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はてなキーワード: 緒方恵美とは

2022-07-20

https://twitter.com/D_novaeguineae/status/1549670962420858880?t=CXi-Y-oCOSWegTFxdNmqIw&s=19

小学生のころアニメイト行ったら幽遊白書イベント映像流れてて

佐々木望檜山修之緒方恵美の登場にはきゃー!って女性ファンの歓声があがったのに

千葉繁の登場には無反応だったのを見て酷いなと思ったの思い出した

2022-06-17

声優素人

A:マジの素人

何かの理由があって演技未経験素人採用する系。

ホッテントリに乗っているカレカノの一部キャストはこれ。

 

B:喋る仕事じゃないタレント

モデルグラドル歌手などそもそも喋ることが仕事じゃない系。

ボソボソ喋るし棒演技だしキレそう。てかこいつら素人じゃねぇか。

 

C:喋る仕事だけど演技にはあまりかかわらないタレント

ニュースキャスター芸人アイドル映画監督など演技をメインとしない系。

シュレック浜田やワゾウスキ田中ロケットラクーン加藤などハマることもあるので注意が必要

 

D:声優養成所の研修生

声優養成所や専門学校声優課の学生

定期的にこいつらがメインの作品が作られるが普通にヘタクソ。

 

E:演技をメインとするが声優活動は行っていないタレント

主に俳優など実写演技をメインとするが声優活動は行っていない系。

ハマることもあるし、ハマらないこともある。

 

F:アイドル声優

声優事務所所属しなぜか実写で歌って踊れるユニットを組まされる系。

ハンコ演技はそれなりにこなせるが、こいつ前もいなかったっけ?別の奴か?ってなりがち。

 

G:歴20年くらいまでの声優

花澤香菜とか悠木碧とか早見沙織とか深夜アニメから出てきた系。

つの間にか中堅声優になっていて一般アニメでも見かけるようになってきた。

 

H:ベテラン声優

緒方恵美とか高山みなみとか林原めぐみとかザ・声優系。

ずーっとやっててすごい。

2022-06-03

今更アクダマドライブを見始めた

なかなか配信にならず、FODでしか見られない状態だったよな

どくとくな感じ…だが、わかりやすく見易い作品だ。気楽に見られる

ちょっと中華アニメっぽいけどStudioぴえろ

絶妙なダサっぽさが不思議な感じだ

1話の「汚え帽子だ」に笑った。花火へのオマージュ

緒方恵美が女役をやってるのも珍しい。少年役をやる時のエグみが無く、美女役らしい演技が良い

3話で出てくる榊原良子様の声が若すぎてお婆さんキャラに合わない

(相変わらず美しく威厳に満ちたお声だなあ。何十年経っても色褪せない美声)

2022-02-02

アニメキャラに「声が思ってたのと違う」は差別意識の発露だからやめてほしい

アニメ・声が思ってたのと違うキャラ「低くて違和感」「男性声優かと」

https://magmix.jp/post/77481

アニメキャラクターたちのイメージを作り上げるのに大切なのは「声」でしょう。

しかアニメ化したキャラクターの声を聞いた瞬間「思ってたんと違う……」と驚くことも。

ネット上で話題となっている「声がイメージと違って驚いたキャラクター」を集めました。

まず名前が挙がるのは、『劇場版鬼滅の刃無限列車編』に登場した煉獄杏寿郎の弟・煉獄千寿郎(CV榎木淳弥)です。「炭治郎の声より低くて違和感。かわいくて震えてるような声を想像してた」「ガッツリ青年の声でびっくり。でも泣きの演技はうまかったからいいと思う」

同じく多くの人が驚かされたのは、『劇場版 呪術廻戦 0』の乙骨憂太(CV緒方恵美)でしょう。「高校生だし男性声優さんが担当すると思った」とキャラの年齢から男性声優想像する声が多かったようです。

最後は、『名探偵コナン』の安室透(CV: 古谷徹)と赤井秀一CV池田秀一)です。こちらは原作者青山剛昌さんが『機動戦士ガンダム』を好きすぎるがゆえに、「アムロ・レイ」と「シャア・アズナブル」をモデルしたことは有名な話です。「個性的すぎて違和感が……」「顔と声が合ってないよね」と違和感を禁じ得ない声もチラホラ上がっているようです。



いい加減にしろ

アメリカだったらSNS

ディズニー新作オリジナルアニメ主人公の声合ってないな。女なんだからもっと高くてかわいらしい声にしろよ。」

「男のくせに声高すぎ。もっと男らしい低い声だと思ってた。」

なんてつぶやいたら速攻で炎上して会社クビになるぞ?

「こういうキャラはこうあるべき」みたいな偏見差別をまき散らしても未だに咎められない野蛮な国は先進国では日本くらいなもの

それと、原作者でもないくせに「このキャラはこういう声じゃない」は単純に傲慢的外れ馬鹿意見だわ。

お前はそのキャラのなんなんだよ?死ね

2022-01-06

anond:20220106153047

めっちゃどうでもいい話なんだが「魔法少女俺」というアニメ緒方恵美が演じるチョイ役、チョイ役にしては重要キャラ改造人間一郷というキャラクターが出てきて、ニコ動放送してるときそのキャラが登場して聞き取りにくいというコメントがたくさん流れたんだよね

でもそのときの声を聞いて自分がすぐ思ったのはこれはコンビニ袋越しの声を演じてるんだなってこと

コンビニ袋なしにコンビニ袋越しっぽい声を演じてたっぽかった

聞き取りにくいというコメントの群を見るとそのこだわりが良かったかどうかは分からないんだけど、もはや曲芸だよね

まあ緒方恵美の声が普通にしてて聞き取りにくいわけないんだからそういう注文かこだわりか、遊びがあったんだと思う

緒方恵美っていつまであのかっこつけた宣材写真使い続けるんだろうか

緒方恵美の乙骨憂太よかったよなって話

呪術廻戦のファンだ。ジャンプ本誌で一話からずっと読んでたけど最初普通ぐらいだった。伏黒と加茂の会話とかで笑えて、自分にぴったりハマっている気がして毎話欠かさずに読みアンケートでも投票していたが本格的に好きだと自覚して本屋に全巻買いに走ったのが虎杖と小沢の話。バトルシーンよりもここで「あ、ハマったな」って自覚した。んで東京都呪術高等専門学校もこの時に買った。

一話から見守ってたとしても買ったのが後々なので古参とも言えないがそれから芥見下々のインタビューとか結構読んだ。面白いと思ったし、臭い笑えないでしゃばり過ぎという意見理解出来るが齢三十の自分にはあのテンションが丁度良いエンタメって感じで展示イベントに赴いて芥見下々のコメントも読んだりしていた。すごく好きだった。

