してもらわないとまともな議論などできない。

立場によって言葉意味は変わるからだ。

自分意見理解してほしいなら、どういう目的を持っているのか、何故その目的なのかをはっきりとお互いに理解すべきだ。

そして、勝ちに行ってはいけない。

勝ちに行くという事は、勝利のために大義目的妥協することになる。

それでも勝ちたいというのであれば、あなた大義のために動いているのではなく、自分快楽のために正義他人を利用していることを自覚すべきだ。

目的理想のために、他人視点を利用して自分手段妥当性や問題点を把握し、より優れた意見を導き出す。

これが議論だ。

正義の在り処を争うのは議論ではなく争いの領分だ。

目的をきちんとプレゼンしないということは、話し合いが議論ではなく争いから始まる可能性を引き上げるということになってしまう。

意見思想を洗練させずに争った所で、洗練されていない意見が勝つだけで、良い意見が残るわけではない。

なので、全ての意見を持つ人は頼むから何故それを主張しているのかをしっかりアピールし、その何故を大事にしてほしいと思う。

そのために、プレゼンちゃんとして欲しいといつも思う。

2019-06-09

anond:20190609202550

でもそれおかしいよね

今までだって既存社会のあれこれを好き勝手ぶん殴って、結果どう転ぼうがそれは私の責任じゃありませんみたいな態度だったでしょうに

自分領分に手ぇ突っ込まれそうになったらいきなり抵抗勢力に回るんですか面白いですねぇ、という以外の感想がない

2019-06-04

anond:20190604142335

イスラムのことを言ってる?

分を守ってイスラム領分に踏み込まなければ「自業自得」ではないだろ。

しかマホメットの絵をかいたりしたら自業自得

男性差別をしなければ男性差別を抗議されることもない。

anond:20190604111948

平成生まれフェミニスト(というかすべてのフェミニスト)は迫害を受けてないのに

迫害を受けた」としてオタク迫害する

オタクはそれに抵抗してるだけ

彼らの趣味領分を侵さなければ何の戦いも起こらなかった

2019-05-28

anond:20190528205541

「善良な男性痴漢被害者を救う義務メリットもない」

こんな当たり前のこと言うだけで「ミソジニー」?

お前らの卑劣かつ的外れな、男性差別を含むやり方を批判したらミソジニー?何様?

意固地になってるのは最初からでしょ。


「口を突っ込む領分のない案件」?

無関係の善良な男性迷惑をかけることが確実な、法に外れた加害宣言を看過できるわけないだろ。ミサンドリストはいい加減、法と人権を学べ。

君が何をどう抗弁しても、俺をミソジニー呼ばわりしても、善良な無関係男性には迷惑をかけられる謂れも差別される謂れも自称被害者」様にご協力差し上げる謂れも一切全くこれっぽっちもない。

こんな当たり前のことで逆上して、何様?

「協力しないか差別します」はこれから批判していくし、「協力しないか自己救済」が間違った相手、例えば自分に突き刺さったら当然傷害罪として起訴させてもらう。

anond:20190528203458

そういう姿勢が、フェミ安全ピン賛成派を意固地にするだけだと思います痴漢加害者精神病である以上、善良な男性であれば痴漢行為などしないと穏健派フェミフェミじゃない女性ちゃんと思っているので。私もその一人ですが。冤罪対策に悩んでいる男性の話を見て、過激派フェミを除く多くの女性ざまぁミサンドリーじみた感情ではなく、大変そうだから痴漢をなんとかしたいと思います

あなたが本当に善良な男性である自称するのなら、「善良な男性痴漢被害者を救う義務メリットもない」とは言わない方がいいと思いますよ。ただ単なるミソジニー男と捉えられて、フェミ痴漢に対して安全ピンを使うことに思うところのある女性を頑なにさせて、痴漢被害に困っている幼い少女に「誰も助けてくれないか安全ピンを使え」と囁きかけるかもしれません。別に男の人が助けてくれないのは重々承知ですし、期待もしてません。冤罪で多くの男を殺したから女ざまぁと思うのなら、私に言われてもどうするばいいんですかとしか言えません。あなた痴漢加害者に対してどうすればいいのかと言いたいように。ミソジニーなのは勝手ですが、解決能力の優れていらっしゃる男性様たるあなた様ならすぐ口を突っ込む領分のない案件だと考えてくださりますよね。

2019-05-16

anond:20190516100247

そうだねー

疲れて余裕が無いから、何にも関わりたくないんだよねぇ。

別にベビーカーが憎いんじゃないんだけど、必然的こちらの領分侵してくるじゃん。

から憎んじゃうんだよね。

2019-05-05

anond:20190505164538

幻想水滸伝サガフロ2だと回復は水属性領分だな

海は生命の源とか水で傷口を洗い流すとか、そういうイメージによるものなのかな

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その1

 連休使っての旅行計画に精を出すうち、気づけば既にリアタイから周回遅れを食らっている今日において今更1話感想なんて…とは思いつつ感想を書くことにした。1~2話までしか観ていないので、3話以降を既に見ている諸兄においては「何言ってんだこいつ」程度の温情を頂ければ幸いだ。なおニコニコ動画コメントツイッターの実況などは敢えて見ずに書いてみた(このあと見るつもり)。ニコ動で観てると、感想だんだんネットミーム紹介文」みたくなっちゃうの難しいよね。

 それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

 

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3

2019年春アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その4

配信情報について

~独占…対象サービスしか配信してない

~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信

~のみ最新話無料対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信

言及なし…複数サービスで全話見放題/最新話無料

 私はTVアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。

感想(上の作品ほどモチベ高め)

キャロル&チューズデイ

Netflix独占

 クリスマスまれ(多分)と火曜日まれ(多分)の二人が火星大都会で一緒に音楽する青春ドラマ。「カウボーイビバップ」等でおなじみナベシン監督の新作。制作ボンズ。 本作で特に目を引くSF描写。都会の中心部はいかにSFっぽい高層ビル群な街並みなんだけど、周辺に90年代アメリカみたいな町並みが広がってたり、往来する人も含め朝昼晩と色んな表情がある。「大都会だけど金持ち貧乏人、ホワイトカラーブルーカラーが入り交じる都会感」に強いリアリティがあるところが好き。細かい所だと、飲食店の注文が全部スシロー方式店員呼ばなくておk)なのに、作中の客がみんな店員呼びつけてクレーム入れてたのリアルすぎて笑った。設定こそSFだけど、現代舞台にしても成立するような話をあえてSF世界で展開するっていうのもリアリティを強める要因っぽい。そんなSF描写の中でも好きなのが「家出ってどうやるの?そんなこと、聞ける人もいなくて。色々とググってみたけど、やってみたら意外と簡単だった」という冒頭のモノローグ。ゆうて火星の話ってことは実質ファンタジーみたいなもんかな、という先入観があっただけにこの一言だけで「実はこの世界リアル世界と地続きで、しかも遠い未来というわけでもなく、とりわけ若者像はほとんど変わっていないんだよ」というSF世界であることがわかる。似たようなシーンだと、セッション後「私達のはじめての曲が完成しました!イエーイ!」つってインスタにセルフィをアップするシーン。作中何度も語られる「何も特別ではない、リアル世界にもたくさんいる、何者でもない誰か」て感じをよく表してる。本作の脚本はみんな大好き赤尾でこなんだけど、私はやっぱり彼女の関わる作品に登場する女性が一番好きなのかもしれない。先のクールで言えば「同居人は猫~」「3D彼女」が赤尾でこ脚本ハルって女の子だよね?特に同居人脚本赤尾でこx絵コンテ佐山聖子タッグによる挿話がたくさんあってめっちゃエモかった。

 1話では「二人がなぜ音楽をやっているのか」という部分が中心で、音楽への初期衝動を丁寧に描いてるのが好き。「ふとラジオから流れてきた曲を聞いて涙が出てきた」とか、路上演奏してるけど歌はなく(ハミングだけ)「ただの音の連なり」を演奏してるだけ、とか。本作に限らず「初めて新入生に軽音部が自己紹介がてら演奏を見せるシーン」とか「生まれて初めてライブハウスライブを見たシーン」とかめっちゃエモいよね。

 セッションも、最初はお互いにそれぞれの初期衝動を持ち寄って始めるんだけど、お互い探り探りから徐々にノッてきて、歩み寄っていく過程がすごく丁寧。途中でやり直してみたりとか、お互いに相手を見つめながらテンポや歌を合わせる感じとか。

 それにしても演奏シーンがやばい最近演奏シーンに3DCGを駆使してダイナミックな動きを表現する作品が増えてるけど(ピアノの森とか)、本作は演奏シーンに限らず多くが作画アニメーション。ボンズすげえ。ギターの弦を押さえる運指見てるだけで一日が終わりそう、別のカットも、手元だけを映すんじゃなくてチューズデイの上半身全部作画してるし(大抵の楽器は全身使って演奏するものなので、彼女ギター演奏中は体をかなり動かしている。本作はそれを作画で丁寧に表現している)。

 加えてギター作画が凄まじい。まずギターケースを開けるときアニメーションから既にヤバイ。あえて楽器の持つ神秘的な雰囲気とか、艶やかな反射とかを作画表現してるのは京アニだけだと思ってた。

 SF大都会ストリートの子と一緒にストリートミュージックを、お嬢様ファッションに身を包んだ子がアコギ演奏するっていうギャップは、案外「全力でアコギ演奏シーンをリアルに描きたい」という発想からスタートしてたり?

 そしてギターの音ワロタ。開放弦でベヨェーンしたときのボディが響く感じとか、ギターに指が触れたときのギュインッまでちゃんと入ってるし、セッション中なんかギターの音に限らず、服の擦れる音「彼女たちが演奏してる部屋の空気の音」が(おそらく)全部入ってる。演奏シーンは文字通り空気が変わった。

 「え、歌くっそうまいやん」と思った人も多いと思うけど、本作はCV別に担当アーティストがいる。英語圏オーディションをしたらしく、この人たちがまたとんでもなく歌がうまい。もうハミングの時点でめっちゃうまいってどういうことな・・・

 音楽で言えば劇伴はMocky。R&BやJAZZの人で、軽快なベース音がたまらない。ついビバップ菅野さんを思い出しちゃう。それにしても、音楽テーマ作品とはいえ劇伴が多彩すぎる。1話を通して音楽アルバム聴いてるみたい。

 歌で言えばED作詞作曲編曲Benny Sings劇伴から一変してPOPS。カートゥーンっぽい絵と相まってかわいい

 