それで呪術廻戦映画化、好きなキャラは虎杖と乙骨なので大層楽しみにしていた。特に0巻はお気に入りの話だし、尺の長さも映画向きと感じていたので楽しみにしていた。

同い年の友人と聖地である百鬼夜行の場で見ようと約束して予定を立てたりした。相手自分と同じく本誌一話から読んでいたが自分よりも先にがっつりハマっていた人なので二人で「人気になったな」「よかったよかった」とか老害っぽいこと語り合いながら見に行った。

で、緒方恵美だ。PVが出た時世間はまぁ荒れていたように見えた。特に若い女の子たちから拒否反応が凄かった。正直言うと昨今の呪術廻戦はTwitterとかオタクかにまら世間一般の読者層にも広まっていたし、元々一般向けだったのでオタク女の子たちがギャーギャー騒いだところで……とは思ったが自分PVを見た時は違和感が凄かった。

前述したとおり芥見下々のファンなので彼のエヴァへの想いはインタビューでも読んだ。かくいう自分エヴァオタクで、碇シンジお気に入りキャラだ。尚更違和感が凄い。凄いというか酷い。本当にこれは乙骨憂太なのか?と疑問が浮かんだ。

呪術廻戦は若いキャラクターには意図的に若手声優を起用しているように見えたし、年齢相応な声がアニメの魅力の一つだと感じていた。

若い女の子キャラベテラン女性声優がついていると明らかに声質が年齢不相応でアニメに入り込めないことが多々あった。いくら永遠の17歳とか言っても無理あるだろってことは最近良くある。深夜アニメが爆発的に増えたハルヒからもう15年くらい経つのか?当たり前にあの頃演技派として台頭していた声優の声はお姉さんが限界になってる訳だ。ベテランなら尚更そうだ。

特に自分逢坂良太とか松岡禎丞とかがで始めた頃に個性薄めの声優の出現に「声質に気が取られずアニメに集中出来る!」と喜んだ層なのでベテラン声優ありがちな個性の強すぎる声優が苦手だ。緒方恵美に関してはかなりの数のアニメで見てきて好きな声優だけれど高校生はもう流石に………と芥見下々の猛プッシュに引いたりしていた。

それで公開日初日不安気持ちで見に行った。

素晴らしかった。高校生の声がした。婆さんの声がしたらどうしようか?なんて不安は開始数分で消えた。音響が良かったのかもしれない、終わる頃には「乙骨憂太から乙骨憂太の声がした」と思った。声優ってすげえわ。緒方恵美のこと好きだからこそ嫌いになったら悲しいななんて悲観的な考えが飛んだ。勿論若い世代には違和感は残ってるかもしれないが自分は満足した。周囲に文句を言ってる人間はいないので案外評判は良かったのだろうか。

2021-12-27

千葉繁さんが死んだら

寂しすぎて呆然なっちゃうなと吸血鬼野球拳大好きを思い出しながら。

まりにも唯一無二。

彼無くしては成り立たないキャラクターは多いのではないだろうか。

 

と、呪術迴戦の映画挨拶中央で妖しい笑みを浮かべるむっちりした緒方恵美さんに驚きながら考えた

2021-09-11

2018年に僕が見ていた特撮TVアニメ作品一覧1

anond:20201008200533

の続きを1年振りに、50音順備忘録も兼ねて簡単感想も合わせて内容を思い出しながら書いてみようと思う。

2018年

あそびあそばせ

可愛らしい絵柄の美少女達が仲良く戯れる作品…かと思いきや実際は女の子達が顔芸や下ネタをこれでもかと披露するコメディ作品

OP詐欺に釣られて視聴し内容が面白いので視聴を継続した作品監督はあの岸誠二氏。デスメタルきじゃないのでEDは一度も見なかった。

アンゴルモア 元寇合戦記

鎌倉時代武士モンゴル帝国の戦いを描く歴史漫画アニメ化作品元寇が題材のアニメ作品は初めて見たので非常に新鮮だった。

連載中の作品で1クールしか尺が無い事もあり非常に展開が駆け足だった。最終回で次々味方側のキャラが殺され、女性キャラが敵兵士達にレイプされる描写があったのはショッキングだった。

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

よくあるWEBサイト小説原作異世界物…かと思いきや、講談社ラノベ文庫から発刊されている作品アニメ化作品

ゲーム廃人主人公魔王として異世界美少女召喚されるというお話。印象としてはオーバーロードアインズ様を人間寄りにしてマイルドにしたような感じだった。

ヘタレコミュ障青年が周囲に内心を悟られないよう必死に「魔王ディアヴロ」をロールプレイするのだけど、このディアヴロ様がカッコ良さと可愛らしさを兼ね備えた非常に魅力的なキャラクターだった。

出てくる女性キャラも皆可愛らしく露出の多い服装の、所謂お色気物的な雰囲気も強かった。個人的にはこれまで触れた異世界召喚異世界転移物の作品の中でも一番面白く感じていてお気に入り

色づく世界明日から

P.A.WORKS作品色盲女の子魔法使い祖母過去へ送られ、そこで昔の祖母祖父、その友人達写真愛好会として色んな写真を撮ったりする話だった気がする。

ベタな展開だとも将来自分祖父になる少年主人公女の子が異性として好きになってしまうのは何か良いな…と思った。

INGRESS THE ANIMATION

INGRESSというスマホゲーム販促作品として作られたアニメらしい。自分はそのゲームを遊んでいないけど、SF作品として楽しませてもらった。所謂+ultra枠アニメ第一作。

超能力者同士がパワースポットというか地球上の陣地を取り合って戦いを繰り広げている作品?だったような気がする。悪役っぽい雰囲気の怪しい味方キャラが実際終盤に再登場した時本当に悪役だったのは笑ってしまった。

OPヒロイン女の子が可愛かったのが視聴を継続した理由だった気がする。いつもスタッフロール緒方恵美さんの名前が出てきたけどどこに居たのか分からなかった。金髪おじさんのアクションがカッコ良かった。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

京都アニメーション作品第一世界戦後元少年兵の少女ヴァイオレットが戦後自動手記人形(代筆屋)として郵便社で働くお話劇場アニメも二作作られた、Freeに次ぐ近年の京アニのヒット作だと思う。

内容的には人情物に分類されるかな?どちらかというと女性向けな雰囲気作品だと思うけど、男性向け作品を期待していたオタク達に放送当初粘着され叩かれていた事は今でも覚えている。あれは筋違いの叩きだった。

最初感情の起伏の薄い人形のようだった少女が、徐々に人間らしさを獲得していく展開はベタだけど泣けてしまう。確か5話~7話あたりでこのアニメ面白い!と確信したような覚えがある。

OPEDも良い曲なんだよね…ただOP作曲家ED歌手不倫をしていて本編は良い話なのに何で水をさすような真似するかなあ…と思った。

うちのメイドがウザすぎる!

母親を亡くし傷心のロシア系美少女に、小さい女の子が大好きな元自衛官新人メイドさんが色々と絡んでウザがられる作品女性にもロリコンは居るし、同性同士でもセクハラ存在する事を教えてくれた作品

少し「ダンベル何キロ持てる?」にも通じる所がある作品だと思う。原作者の中村カンコさんは女性ながら筋金入りの少女好きで、過去作の経歴を調べると「ああ…」と納得してしまう妙な説得力があった。

宇宙戦艦ティラミス

10分枠アニメガンダムオマージュしたSFロボット作品…に見せかけたギャグ作品。設定だけシリアスで本編はバカバカしいノリというところはボボボーボ・ボーボボにも通じる所があった。

何となく女性向け作品かと思っていたけど、女性が好まなさそうな汚いネタもあったので単純に絵柄が女性向けっぽく感じただけかもしれない。

ウルトラマンR/B

平成初期にウルトラシリーズ卒業した自分が久々に復帰したウルトラマン兄弟で変身するウルトラマンはこれまでのウルトラシリーズの中でも珍しい存在らしい。

戦闘中ペラペラお喋りをする、素手でなく武器を使って戦う、歴代ウルトラマンの力を借りて形態チェンジするなど自分が見ていた頃のウルトラマン大分雰囲気が違ったので驚いた。

敵役ウルトラマンである愛染社長というキャラが非常に濃かった。主人公兄弟の妹の正体や母の消息を割と終盤まで引っ張っていたけど、意外とあっさり解決して「あれ、そんな物か」と思った。個人的には結構好きな作品

オーバーロード

大人異世界作品オーバーロードの二期と三期もこの年にやっていた。内容は確か主人公達ナザリック陣営リザードマン人間達を大量虐殺する感じだったと思う。

一期からファン原作小説からファンはこの二期三期の作画に怒っていたような覚えがある。最強の主人公達に蹂躙される現地の住人達可哀想で話はあまり好きにはなれなかった。

カードキャプターさくら クリアカード編

あの名作アニメカードキャプターさくら」の続編。前作から20年経っているにも拘らず、ほぼ全ての声優さん達が前作から続投という力の入れっぷりが堪らなかった。

中学生になったさくらちゃん達がまた事件に巻き込まれる、という感じの話だけれど丁度良い所で終わってしまったのでまだ作品としては評価出来ない。クリアカード編二期、いつかやるんだろうか。

カードファイト!! ヴァンガード

2011年に放送された同名アニメリメイク的な作品だったらしい。自分2011年を見ていないので、何となく聞いた事がある名前キャラクター達が出てくるTCGアニメとして楽しんだ。

旧作とはパラレル関係で設定の変更点も多いとの事で昔からファンの中には今作を嫌っている人も多かったらしい。完全新規自分は続編の新右衛門、外伝最後まで楽しませてもらった。

TCGアニメ宿命として一話に一回は必ずバトルを入れる訳だけど、流石に1年間ずーっとカードファイトを見ていると飽きてしまう所はあった。TCGアニメは多分現実でもTCGをやっている人向けの物なんだと思う。

学園ベビーシッターズ

LaLaで連載中の少女漫画アニメ化作品。両親を亡くした高校生男の子が学園でベビーシッターをしながら弟の面倒を見るという話だったと思う。少年漫画ではやれない少女漫画ならでは、という作品

男子キャラクターが多い作品だけど、BL感やBL臭は少なくともアニメの中だと殆ど無かったと思う。猪又さんという主人公好意を持つツンツン女の子が可愛く、その子を見るのが楽しみで見ていた気がする。原作もいつか読みたい。

ガンダムビルドダイバー

ガンダムビルドシリーズでは三作目、ビルドダイバーシリーズ一作目では一作目の当時のガンダム最新作。鉄血のオルフェンズ放送終了から約1年後に始まった。

現実で作ったプラモデルスキャンしてデータを取り込み、GBNというオンラインゲームの中でそのプラモデルに乗り戦う「ガンプラバトル」という競技が人気の世界でのお話TV放送の前に前日譚が配信されていて、期待させてくれた。

放送前は色々と不安視する声もあったけど、終わってみれば中々好評で良い作品だったんじゃないかと思う。中盤から終盤にかけてはバグが原因でGBNが滅びるかも…という話が主題で期待していたチーム戦が少なかったのは残念。

寄宿学校のジュリエット

敵対するグループリーダー同士が実はお互いに好意を持っていて…というロミオとジュリエット的な作品。初めて見た時は「週刊少年マガジンでこんな少女漫画みたいな作品やっていいのか…?」と思った。ちなみに作者は男性らしい。

ワイルドヤンチャ君のロミオくんとツンツンお嬢様ジュリエットイチャイチャいいよね…って作品だと断言していいと思う。

逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~

アニメ逆転裁判の二期。基本的には一期と同じようにゲーム版のアニメ化作品だけど、オリジナル学生時代編やアニメオリジナル事件など原作プレイ済みの人でも楽しめる要素が二期は更に増えている。

声優陣が原作ゲームから変更されている事に思う所がある人も居るかもしれないけれど、アニメ版のキャストキャラクターにハマっているのではないかと思う。自分原作ゲーム体験版しかプレイした事無いけど。

ゲーム版に一切触れた事が無いなら一昔前の金田一少年の事件簿名探偵コナンのように夕方放送している推理物のアニメとして楽しめるのではないかと思う。

キャプテン翼

かつて日本サッカーブームを巻き起こし何度もアニメ化された名作漫画リメイク作品深夜アニメにも拘らず今のご時世に小学生から中学生編の最後まで1年かけてアニメしたのは中々の力の入れようだったと思う。

TVアニメジョジョと同じDavid Production製作アニメという事で原作既読から見るとかなり圧縮されているらしい。自分はこれが初めてのキャプテン翼だったので、かなり楽しめた。

キリングバイツ

獣人に変身する能力格闘家達が動物能力を活かしてバトルロワイアルを繰り広げるという一昔前にあったブラッディロアという格闘ゲーム連想させる格闘漫画アニメ化作品

主人公の声が雨宮天で、しかもそれまでの雨宮天しからぬ乱暴キャラクターだった事が非常に印象深い。あの人大体聖母系のおっとりキャラアクア様みたいなコメディキャラのどちらかが多いし。

敵を発情させる能力を持つジャコネコ獣人が登場するんだけど、その回だけまるでアダルトアニメのようだった。原作連載中アニメ宿命か、話が切りの良い所まで行くと多くの謎を残したまま完結した。続きは原作でって事かな。