さらざんまい

すんでのところでFOD独占を無事回避

 浅草日常アニメ。「さらざんまい」の意味は、ざっくりいえばユニバース感覚のこと。それにしても「さらざんまい」というネーミングセンスよ。幾原邦彦監督による新作。制作は「ユリ熊嵐」に引き続きラパントラックで、本作は共同でMAPPAが参加している。ピングドラムユリ熊嵐で印象的なピクトグラム担当した越坂部ワタルや、その2作で劇伴担当した橋本由香利が本作にも参加していて、「チーム幾原邦彦」が確立されていく感じがある。

 俺が本物のかっぱをみせてやるよ!(by幾原邦彦公式ラジオ番組が毎週配信されていて、MC諏訪部順一まさか監督制作大丈夫ですか?)とのこと。曰く「かっぱと尻子玉は切っても切れない関係。なのに尻子玉を描かないかっぱ作品が多すぎる」というわけで、本作では尻子玉が重要なモノとして描かれている。これが本物のかっぱだそうです。噂に聞いてはいたけれど、かっぱに尻子玉を抜かれるというのはかくも恐ろしいことだったのか。ちなみにエンタ中の人は「尻子玉が抜かれるときの気分は、痛み8割気持ちよさ2割くらい。あと恥ずかしい」という気持ちで演技したとのこと。ノイタミナプロデューサーからの「勘弁してください。ノイタミナですよ?」という柔らかい拒否を押し切って作られた尻子玉搾取シーンは割と必見。

 1話は「かっぱとは?尻子玉って?」を中心にまとまったお話ピングドラムユリ熊嵐と比べてとっつきやすい感じがある。公式あらすじも

中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあいゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!」

といった感じでかなり分かりやすい。とはいえ本質ピングドラムユリ熊嵐に続く群像劇、というか愛憎劇なので結構しんどい系ではある。非常に愛が重い。ピングドラムストーカーっ子にドン引きした視聴者は多いと思うけど、要はあんな感じ。作画部分でもキャラの表情、特に主人公のアップがすごく綺麗(中性的な顔っていう感じがよく出ていて好き)で、より群像劇みが強い。冒頭の主人公が走るお芝居すごい。

 ユリ熊嵐と比べると、あっちが「隔世」なのに対してこっちは「現実世界浅草)」という舞台設定の違いがある。描かれる浅草描写もすごくリアルで、いわゆる「世界的な観光地」ではなく「昔ながらの下町っぽさ」に焦点を当てている感じがすき(背景:スタジオパブロ)。ぐちゃぐちゃした看板まで再現してて、三ツ星カラーズ並みに生活感がある。そして登場する場所が、地元民ならではのチョイス。監督自身若いから浅草で遊んでたらしく、その頃のイメージを元にアニメ舞台浅草に決めたらしい。浅草寺などの観光地より雑踏(街を歩く人、通勤の車とか)によって街の雰囲気を描いているところとか、生活圏にあるテーマパークこと「花やしき」が出てくるとことか、地元民らしい描き方だよね。

 そして例の尻子玉(尻子玉と書いて「よくぼう」と読む)搾取から始まる一連のシーン。みんな何回くらい観たんだろう。MAPPAが関わってるだけあって凄まじいアニメーションに仕上がっている。劇中歌とともに欲望搾取~浄化までシームレスに続くシーンの中毒やばい過去作と比べ、初めから終わりまでキレイにまとまってて完成度が非常に高い。「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のレヴューと似たような感動を覚えた。またアクションをするのが人間ではなくかっぱやモンスターなので、より一層爆発力というかファンタジー感が加速しているのも好き。

 挿入歌でいうと、ユリ熊嵐と一変して本作はほぼ登場人物男性なのが印象的で、挿入歌も今の所ボーカルが全員男性特に2話挿入歌カワウソイヤァ」がすごい好き。余談だけど、アフレコ時点であのシーンはアニメ化用の実写映像資料だったらしい。ちょっと観てみたい。

 EDは「青春ブタ野郎」OPでおなじみThe Peggies。青ブタもこれもしんどい群像劇なので、このバンドサウンドがすごく合っている。

 ところで、最後の「フィクションです」的なキャプションは一体どういう意味なんだろう。「まあ、かっぱなんて存在しないんですけどねwww」とか「実際のかっぱはこんなんじゃないんですけどね、へへへ」とか?かっぱが非実在みたいなメッセージに見えるから不適切じゃない?

 

鬼滅の刃

 ゴブリンスレイヤー英題は”DEMON SLAYER”。エミヤさん家に引き続き、ufotable肝いりの新作(ユーフォーテーブルって読むのね、初めて知った)。テーマは「動く浮世絵」とのこと。大正時代日本舞台に、鬼殺しをするお話制作体制的にはufotableアニメテイルズオブゼスティリアザクロス」の布陣。舞台こそ違えど、壮大なファンタジーっぽく仕上がっている感じは似てる。特に壮大なBGMの使い方とか、映画かな?これ絶対映像に合わせて作曲してるやつでしょ(やってるってラジオで言ってた気がする)。オケ雅楽までなんでもありな感じが聴いてて楽しい

 近代日本舞台にしたアニメの中でも特に地方(山の中)が舞台アニメといえば「ゴールデンカムイ」が似てるかも。背景美術でいうとあっちは「美しい自然を感じる」っていう印象なんだけど、本作は背景が全体的に黒っぽくて薄灰色支配された不吉な感じ。闇=鬼の領分、みたいな緊張感がある。そういう意味では「どろろ」に近いのかも。金カムは実質ゆるキャンなので、自然の描き方は趣向がかなり違う。金カムが「自然怖い」なのに対して本作は「鬼怖い」だし。野生の動物が登場しない感じからもそういう意図があるのかな。