銀河英雄伝説 Die Neue These

あの名作スペースオペラ小説銀河英雄伝説」の再アニメ化作品OVA版へのオマージュが作中のそこかしこ垣間見られるが、同じ小説作品を題材にした別物のアニメと受け取った方が良いと思う。

キャラデザが黒子のバスケと同じ人が担当しているという事で腐向けだの何だの叩かれまくっていた。それを言うと銀河英雄伝説って昔の漫画アニメ女性気高い人がキャラクター描いてたじゃないかと言い返したくなる。

BGMに関してはクラシックをふんだんに使っていたOVA版には敵わないな…と思った。序盤の、特にヤン周りの描写に関しては原作小説を読み込んだ上で上手くオリジナル要素も入れているように感じて好きだった。

SSSS.GRIDMAN

昔の特撮作品の続編的アニメ…らしい。その特撮作品1993年比較的なマイナーな物という事で自分名前も聞いたも無かった。原作ファンも「何故今になってグリッドマンアニメを…?」と困惑していたのを見た。

このアニメグリッドマンが近年の円谷作品というかアニメ全体から見ても珍しい程ヒットし、つい先日続編が製作された。放送から3年経った今でも色んな作品コラボしているのを見ると根強い人気を誇っているのだろう。

自分は謎の多い作風ラスボスアカネちゃんというキャラ性格を好きになれなかったのでそれほど面白いとは思えなかった。それでもキャラクターは可愛い作画も綺麗だったと思う。スパロボ30参戦おめでとうございます

ゴブリンスレイヤー

やる夫スレ」というアスキーアート物語表現する2ちゃんねる出身小説アニメ化した作品らしい。地上波作品にも拘らず1話女性キャラへの凌辱カットされる事無く描写され各所に衝撃を与えた。

かつてゴブリンに姉を殺された過去を持つゴブリン殺しの専門家がひたすらゴブリンを殺していく、という話なんだけど1話のような展開は1話だけでその後は仲間と一緒にゴブリンを退治していく感じの話になる。

1クールアニメながらそのインパクト知名度現在放送中のアニメにも決して劣らないと思うけど、未だに二期は来ない。オバロよりマシとはいえグロと鬱の作品苦手だから来ないなら来ないでも自分は良いけど…。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風

言わずと知れた大人シリーズジョジョパート5。作画が前作より良くなったという事で従来のシリーズを見てきたファンからもとにかく評価が高かった記憶がある。主人公、ジョルノ・ジョヴァーナのテーマ曲は有名だと思う。

原作で描かれなかった部分をアニメオリジナルで補完しているパート結構あった。フーゴがアニオリでキレたり、暗殺チームの内面が掘り下げられたり、ラスボスの出生状況を詳しく描かれたり。

声優陣は以前の五部ゲーから一新されている物の、こちらも皆ハマっていたと思う。個人的にはアニメオリジナルパート解釈自分解釈と違うと思う所もあったけど、それ込みで良いアニメだったと思う。

新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION

トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察の後番組として始まったロボットアニメロボットアニメファン鉄道ファン女性ファンなど幅広い層に受けた事は記憶に新しいと思う。エヴァンゲリオンとのコラボ話題になった。

ロボットに変形する新幹線シンカリオン運転士達が突如現れた巨大怪物体を日本各地で戦うというお話ロボットを動かすためには高い適合率が必要で、少年少女しか操縦する事が出来ない設定がエヴァに少し似ている。

番組が敵との戦いではなく救助活動ストーリーのメインで、自分はその方向性が好きだったので毎回登場する敵との争いがメインのこのシンカリオンが始まった時は正直ガッカリした。

しか結果的ドライブヘッドは一部の子供に受けただけで、このシンカリオンは近年でも珍しい大ヒットしたロボットアニメである事を考えるとこっちの方向性の方が正しかったのだろうとも思う。

2021-09-03

anond:20210902135525

まんだらけ開店日にお気持ち表明、海外に向けて不愉快発言緒方恵美ファンネル飛ばさせる、あたか被害者かのように振る舞ってるのが駄目だよな

第一まんだらけ開店した場所ってフロアの中でも奥まった1番目立たない場所らしいじゃん。そこが駄目ならもっと目につく場所に出店せざるを得なくなるだろどこに行けばいいわけ?っつーな

2021-09-02

anond:20210902135525

まんだらけが正しいのか(法的)ケツ叩きSpank!が正しいのか(お気持ち)知らんけど、ひとつだけ言えるのは、

緒方恵美がやったことだけは間違っている」

これだけなんだよな現時点で言えるのは。

2021-08-30

最近緒方恵美

コロナ前はネトウヨ発言が目立ってたけど、コロナになってから平田オリザ擁護したり

まんだらけネット暴力で潰そうとしたり(まんだらけ自体は悪くない訳ではない)、

薄っぺらインフルエンサーに堕ちたように見えてる。

 

あの人もうダメだね。

2021-08-28

anond:20210827002706

某所にも書いたのだけれど、シン・エヴァメタ構造もつ物語であること。つまりはてしない物語」や「月光条例」のように、自分たちフィクション世界にいるということを登場人物たちが知っている物語である、ということを理解すると、いろいろとわかりやすい。

まず渚カヲル。彼は世界虚構であることを知っているだけではなく、過去繰り返された全てのエヴァ物語のことを記憶している。

今回の世界で、世界虚構であることを最初に気がついた人間葛城ミサト父親。彼はエヴァンゲリオンイマジナリーという存在を使えば、自分たち物語をつくる立場にまわれると考えた。その思想を受け継いだ碇ゲンドウは、自らの目的であるユイとの再会を目指してイマジナリーがいる裏宇宙を目指した。

たぶん赤木リツコもうすうすは気がついてる。だから世界が何でもありだ、ということを知っていて、不可能に近い作戦であっても結局はこなしてしまう。冬月先生に至っては、フィクション不可能なんかない!とばかりに、世界虚構であることを利用して好き放題の限りをつくしている。

そして裏宇宙はいったシンジも、また世界虚構だということを知るものとなった。最終章の彼は新劇場版世界を知っているだけではない。カヲルのように、全てのエヴァ世界を知っているし、もしかしたら現実庵野監督緒方恵美存在すら知っているかもしれない。もちろん世界アニメであることも知っている。

なので、それぞれの登場人物の願いを叶えたり、世界を作り替える選択をしたり、マリパートナー現実に近い世界を選んだりした彼の動機は、新劇場版の彼がたどった物語を見ただけでは理解できない。彼は何度も繰り返された物語主人公たちの総意として、決断を下している。エヴァンゲリオンという物語を終わらせることを。だからこその、あの台詞になる。

さようなら、全てのエヴァンゲリオン」

2021-08-26

シンエヴァの鈴原サクラCCさくら木之本桜ナディアのイコリーナ元ネタ

シンエヴァヒロインシンジ女房アスカ公認)の鈴原サクラについての考察です。

一応ネタバレあり。


名無しからナツミサクラ

シンジ、トウジ、ケンスケが知り合うきっかけとなったキーパーソンでありながら、TV版では名前ビジュアルも設定されていなかった「トウジの妹」

2002年ゲームエヴァンゲリオン2」では鈴原ナツミとして名前が設定されましたが、

2012年の「エヴァンゲリオンQ]では鈴原サクラとして登場。名前の変更が行われました。

サクラ」という名前に変更した意図考察します。

新幹線名前統一した説

委員長こと洞木ヒカリにはコダマ、ノゾミという名の姉妹存在します。

TV版では設定だけの存在でしたが、2018年シンカリオンでは洞木三姉妹として出演しました。

シンエヴァ誕生したヒカリの娘の名前ツバメであり、新幹線名前統一されています

トウジ妹もヒカリの義妹となるため、同じく新幹線名のサクラ改名したのかもしれません。

また、今後洞木ミズホ、もしくは鈴原ミズホが登場する可能性もあります

カードキャプターさくらが由来説

鈴原サクラ木之本桜には共通点が多くあります

・兄がCV関智一鈴原トウジ木之本桃矢

・兄の親友がCV緒方恵美碇シンジ月城雪兎

・親戚にCV岩男潤子がいる(委員長大道寺知世

トウジ妹も桜と同じく兄の親友好意を抱いており、オマージュとしてサクラと名付けたのかもしれません。

元ネタ通りだと、サクラの一番好きな人シンジではなく、シンジの一番好きな人がトウジになってしまうのが難点です。

ただ、知世ちゃん桃矢のカプは個人的にアリ)

・イコリーナエッチーノ

コリーナふしぎの海のナディアに登場する看護婦です。

エヴァにはナディアオマージュが盛り込まれていますが、

サクラとイコリーナ髪型帽子エプロンなどビジュアル共通点があり、キャラクターデザイン元ネタと考えられます

また、副艦長エレクトラも恩人で家族の仇に銃を向けるエピソードがあることから元ネタの1人と言えます

この2人ですが、ナディア最終回エピローグでイコリーナ結婚エレクトラは恩人で仇の子供を産んでいます

まり本編後のサクラもそういうことだと考えられます

私の記憶ではそう映ります

2021-07-30

某界隈、『緒方恵美って誰?』とか言ってるキッズだらけでクラクラした、、、

2021-06-01

anond:20210601025551

ネットで「家族を作ることこそが最も重要で他は些末なこと」と保守的な主張を繰り返している人達って生まれ育ちが良い場合が非常に多いと感じる。

そういう感性ってなかなか想像できなかったんだけど、シンジ君役の緒方恵美緒方洪庵末裔だという話題を見たらちょっと想像できるようになった。

そりゃ遠い祖先緒方洪庵がいますなんて言われた日には、祖先の為してきたことを未来に繋げなければ!という気持ちにもなるよな。

そんな家に生まれてみたかった。

2021-03-17

『シン・エヴァ感想なぐり書き【ネタバレ

遅ればせながら『シン・エヴァ』観ました。個人的感想メモネタバレあり)。ちなみにTVから観ている39歳男です。

アスカの救済

・旧劇場版シンジアスカがお互い傷つけあったのは「二人は他者から、触れ合えば傷つくのは必然なんだ」と受け止めてた。それに対する『シン・エヴァ』の回答は「あれは二人の相性が悪かったせい。それぞれ別の人とくっつけば幸せになれるよ」ってことだと理解した。マジか、と思いましたね。あまりに身も蓋もなさすぎて。しかし言われてみれば確かにそう。こうなってみると、もうこの終わり方しか考えられない。

・旧劇場版アスカって、エヴァの全編を通してみてもトップクラスに酷い目にあってたと思う。肉体的にも精神的にも。見ていて居たたまれなかった。なので、浜辺のシーンで惣流のほうのアスカも救済してくれて嬉しかった。

カヲル君の正体

・それにしても、まさか渚カヲルゲンドウの分身(別人格)だとは思ってもみなかった。これが一番衝撃的だったかも。

・でもよく考えると、TV版の時点でカヲルレイに「君は僕と同じだね」って言ってるんだよね。レイユイクローンだとして、じゃあカヲルは誰の分身なのかと考えれば、論理的にはゲンドウしかありえない。なんで俺は25年間その可能性に気づかなかったのか、ということのほうが今となっては不思議

カヲル君の「歌はいいねえ」という台詞シンジ君のウォークマンが、25年の時を経てゲンドウというキーワードひとつに結びつけられる展開は震えた。

第3村

庵野さんの鉄道に対する愛情が全開で、鉄オタの俺、歓喜

・あそこに置かれていた鉄道車両は、庵野さんの故郷山口あたりで昭和時代に走っていたやつが多かったと思う(あとは天竜浜名湖鉄道?)。あの村が箱根そば2029年ごろに存在しているとすると、明らかに時空が歪んでいる。この時点ですでに庵野さんの心象風景に片足を突っ込んでいると理解した。あの村全てが仮想空間とも受け取れる。

作画もあの村の場面の一部だけ、なんか質感が違いましたよね?

TVから存在していた夕闇の電車の中での自分との対話シーン。あれはあの旧型国電の中でやってたのか。あの車両庵野さんの地元宇部線で長く走ってた形式。なので単に懐古趣味で旧い電車を出してたのではなく、自分故郷の、おそらく青春時代によく乗っていた電車の中でずっと自問自答していたわけね。なんというか、本当にエヴァって私小説だ。

・村の人がレイを「そっくりさん」と呼び続けるの、普通に気持ち悪いよ! 初日だけならともかく、その後もずっと。同僚に対してその扱いは酷くないかレイ視点から悪意がないように受け取れるけど、実際にはあれは村社会新人イビリなんじゃないの。エヴァは「誰が誰をどういう名前で呼ぶか」について極めて意識的作品なので、こういう「気持ち悪さ」も織り込み済みでやってそう。

レイはやっぱり個体によってかなり人格が違う。にしてもTV版の「ばーさんは用済み」のあの子だけは極端に性格悪かったな。あれは何だったのか。

シンジ君が嗚咽するシーンは緒方恵美さんの一世一代の名演。

ミサトさんとか

ミサトさんは「自分大人じゃないけど、それでも大人の役をきちんと果たすんだ」と決めた人。TV版と旧劇場版ではそういうちゃんとした大人ミサトと加持ぐらいだったけど、新劇場版ではリツコとヴンダークルー達も付いてきてくれていて、そこが良かった。

・にしても生命種の種を満載した船で最終決戦に突っ込むのは、リスク管理としてやばすぎ。そいつらはどっか安全場所に厳重保管しておくべき。

ミサトさんが息子とずっと会わないと決めたこと。それってユイゲンドウと同じ過ちを繰り返してるんじゃないの、と思えて複雑だった。ユイも「自分選択を息子はわかってくれる」みたいなことを言って死んだけど、息子の側からしたら親に捨てられたと思っただろうし、その葛藤を描いてきたのがまさにエヴァという物語なので。これは「シンジ物語が終わっても全てが解決するわけじゃない。親子の葛藤は次の世代にも続いていく」というメッセージだと受け止めた。

新劇場版の全体を通して、リツコさんの物語はほぼカットされちゃった。新劇から見た人にとっては、あの人はミサトさんの有能な副官というだけの存在になるのかな。まあ尺もあるし仕方ないか

新劇場版での冬月が何をしたかったのか全然からない。旧劇場版まではユイとの再会だよね? 今回は違うの? あんた何なの?