 で、何その背景の書き込みユーフォーテーブルの背景(たぶん自前)って、エフェクト自然に盛り込んで多角的に映す演出をするけど絵っぽさを残してるというすごい技術を使ってるよね。2話の修行シーンとか特にやばかった。主人公が背景の中にちゃん存在して、立体的に生えてる木々の中を疾走しているようにしか見えない。でもキャラデザはテイルズオブゼスティリアザクロスと違い、輪郭線に特徴がある平面的なデザインになっている(浮世絵みたいな感じ)。そんなキャラ縦横無尽に画面を駆け巡るアクションシーンすごくない?最近だと「スパイダーバース」とか。あれは更にすごかったけど。

 1話ゴブリンスレイヤーで言うところの前日譚で、「鬼って何なん?」みたいな話が中心。いわゆる妖怪等と違い、鬼がゴブリンくらい生き物してる。金カムではヒグマ神様化身みたいな扱いで人間を襲ってたけど、あれくらい怖い。おまけに人並みに考える上に喋るしほぼ死なない。散発的に現れる感じはゴブスレで言うところの「落ち延びたはぐれゴブリン」なのかな。強烈なヌルヌル作画ゆえ、鬼がとても肉肉しくてキモい。「甲鉄城のカバネリ」のカバネくらいキモい

 そんな厳しい世界を生きる主人公CV.花江夏樹)の、鬼気迫るセリフ息遣いめっちゃ好き。ゴブスレさんは鎧に身を包んで常に平坦な口調だったのに対して本作の主人公はすごく感情表現豊か。「4月は君の嘘」を見てから彼の演技が大好きなので、またアレを見れるのが嬉しい。演技で言えば、鬼頭明里演じる禰豆子かわいい基本的山田たえ状態なんだけど、呼吸やうーうーだけで感情の起伏(非常にピーキー)や体型の変化を表現する感じとかめっちゃ好き。特に2話の見せ場では音楽アニメーションによる強烈な緩急も加わってすごいことになってた。ご飯我慢するシーンすごいよね。癒やされる。

2019-04-26

サテー氏の炎上は何が問題なのか解説する

先日燃え上がったこちら

https://matomedane.jp/page/28029


Twitterを見ていると、

「ただのファンアートじゃん」とか「何が問題かわからない、ただのいちゃもん」とか、

あげくのはてには「外圧勢の攻撃だろ」とか言ってる人が思いのほか多くて驚いている。


今回、サテー氏は絶対にやってはならないことをし、燃えるべくして燃えた。

なのにこの「この人のやったことは明らかにアカことなんだ」ってのが、いまいちわかっていない人が多い。

わかってない人が多いせいで、信者VS外圧問題にすり替わりつつさえある。

というかそもそも肝心のサテー氏が自分のしたことのなにが悪いのかをわかっていなかった。それは炎上後の対応のまずさにも見て取れる。

なので、なにがいけないのかを解説しようと思う。

簡単に言ってしまうと、これは「プロ道義」の問題だ。



・今までのサテー氏の漫画

これまでサテー氏は「1コマFGO」と題して、FGOファンアートを定期的に描いてきた。

彼の手法簡単にいうと「ダイジェスト」だ。

ゲーム内の印象的なシーン、または界隈で起きた印象的な出来事。それを抜き出して「ダイジェスト」にする、というもの


サテー氏の個性の一つに、このダイジェストを少ない枚数の中に極端に高密度に詰め込むという独特な手法がある。

彼が今の人気を築いたのは高い画力もさることながら、この独特な手法があったからこそと言っても過言ではないだろう。


ただ一方で、最近の「1コマFGO」は、1シーンだけを抜き出してイラストにすることも増えてきていた。

というよりも、彼の「1コマFGO」は、以前と比べて、「ページ数が増え」かつ「ダイジェストのシーンが減って」きていた。

この変化が実は、まずもっての発端である



・直近のサテー氏の漫画

炎上した件の漫画の一つ前に描かれたものは、ある種の分水嶺として捉えることができる。

これ。

https://twitter.com/syatey_12/status/1119573130098331648

(余談だが、この漫画のことを炎上した原因だと勘違いしている人が一定数いるけど違うよ!)


この作品は、見ればわかるが、イベント極東魔神戦線1945」のストーリーの、クライマックス部分をほぼそのままダイジェストにしたものだ。

クライマックス部分をほぼそのまま」である

この漫画大勢の人に絶賛され、受け入れられた。経験値氏本人もRTしている。

だが、これは分水嶺だった。ギリギリラインだったのだ。



・「ダイジェスト」のさじ加減の話

……なのだ、つまるところ。

従来の、というより初期のサテー氏の「1コマFGO」は、たとえば1ヶ月とか3ヶ月の間にあった出来事、いうなれば「1000の中から印象的だった10を選び取りダイジェストにした」ものだった。