ゲンドウとシンジの取っ組み合いのケンカは笑った。庵野さんって、映画の前半で綿密にリアリティーを積み上げておきながら後半で暴走するよね。『シン・ゴジラ』の無人在来線爆弾ときも思ったけど。

・「ユイ、お前はずっとシンジの中にいたのか」って、そんなの当っったり前だろうがー!! そんな凡庸結論に至るまでに人類を3回も滅亡の淵に追いやるんじゃねえよ。

エンディング

庵野さんはエンディング巨匠だと思っている。「全ての子供達に、おめでとう」と「気持ち悪い」。観た人の記憶に刻み込まれエンディングを2つも作ったのは神業

・そして今回のエンディングも後世に語り継がれる素晴らしい出来だと思った。俺は泣きました。

大人になったシンジ君、イケメンだなあ。声は神木君だしパートナーは素敵な人だし。この話って結局「ただしイケメンに限る」ってやつじゃねーの、という思いもよぎる。

チョーカー現実世界でもずっとつけてたのは、思春期呪縛はそれだけ強いものなんだという意味合いかな。それとも単にマリチョーカーを外す場面が撮りたかっただけ?

マリ鶴巻和哉の色が濃いっていう評を見たけど、確かにフリクリから飛び出てきたみたいなキャラ。『フリクリ』も大好きなので嬉しかった。鶴巻さんもありがとう

・でもこの結末って言ってみれば「夢オチ」だよね。それでも自分も含めて肯定的感想が多いってことは、要するにたいがいの人は登場人物人間関係に決着がつくことを何より重視していて、そこに整理がつけば夢オチでも構わないと思ってるってこと…?

・「One Last Kiss」最高。天才の曲。宇多田ヒカルエヴァ関連の仕事は全て文句のつけようがない。こんな荒唐無稽物語にかっちりハマりつつ、なおかつ宇多田ヒカルらしさを失わない曲をよくぞ3曲も作ったものだと思う。宇多田ヒカルさんもありがとう

・で、『Q』で出てきたトウジの制服は何だったの? とかそういうことを考えだすとキリがないので、もう考えない。

余談

劇場自分の前の席に高校生集団が座っていて、終わった後で「どうだった?」「わかんねー(笑)」と、まさに自分高校生で旧劇場版を観た時と同じような会話を繰り広げていた。そのことに何だか感動してしまった。

庵野さん、カラーの皆さん。世代を超えて人の心を動かす作品を作ってくれて、ありがとうございました。

2021-03-14

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇で描かれなかったこと、その感想

もちろんのようにネタバレを含むので、注意してほしい。

見終わった感想は、「本当に終わった」だった。

すごく丁寧に「伝える」ことに真摯に向き合っていると感じた。

それは描いていることだけではなく、描かれなかったことも含めて。

これまでのあらすじ

きちんと振り返り部分がある丁寧さが、この映画象徴しているといっても良い部分。

復習して来いよ、ではなく、劇場でこれまでを振り返る。その丁寧さが全編にわたってある。

忘れてならないのは、これは劇場4部作ではなくて、エヴァンゲリオンの最終作ということ。

から題名からして「シン・エヴァンゲリオン劇場版」であって「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」でないところで主張してる。

そして、「まごころを君に」「世界の中心で愛を叫んだけものときて、「未来からのホットライン」で落としているところに、本当に最後なんだな、という気概を感じる。

NOTでも(NOT)でもなく、今までの否定でも追認でも無い、終わりが来たんだなという予感は正しかった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版序破QはTVシリーズみたいなもんで、今回が劇場版」みたいな位置づけっぽくみえる。

Qの続き

パリでの、序の裏返った模倣

冬月副指令側はネルフパリ支部を守る陽電子砲側で、ヴィレ侵略する側。

派手なアクションシーンであるとともに、赤いヤツって戻せるんだアレというのをこれ以上ないほど明確に見せる場面。

第三の村

アスカケンスケと合流したのち。

直接の描写牧歌的なだけで、薄氷を踏むような生活というのが描かれずに表現されているように思う。

トウジは「医者の真似事」だし、ケンスケは「なんでも屋だが風車メンテはできない」。

まり、あの村にはまともな医者エンジニアも居ない。

食事配給制で、一軒家はトウジの医者という特権性に由来する特別扱いになっている。

綾波初期ロットはそのトウジの客人ではあるが、農作業にわりとしっかり従事させられている。

そしてそこにいるのは老婆が中心。

若い男女や男性は、綾波型の心の触れ合いのような農作業には出てこない。

銭湯図書館牧歌的ではあるが、つまり個別風呂嗜好品が持てない生活を、直接の描写なしに示唆している。

でも、並行複発酵である日本酒を飲める程度には豊かさがある。衣服も残ってる。(心の余裕はまず生活の余裕から

でも、味噌汁に口をつけないことで激昂する大人がいる程度には食料に余裕がない。

たぶん、ココを受け付けるかどうかはその人のエヴァンゲリオンへの思いによる気がする。

第四話の「雨、逃げ出した後」だよねココ。

ひどい経験をしたシンジ家出をして、ケンスケとキャンプする。

TV版では、その後無理やり連れて帰られるけど、ネルフから出ていこうとして、自分意志では電車に乗らなかったと言う流れ。

ケンスケの描き方はあの時からある意味で一貫している。自身の興味には忠実だが、相手の心情には過度に踏み込まず、黙って見守る。

「なんでみんな僕にやさしいんだよ」という嗚咽がほぼすべてだけれども、誰にも強制されることなく、しっかりと時間をかけてシンジだけで結論を出すのが良かった。

今までのシンジくんって、口ではみんな色々言うけど、それほぼ強制じゃんってのが多かった。

あなたが決めなさい、とか。それシンジくん考えられる状況か?その環境作るのが大人だろうっていう。

あの農作業をしていたのがシンジで、みんなの優しさに触れてこの村を守るために戦うんだ、だったらたぶん流石についていけなかったと思う。

で、今までのエヴァだったら絶対にあのアスカの「泣くだけ泣いてスッキリたか家出は終わりか」みたいなセリフ入れなかったと思うんだよね。

その後の、ケンスケとの見回りと治水管理で「基幹産業たる農作業免除されてる」とか「池が村の生命線」とか言わなかったような気がする。

村が赤く浸食されてない理由とか、ニアサーも悪いことばかりじゃなかったさみたいなのは、察しろよ、みたいな描写になってたんじゃないかな。

プラグスーツを着ていないと体を保てない綾波型が、その短い生の間に、様々な感情を駆け抜けていったのも象徴的だったように思う。

その一方で、加持さんの子供がしっかりと「世界をもとに戻す」実験従事しているというのも、良かった。

ミサトさんは、スイカの種を見るだけなんだよね。種をまいて育てるのじゃなくて、種を残す方。

あの村のシーンこそが、シン・エヴァンゲリオン劇場版の急所だと思う。

シンジ好意を持つように設計された綾波型が感情を受け入れるも、なお運命の通りになる。

シンジは誰からも放っておかれる状態で、本当に自分がかけたいだけの時間をかけて、やっと決断する。

最初こそアスカに無理やり食わされるけど、シンジくん自分レーション食ってんだよね。そして食うことに対して泣く。

自分で食い、自分で泣き、自分時間をかけて、最後無垢な問いかけに返す形で結論を出す。本当に良かったと心から思った。

アスカが途中で言ってたけど、そんなシンジくんみるの相当しんどいと思う。

で、そこは委員長の異様なほど優しい言葉綾波初期ロットとのやりとりでカバーされてる。

TVシリーズだったら赤木博士に「村での摩擦は死に直結するわ。学習性無力感一種ね」くらいは言わせたと思うんだよねマジで

落ち着いた後で、トウジと会話をしてお前は十分やったって言われたり、ケンスケからは親父とは話しとけよって言われたり、加持と出会ったり。

時間計ってないけど、かなり丁寧に時間をかけてあの一連のシーンが描かれてたと思うし、相当な比重じゃなかったのかなアレ。

でもなあ、序破ときて、Qでのカヲルくんとのやりとりって、アレまんま洗脳だろ。そらシンジくんでなくても壊れるよ。

親しい人と引き離して孤独にし、信頼を得てから既存価値観を壊し、そのショックが大きい間に新しい方向性を示す。

で、洗脳が解ける前に、信奉した教祖たるカヲルくんが自分のせいで目の前で死んだら、そら壊れるよ。

それをきちんと作品内で比重を置いて向き合って時間をおいてくれたの本当に良かった。

ヴィレヴンダー艦内

前後関係あいまい

アスカのDSSチョーカーみて吐くシーンは象徴的過ぎてインパクト強いけど、マリアスカも対爆隔離室内に自室があって爆薬増やされてるってことは、シンジくんと同じよね。

シトと一緒だからじゃなくて、エヴァに乗る適性がある人間に対しての強い警戒心。

あと、振り返って考えると「ワンコくんとの進捗どうだった」のあと、「年頃の男には興味ないか」みたいなことマリアスカに言ってなかった?