それは、時間とともに少しずつ変化していく。

有り体に言うと、投稿スパンが短くなり、絵の密度が下がり、選ぶシーンのネタバレ度が強くなった。


1000の中から"印象的だった"10を選び取る」が「500の中から"めちゃくちゃ印象的だった"10を選び取る」となり、

やがてそれは、この「絶剱」と題された漫画のような「100の中から"重要な"10を抜き出す」ものになっていく。


サテー氏がこの手法に疲れてきたのか、承認欲求のためにイラスト投稿回数を増やしたかったのか、原因は定かではない。

ただこのさじ加減が間違ってきていることに、きっと彼自身は気付かなかったのだろう。


勘の良い方ならもうおわかりかもしれない。

「絶剱」の後に投稿された、炎上した”幕末昔噺「龍が如く」"は、

100の中から80を抜き出す」どころか「100の中から重要でない20を削ぎ落とす」ほどの、「ダイジェスト」を超えた「リライト」になってしまっていたのだ。



プロ道義

ここで最初に触れた「プロ道義」という話に戻る。

プロ創作物は「成果物」と呼ばれる。仕事の結果であり、作品であり、同時に商品でもある。

いみじくもプロクリエイターであるならば、同じ立場にある「プロ」の作った成果物について、敬意を払わなければならない。

この経緯とは何か。それは「製作者のコアの部分には立ち入らないこと」だ。


たとえばブーディカは蒼月タカオ氏のデザインしたキャラクターだが、たくさんの人によってファンアートが描かれている。

そこにはプロとして活動している人も多くいて、中には蒼月タカオ氏よりも上手い(上手い下手の定義はいろいろあるが本記事では置いておく。「経験値氏よりサテー氏の方が絵が上手い」程度の意味合いとして捉えて欲しい)人もたくさんいる。

だが、彼らプロ作家ファンアートに「ブーディカのカードの構図やポーズ、背景をなにからなにまで真似た『俺の描いたブーディカさんのカード』」なんてものがあるだろうか。

断言してもいいが、絶対にない。あったとしてもそれはセミプロ、もしくはアマチュアの手によるものである


プロ意識があるなら、そういう二次創作絶対にしない。

何故なら、それは「製作者のコアの部分に土足で立ち入ること」だからだ。

製作者がその仕事によって得た社会的評価までもを己の創作に取り込んでしま行為」……と言い換えたらわかりやすいだろうか。

それはひいては、製作者に成り代わろうとする行為であるとも言える。

それはあまり醜悪だ。

プロ道義として、絶対にしてはいけないことだ。

これをやったら戦争である戦争なのである


好きだからこそとか。良かれと思ってとか。宣伝のためだったとか。

関係ない。まったく関係ない。

いかなる理由であれ、結果がどうであれ、線を超えたのなら戦争なのだ

好意による領分侵犯という意味で、フラゲした雑誌キャプチャーアニメ化情報拡散するとか、違法アップロードされた動画を使って紹介するとか、そういうのと本質は変わらない。

手段を間違えたという結果がそこにあるだけである


サテー氏の件の龍馬おりょうさんの漫画を、コミカライズ、と形容している人がいた。

奇しくも言い得て妙だと思う。

コミカライズだとかノベライズかいうのは、作品を作った人間原作者成果物のコアの部分に踏み込む行為である

からこそ「公式なのだ公式に版元がプロに依頼し、原作者がそれを承諾し、コアの部分に入ってくることを許可した上で描かれるのだ。

作品の成果を、その作品によって得られる社会的評価を、原作者と分かち合う行為なのだ


彼は無断でコミカライズをした。それも「漫画コミカライズする」という、よりコアな部分に踏み込む方法で。

これはもう明確に、評価剽窃である

経験値氏が得るはずだった感動の声を、賞賛を、サテー氏は横から割って入ってきて、不当に食い漁った。

公式メディアミックスクリエイター同士のセックスとするなら、これは強姦に等しい。


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結局のところ今回の問題の原因は、

「サテー氏にプロ意識がなかった」

これに尽きる。


前段のことは、プロであるなら誰しも肌感覚でわかっているはずのことで、一方でプロクリエイターとして活動していない人には今ひとつピンとこないことであろう。

サテー氏はピンとこなかった。「ファンアート」と「侵害」の境目がまったく理解できていなかった。

その後の謝罪を見るに、たぶん今でもよくわかっていないと思う。


>「幕末昔ばなし」はもっと詳細が描かれてて細かい事情がわかるのでですね…ぜひお手にとってもらえると


ショートケーキイチゴクリームを先に食べさせておいて「スポンジも美味しいので残り物を買ってね」とはまったく恐れ入る。

これが宣伝行為にもなるものか。

これをきっかけに経験値氏の原作を知った人たちが不憫でならない。彼らは本来なら経験値氏へ向けるはずの感動や興奮をサテー氏に向けた。

いみじくもプロならば、経験値氏が「原作」で描いていない寺田屋騒動あたりのことを「想像して」「創造する」とかにするべきだった。

そういうのが正しい二次創作でありファンアートである


どうか経験値氏の「ぐだぐだエース」を購入して、騒ぎの元になった「マンガ幕末昔ばなし」を読んで欲しい。

まだ在庫があるなら、初出である同人誌の方でもいい。


あの独特なデフォルメ絵に手書き文字を、真っ白のスカスカ漫画と思う人もいるだろうし、下手だと思う人もいるだろう。

だが、あの絵だからこそのテンポがあり、あの白さだからこその間があり、手書き文字からこその空気がある。

過剰にセンチにならず、淡々としていながらメロウで、読み終わった後でしんみりと味が効いてくる、とてもいい漫画から

2019-03-28

anond:20190320002956

正直、子供を作ることを視野に入れているなら、とても結婚生活継続お勧めできない案件ではある。自分の友人に同様な問題を抱えている人がいるが、子供子育てをめぐるトラブルに関する話を聞いても、ほとんど異世界出来事のよう。容姿が端麗とか性格がどうとかいレベルではなく、折り合いを付けるという道があるとは思えない。何十年かかってできあがった人間キャラクターを一度全部破壊する…というのは、カルトマルチが得意とするところだが、そのレベル人格を作り替える作業をしない限りどうにもならないだろう。そして、中途半端にそういう手出しをすれば、相手は病むかそれこそカルトに嵌まるかするのがオチだ(そっちの方が全然簡単から)。だから増田いくら努力しても、それが実を結ぶ可能性はほぼゼロだ。わずかな可能性があるとすれば、現在情報を完全遮断できる環境夫婦いかざるを得なくなる…たとえば南洋の孤島に夫婦移住し協力して10年暮らす、とかなら、まだ検討余地はある。

なので、教養のなさから来るヒステリックが発動したときにどう対処すべきか、経験のある方などからアドバイスいただけると本当に助かります

対処」しても問題は一向に改善しないし、現在やってる「対処」が全てではないかな。そうして、気付かれないうちに、妻の関われる問題をどんどん極小にしていくしかない。家計育児教育に関することまで全てさっさと手出しして要領よくこなして見せて「ハイこれは夫の領分のことね」と認識させてしまう、とか。別の知人はそんな感じに「対処」してる。

個人的には、そういうのを「結婚生活」とは言わないと思うし全くお勧めできないけど、増田はそういう道を選んだのだから、そういうやり方がとりあえずは合うのかもしれない。

2019-02-25

anond:20190225125409

───────────────┤ 道路

家A 家B 家C



・家Aの住民は家BC雪かきをしないと道路に出れない

・家と家の間や家Cと道路の間は誰かが雪かきしないといけない

生活サイクルと雪が積もるタイミングが合わないと雪かきできない

他人領分と言っていられないこともある

2019-02-12

考え直せ

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1318271

ボリュームゾーンが推移してるんだよ。

今まで電車に乗る人として成人男性が多かったから今の設計があるんだよ。

今もこれからも成人女性が乗るときには不便だっつってんだよ。

このままの設計じゃ乗れねぇつってんだよ。

すべての人の平均をとることで、すべての人が「使える」ものにして、

今快適な人が少し不快になることで、今凄く不快な人が少し快適になるようにしたいという話をしているだよ。

これがわかってないバカが多すぎる。

最高に快適な状態を作るのは限られた個人領分だけで収めとけ。

2019-02-05

anond:20190205201013

なんではてなーが実際にそんな下々の仕事する必要があるんだよ。

純粋批判だけをするのがはてなー仕事

実際に通用するような解決法を考えたり実施するのははてなー領分ではない。

2019-01-13

承認欲求がつらい

リアル承認を得られていないと、ネットでそれを求めるようになる。Twitter のファボ、あれはまずい。

なんだか自分の思うことではなく、ファボをもらうためにツイートしてしまっているような気がする。

他人はどんなことを言っても受け入れてくれる」と思い込まなければやってられない。この人はぼくを認めてくれる、というのも一種押し付けなのだろう。

そうすると、ネットで周りの人が言った否定的発言も受け取ってしまう。そういう時は、まず自分の中に確信の持てないことがあって、それに類する否定的発言フォロワーがしていた時に、自分に言っているのではないか失望させてしまったのではないかと思ってしまう。他人にどう思われるか、というあれである。「神経症性」とどうもいうらしい。

でもやはり、人間なので人から承認されなければ生きていけないと思う。そこは否定できないような気がする。

Twitter から離れるべきなのかもしれない。

特にあれだね、専門外のことは不用意に言うもんじゃない気がする。どうにも、少し面白いものを見つけると人にも知らせたくなるような、子供のような気持ちがどこかにあるみたいだ。自分の専門のことだとある程度シビアになるんだけれども、専門外のことだと修練も浅いし、何より「自分理解している」という判定が甘くなってしまっているような気がする。所詮素人なのである。なんか見識のある人からすると見苦しいことをやっている気がする。もっと勉強しないとなあ。

あと本かなあ。本を読むそれ自体は悪いことじゃないんだけれども、本から言葉を借りる時に、そこにオリジナリティーはあるのかという。自分の心にしっくりくるというか、引用するのはそういうものだけにしようと努めているつもりだけれども。まあとりあえずは「濫読」ってやつをやってみようと思う。

なんだかね、そういう自分批判されているような気がするんです。少なくとも自分はなんだかまずいことをやっているという自覚がある以上、どうにかしないとねえ。

イキるのは数理工学領分内にしといたほうがいいですねえ。

2019-01-12

anond:20190112093839

昨今、ケータイ小説から始まって、ネット文体ラノベ文体やなろう系がかなり日本語シンプルアップデートするべく頑張っている

ここは全然からないな。むしろその逆でネット文体ラノベなろう文体こそ文末表現等の多彩さや新語造語が見られるし、どんどん新しくなってどんどん陳腐になって入れ替わっている。その場そのときしか通用しない独特の詩的な表現というのも当然無限に作られる。