そういや、冷酷っぽくふるまってるアスカが、劇中ほぼ唯一恥じらってるのがケンスケにカメラ向けられたときなんだよな。

シンジくんって、ヴィレ判定で精神的に安定してるって言われてるから綾波初期ロットとの直接のお別れを経験後なわけで、親父すでに超えてるんだよな。

しかその前後で、冬月副指令が、「自分と同じ喪失経験させるのも息子のためか碇」とか言ってなかったかな。

あと、どのシーンでもマリって劇中で誰かと相対するときには、相手パーソナルスペース内に入ってんだよね。

破で、シンジくんの匂いを嗅ぐ、引きこもってるシェルター内のシンジくんを引きずり出す。

アスカには抱き着く、後ろに回って髪を切ってあげる。シンジくんの後ろから手を回してだ~れだっていかける。

古今東西書物を読み漁り、相手の懐に入り、どのタイミングでも余裕たっぷりなのはイメージとしては「魔女」だよな。

アスカ死に装束でしょと返したスーツを着た後、シンジにわざわざ会いに行ったのはどう考えても最後だと思ったからで、

そのタイミング再見って、もう一回会う気満々なのも強い。

新劇場版通してみて、マリだけ高次の存在に見えるんだよな。

ブンドド

わざとだよなあの艦隊戦とあの曲。

そういや、エヴァで誰を殺せば世界平和になるかって言ったら真っ先に冬月副指令だと思うんだよな。

Q以降、ほぼ単独組織的攻撃対応してるのとか、そもそも研究室の件と言い、このオッサン元凶だろう。

舞台を整えるの全部やり切ってるしな。

甲板上になぜかみんな集まる

セカンドの海の浄化サードの大地の浄化だったら、フォースって空の浄化じゃないんかい

あとゲンドウがきっちり葛城大佐赤木くんって呼んで反論しててちょっと面白かった。

ミサトさんに息子の話をするシンジくんは、はっきりあいつのこと好きだよって言ってるんだよね。

自分が人を評して、それを他人に伝えることに躊躇しない最初相手ミサトさんなのは結構グッと来た。

アレなニュアンスの旧劇ではなく明確に母親ポジションとして描かれているので安心した。

宇宙

ゴルゴダオブジェクトの上で、マイナス宇宙でヒトが認識できる形を記憶からLCLが作ってるんだっけか。

きっちり旧劇っぽく親子喧嘩メタっぽく描いてるのがエヴァだよねって感じで良かった。

よくよく考えると、わりと新劇場のゲンドウって、最初から甘いんだよな。

息子とは墓参りに行くわ、息子との食事会には行こうとするわ、わざわざ褒めるわ、本部壊すまで駄々こねた息子をギリギリまでやらせるとか。

聞けば答える、本当にコミュニケーションが苦手な親父として描かれている感が最初からあったけど、まあそうなるかなーという。

異様に手際の良い冬月先生と対抗するマリ

やるべきことを完全にやり切って、マリ必要ものも全部集めておいて、見届けずにL結解密度が高い中で無茶してLCLになる冬月先生

やっぱこの人が完全に元凶な感じがしてならない。

ただまあ、ユイさんってこうサークラじゃないけど、なんだろうこのワールドクラッシャーな感じ。

ゲンドウの話

ゲンドウが大人理解力表現力で、内面をきっちり吐露していくシーン。

ユイ出会い、楽しかった、ユイけが受け入れてくれた」みたいなところで、どの場面でもマリちょっかいかけてるのに一切触れられてなくて草生える

あの流れだけ見ると、昔ちょっと好きだったゲンドウくんの息子のシンジくんを迎えに行く女みたいになるんで、それはちょっとという気にもなる。

新しく作られたガイウスの槍のシーン、シュワッキマッセリーって流れてて、聖☆おにいさんを思い出しました。

ただ、ミサトさんの死と思いを受け取れるシンジくんはほんとにゲンドウじゃないけど、大人になったなって感じた。

最後に息子から歩み寄られて謝っておそらくは和解したゲンドウが、息子の中にユイを見出すの、

繰り返しになるけど、死を否定したり無かったことにするのではなくて、受け入れたうえで先に進もうとするメッセージ性を強く感じた。

渚カヲルの話

狂言回し、なんだろうな。ゲンドウが降りたらもう確かに誰もその位置に立てないしな。岸辺露伴ポジション

ここからは、シンジくんからの別れの挨拶なんだよね。

旧劇の場所アスカに思いを伝えるシーン、マリが出てくるのバグってるっぽいなー

カヲルくんと加持さんが出てくるシーン、ゲンドウとシンジとの両方の位置カヲルくんが居るんだよね。

シンジくんに依存しない世界でのカヲルくんの理想の世界は、加持さんと接してたところになるのかなー

加持さんは、ヒトの存続よりも種の多様性を残そうと尽力したって位置づけなんだろうな。神の使徒に愛される男。

時間世界も戻さずに、エヴァに乗らなくて良い世界に書き換える。

時間の巻き戻しではなく、違うパラレルワールドでも無くて、継続したまま治そうとする。

しかマリさんも迎えに来るからって綾波に伝えて別れを告げる。

てことは、アノ世界はなかったことにはならずに継続したまま、シンジくんにエヴァを消された世界に作り替えられるけれども、シンジくんは戻れないってことだよな、と思った記憶がある。

あれだけゲンドウがユイの胸で泣きたかったって言ってたのに、母さんを送りたかっただけなんだねって納得するのは、シンジくんの理解力大人で成長したなあと。

アニメーション世界

ヒトから高次の存在ってよく映画では描かれるけど、

それを、アニメーションセル画っていう低次(二次元)の存在に落としたうえで、マリに迎えに来てもらって元に戻すっていうのは、すごいな。

リアリティのある世界

マリに相変わらずいい匂いって言われたあと、相変わらず可愛いよっていうシンジに対して、

いっぱしの口を利くようになってといって、DSSチョーカーを外すのって、あれシンジの主時間時間経過してない表現だよな。たぶん。あれが入らないと、何年も経ってるように見えるし。

そのために甲板でDSSチョーカー嵌めたのかなあ、自ら進んで嵌めるって演出にも見えたんだけどヴィレ的には必然性ないよなアレ。

最後シンジから手を引いて階段を昇っていくのが、ああ、終わったんだなって。

というか、ぶっちゃけると、シンジくんが緒方恵美さんの声から声変わりしていた瞬間の衝撃が強すぎて、あとは流れるように見ていた。

ハッキリと明確に、彼が大人になったと感じた瞬間だった。

ああ、エヴァンゲリオンアニメーションとしての作品は終わったんだなと思った。

終わりに

一人一人に引導を渡していって、最後にあまり知らないが好意を持ってくれる女と手を繋いで階段を昇っていく。

この先どうなるかはわからないけれども、しっかりと大人になったシンジを見て、ああ、本当に良かったと思った。

鏡を見ろ現実に帰れみたいな突き放し方じゃない、同じ意味でも伝え方の違うアニメーションの力。

加持さんは裏で我儘を通し切ってた。ミサトさんは意地を押し通した。ペンペンはきっと殖えてる。

アスカは素直になれた。ゲンドウは折り合いを付けた。レイは居場所を見つけた。シンジ大人になった。

あり得たかもしれない世界の中ではなく、序破Qの世界継続した上でシンジ大人になったのが、本当に良かった。

2021-03-12

anond:20210312105214

そら庵野が作ったんだから庵野個人経験や心情は色濃く反映される

 

庵野とモヨコの話ししかなかったぞ

マジでキョロ充ってヤベェなって

 

たとえば村こんなんだったじゃん

世界自分のせいでめちゃくちゃになった、味方だったカヲルを目の前で喪った、

その鬱積と吹っ切れの表現は情感たっぷり緒方恵美がやってくれたからまぁ良いかみたい雰囲気になってるけど 

ストーリー上では何も起きちゃいないぞ

ポカ波が顔出しして『シンジくん好き』って言っただけ

そしてbotレベルのご都合NPCがそれに横槍入れなかっただけ

 

ついでにこの後シンジ覚醒した理由不明だし

シンジマリが何故エヴァに乗れるのかもぶん投げたままだぞ

庵野くんとモヨコの物語から言及不要で良いよねだっただけだぜ?

2021-03-10

anond:20210310184536 anond:20210310185744

諦観じゃなくてbotレベルのご都合NPCしか住民がいないじゃん

宗教団体の村だってあんなにお行儀よかないよ。個々の人間からいろんな方向を向いてる

宗教団体じゃない場合は尚更でイケハヤとその周辺だってそうでしょ

 

もちろん記号的にサラッと描いて良い場合もある。10分やそこらで流す場合な?

けど、村編何分やったよ?って話ですよ、ダラダラダラダラとナディアの島編かよ

しかも、シンジが立ち直る、この場を守ると決意する、重要きっかけなはずだろ?

まだ もののけ トレスのがマシだったんじゃ?

 

世界自分のせいでめちゃくちゃになった、味方だったカヲルを目の前で喪った、

その鬱積と吹っ切れの表現は情感たっぷり緒方恵美がやってくれたからまぁ良いかみたい雰囲気になってるけど 

ストーリー上では何も起きちゃいないぞ

ポカ波が顔出しして『シンジくん好き』って言っただけ

そしてbotレベルのご都合NPCがそれに横槍入れなかっただけ

anond:20210310183132

めっちゃ気持ち悪かったけどな

 

ジブリかぶれたのか絵的な実験がしたくて話自体はどうでも良かったのかは知らんけど

新興宗教団体コミューンを描いてもああはなるまいよって思った

絵以外の見どころはシンジ役の緒方恵美の演技だけだ

 

庵野監督は、『組織を信じてる』『他人に関心がない 』からああなっちゃうのだろうけど、

パヤオもののけ をそのままトレスさせてもらった方がまだマシだったんじゃないの?

あんフラット関係になる〜〜???ではあるが

そもそも庵野監督が書く組織は『艦長を銃で撃っても降格もお咎めも無しが基本スタイル』なんだし

今更だろ

[]2021年3月9日火曜日増田

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