シンプルで簡潔で正確な伝達に適した客観的文体というのは、論文に使うような文体あるいはテクニカルライティング意識した文体のようなもののことだろう。

ネット文体ラノベなろう文体使用難易度が低い(音節が短い、極端に省略される、内容が幼稚)という意味一見シンプルに見えても、表現の多彩さという意味では今までの言語変化よりも(ネットでの共有が圧倒的に速いので)もっと急激で爆発的な変化、進化を含んでいて、むしろシンプルではなくかなり技巧的で一般日本語話者全体に定着させるのは難しいはず。

簡潔で曖昧性を克服し、正確な伝達を望むなら小説や詩などの文学的形式から距離を取るべきで、論文マニュアルなどといった形式にならうべき。ラノベ文体(やそれに影響を受けたネット文体)といっても文学である以上詩の領分にあるし、詩は物事を一対一にシンプル表現するものではない。

というか逆に「死ねばいい」を英訳するにしても何通りでもパターンは作れるし、そんなのは翻訳の不確定性の問題にすぎない。別に日本語問題ではない。

ネット文体ラノベなろう文体日本語シンプルにする機能を期待しているならそれはまったく間違っていると思う。むしろこれからも幼稚ながらも複雑性を助長していくし、そのアドホック表現や未知の言語変化や表現の多彩さ珍奇さこそが言語表現による娯楽なのだし。

2018-12-02

日本海外創作の違いは「万人層向け」の領分の違い?

あくまでもエビデンスが乏しい憶測語りということを前提に読んでほしいんだけど、

映画やらドラマやらアニメやら創作物全般について、

海外は「万人層向け」を意識して作られた作品領分が大きく、

日本は「特定層向け」を意識して作られた作品領分が大きいのではないか…と思うんだよね。

この2つの違いは「嫌なら見るな!」が通じるか通じないかのチガイ

海外はありとあらゆる層が見ることを想定して創作をしなけらばならない。だから嫌なら見るなが通じない。

その一方で日本特定層向けが多い。男向け女向けは無論、子供向け大人向けオタク向けウェイ向け…

あらゆる層を意識した作品が少なめなんであるし、かかる批判について

「お前に向けて作った作品ではない!嫌なら見るな」で済ませることが容易である

この差異が、海外であるところのポリコレやら多様性やらを日本に当てはめようとしても、

イマイチしっくり来ない理由ではないのか、と思う。

もう一度言っとくけど、所詮エビデンス乏しい憶測語りだからね。

まあ海外にも「特定層向け」な作品はイパーイあるけど、海を渡ってくるのは「万人層向け」だけだから

海外は万人層向けな作品に溢れてるだけなのかも知れんし。

あと別に違いを語ってるだけで、日本海外どっちの方が良いとか言う話ではない。

2018-11-13

[]アンドリュー・クロス

1784年イギリス・サマセット州の裕福な家庭に生まれた。

20歳になる頃には両親とも亡くなり、アンドリューは遺産相続した。

大金を得たことで、彼は電気鉱石研究にのめりこむようになり、自分のための科学研究所を作り上げた。

彼は体系的に科学を学んだわけではなく、在野のアマチュア研究者にすぎなかったが、

電線を巡らせて空中電気を調べたり、大容量のボル電池を開発したりするなど、

いくつかの成果を上げて「稲妻と閃光の男」と呼ばれていた。

1836年、電気を用いた結晶実験を行っていた際に、実験器具の中で小さなダニが大量に生まれたのを発見した。

新聞はこれを「アンドリュー・クロスが新しい生命を生み出した」と報じて、そのダニを「アカラス・クロシ」と命名した。

生命創造は神の領分を侵す行為だとされ、アンドリューは激しいバッシングさらされた。

ただしアンドリュー自身は、ダニの卵がどこからか紛れ込んだのだろうと考えていた。

バッシングに嫌気がさしたアンドリューは科学実験から引退し、1855年に亡くなった。

2018-10-12

anond:20181012051234

知識あんまり無いので言いたいことだけ言うが勘弁してほしい。

まず1.について。

キズナアイ衣装、今のあの絵柄の表現の中で言えば性的な強調は抑えているだろうと個人的には思う。

ただし、三次元で、リアル実在少女にさせた場合はどうか?

自分がその企画担当だとして、後ろ盾のない雛壇タレントには気軽にさせられる格好だろうが、コメンテーターとして招かれた金メダリスト少女アスリートもしくは政治家大企業社長高名な俳優タレントなどテレビから見ても有力者の家族や縁者にもエロくない、ただの衣装といってなんの抵抗も無く着せられるか?一つも自分が危うくなるようなクレームが来ないと思うか??????

自分は無理だと思う。

なあ、バカな例えだと思うか?

(閉じた作品内でないにせよ)二次元からで完全に免罪されると思ってると云うことは、問題視してる側からすれば自分が優位な立場からセクハラするやつと心根が似通ってないかセクハラされる方からしたらおんなじだ。女だから衆人監視の下ですらセクハラされるんだってセクハラする方は責められすらしないんだってな。

そして2.について。

再生産に加担しているといえる。

してないと云う側が子供番組を挙げるが、あれは最先端からそりゃ問題ないどころかあれがベストアンサーなくらいだ。

明確に子供番組と言えるところからそろそろと段階的に年齢を上げて、特に女子の、女性の扱いに注目してみて欲しい。

子供番組のような、男女よりはどちらかというと個々のキャラクタに拠った活発な建設的に捉えられる発言は段々になくなる。

おバカキャラ女子でない女性タレントの扱いが自分領分侵食してる、それも芸ではなく司会者制作側の単なる偏見からそれをされてて居辛そうな、発言して突っ込まれたい芸人微妙な顔を見たことはないか

性的対象に堂々していいと思われる立場にされると驚くくらい軽く尊厳を踏み躪られる。存在ステレオタイプ的に捉え好き勝手に扱って良いと周囲から扱われがちになる。これは1が関わってくる部分があってすぱりと切り分けが出来ていないと言われそうだが、相互に絡んでいるのだ。分けて考えよう対策しようとある程度できるけれども、精査していくと絡んでいるのが分かる筈だ。

2018-09-30

anond:20180930113053

本気で言ってる。

ちびっこでも知ってる話」、特に今回の自然界云々は自然科学の領分であり、証明されてることならば根拠をつけて説明ができる。

少なくとも説明ページを張ることはできる

それができないのは自然増田思い込みに過ぎないからだと言われても反論できない。

anond:20180930111818

目が見えない子どもに『青』を伝えられない無力さ みたいな話を思い出した

そりゃ「青」というのが感覚に過ぎないからだろ?

ちびっこでも知ってる話」、特に今回の自然界云々は自然科学の領分であり、証明されてることならば根拠をつけて説明ができる。

少なくとも説明ページを張ることはできる

それができないのは自然増田思い込みに過ぎないからだと言われても反論できない。

2018-09-10

anond:20180910101836

毎回ウゼェな。

お前がな。

生産性のない話が出来ないなら帰れ。

増田生産性ww

お前が主張したいのは「痴漢を撲滅するにはどうするか」と

女性被害にあわない為にはどうするか」そして、「それを皆に考えてほしい」だったはずだ。

勝手に俺の意思を決めるなよ。

俺の意思は一貫して「男性差別をやめろ」である

痴漢撲滅の方法など、本職である警察鉄道会社領分

俺は無関係なのに差別されてる一男性市民

わかったから、毎回ウゼェから。いい加減お前の主張を1本にまとめろ。

人の日記に絡みに行くんじゃなく、自分で1本毎日同じ日記書いて主張しろカス

だが断る

2018-08-30

[] #61-4「一人暮らしバイト

≪ 前

なぜオカルトを信じないのか。

客観的説明をここでする必要はないだろう。

説明されきっているからだ。

そういうことは説明書に任せるべきで、俺がすることじゃない。

真面目に語れる領分じゃないしな。

まあ、俺だってそういうのを信じる、無邪気な時代もあったさ。

だが、そういった気持ち心霊番組ホラーものを観れば観るほど、むしろ薄まっていった。

だって、ああいうので出てくるもの人間か、動物なら犬猫ばかりだ。

キリンだとかゾウだとか、オオアリクイだとかも出てくればいいのに。

絶滅した動物とか、何なら古代生物とかでもいい。

そういった話がない時点で作り手の都合がミエミエだし、それらがフィクションだってことも暗に示している。

結局、子供へ恐怖を通じて学ばせたり、嘘だと分かりきった上で大衆が楽しむ、都合のいい存在しかないってことだ。

とはいえ俺は、今回の件をわざわざこうやって話している。

まりオカルトかどうかはともかく“何か”が起きるってことだ。


…………

最初異変は、それから数日後に起きた。

深夜で小腹が空いていた俺は、夜食を求めてコンビニに行った。

道中は特に何もなかったが、問題は帰りだ。

エレベーター自分の階へ上がっている時、思わず身震いした。

このマンションエレベーターは扉にガラスがついており、外の様子が窺えるようになっている。

そこでガラス越しに人が見えた。

“見え続けて”いた。

5階、6階、7階……同じ様相人間が、そこに佇んでいるのがハッキリと見える。

事態が上手く飲み込めていないが、自分の中で危険信号が鳴っていることだけは確かだ。

俺がエレベーター内で出来ることは、1階にもいるであろう“奴”に備えて身構えることだけだった。

この時、エレベーターは9階まできていた。

俺の部屋がある階は次だ。

拳に力が入る。

……だが、窓の外に“奴”は見えなかった。

扉が開く。

やはり、いない。

その状況に握った拳の力が弱まるが、まだ解かない。

ゆっくりエレベーターから出て、外の様子を見回す。

左右はもちろん、念のため上と下も見た。

気になって後を振り向くなんてこともしてみたが、やはり何もない。

ワケが分からない。

だが、もし“奴”がこの階に向かっている最中だとしたら……と頭をよぎる。

俺は逃げるように自分の部屋に滑り込んだ。

今になって思えば、完全な取り越し苦労である

他の階にはエレベーターに追いつける程のスピードで来ているわけだから、俺の階にだって既に追いつけているはずだからだ。

じゃあ、なぜそうならなかったのか。

この時点で、その不自然さについて考えていれば、もう少し早めに核心に近づけただろう。

あの時に、そんな余裕がなかったのが我ながら恥ずかしい。

次 ≫

2018-08-19

anond:20180819014521

医者特定の薬剤を出せと露骨要求する患者転売阻止で出さないのか

それとも自分領分を侵されたと思って罰則のつもりなのか

詐病を疑ってるのか

○○病じゃないですかと聞いたら即座に否定するあれは何なんだろう

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